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2016/03/05 (Sat.)

東中野 パオ・キャラヴァンサライ その 3

「食い進むうちに、口の中に辛さのマイレージがたまっていくようだ」

PAO | PAO Caravan Sarai |

パオ・キャラヴァンサライ

東中野のラムが食べたい、というリクエストをいただいたので、半年ぶりに『孤独のグルメ Season3』の東中野の聖地、パオ・キャラヴァンサライへいそいそと。

多くの聖地を巡ってきた私の経験上、『孤独のグルメ』の羊肉回にハズレなし。焼肉回に勝るとも劣らない当たり率と言えます。ここも、うまいラム肉を思う存分堪能できる名店で、集合日を決めてからずっと楽しみにしていました。

パオ・キャラヴァンサライ

いつものとおり、まずは琥珀ヱビスから。

ヱビスビールを置いている店は数あれど、琥珀ヱビスの店はそう多くない。この特別感が嬉しい。

パオ・キャラヴァンサライ

まずは前菜的に、パニールのアンチョビのせ。パニールって中東~南アジアでよく食べられるフレッシュチーズのことで、例えばインドでもほうれん草とチーズのカレー「サグパニール」としてメジャーだったりしますね。

フレッシュチーズとアンチョビという、私の好きなおつまみのマリアージュ。これ、おいしいです。

パオ・キャラヴァンサライ

フェタチーズとトマトの冷菜。アフガンというよりむしろイタリアン。でも、何故か添えられているパクチー君(ぉ

このヨーロッパとアジアが出会ったかのようなおつまみに、シルクロードが果たしてきた歴史的役割を感じるよ。

パオ・キャラヴァンサライ

さあ、エンジンもあったまったことだし、ここからは怒りのアフガン肉食祭りだ(何

毎回全種類頼む串焼き、まずはカバブから。野性を感じる羊肉、いつ食べてもうまい。野性的なのに、ぜんぜん臭くない。

パオ・キャラヴァンサライ

同じ羊肉なのにカバブとはまた違った味付けの、コフタ。
つくね的な串焼きで、噛むと中から肉汁が。これもまた、うまい。

パオ・キャラヴァンサライ

そして鶏串、ムルグ。
味の濃さ的にはムルグ→カバブ→コフタの順に食べるべきなんだろうけど、羊肉食べたさが勝ってしまって、いつも鶏が最後になるという(笑

パオ・キャラヴァンサライ

甘酒的な感覚でスルスル飲めてしまう、乳酒。優しい味で、穏やかな気持ちになれる。パワフルな肉料理の休憩地点としていい感じだ。

なんか自由だよなあ。店は、どこも独立国だ。
ここはこういう国なんだな。

パオ・キャラヴァンサライ

ラムロースのたたき。小口ねぎやたまねぎと一緒に、オリーブオイルにつけていただきます。
オリーブオイルの底に岩塩が溜まっているので、ちょっとつける感じよりはオリーブオイルに浸すように、岩塩までちゃんとつけると深みが増してうまい。

パオ・キャラヴァンサライ

「焼くのに時間がかかるけどよろしいですか」と聞かれていた、チャパーンカバブ(骨付き羊肉のカバブ)がようやく登場。

うっほ、このインパクト!さっきのカバブ群とはボリューム感が段違い。
穏やかな羊のイメージを覆す、この肉の力強さといったら。

弾力性のある肉から溢れてくる肉汁のうまみ、現代人であることを忘れてかぶりつかざるを得ない。
噛んで感じる、羊力。

パオ・キャラヴァンサライ

そうこうするうちにナンが焼き上がってきました。
インド方面とは全然違う、しっかりした固めのナン。油断すると火傷必至なアツアツが、肉と辛味で火照った食欲を加速させる。

パオ・キャラヴァンサライ

こちらも今回お初のピザ系、4 種のチーズのピザ。
ブルーチーズの独特の香りが、チーズ好きとしてはたまらない。
メニューを見たときには「アフガンなのにピザ?」と思ったけど、食べたらそんなことどうでもよくなりました。これおいしい。

パオ・キャラヴァンサライ

ここから、怒濤のカラヒィ祭りに突入します。

先鋒は野菜のカラヒィ。
トマトにカリフラワーやズッキーニ、ピーマンといった野菜たちを炒め蒸して、さらにパクチーを追加したもの。

これ、それぞれの野菜もおいしいんだけど、そこに溜まっている野菜のエキスがめちゃくちゃうまい。この汁だけでナン一枚くらいいけちゃいそうだ。

パオ・キャラヴァンサライ

ラムスペアリブのカラヒィ。さっきのチャパーンカバブ同様、骨付き肉をむしゃぶり喰う系のカラヒィ。

パオ・キャラヴァンサライ

からの、ナスと羊挽肉のカラヒィ。
串焼きのコフタもそうだけど、やっぱり羊は挽肉にするとキャラが立つ。個人的にはこのカラヒィが一番好き。

パオ・キャラヴァンサライ

ここでワインが飲みたくなったので、ルバイヤートの赤を。

アラブの詩を名に付けたワインだからてっきり中東のワインかと思ったけど、後で飾ってあったボトルを見たら山梨のワインなんですね。よく考えたらアフガニスタンは禁酒国だし、そりゃそうか(笑

パオ・キャラヴァンサライ

そしてピザ二枚目、トマトとパクチーのピザ。これがイタリアだったらバジルを使っているところを、パクチーですよ(笑

でも食べてみたらこれが侮れない。トマトとパクチー、確かにここまで食べてきた料理の多くもトマト&パクチーの組み合わせだし、これがまずいはずがない。この雰囲気、それに羊肉の味わいの中では、むしろバジルよりもパクチーのほうがトマトのベストパートナーだ、とさえ思えます。改めて、目から鱗が落ちました。

パオ・キャラヴァンサライ

そこから、いずれも生姜とシシトウがいい働きをしている羊のカラヒィと、

パオ・キャラヴァンサライ

鶏のカラヒィのコンボへ。

パオ・キャラヴァンサライ

さらにそこへ、シシトウとトマト、卵のカラヒィをかぶせていきます。

どのカラヒィもそれぞれ個性があって美味しい。でも、今日だけで一ヶ月分くらいのトマトを食べたような気がする(笑

パオ・キャラヴァンサライ

ナンもおかわりして、大量のカラヒィを片付けていきます。

何にでも、ナン。何枚でも、ナン。

パオ・キャラヴァンサライ

とどめのラグマン。アフガニスタン料理の本丸はこれ。
羊挽肉にトマト、小口ねぎ、シシトウ、パクチーという、今日の料理を総括するかのような混ぜ麺だ。

パオ・キャラヴァンサライ

デザート四種。左上から時計回りに、ムハレビ(トルコ風ライスプリン)、カスタードプリン、チャイのシャーベット、ココナッツアイス。それぞれ、どれも濃厚な味付けで、甘党でなくてもおいしいと感じられます。
しかも、これらのデザートをナンにつけて食べるとさらにおいしい(笑。デザートのためだけにナンをおかわりする価値あります。

いやあ、もう食えない。満足しました。
厨房は、放送後の混雑時並みに忙しかったに違いない。たくさん頼みすぎてすみませんでした(汗。

でもおいしかった。ここはまた、何度となく通いたいお店です。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season3 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/03/04 (Fri.)

横浜日ノ出町 第一亭 その 3

「野毛、恐るべし。横浜、深い」

第一亭

先週の CP+ の後に、またしても『孤独のグルメ Season3』第 2 話の聖地である、横浜日ノ出町の第一亭に行ってきました。横浜といえば行きつけにしていた BAR Left Bank がなくなってしまったので、二年ぶりにこちらに訪店。

しっかし、「豚豚豚豚...」の縦読み看板もインパクトあったけど、この「足耳舌肉」の縦読みも、なかなかシュール(笑

第一亭

第一亭

店舗は放送当時から変わっていないけど、よく見たら暖簾と庇の上の看板がこぎれいになってる。しかも「ホルモン炒」「チート炒」って、絶対こどグル出演きっかけで明記しようと思ったでしょ(笑。

さすがにもう行列はできていないようですが、それでも常連のお客さんを中心に繁盛しているようです。

第一亭

パシフィコ横浜を一日中歩き回ったせいで、喉はカラカラ。まずは生ビールで潤すところから始めましょう。
疲れた全身に浸みわたる生ビール、うまい。

第一亭

料理の方は豚舌からスタート。
ネギで舌で味噌ダレ。この組み合わせも最強だ。

第一亭

続いて豚耳軟骨。プニプニの中のコリコリ、面白い食感。

第一亭

さらに豚頭肉。舌や耳とは違うしっかりした肉の味、これ好き。

それにしても豚トリプルは重ねすぎか...。いきなり頼みすぎたか?
しかも、どれもピリ辛味噌だれ。同じ味付けがダブってしまったけど、肉の味や食感が全然違うのが逆にハッキリ分かって、面白い。

第一亭

ではさらに豚を重ねていこう。

チート(豚胃)のしょうが炒め、この店の定番料理。
ほわほわの食感を引き締める生姜のアクセントがいい。これも好き。

第一亭

こちらはお初、水餃子。そういえばこの店で餃子って食べたことがなかった。

もちもちした餃子もいいけど、それ以上にスープがうまい。ニラともやしに、隠し味的なニンニクチップがきいてる。
中華のスープって、魔法みたいだよなあ。

第一亭

エビチリ。中華の定番料理も、この店にかかるとニンニクたっぷりに解釈されるらしい。
でも、この濃い味がプリプリのエビに絡んで、すごくおいしい。

第一亭

このエビチリからの、紹興酒へのリレー。
普段はあまり飲まないのに、この店の料理を食べていたら、どうしても飲みたくなるのが紹興酒。
調子に乗ってグイグイ行っちゃうぞ。

第一亭

チャーハン。何がどう、ってわけじゃないけど、正しい中華料理店のチャーハンという感じ。
気取ってないのに、よく見ると米粒のひとつひとつが金色に輝いている。

第一亭

肉スープ。どうよ、このストレートなネーミング(笑。
さっきの水餃子といい、この店の真髄はチートやパタンよりもむしろこういうスープ料理にあるんじゃないか、って思います。

第一亭

そして、私の大好きなホルモン炒め。

こどグルの影響ですっかりホルモン好きになってしまったけど、ここのホルモン炒めは他のどこのホルモンにも似ていない、独特の味。ピリ辛で深みがあって、うまいうまい。これのおかげで、紹興酒がまた仕切り直しでうまい。

第一亭

きましたよ、名物パタン。シンプルなニンニク焼きそば。
出てきた瞬間にはそれほどインパクトのあるニンニク臭は感じないけれど、麺の中に大量のニンニクが潜んでいる、侮れないやつ。

ニンニクってここまで入れると、辛い。
でもうまい。大丈夫、ニンニクうまい。ニンニクだけじゃなく、ごま油がうまみを引き出している。

第一亭

付属のスープでつけ麺風。
そうそう、やっぱりこの店のスープはうまい。ニンニクごま麺との相乗効果で、うまさの高みに上っていくかのようだ。

第一亭

そうこうするうちに、マスターと常連さんが座敷席でギターを担いで歌い始めました。
「ご容赦ください」って書いてあるけど、確かに来るたびに歌っているような(笑

いやあ、おいしかった。一口に「豚」って言っても、部位によっていろんな味わいがあるものだなあ。
そんな満腹のまったり感に、ちょっとレトロな歌声が心地良い。

第一亭

ごちそうさまでした。
って、パタンの持ち帰り!そういうのもあるのか。
確かに元々はまかない飯だったらしいし、材料さえあれば自宅でサッと作れそう。ただし、家中がニンニク臭くなるに違いない(笑

来年の CP+ 後も、またここに来よっかなあ。

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投稿者 B : 23:58 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/02/29 (Mon.)

MONSTER GRILL

ここしばらく五反田の肉の名店を開拓中ですが、今回は特にインパクトのある店を訪れてみました。

モンスターグリル

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いかにも五反田っぽい居酒屋やラーメン屋が軒を連ねる駅前通りから一本入ったところに、唐突に現れる強烈な店構え。そして「MONSTER GRILL」という店名。くせ者揃いの五反田でも、これほどインパクトのあるお店はそうそうないでしょう。たぶん偶然この店の前を通りかかっても怖じ気づいて入れないレベル(ぉ。しかしお昼時には行列ができる有名店のようです。

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この、壁に牛がめり込んでいる意味不明なオブジェ(笑。
五反田というよりは、原宿あたりにあったほうが違和感のない雰囲気ではあります。

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ランチメニューはこんな感じで、基本的にはステーキ。あとハンバーグとコンボ(ステーキ+ハンバーグ)もあるよ、という感じ。
この周辺のステーキ・ハンバーグ屋さんでは「A5 和牛」という単語が当たり前のように飛び出してきますが、ここにはそういうのはありません。アメリカンを少し間違えて翻訳してしまったようなお店の雰囲気に、自分も知らず知らずのうちに混乱させられてくるかのようです(ぉ

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メニューに出てくる肉やライスの量の表記は「オンス」。普段使わない単位なのでパッと想像がつきませんが、一覧がありました。だいたい 1oz≒30g 弱、と換算すればいいようです(正確には 1oz≒28.35g)。

で、何を何オンス食べるか、それが問題だ。でもせっかくここまで来たからには、中途半端な量では面白くない。

モンスターを、喰え。

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まずはランチセットのスープと、サイドメニューのサラダ。
肉だけじゃ健康に良くないと思ってサラダもつけてみました。サイズは「チビ」にしたところ、チビどころか普通のサラダ一人前なんだけど、これ「メガモンスター」だったらどれだけの量が来たんですかね(;´Д`)ヾ。
サラダは酸味のあるドレッシングがたっぷりかかっていて、大量の肉の合間の箸休めにもちょうど良さそう。

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で、どどん!と肉汁を飛び散らせながら出てきました。
やっぱりここはこの店の看板メニューをいただいとかんといかんでしょう、というわけで、「モンスターステーキ」の 16 オンス。
鉄板から沸き立っている熱量、ハンパない。

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この、鉄板を覆い尽くさんばかりの肉の大きさ。
そして、ほとばしる真っ赤な肉汁。
確かにこれは「モンスター」だ。

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食べてみると、赤身肉だけどそれほど筋張っておらず、柔らかい。
最近、脂っこい肉があまりたくさん食べられなくなってきた身としては、こういう赤身のステーキこそありがたい。

これだけ大量の「いかにも肉って肉」をもりもり食べる機会なんてそんなにないから、食べながらさらにテンションが上がっていくかのようだ。
今、まさに俺自身が「モンスター」になっている。うおォン!

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ふ~、満足した。
これで 24 時間は肉を食べなくてもいいや、というくらいの満腹感。
でも、それほどもたれた感じもない。

今度は奮発してリブロースとか、いっちゃおうかなあ。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/02/24 (Wed.)

IRON HORSE

ここのところ開拓しつつある肉食の聖地・五反田。今回はランチでこんな店に行ってみました。

アイアンホース (IRON HORSE)

アイアンホース

もうね、店名や店構えからして気になるじゃないですか。ミート矢澤や銭場精肉店からも近い立地に構えるあたり、自信があるに違いない。

お店の名前から完全に馬肉料理の店だと思ってましたが(笑、馬肉メインというわけではないようです。ディナーメニューには馬肉もあるようですが、店名の由来はハーレー乗りが自分の愛車のことを指して言う言葉とのことで、確かに店内にはアメリカンなものやバイクっぽいものがいろいろ置いてあります。

アイアンホース

ランチメニューはビーフシチューかデミグラスハンバーグ、またはおろしハンバーグの三種類のみ。
オーダーすると、まずはスープから出てきます。

濃いめの味付けのミネストローネ、染みわたる。

アイアンホース

メインディッシュが出てくる前に、サラダと炭水化物のプレートが登場(笑

普通のバゲットとチーズバゲット、それにライスというちょっと炭水化物偏重すぎやしないかというバランスですが、とりあえずチーズバゲットおいしいです(ぉ

アイアンホース

ほどなくしてメインが登場。ハンバーグは周囲の店でもいくらでも食べられるので、今回はビーフシチューにしてみました。
グツグツした状態で土鍋で出てきます。油断すると火傷しそうなアツアツだけど、これはおいしそうだ。

アイアンホース

この界隈では当たり前のように出てくる A5 和牛がゴロゴロ放り込まれたビーフシチューで、肉はほんとうにトロトロの柔らかさ。
シチューもよく煮込まれた、かなり凝縮された感じのうまさ。おおお、昼からこのビーフシチューは贅沢だなあ。

炭水化物、ちょっと多すぎるかと思ったけど、このビーフシチューの前では確かに瞬殺かも。バゲットで土鍋の底のシチューを拭うように食べるといろいろ捗ります(ぉ
でもこれは、炭水化物よりもむしろ赤ワインが欲しくなるなあ...。

アイアンホース

ハンバーグ過密地帯の西五反田にあって、ここはちょっと軸をずらした面白い店だと思います。
昼のビーフシチューもいいけど、この黒板に書かれている夜メニューもやたら気になるのが多いんだよなあ。
今度は夜、攻めてみるかな。

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投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/02/17 (Wed.)

埼玉県越谷市せんげん台のカキのムニエルとアメリカンソースのオムライス

「ほんとうにうまい...誰もいなかったら、泣くかも」

せんげん台

ドラマ『孤独のグルメ Season5』聖地巡礼もかなりあちこち回ってきましたが、今回の聖地は第 11 話・埼玉県越谷市せんげん台。劇中でゴローちゃんが「泣くかも」というレベルのモノローグを披露した回はこれまでにもほとんどなく、一体どんなものが味わえるのか、ずっと楽しみにしていました。

それにしてもせんげん台なんて初めて来ました。埼玉自体、普段来る用事がありませんからね...。それでも乗り継ぎが良ければ自宅から乗り換え 2 回、90 分強で到着できるというのは、意外な発見でした。

せんげん台

「温泉...?どこ、温泉?」となる、春日部の温泉街の看板(宣伝用)。そうと知らなければ、完全にここがスーパー銭湯か何かの入り口に見えます(笑。なぜこんなデザインの看板にしたんだろう...。

せんげん台

せんげん台の駅から目指す聖地までは徒歩で 5 分あまり。川沿いにはちょっと壮観なくらい、団地がズラリと並んでいます。都心からすごく遠いような気がしていたけど、確かに急行を使えば上野まで 40 分ほどで行けてしまうわけだし、東京の一台ベッドタウン的な位置づけなのかも。

せんげん台って、こういう街なんだ。

せんげん台

川に面した通りには、劇中でゴローちゃんが YOU 演じる怪しげなママが営んでいたカラオケスナック「テン」がありました。さすがに中には入らなかったけど、扉を開いたら YOU が出てきてもおかしくない感じ(笑

せんげん台

このカラオケスナックのはす向かいには、「腹が、減った」の通称「孤独カット」を撮影した橋が架かっています。
毎度毎度、あの印象的なカットを撮る場所の選定がうまいですよねえ。

で、ちょうどこの橋を中心に、カラオケスナックと点対称的な位置関係にあるのが、今回の聖地。

厨 Sawa

川沿い、角地の三階建ての店。確かにカラオケスナックと同じ特長(劇中ではこの特長を頼りに行ったら、仕事先と間違えてこの店を見つけた、というお話でした)。

うわ、放送から二ヶ月近く経っているのにすごい行列だ。そして、劇中と同じく自転車で来ているお客さんが多い(笑
でも、行列がなかったら素通りしそうな、大人しすぎる外観。

厨 Sawa

厨 Sawa

ここ、こどグルに登場するまでは、近所の団地の奥様たちのオアシスだったんだろうなあ。
団地の中のひっそりとした佇まいに、そんなことを感じました。

厨 Sawa

店先には、お客さんへの案内文の貼り紙が。
放送後、混みまくりで品切れて早く店じまいするような状況だったんだろうなあ。

現在は並べばなんとか入店できるようになっているようですが、放送直後は開店前に整理券を配るくらいの大盛況だったそうです。

厨 Sawa

そしてメニューはこちら。ドラマに登場したものを中心に、ある程度メニューを絞っての営業になっている模様。
「五郎さんメニュー」「久住さんメニュー」とあるのが微笑ましい。そして「ギネ酢(?)ビール」って(笑

って、よそ見してる場合じゃない。胃袋は火がついたように鳴いている。
店内に入ると、今回はドラマには写らなかった座敷席のほうに通されました。

厨 Sawa

で、まずは前菜的に、久住さんが食べていた「焼イモのブルーチーズ焼」から。

焼イモとブルーチーズ、って今まで食べたことのない組み合わせだけど、サツマイモの濃厚な甘みとブルーチーズの香りと塩気が合わさるとこんな感じになっちゃうのか!という新発見。
ああ、これは確かに酒のつまみになる味だ。予想を超えてイイ。

厨 Sawa

続いてブルスケッタ。
変に衒いのない王道ブルスケッタ、地に足についているうまさだ。

ニンニクが食欲を燃え上がらせ、トマトとパンがそれをなだめている。
これ以上ない前菜だ。

厨 Sawa

そしてカキのムニエル、来たか。

うわぁ~、この香り!
焦がしバターのソース、食べる前からやばすぎる。

厨 Sawa

カキなんて、シンプルにバター焼きにするだけでもうまいのに、焦がしバターを使うとこんなになっちゃうのか。
確かにこれは、唾液だけじゃなくて涙が溢れてきそうになるくらい、うまい。
これまでの聖地巡礼でも 1、2 を争う感動的なうまさ。

カキって、なんなんだろ。
海産物だの、食材なんて言葉、このカキには失礼だ。

厨 Sawa

焼イモブルーチーズ、ブルスケッタ、カキ、という魅惑料理の連打連打にあらがえず、昼から白ワインの暴挙に出てしまった。
いや、この店の料理にはワインこそ正義でしょう。それくらい、どれもワインに合いすぎる。

厨 Sawa

そしてカキの旨味が染み渡った焦がしバターソースに、バゲットを浸していただきます。

...これはもう、これだけをつまみに永遠にワインを飲んでいられそうだ。
食べる前から分かってたんだ。

厨 Sawa

さらに、これはどうだ!オイスターブルスケッタ。
ほうら、これはとんだ贅沢食いだ。

俺、2016 年で今が一番幸せ(ぉ

厨 Sawa

メインディッシュの前に、シンプルなグリーンサラダで軽く箸休めをして、

厨 Sawa

シチューからいただきます。
久住さんはカキのトマトシチューを食べていたけど、さっきのムニエルとカキがダブるので(あえてダブらせにいっても良かったんだけど)、鶏肉のトマトシチュー。

いったいどんな材料を使ったらこんな味が出せるのか分からない、とても手の込んだシチュー。でも、ちゃんとトマトの味がしっかり活きていて、すっごくうまい。
これ、好きです。幸せ。

厨 Sawa

トマトシチューからのメイン二連発は、本命・アメリカンソースのオムライス。
アメリカンソースの海に、いろんな魚介とオムライスが泳いでいる。

ではさっそく。

厨 Sawa

うわぁ...来た来た。まさに濃厚エビ味。
だがそんな言葉が全然おっつかないうまさ。

想像していたのよりも全然濃い、通常の三倍はありそうな濃厚なエビの味と香り。
これもまた、どうやって作ったんだろう?家では絶対に真似のできなさそうな味。

こんなうまいものを作ってくれて、ありがとうございます。

厨 Sawa

デザートタイムは、もちろん自家製ババロア。

ババロアに黒蜜きなこがかかって、ババロアというよりもまさにくず餅的なお味。
濃い味の洋食スペシャルランチの後こそ、こういう和を感じる甘味を味わって、埼玉に戻ってこれた。

厨 Sawa

カキ、エビ、イカ、ホタテ。
海のない埼玉で、よもやこんなにおいしいシーフードランチができるとは。

ちょっと遠いけれど、ここはリピートしたいなあ。
クリームシチューも気になるし、今はお休みしているビーフシチューやタンシチューも絶対うまいに違いない。

劇中でゴローちゃんが、というより素の松重豊さんがずっと幸せそうな顔をしていた理由が分かった気がしました。
全部うまかった。本当に、たまげました。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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2016/02/11 (Thu.)

長岡生姜醤油ラーメン 青島食堂

長岡出張ではあまりゆっくりできませんでしたが、お昼はご当地ラーメンをいただいてきました。

青島食堂

青島食堂

ご当地ラーメン、例えば富山ならブラックラーメンが有名ですが、長岡はこの青島食堂の生姜醤油ラーメンが一番有名らしい。近年は東京・秋葉原にも進出しているとのこと。私は最近アキバに行くことも減ったので、存在は知っていたものの行ったことがなかったんですが、アキバ店に行く前に本場長岡のお店に行く機会に恵まれました(と思ったら、アキバ店はどうやらあと 10 日ほどで無期限休業するらしいですね)。
お店は「曲新町店」となっていますが、実質的にはここが本店。向かい側にも製麺所を兼ねた「宮内店」があり、ここが総本山であることを感じさせます。

いかにも古き良きラーメン店といった風情の店舗、メニューは「青島ラーメン」と「青島チャーシュー」のそれぞれ並盛りと大盛りしかありません。ライスとか餃子とかさえない潔さ。これが長岡ラーメンの本場の矜持でしょうか。

青島食堂

というわけで、私が食べたのは青島チャーシューの並盛り。見た目からして王道、超オーソドックスな醤油ラーメンのルックスをしています。が、ただの醤油ラーメンではなく、スープからは生姜の香りがふわっと漂ってきて、食欲をそそります。味も見た目どおり「昔ながらの中華そば」的なあっさり系だけど、とてもコクがあって飲み始めたら止まらない感じ。
麺も見た目には変わったところがないけど、自家製麺だけあってしっかりした歯ごたえがあって美味しい。スープとの相性も抜群。チャーシューは脂身少なめでとても柔らかく炊かれていて、これも私好みな方向性。

豚骨よりもシンプルな醤油か塩がいい最近の私的には、かなりストライクなラーメンでした。この日の長岡はドカドカ雪が降ってくるような天候だったけど、生姜のおかげか、食べた後には身体の内側からぽかぽかしてくる感覚がありました。この生姜は、雪国に生きる人の知恵だったのかもなあ。

ごちそうさまでした。

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長岡 居酒屋 たこの壺

出張で珍しく長岡に行ってきました。

長岡と言えば、北陸新幹線が開通する前の、越後湯沢から富山方面にほくほく線が開通するさらに以前は、東京から鉄道で帰省しようと思ったら長岡経由で在来線に乗るしかありませんでした。片道 5 時間はかかっていたような。
そんなわけで長岡に来たのはたぶん 17~18 年ぶり。さらに当時は単なる乗換駅だったので、降りたのは生まれて初めて。しかも当たり前のように雪積もってるし(;´Д`)。

でもせっかく来たからにはその土地のうまいものを何か味わっていきたいじゃないか、というわけで、飲みに行ってきました。

旬の肴とうまい酒 たこの壺

たこの壺

今回は新潟県在住の taka_z さんにお付き合いいただきました。なにげにこどグル聖地巡礼・十日町編以来だから、約二年ぶり。新潟県内っていうだけで決して近所なわけでもないのに、わざわざありがとうございます。

お店は駅近の、その名の通り海鮮系居酒屋。長岡はさっぱり分からないので、taka_z さんのチョイスです。

たこの壺

落ち着いた雰囲気の、完全なる和空間。カウンターに着席して、まずは生ビールから。雪降ってる日に飲むものじゃないけど、新幹線で長時間移動してきたら、とりあえずスカッとしたくなるじゃないですか。

たこの壺

お通しは、籠に盛られた魚介類の中から「お好きなものを一つお焼きします」というシステム。かに身、かに味噌、卵が入って贅沢な見た目だった蟹面を選択しました。北陸の冬はやっぱりこういう味がしっくりきます。

たこの壺

そしてつまみはクリームチーズの味噌漬けから。個人的にはもっと味噌味が濃く漬かっているほうが好みだけど、これはこれでしっとりとしていて、アリ。

たこの壺

どどーんと刺盛り。鰤、鯛、甘海老、烏賊、さざえ等。刺身そのもの以上にこの立体的な盛りがすごい(笑。これだけでテンションが高まってきます。そして今が旬の寒鰤が、この厚切りで食べられるのは北陸ならではですよね。なんか帰省してきたかのような気分に浸れます。

たこの壺

名物・豆撰のジャンボ油揚げ。市町村合併で長岡市に吸収された旧・栃尾市の名物が油揚げ。関東の居酒屋等でも「栃尾揚げ」として出しているお店があるくらいです。
大きいだけでなく肉厚の油揚げの上に鰹節が踊っていて、醤油を垂らすとこれぞ王道の酒のつまみ。やっぱり名物は食べておかないと。

たこの壺

そーなるとお酒も土地のものを飲みたくなるわけです。極上 吉乃川 吟醸、スキッとした辛口で私の好みによく合います。

たこの壺

「たこの壺」を名乗るからにはたこ料理が名物なんでしょう。ならばそれを食べずに帰るという選択肢はありません。たこ刺とたこしゃぶで迷ったけど、ここは新鮮なたこの弾力をそのまま味わいたくて、活たこのお造りにしました。
吸盤は噛もうとした歯を押し返してくるかのような弾力。対して身のほうは、程良いぷりぷり感がありながらも、とろけるようななめらかさ。この対比が何とも言えず、地酒も進んじゃいます。

たこの壺

そこで日本酒は越乃景虎 純米しぼりたて生酒へと。グラスから溢れたお酒を枡で受けるのは日本酒系居酒屋の定番ですが、店員さんがさらに勢いよく注ぎすぎて栃尾揚げに盛大にぶっかかるという事故が発生(笑。でもたぶんそのおかげで定格以上の大盛りだったと思います。怪我の功名(^^;;

たこの壺

ここまで魚介ばかりできたけど、この日は 2 月 9 日、年に一度の正真正銘・肉の日。ならば肉を食べなくてどうする、と村上牛の朴葉味噌焼き。朴葉味噌って新潟っていうより岐阜のイメージだけど、この際それはどっちでもいい。見るからに脂の乗った村上牛が朴葉味噌の香りで高められ、これも絶品。
新潟っていうと米と日本酒がすべてだと思っていたけど、牛もいい。

たこの壺

この肉には日本酒よりも焼酎でしょう。最後は麒麟山 吟辛で〆。

たくさん食べたし、お酒もおいしかった。ほんの一晩の滞在でしたが、新潟を堪能できた気がしました。
お付き合いくださった taka_z さん、ありがとうございました。

たこの壺


たこの壺

富乃宝山

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投稿者 B : 22:57 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/02/10 (Wed.)

ルリカケス

ねんがんの ルリカケスをてにいれたぞ!

ルリカケス

ルリカケス

今はなき、横浜の「BAR Left Bank」で出会ったお酒。あの店のお酒の中で、昆布ジントニックかルリカケスか、というくらい、大のお気に入りだったお酒です。お店がなくなってしまい、あの店の羊肉料理を味わいながら飲むことはできなくなってしまいましたが、それなら自宅で飲もう、と思って購入。
とはいえ、そうそうどこにでも売っているわけもなく。自宅近くにあるマニアックな品揃えの酒屋で見かけたことはあったんですが、そこにもなく。調べてみたら出荷時期が限られているようで、通販でもいつでも手に入るとは限らないんですね。というわけで、去年の秋口くらいからずっと探し続けて、ようやく先月末から出荷が始まったようで、なんとか手に入れることができました。

ルリカケス

奄美大島で作られた、黒糖ベースの純国産ゴールドラム。国産ラムというだけで珍しいのに、奄美大島、黒糖、ルリカケス、と蘊蓄がいっぱい詰まっていそうなお酒です。
製造日は今年の 1 月 25 日ということで、本当にできたてほやほやが届いたことになります。

ルリカケス

琥珀色の液体から、黒糖の甘い香りがふわあっと立ちこめてきます。飲み口はほんのり甘いけど、アルコール度数 40° もあるだけあって、どっしりした重みのある味。後味はラムというより黒糖焼酎のそれと感じます。でも香りは焼酎とは全然違う華やかさという、ちょっと不思議なお酒。
水や炭酸で割るのはもったいないので、基本はロック。香りを味わうならストレートでチビチビ舐めるのがいいでしょう。

でもこれ、酒の個性が強いから買ってきたつまみを肴に自宅で、だとつまみが負けちゃうんですよね。やっぱりあの店の羊肉料理とかがっこマスカルみたいな、個性のある料理と合わせたいなあ。
懐かしいような寂しいような、そんな気分にさせてくれるお酒です。

今度買えるのはいつになるか分からないから、大事に飲もう。

投稿者 B : 23:24 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/02/05 (Fri.)

五反田 野崎屋

五反田に日本酒のうまい店がある、という情報をキャッチしたので、ホイホイ行ってきました。

野崎屋

野崎屋

個人的に最近注目の飲食店が集まる雑居ビル、グレイス五反田。その、ちょっと地味な裏側の店舗。ってここ、来てみて気がついたけどかつての菜五味の跡地じゃないですか!!!(笑
菜五味はややこぢんまりとした店舗でしたが、ここ野崎屋は当時別のテナントだった隣の店舗と繋げて(だと思う)、けっこう広いお店になっていました。

野崎屋

メニューとか札ものは勢いのある毛筆で統一。フレンドリーな雰囲気で、活気ある店内。
ここ、あの魚金グループのお店らしいですが、私は今まで魚金系のお店って行きたいと思いつつ行ったことがなかったので、ちょっと嬉しい。

野崎屋

そう、この迷わせてくる感じのお品書きがいい。勢いがあるだけじゃなく、メニューの一つ一つがうまそうで、気になる名前。
王道だけど飲んべえが好きそうな品が揃っています。ゴローちゃん風に言うと「ここに並んだ大量のおつまみがすべておかずとして立ち上がってくる」ってやつだ(ぉ

野崎屋

日本酒が飲みたくてウズウズしているけど、とりあえず生から。

野崎屋

お通しは肉じゃが、玉子焼き、それとレバーの炊いたの。
三点盛りというのも嬉しいけど、炊いたレバーでお通し、っていうのもちょっと珍しい。

野崎屋

そんなお通しをいただいていたらさっそく日本酒が恋しくなってくるわけで。
食事メニューよりも分厚い日本酒メニューには、知った銘柄から知らない銘柄までずらっと。レア銘柄は高いですが、基本的には一杯 380 円で日本酒がいただけるリーズナブルさが売りのお店です。

野崎屋

とか悩んでいる間に、先に頼んでいた刺盛りが出てきてしまいました。
メモを取っていなかったのでどれが何の魚だか忘れてしまいましたが(笑)、鰤などを中心に冬が旬の魚がいろいろ。そして旬だからどれも当然おいしい。
ここは早く日本酒を頼まなくてはならなくなってきました(汗

野崎屋

鰤を見たら故郷の酒が飲みたくなって、まずは立山と羽根屋から。どちらも富山の銘柄です。
立山は吟醸酒で、辛口ながらも飲みやすいけど、地元民としてはもっと癖のある辛さの二級酒のほうが好きだったりします。

野崎屋

一瞬またビールに戻りたくなるカニクリームコロッケを挟んで、

野崎屋

富山の酒にこの上なく合う、鰤大根が登場するわけです。
ここの鰤大根、定番の醤油味ではなく、なんと塩味。これがまた、あっさりした中に鰤自体の旨味が浮き上がってくるような感覚で、これアリ。鰤大根の新たな定番レシピとして実家に逆輸入したいくらい。

野崎屋

ほどよく冷えた大吟醸はくろすいしゅに飲み進みつつ、

野崎屋

ポテトサラダが出てきました。よくある居酒屋の箸休め的ポテトサラダとは一線を画す、がっつりボリュームポテトサラダ。下にたっぷり水菜と玉ねぎが敷かれているのも嬉しい。

野崎屋

そして日本酒のお供に「クリームチーズの粕漬け」。クリームチーズが酒粕によって濃厚な旨味に進化しつつ、当然日本酒との相性もいいという、個人的日本酒最強おつまみの一つ。わさびを添えるとさらに酒が進みます。

野崎屋

日本酒はレアもの方面に進出することにして、クリスマス限定品をわざわざ年明けまで取ってあったという「新政 No.6 X'mas-type」。
シャンパンのようなボトルに負けず、中身もとてもフルーティで日本酒とは思えない感じ。これは日本酒の新しい世界を見ました。

野崎屋

もう一つ個人的日本酒最強おつまみ、あん肝ポン酢。私はこのへんのつまみがあればいくらでも日本酒を飲んでいられます。
この瞬間だけは健康のことなんて全然考えてない(ぉ

野崎屋

店員さんが持っていたボトルを一目見て、試さざるを得ない気になってしまった「残骸」。このラベルの強烈なインパクトといったら。
味のほうも、日本酒のさまざまなクセの部分だけを集めて凝縮したかのような、他に類を見ない個性的な味。このラベル、中身をかなり正確に表現していると思います(笑
好きこのんで毎回飲むようなものじゃないですが、これは話のタネになる一品。

野崎屋

日本酒のお供としてはこれも外せない、牛モツの煮込み。汁は毎日継ぎ足しで作っているというだけあって、とても濃厚。
これも癖になる味です。

野崎屋

そして鯛のあら炊きで〆。
最後まで、日本酒に合う料理のオンパレードでありました。

野崎屋

飲み物の〆は、「作(ざく)プレミアム」の飲み比べ。赤と緑、ではなく(ぉ)金と銀のザクを飲み比べます。
金の槐山は華やかな香りと甘み、銀の陽山のほうはスッキリとした飲み口。どちらもプレミアムの名に恥じないけど、個人的にはキャラクターがハッキリしている槐山のほうが好きかな。

野崎屋

いいお店でした。日本酒の豊富さや料理の方向性という点で、六本木の久高に通じるものを感じます。個人的には久高より通いやすい立地にあるし、ここはちょくちょく使わせてもらうかも。
ちなみに上の写真はトイレの中ですが(笑)、お店のスタッフの方々が日本中の蔵元を訪問したときの写真が壁中にびっしりと貼られていて、本当に日本酒が好きでやっているお店なんだなあ、ということがよく伝わってきます。

いいお店でした。私にとっては縁浅からぬ立地ということもあるし、また来ます。

関連ランキング:居酒屋 | 五反田駅大崎広小路駅不動前駅

投稿者 B : 23:23 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/01/29 (Fri.)

ミート矢澤の A5 和牛ハンバーグ・ランチ

こないだ、関東にも積雪があった日のこと。

お昼は何にしようかなあ、こう寒いと何かあったかい汁物...担々麺とか、ああビーフシチューとかもいいな、と考えていたんですが、

...待てよ。こういう日こそ狙うべき店があるんじゃね?

と思って急遽方針変更し、あの店に足を運んでみました。

ステーキ・ハンバーグ ミート矢澤

ミート矢澤

いつも、ランチは大行列。ひどい日は道沿いに曲がり角のところまで並んでいる、五反田の超有名店「ミート矢澤」ですよ。前回来たのは約 4 年前のディナータイム、ランチは初めて。

外はあいにくの悪天候、しかもお昼ちょい前の時間帯。こんなにガラガラのミート矢澤見たことない!ほぼ待ち時間ゼロで入店できてしまいました。
これは自分自身の機転の良さを誉めてあげたい(ぉ

ミート矢澤

正午近くなってもまだ空席のある店内で、ランチを注文。肉の前にまずはサラダが運ばれてきます。
ちょっぴりセロリ風味のドレッシングが爽やかでおいしい。

ミート矢澤

ほどなくしてメインの登場。定番のデミグラスチーズハンバーグではなく、モッツァレラトマトハンバーグにしてみました。なんか、久しぶりだからチェダーチーズの濃い味に絡め取られるんじゃなく、モッツァレラトマトというシンプルな味付けのほうが肉そのものの味を堪能できるかと思い。
ライスとスープじゃなく、ごはんと味噌汁なあたりが、こういう寒い日にはむしろありがたい。

ミート矢澤

この内側のレア加減といったら!
久しぶりすぎて前回食べたのがどんな味だったかほぼ忘れてしまいましたが、噛みついた歯を押し返してくるような肉の弾力、それに肉自体に味がついているかのように思える肉肉しさ。そうそう、ミート矢澤のハンバーグってこうだったなあ。

この界隈、ハンバーグの名店がひしめき合っているけど、確かにここはひとつ別格感。いつも行列ができている理由が改めて分かりました。
まあ、あの行列にしょっちゅう並びたいかと言われれば、それなら銭場精肉店に並ばずに入った方が幸せだろうとも思うけど、また悪天候の日があったらもう一度狙ってみよう(笑。

積雪さまさまですね。
ごちそうさまでした。

関連ランキング:ハンバーグ | 五反田駅大崎広小路駅不動前駅

投稿者 B : 23:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック