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2012/02/03 (Fri.)

豊島区池袋の汁なし担々麺

「頭の中が完全に中国だ。あとはどの店にするか・・・広東、上海、北京、四川。俺の腹は・・・中国のどこに行きたいんだ?」

ということで、ドラマ『孤独のグルメ』を観てから俺の胃と頭の中が完全に行きたいと思っていた池袋の汁なし担々麺を食べに行ってきました。

中国家庭料理 楊 2 号店

中国家庭料理 楊

池袋西口、東京芸術劇場のすぐ近くの路地裏にある中華料理店。ドラマで取り上げられなければまず縁がなかったであろう、地味な店構えです。もっと言えば、私は普段ドラマなんて観ないので原作と出会い、しかもその直後にそれがドラマ化されるという連鎖がなければ来ることはなかっただろうと思います。でも、深夜に無駄に食欲を駆り立ててくれるこのドラマにあって、担々麺好きとしてはまずこの店には来ざるを得なかった。

中国家庭料理 楊

店内は全くドラマのとおり。まあ実際の店舗でロケをやってるから当然なんですが、内装や張り紙までほとんどいじらずに撮っているようなので、本当にそのままなのは逆に感激です。
メニューでもやっぱりオススメは汁なし担々麺。ここは、井之頭五郎と同じく汁なし担々麺と焼餃子を頼むしかないでしょう。さすがに拌三絲(バンサンスー)までは食べきれないし、担々麺と食感がかぶるので(笑)遠慮しておきました。

中国家庭料理 楊

「焼餃子は時間かかりますよ」と言われたので、それまでは青島ビールで一息。生もあるけどこういうところでは青島でしょう。

中国家庭料理 楊

ビールのつまみには搾菜、かと思えば、キャベツの千切りをピリ辛の油で漬け込んだようなものが出てきました。ほー、いいじゃないか。こういうのでいいんだよ、こういうので。

中国家庭料理 楊

ビールをちびちびと飲りつつ待つこと 10 分ほど。本命の汁なし担々麺が出てきました。今までに見たどんな担々麺にも似ていない風貌。本場では担々麺といえば汁なしを指すことは知っていましたが、こういうのは初めてです。
いかにも辛そうな真っ赤なラー油の上に乗っかった純白の麺。その上に青梗菜という、むしろイタリア料理さえ思わせる鮮やかなコントラスト(ぉ。左側には炒めた挽肉、右側にはカシューナッツがこれまたガッツリ奢られていて、担々麺好きとしてはたまりません。

「よく混ぜて食べてください」という中国人店員さんのアドバイスに従い、スプーンと割り箸で混ぜます。

中国家庭料理 楊

見栄えの美しさを崩してしまうのはもったいないと思いましたが、このとおり。なんだかこれから場末の喫茶店でナポリタンでも食べるのかという見た目になってしまいましたが(笑)、全ての味と薬味が渾然一体となったこの状態こそが、この汁なし担々麺の真の姿。

ちなみに初めての訪店なので、辛さは普通にしました。

中国家庭料理 楊

辛そうだけど、いただきます。まあ、死にはしないだろう。

・・・ん?美味いじゃないか。

辛さはそれほどでもない。私は辛いのが好きなので、むしろもっと辛めで頼めば良かったか、と思った次の瞬間、

口の中から温度に関する感覚が一気に失われていく感じとでも言ったらいいのか!俺はとんでもないものを頼んでしまったのか。

でもなぜか箸が全然止まらないぞ。山椒でハイになっているのか・・・?

という感じで(笑)、まさにドラマで松重豊が演じるゴローちゃんの表情をしている自分がいたと思います。

実際、今までも山椒がかなり効いた黒胡麻担々麺は食べたことがありますが、それの比にならないほどの山椒の効き具合。まるでフリスクをケース一個まるごと食べた直後のように口の中の感覚が麻痺して、水分の味が変わって感じる感覚、って分かるでしょうか。唐辛子とは全く種類の異なる感覚ですが、これが何故かクセになるという。
まあ、それでも唐辛子の辛さのほうはもっと強めでも良かったかと思います。

麺はボリュームのある太麺で、汁なし担々麺でこのタイプの麺は珍しいんじゃないでしょうか(本場ではどうか知りませんが・・・)。茹ですぎてぶよぶよにふやけてしまったスパゲティのような麺ですが、コシが死んでしまっているということもなく、かなり食べ応えがあります。

担々麺をいただいている間に、餃子が焼けてきました。

・・・丸い、まん丸だ。餃子が何個あるのか分からない。

中国家庭料理 楊

と言おうとしたら、見事に割れてるんですけど(´д`)。
まあ、これキレイに丸く焼いて出すのはかなり難しいですよね・・・。

中国家庭料理 楊

羽根を割って裏返すとこんな感じ。皮がちょっと厚めで小ぶりの餃子に、ぎゅっと凝縮された肉汁が隠されていてこれまた美味。羽根のほうもパリパリの食感と染み込んだ旨味が絶品で、これは完全にごはんが欲しくなります。

「何もつけずに食べてみてください」と言われたので何もつけずに食べたら、確かにしっかり味がついていて美味しかったです。ドラマでやっていた「黒酢とラー油」につけて食べる、というのをその瞬間に完全に忘れて、そのまま全部何もつけずに食べてしまったという(笑。

いやあ、美味しかった。惜しむらくは、担々麺も餃子もけっこうボリュームがあって、独りではお腹がいっぱいになりすぎるというところでしょうか。これでさらに拌三絲まで平らげてしまったゴローちゃんの胃袋に完敗です。
でも次回来るチャンスがあるなら、ぜひ複数人で来ていろんな料理をシェアしながら楽しみたいですね。麻婆豆腐なんかも美味しそうなので、機会を作りたいところ。

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投稿者 B : 01:13 | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (5) | トラックバック

2012/01/24 (Tue.)

玲玲の担々麺

先週の深夜ドラマ『孤独のグルメ』を観て以来、ずっと「俺の腹は中国の四川へ行きたい」状態が続いていまして(ぉ、ランチに担々麺を欲して品川の中華料理店へ。

中国料理 一味 玲玲

年末に初めて来て、餃子に感動したお店です。残念ながら四川料理ではなく大連系の中華料理ですが、品川駅港南口方面には「ここは」と言える中華料理店が他にありません。あるいは私が知らないだけなのか。

予定通り担々麺の定食をオーダー。

中国料理 一味 玲玲

出てきた担々麺を見て軽くびっくり。一般的な担々麺というより、白湯(パイタン)麺に挽肉とラー油をかけたような見た目で、担々麺といっても四川系でなければこんなものか・・・とがっかりしかかったところで、食べてみてまた驚きました。

ストレートの細麺ながら、見た目からは想像できないほどのコシがある麺で、それにラー油がしっかり絡んでなかなかの美味。挽肉も香ばしく炒めてあり、オーソドックスな担々麺とは方向性が違うながらも、これはこれでアリだと思わされます。
スープのベースが白湯系なので、激しい辛さも山椒や胡麻の風味もありませんが、見た目以上にしっかり味のついたスープが麺に合っています。ただ、かなり塩味の強いスープなので、途中でちょっと飽きてきてしまい、スープを飲み干したいとはさすがに思いませんでした。

担々麺は私の好みとはちょっと違いましたが、麺そのものが美味しいので他の麺類も試してみたいと思いましたね。むりやり四川っぽいものを求めるよりも、大連らしいもののほうが合っているのかもしれません。でも大連らしいってどんなのだろう・・・北京・広東・四川・上海の四大中国料理くらいしかイメージがありません(´д`)。

担々麺には定食ということで餃子もついてきました。

中国料理 一味 玲玲

しかもこの定食だと餃子は気前よく 5 個つきですよ!
うまく食べないと中のスープがテッポウウオの如く飛び出してきそうな絶品の餃子。肉の旨味が凝縮されたスープおよび具と、羽根多めにカラッと焼かれた皮のバランスが良いです。5 個でもまだ食べ足りないと感じるくらい美味しいので、一度この餃子だけ 15~20 個+白いごはんだけでランチ、とかしてみたいくらいです(笑。

ここの担々麺と餃子もこれはこれで美味しかったけど、やっぱりあの池袋の中華料理屋には一度行ってみたいなあ。でも池袋にはなかなか用事がない・・・。

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投稿者 B : 00:23 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2012/01/22 (Sun.)

天草大王と十割そばの店 秀 其ノ肆

2 ヶ月ぶりに新橋の「秀」に行ってきました。

天草大王と十割そばの店 秀 新橋店

天草大王と十割そばの店 秀

とりあえずビールから。蕎麦系のお店というと、ビールはヱビスと相場が決まっているものですが、ここのビールはエーデルピルス。ドイツ風のピルスナーで、通常の三倍のホップ(笑)を使用しているとのことで、香りが高くてとてもうまい。

天草大王と十割そばの店 秀

つまみは当然いぶりがっこのマスカルポーネ和えから。いぶりがっこだけだとけっこう途中で飽きちゃうものですが、マスカルポーネがうまい具合にマイルドにしてくれるので、案外これだけでビールが進んでしまうものです。これ発見した人は天才だと思う。

天草大王と十割そばの店 秀

こんにゃくピリカラもまたビールに最適。

天草大王と十割そばの店 秀

天草大王の筑前煮。うん、しみてるしみてる

という感じでちょい濃いめの肴でビールと会話が進んでいきます。

天草大王と十割そばの店 秀

ここでさらに出てきたのがこの「天草大王とトマトのちょっと煮込み」。このお店に似つかわしくない、イタリア風の煮込み料理が出てきました。天草大王をシンプルにトマトと煮込んだもので、パルメザンチーズがまぶしてあって、ちょっとしたラタトゥイユ風。誰ですか、ミルフィーユと言った人は(ぉ。
こういう味付けは私好みなんですが、私はこのあと、退店後にこう思うことになります。

最初のトマト煮込みも美味かったけど、この流れに必要だっただろうか。いや、これが新橋流なんだろう・・・

まあ、いぶりがっこマスカルとこの煮込みによく冷やした白ワイン、というセットならアリだな。むしろアルコールメニューにワインがないのが惜しいくらい。

天草大王と十割そばの店 秀

飲み物は焼酎に移行。鶏肉と同じ天草で作られた麦焼酎「立車屋(くるまや)」をロックでいただきます。

天草大王と十割そばの店 秀

料理は焼き物に進みます。これは天草大王の皮。普通、鶏皮というと脂っこいもので、それがいいという人も多いと思いますが、この天草大王は皮なのに脂っこさよりも歯ごたえが先に立つワイルドな食感が特徴。しっかりめの焼き加減もあって、今まで食べてきた鶏皮とはひと味もふた味も違います。

天草大王と十割そばの店 秀

ささみも同様。一般的にはささみはあっさりとした肉で、山葵なんかをつけていただくと良い感じのもの。半端な店でささみを頼むとパサパサしてあまり美味くないことも珍しくないですが、この天草大王のささみは言われなければささみと気づかないんじゃないかというくらいジューシーで肉感に溢れています。こんなささみは生まれて初めて食べました。

天草大王と十割そばの店 秀

そうこうしているうちに、メインの天草大王の水炊きができあがりました。

ここの水炊きは本当にうまい。ここまでダシがしっかり出た水炊きもなかなかないんじゃないでしょうか。ただ味付けは薄めなので、例によって岩塩でいただきます。

天草大王と十割そばの店 秀

焼酎は石川県の銘酒「菊姫」の蔵元が作っている米焼酎「加賀の露」にチェンジ。日本酒と同じく山田錦を使っているそうで、確かに菊姫に相通ずるキレのある辛口と、お米の香りの良さを感じます。最近、焼酎と言えば麦か芋を飲むことが多いので、菊姫の焼酎ってノーマークでしたが、これはなかなか気に入った。

天草大王と十割そばの店 秀

料理のほうもラストスパート。天草大王のレバーの煮込みが出てきます。レバーに加えてうずら卵、白ねぎ、あとサービスでハツ(心臓)まで入ってきました。うん、しみてるしm(ry

天草大王と十割そばの店 秀

定番の大手羽先の唐揚げ。今回はカットされた状態で提供されました。骨付きなので当然手で食べることになるわけですが、これを食べた後は決まって新しいおしぼりが欲しくなります(笑。

天草大王と十割そばの店 秀

そして今やすっかり私の大好物になってしまった天草大王のメンチカツ。この鶏肉とは思えない肉々しさは何なんですかね。肉自体に味があるので、ソースをつけなくても十分美味しいです。

天草大王と十割そばの店 秀

アルコールの〆はこの店の日本酒の鉄板、刈穂の原酒で。辛口で私の好みにぴったり合っています。六本木の久高あたりもそうですが、お酒のチョイスが自分の好みに近いお店は全体的に満足度が高いですよね。この刈穂(秋田)と、以前飲んだ車坂(和歌山)あたりは普段から飲みたいくらい気に入っているので、自分でお取り寄せして自宅で飲もうかと思っています。

天草大王と十割そばの店 秀

最後の〆は、いつもどおり水炊きの出汁で煮込んだ十割蕎麦。ここまで散々飲み食いして胃袋にはかなりキテるはずなのに、蕎麦だとスルスル入っていきます。とはいえ、これも帰り道で「ラストの一杯・・・あれが効いたな」と独りごちることになるわけですが(ぉ。

天草大王と十割そばの店 秀

今回もごちそうさまでした。

で・・・、この「秀」ですが、どうやらこの日をもっていったん閉店し、改装に入るとのことです。単なる改装ではなく、スタッフの入れ替えも含むそうで、改装後も同じ店名やコンセプトが引き継がれるかどうかも分からず、事実上の閉店に近い状態。以前の四谷精肉店のように、スタッフ入れ替えで味もお店の雰囲気もずいぶん変わっちゃった・・・ということも往々にしてあるので、過度の期待はしないでおきたいと思います。

それにしても、落ち着けそうないいお店を見つけても、昨今はお店もなかなか長続きできない状況なようで。不況の風当たりは、まず外食産業から直面するものなんですね・・・。

というわけで、このお店のマスター @ukishizumi はお仕事募集中です。日本酒を見る目は確かだと思います。ぜひよろしくお願いします。

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2012/01/07 (Sat.)

ぼてやん多奈加

この blog の読者層的にたぶんほとんど誰の参考にもならないだろうと自覚しつつ(笑)、気にせずに今日も地元ネタを続けます。

帰省中に、久々に行ったお好み焼き店。

ぼてやん多奈加

ぼてやん多奈加

富山駅前にある古いお好み焼き店です。高校時代によく通ったお店で、私のお好み焼きの原点はここと言っても過言ではないくらい、好きな店。でも帰省してもなかなかお好み焼きを食べようということにならないことが多く、今回も数年ぶり(7 年ぶりくらい)に時間を見つけて訪れることができました。

お好み焼きというと円形で、ソース地にマヨネーズの網がかかり、その上に鮮やかな青のりと紅生姜が・・・と相場が決まっているものですが、ここのお好み焼きはなぜか四角くて白いんです。その秘密というのが、

ぼてやん多奈加

この焼き方。コテで縁を折り込んで、「わざわざ四角くなるように」形を整えながら焼いています。お好み焼きのサイズは普通、大盛り、特盛りとありますが、どれもきれいな正方形または長方形。
ここのお好み焼きはとても厚みがあるんですが、生地が延びていきにくいこの焼き方のおかげで分厚いお好み焼きが焼けるようです。

ぼてやん多奈加

分厚いので中身はふわとろ。こんな食感のお好み焼きは本場大阪でもあまりないのではないでしょうか。ただ、分厚いぶん火を通すのに時間がかかるようで、いつも混んでいることもあり注文してから出てくるまでに当たり前のように 20~30 分かかります。なので事前に電話で注文してから焼き上がりに合わせて来店するのが賢いでしょう。ちなみに持ち帰りもできます。

お好み焼きの上にたっぷりとかけられているのはマヨネーズ。自家製らしく、他のどこでも食べたことのない味のマヨネーズで、とても甘口です。
お好み焼きのマヨネーズは市販のマヨネーズとプレーンヨーグルトを半々くらいで混ぜたものを使うことも多く、私も自宅でお好み焼きを焼くときは自作しているのですが、それとも違う味。真似してみたくてもどうやったら作れるのか分からない、不思議な味です。私は高校時代からここの味の秘密を知りたくて、味付けの手順を観察しているんですが、最初にケチャップ的なものを塗る→ソース(これもけっこう甘口)を塗る→最後に特製マヨネーズをたっぷり塗る、という三段重ねになっているというところまでしか解明できてません。結局ここに食べに来るしかないということか・・・。
とにかく、ここのお好み焼きは大阪のどろソース文化とは対極にある味で、関西の人からすると邪道と言われそうですが、お好み焼き好きなら一度食べてみて損はしないと思います。ちなみに私は初めて大阪で本場のお好み焼きを食べるまで、「本場のお好み焼きはこんな感じが主流」だと思い込んでいました(笑。

ここのお好み焼きは育ち盛りの男子には普通盛りでは物足りず、大盛り(普通盛り二玉分)だとちょっとつらいので、私の高校時代には友達と偶数名で行って「豚玉大+えびそば(or いかそば)大を半分ずつ」というのをよくやってました。ここの焼きそばも、食べ応えのある太麺で、甘めのソースでなかなか美味しいです。お好み焼きと半々にすると、味も単調にならずにちょうど良いんですよね。逆に今回は一人で「豚玉大」はがんばりすぎた(;´Д`)ヾ。

このお店、私の高校時代にはおやじさんとおかみさんの二人で切り盛りしていたのが、数年前に来たときには息子さん(たぶん)がメインで鉄板を担当するようになっていて、今回はその奥さんと思われる人まで厨房に立っていたという。そりゃ私が初めて来てからかれこれ 18 年ほど経っているわけですからね・・・。さらに、知らない間に上飯野のほうに支店までオープンしているようですし。

座ってから食べられるまで 30 分待ちだったり、店員さんがそれほど愛想の良いタイプでなかったり、好き嫌いははっきり分かれるお店だと思います。私の場合は思い出補正が入っているので評価が甘くなっているかもしれませんが、個人的にはときどきむしょうに来たくなる店。でも客足が途切れないのは、本当に美味しいことの裏付けではないでしょうか。

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投稿者 B : 01:23 | Gourmet | Junk Food | コメント (0) | トラックバック

2012/01/05 (Thu.)

ボンディ 洗足店 再訪

「おせちに飽きたらカレーもね」ってばっちゃが言ってた!

欧風カレー ボンディ

ボンディ 洗足店

というわけで、久々にボンディにカレーを食べに行ってきました。実は昨日も行ってみたらまだお正月休み中で今日出直してきたという(´д`)。でも「カレーを堪能したい」と思ったら、私は真っ先に思い浮かぶのがボンディ。ここのカレーは本当に美味しい。

今回はオーソドックスにビーフカレーの辛口大盛りにしました。ルウのみ大盛りにしようかと思ったけど、ここの辛口は(一口めの口当たりはマイルドだけど)後味がかなり辛いので、微妙にライスがおっつかない(汗。

ボンディ 洗足店

もちろんほくほくのじゃがいもがついてきます。そのまま食べて良し、じゃがバターにして良し、カレーと一緒に食べて良し。でもけっこう熱いので、辛口のカレーを食べた直後にじゃがいもを不用意に口に入れると死ねます(ぉ

ボンディ 洗足店

よく煮込まれた、スプーンだけでもほろほろと崩せそうなビーフ。やっぱりここのルウのしっかりしたコクとは、ポークよりもビーフのほうが相性が良いと思います。

寂れた喫茶店のような店舗ではありますが、カレーは美味しいし、ほんの少しのやりとりからでも店員さん(老夫婦二人だけでやっていると思われる)の人の良さみたいなものも伝わってくるし、カレーを食べにいっただけなのにここまで幸せな気持ちになれるお店も珍しいと思います。思わず、お会計が終わった後に「おいしかったです」と言ってしまったほど。神保町の本店よりも、ここのお店のほうが好きだなあ。
大盛りでお腹いっぱいのはずなのに、お店を出てちょっと歩いたところで「あと一口、二口食べたいかも」と思わせる後味も、ついここに足が向いてしまう秘密かもしれません。

ボンディといえば芝浦にも支店があるんですよね。駅からちょっと距離があるので、いつでも立ち寄るという感じではありませんが、今度会社帰りにでも行ってみようかな。

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投稿者 B : 23:14 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2012/01/03 (Tue.)

富山ブラックの源流・大喜 根塚店

久しぶりに富山でラーメンを食べました。

大喜 根塚店

大喜 根塚店

「富山ブラック」というとここ 2~3 年ですっかり全国区の知名度になってしまいましたが、私が富山に住んでいた時代にはそんな名前聞いたことさえありませんでした。でも、この「大喜」は知っていたので、ああこの濃い口醤油系ラーメンのことなんだろうな、というのは名前を聞いただけで分かりました。
富山ブラックはいわゆるご当地ラーメンと違って、県内のラーメン屋の主流がブラックラーメンというわけではなく、大喜をはじめとする数店がブラックラーメンを出していたのが、数年前に全国的に有名になってしまっただけなので、札幌の味噌ラーメンや博多のとんこつラーメンとは出自がちょっと違います。

私は富山でラーメンというともっとオーソドックスな「中華そば」系の老舗であるまるたかやのほうが好きなんですが、この大喜は昨年亡くなった祖父が好きで、高校時代(私の高校から祖父の家までけっこう近かった)に何度か祖父と行ったのを覚えています。

メニューはチャーシューメンの「大」と「小」、あとはビールなどの飲み物しかないというシンプルさ。最近のラーメン屋では餃子は当然として叉焼飯などのサイドメニューで儲けるところも少なくありませんが、その点では硬派です。
ラーメンは固めの太麺に刻んだチャーシュー、刻み長ネギが載っていて、スープは見ての通り濃い口醤油を大量に使った濃厚なもの。初めて食べたらかなり塩辛いと感じると思います。さらに黒胡椒も多めに振ってあるので、パンチがある味。もともとは肉体労働者に炭水化物と塩分を摂らせるための料理らしいので、肉体労働(大工兼農家)だった祖父が好んだのも頷けますが、店内を見回すとけっこう幅広い客層。確かに私もときどき妙に食べたくなる瞬間があります。

大喜 根塚店

ただ、この大喜 根塚店のチャーシューメンはブラックというよりも濃茶色といったほうが正確な感じで、全国区で「富山ブラック」と言われているのとはイメージが違います。でも Wikipedia で調べてみてその謎が解けました。

富山ブラック - Wikipedia

なるほど、元祖は同じ大喜でも西町に開店していたほうで、この根塚店はそののれん分け。でも西町大喜のほうは 10 年前に経営が変わって、昔の大喜とは全然違う店になり、それが今で言う富山ブラックの元祖になっていたのか・・・当時、私は富山に住んでいなかったので全然知りませんでした(というか西町と根塚が単純な支店関係でないことも知らなかった)。どおりで数年前に駅前の大喜(西町系)で食べたときに、まるで醤油をそのまま飲んでいるような、辛すぎてこれは食えたもんじゃないと思ったわけだ。
ということで、いわゆる「富山ブラック」は本当に塩辛くて個人的にはおいしいとは思えないんですが、この根塚大喜は塩辛い中にもちゃんとコクがあっておいしいと思います。「富山ブラック」と言うよりは「富山ブラウン」と言うべきかもしれませんが(ぉ)、ブラックラーメン初心者にはこっちのほうがとっつきやすいんじゃないでしょうか。個人的には、根塚大喜は富山ブラックとは別物の「根塚大喜」という独自ジャンルを確立していると思います。

Wikipedia によると、富山ブラックではごはんをおかずにラーメンを塩辛いラーメンやスープをおかずにごはんを食べることも一般的なようで。富山の食文化は関西圏ながら、今まではお好み焼+ライスのような炭水化物と炭水化物のコラボレーション文化はないと思っていましたが、こんなところにあったとは・・・。



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投稿者 B : 20:00 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2012/01/02 (Mon.)

焼肉よかろ 再訪

3 年ぶりに「よかろ」で焼肉を食べてきました。

焼肉よかろ

焼肉よかろ

田舎によくある「地元に昔からある焼肉屋さん」といった風情のお店ですが、ここが馬鹿にできないくらいにうまい。どうやら牛を一頭買いして捌いているから、質の良い新鮮な肉が食べられるそう。私の経験上、一頭買いしている店に外れなし、ということで、今回も堪能してきました。

焼肉よかろ

焼肉屋なのに、何故かいきなりおでんから。不思議に思うかもしれませんが、ここのおでんが本当にうまい。あっさりめの塩味で、肉が来るまでのつなぎにしてよし、濃厚な肉の後の箸休めにしてよし、ですが、ガチでこのおでんと日本酒だけでもいけそうなほど、よく味が浸みていておいしいです。

焼肉よかろ

こちらは今回初めて食べた牛すじ煮込み。これがまた、本来固いはずの牛すじがほろほろっと崩れてきそうなくらいによく煮込まれていて、かつネギと一味がぴりっと効いていて、ビールがどんどん進みます。

焼肉よかろ

とか言っている間にロース肉がやってきました。何故イカと一緒に?とか言わない。普通なら焼肉屋でイカなんて邪道中の邪道ですが、ここは港町のすぐ近く。ここではこれも正道の一つです。

焼肉よかろ

鉄板の上で焼ける音と匂いだけでも口の中に唾液が広がります。早くご飯こないかなあ、焼き肉といったら白い飯だろうが

写真の手前あたりで焼けているのは実はタンです。普通、そこいらの焼肉屋でタンを頼むともっと薄っぺらいやつが出てきますが、ここのは本場仙台に負けず劣らずの肉厚。塩にレモン汁でもいいですが、ここのつけだれがまたおいしいので、珍しくタレでいただきます。

焼肉よかろ

このカルビもまた絶品。赤身の隙間から脂がじゅわっととろけてきて、小ぶりながら先日のぱっぷ HOUSE の「三角」に負けていないと感じました(まあ、三角自体がカルビの一種のようだし)。今回は家族で行ったんですが、物心ついてから初めて焼肉屋に連れてきた長女(6 歳;食わず嫌い王)が初焼肉にもかかわらずぱくぱく食べていたのが印象的でした。やっぱり好き嫌いをなくすには美味しいものから食べさせるに限りますね。安いの食べなくなるけど(´д`)。

ここはいい肉を気取らずに食べられる本当にいいお店だと思います。帰省の際にはまた来たい。

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2011/12/29 (Thu.)

中国火鍋 小肥羊

ちょっと前になりますが、今年最後の忘年会で行ったお店。

【火鍋】中国火鍋専門店 | 小肥羊(しゃおふぇいやん)

中国火鍋 小肥羊

火鍋、って今までには牛角グループのしゃぶしゃぶ温野菜で何度か食べたことがある程度で、ラム肉を使った本格的なものは食べたことがありませんでした。が、私はジンギスカンとかラムのローストとか、羊肉好きなので、誘われて二つ返事で応じた次第。

写真の二色鍋のうち、片方はガラ系のスープでしたが、もう一方は見るからに辛そうな真っ赤なスープに、大量の唐辛子が浮いています。でも、激辛というよりは、最初の方は旨味が強くてピリ辛、後味にけっこうインパクトのある辛みがついてきて、煮詰まってくるに従って激辛になるという(笑。でも、私は辛いモノ大好きなので、全然 OK でした。というか気がついたらガラ系スープのほうを一口も食べていなかったという(ぉ

中国火鍋 小肥羊

こういう薄切り肉をしゃぶしゃぶしていただきます。

ラム肉は獣臭さがあるので、好き嫌いは分かれるかもしれません。ただ、途中で豚肉も頼んでみたところ、火鍋の味のインパクトに肉が完全に負けてしまっていたので、存在感のあるラム肉のほうが確実に合っていると思います。あまり火を通しすぎずに、かるくしゃぶしゃぶしたらすぐにいただくのがベター。

火鍋だけでなく、アラカルトで頼んだ中華前菜とか、ラム肉の串焼きとかもとても美味でした。思い出しただけでも口内に唾液が充満してくるくらいなので、また行きたい。

ごちそうさまでした。

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2011/12/22 (Thu.)

六本木 久高で忘年会

忘年会シーズンも佳境に入ってきましたが、今回は「久高で忘年会やりたい」というリクエストにお応えして六本木へ。

創作野菜料理 久高

久高

今までに行った 2 回はこぢんまりとカウンターでの飲みでしたが、今回は 6 人で初のテーブル席。しかも私がこのお店を知ったきっかけである某グルメ blog の Y 氏が同席ということで、着席してからは Y 氏とマスターに完全おまかせコース(^^;;
まずは「おいしいビール」(本当にメニューにこう書いてあります)で乾杯から。

久高

まずは前菜から。カウンターに大皿で並べられている各種の前菜を、今回は人数が多いので全種類ちょっとずつ。こういう、たくさんの種類を少しずつ食べられるのって幸せじゃないですか。大人数ならではの楽しみです。

久高

というわけで、さっそく日本酒に進みます。まずは寶劔の純米酒から。「超辛口」と書いてありますが、口当たりが良く飲みやすくて、日本酒の一杯目にはちょうどいい感じ。

久高

例によって日本酒にはチェイサーとして仕込み水のサービスがあります(無料)。この日の仕込み水は福井の白岳仙のもので、とても優しい味の軟水です。これのおかげで日本酒をたくさん飲んだにも関わらず、悪酔いも二日酔いもしませんでしたが、純粋にミネラルウォーターとしても美味しいと思う。

久高

寶劔に合わせるのは牛肉と根菜の煮物。これがまたよく煮しまっていて、根菜も牛肉も柔らかく、よく味が染みています。やはり寒い日は煮物と日本酒に限りますね。冷酒だけど(ぉ

久高

今回は食の四番バッターが 4 人という超重量打線(ぉ)での訪店だったので、マスターがびっくりするくらいたくさん料理をオーダーしました。なので全ては紹介しきれませんが(笑、その中でもインパクトが強かったのがこのコロッケ。
一見、ちょっと大ぶりのコロッケが 3 個並んでいるだけに見えますが、手前から順にじゃがいも、紫芋、里芋のコロッケ三連星。じゃがいも以外のコロッケってあまり食べる機会がないので、どれも美味しそうです。

久高

で、私が選んだのは紫芋のなにか(懐。紫好きとしてはやっぱりこれしかないでしょう。発色のいい紫芋の中に、密かに胡桃が仕込まれていて、コリッとした食感と優しい香りが広がって、えもわいれぬ気持ちになりました。

久高

そして、日本酒は鳳凰美田に進みます。こちらは力強い香りと味で、先ほどのお酒から繋いでくるのにはちょうどいい感じ。しっかりした味付けの料理にも負けていません。

久高

このやたらうまそうな鶏の唐揚げ。これもまたうまくて日本酒からビールに一度戻りたくなります(笑。唐揚げなのに油がしつこくなくてパクパク食べられてしまうのがポイント。「和風創作野菜料理」というお店のコンセプトからしてそうですが、ここの料理は全体的に油少なめで食べやすく調理されていて、身体に良さそうです。まあこれだけ大量に食べていたら元も子もないかもしれませんが(笑。

久高

蕪のベーコン巻き。火が通って柔らかくなった蕪に、ベーコンの旨味を含む脂分がしみこんでこれまたウマイ。美味しい蕪って甘いんですよね。

久高

日本酒は奈良萬のおりがらみへ。澱(おり)を取り除かずに瓶詰めされた濁り酒のようなお酒(だけど濁り酒よりはさらっとしている)で、お酒に含まれる微炭酸の刺激が、いい感じにアルコールが回ってきた舌と喉に心地良いです。味も爽やかフルーティ系で、呑みが進んできたタイミングではいいリセット効果がありますね。

久高

料理は蕪が続きます(なんたって旬ですから)。この鳥肉と蕪の豆乳煮込みは、煮込みというよりはポタージュスープかクリームシチューのような趣で、これまたウマイ。私は豆乳煮込み系が好物なので、ど真ん中ストライクでした。逆に、蕪って普段はあまり進んで食べるようなものでもないので(嫌いなわけじゃないけど)、こんなに調理の幅があるのが新鮮な驚き。

ちなみにこの忘年会は基本的にガジェット好きなメンバーの集まりなので、

久高

こんなカメラとか、

久高

発売されたばかりのポータブルゲーム機や、日本未発売のスマートフォン(ソニエリの Xperia pro)なんかが普通に並んぶ、常人から見ると異様な光景だったかもしれません(笑。

久高

〆はうどんで。鶏肉入りのつゆでいただくわけですが、このうどんがまた中細麺でスルスルと喉を通っていき、前代未聞の〆のうどんの替え玉という暴挙に出る結果となりました(ぉ

久高

ということで、美味しい日本酒と料理をいただき、帰る頃にはみんな上喜元だったというわけです(笑。これだけ食べたにも関わらず全く胃がもたれた感じもしなかったのは、やはり全般的に上品に調理されているからじゃないでしょうか。今年春に初めて訪れてからもう 3 回目の来店になりましたが、来年もまたちょくちょく通うことになる予感。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:30 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2011/12/19 (Mon.)

稀少部位焼肉 ぱっぷ HOUSE

忘年会シーズンなのでここのところ飲み会が続いていますが、先日は渋谷で焼肉を食べてきました。

本格炭火焼肉 ぱっぷ HOUSE 渋谷本店

稀少部位焼肉 ぱっぷ HOUSE

渋谷駅南口の東急セルリアンタワー近くにある焼肉店。私は初めて訪れたんですが、質の良い肉牛の、さらに稀少部位の焼肉を食べさせてくれるお店として有名だとか。

写真は「三角」と呼ばれる部位。初めて聞いた名前ですが、調べてみるとバラ肉の一種で、特上カルビとして扱われることが多い部位だそうです。ほとんど歯ごたえを感じないくらいに柔らかい肉の隙間から、霜降りの脂がじゅわっととろけてきてたまりません。思わず「焼き肉といったら白い飯だろうが」といって店員を呼びつけたくなりますが(ぉ)、私は基本的にビールがあるときは焼肉中にはごはん食べないので(^^;;

稀少部位焼肉 ぱっぷ HOUSE

レバ刺しもいただきます。臭みが少なくていかにも鮮度が高いレバー。私は生肉だとレバ刺しよりユッケのほうが好きだけど、ここのレバ刺しは美味しかった。

稀少部位焼肉 ぱっぷ HOUSE

焼肉をおいしくいただいているときに、いきなりテレビ局の取材が入ってきました。忘年会シーズンだからなあ・・・と思っていたら、どうやら牛レバーの内部に O-157 の存在が確認され、厚労省で生レバーの提供禁止が検討されるというニュースを受けての取材だった模様。お店に来るまでこのニュース自体を知らなかったんですが、なんというタイミング・・・。

ちなみに、ここでレバ刺しをいただいた翌日も私はぴんぴんしていましたのでご安心を(笑。

稀少部位焼肉 ぱっぷ HOUSE

〆は石焼きビビンバ。あとテールスープもシェアしていただきました。

ずいぶん久々に焼肉屋に行った気がしますが(というか豚組と四谷精肉店に出会ってから、明らかに飲み会で豚肉比率が高まっている)、感動的に美味しいお店でした。ずいぶん流行っていて予約が取りにくいようですが、東急沿線にいくつか支店を出しているようなので、そっちでも良いかも。調べてみたら直営店とフランチャイズ店でけっこう評価が分かれるようですが・・・。

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投稿者 B : 00:35 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック