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2018/11/16 (Fri.)

旗の台 スペイン食堂 石井 その 3

「どこの国の、どんな食べ物であろうと、俺はこういう店が好きだ」

スペイン食堂 石井

この夏に久しぶりに再訪した旗の台の「スペイン食堂 石井」に行きたい!というリクエストをいただいて、数ヶ月ぶりに予約して行ってきました。自分が巡礼し、気に入っている聖地に行きたいと言ってもらえるのは本当に嬉しいですね。

例によって席は予約でいっぱい。私はこの店の前をときどき通りかかるんですが、一時期の混雑は収まったとはいえ相変わらず人気店であることには間違いないようです。

スペイン食堂 石井

スペイン食堂 石井

日によって少しずつ変わる黒板メニュー。
食欲を刺激してくる単語が並んでいて、悩ましい。さあ、どこから攻めるべきか。

スペイン食堂 石井

さておきカヴァ(スペインのスパークリングワイン)で乾杯から。
一杯目にビールじゃなくてスパークリングワインだと、ちょっと特別感があって嬉しくなります。

スペイン食堂 石井

結局、とりあえず「孤独のグルメメニュー」を一通り+α で気になった料理を個別に頼んでいくスタイルにしました。

まずはにんじんサラダから。歯ごたえある人参を酸味強めのドレッシングでいただく。
お通しとか箸休め的な、横にあるとうれしい味。

スペイン食堂 石井

からの、ヒコイワシの酢漬け。おっと人参に続いて酢漬けがダブってしまった。
まあ酢漬けと言いながらも脂の乗ったイワシをニンニク&オリーブオイルでマリネ風に仕上げた感じで、人参とは全く違ううまみがある。
イワシって、おいしいよね。

スペイン食堂 石井

さらにスペイン風カラスミ。珍味中の珍味であるカラスミを大根(蕪?)とマリネにするだけで、地中海の風が吹いてきたぞ。
イワシも含め、ちょっとしたピンチョス感があってワインが進む。こういう前菜、楽しくて好き。

スペイン食堂 石井

調子に乗って二杯目はシェリーなんて頼んでしまうわけです。

普段はあまり飲まない種類のお酒だけに、スペイン料理屋に来たことを実感する味。
シェリー、俺は食べ続けてこんなとこにたどり着いた...。

スペイン食堂 石井

で、ここに来たらこれは絶対食べずには帰れない「長谷川さんこだわりのマッシュルームの鉄板焼き」。
生ハムとニンニク、オリーブオイルのうまみを大ぶりのマッシュルームがまるごと受け止めて、えも言われぬ味わい。キノコ類が苦手な私だけど、ここのマッシュルームだけはもう大好物。

マッシュルーム農家の長谷川さん、会ったことはないけどこんなにおいしいマッシュルームを作ってくれてありがとうございます。

スペイン食堂 石井

サルチチョンのレヴェルト。
ふわとろ卵にサラミとエリンギの歯ごたえが加わり、そこに黒胡椒が味を引き締める。バスコ・ダ・ガマに感謝したくなるおいしさだ。

スペイン食堂 石井

黒板メニューに赤文字で「おすすめ!!」と書かれていたマッシュルームのポタージュもいただいてみました。あのオーブン焼きのマッシュルームでスープを作ったのなら、うまくないわけがない。
マッシュルームのやさしいのに濃厚な味わいが凝縮されていて、本当に幸せになる味。冬場は毎日でも飲みたくなりそうな、忘れられないポタージュ。

スペイン食堂 石井

いやあ、これはお酒が進んじゃいますね。
この店はスペイン系らしく魚介系のメニューが豊富だから、迷わず白ワインのボトルを投入していきます。

スペイン食堂 石井

五郎メニューの中でもこれは今まで頼んだことなかった「タラのアリオリオーブン焼き」、

タラにはトマトやオリーブオイルのうまみが、トマトにもタラのうまみが移ってどこを食べてもうまい。
まさにスパニッシュギターとダンサー。トマトの舞台で、タラがフラメンコを踊っている。

スペイン食堂 石井

さらに「これ絶対うまいやつだ」という確信があったカキとベーコンのアヒージョ。
このグツグツ感に黄金色に輝くカキ、見た目からして大当たり。

おいしいです、ほんとに...これ。

スペイン食堂 石井

そして本命サルスエラ。
殻つきのエビがどーんと乗っかっている、このスペイン料理の王様感。

具もスープも、どこをとってもうまい。
まるで地中海そのものを食べているかのようだ。

スペイン食堂 石井

〆はもちろんイカスミのパエリア。
ここのイカスミ、濃厚でいろんな海のうまみが凝縮されているけど、ほんのり甘い。そこにアリオリソースのパンチが組み合わされて、いくらでも食べられそうなうまさ。

そういえば今気づいたけど、スペイン語のアリオリ(alioli)ってイタリア語の「アリオ・オリオ(aglio olio)」と同語源だから、ニンニク&オリーブオイルってことなんだよな。どの料理にもほぼアリオリが使われていて、明日の体臭はちょっと気になるけど、だからこそうまい。

旗の台に、アリオリはべりいまそかり。

スペイン食堂 石井

最後はエスプレッソ。

ここの店、食後はすぐに帰るんじゃなくてコーヒーでもいただきながら余韻を楽しんでいたくなる。うまみの強い料理と温かい空気感がそうさせるんだろうなあ。
店名のとおり、恰好をつけず、これ見よがしでなく、正直で、謙虚で、等身大のおいしさが追求されている。『孤独のグルメ』を象徴するようなお店の一つだと思います。

幸せな時間を過ごさせていただきました。機を見てまた来ます。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/11/09 (Fri.)

日本橋 レストラン 桂

久しぶりに日本橋方面に出る予定があったので、ランチは以前から気になっていたこちらのお店へ。

レストラン 桂 (カツラ)

レストラン 桂

コレド室町の真裏という好立地にひっそりと営んでいる老舗の洋食レストランです。再開発ですっかり近代的になってしまった日本橋において、昔ながらの佇まいを残している貴重なお店。

レストラン 桂

店先にはガラスケースの中に食品サンプルが。洋食店の定番メニューが並んでいて、どれもそそられる。ただ、後述するとおり実際の料理はこの食品サンプルとは比較にならないくらいおいしそう。

レストラン 桂

ランチメニューには鮭のバター焼、ポークカツレツ、ポタージュスープ、有頭エビフライなど魅力的な単語が並んでいて心躍ります。これは早速入ってみるしかありません。

レストラン 桂

店内も外観に負けず劣らず昔ながらの洋食レストラン感。ほんのりと上品さが漂っているあたりはさすが日本橋の老舗といったところ。演出されたレトロ感なんかとは全然違う、長年培われてきた歴史を感じます。
時間はまだ 11 時半にもなっていないというのにテーブルがほぼ埋まろうとしていて、日本橋界隈の人々に愛されていることが分かります。

注文を済ませると、自分の母親よりも明らかに年上の店員さんが「スポーツ新聞、お読みになりますか?」。予想しない単語を向けられて一瞬理解ができなかったけど、他の一人客のおじさんが軒並みスポーツ新聞を読んでいるのはそういうことか(笑。

レストラン 桂

料理に先立ってナイフとフォークが出てくるわけですが、その下には三角に折られた紙ナプキンが敷かれていました。
そうそう、こういう店に来たら、こうでなくちゃ。

レストラン 桂

ランチメニュー以外のレギュラーメニューもたくさんあって迷いに迷った挙げ句、頼んだのはランチの最上段にあった「鮭のバター焼とポークカツレツ」の盛合せ。洋食の定番メニュー、かつ焼き物と揚げ物を 900 円で両方味わえるお得感を選びました。

レストラン 桂

鮭のバター焼、ナイフを使わなくてもフォークだけでほろほろ崩れるほどの柔らかさ。それにタルタルソースの優しい酸味がうれしい。
初めて来たはずなのに昔からずっと知っているような、ほっとする味。

レストラン 桂

ポークカツレツにも自家製と思われるデミグラスソースがたっぷり。その後ろに控えているのがこれまた洋食レストランらしいナポリタン。新橋あたりでガッツリ食べるナポリタンもいいけど、こういう店でちょっとついてくるナポリタンもまた、ありがたい。

レストラン 桂

カツレツなのに「ふわっふわ」と表現したくなるほど、肉まで柔らかい。デミグラスソースは丁寧な中にも素朴さが感じられる味で、カツレツを優しく包んでいます。ああ確かにこれはトンカツではなく「ポークカツレツ」なんだなあ。

レストラン 桂

店構えや店員さんたちの雰囲気からも滲み出ている優しく、ゆったりとした空気が料理の中に閉じ込められているかのようなランチでした。お腹が満たされた以上に心が癒やされた気がします。
他のランチメニューも気になるし、ビーフシチューなんかもすごくおいしそう。夜はコースもやっているというし、もう一度と言わず二度三度繰り返して来たいお店でした。

店員のみなさん、身体に気をつけてこれからもお店を続けていってくれると嬉しいです。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:45 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/11/01 (Thu.)

西荻窪 モロッコレストラン tam tamu その 3

「モロッコの、おふくろの味」

タムタム

久しぶりの西荻窪。『孤独のグルメ』のモロッコ回に登場したタムタムに二年半ぶりにやって来ました。
日本ではかなり珍しいモロッコ料理、でもこの店は忘れがたい味で、機会があればまた来たいと常々思っていたのでした。

ドラマ放送からけっこう時間が経ちましたが、相変わらず人気店のようでこの日は予約で満席だったもよう。

tamtamu › モロッコ料理レストラン

タムタム

黒板メニュー、相変わらず魅力的な料理名が並んでる。
以前来たときにはなかったのもあり、ここはちょっと挑戦しながらいろいろ頼んでみるか。

タムタム

ビールはモロッコのカサブランカで乾杯。
飲みやすい系統のビールで、一杯目にちょうど良い。

タムタム

そしてお通し的なつまみにオリーブのマリネをいただきました。オリーブ好きだからこれはちょっと嬉しい。
オリーブというとアフリカっていうよりヨーロッパっぽいけど、よく考えたらモロッコって地中海を挟んでスペインの向かいだからなあ。スペインやフランスに統治されていた時代もあるし、食文化の影響も受けているのでしょう。

タムタム

もうひとつビールのつまみとして「ガーリックパルメザンのフライドキャロット」。もう名前からしてビールに合わないわけがない。
ニンジンなのにホクホクした食感、濃いめの味付けにさらにヨーグルトソースをつけるとメチャうまい。フライドポテトよりもこっちがいい、と言いたくなる新しいおいしさ。

タムタム

こんなつまみを出されたらビールが瞬間的に空いてしまうわけで、二本目はアルマザ。
スッキリしていたカサブランカとは対照的な、味と香りがしっかりしたタイプのモロッコビール。これもおいしい。

タムタム

黒板メニューで強い存在感を放っていたムール貝の白ワイン蒸しを頼んでみました。
見た目はオーソドックスなムール貝のワイン蒸しだけど、上にかかってるソースは初めて。それに白ワインベースのスープがちゃんと貝殻の一つ一つに入っているのも嬉しい。

タムタム

貝殻に入ったスープと一緒に身をいただくと...うまー!このスープ、相当いいぞ。
いろんなうまみが渾然一体となりつつ、ムール貝の身に添えられた「チャルモラソース」(パセリやパクチー、スパイス等を使ったモロッコ流ソース)がいいアクセントになっています。これはうまい。

タムタム

このムール貝は白ワインが欲しくなる味。たまらずモロッコの白ワイン「タルヴァン クロ・デュ・パシャ」をボトルで投入します。
うん、やっぱりこの味にはビールよりも白ワインだ。

タムタム

さらにパンとフムス(ひよこ豆のペースト)を追加。
このパンで、ムール貝の皿に残ったスープとソースを拭って食べると...ほらおいしい。これだけ延々と腹いっぱいになるまで食べたくなるほど。

タムタム

この春巻きみたいなのは「ファティマの指」。なんだか物々しい名前の料理ですが、調べてみたら「ファティマ」とはムハンマドの娘で、イスラム教ではその手のモチーフがお守りや装飾品として浸透しているようですね。
それはともかく(笑)、この料理。ほぐしたジャガイモにスパイスとチーズを混ぜ、春巻きの皮を巻いて揚げたようなもので、コロッケの衣を揚げ春巻きに替えたような感じ。これはおいしくないわけがない。チーズとスパイスがいい仕事をしている。

タムタム

ベルベルオムレツ。ここまでがっついていた気分を少し落ち着けてくれる優しい味。

「ベルベル」というのは北アフリカの先住民族のことらしく、このオムレツはまさに北アフリカに昔から伝わる味なのか。まさにモロッコのおふくろの味なんだろう。
この店の料理、モロッコ人を旦那さんにもつお母さんが一人で作っているようで、どの料理も自分を優しく受け止めてくれるような懐の深さを感じます。

タムタム

ワインはモロッコを代表する赤「タンデム」に変更。
地中海の国だけあって、ヨーロッパのワインにも負けないしっかりとした、それでいて上品さも併せ持つ味。そんなに高くないようだし、今度自分でも買って飲んでみようかなあ。

タムタム

これも気になった「モロッコ風イカめし」。一見日本のイカめし風スタイルだけど、トマトベースのソースとスパイスが効いてて味は全然違う。むしろパエリアに近い雰囲気。素材の味が生きていて、日本のイカめしとは別物ながらこれも気に入った。

タムタム

そしてお待ちかねハリラスープ。この店に来たらこれを飲まずには終われません。
ハーフサイズもできるということで、ハーフを人数分いただいてみました。

何度飲んでもどう作ってるのか分からない、複雑だけどふくよかで優しい味。
毎日でも飲みたくなる、モロッカンママの味。

タムタム

これまた何度食べてもおいしいラム肉のハンバーグ。
もはや見た目からしてジューシーだけど、肉を割るとさらにジュワ~ッときたぞ。

ラムの肉肉しさあふれるハンバーグとトマトソースの組み合わせが絶品。
このインパクトはそこらのハンバーグ専門店を凌駕していると言って良い。

タムタム

〆はさらに羊をダブらせていくスタイルで、ラム肉のモロッコカレー。
カレーと言いつつトマトの酸味が効いたまろやかなカレー。ハンバーグも良かったけど、ラムの塊肉もうまし。

タムタム

ごちそうさまでした。
これだけ食べたらさすがにお腹いっぱい。今回も最高でしたよ。

西荻のモロッコにたくさんのご馳走で大歓迎を受けた気分だ。
来るたびに、モロッコという国に親近感が湧いてくる。

未体験のメニューもまだいくつかあるし、きっとまた食べに来よう。
次回はタジンとクスクス中心に攻めてみたい。でも地中海だから海鮮もいいかも。

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2018/10/25 (Thu.)

浦安の魚や「羅甸」再訪

「この店、リピートは確実だ。これを食べるためだけに浦安に来る価値がある」

羅甸

『孤独のグルメ Season7』でリピートしたい店は数あれど、中でもここの銀だらは忘れがたかった。というわけで、改めて浦安の「羅甸」に来てみました。本当にここの銀だらはたまに思い出すと無性に食べたくなる。他所では絶対に食べられないと言って良いレベルの銀だらです。

放送から随分経つにもかかわらず、お昼時はまだまだ行列が絶えていないようで。平日の 11:30 頃に到着したところ、30 分ほど並んで入店できました。そういう意味では、一頃に比べれば多少は行列も落ち着いたほうなのかな。

お食事処 魚や 羅甸

羅甸

今回は運良くゴロー席に通してもらえました。前回は入口すぐの席でしたが、劇中のゴロー目線では店内はこう見えていたのか。

他のお客さんはほとんどが銀だらの煮付定食を食べています。銀だら大人気。

羅甸

さて、今回のお目当ては...って銀だらの煮付と鯖の塩焼きのセット定食、もう売り切れ!これ食べたかったんだけどなあ。サラリーマンの和定食の定番がこの店ではどう出てくるかがすごく気になっていたのに。セットじゃない鯖の塩焼き定食ならまだあるけど、この店に来て銀だらを食べないという選択もあり得ない。ああ悩ましい。

ちなみにゴローちゃんは銀だらと鯖の味噌煮で迷っていたけど、店内に張り出されていたメニューには鯖味噌は見当たらず。煮付け系は銀だらに集中しないと提供が追いつかないということかもしれませんが、鯖は塩焼き以上に味噌煮派としてはこれも一度食べてみたかった。

羅甸

迷った挙げ句、やっぱり銀だらの煮付を選択。今まで幾度となく恋い焦がれたこの味に、どうしてももう一度出会いたかった。
鯖塩もおいしいと知りながら、あえて銀ダラを選んだ己を誉めたい。

羅甸

「お刺身を付けて」で定食に 150 円でついてくる刺身。
厚切りのマグロ赤身といか刺がついて 150 円ってすごく得した気分になる。
マグロはもちろんのこと、短冊のいか刺、好きなんだよなあ。

羅甸

銀ダラ。この巨大な塊と黒いツヤ。銀ダラってこんなに脂が乗ってたっけ?っていう脂乗り、まさに魚の肉汁という表現が相応しい。

さあ、いただきます。

羅甸

こんなに大きいのにふわふわした煮付け。そこに真っ黒ダレの濃い味が絡んで本当にたまらない。

この店でしか味わえない味だ。この店の大将が毎朝市場に足を運び、長い歳月をかけて完成したこの煮付。この銀ダラは大将が見つけ当てた黒い宝石だ。

羅甸

煮付けと刺身で案の定、半分も食べないうちにご飯が底をついた。この定食、とんでもないな。
当然、二杯目をもらうわけです。三杯目まで食べてしまうとさすがに動けなくなりそうだから、何とかこの二杯目でうまく食べきれるようにペースコントロールしないと。

羅甸

銀ダラをだいたい食べたら、例によって残ったタレにご飯を絡めてタレご飯といきたいところだけど、銀ダラにかかっているタレの量が前回来たときよりもさらに少ない。人気すぎてタレ不足に陥っているのかもしれません。しょうがないので、皿に残っているタレと銀ダラの残りかすを集めてご飯にかけていただくことにしよう。

ほーらごらんなさい。ご飯が黒いマントを羽織っていく。
ああ、タレに和えた真っ黒ご飯もうまかったけど、この煮こごりみたいなタレかけご飯も濃厚でうまい。

羅甸

今回も間違いなくうまかった。この銀ダラは、日本人を幸せにしてくれる味だ。
たぶんしばらくしたらまた唐突に食べたくなっちゃうんだろうなあ。

こっち方面ってあまり来る機会がないけど、また機会を見つけて食べに来よう。
今度は開店時刻に合わせて来て、銀ダラと鯖のセット定食を狙いたいな。

ごちそうさまでした。

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2018/10/15 (Mon.)

鳥越 居酒屋まめぞ その 6

「生ハムにいぶりがっこに、ブルーマウンテンが共存している。でたらめに近いほど、カオスな店」

居酒屋まめぞ

新潟から某ウマの人が仕事で東京に出てきているというので、久しぶりにご一緒してきました。
場所はご本人のリクエストに沿って『孤独のグルメ Season4』に登場した鳥越の聖地。こうやってリクエストをいただけるのも聖地巡礼者冥利に尽きるというものです(何。

久しぶりに来てみたら、商店街のトレードマークでもある「おかず横丁」の提灯がリニューアルされていました。これはこれで風情があって良いけど、こうも赤提灯だとおかず横丁ではなく「飲み屋横丁」と言いたくなるな(笑。

居酒屋まめぞ

居酒屋まめぞ

「まめぞ」は私がこれまでに巡礼した聖地の中でも五本指に入る名店だと思っています。私が最もリピートした店でもありますが、しばらく忙しかったこともあり実に二年半ぶりの訪店。マスターも女将さんもお元気そうで何より。そして相変わらず予約でいっぱいの人気店のようです。

居酒屋まめぞ

まあまずはヱビスで乾杯。
お通しが自家製と思われるローストビーフというのが嬉しい。けっこう肉厚で、これはお通しを超えたお通しだ。

居酒屋まめぞ

つまみはハモンセラーノ(生ハム)からでしょう。
原木から削り出してくれる生ハム、塩味がしっかり効いていてビールのつまみに最高。

居酒屋まめぞ

それから、この店に来たら外せないつまみの一つ「みそクリームチーズ」と、

居酒屋まめぞ

定番いぶりがっこも当然頼むわけです。
ここでメンバーの一人から「このチーズといぶりがっこは別々なの?」という質問が。いぶりがっこはチーズと一緒につまみとして食べるものという認識を持っているのはこの blog を読んでる人くらいですから!(笑

居酒屋まめぞ

まあ、そうは言っても当然のようにチーズといぶりがっこを重ねて食べるわけですが(ぉ
いぶりがっことチーズ、本当につまみとしては最高の組み合わせだと思います。

居酒屋まめぞ

そんなことをしていたらビールがあっという間になくなるのは必然というわけで、飲み物はまめぞハイボールに移ります。
ここのハイボールは本当に絶品で、それほど特別なものが入っているわけではないのに自宅で再現するのが難しい。他所の店でもなかなか飲めない、ハイレベルなハイボールです。

居酒屋まめぞ

料理はそろそろエンジンをかけていきます。まずはキングサーモンの粕漬け。
柔らかく脂の乗ったキングサーモンに粕漬けの旨味が乗っかって、いきなりノックダウンされそうなうまさ。
これだけでハイボール三杯くらい行けてしまいそう。

居酒屋まめぞ

ガーリックポテト。
シンプルなフライドポテトにニンニクの風味が食欲をそそります。
これとハイボールだけで延々飲んでいられそうだ。

居酒屋まめぞ

かにクリームコロッケ。
大ぶりなのに濃厚、そして油断すると火傷するやつ。
揚げたてがもちろん最高なのは分かるけど、明晩のおかずにお持ち帰りしたくなるうまさ。

居酒屋まめぞ

そこに粕漬けアゲイン、明太子。
明太子ってそれだけで食べてもうまいのに、粕漬けにすることでさらに存在意義が高まる気がする。
今写真を見ていても、唾液の分泌が止まらない。

居酒屋まめぞ

待ってました、アジフライ。
大きさ、サクサク、フワフワどれをとっても一級品。今までいろんなアジフライを食べてきたけど、ここのアジフライを上回るのにはまだ出合えていません。
毎日でも食べたくなるアジフライ、久しぶりに味わえて良かった。

居酒屋まめぞ

なにげに今まで食べたことがなかった「ま・めんち」(牛肉メンチカツ)。
店名を冠した一品がうまくないわけがない。大きさは普通だけど、ギュッと濃縮された何かを感じます。

居酒屋まめぞ

サクサク衣に閉じ込められた粗挽き牛肉と肉汁のうまさ!!
甘口特製ソースとの相性も抜群。これは期待を裏切らなかった。今度から必ず頼む一品に加えること決定です。

居酒屋まめぞ

フィッシュ&チップス。さっきの止まらないポテトフライがまた出てきました。
ここまで揚げ物の連打連打にも関わらず、全然胃にもたれる感じがなく、まだまだ食べられそう。本当にこの店のフライものは素晴らしい。

居酒屋まめぞ

そして明太クリームパスタですよ。
クリームたっぷりの中にアルデンテスパゲッティ。明太子のピリ辛でいくらでも入りそう。何ならおかわりしてもいいくらい。

居酒屋まめぞ

〆はもちろんカツサンド。この分厚い肉から滴っている肉汁のシズル感たるや。
これだけ揚げ物をたらふく食べた後にカツサンドって常軌を逸してると思うでしょ?でも、全然普通に入ってしまうのがこの店の恐ろしさ。

居酒屋まめぞ

たっぷりとカラシをつけていただきます。
ああ旨い。なんで二年もご無沙汰してしまったのかと後悔するくらい、やっぱりこの店はおいしかった。
しかもけっこう満腹なのに、まだ 1~2 品いけそうな気がしてしまうこの店の料理の軽さとやさしさは何なんだろう?

今回もごちそうさまでした。
改めてハマってしまったので、近いうちにぜひまた来ようと思います。

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2018/10/13 (Sat.)

ORGANICS by Red Bull シンプリーコーラ

先日「レッドブル・コーラ、国内でも発売されてはいるらしいんですがどこにも売ってない」と書いたら何人かの方から売っているお店の情報を教えていただいたので(ありがとうございます)、すかさず買ってきました。

ORGANICS by Red Bull

ORGANICS by Red Bull

通勤ルートにある成城石井にて購入。エナジードリンクや舶来系ジュースのコーナーに並んでいました。他にはドラッグストアでも扱っているところがあるとのことでしたが、近所にあるココカラファイン系列の店舗では売られておらず。
ちなみに当初はコンビニやスーパーばかり探していました。レッドブルが最初に日本上陸した際にコンビニ中心の展開だったので、てっきりコンビニ販路が強いものだと思っていました。

成城石井には本来の目的だったシンプリーコーラに加えて、同じく ORGANICS by Red Bull シリーズに属するビターレモン(レモネード)、スパイシージンジャー(ジンジャエール)もあったのでまとめて購入。海外では同シリーズのトニックウォーターも存在しているようですが、日本向けには発売されていません。日本ではジントニック等の割り材で使うことはあってもトニックウォーター単体で飲む人は少ないから、ということですかね。

ちなみにこのシンプリーコーラカラーを纏ったトロロッソ・ホンダ STR13 のカラーリングがこれ。

ORGANICS by Red Bull

青×赤×シルバーという配色はレッドブル・エナジードリンクのイメージカラーでもありますが、青赤の割合が多いこととレッドブルロゴがシルバーなことから、エナジードリンクではなくシンプリーコーラを訴求するためのものであることが分かります。ちなみに写真のショーカーではリヤウィングにはシンプリーコーラのロゴしかありませんが、実際のレースカーには翼端版の裏に ORGANICS by Red Bull トニックウォーターの塗装が施されているようです。

なおここ 2~3 年のレッドブルはエナジードリンクに加えてシンプリーコーラのブランディングに注力していて、

ORGANICS by Red Bull

エアレースではマット・ホールが 2016~2017 年にシンプリーコーラカラーの機体に乗っていました。

ORGANICS by Red Bull

そして今季のマット・ホール機は ORGANICS by Red Bull のイメージカラーにリペイント。どうやらシンプリーコーラ自体が元々は単独のブランドだったのが、今年から(?)立ち上がった ORGANICS by Red Bull ブランドの一商品という位置づけに変更されたようです。

ORGANICS by Red Bull

というわけで飲んでいきます。まずはメインのシンプリーコーラから。

ORGANICS by Red Bull

液体の色は赤茶っぽい感じで、コカ・コーラやペプシのような黒々としたコーラとはちょっと違います。このあたりはオーガニック素材に由来するものでしょうか。

飲む瞬間にまず感じたのが、コーラにしては香りが強めなこと。ジンジャエールやガラナ系飲料のような刺激ある香りがします。一方で味の方は大人しめで、比較的シンプルな甘さ。砂糖とカラメル由来の甘味は感じるけどそれ以外の風味はそんなになく、香りからくる印象に対しては物足りなささえ感じます。

ORGANICS by Red Bull

成分のリストから推察するに、この香りはジンジャーやガランガといった生姜系のスパイスからきているんじゃないですかね。

私はコーラはけっこう飲む方ですが、普段シュガーフリー系のコーラばかり飲んでいるせいか砂糖入りのコーラを飲むと甘ったるく感じてしまうんですよね。それでも香りの強さに見合う味だったらアリだったんですが、味の印象が薄くてバランスがよろしくないと感じました。

ORGANICS by Red Bull

続いてビターレモネード。

こちらは甘味も酸味も控えめ、そして「ビターレモネード」の名前のとおりしっかりめの苦味を感じます。レモンの皮っぽいというか、グレープフルーツにも似た苦味。皮入りなのかと思ったら、「カッシア」という植物由来の苦味料が使われているようです。

ORGANICS by Red Bull

甘くないのは私好みでしたが、レモネードならもうちょっと酸味は欲しかったかな。でもこの味ならウォッカや甲類焼酎を割って飲むのに使っても良さそうです。

ORGANICS by Red Bull

最後はジンジャエール。

飲み口は本格ジンジャエールっぽい、生姜の辛さを感じる風味。一瞬「お、ウィルキンソン系のジンジャエールか?」と思うものの、一旦口に入れてしまうとカナダドライっぽい甘味が勝ってしまう、ややチグハグなバランス。一般的にコンビニやファストフード店で扱っているのはカナダドライ系の甘口ジンジャエールだからこういう味のほうがマジョリティなのかもしれませんが、ウィルキンソン系や自家製の、生姜を活かしたガチ辛口ジンジャエール好きな私にとっては物足りない。香りの良さで期待してしまっただけにちょっと残念。

ORGANICS by Red Bull

三種類いずれもオーガニック素材による香りが印象的でしたが、味はもう一声、というのが個人的な感想。でもシンプリーコーラとビターレモネードはアリっちゃアリかなあ。

入手性があまり良くないのが難点ですが(販路が限られるのに加えて関東のみでの試験販売らしい)、F1 がある終末はこれを買ってきてトロロッソを応援しようかと思います。

投稿者 B : 22:10 | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/10/06 (Sat.)

東京都中野区百軒横丁の地鶏モモ串

「ジョーよ、泪橋を逆に渡れ。明日のために、食うべし、食うべし」

泪橋

前回に引き続き、中野百軒横丁の聖地・泪橋のレポート後編です。

...そうこうするうちに隣の席が空き、マスターから「良かったら移りますか」との提案をいただきました。確かにこのカウンター端の席、トイレに出入りするお客さんの通り道だし、ずれてあげたほうが良さげ。
移動した先はまさにドラマのゴロー席。そうそう、この席からの景色が見たかったんですよ。ここからのほうが厨房の様子もよく分かるし、より楽しい気がする。

泪橋(なみだばし)

泪橋

ふと振り返ってみるとスパイダーマンがぶら下がっていることを発見。
ああ、こんないかにもな飲み屋街だけど、なんだかんだ言って文化的には中野ブロードウェイと地続きなんだなあ。

泪橋

さて、第二ラウンドだ。
飲み物はホッピー(黒)に移行。この店の雰囲気には気取った飲み物よりもこういうのがよく似合う。しかもハイボールとは対照的に焼酎を濃いめに注いでくれるから、外(割り材)一本でジョッキ四杯飲めて最後の方にはけっこうへべれけになれます(汗。

ところでマスター、ずっと忙しそうに料理してるにも関わらず、こちらのグラスが空くとすかさず「ハイボールおかわりで?」とか聞いてくる超人的な気配り。この隙のない仕事ぶりが、この店のうまさに繋がっているんだろう。

泪橋

さあ、そろそろ本命焼き鳥だ。まずは鶏わさ串から。
刺身でも食べたプリプリッとした食感を残したまま表面だけ軽く焼いてあってすごく良い。ワサビと海苔もいいアクセントだ。

泪橋

続いて地鶏モモ串がおいでなすった。

この色、この香り。そしてこの弾力。噛むほどに、ジュワァ~ッとうまみが口の中に広がっていく。打てば響く地鶏だ。
こんな鶏モモ串、今まで食べたことがない。

泪橋

さらにぼんじりも追加。
ぼんじりってコリコリした食感と脂身のコンビネーションという印象だけど、ここのはコリコリ感少なめ。その代わり、鶏モモで味わったのと同じ類の肉汁がドバーッと!

ここの肉、どれも濃厚で本当にうまい。

泪橋

あまりのうまさに夢中になってしまった。ちょっと落ち着こう。

そういえばさっきから目の前にズラリと並んだ焼酎が気になっていたんだった。
店主の出身地である宮崎のものを中心に揃えられた焼酎、この中からどれかいただこう。

泪橋

鮮やかな青いラベルに引かれて、木挽ブルー(芋焼酎)をチョイス。
チロリ(金属の器)になみなみと注いでくれるのが嬉しい。なんかつい、孤独のグルメっていうより酒場放浪記の聖地巡礼に来ているのかと錯覚しそうになるけど(ぉ)、それもいい。

泪橋

串物は少し目先を変えて、鶏メンチ。焼き物だけでなくこんなバリエーションもあるとは。

この狭い厨房から、どうやってこんなに様々な料理が出てくるのか。
Season6 に登場した五反田の「とだか」も狭い厨房から出てくる料理の多彩さに驚いたけど、この店もそれに負けてない。まるで四次元ポケットのような厨房だ。

泪橋

カマンベールチーズ焼。火を通してトロトロになったカマンベールってうまいんだよなあ。
メンチにカマンベールを組み合わせた我々、なかなかいいセンスしてる。

泪橋

そのうえ調子に乗って鶏レバーパテ追加!
こういうパテ物に目がない私にとって、鳥刺しであれだけうまかったレバーがパテになってくるとあれば食べざるを得ないというもの。しかもイチジクのソースまでついてきて、ここが焼鳥屋であることを忘れそうになる立派なレバーパテ。これは幸せなうまさ。

こうやってちょっと洋食に寄り道したところで、短冊メニューから新たに目に飛びこんできたのはこれでした。

泪橋

イカわたのホイル焼き!レバーパテからの振り幅が半端ないけど、こんな呑兵衛の究極のつまみの一つがあるとなっては頼むしかない。
アルミホイルの包みを開いた瞬間に漂ってくる何とも言えない香り!こりゃあもう、匂いだけで焼酎が進んでしまう。

さらには半分くらい食べたところでマスターが「これにご飯入れるとおいしいんですけどどうします?」という悪魔の誘いが。メニューに載ってないけどそんなん言われたら断れないでしょう(;´Д`)ヾ。

泪橋

イカわたのうまみを全て吸収したイカわたライスができてしまいました。もはや語彙力(ry
ゴローちゃんも白飯派とか焼き鳥ライスとか言ってないでこれを食べるべきだったのではないか...。

本当に恐るべき〆の一品でした。これまでに食べた〆ライスの中でも最高クラスだったと言っても過言ではないでしょう。

泪橋

は~、うまかった。
甘タルタルのチキン南蛮から、炭火焼の真っ黒地鶏モモ串まで、変幻自在の鶏フルコース。Season7 聖地巡礼のラストに、まさにふさわしい宴だった。
なかなか来れないと思ってちょっとがんばりすぎたか、もうこれ以上食べられないくらい腹パンパン。

今夜このリングに立てたことを、俺は誇りに思う。大歓声が耳に聞こえるようだ。

...というわけで、これにて私の『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼は完了となりました。放送終了から三ヶ月あまりで上尾から群馬、果ては韓国に至るまで巡れるとは思っていませんでした。特に韓国に至っては半ば勢いで行ってきた部分もあり(笑。またこの短期間の間に最終回の登場店が閉店してしまうという寂しい事件もありました。
でも終わってみればどの店も本当においしかったし、楽しかった。それぞれの聖地巡礼に同行してくださった方々、一部はムチャ振りしたにもかかわらずお付き合いいただきありがとうございました。

次はまた年末年始の特番ですかね。それまでは今まで行った店にぼちぼち再訪してみたりしつつ、改めて自分なりの「孤独のグルメ」も開拓していこうと思います。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season7 Blu-ray BOX

B07CXK4NFM

関連ランキング:焼き鳥 | 中野駅新井薬師前駅

■ドラマ『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼エントリーまとめ
第一話 埼玉県上尾市本町の肩ロースカツ定食 / 再訪
第二話 東京都世田谷区経堂の一人バイキング
第三話 東京都港区南麻布のチョリソのケソ フンディードと鶏肉のピピアンベルデ
第四話 群馬県甘楽郡下仁田町のタンメンと豚すき焼き
第五話 東京都荒川区三河島の緑と赤の麻婆豆腐
第六話 千葉県浦安市の真っ黒な銀だらの煮付定食
第七話 東京都墨田区東向島の納豆のピザと辛いパスタ / 甘味パート
第八話 東京都中野区百軒横丁のチキン南蛮と地鶏モモ串
第九話 韓国チョンジュ市の納豆チゲとセルフビビンパ
第十話 韓国ソウル特別市の骨付き豚カルビとおかずの群れ / 間食パート
第十一話 千葉県千葉市の特製ニンニクスープと生鮭のバター焼き
第十二話 東京都中央区八丁堀のニラ玉ライスとエビチリ / 再訪
→その他の聖地巡礼エントリーはこちら

投稿者 B : 20:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/10/05 (Fri.)

東京都中野区百軒横丁のチキン南蛮

「中野。ちょいちょい来ているわりに、ブロードウェイはよく知らない」

中野ブロードウェイ

ドラマ『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼もついにここが最後のお店となりました。中野は以前お正月スペシャルでも取り上げられたエリアですが、今回は駅の反対側に舞台を移して再登場。

中野のこちら側ってカメラ店があったりブロードウェイがあったりするマニアックな界隈で、私もフジヤカメラは時々覗きに来るものの、逆にフジヤカメラよりも奥に足を踏み入れたのは今回がほぼ初めて。「百軒横丁」の名の通り飲み屋ばかりが百軒は並んでいようかという呑兵衛の聖地でした。夜にもなるとここはお祭り会場かという人混みに溢れ、ものすごい活気があります。

泪橋(なみだばし)

泪橋

実はここ、ドラマ放送前に何度か訪れたり予約の電話を試みたりしたんですが、ことごとく撃沈(;´Д`)。ドラマに登場する前から主に常連さんで賑わう人気店だったようで、私のような一見さんが入店するにはうまくタイミングが合わないと難しそう。

というわけで、今回は平日 17 時の開店と同時に突撃してみました(笑。

泪橋

平日の、まだ働いてる人も多い時間帯にも関わらず、開店直後から既にカウンターが埋まり始めている。どうなってるの中野(;´Д`)。
結局手前側のカウンターは全部埋まっていて、カウンター奥の席につくことができました。

この大量に吊り下げられたメニューの短冊、いいじゃないか。こどグルに出てくる飲み屋の王道中の王道という感じ。

泪橋

まずは生ビールから。まだ外も明るいうちから飲むビールのうまさといったらありません。
この瞬間に、自分もこの中野ののんちゃん、べえちゃんの仲間入りをしてしまった。

泪橋

お通しは枝豆とポテサラ。飲み屋のド定番だけど、むしろそれがいい。
ポテサラはちょっと塩気が強めで、まさに正しいつまみだ。定食屋では味わえない味だ。

泪橋

マスターの「今日は地鶏の刺身四点盛りがオススメですよ」との一言に乗って、まずは鳥刺し。
鶏わさ、タタキ、レバー、砂肝という盛り合わせ。「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていたタタキは食べようと思っていたからちょうど良かった。

特に気に入ったのはレバー。この濃厚でトロッとしたレバー、相当イケル。
さらには砂肝!焼き鳥では定番と言って良いくらいよく食べる砂肝だけど、刺身はたぶん初めて。この状態でもコリコリしていて、焼いたのよりもシャッキリしてて、うまーい。
これはいきなり強烈な先制パンチを食らった気分だ。

泪橋

そして焼きとん五本盛り。実はさっきの生ビールと合わせて「おつかれ様セット」、980 円。
このパンチの連打、真っ向から受け止めよう。

それぞれオーソドックスながら、焼き手の確かな仕事ぶりが伝わってくるうまさ。どれにも手抜きが一切ない。
ああ、本当に心ときめくうまさだ。このスゴイの五発もらって、飲み始めたばかりだけどもうリングに沈んでもいい。

泪橋

もはや瞬間的に生ビールが消滅してしまったので、飲み物はハイボールに移行。
ちょっとウィスキーが薄いような気もするけど、まあこの辺は雰囲気が大事。

泪橋

続いて五郎's セレクションの中から、豚ばら味噌串と鯖串。

味噌ブー、ガッツリ脂が乗った豚バラにしっかり味噌、濃い味だ。
豚バラっていつ食べても期待を裏切らないよなあ。これはこんな居酒屋で食べてても白飯が欲しくなる、ゴローちゃんの気持ちが分かる。

泪橋

さあ、サバ串。
残念ながら一本しかないとのことで、串から外してシェア。

ほ~、これは串に刺した焼き魚だ。いいじゃないか。
飲み屋で焼き魚ってそれだけで満腹コースだけど、こうやってつまみとしてちょっと食べられる鯖串、これはアリ。

泪橋

「サバは今日もう一本しか残ってないけど、代わりにサンマがありますよ」とオススメされたのですかさず頼んでしまったサンマ塩焼。そういえば今年はサンマが豊漁という話だったのが、地震の影響で値上がってしまって、結局まだ一回しか食べてなかったから嬉しい。

いやぁおいしい。サンマって白飯もいいけど酒のつまみにもイイよなあ。一尾くらいペロッといけてしまう。
さっき「飲み屋で焼き魚ってそれだけで満腹コース」と言ったところだけど早速撤回します(ぉ

泪橋

焼きとんがおいしかったからホルモン系を一本追加。「キク」という小腸の周りの部分らしいけど、通常のホルモンよりもさらに脂乗りのいい、まさにホルモンの王様みたいなやつ。
こんなホルモンを食べてしまったら、普通の焼きとんには戻れんぞ。

泪橋

そこに今回のメインたるチキン南蛮がどどーんと登場!
この大ぶりな唐揚げもすごいけど、その上に遠慮なくかかったタルタルソースがタルタリスト的にはたまらない。

さあ、どこから手をつけよう。

泪橋

ずっしり、これはいい鶏だ。タルタルがまたすごくいい。甘酢も効いてる。この濃い味、これが本場宮﨑のチキン南蛮なのか。
今までの俺のチキン南蛮史を塗り替えるうまさ。これはハイボールが何杯あっても追いつかないし、今後そんじょそこらの店でおいそれとチキン南蛮を頼めなくなりそうだ。

チキン南蛮、大正解の大満足。
でも、この時点でまた食べたもの全体の半分くらいだったりします(ぉ。
一回ではまとめきれそうもないので、後編に続く(笑

孤独のグルメ Season7 Blu-ray BOX

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【Season7巡礼中】『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~7&原作 - NAVER まとめ

投稿者 B : 21:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/09/29 (Sat.)

炭火焼肉 本牧亭 その 6

大好きな焼肉店に行ってきました。

本牧亭

本牧亭

以前は半年おきくらいに来ていたこのお店。ちょっと間隔が空いてしまって約一年半ぶりの来店になりました。毎度、予約してから来店までが待ち遠しくなるお店です。
和牛一頭買いのため牛の銘柄が毎度違うわけですが、今回は茨城産でした。

本牧亭

季節によって、日によって変わるおすすめメニュー、毎度何があるか見るのが楽しみ。
いろいろありすぎて迷います。

本牧亭

まあとりあえずはビールを飲んで落ち着こう。
調子に乗って大ジョッキを頼んじゃいました。

本牧亭

肉が来るまでのつなぎとして、キムチ三種盛り。お店で丁寧に作られている感じの、しっかり辛いけどおいしいキムチ。ビールが進みます。

本牧亭

キムチ系でもう一品、甘海老のケジャン。先日韓国に行ってからというもの、いろんなキムチを試すのが楽しくて。
このケジャンは新鮮な甘海老のトロトロ感を残しつつ、甘さとキムチの辛味が良い具合に混ざり合って面白い味。初体験の味だけど、これは気に入りました。

本牧亭

珍味続きでミンク鯨の赤身刺。焼肉屋に来て珍味ばかり食べるのもどうかと思うけど、クジラの刺身を出すお店ってそう多くないので、メニューにあるとつい頼んでしまいます。
赤身らしく引き締まった野性味あるうまさ。かといって固いわけでなく、しなやかにおいしい。

本牧亭

そうこうするうちに肉が届いたので早速焼いていきます。
ここに来るととりあえず頼むのが「ファミリー盛り」。焼肉屋に来たら漏れなく食べるでしょ?というカルビ・ロース・ハラミ・赤身薄切りがセットになっていて手っ取り早い。

本牧亭

赤身薄切りはタレをつけた上で卵黄に浸して食べると本当にうまい。生きてて良かった、最近がんばってて良かった、と思える味。生きるモチベーションが湧いてきます。

本牧亭

三浦半島の契約農家から仕入れているという野菜は見るからにみずみずしい。焼肉屋の野菜焼きって「自分の健康への言い訳のために一応食べておく」という位置づけだと思っているのですが(ぉ)、ここの野菜は肉がなくても成立するくらいのうまさだと思います。毎度品揃えが違って、何が出てくるかも一つの楽しみ。

本牧亭

そりゃあ焼酎も進むというものです。

本牧亭

おっと、肉を食べたい気持ちが逸るあまり、タン塩を食べるのを忘れていたよ。というわけで、カルビやロースと順番が前後しちゃったけど、タン塩を追加。脂乗りの良さに炭が炎上してしまう勢い。そこにマスターがやって来て、水をかけて火の勢いを抑えてくれます。

本牧亭

本場韓国の焼肉も良かったけど、やっぱり日本人には和牛の焼肉が最高なんだなあ...と改めて感じる肉のうまさ。
本当は肩サンカクとかホルモンとかも頼んだんですが、食欲が勝ってしまって写真を撮り忘れました(ぉ。

本牧亭

〆は玉子スープ&ライス。シンプルな玉子スープが出てくるかと思ったら、かなり具だくさんで驚きました。これ、玉子スープっていうかライス抜きクッパですよね。
というわけで、ライスは半分くらい焼肉と一緒に食べた後、玉子スープに入れてクッパ化(笑。焼肉ライスとクッパが一度で楽しめる、これはいい食べ方を発見した。

本牧亭

店内の壁じゅうに貼られている有名人のサインを眺めるのが毎回の楽しみの一つなんですが、今回は再ブレイクする前の DA PUMP の ISSA のサインを発見。これはこれで貴重かも(笑。
他にも、大和田獏&岡江久美子夫妻や松山ケンイチ&小雪夫妻のサインなど、芸能人がガチにプライベートで訪れているのが分かってなかなか面白い。その価値がある店だと思います。

今回も本当においしかった。次回またこの店に来れるように、今後もがんばって生きていこうと思えます。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/09/19 (Wed.)

恵比寿 九十九ラーメン

普段あまり外でラーメンを食べようと思うことも多くないのですが、珍しくガッツリとしたラーメンが食べたくなったので、以前から気になっていたこちらのお店に行ってみました。

九十九ラーメン

九十九ラーメン

恵比寿にある九十九ラーメンです。

人気店とのことで行列ができているかな、と心配しましたが、私が行ったときには行列はなくほどほどの着席率。待たずに座れたのはありがたい。

九十九ラーメン

メニューはとんこつ、醤油とんこつ、味噌とんこつ...というところまでなら、まあよくあるとんこつラーメン店という感じではあります。が、この店の特異なところはその上にある「元祖マル究チーズラーメン」。丼の上にガスン!と粉チーズが載ったとんこつラーメンで、こんなの他では見たことがありません。これ、チーズ好きとしては以前から一度食べてみたかった。

九十九ラーメン

サイドメニューも豊富。定番の餃子やチャーシュー丼なんかもありますが、ここでも焼きチーズおにぎりとか、攻めてます(笑

九十九ラーメン

そんなわけでとりあえず餃子から。小ぶりだけど名前の通り皮がパリパリに焼かれていて、具がちょっと濃いめの味付けなこともあってビールに合いそう。ラーメン屋の餃子ならこういうのが嬉しい。
写真左上は無料トッピングのピリ辛もやしですが、トッピングというからラーメンに載ってくるのかと思ったら別皿なんですね。これならやっぱりビール頼めば良かった...。

九十九ラーメン

こちらはチャーシューと味玉の組み合わせによる「マル特セット」。すごく特徴があるわけではないけど普通においしい。
これも別皿提供なので、諸々サイドメニューを合わせて生ビールが 1~2 杯いけてしまいそうな感じ。最初から飲んじゃうつもりで来るべきだった(笑。

九十九ラーメン

そして出てきた本命チーズラーメン。
このチーズの山!写真で見たことがあっても実物を目前にすると本当にすごい。これはまるで、チーズのエアーズロックやー(違

九十九ラーメン

もやしの基礎(笑)の上に、北海道産ゴーダチーズの粉末がうずたかく積み上げられています。
これを好みでスープに溶かしたり、麺に絡めていただきます。

九十九ラーメン

スープ自体はオーソドックスなとんこつ味噌系。だけど、ここにチーズを溶かし込んでいくことで、ラーメンのスープとは思えない濃厚な何かに変容していきます。チーズを大量に溶かすとかなりパンチのあるチーズスープが出来上がっていきます。

九十九ラーメン

麺は歯ごたえの良い中太麺。スープに入れたチーズがとろけて麺に絡まり、独特の風味が味わえます。これが細麺だったらチーズに負けていたに違いない。
チーズの存在によってスープも麺も様変わりし、これはもはや「ラーメンではない何か」ではないかと思います。味噌風味のチーズスープスパゲティ的な何か。ラーメン道からいったら邪道なのかもしれませんが、それでもこれはクセになりそう。

当初の目的とは違い、ラーメン欲とは違う部分が満たされたような気がします。でもチーズ好き的にはこれはアリ。また時々食べたくなりそうです。

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投稿者 B : 23:19 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2018/09/17 (Mon.)

八丁堀「中華シブヤ」よ永遠に

「これを食べずして、ニラ玉を語るべからず」

中華シブヤ

ドラマ『孤独のグルメ Season7』の八丁堀の聖地にまたやって来てしまいました。他にも再訪したいお店はいくつかあるものの、ここ「中華シブヤ」が今月末で閉店してしまうという噂を耳にしては、他の店を後回しにしてでももう一度食べにこなくてはならないというもの。ドラマ登場店でその後閉店してしまったお店はいくつかありますが、放送からこれだけ短期間のうちに移転ではなく完全閉店というのは例がなく、巡礼者としては本当に淋しい。

中華シブヤ

中華シブヤ

店先には閉店を告げる貼り紙が。しかもこの達筆。
築地市場の 10 月の豊洲への移転を控え、店主の高齢化もあって食材の仕入れが困難になるというのが大きな理由のようです。基本的に老夫婦とパートのおばちゃんで回していた店だし、後継者のあてもないんだろうし、仕方のないことなんでしょうがそれにしても残念。まあドラマきっかけで数回来ただけの私なんかより、昔から日々通っていた近隣のサラリーマンたちの方がよほど残念がっているに違いない。

今回はお昼前の開店に合わせて来たところ、既に十人以上の行列。しかも一巡目の客は着席するや否や、パートのおばちゃんが「はい、ニラ玉の人~!」と言いながら挙手で注文を取っている(笑。ドラマ放送前からこうだったのか、放送後の混雑でこういうシステムになったのか分かりませんが、こういうノリ嫌いじゃない。しかも八割方のお客さんがニラ玉!本当に大人気だな。

中華シブヤ

一方で私はチャーシューメンを注文しました。以前来たときは放送前だったから勘で普通のラーメンを食べたところ、実際の放送ではゴローちゃんがニラ玉・エビチリの後にまさかの追いチャーシューメン(;´Д`)ヾ。改めて、あのたっぷりチャーシューを食べておきたかったのです。

それにしても、肉食欲を刺激する見た目。チャーシューメンはこうでなくっちゃ。
本当に何のてらいもないチャーシューメンだけど、だがそれがいい。

中華シブヤ

ラーメンは音を立てて啜ってこそうまい。麺とスープが歌い踊り、口の中にうまさを弾けさせる。

チャーシュー、しっかり味が染みている。この店の誠実さが染みこんでいる。
こういうチャーシュー、最近食べてなかったなぁ。これを五枚も食べられる幸せたるや。

コク深いスープに緩めの麺。それをしっかりチャーシューで締める。これこそど真ん中、庶民中華のチャーシューメンですよ。

中華シブヤ

そして...これが最後ならば絶対に外せない、ニラ玉も頼んじゃいました。
チャーシューメンとニラ玉どっちも食いたい、しょうがないやつです。

この大量のニラを油でジャジャッと炒めてトロトロ玉子を載っけたニラ玉。
一度味わってしまうと、この映像が目の前に現れただけで涎が分泌してくる。

中華シブヤ

ニラ、味が濃い!強い!そして太い!

ん~、ワイルド。野生の裸のニラのうまみだ。
そしてそのニラを引き立てる抜群のタレ。チャーシューメンを頼んでおいてなんだけど、やっぱりこれは白飯が欲しくなる。

中華シブヤ

完食。ああ、うまかった~。
これだけ食べても 1,300 円というのも嬉しい。ニラ玉ライスだけなら 800 円でお腹いっぱいになっちゃうんだもんなあ。

中華シブヤ

店内には放送前に来たときにはなかった松重さんのサインが。しかもガチャコレクションのメモスタンドフィギュアが添えてあるのがお茶目(笑。

閉店まで、あと十日あまり。一見どこにでもありそうだけど、他に類を見ない町中華。こういう店にスポットを当てたのは『孤独のグルメ』らしいけど、それ故にこんなに早く閉業してしまうのはあまりにも惜しい。でもそれも含めて時の流れなんだろう。

最後にこれが食べられて良かった。
本当にごちそうさまでした。

そして、お疲れさまでした。

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2018/09/14 (Fri.)

埼玉県上尾市本町の肩ロースステーキ定食

「この肉なら永遠に食べ続けられる、そんな気がします」

キセキ食堂

この店にはもう一度来たいと思いつつ、初回の巡礼から早五ヶ月。久しぶりに埼玉県上尾市にやってきました。都内からだと近いようで、微妙に遠いこの位置関係。

こちらのお店の人気はまだまだ衰えていないようで、食事時に来たのではまず入れないらしい。ということで、前回同様朝から予約を取りにやってきました。
ただ前回と違うのは、開店時間が 10:30 に(併せて予約開始時間も 9:30 に)早まったことと、予約時に入店時間が確定してその時間に再度お店まで来れば良いということ。近隣への配慮も含め行列ができないようにしたということでしょう。すっかり店前で二時間くらい並ぶつもりでいたので、これは助かります。

キセキ食堂

キセキ食堂

店内は相変わらずずっと満員。この日も開店から 13:30 まではずっと満席で、それ以降は並べば 13:30 以降材料がある限りはありつけるかもしれない、という状況でした。
私はちょうど 10 時にお店に着いたところで 12:30 の回に予約成功。

キセキ食堂

在庫表示の札は、12:30 の時点で既に牛タンが売り切れ。
まあ私の今回の目的のものは残っていて良かった。

キセキ食堂

メニューは...あれ?前回と少し内容が変わっているような。
肉の量が選べなくなったのと、少し値段も上がっています。まあ以前の値段が味に対して異様に安かったとは感じていたので、適正価格に近づいたということでしょう。選択肢が減ったのも、たくさんのお客さんに効率よく対応するためには致し方ないのかもしれません。
またゴローちゃんのように「キセキのカツ定食+キセキのステーキ単品 100g」という注文はできなくなっており、ランチタイムは原則一人一品になっているようです。

キセキ食堂

そうこうするうちに、今回のお目当て「キセキのステーキ定食」のお出ましだ。
おお...数ヶ月恋い焦がれたこのロース肉に、こうして再会できるとは。

キセキ食堂

この分厚さ!ゴローちゃんが食べていた 100g とは桁が違う貫禄。
さあ、どう攻めようか。

キセキ食堂

カウンター上に並んでいる無数のソースの中から、まずはステーキソース。
オーソドックスな甘みのあるソース。これはご飯いらない、肉で肉が食える。

続いてオニオンソース、確かにイケル。
ステーキソースとはまたちょっと違うタマネギの風味がいい。
生姜焼きが定番になるように、豚肉とタマネギは相性いいんだ。

キセキ食堂

そして塩レモン。とんかつを食べたときも塩レモン、うまかったよなあ。

ああ...この肉。肉自体からうまみを感じられるから、ソースじゃなくてこういうシンプルな味付けのほうがおいしいんだ。
筋張った感覚がほとんどない柔らかい肉から染み出る肉汁を、ストレートに味わえる。

キセキ食堂

最後はわさび醤油。
これがまた...う ま い ! !

熟成豚肉のふくよかなうまみをわさびがキリッと引き締めて、そこに日本人の心の味・醤油の乗数効果。
このステーキは、わさび醤油がベストアンサー。

これはまさに奇跡のうまさだ。今俺が噛み締めているものは、肉の形をした幸せだ。
俺の舌は今、感動にむせび泣いている。

キセキ食堂

ああ、おいしかった。
とんかつもすっごく良かったけど、ステーキも甲乙つけがたい。
ここの肉は、なかなか他じゃ食べられないぞ。

そのうちまた思い出したように食べたくなるんだろうなあ。
ちょっと遠いけど、がんばってまた来るしかないか。

ごちそうさまでした。

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2018/09/11 (Tue.)

都立大学 ベジタブルイタリアン yakumo111

都立大学方面に行く用事があったので、ランチはこちらのレストランでいただいてきました。

ベジタブルイタリアン yakumo111

yakumo111

めぐろパーシモンホール内にあるイタリアンレストランです。
店名はこのあたりの地名(目黒区八雲)に由来している模様。

テラス席もある明るく開放的な雰囲気のお店です。「ベジタブルイタリアン」を名乗っているだけあって、女性客が多め。この付近に住んでいると思われる奥様方のランチ会や子連れランチによく使われているようで、賑やかだけどそのぶん気兼ねなく利用できそうな感じ。

yakumo111

ランチメニューにはサラダビュッフェがついてきます。ファミレスのサラダバーのちょっと豪華版くらいかな、と思っていたら、野菜は 30 種類くらいあり、しかも全て国産有機野菜というから驚きました。サラダで空心菜とか初めて見たし、生野菜だけでなく温野菜も豊富。サラダビュッフェコーナーには新鮮な野菜の香りが漂っていて、まるで畑にいるかのような感覚さえあります。
パンも 2 種類が食べ放題ですが、こっちはまあ普通かな。

yakumo111

ハーブティーもフリードリンク。私はお茶方面はあまり詳しくないのですが、オリジナルブレンドのハーブティーが 4 種類から味わえます。

yakumo111

ついつい野菜を大皿に山盛り取ってきてしまいました。一つ一つの野菜が新鮮でおいしい上に、手作りのドレッシングがまたいい。香味みそとか生姜はちみつといった市販ではまずない濃厚なドレッシングで、これがおいしい。
サラダビュッフェだけおかわりするくらいおいしかった。なんとメイン料理なしでサラダビュッフェ+ハーブティバーだけのランチメニューもあるようですが、確かにこれだけ野菜でお腹いっぱいにできるならアリかも。

yakumo111

メイン料理、チキンのチーズオーブン焼き。表面がカリッと焼かれたチキンにチーズがとろけて期待を裏切らない味。
添えられている温野菜類も種類豊富で嬉しいじゃないですか。

yakumo111

豚バラ肉のバルサミコソテー。食べでのある豚バラ肉をバルサミコソースでさっぱりといただけます。
豚肉単体で食べてもおいしいけど、副菜のラタトゥイユと一緒に食べると味に奥行きが出てなおおいしい。

yakumo111

真鯛のポワレ。表面はサクサク、身はホクホク。
鯛そのものはちょっと淡泊だけど、これもラタトゥイユや温野菜に絡めることでおいしさが高まります。

ああ、この店ではやっぱり野菜が主役で、主菜すらこの温野菜にうまみを足すために用意されているんじゃないかと思えます。それくらい、野菜がおいしい。

yakumo111

私自身は有機野菜とかそっち方面にはあまりこだわりがないのですが、この店の野菜は確かにおいしかった。メイン料理よりもサラダと温野菜で満足するというのも珍しいけど、たまにはこういうのもいいですね。

近くに来る機会があればまた利用しようと思います。
ごちそうさまでした。

関連ランキング:イタリアン | 都立大学駅

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2018/08/29 (Wed.)

韓国の本格焼肉店「ポドゥナムチッ」

一ヶ月引っ張ってきた韓国レポートもこれが最後です。

せっかく韓国に来たからには聖地巡礼以外にも焼肉を味わっておきたい。というわけで、ソウルを代表する焼肉の名店に足を運んでみました。

버드나무집 (ポドゥナムチッ)

ポドゥナムチッ

日本でいうところの叙々苑のような、焼肉店の代名詞的なお店らしいです。ソウル市内にいくつかの支店を持っているだけでなく、ハワイにも出店しているとか。
良才(ヤンジェ)駅の近くにあるこちらの店舗は本店ということで、4 階建て・400 席(!)という規模の大きさに驚きます。

ポドゥナムチッ

何はなくともビール。hite エクストラコールドをいただきます。
苦みの少ない爽やかなビールで、この暑さにはありがたい。水代わりにグイグイ飲めてしまいます。

ポドゥナムチッ

一口めを飲んだか飲まないかの内に、どんどん運ばれてくるおかずの群れ。この韓国スタイルにももう慣れましたが、こんな高級焼肉店でも同じなんですね。でもキムチ類に加えて生野菜っぽいものの種類が多めなのが大衆店とはちょっと違う感じ。

ポドゥナムチッ

こちらはニラとタマネギの酢漬け...かと思ったら、これが焼肉のタレとのこと。日本の焼肉ではあまり見ないスタイルだけど、このタレがおいしいんです。

ポドゥナムチッ

肉を焼く前に、まずはユッケから。日本ではなかなか食べられなくなってしまっただけに嬉しい。
しかも高級店らしく凝った盛り付け、ユッケの下に敷かれているのは梨。ユッケと一緒に食べると生ハムメロン的にお互いのうまみを引き出し合って、むちゃくちゃうまい。久々のユッケをこんな形で味わえるとは、何という僥倖。

ポドゥナムチッ

焼肉はロースから...だけど、焼肉というよりステーキ然としたこのカタマリ肉!
これは食べる前からテンション高まります。

ポドゥナムチッ

この店の焼肉は基本的に店員さんが焼いてくれるスタイル。
自分では特に何もしなくても、目の前で手際よく焼かれていきます。

ポドゥナムチッ

表面に焼き目がついたところで例によってハサミでジョキジョキ刻まれていきます。
このロース、日本の焼肉に負けず劣らずサシが入っていて、見るからにうまそうだ。

ポドゥナムチッ

肉が焼けたら、タレの野菜と一緒にいただきます。
お~、この肉の上質感。漢南で食べた肉々しい焼肉とは対極にあって、でもこっちの焼肉も間違いなくうまい。

ちなみにタレの野菜はなくなったら補充してくれます。とにかく何でも自動的におかわりが来る韓国のシステムはここでも健在。

ポドゥナムチッ

ここでビールを kloud に変えてみました。これも韓国のビールですが、こちらのほうが日本のビールに近いしっかりした苦みがあって、この店の焼肉には合ってると思います。

ポドゥナムチッ

そして肉はハラミに移っていくわけです。
こちらの焼肉には生ニンニク(しかもスライスされていない)がついてくることが多いようですが、火が通ってホクホクになったニンニクと焼肉のコンビネーションがまた高い破壊力を誇っています。明日の自分の匂い?そんなの気にしてたら真の韓国は味わえない(ぉ

ポドゥナムチッ

さらにヤンニョムカルビ(味付き骨付きカルビ)。骨のついた肉をそのまま網で焼いていき、ハサミで大胆に切り分けていただくのが韓国焼肉の醍醐味と思い知りました。肉々しいカルビに濃いめの味付け、看板メニューらしい存在感。うまい!
韓国焼肉、日本の焼肉と似ているようで随分違う。高級店だろうと気取らずにガツガツ食べる、これでこそ焼肉。

ポドゥナムチッ

デンジャンチゲ(味噌チゲ)。納豆チゲでもちょっと感じたけど、こっちのチゲはダシというかコクが浅めで、日本の味噌汁的な味わいを期待するとちょっと肩透かし。焼肉とかキムチとか入れてうまみを足してやりたくなりますね。

ポドゥナムチッ

〆は冷麺。オーソドックスな冷麺ですが、金属製の器からしてキンキンに冷えていて、それと同じくらいよく冷えた麺の喉ごしがいい!熱いものや辛いものをハフハフ言いながら食べた後にすごく嬉しい締め。私は焼肉の〆というとクッパかビビンパ派でしたが、この冷麺はクセになりそう。

ポドゥナムチッ

食後に自動的に出て来るっぽいのがこのパイナップルと梅茶。パイナップルをこういう形で食べることもあまりないから嬉しい。そしてこの梅茶!ややシャーベット状になっている梅茶、ほんのりした甘さが爽やかで口と胃をリフレッシュしてくれます。焼肉の最後にこんな梅茶を飲んだのは初めてだけど、これ最高の口直しなんじゃないでしょうか。焼肉と同じくらい感動してしまいました。

おいしかった~。かなりいい値段のする焼肉でしたが、その価値はありました。
日本の焼肉とは似て非なるものだけど、どちらも甲乙つけがたい良さがあります。こういう韓国スタイルの焼肉店、日本にもあるならちょっと探してみたくなりました。

カムサハムニダ、ごちそうさまでした。
ソウルからは以上です。

버드나무집 (ポドゥナムチッ) 本店

投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/08/24 (Fri.)

金沢 回転寿司「すし食いねぇ!」

帰省中に食べてきたものの話です。

金沢ではほぼ毎年必ず寿司を食べているわけですが、今年は新規開拓してきました。

金沢・富山の回転寿司「すし食いねぇ!」

すし食いねぇ!

この店名を見た瞬間に「あの楽曲」が脳内に流れ始めたあなたは間違いなく四十代以上です(ぉ。石川・富山に数店舗を構える回転寿司チェーンのようですが、こちらの店舗は二年ほど前にオープンしたばかりということで随分新しい。お盆期間ということで、ディナータイムより早めの時間にも関わらず待ち行列が発生していました。

すし食いねぇ!

かなり広い店内。北陸の回転寿司店は東京に比べて広々としているところが多いですが、この店はその中でもかなり広い。手前のカウンター席に加えて、奥にはテーブル席と小上がり席が合計 18 ブース(全部で 100 席超!)備えられていて、家族連れ等でテーブルに着席することを前提とした店作りになっているようです。ちょっとしたファミレスより広いくらい。今回はテーブル席を利用しました。

すし食いねぇ!

これだけ広いとテーブル席からは板場が完全に見えないため、注文はタッチパネルで行います。これなら『孤独のグルメ』の廻転寿司回のように注文が通らないということはまずないし(笑)、オーダーが正確にカウントされるから精算時に皿を数える必要もない。合理的にできています。
タッチパネルの左右にある「上段」「下段」のボタンについては後述。

すし食いねぇ!

ま、とりあえずはビールから。
これだけ暑いとキンキンに冷えたビールが本当にうまい。

すし食いねぇ!

注文した寿司を運んでくるのは例によって新幹線。
しかしこの店はテーブル席が主体なため、通常の回転寿司のベルトコンベアがあるのはカウンター席のみで、テーブル席にはコンベアは回ってこず、全て注文制で新幹線が運んでくる方式になっています。先ほどの「上段」「下段」ボタンはこの新幹線のレーンが上下二車線になっているためで、運んできた新幹線を厨房に返送するためのボタンだったわけです。

すし食いねぇ!

「氷見づくし」の三貫盛り。地元富山湾の懐かしい味がセットで楽しめるのが嬉しい。
こうやって故郷の新鮮な味覚に触れると、帰ってきたなって実感が湧きます。

すし食いねぇ!

甘えび。これだけプリップリでトロトロの甘えびは地元でなければ味わえません。
しかもこの甘えび、かなりうまい。これまで食べた回転寿司の甘えびの中でもトップを争うクラスでいいネタ使ってます。

すし食いねぇ!

そして富山湾の至宝、白えび。これも帰ってきたら味わいたいものの代表格ですが、今年は不漁で白えびが高騰しているらしく、たった一貫で 400 円以上(!)。白えびなんて、子どもの頃には味噌汁に殻のまま無造作に入っていたくらいだったのに(しかも殻が口に刺さりまくるから、昔はあまり好きじゃなかった)。
そんなわけですっかり高級食材になってしまった白えび、久しぶりに食べるとやっぱりおいしい。でもちょっとしかないから味わって食べました。

すし食いねぇ!

富山を代表するネタが続いたので、続いて石川っぽいものをと思いトラフグの握り。隣県でも意外と富山では食べないネタです。
さっぱり、コリコリしておいしい。

金沢を代表するネタといえば何と言ってもノドグロなんでしょうが、そういうのは帰省シーズンだと大人気ネタになるせいか、この日は既に売り切れ(´д`)。ノドグロ食べたかったなあ...。

すし食いねぇ!

ともあれ、やっぱり寿司をいただくと日本酒が進んでいくわけです。
あぁ旨い。

すし食いねぇ!

まあ、富山人としてはノドグロがなくてもブリがあれば生きていけます。日本海側の住人としては、やっぱりマグロよりもブリが魚の王様なんだよなあ。
ドドンと四貫でも軽くいけてしまいます。

この店、回転寿司店としてはかなりレベルが高いんじゃないでしょうか。少なくともここ数年の帰省時に行った富山・石川の回転寿司店の中では一番おいしかったような。ネタの質がいいんでしょうね。
とはいえ北陸の回転寿司はかなり競争が激しくて、いいと思った店でもいつの間にか味やネタの大きさが落ちていたりして、ガッカリしてしまうことも少なくない。この店には今のクオリティを維持してくれることを期待しつつ、来年もぜひ来ようと思います。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:44 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/08/18 (Sat.)

六角堂 Grill&Bar その 3

帰省を終えて東京に戻ってきています。
金沢ではそろそろ毎年恒例となっている六角堂でステーキをいただいてきました。

六角堂 Grill&Bar

六角堂 Grill&Bar

毎年行っていても何か目新しいことがあるというわけでもないんですが、いつ行ってもこの店はいい。
金沢の中心街ではなく、少しだけ離れた卯辰山にあって、観光客があまりおらず落ち着けるのもポイント。北陸新幹線フィーバーはもうひと段落したものの、それでもハイシーズンの兼六園やひがし茶屋街付近はちょっと近づきたくないほどに混んでいます。

六角堂 Grill&Bar

六角堂の中でも別館にあたるこの「Grill&Bar」は基本的に個室・半個室ベースで、多人数で落ち着いてテーブルを囲むのに向いています。この時期だと私同様に帰省ついでに来た家族連れの利用が多いようで、ほぼ予約必須と言えます。

六角堂 Grill&Bar

山の上(といっても山頂で標高 140m 程度ですが)なので眺めは良く、金沢の街を一望できます。部屋にもよるけど方角的には金沢駅~兼六園方面のはずで、市内でも最も良い景観のもとで食事ができるわけです。

六角堂 Grill&Bar

ランチコースはまずサラダから。
そしてここに来たらまずビールを頼まざるを得ません。昼間っから堂々と飲めるのもお盆休みならでは。

六角堂 Grill&Bar

鉄板の上ではニンニクスライスが炒められ、いい香りが食欲をそそります。
これはサラダ食べてる場合じゃない(笑

六角堂 Grill&Bar

カリカリに仕上がったニンニクスライスがサーブされると、ステーキソースをちょっとつけてつまみながらビールが進みます。

六角堂 Grill&Bar

目の前では、今炒められたニンニクの香りが移った鉄板の上に肉が載せられ、焼かれていきます。
肉の端っこの脂身の部分をあえて先に切り分けて、これだけカリカリに焼いてくれるのもまた嬉しい。

このシェフの美しい仕事ぶりがいい酒の肴にもなるわけです。

六角堂 Grill&Bar

そうこうするうちにステーキが完成。ミディアムレアでこれくらいの赤さが残っています。
私は和牛は高くて手が出ないためいつもオージービーフを注文するんですが、オージーでも十分おいしい。最近はサシがたっぷり入ったのよりもこれくらいの赤身肉のほうが飽きずに食べられるようになりました。

六角堂 Grill&Bar

そしてニンニクと肉汁が溜まった鉄板の上では、今度はもやしが炒められていきます。
普通ならば肉が最後に登場するところが、ここではあえてもやしが後。肉汁を吸ったもやしのうまさを楽しんでほしいというお店側のこだわりが伝わってきます。

六角堂 Grill&Bar

うまみをちゃんと吸っているのにシャキシャキしている、この絶妙なもやし。素晴らしい。
ニンニクやステーキを先に食べきらずに、もやしの完成を待って一緒に味わうのがポイントです。

六角堂 Grill&Bar

白米、味噌汁、お新香も当然ぬかりなし。
今回も最後までおいしかった。

肉質だけでいったら他に良い店はいくらでもあるんだろうけど、接客の丁寧さ、仕事ぶりの美しさ、そして個室貸し切りでゆったり過ごせることまで含め、これだけ満足度が高いステーキハウスはそう多くないでしょう。

ごちそうさまでした。
今から一年後の帰省をまた楽しみにしています。

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投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/08/15 (Wed.)

富山駅前 ぼてやん多奈加 その 2

お盆休みで帰省中です。

数年前に帰省時の拠点が金沢に移ってからは、故郷である富山には墓参りがてら立ち寄る程度になってしまいましたが、久しぶりに懐かしい味を思い出したくなって富山駅前まで足を伸ばしてきました。

CiC

高校時代によく通っていたお好み焼き屋に、六年ぶりに行ってみました。当時は駅前の古いビジネスホテルの地下にある狭くて古い店だったのが、三年ほど前に再開発に伴い駅向かいの CiC ビル地下に移転していたんですね。CiC は昔は最新のファッションビルだったのに、近年は半分近くが自治体関連のテナントになってしまい、駅前の空洞化を象徴するような状況なのが寂しいところ。

そんなことを思いながら地下を彷徨っていると、驚きの光景が。

ぼてやん多奈加

ぼてやん多奈加

ほとんどお客さんのいないこのビルの中で、ここだけ行列ができてるんですけど!!
最大で 20 人待ちの状況、しかも行列の 1/3 は今新幹線で富山に帰ってきました的な旅行者。昔から学生が並ぶ人気店ではあったけど、こんな行列は過去にも見たことがありません。

この店、焼くのに時間がかかるから待つと長いんだよなあ...と思いつつ、完全にここに食べに来るつもりだったから他に行くあてもないし。結局 1 時間ほど並んで入店。

ぼてやん多奈加

メニューはこんな感じで、お好み焼き店としてはいたってオーソドックス。でも、それでいいんです。

店内は、以前の店舗ならカウンターの後ろを通り抜けるのすら困難な狭さだったけど、今の店舗は新しく広々としています。マスターは代替わりして以前のマスターの息子さん(のはず)がメインとなり、女将さん(先代の奥さん)と若女将、あとバイト(?)二名という感じでスタッフも増えました。
それにしても女将さん、私が通い始めた 25 年前と外見がほとんど変わっていないことに驚きます(笑。

ぼてやん多奈加

ここのお好み焼きが他店と全く違うのが、お好み焼きが「四角い」こと。いったん鉄板に円く延ばしたお好み焼きの角を折りたたんでわざわざ四角くしているんです。でもそのお陰で分厚く、ふっくらと仕上がる模様。私は大阪でも広島でも名店と言われるお好み焼き屋にはそれなりに行ったつもりですが、未だかつてこんなお好み焼きを他に見たことがありません。

その代わりお好み焼きはじっくり 30 分かけて焼き上げるため、座ってからはけっこう待たされます。目の前にあるのになかなか食べられないのが辛い(笑。

ぼてやん多奈加

焼きそばは太麺を甘口ソースで作るタイプ。

基本的にお好み焼きはマスター、焼きそばは女将さんと役割分担が決まっている様子。お好み焼きは代替わりしても手さばきがまさに先代マスターのそれで、昔からの客としては懐かしくもあり、同時に技が受け継がれているのが嬉しくもあり。

ぼてやん多奈加

今回頼んだのはぶた玉(大)とオムそば(並)。昔から、ここでお好み焼きを食べるときはシンプルにぶた玉と決めていて、合わせる焼きそばで挑戦していくスタイル。一人だと両方食べるのは難しいけど、偶数人で来てお好み焼きと焼きそばを半々にしてもらうのがポイントです。

ぼてやん多奈加

オムそばは過去にもあまり食べたことがないんですが、味付けがケチャップとマヨネーズ半々で中間地点にカラシの線が引かれています。酸味のあるケチャップと甘いマヨネーズで二種類の味が楽しめるのが嬉しい。もちろん肝心の焼きそばそのものも期待を裏切らないおいしさ。

ぼてやん多奈加

お好み焼きはこれだけ分厚いのに、中は驚くほどフワトロ。記事自体も甘みがあるのに加えてソースもマヨネーズも甘口で、食感も相まって口の中にやさしい甘さが広がります。お好み焼きにソースを塗って焼いた上に大量のマヨネーズが載せてあり、味付けのメインはソースではなくマヨネーズと言えるほど。このマヨネーズがまた、自宅でマネしようとしても絶対にできないんですよね...。
この味付けも、他のどのお好み焼き店でも食べたことがない味。でも初めてこれを食べたときには驚いて、店名のイメージもあって「これが本場大阪の味に違いない」と思い込んでしまい、大人になってから大阪でお好み焼きを食べてイメージとの違いに驚いたという(笑

やはりここは唯一無二の味だと思います。帰省したら真っ先にここに来るのなんて自分くらいかと思っていたら、同じような人が多かったことにも驚きました(笑。個人的には、富山に旅行するならブラックラーメンよりもこれを食べに行くべきだと思っています。

この店が末永く続いてくれることを願っています。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:15 | Gourmet | Junk Food | コメント (0) | トラックバック

2018/08/12 (Sun.)

明洞でチーズタッカルビ初体験

韓国に行ったら食べておきたいものがあったので、明洞(ミョンドン)まで食べに行ってきました。

유가네 (ユガネ)

ユガネ

去年くらいから日本でも流行っているチーズタッカルビ。私は今まで食べる機会がなかったのですが、チーズ好きとしてはせっかくなら本場で食べておきたいと思って。

明洞はソウルの原宿のような街で、ファッションやら飲食やらといったお店がカオスな感じで立ち並ぶ繁華街。流行のチーズタッカルビの店も複数あるわけですが、その中の一軒に突入してみました。

ユガネ

メニューにはチーズ以外にも様々な種類のタッカルビが載っています。タッカルビ自体は焼肉の一種のようですが、網ではなくすき焼き鍋のような鍋の上で鶏肉と野菜などの具を焼いた料理。タッカルビの「タッ(닭)」はタッカンマリの「タッ」と同じく「鶏」を指すようですね。

ユガネ

何はなくともビールから。韓国に来てから飲んで食べてばかりいる気がしますが気にしない(笑。

ユガネ

注文すると巨大なタッカルビ鍋がどーんと出てきて、その上で店員さんが肉と野菜を焼いてくれます。鶏肉に白菜、ネギ、タマネギ、トッポギを入れた上に辛そうなタレをかけて焼いていきます。これ、かなり辛そうだけど、いかにもうまそう。

ユガネ

店員さんは鍋をほんの 10~20 秒混ぜたら席を離れて、また数分したら混ぜに来て...というのの繰り返し。タレが均等に行き渡り、野菜が少ししなってイイ感じになってきました。まだ食べちゃダメですかね...?

ユガネ

鶏肉に火が通ったところで、チーズを鍋の周囲にドバーッと入れていきます。チーズは通常のとろけるチーズにチェダーチーズが混ざっていて、見るからに濃厚。

ユガネ

サラダやキムチはサラダバー形式になっているので、焼き上がりを待っている間に取ってきつつ、ビールのつまみにいただいておきます。

ユガネ

チーズがイイ感じに溶けてきました!これ、もう食べてもいいですよね。

ユガネ

ピリ辛の鶏肉をチーズに思う存分絡めていただきます。そうそうこんな味だろうなって思ってた!うまいうまい。

チーズフォンデュって大好きなんだけど、野菜とかパンとかソーセージみたいにセコいこと言ってないでガッツリ肉をつけて食べたいんじゃ!とは前々から思っていました。ある意味その望みを叶えてくれるのがチーズタッカルビだと思います。肉をメインにチーズに浸して食べられる悦楽、これは嬉しい。鍋にたっぷりあったように見えた鶏肉もチーズも残らず食べてしまいました。

ただ...おいしいんだけど、鶏に火が通った段階で焦げないようにコンロの火が落とされてしまうため、鍋周囲のチーズ部分が保温されず、食べているうちにチーズがどんどん固まっていってしまうのが残念この上ない。最初の一口めが一番おいしくて、最後は固まったチーズを剥がして食べるようなのも体験としては寂しい。これ、チーズ部分は別鍋でもいいから加熱し続けておけるようにしたほうが絶対いいと思うんですが。チーズが多少焦げ付いてしまっても、パリパリになったチーズもそれはそれでおいしいはず。これさえ改善できれば最強のチーズ料理の一つになれるんだけどなあ。

それでも初チーズタッカルビ、おいしかったし楽しかったです。
ごちそうさまでした。

유가네 (ユガネ) 明洞 2 号店

投稿者 B : 22:37 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/08/11 (Sat.)

東大門でタッカンマリを食す

先日韓国に行った際に、同行の某氏から「タッカンマリは一度食べたほうがいい」と勧められたので、東大門(トンデムン)へいそいそと。

陳元祖補身タッカンマリ

東大門は一帯が大きな市場になっていて、日本でいうアメ横のようであり、京都錦市場のようでもあり、また一昔前の秋葉原のようでもある、独特の空気が漂うエリアです。その一角にタッカンマリ横丁と呼ばれるタッカンマリ専門店が立ち並ぶ通りがあって、その中の一店に入ってみました。

この店は横丁の中でも有名店の一つのようで、店先には元サッカー日本代表の前園選手の写真が貼ってあったり、店内にも国外メディアで紹介された事例が貼ってあったりします。お客さんは観光客と地元(?)の人が半々という感じ。

진원조보신닭한마리 (チンウォンジョポシンタッカンマリ)

陳元祖補身タッカンマリ

席に着いたら問答無用でセットされる鍋(笑。専門店だけあってメイン料理はこれしかなく、注文しなくても人数分出すのが決まっているようです。メニューに載っているのは他に鍋の追加具材や締めの麺・飯、あと飲み物くらい。

陳元祖補身タッカンマリ

鍋には最初から丸鶏が一羽入っていて、店員さんが例によってハサミでジョキジョキ切っていきます。
一羽まるまるの姿をした鶏が目の前で解体されていくのってなかなかインパクトがありますね...。

陳元祖補身タッカンマリ

どんな店でもまず出てくるのがキムチ。
この店のキムチはちょっと浅漬け系だけど、さっぱりしていておいしい。

陳元祖補身タッカンマリ

そんなわけで、まだ昼前だけどビールが進むわけです。
こっちのビールって日本に比べると軽めでグイグイ飲める感じ。こう暑いとこれくらい飲みやすいほうがありがたい。

陳元祖補身タッカンマリ

メニューの裏にはタッカンマリの食べ方が日本語で解説されていました。日本人観光客がそうとう多いってことなんだろうなあ。
でも初めてのタッカンマリだから助かります。

陳元祖補身タッカンマリ

鶏が煮えるまでの間に、作り方に従ってタレを作っていきます。
醤油、酢、カラシ、ニンニクに豆板醤っぽい唐辛子を好きに混ぜて作るタレ。これ、ほぼ餃子のタレってことですよね。

辛い物好きだからと思って唐辛子を多めに入れたら、ちょっと調子に乗りすぎた(;´Д`)。
でも舐めてみた感じ、そんなに悪くない。

陳元祖補身タッカンマリ

そうこうするうちにイイ感じに煮立ってきました。
鶏はもう少し待ったほうが良さそうだけど、先に出来上がっているトッポギからいってみようじゃないの。

陳元祖補身タッカンマリ

お~、ウマイ!

屋台で食べたトッポギはめちゃくちゃ辛かったけど、こっちのトッポギは鶏のうまみを受け止めた深みのある味で、ピリ辛のタレにつけて食べるとすごくおいしい。
タレも辛いかと思ったら、案外これくらいでちょうど良い。

陳元祖補身タッカンマリ

こりゃマッコリにいくしかないでしょう。
日本ではなかなか飲めない生マッコリ。日本で飲めるのは加熱処理されてまったりした感じのが多いけど、生マッコリは微炭酸で乳酸菌飲料のような爽やかなおいしさ。タッカンマリにはビールよりもこっちだな。

陳元祖補身タッカンマリ

そしてついに鶏が出来上がりました。

鶏にネギ、エノキ、トッポギくらいしか入っていないシンプルな鍋で、日本でいう水炊きに近い鍋料理なんだろうけど、しみじみとうまい。きっとスープにいろんなうまみが入っているんでしょう。鍋料理って突き詰めるとこういうシンプルなのが一番うまいと思っているけど、これも相当うまい。ポン酢じゃなくて濃い味のタレで食べるというのがまたいい。

陳元祖補身タッカンマリ

〆は麺にしてみました。きしめんのような平たい麺にこのうまいスープがしみてすごくイイ。この鍋、鶏も良いけどやっぱりこのスープがキモなんだな。

陳元祖補身タッカンマリ

おいしかったのでさらにご飯も頼んで第二〆(笑。
ああ、これはご飯のほうがスープを吸ってうまくなるのかも。タッカンマリの〆雑炊、大正解。

丸鶏一羽を二人で平らげたのに、まだ食べられそうなくらい軽々食べられてしまう鍋でした。さっぱりした味わいで、この暑い時季でも全然イケルうまさだった。
シンプルなだけに自宅でも真似事くらいはできそうだし、今度やってみようかと。

진원조보신닭한마리 (チンウォンジョポシンタッカンマリ) 本店

投稿者 B : 22:36 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/08/06 (Mon.)

冷しハンバーグはじめました

Splatoon 展 at TOWER RECORDS に行ったときのこと。整理券をもらってから入場できるまで三時間くらいあったので、これはちょっとゆっくりランチでも食べてくるかと思い、渋谷の反対方面へと足を伸ばしてこちらのハンバーグを食べてきました。

山本のハンバーグ 渋谷食堂

山本のハンバーグ

山本のハンバーグであります。ここは以前来て気に入ってしまったので、もう渋谷周辺でご飯を食べる機会があればまず候補に入れるようになっています。
平日ランチタイムだから混んでるかと思ったら、暑くて並ぶのも大変だからか、混んではいたけど並ぶほどではないという混雑状況でした。

山本のハンバーグ

カウンターに着席するなり目にするこの貼り紙...!
ここのハンバーグはおいしいんだけどこの時季に石鍋は暑いしどうしようか、と思っていた矢先に冷しハンバーグとは。冷し中華とか冷製スパゲティならともかく冷しハンバーグって食べたことがないからちょっと不安もあるけど、担々味ならきっとおいしいに違いない。というわけでこれを頼んでみました。

山本のハンバーグ

例によって最初に登場するサラダと自家製野菜ジュース。特に野菜ジュースは毎回どんなのが出てくるか楽しみだったりします。

山本のハンバーグ

こちらが野菜ジュースの素材。毎度わざわざ見せに来てくれるのがちょっと嬉しい。

このとき(月替わりとのことですが、ギリギリ 7 月でした)の材料はオレンジをベースにシークヮーサー、マンゴー、ルバーブ、シシリアンルージュ(トマト)を使ったものということで、柑橘系の香りを軸とした夏らしく爽やかなおいしさ。有料でノーマルサイズのも頼めるんですが、これはお金かかってでもおかわりしたくなりますね。

山本のハンバーグ

こちらがその豆乳担々ハンバーグ。もはや見た目はハンバーグではなく完全に担々麺です(笑
しかし担々麺に白米と味噌汁がついてくるわけもなく、中身は歴としたハンバーグ。

山本のハンバーグ

冷たい担々スープの上に積み上げられたネギとパクチー。これが担々麺だったとしてもうまそうだし、食べてみたい気もします。
スープは紛れもなく豆乳担々麺のそれ。ピリ辛だけど辛すぎることはなく、豆乳がいい具合にやさしい味わいにしてくれている印象。

山本のハンバーグ

メインであるハンバーグもちゃんと冷たい。ふっくらした温かいハンバーグとはちょっと違う、みっしり感がありつつも柔らかいハンバーグです。マイルドな辛さの担々スープとの相性も良い。
ハンバーグ冷たくしておいしいのか?と思っていたけど、弁当などで冷めてもおいしいおかずの代表格はハンバーグだったことを思い出しました。そりゃあおいしくないわけがない。

山本のハンバーグ

スープにはトロトロ食感の胡麻豆腐も浮かんでいて、これもいい。私は胡麻の風味がしっかり効いた担々麺が好きで、豆乳担々麺もいいけど胡麻に比べると深みに欠けるよなあと思っているんですが、こうやって胡麻成分を足してくれると満足感が高まりますね。

アツアツのハンバーグを食べて汗だくになるのを覚悟して行ってみたら、意外にも涼しく爽やかなハンバーグに出会えて満足。夏の間にもう一度食べに来たい味でした。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:00 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/08/03 (Fri.)

韓国チョンジュ市の納豆チゲとセルフビビンパ

「ビビンパに納豆汁というミスマッチ。しかしそこには俺の知らない世界があった」

Express Bus

『孤独のグルメ』聖地巡礼韓国編、続いては全州(チョンジュ)市に向かっていきます。ソウルは地下鉄も網羅されているし英語や日本語もそこそこ通じるし何とかなるだろうと思っていたんですが、チョンジュでもそれが通じるかどうかは全く分からない。台湾でも宜蘭編ではちょっと苦労したからなあ。
と思っていたら、宿泊していたホテルのスタッフに日本語が話せる人がいて、その人がまさかのチョンジュ出身とのこと!現地への行き方アドバイスだけでなく、お店に電話して予約ができるかどうか韓国語で確認までしてくださいいました。残念ながら昼の予約はやっていないが、そういう事情なら優先的に入れるようにしてくれる、とのこと。これは本当に助かりました。ホリデイ・イン エクスプレス ソウル乙支路のスタッフの方、ありがとうございました。

ホテルで聞いたアドバイスによると、チョンジュへは特急電車でも行けるけど高速バスのほうがオススメとのこと。比べると電車は 2 時間 15 分くらいで 30,000 ウォン以上かかるけど、高速バスだと 2 時間 45 分かかる代わりに 12,800 ウォンで行けてしまいます。日本円にして片道 2,000 円くらいの差だけどこれならバスのほうが良いよね、ということでバスを選択。
バスターミナルでチケットを買う際、「チョンジュ」の発音がうまく通じなかったんですが(似たような地名が他にもあるらしい)、スタッフの方が「ビビンパ?」と確認してくれたおかげですんなり購入できました。まさかバスターミナルでも有名になるくらい日本からの巡礼者が多いのかと思ったら(笑)、チョンジュはそもそもビビンパ発祥の地らしいですね。

Express Bus

高速バスは通常グレードだと日本のものと同じような車両ですが、1.5 倍くらいの料金で「ファーストクラス」という車両もあります。帰路はこのファーストクラスに乗ってみたところ、↑のような革張りのゆったりしたシートで肘掛けも各席両側についているし、とにかく快適。かかる時間は通常と変わりませんが、片道 2,000 円くらいでこれに乗れるなら乗らない理由はありません。

なお道中は真ん中あたりの SA で 15 分ほどの休憩時間があります。

全州

チョンジュの高速バスターミナルからお店まではタクシーで移動します。さすがにバスターミナル付近の乗り場にはひっきりなしにタクシーが来ていてサクッと拾えます。運転手さんには英語も日本語も微妙に通じなくて困りましたが、運転手さんの「주소(チウソ)?」という言葉に「あー!住所か」と理解してスマホでハングルの住所を見せたところ、カーナビに入力して連れて行ってくれました。ハングルは全く読めなくても、日本語と韓国語で読みの近い単語がけっこうあって多少の意思疎通ができるのはありがたいし、こういうときにスマホというツールの素晴らしさを再確認します。スマホのない時代にここに来ていたら、もっと苦労していたに違いない。

バスターミナルから車で 10 分ほどのちょっとした商店街の一角に、目指すお店はありました。

토방 (トバン)

土房

海外だと日本語の店舗情報がほとんど入手できず、当日営業しているかしていないかも分からないので、実際に現地に行ってお店が開いているとホッとしますね。今回はホテルから電話で確認できていたとはいえ、この目で見ると改めて感慨深いものがあります。

時刻はお昼過ぎということで店内もほぼ地元のお客さんでいっぱいという感じでした。でもちょうど他のお客さんが帰るところで、タイミング良く席に着くことができました。

土房

ま、例によってメニューは読めないんですけどね。ゴローちゃんが食べていたのは右端の 6,000 ウォンの定食。
あとで調べてみたところ、この 6,000 ウォンの 가정식백반(カジョンシッ ベッパン)は「家庭式定食」とでもいうような意味で、本当に韓国の家庭で食べるようなおかず+白飯の定食を指すようです。

ちなみにどうやらランチタイムはこの家庭式定食のみを提供している模様。メニューを指さしながら注文しようとしたら「ゴローサンビビンパ?」と確認されました(笑。日本でもドラマ登場店で「五郎さんセット」が定番メニュー化することが少なくないですが、まさか韓国でも五郎さんビビンパ化するとは。

土房

注文すると早々にドカドカと運ばれてくるおかずの群れ。(ちなみにこれは二人前ずつ盛り付けられています)

600 円でこの宮廷料理のような品数。なんだかすごいことになっちゃったぞ。
韓国の一般家庭でも、本当にこんなに大量のおかずたちが食卓に並ぶんだろうか。
日本人的には、普段の家庭式というよりはたまの帰省時の実家の食卓並みの豪華さに見える。

土房

とにかくどこの店に行っても出てくるこのハサミ。この店のハサミは特に大型だ。
日本だと、料理のときにハサミを使うことはあっても、食卓でナイフじゃなくてハサミが出てくることって滅多にないからなあ。

土房

ナムルやキムチの盛り合わせ。とにかくいろんな種類があるのが嬉しいし、店によってちょっとずつ味付けが違うのもいい。
ウチも婆ちゃんが元気だった頃には、食卓によく茄子や白菜の漬け物が並んでたっけ。

土房

豚バラ肉の辛味噌炒め的な何か。韓国の家庭料理って案外野菜中心なのか、ガッツリした動物性蛋白はこれくらい。
必然的にビビンパもこのおかずが軸の一つになりそう。

土房

さらに、チョングッチャン(納豆チゲ)。
アツアツどころか、グツグツ煮立っててちょっとビビる(;´Д`)。

単品で飲んでみると、へええ、日本の納豆汁とは別物だ。
味噌汁に比べるとちょっとダシ成分が少なくて、確かにこれは韓国味。

土房

白菜キムチは...でかい!入れる前の段階で切ったほうがよさそうだ。

本場のキムチ、やっぱり日本のよりちょっと酸っぱいのか。
そしてしっかり辛い。これは間違いなくご飯が進むし、ビビンパのいいアクセントになるに違いない。

土房

いろんなおかずとご飯を好きなように丼に突っ込んだら、とにかく細かく切っていきます。
ビビンパを食べるのにこんな作業があるとは。

セルフビビンパ、これは楽しい。だがやったことないだけに直感が問われる。
そしてここからとにかく混ぜる、混ぜる。

土房

できた!俺だけのオレジナルビビンパ。

丼にいろいろと突っ込んだ時点ではあまり美しくなかったけど、全てを混ぜ合わせて海苔をトッピングすると、ほら美しい。
自分で作っておいてなんだけど、見るからにうまそうだ。

そして...おぉ~、これは劇的にウマイ!
これは今までに食ったことのないビビンパだ。納豆がきいてる。

土房

サンチュに巻いて食べてもイイ。おいしい韓国ご飯。

それにしても、これだけいろんなものを適当に混ぜてこんなにおいしくまとまるって、どうなってるんだ?
これはきっと、様々な辛いおかずや酸っぱいおかずを納豆が優しく受け止めつつ、うま味を足してくれているんだろう。テレビで観ていたときには想像できなかった、調和のとれたうまさだ。

土房

いや~、うまかった。よし、未知の対戦相手の手の内が少し分かったところで第二セットだ。

自分の好み的には、けっこうガッツリ辛くてもイケそう。ならば、青唐とコチュジャンを遠慮なく投入していこう。
青唐は細かく切った方がより辛いはず。

土房

ゴマ油、これも使える。これで風味アップだ。
全てを放り込んで、切るべし、切るべし、切るべし。そして混ぜるべし、混ぜるべし。ビビンパは混ぜだ。

こんなにも心躍るビビンパは初めてだ。

土房

セルフビビンパ、第 2 形態。
さっきよりも色鮮やかになってさらにうまそうだ。

おぉ...、いい!一杯目より格段に進化している、うまい。
誰がなんと言おうと絶対にうまいぞ、俺のビビンパ。

やっぱりしっかり辛味を効かせたほうがうまいんだ。ちょっとくらい入れすぎたところで納豆がカバーしてくれる。

土房

おっと、忘れるところだったよこのオデン。
この大量の皿の中で、これは唯一の純粋なおかず。

さつま揚げの甘辛あんかけ的なオデンで、確かにビビンパの目先を変えてくれる。
箸休めとしてちょうどいい存在だ。

二杯目のビビンパも平らげ、あとはテーブルの上に残ったおかずの残りを片付けていこうと思った矢先、

土房

ご飯のおかわりが登場(;´Д`)ヾ。
マジか、おかずはなくなったら補充が出てくるものだとは思っていたけど、ご飯もなのか。これはたった 600 円で永遠にここでビビンパを食べ続けて生きていけるのか(ぉ

よし、こんなの出されちゃったら応えなければ男がすたる。

土房

さあ、セルフビビンパ第 3 形態。
さっきよりもさらに辛味を足して、納豆汁も容赦なく入れて、最強のビビンパが完成した。

いやぁうまい。作れば作るほどうまくなる。
なんとも奥が深い。このビビンパ道はいったいどこまで続いているんだ。

土房

〆はヌルンジ(おこげスープ)。

ああ...やさしい味わい。
味付けらしい味付けはほとんどなくて、おこげの香ばしさをおかゆ風にした感じ。

こういう〆、面白いな。ひたすらビビンパと対峙していた自分の闘争本能が鎮められていくかのようだ。

土房

さすがに腹いっぱい、うまかった~。
納豆汁を隠し味にしたセルフビビンパ、想像を超えたうまさだった。

店員さんや他のお客さんも人情味ある感じでほっこりした。
ちなみに会計時、二人で 12,000 ウォンだから 1,200 円相当だよな...と計算していたらうっかり 1,200 ウォン(120 円相当)を出そうとしてしまって店員さんや他のお客さんにも笑われたのは内緒です(ぉ

初めてきたチョンジュの街で最高の飯に出会えたことに、心からカムサハムニダ。
この味はすっかりクセになってしまったけど、日本でこんなセルフビビンパが食べられる店ってあるんだろうか。仮にあったとしても、600 円じゃ無理だろうなあ。韓国惣菜と納豆を買ってきて、自作してみるか?それとも、またはるばるチョンジュまで来るしかないか。

それくらいおいしかったです。
マシッソッソヨ。

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토방 (トバン)

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【Season7巡礼中】『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~7&原作 - NAVER まとめ

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2018/07/31 (Tue.)

韓国ソウル特別市 屋台のトッポギ

「屋台...何屋さんだろう?よし、ちょっと偵察してこよう」

トッポッキ トゥレク

ソウルには焼肉ともうひとつ、ゴローちゃんが間食パートで立ち寄った聖地があります。それが、世界遺産でもある宣陵(ソンルン;李氏朝鮮時代のいわゆる古墳)のすぐ脇にあるこちらの屋台。

事前に調べたところでは、14 時に開店するということで少し前から待ち構えていたんですが、トラックはあるけど時間になっても全く営業開始する気配どころか、誰もいない(;´Д`)ヾ。まあこのクソ暑い中で昼間からトッポギやオデンを食べようという人もいないだろうし...というわけで、いったん撤収。でもトラックがあるということは営業するつもりはあるに違いないと思い、漢南で焼肉を食べた後に再度戻ってきたところ、開いていました。

本当は韓国に着いたらまずここで昼食代わりに食べようと思っていたら当てが外れてしまって、タイミング的に食いっぱぐれてしまいかなりの飢餓状態で焼肉屋に向かうことになったという(;´Д`)ヾ。日本語の情報が少ない聖地の難しいところです。

떡볶이트럭 (トッポッキ トゥレク)

トッポッキ トゥレク

トッポッキ トゥレク、その見た目のとおり「トッポギ・トラック」を意味する店名。この独特な雰囲気、Season6 に登場した大阪の串かつ屋台を思い出すな~。

女将さんは英語も日本語もダメなようでしたが、たまたま居合わせたお客さんに訊ねてみてもらったところ、実際には 15 時から営業しているとのこと。年中その時間なのか、夏場だけ暑い時間帯を外しているのかは分かりませんが、少なくとも劇中のように朝食代わりにできるということはないので、巡礼しようと思っている方はご注意を。
ちなみにここに限らずソウルでは、サラリーマン風の人に話しかけると英語が通じる率が高くて、けっこう助けられました。

トッポッキ トゥレク

あ~、トッポギか。日本の立ち食い蕎麦みたいな感覚かな。

そういえばトッポギって韓国料理屋で頼んだ料理の中に入ってた記憶はあるけど、単品で注文したことってないかも。

トッポッキ トゥレク

そしてティギム(天ぷら)。あらかじめ揚げてはあるけど、注文すると揚げ直した上でハサミで切って提供してもらえます。

ちなみにこの日たまたまなのか夏場はやってないのか分かりませんが、オデンは提供していないとのこと。
オデンって韓国でも「オデン」なのね。日本から伝わって定着したってところだろうか。

トッポッキ トゥレク

まずは天ぷらからいただきます。

おっとアツアツ、この暑い中で食べるアツアツ天ぷらも悪くない。
イカやサツマイモ、かき揚げっぽいのまであって日本の天ぷらによく似てるけど、この独特のタレを塗って食べるだけで一気に韓国風。

トッポッキ トゥレク

トッポギは...うわ、真っ赤。

いかにも辛そうで、見てるだけで汗が止まらない。
でも、だからこそ、うまそうだ。

トッポッキ トゥレク

本場のトッポギ...おっ、辛い!かなり辛いぞこれ。
想像以上の辛さで、口が火を噴きそうだ。

このガレット的なやつは...これは魚のすり身か、うん、さつま揚げだ。あっ、これも辛!

ちょっとこれ、明らかに 30℃ を超える気温の中で激辛トッポギとアツアツ天ぷら、何かの修行かと思うくらいハード。
でも...うまい。ちょっとクセになりそうな辛さだ。

トッポッキ トゥレク

で、女将さんがおもむろに取り出してきたこれは何!?
一瞬ウナギに見えたけど、よく見るとウナギじゃない。ソーセージ...的な何か?

ちょっと、こっちもいっとくか。

トッポッキ トゥレク

おおお...これはかなりインパクトのある見た目。
食べてみると、これまたパンチのある味と香り。これは独特だなあ...。

後で調べてみたところ、「スンデ」という韓国流のソーセージ的なものらしい。
豚の腸に、豚の血・餅米・唐麺などを詰めて蒸したものということで、確かに韓国流ソーセージ。

単品だとクセが強くてちょっとキツいけど、添えてあるスパイスをつけて食べると良い具合に緩和されて、けっこうイケル。
添えてあるチャーシューもいい箸休めだ。でも、ちょっとスゴイものを食べちゃった感ある。

トッポッキ トゥレク

暑くて辛くて熱くてヒーヒー言いながら食べてたら、マスターが気を利かせてお冷やを出してくれました。
なんだ、ドラマでは水代わりにオデン汁を飲んでたのに、ちゃんと水あるんじゃん(笑

ちなみに食べ始める前にマスターが大きめのカップに氷水を入れていたから出してくれるのかと思ったら、暑いトラックの中で料理し続けている女将さんのために用意したものでした(笑)。こっちにも氷水プリーズ!と言いたくなる暑さだったけど、確かにこの暑い中で熱いものを調理し続けている女将さん、ご苦労様です。

トッポッキ トゥレク

いや~、おいしかったけどとにかく暑かった。これは昼間の炎天下で待ってなくて正解だった。
一つ後悔するとすれば、ここに来る前にコンビニで冷え冷えのミネラルウォーターでも買ってくるべきだった、というところか。

我々が食べている間、他のお客さんは食べていくよりも持ち帰りのほうが圧倒的に多かったという。持ち帰り、そういうのもあるのか!
まあこの暑い中で立って食べるよりは、涼しい自宅に帰ってビールやマッコリのつまみにするのが正しい使い方なんでしょう。

とにかく暑かったけど、楽しかった。聖地巡礼の中でも屋台回ってなんか、独特の楽しさがある。
女将さん、カムサハムニダ。ごちそうさまでした。

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떡볶이트럭 (トッポッキ トゥレク)

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2018/07/30 (Mon.)

韓国ソウル特別市の骨付き豚カルビとおかずの群れ

「来ちゃいました、初韓国」

終点炭火カルビ

『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼は今回ついに韓国へとやって来てしまいました。昨年春の台湾巡礼編以来、一年と三ヶ月ぶりの海外。私にとっても今回が初韓国ということで少し緊張しましたが、思い切って飛んできました。羽田からほんの二時間ちょっとのフライト、感覚的には博多旭川とそう変わらずに来れてしまうものですね。

聖地巡礼はいきなり本命と言えるソウルの焼肉店から攻めていきます。お店は電車の漢南(ハンナム)駅から徒歩 10 分あまり、ソウル中心部とはちょっと違う下町感溢れる通りにありました。

종점숯불갈비 (チョンチョムスップルカルビ)

終点炭火カルビ

実はちょっとした手違いがあって(別途書きます)、ソウルに降り立ってから 7 時間ほど何も食べていない。おまけに日本とそう変わらないムシムシした猛暑の中を歩き回って、腹は減りすぎているんだ。とにかく腹に入れたくて仕方ない。ガッツリ系、ガツンと響くソウル飯。

終点炭火カルビ

店先にはドラマののぼりが掲げられていました。韓国でも日本番組チャンネルで放送されていたようで、その関係ですかね。コカコーラの商品写真がガッツリ入っているので、もしかしたら番組の現地スポンサーの関係があるのかもしれません。

ともかく、たのもー。

終点炭火カルビ

まあ、メニューを見ても読めないわけです。さらに店員さんは日本語はおろか英語も通じるか微妙。でも「テジカルビ」「チャドルバギ」「サムギョプサル」「ビア」「マッコリ」これだけ韓国語が言えれば十分でしょう(ぉ

ちなみに日本円の感覚で料金表を見るとびっくりするような値段ですが、1 円≒10 ウォンくらいのレートで換算すれば良い計算。だから脳内で桁一つ落として読めば全然高くない。どれが何か分からないことを除けば(笑

終点炭火カルビ

どの程度混むか分からなかったし、かといって韓国語で電話予約するスキルもなかったので、夕食としてはかなり早い時間に入店したところ、夜のお客としては第一号になりました。
そして通されたのはゴロー席。偶然なのか、日本人と判ってあえて案内してくれたのか分からないけど、これは嬉しい。

まずは韓国ビールでここまでに発汗した水分を補います。乾いた砂漠に水滴を落としたかの如く、しみわたる悦び。

終点炭火カルビ

来た来た。怒濤の小皿ラッシュ。
ビールを飲み始めた途端に次々とおかずたちが並べられていく。

なんだかすごいことになっちゃってるが...。
ドラマで見て知ってはいても、実際にこれがどんどん出てくる様子を見ると、なんだか笑えてくる。

終点炭火カルビ

おかずの種類は日によって変わるようで、例えばゴローちゃんはケジャン(カニキムチ)を食べていたけど、この日出てきたのはエビキムチでした。
他にも、もうとにかくいろんなキムチやナムルのオンパレード。でも本場でキムチを食べるのは初めてだから、辛い物好きとしては大歓迎。

食べてみると、こっちのキムチは辛いだけじゃなくちょっと酸味があって、日本で食べるものに比べて複雑な味。キムチって本来こういう味だったのか。
これはおいしい。さすが本場、キムチのレベルが高い。

終点炭火カルビ

ニラキムチとネギキムチもいい。
日本の焼肉店や韓国料理店で食べられるキムチってせいぜい白菜キムチとオイキムチ(キュウリ)、カクテキ(大根)くらいなものだけど、韓国では本当に様々な種類のキムチがあるんだなあ。そしてどれもちゃんとキムチでありながら、それぞれの素材の味がちゃんと活きている。キムチにこんな世界が広がっていたとは。

キムチって、漬物ではなく一つの道、教えのような気がする。

終点炭火カルビ

そうこうしているうちにテーブルに炭火と鉄板がセットされ始めました。

さあ、いよいよ本命の登場だ。

終点炭火カルビ

来た~、肉!待ってました。

ゴローちゃんはいきなりテジカルビから行ってたけど、ここはあえてのチャドルバギとサムギョプサル。
テジカルビは焼けるまで待たされるから、これだけ腹が減ってるからにはサッと焼いて食べられる肉から始めるべきだと思ったのと、味的にもタレつき肉よりプレーン肉からいっとくべきでしょう、と。

終点炭火カルビ

牛バラ肉「チャドルバギ」のお出ましだ。

薄切り肉だけあって軽く火を通しただけでうまそうに仕上がっていく。逆にちょっと気を抜くと焦がしてしまいそうだ。
ここはまさに、お湯を使わないしゃぶしゃぶという感覚で、ササッと火を通してどんどんいこう。

終点炭火カルビ

お~、これはいい。バラ肉の肉々しさに、表面から漲る脂のうまみ。

コイツを頼んで大正解だ。うまい。
この肉いい。スイスイ入る。

終点炭火カルビ

さらにサムギョプサル。久住さんが食べていて、チャドルバギに負けず劣らずうまそうだったので、これも外せない。
チャドルバギとはまた違った厚切り肉が目の前で焼けていく様子もまた食欲をそそるじゃないか。

終点炭火カルビ

焼けたら今度はキムチやニンニクと一緒にサンチュに巻いていってみよう。
お~、これもいい。そうそう、俺は韓国に来てこういう焼肉が食べたかったんだよ。

終点炭火カルビ

こんな肉を出されたら、瓶ビールなんかじゃとても追っつかんぞ。
ここはコリアンミルクマッコリで迎え撃とう。

日本で飲むマッコリは器に柄杓みたいなので掬う、ちょっともったいぶった感じで出てくることが多いけど、このペットボトルに無造作に出てくる感じが却って本場らしくていい(笑。

終点炭火カルビ

マッコリも来たことだし、どんどん焼いていこう。
青唐辛子とかキムチもハサミでジョキジョキ切って、とにかくいろんな組み合わせで一緒に食べたり、巻いて食べたり、つけて食べたり。

終点炭火カルビ

エゴマの葉で巻いて食べる、ってのも日本だとあまりないような。
一種類の肉でもとにかくいろんな味で楽しめる。今まで味わったことのない、肉の引き出しが次々と開かれていくようだ。

ああ、うまい。やっぱり焼肉は楽しいなあ。

終点炭火カルビ

そしてここでテジカルビ投入。

うわっ、でか!この一枚肉の大迫力。
まるでここまで食べてきた肉が前座だったかのような存在感。食べなくてもうまいだろうことが分かるタレの感じ。出てきた瞬間から、焼き上がるのが待ちきれない。

終点炭火カルビ

チャドルバギとサムギョプサルはセルフだったけど、テジカルビは焼いて切ってまで店員さんがやってくれます。
セルフじゃないからこそ、確かにお預け感はちょっとある。完全空腹状態じゃないはずなのに、早く食べたい。火が通るにつれてタレの香りが立ってくるのがたまんないんだよなあ。

終点炭火カルビ

うんまいなー!つけダレの味がしっかりでうまい。

力強い肉だ。うん、待ちに待った俺をどーんと受け止める、ガッツリ系の最高峰だ。
さっきまでの肉とはまた趣が変わって、新たに食べていける。いくらでも食べられそうな気さえする。

終点炭火カルビ

そして最後に残ったこの骨つき肉。
食べにくいけど、骨の周りの肉がいちばんうまいんだよなあ。

もう体裁なんか気にせず、手づかみでかぶりついていく。こうやって野性的に食べるからなおうまい。
俺は今、ソウルの黒豹だ。ガルルルル。

終点炭火カルビ

ああ...うまかった。
幸せだ、幸せ者とはまさに今の俺のことなんだろう。

店内を見回すと、松重さんと久住さんの記念写真が。でもそれ以上に韓国語のサインがたくさん貼ってあって、もともと有名店だったことがうかがえます。

終点炭火カルビ

久住さんのサインに松重さんの写真が貼られていたり、松重さんのサインは飾られていなかったり。もしかして区別ついてないのか(笑。

それにしてもおいしかった。本場の焼肉、一度食べてみたいと思ってたんだよなあ。
ソウル焼肉、思いっきり堪能。大満足。お腹を空かせてきた甲斐がありました。

ごちそうさまでした。

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종점숯불갈비 (チョンチョムスップルカルビ)

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/07/27 (Fri.)

牛かつ もと村

ランチタイムを少し外した時間に新宿を歩いていたら、いつも大行列ができている店が並ばずに入れそうだったので、挑戦してみました。

牛かつ もと村

牛かつ もと村

牛かつの有名店です。あまり行列ができすぎると逆に興味をなくすもので、私は今まで入ったことがありませんでした。
店内に入ってみると、お客さんの過半数が外国人観光客のようでした。新宿という土地柄もあるんでしょうが、何かのガイドブックにでも載っているんですかね。ここは南口のお店ですが、目と鼻の先の新宿三丁目にも店舗があるようで、繁盛していることが伺えます。

牛かつ もと村

メニューは何にしようか迷った挙げ句「牛かつ麦飯セット(260g)」を選択。ちょっと高いけど、130g で満足するか微妙だったので 260g にしたら牛かつが二枚出てきて驚きました(;´Д`)ヾ。
揚げ物だし注文してからしばらく待つつもりでいたら、注文後すぐに出てきました。ランチタイムだからかもしれませんが、準備済みなんですね。

牛かつ もと村

牛かつは衣薄めで肉はほぼ生。牛肉だからレアでもいけるのかと思ったら、テーブルにある焼き石で焼いてから食べるんですね。
調べてみたところこの牛かつに使われている肉は一枚肉ではなく成型肉のようです。ちゃんと火を通してから食べた方が良さそう。

牛かつ もと村

肉には下味がついているようで、焼いただけでも風味が出ていてけっこうおいしいですが、付属の二種のタレで味を変えながら楽しむこともできます。

とんかつの場合、ちゃんとした店だと着席してから 10~15 分は揚げ時間がかかる=つまり「客がただ待っているだけの時間」が長いわけですが、この方式なら着席してすぐ食べ始めることができる=回転率がいいということですね。とんかつのビジネスモデルを分析して単価を高くしつつ回転率も上げる、うまいやり方を考えたものだな...と食べながら余計なことをつい考えてしまいました。

牛かつ もと村

小鉢として明太子が付いてくるのがニクい。これでご飯をおかわりするなというのは酷な話ですが...牛かつ二枚食べた上にご飯二杯というのは食べ過ぎなので、涙を呑んで我慢(泣

想像していたよりもずっとおいしかったです。でもあの行列に並ぶ気はしないので、次はまた空いてるときに巡り合ったら、で十分かな。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/07/21 (Sat.)

旗の台 スペイン食堂 石井 再訪

「真っ赤な看板が、腹を空かせた俺という牛をガンガン煽り立ててくる」

スペイン食堂 石井

『孤独のグルメ Season7』の聖地巡礼も佳境に入ってきましたが、今回はあえて Season6 の聖地に再訪してきました。旗の台のスペイン料理店「スペイン食堂 石井」に一年ぶりの巡礼。ここの海の幸を中心としたあの滋味溢れる味が忘れられず、ずっと再訪したいと思っていたのでした。
前回はディナーでしたが、今回は休日ランチタイムの訪問です。放送直後はマスターが体調を崩すほどの混雑に見舞われたらしいですが、現在も引き続き混んでいるとはいえちょっと落ち着いた模様。

スペイン食堂 石井

スペイン食堂 石井

そうそう、この黒板メニュー。相変わらず全部うまそうだ。
思わず「ここに書いてあるメニュー、全部ください」と頼みそうになります。

スペイン食堂 石井

テーブルの上にはなんと「孤独のグルメメニュー」!
前回来たときは放送直前だったからこんなのなかったのに、やっぱり放送後に同じものを頼むお客さんが相当多かったのでしょう。しかも五郎さんセレクションを全部注文するとちょっと割引き、というのも嬉しい。つい五郎さんセットで頼みそうになるも前回と同じになっちゃうので自粛して、ちょっと差分を作りながら注文していきます。

スペイン食堂 石井

まあ、まずはグラスカヴァで乾杯から始めようじゃないか。
普段は休日でも昼酒はしない派だけど、今日ばかりは飲んじゃおう。昼から飲むスパークリングワインはビールとはまた違った背徳感があります。

スペイン食堂 石井

で、カヴァが来たらこれでしょ。ヒコイワシの酢漬け。
酢で程良く締まったイワシにたっぷりのオリーブオイルやニンニクの香味が爽やかでうまい。ワインのお供に最高じゃないですか。

スペイン食堂 石井

スペイン風オムレツ。具入りの超厚焼き玉子!!
これオムレツ自体もすごくおいしいんだけど、たっぷり添えられているアリオリソース(ニンニクマヨネーズ)がタマラナイ。とんでもなく食欲を煽ってくる一品。

スペイン食堂 石井

で、絶対に外せないのがこちら「長谷川さんこだわりのマッシュルームの鉄板焼き」。
これは本当においしい。プリッとしたマッシュルームに生ハム、ニンニク、オリーブオイルが渾然一体となってこちらの言語中枢を破壊しにくる。「おいしい」以外の語彙がどんどん喪われていくのを感じます。

スペイン食堂 石井

こんなん食べたら、真っ昼間から赤ワインのデキャンタを入れざるを得ないってものでしょう。
この時点でもう午後が使い物にならなくなることが確定しました(ぉ

スペイン食堂 石井

スペイン風肉だんご、アルボンディガス。
トマトたっぷり、ニンニクも効いた濃い味肉だんご。トマトソースの一滴まで残らずうまい。赤ワインを頼んでおいて良かったと思えるうまさ。

スペイン食堂 石井

からの、サルスエラ(ブイヤベース)!
見た目からして幸せになれる海の幸オールスターズ。「滋味」と呼びたくなる、さまざまな魚介のうまみが染み出た深い味わい。うまいな~。
魚介類の種類的にはほぼ石狩鍋と同じはずなのに、味付けによってこうも方向性が変わるとは。

スペイン食堂 石井

当然これ、やるでしょ。
ちなみにヒコイワシの酢漬け、マッシュルーム、アルボンディガスそれぞれでソースをパンにつけて食べているので、これでパンのおかわり三回目です(ぉ

スペイン食堂 石井

そしてイカスミのパエリア。
これもまた、いろんな海の幸の味が混ざり合った幸福な味。そしてアリオリソースが効いてる。

そういえばここの料理、何にでもニンニクがよく効いてる。食後に人と会うのが憚られそうだけど、そんなこと気にするのが馬鹿らしくなるうまさ。

スペイン食堂 石井

魚介三昧からちょっと目先を変えて、牛ホホ肉の赤ワイン煮。
これもおいしい...牛肉の赤ワイン煮的な料理に目がない私。やわらかくておいしいよね(語彙崩壊

もちろんこのソースにもパンをつけておいしくいただきました(ぉ

スペイン食堂 石井

〆にもう一品、オーソドックスな魚介のパエリア。
...ってこれ、よく見たらサルスエラをそのままパエリア化したような一品じゃないですか!あのうまかったサルスエラを煮詰めて米に閉じ込めるなんて、そんなのうまくないわけがない。さっきのサルスエラのうまさを凝縮リフレインしている感覚で、再び幸せに包まれます。

最初から最後まで本当においしかった。気取らない家庭的なおいしさでありながら、それぞれが丁寧に作られていてレベルが高い。
どこの国のどんな食べ物であろうと、俺はこういう店が好きだ。

ああ、もう何も食えない。昼からこんなうまいもの腹いっぱい食べて、飲んで。スペイン人がシエスタを愛する理由が解った気がするよ。(誤解

ごちそうさまでした。きっとまた来ます。

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2018/07/17 (Tue.)

群馬県甘楽郡下仁田町の豚すき焼き

「この際、賑やかにいこうじゃないか。足し算のすき焼きだ」

コロムビア

下仁田のタンメンの聖地のすぐ隣にあるのが豚すき焼きの聖地「コロムビア」。我々はタンメン&餃子を食べた直後、こちらの店の暖簾をくぐっていました。

というのも、事前にお店に電話をしてみたところ、食材の残り状況によっては夜の営業をしないこともあることが判明。隣の一番も日によっては昼の営業だけで終わりっぽい。こうなると、一度の巡礼で両方を味わうにはこの辺の温泉にでも一泊するか、昼食にハシゴ飯で両方食べるかのどちらかしかありません。ここで迷わず後者を選択してしまう私(ぉ

それにしてもすきやきコロムビア、すさまじいローカル感だ。

コロムビア

コロムビア

え? 何この店。
まさか、あそこですき焼き食うの?

ということはなく(笑)そのままお座敷に通されます。
こちらのスナックのような喫茶店のようなスペースは、同じ「コロムビア」の屋号でありながら別業態でやっているお店の模様。と言いつつ、すき焼きの仕込みをするための厨房というのが実体でもある模様。

コロムビア

なになになに...広っ!
こっちは旅館の宴会場。カラオケステージまである。

写真はたまたま他のお客さんがいなくなった瞬間に撮影したものですが、我々が入店したときには他に三名のお客さんがすき焼きを食べていました。それぞれ男性客が一人ですき焼き、ということは...かなりの確率で巡礼者なのでしょう。もれなく最後に半ライスと生卵を追加注文している様子を見て確信しました(ぉ

コロムビア

座敷に通されるときに、女将さんが「豚すきでよろしいですか?」と一言。劇中にもあったとおり、この店のメニューはすき焼きのみ(豚と牛から選べるっぽい)。
豚のすき焼きときたか...しかもそれが下仁田のスタンダード。

テーブルには予めカセットコンロとすき焼き鍋がセットされていて、本当に旅館の宴会場っぽい。なんだか、楽しくなってきたぞ。

コロムビア

とりあえず運ばれてきた取り皿、お新香、冷奴。
冷たい水をピッチャーで出しておいてくれるのが、この熱い中には嬉しい。

コロムビア

豚すき登場。(写真は三人前です)
おお、バラ肉じゃなくてロースなんだ。

一見大量の豚肉に見えるけど、この豚肉の下には大量の下仁田ネギが敷き詰められていて、主役はむしろネギといった風情。
本場で食べる下仁田ネギ、これは期待が高まります。

コロムビア

まずはネギから焼いていこうじゃないか。
表面に軽く焼き目が付くくらいまで焼いていくと、ネギの香りが立ってきて、これはうまそうだ。

コロムビア

生卵に浸していただきます。

...ほんとだ、むちゃくちゃ甘い。ネギってこんなに甘いものだったっけ。
このネギ、みずみずしく、香りも良くておいしい。

コロムビア

ネギそのものをじっくり味わったところで、改めて本番開始。豚肉と野菜に白滝、割り下を投入。
この音...俺の鍋が歌い出した。

グツグツ言いながら、鍋の中の具材に割り下が染みこんでいく感じ。
この「すき焼きが出来上がるのを待つ時間」って、何とも言えない高揚感がある。

コロムビア

ん~、もういいかな。
豚肉を生卵に付けて食うの初めてかも。

おおお...そうか、こうなるか。
ロースだからかやや厚みのある肉、すごく柔らかい。そして牛すきとはまた違ったうまみがある。
豚すき、いける。これは飯が進んじゃうよ。

コロムビア

さあ、どんどんいっちゃえ。
冷奴として出てきた豆腐も、せっかくすき焼き屋に来たのにやっこのまま食べるっていうのはなんだか据わりが悪い。というわけで、やっぱりゴローちゃんと同じく鍋に投入。

見た目からして賑やかになってきたぞ。鍋の中は今まさに、宴たけなわだ。
そういえば高速からここに来るまでの間、ネギはもちろんのこと「下仁田こんにゃく」とか「下仁田しいたけ」の看板もよく見かけたな。それらが全部入ったこのすき焼きは、まさに下仁田オールスターズだ。

コロムビア

残った白飯に肉を乗っけて...他のも乗せちゃえ。

ミニすき焼き丼。すき焼きの最後はこうなってしまう俺。
すき焼きの味って、焼肉とか生姜焼きとはまた違った、白飯を強烈に引き寄せてくる味だよな。

コロムビア

あ~、食った食った。
すき焼き独特の幸福感が素晴らしい。

本当はタンメン&餃子からのハシゴ飯で食べきれるか不安だったけど、食べてみたらペロリと平らげられてしまった。大量の下仁田野菜と食感のやさしい豚肉のおかげだろうか。なんなら豚肉おかわりできてしまいそうな気さえする。

それにしてもこの残り汁...これを見ちまったら、終われんだろう。

コロムビア

最後の最後に、半ライスと生卵追加。
ここまでやってこその聖地巡礼ですよ。

前のお客さんもみんなやってたから、もう恥ずかしさはない(笑

コロムビア

卵&すき焼きの汁かけご飯だ。ついでに鍋にちょっとだけ残ってたネギ&白滝も投入。

うわっ、マジでうまい。やった!
牛ではない、豚の旨みがギュッと詰まったあったかいすき焼き汁に、冷たい生卵。
すき焼きの最後の煮詰まった汁だけが持つこのうまさ。これ以上の〆ごはんがあろうか。

うまかった豚すき焼きを振り返りながら、最後の一粒までかき込む。

コロムビア

は~、うまかった。
タンメンもすき焼きも、どっちも良かった。これはドラマのスタッフが迷った挙げ句両方採用してしまった経緯が目に浮かぶようだ(笑。

はるばる下仁田にまで来た甲斐がありました。
群馬の聖地といえばブラジルといい焼きまんじゅうといい印象的な店ばかりだったけど、この下仁田の二店も間違いない名店だった。

ごちそうさまでした。
また遠方まで同行いただいたお二方、ありがとうございました。

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2018/07/16 (Mon.)

群馬県甘楽郡下仁田町のタンメン

「具を削ぎ落とした引き算のタンメン。こんなタンメンもいいもんだな」

下仁田

世の中は三連休ということで、この休みを利用して後回しにしていた遠方の聖地巡礼に行ってきました。目的地は群馬県甘楽郡下仁田町。ネギが有名なことは以前から知っていたけれど、どんなところかまでは知らず、『孤独のグルメ』に登場することがなければ来る機会もなかったことでしょう。一時間に二本しかない電車ではるばる来ても良かったけど、今回はクルマを出してくれる方がいたので東京から高速使って二時間、遠征してきました(ちなみに帰りは渋滞にはまって四時間かかった)。
最寄りのインターチェンジから下仁田駅近くまで来る間、まさに一面のネギ畑で、有名なのは伊達ではないのだなという感じ。

駅前からほんの数分歩いた路地裏にあるのが今回の第一目的地「一番」。

一番

一番

一目惚れしちゃう面構えじゃないか。
看板には「餃子・タンメン」。こんな店にタンメンなんて言われると...。

11:20 頃にお店に到着したら行列こそできていなかったものの、店内のカウンター席はかなり埋まっていて、少し詰めてもらって待たずに入店できました。
我々が入った直後にどんどん行列が増えていって、食べ終わる頃には店外に十人弱くらいの列。ドラマを観て来たっぽくないお客さんも多かったので、地元ではドラマ関係なく有名店ということなのでしょう。

一番

こういう昔ながらの中華飯屋に、どうして俺はこんなにも惹かれるんだろう。

カウンターでは、目の前で手際よくタンメンと餃子が仕上げられていきます。
大将は餃子を注文の都度皮から作る係。女将さんはタンメン係。そして「ふらっと QUSUMI」にも出演していた若手・沼田さんは、修行中の身でありながら注文の状況を的確に把握していてむしろマネジャーっぽいしっかり感。こういう働きぶりの良い店にハズレなし。

一番

作るとこ見ながら料理待ってるの、大好き。

餃子をこんな目の前でジュワーと焼かれたら、見ているうちにどんどん腹が減ってくる。
カウンター越しにでも油が跳ねてくる勢いだけど、だからこそいい。

他のお客さんもほとんどがタンメン・餃子の注文だけど、たまに違う注文が入ってくると手練れの常連さんっぽくて、ついそちらをガン見してしまう(笑。

一番

まずはタンメンから。

おぉ...一目でうまいのがわかる。
肉は少し、野菜はもやしとキャベツと人参、それだけ。
下仁田だからって無理矢理ネギを入れようとさえしない潔さ。

いただきます。

一番

太麺、いい!麺が抜群にいい。
コシが強くモチモチした太麺が、野菜とスープのうまみをしっかり受け止めながらも強い存在感を放っている。

これはいい。

一番

このスープ...ちょっとしょっぱめだけど見た目通りシンプルであっさりとしたスープ。野菜の自然な甘みと相まって、しみじみとうまい。
豚骨だ背脂だってんじゃなく、こういう素朴なスープに入ったラーメンなんですよ。俺が食べたかったのは。

36℃ を超える気温の中、大汗をかきながらもこのスープを掬う手を止められない自分がいる。

一番

そして餃子。目の前で手作りしてるだけあって、形が微妙に不揃いなのが逆にいい。
表面がカリッカリに焼かれてるのが一目見ただけでわかる。これはうまいに違いない。

餃子のタレ、酢多めで作ったら、いただきます。

一番

おっほ、熱い!軽く口の中を火傷しそうだ。

でも、皮、モチモチ。それに焦げがジャスト、ちょうどいい。
すっごくうまい。

世の中に餃子の名店数あれど、これはどこにも似ていない、この下仁田に根付いた餃子。そんな気がする。

この餃子、ほんとにおいしいです。
大将の人柄が滲み出た餃子だ。
おばあちゃんのタンメンも最高。

一番

店内には松重さんや久住さんのサインはもちろんあったけど、それ以外にも有名人のサインが多数飾られていて、やはり昔からの名店であることを思わせます。
どこの田舎にもありそうな昔ながらのラーメン屋なのに、想像を超えたうまさだった。でも、もしかしたらどこの田舎にあるラーメン屋も、本当はこうなのかもしれないと思わせるだけの自然さがある。そういう「特別じゃないうまさ」って、毎日の生活にこそ必要なものなのだろう。

一番

ああ、おいしかった。
これを毎日食べられる下仁田の人がうらやましい。

タンメンのスープ、本当においしくて全飲みしたくなったけど、この後に第二弾が控えているのでグッと我慢しました(笑。

ごちそうさまでした。
というわけで、次回はすき焼き編に続きます。

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2018/07/04 (Wed.)

東京都中央区八丁堀のエビチリ

「中華料理と言いながら、これはもう日本に帰化している味だ」

中華シブヤ

『孤独のグルメ Season7』最終話に登場した八丁堀の中華シブヤですが、劇中では全てランチタイム設定だったものの、実際には夜の部にしか提供されていないメニューがいくつかありました。私も最初はランチタイムに巡礼していたのですが、エビチリをいただくのであれば改めて夜に来ねばなるまい。と思い、放送前にもう一度夜に攻めてみました。

しかしこの店、ドラマに登場する前から大人気店だったようで、実は何度か夜に足を運んでみたもののことごとく予約でいっぱい。これは改めて予約を取ってくるしかないかなと思いましたが、どうも開店直後は予約なしでも入れるようで、開店待ちしてみました(笑)。そうすると「お食事だけなら大丈夫ですよ」ということで入店成功。18:30 くらいからは予約のお客さんで満席になることが多いですが、17:30~18:30 の間(できるだけ開店直後が望ましい)にお酒を飲んで長居する前提でなければ一巡目として入ることができそうです。もしかすると放送後しばらくはまた状況が違うかもしれませんが。

中華シブヤ

中華シブヤ

さあ、今日のお目当てはこの「夜の部のメニュー」。エビチリ、豚角煮、餃子、ピータン、唐揚げ...中華料理好きとしては心躍る単語のオンパレード。しかも一品一品の値段が安いのも嬉しい。どれにしようか迷うなあ...。

ちなみに昼の部はパートのおばちゃんが仕切ってましたが、夜の部は劇中と同じく大将が仕切り。近くの席に座っていたお客さんが青菜炒めを頼もうとしたら「青菜炒めよりもキノコ炒めのほうがいいよ。青菜炒めは本当に青菜しか入ってないから」という、何故か青菜炒め下げ(笑。でもこんな町中華で、そういう他愛ないやりとりがあるのもなんだか楽しい。

中華シブヤ

飲み物はとりあえずビー...といきたいところだけど、この日はあいにく人間ドックの前日(泣。やむを得ず、ゴローちゃんよろしくウーロン茶で我慢します。
あんなに酒のつまみになりそうな夜の部メニューが揃っているというのにビールも飲めないなんて、この場合やはり酷だ、残酷です。

中華シブヤ

ウーロン茶のつまみ...というのも妙だけど、はまずエビトーストから。
これ、本来は中華っていうよりもうちょっと東南アジア寄りのものだよなあ。ま、「中国料理」じゃなくて「中華料理」なら許されるのか。

クラッカーサイズの薄切りパンの上に、エビのすり身を載せて揚げてるのか。へええ。
アツアツでうまい。エビ味がすごくいい具合。

中華屋さんのエビトー、これは今日の収穫だ。

中華シブヤ

そしてこれは押さえておかねばなるまいと思っていた焼き餃子。
町中華らしいど真ん中王道の焼き餃子。大量の油と強火で皮が揚がり気味にカリッとしているのが強烈にうまい。

エビトーといいこの餃子といい、今日飲めないのがこんなに辛いなんて思わなかった(;´Д`)ヾ。

中華シブヤ

エビトーからの、エビチリ。
トーストとチリでエビがダブってしまったが、このダブりはむしろ大歓迎だ。

町中華でエビチリというと、エビが小ぶりでちょっと淋しい...ということも珍しくないけど、ここのは大きくてプリップリのエビ。
ソースの色つやもいい。町中華らしからぬ、本格派のエビチリだ。

中華シブヤ

うん、これはいいエビチリだ。生姜が効いてる。

プリップリのエビに、濃いめのタレ。見た目に違わぬハイレベルなエビチリ。
これまた飯に合うこと、合うこと。
昼のニラ玉も良かったけど、このエビチリもそれに負けぬ名品だ。

エビのチリソースを発明した人、本当に天才だと思う。
ありがとうございます、俺はいま、あなたの才能の恩恵を受けています。

具体的には故・陳建民さん、ありがとうございます(ぉ

中華シブヤ

昼夜問わず料理に付いてくる中華スープ。町中華といえばこのスープだ。
基本的にはこのスープとラーメンのスープは同じものだと思われるけど、なんか昼に飲んだスープよりも濃厚に感じる。ちょっと変えてるのか、あるいは日によってバラツキが大きいのか(笑。
いずれにしても、うまい。今日も一日がんばって良かった、そう思える味わい。

お腹いっぱいになったし、一時間もいたら予約のお客さんが来始めて迷惑になるだろうから、そろそろ退散しますか。
夜の中華シブヤ、昼間の慌ただしさとはちょっと違ってゆったりした空気感があるし、料理メニューも増えるし、昼よりも気に入ったかも。
今回はビールさえ飲めなくて残念だったけど、改めて飲める日に複数人で来たいところ。

毎日八丁堀界隈に働く人々に、普通のおいしさを淡々と提供し続ける。
こういう店こそが、本当の名店だと思う。

改めて、ごちそうさまでした。

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2018/06/30 (Sat.)

東京都中央区八丁堀のニラ玉ライス

「さて、何を食う?このへんで働いている人たちが行く食堂はどのへんなんだろう」

中華シブヤ

昨夜の第 12 話の放送をもって『孤独のグルメ Season7』もついに完結。松重さん、久住さん、スタッフの皆さん今期もお疲れさまでした。
しかしこちらはまだまだ聖地巡礼が残っているため、ペースを緩めずに残りの店も攻めていきます。今回はその最終飯の聖地、八丁堀にやってきました。まあ八丁堀というか、都営浅草線の宝町駅が最寄り駅。京橋やなんなら銀座方面からも歩いて来れる立地です。オフィス街と下町っぽさが混在する独特の街並みの中に、昭和がまだ息をしているようなその店がありました。

中華シブヤ

中華シブヤ

ここだ、中華シブヤ。タイトルからしていい。こういう店だよ俺が求めていたのは。
八丁堀なのにシブヤ、というのは単純に店主の苗字が「渋谷」さんだから、ということらしい。

それにしてもお昼時、店の外にまで行列ができているじゃないか。
放送前どころか予告編すら出る前に巡礼しているにも関わらずこの人気。テレビ関係なく、地元に根付いた名店ということなのだろう。まるで八丁堀サラリーマンの社員食堂だな。

中華シブヤ

店内、かなり狭め。そして相席上等に詰め込まれる感覚がまさに食堂。
この赤地に白のオーソドックスなメニュー、これは信頼できそうだ。

いつも黒いポロシャツを着ている店主、劇中では角野卓造さんが演じていましたが、このドラマにしては珍しくご本人とそんなに似てるわけでもなし。
やっぱり日本の中華屋のオヤジといえば角野卓造、そのイメージでの配役なんだろうか(笑。

その店主はランチタイムはあまりホール側には出てこないようで、注文取りと配膳は主にチャキチャキした雰囲気のパートっぽいおばちゃん。
あまりの忙しさに注文が漏れたり代金の計算間違いは日常茶飯事のようで、店内はさながら戦場です。

中華シブヤ

出てきましたよ、ニラ玉&ライス。
そして料理を頼むとサービスで中華スープがが付くもよう。

注文してから待っている間にも、他のお客さんの半分近くがニラ玉を頼んでいて、さながらニラ玉専門店のようだ。
しかも常連っぽいお客さんが頼むのは「ニラ玉」だったり「ニラ玉」だったり、メニューに載ってない。
裏メニューが定番化するあたり、さすが町中華。

中華シブヤ

なんだなんだこのニラ玉。シンプルな豚肉ニラ炒めの上に、トロトロ玉子焼きがでーんと載っかっている。
こんなの見たことない。

ようし、まずはこいつと一対一のぶつかり稽古だ。

中華シブヤ

どれどれ...おお、このニラの量!
そこに油多め、味濃いめのガツンとくるタレ。とにかくこのシャキシャキしたニラの食感とパンチのある味付けが強い。
豚肉もここではニラのサポートに徹している感じだ。

これはニラ玉の余韻だけで飯がグイグイ進む。注文が殺到するわけだ。
普段中華屋に行ってもニラ玉を頼むことなんて滅多にないけど、この味...この店は本当にニラ玉が目玉なんだな。

中華シブヤ

せっかくだから他のものも試してみよう。

まずはチャーハン。錦糸卵の載った、それ以外は超オーソドックスなチャーハン。
ニラ玉のインパクトの前には普通のチャーハンだけど、日常の昼メシとして飽きずに食べられそうな居心地の良さがある。

中華シブヤ

チンジャオロース。ニラ玉のニラにも負けぬこのピーマン!
豚肉と竹の子はあくまでアクセントという感じで、とにかくピーマンを食べ続けている感覚。でもこれも濃いタレでご飯が進む。

一度でこんなに大量のピーマンを摂取したの、生まれて初めてかも。

中華シブヤ

ヤキソバ。ここまでの料理の中で、最も具の種類が多いのはこのヤキソバかも(笑。
これまた油多めで味濃いめ。注文してからけっこうすぐに出てくるのは、大量の油と火でジャジャッと仕上げてくるからなんだろうけど、あまりベトベトした感じがないのはその油と火の使い方が巧みなんだろうな。

このヤキソバ、ニラ玉に負けず劣らず気に入った。

中華シブヤ

そしてラーメン。ゴローちゃんが食べてたのはチャーシューメンでした。惜しい!
いかにも中華料理屋らしいラーメンどんぶりに入った、「中華そば」と呼ぶべきラーメン。そうそう、最近の俺が食べたいのはこういうシンプルなラーメンなんですよ。

まずはスープから...おお、シンプルながら染みわたる味。これこれ、庶民中華のラーメンだ。これはいい。
さらにはメンマもチャーシューも、しっかり味が染みてる。

中華シブヤ

スープ、メンマ、チャーシューの三位一体のうまさに比べると、麺はちょっと緩いような気もするけど、よくある有名店のように押しつけがましくなく、毎日食べられそうな気取らなさがいい。こういう普通のラーメンがいいんだよ。
ああ、この味。このおいしさの故郷は俺の中にあるような気さえする。

いい昼飯だった。今日この店にして、大正解。
ごちそうさまでした。

なお、劇中ではランチタイムにエビチリを食べていましたが、原則エビチリは夜の部メニューとのことでお昼には注文できません。
というわけで実はもう一度巡礼してきているので、次回・夜の部エビチリ編に続きます。

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2018/06/27 (Wed.)

五反田 レストラン スワチカ(再)

以前一度紹介した店ではありますが、先日私の職場が引っ越してあまり通えなくなってしまったので、想いを込めて再び紹介します。

スワチカ

スワチカ

五反田→大崎広小路方面の飲食店が乱立するエリアにひっそりとある、昔ながらのレストランです。レストランと言いつつ完全にカウンターのみで、お昼時はサラリーマンの聖地と化しています。
私は初めて行ってから二年近く、たぶん月に 3~4 回は通ったかな?五反田でお昼時に最も行った店。完全に顔を覚えられてしまい、入店するや着席する前におかみさんに「今日は、メンチ?」と訊かれるレベルになってしまいました(笑。

スワチカ

メンチかつ定食。たくさんあるメニューの中でも、個人的にはこれがベスト。たぶん 3 回に 2 回は食べてると思います。

平皿に大ぶりの丸いメンチかつが一個、というシンプルさ。付け合わせはキャベツの千切りとポテサラ、あとお新香と味噌汁(豚汁)がついています。

スワチカ

メンチはシンプルにソースで。みちっと詰まった挽肉から溢れる肉汁のうまみ。私史上最高のメンチかつ。これを気取らずに、しかも日常として食べられる喜び。

スワチカ

こちらはメンチの次によく食べたアジフライ。ふっくらと揚がった大きめのアジが嬉しい、プレミアムアジフライです。これも、私が今までに食べたアジフライの中で三傑に入るうまさ。

スワチカ

サケフライ。こういう定食屋だと普通は焼き鮭が出てくるものですが、ここはこんなものまでフライにしてしまいます。焼いて食べても十分うまいであろう大ぶりの鮭を、この店の絶妙な加減で揚げてあって、これもうまい。

私の経験上、本当にうまい店の揚げ物って、食べてもほとんどもたれないんですよね。ここのも間違いなくその部類。マスターのウデの差ですかね。

スワチカ

揚げ物以外もおいしい。これはしょうが焼ですが、こういう店でしょうが焼と言えば一般的には豚バラを使うところ、ここのはとんかつやポークソテーと同じロースを使っていて、かなりボリューム感あり。生姜風味のポークステーキという感覚で、しっかりお腹を満たしてくれます。

スワチカ

最も予想を超える形で出てくるのがハンバーグ。卵焼きに半分埋もれたハンバーグに、赤いケチャップが鮮烈です。メンチかつのタネを揚げずに焼いたらハンバーグになるんでしょうが、ほんのり甘い卵焼きが絡むことで全く違う味わいになります。古き良き食堂的な味がなんだかホッとします。

スワチカ

この店においてメンチかつと双璧をなすカレー。カレーライス、かつカレー、メンチカレーの三種類がありますが、個人的にはメンチカレー推し。定食よりも一回り小さいメンチかつが載りつつ、本来はカレー屋として開店したらしいこの店の本格的なカレーが味わえる一挙両得感。
カレーは酸味の中に深いコクを感じる、私が大好きな方向性の味。最近はあまり見かけなくなった、昔ながらの洋食屋さんの、しかもちゃんと手がかかっているカレーという味です。毎日食べても飽きないし、時折思い出したように猛烈に食べたくなるカレー。

スワチカ

実は今年のゴールデンウィーク頃からいつものおかみさん(兄妹でやっているお店で、マスターの妹さんとのこと)を見かけなくなり、何かの病気か年齢的なもので引退されたのか...と心配していました。が、たまたま店内に他のお客さんがいなくなったときに尋ねてみたら(ランチタイムはいつも混んでいるので話しかけづらい)怪我をしてしばらく休んでいるとのこと。お怪我というのは心配だし早く良くなってほしいですが、あの「お冷や、ありますよ?」の声が聞けないのは寂しいと思っていたので、単なるお休みということで少し安心しました。

仕事で辛いことや落ち込むことがあっても、お昼にここでごはんを食べている間だけはホッとすることができる。私にとってこの店は、まるで自分の家のような癒やしの空間でした。マスターにあまり来られなくなってしまうことを伝えると、「寂しくなるね」と言ってもらえたのが嬉しかった。
今度の職場付近はチェーン系のお店ばかりで、地域に根付いた個店がほとんどないのが寂しい。

お二人には身体に気をつけて、できるだけ長くお店を続けてほしいと願っています。今までほどには通えなくなってしまったけど、近くに用事ができたときには、また寄らせてもらいます。そのときには、おかみさんの元気な顔がまた見られるといいな。

ごちそうさまでした。

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2018/06/23 (Sat.)

千葉県千葉市の特製ニンニクスープと生鮭のバター焼き

「これはお出かけよそ行きのおいしさだ。忘れた頃に食べたくなる、永遠のごちそうだ」

西登戸

ゴールデンウィークに成田に来て以来、なぜか仕事・プライベート・聖地巡礼でしょっちゅう千葉方面に来ています。そんな中、今回は『孤独のグルメ Season7』第 11 話の聖地巡礼のため、千葉県千葉市西登戸へとやって来ました。
千葉って幕張より奥に行く機会が滅多になくて、西登戸も当然初めて。神奈川寄りの東京都民としては最初「にしのぼりと」と読んでしまったくらい縁がありませんでした。千葉駅からたった二駅でこのローカル感。でも、のんびりしてていいじゃないか。

味のレストラン えびすや

えびすや

西登戸駅から海側に徒歩数分、この辺りだけ昭和がまだ生き残っているかのような飲食店が数軒並んでいる一角にあるのが「えびすや」。この店名で思い出すのは原作ステーキ回で使われたお店の仮名ですが、無関係な同名の店舗がドラマに登場するのも何かの縁かもしれません。

それにしても、何とも味のある店構え。こういう洋食屋、久しぶり。
なにより「味のレストラン」ってサブタイトルが懐かしいじゃないか。

えびすや

いいなぁ、古き良きレストランの景色。

今回は放送前の巡礼だったわけですが、お客さんは家族連れから老夫婦、近くの会社の OL(死語だけど実際にそんな感じ)の集団まで、多彩な顔ぶれ。昔から地元の人々に愛されている洋食屋さんであることがよく分かります。

えびすや

メニューはこんな感じだけど...あくまでランチ向け。
「サーモングリルセット」は例の生鮭のバター焼きに該当するのか、それともちょっと違うのか判らない。それにカニピラフも食べたい。ダメモトで夜メニューも頼めるか訊いてみたところ、快く応じてくださいました。

えびすや

こちらが夜メニュー。
おおお、この独特の手書き文字。年季が入ってるなあ~。

えびすや

お目当ての魚料理。生鮭のバター焼きが本命だけど、洋風よせ鍋とかグラタンもうまそうだなあ。それに海老フライにカキフライ、タルタリストとしてはここも気になる。心を決めてきたつもりだけど、迷わせにくる品揃え。

惑わされるな、胃袋の声を聴け。
う~ん、身悶えするほど悩ましい。

えびすや

注文してほどなく運ばれてきた特製ニンニクスープ。

お~、食欲をそそるこの香り。
疲れた身体にはもってこいだ。

ニンニク効きまくり。メチャウマ。
ニンニクを前面に押し出したスープなんて初めて飲んだけど、これはいい。「特製」の冠に恥じぬ一品。

えびすや

卵を溶くとこんな感じ。ニンニクのパンチが卵黄でまろやかになって、これまたうまい。
卵も入って最強の滋養強壮スープだ。元気がモリモリ湧いてくる。

それにしてもゴローちゃん、ここにさらにガーリックトーストを足すとは恐れ入りました。
このスープの味にガーリックトースト、あれは確実にうまいに違いない。次回行ったら絶対やろう。

えびすや

ニンニクスープを飲んでいたら、「こちらサービスになります」と運ばれてきたのがこのサラダ。
え、こんな立派なサラダいただいちゃっていいんですか?ランチタイムに単価の高いディナーメニューを頼んだからだろうか。

シンプルなグリーンサラダに見えつつも、薄くスライスしたキュウリとか、ちょっと手がかかっているのが嬉しい。
そしてこのドレッシング...ニンニクの風味が効いててうまい!やっぱりこの店はニンニクが決め手なんだろうか。濃いめの味付けで、食べ応えあるサラダ。

えびすや

メインディッシュは生鮭のバター焼き。
出てきた瞬間、テーブルが華やかになったぞ。

何気ないようでいて、盛り付けが美しい。
気取らないけどちょっとよそ行き、さすが、味のレストラン。

えびすや

おお、タルタルソースつきときたもんだ。しかもたっぷり。
タルタリストにはサプライズプレゼント。

えびすや

脂の乗ったホクホクの鮭。これだけ大ぶりな鮭をいただくのも、そうとう久しぶり。
皮がちょっとカリッと焼かれてるのがまたいい。

えびすや

うん、うまい鮭だ。しかもバターにタルタル。肉厚な鮭が自身のうまみに加えてバターとタルタルをしっかり受け止めている。

非の打ちどころのない洋食の喜び。
幸せで自然と顔がほころんできたぞ。

えびすや

付け合わせの人参とインゲンのソテー、それにスパゲティ。
これも隠れた大好物。子どもの頃から、レストランで人参のソテーがついてきたら嬉しかったもんなあ。

懐かしくて涙が出てきそうになる甘味。
昔両親に連れて行ってもらったデパートのレストランを思い出させてくれる。

えびすや

お、カニピラフ登場。
素朴なピラフに見えつつも、しっかりカニの身が入ってる実は豪華なピラフ。

こういういかにも街の洋食屋さんのピラフって久しぶりで、見ただけでちょっと嬉しくなってくる。
香りも良くて、ここが稲毛の海のすぐ近くだということを思い出す。別に鮭もカニもここで獲れたわけじゃないだろうけど。

えびすや

あ~、うまいな。これは大好きな味です。
この色、しっかりした味付け、ちょい焼き飯寄りのピラフ。

気取ってない、でも丁寧さが伝わってくる素朴に品の良いおいしさ。本当にいい。
食べるほどに幸せな気持ちが胸いっぱいに広がる、そんなピラフだ。

えびすや

ふう、お腹いっぱい。
食後はアイスコーヒーだけにしたけど、やっぱりあの自家製プリンも頼んでおくべきだったか...。

それにしても幸せなひとときだった。全部おいしかった。
長い時間がゆっくり磨き上げた、居心地の優しい店だったなあ。

ここはちょっと遠いけど、ぜひまた来たい。
ハンバーグとかステーキ、カツレツ、スペイン風おじやなんかもうまそうなんだよなあ。
近くで働いている某氏とか、千葉方面の仲間を誘って来てみるか。放送後はしばらく混んでるだろうし、千葉駅のほうにも支店があるらしいから、そっちでも良いかも。

ごちそうさまでした。

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2018/06/15 (Fri.)

五反田 立喰いずし「都々井」の復活

昨年惜しまれながらも閉店した五反田ガード下の立喰いずし「都々井」が、この 4 月に移転して営業再開しました。新店舗ではランチ営業をやっておらずしばらく行くきっかけがなかったのですが、先日ようやく行ってきました。

寿司処 都々井

都々井

場所は東急池上線線路脇の通称「五反田ヒルズ」ことリバーライトビル。あの「とだか」と同じビル内です。近年、五反田ヒルズには名店が集まりつつありますね...。
ちなみに移転前の店舗は改装し、現在は後楽そばがテナントとして入っています。

以前のいかにもなガード下感とは打って変わって、ちょっと寿司屋然とした佇まいになりました。

都々井

店内は広々としていて、他のお客さんとすれ違うにも一苦労だったガード下時代とは随分雰囲気が変わりました。
職人さん達が黙々と寿司を握っている様子がちゃんと見えるのもいい。ただし、カウンターからは手洗い用の水道がなくなりました(笑。

また席はカウンターだけでなく、2~4 人くらいで使えるスタンディングテーブルも数台用意されていて、連れ立って来ているお客さんも多数。なんなら五反田ヒルズ内の他のお店の人も休憩がてら寿司をつまみに来ていたりします(笑

都々井

ま、とりあえずビールから。
生ビールもあるけど、都々井に来たら瓶ビールのほうが気分が出るんですよね。

都々井

メニューはこんな感じ。このほかに黒板に日替わりメニューも書かれています。

以前はビールと「おきまり」、それに追加で何カンか握ってもらって食べ終わったらすぐに出るのがこの店の使い方という感じでしたが、これだけ広々としてるならちょっとゆったりしたい。何かつまみでももらいますか。

都々井

そんなわけで、あん肝。とろけるうまさ。
プリン体とか気にしていたら人生に幸せは訪れない、そう思います。

都々井

からの、いわし刺。
いわしって小ぶりな中にこってりとした脂が凝縮されていて、うまいですよね。刺身や握りで食べられるのはほぼ旬だけですが、寿司屋で見かけると絶対頼んでしまうやつ。

都々井

じゃあ、握りもいってみましょう。今回は少し遅れた移転祝いということで上にぎりをオーダー。
並の約 1.5 倍の値段だけど中身は中トロ、真鯛、甘えび、エンガワなどが揃った「おねだん以上」のネタが揃ってます。

久しぶりに食べたせいもあるけど、都々井ってこんなにおいしかったっけ...?と感じてしまうほど、おいしい。幸せ。

都々井

もうちょっと食べたくなったので、追加で金目鯛の炙り、真あじ、コハダを各一カンずつ。
安定の青魚系ももちろんおいしいけど、金目の炙り、これが絶品。

いやあ、おいしかった。お店の雰囲気が変わったせいか、以前より味もさらに良くなったように感じます。
また視界が開けたおかげで隣り合ったお客さん同士の触れ合いもあったりして、お店全体が一つのコミュニティになったような暖かさがあります。

名店が復活してくれて本当に嬉しい。
またちょくちょく来させてもらいます。

ごちそうさまでした。

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2018/06/09 (Sat.)

東京都荒川区三河島の緑と赤の麻婆豆腐

「四川の誇る麻と辣、そこに香りと熱と色味を加えた『五味一体』の破壊力」

眞実一路

今週と来週の『孤独のグルメ Season7』は韓国編を放送していますが、さすがに海外は計画を立てないと巡礼できないので(笑)私は未巡礼の聖地を巡っていきます。今回は、三河島の麻婆豆腐の聖地を攻めてみました。
三河島って常磐線で通過したことはあるけれど、降り立ったのは今回が初めて。しかも今では上野東京ラインで品川から直通で来られるんですね。イメージしていたよりも全然アクセスが良くて驚きました。

目的の店「眞実一路」は、駅からすぐ近くの路地を一本入ったところにありました。

麻婆豆腐専門 眞実一路

眞実一路

放送以来、夜は予約だけで満席という日々が続いているようで、この日も予約して訪店しました。
テーブル席はドラマを観て来たお客さんが中心な一方で、カウンターには慣れた感じの常連っぽいお客さんが麻婆豆腐を頬張っていたのが、劇中通りで面白い。

麻婆豆腐専門...そんな店、聞いたことがない。その麻婆一筋、脇目もふらない心意気、痺れるじゃないか。
よし、その想い、受け止めさせていただこう。

眞実一路

「麻婆豆腐専門」と謳いながら、めちゃくちゃ充実してる麻婆以外の黒板メニュー。
大海老、四川スーラー、黒酢酢豚、香辣炒飯...こちらを煽ってくるワードのオンパレードだ。どれにしようか迷うなあ。

中でも、ゴローちゃんが食べてたのはどれだっけ...と思ったら、

眞実一路

貼り紙に「孤独のグルメ セレクトメニュー」!これはありがたい。
その下には通常メニュー外の限定麻婆豆腐、これまたソソられる。

眞実一路

逸る気持ちを抑えつつ、まずは青島で乾杯。
最近やたら青島ビールづいてる自分。この薄口でスルスル飲める感じ、若干クセになってきたかも。

眞実一路

ビールのつまみにザーサイのネギ生姜和え。
ネギと生姜でやさしくなったザーサイ、なんとも心が和む味。これはいいつまみだ。

眞実一路

久住さんが食べていた胡瓜の四川唐辛子和え。
けっこうな辛さを覚悟していたら、意外にも食べるラー油っぽい旨辛さ。これもビールを勧めてくる、正しいおつまみのあり方。

眞実一路

からの、ワンタン入滋養スープ。

大ぶりのワンタンが入ったやさしい塩味のスープ。
これは体にいい、心にもいい。魂が癒されていく。滋養という言葉が胃袋に沁みていく。

眞実一路

エビと大葉のハルマキ&豚ヒレ五目ハルマキ。

エビのほうはプリップリのエビに大葉の香りが効いてて、すごくいい。
豚ヒレはシッカリ味の五目がいい味出してる。

どっちもいいけど、個人的にはエビに軍配を上げたい。

眞実一路

おいしい前菜のおかげで青島がもうスッカラカンだ。
ではここで、麻婆豆腐を迎え撃つために「麻婆豆腐専用ウイスキーハイボール」といこうじゃないか。

そして、ここから怒濤の麻婆豆腐大会。
せっかく巡礼するからには、この店の基本である五種類の麻婆豆腐を全制覇するつもりで来ました。
そこで店員さんにどの順で食べるべきか訊いてみたところ、「基本は赤と白。黒は赤をベースに、緑と燻製は白をベースにしているからまずは基本の赤と白から始めるのがお勧め」とのこと。勧められるがままに注文してみました。

眞実一路

一番バッターは定番、赤い五味一体麻婆豆腐。
土鍋を真っ赤に染めるマグマのような麻婆。グツグツいってる、これもしかして百度超えてるんじゃないの。

選べる辛さは、まず手始めにということで中辛に相当する「二辛」にしてみました。
よくかき混ぜてから、いただきます。

眞実一路

熱くて味が分からない。熱いけど...うまい!

火傷しそうになりつつハフハフ言ってる間に、だんだん味が分かってきた。
確かに辛いんだけど、少なくとも二辛の辛さは唐辛子じゃなくて山椒のピリピリ感なんだ。そこに、豆板醤や豆鼓のコク深いうま味。
これはおいしい。脳がレンゲの動きを止めることを拒絶している。恐るべし、赤麻婆。

眞実一路

二番、白麻婆。
これは見た目のとおりにやさしい塩味...かと思ったら、けっこうビシバシくる辛さ!
よく見たら青唐辛子がガッツリ入ってるじゃないの。やさしいダシと塩のジャブから繰り出されるこのストレートな辛さ、さながら四川の剃刀パンチだ。

眞実一路

続いて、燻製麻婆豆腐。
見た目は白麻婆とほとんど変わらないのに、口に入れてみると...おお、これは確かに燻製だ。
特に豆腐が燻製というわけでも燻製の具が入っているというわけでもないのに、確かに燻製味。しかもおいしい。

これ、どうなっちゃってるんだろう...?まあ、おいしいからいいか。

眞実一路

ついに来ましたよ、緑の麻婆豆腐。
うっほほ、これは想像以上の緑色。ニンニクの芽などの野菜の色らしいけど。

なるほど...これは確かに野菜の旨みだ。それが辛くて痺れる。でも確かに麻婆豆腐だ。
これは驚いた...しかし驚きながらも、スプーンは進んでいく。

こんな麻婆豆腐があったとは。麻婆者を自認していたつもりだけど、麻婆道、まだまだ奥が深い。

眞実一路

五色戦隊のトリを務めるのは黒。黒っていうだけでラスボス感ある。
この黒麻婆は赤をベースに中国たまり醤油を使っているそうで、五色の中では最もマイルドな辛さで、コクが深いお味。これはじっくり味わえるタイプの麻婆だ。

五色の麻婆、それぞれに違った味わいで本当においしかった。
でも、なんかまだ入りそうだな。

眞実一路

というわけで、気になってた黒板メニューから、ロール肉の黒酢酢豚。
黒酢の酢豚ってうまいんだよなぁ。

野菜はシンプルに胡瓜と薬味代わりの刻みネギのみ。
で、豚肉がロール肉というあたりが、巻かれた肉の間に黒酢が染み込んで、うまさ倍増。
これはうまい。こんな酢豚の作り方があったとは。

眞実一路

こんなのを出されちゃったら、そりゃあカメ出しウーロン茶紹興酒でしみじみ味わわなければ失礼というものでしょう。
麻婆専門店でありながら、麻婆以外の中華料理もこれだけレベルが高いとは。ダシやスパイスの使い方が本当にうまいってことなんだろうなあ。

眞実一路

そして五色の麻婆をコンプしたなら、変わり種にもチャレンジしたくなるのが人情。中でも最も変わっていそうだった「イタリア風チーズの麻婆豆腐」を選んでみました。
赤麻婆以上に真っ赤なトマトスープの中に、豆腐ととろけるチーズが浮かんでいる。

食べてみたところ...うっわ、何これ。第一印象はトマトチーズで確かにイタリアンなんだけど、この根底に流れる中華麻婆味。
自分がどこの国にいるのか判らなくなりつつも、意外なほどうまい。トマトチーズにコク深さが加わって、何杯でもいけそう。

眞実一路

...と食べていたところに「セットのごはんですー」といって白飯が出てきました。
え、ライスがついてるなんて思ってなかったから炒飯頼んじゃったよ(;´Д`)。

だけど、こういう状況で白飯が出てきたなら、やるこたあ一つ。

眞実一路

トマチー麻婆リゾット!

劇中では赤麻婆を使って麻婆丼を作っていたけど、もしゴローちゃんがこのトマチー麻婆を頼んでいたら絶対こうしていたに違いない。
トマトのうまみによってツルツルと入っていくリゾットが出来上がった。

眞実一路

〆は眞実一路のやきめし。店名を冠する炒飯なら、うまくないはずがない。
その名の通り真実一路、衒いのないオーソドックスな炒飯だけど、それ故に抜かりない。味付けも火の通し加減もここしかないというバランスを取った王道炒飯。

眞実一路

デザートの「正式杏仁豆腐」。どの辺が正式なのかは分からないけど、本場中国ではこういうスタイルが本当なのか?

一見何の変哲もない杏仁豆腐に見えながら、よーく見るとプルプルとトロトロ、二種類の杏仁豆腐が混ざっていて、食感がすごくいい。
味付けもさっきまでの辛さを中和するのに程良い甘さ。最後まで隙がない店だ。

眞実一路

ああ~、おいしかった。
このすばらしき、麻と辣の饗宴。こんなにも刺激的な麻婆豆腐に出会えるとは、なんと俺は幸せ者なのだろう。
今俺の脳内では、グスタフ・麻辣の交響曲が堂々と鳴り響いている。

店内にはドラマの台本の隣に鉄人・陳建一氏のサイン色紙が二枚も飾られていて、大御所にも認められた店だということが分かります。

眞実一路

完全に予想外だった白飯の登場でお腹がはち切れそうだ。
今までの聖地巡礼でもここまでたくさん食べた回は久しぶりで、店員さんにもさすがに驚かれました(笑。

麻婆好きの自分としても、その歴史に新たな一ページを刻む名店だった。
三河島の路地裏にひっそりと佇む麻婆豆腐の大国、若き国王の『五味一体』。赤麻婆よ、永遠に永遠に。

きっとまた来ます。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season7 Blu-ray BOX

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2018/06/01 (Fri.)

千葉県浦安市の真っ黒な銀だらの煮付定食

「アイキャントストップラビングユー、銀ダラに首ったけ」

浦安

『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼、今回は千葉県浦安市にやって来ました。浦安といえば Season1 に登場した静岡おでんの店(元々は新浦安にあったのが、震災の影響で浦安に移転。しかしその店も 2014 年末に閉店したようです)が思い出されますが、Season7 で六年ぶりに浦安がドラマの舞台となりました。
浦安で降りたの、本当に静岡おでんの聖地巡礼以来。なんだか懐かしい。

浦安駅のすぐ近くを流れている「猫実川」という川沿いを十分あまり歩いて行きます。

羅甸

ここが今回の聖地。放送からあまり時間が経っていないこともあって、まだ 11 時過ぎにもかかわらず二軒先の民家の前まで行列ができていました。
とりあえず最後尾について、順番を待つ。

それにしても...この地元のスナックにしか見えない外観。外からは中の様子が見えないこともあって、こりゃあ一見じゃ入ろうとは思えないな。
行列には地元民らしき人も並んでいたんですが、「私テレビ観るまでずっとスナックだと思ってた!」という話し声が聞こえてきて、そーでしょ、と(笑

お食事処 魚や 羅甸

羅甸

この一見じゃ絶対に読めない店名は「らてん」。「ふらっと QUSUMI」の中で話があったとおり、女将さんが好きなラテンダンスから取った名だそうです。

一時間ほど並んで正午過ぎにようやく入店できました。
並んでいる最中にマスターが出てきて「銀ダラあと 20 食で終わりになります、すみません」という案内が出ました。銀ダラが食べたければ早めに並んだ方が良さそう。

羅甸

店内。飲食店にしては狭くて、本当に元はスナックだった店を改装したんじゃないかという雰囲気。
そう思って見ると、女将さんも定食屋じゃなくてスナックのママっぽい気がしないでもない。店内の貼り紙も、やたらと達筆だし。

それにしてもメニュー、銀ダラ、サバ、ホッケ、マグロ...日本人の定番ど真ん中のものばかりだ。
個人的にはそんなに好きでもないカレイの煮付さえ、この店だったらうまいに違いないと思える。

羅甸

壁にはけっこう有名人のサインが貼ってあります。
中でもぐっさん(山口智充さん)のサインがたくさん貼ってあって、昔からの常連として通っている様子。確かにぐっさんなら、松重さんに負けず劣らずここの魚料理をうまそうに食べるに違いない。クックドゥの CM キャラ繋がりでもあるし。

羅甸

さあ、ようやく銀ダラの煮付定食(お刺身をつけて)がおいでなすった。
メインディッシュの他に刺身、味噌汁、小鉢、お新香...いろいろついていてお得感。

外食ランチってつい肉系とか中華とかキャッチーなほうに流れがちだけど、こういう魚定食が出てくると日本人の良さを再確認できる気がする。
煮魚と一緒に食べる、タレがついた白飯。うまいんだよなあ。

羅甸

これが銀ダラ...色もすごいが、でかい!黒い山だ。

味は...おいしい!醤油で煮詰められてしょっぱいのかと思ったら、全然そんなことない。濃口醤油の深いコクとほんのりとした甘みのあるタレ、そこに脂の乗った大ぶりの銀ダラ。これは期待以上だ。
よく煮込まれているのに全然固くなってないし、むしろふわふわ。こんなの初めて。

確かに銀ダラだ。だけど、俺の知ってる銀ダラとは全然違う。

羅甸

中は真っ白。巨大な岩山を採掘してるみたいだ。

おいしい煮付けと白飯の幸福感は、ほかの食べものでは得られないものだ。
銀ダラ、銀シャリ、銀ダラ、銀シャリ......銀のラリーが止まらない。

本当においしい。今まで食べたどんな銀ダラよりうまい。

羅甸

お刺身は、イカとマグロ(トロ)。小鉢は冷奴でした。
銀ダラのインパクトの前にはこのトロ刺しやイカ刺しも少し霞んで見えるけど、150 円でこの刺身がついてくるお得感たるや。
この定食をご飯一杯でやりくりするのは絶対無理、というわけで、ここでご飯おかわり。

そういえば、子どもの頃に「お父さんだけ晩ご飯に+刺身」という日がたまにあってすごく羨ましかったのを憶えているけど、このちょっとした刺身がそういう「特別扱い」感を演出してくれて、なんだか嬉しい。

羅甸

それとゴローちゃんも注文していた沖縄産もずく。

もずくっていうと酢の物にして日本酒のお供にというイメージがあるけど、これは酸っぱくない。それにシャキシャキして、断然おかずになるぞ。
これまたご飯の消費を促してくる、アシストを超えた強力な戦力だ。

というわけでほぼ完食したわけですが、この銀ダラのタレを残す手はないだろう。
ようし、こうしちゃえ。

羅甸

...と思ったけど、劇中に比べるとタレの量が少なく(注文が多すぎてタレ不足気味なのかも)茶碗 1/3 くらいのご飯でも和えきれませんでした(´д`)。惜しい...。

でも、ちょっぴりだけどこの「銀ダラ残り汁絡め飯」、文句なしのうまさだ。このうまかった銀ダラの味を改めて反芻させてくれる。
たっぷりの旨味とコクとちょい苦味が混ざったこの味は、完璧なうまさの黄金比だ。

羅甸

食後はコーヒーまでついてきちゃう。これだけ満足できて 1,800 円(もずく込みの価格)、ランチにしてはいい値段だけど、それ以上の価値がある。
はるばる浦安まで来た甲斐がありました。

羅甸

ああ、腹いっぱい。
いやあ、史上最強の銀ダラだった。

それにしてもこんなスナック然とした外観からは想像もつかない名店があるとは、恐れ入った。
もしかしたら、ウチの近所にあるあのスナックも、本当はものすごくうまい飯を出す店なのかもしれない。その敷居を跨ぐ勇気はないけれど(笑。

ごちそうさまでした。
浦安方面に来る機会があったら、また食べに来よう。今度は鯖の塩焼き、いや、鮪の照り焼きも気になるなあ。

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2018/05/26 (Sat.)

中野 蔡菜食堂 その 3

「どうする?何を食おうか、何を食うべきか」

昨夜放送された『孤独のグルメ Season7』中野百軒横丁の回。我々取材班は今回も事前巡礼するため中野駅北口、食のジャングルの奥地へと飛んだ。

が...、

泪橋

え~っ、材料切れ!?
そりゃないぜ。

店内は見るからに常連さんでいっぱい、しかも場所が場所だけに撮影の目撃情報もけっこう出回っていて、放送前なのに「ここがその店か」という感じで通り過ぎていくお客さん多数。
外から覗き込んだ感じだと、マスターもいっぱいいっぱいな雰囲気。こどグルの聖地はもともと知る人ぞ知る名店であることが少なくないけど、特にこの店は放送前からこんな感じで、放送後はどうなっちゃうんだろう...と心配になりました。

まあ入れないものは仕方がない。
放送後の混雑が落ち着いた頃に、できれば早い時間帯に改めて来るしかないか。

そうと決まったら...腹が、減った!
この周辺で他にうまい店といえば...、

蔡菜食堂

蔡菜食堂

駅の反対側にあるこの店。ちょっと遅い時間になったこともあって、運良く空いてました。

ここでいい。いや、ここがいい。
腹の虫たちも狂喜乱舞している。

こないだ来たばかりだから続けざまに同じ店になってしまうけど、ここの中華は本当においしいからモウマンタイ。

蔡菜食堂

例によって青島からスタート。
もうけっこう暑いのもあるけど、中華料理って日本のビールよりもこの軽いビールのほうが合うんだよなあ。

蔡菜食堂

ビールのつまみはスペアリブ。頼んだらすぐに出てくるのがありがたい。

甘酸っぱい濃厚なタレが肉にしっかり馴染んで、骨にこびりついた筋の一本まで残らずうまい。

蔡菜食堂

からの、おつまみセット。
内容は日替わりのようで、こないだ来たときとは微妙に違う。でもうまい。

この豪華な一皿が ¥500 なんだもんなあ。
近くに住んでたら、毎日でもこのおつまみセットとビールだけひっかけて帰るところだ。

蔡菜食堂

そして白切鶏(バイツェーチ)。
柔らかい蒸し鶏にパクチーとニンニク醤油、ただそれだけなのに箸が止まらなくなる。まさにシンプル・イス・ベストだ。

パクチー、ニンニクに、鶏が全然負けてない。
これはもはや、棒々鶏と双璧をなす中華蒸し鶏の大定番として、俺の中に位置づけられた。

蔡菜食堂

これはたまらん、ビールでは追っつかんぞということで紹興酒。
グラスでも足りないに違いないというわけでボトルでいっときます。

蔡菜食堂

日替わりメニューから空心菜の炒め。
空心菜って季節モノだけど、個人的な経験では旬の時季にちゃんとメニューに載せてくる店は当たり率が高い。
普通の青菜炒めと違って茎の空洞にまでタレが絡んでおいしいんだよなあ。

箸をつけていると、厨房の中からマスターの「アツアツ、おいしいでしょ!」という声。
うん、うまい。おいしいです、ほんとに...これ。
ものの一分で一皿空いてしまう勢いで食べてしまった。

蔡菜食堂

ここに来たら絶対外せないのがレバニラ炒め。歴代の聖地巡礼の中でも、俺の心をガッチリ掴んで離さない料理の一つと言えよう。

濃厚なタレ、火加減が絶妙なレバー、そしてニラの風味と食感。こないだ食べたばかりでも、何度食べてもうまい。
恐るべし、レバニラマジック。

蔡菜食堂

そういえばこの店でまだ食べたことがなかった、麻婆豆腐。
というか、麻婆豆腐の話をしていたところでおかみさんがすかさず「麻婆豆腐食べる?」という、Amazon も顔負けのサジェスチョン。

オーソドックスな麻婆豆腐だけど、麻と辣、辛味とうま味のバランスがちょうど良くて、間違いなくうまい。
これまた毎日食べても飽きなさそうな麻婆だ。

蔡菜食堂

焼豚とレタスの炒飯。
これまたオーソドックス、正統派の上海家庭料理。

変に気取らず、等身大なんだけどちゃんとしてる。この店の料理って全部そうなんだよなあ。だからこそ繰り返し来たくなる。

蔡菜食堂

でもってトマト卵炒め。これも王道の中国家庭料理。
ふわとろの甘口卵、子ども心を呼び起こされるような味だ。

ここの料理、中華料理屋に来てるというよりは、上海出身の穏やかなマスターとおかみさんの家に招かれて料理を振る舞われてるような気分になる。そんな温かみのある時間を過ごしている。

蔡菜食堂

ナンプラーとアンチョビの焼そば。
初めて来たときにも感動したけど、この魚介の風味が活きた奥行きのある味。エビのちょっと焦げた部分にそのうま味が凝縮されてる感があって、焦げを見つけるとちょっと嬉しくなってしまう。

蔡菜食堂

さらに麺に麺をダブらせにいく、ごま醤油和えメン。
これこないだも食べたところだけど、ごま油と醤油、それに焦がしネギが三位一体となって、さらにたっぷりごま油のパンチが効いたインパクトある味。
ここまでたくさん食べたはずなのに、まだ入る余裕があったのかと我ながら驚くほどに、胃のスキマをこじ開けてくるうまさ。

蔡菜食堂

デザートはごま団子。ごま風味の白玉餡団子、上海ではこのスタイルが標準らしい。
ほんのり甘くてもっちりとしたデザートが、食後の満足感を後押ししてくれる。

確かな満足、またしてもおいしかった。
本来の目的の店には入れなかったけど、それでも良かったと思わせてくれる宴だった。

蔡菜食堂、自分の中ではもうすっかり定番店のポジションを占めてしまった。
中野に来たなら必ず立ち寄ってもいいくらい、おいしいし寛げる店。

ごちそうさまでした。
必ずまた来ます。

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2018/05/25 (Fri.)

中野 蔡菜食堂 再訪

「もう、何でもいいから腹に放り込もう。でもどうせだったら、うまいものがいい」

蔡菜食堂

今夜放送される『孤独のグルメ Season7』第 8 話の舞台は中野とのこと。中野と言えば昨年のお正月スペシャルで一度登場済みのエリアですが、第 6 話の浦安といいやはり今シーズンはついに街かぶりが解禁されたようですね。

さておき、先日たまたま中野方面に行く用事があったので、ずっと再訪したいと思っていたこちらの聖地に久しぶりに行ってきました。

蔡菜食堂

蔡菜食堂

本当は一度お店の前まで行ったら満席で、いったんは諦めて周辺をぶらつきながら店を探してみたものの、どうも決めきれなくてしばらく後にもう一度戻ってみたら空席ができていたという。しかし、おかげで完全に腹がペコちゃんだ。

日替わりメニューもあるけど、ここに来たからには食べるべき料理は一つ決めてあるんだ。
まずはそれを軸に、まだ食べたことのない料理とどう組みたてるか。ここがセンスの見せどころ。

蔡菜食堂

ひとまずは注文完了。
青島ビールをチビリチビリと飲りながら、料理の登場を待つ。

周りの席、ほぼ女性客だけど、何を怖じ気づくことがあろうか。

蔡菜食堂

青島と合わせるべきはまずこれでしょう、おつまみセット。
アンチョビカレーポテトサラダ、揚げピーナッツ、新緑ザーサイ、お麩の醤油煮、地鶏の老酒蒸し、皮蛋に胡瓜の和え物。日によって微妙に内容が違うっぽいけど、基本的にメニューにある前菜を一通りちょっとずつ盛ったセットがたったの ¥500 って、お得すぎるでしょ。

全部おいしいけど、特に地鶏の老酒蒸しとカレーポテサラが気に入った。

蔡菜食堂

そして本命、レバニラ炒め。

個人的には、レバーって焼肉や焼鳥の店では頼むけど、中華料理屋に来たら他に食べるべきものがあるだろうってことでレバニラを頼むことって滅多にないんだよなあ。
でもこの店のレバニラは、一般的にいうレバニラとは次元が違う。

蔡菜食堂

表面は薄皮一枚あるくらいに火が通っているのに、歯を立てると中からトロトロが。
それにこのねっとりとした濃厚なタレ。ニラの風味もいい。

やっぱりこれは最強のレバニラ炒めだ。

蔡菜食堂

そこからさらにメニュー追加で、マコモ竹とピーマン豚肉炒め。
マコモとピーマン、それに...胡瓜?日本で胡瓜っていうとあまり火を通すイメージがないから珍しい。

マコモ、ピーマン、胡瓜、それぞれにちょっとずつ違う歯応えが愉しい。
あんまり豚肉は入ってないけど(笑)、豚肉とタレのうま味がしっかり効いていておいしい。

ところで女将さん、白板を見ながら追加注文しようとしたら「白切鶏(バイツェーチ)?」と訊いてくるとか、こちら完全に巡礼者だってバレてますね(;´Д`)ヾ。
まあ男の一人メシでいきなりレバニラ頼んだらすぐ判るか(汗。

蔡菜食堂

〆はこれまた白板メニューの中から、ごま醤油和えメン。
どんなのが出てくるかと思えば、油そばっぽい感じ。

その名の通り、ごま油と醤油を合わせた濃い味に、焦がしネギのいい香り。
これはまた食欲を煽ってくる一杯だ。

蔡菜食堂

食後のお茶は、ジャスミン茶入りのウーロン茶で、やさしくほっとする味。
もう一品くらい行けたような気もしつつ、濃厚な料理尽くしで気持ち的には十分満足。

ああ、生き返った。
この店はやっぱりうまかった。

中野方面に来たら、またちょくちょく寄らせてもらいます。
ごちそうさまでした。

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2018/05/22 (Tue.)

東京都墨田区東向島のきびだんご

「きびだんご、ひとつください」

東向島

『孤独のグルメ Season7』先週放送の東向島回では、最近のシーズンでは珍しくなった甘味パートが含まれていました。しかもメインの店の前ではなく、まさかのエンディングでの登場。チョコレートピザ我慢したくせに甘味は別腹なのかよゴロー!と突っ込みたくなりましたが(笑)、甘味パートがあるならばそこも巡礼しておかなくてはなるまい、というわけで改めて東向島までやってきました。

吉備子屋

東向島の駅から、カトリカとは反対方向に徒歩 5~6 分。大通り沿いに「日本一きびだんご」ののぼり。
おお、なんだか犬猿雉子を連れて鬼退治に行きたい気分になってきたぞ。

吉備子屋

吉備子屋

住宅街のはずれにぽつんとある、なんだかかわいらしい店。
それにしても、なんでこんなところにきびだんごが売ってるんだろうか。鬼ヶ島ならぬ向島、ってことか?(違

そういえば、きびだんごって日本人なら誰もが知っているお伽噺に出てくる食べ物のはずなのに、今まで一度も食べたことがなかった。
自分の中では『ぐりとぐら』のホットケーキみたいな、お伽噺の中にだけ出てくる食べ物みたいなイメージだったけど、それを今から初めて食べると思うとなんだか嬉しくなってきたぞ。

吉備子屋

あつあつきびだんご、一人前五本 270 円。この良心的価格。
しかも「あつあつ」ってのがいいじゃないの。

店内に入ると、おばあちゃんが一人で切り盛りしているお店に、近所のおばあちゃんが茶飲み話がてら遊びに来ている、そんな様子でした。

吉備子屋

きびだんごを頼むと、串に刺さったきびだんごをお湯で二分ほど温めて、きな粉をまぶしてできたてを出してくれました。
持ち帰り用(自宅で温めてきな粉をかけて食べる)も売ってましたが、やっぱりその場で温めてくれるほうがちょっと嬉しい。

店内で食べるとお茶を出してもらえたようですが、聖地巡礼ならばやっぱり持ち帰りでしょう。
その目的地がこちら。

東向島白鬚神社

吉備子屋からほんの 200m くらいの距離にある白髭神社です。ゴローちゃんはここできびだんごを食べていました。
あまり大きな神社でもないけどこの辺りでは由緒ある鎮守社のようで、この界隈のあちこちに近々開催される例大祭の貼り紙がされていました。

ちなみに私がきびだんごを携えてこの神社に来たところ、既に他の巡礼者の方がきびだんごを食べていました(笑)さすが放送直後...。
ただなんとなく気まずいのでいなくなるまで待って(ぉ)私もいただきます。

東向島白鬚神社

できたてのきびだんご。きな粉たっぷり、しかもまだ熱い。

そういえば劇中でのゴローちゃんはベンチに腰掛けてきびだんごを食べていましたが、実際にはベンチは置かれていませんでした。あれはあくまで演出上のものだったようです。
つまり、巡礼しに行く場合はきびだんごは立ち食いになるので要注意。お店でお茶と一緒にゆっくりいただいて、最後の一本を持って神社に向かった方が良いかもしれません。

東向島白鬚神社

スカイツリー見ながら食べる岡山名物きびだんご、オツじゃないの。

アツアツの団子、いいなあ。うまいな。
初めて食べるきびだんごは、やさしい味だけど甘すぎず、大人でもけっこうイケル。でも緑茶が欲しくなったので、ペット茶でも買ってくれば良かったか。

きな粉のかかった甘味なんて、普段はお正月の餅くらいしか食べないけど、こうして食べてみるとたまにはいいものだなあ。
この店は浅草にも支店を出しているようなので、今度は浅草観光がてらにきびだんご、ってのも悪くないかもしれないな。

ごちそうさまでした。

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2018/05/19 (Sat.)

東京都墨田区東向島の納豆のピザと辛いパスタ

「納豆とチーズ、日本とイタリアが糸を引き合っておいしくなっている」

カトリカ

昨夜放送された『孤独のグルメ Season7』の聖地・東向島に放送前に巡礼してきました。
東京の東側に来ることが滅多にない私にとって、東向島は未踏の地。駅からそこそこ距離のある、馴染みのない住宅街を歩いていると、ひっそりと佇むようにそのお店はありました。

ピザとパスタのカトリカ(デザートピザ・チョコレートピザなどスイーツもお勧めです) 墨田区東向島

カトリカ

店内はテーブルが三つきり、せいぜい 7~8 人が限度というこぢんまりとしたお店。たぶん『孤独のグルメ』の歴代登場店の中でも最もキャパが小さい部類の店ではないでしょうか。しかもピザってあまり回転速くないし、皿も大きいから相席できないし、並ぶんじゃなくて予約必須だと思います。

厨房の中では立派な窯から赤い火が出てピザが焼かれています。それに、寡黙そうなマスターの働く背中。
この窯を見た途端、舌が猛烈にチーズを欲し始めたことよ。

カトリカ

メニューは月替わりらしい。ニンニクのピザ、アンチョビのピザ、納豆のピザ...納豆!?

シンプルでオーソドックスそうなピザの中で、納豆だけが異彩を放っている。
納豆が一番気になるんだけど、初めての店でいきなり変わり種を頼むのも何だかなあ。悩むなあ...。

カトリカ

黒板メニューには、ピザ・パスタ以外の日替わり一品料理系。
こちらも名前のつけ方が気取っていなくて、マスターの実直そうな人柄を感じます。

シンプルだけど、それだけにどれもおいしそうに思える。
何を頼むか迷うなあ。

カトリカ

こういうトコに来て麦ジュース(←)というのも野暮だと思ったので、飲み物は白ワインをオーダー。
結果的に久住さんが飲んでいたものと同じになりました。

カトリカ

ピザの前にまずはアンティパストということで「フキのいためもの」。
どんなのが出てくるかと思ったら、フキをトマトとオリーブオイルで炒めた、ラタトゥイユ的なものでした。

これすごくシンプルなんだけど味付けが絶妙で、白ワインに合いすぎる。
これはピザやパスタも間違いなくうまいはずだ。

カトリカ

ピザは本命の納豆に行く前に、チーズのピザから。
こういう本格的なお店に来たらチーズ、アンチョビ、マルゲリータあたりのシンプル定番系でその店の実力を推し量れるものです。

おおお、これはボーノだ。
薄いのにもっちりとした生地に、チーズ(ブルー、チェダー、モッツァレラ、パルミジャーノの四種かな?)がたっぷり。レーズンと松の実のアクセントも効いてる。
ここまでレベルが高いチーズピザも今までそうそう食べたことがないぞ。

カトリカ

そら豆のフリット。
フワフワした食感に、香草の風味が効いてる。何かと思ったらコリアンダー(パクチー)らしい。
イタリアンでこんな風にパクチーを使うのかあ。意外だったけど、これまたイケル。

カトリカ

料理がおいしくてワインがすぐに空いてしまったので、本命の前に赤ワインに移行します。
本題がまだ来ていないのに、ここまでの料理だけでも十分すぎるほどおいしかった。

カトリカ

というわけで出てきましたよ、「納豆のピザ」。
ゴローちゃんはハーフ&ハーフで頼んでましたが、さすがにそこまでは予想ができなかった。
マスターによると「ハーフ&ハーフは手間がかかるから普段はやっていない」とのことで、今後巡礼予定の方はもし断られてもがっかりしないように。

それにしても納豆ピザ...チーズと納豆に、トッピングで海苔!
ネギとゴマもあしらわれていて、まさに和の薬味そろい踏み。
この時点でもうまそうだ。

カトリカ

納豆ピザ、いけるぞいける。
この和風の味付けにチーズの組み合わせ、意外なほど合う。お互いのうま味を引き出し合っているかのようだ。
それをとろける卵の優しい味が包み込んでいる。

でもこれ、どっかで食べたことのある味だよなあ...?と自分の記憶をたぐっていったら、この味、旅館の朝食っぽい!
海苔と納豆と卵で白飯をかっこむあの感じ。それをピザで再現したらこうなったような感覚で、そりゃあうまいと感じるはずだ。

俺は今、納豆大好きな日本人で良かったと、腹の底から叫びたい。

カトリカ

そして「辛いパスタ」。ペペロンチーノとかカルボナーラじゃないぼんやりネーミング。
でもいい。そういうところも気に入ったぞ。

タイトルに「辛い」ってつけるからには見るからに真っ赤で辛そうなのが出てくるかと思ったら、意外なほど大人しい見た目のパスタ。
さて、どんな味がしますかね。

カトリカ

おお、スパイシーないい匂い。 
でも辛いかと思ったら、そんなに辛いってほどでもない。ペペロンチーノとも、アラビアータとも違う辛うまさ。
唐辛子でストレートに辛くしたんじゃなくて、辛味オイルと上にかかってる香草類が醸し出すピリ辛な風味がいい。というか、おいしい。

麺が細めのリングイネというのもいい。この辛うまソースがよく絡んで、フォークの往復が止まらない。
ピザを平らげた後とは思えないほどスイスイ入っていく。食べるほどに腹が減る、謎のパスタ。

カトリカ

「ゴローちゃんならここで最後にデザートピザを頼むに違いない。オーソドックスにチョコか、変化球でオレンジか...」と悩んだ末に頼んだチョコレートのピザ。
劇中では最後に惹かれるだけで食べるには至りませんでしたが、私の読みはほぼ当たってた(笑。

これまたモチモチのピザ生地に甘めのチョコレートソースが絡んで、これはもうピザというよりクレープ。
デザートピザって初めて食べたけど、これはちょっとクセになりそうだ。

カトリカ

向島の路地に、こんなうまいピザ屋がひっそりとあるとは、恐れ入谷の鬼子母神。

私はこの日最後の客だったんですが、注文の内容からドラマのファンだということがバレていたようで(笑)マスターが食後に撮影の裏話をいろいろと聞かせてくださいました。
「普段テレビはほとんど観ないから、行列ができると言われてもピンと来ない。こんな何でもない店に並ぶくらいなら、サイゼリヤで腹一杯食べた方がいいんじゃないか」「自分ではそんなに無愛想なつもりはなかったんだけど、俳優さん(中原丈雄さん)の演技があまりにもそっくりで驚いた」「ドラマ観て来てくれたお客さんの期待を裏切らないように、わざと無愛想にしてようかな」とか(笑。劇中でのぶっきらぼうな応対を見るとすごくギャップを感じましたが、下町らしい人情味あるお店でした。
聖地巡礼は放送後に行くのももちろん楽しいけど、放送前のあまり忙しくない間に行くとこういう機会に恵まれることが少なくないので、また違った楽しさがあります。

あああ、うまかった。
必ずやまた食べたくなる、下町イタリアンにグラッツェ。

放送後の切り盛りは大変だと思うけど、お身体に気をつけてがんばってください。

混雑が落ち着いたら今度はまた別のピザを食べに来たいなあ。
ごちそうさまでした。

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2018/05/12 (Sat.)

焼かない焼肉屋「29ON」代官山店

完全会員制の肉料理専門店「29ON」に、会員権を持つ某氏にお誘いいただいて行ってきました。

29ON 代官山店

29ON

住所も電話番号も非公開のお店です。都内に何店舗か構えているようですが、今回伺ったのは 4 月にオープンしたばかりの代官山店。
会員制かつ完全入れ替え制でコースメニューのみというコンセプトはローストホースに似ていますが、こちらは馬肉ではなく主に和牛を低温調理することにこだわったお店。低温調理、近年ジワジワと注目が高まっていて、私も気になっていたところでした。

29ON

店内はモノトーンでかなりシックな雰囲気。完全予約制なこともあって、静かで落ち着いた中で食事を楽しめます。
大人数でワイワイやるよりは 2~4 人で料理を楽しみながら話に花を咲かせる、という感じ。

29ON

この後出てくる肉類はこの結晶塩・山葵・ポン酢でいただきます。
「焼かない焼肉」というのがどんなものなのか、この時点でもはや期待値が上がりまくり。

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コース料理はその時々で内容が全く変わるようですが、今回まず最初に出てきたのは和牛のお吸い物。
牛肉のうま味が汁に溶け出していて、すごくおいしい。お吸い物というよりは上品なすき焼きを一杯だけいただいている感覚。

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和牛肩三角と冬瓜の煮浸し。
冬瓜の柔らかくも少しシャクッとした食感を和牛のうま味が包み込んで、これもおいしい。しかも、出汁がきいてる。

最初からレベルの高い品が立て続けに出てきて、だんだん愉しくなってきました。

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さらに薄切りサーロインばくだん風。
「ばくだん」というと海鮮を卵黄と納豆やオクラ、山芋といったネバネバ野菜と混ぜていただく郷土料理ですが、それを海鮮じゃなくサーロインでやるとは。しかも超薄切りのサーロインでばくだんを包んでそのまま一口でいただくという大胆な食べ方。口の中でサーロインの脂が一瞬にして溶け、中からタレと野菜が染み出てくる...という衝撃的な食感。おおお、これはうまい!

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こんなのを味わっちゃうとビールのままじゃいられない。
スパークリングワインで迎え撃つしかないじゃないですか。

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鴨胸肉の厚切り ブルーベリーソースとサワークリーム添え。
和牛から唐突に鴨肉に切り替わってきました。しかもブルーベリーソースとサワークリーム!この展開は予想してなかった。

個人的にはフルーツソースの肉料理ってあまり好きじゃなかったんですが、ブルーベリーとサワークリームの組み合わせは甘すぎず酸っぱすぎず、良い具合に鴨肉のうま味を引き出している感じ。かなり厚切りの鴨肉も食べ応えあって、これは気に入りました。このタイミングでスパークリングワインを頼んでいた自分を誉めてあげたい(笑

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牛タン厚切り 夏野菜のソースとバルサミコ酢。
この牛タンもまた分厚い。分厚いだけにいい歯応えがあり、そこに夏野菜とバルサミコの酸味。薄切りのタン塩レモンもいいけど、この厚切り牛タンはインパクトが違います。

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こういうのが出てきたら、いよいよ肉も本番という感じ。
スパークリングから赤ワインに切り替えて、肉のうま味をしっかりと受け止めに行きます。

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...と思ったら、肉本番の前の口直し的に出てきた夏みかんのサラダ。
爽やかな味わいのサラダで、口の中がいったんリセットされます。

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ここからがいよいよメイン。和牛のヒレとササミをそれぞれ低温でじっくり長時間調理したもの。
スライスする前にまず塊の状態で見せに来てくれました。きっ切らなくていいからそのままかぶりつかせて(待て

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数分後、熟成肉がカットされて改めて出てきました。

右側のヒレ肉はヒレらしくさっぱりした味。しかし低温調理することで肉自体のうま味が増しているのを感じます。
左はササミですが、鶏肉のササミとは違って上カルビとでもいうような細かいサシがたくさん入ったボリューミーな部位。舌の上で霜が溶けてくる感触が分かり、じゅわ~っと口にうま味が広がります。うますぎて語彙力がやばたにえん(

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ここはちょっと、知多ハイボールをグッと飲んで落ち着こう。

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「もうちょっと食べられそうなら、お肉おかわりしますか?」ということで出してもらった肩三角。
ヒレともササミともちょっと違う肉肉しさがあって、これもまたおいしい。

ちなみに一品一品出てくるときに蘊蓄を聞かせてくれるのがちょっと嬉しい。
本当においしいものは何も考えずに食べてもおいしいけど、バックグラウンドを知ることでさらに味が深まる気がします。

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〆は出汁茶漬け。
今日ここまでに食べた部位の切れ端がちょっとずつ入っていて、このお茶漬けによっておいしかった時間を反芻できます。

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デザートは瀬戸内レモンのシャーベット。程良い酸味が口の中をリフレッシュしてくれます。
肉の後味はすっかり消えてしまうけど、うまかったなあ...という余韻はまだ残っています。

ああ、おいしかった。
最初から最後まで肉尽くしだったけど、全然もたれるような感覚もなく、上品に肉を味わえました。
お店のこだわりや肉に対する愛も感じられたし、いいお店だった。

会員じゃないから自分の意思だけでこられないのが惜しいけど、機会があったらまた来たい。
お誘いありがとうございました。ごちそうさまでした。

投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/04/30 (Mon.)

千葉県成田市本町のせいろそば

「それにしてもすごい人出だな、成田山新勝寺」

成田山

写真撮影のためにわざわざ成田まで来たのなら、ついでに聖地巡礼もしておかないといけないでしょう。というわけで、昨年の大晦日に放送された『孤独のグルメ 大晦日スペシャル ~食べ納め!瀬戸内出張編~』のラストに登場した成田山は新勝寺に立ち寄ってみました。

大晦日には大行列だった新勝寺も(あれ?寺なのに初詣、というのもなんだかおかしな話だ)、この日はそこまでではなく。とはいえ開山 1,080 年の記念祭を催していてけっこうな人で賑わっていました。

あぁ...腹が、減った。
早速そばを食べに行こう。

多津美

多津美

舞台となったそば屋「多津美」は、新勝寺のほぼ正面にありました。大きな寺の前って、なぜか老舗のそば屋があるんだよな。

ちなみに検索すると開店は 9 時ということになっていますが、実際に食べられるのは 10:30 頃からのようです。

多津美

ゴローちゃんが参拝客の様子を覗き込んでいたのは、この二階席の窓から。
しかし二階は普段は開放していないようで、通常は一階の席に通されます。ゴロー席に座れないのはちょっと残念。

多津美

ま、まずは入れて良かった。セーフセーフ。

GW ということもあってかお昼前の 11 時にはけっこう混んできている様子でした。

多津美

さて、何にしようか。

この日は 28 日ということで、成田山御縁日にちなんで天ぷら系のメニューが 28% 引き。これは運がいい!
こうなったら天ぷらを食べないわけにはいかないじゃないか。

多津美

きたきた。

王道中の王道で天せいろそば。
ゴローちゃんは普通のせいろを二枚食べていたけど、私は天せいろの大盛りにしました。

多津美

大盛りは +150 円。せいろ二枚重ねで提供されますが、普通のせいろ二枚分よりは少ない(1.5 人前分くらい?)を二枚に分けて出してくれるようです。

いただきます。

多津美

うん、うまい。
特にてらったところはないけれど、それでいい。それがいい。
どんなときでもツルツルッと入ってきてくれそうな、普通においしいそば。

多津美

天ぷらは大葉、かぼちゃに、えびが二本!これは嬉しい。
具材は小ぶりだけど厚めの衣がパリパリしていておいしい。正しいそば屋の天ぷらだ。

多津美

そういえば劇中ではゴローちゃんがそば湯を飲むシーンはなかったけど、ここのそば湯はとろみがあって私好み。そばの余韻を濃厚に感じさせてくれるそば湯でした。

関東の歴史ある寺院と共に歩んできた、そば屋らしいそば屋の味だった。成田に来て良かった。
ごちそうさまでした。

...ああ、そろそろ中四国への聖地巡礼の計画も立てないとなあ。

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投稿者 B : 22:30 | Gourmet | KODOGURU | Udon & Soba | コメント (0) | トラックバック

2018/04/28 (Sat.)

東京都港区南麻布のチョリソのケソ フンディードと鶏肉のピピアンベルデ

「メキシカン感、メッキメキ」

サルシータ

放送開始からここまでハイペースに回ってきている『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼、今回は先週放送された第 3 話、南麻布の聖地を訪問してきました。

地下鉄広尾駅から徒歩数分。地名に「麻布」とついていると敷居が高そうなイメージがありますが、ここはちょっと親しみやすそうな雰囲気を醸し出しています。しかも地下一階にあるお店なので、文字通り敷居も低い(そうじゃない

港区南麻布にある本場メキシコ料理店|メキシコ料理サルシータ

サルシータ

店内、カラフル。そして放送直後だけにほぼ満席。私は放送前に予約していたので入れましたが、当分はいっぱいだろうなあ。

テキーラに乗せられてなのか、お店の中は決してうるさいわけではないけれどウキウキした気分に包まれています。

サルシータ

まずは飲み物、久住さんが飲んでいたメキシコ風ライムジュースライム入りのビールってどれだ?とメニューから「ミチェラーダ」というビアカクテルを頼んでみたところ、なんかちょっと違う。飲み口に
塩がつけられたグラスにライムが入っていて、そこにコロナビールを注いでいく方式。しかも、ビールなのに氷が入っています。
期待していたものとはちょっと違うけど、これはこれでアリ。塩がちょうどビールのつまみ代わりになるし、氷が入ってるのもあんまり気にならない。一杯目としては正解だったと言えよう。

サルシータ

さて改めて、メニューは...と。
え、メキシコ料理ってこんなにあるの!?
サルサ、ナチョス、は分かるが...、ケサディーヤ?ソペス?全然分からない。想像もつかない。

とりあえず、ゴローちゃんが食べていたものを片っ端から注文していきます(笑

サルシータ

まずはソペス。メキシコ風ブルスケッタという感じか。
イタリアやフランスにも似たようなおつまみ料理はあるけど、ちょっとメキシカンにするだけでこんなにも楽しげになるものか。
いろんな味が混じってる。この店のカラフルな感じ、そのままだ。

サルシータ

ユカタン風チキンとライムのスープ。

ライムっていうか柑橘類でスープを作るっていう発想自体が日本にはないと思うけど、一口飲んでみて驚いた。
口当たりがスッキリしていて、全然違和感がない。これ、おいしいじゃないですか。

サルシータ

下にお宝ざっくざく。
アボカド、トマトにチップスまで。

なんだか癖になりそうな...この味は、ちょっと言葉ではうまく説明できそうもない。

サルシータ

改めてメキシカンビール。
店員さんに尋ねてみたところ、久住さんが飲んでいたのは普通にテカテでした。ライムを添えて出してもらえます。

サルシータ

久住さんが食べていたサボテンのサラダ。これも味が想像できなかったものの一つ。
サボテンって固そうだし美味しくなさそうだし、そもそも食べられるものなのか?と思っていたけど、食べてみればあらら。サボテンというより、なんかインゲンかピーマンのような食感と風味で、イケルイケル。さっぱりしたドレッシングと隠し味のチーズも利いていて、ビールのつまみにちょうど良い。

サルシータ

そこにチョリソのケソ フンディード。メキシコ風グラタン、といったところか。
チョリソのピリ辛をチーズが受け止めて、食べる前からうまさ当選確実。

サルシータ

ケソ フンディードについてくるトルティーヤ。
このトルティーヤ、モロコシ感が尋常でない。

布に包まれて出てくることで、最後まで熱としっとり感を維持したまま食べられるのも嬉しい。

サルシータ

トルティーヤをちぎったら、ケソ フンディードを包んでいただきます。

お~、期待通り。ピリ辛とチーズのコクを、モロコシの優しい甘みが包み込んでいる。
この手の巻き食いはタコスしか知らなかったけど、これもいいぞ。

サルシータ

こんなの食べさせられたら気分も盛り上がって、テキーラいってみたくなっちゃうなぁ~。
って、何?このラインアップ。めちゃくちゃ多いじゃないか。
超定番のクエルボとサウザくらいしか知らなかった。しかもこの見開きで全部じゃなくて、この後にもさらにページが続いています。これはもう「テキーラ沼」と呼んでも間違いではないに違いない。

サルシータ

さすがに選びきれなかったので、各三種ずつまとまっている「テイスティングセット」を二種類頼んでみました。
店員さん曰く「それぞれ飲んでもかなりアタックが違うので、飲み比べてみてください」とのこと。テキーラの「アタック」っていうのか!憶えておこう(笑

...確かに、最初からガツン!と来るタイプと、後からじんわりくるタイプ、追いかけて重い一撃が来るタイプ、など一口にテキーラといっても全然違う。これはまごうかたなく「アタックが違う」だ(ぉ
ウィスキーみたいな飲み口のもあるし、本当に面白い。テキーラ沼、侮りがたし。

テキーラってつい調子に乗って一気飲みするか、飲み会で罰ゲームに一気飲みするお酒のイメージがあるけど(←どっちにしろ一気飲みするのかよ)、ちょっとそれは失礼に思えてきたな。

サルシータ

こういうしっかりしたお酒を飲んでしまえば、料理の方もパンチ力が欲しくなるというもの。
何種類ものサルサソースでケソ フンディードを強化して対峙するしかない。

瓶のデザインからして相当辛そうだけど、実際はそうでもない。というかむしろ、ナイスアクセント。これは癖になるなあ。

サルシータ

チョリソの溺れ卵。
確かにチョリソが溺れてる。わかりやすくうまそうだ。

さっきのケソ フンディードとでチョリソがダブってしまったけど、こちらはトマト&卵でまた違った味わいがある。

サルシータ

そして鶏肉のピピアンベルデ。
これもすごいことになってる気がしちゃうな。この色!ベルデ(Verde)、つまり「緑」か。

店員さん曰く「食用ホオズキとカボチャを使った優しい味」とのこと。

サルシータ

うわ...この鶏肉、うまいな!ソースは...何だろう?食べたことない味だ。
さっきのライムスープもそうだったけど、なんというか日本人には言語化の難しい、未体験の味。

強いて言うなら、辛くないグリーンカレー。だけどカレーともちょっと違う。グリーンシチューとでもいうような、なんだか優しくてホッとする感じ。
このご飯と相まって、メキシコの〆に相応しいと思う。うん。

サルシータ

メキシコ、もう少し踏み込んでみたい気もする。
というわけで頼んでみたのが、ゴローちゃんの隣の席のお客さんが食べていた「モレポブレーノ」。
唐辛子にドライフルーツ、ナッツ、チョコレート(カカオ)を使った「一つのソースに全ての味覚が含まれている」料理だそうです(店員さん談)。

こっちはピピアンベルデとは対照的に、どっしり、しっかりした味。確かにカカオやナッツの風味はするんだけど、甘ったるくない。かといって辛くもなくて、とにかくコクが凝縮されている感じ。個人的にはピピアンベルデよりも気に入ったかも。

サルシータ

ちょっとテキーラを飲み過ぎた感があったので、最後はメキシコで最もポピュラーなカクテル「パロマ」でちょっと薄めます(それでもテキーラベース)。
グラスについている茶色いのは何かと思ったら、これも塩!テキーラをグレープフルーツとライムで割った爽やかな口当たりで、改めて頭がスッキリします。

いやあ、どれもこれも美味しかった。
正直なところ、メキシコ料理って「挽肉、トマト、チーズ、サルサ、どーん!」という大雑把な先入観をもっていたけれど、こんなに繊細なものだったとは。今まで自分がメキシコ料理だと思っていたのは、あくまでアメリカ流にアレンジされた TEX-MEX(メキシコ風テキサス料理)にすぎなかったんだなあ。そりゃあ、マヤやアステカといった高度な文明を源流に持つメキシコの料理だけが高度でないはずがない。

店員さんも、メキシコ出身かと思ってしまいそうな濃い顔に似合わず(失礼)料理や飲み物について丁寧に解説してくれたり、「日本の出汁にも通じるメキシコ料理の繊細な味を多くの人に知ってもらいたい」と熱く語ってくれて、他の料理もいろいろ食べてみたくなりました。

この店にして大正解。
最高のメキシコ日和だった。

ここは混雑が落ち着いたらまた来ようと思います。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/04/23 (Mon.)

神保町 ばんび

久しぶりに神保町に行く用事があったわけですが、神保町ってなんかワクワクします。古書店とカレーの街と言っても差し支えないくらいカレー屋が多い。まあカレー屋だけでなく個性的な飲食店がたくさんあって、この近辺で働いたらもうランチは目移りしそうなレベルですが、やっぱり新しいカレー屋を開拓したい。今回は、こちらのお店に行ってみました。

ばんび

ばんび

神保町の中心部からはちょい外れにあるこのお店。元々は、信濃町にあるタイカレーの有名店(行ったことないけど)である「メーヤウ」の暖簾分けだったらしいのですが、いろいろあって現在は店名を変え「ばんび」として営業しているとのこと。少なくとも昨日今日できたばかりのお店ではない年季を感じます。

ばんび

店内には妙に手作り感あふれる POP が貼られていて、カレー屋というよりは近所のスーパー感ある(笑
親しみやすい生活感があって、案外嫌いじゃないです。

ばんび

カレーの種類はけっこう豊富。レッドカリーやグリーンカリーがタイカレー系のなごりってことだろうけど、バターチキンも気になるし、王道のポークも捨てがたい。どれにしようか、迷うなあ...。

ばんび

最終的に選んだのは「鬼盛りカリー」。いや、なんか猛烈に腹が減っていてガツガツ食べたい気分だったんですよ...。
一番人気のポークカリーをベースに、豚三枚肉を通常の三倍入れているというのならそれを選ぶしかないじゃないですか。

ちなみにこれ「鬼盛りの普通盛りになります」と言いながら出てきたんですが、それ何盛り(;´Д`)。
※(具が)鬼盛りカリーのライス普通盛り、という意味だと思われる

ばんび

おおお、ごろごろした豚の三枚肉が三塊も入ってる!これはスゴイ。
ルウの色合いやとろみ具合も私の好みっぽい感じ。

ばんび

カレーはけっこうコクがありながらも、かなりしっかり辛口。内臓から熱くなって、食後も汗が止まらないタイプ。
でもこの深味と辛味を兼ね備えたカレー、やっぱり私の好みの方向性。

三枚肉は「いかにも肉って肉」で食べ応えアリ。カレーをしっかりと受け止めたポーク、うまい。
ニンジンがちょっと冷たいまま入っていたのが惜しいけど、ジャガイモは茹でたというより表面をカリッと揚げたようなのが入っていて、これも食感が面白い。

ばんび

せっかくカレーを食べるなら福神漬けのひとつもないか、と思ってカウンター上を探してみたところ、こんなものがありました。
これは「プリックナンプラー」といって、プリック(唐辛子)を漬け込んだナムプラー。タイカレーを源流に持つ店っぽくないカレー屋だと思っていたけど、こんなところにタイが息づいていたとは。

ばんび

試しにプリックナンプラーをちょっとライスやルウに混ぜ込んでやると、辛さだけでなくコクが増して、カレーの奥行きがさらに広がった感じ。タイカレーじゃなくてもナムプラー、アリじゃないですか。これはおいしい。

自分の中のカレー欲求と肉欲求を同時に満たしてくれる店でした。
神保町の他のカレー屋とはちょっと方向性が違うけど、確かにおいしかった。
本当に、神保町のカレーの世界は広いなあ...。ここにもまた来たいけど、さらに神保町のカレー店を開拓したくなりました。

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投稿者 B : 23:27 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/04/18 (Wed.)

BAR THE GINTONICX #5

久しぶりにこの店で飲んできました。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

ここしばらく横浜方面に来る機会自体がなかったし、CP+ も夜はそのまま帰ってしまったため、なんと一年以上のご無沙汰でした。そういえばしばらく忙しくて、飲みに出る回数自体減ってしまっていたなあ...とカウンターのいつもの席に腰掛けながら思い返してみたりして。
久方ぶりに来てみたら、曜日によってはマスターのワンオペ営業ではなくなっていて、女性スタッフの方が入っていたことに驚き。まあ一人でお酒も作って料理も作っては大変ですよね。

BAR THE GINTONICX

ま、何はともあれジントニック。季節モノの桜ジントニックからいただいてみました。
桜の塩漬けで香りをつけたジントニックで、やさしい香りが広がります。関東の桜も完全に終わってしまったけど、過ぎゆく春を名残惜しむつもりで飲み干していきます。

BAR THE GINTONICX

つまみは例によっていぶりがっこマスカルポーネから始めます。最近ではこのいぶりがっこマスカルポーネもメニューに置いていないことが多いようで、久しぶりの復活だった模様。私が行くと伝えてあったから用意しておいてくれたに違いない。ありがとうございます。

BAR THE GINTONICX

ここに来たからには一杯は飲まないと気が済まない昆布ジントニック。
昆布によってジンがこんなにもまろやかになるなんて、普通は気づかないよなあ。そして、お酒でありながらまるで昆布茶を飲んでいるかのような落ち着き感。癒やされます。

BAR THE GINTONICX

料理はガツン!とラムステーキ。こんな本格羊料理が出てくるバー、そうそうありません。
飲むだけじゃなくてしっかり食事もできるんだから、もう少し生活圏に近ければ毎週通うんだけどなあ。

BAR THE GINTONICX

これも私の大好物、ルリカケス(国産ラム)。
自宅にボトルで買って持っていても、店で飲むとやっぱり味が違って感じる。削り出しのロックアイスとか、自宅じゃそうそう用意できませんからね。他にも照明とか BGM とかも含め、お店に来たからこそ堪能できる酒の味があります。

BAR THE GINTONICX

重めの一杯からちょっと目先を変えて、湘南ゴールドジンフィズ。
「湘南ゴールド」って柑橘類の名前なのに、サンクトガーレンのおかげですっかり地ビールのイメージがついてしまいましたが、ジンフィズに入れるとこんな感じなのかー。初夏を感じさせる華やかな香り。

BAR THE GINTONICX

料理はまたしてもガッツリしたものを頼んでしまいました。ケイジャンチキン。
パリパリに焼かれた皮の食感とスパイシーなソースがうまい。一軒目からいきなりバーに来たけど、実はけっこうお腹空いてました(笑

BAR THE GINTONICX

アップルハイボール。これも林檎の爽やかな香りと甘みが嬉しいハイボール。
ピリッとくるケイジャンチキンにもよく合います。

BAR THE GINTONICX

飲み物の〆はディルジントニック。ハーブの香りが口の中をリセットしてくれる感覚。

BAR THE GINTONICX

で、最後にご飯もの。魯肉飯!どちらかというとシルクロードを感じることの多いこの店の料理の中では珍しい台湾飯。
過去三回台湾に行ってすっかり魯肉飯好きになってしまった私としては、これは意外だけど嬉しい。

粗めに崩された肉が食べ応えあってうまし。
ちなみにこれは一人前を半分こにしてもらった分量です。

BAR THE GINTONICX

今回も、間違いなくうまかった。

若かった頃はバーってのは格好つけて行く店だと思っていたけど、ここみたいに気取らずリラックスできる店もあるんです。これでロケーションがもうちょっと近ければ、自分も『探偵は BAR にいる』の「俺」や『BAR レモン・ハート』のメガネのようにカウンターの端っこにいつもいる客、になるんだろうけどな。

次はきっと、そんなに間を置かずにまた来ます。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:12 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2018/04/14 (Sat.)

東京都世田谷区経堂の一人バイキング

「ここはまるで、俺の胃袋の実家だ」

経堂

ドラマ『孤独のグルメ Season7』、昨夜放送されたばかりの経堂の聖地に早くも行ってきました。小さいお店で、放送されたらかなり混むことが予想されたので、今回は放送前に訪問。

今回は川崎の一人焼肉両国の一人ちゃんこ西巣鴨の一人すき焼きに続く「一人バイキング」回。私は聖地巡礼には誰かを誘って行くことも少なくありませんが、サブタイトルに「一人○○」と入れられたら、一人で行くしかないじゃないですか(;´Д`)。というわけで、今回はあえての一人巡礼。

それにしてもこのあたり、思いっきり世田谷の住宅街。とてもお店がありそうには思えない閑静な街並みに溶け込むように、お店が存在していました。

マッシーナ メッシーナ

え、これ、店?
普通の一軒家じゃないのか。

ママチャリが何台も駐まっていて、普通の民家でママ友のお茶会でも開かれている、そんな雰囲気。
でも、塀の中を覗き込むと、

マッシーナ メッシーナ

かなり控えめに、看板。
これは知ってる人じゃないと気づかないんじゃないかな~。

一軒家で、バイキング一択の、マッシーナ メッシーナ。
謎すぎる。でも俺の空腹な好奇心が、入っちまえと言っている。

マッシーナ メッシーナ

マッシーナ メッシーナ

おおお、なんだこの人ん家感は。
いきなり友達の実家に呼ばれた気分。

玄関扉を開けると、中から優しそうな黒人のマスターが出てきました。ドラマには登場しませんでしたが、ギニア人の「マッシーナ」さん。
「今ちょうど料理がだいたいなくなっちゃったところで、次できるまでちょっと時間がかかりますけど、いいですか?」とのこと。
大丈夫ですよと告げて、まるで親戚か友達の家にでも上がり込むように、中に通されます。

マッシーナ メッシーナ

うわあ...この家具や調度品の実家感。
座敷席では、まさにママ友会っぽい集まりが催されていました。
きっとここ、昔から世田谷の主婦たちの憩いの場だったんだろうな。

マッシーナ メッシーナ

テーブル席側はこんな感じ。
初めて来たはずなのに、この懐かしさはどこから思い出されるんだろう?
まだじいちゃんばあちゃんが健在だった頃の実家って、こんな茶色の家具で満たされてたよなあ。

マッシーナ メッシーナ

バイキングの料理はこんな感じで並んでいました。

あそこにあるのを選んで取るわけだな。
どれ...と思ったけど、確かに言われたとおり主菜っぽい皿は軒並み空っぽ。
厨房ではおかみさんが忙しそうに、次々に料理を作っています。

ま、バイキングは浮き足立ったら崩壊する。ここは慌てず出来上がりを待とうじゃないか。
まずは落ち着いて控えめに、残っている料理を集めていくとしよう。

マッシーナ メッシーナ

というわけで、バイキング第一弾。

メインどころの料理がなかったからおばんざい盛り合わせみたいになっちゃったけど、チョイスも盛り付けもイイ感じにできた。
我ながらなかなかの好采配なんじゃないの?

マッシーナ メッシーナ

上から時計回りに、枝豆豆腐、ブロッコリーサラダ(カニカマ入りなのが嬉しい)、焼き鯖、きんぴらごぼう、白菜の浅漬け、玉子焼き、豚しゃぶ、そして中央がキュウリとトマトの塩麹和え。
バイキングって欲張ってたくさん取っちゃいがちだけど、あえて少量ずつにしていろいろ楽しむ。これが真のバイキンガーの嗜みですよ。

ほんのり枝豆が香る豆腐にわさび塩、それに素朴な甘い味付けの玉子焼き。ごはんのお供としては焼き鯖や豚しゃぶも王道のおいしさ。
そして個人的にはこのきんぴらに驚いた。このちょいカレー味が新たな食欲を引きずり出す。

決して派手な料理ではないけれど、どのおかずも手間をかけているのが分かる。
一つ一つに心を込めているのが、よく分かる。

マッシーナ メッシーナ

ようし、ギニアいってみよう。
この雑穀米にかかっているのがギニアの家庭料理「マフェ」。
中に入っていた手羽元は、柔らかすぎて早くも鍋の中で骨から外れかかっていたほど。

しっかり辛くてカレーっぽいけど、カレーじゃない。
いろんな野菜をじっくり煮込んだ奥行きのある味わい。

これは特筆すべき家庭料理だ。

マッシーナ メッシーナ

お味噌汁も...おっと、しっかりいりこだし。
何気なく掬ってみたらお椀に煮干しが入っていて驚きました。
まさに昔ながらの家庭の味。こんな味噌汁、久しぶりに飲んだ気がする。

マッシーナ メッシーナ

一巡目を食べている間に、追加の料理のほうが出来上がってきました。
そう、バイキングは運じゃない。諦めずに自ら道を切り開く強い心が大事なんだ。
でも、出来上がってくるたびにお客さんがわっと集まって料理を取っていくから、冷める暇がない感じ。

そして料理を取りに行くたびに厨房のおかみさんと目が合って「お待たせしてごめんなさいね」「もうちょっとでできますから、待っててくださいね」とにこやかに声をかけていただく。
ああ、この店の暖かさや包容感は、このおかみさんの人柄から来ているんだなあ。

マッシーナ メッシーナ

そんなわけで、バイキング第二弾。
今度は冷やし中華サラダ、タラモサラダ、マカロニグラタン、それにゴローちゃんが食べ損ねたドリア。
ドリアはもう見るからに美味しそうで小皿の容量だと食べ足りないだろうと思えたので、別皿にもしっかり盛ってみました。
さらに、マフェライスは実はこれが三杯目(笑)完全に気に入ってしまった。

今回もどれも美味しいけど、中でも特にタラモサラダは大当たりおかずだ。
こんなオーソドックスなおかずなのに、今まで食べたどんなタラモサラダよりもおいしい。中に入ってる海苔の風味が効いてるんだろうけど、それだけじゃない深みがある。

ドリアは雑穀米とカレーベースの上にたっぷりチーズがかかっていて、想像通りのうまさ。
マフェライスといいどちらもおいしくて、炭水化物を採りすぎてしまう。
でも雑穀米ならばその罪悪感も半分でいいはず(ぉ

そういえば、劇中のゴローちゃん同様にアスパラの塩焼きの最後の一本を取ってきたわけですが、あまりの長さにこのお皿に載りきらず、私としたことがつい写真を撮り忘れてそのまま食べてしまいました(汗

マッシーナ メッシーナ

ああ、おいしかった。予想通り、バイキングは 100% 食べ過ぎちまうな。
おかみさんの長年の手料理に加えて旦那さんのギニアの味、珍しくも暖かい和洋幾折衷料理だった。
外食したというより、やっぱり親戚か友達の家に招かれてお腹いっぱい振る舞ってもらった、そんな感覚。

経堂の住宅街の中の一軒家バイキング、いいものを知った。
うまい家庭の味が恋しくなったら、この家に帰ってこよう。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 20:56 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/04/12 (Thu.)

山本のハンバーグ 大岡山店

以前渋谷店で食べてたいそう気に入ってしまった「山本のハンバーグ」の大岡山店に行ってきました。

山本のハンバーグ

山本のハンバーグ

大岡山というと、昔は生活感ある学生街というイメージでしたが、東急線の再編以降オシャレな店や有名店が進出してくるようになりました。古き良きローカル商店街に紛れ込むような形で、山本のハンバーグ大岡山店を発見。
渋谷店同様に女性客多めだけど学生っぽい人やファミリーもいたりして、雰囲気はちょっと違います。

山本のハンバーグ

例によって写真だけでソソられてしまうメニュー。店舗によって内容が違うのか、それとも改訂がかかったのかわかりませんが、渋谷店で見たときとはちょっと変わって「ほそびき」「あらびき」といった表記が加えられています。
どれも美味しそうで、迷ってしまうなあ...。

山本のハンバーグ

さらに別紙で季節限定メニュー。
これもこれで、どっちも気になるなあ...特に賄いから生まれた牛すじ煮込みハンバーグ!牛すじ煮込み料理好きとしてはこれは一度食べておかなくては。注文はこれで決まり。

山本のハンバーグ

ランチセットに含まれるサラダと野菜ジュースがまずは運ばれてきました。
サラダはパプリカや根菜がたくさん入った彩り鮮やかなもので、見た目からして嬉しい。
野菜ジュースは自家製。運ばれてきたときに「今日の材料はこれ」という感じで絞る前の素材を持ってきてくれるのもちょっと楽しい。サラダ&野菜ジュースでこれから食べる肉をあらかじめ相殺してくれそうな安心感があります(笑

山本のハンバーグ

そして、これが牛すじ煮込みハンバーグ。
テーブルに到着するなり、デミグラスソースのいい香りが鼻をついてきます。

山本のハンバーグ

ハンバーグの上にはタマネギとブロッコリー、プチトマトが載せられていて盛り付けも美しい。また野菜に隠れて見えないけどトロットロの牛すじが少し載っているのも嬉しい。

山本のハンバーグ

ハンバーグはスプーンで切ると中から肉汁ジュワ~。店名を冠した「山本のハンバーグ」は中からチーズソースが出てきて驚いたけど、この煮込みハンバーグは肉そのものの味をデミグラスで味わうのが正道でしょう。しっかりコクのあるデミグラスソースは私好みの味。野菜自体の自然な甘みがちょうど良く、ハンバーグとの相性抜群です。

山本のハンバーグ

この味噌汁にも驚かされました。白菜と三葉にパプリカが入っていて、春らしい華やかな香りがいい。味噌汁というよりは春野菜のスープという印象で、煮込みハンバーグと組み合わせても違和感ありません。

山本のハンバーグ

カウンターの上には大岡山店限定の薬味として特製のふりかけが用意されていました。じゃこ入りの見るからに美味しそうなふりかけで、おかずが美味しければ白飯で十分派な私としても、これは食べてみるほかない。

山本のハンバーグ

ふりかけご飯なんて何年ぶりだろう?これが意外と、ハンバーグと一緒に食べても「アリ」な味。ついご飯をおかわりしたくなってしまったけど、炭水化物の取り過ぎには気をつけているので、ここはグッと我慢...。

山本のハンバーグ

ああ美味しかった。満足度の高いハンバーグでした。
美味しいハンバーグを食べると幸せな気分になりますね。

チェーン展開していながら店舗ごとのオリジナリティも出しているのは面白いし、あちこちの店舗に行ってみたくなりますね。渋谷店も大岡山店も、店員さんの接客がとても心地良いのも印象的。ランチにしてはちょっと高めだけど、それだけの価値はあると思います。

きっとまた来よう。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:59 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/04/09 (Mon.)

埼玉県上尾市本町の肩ロースカツ定食

「俺の腹は、今朝から完全にとんかつってなってる」

キセキ食堂

ドラマ『孤独のグルメ Season7』、いよいよ先週末から放送が始まりました。そこで私も早速第一話の舞台である上尾へと飛んできました。だってあのとんかつを見せつけられたら一刻も早く食べに来るしかないじゃないですか!

私は埼玉県に来ること自体が少ないけれど、上尾は完全に初めての街。けっこう大きい街なんだな、上尾。
さて、目的の店は...上尾駅から徒歩 10 分ほどのちょっと路地に入ったところに発見。

キセキ食堂

キセキ食堂

放送直後ということでどれくらい混んでいるか不安だったんですが、10 時ちょうどにお店に着いたところ、並んでいるお客さんが二人ほど。しかし店先に出されている予約票(並ぶ人もここにまず名前を書く)を見ると、並んでいる人も含めて既に 10 人以上の名前が書かれていました。ランチタイムは合計 35 名ほどで売り切れてしまうらしく、11 時の開店に対して 10:30 には品切れ確定。それでも私が観測していた限り、13 時頃までの間に 40~50 人のお客さんが来ては諦めて帰っていました。
昼夜ともに予約は受け付けているものの、4 月いっぱいは既に予約が取れない状況とのこと(当日並び分は別枠)。

私は残念ながら一巡目には入れず、開店から一時間あまり待つことになりました。夫婦二人でやっているお店らしく席が空いたからといってすぐに入れるわけではなく、一巡目のお客さんがほぼハケた段階でようやく入店できました。
並び始めてからかれこれ二時間ちょっと、もうむちゃくちゃ腹が減ってるんだって。

キセキ食堂

ようやく入店し、カウンターに着席。残念ながらゴロー席の一つ隣でした。
メニューはこんな感じで、都心ではないとはいえとんかつ屋としてはかなり良心的なお値段。

もちろん、「キセキ定食」のカツを注文するわけです。
ゴローと同じように単品でステーキも頼みたかったけど、それには予約票に二件分の名前を書いておく必要があったらしく(人数分でなく品数分らしい)、残念ながら注文できず。後のほうで並んでいたお客さんは予約票に「名前+人数」で書いていた人が何組かいたようで、並んだのに結局食べられなかったお客さんもいました。ちょっと特殊な予約システムなので、これから巡礼しようという人は要注意。

キセキ食堂

カウンターの上には、とんかつソースにステーキソース...おっ、辛味噌まであるぞ。ごまドレッシングとオニオンソース、ふうん。
こういういろんな種類のソースやドレッシングが置いてある店、好き。いろいろ楽しめて嬉しいじゃないの。

「キセキ定食」は回転率のいいメニューなのか、注文して店内をいろいろ見回しているうちに、あまり待たずに出てきました。

キセキ食堂

え~、なに!?この威圧感。
東京にも分厚いとんかつを食べさせる店はけっこうあるけど、この厚さは今まで見たことがないレベルだぞ。

ちょっと待てよ...。

キセキ食堂

横に 16cm、縦 10cm、高さ 4cm 5mm。規格外のでかさだな。
金谷のアジフライのでかさとうまさにものけぞったけど、とんかつでこれというのはまたすごい。

それでは改めて、いただきます。

キセキ食堂

まずはとんかつソースだろう。
ゴローちゃんと同じく左から三切れ目にソースをかけて、賞味開始。

とんかつと言えば、同じく久住昌之先生原作の『食の軍師』のとんかつ回でも「とんかつを食べるダンドリ」にこだわっていたけど、今回のゴローちゃんの食べ方もまさにそうでした。来週はまたダンドリが物を言いそうなバイキング回だし、Season7 はこれまで以上に食べ方に注目すべきかも。

キセキ食堂

それにしても、重っ!しかもすごく柔らかいから、箸で持ち上げている間に肉が崩れてきそうな勢い。

おっほ~!ほー、うまい。なんだよこれ。笑うしかないな。
さすが熟成肉、肉自体からうまみが溢れてくる。今まで食べたどんなとんかつとも違う味。

キセキ食堂

この色!これには...塩でしょう。
本当にうまいとんかつは塩で十分だと思うけど、これもまさにそんな感じ。肉そのものの味だけで食べられる勢い。

肉食ってる感が尋常じゃない肉だ。肉々しい肉だ。

キセキ食堂

肉と肉の間に箸休め的にいただくしめじの味噌汁も、正しくおいしい。
味噌汁なんだけどちょっとおすまし的な軽さというか上品さがあって、とんかつのいいクッションになってくれる。

キセキ食堂

よし、モリモリいこうじゃないか。
次は塩レモンとんかつ、いってみよう。

おお...レモンが豚を引き締める。シンプルな塩とんかつとはまた違った、研ぎ澄まされた味わいだ。
自分は普通のとんかつ屋でレモンをかけることはあまりないけど、この塩レモンかつはアリ。

この肉なら永遠に食べ続けられる、そんな気がします。

キセキ食堂

今度は辛味噌で名古屋に行ってみるか。
いや、味噌かつは味噌かつなんだけど、ちょい辛なのが名古屋とは違う。

辛味噌、味の目先を変えるという意味では面白い存在だけど、私はやっぱりシンプルに肉のうまみを引き出す食べ方が好きかな。

キセキ食堂

ラスト一切れ、締めはとんかつソースだ。最後はやっぱりこの定番の組み合わせに戻ってくるんだ。

筋っぽさを微塵も感じさせない柔らかな熟成肉に、薄めの衣。今まで食べたどんなとんかつとも違う味。
出てきたときは一瞬食べきれるかと思ったが、いらぬ心配だった。本当にうまい肉ってなんというか、「軽い」ような気がする。揚げ物についてもそうで、鳥越の「まめぞ」といい、『孤独のグルメ』に出てくる揚げ物の店って、胃にもたれにくい軽さがある。

キセキ食堂

いやーぶったまげた。こんなとんかつが、上尾の街に潜んでいたとは。

ドラマ登場前から地元では人気店だったようだけど、これから当面は行列が絶えないんだろうなあ。
ご夫婦二人で切り盛りしているお店ということで、身体に気をつけてがんばってほしいと思います。
そして私は、行列が落ち着いたら今度はステーキを食べに来たいなあ。

ありがとう、キセキ食堂。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season7 [Amazon Video]

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【Season7巡礼開始】『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~7&原作 - NAVER まとめ

投稿者 B : 20:56 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/03/12 (Mon.)

五反田 名代 後楽そば

三月に入ったあたりから、五反田の駅を出たところで妙にソソるソースの香りが立ちこめるようになりました。やたらと空腹を刺激してくる香りで、発生源はどこだ!?と探ってみたら、ガード下、ちょうど一年前に惜しまれつつ閉店した立喰いずし 都々井の跡地に新店が入っているじゃないですか。

名代 後楽そば

後楽そば

ん?なんかこの看板見覚えがあるぞ?と思ったら、これまた有楽町のガード下にあったお店じゃないですか。一昨年に閉店し、ここ五反田に移転して再オープンした模様。個人的には有楽町に行くなら他に行きたい店はいろいろとあるから当時はこの店に入ったことはありませんでしたが、この機会に入ってみようじゃないの。

後楽そば

メニューはこんな感じ。単品ならばほとんどのメニューがワンコイン以下で食べられてしまうのがサラリーマンとしては嬉しい。いつものランチの値段で並盛りのカレー+コロッケそばとか食べられてしまう金額ですよ。でもどうやら有楽町時代に比べて微妙に値上げしたらしく、以前を知っているらしき他のお客さんが「この価格帯になると厳しいね~」と話しているのが耳に入ってきましたが、それでも安いと思います。

後楽そば

立ち食いそば屋らしく券売機制になっています。私は初めての店で後ろに列ができている状態でこのメニュー盛りだくさんな券売機を目にすると慌ててしまって選べなくなるタイプです(;´Д`)ヾ。
どれにしようかな...ええい、ままよ。

後楽そば

店内は都々井時代同様にカウンターのみながら、改装されて小ぎれいになっていました。食券を出すと程なくして料理が出てくるスピーディーさが立ち食いそば屋らしくていい。

頼んだのはミニカレーライスと焼きそばのセット。あのソースの匂いを嗅いだなら焼きそばは食べたかったし、それでも立ち食いそば屋なんだからかけそばくらいは食べてみたかったけど、焼きそば&かけそばなんていうセットメニューは見当たらなかったので、無難にカレー。後ろに列ができていなければ落ち着いて単品焼きそば&単品コロッケそばあたりを頼んでいたかもしれません。

後楽そば

焼きそば。店内を見回すと、お客さんの九割が焼きそば食べてるじゃないですか。やっぱり、ここは立ち食いそば屋でありながら焼きそばが看板メニューなんだろうな。
見た目からして、テカテカと油ぎった焼きそば。B 級グルメ感満載だけど、あのソースの匂いにはこれくらいジャンクな焼きそばを期待してしまうもの。油とソースがガツン!と脳髄に響く感じ、サラリーマンのパワーランチとしては悪くない。

後楽そば

カレーのほうは、形ある具としては人参くらいしか見当たらないけど、ルウはスパイスが効いた辛口カレーで、嫌いじゃない味。これは並盛りのカレーにしても良かったかもなあ。そういえば、そばのトッピングとしてコロッケやとんカツがメニューにあったけど、カレーと組み合わせてコロッケカレーやカツカレーにもできるんだろうか。

いやはや、昼間っからとんだ炭水化物祭りを開いてしまいました。こういうジャンクランチ、たまに欲しくなりがちだし、また来ようと思います。
この近くには立ち食いうどんのおにやんまもあるし、この春にはとだかと同じビルに都々井が移転再オープンするらしいし、サラリーマン向けのジャンクランチ~飲み帰りの〆向けの店が熱くなってきましたね。都々井も開店したら早々に行ってみようと思っています。

関連ランキング:立ち食いそば | 五反田駅大崎広小路駅大崎駅

投稿者 B : 23:25 | Curry | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/03/02 (Fri.)

新宿「すずや」のとんかつ茶漬け

新宿で昼食を食べる機会があったので、以前からちょっと気になっていたお店を攻略してきました。

名代とんかつ 新宿すずや

すずや

歌舞伎町の入口付近にあるとんかつの老舗「すずや」。とんかつそのものよりも「とんかつ茶漬け」のほうが有名なほどではないでしょうか。
かなりの有名店で、私も昔から存在は知っていたものの、とんかつをお茶漬けにするというキワモノっぽさがどうなのよ、と思って今まで敬遠していました。でも新宿でランチってあまりしないから知っている店も少ないし、たまには攻めてみるかと思い入店。

すずや

すずやってけっこう年季の入ったビルにあるイメージでしたが、いつの間にかガラス張りの綺麗なビルに建て替えられていました。どうやら持ちビルのようで、お店の収益というよりも他店のテナント料から利益を上げているんでしょうね。
とんかつ屋というからには渋めの内装を想像していたら、オープンなカフェレストランのようなオサレ空間が展開されていて、ちょっと驚きました。

すずや

メニューはいろいろあるけれど、ここに来たからには最初は普通のとんかつじゃなくてとんかつ茶漬けを頼むべきでしょう。
一皿で二度おいしいとんかつ茶漬け、おすすめの食べ方も書いてありますが、とんかつというよりもひつまぶしに近い楽しみ方をするもののようです。

すずや

これがそのとんかつ茶漬け。味付けは三種類ある中で、昔ながらのからし醤油味にしてみました。
鉄板に乗ったとんかつという時点で今まで見たことがないとんかつで、どんな味がするのか想像もつきません。

すずや

鉄板の上にとんかつ、さらにその上に堆く積み上げられたキャベツと海苔。
とんかつ屋のキャベツといったら千切りが定番だけど、とんかつ茶漬けのキャベツはタレに軽く浸された感じのしっとりしたキャベツ。これはこれでご飯が進みます。しかもキャベツはおかわり自由、おかわり時に違う味付けのキャベツが選べるというから、ちょっとしたお得感がありますね。

とんかつのほうは、やや淡泊な肉のとんかつを濃いめの味のタレで食べさせるような感じで、これ自体はまあ美味しいけどびっくりするようなものではないなあ、と思ったら、最後にお茶漬けにして印象が変わりました。

すずや

とんかつとキャベツとごはん、それに薬味をちょうど良い具合に残してお茶漬けを作成。
この時点で、ややあっさりめのとんかつの意味が分かりました。ジューシーすぎるとんかつだとお茶漬けにしたときのバランスが悪いということでしょう。お茶漬けにしたときのとんかつが、ちゃんと存在感があるんだけど脂分が出過ぎず、よく馴染む。確かにこれはアリだなあ。

揚げ物、特に天ぷら系ではなくフライやカツ系の揚げ物をダシに浸すってどうなの?と思っていましたが、言われてみればカツ丼やカツ煮といった卵とじ系の煮込みカツはあるし、立ち食い蕎麦屋でコロッケ蕎麦をこよなく愛する人もいたりするほど「出汁に浸されたフライ」って日本人にとってなじみ深いものだったんだなあ。

ちょっと単価が高めだけど、今まで敬遠していたことをちょっと後悔しました。
今度来る機会があったら、次はオーソドックスなとんかつも食べてみたいです。

関連ランキング:とんかつ | 新宿西口駅西武新宿駅新宿駅

投稿者 B : 00:33 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/02/21 (Wed.)

茗荷谷 豊栄 その 3

「それにしても、この例えようのないおいしさたるや」

豊栄

ちょっと(というか、だいぶ)遅めの新年会ということで、約四ヶ月ぶりに茗荷谷の聖地で中華をいただいてきました。

この店、全店巡った私としては Season6 の中でもトップクラスにおいしく、リピートする価値があると思います。松重豊さんもラジオで「年末にあのアボカドが食べたくなって、一般客のふりしてお店に電話してみたけど予約が取れなかった」とおっしゃっていましたが、本当になかなか予約が取れない(;´Д`)ヾ。三週間ほど先で空席のある時間帯をなんとか見つけ、満を持して行ってきました。

中国料理 豊栄

豊栄

やっぱりこの黒板メニューが全部そそる。毎回ちょっとずつ違うメニューのどれもが空白をさらに刺激してくる。
丸鶏のパリパリ揚げ、間違いなくうまいやつや。ブリのライチ紅茶スモーク?よく分からないけど妙に惹かれる。「豊栄醤炒め」と名のつく料理も絶対にハズレなし。

さあ、どれから攻めようか...。

豊栄

何はなくともまず乾杯。今年ももう二ヶ月が過ぎようとしているけど、改めてよろしくお願いします。
気の置けないメンバーでの集まりは、やっぱり気持ちがほぐれます。

豊栄

どんなメンバーかというと、カバンからおもむろにスマホに EF レンズを取り付けるアダプタとリグが出てくるようなメンツ(ぉ。趣味を晒しあいながら語らう時間の楽しさよ。

豊栄

料理の方は、まずは夫婦肺片(フーチーフェイペン;牛もつのピリ辛和え)からいただきます。
これ、牛もつのいろんな部位をピリ辛に和えたシンプルな料理で、ビールによく合います。そして何度来ても思うけど、この店は「うまみ」を活かした料理が本当にうまい。火と油と唐辛子でジャジャッとやっつけた感じでは全然なく、よく計算されて丁寧に仕上げられた味。

豊栄

からの、パクチーの熱々ネギオイル香味醤油かけ。これは逆にパクチーにネギとアツアツ胡麻油をジャジャッとやっつけただけですが(ぉ、パクチーのくさみがゴマ油で程良く中和されてうまい。

豊栄

そして「アボカドのセイロ蒸し」。これ前回来たときには食べられなかったんですよね...代わりにレタスのセイロ蒸しが品切れていたのは、折からの野菜高騰の影響かもしれません。

私はアボカドはあまり得意ではないほうなんですが...、ワッホー!何これ?

トロットロ。アボの、大トロだ。
アボちゃん蒸すと、こんなにうまくなるの?

孤独のグルメでアボカドといえば鶯谷のアボカドメンチを思い出すけど、このセイロ蒸しは私のアボカド史上で最もうまいアボカドだったと言って良いでしょう。なんか、アボカドではない別の何かを食べているようだ。

豊栄

私がやったわけではないですが(飲むときはあまり炭水化物を取らない主義)、アボカ丼ゴロネーゼ。
海の向こうじゃカリフォルニアロールなんてのもあるけど、まさか生粋の日本人が、アボカドをご飯に乗っけて食べる日が来ようとは。

豊栄

口水鶏(よだれ鶏)。個人的経験から言えば、よだれ鶏がうまい中華屋に駄店なし。
舌にビリビリくる山椒のせいでビールが甘く感じるくらいだけど、でもうまい。刺激の後から追いかけてくるうまみもたまらない。

豊栄

こういうビリビリくる料理には、日本のビールよりも青島でしょ。
グラスがプレモル用というあたりが、いつもとは違うビールの薄さを際立たせていてまたいい(笑

豊栄

茄子のサクサク揚げスパイスソルト炒め。見た目からしてボリューム感ある一品だけど、肉厚の茄子をその名の通りサクサクに揚げてあって、かついろんなうまみやスパイスを茄子がしっかり受け止めていて、本当に美味しい。アクセントのクミンがまたいい味を出している。これは初めて食べたけど、他の料理にも引けを取らないレベルの高さ。

豊栄

そして最初から気になっていたブリのライチ紅茶スモーク。北陸民としてはブリは基本的に刺身で食べたい派だけど、これは想像の斜め上。紅茶の香りがする燻製なのに、半生状態で燻製っぽいパサパサ感が皆無。サシの部分から脂がとろけてくる感触すらあって、ブリの新たな一面を知った感。これはハマりそう。

豊栄

こんなブリを食べさせられた日にゃあ、もう紹興酒をクイッと行かざるを得ないというものでしょう。
ビールだと、もうこれらの濃密な料理陣に負けてしまいそうだ。

豊栄

こちらも想像を超える見た目で出てきた「エビのマヨソース炒め」。一般的に、エビマヨってエビチリに比べると子どもっぽかったり安っぽかったりする印象があるんですが、このエビマヨはマヨソースがふわっふわ。ソースだけでも食べていたくなるうまさ。これは無難にエビチリにしなくて正解だったかもしれない。

豊栄

そして〆は定番、豊栄チャーハン。この店が店名を冠した料理がうまくないわけがない。豊栄醤のうまみが存分に活きつつ、大ぶりのプリプリ海老が主張する、試行の一品。これ、永遠に食べていられそうな気がする。

豊栄

デザートは「豆乳ココナッツ杏仁豆腐」「山査子のアイスクリーム」「チャイニーズ甘酒の冷たい汁粉白玉入り」。
私が食べたのは山査子アイスで、山査子の落ち着いた香りがいろんなスパイスで刺激されっぱなしだった舌と鼻腔を落ち着け、食後の自然な満足感を促してくれます。

豊栄

ああ、今回も最初から最後まで全部、おいしかった。
三度来てもまだ食べていない料理がたくさんあるし、ここは何度でもリピートしたいなあ。立地がなかなか微妙なところにあるけど、そんなことは気にならなくなるほどの名店だと思います。

しかしこの店、ミシュランガイド 2018 のビブグルマンに選出されたらしく、ただでさえ予約が取れない店なのにもっと人気が出てきているのが悩ましいところ。
でも、それにめげずにきっとまた来よう。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

B071VBJHMR

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投稿者 B : 23:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/02/16 (Fri.)

五反田 蕎麦きり みさか

二週間ほど前に、五反田に新しい蕎麦屋がオープンしたので早速行ってみました。

蕎麦きり みさか

蕎麦きり みさか

この界隈、立ち食い蕎麦的な店はけっこうあるんですが、ちゃんと座って蕎麦が食べられる店ってあまりないんですよね。ここは店構えからして美味しそうな雰囲気を醸し出していたので、期待が持てそうです。

しかも調べてみたら赤坂の「みまき」、表参道の「みよた」というお店の姉妹店のようですね。飲食店のレベルが高いエリアからの出店ということであれば、さらに楽しみです。
できたばかりのお店にも関わらず、お昼時には行列ができていました。

蕎麦きり みさか

店内はカウンターのみ。まあ蕎麦屋で長っ尻するわけでなし、ランチタイムの一人飯にはこれくらいの方が入りやすい。

メニューはオーソドックスなものも当然ありますが、オリジナルメニューもそれぞれソソる。
それでいて 1,000 円でお釣りが来る価格設定も、毎日のごはんとしては嬉しいじゃないですか。

蕎麦きり みさか

季節のおすすめもイイ。「鰤柚庵そば」とか字面だけでもうおいしいに違いない。
蕎麦屋なのに煮込みうどん系も強烈アピールを放ってくる...悩ませるなあ。

蕎麦きり みさか

でもやっぱり、初めて来た店なら最もオーソドックスなものを食べて実力を推し量りたいところ。
それには冷たい蕎麦がベストだけど、天ぷら系の出来も知りたい。というわけで、豚天丼セットの冷蕎麦(大)にしてみました。

蕎麦きり みさか

豚天丼は豚ロースの天ぷらをつゆに浸して、ごぼう天、ししとう、パプリカを添えた鮮やかな丼。カツ丼(もあるけど)よりも天ぷらのほうが蕎麦屋らしくていいじゃない。
柔らかい豚ロース天、つゆの味に混じって微かに爽やかな香りが...?と思ったら、アクセントに柚子胡椒が添えられていました。これはおいしい、天ぷら&つゆに柚子胡椒、初めての味わいだけど気に入った。

蕎麦きり みさか

蕎麦はけっこうコシがあるタイプ。個人的にはもう少し蕎麦の香りが立っててほしいけど、キュッと締まった蕎麦の喉ごしは悪くない。

店員さんの接客も気配りが行き届いている感じだったし、この店、悪くないんじゃないでしょうか。お酒を置いていないようなのが惜しいくらい。
それでいて価格はリーズナブルだし、行列が長くなければちょくちょく来たいかも。

こういう雰囲気の蕎麦屋ならもっとプレミア価格取ってもおかしくないのに...と思って調べてみたら、ここ立ち食い蕎麦の「小諸そば」の新業態店なんですね。美味しい割に低価格で回転率重視っぽい店作りはそういうことですか。女性一人でも入りやすそうな店構えだし、確かにこれは従来の蕎麦チェーンのイメージを覆すお店だと思います。
気に入ったので、また来ようと思います。冬の間に鰤柚庵そば、試してみないとなあ。

関連ランキング:そば(蕎麦) | 大崎広小路駅五反田駅大崎駅

投稿者 B : 22:33 | Gourmet | Udon & Soba | コメント (0) | トラックバック

2018/02/08 (Thu.)

中華そば 青葉

私は普段それほどラーメンを食べる方ではないのですが、この冬は特に寒いせいか、無性に熱いラーメンが食べたくなる瞬間が妙に多い。先日も池袋で唐突にラーメンが食べたくなったので、この店に突撃してきました。

中華そば 青葉

中華そば 青葉

「中華そば 青葉」。首都圏にはけっこうな数の支店を出していて、今さら語ることがないほど名の知れたお店です。が、私は今までなんとなく入ったことがありませんでした。
が、最近の私は「とんこつ」とか「家系」という謳い文句よりも、素朴に「中華そば」と書かれたこういう雰囲気の店にこそ惹かれるようになりました。

中華そば 青葉

注文したのはオーソドックスに「中華そば」。最もシンプルなラーメンです。
豚骨・鶏ガラ系と魚介系を合わせた半透明のスープに浮かぶ中太麺が、見るからにおいしそう。

中華そば 青葉

スープは一口めに魚介の香りを感じます。丼に添えられている海苔との相性が抜群。あっさりした口当たりなのに、その後から深いコクが追いかけてくるのがダブルスープの力。

個人的には、ちゃんと作られていればシンプルな鶏ガラ系ダシだけでも十分おいしいと思うんですが、このダブルスープはいい。重たくないのに、後引くうまさが食欲を掻き立てます。
あー、これはシンプルな中華そばじゃなくて特製中華そば(チャーシュー・メンマ増量+味玉子つき)にしておくべきだったかも。

中華そば 青葉

麺はちゃんと食べた感がありつつもスルスル入っていくちょうど良い太さ。スープとの相性も良い。

あっさりした中華そばが好きだけど、単にあっさりだけだと食後に物足りなさが残るもの。青葉の中華そばは、軽めの食感と深い味わいのバランスがなかなか秀逸です。
このレベルの中華そばが、チェーンになっていて割とどこでも食べられるというのはとても大事なこと。今度ラーメンが食べたくなったときに近くに店があったら、必ず選択肢に入れようと思いました。

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投稿者 B : 22:44 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2018/01/29 (Mon.)

五反田 ステーキてっぺい

地味に需要があるらしい五反田ランチ情報シリーズ。久しぶりの今回はこちらのステーキ屋さんに行ってみました。

ステーキてっぺい steak teppei

ステーキてっぺい

五反田駅から TOC(東京卸売センター)に向かう途中で横道に入ったところにあるお店。この界隈では比較的新しいお店だと思います。
もともと六本木・池袋・新橋にもあったお店の支店とのことで、それぞれ激戦区で生き残っているからにはうまくないわけがない。これは入る前から期待が持てます。

ステーキてっぺい

店内はステーキ店らしからぬ雰囲気。喫茶店やワインバルだったとしても違和感がありません。黒板に「トリッパ」とありますが、確かにそういうの出てきそう。
今回はランチに来たけど、夜に来て肉とワインという感じでも楽しめそうです。

ステーキてっぺい

ランチメニューはこんな感じ。ステーキ店だけあってビーフ尽くし。
ビフカツやカレーも捨てがたいけど、やっぱりステーキ店に来たからにはまずは王道から攻めようじゃないですか。

ステーキてっぺい

ランチにはスープとサラダがついてきます。
こう寒いと、ランチにスープがついてくる店ってありがたいですよね。

ステーキてっぺい

そしてドン!ランチステーキ。

サラダのドレッシングはガーリックと胡麻が選べるところ、胡麻ドレッシングは普通だよなあ...と思ってガーリックにしてみました。
このドレッシングがまた、クリーミーなのにニンニクの食欲をそそる香りが効いていて、サラダだけでもおかわりしたくなっちゃう味。これは驚いた。

ステーキてっぺい

で、ステーキですよ。

あらかじめカットされた状態で出てくるので、まあランチだしコストパフォーマンス重視で作っているんだろうなとは想像しましたが、筋っぽさをほとんど感じない柔らかさ。そこにガーリックと胡椒がガツンと効いた味付けがウマイ!!ニンニク風味なんだけど、どこか品のいい味わいなのがまたいい。さらに添えられてきたバターをつけて食べると唾液の分泌が止まらなくなります。
これは追加料金払っても良いから、肉増量メニューも用意してほしいくらいです。

ステーキてっぺい

別の日に、一日五食限定という煮込みハンバーグにもありつけたので、頼んでみました。
ドレッシングは胡麻にしてみたところ、美味しいんだけどまあ普通かな...ここのドレッシングはガーリックにしないともったいないと思います。

ハンバーグはちょっと大きめのが一つ。デミグラスソースに一緒に煮込まれたすじ肉が混ざっているところが嬉しい。

ステーキてっぺい

けっこう粗挽きのはずなのに、食感はとても滑らか。この店のステーキの柔らかさにも通じるものがあります。
デミグラスソースは丁寧に煮込まれた味わいで、ちょっと甘口。個人的にはもう少し酸味寄りのほうが好みだけど、でもおいしい。この滑らかなハンバーグには優しい味が合っているとも思います。

この界隈はステーキ/ハンバーグ店の激戦区だけど、他の店にも引けを取らないどころか、あのガーリック味は時折思い出して食べたくなりそうな魔力を持っています。
ここはまた来よう。そして六本木・池袋・新橋でご飯を食べる機会があったらぜひ思い出して支店にも行ってみたいところです。

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投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/01/19 (Fri.)

つけめんの名店 六厘舎

大崎で唐突に麺類が食べたくなったのですが、大崎と言えばつけめんの名店があるじゃないということを思い出して、こちらのお店に行ってきました。

六厘舎 | 最後の一滴まで美味しく頂けるつけめん。

六厘舎

都内でも有数の有名店です。当初の大崎本店は行列ができすぎて閉店という逸話をもつほどですが、私も存在を知ってはいたもののそんなに並んでまでつけめん食べたくはないよなあ...と敬遠していました。現在は「大崎●●シティ」だらけで迷子になりそうな高層ビル群の一角で「大崎店」として営業しています。
平日のお昼前、開店直後に行った時点ですでにお店の外には行列ができていました。それでも 20 分ほどの待ちで着席できたのは早いほうなのかもしれません。

六厘舎

初めてなのでオーソドックスに行こうと思い「特製つけめん」を注文してみました。
通常のつけめんに味玉とほぐし豚がついてくるということのようです。

六厘舎

麺はうどんにも負けない極太ストレートでかなりボリュームあり。麺の中には全粒粉由来と思われる茶色いツブが混ざっていて、素材の香りがいい。かなりコシが強くて食べ応えある麺です。
冷水で締めてあり、これだけ太いこともあって食べていくうちにつけだれが冷めていってしまいます。夏場はいいけど、これだけ寒いなら熱盛にしてもらえば良かったかも。

六厘舎

つけだれは超濃厚・魚介系。近年つけめんと言えばこういうタイプばかりになってしまったので目新しさはありませんが、この店が元祖と言っても差し支えないでしょう。
魚粉がアクセントになった濃い味と香りが特徴ですが、ガツンと濃厚な後発店と比べると、逆にまろやかさを感じます。濃いんだけど一辺倒でない、深みのある味。

六厘舎

味玉とほぐし豚。ほぐし豚を加えることでさらに濃密さとボリューム感が高まります。でもこのつけだれと麺だけで十分にボリュームがあるので、普通につけめん+味玉くらいでちょうどいいかもしれません。

六厘舎

食後はスープ割に。麺で冷まされたつけだれに再び熱が入り、あったまる。
しかもこのスープ割用の出汁には柚子が入っているらしく、濃厚だったはずのつけだれがサッパリ感あるスープに様変わり。食後にぴったりで、これはちょっと驚きました。

いやあ美味しかった。やっぱり流行を作った元祖だけのことはありますね。今まで来なかったことを後悔しました。
お店を出る頃には、一時間は待ちそうな行列ができていて、早く来て正解だったなと。

東京駅他にもあるようなので、また利用しようと思います。

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投稿者 B : 23:06 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2018/01/12 (Fri.)

人形町 天ぷら 中山 再訪

「俺に尻尾があったら、今、千切れんばかりに振っているところだ」

天ぷら 中山

『孤独のグルメ』の聖地の中でも、私にとってもう一度食べに行きたい店の上位に常にランクインされていた店のひとつが Season2 に登場した黒天丼の店「天ぷら 中山」。しかし人形町方面にはあまり来る用事がなく、再訪の機会もしばらくなかったんですが、たまたま仕事で水天宮方面に行く機会があったときに意図せずこの店の前を通ってしまいました。そうするともう俺の胃袋はあの天丼の黒一色に染まり、いてもたってもいられなくなったので、暖簾をくぐるしかないじゃないですか。

天ぷら 中山

天ぷら 中山

あれから五年。この店は当時と変わらずそこにありました。
今では当時のような行列はなく、かといってガラガラというほどでもない、ちょうど良いお客の入り具合。そうそう、これくらいの雰囲気が落ち着けるんですよ。
前回は混みすぎて店内の様子をじっくり見る余裕もなかったけど、改めてドラマに登場したまんまのお店をしげしげと眺めます。

この木の札の品書き、品数多し。当時よりちょっとだけ値上がりしたようだけど、それでも安い。
さあ、何から攻めよう。

天ぷら 中山

...の前に、とりあえずビール。今日もお疲れさまでした>自分。

お通しの煮物、大根がうまい。
仕事帰りに年季の入った店で煮物つつきながら瓶ビール飲んでる俺、完全におっさんだな。でも我ながら、いい歳の取り方してる気がする。

天ぷら 中山

それからお新香。胡瓜に白菜にほうれん草に蕪。
ばあちゃんが作ってくれた漬物とはちょっと違うけど、でもばあちゃんちっぽい味。
まるで一日の疲れをねぎらってくれるかのようだ。

お新香をつまみにビールを飲んでいるうちに、天ぷらの第一弾が揚がってきました。

天ぷら 中山

おーーー、きたきた。これですよ。
穴子、いか、はす(蓮根)、玉ねぎの組み合わせ。めごちも食べたかったけどこの日は残念ながら品切れ。

天ぷら 中山

つゆにくぐらせて食べると、穴子は外はサクッ、中はほわっほわ。これはたまらん。
天ぷらなのに油っこくなくて、もたれそうにない感じなのもいい。

いかはプリプリだし、蓮根のシャクッとした食感も楽しい。
でも今回初めて食べた五郎メニュー、玉ねぎの天ぷらがまたいい。こま切れにした玉ねぎをかき揚げみたいに揚げてあって、玉ねぎの甘みが引き出されている。玉ねぎ天、想像以上にいいぞ。

天ぷら 中山

続いてかき揚げ。これも前回食べてすごく気に入ったやつ。
春菊に小エビとホタテを一緒に揚げてあって、フワフワサクサクの衣の中にエビとホタテの旨味がギュッと詰まっている。仮にひとつもいいことがなかった日でも、最後にこれを食べられたらそれだけで幸せ。そんなかき揚げ。

さて、じゃあそろそろ〆の天丼にいきますか...と思ったら、

天ぷら 中山

なんかカウンターの向こう側にすごいアスパラが並んでるんですけど!!!
その隣の肉厚シイタケも、キノコが苦手な自分でもちょっと食べてみたいと思ってしまう見た目。

この魅力、抗い難し。
天丼の前に、ちょっと寄り道していきますか。

天ぷら 中山

というわけで、追加でアスパラときすの天ぷらを頼んでしまいました。

この大ぶりなアスパラ、見るからにうまそうだ。
「アスパラは塩とレモンがおすすめです」とのことで、それに従ってみました。

天ぷら 中山

おおお、何これ。アスパラなのにホクホクしてるんですけど。

見た目に違わずボリューム感があって、なのに繊維質をほとんど感じない、ホクホクのアスパラ。これはうまい。
天丼の前にアスパラに寄り道して正解だった。

天ぷら 中山

そこに、〆の天丼。やっぱり黒い。Blu-ray BOX の特典映像によると、放送後にはお客さんが増えすぎて、タレの色もだんだん薄くなってしまったという話でしたが(笑)、今では黒さもすっかり戻っているようです。

シジミの味噌汁には、今回は香り付けに柚子が入っていて、こんな下町なのにちょっと上品な味。でもやっぱりじわっと沁みる優しさがあって、なんだか涙が出てきそうになる。

天ぷら 中山

天丼の上ものは、海老二尾に穴子、きすの組み合わせ。穴子ときすの天ぷらはさっきも食べたからダブってしまったけど、この黒いタレがかかることでまた違った働きを見せてくれる。
黒いタレは濃口醤油の塩辛さを連想させるけど、ほんのりと甘さを秘めたやさしい味。下町の人情がそのまま丼になったかのようだ。

恐るべし、黒天丼。
相変わらず、めちゃくちゃいいじゃないか。

天ぷら 中山

前回はじっくり見ることができなかった松重さんのサインも改めて拝見。
その上には、自分が生まれるよりも前にテレビで紹介されたときの記念色紙。少なくともそれだけの歴史が、あの黒天丼のタレには込められているんだなあ。

それに加えて、

天ぷら 中山

figma 井之頭五郎と幻の食品サンプルスマホスタンドまで!
スマホスタンドのほうは私も実物は初めて見ました(笑

それにしても、あんなにも揚げものをいただいたのに、でも、ちっとももたれてない。クセになるのがわかる。
人形町に来る機会があったら、きっとまた来よう。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season2 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 23:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/01/04 (Thu.)

中華そば「みたか」再訪

世間的にはそろそろおせち料理は終わった頃合いかと思いますが、おせちに飽きるとカレーとかラーメンとか食べたくなりますよね。というわけで今日はラーメンネタをひとつ。

映画を観に立川まで行ったついでに、三鷹で途中下車して「みたか」で中華そばを食べてきました。

中華そば みたか

みたか

『孤独のグルメ』の久住先生に縁のあるお店ということで、以前も一度来た「みたか」。イマドキ流行りのラーメンには媚びない昔ながらの味だけれど、ときどき思い出して猛烈に食べたくなる味なんですよね。というわけで、わざわざ三鷹で降りてまで食べに来ました。

お昼時、開店ちょい後くらいの時間を狙っていったはずなのに、お店の前には既に階段のところまで行列ができていました。以前行ったのは平日夜でしたが、休日の昼間だとこんなに行列をなす人気店だったとは。しかも通い慣れてる風のお客さんが多く、家族連れもいたくらいで、やはり「江ぐち」時代から地元に愛され続けてきたお店であることが分かります。

みたか

麺類値上げのお知らせ。業務用・家庭用を問わず小麦粉の値上げがニュースになる時代ですからね。

並んでいる間に、他のお客さんが予約したチャシュー(スライスではなくカタマリ)の持ち帰りを頼んでいる場面に遭遇しました。常連さん向けの特別対応っぽい感じでしたが、チャーシューの持ち帰り、そういうのもあるのか!ここのチャシュー、確かに素朴で飽きの来ないうまさだったもんなあ。

みたか

20 分ほど並んで入店し、注文したのは五目チャシューメン。前回来た後に、今度来たら五目そばを食べてみようと思っていたからそれを実行した形ですが、お店に入る前にチャシューの持ち帰りを目的した結果、チャシューを足さずにはいられませんでした(笑。
それにしても、久住先生のエッセイにも似たような話があったけど、店名は「中華そば」なのにメニューは「ラーメン」「チャシューメン」で、五目だけ唐突に「五目『そば』」になり、それにチャシューが入るとまた「五目チャシューメン」に戻ってくる、この謎な命名ルールは一体何なんだぜ?(命名ルールは「江ぐち」時代とは若干違っている模様)

みたか

五目チャシューメンの具は、チャシュー(通常の五目そばより増量)、ハム、ピーマン、もやし、竹の子(メンマ)、ゆで卵、ナルト。江ぐち時代からはほうれん草がピーマンに変更されたようだけど、五目といいながら七目入っているお得感は変わらず。そしていわゆる中華料理屋の五目そばだと麺の上にあんかけ状態になっていることも多いところ、ここの五目そばは通常のラーメンの上に追加の具を無造作に並べました、という素朴さがまたこの店らしくていい。ピーマンともやしのシャキシャキ感がダイレクトに味わえて嬉しいし、何故か入っているハムが自宅で食べるラーメンみたいなジャンク感で面白い。それにたっぷり入ったチャシュー、見た目は脂分多めでこってりしてそうなのに、想像以上にさっぱりしていて何枚でも食べられる。

この店の素朴な中華そば、やっぱりいいなあ。こういう心の拠り所みたいな中華そばが食べられると本当にホッとします。こっち方面に来る機会はあまり多くないけど、きっとまた来よう。

ごちそうさまでした。

久住昌之 / 孤独の中華そば「江ぐち」

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投稿者 B : 23:13 | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2017/12/30 (Sat.)

東京都新宿区淀橋市場のチャーシューメン

「ようし、今朝は市場メシだ」

伊勢屋食堂

紅白とガキ使に挑む前代未聞、『孤独のグルメ』史上初の大晦日スペシャルの放送もいよいよ明日となりました。それはそれで楽しみだし、いつどうやって巡礼しようか(香川、愛媛、広島の三県を跨ぐそうで巡礼も大変だ)と思いを巡らせているわけですが、その前に今年の聖地巡礼の〆にもう一度あそこへ行っておこうと思い、大久保の淀橋青果市場に再び足を踏み入れました。
市場メシということで早朝から営業しているこのお店、こういうところは休暇期間でもなければなかなか来れるものじゃないからなあ。

伊勢屋食堂 淀橋青果市場内

伊勢屋食堂

一年の〆にここにやって来たのは、谷口ジロー先生が他界し、原作第一話の聖地「きぬ川」が閉店した年の終わりには、今後こどグルでぶた肉いためといえばここになるであろう店に再巡礼するのが相応しい、と思ったから。
年末の朝 9 時半に来たからというのもあるでしょうが(笑)、店内は空いてました。

伊勢屋食堂

店内には大晦日スペシャル発表当時の新聞切り抜きが貼られていました。参考画像がこのお店の登場回だからというのもあるでしょうが、今はこのお店自体がこどグルを応援しているようにも感じます。
Season6 のキービジュアルもこのお店のものだったし、確かに印象が強い店ではあります。

ちなみにお店の公式 Facebook ページによると、大女将が夏頃から体調を崩してしばらく入院されており、最近ようやく復帰されたとのこと。放送後のご多忙が祟ったのかもしれませんが、快復されたようで何よりです。

伊勢屋食堂

注文したのはチャーシューメン。「ふらっと QUSUMI」で久住さんがやたらおいしそうに食べていたのが記憶に残っていて、いずれまたこれを食べに来ようと思っていたのでした。他のメニューと違ってチャーシューメンは曜日限定で、ややハードルが高めのメニュー。
朝の 9 時半からチャーシューメン食べるのって我ながらどうよ?とは思っていたのですが、他のお客さんは同じ時間にロース生姜焼きやらカツ丼やら頼んでいたので大丈夫でした(笑。さすがは市場メシ。

伊勢屋食堂

チャーシュー。麺が隠れてしまうほど大ぶりなのが、豪勢に五枚入り。しかも...なんだこれ!?ほわっほわ。こんなフワフワなチャーシュー、行列のできるラーメン屋でもそうそう食べられるものじゃないぞ。これは確かにうまい。

伊勢屋食堂

透き通ったスープはシンプルだけど深い味。緩めの細麺が、ここがラーメン屋ではなく定食屋であることを物語っています。
でも、最近はガツガツ攻めてくるラーメンよりも、こんなラーメンがありがたい。こういう毎日食べても飽きなさそうな優しいラーメンが好き。

町の食堂が少なくなっている今、こんなメシを食べられる幸せ。
俺は今、生きている。これ以上、何を望む。

伊勢屋食堂

いやはや、おいしかった。生姜焼きも良かったけど、チャーシューメン、侮りがたし。
わざわざ朝から大久保まで来た甲斐がありました。

この味を反芻しながら、明日の大晦日スペシャルを楽しみに待ちたいと思います。
五郎は年末にどんな店で、何を食べるのか。

そして来年も、よい年でありますように。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

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2017/12/27 (Wed.)

東銀座 ナイルレストラン

東銀座方面に行く用事があったので、ついでに気になっていたお店でカレーを食べてきました。
最近カレーばかり食べているように見えているかもしれませんが、私的には定常運行です(ぉ

ナイルレストラン

ナイルレストラン

「日本最古のインドカレー店」と言われるナイルレストラン。インドだからナイル川かー、と思ったら創業者の苗字が「ナイル」さんなんですね。
近年でこそ都内はもう中華料理店と同じくらいの勢いでインドカレー屋が溢れていますが、インドを装っていながらスタッフはインドではなく近隣国出身、ということも少なくないようです。おいしければどっちだっていいかとは思うものの、アメリカにある寿司屋の多くで寿司を握っているのは韓国人だ、という話に似た据わりの悪さを感じます。

その点では、このナイルレストランはインド人による正真正銘のインドカレー店です。

ナイルレストラン

店内は、壁一面にインド的な絵画が描かれていたりして、インド色全開。ちょっとした装飾レベルではなくインド感に溢れていて、ここが銀座の片隅であることを忘れそうになります。

ナイルレストラン

カレーはこの店の定番「ムルギーランチ」にしてみました。インドカレーというと近年はバターチキンが定番化していて、私も大好きなカレーの一つではありますが、やはり初めての店ではその店の王道と対峙したいもの。
カレーを運んできた店員さんがおもむろに「写真撮る?」と促してきます。最近ではカメラを持っていると気を利かせてくれるお店も増えてきているとはいえ、ここまで積極的に促される店もなかなかない(笑
と思ったら、ムルギーランチには骨付きの鶏もも肉が入っているんですが、そのもも肉をテーブルの上でほぐして骨を取り除いてくれるサービス付きなんですね。店員さんが下がってからゆっくり撮ろうと思っていたら、目の前であっという間にもも肉がほぐされてしまったので、登場時の写真がありません(汗。

ナイルレストラン

ムルギーランチは鶏もも肉のカレーにターメリックライス、温野菜、マッシュポテトかポテサラのような何かがワンプレートにまとまっています。「よく混ぜて食べてください」ということで、ぐちゃぐちゃに混ぜて食べるべきなんでしょうが、とりあえずそれぞれの味を知りたかったので軽く混ぜつつ食べてみました。
カレーはインドでも南側のサラッとしてスパイスが効いたタイプ。けっこうしっかり辛くて冬でも汗が滲んでくるレベルですが、刺激一辺倒ではなく、一緒に煮込まれた鶏もも肉のダシが染み出ているのか、あっさりしつつも深みのある味。鶏肉もほぐれるというよりは「ほどける」という感じで、噛み切る必要を感じない柔らかさ。ポテサラの混ぜ込み具合によってカレーのとろみを調整しながら食べると、実においしい。

一見シンプルな一皿のカレーですが、けっこうお腹いっぱいになりました。
普段あまり食べないタイプのインドカレーだけど、なんだか懐かしい感じ。ふとしたときに思い出して食べたくなるタイプの味です。

東銀座に来る機会があったら、また来よう。次は他のカレーも試してみたいけど、いざ店に入るときっとまたムルギーランチが食べたくなってしまう、そんな味なんだよなあ。

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投稿者 B : 22:47 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/12/24 (Sun.)

Mirabella Franciacorta Saten

我が家では毎年クリスマスにシャンパンを一本開ける習わしになっているんですが、今年はシャンパーニュではなくイタリアのスプマンテにしてみました。

Mirabella Franciacorta Saten

Mirabella Franciacorta Saten

以前『BAR レモン・ハート』の影響で飲んでみたコンタディ・カスタルディの Stile がとても美味しかったので、産地が同じフランチャコルタのスプマンテならシャンパーニュに負けない品質のものが味わえるだろうと期待して。
本当はまたコンタディ・カスタルディを買いたかったのですが、同じものに二度巡り会えるほうが珍しいのがワイン。少し探してみても見つからなかったので、同じフランチャコルタ産のこちらを成城石井で見つけ、買ってみました。

Mirabella Franciacorta Saten

フランチャコルタ地方のスプマンテはシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で作られているだけあって、泡立ちはシャンパーニュを思わせる繊細なもの。それでいて実勢価格は 2/3 というのは、ブランディングの違いとしか言いようがありません。

味のほうはシャンパーニュに通じる品の良さと華やかな香りを持っています。違いとしてはこのミラベッラのほうが口当たりが軽く、ほんのり甘みがある感じ。個人的にはもう少ししっかりした芯のある味のほうが好みなので、同じミラベッラの中でも Saten ではなくより辛口の Brut のほうが合っていたのかもしれませんが、店頭では見当たらなかったので仕方ない。でもスパークリングワイン選びって案外難しくて、外すと変に酸味があったり甘ったるかったりして「失敗した」と思うことが多いので、この安定感はさすがフランチャコルタではあります。

いい機会なので、瓶内二次発酵で製造されているフランチャコルタやカヴァから自分の好みに合う銘柄をちょっと探してみようかと思います。

Mirabella Franciacorta Saten

B01L6RKNMA

投稿者 B : 23:59 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/12/19 (Tue.)

牛すじ煮込みカレー Hot Spoon 丸の内店

仕事で珍しく大手町方面に行く用事があったので、以前から一度行こうと思っていたこちらでカレーを食べてきました。

牛すじ煮込みカレー Hot Spoon

Hot Spoon

五反田店のほうはよく利用しているんですが、いつの間にか人気店になってしまって昼も夜も行列ができているんですよね。だから最近は本当にたまにしか行けなくなりました。さほど混んでなかった時代からよく通ってた身としては寂しい。

丸の内店のほうは、地下鉄大手町駅直結のオフィスビルの地下飲食店街にありました。ここ、六厘舎系のつけ麺店とかもつ鍋やまやとか、名店揃いのフロアじゃないですか。その中にあって、ランチタイムには他店に負けない行列ができていました。でも座席数が五反田の三倍くらいあって回転は早く、さほど待たずに入店できました。

Hot Spoon

メニューは五反田店と基本的に同じようですが、定番の牛すじ煮込みカレーやビーフカレー推しの五反田店と違って女性比率高めな(?)土地柄を考慮してか、やや野菜押し。

料金が先払いだったり、電子マネーも Suica 対応だったり(五反田店は Edy 対応)、系列店といってもシステムはちょっとずつ違っています。

Hot Spoon

ほどなくしてカレーの登場。五反田では基本的に牛すじ煮込みカレー系しか食べない私ですが、ここのところの忘年会続きでの野菜不足を補いたくなって「牛すじとごろごろ野菜と玉子のカレー」にしてみました。
土鍋でグツグツ煮立ったカレーが出てくるのは同じですが、器とかも少しずつ五反田とは違うんですね。

Hot Spoon

しかし味のほうは安定の「ホットスプーンの牛すじカレー」で安心しました。やっぱりこの玉ねぎと野菜と牛すじをじっくり煮込んだコクのあるカレー、好きだなあ。
野菜はパプリカ、トマト、人参、ブロッコリー等がゴロゴロ入っていて、シャキシャキした歯ごたえが嬉しい。でもその分牛すじが少なめで、これは牛すじを追加で入れても良かったか...とは思いました。そのくらい、ここの牛すじはクセになります。

私はあまりこの界隈に来る機会がないのですが、大手町周辺でカレーが食べたくなったらオススメできるお店の一つです。

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投稿者 B : 23:02 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/12/14 (Thu.)

原宿「みのりんご」のチーズキーマカレー

原宿で以前から気になっていたチーズキーマカレーを食べてきました。

みのりんご

みのりんご

原宿の竹下通り近くにある小さなカレー店「みのりんご」。かなりの人気店らしくお昼時は行列、そして昼営業でカレーが売り切れてしまうらしく、営業時間としては夜もあるものの閉まっていることのほうが多いようです(実際に何度か振られた)。というわけで昼間に原宿付近まで来る用事があったときを狙って立ち寄ってみました。

ちなみに原宿でチーズキーマカレーというと以前行った MOKUBAZA もありますが、この店は元々 MOKUBAZA のスタッフだった方が独立してオープンしたお店とのことです。

みのりんご

店内はカウンター席のみ。カウンター席だけのカレー店というと普通はサラリーマンで溢れかえっているイメージがありますが、ここは原宿。ほとんどが若い女性客で、男独りで来てるのは私くらいのもの(;´Д`)ヾ。これはちょっと居場所がない、けど美味しいカレーのためならば仕方ない。
カウンター内ではこだわりの強そう、だけど優しそうなマスターがワンオペでカレーを作り続けています。

みのりんご

さあ出てきましたよ、チーズキーマカレー(ルウ大盛り)。

ドーム状のライスにキーマカレールウが乗り、その上を全体的にチーズが覆っているという構造は MOKUBAZA と同じですが、MOKUBAZA がチーズの上に卵黄が載っていたのに対して、みのりんごでは逆にチーズが卵黄を覆っています。チーズの上にピンクペッパーとバジルが散らしてあるところも違っていて、こっちのほうが見た目的なかわいらしさがあります。
よく見るとチーズの種類も違うようで、みのりんごのほうがとろけ具合が強い。よく似ているようで、実際は随分違います。

みのりんご

卵黄を割って、チーズと混ぜながらいただきます。
挽肉の旨味を活かしたコク系のキーマカレーなんだけど、実はスパイスがかなり効いていて、食べているうちにだんだん辛さが増してくる。でも、チーズが程良く辛さを中和して、これは美味しい。チーズ好きとしてはこのトロトロ具合もたまりません。MOKUBAZA も良かったけど、こっちも良いなあ。ちょっと甲乙つけがたい感じ。

営業時間が限定的なのでそうそう食べに来られないのが難点ですが、ここもまた食べに来ようと思います。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:35 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/12/03 (Sun.)

西麻布 味のなかむら

先日、一足早い忘年会のお店選びを一任されたので、以前から行きたかったお店に行ってきました。

味のなかむら

味のなかむら

西麻布の坂の上、閑静な一角にある和食の名店です。もはや立地からして美味しくないわけがないという感じのお店。
電話での予約時に「接待ですか?」と確認されたので、そういう用途で使われることが多いお店なんでしょう。

物腰からして丁寧さが滲み出ている店員さんに案内されて席に着きます。

味のなかむら

月替わりのコースメニューはこんな感じ。
もう字面を見るだけで涎が出てきそうな単語のオンパレード。これは楽しみです。

味のなかむら

とりあえずビールグラスをクイッと傾けて逸る気持ちを落ち着かせつつ、料理の登場を待ちます。

味のなかむら

一品目は「真かきの牛脂煮」。いきなりお初のメニューから来ました。

牡蠣って素材の良さを活かしたシンプルに調理するのが定番だけど、牛脂で煮たのって...何これ、うまぁぃ。旨味が凝縮されている。牡蠣にこんな食べ方があったなんて。
汁は汁で、まったりとした牛脂のスープに牡蠣の旨味が移っていて、添付のパンを浸して食べるとこれまた美味。脳幹が蕩けそうになります。

味のなかむら

二品目は「江戸春菊のサラダ」。
春菊って鍋やすき焼きに入れる以外で食べることって滅多にないけど、こうやってサラダにもできるのか。
しかも春菊っぽいエグみがなくて爽やかな味。これは確かに、こういうシンプルなサラダ向きかもしれません。

味のなかむら

かつをと水たこのお造り。

鰹は張りのある新鮮な身を厚切りにしてあって、鰹らしい風味を味わえる食べ応えある一品。
プリッ、トロッとした水たこは鰹とのいい対比を生み出しています。

こういう美味しい刺身を食べられると、日本人として生まれた幸せを感じます。

味のなかむら

この刺身が来たら日本酒をいただかざるを得ないでしょう。
お店オリジナルの「鷹来屋 樽酒純米」。樽の香りが仄かに移った上品なお酒で、料理によく合います。

味のなかむら

霧島豚肩ロースの赤みそ焼。
柔らかい豚肩ロースを濃い口の赤味噌で照り焼きっぽく仕上げた一品です。それを、和からしと大根おろしでさっぱりといただく。

これもおいしいわー。どこからともなく「大皿山盛り一杯出してくれてもいいのよ!」という声が聞こえてきましたが、確かに一品一品どれも美味しくて、もっともっと食べたくなってしまう。

味のなかむら

続いて、寒鰤の刺身...ではありません。
このまま食べても十分に美味しそうな寒鰤を、あえてしゃぶしゃぶにしていただきます。

味のなかむら

しゃぶしゃぶ鍋が白く泡立っているのは、灰汁ではなく大根おろしが入っているから。
「みぞれ仕立て」ということで、大根おろし入りのしゃぶしゃぶ鍋で、鰤の表面だけにサッと熱を入れる感じで。

味のなかむら

表面が軽く締まりつつ、内側はトロと言って差し支えない脂の乗った寒鰤が出来上がります。
大根おろしとポン酢で寒鰤の脂を中和しながらだと、いくらでも食べられそうな気がしてきます。もっと持ってこーい

味のなかむら

こういうのが来ると焼酎をいただきたくなります。
日本酒でまったりとした舌が引き締まって、改めて料理に向き合える感覚。

味のなかむら

料理のほうも、お口直し的な「もって菊のすだち浸し」が来ました。
すだちの香りを移した食用菊の酸味で口の中がリセットされ、目が覚めます。

味のなかむら

そこに「海老芋唐揚げ かにあんかけ」が登場。
エビカニ合戦的な一皿ですが、海老芋というのはエビが入っているわけではなく、主に関西方面で取れる里芋の一種です。

ホクホクの里芋の唐揚げに、トロッとしたカニ餡の香りが相まって、これもたまらなく美味しい。

味のなかむら

〆のご飯ものは鯛めし。取り分ける前に土鍋で一度見せに来てくださいました。
鯛の兜がドン!と乗りつつ、その下からは鯛のうまみを十分に吸った、少し茶色みがかったご飯が覗いています。これは見るからに美味しそうだ...。

味のなかむら

改めて茶碗に盛られつつ、味噌汁とお新香を添えて出てきました。
この上品なうまみ、まさに今日の食事を総括するようで、美味しかったなあ...とここまでの品々を振り返らせてくれます。

味のなかむら

デザートは抹茶の杏仁豆腐。甘味でありながら、食後のお茶のようでもある、ホッとする味。

最初から最後まで、間違いなく美味しかった。
一品ずつは少量でも、食べ終わった後は気持ちもお腹も満たされている幸福感。あの「もうちょっと食べたかった感」はそのまま「もう一度来よう」という決意に繋がっているかのようです。

接待によく使われる店というのも肯けるけど、自分としては大切な人だけ連れて来たい、とっておきの店が一つ増えた感覚。
コース料理は毎月、そのときの旬のものを使って組み立てられるようで、次に来るときはどんな美味しいものが食べられるのか、楽しみです。

ごちそうさまでした。

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2017/11/23 (Thu.)

山本のハンバーグ 渋谷食堂

何故か最近私の周囲の人が相次いでこのお店に行っていたので、私も無性に食べたくなって渋谷まで行ってきました。

山本のハンバーグ 渋谷食堂

山本のハンバーグ

山本のハンバーグです。都内にも何店舗か支店を構える有名店ですね。
渋谷食堂は、渋谷警察署の裏手にありました。

人気店だけあって、食事時には行列をなしています。
並んでいると、店員さんが出てきて「寒いですから、暖かいほうじ茶をどうぞ!」とお茶のサービスをいただきました。こういうちょっとした心遣いって嬉しいものです。

山本のハンバーグ

20 分くらい並んだところで入店。一人だったのでカウンター席に通されました。

このメニュー、写真からしてなんてうまそうなんだ!目移りしてしまって選べない。毎日通って全種類制覇したいくらい美味しそう。
しかもこのメニュー、持ち帰り可とのことです。メニューの持ち帰り、そういうのもあるのか!

山本のハンバーグ

注文してしばらく待っていたところ、セットに含まれるという野菜ジュースが出てきました。
その季節に合わせた野菜や果物をブレンドした自家製の野菜ジュースとのことで、この日はオレンジとみかんをベースにした赤い野菜ジュース。野菜の繊維質を感じる舌触りが、いかにも自家製という感じで美味しい。

山本のハンバーグ

ほどなくして、メインディッシュのご登壇。迷った挙げ句、こういうときは王道の法則に従い、店名を冠した「山本のハンバーグ」に大海老フライを追加してみました。
石焼き鍋に、デミグラスソースに浸ったアツアツのハンバーグ。こうきましたか。

山本のハンバーグ

ハンバーグの上には、ふわふわのムース状になったオランデーズソース(卵黄とバターベースのソース)が軽く焼き目をつけて乗せられていて、もう見た目からしてやばくないですかこれ。どんな味がするんだか想像もつかないけど、絶対に美味しいことだけは食べなくても分かる、という感じ(何

山本のハンバーグ

そしてハンバーグを割ると中からゴルゴンゾーラチーズソースが!
デミグラス、オランデーズ、ゴルゴンゾーラの三種のソース。黒毛和牛を使ったハンバーグを、それぞれのソースで楽しむもよし、複数のソースを一緒につけて楽しむのもよし。楽しみ方が多彩で、ハンバーグとご飯が足りないくらいです(笑。

山本のハンバーグ

追加の大海老フライはハンバーグの主役の座を奪いそうな勢いで大きい。揚げたての衣にしゃおっ、と歯を立てると、中の海老の香りと弾力が伝わってきて、これまた至福。
添えられてきたタルタルソースで食べるのもいいけど、このデミグラスソースに浸して食べるのもいい。そういえば、ハンバーグと海老フライってなんだかお子様ランチじゃないか。贅沢な大人のお子様ランチ、人間って何歳になってもこういうのを食べてるときが幸せなんだなあ。

山本のハンバーグ

海老フライの下には半熟煮玉子まで隠れていました。トロッとした黄身をちょっとデミグラスソースに混ぜて食べてもまた美味。なんだか無限に楽しめそうな気さえしてきます。

それにしても美味しかった。期待以上の美味しさで、大満足。
渋谷でハンバーグというとキッチン ハセガワも素晴らしかったけど、これは甲乙つけがたいレベルだと思います。

店員さんの雰囲気も、表面的な接客の丁寧さといよりも、細かいやりとりに心遣いを感じる、暖かさがあります。ハンバーグの味だけでなく、こういうのが居心地の良さに繋がっているんでしょう。
ここは本当に気に入りました。渋谷以外にも支店があるので、機会を見つけてそちらにも行ってみようと思います。

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2017/11/15 (Wed.)

蒲田「いっぺこっぺ」のカツカレー

先日行った蒲田のとんかつ檍(あおき)がかなり気に入ってしまったので、姉妹店のカレーも食べに行ってみました。

とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ

いっぺこっぺ

とんかつ檍とは同じビルの隣同士のテナント。どちらの店舗にも行列ができていますが、カレーのほうが少し短いかな。
19:30 頃から 20 分ほど並んで入店しました。行列がある時間帯には並んでいる間に注文を取っておいてくれるので、お店に入ってからはそれほど待たずに済みます。

いっぺこっぺ

メニューは檍の「定食」をそのまま「カレー」に書き換えたような内容になっています。カツなしのカレーがなく、全品カツカレーというあたりがとんかつ店のこだわり。ここではカレーよりもカツが主役なのでしょう。
私は前回檍のほうでカタロースかつを食べたので、今回は上ロースカツカレーを注文してみました。

着席して少し待つと出てきたのが、

いっぺこっぺ

どーん!
カツカレーではなく「カツとカレー」が出てきました(笑。

他のお客さんのを見てみると、普通のカツカレーとヒレカツカレーはカレー皿にカツも載ってくるのに対して、上ロースカツカレー以上を頼むとカツが別皿になるようです。
別皿のカツは檍のとんかつそのまんまという感じで、檍のほうが混んでいたらこっちに入るのが賢明という気もします。

いっぺこっぺ

この昔ながらのカレー皿!
カレーは見た目通り、まかないっぽいというかけっこう家庭的な味...かと思ったら、後からスパイスが追いかけてくる感じ。コクと刺激のバランスが良い。これ単体のカレーとしてもレベル高いんじゃないですかね。

いっぺこっぺ

上ロースカツ。檍で食べたカタロースは肉肉しくてジューシーでしたが、上ロースは対照的に上品な柔らかさ。繊維質を感じないほど柔らかくて、やさしい美味しさです。
こちらのお店にも檍ほどではないけど数種類の天然塩が用意されていて、まずは肉に直塩でいただいてみると、天然塩が肉のうまみを引き出して、これは幸福だ...。

いっぺこっぺ

厚さ 2~3cm はあろうかという極厚のロースカツ。せっかくのカツカレーだから何切れかはカレーと一緒に食べてみました。これもこれで美味しいけど、塩のシンプルなのに奥深い味の広がりを知ってしまうと、わざわざカツが別皿で提供される理由が解る気もします。カツカレーとして楽しむなら普通のロースカツカレーかヒレカツカレーで、カツを主役にしたければ上ロース以上、という感じなんだろうな。

しかしこのレベルのカツカレーがいただけるとは恐れ入りました。檍と併せて気に入ってしまったのできっとまた来ると思いますが、同じとんかつが食べられるとして、あの多彩な天然塩と滋味溢れる豚汁と一緒にいただくのか、それともカレーと一緒に極上とんかつを欲張るのか、これは悩ましい二択になりそうです(笑。

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2017/11/09 (Thu.)

薬膳スープカレー シャナイア 再訪

「カレーっちゃカレーだが、いわゆるカレーとは別モノだ。でもうまい」

シャナイア

ドラマ『孤独のグルメ Season6』に登場した、三田のスープカレーの名店「シャナイア」。私は放送前に巡礼し、すごくおいしかったため、放送後に改めて食べに行こうと思っていました。
が放送直後に改装のため一ヶ月休業し、その後予約なしで一度行ってみたけど満席で入れず。少し時間を空けて改めて訪店してみました。

巨大な猫のオブジェが目を引くお店の外観はあまり変わっていないようですが、窓が増えて少し開放的な雰囲気になっています。

薬膳スープカレー Shania

シャナイア

店内は改装前とは大きく変わっていました。全体的にキレイで明るい内装になったのと、以前は厨房がほぼ見えませんでしたが、現在はカウンター越しに中の様子がよく見える。鍋つかみが猫の手(肉球つき!)だったり、吊り棚にさまざまなスパイスの粉末が並べられていたり、見ているだけで楽しい。
テーブルの並びが変わっていて、いわゆる「ゴロー席」がなくなってしまったのは残念だけど、カウンター席ができて一人でも入りやすくなりました。

さて、カレーは何にするかな。ここのスープカレーはスープの種類がたくさんあって、迷うんだよなあ。

シャナイア

薬膳スープカレー鍋!そういうのもあるのか。
ちょっと前にカレー鍋って流行ったけど、ここのスープカレーそのものを鍋にするなら次元の違ううまさになりそうだ。井之頭五郎もここのスープカレーを「これは、カレー味のおでんだ」と言っていたし、そもそもここのスープカレー自体が鍋感あるんだよなあ。

要予約ということなので、今度は予約して鍋食べに来ようかな。

シャナイア

ここのスープカレーは出てくるまで少し時間がかかるので、その間の繋ぎにビールとつまみを。
前回のザンギもおいしかったけど、今回はチキンピクルスというやつにしてみました。久住さんは試作品のラムピクルス(メニューにない)を食べていましたが、チキンピクルスのほうはほぐした鶏肉をマスタード系のタレにつけ込んだ一品で、酸味が爽やかでなかなかうまい。これはビールが進むやつです。

シャナイア

ここでスープカレーのお出ましだ。

カレーの種類はどれもおいしそうで悩ましいけど、オリジナル以外で絶対うまいに違いないと想像できたココナッツベースの「チキンと揚げブロのスープカレー」にしてみました。揚げブロとは素揚げのブロッコリーのことで、ブロッコリー以外に入っている野菜の種類は「チキンと野菜のスープカレー」よりもちょっと少ないけど、トッピングされたパプリカが目に鮮やか。
ライスは「寝かせ玄米」。ターメリックライスとは違うモチモチした玄米で、これ単品でもおいしい。

シャナイア

ココナッツベースのスープは、オリジナルよりも少しとろみがあって、ココナッツミルクのまろやかさがスパイスを包み込み、深みがあります。オリジナルスープも良かったけど、ココナッツ、うんまいなぁ~。
しかも揚げブロがこのココナッツカレースープによく絡んでさらにうまい。この組み合わせを一発で掘り当てた自分を誉めたい気分だ。

ココナッツベースのカレーというとタイカレーを思い浮かべるけど、ここのカレーは同じココナッツでもちょっと違う。
インドでもない、タイでもない、かといって札幌でもない。俺のカレーの世界観に、新たなる国が今、建国された。

シャナイア

前回食べなかったトッピングのいももち、いってみよう。

見た感じ完全に餅で、ホントにじゃがいも?という感じ。
でも、よいよい。いももち、腹持ち、よさげ。

シャナイア

〆はバニラアイス。
見た目は普通のバニラアイスだが...、八角(はっかく)入りの珍しいアイス。

言われてみれば確かに八角。
でも八角が出しゃばってなくて、なんというか、奥ゆかしい。
たくさんのスパイスで刺激を受けた後には、普通のバニラアイスよりもこういうスパイス入りのアイスがちょうどいい。カレーからのソフトランディング。

今回も、最初から最後までおいしかった。
駅から遠いのがネックだけど、この店はきっとまた来よう。トマトベースや焼きえびベースのカレーも食べてみないと。

忘れられない店になりそうだ。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Curry | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/11/05 (Sun.)

裏渋 キッチン ハセガワ 再訪

以前一度行ってとても気に入ったレストランに、もう一度行ってきました。

キッチン ハセガワ

キッチン ハセガワ

「裏渋」ということで前回は渋谷から歩いたんですが、改めて地図を見てみると神泉駅のすぐ近くじゃないですか。一駅だけ乗るのはちょっともったいないけど、渋谷から京王井の頭線でお店まで。
ランチタイムは相変わらずの行列で、お客さんも 9 割方女性だから私はちょっと居場所がない感じだけど(´д`)、そんなことは気にしない。おいしければいいじゃないかそれで。

キッチン ハセガワ

ランチを注文するとまず出てくるのがセットのサラダとスープ。
見た目はちょっとこじゃれた盛り付けのサラダと、何の変哲もないコンソメスープですが、食べてみると普通のサラダとスープとは全然違う。

キッチン ハセガワ

スープは根菜のスライスをアクセントにしたグリーンサラダなんですが、このトロッとしたドレッシングが他の店では食べたことがない味で、ものすごく美味しい。普通のドレッシングとは違う、味噌のようなコクのある味。隠し味に少しニンニクが入っているんじゃないかなあ、違うかなあ。濃厚でおかわりしたくなるくらいのサラダです。

キッチン ハセガワ

スープも見た目からは分からないコクのある深い味。カップの底には少量のチーズが沈んでいます。まるでパンを載せないオニオングラタンスープという趣で、これから出てくるメインへの期待を高めてくれます。

キッチン ハセガワ

メインはハーフ&ハーフで頼んでみました。定番デミグラスハンバーグ(チーズトッピング)とチキンピカタ。前回来たとき、チキンピカタもすごく気になってたんですよね。
メニューがたくさんあるので、こうやってちょっとずつ楽しめると得した気分になります。

キッチン ハセガワ

ハンバーグはきめが細かく、柔らかい触感。最近は粗挽き系のハンバーグが流行りですが、それとは対極にある感じの丁寧に作られたハンバーグ。
そしてこのデミグラスソースが絶品。皿の上のソースをハンバーグで全部拭って食べたいくらいにソースが美味しいんですが、飾りのように少しだけ垂らされているフルーツソースやバジルソースをちょっとつけて食べてみると、また味が変わっていくらでも食べていられそうになります。

キッチン ハセガワ

チキンピカタはトマトソースで。柔らかいチキンがカリッと揚げられていて、そこにトマトソースが絡むのがたまらない。
ああ、ここはハンバーグに負けず劣らずチキンピカタも名品なんだなあ。

キッチン ハセガワ

洋食屋さんの定番、目玉焼きハンバーグもこの店の手にかかればデミグラスの海に目玉焼きの舟が浮かぶ感じに。
半熟の黄身をデミグラスと絡めて食べると、これもまた幸せな一品。今度来たらチーズ&目玉焼きという欲張りトッピングにチャレンジしたくなりました。絶対うまいに違いない。

キッチン ハセガワ

デザートはバジルアイス。爽やかな風味を楽しみながら「今日もおいしかったなあ...」としみじみ反芻します。

ここはテレビでもよく紹介される超人気店らしいので、ランチタイムは行列必至だけど、大のお気に入り店の一つになりました。
機会を見つけてまた食べに来ようと思います。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:54 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/11/02 (Thu.)

神保町 ライスカレー まんてん

先日キッチン南海に行ったところですが、もう一店気になっていたカレー屋を試してみるため、再び神保町に行ってきました。

ライスカレー まんてん

ライスカレー まんてん

まんてんであります。
店名が「カレーライス」ではなく「ライスカレー」なのがポイント。それを裏付けるかのように、店構えからして昭和感溢れてます。

ライスカレー まんてん

店先には食品サンプルが飾られていました。
盛りがいいのに安い。キッチン南海もコストパフォーマンス高かったですが、こちらも負けず劣らず若者や学生の味方という感じ。

ライスカレー まんてん

こぢんまりとした店内はカウンター席のみ。
愛想の良い店員さんが出迎えてくれます。常連客が多いようで、お客さんが入ってくるたびに「どうも!お久しぶりですね」「すいませんね、寒いところ!」といった気取らない声がけが、一見客なこちらも聞いているだけでほっこりします。

ライスカレー まんてん

着席すると、すかさず目の前にこれらが置かれました。水入りコップに突っ込まれたスプーンと、デミタスサイズのカップに入ったアイスコーヒー。こういう何とも言えない雑さ、けっこう好き(笑。
アイスコーヒーは食後にどうぞってことなんでしょうが、先に出すのは店員さん側の合理性もあるだろうけど、食べ終わったらササッと店を出たい男性客のための気遣いなんだろうなあ。

ライスカレー まんてん

しばらく待って、カレーが出てきました。
こういう店に来たらがっつりカツカレーでしょう!さらに、他の店では見たことがない「シュウマイ」のトッピングを追加してみました。
ライスの上にルウをかけて、揚げ物を載せたらその上からもう一度ルウをかけて出してくれるのがすごく嬉しい。

ライスカレー まんてん

カツは揚げたてで、油断すると火傷しそうなほどアツアツ。そしてシュウマイもただのシュウマイではなく、カツの衣をつけて揚げてあってちょっとしたメンチカツ風。これは想像以上にボリュームがありました。

カレーは欧風でもなくインドでもない、あえて言うならば家庭のカレーに近い素朴な味。コクがあって私好み。
しかもキーマカレーでもないのに挽肉がたっぷり入っていて、これはトッピングなしでも十分お腹いっぱいになりそうです。

ライスカレー まんてん

このカレーは量的にも味的にも満足感高し。お客さんの大半が男の学生さんやサラリーマンっぽかったのも、毎日のごはんとしてこういう家庭的な味を求めているってことなんだろうなあ。
キッチン南海もかなり気に入ったけど、まんてんも甲乙つけがたし。今度神保町に来たときは、どっちに入ろうか迷うだろうなあ。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:59 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/10/28 (Sat.)

茗荷谷 豊栄 再訪

「いいじゃないか。まるで中華庭園をドローン撮影しているような眺め」

豊栄

『孤独のグルメ Season6』の放送終了から三ヶ月が経ち、ドラマ登場店も少しずつ混雑が落ち着き始めているように思います。というわけで、巡礼して気に入った店に改めて再訪を。今回は全 12 話の中でも感動レベルの店だと感じた茗荷谷の中華「豊栄」に来てみました。
あらかじめ予約をしておいたんですが、この日は予約だけで満席。ドラマの影響なのか、相変わらずの人気な模様。前回来たときは放送前だったので、改めて来てみると当時とは忙しさが一桁違っているように感じました。

中国料理 豊栄

豊栄

イチ押しの黒板メニュー。旬のもの中心で、前回とはラインアップが違います。

カニミソ、えびみそ、パクチー、オニカサゴ...心惹かれる単語のオンパレード。
俺は今、何を食うべきなんだろう。

豊栄

とりあえず生ビールを一口飲んで、逸り迷う気持ちを落ち着かせます。
そして、改めて料理を注文。

豊栄

まずは、前回食べなかったアボカドのセイロ蒸しから...と思ったら、売り切れとのこと(;´Д`)。そんな遅い時間に入ったわけでもないのに、一巡目のお客さんで売り切れちゃったということか...。

気を取り直して、久住さんが食べていたレタスのセイロ蒸しに変更しました。
ほ~、タレに浮かんでる。そしてレタスの上には、よく分からないけどきっとうまいやつ(ぉ。

食べてみると、おおおおお、タレや上にかかってる何かのうまみ成分をレタスが吸収して、これはうまい。もはやレタスではない何か、という感じ。
ハマる味だな~。

豊栄

続いて海老とマコモ筍の豊栄醤炒め。前回も食べて感動した一品。
海老のうまみがマコモタケに移って美味しくなるのは理解できるんだけど、単にそれだけではない奥行きのある味。店名を冠した「豊栄醤」というタレが決め手なんだろう。普通の中華醤とは違う、深みを持った絶妙な味わいで、いつまででも食べ続けていたくなります。

豊栄

こちらは久住さんが食べていた「黄色い激辛豆腐煮」。一見黄色い麻婆豆腐っぽいけど、使われているのが普通ものより辛い黄色い唐辛子とのこと。
口に入れた瞬間は、辛さというよりうまさが前面に立ってきて、これはイケル感じ。でも後からジワジワと辛さが追っかけてきて、確かに辛い!なんだけど、やっぱりうまみも後を引いていて、辛いんだけどどんどん食べたくなる不思議な味。これ、相当おいしいじゃないか。

豊栄

そこに満を持しての回鍋肉。

回鍋肉ってそもそもが甜麺醤のうまみと甘みが活きる料理だけど、ここのはさらにひと味違う。甜麺醤だけじゃないこの店独特のうまみがあって、これを食べられただけで今日の俺大勝利!感があります(何。

やっぱりいい、間違いない。
回鍋肉は裏切らない。

豊栄

こういう辛ウマ中華には、そろそろビールではなく紹興酒が欲しくなってくる頃。飲み比べセットでいろいろ飲んでみます。
一口に紹興酒と言っても軽いのから辛口まで、いろんな味があるんだなあ。日本酒に通じる奥深さを感じます。

豊栄

そして口水鶏。たっぷりのタレには山椒が効いていて、シビレる辛さ。だけどやっぱり後引くうまみ。何という罪作りなこのタレ。
ああ美味い。上にかかっている刻みネギの一切れさえも残さずに食べたくなる。

豊栄

山椒でシビレた舌をリセットしたくなって、いったんハイボールでクールダウン。
唐辛子とは違うシビレる辛さ、クセになる。この中国山椒の奥深さは、『孤独のグルメ』に出会わなかったら知らなかったかもしれません。

そうしているうちに、店内に刺激臭が漂い始め、

豊栄

水煮牛肉が運ばれてきました。劇中で他のお客さんが食べてたやつ。

この匂い...鼻の奥が、辛い!なんだかすごいことになっちゃってるぞ。
これが出てきた瞬間、他のお客さんも含め店内の全員が咳き込んでしまうほどの、強烈な辛さを放っています。迷惑かけてすいません...と内心思っていたところ「ああ、あれが!」みたいな声がちらほら聞こえてきて、みんなドラマ観て興味持ってたんだろうな...となりました(笑。

これ、食べてみると確かに辛いんだけど、匂いの辛さに比べれば落ち着いた味。きっと味じゃなくて揮発する成分が強烈なんだろうな。
この店らしくうまさと辛さがバランスよくまとめられたタレが薄切り牛肉によく浸みて、これもまたうまい。食べながらうっかり息を吸うと咳き込むけど(笑。

豊栄

〆は豊栄チャーハン。例の「豊栄醤」をストレートに使った海老チャーハンです。
味付けは海老とマコモ筍の炒めとほぼ同じだけど、この味、飽きずにいくらでも食べられる感じなんだよなあ。座っているのがやっとなほどうまい。

ああ、おいしかった。今回も最初から最後まで、一点の曇りもなくうまかった。
他の中華料理店とは明らかに違う味で、行きにくい立地だけどわざわざ足を運ぶ価値があります。

前回食べなかった料理のいくつかは今回食べられたけど、結局アボカド蒸しは食べられなかったし、いずれもう一度来ようと思います。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

B071VBJHMR

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投稿者 B : 21:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/10/20 (Fri.)

久しぶりに豚組 [しゃぶ庵]個室でゆったり

豚組 [しゃぶ庵]に行ってきました。

豚組 [しゃぶ庵]

豚組 [しゃぶ庵]

しゃぶ庵には毎年 2~3 回は行っているんですが、近年はイベントだったり大人数の某新年会だったり、誰かがセッティングした会に参加してホール席を利用することのほうが多くなっていました。つい先日も TrackR のブロガーイベントで行ったところですが、今回は久しぶりに自分で予約して行ってきました。

豚組 [しゃぶ庵]

二人だったので個室に通してもらえました。ホールの活気ある雰囲気もいいですが、個室は落ち着いて過ごせるのがありがたい。私が予約するときは基本的に個室を取るようにしています。ちなみに予約にはトレタかんたんウェブ予約を利用しました。

豚組 [しゃぶ庵]

まずはビールから。「馨和 KAGUA」の Blanc をいただきます。
繊細かつクリーミーな泡と華やかな香り。食前酒にちょうどいい。

豚組 [しゃぶ庵]

お通し的な小鉢から料理がスタートします。
この小鉢に入っているハムも、豚組らしくちゃんと銘柄豚。野菜とポン酢ジュレでさっぱりといただきます。

豚組 [しゃぶ庵]

しゃぶ庵に来ると基本的にはコースで料理はおまかせしつつ、必要に応じてアラカルトで何か追加するのがおすすめ。今回は「とことん豚づくしコース」にしたので、前菜はこの四種。それぞれ種類の違う銘柄豚のテリーヌ、パテ、生ハム、サラミ等が並べられて、ビールでも日本酒でもワインでもイケます。

豚組 [しゃぶ庵]

からの、豚角煮。トロットロに煮込まれた角煮、絶品です。
脂身がそれほどしつこくないのもポイント高し。

豚組 [しゃぶ庵]

そーなると日本酒が欲しくなってくるわけです。石川の地酒「手取川」を冷酒で。
銘柄豚のうまさに緩んだ味覚をキリッと引き締めてくれます。

豚組 [しゃぶ庵]

しゃぶしゃぶの前にさらにもう一品、メンチカツ。
姉妹店にとんかつ屋をもつ豚組グループだけあって、このメンチカツがまたレベル高いんです。

豚組 [しゃぶ庵]

肉のうまみがしっかり閉じ込められたメンチカツ。サクサクの衣もいい。
思わずこの後のしゃぶしゃぶを待たずして「メンチおかわり」を決めたくなってしまうけど、ここは本題の前にグッと我慢。

豚組 [しゃぶ庵]

オレンジ色のル・クルーゼの鍋に、しゃぶしゃぶのつけだれ四種が運ばれてきました。
つけだれは、左から順にさっぱりした塩だれ、風味のいいフルーツポン酢、濃厚な胡麻だれ、最後にこの店独特のめんつゆ。
それぞれつけだれ単体でも十分美味しいけど、テーブルに備え付けられている薬味を足すとさらに味に広がりが出ます。

豚組 [しゃぶ庵]

肉のほうは銘柄が三種類から選べます。今回は二種類混ぜて頼んでみました。
鮮やかなピンク色の豚肉、このまま食べたいほどうまそう。

豚組 [しゃぶ庵]

個人的には鍋にしゃぶしゃぶ肉を投入してウェルダンにしてしまうのはもったいなく感じてしまうので、直箸で申し訳ないけど直接しゃぶしゃぶして、そのままたれにつけていただきます。
肉そのものもいいけど、四種類のつけだれがそれぞれに個性的な味で、いくら食べても飽きない。私は胡麻だれにたっぷりめにラー油を入れたのか、ワサビを効かせためんつゆが好み。

豚組 [しゃぶ庵]

ひととおり食べ終わったところで、肉や野菜のうまみが溶け出した鍋で〆の豚骨ラーメンを作ってもらえます。
この細麺が、満腹になりかけた胃にもツルツル入っていってまた美味しいんですよね。

豚組 [しゃぶ庵]

しゃぶ庵はやっぱり個室で料理と会話をゆったり楽しむのがいいですね。久しぶりの個室、堪能しました。
ここに来ると他の店でしゃぶしゃぶを食べる気がしなくなるのが難点ですが(笑)、また来ようと思います。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/10/17 (Tue.)

ROAST HORSE #3

某馬主(会員権持ちの方)にお誘いいただいたので、喜び勇んで広尾の会員制馬肉料理専門店「ローストホース」に行ってきました。

ローストホース

ROAST HORSE

時々タイムラインに写真が流れてくることもあって自分自身がもっと頻繁に行っている感覚だったんですが、前回行ってから一年のブランクが空いていたんですね...。それでも前回の写真を見ただけで味を昨日のことのように思い出せる。それくらい強烈な印象に残っているのがこのお店。

ROAST HORSE

最初はスープから。
微妙に写真映えしない絵面ですが(笑)、これは胡麻のスープ。胡麻の良い香りに鰹だしが効いていて、優しくも深みのある味が口の中にじんわ~っと広がります。おおお、これおいしい。

ROAST HORSE

そして馬肉の握り。馬肉のスタートは毎回ここからですが、もう三度目ともなるとこれを口に入れた瞬間から語彙力の低下が始まります(ぉ

すごーい!おーいしーい!!!(←

ROAST HORSE

飲み物は、このお店が持ち込み OK なので今回の馬主さんが持ち込んだ日本酒「冬単衣」。Makuake でのクラウドファンディングを経て販売されたお酒で、ガジェットクラスタ的には付属の保冷バッグの蓄冷材をシャープが開発した(液晶から派生した素材を使用)ことでも話題になりました。
この保冷バッグで -2℃ に保たれた冬単衣を飲んでみると、飲み口はキリッと冷たくて、でもほんのり甘い後味がふわあっと広がって、なかなかに美味。繊細な馬肉料理ともよく合っています。

ROAST HORSE

料理の方は、松茸と春菊、馬肉ロースのおひたしへと続いていきます。
私はなにげに今年の初松茸。春菊との香りの組み合わせが馬ロースの旨味を引き立てます。

ROAST HORSE

そして、ここから怒濤の馬刺し連撃が開始されるわけです。
まずはハラミ(左)とシャトーブリアン(右)。いきなり本命級からキタ!!
馬肉の旨味をガッツリと味わえる部位からのスタートで、テンションアガります。

ROAST HORSE

続いてこの店の定番であるオビ、フタエゴに加えて、季節ごとの一品は今回赤身のアボカド載せ。

見ている間にも脂がどんどん溶けていくオビとフタエゴはいつも通り、間違いない美味しさ。オビは口に入れた瞬間に脂が溶解し、噛まなくても肉の線維が解けていくのを舌で感じます。そしてフタエゴは脂の旨味モンスター(何
赤身のアボカド載せ、私はアボカドってちょっと苦手なんですが、これは上にかかっているジュレっぽいものが馬肉とアボカドの味の接着剤の役割を果たし、見事な一体感を醸し出しています。これもおいしい!

ROAST HORSE

それからカイノミと、再びオビ。肉の上にかかっているのはごま塩です。
ある程度食べ慣れているはずの馬刺しなのに、ごま塩がかかるとまた違った風味が感じられて、これまたいい。なんだか肉の味自体が濃くなったように感じられます。

ROAST HORSE

馬刺しラッシュの最後はハツ刺し&レバ刺し。
くさみが全くないハツとレバーの刺身は、微かな歯ごたえがありつつ、馬肉のうまさを濃厚に凝縮した感じ。牛レバーとは世界観の異なる味が広がっています。

ROAST HORSE

このポタージュスープ的なやつは、例によって馬肉のユッケを生卵のエスプーマに沈めたもの。見た瞬間に幸福中枢が刺激されるやつ。
しかも今回の味付けは、なんと林檎と海苔(!)。説明を受けた瞬間「え、林檎と海苔!?」と思わず声を上げてしまいました。梨入りは食べたことあるから林檎は驚かないけど、それに海苔を合わせるとは。

でも騙されたつもりで食べてみると、これがめちゃくちゃうまい。林檎の甘みと海苔の風味がケンカせずにユッケの旨味を引き出していて、まるで馬肉ユッケって最初からこういう味だったかのような違和感のなさ。なんでこんなにうまいのか、なんでこんな組み合わせを思いついたのか、疑問は湧くけどそんなこと関係なくうまい。エスプーマの一滴さえ残さずに完食しました。

ROAST HORSE

この一見普通の揚げ春巻きは、シャトーブリアンの揚げ春巻き 北海道のホタテ入り。馬のシャトーブリアンを使った揚げ春巻きでさらにホタテ入りとくればうまくないわけがないじゃないですか。こんなんズルいわ(何

ROAST HORSE

さらに定番のコウネ(たてがみ)の握り。このとろける脂身のうまさたるや。それでいて、牛や豚の脂のような重ったるさが全然ない。何度食べてもうまいし、本当なら毎日でも食べたい。

ROAST HORSE

焼き野菜はエリンギ、玉ねぎ、蓮根に銀杏という旬な食材が揃って出てきました。
これらの野菜はこの店専用の農場で作られたもので、味には絶対の自信を持っているとのこと。

ROAST HORSE

野菜は繊維を切断する方向に包丁を入れると旨味ごと水分が逃げて行ってしまうので、食材ごとに切り方にもこだわりつつ、目の前で切ってくれます。
瑞々しさを湛えたエリンギと玉ねぎがおいしいことは以前来て知っていましたが、この蓮根がまた。レンコンのくせにホクホクもちもちした食感なんですよ!?こんな常識を超えたレンコン反則やろ。

ROAST HORSE

馬テールと栗の炊き合わせ 白味噌ソース。中央の白いのは背脂。
ここまで来ると、もう「うまい」以外のことを...だんだん...考えられなくなってきました...。

ROAST HORSE

ここまで散々馬肉料理を堪能してきたところで、いよいよメインのローストホースのご登場。

第一弾は馬ヒモ(スペアリブ)のローストホース。
「ヒモ」というだけあって細長く、見るからに何かが凝縮された感のあるローストホースです。

ROAST HORSE

ああ、これ、表面がカリッと焼かれた中に肉汁がふんだんに閉じ込められているやつや...!

食べてみると、ひと噛みごとにじゅわっと肉汁と旨味が口の中に広がって、いつまでも噛み続けていたくなる。
馬肉って肉の中では淡泊な部類だと思うけど、これはむちゃくちゃ濃厚。

ROAST HORSE

ちょうどいい頃合いで出された長芋の味噌漬けで口の中を少しリセットしながら、ひたすらローストホースをついばんでいきます。

ROAST HORSE

二つ目のローストホースは、チョウチンのローストホース。チョウチンとはバラの外側の部位で、サシの入り方がさしづめ大トロといったところ。
石窯で焼かれたこれを薄切りにして、生ワサビとともにいただきます。

ROAST HORSE

この店に来ると、さすがに料理名を全部は憶えきれないのでスマホにメモを取っているんですが、これを食べているときのメモが「柔らかい脂 肉汁~~~!!」としか書かれていない件(ぉ。いかに言語中枢が破壊される味かがおわかりいただけたでしょうか(何。
本当に、柔らかい赤身の間から肉汁が溢れ出てきて、泣きそうになります。

ROAST HORSE

〆のごはんはもずくの雑炊。
やさしい味の雑炊で、この日の馬のおいしさをしみじみと振り返ることができます。

ROAST HORSE

これまた馬肉に負けないくらい毎回楽しみにしているデザート、今回は「梨のチーズケーキのかき氷」。
梨とチーズケーキってこんなに合うんだ...という見事なハーモニー。季節外れだけど、ここのかき氷はいつ食べてもおいしい。

ああ、今回も紛れもなくおいしかった。
安い店ではないけれど、料理の内容からすると安いとしか言いようがありません。たぶん会員制でコース一種類のみ、かつ常に満席という営業状態がこの値段でこの味を実現しているんだろうなあ。普通にやっている店だとこうはいかないはず。

お誘いいただきありがとうございました。
会員を増やす予定はないようなので、今後もどなたかに誘っていただく機会を待つしかないわけですが、次のチャンスがあれば逃さずにまた来たいと思います。

ごちそうさまでした。

投稿者 B : 23:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/10/12 (Thu.)

蒲田 とんかつ 檍

昼間、タイムラインに流れてきたうまそうなとんかつの写真を目にしてから、頭の中が完全にとんかつになってしまったので、以前から行ってみたいと思っていたとんかつ屋へと足を運んでしまいました。

とんかつ 檍(あおき)

とんかつ 檍

とんかつに関しては都内でも屈指の名店揃いといえる大田区・蒲田~大森エリア。その中では後発であるにも関わらずトップクラスの人気店となっているのがこの檍(あおき)です。蒲田駅からは徒歩 5 分ほど。
お店の前にはズラリと行列ができていて、最初見たときはちょっと怯みましたが、私の後に並びに来たお客さんたちが「今日はいつもより行列短めだなあ」と話していたので、いつもはもっとすごいことになっているようです。

私の前にはおそらくお客さん一回転分くらいの人数に相当する十人あまりの行列ができていましたが、30 分ほど並んだところで入店できました。

とんかつ 檍

メニューはこんな感じ。エビフライとかメンチとか邪道なことは言わずに、真正面からとんかつだけ、あとは肉の種類だけの選択肢。

店内はシンプルにカウンターのみ。行列ができていても並んでいる間に注文を取ってくれ、着席からあまり待たずにとんかつが出てくるのがありがたい。

とんかつ 檍

というわけで席についてほどなく提供された私のカタロースかつ定食。普通のロースとか上ロースとかはよくあるけど、カタロースでとんかつというのはちょっと珍しい。
こんもりと盛られたキャベツに、とんかつ屋にしては大人しい盛りのライス(おかわりは有料)、味噌汁(豚汁)、お新香というオーソドックスな布陣。

とんかつ 檍

とんかつはかなりの肉厚、そして衣はけっこう薄め。でも見るからに揚げたてサクサクで、色も実にいいきつね色。
肉はあえて少し赤みを残した状態で揚げられています。試しに何もつけずに食べてみたところ。ジュワッと溢れてくる肉汁と、肉そのものの味が感じられていい。これはとんかつというより「肉」を食べてる感覚があります。

とんかつ 檍

豚汁。いろんな肉や野菜をじっくり煮込んだうまみが溶け込んでいる、深い味。味噌汁というよりは豚の和風フォンドボー的な。
これおかわりしたいレベルでおいしい。豚汁のうまいとんかつ屋って信頼できる。

とんかつ 檍

カウンターには様々な種類の塩が並べられていました。最近のこだわりのとんかつ店は岩塩で食べさせるところも珍しくないですが、これだけいろんな種類の塩が揃えられている店はそうそうない。写真には写っていませんが、イタリアの天日塩やウユニ湖の塩まであって、食べ比べてみると確かに一口に「塩」といっても結晶の感じから味まで全然違う。

とんかつ 檍

中でも最推しという感じでどどんと置かれていたのが、ヒマラヤの岩塩「ナマック」。私はこれ多分初めて見ましたが、赤黒い感じの岩塩の塊を黒胡椒のように挽いて味わうタイプの岩塩です。

とんかつ 檍

試しにとんかつの肉に直塩を挽いてみると、塩なのにやや甘い風味があるのか、この塩が肉の甘みを引き立てるのか、確かにこれ、すごくうまい。
とんかつも普通のロースかつのように片側に脂身が寄っているようなことがなく、節度ある量の脂が赤身にサシとして入っている感じで、肉自体はボリューム感あるのに軽い食感。お腹はいっぱいになるけど胃もたれしないカタロースかつ、気に入りました。

ここはおいしかったなあああ。近隣の並み居る名店を抑えて一番人気になるのも解る気がしました。
ちなみに隣には姉妹店のカレー屋があり、ここのとんかつでカツカレーを出してくれるようなので、今度はそっちにも行ってみよう。

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投稿者 B : 23:42 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/10/10 (Tue.)

食堂 とだか その 2

「こんな時間にもう二軒目、飲兵衛さんたちはいい気なもんだ」

食堂 とだか

新潟から某ウマの人が出張で東京に来ているということで、急遽どこかに飲みに行くことになりました。突然だったため何の準備もしていなかったのですが、品川近辺かつ遅めの時間帯とのことで、それなら運が良ければ「とだか」の席が空いてるかもしれない、と突撃してみました。

ラストオーダーまで 30 分という時間制限つきでしたが、ちょうど二席空いていたので入れてもらいました。

食堂 とだか

食堂 とだか

そんなに何度も来ているわけじゃないけど、妙に落ち着く店内。カウンター越しの距離が近いのも、気取らなくていい。
時間が時間だから終わっちゃってるメニューもいくつかあるようですが、まあ軽く飲むだけのつもりだから大丈夫です。

食堂 とだか

乾杯はとだかトニックととだかハイボール。実は私のほうはこの日二軒目なので(笑)、あまりガンガン飲まずにちびちび飲ります。
ここのトニックやハイボールは酸味が強めなのが爽やかでいいんですよね。

食堂 とだか

選べるお通しは茄子の煮びたしを選択。
出汁のよくしみた優しい味に、たっぷりかかった鰹節の風味がおいしい。こういう味、ホッとします。

食堂 とだか

マスターは相変わらずお忙しそう。注文は例によって伝票に自分で書きます(笑
しかし残念なことに揚げトウモロコシはこの日は既に終了。あれホントにうまかったんだけどなあ。まあ他のつまみも十分にうまいからいいけど。

食堂 とだか

毎度ここから始めないととだかに来た気がしない、ウニ・オン・ザ・煮玉子!
ウニと半熟玉子とタレが渾然一体となって言語中枢を破壊するヤバいやつ。
本当、この瞬間に痛風が発症しても後悔しないとさえ思えるうまさのワンダーランド。

食堂 とだか

続いて牛もつ煮。お通しとしてではなくレギュラーメニューとしての牛もつ煮は、牛ご飯のライスの代わりにモツが入っているような、贅沢な一皿でした。これちょっと反則でしょ(;´Д`)ヾ。
牛ご飯のと同じ一枚肉をペラリとめくると、その下にはトロトロのモツが。これ汁の一滴まで残さず飲めるやつや...。

食堂 とだか

そして初めて食べて以来大ファンになった「子持ち昆布フライ」。昆布なのに子持ち?と思ったら、これ昆布の卵じゃなくて(当たり前)ニシンが昆布に卵、つまり数の子を産み付けたものなんですね。昆布のうまみに数の子のプチプチ、それをタルタルと鰹節が包み込んでうまさのビッグウェーブを織りなしています。タルタリスト的にも大満足の一品。

食堂 とだか

こうなるととだビアーノをグイグイ飲みたくもなるというものです。

食堂 とだか

今回お初の「とり皮餃子」。手羽餃子なら食べたことあるけど、とり皮餃子って何だ?と思ったら、想像を超えるものが出てきました。

食堂 とだか

本当に餃子の皮の代わりに鶏の皮で包まれてる!しかも具がみっちり。
これ、うまいなぁ~。見た目以上にボリュームのある一品だった。

食堂 とだか

そして当然牛ご飯で締めるわけです。
トロトロの柔らか牛肉と、さっきのウニとはまた違う働きをする煮玉子。そこに白飯。こんなに幸せな〆のご飯がこれまであっただろうか、いやない(反語)。

本当に何度来てもおいしい、貴重なお店。
ドラマの影響もあって、最近はトレタの次月予約受付が始まる毎月 1 日に翌月分の予約がほぼ埋まってしまう大人気店になった模様。トレタ入れたのに取れない!というのも皮肉にもなりませんが(;´Д`)ヾ、何とかがんばって予約を取るか、またこうやって遅い時間の空きを狙って来ようと思います。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/10/05 (Thu.)

神保町 キッチン南海

前々から気になっていたカレー店に行ってきました。

キッチン南海 神保町店

キッチン南海

東京のカレーの聖地、神保町。その代名詞と言えばボンディやガヴィアルといった欧風カレーでしょうが、ボンディは都内に支店もあるし、わざわざ神保町店に来なくても食べられる(古書店を突っ切って入る、神保町店の独特の雰囲気は面白いけど)。以前エチオピアには一度行ったので、今度はここ「キッチン南海」を攻めてみました。

神保町駅からほど近い、飲食店が建ち並ぶ通り。そこにひときわ年季の入ったカウンター中心の洋食店がキッチン南海です。

キッチン南海

ここはカレー専門店ではなく洋食屋さんということで、メニューにはカレー以外の定食も揃っています。
他のお客さんが食べているのを見ると、チキンカツ&しょうが焼ライスとかかなりボリュームがあって 750 円、これは安い。

キッチン南海

ガラスケースに食品サンプル、この昭和感。そこに「ひらめ 売切れました」の貼り紙がジワる(笑。

昼間は近隣のサラリーマンで行列ができるそうですが、夜に行ってみても数人並んでいるお客さんがいました。が、回転は早くて 10 分足らず並んだところで入店できました。
お客さんは九割方男性。私はかなり若いほうという感じで年配のお客さんが多く、昔から通い詰めた常連さん中心の店なんだろうな、という感じ。頼み方もカレーに単品のサイドメニューを組み合わせたり、知り尽くしてる感があります。

キッチン南海

カウンターに着席すると、まず置かれるのがこの水と紙ナプキンに包まれたスプーン。
そうそう、これですよ。正しい昭和の洋食屋さん。

カウンターの向こうでは、職人さんたちが無駄のない所作でどんどんカレーや定食を仕上げていっています。私が生まれるずっと前から、この店で連綿と培われてきた職人芸なんだろうなあ。目黒のとんきにも通じる、老舗だけが持つ様式美のようなものを感じます。

キッチン南海

しばらく待ったところで、カツカレーとご対面。
おおお...すごいボリューム感。そしてこの平皿にヒタヒタになるほど注がれたカレールウが嬉しい。私はカレーライスってごはんよりもルウが多めであってほしい人です。

キッチン南海

写真からして湯気のもうもう感が伝わるくらい、できたてアツアツのカレー。これでも Photoshop の「かすみの除去」フィルタで少し修整したんですよ(笑

しかもこのルウ、見た目から期待されたとおり、濃厚でコクが深い!材料が全て原形をとどめないくらいトロットロに煮込まれていることが分かります。
この独特の深い味は、強いて言えば金沢カレーに近いものがあります。アルバ好きな私としてはど真ん中ストライクなうまさ。いつまでも食べ続けていたい。

キッチン南海

カツは肉が薄めだけど、揚げたてで衣がサックサク。肉厚すぎてもカレーとカツのどっちが主役か分からなくなるので、これくらいがいいバランスなのかもしれません。
このカツの衣がルウをガッチリ受け止めて、ライスとともにうまさを口の中へ運んでいく。初めて食べたのに、ずっと昔から好きだったような、そんな懐かしさのあるカツカレー。

期待以上のカレーでした。これほどとは思っていませんでした。
ボンディは他でも食べられるし、今度から神保町に用事があったらランチはここだなー。他のカレーの名店も巡ってみたくはありますが。
しょうが焼やコロッケも美味しそうだったので、いずれカレー以外のメニューも試してみたいところです。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:洋食 | 神保町駅竹橋駅新御茶ノ水駅

投稿者 B : 22:44 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/09/14 (Thu.)

新福菜館 秋葉原店

先日秋葉原でごはんを食べる機会があったので、久しぶりにアルバにでも行くかなあ...と思ったんですが、そういえばアキバにはあの店があるんだったな、と思い直しました。
去年初めて京都本店に行っていたく気に入った「新福菜館」。その支店がアキバにあるんです。

新福菜館 秋葉原店

新福菜館 秋葉原店

秋葉原といってもヨドバシの裏手という、普段ならまず足を踏み入れることのないエリア。こんな渋いところに出店してたのか...有名店の支店ならば電気街側に出していてもおかしくないのに。
ちなみに関東圏にある店舗は新福菜館の直営ではなく、フランチャイズ店のようです。注文は食券制だったし、夜はラーメン+一杯飲みメインみたいな店構えで、本店とはちょっと雰囲気が違います。

新福菜館 秋葉原店

というわけで早速頼んだのが中華そば・竹(メンマ)入り。前回京都で食べたときに多くのお客さんが肉多めではなく竹入りを頼んでいて、気になってたんですよね。
真っ黒なスープにたっぷりネギ、見た目は確かに新福菜館の中華そばそのもの。

この黒いスープ、富山ブラックを連想させてしょっぱそうなイメージがあるんですが、食べてみると全然違うんですよね。
「中華そばのスープ」を代表するかのような、さっぱり系でコクのある味。これ好きなんだよなあ。

新福菜館 秋葉原店

そこに中太ストレート麺。コシのあるこの麺がスープの味をしっかり受け止めて、しみじみと美味い。
最近そんなにラーメン食べたいと思わなくなった私でも、これなら日々食べても飽きなさそうだなあ。

具は肉多めでなくてもチャーシューが十分入っていたので、これは竹入りで正解だったかも。

新福菜館 秋葉原店

そして、新福菜館に来るともう一つ外せないのがヤキメシですよ。
こちらは京都本店に比べてかなりしっかり型にはめられて出てきました。

このヤキメシも味は濃いんだけど、決して塩辛くない、深い味。どんな醤油を使ってるんだろう。
優しい味のラーメンスープとの組み合わせが抜群で、とんだ炭水化物祭りでも後悔は微塵もありません。

新福菜館 秋葉原店

ああ、美味しかった。

京都本店には去年一度行ったきりだから、秋葉原店とどれくらい味が違うかは分からないけど、「これこれ、これが食べたかったんだ」という思いは確かに満たされました。
今度から秋淀に買い物に来たら、ごはんはここにしよう。

関連ランキング:ラーメン | 秋葉原駅岩本町駅末広町駅

投稿者 B : 23:00 | Gourmet | Ramen | コメント (2) | トラックバック

2017/08/31 (Thu.)

あるでん亭 銀座ファイブ店

あるでん亭 銀座ソニービル店が閉店して早 5 ヶ月。ついに銀座の地にあるでん亭が復活しました。

先日西新橋店に行ってきたエントリーを書いた二日後に、あるでん亭から「8 月末に銀座で再オープンしますよ」という告知メールが届きました。タイミング良すぎ(;´Д`)ヾ。しかもその後何人かの方から「あるでん亭銀座店の移転決まったらしいですよ」と言われ、私のあるでん亭愛はこんなにもみんなに伝わっていたのか!ということを実感(ぉ

というわけで、先週末に移転オープンしたばかりの銀座あるでん亭に、さっそく行ってきました。

GINZA FIVE

移転後の立地は「銀座ファイブ」。有楽町からだとソニービルのあった数寄屋橋交差点のちょっと手前、高速道路の高架下にある商業施設の地下 1 階になります。創業の地のすぐ近くに移転してくれたことは何とも感慨深い。

GINZA FIVE

階段で地下に降りていくわけですが、銀座ファイブのあちこちにあるでん亭オープンの告知が貼られています。銀座の中でも老舗と言えるお店が移転してきたことを銀座ファイブ全体が喜んでくれているようで、お店の関係者じゃないけど私もなんだか嬉しい(笑

地下 1 階は主にレストランフロアとなっていて、あるでん亭は数寄屋橋側の入口からだと一番奥(新橋側)にありました。

あるでん亭 銀座ファイブ店

あるでん亭 銀座ファイブ店

おお、これが復活した銀座のあるでん亭!
西新橋店もいいんだけど、やっぱりスタッフの顔ぶれも違うし、店舗のつくりのせいか雰囲気もちょっと違うんですよね。こちらのお店では、ソニービル時代にいたスタッフの方々が変わらずスパゲティを茹でているようで、やっぱりこうじゃないと...と思います。

かなり狭かったソニービル店に比べて店舗面積が広がり、席数も増えて少しゆったりと座れるようになりました。それでもオープンを待っていたファンが多いのか、ソニービル時代よりも入りやすい立地になったせいか、お昼時には行列。私も 20 分くらい待ちました。

あるでん亭 銀座ファイブ店

店内にはソニービル時代の写真が貼られていて、ここがソニービル店を正統に継ぐ店舗であることを示しています。
写真の中で最も登場率の高いフェルナンド・アロンソ、今年の日本グランプリの際にはここに来てくれるんでしょうか。移転を知らず、解体が進むソニービルを目の当たりにして呆然としていたりして(笑

あるでん亭 銀座ファイブ店

ソニービル店の閉店時にお客さんたちが寄せていた付箋メッセージも壁を埋め尽くす勢いで貼られていました。たぶんこれ、集まったメッセージの一部にすぎないと思います。自分以外にもこんなにこのお店のファンがいたんだ、ということを改めて実感します。そして、お店とお客さんの間でこういう交流があるのが、このお店の良いところ。

あるでん亭 銀座ファイブ店

ソニービル店と変わらぬメニュー。平日ランチサービスがあるようですが、西新橋店とはやや内容が違うようです。私は以前からソニービル店に行くとしても休日か、平日のランチタイム外の時間であることがほとんどだったので、銀座ファイブ店になってからのサービスなのかどうかは不明。

あるでん亭 銀座ファイブ店

再オープン後の初来店だからこそ、食べるべきは王道のカルボナーラかアリオオリオ(ベーコン添え)でしょう!と思っていたんですが、こう残暑が厳しいと少し酸味のあるやつでサッパリしたいな、と思ってロレンツァ。一見カルボナーラっぽいですが、サワークリームを使って爽やかなクリームパスタに仕上がっています。個人的にこの店のベスト 3 に入るメニュー。

あるでん亭 銀座ファイブ店

サーブされたら、熱々のうちにテーブル上にあるパルメザンチーズをたっぷり振りかけてやると、チーズが溶けてさらにおいしくなります。

これこれ!クリーミーな中に独特の酸味があるソースと、このアルデンテのスパゲティが食べたかったんだ。やっぱり、銀座に来たらこれを食べないと。

あるでん亭 銀座ファイブ店

ごちそうさまでした。

他の支店もいいけど、私にとってあるでん亭は銀座店なんですよ。ようやく帰ってきてくれて、本当に嬉しい。
改めて、またちょくちょく来ようと思います。

関連ランキング:パスタ | 銀座駅日比谷駅有楽町駅

投稿者 B : 22:05 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/08/14 (Mon.)

六角堂 Grill&Bar 再訪

近年の帰省時の定番になりつつある、金沢の「六角堂」に今年も行ってきました。

六角堂 Grill&Bar

六角堂 Grill&Bar

この店は本当においしい。人気店のようでハイシーズンは事前予約必須ですが、その価値はあります。
今の時期、金沢の市街地はちょっと行きたくないくらいに混雑していますが(それでも桜や紅葉の季節よりは多少マシか)、ここは金沢の市街地から少し離れた卯辰山にあって、ちょっとした避暑気分を味わえます。

六角堂 Grill&Bar

予約席に着くと、目の前で「焼き」が始まります。これが一種のショー的な要素を含んでいて、見ているだけで楽しい。

六角堂 Grill&Bar

まずは鉄板の上で油を温めている間に、こちらは昼から生ビールをやりながら職人芸を堪能。

六角堂 Grill&Bar

鉄板が温まると、まずはガーリックチップから炒め始めます。
すると徐々にニンニクのいい香りが鼻をついてきて、こちらも食欲に灯がともるわけです。

六角堂 Grill&Bar

そこに登場するグリーンサラダ。
ニンニクの香りを楽しみつつ、ビールを飲みながらサラダをつついていると、

六角堂 Grill&Bar

ほどなくしてガーリックチップがサーブされてきます。
このチップがまた、ビールをあおってくるわけです。

六角堂 Grill&Bar

鉄板では、ニンニクの次にメインの肉を焼き始めるわけですが、それと平行してホースラディッシュが添えられたステーキソースが登場。
途中からニンニクもこのソースを浸けながら食べると、さらに期待が高まってきます。

六角堂 Grill&Bar

どどーんと焼き上がったステーキ。
これをサーブする前にシェフがサイコロ状にカットしてくれます。

六角堂 Grill&Bar

ロースステーキ、250g。和牛もあるけど、そこまで贅沢はできないのでオーストラリア牛で。
それでも十分にうまい。サシの入り具合が過剰ではなく、肉の味そのものが楽しめます。

六角堂 Grill&Bar

その後肉汁の残った鉄板の上で炒められたもやしが追加されてきます。
肉のうまみを十分に吸ったシャキシャキのもやし、この店のもやしが私は他のどこで食べるもやしよりもおいしいと思う。

そのもやしの上には、今回初めて出てきたんですが、肉の端切れをカリカリになるまで焼いたのが二片載ってきて、ステーキ本体とはまた違ったうまさが楽しめます。

六角堂 Grill&Bar

定食で頼んだので、食事の最後にご飯と味噌汁・お新香のセットが出てきたんですが、夢中になって食べていたので写真を撮り忘れました(笑

ごちそうさまでした。
今年もおいしかったなあ。来年もまた来れるといいな。

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投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/08/12 (Sat.)