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2015/12/28 (Mon.)

新橋「ポンヌフ」のナポリタン

新橋サラリーマンランチシリーズ(←シリーズだったんか)、これがたぶん最終回。

新橋駅前ビル

新橋駅を汐留側に出て、ゆりかもめの向こう側に、「新橋駅前ビル」という施設があります。駅前の一等地にも関わらず昭和がそのまま動態保存されているかのような、年季の入った施設。駅の反対側にも「ニュー新橋ビル」という、これまた昭和っぽい商業ビルがありますが、そういうのが新橋らしさというものなのでしょう。

この駅前ビルには小さな飲食店が雑然と軒を連ねています。ランチタイムともなれば行列ができる名店も少なくありませんが、その中でもここは特に有名なお店でしょう。

カフェテラス ポンヌフ (Pont Neuf)

ポンヌフ

Pont Neuf...「新橋」をフランス語に直訳するとこうなります。カタカナで書くとちょっと愛嬌があるというか間抜けというか、これまたちょっと昭和っぽい。
でもお昼時には新橋のサラリーマンが行列をなしており、この日も 11:30 過ぎに着いた時点ですでに行列。まあお客さんの回転はそれなりに早いので、多少の行列ならば並んでも問題ありません。

ポンヌフ

ガラスケースに食品サンプル。正しい昭和の洋食店のあり方。

このお店はハンバーグとナポリタンが売りのようですが、このサンプルを見る限りかなりボリュームがありそうです。パンよりもはるかに厚い肉が挟まったハンバーグサンドとか、すごく気になる。

ポンヌフ

店内も期待を裏切らない、どこか懐かしい雰囲気。カフェテラスを名乗っているのに、溢れるこの生活感。私が生まれる前からずっとここにあって、たくさんのサラリーマンにナポリタンを提供し続けてきたんでしょう。
厨房の中では、どんどんスパゲッティが茹でられています。その仕事ぶりを眺めているだけでも楽しい。

ポンヌフ

私が頼んだのは「ハンバーグスパゲッティ」。時代が変わったからといって「パスタ」と言い換えたりしない一貫性。
他のお客さんも含め、このハンバーグスパゲッティか店名を冠した「ポンヌフハンバーグ」のどちらかを注文しているようでした。ポンヌフハンバーグのほうはナポリタンの量が少ない代わりにサラダとバターロールがついてきます。そのバターロールに野菜とナポリタンを挟んでサンドイッチにして食べるのが、この店では標準らしい。

ポンヌフ

ハンバーグはけっこう大ぶり。緩めに焼かれたハンバーグに、ガッツリ濃いめのトマトソースの味が懐かしく、嬉しい。

ポンヌフ

ナポリタンのほうは「アルデンテ?何それ食い物?」とでも言いたげな、じっくり茹でられた太麺。喫茶店のナポリタンの味ってこんなだったよなあ。極東の国で、イタリアとは全く違う進化を遂げたスパゲッティ。

ポンヌフ

サービスセットを頼むとついてくるプリン。これもまた、手作り感満載でほっとする味。

ポンヌフ

それとアイスコーヒー。ゆっくりしたいところではあるけれど、店外にはまだまだ待っているお客さんがたくさんいるので、ほどほどで代わってあげないと。

こういう味、時々むしょうに食べたくなるんだよなあ。人間の帰巣本能を刺激する味なのかもしれません。
これからもこの店が長く続いていきますように。

ごちそうさまでした。

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2015/12/23 (Wed.)

新橋「舞浜」のまぐろほほ肉バター焼

舞浜

先日、お昼の煮魚定食をいただいてとても気に入った新橋の「舞浜」。夜メニューも食べに来たいと思っていたら、望外に早くその機会が訪れたので、夜の一人メシにいそいそと。

新橋の SL 広場の奥あたり、ごく一角だけ、いかにもな飲み屋空間が広がっています。間違いなく孤独のグルメ空間(イヌカレー空間的な意味で)。
この並びに、「舞浜」の看板も出ています。

地鶏・さかな 舞浜

舞浜

曜日や時間帯のおかげかもしれませんが、ここは昼よりも夜の方が空いているのかな?今回は待たずに入れました。

一人だったので、カウンターに着席。

舞浜

いきなりこのメニューの魅惑の品揃えといったら!
「本日の」とあるからには、毎日の仕入れによって書き換えているに違いない。

そういえば、新橋って実は築地とは目と鼻の先なんですよね。

舞浜

軽く注文して、とりあえずビール。

しかし、新橋の居酒屋でカウンターに一人ビール飲んでるって、まるで典型的なサラリーマンになったような気分だ。(完全に典型的な新橋のサラリーマンです

舞浜

お通しはほうれん草の胡麻和え。
シンプルだけど、白胡麻たっぷりで濃厚な感じなのが、お通しを超えたおつまみ感。

舞浜

結局どの魚にするか絞りきれなかったので、苦し紛れの刺盛り。
おおお、この充実のラインアップ。鮪、かんぱち、〆鯖、鯛、ヤリイカ、帆立あたりかな。
しかも、お皿に氷が敷き詰められているのが嬉しい。

えっと値段見ずに頼んじゃったんだけど大丈夫ですよねこれ(汗

でも、この刺身、本当においしい。東京の真ん中でこんな刺身が食べられるなんて。

舞浜

そりゃもう、お酒は私の大好きな浦霞に買えていかざるを得ないってものですよ。
キレの良い辛口と米の旨味が共存する酒。魚に合う日本酒を代表する銘柄だと思います。

舞浜

メニューを見て第一印象で決めた、あら煮大根。

濃いめの味付けだった昼間のイワシ煮付けとは対照的な、あっさり味。
魚(鮪ですかね)そのものの旨味を引き出す薄味で、これもこれでおいしい。
大根もとても柔らかく、魚の旨味を存分に吸い込んでいるけど、魚自体にも旨味が残っていて、ちょうどいいバランス。日本酒とお互いに高め合うような、相性の良さ。

おいしいです。

舞浜

そして、夜に来たら絶対食べてやろう、と思っていたまぐろほほ肉バター焼。
一口めには肉のステーキと勘違いしそうな、ギュッと塊感のあるまぐろほほ肉。バター焼きにするだけで、こんなにパワフルな料理になってしまうのか。
これは、まじでうまい。日本海の魚とはまた違った味わいがある。

舞浜

というわけで、肉も野菜も炭水化物も頼まずに、ひたすら魚とお酒だけでお腹いっぱいにするという暴挙に出てみました(ぉ。
刺身に煮魚、焼魚(?)、と魚料理のフルコースを堪能した気分。

ここは気に入ったなあ。
魚好きな人を連れて、また来よう。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:00 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2015/12/22 (Tue.)

河津風わさび丼 自作の巻

長野出張のお土産に、生わさびを買ってきました。

安曇野わさび

長野はイメージに反して(?)精密機械や電子機器の工場を多く有する県ですが、食品関連での名産は蕎麦、りんご、ぶどう、わさび、馬肉などがあります。以前から生わさびをお土産に買っていってみたいけど、自宅で刺身を食べる機会もあまりないしなあ...と躊躇していました。が、今なら『孤独のグルメ』に登場した伊豆のわさび丼を自宅で再現する、という使い道があるじゃないですか(笑。これはやるしかない、と思って松本駅の土産物コーナーで購入。
一本、540 円(消費税込み)。河津のわさび園のはもうちょっと高かったような気がするので、品質はさておきお買い得かも。

安曇野わさび

ちゃんと「おろし方」の説明書もつけてくれます。まあ普通はやったことがないから分からないですよね。

そうそう、切ったら茎のほうからおろしていくんだったな。根の先端よりも茎側の方が辛くなく、香りも良いそうです。

安曇野わさび

本当は鮫皮のおろし器がいいけど、そんなの常備してないので(笑)普通のおろし器で。

心を落ち着けてゆっくり、まあるくおろしていきます。この時点で既に、わさびのつーんとした香りが立ってきて、食欲が刺激されます。

安曇野わさび

半分ほど摺りおろしました。
チューブ入りの練りわさびとは違うみずみずしい色。練りわさびってほとんどの場合、主原料は本わさびではなく西洋わさび(ホースラディッシュ)と着色料でできているので、似ているようで別物なんですよね。

わさび丼

というわけで、わさび丼セット自作完了。薬味は長野で買ってきた野沢菜のわさび漬けと、近所のスーパーで買ったみそピー(ピーナツの甘味噌和え)&岩のり。味噌汁はカップのやつなので手抜きです(笑。
なんちゃってだけど、河津の聖地巡礼を思い出してきたぞ。

わさび丼

わさび丼といっても、炊きたてのごはんに鰹節をまぶしてわさびを載せ、醤油を垂らすだけの簡単メニュー。写真では鰹節を控えめにかけてみましたが、食べてみたら鰹節も醤油もたっぷりのほうがおいしかった。結局、丼の上からごはんが見えなくなるくらいに鰹節を載せて、醤油もゴローちゃん並みにかけました。
わさびは、爽やかな香りとほんのりとした甘みがあるのが生わさびならではだけど、それでも塊に当たってしまうとむせてしまうので(笑)鰹節と一緒によくかき混ぜたほうがおいしい。

結局、ゴローちゃんよろしくわさび丼をおかわりしてしまうほどおいしかった。結局日本人にとってのご飯って、こういうシンプル極まりないごはんが一番いいんだよなあ。

生わさびはまだ半分ほど残っているので、もう一回作れます。でも年末には北陸から魚介を取り寄せるのが恒例になっているので、刺身と一緒にいただくのもいいなあ。

投稿者 B : 22:22 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/12/19 (Sat.)

豊島区西巣鴨の一人すき焼き

「ちょっと早い一人忘年会、バンザイだ」

しゃぶ辰

昨夜の放送をもって、ドラマ『孤独のグルメ Season5』は最終回を迎えました。まだ次の元旦の特番「真冬の旭川出張編」が残っているものの、これにて一段落。
最終メシは、こどグルでは初登場となるすき焼き回。原作の久住昌之先生のデビュー作が『かっこいいスキヤキ』(泉昌之名義)であることを意識して最終回に持ってきたのでしょう。劇中にもそのもののセリフが登場しましたしね。

そして今回は川崎の一人焼肉両国の一人ちゃんこ以来、久々の「一人○○」回でもあるわけで。ドラマのシチュエーションを可能な限り再現してきている私の聖地巡礼的には、一人で行かざるを得ないじゃないですか(;´Д`)ヾ。そんなわけで、私自身としても初の一人すき焼きに、放送前巡礼で挑みました。

しゃぶ辰

しゃぶ辰

初めて降りた西巣鴨。地下鉄の駅から出てすぐのところに目的のお店「しゃぶ辰」がありました。

店内は、なんとカウンターのみ(2F に座敷もあるようです)。久住さんをして「世界しゃぶしゃぶサミット」と表現せしめた独特のつくりで、こんなしゃぶしゃぶ店見たことない(笑。もともと寿司屋か居酒屋だった店舗を流用した、とかなんですかね?

しゃぶ辰

お品書き。しゃぶしゃぶ屋に来たからにはしゃぶしゃぶが食べたくなるところだけど、今回の目的はすき焼き。

しかし放送前なのでどれを頼んだのか分からない(;´Д`)ヾ。いつもは放送前でも次回予告の映像を見ればある程度予想はつくんですが、今回ばかりは同じすき焼きの、どちらのコースにしたかまでは分かりません(汗。でも次回予告を見る限り、霜降りの良い肉っぽかったので、和牛ロースすき焼セットで。初物はケチらず、高い方でいこう。

ちなみにゴローが食べていたのは和牛ロースじゃなくて「上州牛すきやき定食」だったけど、追加肉のメニューを見る限り「和牛ロース」が上州牛のことを指すんでしょう。こうして見ると、ランチコースのほうがちょっとだけお得。

しゃぶ辰

メニューには親切にも食べる手運が書かれています。そういえば、実家暮らしだった頃はまだしも、大人になってから自宅ですき焼き、ってほとんどしたことないなあ。まあ手順は想像できるとはいえ、助かります。

しゃぶ辰

ま、とりあえずビール。これですき焼きの準備が整うのを待とうじゃないか。

しゃぶ辰

ビールのお供に、サッパリ大根サラダ。大根の千切りに鰹節・刻み海苔、醤油ドレッシングを和えたごくシンプルな大根サラダですが、これがどんぶり入りで出てきた(;´Д`)ヾ。一人すき焼きで頼むサイズじゃなかったか。これ、食べ過ぎるとすき焼きの前にお腹いっぱいになるから、ちょっとゆっくりめに食べよう(´・ω・`)。

しゃぶ辰

カウンターの奥に目をやると、なんか実家にありそうな雰囲気の、ファンシーな鍋が(笑。生活感あっていいじゃないですか。
そういえば、ドラマでも富田靖子さんの「綺麗な店員のおばさん」役が妙にハマッてて良かったなあ。

...おっと、おいでなすった。

しゃぶ辰

え、えっ!?
おあ~~~~っ。

放送前であまり予備知識なく来ているので、一人すき焼きなのにこのボリュームが登場して、アドレナリン分泌中。
うわあ、一人大宴会だよ。

しゃぶ辰

肉、これ。
霜、ふりふり。

2,980 円のセットでこんないい肉をこんなにたくさんいただいちゃってイイの?注文間違えたんじゃない?とむしろ不安になるほどの大サービス。

しゃぶ辰

一人ドキドキしながら写真を撮っている間に、お店のママが手際よく焼き始めてくれてしまいました(笑。
さすが、絶妙の間で助け船を出してくれる。

そして、鍋に収まると肉の良さが改めてよく分かる。

しゃぶ辰

早く箸をつけたい気持ちを抑えつつ、火が通るのを待っていきます。

鍋が鳴き出した。
頃合い、よし。

しゃぶ辰

タイミング良くごはんと味噌汁のセットも登場。
味噌汁、というよりむしろ豚汁かというほどの具だくさん、えらい。

さあさあ、いただこうじゃないか。

しゃぶ辰

あぁ~あ...良い肉だ。
熱い肉を冷たい卵につけて食うのが、笑っちゃうくらいうまい。
全「卵の食べ方」の中で、すき焼きの生卵がいちばん好き。

お゛お゛ぅ...!すき焼きだ。感動的にすき焼きだ...!

しゃぶ辰

第二陣、投入。
焼いて、食べて、焼いて、食べて...箸が止まらない。

途中に、さっきの大根サラダを挟むといい具合に味覚がリセットされて、また新たな気持ちですき焼きと向き合える。
いいぞいいぞ、どんどんいける。

それにしても、せっかくすき焼きを食べに来たからには、ビールの次は日本酒にしようと思っていたのに、焼くのと食べるのに忙しくて飲んでる暇が全然ないぞ。一人すき焼きって、なんだか忙しいな。

しゃぶ辰

この肉、本当にうまい。

すき焼きで、白い飯。最高の贅沢。
突然のボーナス飯が、胃袋に転がり込んだ。

しゃぶ辰

すき焼きの〆は、うどんで。

個人的には、こうやって最初から〆が見えている鍋の場合は、具をちょっとだけ残しておくのがポイント。
そうすると、素うどんじゃなくて肉野菜うどんにして楽しめるという。

ちなみにドラマ同様に卵追加 or 卵とじは考えたけど、卵の食べ過ぎには最近気をつけているので自粛(笑

しゃぶ辰

ここまで育ててきたすき焼きの旨味が全部うどんに染み込んで、超ぜいたく肉うどんの完成。
今日のすき焼きを総括するかのような〆の一品だ。

しゃぶ辰

ふ~、完食。
この満足感、やっぱりすき焼ってスペシャルだな。

気取ったお座敷で、相手の食べるのを気にしつつ食べるよりも、
心おきなく自由に食える一人すき焼の方が、断然楽しく、断然クールだ。
かっこいいスキヤキだ。

とてもおいしかったです。
今度は、しゃぶしゃぶしに来てみたいなあ。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 23:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2015/12/14 (Mon.)

新橋「舞浜」の煮魚定食

先日「宇和島」で鯛めしを食べたときに、はす向かいのお店に行列ができているのが気になっていて。これだけうまい店があるのに、その近くにもっと行列ができるほどうまい店があるとすれば行かざるを得ないじゃないですか。ということで、行ってきました。

地鶏・さかな 舞浜

舞浜

新橋の有名な SL 広場のちょっと先にある、昭和っぽい飲食店が密集しているエリア。お昼時ともなると行列ができる店も少なくないですが、その中でもここは特に人気店のようです。

私が行ったのはお昼のピークタイムを少し過ぎたところだったせいか、5 分ほどの待ちで入ることができました。

舞浜

ランチタイムは焼魚か煮魚、4 種類のみのメニュー。こういうところでさばのみそ煮とか食べると完全におっさんの昼メシだけど(笑)、たぶん間違いなくウマイはず。でもこの店のランチは銀だらの煮付が圧倒的人気らしいのですが...頼もうとしたら既に売り切れとのこと。確実に銀だらを食べたければもっと早い時間帯に来なきゃダメかあ。

舞浜

仕方がないので、銀だらの代わりにいわしの煮付をいただいてみることにしました(品切れになった場合は代替メニューが登場する仕組みらしい)。さばのみそ煮、めだいの焼魚にも心惹かれたけれど、いわし好きとしてはここはいわしで。

着席してオーダーすると、サクッと料理が運ばれてきました。いつも行列はできていますが、お客さんの回転はけっこう早いようです。
そして、このボリューム感。宇和島の鯛めし定食にも小鉢がたくさんついてきましたが、ここも負けず劣らず、サラリーマンの胃袋に嬉しいおかずの豊富さ。

舞浜

いわしは大ぶりなのがどどんと三尾。多くても二尾だろうと予想していたので、これだけ大きないわしが三尾出てくるとは思いませんでした。

よく脂の乗ったいわしに、濃いめの煮汁がよく染み込んでいて、これは見た目以上にうまい。当然、骨まで食べられます。たらといわしじゃ魚本来の味の傾向が全然違うけど、銀だらの代用として全く不満のない味とボリューム。むしろいわしで良かったのかもしれません。

舞浜

刺身は小鉢に。いろんな種類の刺身が一切れずつ入っていて、見た目以上の充実度が嬉しい。こういう出し方、新橋というよりも市場の魚定食っぽい。

舞浜

なかなかランチでついてくることの少ない、茶碗蒸しもついてます。中身はごくオーソドックスな感じで、ちゃんとギンナn...ってこれギンナンじゃない!コーンか!(笑
意表を突いてコーンが入っている茶碗蒸し。でも、コーンの優しい甘さが、意外にも茶碗蒸しに合ってて、これはこれでおいしい。

舞浜

お漬け物、じゃこおろし、そして海苔の味噌汁。海苔の味噌汁が出てくること自体が珍しいけど、個人的には田舎を思い出す、懐かしい味。
ちょっと塩っ気が強くて、この味噌汁でもご飯が進む感じ。

舞浜

いやあおいしかった。ついご飯をおかわりしてしまいました。
内容的にも、ボリューム的にも、大満足のお昼ごはん。

これは確かに宇和島と双璧という感じ。普段の魚料理をおいしくいただける舞浜と、鯛めしのプチ贅沢感を味わえる宇和島、最強の二択かも。
ただ宇和島は夜がとっても高そうなのに対して、舞浜は普通のサラリーマンの夜飲みにも使えそうなのが大きな違いですかね。

ここの黒板に書かれていた夜メニューもまた、うまそうなんだよなあ。「インドまぐろのほほ肉バター焼」とか、文字列だけでもうたまらん(笑
チャンスがあれば夜も挑戦してみたいと思います。

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投稿者 B : 22:51 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/12/09 (Wed.)

韓国家庭料理 なじみ亭 その 3

「いろんなおかずがちょっとずつ食べられるって、幸せ」

なじみ亭

ずいぶん久しぶりに、銀座の外れにある韓国家庭料理の店・なじみ亭にやって来ました。ドラマ『孤独のグルメ Season4』の聖地ですが、今でもなかなか予約が取れない人気店。これまでの聖地巡礼で一つだけやり残したことがあったので、それを果たしに来たというわけです。

店外のテーブル席は、この季節にはビニールがかけられ、足下にはストーブも設置されて、防寒対策も万全。でも、今回座るのはここじゃないんだなあ。

なじみ亭

なじみ亭

今回は、ようやく初めて店内のカウンター席の予約に成功しました。この店の面白いのは店内のほうなんですが、何せ狭いので予約が取れない。これでやっと、中の様子をじっくり窺うことができます。

なじみ亭

なるほど、中はこんな感じなのか。
棚にズラッと韓国のお酒が並んでいるけど、どんな味なんだかさっぱり想像ができない。

なじみ亭

カウンターの中央に、大皿で女将さん手作りの家庭料理。そうそう、メニューじゃなくてここで大皿を覗き込みながら、何を頼むか決めるんだよね。
でも、今までは混みすぎていたこともあって、中で選ぶのはちょっと気が引けていました。でも、店内席ならばじっくり選べます。まあ基本的には全種類頼むんだけど(ぉ

なじみ亭

この店のオモニ(おかみさん)は健在。でも、放送当時にはいたおねえさんはもう辞めて、故郷に帰ったのだとか。おかみさんも放送後の多忙で一度体調を崩して以来はあまり無理をしないようにしているとのこと。接客業は身体が資本ですからね、お大事になさってください。

店内が狭すぎかつ満員で、カウンターの料理を見ることもままならない状況だったので、外のお客さんは客席側ではなく厨房側から回り込んで料理を選んでいました(笑

なじみ亭

コリアンソーダで乾杯(どう見てもサッポロです本当にありがとうございました)。
お通しの、ちくわのピリ辛炒めっぽいやつ、いかにも韓国家庭の小鉢っぽくて好き。ビールに合いますね。

なじみ亭

まずは早くできるおつまみってことで、チャンジャ。
辛くてうまい。ビールが進みます。

なじみ亭

からの、チャプチェ。
ここのチャプチェ、味付けがこってりしていておいしいんだよなあ。
独りならこれだけでけっこう満足してしまいそうなボリューム感。

なじみ亭

鱈のピリ辛煮込み。以前も食べたけど、これがしっかり味でうまいんです。
この濃い味の煮汁とバランスがとれる魚は、ほかの何でもなく鱈だったら。

なじみ亭

で、チヂミ。韓国料理に来たらこれは外せない。
ここのチヂミは、お好み焼きくらいの厚みとボリューム感があっておいしい。ほかの韓国料理屋で食べるチヂミはスナック感覚のつまみに近いものもあるけど、ここのはしっかりおかず、あるいは主食だ。

なじみ亭

個人的には参鶏湯ラーメンに次ぐこの店の看板メニュー、イカとソーメンの旨辛炒め。しっかり辛いけどほんのり甘くて、うまい。くせになる味。
麺が淡泊で細いソーメンだから、この旨辛いタレと具がしっかり絡んでうまいんだなあ。

なじみ亭

この辛口ソーメンが来たら、飲み物は黒マッコリに切り替えていきます。
甘口のまったりとしたマッコリが、韓国の辛さを中和してくれる。普段は滅多にマッコリを飲もうとは思わないのに、なぜか韓国料理に来ると飲みたくなるんだよな。

なじみ亭

この店の私の大好物、ポッサムキムチ。ゆで豚の厚切りにキムチをたっぷり載せていただきます。
豚キムチがあるくらいだから豚とキムチの相性が悪いわけはないんだけど、豚キムチとはまた少し違うおいしさ。満足度の高いおつまみ。

ポッサム、ポッサム。

なじみ亭

これも以前一度いただいた、タケノコの肉詰め的な料理。以前はタケノコにこんな食べ方があったのか!と目から鱗が落ちたものでした。
濃いめの煮汁と、たっぷりコショウのパンチ力がたまらない。これもお酒が進む味。

なじみ亭

じわじわと〆に向かっていくための、韓国風のり巻き。
大皿に乗っていたときは太巻きの姿だったけど、頼むと一本を切り分けて出してくれました。
結構具が入ってて、芸が細かい。日本の太巻きにちょっと通じる味。

なじみ亭

軽いつまみが欲しくなって、韓国のりを追加。
いかん、のり巻きと韓国のりで、のりがダブってしまった。完全にノリノリな俺(違

なじみ亭

〆はもちろん参鶏湯ラーメン。何度食べても間違いのないおいしさ。インスタントとは思えない麺もいいけど、やっぱりこれのキモは参鶏湯スープだよなあ。
寒くなってきた今の時季に食べると、また格別にあったまる。

なじみ亭

今回もまた、うまかった。
普段食べ慣れない韓国料理でも、こんなになじむ味なのは、おかみさんの人柄あってのものなんだろうなあ。

ごちそうさまでした。
また新橋に来たら、寄らせてもらいます。

孤独のグルメ Season4 Blu-ray BOX

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2015/12/05 (Sat.)

江東区亀戸の純レバ丼

「ここはちょいと、やんちゃなメシをガツガツ食いたい気分」

亀戸

ドラマ『孤独のグルメ Season5』聖地巡礼、今回も放送前に巡ってきました。昨夜放送されたばかりの第 10 話の舞台は亀戸。亀戸といえば、Season2 の砂町銀座回で甘味パートに登場した珈琲道場のある場所ですが、今回の聖地は駅の反対側。亀戸と錦糸町のちょうど中間地点くらいにある、天神橋を渡ってすぐの中華料理店です。

放送前だからまだ空いてましたが、これ今日からしばらくはこの狭い歩道が行列になっちゃうんだろうなあ。

菜苑

菜苑

この佇まい。いかにも地元に昔からあるラーメン屋、という感じ。
どうしてこういう店の暖簾には必ず「味自慢」って書いてあるんだろう(笑

午前 11 時半から深夜 2 時までやってるのか。飲んだ帰りにこういうところのタンメンで締めたくなる感じの店だ。

菜苑

赤カウンターの正当派ラーメン屋。よし。

喫煙可らしく、ヘビースモーカー用の灰皿(皿っていうより缶だけど)が置いてあるけど、私が行ったときには誰もタバコを吸ってませんでした。
劇中でゴローちゃんの喫煙シーンがあるかなと思ったら、それもなし。退院直後という設定なら、そりゃそうか。

菜苑

「知ってる?菜苑 食べてる!純レバ」。この妙にフレンドリーなメニューは何だろう(笑。
純レバ、亀戸のローカルフーズ?それともここのオリジナル?

よし、受けて立とう。

菜苑

まずはビール亀戸ソーダ。こういう古き良きラーメン屋には、生ビールよりも瓶ビールですよ。

これにギョウザをつけることは言うまでもない。

菜苑

ゴローちゃんと久住さんはこのギョウザをお酢とコショウで食べていたけど、放送前にそんなこと知る由もなく、普通に醤油+酢+ラー油でいただきます。酢コショウギョウザは、今度どこかのラーメン屋に入ったらやってみよう。

これは野菜多めのあっさりとしたギョウザ、いかにもラーメン屋のギョウザ。だがそれがいい。

菜苑

そこに本日の主役、純レバ丼のお出ましだ。

ライス多し。亀戸ソーダと一緒なら、丼じゃなくて純レバ炒め+半ライスくらいでも良かったかも。でも、そのものを食べないと聖地巡礼したことにならないので(笑。

菜苑

これが純レバ丼。
ネギ、盛りすぎ。ネギの雪山讃歌。

どんぶり版ラーメン二郎か、と言いたくなるほどの山盛り。これは食べきれるのかな...。

いかん、見た目に気圧されてた。
食べるんだ、そこに山があるのなら。

菜苑

ひとまずレバー単体で食べてみよう。

うわ...濃い!まさにガツンだ。
予想以上のやんちゃメシだ。

でも、全然レバーくさくない。これは鶏のレバーか。
こいつはいいや。これぞ、娑婆の味。

菜苑

続いてご飯と一緒に。混ぜて食べると、濃いたれがご飯に絡んで、レバー単体よりもうまさアップ。

特濃、甘辛。甘みに辛みが勝ってるのが、俺好み。
食べ始めているのに、さらに腹がへっていくかのようだ。
そして、ビールも進む。

このガツンと濃い味どんぶりメシが、俺の五臓六腑に火をつけた。
どんなメシとも真っ向勝負できる幸せ。
おいしいは健康の証。味とは生きている実感だ。

菜苑

完・食。タレの味付けで一気に食べさせられてしまった。あのネギの山をたやすく登り切れたとは。
いやあ...燃えたぜ、純レバ丼。

正統派のラーメン屋に、異色の看板料理を見つけた。
こういう味、ときどき無性に食べたくなるんだよなあ。

ごちそうさまでした。
ちなみにこのお店、姉妹店が浅草の方にもあるようなので、放送後しばらくの間はそっちに行くのも手かもしれません。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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2015/12/02 (Wed.)

新橋「宇和島」の鯛めし

宇和島

ある方に「ここの鯛めしは絶対食べに行くべし」という強いおすすめをいただいたので、行ってきました。

新橋はサラリーマンの聖地というだけあって、飲食店もよりどりみどり。単にいろいろあるってだけじゃなく、老舗の名店もとても多く、こんなにいい店が密集しているエリアは他にないんじゃないかと。この界隈で働いていたら、絶対太るに違いない(笑
この店も、一見地味ながら、そういう名店のひとつです。

四国さかな処 宇和島

宇和島

この店、どうやら夜は「お品書きに値段が書かれていない店」のようなのですが、お昼は一般的なランチの値段。行列こそできていないものの、お昼時はほぼずっと満席という人気店です。まあこの周辺は行列のできる店が多いので、独りならサッとカウンターに座れるという意味では穴場なのかも。

お店に入ろうとしたら、自動ドアでもないのに入り口の戸がガラッと開き「いらっしゃいませ~」。ま、待ち受けられていたのか(笑

宇和島

頼んだのは、もちろん A ランチ(鯛めし定食)。鯛めしと味噌汁に、小鉢(というには大きすぎる鉢)がついてくるボリューム満点のセットです。1,200 円のランチってプチ贅沢の部類に入るけど、新橋の真ん中で新鮮な魚の、このボリュームならばむしろお得感さえあります。

宇和島

「鯛めし」っていうとお米を鯛と一緒に炊き込んだもの、というイメージがありますが、愛媛県の宇和島の郷土料理である「鯛めし」はそれとは違って、鯛の刺身を出汁と一緒に白飯にぶっかけて食べるスタイルだとか。刺身好きとしては、炊き込みご飯よりもこっちのほうが断然嬉しい。出汁に卵黄とたっぷりの胡麻が入っているのがすてき。

宇和島

白飯にかける出汁の量はお好みで、とのことでしたが、まずは鯛を味わいたかったので、出汁は軽めに。
もともと、刺身と言えば日常的にブリを食べる地方に生まれ育った私としては、鯛の刺身って淡泊な印象があったのが、ここの鯛は肉厚で脂が乗っていながらも、ほどよく引き締まっていてとても美味しい。うん、これ美味しいです。

宇和島

味噌汁も一見ふつうだけど、魚の出汁がすごく効いていて、良い意味で裏切られました。

飲んだ瞬間に、うまみの津波が襲ってきた。

宇和島

小鉢も、あら大根はあらの旨味を大根が全部吸い込んでいて、このひたひたの大根が、ご馳走といえるうまさ。あらのほうも、骨にくっついている身をほじくりながら食べていると、なんだか実家に帰ってきたような感覚で、しみじみ。
じゃこ天のほうはいわゆる薩摩揚げ的なやつだけど、じゃこを使っているからか一般的な薩摩揚げよりも濃い味で、これもいい。

昼間から、こんなうまい魚で白い飯を食べる、日本人として無上の喜び。

宇和島

小鉢でごはんが空いてしまったので、おかわりをして改めて鯛めし。今度は、汁「じゃぶじゃぶ」で。

あー...これは、じゃぶじゃぶが正解だった。
鯛のうまさの上に、出汁と胡麻と卵黄のうまさが渾然一体となって、最強のねこまんまだ。幸せ。

宇和島

出汁の最後の一滴まで、うまかったあ~。
あら大根も、もう食べるところが残ってないくらいまでキレイに食べるのが、港育ちとしての誇りです。

ここは絶対にまた来よう。夜は無理な値段っぽいから、また昼で(笑

ごちそうさまでした。

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2015/11/29 (Sun.)

炭火焼肉 本牧亭 再訪

半年ぶりに、長原の焼肉店・本牧亭に行ってきました。

本牧亭

本牧亭

前回行ってとても気に入ったので、何かの機会にまた行きたいとずっと思っていました。「いい肉の日」なら、これ以上相応しい日はないと思い(ぉ
ここは私が今までに行った焼肉店の中でも、トップクラスに属する店です。けっこういい値段するけど、同じくらいの味でもっと高い店はたくさんあるので、肉の質からすると決して高くはない。

本牧亭

店内にはスポーツ選手をはじめとした有名人のサインがビッシリ。最近プロ野球は見ていないので名前を知らない選手のほうが多いんですが、元ジャイアンツの元木選手やレスリングの吉田沙保里選手など、名を知った人のサインもたくさん。色紙の日付を見ると月に数度は有名人が訪れているようなので、遭遇するチャンスは多そうです。

本牧亭

まずは大ジョッキ。1 リットルくらいある大ジョッキで飲みごたえあります。しかも、この大ジョッキがしっかり凍っているので、ビールがうまい!最近ビールを少し控えている身としてはちょっと背徳感あるけど、今日くらいはいいか(ぉ

本牧亭

肉は前回もいただいた「ファミリー盛り」から。薄切り肉・カルビ・ロース・ハラミをセットでいただける、これだけでもけっこう満足感高いやつです。写真の量で、二人前。

本牧亭

最初は薄切り肉から焼いていきます。すぐに火が通ってしまうので、二つ折りにして表面だけ焼く程度でじゅうぶん。お店で一頭買いしている新鮮な牛肉なので、ちょっと赤すぎるかなと思うくらいがおいしい。

本牧亭

で、焼けたらタレをつけた上で、生卵に通してすき焼きっぽくいただきます。やっぱりこれはたまらない。
薄切り肉の枚数に対して卵の量が多いので、ここでライスを頼んで TKG を作成し、焼いたカルビを TKG に乗せて食べてもまたうまい。

本牧亭

そしてカルビ、ロース、ハラミと順に焼いていきます。どれも、サシがよく入った上質な肉なのに、かといって脂っこすぎず、胃に重くない。本当にうまい肉ってこうなんですよね。

野菜焼きも、普通にタマネギとピーマンとニンジン...というわけではなくて、その季節の旬の野菜を持ってきてくれるのがうれしい。今回はギンナンだったりパプリカだったり、あとトマト焼きがあるのも珍しい。

本牧亭

でもそれ以上に驚いたのが、このアルミ容器に入ったやつ。右のアボカドバター焼きは前回もありましたが、左はなんと栗。栗をバターとブランデーに浸けたもので、焼くとバターの甘みとブランデーの深みが栗に染みこんで、まるで濃い味のモンブランをいただいているかのような、絶品のうまさ。ただし重めのスイーツを食べているような感覚でお腹に来るので、むしろデザートに取っておきたい感じです。

本牧亭

そこにキムチ三種盛り。けっこうしっかり辛いキムチだけど、肉三昧の口の中をリセットしてくれる、重要な役どころ。

本牧亭

飲み物は赤ワインに移っていきます。ハイボールとか焼酎もいいけど、ここの肉はワインが飲みたくなる感じ。
ものによって使われるグラスも違ったりして、ちゃんとしてます。

本牧亭

ちょっとこだわりの部位をいただきたくなったので、肩サンカクをわさび醤油で。サンカクといえば、沼袋の平和苑にもあって、あれもうまかったよなあ。わさび醤油でいただくと、あのわさびカルビを思い出します。

本牧亭

そして最近お気に入りのホルモン。ホルモンってけっこう脂っこい部位だけど、ここのは脂分にうまみは凝縮されているものの、他の部位と同様に全然もたれない感じ。上等で上品なホルモン、おいしいです。

本牧亭

ホルモンから、改めて普通の焼肉に戻ってみたり。
この店、けっこう細かく網を替えてくれるので、常に最良の状態で肉がいただけます。さらには何も言わなくてもこまごまと焼きのサポートまでしてくれて、質の良い肉を最高の焼き加減で提供したいという思いが伝わってきます。

俺は今、本当にうまい焼肉を食らっている。うおォン!

本牧亭

最後はユッケジャンクッパで〆。

いやあ、今日もいい肉の日だった。
予約を取りづらいお店だからそうそう来れないけど、ここは間違いなくいい肉の店。次はいつ来ようかなあ。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2015/11/27 (Fri.)

渋谷区代々木上原のエマダツィとパクシャパ

「間違いなく、トウガラシが国王。全ての食材がトウガラシのために働いている」

ガテモタブン

ドラマ『孤独のグルメ Season5』聖地巡礼も順調に回ってきていますが、今回は先週放送されたばかりの代々木上原、ブータン料理の聖地に来てみました。
代々木上原自体にも久しぶりに来たんですが、劇中にもあったとおりここは坂と路地の街。比較的大きな駅のはずなのに、ロータリーとか広場的なものはなく、駅を出たところからいきなり上り坂が始まります。この坂がまた、実に走りたくなる坂である(ぉ

南口の坂を登り切ったあたりにちょこんと存在するのが、都内には一軒しかないというブータン料理の店「ガテモタブン」。

ガテモタブン

ガテモタブン

ブータン料理...俺の胃袋の辞書にはない国だ。

ブータン料理は世界一トウガラシを使う料理とのこと。激辛回としてはこれまでにも池袋の楊京成小岩の珍々神宮前のシャンウェイなどが登場しましたが、映像を見た限りでは今回が歴代最辛と言って良さそう。辛い物好きを自認する俺だけど、今回ばかりは食べきれるんだろうか。

一期一会、ブータンが俺を呼んでいる。

ガテモタブン

ゴローちゃんが翻弄されたメニューの実物はこんな感じ。

「ホゲ」「ギュン チャン パ」「ツェム」...雲をつかむような料理名だ。
ブータン料理、イメージが全く湧かない。写真がついてなければオーダーすることさえできなかったに違いない。

ガテモタブン

黒板メニューにも、気になるものがいろいろ。「ポークスペアリブ山椒風味」とかスッゴク食べてみたいけど、この日はあいにく売り切れでした(´д`)。

そして「エマオムレツ」ってこの店にしちゃあ優しそうな料理だな...と思ったら、これにも唐辛子入り!
ゾンカ語(ブータンの公用語)では「エマ」はトウガラシの意味らしい。

ワインも気になるけど、唐辛子まみれの舌でワインの味の違いなんて分かるんだろうか...。

ガテモタブン

メニューを読んてただけで喉が渇いてきた。
とりあえず、ビールで潤そう。

今日はこの後、きっとこのビールが湧水のように感じられるんだろうなあ(笑

ガテモタブン

まずはモモから。ブータン流餃子。
見るからにモチモチしておいしそうだけど、この複雑な包み方、どうやって作ってるんだろう?

添えられている赤い薬味は「エヅェ」で、モモ自体は辛くないけど、このエヅェが辛い、という。

ガテモタブン

あと「チーズモモ+チーズエヅェ」がおいしそうだったので、それも。
こっちは餃子というよりは、小籠包みたいな感じだ。

まずは、お手並み拝見。

ガテモタブン

おぉ...こうきたか。
皮、もっちり。

おっ、トウガラシがジャブを出してきた。
でもうまい。噛むほどに肉汁が。こういう餃子的おいしさがあったか。

メニューを見て、チーズ入りのほうがマイルドに違いないと思ったら、チーズ入りのほうが鋭い辛さ!逆に、ノーマルモモのほうが予想の範囲内の辛うまさ。これは完全に逆を突かれたな。

ガテモタブン

ホゲ、なんとも情けない名前からは想像できない鮮やかさ。
「ホゲ」って、1990 年代にプログラミングやってた人ならば絶対テストコードに「hogehoge」って入れた経験があるに違いない(笑

サラダ的な位置づけにもかかわらず、山椒がしっかり入っていて、味覚がおかしくなっちゃう感じだ。
ホゲ~ッ!これ、全然箸休めじゃないぞ。

でも、妙にくせになるうまさだ。
いいぞお、ホゲ。
なんだか楽しいぞ、ブータン。

ガテモタブン

エマダツィ、ブータンの真打ち登場。
赤と緑、まんまトウガラシ。それがびっしり。見た目だけで判断するなら、罰ゲーム的な何かにしか見えない(笑

ガテモタブン

合わせるのは赤米と白米の二色ライス。
ブータンでは、少量の味の濃いおかずで米をたっぷり食べるのが流儀らしい。
メシに合うトウガラシってことは、そんなに辛くないのか...?

よし、心の準備はできた。

ガテモタブン

ライスにエマダツィをかけるようにして、いただきます。

この白いスープみたいなの、実は溶けたチーズなのか。このチーズ、濃くてすごくおいしい。
全然、辛くない。もしかして...辛いのは見た目だけ?

ん...ん、なんだ?
おっ、おっ、来たぞ?本気がやってきたぞ...!!

日本では薬味のトウガラシが、まさかの主役。
これは辛い。今まで味わったことのない辛さ、いや辛(つら)さだ。
迂闊にたくさん食べたら、それこそ失神してしまいそうだ。

これを食べた後だと、山椒が強烈だと思っていたホゲが、まさかの爽やかさ。これは箸休めになるぞ。
ホゲ~、おまえがいて、助かった。

ガテモタブン

続いて久住's セレクションから、ジャシャパ。
鶏肉とキャベツに、当然のようにトウガラシが入った炒め煮。

これも確かに辛いけど、エマダツィに比べたら全然普通。
鶏肉とキャベツの炒め物なら日本でも一般的だから、ようやく自分の得意な戦場に持ち込めたような感覚で、ちょっと安心(笑
あっという間におかわりしてしまったご飯がさらに進みます。

ガテモタブン

自家製のレモンチェッロ。ブータン関係ないけど(笑

自家製というだけあって、レモンの酸っぱさ全開。
でも、この辛さの中では、口の中をリセットするのにちょうどいい存在だ。

ガテモタブン

干し肉のパクシャパ。そのど真ん中に、真っ赤なトウガラシが鎮座。うわあ、いるいる。

干し肉、一見角煮的な柔らかさを想像するけど、食べてみると噛み応えあり。
そして、干し肉のうまみがしっかりしみた大根がうまい。これ、ブータンのブリ大根的な何かか。

あ~、これは...大根の甘みとトウガラシの辛さが、口の中で丁々発止の戦いをしている。
ん~、なんだか、だんだんカラダがトウガラシに慣れてきたような...。

ここで改めてエマダツィを食べてみると、実際さっきのめまいがするような辛さを感じない。むしろトウガラシのうまみを感じるとは...。
まるでロンダルキアについた瞬間にはモンスターに一撃で瀕死のダメージを受けていたのが、はぐれメタルを倒しまくっているうちにレベルが上がったかのようだ(何

ガテモタブン

タイのウィスキー「メコン」のソーダ割り。

スコッチやバーボンとは全然違うと思ったら、サトウキビと米を原料に、タイのスパイスで香りをつけたものなのか。
これ、合う。ブータン料理にものすごく合う。

ガテモタブン

「シャダフィン」。見てのとおり、鶏肉と春雨のスープ。そして言うまでもなく、トウガラシ。

中華料理の春雨スープの亜流みたいな感じで、なじみのある味。
とはいえ自分の辛さ耐性が高まった状態で食べているので、実際どれくらい辛いかは不明(笑

ガテモタブン

「ケワダツィ」。「エマ」ダツィはトウガラシのチーズ煮込みだったけど、「ケワ」ダツィはジャガイモのチーズ煮込み。

エマダツィのチーズがすごくおいしかったので、これの辛さマイルド版があったらいいと思ったけど、それがまさにこれ。
チーズの濃い味がむちゃくちゃうまい。これ、何のチーズを使ってるんだろう?
トウガラシも控えめだし、最初はこれから始めれば良かったかも。

ガテモタブン

〆は「チョーメン」。ブータン風焼きそば。
これ自体は辛くなくて、パクチー等でオリエンタルな香味をつけた普通のソース焼きそばという感じ。

ガテモタブン

でも、一緒に出てくる特製ケチャップをかけると、一瞬にしてトウガラシ味(笑
辛い、けど、止まらない!まるでブータンの魔法にかかったようだ。

ブータン料理、日本の味付けとは違う意味で、これ以上ご飯が進む料理を知らない。
今、俺の中で、トウガラシ・パラダイムシフトが起こっている。

ガテモタブン

胃袋からブラボーの拍手鳴り止まず。
ああ、辛うまかったぁ~っ。

ブータンのトウガラシ愛、食の世界をくまなく照らしている。
ああ、でも、こういう満足感、生まれて初めてだ。

ごちそうさまでした。

ドラマを観た直後は、ゴローちゃんが素の松重豊さんとして本気で辛がっているように見えたので(笑)、これはネタ回的な位置づけで、一回行けば十分かな...と思っていましたが、最後には想像以上にうまかった。ここは、再訪ありだな。
次回来ることがあったら、今度はもう少しスロースターターになるように、順番考えて頼もう(笑

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投稿者 B : 23:58 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック