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2016/10/30 (Sun.)

宮城県仙台市の牛たん定食

「いい仕事をするためにも、牛のパワーを注入しておきたい」

仙台

一年半ぶりにやって来ました仙台。ええ、もちろん来訪の目的は 8 月に放送されたドラマ『孤独のグルメ 真夏の東北・宮城出張編』の聖地巡礼のため。
長く暑かった今年の夏もようやく過ぎ、仙台はそろそろ薄手のコートを羽織りたくなる気候ですが、うまいもの食って熱くなるには、むしろそれくらいがちょうど良い。

さあ、仙台に来たからには、牛たんに挨拶しとかなきゃな。

牛たん萃萃(すいすい)

萃萃

この回で最初にゴローちゃんが訪れたのが、牛たんの名店「萃萃」。仙台には牛たんの有名店が数多く、複数店展開しているお店も少なくありませんが、この店は仙台の中心部からもちょっと遠く、老夫婦が二人で営んでいる、本当に知る人ぞ知る存在だったようです。

放送から少し時間が経ったこともあり、今回は予約を取っていなかったのですが、念のため当日に「今日の七時半頃行きたいんですけど、席の予約ってできますか?」と電話をかけてみたところ、女将さんから「分からないけど、たぶん七時くらいには終わっちゃうんじゃないかしらね」と言われ、五時半頃に慌ててタクシーに飛び乗りました(;´Д`)。

萃萃

着いてみると、店先にはホワイトボードに「本日 17:30~19:00」の文字が。食べログには「11:30~21:30」とランチから通しで営業しているように書かれていましたが、実際は材料が切れたら閉店してしまうようで、多くの場合 19:30 くらいには営業終了しているようです。この日も、常連さんを中心に予約のお客さんの分でほぼ材料が終わってしまい、我々が実質的に最後の客だったもよう。念のため電話してみて本当に良かった(汗

ちなみに、ランチは常に行列、土曜日のランチになると朝から並んでいるお客さんもいるようで、むしろ夕方早めの時間に予約を入れるほうが確実とのこと。

萃萃

店内には「しばらくの間牛たんセットのみの提供となります」との貼り紙が。劇中では「牛たんハンバーグは作るの面倒だから今やってない」という描写がありましたが、面倒云々以前に今はドラマの影響で客足が途絶えず、それ以外に手をかけている余裕がないそうです。
そして、

萃萃

無情にも「テール焼スペシャル 完売」の文字が...。牛たんよりもむしろテール焼のほうを楽しみにしていたのに(泣

女将さんによると、テール焼用のテール肉はスープに入れるものよりも全然大きいため、週に 30~50 程度しか用意できないとのこと。しかも、大半が常連さんの予約等で埋まってしまうため、現在ではほぼ幻のメニューになっているそうです。これは何週間か前から予約しておかないとありつけそうにないなあ。本当に残念だけど、今回は諦めるしかない。

がーんだな...出鼻をくじかれた。

萃萃

気を取り直して、生ビールとキムチで牛たんの焼き上がりを待ちます。
牛たんは一人前ずつ焼いているようで、複数人で行くと順番に出てきます。ちょっと待つけど、焼きたてを食べるのが一番うまいから、ここはガマン。

萃萃

来ましたよ、牛たんセット 1.5 人前。テール焼がないから牛たん多めで。

冷奴にとろろ、テールスープというオーソドックスな布陣。
牛たんといえば麦飯だが、この店はライスなんだ。

萃萃

牛たん焼、ごぶさたしてます。
お店によって牛たんも分厚いのから薄いのまでいろいろあるけど、ここのは薄すぎず厚すぎず、ちょうどいい厚さだ。

萃萃

おぉ~、これはいいタンだ。柔らかみが違う。
柔らかさとタンらしい弾力の絶妙なさじ加減。

そして、塩が効いてる。麦飯でなく白米なのが納得の味だ。
俺の中に、新しいタンのうまさが開発されていく。

萃萃

ここでテールスープだ。

テールのうまみがじっくり出た、胃の腑にしみる優しい味、だけど胡椒が後味を引き締めている。
胡椒が調味料というのでなく、味の一端をしっかり担っている。

ばかに存在感があるテール肉は、噛んだ瞬間にほぐれる柔らかさ。
これ、うまい。普通はおまけみたいな感じで入っているもんだが、こいつは肉としてしっかりうまいレベルだ。

テールスープの肉でこれだけうまいんだから、テール焼はさぞかしうまいに違いない(未練

萃萃

店内には、松重さんのほかに大将役のでんでんさん、女将約の松本海希さんのサインが貼られているだけでなく、宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンが他の芸人さんを連れて来たときのサインや写真が数多く飾られていて、ドラマに出る前から多くの人に愛されてきたお店であることがよく分かります。
そりゃあこれだけおいしいんだもの、一度食べたら誰だって好きになるに違いない。

あったかい白飯に、塩味牛たん、とろろ。
仙台牛たんには戦国時代を生き抜いて磨き上げられた、本物の強さがある。

予想を遙かに超えたものにありつけた。
仙台、ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

B017D5ESCK
※Blu-ray BOX には「真夏の東北・宮城出張編」は収録されていません

関連ランキング:牛タン | 卸町駅薬師堂駅宮城野原駅

投稿者 B : 21:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/10/29 (Sat.)

炭火焼肉 本牧亭 その 4

最近私の中で最もお気に入りの焼肉店「本牧亭」に、また行ってきました。

本牧亭

本牧亭

日によって出てくる牛の銘柄が変わるのがこの店。でも全て和牛で全ておいしいからハズレはありません。
この日は岩手県の奥州牛 A5 ランク。これまた期待ができそうです。

本牧亭

まっさらなアミと暖まり始めた炭火を愛でながら、

本牧亭

まずは瓶ビールで乾杯。ヱビス生もいいけど、たまには瓶ビールも乙なモノです。

本牧亭

肉はいつものごとく「ファミリー盛り」から(写真は二人前)。カルビ、ロース、ハラミ、赤身うす切りのセットで、基本的な焼肉としてはこれだけでも十分堪能できます。

本牧亭

野菜と一緒に焼いていくわけです。
野菜焼は、その時季の旬のものが出てきます。まだまだ暑い日も多いけどギンナンが入るとすっかり秋、という感覚になりますね。

本牧亭

赤身うす切りには、別売オプションの卵黄がよく合います。タレをつけてから卵黄につけて食べると、焼肉なのに不思議とすき焼き感。んまーい。

本牧亭

肉のおいしさのあまりあっという間にビールがなくなってしまったので、すかさずハイボールに移るわけです。

本牧亭

網の中央特等席で暖まっていた栗ができあがりました。栗のバター焼き。
こ・れ・が・ま・た、濃い味の栗にバターの風味が染み込んで、濃厚なモンブランをいただいているような感覚に陥ります。まるで奥州和牛から主役を奪い取る勢いでうまい。

本牧亭

この店はホルモンもうまい。いつもはホルモン(小腸)だけ頼むところ、今回はホルモン盛り(ミノ、ハツ、ギアラ、ホルモン、マルチョウ、サンド)で頼んでみました。
するとこんなに丁寧に処理されたホルモンが出てきてちょっと感動。新橋や五反田のホルモン屋で出てくるやつ、もっと雑だからなあ(笑

本牧亭

もちろん「皮八割、脂二割」の法則に従って焼いていきます。
ここのホルモン、脂肪のジュワァ感だけに頼らず、ちゃんと肉自体に味が感じられてうまい。

本牧亭

そーなると焼酎。
芋焼酎「栗東」をロックでいただきます。

本牧亭

〆はいつもならクッパ系にいっているところ、今回は目先を変えて石焼きビビンバ(ハーフ)にしてみました。
米の一粒一粒にまでしっかり味が行き渡っていて、これもおいしい。クッパと甲乙つけがたし。


今宵も大満足でありました。
でも、後から写真を見ていると、またすぐに食べたくなっちゃうんだよなあ(笑。

きっとまた食べに行きます。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/10/22 (Sat.)

ROAST HORSE #2

8 月に初めて行った際に感動してしまい、そのまま次回予約まで取ってきたローストホースの予約日が来たので、満を持して伺ってきました。

ローストホース

ROAST HORSE

完全会員制で一般には店舗の場所や電話番号すら非公開というお店なので、会員でない私は自由に予約することすら叶いません。今回もお誘いいただいた某氏には、本当に感謝の言葉もありません。この店は本当に他の予定に優先してでも来る価値があると思います。

ROAST HORSE

乾杯はビールではなくスパークリングワインから。ラ・ジョイヨーザというイタリアのカヴァで、スッキリ辛口、これからの馬肉料理を前に喉を潤すのにちょうどいい。
飲み放題メニューにスパークリングワインも含まれているので、安心して飲んだくれられます(笑。

ROAST HORSE

一品目はなんと馬肉ではなく、しじみ汁。
いきなり渋いものを...と思いましたが、オーナーによると「馬肉は身体を冷やす食材なので、それを食べる前に身体を温めてもらうためにしじみ汁を選んだ」とのこと。じわっと深みのあるしじみ汁、胃に染み渡ります。

ROAST HORSE

馬肉料理は今回も、握りから。
この握り、肉に何度も包丁が入れられていて、筋っぽさが全くない。とても柔らかく、でも肉らしさが味わえる握りは、魚の握りとは全く違ううまさ。いきなり本命級のこの味が出てくるところに、この店の奥の深さを感じます。

ROAST HORSE

三品目にいきなりデザート...?と思わせるこれは、なんとカブの煮込み。繊維質を感じなくなるくらいに柔らかく煮込まれたカブにスプーンを入れていくと、

ROAST HORSE

中にはしっかり馬肉が隠されていました。
カブと馬肉の甘みに対して、煮汁の隠し味にカラシが使われていて、えもいわれぬ取り合わせ。こんな煮込み料理は初めて食べました。

ROAST HORSE

続いて馬刺しと昆布締め。
本当にここの馬刺しは今まで食べたどんな馬刺しよりもうまくて、この味を何と表現したらいいか分かりません。食べるごとに自分の語彙力が失われていく、そんな破壊力を持った料理が続きます。

ROAST HORSE

馬刺しもう一皿。目の前でどんどん脂が溶けていくオビとフタエゴは前回もいただきましたが、真ん中はなんと馬肉のたたきの上に秋刀魚の刺身を載っけた(!)カナッペ的なもの。生肉と生魚を一緒に食べるというのも衝撃的ですが、これがまた全く違和感がない。目から鱗、これはうまい!

ROAST HORSE

常識を覆す料理があまりにも続くため、合わせるお酒も何を選んだら良いか分からなくなってきます。もうここは店員さんのオススメに従うのが最良でしょう。
というオススメで出てきたのがこの「KINOENE APPLE」という千葉のお酒。日本酒でありながらリンゴ酸酵母を使って醸造したもので、ラベルに「らいすわいん」との記載もあるとおり、まるでワインのようなフルーティさをもつお酒。あああ、これはおいしいわ。そして和とも洋ともつかないこの店の料理によく合います。

ROAST HORSE

馬肉は赤身とカイノミの刺身へと続きます。
調理法もお酒も全てが「最高の馬肉を最高の状態でいただくため」に整えられたものであることが、料理の一皿、酒の一杯から伝わってきます。

ROAST HORSE

稀少中の稀少部位、馬のタン刺し。これもまたフォトジェニックな一皿。
今回集まったメンバーのほとんどがフルサイズカメラを持参していたせいか、オーナー自らが料理を運んでくるたびに「はい、新しい被写体ですよー」と言って出してくるから正直吹かざるを得ないw。

ROAST HORSE

日本酒のほうは、石川県は能登の「白菊」へと進みます。

ROAST HORSE

出た、馬肉のユッケ!
生卵のエスプーマ(泡立つまでかき混ぜたもの)に生の馬肉と梨の果肉を潜ませた、最高の一品。合わせる果物は旬によって変えるそうです。
これを食べるのは二回目だけど本当にうまい。生きていて良かった、とさえ思えます。

ROAST HORSE

馬ロースと千住ネギの南蛮漬け。
さっきのエスプーマユッケとは対照的に、味にパンチのある一品。まったりとした口の中をガツンと目覚めさせてくれるうまさ。

ROAST HORSE

そして寿司に戻って、コウネとトロたくの握り。
コウネのとろけるんだけど全くしつこさのない、潔い脂のうまみは本当に大好きです。

ROAST HORSE

からの、う巻き玉子。う巻きといっても鰻じゃなくて馬ですよ奥さん!(誰
ふわっと優しい玉子焼きの中から、うまみがギュッと凝縮された時雨煮っぽい馬肉の濃い味が出てきて、これもいい。

ROAST HORSE

お酒は「ゆきの美人 美郷錦」へ。
名前の通り、透明感のある上品な味わいが料理を引き立てます。

ROAST HORSE

この日の野菜焼きはカボチャとシメジ。
ってこんな立派なシメジ見たことないよ!シイタケかと思った(;´Д`)。

ROAST HORSE

ニラの何か(ぉ
ここまで来るともはや「その料理が何であるか」を気にする余裕はなく、「目の前の料理をいかに味わうか」しか頭にありません。

ROAST HORSE

そしてとどめのローストホース。前回の大トリで出てきたイチボ肉が、今回はトリ前で出てきました。
肉の内側から溢れてくる肉汁のうまみ。ここまで食べてきた馬刺しもユッケも最高だったけど、うまみの凝縮度合いで言えばやっぱりローストホースですね。店名に掲げるだけのことはある。

ROAST HORSE

付け合わせに、大根と蕪の漬け物。
サラッとした酸味が口の中をリセットして、これとローストホースだけを延々と食べていられそうな気がしてきます。

ROAST HORSE

大トリは「チョウチン」と呼ばれるバラの外側を使ったローストホース。見ての通り、サシの入り方がイチボとはまた違った感じで、とろける脂身と柔らかい赤身がうまい。

ROAST HORSE

ほんのり甘味を感じる生山葵との組み合わせは、まさに至福。
ここに来ると「牛や豚よりも馬って最高だな」と思えてきます。

ROAST HORSE

〆は炊き込みご飯と馬の時雨煮。赤だしを添えて出てきました。
最後にこんな隠し球を取ってあるとは。もう涙が出てきそうになります。

ROAST HORSE

箸休め的に芋けんぴ。既製品の芋けんぴしか食べたことがなかったので、お店で作ったホクホクの芋けんぴに目から鱗が落ちました。
こんなのまで美味しいなんてズルい。

ROAST HORSE

デザートは、チーズケーキのかき氷。
前回のガトーショコラのかき氷に負けず劣らず、ふわっふわなのに濃厚味のかき氷。
もはや馬肉レストランのデザートじゃなくてこれ単体でお店開けるレベルだろ、と思っていたら、実際にトレーラーを使った期間限定店「ICE BREAKER」としてこの夏に営業していたらしいですね。これは本当に、炎天下に行列してでも食べる価値があると思います。


いやはや、今回も最初から最後まで、一点の曇りもなくうまかった。自信のあるものだけを最高の状態で提供したい、というオーナーはじめスタッフの皆さんの気持ちが形になったような店だと思います。ここは次にまた来るチャンスがあれば必ず来たい。

horse won.
ごちそうさまでした。

投稿者 B : 23:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/10/12 (Wed.)

羽根付き餃子 蒲田 歓迎

先日行った你好が美味しかったので、これは蒲田の羽根つき餃子御三家をひととおり試すしかない!と思い、横浜方面に所用があった帰りに蒲田に寄り道して餃子を食べてきました。

歓迎 本店

蒲田 歓迎

你好の次は「歓迎(ホアンヨン)」です。なんだか好意的な名前のお店が続きますが(笑。
JR 蒲田駅から見ると大田区役所を過ぎて、駅前図書館・消費者生活センターと同じビルに入居しているというすごい店。しかし公営というわけではありません(ぉ

このお店も蒲田周辺に数軒支店を持っているようです。

蒲田 歓迎

餃子で有名とはいえ、お店自体はれっきとした中華料理店で、昔ながらのオーソドックスな中華の店構え。

この日は休日ということもあり、店内はすごい人。家族連れだろうとお一人様だろうと関係なく相席にさせられているアバウトさが中華料理屋っぽくていい(笑。
店内には、来店した芸能人の写真が所狭しと貼り出されています。

蒲田 歓迎

ランチタイムだったし、なんか麻婆豆腐が食べたい気分だったので、麻婆豆腐定食をいただいてみました。
この定食には餃子はついていませんが、ライスに野菜、ザーサイ、玉子スープまでついて 700 円ならコストパフォーマンスは上々。

蒲田 歓迎

麻婆豆腐は、すごい辛い!とか山椒の刺激が!とかいうタイプではなく、これまたオーソドックスなもの。
でも見た目通りの麻婆豆腐らしい味で、期待を裏切らない。粗挽き肉がたっぷり入っていて、けっこう食べ応えもあります。

蒲田 歓迎

そして餃子は単品でオーダーしてみました。
見た目からして、この照り!油をケチらずに使ったザ・中華餃子。

你好よりもパンチの効いた味で、極めつけは肉汁!ブワッなんてもんじゃなくて、ブシャーッと出てきます。肉汁じゃなくて別のものが添加されているんじゃないかと思うほど(笑
でもこれ美味しい。你好よりもこっちの餃子のほうが好きかも。

蒲田 歓迎

調子に乗って焼売まで頼んでしまいました。
これまた餃子と同様に肉汁たっぷり、食べ応えある焼売。美味しいけど、餃子のインパクトほどではないかな。

ちなみにここ、円卓が狭めな割にみんなけっこうたくさん頼むので、出てきた料理や空いた皿が円卓の回転部にどんどん載せられてしまい、相席だと餃子用の醤油や酢を取りたいのに円卓が回せないという事故が発生しがちです(汗。餃子はしっかり味がついていてそのままでも食べられますが、他のお客さんに声をかけてこの満載された円卓を回すのはちょっと勇気が要りますね(笑

ラーメンとか天津飯とか、他にもいろいろ食べてみたくなりました。
このへんでご飯を食べる機会はあまりないんだけど、チャンスがあれば大人数で円卓を囲んでみたいなあ。

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投稿者 B : 23:53 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/10/06 (Thu.)

五反田の隠れた名店「スワチカ」

ある日、五反田近辺の店でお昼ごはんを食べていたときのこと。
隣の席のサラリーマン三人組の会話が耳に入ってきました。

「メンチカツなら、俺イイ店知ってんだよ。カウンター席しかない古い店なんだけどさあ...」

メニューに迷ったときの井之頭五郎じゃないけど、こういう話にはつい反応してしまいます。有名店もいいけど、こうして付近で日々生活している人のクチコミにこそ名店あり。
私は「カウンターしかない古いメンチカツの店」でピーンと来ましたね。以前から店の前を何度も通りかかっているにもかかわらず、中の様子がよく見えなくて入ってみる勇気がなかなか出なかった店。こういう店は大当たりか大ハズレかどっちかだろうと思っていたけど、これは行ってみるしかない。

スワチカ

入口からして狭くて、店先にはメニューと値段が書かれた看板が出ているのみ。派手さが全くないので、ここが飲食店だと気づかずに通り過ぎる人も少なくないでしょう。看板がなければ古い床屋か何かだと勘違いしそうなくらいです。でも、この周辺でカウンターのみで揚げ物を出している古い店、といえばここしか思い当たらない。
今までこの敷居をまたぐ勇気が出せなかったけど、あのおじさんがあんなに熱心に語っていた店ならきっと美味いに違いない。入ってみようじゃないか。

スワチカ

スワチカ

自動ドアを開くと、本当にカウンターしかありません。しかもカウンターと壁の間も狭くて、人がすれ違うことすら難しいほど。満席の際にお客さんが入れ替わるときは、先客が出るのを待ってからか、後から入るお客さんがいったん店の奥まで行ってから先客が帰る、という客同士の連携プレーが求められます(笑
メニューは定食屋としての定番ものばかり。しょうが焼に 1,200 円というのは決して安くはありませんが、この界隈のランチの相場から言えば全般的にはまあ普通。

カウンターの中には、すごく細かく気を配ってくれるおばあさんと、やや寡黙な雰囲気のおじいさんの二人が働いています。この老夫婦が長年切り盛りしてきた店なんだなあ...と思っていたんですが、後で調べたらこのお二人は夫婦ではなく兄妹(あるいは姉弟)なんだとか!

スワチカ

ここで頼むのは、やっぱりあのおじさんのオススメ(といっても私に勧めてくれたわけじゃないけど)に従って、メンチかつ。
盛りのいいご飯に豚汁が付いてくるのが嬉しい。

スワチカ

どーんと大ぶりメンチかつ。てっきり小さめのメンチが二、三個載ってくるかと思っていたので、けっこうなインパクトがあります。
ちなみにメニューにあった「スワチカランチ」は、これよりも小ぶりのメンチ一つとライスがワンプレートに載ったリーズナブル版という感じ。

スワチカ

このメンチ、見た目以上に中身がやばい。粗挽き肉からブシャァァッ!と溢れ出る肉汁。衣の厚さや揚がり具合もちょうど良いし、これは本当にうまい。
この界隈のメンチカツだとあげ福もレベルが高かったですが、値段まで考えるとスワチカのほうが上かもしれません。

スワチカ

メンチかつにちょっと感動してしまったので、しばらく通ってみました(笑

揚げ物がうまい店なら期待せざるを得ない、アジフライ。
これも外はカラッ、中はフワッとしたアジフライのお手本のような仕上がり。私の中で歴代最上級である鳥越まめぞにはさすがに及ばないけど、日々食べるランチとしては十分すぎるレベルの高さ。

スワチカ

それから、けっこうな割合のお客さんが頼んでいるのがカレー。実は「スワチカ」という店名はインドのカレーパウダーの名前から取ったものだそうで、この店自体がもともとカレー専門店としてオープンした経緯をもつとのこと。どおりで聞き慣れない店名だと思いました(笑
そんな店ならカレーがうまくないはずがない。普通のカレーライスとかつカレーライス、メンチカレーライスのバリエーションがありますが、ここはカレーと同時にとんかつの様子もうかがいたいと思い、かつカレーライスをオーダー。

スワチカ

こういう店のカレーでは、カツカレーにするとルウ側には肉が入ってこないことも多いけど、ここのかつカレーはルウ側にも角切りポークをしっかり入れてくれるのが嬉しい。
ルウは「洋食屋のカレー」という感じの、辛味と酸味のバランスが良いやや上品めの味つけ。そうそうこういう味のカレーを期待していたんですよ私は。意外とカレーの激戦区でもある五反田だけど、この店は他の名店と渡り合えるレベルだと思います。さすがは元専門店だけある。

とんかつはサクッと軽めに上がっていてとても美味しいんですが、メンチのインパクトにはちょっと敵わない印象。ここはメンチカレーが正解じゃないでしょうか。

スワチカ

そしてポークソテー。分厚い豚の一枚肉をソテーした上に、トマト系のソースをフランベしてかけてくれる手間のかかった一品。
揚げ物系のメニューが多いけど、焼き物もいいじゃないですか。他のメニュー同様、いい豚肉を丁寧に扱っているのがよく伝わってきます。
ちなみにしょうが焼はこのポークソテーと同じ肉をソテー+ソースじゃなくてしょうが焼にしたもののようです。この肉を使っているなら、そりゃあしょうが焼にしては高いわけだわ。

この店は本当に気に入りました。外食しているというよりは、実家近くにある昔から顔なじみの店に食べに来たかのような落ち着き感。それでいて、手を抜かず丁寧に作られた料理。有名店で豪華ランチもいいけど、毎日食べたいのはこういう味なんですよ。
もしいつか『孤独のグルメ』に五反田が登場するとしたら、私は間違いなくこの店かグリルエフが選ばれるべきだと思う。古き良き五反田が味わえる、末永く続いてほしい名店です。

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投稿者 B : 23:00 | Curry | Gourmet | Lunch | コメント (3) | トラックバック

2016/10/02 (Sun.)

BAR THE GINTONICX #3

先日のフードメニュー拡充に続いて、今度はいよいよラム肉系メニューが復活したということで、改めて横浜へいそいそと。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX であります。

前回来たときに撮った写真を店舗のミニポスターとして使っていただきました。
誇らしいやら、照れくさいやら。(笑

BAR THE GINTONICX

カウンターに着席するなり、ビールじゃなくてジントニックから。

まずは旬のすだちジントニックをいただきます。
この店(正確には前身である「出張 the Gintonic in はる美」)で初めて実感したんですが、柑橘類とジントニックって不思議と合うんですよね。ジントニックの爽やかさが五割増しになって感じます。

BAR THE GINTONICX

つまみは当然クリームポt...の話はもういいかな(ぉ)、いぶりがっこマスカルポーネから始めます。
この日のがっこマスカル、いぶりがっこが細切りではなく櫛切り。でもこのいぶりがっこのカリコリした食感が主体となった感じも悪くない。

BAR THE GINTONICX

続いてディルジントニック。「ディル」とはよく魚料理に添えられてくるもしゃもしゃした感じのハーブで、これを漬け込んだジンでジントニックを作ると、先ほどのすだちとはまた違った爽やかな香りが鼻から抜けていきます。これは料理が欲しくなる。

BAR THE GINTONICX

さあ、では本格的にフードメニュー、いってみましょうか。
オープン当初は乾き物程度しかなくて「何もないのね。できるものを 14 人分ね」と言いたくなる感じだったことを考えると(ぉ)、本当に充実してきました。
とはいえ腕を振るうのはマスター一人。「メニューのここからここまで」なんていう無茶な頼み方はさすがにできません(笑

BAR THE GINTONICX

まずはマスターのこの日のイチ押し、ラム肩ロースハム。
厚切りのロースハムにしっかり目の味がついていて、これは箸が止まらない。ジントニックもスイスイ減っていくというものです。

BAR THE GINTONICX

それから羊肉串(ラムケバブ)。Left Bank 時代からの定番羊料理。
肉肉しさをストレートに味わえる串焼き、これこそラム料理の王道中の王道。こんな洒落たバーのカウンターでいただく料理じゃないような気もするけど(笑

BAR THE GINTONICX

飲み物は「わさびジントニック」へと進みます。
わさびを漬け込んだというから鼻にツンとくる感じを予想していたら、あんまり刺激はなくてわさびの爽やかな香りがほんのり立つジントニック。
これはラムの肉肉しさを中和するのにちょうど良い。

BAR THE GINTONICX

そーなるとラムネギクミン炒め。
ラム・ネギ・クミンと香りの強い食材の組み合わせで、味つけも濃いめになっているので、これまたお酒が進みます。

BAR THE GINTONICX

このお店のもう一つの顔、自家製ジンジャエールを使ったモスコミュール。
ここの濃い生姜の味を知ってしまうと、他の店でモスコミュールは頼めなくなります。

BAR THE GINTONICX

前回食べて気に入ったケイジャンチキンをまたいただきました。
表面のパリッと具合がおいしい。

BAR THE GINTONICX

ちなみにこの日は、横浜 DeNA ベイスターズの番長・三浦大輔投手の引退試合が横浜スタジアムで行われていました。
文字通り生粋のベイスターズファンでもあるマスターのこと、普段は BGV を流している店内のテレビもこの日ばかりは野球中継。
でもたまにはこんなバーも良いモノです(笑

私が中学生の頃に新人だった三浦投手がついに引退とは、時の流れを感じます。
本当に長い間お疲れさまでした。

BAR THE GINTONICX

うまい酒と肴とともに、ゆったりとした時間を過ごせる場所。
バーとしては基本的なことですが、だからこそ重要だし、自分に合った店を見つけるのは案外難しいことです。

この店に出合えて良かった。
また飲みに来ます。

関連ランキング:バー | 平沼橋駅横浜駅

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2016/09/29 (Thu.)

自由が丘 黒毛和牛ハンバーグ&ステーキ 腰塚

先日自由が丘方面に出かける用事があったので、こちらのお店でランチをいただいてきました。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

腰塚ハンバーグ&ステーキ

自由が丘にある、和牛専門の精肉&焼肉店として有名な「腰塚」が駅前ロータリーすぐのところにハンバーグとステーキのお店を出していたとは。焼肉店のほうはお値段的にちょっと敷居が高いですが、ハンバーグ&ステーキならば多少ハードルが下がります(笑。入口の看板からしておいしそうなオーラを醸し出していたので、吸い込まれるように入店。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

ハンバーグにするかステーキにするか迷った挙げ句、「迷ったら、両方」の法則発動で腰塚ステーキ&タルタルハンバーグのコンビネーションをオーダー。ランチにしてはちょっとお高いけど、自由が丘まで食べに来ることもあまりないので、ここはちょっと奮発。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

まずはステーキ。焼き加減はレアでお願いしてみました。
見るからにこれはいい肉。脂少なめの引き締まった赤身で、重くなくいくらでも食べられそう。ハンバーグがあるとはいえこのステーキも二倍くらいの量があっても全然食べられるんじゃないかと思います。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

続いてハンバーグ。表面だけカリッと焼かれているけど中はまだまだレアなのが、肉の谷間から見える赤さから伝わってきます。そしてナイフを入れなくても内側から溢れんばかりの肉汁感。これは見るからにうまそうだ。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

ソースはデミグラスと和風から選べます。ここは肉そのものの味を引き出してくれる和風で。
基本はおろし醤油だけど、そこにうずらの黄身だけ載ってくるというのが嬉しい。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

ハンバーグは肉の食感が味わえる粗挽き。肉自体にしっかりめの味つけがされていて、何もつけなくてもおいしくいただけます。おろし醤油をつけるとむしろさっぱりいただける感じ。
肉自体がいいところに食感も味つけもしっかりしていて、かなり「肉食ってる感」を味わえます。これはうまい。

ここのところ、さわやかインスパイア系のハンバーグにハマッていましたが、久しぶりにこういう王道ハンバーグもいいですね。自由が丘のお気に入り店リストに加えたいと思います。

関連ランキング:ステーキ | 自由が丘駅奥沢駅九品仏駅

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2016/09/20 (Tue.)

元祖羽根付き餃子 京急蒲田 你好

久しぶりに蒲田方面に行く用事があったので、以前から行きたいと思っていたお店でお昼ご飯をいただいてきました。

元祖羽根付き餃子 蒲田ニーハオ

ニーハオ

「餃子の街」と言えば宇都宮か、最近では浜松も有名になりましたが、東京で餃子といえば蒲田も激戦区として知られています。「羽根つき餃子」はこの蒲田ニーハオが発祥とも言われているほど。私は以前は蒲田が乗り換え駅だったにも関わらず、何故か今まで蒲田で餃子を食べる機会がありませんでした。でも今回はチャンスだと思い、ようやく訪店。

蒲田といってもほぼ京急蒲田駅前なので、JR からはちょっと距離があります。
羽根つき餃子発祥の店というからには年季の入った店構えを想像していましたが、行ってみるとなんか新しくてキレイな店舗で驚きました。どうやらこの春リニューアルしたばかりとのことです。

ニーハオ

お昼時だったのでランチメニューから担々麺セットを注文。
ほどなくして、想像したとおりの担々麺と餃子が出てきました。

ニーハオ

担々麺は、辛味の挽肉とチャーシュー、煮玉子、それに青梗菜ともやしで具だくさん。スープは濃厚ゴマ味。麺はまあ普通だけど、あまり辛すぎず全体的にはとても好きな味。会社の近くにあったら通っちゃう系の定番担々麺。

ニーハオ

そして元祖羽根つき餃子。こういう見た目の餃子も今や全国的に見られるようになったけど、その発祥の店に来たとなると、心して食べなくてはならない気がしてきます。
まあ羽根といっても餃子と一緒に小麦粉か片栗粉を水に溶いたものを焼き固めただけのものなんですが(笑)、このパリパリ感と餃子の皮のモチモチ感のコントラストを最初に見出した人は表彰モノだと思います。

ニーハオ

羽根のおかげで大きく見えているけど、餃子本体はむしろ小ぶり。でも中の具は白菜やネギの食感が良く、ジューシーな肉汁がギュッと閉じ込められていて、これはおいしい。もちろん羽根のパリと皮のモチのコンビネーションもいい。ついランチセットとは別に餃子だけ追加注文したくなるうまさ。

今まで、この店に長年足を運ばなかったのを後悔しました。
蒲田に他にも複数軒、それと大森や池上、目黒にも支店があるようだから、近くに行く機会があればそちらにも行ってみようかと。
あとこの蒲田には他にも羽根つき餃子の名店が数軒あるので、今度この辺に来るときには巡ってみようと思います。

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2016/09/12 (Mon.)

ひさびさの西麻布 豚組

久しぶりに、西麻布の豚組へとんかつを食べに行ってきました。

西麻布 豚組

西麻布 豚組

六本木ヒルズの地下に豚組食堂ができて以来、豚組のとんかつが食べたいと思っても駅近の利便性につられて豚組食堂にばかり行ってしまっていたので、西麻布の本店のほうに来たのは実に数年ぶり。ヒルズらしくオシャレでキレイな豚組食堂もいいですが、古民家を再利用したこの店舗のほうも落ち着けていいですね。

西麻布 豚組

この日の銘柄豚は、沖縄の琉香豚、岐阜のなっとく豚、長野の幻豚、黒毛奄美の島豚。しかしお店に行ったのがお昼少し遅めの時間帯だったので、銘柄豚はほとんどが売り切れ(;´Д`)。この店に来るお客さんはいい肉を食べにわざわざ来ている人ばかりとはいえ、高いものから順に売れていくというのもすごい話です...。

西麻布 豚組

しばらく来ていない間に、新メニューとして氷室熟成させた新名物「サブマリン」とリブロースを使った「デ・リュックス」というのが追加されていました。これらも無茶苦茶気になるんですが、ほとんどが売り切れ(;´Д`)。もっと早い時間に予約とれば良かった...。

西麻布 豚組

ともあれ、注文してとんかつが揚がってくるのを待ちます。
その間に前菜的に出されたのが、この茄子のおろし和え。9 月とはいえまだまだ暑いので、こういうさっぱりした一品は嬉しい。しかも茄子に味がよく染みていて、うまい。
とんかつが出てくるまでの間をつなぐどころか、あっという間に完食しました(ぉ

西麻布 豚組

とんかつの準備ができると、ご飯・赤だしに加えて山盛りのキャベツ(取り分け制)と、

西麻布 豚組

漬物が先に提供されます。いぶりがっこが入っているのがまた嬉しい。

西麻布 豚組

そして、とんかつ。
まずはフィレかつから。銘柄豚が売り切れだったのでレギュラー品だけど、顎に力を込めなくても噛み切れてしまう柔らかいフィレ、とてもおいしい。

西麻布 豚組

それからロースとんかつの 3cm 超厚切り。こちらもレギュラー品です。
久しぶりの超厚切りとんかつ、やっぱり見ているだけで幸せになれます。

西麻布 豚組

揚げるのに通常よりも時間を要するという、この超厚切り。薄めの衣が分厚い肉を引き立てています。
まずは塩で一切れ。その後にソースやカラシで味を変えて一切れ。ロースの割には油がしつこくないので、塩よりもソースのほうがうまみが引き出せる感じ。

西麻布 豚組

銘柄豚の中で「なっとく豚」ロースの通常の厚さのものだけまだ残っているということで、試してみました。
レギュラー豚のロースと比べると、肉自体の味の濃さや肉汁の出方が全然違う。レギュラー豚も十分おいしいと感じたけど、これを食べてしまうとレギュラーが物足りなく感じますね。
「なっとく豚」ってどのへんが納得なんだろう...?と思ったけど、本当に食べて納得(笑)。

西麻布 豚組

〆のデザートは黒蜜プリンとホットウーロン茶。
おいしかったとんかつランチをしみじみと振り返りつつ、満足のひととき。

ごちそうさまでした。
今度はサブマリンやデ・リュックスも食べてみたいなあ。

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投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/09/05 (Mon.)

五反田「路地裏」の激辛牛すじ煮込定食

五反田の東急池上線ガード下に、以前から気になっていた場所がありました。数年前にガード下が整備されて「桜小路」と呼ばれる飲み屋街になっていたんですが、そこが妙にうまそうなオーラを発していて。でもこの辺はもともと風俗店なんかもあったエリアで近寄りがたさを感じていたんですが、とりあえずランチならと思って(笑)意を決して行ってみました。

路地裏

足を踏み入れてみれば、そこはけっこう小ぎれいな空間に小さな居酒屋が乱立している、想像通りのマニアックエリアでした(笑。

この↑昼間っから赤提灯を煌々と輝かせている居酒屋は、その名も「路地裏」というお店。どうやら品川駅港南口のカオスエリアにその名の通り「路地裏」の本店があるようですが、近くは何度も通っているけど入ったことはなかったなあ。ここはその支店とのことです。

居酒屋 路地裏 五反田店

路地裏

ランチメニューはこんな感じ。正しい居酒屋の昼定食、という趣だけど、メニューのこのポップなフォントは一体(笑

カルビとかピビンパといった焼肉屋系のメニューが目立つので韓国系のお店なのかと思ったら、働いている店員さんは軒並み東南アジア方面っぽい顔立ち、という謎仕様(ぉ。
ま、そのへんは気にせず注文します。

路地裏

メニューの冒頭に書かれていた「激辛牛すじ煮込定食」にしてみました。
「来店初めてなら迷わずこれで!」と言われたら頼むしかないでしょう。

大盛り気味のご飯に味噌汁、メインの牛すじ煮込、サラダ、お新香といった組み合わせ。
安いにしてもちょっと量は少ないかなという気もするけど、まあこんなもんか。

路地裏

この真っ赤な牛すじ!見るからに辛そうです。

食べてみると、口に入れた瞬間は汁に溶け出した牛肉のうま味と脂の甘味を感じるけど、後から辛さが追いかけてきます。そして少し間を置いて全身からほとばしる汗。
うわあ、これは辛いわ。でもうまい。辛いのに箸が止まらなくなって、大盛り気味に感じた白飯があっという間に空いてしまいました。
辛い物好きを自認する私でもさすがに汁までは飲み干せなかったくらい辛い(というより自分自身の熱さに耐えられない)けど、中毒性のあるうまさ。すじ感はありつつとても柔らかい肉もまたいい。

出てきた瞬間は「これっぽっち?」と思ったけど、大盛りご飯のせいもあってお腹いっぱいになりました。
これだけ牛すじがうまければ、水曜限定の牛すじカレーも期待できそうだなあ。近くのホットスプーンは最近人気が出ちゃってお昼時は行列だし、カレーがおいしければこっちで牛すじカレーを食べるというのもアリかな。

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