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2017/03/18 (Sat.)

巨人のシチューハウス

戸越銀座

五反田から二駅のところにある戸越銀座駅。都心に近い立地でありながら程良い下町感がイイ味を出している街です。ここの商店街は都内でも特に有名で、よくバラエティ番組に取り上げられたりドラマのロケに使われたりしています。『孤独のグルメ』に登場しそうな場所であるにも関わらず、今までかすりもしていないのも逆に興味深い(笑。
そんなこの街に、私が密かに毎週楽しみにしている丁稚さんぽが先日いらっしゃったというじゃないですか。

戸越銀座『巨人のシチューハウス』 〜 アイルランドに想いを馳せながら: 丁稚のテニス雑記帳

丁稚さんのお店チョイス、気取らない感じなんだけどいつも妙にうまそうな店ばかりで、食欲をそそられるんですよね。中でもこの店はアイルランド料理の専門店ということで、何それ今まで食べたことない!
というわけで、私も追随してきました。

巨人のシチューハウス

巨人のシチューハウス

長~い戸越銀座商店街の本当に一番奥、普通はここまで歩いてこないよね...という場所におもむろに現れた白亜の建物。ここだけちょっと戸越銀座らしからぬ雰囲気を醸し出しています(笑。
でも、想像通り面白そうな店。突入してみようじゃないの。

巨人のシチューハウス

中に入ると、うわあすごいここ。壁が一面緑、そこに真っ白な椅子やテーブル、額縁が映えます。壁に飾られているのは、全てアイルランドの文化にまつわる展示のようです。

巨人のシチューハウス

何はともあれ、メニューを選ぼうじゃないか。
「巨人のシチューハウス」という店名だけあって、シチューがメイン。そのシチューもビーフ&ギネス、アイリッシュラム、シーフードチャウダー、季節限定...とこれまた迷わせる。ビール好きとしてはビーフ&ギネスも捨てがたいけど、アイリッシュラム...アイルランドというと縄編みのセーターが有名だけど、そうかそうか羊はウールだけじゃなくてお肉まで残さずいただく文化なのか。確かに「羊は捨てるところがない」っていうもんなあ。

巨人のシチューハウス

オーダーを済ませたところで、店員さんが「イブンカコウリュウ~」と言いながらこのファイルを持ってきてくれました。
この店員さん、本当に「巨人のシチューハウス」を地で行く背の高さ。私も身長 180cm あるので他人を見て大きさに圧倒されることは滅多にありませんが、それでも見上げてちょっとのけぞるくらいの大きさ。

巨人のシチューハウス

ファイルには、壁に貼り出されていたアイルランドの数々の文化についての解説が書かれていました。アイルランドの文化っていうと、恥ずかしながら私はエンヤくらいしか知らなかったなあ。
そしてアイルランドには巨人の伝説があるそうで、この店の店名もそれに因んでいるようです。もしかしたらこの店員さんも本物の巨人の末裔なのかもしれないなあ。

巨人のシチューハウス

さてさて、お待ちかねのやつが来ましたよ。ギネスビールの 1 パイント。濃厚な味もさることながら、このキメの細かい泡!クリーミーさがたまりません。
ファイルをめくりながら、目と頭と舌と喉で同時にアイルランドを味わいます。

巨人のシチューハウス

本命のシチューの前に、ギネスのおつまみとしてベーコン&チーズチャンプを頼んでみました。シチューのサイドにはパンを注文したんですが、メニューに書いてあったマッシュポテトも捨てがたく。
これはたっぷりのマッシュポテトの上にベーコンと二種のチーズ、それにネギをかけただけのシンプルなおつまみですが、ちょっと濃いめの味がギネスのお供にちょうど良い。
うん、我ながらいいチョイスだ。

巨人のシチューハウス

そして大きな店員さんが鼻歌を歌いながら持ってきてくれたメインのシチュー。
ビーフ&ギネスと最後まで迷ったけど、「アイリッシュラム」と国名を入れられちゃ敵わない。器からはみ出んばかりのラム肉が食欲をそそります。

巨人のシチューハウス

臭みはないんだけどラムらしい風味が活きたシチューにゴロゴロ野菜。味はちょっと濃いめだけど、何だろう妙にほっとする味。
アイルランドって行ったことないけど、きっとこれがアイルランドの家庭の味ってやつなんだろうなあ。初めてなのに、何故か懐かしい気分になります。

巨人のシチューハウス

サイドメニューはアイリッシュラムシチューにオススメというソーダパン。
一見パサパサしていそうに見えるけど、外側はカリッとしつつ、中はふんわり。この食感の違いが楽しい。そしてラムシチューに浸して食べると確かにうまい。これ、気に入りました。

巨人のシチューハウス

本当においしいシチューでした。お腹も、心も満たされました。
料理もいいけど、このお店の雰囲気とか、アイルランド出身の店員さんの心遣いが嬉しいじゃないですか。

異文化交流って、自分たちの文化を理解させようとすることよりも、相手に対する敬意と理解しようという気持ちから始まるものなんだなあ。

このお店、同じような店が他にないという点でも、店員さんの暖かさという点でも、もちろん料理の味という点でも、なんだかドラマ『孤独のグルメ』に出てきそうな店だなあ、と思ってしまいました。Season6 の店、まだ全部決まってなかったらいかがでしょうか(笑

駅からちょっと距離があるのが難点だけど、また来たいなあ。
今度はやっぱりビーフ&ギネス、いってみようかな。

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投稿者 B : 23:59 | Dinner | Gourmet | コメント (2) | トラックバック

2017/03/14 (Tue.)

Minimal -Bean to Bar Chocolate-

世の中にはホワイトデーなる風習があるということで、この機会に友人が関わっているお店でチョコレートを買ってきました。

Minimal - Bean to Bar Chocolate - |  ビーントゥーバー チョコレート専門店 ミニマル

Minimal

以前は代々木八幡のちょい外れくらいの場所にしか店舗がなく、なかなか足が遠かったのが、去年東銀座の駅近く(キヤノンのショールームのすぐ近く)に進出して買いに行きやすくなりました。とはいえ私は普段甘いものを買うことが少ないのですが、ホワイトデーにかこつけて買いに行ってきました。
普段は女性客が多いのかもしれませんが、この日ばかりは男性客多し。

Minimal

「Bean to Bar Chocolate」の名前どおり、カカオ豆の買い付けからチョコレートの製造までの工程を一貫して自社で手がけているのが特長のチョコレート専門店です。専門店のチョコレートというと GODIVA とか Morozoff とかの有名どころくらいしか知りませんでしたが、こういう新興ブランドが最近増えてきているみたいですね。チョコレート界のクラフトビール、みたいなものでしょうか。
店内にはたくさんの種類のチョコレートが並べられていますが、正直見た目だけではさっぱりわからない(;´Д`)。いくつか試食品も置かれているんですが、いろいろ味見してみるとそれはそれで迷ってしまって選べません(汗。

Minimal

店頭でなかなか決められず店員さんに迷惑をかけた挙げ句(´д`)、最終的に選んだのは「Minimal Flight 2017」と名付けられた限定セット。結局、予算オーバーだったけど(ぉ)一番たくさん種類が入っているセットにしました。ミニサイズのチョコレートが 8 種類、3 枚ずつ入っているセットです。これならいろんな味が楽しめるし、気に入ったのがあれば次からはそれを指名買いすればいいわけで。なお、このセット限定で単品売りしていないものも含まれているそうです。

Minimal

中身はこんな感じ。個包装されたパッケージに国名が書かれているだけで、これだけ見てもどれがどんな味なのかさっぱり分かりません。

Minimal

同梱のパンフレットに解説がありました。大きく分けて「NUTTY(ナッツのような香り)」「FRUITY(果実の香り)」「SAVORY(香辛料の香り)」の 3 種類があって、フレーバーごとにさらに細かく分かれているようです。アーモンドやチョコレートケーキのような、というのは想像がしやすいけれど、チョコレートなのに「カシスのような」とか「焼きミカンのような」とか、ちょっと想像がつきません。オレンジピール入りのチョコレートは好きだけど、そういうのでもないようだし。

Minimal

ひとつ開封してみました。一般的に板チョコって同じサイズのモールドに分割して成型されているものですが、Minimal は大小さまざまな大きさ・形に分けられています。
ちなみにこの「Minimal Flight 2017」はお試しサイズの 5g×24 枚入ったセットですが、通常品は一枚 50g の板チョコになるようです。

Minimal

このデザインにも解説がありました。チョコレート自体は一つなので根本的に味が変わるものではありませんが、形や大きさ、表面加工によって香りや食感が微妙に変わってくるため、一枚のチョコレートを様々な角度から楽しめる、というのがこの変わった形状の狙いのようです。

食べてみると、よく知っている板チョコとは全然違う。あえてカカオ豆の粒状感を残したまま固めているようで、板チョコなのに少しザックリとした食感があります。まるでカカオ豆をそのままかじっているかのような、濃厚な味と香りが口の中に広がります。濃厚なチョコレート、といっても高級ブランド品とは真逆の方向性。バルキーなんだけど、そのぶん原色のチョコレートを味わえる感じ。
ただ「ガーナ」「ニカラグア」といった銘柄の NUTTY 系チョコレートはオーソドックスで分かりやすいけれど、FRUITY や SAVORY の味わいはチョコレートリテラシ(何)が求められますね。個人的には「VIETNAM」はチョコレートにカシスをかけたような香りでとても気に入ったけど、焼きミカンのようなという「BOLIVIA」はマニアックな風味で難しい印象だったり。まあ、そういう自分に合う合わないも含めて楽しめるのがこのセットなんでしょうし、自分に合う Minimal チョコレートを探すという意味ではちょうど良かったです。

カカオを味わうために砂糖は苦味を緩和する程度にしか入っていないようで、これなら甘いものが苦手な人でも楽しめると思います。感覚としてはチョコレートを食べるというよりもコーヒーを嗜むのに近いというか。そういえば初めてフレーバーコーヒーを飲んだとき、同じような気分になったなあ。
友人が関わっているから褒めるというわけでは決してありませんが(笑)、チョコレートにこんな深い世界が広がっていたとは。今まで味わったことのないチョコレートの「沼」を垣間見た気がしました。

ちなみに、最近 DEAN&DELUCA や丸山珈琲でも販売の取り扱いが開始されたとのこと。主要な駅ビルや駅近でも買えるようになるので、気に入ったものは今後そういうお店で買うようにしようと思います。

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投稿者 B : 21:14 | Gourmet | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2017/03/12 (Sun.)

あるでん亭 銀座ソニービル店 ~また会う日まで

最後のソニービル詣でに行ったなら、ここにも最後に行っておかねばならないでしょう。

あるでん亭|ソニービル

あるでん亭

長年通い続けたあるでん亭。純粋なスパゲティの美味しさなら、個人的にはここに勝る店はないと思っています。都内には支店が一応いくつかあるとはいえ、この狭い店内から銀座の街並みを見下ろしながら食べるのもこれがとりあえずは最後になると思うと、ソニービルに来たのにここはスルーという選択肢はあり得ません。

あるでん亭

店先には、悲しいかな閉店のお知らせが貼り出されていました。もうこれが最後と思っている常連客が多いのか、ランチタイムを大幅に過ぎているにも関わらず、お店の前には行列ができていました。

あるでん亭

私も行列にしばらく並んで入店し、カウンターに着席したところ、「まだ探し中なのですが...新店舗が見つかりましたらご連絡させて頂きます!」との告知が!貼り紙や公式サイトにはには「閉店」としか書かれていなかったので半ば諦めていましたが、移転の可能性はまだ残っているようですね。仕事や遊びで銀座や有楽町に来たときにフラッと立ち寄れる立地に見つかると良いなあ。私ももちろん連絡先を預けてきました(笑。

あるでん亭

各席には付箋と筆記用具が置かれていて、お店へのメッセージが残せるようになっていました。長年通ってきて、たぶん店員さんにも何となく顔を覚えられているだろう私としてはこれも書かないわけにはいきません。注文してスパゲティが出てくるまでの間にメッセージをしたためておきました。

あるでん亭

最後のメニューに選んだのはもちろんこれ。カルボナーラです。
生クリームを使わずに卵黄だけで仕上げたカルボナーラで、他の店でこういうカルボナーラに出会うことは滅多にありません。私は他の店に行くとオイル系かトマト系のパスタを頼むことが多く、カルボナーラってそんなに食べないんですが、ここのだけは別。これが当分食べられなくなるとあっては(まあ支店に行けば食べられるんだけど)、最後はこれを食べておかないと。

あるでん亭

いつもどおり芯を一本残したアルデンテの麺に、濃厚な卵黄のソースが絡むシンプルなスパゲティ。見た目に派手さはないけれど、だからこそ日々食べたいスパゲティでもあります。
しばらく会えなくなってしまうこの味を、噛みしめるように食べていきます。

あるでん亭

店内の壁という壁に貼られた、多数の常連客からのメッセージ。私が生まれた年にできたお店だけあって、長年のファンに支えられてきた歴史が垣間見えます。
お店を出るときにいつも丁寧な感じでご挨拶してくれる厨房の店員さんも、今回はなんだかいつもより思いが詰まったような眼で見送ってくれたのが印象的でした。

長い間本当にごちそうさまでした。
復活したら、必ずまた食べに行きます。

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投稿者 B : 20:40 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/03/06 (Mon.)

7025 フランクリン・アベニュー

以前から行ってみたいと思っていたハンバーガーショップに突入してきました。

7025 Franklin Ave.

7025 フランクリン・アベニュー

五反田からソニー通りを品川方面にしばらく進み、一本入ったところにあるお店。御殿山周辺って飲食店不毛の地というイメージがありますが、実は裏道に入ると住宅地に紛れるようにユニークな店がいろいろ出てきます。
フランクリン・アベニューはそんな界隈の中でも特に有名な店の一つ。アクセスがよろしくない立地にもかかわらず、休日のランチタイムには行列ができるそうです。

7025 フランクリン・アベニュー

店内はハンバーガーショップというよりはお洒落なカフェの佇まいで、周辺の高級住宅地に住んでいそうな奥様や、会社のお昼休みらしき二十~三十代女性が多い印象。女子大が近いので、大学生もいるのかもしれません。私は完全アウェー(;´Д`)ヾ。

7025 フランクリン・アベニュー

さておき着席してオーダーしました。しばらく待つとまずはサイドオーダーしたオニオンリングフライから出てきました。
けっこうしっかりめの味つけでなかなか美味しい。平日のお昼時でなければランチビールを頼みたいところです(笑

7025 フランクリン・アベニュー

そして本命登場。ハンバーガーは種類がたくさんあって迷いましたが、私はゴールデンブラウンオニオンチーズバーガーのラージ(145g)を注文しました。
野菜が別添えの半完成状態で出てくるのが、ファストフードではなく「レストラン」としてのハンバーガー。

「ゴールデンブラウンオニオン」らしく、パティの上には飴色になるまでじっくり炒められたタマネギがたっぷり。この甘みがいいんですよ。
そのタマネギを覆うように。このとろっとろに溶けたレッドチェダーが見るからに食欲をそそるじゃないですか。

7025 フランクリン・アベニュー

ちなみにパティにはあまり味つけがされていないようで、テーブルにある塩胡椒とケチャップ・マスタードを使って好みの味に仕上げていきます。

7025 フランクリン・アベニュー

本当は野菜まで全部挟むべきなんでしょうが、どう見てもジェンガ的に倒れる姿しか想像できなかったので、トマトだけ挟んであとは別々に食べました(笑
この状態でも手づかみで頬張れる厚みではなくなってしまい、結局フォークとナイフを使ってお上品に完食。
パティのみちっとした肉感がおいしい!それを飴色タマネギとチェダーチーズが盛り上げます。

7025 フランクリン・アベニュー

気に入ってしまったので、日を改めてまた来てみました(笑。
今回のサイドオーダーはフライドポテト。揚げたてでおいしいけど、私はオニオンリングのほうが好きかな。でもケチャップをつけて食べると止まらなくなります。

7025 フランクリン・アベニュー

またしてもメニューに迷ってしまったけど、今回は「オー・ソレ・ミオ」のラージサイズを頼んでみました。
パティの上にとろけたモッツァレラチーズとたっぷりのトマトソース、そして削ったグリュエールチーズ!これはチーズ好きにはたまらないハンバーガーです。

7025 フランクリン・アベニュー

今回は野菜も全部挟んで、上からちょっと潰すようにして高さを抑え、手で持ってガブリ!といただいてみました。
そうそう、この食べ方こそハンバーガーを食べてる感があります。

チーズとトマトソースが濃厚に絡み合ってうまい!アメリカンフードであるハンバーガーをイタリア調にしてどうなるんだろう、と思ったけど、これは全然イケル。
かぶりついて食べるとトマトソースがボタボタ落ちてきてしまうのだけが難点ですが、そんなことどうでも良いくらいにおいしい。

7025 フランクリン・アベニュー

いやあおいしかった。ハンバーガーショップとしては値段がお高めだけど、これは行列ができるのも頷けます。

隣駅目黒には Hungry Heaven もあって甲乙つけがたいですが、方向性はけっこうはっきり違っていて、Hungry Heaven は男らしくガッツリ系、こちらは上品めな味で女性と一緒に楽しく、という感じでしょうか。

ハンバーガーだけでも迷うほど種類があるのに、さらにサンドイッチもたくさんあって、どれもおいしそうなんですよね。今度は別のメニューを食べに来ようと思います。

関連ランキング:ハンバーガー | 五反田駅高輪台駅大崎駅

投稿者 B : 22:57 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/02/27 (Mon.)

BAR THE GINTONICX #4

しばらくぶりに、横浜の「BAR THE GINTONICX」へ行ってきました。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

忘年会シーズンに一度来ようと思っていたのに、なかなか時間が取れずすっかりご無沙汰してしまいました。
この日は施行後初のプレミアムフライデーということで、私自身はきっちり定時過ぎまで働いた後に(ぉ)せっかくだからお気に入りの店にお金を落としに行こうと思い、横浜へいそいそと。

BAR THE GINTONICX

お店への階段を上がろうとしたところで、ひとつ下のフロアのお店の看板がこれ(笑
この流行りものに乗っかる感、いろいろと見習いたい(ぉ

BAR THE GINTONICX

久しぶりの訪店。以前はまだ開店後の試行錯誤の中、という感じでしたが、今はフードメニューもずいぶん拡充し、飲み物も和酒系まで充実してきました。
Left Bank 時代の「うまいものがいろいろ揃ってる感」が戻ってきたような感じで、なんだか嬉しい。

BAR THE GINTONICX

空きスペースだったカウンター後ろにもいつの間にかテーブル席と、

BAR THE GINTONICX

ソファ席が導入されて、寛げる雰囲気に。
しかしマスター曰く「これ導入してからなんかお客さん減ったんですよね~、どっちかに何か憑いてるんじゃないかと」とのこと。是非皆さんもっと行ったげてください(ぉ

BAR THE GINTONICX

というわけで、徐々に私の指定席になりつつあるスツールに着席。

カウンターに妙にいい感じのボトルが並べられていたので尋ねてみたところ、ゴードンを自家製のミニチュア樽(内側を焦がしたもの)で熟成させたオリジナルのドライジンとのこと。
おおお、それはうまそう。樽熟成されたジンって飲んだことないかも。

BAR THE GINTONICX

飲み方は迷ったけど、一杯目だしシンプルにジンフィズで。
琥珀色に染まったジン、ってなんだか魅力的。杜松に由来するジンの爽やかな香りに、ウィスキーのような深みのある芳香が加わって、これは良い。この店の雰囲気にとてもよく合っていると感じます。

BAR THE GINTONICX

つまみはここからスタートしなくては始まった気がしない、いぶりがっこマスカルポーネ。
和洋どんな酒にも合う(あ、老酒はちょっと自信ない)万能おつまみだと思います。

BAR THE GINTONICX

からの、さんまの燻製。
樽の香りにはやっぱりこういうものがバッチリ合います。

BAR THE GINTONICX

二杯目はマスターのオススメを訊いてみました。
「三ヶ日みかんのジントニック」がとてもオススメということで頼んでみたところ、目の前でみかんを搾るところから始まります。
この仕事ぶりを見るのがまた楽しみの一つでもあります。

BAR THE GINTONICX

搾りたての三ヶ日みかんを使っただけあって、泡までみかん色の濃厚ジントニック。
みかんの甘みとトニックの爽やかさが合わさって、これはお酒とは思えない飲み物だ。グイグイ飲めてしまう。

BAR THE GINTONICX

みかんジントニックがおいしくてすぐに空いてしまったので、すかさず次の飲み物はメニュー上で気になっていた「サンショと柚子のカクテル」。
山椒と柚子を使ったジンベースのショートカクテルで、いずれも香りの強い素材の組み合わせだけに味がケンカするんじゃないかとも思いましたが、山椒とジンの爽やかな香りを柚子が取り持つような感じで、見事に調和が取れている。今までに飲んだことがない味のカクテルだけど、この三種類のどれかが欠けてもバランスが崩れてしまいそうな、絶妙な組み合わせ。これ、おいしいです。

BAR THE GINTONICX

プレミアムフライデーにちなんで「プレミアムフライください!」と無茶振りしてみたところ(ぉ)出てきたのがこのチキンカツ。プレミアムなパン粉を使っているとのこと(ホントか?)。

薄めの衣に柔らかい鶏胸肉のチキンカツは食べ応えあり。付け合わせはフライドポテトだけかと思ったら、チキンカツの下にたっぷりとクリームポテトまでが添えられていて、なかなか豪華。確かにこれはプレミアムフライで間違いない(笑

BAR THE GINTONICX

せっかくだから充実してきた和酒も飲んでみたくなって、「旭萬年 冬季限定酒」を。
ちゃんと芋焼酎らしい器で出してくれるあたり、和酒バーもやっていた経験のあるマスターならではという感じで嬉しい。こういう無国籍な懐の深さが、この店に来ると落ち着ける所以だと思います。

BAR THE GINTONICX

さらに桜の花を漬け込んだサクラジントニックと、いつものラムケバブ(スパイシー串焼き)。
花見の季節にはちょっと早いけど、気分は花見酒。食欲をそそるラムの匂いで、テンションはさらに高まっていきます。

BAR THE GINTONICX

ラムをガッツリ食べた後は、サッパリと柔らかい蒸し鶏ポン酢に、

BAR THE GINTONICX

塩昆布クリームチーズ。
この取り合わせは初めてだけど、塩昆布クリームチーズ...がっこマスカルに続く新しい定番おつまみのポジションを確保しそうな勢い。これ、気に入りました。やっぱり、しょっぱい系和風珍味とチーズの組み合わせって破壊力あるよなあ。

BAR THE GINTONICX

飲み物は改めて最初に戻って、樽熟成ジンを今度はクラッシュアイスでいただいてみました。
ああ、この深みのあるジンの味と香りをじっくり味わえる感じ、良い。いつまでも浸っていたくなる。

BAR THE GINTONICX

そろそろ〆の食事ってことで、じゃこチャーハン。
二人で来たから取り分けて出してもらったところ、なんだか妙に賄い飯感があって、逆にいい(笑

BAR THE GINTONICX

からの、ナポリタン。いつもいつも〆メニューを複数注文して申し訳ない(ぉ
飲んだ後の〆には、アルデンテよりもこういうちょっと緩めのナポリタンがちょうどいい。

BAR THE GINTONICX

今夜も美味しかったし、楽しかった。久しぶりにゆったりとした夜を過ごさせていただきました。
今回はちょっとご無沙汰気味だったけど、行きたいと言ってくれている人も何人かいるし、また近いうちに誰かを連れて行こうと思います。

そういえばこの blog を読んでお店に来てくれるお客さんが稀にいらっしゃるそうですが、良かったら感想を私にも聞かせてください(笑

関連ランキング:バー | 平沼橋駅横浜駅

投稿者 B : 22:34 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/02/22 (Wed.)

『孤独の中華そば「江ぐち」』と「みたか」

『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之先生のエッセイのひとつに『孤独の中華そば「江ぐち」』という作品があります(正式にはエッセイではなく小説らしい)。

久住昌之 / 孤独の中華そば「江ぐち」

孤独の中華そば「江ぐち」

もともとは 30 年以上前、久住さんが 26 歳のときに書いた本らしいですが、その後絶版と復刊を二度繰り返し、三度目の刊行が行われたのが 2010 年。『孤独のグルメ』が最初のドラマ化をされる前のことですが、その時点では既に知る人ぞ知る存在になっていた『孤独のグルメ』から引用する形で復刊版のタイトルがつけられたのでしょう。

この「江ぐち」というのは、三鷹にかつて実在したラーメン店のことで、三鷹生まれの久住さんが若かりし頃に日常的に通っていたお店とのこと。なんたってこんな本を勝手に出したり、久住さんのバンド・スクリーントーンズで勝手にテーマソングまで作曲してしまうくらい思い入れのあったお店のようです。この本が三度目の刊行を行われた年に閉店してしまったそうですが、本書ではその「江ぐち」の在りし日の思い出が生々しく綴られています。

孤独の中華そば「江ぐち」

といっても、エッセイの内容は久住さんと悪友たちが店員に「タクヤ」「アクマ」「オニガワラ」などという渾名を勝手につけていた話とか(それも「タクヤ」は顔が久住さんの弟に似ているから、というしょうもない理由だったりする)、基本的には大学生のだらしない日常の話と、そこから脱線(しかもかなり話題が飛ぶ感じで)した話ばかり。それでも久住さんや悪友たちがお店の様子をよーく観察し、そこから妄想を膨らませたり、自分なりの「食べ方の流儀」にこだわったりするあたりが『孤独のグルメ』の原点なんだなあ...というのがとてもよく分かるエッセイになっています。

まるでドラマの「ふらっと QUSUMI」コーナーで隣の席に座って久住さんの飲み話を聞いているような、スクリーントーンズのライブで久住さんの脱線だらけの MC を聞いているような、そんな感覚が文章を読んでいても感じられます。私は紙の本を読んでいて吹き出してしまうことってまずないんですが、この本は数ページに一度くだらなすぎて吹く(笑。

孤独の中華そば「江ぐち」

このエッセイの中でも「お店のカウンターの中で店員が険悪なムードだと、料理が全くおいしく感じられない」という話をつらつらと書いていたりして(ちなみにこのエピソードは「江ぐち」のことではなく脱線した他の店の話)、漫画『孤独のグルメ』に登場したアームロック回のような経験が本当に許せないんだなあ、というのがよく分かります。
でも基本的には全編にわたって馬鹿話と妄想と脱線が繰り広げられていて、久住さんが食事している間の頭の中を覗き込んでいるような感覚。

で、先日たまたま仕事で三鷹方面に行く用事があり、しかも帰りが半端に遅くなってしまいました。南東京の住人としては中野よりも西、というのは妙に遠くて、これは帰るまでもちそうもない。仕方ない、この辺で何か入れていくか...と考えました。三鷹周辺は久住さんのホームグラウンドだけあって『孤独のグルメ』では原作、ドラマともに登場している町だし、私も何度か聖地巡礼に訪れています(全くの余談だけどコンビニ回では跡地の写真を撮るためだけに三鷹まで行った)。
お茶漬けの「みさと」は昨年末に閉店してしまったらしいけど、久しぶりに「」に行くかなあ...というところまで逡巡したところで、この店のことを思い出しました。

中華そば みたか

「江ぐち」と同じ場所で、「江ぐち」の若手職人が、「江ぐち」の店舗を居抜きで使って、「江ぐち」の味を受け継いだ店をやっている、という話。
確かに三鷹駅の正面の道を少し歩いたところのビルの地下に、そのお店は入っていました。

中華そば みたか

中華そば みたか

階段を降りると真正面にある「中華そば みたか」。これがその「江ぐち」の後継店です。

近代的なビルの並ぶ三鷹駅前の地下に、ここだけ昭和がそのまま時間を止めているかのような空間が広がっています。
店内のレイアウトとか、調理器具の様子とか、本当に久住さんのエッセイに書いてあったそのまんまで、ちょっと笑みがこぼれてしまうほど。

中華そば みたか

とりあえず一日の仕事が終わったところなので、瓶ビールで自分にお疲れさま。
でもラーメン屋でガッツリ飲んじゃうのも粋じゃないと思い、小瓶にしてみました。

中華そば みたか

で、ラーメンをいただく前に久住さんなら軽くつまんでから本丸に行くんだろうなと思って、「竹の子」をツマミにいただいてみました。
ここが普通のラーメン屋だったら「メンマ」あるいは「シナチク」と呼ばれるところだろうけど、この店では「竹の子」。噛み応えのあるメンマに大量の白ネギ、それにラーメンの醤油だれが絡んで、これはいいツマミだ。焼豚(チャーシュー、ではなく、チャシュー)にも心惹かれたけど、これは竹の子で正解だったかも。

中華そば みたか

そしてメインはチャシューメン。ツマミを竹の子でガマンしたので、ラーメンにはガッツリチャシュー。
この店、普通のラーメンが 450 円、このチャシューメンでも 700 円。イマドキそこらのラーメン屋ならチャシューメンで 1,000 円取る店もザラにある中で、この値段は嬉しい。

中華そば みたか

スープは澄んだ色の昆布だし&野菜系。カウンター内の寸胴鍋で人参や玉葱、キャベツなんかがゴロゴロ煮込まれた、見るからに美味しそうなスープ。
味は自己主張が強すぎず、ややスッキリめのやさしい味。初めての味なのにどこか懐かしい、昭和を思い起こさせるスープです。
最近の私はガッツリ豚骨とか煮干しとかよりも、こういうシンプルな醤油スープのラーメンこそ食べたいと思います。

チャシューはしっかりと味がついているけど、あまり脂っこくなく飽きずに味わえます。これもおいしい。
エッセイには、ツマミのチャシューはラーメンのと違って脂が冷めているのが「レーズンバター的な感じでツマミにいい」という話があったけど、確かにこのチャシューならそういう楽しみ方もアリだな。

中華そば みたか

麺は角張った形の自家製・中太ストレート。こういう麺を出す店ってあまり多くない印象だけど、こういう食べ応えある麺、けっこう好き。そしてこのスープならこの麺しかないだろうと感じる相性の良さ。飽きの来ない、いくらでも食べていられそうな中華そば。
この麺、見た目の印象どおりボリュームがあるようで、食べ終わった後にはけっこうお腹いっぱいになってしまっていました。

ここは美味しかったなあ...久住さんが毎週のように通っていたのも分かる気がします。
決してインパクトのある味ではないけれど、ジワジワと良さの分かる、毎日でも食べたくなるラーメンだと思います。自分で撮った写真見てたらまた食べたくなってきた。

今度三鷹に来る機会があったら、ツマミチャシューと五目そば、いってみようかな。

久住昌之 / 孤独の中華そば「江ぐち」

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投稿者 B : 22:56 | Book | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2017/02/17 (Fri.)

とんかつの老舗 目黒「とんき」

目黒にあるとんかつの名店に行ってきました。

とんき 目黒店

とんき

この目黒で 80 年近くも店を構えているという、この界隈では超有名なお店。食べ歩きが趣味でない人でも知っているくらいで、近くを通りがかると行列ができていることも少なくありません。夜営業しかやっていないこともあって今までなかなか機会がありませんでしたが、ようやく来ることができました。

とんき

お店は二階建てで、二回のほうにはテーブル席もあるようですが、一階はカウンター席のみ。それも超大きなカウンターで、30 人は座れます。そしてカウンターの内側の調理場には、何人もの職人さんが手際よくとんかつを作っていっています。本当に「職人芸」とでも呼びたくなるような無駄のない所作で、つい見入ってしまうほど。とんかつ屋のカウンターなのに、伝統工芸の職人さんの作業を見ているような気分に陥ります。

とんき

メニューはこんな感じ...なんですが、入店するや否や(着席さえする前から)注文を訊かれてしまうので、初めて来た私は「ろ、ロースカツ定食で」と軽くうろたえながら答えるのが精一杯でした(汗。まあ私は初めてのとんかつ店に来たらまずロースカツでその店の味を判断することにしているので問題はありませんが、常連とおぼしきお客さんが「ロース定に串かつ一本つけて」と当たり前のように注文しているのを聞いて「串かつ一本!そういうのもあるのか」とショックを受けました。

とんき

しばらく待ったところで、ロースとんかつ定食とのご対面。

おお...これは。想像していたとんかつとはちょっと違う雰囲気を醸し出しています。

とんき

まず、衣が超薄い。こんなに薄い衣のとんかつは今まで見たことがありません。
しかも、肉に密着しておらず、箸で取ろうとすると簡単に剥がれてきます。

しかし、食べてみて驚き。

とんき

とんかつなのに、揚げ物特有の脂っぽさが全然ない!
しかも、ロースなのにヒレかと思ってしまうほど、あっさりした肉質。こんなとんかつ初めて。

食べログのレビューに「まるで蒸し豚のようなとんかつ」という表現がありましたが、まさにそんな感じ。
これはサクサク衣がついたもっちり蒸し豚だ。自分の今までのとんかつ観を根底から覆すようなとんかつだけど、これ、おいしいです。

とんき

定食についてきた豚汁も、味噌ベースなんだけどどことなくすまし汁風の上品な味。
そうそう、このとんかつに合う豚汁ってこういうやつですよ。

とんき

対照的に漬物はちょっとしっかり味。

なお店員さんの仕事の的確さは料理だけではないようで、キャベツがなくなりかけるとほぼ間を置かずに「キャベツ追加いかがですか?」と聞かれるし、ごはんが空になったら目の前に「スゥ...」と無言でおばちゃんがお盆を差し出し、それに茶碗を載せるとまた「スゥ...」とおかわりが盛られた茶碗が戻ってくるという(笑。行列に並んでいる間以外はほとんど客を待たせることがない、この職人芸。感服いたしました。

とんき

いやあ本当においしかった。自分の中で新たなとんかつの地平が開けたかのようだ。
そういえば、店内を見渡すと一般的なとんかつ店と比べて女性や年配のお客さんの比率が高い気がする。そりゃあこのヘルシーなとんかつだったら、老若男女問わず堪能できるわけか。

ここはまた来たいところです。
次回はヒレかつ定食に串かつプラス、いってみようかなあ。

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投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/02/09 (Thu.)

千葉県津田沼のリブステーキ

「肉の引力には勝てん、だったらステーキだ」

テキサス

先日の中野・蔡菜食堂に続いて、ドラマ『孤独のグルメ』お正月スペシャルのもう一つの聖地、京成津田沼のステーキの聖地へとやって来ました。津田沼って初めて降りたんですが、自宅からだとはるばる一時間半。私にとってはちょっとした旅行になりました(;´Д`)ヾ。
JR の津田沼駅とは違って京成津田沼側は住宅地のようで、周囲にはあまりお店も多くなく、静かな感じ。その中にひっそりと店舗があって、ゴローちゃんじゃなくても深夜に空いているめし屋がここしか見当たらなかったら、すがりたくもなりそうです。

私も長時間の電車旅ですっかり腹が減ってしまった。
もう後戻りはできない。ステーキに突っ込むぞ。

テキサス 津田沼店

テキサス

カウボーイハットや馬具、ライフルなどが展示されているウェスタン調の店内。そうそう、ステーキハウスってこうじゃないと。
ちなみに千葉県内や都内に「テキサス」と名のつくステーキハウスは何軒かあって、いくつかは支店やのれん分けっぽいですが、どこまでが系列なのかは正直分かりません。ステーキ屋で「テキサス」ってネーミングはベタベタだからなあ(笑

ドラマの放送から一ヶ月ほどということで混んでるだろうと思いきや、お客さんの入りはそこそこで寛げる雰囲気。立地的に都内からだとやる気が必要なのと、営業時間が長いことで他の聖地よりは巡礼客がバラけたんでしょうか。それでも席はずっと埋まっているような感じで、人気店であることが窺えます。

テキサス

ま、そんなことは置いておいてまずはビールから。
カールスバーグの生がありました。こういうお店の定番バドワイザーやコロナは瓶での提供になるようです。

さあ、それじゃあ料理のほうもいただきますか。

テキサス

ステーキが焼けるまでの間のツマミ的な位置づけで、まずはソーセージ盛り合わせ。
こういう店で鉄板に盛られたソーセージが出てくると、盛り上がるよなあ。

骨付き、チョリソ、粗挽きそれぞれに味と食感が違って、これはビールが進みます。

テキサス

これから肉をたらふく食べる前に野菜も採っておかないとね、とシーザーサラダ。
うん、これはオーソドックスなシーザーサラダ。

テキサス

からの、イタリアンサラダ(笑。どっちにするか迷った挙げ句、サラダにサラダをかぶせてしまった。

見るからに凄いボリューム感。チーズとソーセージが載っていて、食べ応えあり。
味も濃いめで、これはビールが進むサラダだ。テキサスに来てイタリアンサラダっていうのも変な感じだけど、これはこれでアリなマカロニウェスタン感。
シーザーサラダよりもこっちが当たりだった。

テキサス

さあ来ましたよ、名物ガーリックライス。

テレビ画面からもにおいが漂ってきそうだったけど、確かにすごいニンニクのにおい。これはやられる。
でも、これこれ。これですよ。

テキサス

店員さんが目の前でニンニクとタレを絡めて混ぜてくれるパフォーマンスつき。
見事な二丁スプーンさばき。これがさらにニンニクのにおいを漂わせるんだよなぁ~。

テキサス

というわけで完成、いただきます。

お~、きたきたきた。ニンニク襲来。
あ、でも、もっとニンニクの辛味がガツンと来る感じを想像していたら、むしろほんのり甘味を感じるやさしいお味。
こんなガーリックライスは初めてだけど、うまいじゃないか。

テキサス

ここで本命登場。テキサスリブステーキの 300g、ミディアムレア。
このボリューム感、この破壊力。

うお~、これは...いかんいかん、これはいかんやつじゃないか。

テキサス

粒マスタードにニンニクといった薬味類が傍に控える。
なるほど、これだけの量のステーキを、この薬味でいろいろと切り口を変えながら楽しめるわけか。

どーれ。

テキサス

うぉぁ...肉だ肉だ。
まごうかたなき牛の赤身肉だ。

この肉、思ってたよりずっと柔らかいし、脂が乗っている。
こういうウェスタンなステーキハウスって、肉質よりもとにかく量!という感じでちょっと歯ごたえのある赤身肉であることが多いけど、ここのリブステーキは本当にジューシー。
うん、こいつはなかなかいい肉だ。

いいじゃないか、いいじゃないか。
ステーキを粒マスタードで食べるというのも初めてだけど、これもいい。
はるばる津田沼にまで来た甲斐があるってもんだ。

テキサス

いちいちキコキコやって食うのが面倒になってきた。サイコロにしちまうか。
ニンニクはちょっと載せすぎたけど、でもそれがまた、たまらん。

うまいステーキを食ってる瞬間って、本当に幸せだよなあ。

テキサス

よ~しよし、拍車がかかってきた。
ガーリック・オン・ガーリック。知っててダブらせていくという攻め食いだ。
ガツンと力強い肉を、やさしいガーリックライスが受け止める。我ながら完璧な組み合わせだ。

ひたすら食うしかない、食い進むしかない。
月の荒野を爆走する幌馬車隊のように。

テキサス

最後はホットコーヒーで〆。ゴローちゃんと違ってこの後仕事が待っているわけでもないから、ステーキの余韻をゆっくり堪能できます。
ニンニク臭くなるのが分かってたから、金曜夜を狙って来たのもぬかりなし。

それにしても、腹が一杯だ。これ以上はもう食べられない。
今、俺の中で試合終了のゴングが鳴り響いている。

深夜じゃなくても、このステーキは反則級のうまさだった。

テキサス

店内には松重さんと店長役の和田正人さんのサイン、それに台本が展示されていました。
スペシャルドラマにもかかわらず、放送のほんの二週間前の収録だったようで、編集は突貫作業だったことが窺えます。

テキサス

それにしても満足度の高いステーキだった。食った食った。

機会があれば支店のほうにも行ってみたいなあ。
肉を食いたきゃ、テキサスを目指せ。ガンマンとなってリブステーキを狙い撃て。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ スペシャル版 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 00:08 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/02/03 (Fri.)

松本 石臼挽き純手打ちそば 榑木野

私が松本方面に出張に行ったときによく立ち寄る蕎麦屋がこちらになります。

石臼挽き純手打ちそば 榑木野

榑木野

松本の駅舎に入っている蕎麦屋。市街地を探せば他にもうまい蕎麦屋はいくらでもあるでしょうが、私が出張するときはたいてい時間に余裕がないことが多くて、それでも長野まで来たからには蕎麦を食べたい、という欲求に的確に応えてくれるのがこのお店。朝 7 時半から夜 9 時までやっているので、出張帰りの特急待ちの時間とかランチタイム過ぎの半端な時間でもサクッと利用できるのがとても貴重です。

なお難読な店名は、「くれきの」と読むようです。

榑木野

外観に反して年季を感じる店内は、テーブル席の他に相席前提の長テーブルがあり、独りでの利用時にはたいてい長テーブルのほうに通されます。
蕎麦のお品書きはオーソドックスなものを中心にしつつ、期間限定ものや朝メニュー、ランチメニューなどが用意されています。

榑木野

蕎麦以外にも長野県内の地酒がたいへん充実していて、非常にソソられる。昼間っから天ぷらやみそ田楽をつまみにしっぽり飲ってるおじさんも珍しくなく、ゆっくり食べてる時間がないことが多い私はいつも悔しい思いをしています。

榑木野

今回いただいたのは「活穴子天ざるそば」。いつもは鴨せいろやとろろそばを頼むことが多いですが、前回来たときに他のお客さんが食べていたのがとてもおいしそうだったので(笑

榑木野

皿からはみ出しているこの穴子の大きさといったら!
ま、長野県で穴子が獲れるわけではありませんが(笑

榑木野

大きいだけでなく揚げたてでフワフワ、ホクホクの穴子。おいしいです。

榑木野

でもやっぱりこの店では蕎麦が主役。本場に来たからには冬でもかけではなくざるを食べないともったいない。
キーンと冷たさが伝わってくるほどよく締められた蕎麦は、細めで喉ごしもよく、とてもおいしい。東京で食べる蕎麦とは別物だと感じます。

榑木野

最後は蕎麦湯でホッと一息。

東京にあるような駅蕎麦と違って、市内にちゃんと店を構えているところの支店というだけあって、蕎麦がちゃんとしてる。駅舎で食べられる本格蕎麦、貴重な存在です。単価がやや高めだけど、立地と蕎麦のレベルを考えれば納得。
今度はちょっと時間のあるときに来て日本酒をクイッといきつつ〆の蕎麦、とかやってみたいなあ。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:38 | Gourmet | Udon & Soba | コメント (0) | トラックバック

2017/01/29 (Sun.)

品川区西五反田の一人焼肉

正月に放送された『孤独のグルメ』スペシャルドラマを観て以来、私の中で焼肉食べたい欲が高まっています。ゴローちゃんが食べ損ねた「つるや」の映像を見たら、改めて食べたくなってしまって...。でも、今の「つるや」は当時以上の人気店となってしまったようで、予約なしだと開店前の行列に並ばないともう入店すらできないっぽい。これはハードル高いなあ、と悩んでいたんですが、そういえば一人焼肉で気になっていた店があったんだったということを思い出して、試しに行ってみました。

ひとり焼肉ニッチ!

ひとり焼肉ニッチ!

五反田にある大崎郵便局(まぎらわしい)の斜向かいあたりに、一年ほど前にできた「一人焼肉」に特化したお店。看板のインパクトが強すぎて、これは一度行ってみるしかないと思っていたのでした。芝浦の食肉市場が近いせいか焼肉店の競争が激しい五反田界隈にあって、あえて「一人焼肉専門」という独自性を打ち出してきているのは面白い。
しかし一人ちゃんこ一人すき焼きまでこなしてきた私にとって、一人焼肉なんて今さら怖くも何ともありません(ぉ

ひとり焼肉ニッチ!

店内は全席カウンターのみ、それぞれに専用の七輪と煙突が備えられています。確かに、この態勢ならば目の前の焼肉だけに集中できる。

が、私が入店したところ、私以外にお客さんはおらず、事実上の貸し切り状態。まさに完全なる「一人焼肉」をすることになろうとは、店に来るまで思ってもいませんでした(;´Д`)。

ひとり焼肉ニッチ!

注文は食券制。肉は基本的に盛り合わせメニューとして用意されています。焼肉ってついつい追加注文して高くなっちゃうことが少なくないけど、食券制であらかじめ支払ってあればそれ以上になることはないから、確かに安心かも。お店としてもそうやって回転率を上げたいという意図もあるんでしょうが。

ひとり焼肉ニッチ!

メニューはちょっと迷ったけど「牛ブタとり盛合せ」にしてみました。焼肉で牛以外を食べるのは邪道だとは思っているけれど、そもそもメニューが少ない中でこの店の味を知るなら、盛り合わせのほうが良いかと思い。
牛・豚・鶏が各二種ずつ×塩・タレで合計 12 枚入っています。これにハイボールとキムチを注文しました。キャベツはサービスとのこと。

ひとり焼肉ニッチ!

まずは塩から焼いていきます。

一人焼肉って、相手に気を遣ったり逆に肉を多く取られないよう警戒しながら食べなくてもいい反面、とにかく焼いて食べての自転車操業がなんだか忙しいんですよね。今回も、そんなせわしなさを感じながら、どんどん焼いて食べていきます。

ひとり焼肉ニッチ!

ここの牛肉は「経産牛」、つまりお産を終えた雌牛を使っているそうです。一般的に経産牛は味が落ちると言われますが、私も年齢的にサシさえ入っていればうまいという歳でもなくなってきたので、程良い赤身感がなかなか美味しい。肉の柔らかさは丁寧にスジ切り処理をした結果かなという印象ですが、経産牛のイメージとは違って、これはアリ。
ただ、豚と鶏はまあ普通かな...これは牛ヒレ盛り合わせのほうが良かったか。

ひとり焼肉ニッチ!

塩を食べきったところで、続いてタレを網に載せていきます。
炭火って火の勢いにムラが出やすいから、ちょうど良い焼け具合のところを探すのがなかなか難しい。

ひとり焼肉ニッチ!

牛ヒレがタレにしっかり漬け込まれていて、味がよくしみていて美味しい。この店は牛ヒレのタレが正解だったか。
素材の良し悪しもあるけど、こうやって手をかけることで肉っておいしくなるんだなあ。

ひとり焼肉ニッチ!

お会計を済ませた後、退店時に口直しのコーヒーがついてきました。ガムじゃなくてコーヒーというのは珍しい。

それにしても、結局最後まで他のお客さんが入ってこなかった。
一人焼肉には全然抵抗がないつもりだったけど、それも他のお客さんがいて活気のある店内なら楽しいのであって、静かな店内で完全に一人、というのはいくらなんでも寂しいなあ。

あの牛ヒレはアリだと思ったけど、次に私が行く機会があるまでに、この店は残っているんだろうか...。

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投稿者 B : 21:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/01/28 (Sat.)

六本木 ぶどう酒食堂さくら

ちょっと遅めの新年会に、以前から行ってみたかったお店へ行ってきました。

ぶどう酒食堂さくら

ぶどう酒食堂さくら

六本木通りから一本裏に入ったところにある、ワインメインのダイニングバー。かねがね行ってみたいと思っていたので、この機会に利用してみました。
上記はここが入口だと思って写真を撮っていたらどうやら裏口だったらしく(ぉ)正しい入口はこの左手奥にあります。パン屋に併設されているレストラン風で、ちょっと分かりづらい(;´Д`)ヾ。

ぶどう酒食堂さくら

「ぶどう酒食堂」を名乗るだけあって、ワインリストが本当に豊富。味の傾向も具体的に示されているので、詳しくなくても安心して頼むことができます。もちろんスタッフのおすすめに従っても間違いありません。

ぶどう酒食堂さくら

まだギリギリ新年だから、乾杯はスパークリングワインで。ロゼだと特別感が出ますね。目の前で順々に注がれると、気分が高まってきます。

ぶどう酒食堂さくら

料理は何にしようかな...と迷っていたら、「今日のオススメのお魚はいかがですか」と、見るからにうまそうな鮮魚たちがやってきました。この日のオススメは、手前からアジ、ヒメジ、メジナ、アカハタ。どれも艶が良くて本当に美味しそう...くっください(

とりあえず鮮魚はキープしつつ、他のものも頼んでいきます。

ぶどう酒食堂さくら

まずはおつまみ的にこのお店の名物でもあるピンチョスを盛り合わせで。ワインの進む味つけな上に、見た目にも楽しい。

ぶどう酒食堂さくら

そういえばフォークやナイフがないけど...?と思ったら、各テーブルの引き出しにズラリと並べられていました。これだけあればいくらでも食べられます(違

ぶどう酒食堂さくら

おつまみ系は引き続いてイカのフリットと、

ぶどう酒食堂さくら

朝採れ三浦野菜のグリーンサラダ。三浦野菜...三浦半島ってそんなに野菜が有名なんですね。確かにこの蕪や大根をふんだんに使ったシャキシャキのサラダ、おいしい。

ぶどう酒食堂さくら

そしてピザ。超スタンダードなマルゲリータだけど、この白いモッツァレラチーズがもちもちしていて、すごいおいしい。味のバランスも絶妙で、これは気に入った。

ぶどう酒食堂さくら

こんなの出されたらスパークリングワインなんてあっという間になくなってしまうわけで、白ワインへと進まざるを得ないわけです。
魚介や野菜に期待が持てそうなので、ここはミュスカデで。

ぶどう酒食堂さくら

そこへどーん!とやってきたのが、さっき調理をお願いしていた鮮魚。アカハタをエビ、ホタテ、オリーブと一緒にアクアパッツァにしてもらいました!
アクアパッツァってシンプルなんだけど、魚介のうまみが濃縮される感じで、うまいよなぁ~。これは幸せ。

ぶどう酒食堂さくら

からの、焼き牡蠣。本当は生がいいけど今季は感染症が流行っているから、焼きでガマン。
それでもおいしくてワインがスルスル入っていきます。最終的に何杯飲んだか忘れてしまいました(笑

ぶどう酒食堂さくら

パスタは生パスタと乾パスタそれぞれにメニューが用意されているというこだわり。というかこの店、ワインリストだけでなくフードメニューもむちゃくちゃ豊富で、10 回来ても全部食べ尽くせないんじゃないかというくらい。
この生パスタは乾パスタにはないもちもちした食感が楽しい。生パスタって通常家では食べないので、生パスタを出してくれるお店があると嬉しくなりますね。

ぶどう酒食堂さくら

パルミジャーノ・レッジャーノのリゾット。大のチーズ好きとしては、これにさらにパルミジャーノをどさっとかけていただきます。
チーズの濃厚な香りとコクと塩気がたまらない。これもおいしいです。

ぶどう酒食堂さくら

そういえばここまでほぼ肉を食べていなかったのを思い出し、ローストビーフを追加。温泉卵が添えられているのがさらに幸せ。

ぶどう酒食堂さくら

そーなると赤ワインが欲しくなってしまうわけです。

ぶどう酒食堂さくら

さらにピザおかわり。この店のピザはモッツァレラチーズが本当に絶妙なんだなあ。
でもさっきのと違って牛肉とオリーブが加わることで、さらに濃厚なお味に。これもうまいなー。

ぶどう酒食堂さくら

デザートはグルマン。「食いしん坊」という名のチョコレートケーキとアイスクリーム、私にピッタリじゃないですか(ぉ
こちらは同じフロアにあるケーキ店「ココアンジュ」から仕入れているようで、どおりで並のダイニングバーとは違う本格的スイーツ。

いやあ、期待通り、最初から最後までおいしかったし、楽しかった。
これだけ飲み食いしたにもかかわらず、お会計が思ったほど高くなかったのも嬉しいところ。

ここは自分のレパートリーの一つに加えたいお店ですね。ワイン好きの友人を連れてまた来ようと思います。

ごちそうさまでした。
お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

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投稿者 B : 22:44 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/01/22 (Sun.)

神保町 カリーライス専門店 エチオピア

今日は全国的にカレーの日として定められているそうですね。
だからというわけではありませんが、久しぶりに神保町方面に用事があったので、以前から行きたかったカレー店に行ってきました。

カリーライス専門店 エチオピア

エチオピア

神保町と言えば石を投げれば古書店かカレー店にあたる、というくらいカレーの聖地です。私もこれまでにボンディガヴィアルには行ったことがあり、ボンディはその後他の支店にちょくちょく通うほどのファンになりましたが、神保町自体に来る用事が滅多になく、それ以外のお店が開拓できていませんでした。

この「エチオピア」はその名が示すとおり、ボンディを起点とした神保町欧風カレーとは一線を画したカレー専門店。まあ、エチオピアってアフリカだからカレーとは特に関係ないけど(笑、元々は喫茶店で、この店名はコーヒー豆の産地から取ったとのこと。

エチオピア

店内は 1F と 2F に分かれていて、1F はカウンターと二人掛けのハイテーブル中心、2F はテーブル席中心になっています。有名店だけあってお昼時は満席、大行列というほどではないけど常に 2~3 人が待っているという状況。私も 1F の行列の後ろに並び、順番が回ってきたところで券売機で食券を購入。

エチオピア

席に着いたところですかさず提供されるじゃがバター。ボンディとは関係のない店だけど、やっぱり最初にこれを出すのが神保町流ということなんでしょう。しかもこのじゃがいもはおかわり自由。まあここで欲張ると後のカレーが十分味わえなくなりますが...。

エチオピア

そしてカレーの登場。ここのカレーはチキン、ビーフ、野菜、エビ、豆の五種類があるようですが、こういうスパイス満載系のルウならチキンと相性がいいはずと思いシンプルにチキンカレーの大盛りを注文しました。いろいろ選べる辛さはとりあえず「三倍」で。
が...出てきた瞬間、このライスの土手の高さに軽くのけぞり(;´Д`)ヾ。けっこうお腹が空いてたから欲張っちゃったけど、ここの大盛りは普通の店の特盛りくらいありそうですね。他のお客さんもライスは少なめとか普通盛りで少し残したりとかしているようだし、もう少し様子見て頼めば良かった...。

エチオピア

でもこのスパイスたっぷりのルウ、なかなか。ボンディの旨味とコク系のルウとは全く違う方向性の、さまざまな香辛料が入り交じった複雑な刺激が味覚に楽しい。しかしそのせいでこの寒いのに前身からどっと汗が噴き出してきて、暑いのなんの(;´Д`)。このカレーはまるで「食べるデトックス」。スパイス系のカレー店も数あれど、この店のはちょっと抜きんでていると思います。

エチオピア

ランチタイムは食後のサービスとしてアイスクリームがついてきます。日によって味が異なるようですが、この日はチョコ。スパイスでホットになった口の中と全身が、おかげで落ち着いていきます。

個人的にはボンディ系のほうが好みかなあとも思うけど、神保町カレーのイメージを覆す、いいカレーでした。
機会があれば神保町の他の名店も巡ってみたいところです。

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投稿者 B : 22:00 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/01/18 (Wed.)

あるでん亭 2017

先週末、銀座に行く用事があったので、久しぶりにソニービルのあるでん亭で食べてきました。

あるでん亭|ソニービル

あるでん亭

ソニービルでは現在、最後の特別展示である「It's a Sony 展」をやっているところ。これが終了するのに伴ってソニービル自体が一時閉館してしまうため、このあるでん亭でスパゲティが食べられるのもあとわずかの期間になります。このお店の昔からのファンとしては、春までの間に銀座に来る用事があったら欠かさず食べて帰りたいくらいなんですが、最近なかなかこっち方面に用がない(´д`)。

銀座なら他にも有名店はたくさんありますが、あるでん亭には根強いファンが多いようで、休日のお昼時にはお店の外に少し行列ができてしまうほど。なので、今回はお昼のピークを迎える前にお店に入りました。

あるでん亭

この細長い厨房で手際よくパスタを作っていく様子も、もうすぐ見られなくなっちゃうんだなあ...と思うと、この一瞬すらとても大切に思えてきます。熟練した料理人の仕事って、つい見とれてしまいますよね。

あるでん亭

この店の思い出の数々。いろんな写真がありますが、この中に複数枚、しかもいずれも違う日に撮られているアロンソの写真が並んでいるというのが驚異的(笑。アロンソは本当にこの店が好きだったんだなあ、ということがよく分かります。右下にはジェンソン・バトンの写真も貼られていますが、これはお店に来たわけじゃなくてマクラーレン・ホンダの体制発表会の写真が貼られてるだけですよね(笑

あるでん亭

お店の入口近くには、アロンソの他にサッカー日本代表のザッケローニ元監督や現在は国内スーパー GT に参戦中のヘイキ・コヴァライネン、タレントの峰竜太さんやお笑い芸人で芥川賞作家でもあるピース又吉さんなど有名人の写真がギッシリ。ザック監督は日本代表退任後も訪日時にはたびたび訪れているようですし、コヴァライネンなんて昨年 11 月にも来てるし新宿店にまで行ってるしアロンソ以上にあるでん亭好きすぎやろ!という感じ(笑。本場のパスタを食べてきた人々に愛されるほどの店である、というのがよく分かります。

あるでん亭

今回食べてみたのはほうれんそうベーコン、通称「ポパイ」。先日新宿店に行ったときに何人かのお客さんが立て続けに注文していて気になっていたんですよね。
見た目は何の変哲もないほうれん草とベーコンの入った塩系スパゲティ。でも私は変に変わり種の具が入ったものよりも、こういう超シンプルかつオーソドックスなパスタが大好きです。

あるでん亭

塩系のパスタだとついペペロンチーノのようにストレートにパンチのある味を想像してしまいますが、このポパイはそれとは対照的な、優しい味。ペペロンチーノほど鷹の爪・ニンニクがガッツリ入っていないのと、代わりにコーンが入っているのがこのほんのり甘くて優しい口当たりを醸し出しているのでしょう。まるでイタリアの家庭料理のような、年齢や好き嫌いを問わずに食べられる懐かしさを感じます。イタリア行ったことないけど。

あるでん亭

そしてエスターテ。ペペロンチーノに茄子としめじを加えたような感じで、こちらはイメージ通りのしっかりした味。同じ塩系でも、ポパイとは全くキャラが違います。でもこれもおいしい。

あるでん亭

こちらはペペロンチーノ、カルボナーラと並んでこの店の私の三大好きなメニューに含まれるロレンツァ。サワークリームが普通のクリームパスタとは違った爽やかさを感じさせてくれるのに加えて、上に乗ったこの黄身が何とも言えず幸せ。黄身を崩してサワークリームとよく混ぜて食べるのがポイントです。

あるでん亭

定番中の定番カルボナーラ。生クリームを使わずに卵黄だけで作られた濃厚さがいいんだよなあ。生クリームと卵黄のどちらが身体に悪いか、という議論はこの際置いておくとして(ぉ

この店のパスタは定番系の完成度が高すぎて、たまに来る程度だとなかなか新メニューに冒険しようと思えないのが悩ましいところ。会社の近所にあったら毎週でも通うのに。

あるでん亭

食後はエスプレッソで〆。
今日もおいしかったなぁ~。

あるでん亭

ソニービルの閉館まで、あと二ヶ月あまりとなってしまいました。閉館までにあと一回来れるかなあ...。
なお、閉館後の移転先に関する案内はまだ出ていませんでした。移転するのか、それともなくなってしまうのか。いずれにしても 3 月くらいには今後についての案内が出ると思うので、ちょっと注視していたいと思います。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:55 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/01/14 (Sat.)

東京都中野のレバにら炒め

「おお、空腹を幸福に変える中華景色だ」

蔡菜食堂

久しぶりの『孤独のグルメ』聖地巡礼。年始に放送された「お正月スペシャル」に登場した、中野の中華の聖地にさっそく行ってきました。
JR 中野駅から割とすぐ、マルイの真裏にあるこぢんまりとした中華料理店。真っ赤な壁面に「蔡」だけフォントが異なる店名が良い味を出しているじゃないか。

上海家庭料理。
看板を見た瞬間、俺の中華魂に火がついた。

蔡菜食堂

蔡菜食堂

上海料理って、何があるんだっけ。

クリアフォルダに入ったレギュラーメニューの他に、ホワイトボードは日替わりメニュー系。
私はこのホワイトボード前の席(ゴロー席の左隣)でしたが、劇中のような女性客は少なく、残念ながら女性から熱い視線で見つめられることはありませんでした(ぉ

しかし、エビ、アワビ、ニンニク...魅力食材のオンパレード。いきなりグッとこさせるじゃないか。
腹の虫たちも狂喜乱舞している。

劇中で宮崎美子さんが演じていた店員さんは、中国出身の気さくで優しげなおかあさん。
「青菜の水餃子と...」と注文しかけたところで我々が巡礼客だとすぐに解ったらしく、「ああ、それとこれとあれね」的な話の早さ(笑

蔡菜食堂

乾杯は久住さんに倣ってスパークリングワイン。ちょっとした新年会を兼ねた集まりだもの、こういう特別感があったっていいじゃないか。
泡で気分が高まったところで、よ~し、あとは食うだけだ。

蔡菜食堂

で、いきなりスペアリブの黒酢ソース炒め。
他にもいろいろ頼んだけど、調理や盛り付けの都合でいきなりメインっぽいものが最初に登場(笑

五郎's セレクションではないけれど、これ食べたかったんだよなあ~。
この黒スペアリブ、ちょっと甘口の濃い味で、期待を裏切らない。肉にみっちりとこのソースが染み込んでいる。

メニューの星空からこれを選んだ俺、ナイス。

蔡菜食堂

順番が前後した感じでおつまみセットの登場。
メニューにも書かれていた前菜系から、アンチョビカレーポテトサラダ、揚げピーナッツ、新緑ザーサイ、お麩と木耳(きくらげ)の醤油煮、地鶏の老酒蒸し、菜の花のおひたしの六点。ザーサイはイメージと違う緑色っていうのが見た目通り新鮮だし、麩を木耳とこんな風に煮込んだのって食べたことがないし、ポテサラにアンチョビとカレーという組み合わせもそれは中華なのか?と思わなくもないけど、どれもお酒が進む進む。

これが上海家庭料理なのか。
酢豚エビチリとは、別世界交響曲。

蔡菜食堂

こんなおつまみセットを出されたら、そりゃあ紹興酒を頼まないと失礼というものでしょう。
甕から瓶に移し替えて出された感じの紹興酒が、なんだか気取らない感じでうまい。

蔡菜食堂

そこへ青菜の水餃子。
基本は三個セットだけど、一人二個×人数分にして最初から取り分けて出してくださいました。

青菜の餃子なんて初めて聞いた。
また新しい餃子の扉が開かれた。

蔡菜食堂

柔らかい皮の中から、ムギュッと凝縮された挽肉と青菜がこんばんは。
ニラとは全然違う、さわやかだ。青菜が餃子に合うとは大発見だ。

スープがこれまた優しい味で、まるでこの店の雰囲気をそのまま溶かし込んだかのようだ。

蔡菜食堂

こちらは白切鶏(バイツェーチ)。中華料理の定番のひとつと言えばやっぱり蒸し鶏。
ゴローちゃんは小を頼んでましたが、こちらは人数もいるので大で。
まさに「パクチーの森」と称したくなる大盛りは、パクチー好きにはたまらんぞこれは。

おぉ~、蒸したてだ。これはうまい鶏だ。
一口に蒸し鶏といってもいろんな味つけがあれど、この白切鶏はパクチーとニンニク醤油と鶏が渾然一体となって、強烈なパンチを放ってくる。

これはクセになりそうだ。いいぞいいぞ。

蔡菜食堂

おかあさんのオススメに従って青菜炒めもいただいてみました。気をつけないとタンパク質祭りを開いてしまうところだった(笑
シンプルな炒め物なのに、ニンニクが効いていてこれまたうまい。さっきの優しい水餃子とはまた違った青菜の一面を見た。
これもお酒の進む一皿だなあ。

蔡菜食堂

こんな青菜炒めを出されたら、紹興酒もあっという間になくなるというものでしょう。
というわけで、紹興酒おかわり(笑

蔡菜食堂

五郎's セレクションから、トマト卵炒め。これぞ中国家庭料理の真髄とも言えるザ・シンプル。

ほ~ら、うまい。甘くてうまい。
トマトと卵だけで勝負してる潔さがいい。
これは俺、大好きかもしれない。

蔡菜食堂

そして「ふらっと QUSUMI」に登場したあわびシイタケ炒め。
ぷりっぷりのアワビをふんだんに使った贅沢メニュー。これはシイタケが苦手な私でもうまい。
思わず表情がほころびます。

蔡菜食堂

青島ビールだって欲しくなるというものです。
やっぱりこういう中華なら、日本のビールよりも中華ビールだよなあ。

蔡菜食堂

気になったメニューから一つ、海老と豆腐のうま煮。
こういうシンプル極まりない料理って逆に難しいものだけど、これは豆腐に海老と中華のうまみがうまい具合に乗っていて、おいしい。

うん、上海家庭料理、なかなかに楽しい。

蔡菜食堂

ここで真打ち、レバにら炒めがついにおいでなすった。

レバー、でかし。照りもよし。
食欲がギンギンにかき立てられているなう。

見た目は普通のレバニラだけど、このレバーが、レバーが!
表面は普通に焼けているのに、噛みつくと薄皮がぷちっと弾けて中からとろけるようなレバーが。
こんな食感のレバニラ、生まれて初めて食べたかも。

このレバー、すごい。すごすぎる。
これをレバニラというなら、俺が今までの人生で食ってきたレバニラをなんと呼べばいいんだ。

蔡菜食堂

これは酒を煽るレバニラだ。
思わず、赤ワインをボトルで入れちゃったじゃないか。
中華を食べに来てここまでガンガン飲むこともそうそうない。それくらいテンションの上がる中華。

蔡菜食堂

ワインをもらったらさらに食欲がノッてきたぞ。
というわけで、ここでまさかのレバにら炒めおかわり(ぉ
やっぱり、二皿目も同じくうまい。

なるほど、このレバニラ、タレがやばいんだ。
このタレ、レバー、ニラ、三位一体の破壊力。
俺は今、心の底で待ち焦がれていた人と、運命の出会いを果たしている。

蔡菜食堂

〆は久住さんも食べていた、ナンプラーとアンチョビの焼そば。中華にアンチョビを使うという発想が意外だけど、上海料理なら魚のうまみが活きないわけがない。
日本のソース焼そばとは似て非なる、深みのある味。これもまた、おいしいです。

蔡菜食堂

デザートはまず、杏仁豆腐。

見た目はまあ普通だけど、味のほうは...これまた、いたって普通(笑

蔡菜食堂

さらにごま団子。
とはいっても我々が「ごま団子」と言われて想像するのとは全然違う。
見た目は、単なる白玉。

もちもちっとした白玉の中に、ほんのり甘いごま餡が入ってる。なんだか、かわいいデザート。
味のほうは、これまたこの店らしい、やさしくてかわいらしいお味。

上海風ごま餡団子、おおいに気に入りました。

蔡菜食堂

ああ、食欲のクールダウン。お茶はあったかいけど。
満足度の高いお店だったなあ...そのせいで、いつもの聖地巡礼以上に食べ過ぎたし、飲み過ぎた(;´Д`)ヾ。
でも、おいしかったからいいか。

ありふれた家庭料理の中にこそ、本当にうまいものが隠れている。
それはきっと、世界中どこでも同じなんだろう。
そのことを、町の小さな中華屋さんが教えてくれた。

町中華の鑑のような店だったなあ。
ここはいずれまた来たい。次回は、ニンニク芽と豚肉炒めなんて美味しそう。オーソドックスに焼き餃子と炒飯なんかもいいな。

本当にごちそうさまでした。

孤独のグルメ スペシャル版 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/12/29 (Thu.)

イタリアンバル UOKIN

2016 年最後の忘年会でこのお店に行ってきました。

イタリアンバル UOKIN 新橋店

イタリアンバル UOKIN

その名の通り海鮮系中心の居酒屋「魚金」グループ。ちゃんと美味しいのにリーズナブルだからとても好きなんですが、それ故に予約が取りづらい。そんなわけで久々の魚金チェーン店、今回は魚金の中でもちょっと珍しいイタリアンバル業態のお店です。
新橋の飲み屋街にありながら周囲とは少し雰囲気が違う店構えですが、よく見るとおなじみの「魚金」ロゴが出迎えてくれます。

イタリアンバル UOKIN

飲み放題コースで予約していたところ、着席するや否や飲み物よりも先に料理が運ばれて来始めました(汗。
このイタリアンカラーを彷彿とさせる鮮やかな料理は「具沢山ミックスサラダ」。ガラス製のボウルが夏感ありますが(ぉ)、見た目にも楽しい一皿です。

イタリアンバル UOKIN

名物カルパッチョ盛り合わせ。鯛、サーモン、鰯、ハマチなど私の好きなネタのオンパレード。これは嬉しい。
普通の和食系「魚金」なら刺盛りで出てくるところでしょうが、たまにはこういうのもイイですね。

イタリアンバル UOKIN

そしてアフェタートミスト(生ハムとサラミの盛り合わせ)。
イタリアンおつまみの定番中の定番ですが、ちゃんとオリーブオイルと黒胡椒をかけて出してくれるのがいい。

ところで飲み物はまだですか(ぉ

イタリアンバル UOKIN

ここでようやく飲み物が届きました。飲み放題メニューにスパークリングワインがあると、まずは生ビールじゃなくてこっちを飲みたくなるというもの。
折しも今日は忘年会を兼ねた某氏のお祝い会でもあり、おめでたい門出に乾杯!

イタリアンバル UOKIN

それから今が旬の生牡蠣。例年以上にノロが流行っている今はちょっと身構えてしまいますが、魚金なら大丈夫でしょう(大丈夫でした!)。
牡蠣は焼き牡蠣やフライもいいけど、やっぱり生が一番ですよね~。

イタリアンバル UOKIN

からの、本日のフリット盛り合わせ。ワカサギとイカのフリットでした。
ちょっと濃いめに味付けられていて、これはお酒が進むなあ。

それにしても、料理がどんどん運ばれてくるのでこちらもどんどん片付けていかないとテーブルに乗らなくなってきました(汗

イタリアンバル UOKIN

とはいえ、料理が進むとお酒も進む。
ワインはシャルドネに移行してみました。今日のメニューは全体的に白ワインな気分。

イタリアンバル UOKIN

そこにパスタがやって来ました。こちらは九条ねぎと柚子のペペロンチーノ。
ねぎと柚子の香りが爽やかで、スルスル食べられてしまうサッパリ系ビアンコスパゲティ。

イタリアンバル UOKIN

加えて、牛スネ肉のトマト煮込みリガトーニ。今回唯一のガッツリ系肉。
ごろごろっと入ったスネ肉がとても柔らかく、トマト味と食べでのあるリガトーニとの相性抜群。これとても気に入った。

イタリアンバル UOKIN

そしてこれが本日のメインディッシュ。豪快オマール海老と白身魚のアクアパッツァ。
オマール海老がズガンと頭・爪つきで出てきて、具の盛りが良すぎて白身魚が見えていませんが、海老や貝の下層にほろほろになった鯛が隠れています(笑

こういう豪快かつ豪華な料理がお目見えすると、いよいよ年の瀬のパーティー感が出てきますね。

イタリアンバル UOKIN

そりゃあワインもおかわりしてしまうというものです。
(これ何杯目かよく憶えていない)

イタリアンバル UOKIN

〆のリゾットは、アクアパッツァのスープをそのまま使ってリゾットに仕上げてもらえました。
アクアパッツァの具を全部食べてしまった場合はプレーンなリゾットが出てくるだけですが、少し残しておくとこうやって具付きの豪華な盛り付けで出してもらえます。

魚介のうまみを全部吸ったリゾット、うっまーい!

イタリアンバル UOKIN

最後はバニラアイスでお口直し。ついでにまたスパークリングワインをおかわりしてしまいました(ぉ。

久しぶりの魚金、大満足でした。店員さんもフレンドリーな感じで楽しいし、イタリアンバル、イイじゃないですか。
これは他業態も行ってみたくなりますね。ビストロなんかも気になります。でも久しぶりに本流の魚金にも行きたいなあ...今から新年会の予約はさすがに取れないか(笑。

ごちそうさまでした。
今年も一年、お世話になりました。

関連ランキング:イタリアン | 新橋駅汐留駅内幸町駅

投稿者 B : 22:48 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/12/26 (Mon.)

羽根付き餃子と本格中華 蒲田 金春本館

この秋から機会を見つけて食べに行っている蒲田の羽根付き餃子三大名店巡り、你好歓迎と来て最後にこのお店に行ってきました。

金春本館 2 号店

金春本館

他の二店と同様、この「金春」も蒲田界隈に何店舗か展開しているようですが、京急側の本店は微妙に遠いので今回は JR 寄りの本館 2 号店に来てみました。東急側にはさらに「金春新館」という店舗もあるようですが、本館 2 号店と新館ってどう違うんでしょうか。純粋な支店とのれん分け、みたいな関係なんですかね。
JR 蒲田駅西口のごちゃっと飲食店が集まっているエリアの地下に 2 号店はありました。

金春本館

店内はけっこうオーソドックスな中華料理店の雰囲気。餃子が有名ですが、それに限らず中華料理の店なんですね。
菜譜を開くといきなり「金春の五心」という標語がどどーんと。偏見かもしれませんが、中華のお店でこういうのってあまり見かけないので、なんだか新鮮。

金春本館

私はそんなに昼から飲まない派なんですが、餃子が来ると分かっていれば話は違う。
遠慮なく昼麦酒、いただいちゃいます。

金春本館

そして羽根付き餃子のお出ましです。
パリッとしたしっかりめの羽根がついた六連の餃子がなかなかのインパクト。お皿からは当然はみ出しています。

金春本館

箸で羽根を割ってみると、ひとつひとつの餃子はやや小ぶりであることが分かります。
そしてここも蒲田の羽根付き餃子の例に漏れず、肉汁がジュワッとジューシー。見た目のコンパクトさを裏切るボリューム感だけど、ついパクパク食べられてしまいます。

金春本館

続いて「三鮮蒸し餃子」。こちらは羽根付きとは趣の違う、中華の本流ともいえるタイプ。
「三鮮」は肉、魚介(エビ)、野菜(ニラ)の三種類という意味かな?普通の餃子よりもうまみが凝縮されていて、皮のモチモチ食感との組み合わせも絶妙。これ、羽根付き餃子よりも気に入った。

金春本館

それから小籠包。ここの小籠包は皮が厚めで、小籠包というよりもマイクロ豚まんと言った方が相応しいかもしれません。
こちらも肉汁成分多めで美味。でもどちらかといえば餃子の完成度の方が上かな、という気がします。

金春本館

点心以外の料理もいただいてみました。こちらは軟骨の四川風炒め。
軟骨の唐揚げをタマネギと一緒に大量の唐辛子、花椒、ニンニクと炒めたもの。見た目はむちゃくちゃ辛そうですが、味はそこまでではなく、スパイスの香りと旨味が軟骨にガツン!と移っていてうまい。これ、好きな味。

金春本館

中華のお店で見かけたら頼まずにはいられない、海鮮おこげ。
目の前でジュワーとやってくれるお店も少なくないですが、ここのは最初から出来上がった状態で持ってきてくれました。
本来はパリパリのおこげが、海鮮のうまみをたっぷりと溶かし込んだ餡を吸ってしなしなになっていて...これもうまい。アツアツのうちにいただくのがポイントです。

金春本館

〆はチャーシュー麺(醤油)。麺は太めの緩縮れ麺でした。
万人受けする優しい味なんだけど、何とも言えないうまみが後を引く中華系醤油スープって、どうしてこんなにうまいんだ。歳を取るほど、こういうシンプルだけど奥深い味の良さが解っていきます。
これ、日常のお昼はこのラーメンと羽根付き餃子があれば、それで満足と言えそうな気がする。

金春本館

お腹いっぱい、調子に乗って食べ過ぎたくらい食べてしまいました。

餃子も良かったけど、それ以外の中華が侮れない本格派で、餃子目当てでなくても食べに来たい感じ。
羽根付き餃子だけなら個人的には歓迎がベストだけど、全体的な満足感は金春のほうが上かも。特に蒸し餃子、あれは良かった。

また食べに来たいと思います。今度は新館のほうにも行ってみたいかな。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:58 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/12/12 (Mon.)

五反田 トラットリア ロマーノ

たまーにランチにパスタが食べたくなる日があるんですが、五反田はガッツリ肉の店は多いのにイタリアンのお店はあまり多くない。まあ五反田にそういう店が建ち並んでいてもちょっと不釣り合いですが(笑)、数少ない中でも個人的にイチ押しなのがこちら。

トラットリア ロマーノ

トラットリア ロマーノ

駅前の路地をちょっと入ったところにある、地下のお店。外からだと店内の様子が分かりにくく、入りづらい立地ですが、お昼時にもなると行列ができています。この辺でスパゲティ食べようと思ったら他には五右衛門か喫茶店くらいしかないし、まあそうなりますよね。

店内は五反田とは思えないオシャレさで(失礼)、地下にもかかわらず明るい空間が作られています。基本的に女性客中心だけど、思った以上に男性客が多い。

トラットリア ロマーノ

テーブル席もありますが、おひとりさま用のカウンター席からオープンキッチンが眺められます。若くて溌剌としたスタッフが手際よく料理を仕上げていく様子は、見ているだけで楽しい。

トラットリア ロマーノ

ランチメニューはこんな感じで、パスタ三種、ピザ二種、肉 or 魚のプレートからの選択式。基本メニューは決まっているけど、使われる具は日替わりなので、飽きずに楽しめます。

トラットリア ロマーノ

ランチを頼むと、おかわり自由のパン(バゲット&フォカッチャ)が出てきます。各席にオリーブオイルが置いてあって、自由にパンにつけて食べられます。
こうなってくるとパルミジャーノチーズとワインが欲しくなってきますが、お昼時なので自重(笑

ちなみにパンは肉魚プレートだけでなく、パスタやピザにもついてくるので、炭水化物の採りすぎ注意。

トラットリア ロマーノ

トマトソースのパスタ「ロッソ」。この日はラグーと野菜のトマトソースでした。
パスタは細麺のスパゲティーニ。茹で時間短縮のためでしょうが、程良くアルデンテでスルスル食べられます。味つけもちょうど良い。しかも並盛りでもその辺のイタメシ屋の大盛りくらいの分量があり、ゴロゴロ入った野菜もボリュームがあって、かなりの満足度。大盛り無料だけど、これは並盛りでも十分かもなあ。

カルボナーラもけっこう気になってたんですが、他のお客さんが頼んだのを見る限りではトマトソース同様に野菜多め。私はカルボナーラの具はパンチェッタのみのシンプルなのが好みなので、トマトソースで正解だったかな。

トラットリア ロマーノ

日替わりピッツァ「モンテ」。この日はサラミとほうれん草、ミニトマト、玉ねぎ、モッツァレラチーズがトッピング。こちらもなかなか具だくさんで美味しい。
どのメニューを選んでも旬の野菜がふんだんに使われているので、野菜不足になりがちな平日のランチタイムとしてはありがたい。

トラットリア ロマーノ

こちらはお肉のプレート、豚肩ロースのソテーと季節野菜のロースト。
野菜も日替わりですが、この日は根菜がゴロゴロ入っていて野菜だけでお腹いっぱいになりそうなボリューム感。

トラットリア ロマーノ

豚肩ロースのソテーは、分厚いのが二枚。この圧巻のボリュームでランチ 1,000 円というのは驚くべきコストパフォーマンス。これ一枚分で 1,000 円取る店もザラにあるというのに。
ジューシーな豚ロースをバルサミコソースでサッパリいただけます。ただ、これ二枚は大の大人でもけっこうな量で、一枚半もあれば十分かも...とさえ思います。

お店の雰囲気とは裏腹に、リーズナブルでボリュームたっぷりのイタリアンランチ。雰囲気も味も良くてオススメ。
ただランチは全体的にボリュームが多くて途中で飽きがちなので、複数人で行ってシェアするのが正しいあり方のような気がします。

今度はディナータイムにも行ってみたいんだよなあ。

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投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/12/10 (Sat.)

西麻布 一歩 再訪

おいしい鶏をいただきに、久々に西麻布の一歩へ行ってきました。

一歩

一歩

六本木の繁華街からちょっと歩くと、西麻布の少し落ち着いた界隈にたどり着きます。どの駅からもちょっと遠いけど、だからこそ喧噪に煩わされることなく、静かに語らえる場所。そういうのもあってこのお店も気に入っているのですが、今回は久しぶりに訪れました。

一歩

とりあえずビール。お通しは鶏肉のチャーシュー的な煮込みで、柔らかくて味がよく浸みており、単品メニューとしても成立しそうなうまさ。
一杯目のビールがスルスルとなくなっていきます。

一歩

軽くおつまみ的にクリームチーズの味噌漬け。こういうチーズ系・珍味系おつまみに目がない私としてはどストライクな一品。
クリームチーズと味噌って、なぜだか妙に合うんだよなあ。発酵食品のハーモニー。

一歩

白レバーのムース。くさみがなくて、滑らかな舌触り。
焼鳥と軍鶏鍋がメインの店なのに、ここまでは和洋折衷的なアンティパストが続きます。

一歩

これは何だったか忘れたけど(ぉ、サラダ的な何か。美味しかったのだけは憶えてます(笑

一歩

で、そろそろここからが本番。飲み物は中々(焼酎)のロックに切り替えて、本格的な鶏肉攻勢に備えます。

一歩

焼鳥は、ささみのさび焼とねぎまから。
このお店が使っている軍鶏はジューシーなんだけど脂っこくなく、「ちょうどいい」感じ。ねぎまのネギも細身のを軽く焦げるくらいに炙ってあってちょうどいい。ネギのみずみずしさが残りすぎてるとベチャッとしちゃってイマイチなんですよね。

一歩

ヒザ軟骨もおいしい。
ここの焼鳥は基本的に一本 220 円。西麻布の真ん中でこのクオリティの焼鳥がこの値段、というのはとてもリーズナブルだと思います。

一歩

それから旬のギンナン。
焼鳥屋にあるとつい頼んじゃいますよね。

一歩

ポテトサラダがまた丁寧に作られていて、ふわふわの食感でおいしい。
これおかわりもらってもいいですか(ぉ

一歩

もも肉の唐揚げ!これは以前来たときに気に入ってしまい、絶対また食べようと思っていたやつ。
しかもここしばらく美味しい唐揚げが食べたいと思っていたにも関わらず、ランチで入った定食屋のおいしい唐揚げがそういうときに限って売り切れだったりして、ものすごく唐揚げに飢えてたんですよね(笑

ジューシーな鶏肉にちょっと濃いめの味つけで、カラッと揚げたてをいただく。ここの唐揚げに並ぶレベルの店はそう多くないんじゃないでしょうか。
焼鳥屋でありながら、メインの焼鳥よりもうまいと思えてしまう唐揚げ。鶏唐好きとしては、この上ない幸せ。

一歩

想像したのとは違う見た目で登場した、自家製コロッケ。
コロッケ自体ももちろん美味しいんですが、ホワイトソースを絡めて食べるとクリーミーさが増してさらに美味しい。

一歩

最後の〆は「なめらかプリン」。一日六食限定なので、予約するときにコースではなくまずこのプリンを予約しました(笑
卵そのものの味を活かした濃厚なプリンで、甘い物好きでなくてもこれは幸せに浸れます。下手な専門店を凌駕するレベルで、お世辞抜きでこれを食べるためにこの店に来てもいい、と思えます。

今回も、どの品もとても美味しかった。
料理にハズレがなくて、しかも落ち着ける場所で、改めてこの店は自分の中でも「とっておきの店」の一つだなあ、と思いました。
今度は誰を連れてこようかな。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:33 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/12/07 (Wed.)

「3 月のライオン Cafe」に行ってきました

東京駅方面に出る機会があったので、気になっていたカフェに足を運んでみました。

3 月のライオン Cafe

3 月のライオン Cafe

『3 月のライオン』、私は原作コミックは読んでいなかったのですが、読んでいる友人の評価がとても高くて気にはなっていました。そしたらこの 10 月からアニメ化されるというじゃないですか。しかも制作はシャフトということで、これは観るしかない。で、観てみたら期待以上に面白いじゃないですか。シャフト的な記号化された表現が少なく、原作(読んだことないけど)の世界観を尊重して丁寧に映像化された感じ。ストーリーは重めなんですが、決して居心地の悪くない世界観が気に入ってしまいました。

その『3 月のライオン』のコラボカフェが 10 月から丸の内の KITTE 内「マルノウチリーディングスタイル・カフェ」で営業中。近年、アニメに限らずプロモーション目的のコラボカフェ、増えてますよね。

3 月のライオン Cafe

店内は明るく柔らかい雰囲気で、中に『3 月のライオン』のキャラクターイラストや川本家のネコたちのぬいぐるみがたくさん飾られています。
そして、お客さんは 90% 女性...これは、個人的には居場所がない感じ(;´Д`)ヾ。男性もけっこう読んでる/観てる作品だから三割くらいはいるかなーと思っていたけど、甘かった。

3 月のライオン Cafe

コラボメニューはこんな感じ。『3 月のライオン』は一応将棋マンガだけど、劇中での扱い的には将棋よりも料理の方が登場頻度が高いというくらい、食べ物が劇中で重要な役割を果たしています。しかも、どれもやたらうまそう。個人的にはグルメマンガの一種と位置づけています(ぉ
そんな劇中に登場する料理を再現、あるいはイメージしたメニューが満載。登場する料理は基本的に家庭料理系なので派手なメニューはありませんが、どれも美味しそうです。

3 月のライオン Cafe

で、オーダーしたのは「あかり特製とろっとろの角煮ごはん」。私は原作を読んでいないのでアニメにはまだこのメニューは登場していませんが、写真の角煮がやたらおいしそうだったので。
これまでアニメに登場した中で印象的だったのはやっぱり「豚コマカレー(温泉卵のせ)」ですが、お店のカレーだと想像するような「家庭のカレー」の味にならないだろうな...と思って角煮にしました。豚コマカレーに例の唐揚げも載ってたら間違いなくカレーにしただろうけど!(笑

3 月のライオン Cafe

白いごはんの上にごろごろっと角煮。添えられているのはほうれん草と大根のナムル。
角煮はけっこうインパクトある大きさで、見た目以上に柔らかい。欲を言えば味がもっとじっくり浸みさせたほうが好みだったのと、もっとつゆだくでもいいのよ、とは思いましたが、おいしい。あのふんわりしたあかりさんの声で「さあ、めしあがれ~」と脳内再生しながら食べればさらに幸福感に包まれます(何

3 月のライオン Cafe

オリジナルメニューを頼むとおまけでキャラクター缶バッヂ(中身はランダム)がついてくるわけですが、私はあかりさんを一発ツモ。
あかりさん、家庭的で母性的で、いいですよね。何より「ふくよかな体格には目がない」というキャラクター設定が素晴らしいじゃないですか(ぉ

3 月のライオン Cafe

店内にはメインキャラクターのパネルや、

3 月のライオン Cafe

アニメのコマのプリントが飾られていたり、

3 月のライオン Cafe

原作の羽海野チカ先生やシャフトの新房昭之監督、

3 月のライオン Cafe

豪華キャスト陣の直筆サインなども展示されています。
しかしメインキャラの中に入っているのが二階堂ではなく三角。何故。

3 月のライオン Cafe

12 月ということで、お店の中はクリスマス色が強くて全体的に幸せな雰囲気に包まれていました。陰のある作品だけど、食事のシーンはいつも幸せなんですよね。

期間終了までの間にもう一度くらい来たいなあ。そしたら今度はカレー食べよう。

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投稿者 B : 23:33 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/12/04 (Sun.)

シャンウェイを受け継ぐ味 四谷三丁目「遊猿」

「食材が踊る。弾ける。中国鉄板食欲雑技団だ」

遊猿

ドラマ『孤独のグルメ Season4』に登場した鉄板中華の名店、シャンウェイ。私がこれまでにほとんどの聖地を巡礼してきた中でも、トップ 5 に入る店だと思っていますが、それだけに予約がなかなか取れない。今までに何度か行こうとして予約できず、最近でもまだ混んでいるという超人気店になってしまいました。
が、最近そのシャンウェイで修行したシェフが四谷三丁目に中華料理店をオープンしたという噂を聞きつけました。シャンウェイのファンとしては、これはもう行くしかないじゃないですか。さっそく有志を募って行ってきました。

お店は四谷三丁目から徒歩数分、他にも渋い店やうまそうな店が建ち並ぶ車力門通りの奥にありました。とても雰囲気のある通りで、改めてカメラを持って歩きに来たい道。

遊猿

でもその店構え以上にインパクトがあるのが、隣の「坊主バー」の看板。なんだこれ(;´Д`)ヾ。
しかもその上の階には「牧師バー」...やばい、中華よりもこっちのビルのほうが気になってきた(ぉ。

しかし気を取り直して、お店の扉を開きます。

遊猿

遊猿

高級中華料理店っぽい外観からは想像できない、カントリー調の内装。程良くオシャレなんだけど暖かみがあって、とても落ち着く空間です。
カウンター越しにはシャンウェイ同様に大きな鉄板があり、その上でさまざまな食材が料理に仕立てられていきます。この店はもしかしたらテーブルよりもカウンターが特等席なのかも。

こういう店舗、好き。

遊猿

何はなくともまずは生ビールで乾杯。ヱビス生なのが嬉しいじゃないですか。

遊猿

メニューは黒板に。シャンウェイと同じメニューもあれば、こちらのお店のオリジナルと思われるメニューもあります。さらに店員さんと話をしてみると、この中に書かれていないものでも作ることができるとのこと。そういえばシャンウェイも黒チャーハンは裏メニューだったし、そういう伝統は受け継いでいるようです。
しかしどれもうまそうで迷うよなあ...と決めあぐねていたら、店員さんから「前菜、人数分の盛り合わせにしてきましょうか?」との嬉しい提案。それそれ!それください。

遊猿

といってまず出てきたのは「ウニゆば」。湯葉といっても実際は寄せ豆腐のような柔らかい豆腐で、このクリーミーさがウニとの相性抜群。隠し味の山椒も効いていて、これは最初からいきなりやばいやつ来ちゃった。すごくおいしいです、これ。

遊猿

そして前菜の盛り合わせ、上から時計回りに豚耳とレッドキャベツの香菜和え、スミイカ葱生姜和え、豚かタロースとカシューナッツの黒酢和え、ツブ貝の紹興酒煮、中央が白子の何か(忘れた)。
いろんな料理を少しずつ楽しむという中華の醍醐味。しかもどの皿も手を抜いておらず、ついおかわりが欲しくなります。

遊猿

食事に引っ張られるようにビールがあっさり空いてしまったので、飲み物はハイボールに移行します。

遊猿

これまたどれにするか迷った点心は、オーソドックスに鉄板大餃子を選択。餃子というより肉包子と呼びたくなるサイズの餃子はもっちもちでうまい。葱や胡麻をふんだんに使って作られていると思われるタレ?餡?がたっぷりと上にかかっていて、餃子の味を引き立てます。

遊猿

こんな餃子を出されたら、紹興酒のボトルを入れずにはいられなくなるじゃないですか。
紹興酒って普段あんまり飲まないんだけど、うまい中華を食べると欲しくなっちゃうんですよね...。

遊猿

カキの四川煮込み。
見るからに辛そうだけど、唐辛子だけでなく甜麺醤や山椒を駆使した複雑な味がカキによく浸みこんでいて、これもまたうんまい。こういう味、どストライク。

遊猿

シャンウェイでも名物料理だった、やわらか蒸し鶏(半羽)。誇張なく、本当に骨まで食べられる柔らかい蒸し鶏に、葱醤油が浸みる。中華といえば蒸し鶏は外せない定番料理だけど、ここまで柔らかいのはシャンウェイとこの店以外では食べたことがありません。

やっぱりうまいなあ。ああ、半羽とか日和らずに一羽いっておけばよかったか。

遊猿

ワカサギの香り炒め。
軽く揚げたワカサギに香草が絡んでおいしい。これまたお酒が進みます。

遊猿

からの本命、毛沢東スペアリブ!
メニューには書かれていませんでしたが、店員さんの「毛沢東スペアリブ、できますよ」との一声で注文させていただきました。どうやらシャンウェイに行ったことのある客と見抜かれていたようで(笑

ジューシーなスペアリブに、たっぷり振りかけられたこの謎のスパイスが超辛くてウマイ。このフレーク、何でできてるんでしょうね?揚げニンニクと唐辛子と葱、までは判るけど、全体としてはよく解らないうまさが渾然一体となって押し寄せてくる。ヒィヒィ言いながらも箸が止まらないこの感じ、クセになりそうです。

遊猿

これはちょっと口を冷やしながらじゃないと食べられず、改めてハイボールに戻ってきてしまいました。でも、うまかった。
食後に「余ったフレーク、お持ち帰りになりますか?」という申し出をいただいたので、お言葉に甘えて持ち帰らせていただきました。中華っぽい料理にかけてもいいし、ご飯に振りかけるのもアリ。ただ、いろんなスパイスで口が慣らされた店内で食べるのよりも、自宅で食べるとさらに辛さを強烈に感じるので、どうやって食べるかは工夫が必要かも(笑。

そういえばシャンウェイの料理はどれも大胆にガツッと盛られて出てきましたが、このお店は味は受け継ぎながらも、全体的に上品な盛り付け。ちょっと落ち着いた感じで会食したい用途にも使えそうです。

期待に違わずおいしかった。ここはまた来たいなあ。一緒に行きたい人、募集します(ぉ

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/11/24 (Thu.)

五反田 刀削麺 西安飯荘

刀削麺が食べられる店って中華料理店でもそんなに多くないと思いますが、五反田には何故かたくさんあります。何店舗か食べ比べてみましたが、この界隈でいちばん美味しいのはここじゃないでしょうか。

刀削麺 西安飯荘

西安飯荘

飲食店の並ぶ雑居ビルの一角にある中華料理店。店名の枕詞に「刀削麺」と掲げているだけあって、刀削麺が売りの店です。
ちなみに右隣(東側)には「中国料理 東海酒家」。お隣同士で中華料理店、しかもお店の名前も「西安」と「東海」って狙って並んだんじゃないかと思ってしまいます(笑。

西安飯荘

お昼のメニューはとにかく刀削麺推し。刀削麺だけでかなりのバリエーションを誇ります。しかも冬季限定メニューまであって...迷わせるなぁ~。
面は大盛りに小盛り、セットからサイドメニューまであって、いろんな人の腹具合に応じて満たせる感じ。

西安飯荘

まずはメニューの冒頭に掲載されている「麻辣麺」からいってみましょう。
注文時に、中国人の店員さんから「パクチー、ダイジョブ?」とカタコトの日本語で尋ねられるので、パクチーが苦手な人は抜いてもらうことも、好きな人は増してもらうことも可能。
私はパクチーは並にしましたが...それにしても、スープがまるで地獄の釜のように真っ赤じゃないか。

西安飯荘

刀削麺だけあって、もっちりとした太麺。この麺のもちもち度合いが近隣の他店よりも秀でています。
スープはガツンとくる唐辛子の辛さに山椒の刺激も相まって、強烈なパンチ力。そろそろ寒くなってきましたが、それでもこれを食べると汗だくになれます。しかしこの存在感のある麺がその辛さをしっかりと受け止めて、辛さが癖になりそうなうまさにまとまっています。

ちなみにここの刀削麺、作っているのは人ではなくロボットです。生地を練っているのは人間なんでしょうが、切っているのは厨房に設置された刀削麺ロボ。最初、中で店員さんが刀削麺を切ってるな、どれどれ...と覗き込んだらロボットで、ついのけぞってしまったという(;´Д`)ヾ。この店に行ったら、このロボットは必見です。

西安飯荘

続いて担担麺。こちらは麻辣麺に比べると幾分マイルドで、胡麻の香りが効いていることもあって食べやすい。私の好み的にはもうチョイ辛くてもいいくらいですが、これなら辛いの苦手な人でも十分イケル味だと思います。

西安飯荘

麻婆麺。その名の通り麻婆豆腐が載った刀削麺です。
つい炒飯セットで頼んでしまいましたが、これはとんだ炭水化物祭りになってしまった。

西安飯荘

担担麺よりは辛いけど、麻辣麺ほど辛くない。辛さ的にはこれくらいが美味しく食べられるバランス点でしょう。
味としてはこれが好みなんだけど、ひたすら豆腐と刀削麺というのはちょっと抑揚に欠ける感じ。もう一ひねりあっても良かったかも。

西安飯荘

炒飯はとてもオーソドックスなタイプで、黄金色に光っているのがとても美味しそう。
なんですが...ちょっとオイリーすぎる気がします。もう少しパラッと仕上げてほしかったなあ。

西安飯荘

辛くない方面も試してみよう、ということでスペアリブ麺。

柔らかく煮込まれたスペアリブと、うまみが煮出された優しい味のスープがホッとします。これおいしい。刀削麺食べたいけど今日は辛いのの気分じゃないんだよなー、というときに迷わず選びたい。
でもこの店に来るとつい辛いの食べたくなっちゃうんですよね(笑

西安飯荘

そういえば餃子はどうだろう、と思って鉄板餃子も頼んでみました。
出てきたのはいわゆる「鉄鍋棒餃子」系の、薄皮パリパリで肉々しいタイプの餃子。

まあ美味しいんだけど...この店の刀削麺のレベルに比べると、普通かなあ。皮はポロポロ剥がれてくるし。
この店で普通の茄子炒めっぽい定食も食べてみたことはありますが、刀削麺以外はまあ普通なんですよね。刀削麺以外の中華なら近辺に他に美味しい店はいくらでもあるので、積極的に頼まなくてもいいかなあ、と思います。

西安飯荘

冬季限定の酸辣麺。刀削麺のスープに酸っぱ辛い「酸辣湯」を使ったものです。
私は酸辣湯も酸辣麺もけっこう好きでよく食べるんですが、ここの酸辣麺はあんまり辛くなくて酸味の方が前面に立っている感じ。このスープにこの太麺というのも、ちょっと間延びするなあ。スープがもっと辣味寄りか、麺が縮れ系の中華細麺なら(それじゃ刀削麺屋じゃなくなっちゃいますが)良かったのに。個人的には他のレギュラーメニューのほうが好きかな。

店員さんは基本的に中国人で接客は雑だけど(笑)、刀削麺の味には間違いがない店だと思います。中華系の辛いのが好きなら、迷わずオススメ。

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投稿者 B : 23:40 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2016/11/16 (Wed.)

大衆ビストロ 煮ジル

以前から気になっていたお店にようやく行くことができました。

大衆ビストロ 煮ジル

大衆ビストロ 煮ジル

五反田の雑居ビル「グレイス五反田」。ここに入ってる飲食店の当たり率が高いことはこの blog でも何度か書いていますが、その中でも特に気になっていたお店がこちら。何故か今までなかなか縁がなかったのですが、某馬の人が出張で近くに泊まるということで、これ幸いとばかりにお誘いして訪店。
ちなみにここ、元々は目黒にある「大衆ビストロ ジル」の姉妹店のようです。東急沿線エリアに数店あるので、他のお店にも行ってみたいところ。

大衆ビストロ 煮ジル

お品書き。お酒のつまみ的に大変ソソられるメニューのオンパレード。ちなみにこのリストはアンティパスト系が中心で、メインの肉料理はまた別のリストが存在します。
私の好きな単語がズラリと並んでいて、これは悩むなぁ~。

大衆ビストロ 煮ジル

とにかく一杯飲んで気を落ち着かせよう。メニュー的にはビールよりもワインが飲みたい気分だったので、まずはグラスワインの白から。
これは「ブレッド&バター」という銘柄で、初めて聞いたけどワインらしからぬ名前(笑。でもその名の通り、まるでバターのようにコクのある白ワインで、これはつまみと一緒に飲むとどんどん進んでしまう危険なタイプだわ。

大衆ビストロ 煮ジル

で、最初のつまみはメニューの「自家製ベーコンに燻製ポテト"いぶりがっこ"のトリプルパンチ」に目が釘付けになってしまった、スモーキーポテトサラダ。
だってポテトといぶりがっこの組み合わせ、って二年前の何かを思い出さずにはいられないじゃないですか(ぉ

しかしこれ、ポテサラなのに燻製の香りが効いてて、クリームpいぶりがっこマスカルポーネとはまた違った感じでおいしい。パンとバターをモチーフにした白ワインとの相性も抜群です。

大衆ビストロ 煮ジル

からの「カイノミのタタキ」。最近あちこちのお店で食べて個人的赤丸急上昇中の部位、カイノミ。これをタタキにして、やや酸味の効いた濃い味のソースに絡めてあって、これまたうまい。ワインがどんどん消費されていきます。

大衆ビストロ 煮ジル

そして、鴨とフォアグラの田舎風パテ。パテ好きとしてはこういう店でメニューに載っていると必ず頼んじゃいます。
味付けはシンプルに岩塩もいいけど、マスタードソースもなかなか。

大衆ビストロ 煮ジル

あっという間に白ワインがなくなってしまったので、赤ワインに突入。
この店のワインは基本的に目黒店のシニアソムリエが選んでいるとのこと。いちいち私のツボを突いてきます(ぉ

ガッツリ肉を食べるなら、重めのフルボディ。かつ、私はスペインワインが好きなので、スペインの「メルセデス カベルネソーヴィニヨン」を選んでみました。メルセデスなのにドイツワインじゃないのかよと突っ込みたくなりますが(本来「Mercedes」はスペイン系の女性名らしい)、肉に負けない存在感ある重みがいいですね。

大衆ビストロ 煮ジル

この赤ワインで迎え撃つのは、とろとろ豚バラのシェリービネガー煮込み。その名の通りスプーンでほどけそうなほど柔らかくて、シェリービネガーの軽い酸味あるコクが絡まってとても美味。じっくり煮込んだ肉ってなんでこんなにうまいんだ。

大衆ビストロ 煮ジル

および、「牛サガリのコンフィ わさび風味のクレソン添え」。
いかにも肉って肉、でわさび風味のクレソンを巻いて食べる。「コンフィ」って一見タタキ系っぽいけど煮込み料理の一種で、先ほどの豚バラ煮込みと合わせて「煮ジル」の名に恥じないうまさ。思ってたとおり、この店「当たり」だ。

大衆ビストロ 煮ジル

豚・牛ときたら今度は鶏にもいっとかないといけないでしょうということで、「五反田チキンウィング スパイシーディップ」。どのへんがどう五反田なのかはちょっと判らないけれど(ぉ、油断すると火傷しそうなほどアッツアツの手羽先。いかにもバル、という感じの正しいつまみのあり方。

大衆ビストロ 煮ジル

ウズラとモッツァレラチーズの春巻き。
サクッとした衣の中からトロッとしたモッツァレラがこんにちは、こういうつまみもたまりません。こんなちょびっとじゃなくてもっと気前よく出してよ!と言いたくなるほど、あっという間に全部なくなりました(笑

大衆ビストロ 煮ジル

〆の炭水化物は、牛スジ入りガーリックライスにも強烈に心引かれたけどそこはウィークデーだったのでちょっと自制して(笑)「播磨灘産牡蠣と野沢菜、まいたけのビストロ飯 ラヴィゴットソース」。そろそろ旬の牡蠣と炊き込みご飯の定番マイタケ、そこに野沢菜が加わることで味にリズム感が出る。それぞれのうまみが相乗効果を発揮して、これは想像以上にうまい。ずっと肉で攻めてきたけど、最後に海鮮を選んで正解だった。

大衆ビストロ 煮ジル

デザートは「大人のプリン」。どのへんが大人なのかと思ったら、ブランデーの香りを効かせた濃厚なお味で、これは確かにお子様には分からないわ。

全体的にワインに合うチョイスと味付けで、おいしくお酒を飲むのに最適なお店でした。値段もお手頃で遠慮なく飲み食いできるのも嬉しい。カウンター席なんかもあるし、これは仕事帰りに一人飲みに使いたくなりますね。
ここはリピート確定です。他にも気になるメニューはたくさんあるし、近いうちにまた来ようと思います。

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投稿者 B : 22:46 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/11/06 (Sun.)

米沢牛焼肉 仔虎

こどグル宮城巡礼の帰り際に仙台で食べたランチは焼肉でした。

焼肉 仔虎

仔虎

聖地巡礼で牛タン・海鮮と堪能し、笹かま・ずんだ・萩の月はお土産で買ったので(笑)主要な宮城名物は網羅したし、でも最後まで美味しいもので締めたいし...ということで選んだお店。現地ではけっこうな有名店なようで、駅前店のほうを予約しようとしたらランチは満席でした。S-PAL(仙台の駅ビル)のほうは予約なしということで、開店と同時に突撃(笑

仔虎

店内は小ぎれいかつ落ち着いていて、焼肉屋というよりはオシャレなレストランという雰囲気。開店と同時に入りましたが、我々が入店した直後にすぐ満席になってしまったので、開店待ちして良かった。

仔虎

ランチはこんな感じで、焼肉以外にも牛丼、カレー、ローストビーフ丼...迷わせるなぁ~っ。どれもうまそうだし、これはちょっと選びきれない。

仔虎

ともあれランチビールで落ち着こう。ここはどれを食べても絶対ビールが欲しくなるメニューしかありません。
休日であっても、昼ビールってちょっと背徳的な味。

仔虎

というわけで、牛丼ランチ。セットのわかめスープを追加料金でカルビスープに変更済み。
おおお、これはなかなか豪華じゃないですか。

仔虎

牛丼は、一見糸こんにゃくの分量が多めに見えるけど、肉の存在感がすごい。いい焼肉屋の肉を牛丼に使うとこんなにジューシーになっちゃうのか!
今まで食べてたチェーン系の牛丼を牛丼だと思っていた自分を恥じたい勢いの、今まで食べた牛丼とはレベルの違ううまさ。

仔虎

カルビスープは辛さが選べましたが、とりあえず無難に中辛にしてみました。
こちらも、肉のうまみがたっぷりスープに出ていてとても美味しい。あまり辛くしない方がこの旨味を堪能できていいかもしれません。

仔虎

続いてローストビーフ丼。
っていうか、こんな霜降りのローストビーフ見たことないんですけど!
ローストビーフというよりも、特上カルビのタタキといったほうが適切な、ジューシーなローストビーフ丼。これもうまい。
店員さんが「ランチでは真っ先に品切れになる」と言っていたのが納得の味です。

仔虎

そして、定番焼肉ランチ。
このお盆に載っているポテサラやわかめスープも侮れない味なのですが、

仔虎

肉はこちらの米沢牛のカルビ・ロースと米沢豚カルビがそれぞれ二枚ずつ。

仔虎

で、ランチのライスを追加料金で米沢牛カレーに変更できるというので、迷わず変更するという暴挙に出るわけです(笑。
これがですね、このカレーだけで専門店にできるんじゃないかというほどにしっかり煮込まれたカレーに、トロットロの米沢牛のすじ肉がうまいのなんの。その辺のカレー専門店が裸足で逃げ出すレベルです。付け合わせが福神漬けでなくキムチ、というのも焼肉屋らしくていい。

このカレーはやばいわー。カレーには一家言あるつもりの私もこれにはやられました。

仔虎

このうまいカレーと米沢牛の焼肉が一緒に味わえる贅沢。
うーん、聖地巡礼で回ったお店に負けてないぞここは。

仔虎

ついつい調子に乗ってビールからハイボールに進んでしまうわけです。

仔虎

お酒が来ちゃったら仕方ない、肉の方も追加で米沢牛のカルビとロースをおかわりしてしまったりするわけです。

仔虎

焼肉・カレー・牛丼・ローストビーフ、どれをとっても隙がない。ここは紛いのない名店でした。
ついつい昼間っから飲み食いしすぎてしまった。

仙台に来たら立ち寄りたい店リストに加えておこうと思います。
今度は是非、夜にじっくり肉を焼きたいところです。

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投稿者 B : 21:29 | Curry | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/11/02 (Wed.)

宮城県石巻市のサバだしらーめん

「さぁ頼んだぞ、軽トラ号」

軽トラ号

今回の東北編聖地巡礼では、劇中と同様にレンタカーを利用しました。とはいえ、時間の都合でドラマのように石巻でレンタカーを手配していては周り切れなさそうだったため、仙台のレンタカー店で借りてクルマで巡りました。ただ、仙台のレンタカー店では軽トラを貸し出していなかったため、写真の日産ノートを「軽トラ号」と名付けて運用(ぉ

※注:さっきビールを飲んじゃいましたが、運転は同行の某氏(シラフ)にお願いしています。いずれにしても私は十年以上ペーパードライバーだから怖くて運転できない(笑

ただ、それだけではちょっとつまらないと思い、

くるまや本舗

実際にドラマに登場したレンタカー屋にも巡礼してきました(ぉ
しかしここ、劇中ではまるで駅のすぐ近くにありそうな描写なのに、けっこう離れてるんですね。駅横にもレンタカー屋があるんだからそこで借りれば良いのに、撮影許可が下りなかった的なアレですかね。

ちなみにお店には軽トラのレンタカーは見当たりませんでした(ぉ。でも劇中で走っていた軽トラは「わ」ナンバーだったので、実際に貸し出しているものと思われます(笑

...さて。

今回の聖地巡礼で、ここだけは外せないと思っていた場所がありました。
それが、ここ。

女川港

女川港を望む駐車場で、ゴローちゃんが黙祷を捧げていた場所。ここと同じ場所で自分たちも黙祷を捧げ、同じアングルの写真を撮りたかったのです。
Season2 のジャケ写ロケを思い出しながら、事前に Google マップでロケ地を特定して(笑)ほぼ同じ構図で撮影。ドラマでは足場か何かを使って少し高いアングルから撮影されていたようで、実際に撮れたアングルが少し低かったのが残念ですが、それでも満足。

この場面で井之頭五郎が祈りを捧げていたのは、震災の犠牲になった人々への哀悼か、復興に身を捧ぐ人々への感謝と激励か、それとも時に脅威となる自然への畏怖か。あるいはその全部かもしれませんが、まだ震災の傷が癒えないこの港の光景を前に、自然と自分も祈りを捧げたい気分になりました。

女川港

だって、このフェンスから下を覗き込むと、この状況ですよ。
関東で生活している分には震災の影響を感じることはもう少ないけど、少なくともここはまだまだ復興の途上。この辺り一帯が丸ごと津波に呑まれてしまったことを思うと、涙が出てきそうになります。
さらにこの右手には慰霊碑と献花台があって、さすがにその写真を載せることは躊躇われます。津波に呑まれる前の風景写真も飾られていて、目の前の光景との対比が、あまりにも重い。

女川港

道中にも、津波の被害を受けて解体された商店街のアーケードだけが残っていたり、震災の生々しい痕をまだ目にすることができます。
仙台から石巻~女川とクルマで移動してくる間じゅう、土木作業用の大型トラックがあちこちを走っていて、震災から五年半が経ってもまだ復興のための作業が続いていることを感じます。

震災からこれまで、気仙沼までボランティアに行った方やその後に津波被災地を旅してきた方のエントリーを読んでそれなりに知った気になっていましたが、少し時間が経過したとはいえ自分の目で現地の様子を見る、という経験は全然違いますね。自然の力の前に人間はあまりに無力なことと、それでも人が力を合わせることでまた前に進めること、自分が家族や世の中のために何をしなくちゃならないかとか、重々しい気分の中でもいろんなことを考えました。


閑話休題。

レンタカー「軽トラ号(ぉ」に乗って、女川から石巻まで戻ってきました。
北上川のすぐ近く、昔ながらの商店街の中に、その店はありました。

食堂きかく

「サバだし」というインパクト。煮干系のラーメンは都内にも数え切れないほどありますが、サバというのは初めて聞きました。
女川でさんざん海鮮丼やら穴子天やらを食べた後に「締めラー」としてこのラーメンを発見する井之頭五郎、おそるべし。

食堂きかく

食堂きかく

いかにも創作ラーメンとか B 級グルメ系だから新しめの店なんだろう、と思っていたら、お店はもう何十年も前からこの地で構えているであろう歴史ある食堂でした。
我ながらちょっと東京のラーメン観に染まりすぎていたなあ、と反省。

ともかく、別腹の寄り道、いただきます。

食堂きかく

店内も本当に古き良き地元の食堂。実際に地元のおじいちゃんおばあちゃんの憩いの場になっているようです。
でも、びっくりするほどいろんな人のサインが貼られていて、昔から知る人ぞ知る有名店だったんだろうなあ。

女川からクルマを飛ばしてきて、14:00 閉店のところ 13:30 頃に何とか到着できました。計算上はけっこうギリギリでしたが、今回の旅程はとことん運がいい。

食堂きかく

「ずるびきあんかけグルメ」って、何だそれ!?

サバだしラーメンってだけでもインパクトあるのに、それに負けず劣らず気になるワード。
調べてみたら、このあたりに伝わる「ズルズルと汁をすすり、あんかけのとろみが糸を引く」という郷土料理のことらしい。
ポスターにもいかにも郷土料理っぽい写真が並んでいて心惹かれるけど、ここは初志貫徹だ。

食堂きかく

というわけで、本命はもちろんサバだしラーメン。

食堂きかく

このサバだしに関するうんちくがこちら。
へえ、けっこう手間をかけて作ってるんだなあ。サバっていうといかにも青魚って感じの匂いが気になりそうなもんだけど、臭みがなく仕上がってるのかあ。

って、何故にフォントが古印体(笑
文章の理解を妨げる、絶妙なホラー感。どういうセンスなんだ...。

食堂きかく

待つこと数分、出てきましたよサバだしラーメン。

「サバだし」というイメージとは裏腹に、澄んだスープに焦がしネギ。
これはちょっと見た目からは味が想像できないぞ。

食堂きかく

まずはちょっとスープからいってみよう。

お~~~、そうなるか。
この味、好き。

確かに魚介系のコクのあるスープなんだけど、カドのないスッキリした味で、生臭さが全然ない。
サバのだしって、優しいんだ。

そこに絶妙に柔らか~く炊かれたチャーシューと、ドカンと存在感のあるサバのつみれ。
このサバつみれが、スープにないサバらしさを補って、サバだしラーメンを食べた感を味わわせてくれる。

食堂きかく

細くて喉ごしの良いストレート麺がまた、このスープによく合ってる。
まるで石巻の人々の素朴な優しさに触れたようなラーメンだ。

サバだしラーメン、逃がしたら後悔するとこだった。
うまいなあ、東北。

食堂きかく

ちなみに、店内ではこのオーディオ機器からずっと懐メロがかかっているんですが、間にちょいちょいサバだしラーメンのテーマ曲が挟まれる謎演出。しかもこのテーマ曲、何パターンかあるし。
他のお客さんも含め、ちょうどサバだしラーメンが出てくるタイミングに限ってプロレスの入場曲よろしくテーマ曲が流れてくるとか、そんなん吹くに決まってるやろ(;´Д`)。

食堂きかく

ついでに、ゴローちゃんが他のお客さんが頼んだのをガン見していたソースカツ丼もいただいてしまいました。
ただのソースカツ丼と思いきや、これが今まで食べたどんなソースカツ丼とも違う斬新さ。

まず衣が、パン粉以外に何を使っているのか分からないけど、とんかつとは思えないほどサックサク。
ソースも普通のソースではなくサバだしを使ったソースとのことで、まるで鰻のタレのような深みのある味。
肉はしっとり柔らかい。

これ、ノーマークだったけどすっごく美味しいです。俺の中のソースカツ丼観が天地ごとひっくり返った。

食堂きかく

てっきりメインの後のおまけの一皿だと思っていたら、なんのなんの。これだけでドラマのレギュラー回一本分くらい作れてしまいそうな、実に奥の深い店でした。

宮城出張編、どの店も本当に美味しかったし、楽しかった。
きっとまた遊びに来ようと思います。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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※Blu-ray BOX には「真夏の東北・宮城出張編」は収録されていません

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投稿者 B : 22:56 | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2016/11/01 (Tue.)

宮城県三陸女川町の海鮮五色丼

「地のものを食べられる喜び。そのかけがえのないおいしさが、俺の心と身体にみなぎっている」

女川港

ドラマ『孤独のグルメ』東北出張編の聖地巡礼は、もう一つのサブタイトルとなっている海鮮五色丼をいただきに、牡鹿郡の女川(おながわ)町へと足を伸ばしてきました。
私は宮城というと仙台~松島までは来たことがありましたが、女川は松島からさらに東。東北地方のリアス式海岸の南端に位置する町で、かの東日本大震災において最も甚大な津波被害を受けた地域の一つでもあります。劇中でも、震災からの復興に寄せたメッセージが強く感じられる回でした。

活魚ニューこのり

ニューこのり

今回の聖地「ニューこのり」も、当時この町で営業していた「このり」という食事処が震災の被害で営業できなくなってしまい、この場所にプレハブで作られた仮設店舗「ニューこのり」として営業再開した、という経緯をもつそうです。ドラマに登場したときには「なんでプレハブ!?」と思いましたが、そういうことだったんですね。震災の被害を受けてそのまま廃業するしかなかったお店も少なくなかったでしょうが、このお店は今でも力強く営業を続けています。

よし、たのもー。

ニューこのり

っていきなりコレか!(笑

このお店の名物、丼からはみ出す勢いの穴子丼をアピールするポスターが、強烈なインパクトをもって出迎えてくれました。

店内はほぼ満席に近い大盛況。お昼より少し早い時間に到着したわけですが、我々が入店した直後に行列ができ始めて、もうちょっと遅かったら危なかったあ。萃萃でギリギリ牛たんにありつけたことといい、今回はツイてる。

ニューこのり

どれどれ。
特選海鮮丼、極上海鮮丼...メニューが豊富すぎて目移りしてしまう。
う~ん、あれも気になるよなあ...迷わせるなあ~!

やはり海鮮丼だろう、ここは。
だが、組み合わせのセレクトが難しすぎる。

ニューこのり

とにかく、昼間だけどビール喉ごしを良くする液でここまでの旅の疲れを癒やします。
青みがかったグラスに注ぐとあんまり美味しそうに見えないのがちょっと惜しい。でも、昼酒ってうまい。

ニューこのり

きた!海鮮五色丼、まさにオールスター。
素晴らしい海鮮曼荼羅。

見るからに豪華な丼に加えて、豚汁(あら汁ではなかった)と小鉢に牡蠣の煮浸しっぽいのがついてくるのが嬉しい。

ニューこのり

ん?ウニ、イクラ...なんだ、六色以上あるぞ。
なんて幸せな計算ミス。

どのネタも新鮮でプリプリ、トロトロ。
三陸の海鮮って、日本海とも江戸前とも違う、雄大な海の恵みを感じます。

いろんな海の幸がご飯の上で和やかに集う海鮮丼は、この店の景色そのものだ。
俺は今、この店の海鮮の一部になって、この店のたくましさをいただいている。

ニューこのり

海鮮五色丼からの、穴子丼。フッ。

こんなに充実感のある穴子天ぷら、かつて食べたことがあったろうか。いや、ない。
もったいぶることなく、食べたいだけ穴子を食べられる贅沢を、今俺は手に入れた。

熱くてほわほわ、揚げたての穴子のうまさといったら。
これは今までに食べた穴子天の中でベストかも。
そしてタレがいい。米と穴子をがっちり結んでる。

ニューこのり

そして五郎's セレクション外から、女将さんお勧めの今が旬・カキフライ定食もいただいてみました。
自家製っぽいソースとタルタルソースの両方が楽しめる、というのが嬉しいじゃないか。

ニューこのり

穴子天と同じく、このカキフライも揚げたてでサクサク・ほわほわ。
そういえば以前松島で生牡蠣を食べたときも思ったけど、三陸の牡蠣って西日本のと比べると小ぶりだけど、その分ギュッと旨味が詰まってるんだよなあ。

あ~、こっちも負けず劣らずおいしいや。

ニューこのり

本当はここでゴローちゃんが食べてた殻ウニに行きたかったところが、牡蠣だけに夏季しかだしていないとのことで(ぉ)普通の生ウニ。
ウニ好きとしては海鮮丼分に加えての替えウニ。これぞ大人食い。

おぉ~、きたきたきた!磯が攻めてきた。
青く透明な三陸の海が見えたぞ。

ニューこのり

「ふらっと QUSUMI」を見てどうしても食べたいと思っていた、クジラ刺。
クジラの刺身って今までにも何度か食べたことがあるけど、こういうトロッとしたタイプは初めて。それにトイ(皮の下にある脂身)も初めて。こういうのは産地近くじゃないと食べられないからなあ。

ニューこのり

赤身とトイを重ねて、生姜醤油にちょっとつけていただきます。

見た目通りにトロッとした赤身に、最初はコリッとした食感なのに口の中で溶けてくるトイの食感がたまらない。
今までに食べたどんな肉とも魚とも違う感覚だ。

この複雑に入り組んだ味、たまりませんな。
舌の上がリアス式海岸になりそうだ。

ニューこのり

店内にはこの店を訪れた有名人のサインが飾られていました。
全て「ニューこのり」になってからのもので、震災後に応援を兼ねてこの地を訪れた方が多いことが分かります。

って、松重さんのサインが見当たらないけど...。

ニューこのり

と思ったら、その下にちゃあんと松重さん・久住さん・女将さん役の余貴美子さんのサインがあるじゃないですかー。
しかもよく見るとその後ろに、サザンオールスターズの桑田佳祐さん・原由子さんのサインまで!これは豪華。

なお「ニューこのり」は近日中に女川駅近くに移転して再オープンするとのこと。既に新店舗の上棟式を終えているとのことなので、年明け~春くらいですかね。いつの日かまた、新しいお店のほうにもお邪魔できるといいなあ。

食った食った。
我が胃袋も、本日大漁だ。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:35 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/10/30 (Sun.)

宮城県仙台市の牛たん定食

「いい仕事をするためにも、牛のパワーを注入しておきたい」

仙台

一年半ぶりにやって来ました仙台。ええ、もちろん来訪の目的は 8 月に放送されたドラマ『孤独のグルメ 真夏の東北・宮城出張編』の聖地巡礼のため。
長く暑かった今年の夏もようやく過ぎ、仙台はそろそろ薄手のコートを羽織りたくなる気候ですが、うまいもの食って熱くなるには、むしろそれくらいがちょうど良い。

さあ、仙台に来たからには、牛たんに挨拶しとかなきゃな。

牛たん萃萃(すいすい)

萃萃

この回で最初にゴローちゃんが訪れたのが、牛たんの名店「萃萃」。仙台には牛たんの有名店が数多く、複数店展開しているお店も少なくありませんが、この店は仙台の中心部からもちょっと遠く、老夫婦が二人で営んでいる、本当に知る人ぞ知る存在だったようです。

放送から少し時間が経ったこともあり、今回は予約を取っていなかったのですが、念のため当日に「今日の七時半頃行きたいんですけど、席の予約ってできますか?」と電話をかけてみたところ、女将さんから「分からないけど、たぶん七時くらいには終わっちゃうんじゃないかしらね」と言われ、五時半頃に慌ててタクシーに飛び乗りました(;´Д`)。

萃萃

着いてみると、店先にはホワイトボードに「本日 17:30~19:00」の文字が。食べログには「11:30~21:30」とランチから通しで営業しているように書かれていましたが、実際は材料が切れたら閉店してしまうようで、多くの場合 19:30 くらいには営業終了しているようです。この日も、常連さんを中心に予約のお客さんの分でほぼ材料が終わってしまい、我々が実質的に最後の客だったもよう。念のため電話してみて本当に良かった(汗

ちなみに、ランチは常に行列、土曜日のランチになると朝から並んでいるお客さんもいるようで、むしろ夕方早めの時間に予約を入れるほうが確実とのこと。

萃萃

店内には「しばらくの間牛たんセットのみの提供となります」との貼り紙が。劇中では「牛たんハンバーグは作るの面倒だから今やってない」という描写がありましたが、面倒云々以前に今はドラマの影響で客足が途絶えず、それ以外に手をかけている余裕がないそうです。
そして、

萃萃

無情にも「テール焼スペシャル 完売」の文字が...。牛たんよりもむしろテール焼のほうを楽しみにしていたのに(泣

女将さんによると、テール焼用のテール肉はスープに入れるものよりも全然大きいため、週に 30~50 程度しか用意できないとのこと。しかも、大半が常連さんの予約等で埋まってしまうため、現在ではほぼ幻のメニューになっているそうです。これは何週間か前から予約しておかないとありつけそうにないなあ。本当に残念だけど、今回は諦めるしかない。

がーんだな...出鼻をくじかれた。

萃萃

気を取り直して、生ビールとキムチで牛たんの焼き上がりを待ちます。
牛たんは一人前ずつ焼いているようで、複数人で行くと順番に出てきます。ちょっと待つけど、焼きたてを食べるのが一番うまいから、ここはガマン。

萃萃

来ましたよ、牛たんセット 1.5 人前。テール焼がないから牛たん多めで。

冷奴にとろろ、テールスープというオーソドックスな布陣。
牛たんといえば麦飯だが、この店はライスなんだ。

萃萃

牛たん焼、ごぶさたしてます。
お店によって牛たんも分厚いのから薄いのまでいろいろあるけど、ここのは薄すぎず厚すぎず、ちょうどいい厚さだ。

萃萃

おぉ~、これはいいタンだ。柔らかみが違う。
柔らかさとタンらしい弾力の絶妙なさじ加減。

そして、塩が効いてる。麦飯でなく白米なのが納得の味だ。
俺の中に、新しいタンのうまさが開発されていく。

萃萃

ここでテールスープだ。

テールのうまみがじっくり出た、胃の腑にしみる優しい味、だけど胡椒が後味を引き締めている。
胡椒が調味料というのでなく、味の一端をしっかり担っている。

ばかに存在感があるテール肉は、噛んだ瞬間にほぐれる柔らかさ。
これ、うまい。普通はおまけみたいな感じで入っているもんだが、こいつは肉としてしっかりうまいレベルだ。

テールスープの肉でこれだけうまいんだから、テール焼はさぞかしうまいに違いない(未練

萃萃

店内には、松重さんのほかに大将役のでんでんさん、女将約の松本海希さんのサインが貼られているだけでなく、宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンが他の芸人さんを連れて来たときのサインや写真が数多く飾られていて、ドラマに出る前から多くの人に愛されてきたお店であることがよく分かります。
そりゃあこれだけおいしいんだもの、一度食べたら誰だって好きになるに違いない。

あったかい白飯に、塩味牛たん、とろろ。
仙台牛たんには戦国時代を生き抜いて磨き上げられた、本物の強さがある。

予想を遙かに超えたものにありつけた。
仙台、ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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2016/10/29 (Sat.)

炭火焼肉 本牧亭 その 4

最近私の中で最もお気に入りの焼肉店「本牧亭」に、また行ってきました。

本牧亭

本牧亭

日によって出てくる牛の銘柄が変わるのがこの店。でも全て和牛で全ておいしいからハズレはありません。
この日は岩手県の奥州牛 A5 ランク。これまた期待ができそうです。

本牧亭

まっさらなアミと暖まり始めた炭火を愛でながら、

本牧亭

まずは瓶ビールで乾杯。ヱビス生もいいけど、たまには瓶ビールも乙なモノです。

本牧亭

肉はいつものごとく「ファミリー盛り」から(写真は二人前)。カルビ、ロース、ハラミ、赤身うす切りのセットで、基本的な焼肉としてはこれだけでも十分堪能できます。

本牧亭

野菜と一緒に焼いていくわけです。
野菜焼は、その時季の旬のものが出てきます。まだまだ暑い日も多いけどギンナンが入るとすっかり秋、という感覚になりますね。

本牧亭

赤身うす切りには、別売オプションの卵黄がよく合います。タレをつけてから卵黄につけて食べると、焼肉なのに不思議とすき焼き感。んまーい。

本牧亭

肉のおいしさのあまりあっという間にビールがなくなってしまったので、すかさずハイボールに移るわけです。

本牧亭

網の中央特等席で暖まっていた栗ができあがりました。栗のバター焼き。
こ・れ・が・ま・た、濃い味の栗にバターの風味が染み込んで、濃厚なモンブランをいただいているような感覚に陥ります。まるで奥州和牛から主役を奪い取る勢いでうまい。

本牧亭

この店はホルモンもうまい。いつもはホルモン(小腸)だけ頼むところ、今回はホルモン盛り(ミノ、ハツ、ギアラ、ホルモン、マルチョウ、サンド)で頼んでみました。
するとこんなに丁寧に処理されたホルモンが出てきてちょっと感動。新橋や五反田のホルモン屋で出てくるやつ、もっと雑だからなあ(笑

本牧亭

もちろん「皮八割、脂二割」の法則に従って焼いていきます。
ここのホルモン、脂肪のジュワァ感だけに頼らず、ちゃんと肉自体に味が感じられてうまい。

本牧亭

そーなると焼酎。
芋焼酎「栗東」をロックでいただきます。

本牧亭

〆はいつもならクッパ系にいっているところ、今回は目先を変えて石焼きビビンバ(ハーフ)にしてみました。
米の一粒一粒にまでしっかり味が行き渡っていて、これもおいしい。クッパと甲乙つけがたし。


今宵も大満足でありました。
でも、後から写真を見ていると、またすぐに食べたくなっちゃうんだよなあ(笑。

きっとまた食べに行きます。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/10/22 (Sat.)

ROAST HORSE #2

8 月に初めて行った際に感動してしまい、そのまま次回予約まで取ってきたローストホースの予約日が来たので、満を持して伺ってきました。

ローストホース

ROAST HORSE

完全会員制で一般には店舗の場所や電話番号すら非公開というお店なので、会員でない私は自由に予約することすら叶いません。今回もお誘いいただいた某氏には、本当に感謝の言葉もありません。この店は本当に他の予定に優先してでも来る価値があると思います。

ROAST HORSE

乾杯はビールではなくスパークリングワインから。ラ・ジョイヨーザというイタリアのカヴァで、スッキリ辛口、これからの馬肉料理を前に喉を潤すのにちょうどいい。
飲み放題メニューにスパークリングワインも含まれているので、安心して飲んだくれられます(笑。

ROAST HORSE

一品目はなんと馬肉ではなく、しじみ汁。
いきなり渋いものを...と思いましたが、オーナーによると「馬肉は身体を冷やす食材なので、それを食べる前に身体を温めてもらうためにしじみ汁を選んだ」とのこと。じわっと深みのあるしじみ汁、胃に染み渡ります。

ROAST HORSE

馬肉料理は今回も、握りから。
この握り、肉に何度も包丁が入れられていて、筋っぽさが全くない。とても柔らかく、でも肉らしさが味わえる握りは、魚の握りとは全く違ううまさ。いきなり本命級のこの味が出てくるところに、この店の奥の深さを感じます。

ROAST HORSE

三品目にいきなりデザート...?と思わせるこれは、なんとカブの煮込み。繊維質を感じなくなるくらいに柔らかく煮込まれたカブにスプーンを入れていくと、

ROAST HORSE

中にはしっかり馬肉が隠されていました。
カブと馬肉の甘みに対して、煮汁の隠し味にカラシが使われていて、えもいわれぬ取り合わせ。こんな煮込み料理は初めて食べました。

ROAST HORSE

続いて馬刺しと昆布締め。
本当にここの馬刺しは今まで食べたどんな馬刺しよりもうまくて、この味を何と表現したらいいか分かりません。食べるごとに自分の語彙力が失われていく、そんな破壊力を持った料理が続きます。

ROAST HORSE

馬刺しもう一皿。目の前でどんどん脂が溶けていくオビとフタエゴは前回もいただきましたが、真ん中はなんと馬肉のたたきの上に秋刀魚の刺身を載っけた(!)カナッペ的なもの。生肉と生魚を一緒に食べるというのも衝撃的ですが、これがまた全く違和感がない。目から鱗、これはうまい!

ROAST HORSE

常識を覆す料理があまりにも続くため、合わせるお酒も何を選んだら良いか分からなくなってきます。もうここは店員さんのオススメに従うのが最良でしょう。
というオススメで出てきたのがこの「KINOENE APPLE」という千葉のお酒。日本酒でありながらリンゴ酸酵母を使って醸造したもので、ラベルに「らいすわいん」との記載もあるとおり、まるでワインのようなフルーティさをもつお酒。あああ、これはおいしいわ。そして和とも洋ともつかないこの店の料理によく合います。

ROAST HORSE

馬肉は赤身とカイノミの刺身へと続きます。
調理法もお酒も全てが「最高の馬肉を最高の状態でいただくため」に整えられたものであることが、料理の一皿、酒の一杯から伝わってきます。

ROAST HORSE

稀少中の稀少部位、馬のタン刺し。これもまたフォトジェニックな一皿。
今回集まったメンバーのほとんどがフルサイズカメラを持参していたせいか、オーナー自らが料理を運んでくるたびに「はい、新しい被写体ですよー」と言って出してくるから正直吹かざるを得ないw。

ROAST HORSE

日本酒のほうは、石川県は能登の「白菊」へと進みます。

ROAST HORSE

出た、馬肉のユッケ!
生卵のエスプーマ(泡立つまでかき混ぜたもの)に生の馬肉と梨の果肉を潜ませた、最高の一品。合わせる果物は旬によって変えるそうです。
これを食べるのは二回目だけど本当にうまい。生きていて良かった、とさえ思えます。

ROAST HORSE

馬ロースと千住ネギの南蛮漬け。
さっきのエスプーマユッケとは対照的に、味にパンチのある一品。まったりとした口の中をガツンと目覚めさせてくれるうまさ。

ROAST HORSE

そして寿司に戻って、コウネとトロたくの握り。
コウネのとろけるんだけど全くしつこさのない、潔い脂のうまみは本当に大好きです。

ROAST HORSE

からの、う巻き玉子。う巻きといっても鰻じゃなくて馬ですよ奥さん!(誰
ふわっと優しい玉子焼きの中から、うまみがギュッと凝縮された時雨煮っぽい馬肉の濃い味が出てきて、これもいい。

ROAST HORSE

お酒は「ゆきの美人 美郷錦」へ。
名前の通り、透明感のある上品な味わいが料理を引き立てます。

ROAST HORSE

この日の野菜焼きはカボチャとシメジ。
ってこんな立派なシメジ見たことないよ!シイタケかと思った(;´Д`)。

ROAST HORSE

ニラの何か(ぉ
ここまで来るともはや「その料理が何であるか」を気にする余裕はなく、「目の前の料理をいかに味わうか」しか頭にありません。

ROAST HORSE

そしてとどめのローストホース。前回の大トリで出てきたイチボ肉が、今回はトリ前で出てきました。
肉の内側から溢れてくる肉汁のうまみ。ここまで食べてきた馬刺しもユッケも最高だったけど、うまみの凝縮度合いで言えばやっぱりローストホースですね。店名に掲げるだけのことはある。

ROAST HORSE

付け合わせに、大根と蕪の漬け物。
サラッとした酸味が口の中をリセットして、これとローストホースだけを延々と食べていられそうな気がしてきます。

ROAST HORSE

大トリは「チョウチン」と呼ばれるバラの外側を使ったローストホース。見ての通り、サシの入り方がイチボとはまた違った感じで、とろける脂身と柔らかい赤身がうまい。

ROAST HORSE

ほんのり甘味を感じる生山葵との組み合わせは、まさに至福。
ここに来ると「牛や豚よりも馬って最高だな」と思えてきます。

ROAST HORSE

〆は炊き込みご飯と馬の時雨煮。赤だしを添えて出てきました。
最後にこんな隠し球を取ってあるとは。もう涙が出てきそうになります。

ROAST HORSE

箸休め的に芋けんぴ。既製品の芋けんぴしか食べたことがなかったので、お店で作ったホクホクの芋けんぴに目から鱗が落ちました。
こんなのまで美味しいなんてズルい。

ROAST HORSE

デザートは、チーズケーキのかき氷。
前回のガトーショコラのかき氷に負けず劣らず、ふわっふわなのに濃厚味のかき氷。
もはや馬肉レストランのデザートじゃなくてこれ単体でお店開けるレベルだろ、と思っていたら、実際にトレーラーを使った期間限定店「ICE BREAKER」としてこの夏に営業していたらしいですね。これは本当に、炎天下に行列してでも食べる価値があると思います。


いやはや、今回も最初から最後まで、一点の曇りもなくうまかった。自信のあるものだけを最高の状態で提供したい、というオーナーはじめスタッフの皆さんの気持ちが形になったような店だと思います。ここは次にまた来るチャンスがあれば必ず来たい。

horse won.
ごちそうさまでした。

投稿者 B : 23:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/10/12 (Wed.)

羽根付き餃子 蒲田 歓迎

先日行った你好が美味しかったので、これは蒲田の羽根つき餃子御三家をひととおり試すしかない!と思い、横浜方面に所用があった帰りに蒲田に寄り道して餃子を食べてきました。

歓迎 本店

蒲田 歓迎

你好の次は「歓迎(ホアンヨン)」です。なんだか好意的な名前のお店が続きますが(笑。
JR 蒲田駅から見ると大田区役所を過ぎて、駅前図書館・消費者生活センターと同じビルに入居しているというすごい店。しかし公営というわけではありません(ぉ

このお店も蒲田周辺に数軒支店を持っているようです。

蒲田 歓迎

餃子で有名とはいえ、お店自体はれっきとした中華料理店で、昔ながらのオーソドックスな中華の店構え。

この日は休日ということもあり、店内はすごい人。家族連れだろうとお一人様だろうと関係なく相席にさせられているアバウトさが中華料理屋っぽくていい(笑。
店内には、来店した芸能人の写真が所狭しと貼り出されています。

蒲田 歓迎

ランチタイムだったし、なんか麻婆豆腐が食べたい気分だったので、麻婆豆腐定食をいただいてみました。
この定食には餃子はついていませんが、ライスに野菜、ザーサイ、玉子スープまでついて 700 円ならコストパフォーマンスは上々。

蒲田 歓迎

麻婆豆腐は、すごい辛い!とか山椒の刺激が!とかいうタイプではなく、これまたオーソドックスなもの。
でも見た目通りの麻婆豆腐らしい味で、期待を裏切らない。粗挽き肉がたっぷり入っていて、けっこう食べ応えもあります。

蒲田 歓迎

そして餃子は単品でオーダーしてみました。
見た目からして、この照り!油をケチらずに使ったザ・中華餃子。

你好よりもパンチの効いた味で、極めつけは肉汁!ブワッなんてもんじゃなくて、ブシャーッと出てきます。肉汁じゃなくて別のものが添加されているんじゃないかと思うほど(笑
でもこれ美味しい。你好よりもこっちの餃子のほうが好きかも。

蒲田 歓迎

調子に乗って焼売まで頼んでしまいました。
これまた餃子と同様に肉汁たっぷり、食べ応えある焼売。美味しいけど、餃子のインパクトほどではないかな。

ちなみにここ、円卓が狭めな割にみんなけっこうたくさん頼むので、出てきた料理や空いた皿が円卓の回転部にどんどん載せられてしまい、相席だと餃子用の醤油や酢を取りたいのに円卓が回せないという事故が発生しがちです(汗。餃子はしっかり味がついていてそのままでも食べられますが、他のお客さんに声をかけてこの満載された円卓を回すのはちょっと勇気が要りますね(笑

ラーメンとか天津飯とか、他にもいろいろ食べてみたくなりました。
このへんでご飯を食べる機会はあまりないんだけど、チャンスがあれば大人数で円卓を囲んでみたいなあ。

関連ランキング:餃子 | 蒲田駅京急蒲田駅蓮沼駅

投稿者 B : 23:53 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/10/06 (Thu.)

五反田の隠れた名店「スワチカ」

ある日、五反田近辺の店でお昼ごはんを食べていたときのこと。
隣の席のサラリーマン三人組の会話が耳に入ってきました。

「メンチカツなら、俺イイ店知ってんだよ。カウンター席しかない古い店なんだけどさあ...」

メニューに迷ったときの井之頭五郎じゃないけど、こういう話にはつい反応してしまいます。有名店もいいけど、こうして付近で日々生活している人のクチコミにこそ名店あり。
私は「カウンターしかない古いメンチカツの店」でピーンと来ましたね。以前から店の前を何度も通りかかっているにもかかわらず、中の様子がよく見えなくて入ってみる勇気がなかなか出なかった店。こういう店は大当たりか大ハズレかどっちかだろうと思っていたけど、これは行ってみるしかない。

スワチカ

入口からして狭くて、店先にはメニューと値段が書かれた看板が出ているのみ。派手さが全くないので、ここが飲食店だと気づかずに通り過ぎる人も少なくないでしょう。看板がなければ古い床屋か何かだと勘違いしそうなくらいです。でも、この周辺でカウンターのみで揚げ物を出している古い店、といえばここしか思い当たらない。
今までこの敷居をまたぐ勇気が出せなかったけど、あのおじさんがあんなに熱心に語っていた店ならきっと美味いに違いない。入ってみようじゃないか。

スワチカ

スワチカ

自動ドアを開くと、本当にカウンターしかありません。しかもカウンターと壁の間も狭くて、人がすれ違うことすら難しいほど。満席の際にお客さんが入れ替わるときは、先客が出るのを待ってからか、後から入るお客さんがいったん店の奥まで行ってから先客が帰る、という客同士の連携プレーが求められます(笑
メニューは定食屋としての定番ものばかり。しょうが焼に 1,200 円というのは決して安くはありませんが、この界隈のランチの相場から言えば全般的にはまあ普通。

カウンターの中には、すごく細かく気を配ってくれるおばあさんと、やや寡黙な雰囲気のおじいさんの二人が働いています。この老夫婦が長年切り盛りしてきた店なんだなあ...と思っていたんですが、後で調べたらこのお二人は夫婦ではなく兄妹(あるいは姉弟)なんだとか!

スワチカ

ここで頼むのは、やっぱりあのおじさんのオススメ(といっても私に勧めてくれたわけじゃないけど)に従って、メンチかつ。
盛りのいいご飯に豚汁が付いてくるのが嬉しい。

スワチカ

どーんと大ぶりメンチかつ。てっきり小さめのメンチが二、三個載ってくるかと思っていたので、けっこうなインパクトがあります。
ちなみにメニューにあった「スワチカランチ」は、これよりも小ぶりのメンチ一つとライスがワンプレートに載ったリーズナブル版という感じ。

スワチカ

このメンチ、見た目以上に中身がやばい。粗挽き肉からブシャァァッ!と溢れ出る肉汁。衣の厚さや揚がり具合もちょうど良いし、これは本当にうまい。
この界隈のメンチカツだとあげ福もレベルが高かったですが、値段まで考えるとスワチカのほうが上かもしれません。

スワチカ

メンチかつにちょっと感動してしまったので、しばらく通ってみました(笑

揚げ物がうまい店なら期待せざるを得ない、アジフライ。
これも外はカラッ、中はフワッとしたアジフライのお手本のような仕上がり。私の中で歴代最上級である鳥越まめぞにはさすがに及ばないけど、日々食べるランチとしては十分すぎるレベルの高さ。

スワチカ

それから、けっこうな割合のお客さんが頼んでいるのがカレー。実は「スワチカ」という店名はインドのカレーパウダーの名前から取ったものだそうで、この店自体がもともとカレー専門店としてオープンした経緯をもつとのこと。どおりで聞き慣れない店名だと思いました(笑
そんな店ならカレーがうまくないはずがない。普通のカレーライスとかつカレーライス、メンチカレーライスのバリエーションがありますが、ここはカレーと同時にとんかつの様子もうかがいたいと思い、かつカレーライスをオーダー。

スワチカ

こういう店のカレーでは、カツカレーにするとルウ側には肉が入ってこないことも多いけど、ここのかつカレーはルウ側にも角切りポークをしっかり入れてくれるのが嬉しい。
ルウは「洋食屋のカレー」という感じの、辛味と酸味のバランスが良いやや上品めの味つけ。そうそうこういう味のカレーを期待していたんですよ私は。意外とカレーの激戦区でもある五反田だけど、この店は他の名店と渡り合えるレベルだと思います。さすがは元専門店だけある。

とんかつはサクッと軽めに上がっていてとても美味しいんですが、メンチのインパクトにはちょっと敵わない印象。ここはメンチカレーが正解じゃないでしょうか。

スワチカ

そしてポークソテー。分厚い豚の一枚肉をソテーした上に、トマト系のソースをフランベしてかけてくれる手間のかかった一品。
揚げ物系のメニューが多いけど、焼き物もいいじゃないですか。他のメニュー同様、いい豚肉を丁寧に扱っているのがよく伝わってきます。
ちなみにしょうが焼はこのポークソテーと同じ肉をソテー+ソースじゃなくてしょうが焼にしたもののようです。この肉を使っているなら、そりゃあしょうが焼にしては高いわけだわ。

この店は本当に気に入りました。外食しているというよりは、実家近くにある昔から顔なじみの店に食べに来たかのような落ち着き感。それでいて、手を抜かず丁寧に作られた料理。有名店で豪華ランチもいいけど、毎日食べたいのはこういう味なんですよ。
もしいつか『孤独のグルメ』に五反田が登場するとしたら、私は間違いなくこの店かグリルエフが選ばれるべきだと思う。古き良き五反田が味わえる、末永く続いてほしい名店です。

関連ランキング:定食・食堂 | 大崎広小路駅五反田駅大崎駅

投稿者 B : 23:00 | Curry | Gourmet | Lunch | コメント (3) | トラックバック

2016/10/02 (Sun.)

BAR THE GINTONICX #3

先日のフードメニュー拡充に続いて、今度はいよいよラム肉系メニューが復活したということで、改めて横浜へいそいそと。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX であります。

前回来たときに撮った写真を店舗のミニポスターとして使っていただきました。
誇らしいやら、照れくさいやら。(笑

BAR THE GINTONICX

カウンターに着席するなり、ビールじゃなくてジントニックから。

まずは旬のすだちジントニックをいただきます。
この店(正確には前身である「出張 the Gintonic in はる美」)で初めて実感したんですが、柑橘類とジントニックって不思議と合うんですよね。ジントニックの爽やかさが五割増しになって感じます。

BAR THE GINTONICX

つまみは当然クリームポt...の話はもういいかな(ぉ)、いぶりがっこマスカルポーネから始めます。
この日のがっこマスカル、いぶりがっこが細切りではなく櫛切り。でもこのいぶりがっこのカリコリした食感が主体となった感じも悪くない。

BAR THE GINTONICX

続いてディルジントニック。「ディル」とはよく魚料理に添えられてくるもしゃもしゃした感じのハーブで、これを漬け込んだジンでジントニックを作ると、先ほどのすだちとはまた違った爽やかな香りが鼻から抜けていきます。これは料理が欲しくなる。

BAR THE GINTONICX

さあ、では本格的にフードメニュー、いってみましょうか。
オープン当初は乾き物程度しかなくて「何もないのね。できるものを 14 人分ね」と言いたくなる感じだったことを考えると(ぉ)、本当に充実してきました。
とはいえ腕を振るうのはマスター一人。「メニューのここからここまで」なんていう無茶な頼み方はさすがにできません(笑

BAR THE GINTONICX

まずはマスターのこの日のイチ押し、ラム肩ロースハム。
厚切りのロースハムにしっかり目の味がついていて、これは箸が止まらない。ジントニックもスイスイ減っていくというものです。

BAR THE GINTONICX

それから羊肉串(ラムケバブ)。Left Bank 時代からの定番羊料理。
肉肉しさをストレートに味わえる串焼き、これこそラム料理の王道中の王道。こんな洒落たバーのカウンターでいただく料理じゃないような気もするけど(笑

BAR THE GINTONICX

飲み物は「わさびジントニック」へと進みます。
わさびを漬け込んだというから鼻にツンとくる感じを予想していたら、あんまり刺激はなくてわさびの爽やかな香りがほんのり立つジントニック。
これはラムの肉肉しさを中和するのにちょうど良い。

BAR THE GINTONICX

そーなるとラムネギクミン炒め。
ラム・ネギ・クミンと香りの強い食材の組み合わせで、味つけも濃いめになっているので、これまたお酒が進みます。

BAR THE GINTONICX

このお店のもう一つの顔、自家製ジンジャエールを使ったモスコミュール。
ここの濃い生姜の味を知ってしまうと、他の店でモスコミュールは頼めなくなります。

BAR THE GINTONICX

前回食べて気に入ったケイジャンチキンをまたいただきました。
表面のパリッと具合がおいしい。

BAR THE GINTONICX

ちなみにこの日は、横浜 DeNA ベイスターズの番長・三浦大輔投手の引退試合が横浜スタジアムで行われていました。
文字通り生粋のベイスターズファンでもあるマスターのこと、普段は BGV を流している店内のテレビもこの日ばかりは野球中継。
でもたまにはこんなバーも良いモノです(笑

私が中学生の頃に新人だった三浦投手がついに引退とは、時の流れを感じます。
本当に長い間お疲れさまでした。

BAR THE GINTONICX

うまい酒と肴とともに、ゆったりとした時間を過ごせる場所。
バーとしては基本的なことですが、だからこそ重要だし、自分に合った店を見つけるのは案外難しいことです。

この店に出合えて良かった。
また飲みに来ます。

関連ランキング:バー | 平沼橋駅横浜駅

投稿者 B : 22:00 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/09/29 (Thu.)

自由が丘 黒毛和牛ハンバーグ&ステーキ 腰塚

先日自由が丘方面に出かける用事があったので、こちらのお店でランチをいただいてきました。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

腰塚ハンバーグ&ステーキ

自由が丘にある、和牛専門の精肉&焼肉店として有名な「腰塚」が駅前ロータリーすぐのところにハンバーグとステーキのお店を出していたとは。焼肉店のほうはお値段的にちょっと敷居が高いですが、ハンバーグ&ステーキならば多少ハードルが下がります(笑。入口の看板からしておいしそうなオーラを醸し出していたので、吸い込まれるように入店。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

ハンバーグにするかステーキにするか迷った挙げ句、「迷ったら、両方」の法則発動で腰塚ステーキ&タルタルハンバーグのコンビネーションをオーダー。ランチにしてはちょっとお高いけど、自由が丘まで食べに来ることもあまりないので、ここはちょっと奮発。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

まずはステーキ。焼き加減はレアでお願いしてみました。
見るからにこれはいい肉。脂少なめの引き締まった赤身で、重くなくいくらでも食べられそう。ハンバーグがあるとはいえこのステーキも二倍くらいの量があっても全然食べられるんじゃないかと思います。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

続いてハンバーグ。表面だけカリッと焼かれているけど中はまだまだレアなのが、肉の谷間から見える赤さから伝わってきます。そしてナイフを入れなくても内側から溢れんばかりの肉汁感。これは見るからにうまそうだ。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

ソースはデミグラスと和風から選べます。ここは肉そのものの味を引き出してくれる和風で。
基本はおろし醤油だけど、そこにうずらの黄身だけ載ってくるというのが嬉しい。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

ハンバーグは肉の食感が味わえる粗挽き。肉自体にしっかりめの味つけがされていて、何もつけなくてもおいしくいただけます。おろし醤油をつけるとむしろさっぱりいただける感じ。
肉自体がいいところに食感も味つけもしっかりしていて、かなり「肉食ってる感」を味わえます。これはうまい。

ここのところ、さわやかインスパイア系のハンバーグにハマッていましたが、久しぶりにこういう王道ハンバーグもいいですね。自由が丘のお気に入り店リストに加えたいと思います。

関連ランキング:ステーキ | 自由が丘駅奥沢駅九品仏駅

投稿者 B : 00:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/09/20 (Tue.)

元祖羽根付き餃子 京急蒲田 你好

久しぶりに蒲田方面に行く用事があったので、以前から行きたいと思っていたお店でお昼ご飯をいただいてきました。

元祖羽根付き餃子 蒲田ニーハオ

ニーハオ

「餃子の街」と言えば宇都宮か、最近では浜松も有名になりましたが、東京で餃子といえば蒲田も激戦区として知られています。「羽根つき餃子」はこの蒲田ニーハオが発祥とも言われているほど。私は以前は蒲田が乗り換え駅だったにも関わらず、何故か今まで蒲田で餃子を食べる機会がありませんでした。でも今回はチャンスだと思い、ようやく訪店。

蒲田といってもほぼ京急蒲田駅前なので、JR からはちょっと距離があります。
羽根つき餃子発祥の店というからには年季の入った店構えを想像していましたが、行ってみるとなんか新しくてキレイな店舗で驚きました。どうやらこの春リニューアルしたばかりとのことです。

ニーハオ

お昼時だったのでランチメニューから担々麺セットを注文。
ほどなくして、想像したとおりの担々麺と餃子が出てきました。

ニーハオ

担々麺は、辛味の挽肉とチャーシュー、煮玉子、それに青梗菜ともやしで具だくさん。スープは濃厚ゴマ味。麺はまあ普通だけど、あまり辛すぎず全体的にはとても好きな味。会社の近くにあったら通っちゃう系の定番担々麺。

ニーハオ

そして元祖羽根つき餃子。こういう見た目の餃子も今や全国的に見られるようになったけど、その発祥の店に来たとなると、心して食べなくてはならない気がしてきます。
まあ羽根といっても餃子と一緒に小麦粉か片栗粉を水に溶いたものを焼き固めただけのものなんですが(笑)、このパリパリ感と餃子の皮のモチモチ感のコントラストを最初に見出した人は表彰モノだと思います。

ニーハオ

羽根のおかげで大きく見えているけど、餃子本体はむしろ小ぶり。でも中の具は白菜やネギの食感が良く、ジューシーな肉汁がギュッと閉じ込められていて、これはおいしい。もちろん羽根のパリと皮のモチのコンビネーションもいい。ついランチセットとは別に餃子だけ追加注文したくなるうまさ。

今まで、この店に長年足を運ばなかったのを後悔しました。
蒲田に他にも複数軒、それと大森や池上、目黒にも支店があるようだから、近くに行く機会があればそちらにも行ってみようかと。
あとこの蒲田には他にも羽根つき餃子の名店が数軒あるので、今度この辺に来るときには巡ってみようと思います。

関連ランキング:餃子 | 京急蒲田駅蒲田駅糀谷駅

投稿者 B : 00:28 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/09/12 (Mon.)

ひさびさの西麻布 豚組

久しぶりに、西麻布の豚組へとんかつを食べに行ってきました。

西麻布 豚組

西麻布 豚組

六本木ヒルズの地下に豚組食堂ができて以来、豚組のとんかつが食べたいと思っても駅近の利便性につられて豚組食堂にばかり行ってしまっていたので、西麻布の本店のほうに来たのは実に数年ぶり。ヒルズらしくオシャレでキレイな豚組食堂もいいですが、古民家を再利用したこの店舗のほうも落ち着けていいですね。

西麻布 豚組

この日の銘柄豚は、沖縄の琉香豚、岐阜のなっとく豚、長野の幻豚、黒毛奄美の島豚。しかしお店に行ったのがお昼少し遅めの時間帯だったので、銘柄豚はほとんどが売り切れ(;´Д`)。この店に来るお客さんはいい肉を食べにわざわざ来ている人ばかりとはいえ、高いものから順に売れていくというのもすごい話です...。

西麻布 豚組

しばらく来ていない間に、新メニューとして氷室熟成させた新名物「サブマリン」とリブロースを使った「デ・リュックス」というのが追加されていました。これらも無茶苦茶気になるんですが、ほとんどが売り切れ(;´Д`)。もっと早い時間に予約とれば良かった...。

西麻布 豚組

ともあれ、注文してとんかつが揚がってくるのを待ちます。
その間に前菜的に出されたのが、この茄子のおろし和え。9 月とはいえまだまだ暑いので、こういうさっぱりした一品は嬉しい。しかも茄子に味がよく染みていて、うまい。
とんかつが出てくるまでの間をつなぐどころか、あっという間に完食しました(ぉ

西麻布 豚組

とんかつの準備ができると、ご飯・赤だしに加えて山盛りのキャベツ(取り分け制)と、

西麻布 豚組

漬物が先に提供されます。いぶりがっこが入っているのがまた嬉しい。

西麻布 豚組

そして、とんかつ。
まずはフィレかつから。銘柄豚が売り切れだったのでレギュラー品だけど、顎に力を込めなくても噛み切れてしまう柔らかいフィレ、とてもおいしい。

西麻布 豚組

それからロースとんかつの 3cm 超厚切り。こちらもレギュラー品です。
久しぶりの超厚切りとんかつ、やっぱり見ているだけで幸せになれます。

西麻布 豚組

揚げるのに通常よりも時間を要するという、この超厚切り。薄めの衣が分厚い肉を引き立てています。
まずは塩で一切れ。その後にソースやカラシで味を変えて一切れ。ロースの割には油がしつこくないので、塩よりもソースのほうがうまみが引き出せる感じ。

西麻布 豚組

銘柄豚の中で「なっとく豚」ロースの通常の厚さのものだけまだ残っているということで、試してみました。
レギュラー豚のロースと比べると、肉自体の味の濃さや肉汁の出方が全然違う。レギュラー豚も十分おいしいと感じたけど、これを食べてしまうとレギュラーが物足りなく感じますね。
「なっとく豚」ってどのへんが納得なんだろう...?と思ったけど、本当に食べて納得(笑)。

西麻布 豚組

〆のデザートは黒蜜プリンとホットウーロン茶。
おいしかったとんかつランチをしみじみと振り返りつつ、満足のひととき。

ごちそうさまでした。
今度はサブマリンやデ・リュックスも食べてみたいなあ。

関連ランキング:とんかつ | 乃木坂駅六本木駅表参道駅

投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/09/05 (Mon.)

五反田「路地裏」の激辛牛すじ煮込定食

五反田の東急池上線ガード下に、以前から気になっていた場所がありました。数年前にガード下が整備されて「桜小路」と呼ばれる飲み屋街になっていたんですが、そこが妙にうまそうなオーラを発していて。でもこの辺はもともと風俗店なんかもあったエリアで近寄りがたさを感じていたんですが、とりあえずランチならと思って(笑)意を決して行ってみました。

路地裏

足を踏み入れてみれば、そこはけっこう小ぎれいな空間に小さな居酒屋が乱立している、想像通りのマニアックエリアでした(笑。

この↑昼間っから赤提灯を煌々と輝かせている居酒屋は、その名も「路地裏」というお店。どうやら品川駅港南口のカオスエリアにその名の通り「路地裏」の本店があるようですが、近くは何度も通っているけど入ったことはなかったなあ。ここはその支店とのことです。

居酒屋 路地裏 五反田店

路地裏

ランチメニューはこんな感じ。正しい居酒屋の昼定食、という趣だけど、メニューのこのポップなフォントは一体(笑

カルビとかピビンパといった焼肉屋系のメニューが目立つので韓国系のお店なのかと思ったら、働いている店員さんは軒並み東南アジア方面っぽい顔立ち、という謎仕様(ぉ。
ま、そのへんは気にせず注文します。

路地裏

メニューの冒頭に書かれていた「激辛牛すじ煮込定食」にしてみました。
「来店初めてなら迷わずこれで!」と言われたら頼むしかないでしょう。

大盛り気味のご飯に味噌汁、メインの牛すじ煮込、サラダ、お新香といった組み合わせ。
安いにしてもちょっと量は少ないかなという気もするけど、まあこんなもんか。

路地裏

この真っ赤な牛すじ!見るからに辛そうです。

食べてみると、口に入れた瞬間は汁に溶け出した牛肉のうま味と脂の甘味を感じるけど、後から辛さが追いかけてきます。そして少し間を置いて全身からほとばしる汗。
うわあ、これは辛いわ。でもうまい。辛いのに箸が止まらなくなって、大盛り気味に感じた白飯があっという間に空いてしまいました。
辛い物好きを自認する私でもさすがに汁までは飲み干せなかったくらい辛い(というより自分自身の熱さに耐えられない)けど、中毒性のあるうまさ。すじ感はありつつとても柔らかい肉もまたいい。

出てきた瞬間は「これっぽっち?」と思ったけど、大盛りご飯のせいもあってお腹いっぱいになりました。
これだけ牛すじがうまければ、水曜限定の牛すじカレーも期待できそうだなあ。近くのホットスプーンは最近人気が出ちゃってお昼時は行列だし、カレーがおいしければこっちで牛すじカレーを食べるというのもアリかな。

関連ランキング:居酒屋 | 五反田駅大崎広小路駅大崎駅

投稿者 B : 23:20 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/08/20 (Sat.)

ROAST HORSE

ねんがんの ローストホースにいってきたぞ!

ローストホース

ROAST HORSE

広尾にある馬肉料理専門店「ローストホース」。二年ほど前にオープンしたお店で、完全会員制な上に具体的な立地等も非公開。馬肉好きとしてはずっと気になっていましたが、このたび会員の某氏にお誘いいただき、ついに訪れることができました。もうこれは万難を排して伺うというものです。

ROAST HORSE

料理はコース制。予約時間通りにお店に入ると、まずはウェルカムドリンクが出てきました。今が旬の桃で作られたピーチベリーニ(桃とスパークリングワインのカクテル)ですが、桃の食感がしっかり残ったベリーニで、すごくおいしい。思わずおかわりしたくなるおいしさですが、こだわりの桃の入荷数が限られているとのことでお一人様一杯限定。でも、この一杯目でこの後の料理への期待がさらに高まりました。

ROAST HORSE

前菜的なこの一品は、「内モモ肉のそうめん仕立て」。馬肉専門店なので当然馬肉しか出てこないわけですが、いきなり「そうめん仕立て」ってどういうこと?

ROAST HORSE

と思ったら、馬の内モモ肉を細長く切ったものを、麺つゆと薬味でいただく、というものでした。
桃からのモモ、ってわけでもないでしょうが(ぉ)脂身が少ないのに柔らかい赤身モモ肉をこういう涼しい食べ方でいただく、というのもいいですね。うまーい。

ROAST HORSE

続いて、馬肉の握り。あえて酢飯を使っていないのがこだわりとのこと。
確かに酢飯でないほうが、馬肉自体の味がしっかり感じられてうまい。

ROAST HORSE

内モモの馬刺と昆布締め。

私は馬肉が名産品の一つである長野方面への出張が多くて、たぶん世間一般よりは馬刺をよく食べている方だと思うのですが、本場長野でもこんなにうまい馬刺にはそうそう巡り会えません。
さらにその馬刺を昆布締めにしてしまうという発想もありませんでしたが、馬肉のうまみがさらに引き出されて、こちらも絶品。

ROAST HORSE

ベリーニのおかわりといきたいところですが一杯限定なので、代わりにスパークリングワイン。
上品であっさりとした馬肉料理が続くため、ビールよりもスパークリングワインがよく合います。

ROAST HORSE

さらに馬刺しの連撃。次第にボリューム感のある部位に移っていきます。
左から順に、オビ、小オビのウニ乗せ、フタエゴ。いずれも胸~腹部の脂乗りのいい部位で、脂身から出てくる強い旨みが感じられながら、もたれそうな感覚がほとんどありません。これはたまらん...。

ROAST HORSE

馬刺のラストは、カイノミ(左)とバラ(右)。
そろそろこれらの馬肉のうまさが、それを表現するための自分の語彙力を上回っていることを自覚し始めました(ぉ

ROAST HORSE

そろそろ日本酒を合わせたいな、と思って「亀萬 一回火入れ」。
このお店の馬肉は熊本から仕入れているそうなので、同じく熊本の酒が合わないわけがない。

ROAST HORSE

馬肉と桃のカルパッチョ。最初にベリーニで出てきた桃がここで再登場しました。肉と桃の間にはモッツァレラチーズが挟まれ、上にはキャビア。

うわあああ、この筆舌に尽くしがたいうまさ。単に高級食材を組み合わせただけじゃないぞこれ。一切れと言わずおかわりもっとくれください(;´Д`)ヾ。

ROAST HORSE

ん?これは箸休め的に冷製ポタージュスープ的な何かかな?
と思ったら、これ「馬肉のユッケ」とのこと。そんな斜め上展開ありなのか(;´Д`)ヾ。

ROAST HORSE

ポタージュスープだと思っていたものは、生卵を泡立つくらいまでにかき混ぜたもので、その中に馬肉のユッケが仕込まれていました。
しかも隠し味として、今が旬の幸水(梨)が使われていて、幸水のみずみずしい甘さが馬肉の旨みを引き立てています。これもうまい...おいしくて涙が出そうになるという経験はそうそうあるものではありませんが、これは本当に泣けてきます。

ROAST HORSE

日本酒は新潟の「加茂錦 紅桔梗」に移行します。これは「荷札酒」として、加茂錦ブランドの中でもシリーズ化されているものだとか。
スッキリした辛口ながら、後味にしっかりした存在感が残るあたりが北陸の酒らしくて、私の好みにどストライク。この後はずっとこればかり飲んでいました。気に入ったので自宅でもこれ飲もうかな。

ROAST HORSE

これは「馬のシャトーブリアン天ぷら」。シャトーブリアンといえばステーキですが、それを天ぷらにしてしまうとは。
オーナー曰く「天ぷらは揚げ料理じゃなくて蒸し料理。衣の中で 100℃ を超える温度で蒸せる調理法は他にない」とのこと。たしかにシャトーブリアンが蒸し料理らしい柔らかさに仕上がっていて、うまみもしっかり閉じ込められています。これはあかんやつや(誉め言葉

ROAST HORSE

再び寿司に戻って、コウネとハラミの握り。
出た、コウネ!馬のたてがみの部分で、舌の上でとろこえる脂のうまみが最高で、私が大好きな部位。これが握りでいただけるとは。
肉の味と食感がしっかりしたハラミとの組み合わせ、というのもまた良い。生きていて良かった、とさえ思えます。

ROAST HORSE

テールの肉じゃが。馬肉の肉じゃが、そういうのもあるのか!

上質な脂肪分の多いテール部分で肉じゃがを作れば、馬肉でもこんなに濃厚に仕上がるんですね。
主役のテール肉は、肉じゃがというよりは角煮とでも言いたくなるような、ほろほろっと崩れる柔らかさ。

ROAST HORSE

と、ここまででも相当な品数がありましたが、ここからがいよいよメインディッシュ。
まずは前座として焼き野菜。一見、タマネギとエリンギをただ焼いただけに見えますが、

ROAST HORSE

タマネギは切ると中から水分がジュワァァァと出てくる、絶妙な焼き加減。ここまで甘いタマネギも食べたことがない、というおいしさ。
エリンギもふっくらしていておいしい。

ROAST HORSE

そして真打ち、店名にも冠されている「ローストホース」が塊で出てきました。
これは「ラムダゴ」という部位で、馬のお尻にあたります。

ROAST HORSE

部位的にちょっと固そうなイメージがありましたが、そんなことはないしなやかな食感。しっかりとした味もあって、この部位はローストするためにあると言っても過言ではありません。
ここまでの馬肉料理もそれぞれうまかったけど、やはりメインはさらにひと味違います。

ROAST HORSE

さらに希少部位・イチボのローストホース。
ラムダゴとはまた違ってサシが多く、肉汁ジュワァ系。赤身肉とは対照的なローストホースです。

ROAST HORSE

生山葵をすり下ろしていただきます。
柔らかい触感と口の中で広がるうまみ。脂分は山葵が良い具合に中和してくれて、もはや「最高」以上の表現が見当たりません。
ローストビーフやローストポークでもこんなにうまいのは食べたことがない。

ROAST HORSE

〆はなんと馬肉のカレー。ライスはおにぎり半分くらいしかなくて、二~三口で食べきってしまえる少量です。
コクよりもスパイス重視の味付けで、口の中の馬肉の余韻をスッと消してくれる感じ。これこんなちょっぴりじゃなくて一人前食べたいんですけど(ぉ

ROAST HORSE

デザートはこれ。チョコレートムース的な何かかと思ったら、その実体は...

ROAST HORSE

ガトーショコラのかき氷!ふわっふわの食感なんだけど、味は濃厚ガトーショコラ。なんだこれ。馬肉屋で出すレベルのものじゃないだろ(;´Д`)。
最後まで目から鱗が落ちっぱなしでした。

料理は一品運ばれてくるごとに、オーナーがテーブルにやってきてその自信とこだわりを自ら語ってくれます。
そんな御託がなくても十分以上においしい料理のオンパレードでしたが、あまりにもアツい語り口に、馬肉に対する愛と自信が溢れていました。

ここは本当においしかった。馬肉に限らず、今年初めて行った飲食店の中でここがベストと断言できます。
あまりにもベタだけど、これは書かずにいられない。「ウマ勝った!」

会員制なので行きたくても自由に行けないのが難点ですが、今回連れて行ってくださった方とまた行くべく、帰り際に次回予約を入れてきました(ぉ。

ごちそうさまでした。
次回も楽しみにしています。

投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/08/16 (Tue.)

新幹線が運ぶ鮨 金沢「もりもり寿し」

実家に帰省したときはほぼ必ず鮨を食べに行っています。とはいってもお手軽に回転寿司ですが、北陸は回転寿司でも下手な廻らない寿司屋よりうまかったりするので馬鹿にできない。
ただ富山と金沢では出ているお店がけっこう違って、金沢の方のお店は知らないところも多いんですよね。今回は、富山にはなかったこちらのお店に行ってみました。

もりもり寿し

もりもり寿し

店名だけ見ると、味よりもボリューム優先のお店っぽい印象があります(笑
でも、石川県内では大手の回転寿司チェーンのようで。本店は金沢市内ではなく能登、というあたりが期待できそう。

もりもり寿し

店内はカウンターのほかにボックス席がいくつか。で、ボックス席には iPad mini を使った発注システムが備えられています。一応ベルトコンベアにも鮨が回ってきますが、比較的無難なネタや甘味なども多くて、回転寿司ながらコンベアよりも自分が食べたいネタを注文するのが基本。ま、東京の回転寿司も 20 年前から食べたいネタをタイミングがズレないように注文するものだったようですが。

もりもり寿し

とりあえず生ビールから。
金沢は東京よりは多少涼しいとはいえ暑いことに変わりはないので、ビールがスルスル胃に吸い込まれていきます。

ビールを飲んでいると、奥の方から「ガーッ」という何か機械が動くような音が。

もりもり寿し

って、なんか回転寿司のレーンが二階建てになっていて、注文した鮨が上の階から新幹線に乗ってやってくるんですけど!(;´Д`)ヾ。
北陸新幹線にかけた演出なのかどうか知りませんが、こんな回転寿司初めて見た(笑。

追記:回転寿司の大手チェーン「かっぱ寿司」にもかつて新幹線レーンがあったというご指摘をいただきました。かっぱ寿司には行ったことがないんですが、この店オリジナルというわけではないんですね...。

もりもり寿し

新幹線はちゃんと自分のテーブル前で停車して、鮨を取ったら赤いボタンを押せば自動的に戻っていく仕組みになっています。
カウンターから遠いテーブル席だけの仕掛けのようですが、いやあ驚いた。

もりもり寿し

気を取り直して(笑)お鮨を堪能していこうじゃないですか。

まずはマグロ三種盛りから。
日本海といえばマグロではなくブリでしょうが、夏場は旬じゃないので地物にこだわらないほうが幸せになれます。

もりもり寿し

続いて光りもの三種。
アジ、イワシ、サバという光りもの好きにはたまらない組み合わせです。

もりもり寿し

それからカニ三種。
せっかくだからいろいろ食べたいけど、全部二カンずつだとお腹いっぱいになりすぎるから、こういうセットものがありがたい。

もりもり寿し

お造りも、トロとアオリイカをいただいてみました。
こういうお皿の場合は新幹線ではなく店員さんが持ってきてくれます(笑

もりもり寿し

とどめに、金沢の鮨の王様・ノドグロ。関東じゃなかなか出してくれる店がありません。興奮のあまり、うっかり皮のほうから撮ってしまいました(ぉ
富山にいた頃はブリこそ刺身の王だと思っていましたが、ノドグロはまた違った感じの脂の乗り具合で、甲乙つけがたい。

やっぱり北陸の回転寿司はおいしいですね。
新幹線のインパクトが強くてファミリー向けの印象がありますが、以前食べた金沢の別のチェーン系の回転寿司よりはこちらの方が味も良かったように思います。
今度から帰省したときはここを巡回ルートに入れることにします。北陸以外にも出店しているようなので、今度都内の支店に行ってみるかな。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:回転寿司 | 野町駅野々市工大前駅野々市駅(北陸)

投稿者 B : 23:11 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/08/06 (Sat.)

練馬桜台 久松湯からの唐辛子餃子

「俺にとって人生の得といったら、これしかない」

久松湯

ここのところ出張等が続いていてですね。身体的にもけっこう疲労が溜まってきてます。そうなるとゆっくり温泉にでも浸かりに行きたくなるところですが、なかなかそうもいかない。そうなると、『昼のセント酒』の聖地巡礼がてら、ゆったりできそうな銭湯に行くのがちょうど良さそうじゃないですか。全 12 話放送されたドラマの中でも、いちばん来てみたいと思っていたのがここ、第 7 話に登場した桜台の「久松湯」。年季の入った施設が多い銭湯界にあって、数年前にデザイナーズ銭湯としてリニューアルしたばかりの、明るくキレイな銭湯です。建物からして本当に美術館と見まがわんばかりの美しさ。

練馬区桜台の天然温泉 久松湯

久松湯

番台ではなくフロントと呼びたくなるような、ちょっとしたホテル然としたエントランスをくぐると、大きな窓からたっぷりと光を取り込んだ、開放感ある浴室に続きます。日替わり風呂、ジェットバス、電気風呂、水風呂、サウナ(別料金)、そして露天風呂。スーパー銭湯ほどじゃないけどゆっくりいろいろ浸かれます。一般的な銭湯の密閉空間とは違う、心を広げてリラックスできる場所。これはいい。
客層も、他の銭湯に比べて若い人や家族連れが多く、常連でなくても気兼ねなく入れる雰囲気がいい。劇中でも「夜は混む」という話がありましたが、休日の真っ昼間でもだいぶ混んでいます。この快感は、家風呂では絶対に味わえない。だからわざわざ浸かりに来るんだよなあ。もう少しウチからアクセスしやすい立地だったら、自分も毎週末でも来たいくらいだ。

さて、さっぱりしたぞ。
よし、グイッと行きますか。

桜台の餃子家

はい発見!
ここが今回の本来の目的地である、餃子専門店。久松湯からは、本当に目と鼻の先にあります。

ああ、この疲れと汗を洗い流した肉体に、ビールを注ぎ込みたい。
しかしここは逸る気持ちを抑えて、焦らず、走らず。

桜台の餃子家

桜台の餃子家

外から見ても「餃子専門店」としか書かれていないけれど、ここの正式な店名は「桜台の餃子家」とのこと。
どちらかというと地元のお客さんの持ち帰りが主体なのか、店内は狭くてカウンター数席しかありません。
このこぢんまりとした佇まいは、どことなく富山のミッちゃん餃子を彷彿とさせるなあ。

桜台の餃子家

カウンターに着席。お客さんは私一人。ま、ランチにしてもちょっと遅い時間だしな。

メニューには餃子がたくさん。他にも中華そばやチャーハン、定食もあるのか。
なんかどれも超オーソドックスな感じでソソられるけど、ここは初志貫徹で餃子ビールで決まりでしょ。

桜台の餃子家

あ~!!うまい!!風呂上がりの、それも昼酒ってあたりがまたたまらない。

シュワッと爽やか、あー気持ちいい。
日々の愚痴や不満、悩みまでもが、泡と一緒に消えていくようだ。
しかし、俺がビールを愛するこの気持ちだけは、絶対に泡と消えることはない!

桜台の餃子家

そこにビールの最高の相棒、餃子!
サブタイトルになった唐辛子餃子は当然のこと、やっぱり本来のこの店の味も試しておくべきでしょう、ということで普通の餃子も一緒にいただいてみました。

桜台の餃子家

餃子自体は小ぶりだけど、薄めの皮のもっちり&パリッとした食感のコントラストがとてもイイ。
具もギュッとした凝縮感のある味で、これはうまい。ビールと一緒なら、何個でもバクバクいけそうだ。

桜台の餃子家

そして唐辛子餃子。ニュージェネレーション餃子のお出ましだ。

皮に唐辛子を練り込んでるのか。
練馬だけに、練りがいい。

いいですね、軽くつんときた。確かに唐辛子だ。最初の一口は普通の餃子っぽいんだけど、噛めば噛むほど唐辛子が追いかけてくる感じ。
これはビールが加速する~。

桜台の餃子家

いやあ、おいしかった。

帰り際、改めてふと店先を見てみると、今は亡き地井武男さんのサインが。「ちい散歩」でこのお店を訪れていたんですね。
確かに、ここは散歩のついでに餃子を軽くつまんで行きたくなる店だ。

銭湯も餃子も気に入ったし、近くに来る機会があったらまた寄りたいと思います。
ごちそうさまでした。

関連ランキング:餃子 | 桜台駅新桜台駅練馬駅

投稿者 B : 22:26 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/07/30 (Sat.)

BAR THE GINTONICX #2

今月オープンしたばかりの横浜 BAR THE GINTONICX ですが、最近フードメニューが拡充されたということで、改めて行ってきました。

BAR THE GINTONICX

まもなく開店から一ヶ月、ロゴデザインだったり入口の看板だったり、少しずつバージョンアップしていますね。
通りすがりにはなかなか入りづらい感じの雑居ビルの 3F に上がると、ビルの外観からはちょっと想像もつかないような落ち着いたバーが展開されています。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

基本的にカウンター奥の棚に並べられたお酒だけが照らされているインテリアが、「ここでは酒が主役」と無言で語っているようで、いいですね。

ちなみに前回来たときには照明が想像以上に暗くて写真の画質がメタメタだったので、今回はわざわざ α7S を持ってきました(笑。
サイレントシャッターを使えば店内の雰囲気に水を差すことなく撮影できる点も重宝します。

BAR THE GINTONICX

店名にちなんでジントニックからといきたいところですが、あまりに暑いので、何はなくともビールから。
乾いた大地に水が浸み込んでいくかのように、黄金色の液体がスルスルと喉に吸い込まれていきます。

BAR THE GINTONICX

オープン当初と比べて変化のあったドリンクメニュー。
ピンク色の枠で囲まれた「今日のおすすめドリンク」がいかにも夏らしく、心惹かれます。

BAR THE GINTONICX

ビールが一瞬でなくなってしまったので、改めて昆布ジントニックから。
こんなにかっこいいバーなのに、飲んでいるのが昆布味のジントニック、というこのギャップ(笑

ちなみに昆布味のジンとか昆布味のトニックウォーターが売られているわけではないので(当たり前だ)、この味はこのお店オリジナル。
風味が薄かったり逆にエグみが出たりしないように調整するのが独自のノウハウだそうです。

BAR THE GINTONICX

さて、それじゃ大幅に拡充されたフードメニューを見ていこうじゃないですか。
BAR Left Bank 時代から継承されたメニューもいくつかありますが、新メニューも見受けられます。

でも、まずは当然アレから行くでしょう。

BAR THE GINTONICX

復活のクリームポtいぶりがっこマスカルポーネ!

オープンにあたってマスターの満足いくいぶりがっこが手に入らなかったために当初は存在しなかったメニューですが、これが晴れて復活。
ただし以前とは違ういぶりがっこが使われていて、いぶりがっこの切り方も以前より太め。
でもこの塩気とマスカルポーネの甘みのコンビネーションがたまりません。一年ぶりのこの味、やっぱりうまい。

BAR THE GINTONICX

それから口水鶏(よだれ鶏)、ハーフサイズ。これも Left Bank 時代の名品の一つです。
ネギに埋もれてよく分からないけど(笑)柔らかい蒸し鶏に、後から追いかけてくるしっかりめの辛さがうまい。

BAR THE GINTONICX

暑い日に辛いものを食べたら、今度はモヒートで口の中を爽やかにしたくなるというものです。
この日のオリジナルカクテルとして「コーヒーモヒート」や「ピーチモヒート」もあったけど、あえて最もスタンダードなモヒートで。

BAR THE GINTONICX

ケイジャンチキン。パリッとした皮と柔らかい肉の対比がいい。
フードメニューが充実してきたのをいいことに、バーなのに料理ばかり頼んじゃってすいませんでした(ぉ

BAR THE GINTONICX

オリジナルジントニックに戻ってきて、こちらは「山椒ジントニック」。
どんな味がするのかと思ったら、山椒のシビれる辛さは特に感じられなくて、鼻に抜けていく山椒の夏っぽい香りが爽やか。飲んでみるまで想像できなかったけど、これはおいしい。

BAR THE GINTONICX

調子に乗ってポークステーキまでオーダー。ラム肉がないのがちょっと寂しいけど、なかなかどうしてこのポークステーキもうまい。
たまり醤油で作った自家製のソースがとても食欲をそそります。すいませーん、ライスください(ぉ

BAR THE GINTONICX

〆っぽい料理として定番ナポリタン。
バーで食べるスパゲティってどうしてこんなにおいしいんだろう。

BAR THE GINTONICX

さっきからロングカクテルばかり飲んでいたので、最後はバーっぽくショートにしようと思い、これまた日替わり限定の「マンゴーマティーニ」。
これは生マンゴーを使ってるんですかね?マンゴーの香りと、ちょっとドロッとした食感的なものを感じるフルーティな一杯。マティーニというよりはデザート的な感覚。

BAR THE GINTONICX

こうして横浜の夜は更けていくのでありました。
オープンから少しずつ進化しつつある BAR THE GINTONICX。待望のテーブル席ももうすぐ導入されるとのことで、複数人でも飲みに行きやすくなりそうです。

スイカソルティードッグとかピーチモヒートとかも気になるし、夏の間にもう一度来たいと思います。

関連ランキング:バー | 平沼橋駅横浜駅

投稿者 B : 23:00 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/07/29 (Fri.)

ウルフギャング・ステーキハウス 六本木

ちょっといい肉を食べに行こうぜ!というお誘いをいただいて、六本木へいそいそと。

Wolfgang's Steakhouse ウルフギャング・ステーキハウス

Wolfgang's Steakhouse

都内ではけっこう有名な熟成肉のステーキ、ウルフギャング・ステーキハウスであります。

予約必須の人気店だし、単価もかなり高い方だし、今まで縁がないと思っていましたが、誘われたなら二つ返事でついていくわけです(笑
六本木の外れにある、高級そうな店構え。さすがに緊張します。

Wolfgang's Steakhouse

ちょっと気取った感じの店内は、ニューヨークスタイルというんでしょうか。日本的か逆に西部っぽいステーキハウスにしか行ったことがないので、こういう雰囲気は初めて。接客は丁寧なんだけどフレンドリーさも感じさせて、緊張をほぐしてくれます。

Wolfgang's Steakhouse

こちらがメニュー。普段食べている肉よりゼロがひとつ多い感じ(汗。
でも、ここでプライムステーキを食べずに帰ったら、この店に来た意味がない。清水の舞台から飛び降りる覚悟でオーダーします。

Wolfgang's Steakhouse

何はなくともビールから。生ビールも複数銘柄から選べますが、私はプレモルで。

Wolfgang's Steakhouse

前菜にクラシックシーザーサラダ。オーソドックスなメニューだけど、スライスパルミジャーノがたっぷりかけられて、濃いめのシーザードレッシングが合わさると、これだけでお酒が進みそうにうまい。

Wolfgang's Steakhouse

そして本命、プライムステーキ。T ボーンの外側がサーロインで、内側がフィレ。これで三人前ですが、かなりのボリュームです。

Wolfgang's Steakhouse

ドライエイジドビーフだけあって、肉の味が濃い!

サーロインのほうは肉々しい匂いが強まって、これぞ「いかにも肉って肉」と思える味。脂乗りもさほどしつこくなくて、うまい。
フィレのほうは、こちらはクセがなくてとても柔らかい。今まではステーキといえばサーロイン派だったけど、これを機にフィレ派に転向したくなるレベル。

うあー、これはおいしいわ。しかもこの肉を思う存分食べられるなんて。

Wolfgang's Steakhouse

このステーキに、一見何の変哲もないんだけどステーキに負けない存在感のあるフライドポテトと、

Wolfgang's Steakhouse

ロブスターマックンチーズ(ロブスターとチーズが入ったマカロニグラタン的なもの)を付け合わせに、ステーキを堪能していくわけです。
どれも本来はいかにもアメリカンなものだけど、大味にならずに良いものを品良く食べられるようになっているのが、ニューヨークスタイルの所以でしょうか。

いやあ、美味しいものが一緒だと、自然と会話も弾みますね。
高価いけど、それだけの価値がある美味しさでした。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:ステーキ | 六本木駅六本木一丁目駅麻布十番駅

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2016/07/21 (Thu.)

ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム

いただきもののビール。

サントリー / ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム

THE PREMIUM MALT'S MASTER'S DREAM

実家にお中元で届いたものらしいんですが、ビールは基本的にスーパードライしか飲まない(かつ年齢的に飲酒量自体減ってる)私の両親にとって、「私らの口には高級すぎるから、あんた飲まんけ」ということで送られてきました。
この春に発売されてから、ちょっと気になっていたプレモルのさらなるプレミアムライン「マスターズドリーム」、その名も醸造家の夢。

本来のプレモル自体、四年前にリニューアルして以来味が変わってしまい、以前のようなキャラクターが薄まり、さほど積極的に飲みたい銘柄というわけでもなくなってしまいました。最近はむしろヱビスのほうがよく飲むくらい。
でもこんな大仰な名前をつけるくらいだから、プレモルが本来作りたかった味を極めたものに仕上がっているのかもしれません。

THE PREMIUM MALT'S MASTER'S DREAM

305mL という小ぶりなボトルに入っていたのは、通常のプレモルよりも少し濃い色のビール。
ピルスナータイプですが、こういうタンブラーグラスよりもゴブレットに注いで香りを楽しみたくなる雰囲気。

THE PREMIUM MALT'S MASTER'S DREAM

きめ細かな泡と、漂ってくるローストっぽい香りが良いですね。通常のプレモルよりも芯が太い感じ。
味の方もずっしりとしていて、後味にしっかりとした苦味を感じるタイプ。無個性になってしまったプレモルとは対極的な存在感です。
これは料理やつまみに合わせてというよりも、食後にこれ単体と対峙して、一口ずつじっくりと味わいたいビールだと思います。キンキンに冷やすよりも、少し常温に戻ってきた頃合いのほうが香りが立ってきて、本来の味を楽しめます。

ただこれがプレモルの系譜か?と言われれば、ちょっと違うんじゃないの?とも思います。
プレモルとは共通の素材を使いながらも、全く違う方向性のビール。かつてのプレモルの華やかさを期待すると裏切られるけど、別物だと考えればアリ。
ネーミングについては多分に販売戦略上の理由があるんでしょうし、先入観を持たないほうが素直に堪能できるかも。

確かにおいしいんだけど、高いビールを買うなら他にクラフトビールの選択肢も多いし、なかなか難しいポジショニングのビールだと思います。でもいただきものとして飲む分にはとても嬉しいです(ぉ。

サントリー / ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリームセット

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投稿者 B : 22:34 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/07/17 (Sun.)

あるでん亭 新宿センタービル店

ソニービルの閉館に伴い銀座本店の閉店(今のところ移転先未定)が決まってしまった、私の大好きなスパゲティ店「あるでん亭」。
なくなったら新宿店にお世話になるしかないかー、と思っていたところで、新宿方面に行く用事があったので、新宿センタービル店に初めて行ってみました。

あるでん亭 新宿センタービル店

あるでん亭

新宿センタービルは、新宿西口から東京都庁に向かう途中にある高層ビルのひとつ。
新宿西口ってヨドバシ~マップカメラ周辺はよく行くけど、そこから先の都庁方面って仕事でもなければ滅多に行く機会がないんですよね。

行ってみて初めて気がついたんですが、このお店、リコーイメージングスクエア(ペンタックス/リコーのショールーム)の真向かいにあるんですね。普段ペンタックスのカメラはあまり触っていないので、現地に来てみてそういえばそうだったなあ、と気がつきました。

あるでん亭

入口の自動ドアからして、銀座店同様にいろんなお客さんの写真が貼られています。
この中央の写真、かつて F1 のルノーやマクラーレンチームで活躍した(現在は日本国内でスーパー GT に参戦)ヘイキ・コヴァライネンじゃないですかー!そういえば銀座店でも写真を見かけたような。あるでん亭のファンなんですね(笑。

あるでん亭

店内は、ソニービルの一角に無理矢理作った感じの銀座店に比べると、席数も多くてスペースに余裕ある感じ。とはいえお店の前にもスツールが並んでいたとおり、ランチタイムは行列ができる人気店のようです。
カウンターにもお客さんの写真がぎっしり貼られています。私が知らないだけで世界的に有名な人、っていうのも混ざってるんだろうなあ。

あるでん亭

メニューは銀座店と同一のようです。
生クリームではなく卵黄だけで作ったカルボナーラや超王道のアリオオリオ(ペペロンチーノ)が有名なお店ではありますが、私が行った時間帯の他のお客さんのオーダーは「ポパイ」(ほうれん草ベーコンのオイル系スパゲティ)を頼んでいる人多め。お、それ頼んだことないし、気になるなあ。

あるでん亭

でもやっぱり初めて来たなら銀座店との味の違いを知っておきたいと思って、まずは食べたことのあるやつにしてみます。
王道中の王道、アリオオリオのベーコン添え。店内では通称「パンチェッタ」と呼ばれているもので、ペペロンチーノに特大ベーコンが 4 枚も載った豪華版。

あるでん亭

シンプルなだけに誤魔化しのきかないペペロンチーノだけに、美味しいお店とそうでないお店の差が出るところ。
味付けは銀座店とほぼ同じだけど、スパゲティのゆで加減が「アルデンテ」の中でありながら銀座店よりは微妙に柔らかめ、かな?一度しか食べていないので断言はできませんが。個人的には銀座店くらいの固さのほうが好きかな。

食べでのあるベーコンのおかげもあってお腹いっぱい。
ここのペペロンチーノはニンニクをしっかり使ってあるので、午後の仕事に向けてブレスケアかミント系は必須です(汗

あるでん亭

西新橋店、そういうのもあるのか!
4 月に既にオープン済みとのこと。地図を見ると虎ノ門と内幸町の間くらいにあるようです。タイミング的には、銀座店とは別のスタッフがやっているようなので、移転先というわけではなさそうです。
銀座から西新橋までは歩くとちょっと大変な距離なので、銀座に行ったついでというわけにはいかないかな。銀座店は銀座店で、近隣にいい物件が見つかると良いのですが。

とはいえ、機会を見つけて西新橋店にも行ってみようと思います。

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投稿者 B : 21:28 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/07/09 (Sat.)

炭火焼肉 本牧亭 その 3

ここのところ半年おきペースで行っている本牧亭に、また行ってきました。

本牧亭

本牧亭

ここの焼肉はほんとうにおいしい。定期的に食べたくなるんですが、基本的に予約しないと入れないお店なので、しばらく前からの予約は必須という感じ。予約日が近づくとワクワクしてきます(笑

本牧亭

とりあえず、新品の網を愛でながらビールで乾杯。
これから出てくる肉への期待感をつまみにビール、というのも悪くない(笑

本牧亭

レギュラーメニューもあるけど、ホワイトボードに書かれて出てくる「本日のおすすめ」も見逃せません。
上の方に書いてある野菜も、産地や採れたてにこだわっていて、どれも心惹かれます。

本牧亭

そんなわけでまずは肉が出てくる前にオススメメニューのマダコのキムチから。
プリプリした食感とキムチの辛さで、ビールが進んじゃいます。

本牧亭

肉の方は定番のファミリー盛り(これで一人前)。
カルビ、ロース、ハラミ、赤身うす切りの 4 点セットで、どれも見るからに上等。

本牧亭

それから単品で「カタサンカク」を。
これ、高いけどすごく美味しいんですよね...。

本牧亭

季節や日によって異なる内容の野菜焼。
旬の茄子や新タマネギが、焼く前から既にうまそう。

本牧亭

というわけで、どんどん焼いていきます。
手前にあるカップに入っているのは、サツマイモのバター焼。ここの野菜焼には必ず何かしらの野菜か果物のバター焼が含まれていますが、直火ではなくあえて蒸し焼きっぽい感じにすることで、サツマイモがスイートポテトっぽくなって、これがまたおいしい。

本牧亭

赤身うす切りは、タレとオプションの卵(卵黄のみ)をつけてすき焼き風にして食べるととてもおいしい。
でもこどグルer としては、八王子のロースすき焼き風オマージュでロース肉も同様にして食べるわけです。そしてこれがまたうまい。

本牧亭

カタサンカクのほうは、生わさびをたっぷりつけて醤油で。肉にたっぷり入ったサシが、さっぱりとしたわさび醤油との相性抜群。
これもまた、沼袋のわさびカルビに敬意を表してカルビ肉もわさびでいただいてしまいます。あちこち行かなくても、こどグルの名店と同等以上のうまさを味わえるなんて、幸せ。

本牧亭

これはビールでお腹いっぱいにするのはもったいない。そんなわけで、ハイボールに切り替えていくわけです。

本牧亭

そしてここでサンチュ投入。サンチュだけでなく、辛味噌と野菜スティックがついてくるのが嬉しい。
どの肉も程良く脂が乗っているから、これらの野菜で中和していきます。

本牧亭

さらに山盛りの大根サラダ。

本牧亭

肉のほうも、生で食べられそうな臭みのなく新鮮なレバーと、

本牧亭

ホルモンを追加投入していくわけです。
ここのホルモンは、皮は固すぎないし脂分も品が良い感じでおいしい。とにかく脂がブワッと出れば良いってもんじゃないんですよ。

本牧亭

〆はカルビスープで。
クッパやビビンバじゃないのは、先日人間ドックで先生にいろいろ厳しく言われてきたからです(´д`)。
肉のうまみが浸みたちょい辛スープ、うまい。今日の肉の総括をしてくれる味。

本牧亭

この店は食後にアイスのサービスつき。
私はソーダ系のシャーベットで口の中をリセットさせます。

あああ、今日もおいしかった。

本牧亭

店内に大量に貼られた色紙の中に、元ジャイアンツの原監督と相撲の九重親方(千代の富士)のサインを発見!私の小学生時代の二大ヒーローのサイン、これは感激。
これまでこの店で有名人に遭遇したことはないですが、通ううちに巡り会うチャンスもあるかもしれません。

この店はほんとうに気に入っています。また半年くらいしたら食べに来よう。

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2016/07/03 (Sun.)

BAR THE GINTONICX

あの横浜の BAR Left Bank の元マスターが、待望の新店をオープンしました。
横浜駅から徒歩 10~15 分ほど、Left Bank 跡地から県道 13 号線を北西に 5 分ほど歩いた場所にあるバー。道路を挟んで反転反対側にある、まさに「Right Bank」なお店です(笑

入口はちょっと分かりづらいけど、1F に中華料理店がある雑居ビルの 3F に、一見静かに佇んでいるのがそのお店。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

その名も「バー・ザ・ジントニックス」。名前からして、コンセプトはかつて都橋のスナックを間借り営業していた「出張 the Gintonic in はる美」に近いのでしょう。自家製のオリジナルジントニックとこれまた自家製のジンジャエールを使ったカクテルを軸に、こだわりのお酒を楽しませてくれるバーのようです。

じゃ、入ってみますか。

BAR THE GINTONICX

...!

完全に都橋のスナックのつもりでドアを開けたら、そこには想像の斜め上を行くオシャレ空間が広がっていました。ここ完全にバーじゃないですか(そりゃそうだ)。過去の浮沈マスターの店の中でも、最高級にカッコイイ。ドアを開けた瞬間、軽く怯んでしまってすいませんでした(ぉ

BAR THE GINTONICX

メニューはこんな感じで、まだ暫定的なようです。当面はドリンクメニューを中心に少しのつまみ、という感じ。マスター曰く「いいいぶりがっこが手に入らなくて」とのこと(ぉ

Left Bank 時代のような絶品フードの復活は今後に期待ですが、ドリンクのほうはオリジナルジントニックとジンジャエールを軸に、期待通りのラインアップ。

BAR THE GINTONICX

店名にあやかって、まずはジントニックから。もちろん超定番の昆布ジントニックです。
約一年ぶりに飲んだけど、やっぱりこれは美味い。飲んでみるまで信じられないかもしれませんが、昆布の風味とジントニックってこんなに合うのか!という目から鱗的な驚きがあります。普通のジントニックよりもマイルドさが増して、日本人の口に合う感じ。

BAR THE GINTONICX

続いて「菊花マティーニ」とオリーブを。
菊の花、全部グラスに入ってくるかと思ったら、大半が木製のトレイ上に落ちているという(笑。まあ、かのチャーチルが「エクストラ・ドライ・マティーニ」としてベルモットの瓶を横目で見ながらストレートのジンを飲んだという逸話もあるくらいだから、菊の花びらを全部入れるんじゃなくて視覚で愛でながら飲む、というのもあながち間違っていないのかもしれません。

BAR THE GINTONICX

店内は今のところカウンター 8 席(とスタンディング)のみ。テーブル席は準備中とのことで、今後フードメニューと併せて整備されていくものと思われます。

店内は薄暗くてカメラ泣かせだけど、間接光に浮かび上がるグラスやビールサーバーが美しい。
これで通勤経路にあったら毎日一杯やって帰るんだけどなあ。

BAR THE GINTONICX

最後はモスコミュールで。濃厚な生姜の味がする自家製ジンジャエールでウォッカを割り、ライムで甘みを足したオーソドックスなスタイルながら、ウィルキンソンよりも濃いジンジャエールの味は癖になりそう。私はバーに行くとロングカクテルは一杯目にサッと飲んでしまうんですが、このモスコミュールは大事に味わいたくなります。

BAR THE GINTONICX

まだ始まったばかりのお店で、メニューも店構えも営業スタイルもこれからどんどん変わっていくんでしょうが、ここはいい店になる予感。路面店じゃないから入りづらいのが難点だけど、その分大事な人だけを連れて来たい、隠れ家的な場所になりそうです。

またちょくちょく通おうと思います。

関連ランキング:バー | 平沼橋駅横浜駅

投稿者 B : 23:10 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/07/02 (Sat.)

銀座 金春湯からのシロ・カシラ(タレ)

「銭湯上がりの生ビール。これに勝てる奴がいたら、連れてこい!」

銀座

4 月から 6 月まで、テレビ東京系では久住昌之先生原作かつ『孤独のグルメ』スタッフによる製作のドラマ『昼のセント酒』が放送されていました。『孤独のグルメ』とは違い、小芝居パートや入浴パートの割合が大きくて食事シーンが薄めなので私は聖地巡礼をするつもりはありませんが、この第 8 話の聖地には来てみたいと思いました。
だって、銀座のど真ん中に銭湯ですよ。銀座は仕事でもプライベートでもよく来る場所ですが、その真ん中に銭湯があるだなんて全く知りませんでした。銀座の銭湯を覗いてみたいという衝動を、俺にはもう抑えることはできなかった。

金春湯

金春湯

もはや外国人が闊歩する道となってしまった中央通りから一本入った、古くからの高級店が軒を連ねる裏通り。私の人生とは決して交わることがないであろう属性の人々が行き交うこの通りに、似つかわしくない温泉マーク。こんな銀座の一等地に銭湯、ちょっと緊張する。

私が健康ランドやスーパー銭湯以外の「いわゆる銭湯」に来たのって、昔実家の浴室を改装していた時期以来だから...三十年ぶりくらいか?それくらい、銭湯そのものに縁がありませんでした。
でも、こういう暑い時季になってくると、例えば仕事で昼間外出したあと、帰社中に銭湯を見かけて「ここでこの汗だくになった身体を一度流してから帰りたい!」と思うことも少なくありません。まあ流石に昼間から仕事をさぼって銭湯&ビールというわけにもいかないので終業後ですが(笑)、ついにその願いが叶うとは。

金春湯

暖簾の奥に、「わ」と書かれた板。
わ板...わいた。営業中ね。

銭湯の巡礼レポートはさすがに写真を載せるわけにはいかないので割愛しますが(笑)、さすがに立地的に広々とはいかず浴槽も二種類しかなかったものの、この「銀座の真ん中でひとっ風呂浴びられる」という贅沢感。そういう開放感とかリラックスとかとは対極的な街だからこその快感があります。

は~、いい湯だった。さっぱりした。

ちょっと寄り道していくか。
銀座ではなく新橋方面へ足が向いてしまう俺。

やきとん まこちゃん 別館

やきとん まこちゃん

新橋の、おっさん飲み屋街ゾーンにある、このいかにもって雰囲気の店構え。
ここが今回の食の聖地。

そうそう、この感じ。まさに俺のホームというべき店だよな。
それに、いい匂い。

やきとん まこちゃん

カウンターに着席。
内海はまずホッピーからいっていたけど、この湯上がりの渇いた喉にはまずビールでしょ。

隣には、私と同じく一人飲みのサラリーマン。
反対の隣には、ちょっといい感じで口説き口説かれている男女二人連れ。
これまた、いかにも新橋っぽい(笑

やきとん まこちゃん

メニュー、いろいろあるんだなあ。
ドラマでは尺の都合でやきとんだけだったけど、ここはいろいろ頼んでみたい。

でも、まずはやきとんでいくしかないでしょ。

やきとん まこちゃん

そんなわけで、タン焼きから。何のひねりもない選択ですみません(ぉ
だけどこのタンがとても噛み応えがあって、風呂上がりのビールを迎え撃つのにちょうど良い。塩気とレモンもちょうど良い。

やきとん まこちゃん

もつ煮込み豆腐入り。こういう店に来たらこういうのを頼んどかないといけないでしょう。

かなり脂っこいし味も濃いけど、これぞやきとん屋のもつ煮って感じ。またビールが進んじゃうなあ。
でも、一人分にしてはちょっと量が多め。豆腐なしのほうがちょうど良かったかも。

やきとん まこちゃん

そこに、シロとカシラのやきとん。内海に倣って二本ずつ頼んでみました。

まずはシロ(ホルモン)から。
うん、この弾力。バッチリの歯ごたえ。

そしてカシラ(ハラミ)は肉厚!このジューシーさがたまらない。
それに、しっかりタレが染みていて、うまいなぁ~っ。

もう完全に新橋のサラリーマン感。

やきとん まこちゃん

で、ホッピー(白)へと進むわけです。
ホッピーとやきとん、最強のツーショット。

銀座の銭湯で身を清め、新橋のやきとん屋で一人酒。
これが日本の正しいオヤジ道なら、俺は、いや俺たちは、その道を突き進もうじゃないか。
ホッピーは、俺たちサラリーマンを動かすハイオクガソリンよ!

やきとん まこちゃん

箸休め的に、茄子の一本漬け。これまた一人分にしては多かったような気もするけど、このちょっと安っぽいけどしっかり漬かった味が、酒のつまみとして適切な感じ。
濃い味のもつ煮とやきとんからの、ちょうど良い避難場所ができたぞ。

やきとん まこちゃん

最後はレバカツ。このガツン!と来る味が、ここまでのおつまみに負けず劣らずな感じで新橋っぽい(笑
銀座の高級店よりも新橋の飲み屋。結局俺にはこういうのがお似合いなんですよ。

それにしてもこの、風呂上がり感が何とも言わせず気分を高揚させてくれます。
銀座の真ん中で風呂に入って一杯引っかける。なんという新鮮な体験、これは癖になりそう(笑
最近、密かな銭湯ブームが来ているようですが、その理由が少し理解できた気がしました。今度またやってみよう。

昼のセント酒 Blu-ray BOX

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関連ランキング:焼きとん | 新橋駅汐留駅内幸町駅

投稿者 B : 21:26 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/06/25 (Sat.)

中目黒 草花木果 その 3

「沖縄メシにして、大正解だ」

草花木果

春からテレビ東京で再放送されていた『孤独のグルメ Season1』が今日の放送で最終回を迎え、同時に夏の特番「東北・宮城出張編」の放送が予告されました。聖地巡礼的にはまだ台湾編も完結していないのに新たな聖地が増えるというのも悩ましいですが(笑)、また新作が観られるとは嬉しい限り。
それを記念してってわけじゃないですが、Season1 の最終話となった「目黒区中目黒 ソーキそばとアグー豚の天然塩焼き」の聖地に久しぶりに行ってきました。

SokaBokka -草花木果-

草花木果

この店、美味しいんだけど中目黒って普段用がないんだよなあ。恵比寿にある支店のはいばなのほうがアクセスが良いので、そちらはちょいちょい使っていますが、中目黒には久しぶり。来てみたら、以前は 1F にあったお店が同じビルの 2~3F に移転していてビックリしたんですけど(;´Д`)。
レイアウトは変わっても、店内に漂う沖縄のあっけらかんとした空気は相変わらず。最近のクラフトビールブームを反映してか、沖縄のクラフトビールの品揃えが充実していました。

草花木果

そんなわけで、オリオンビールではなくシークヮーサーホワイトエールから始めてみようじゃないか。

これは軽い。なんか水みたいな感じでいける。
暑くてカラカラになった喉には、もう少ししっかりビールのほうがよかったか。

草花木果

そこに、海ぶどう。

沖縄料理はこれがなくっちゃあ始まらない。
粒のひとつひとつに、沖縄の海が閉じ込められているかのようだ。

草花木果

ここでまず頼むものといったらもう一つ、ゴーヤーちゃんぷるー。

ゴーヤーって苦いから文字通り苦手なんだけど、ここのはあんまり苦く感じないのはモノがいいのか、調理法がいいのか。まあどっちにしてもうまいからいいか。
スパムのジャンクなうまみがたまらないんだよなあ。

草花木果

からの、にんじんシリシリー。こんなホクホクした食感の人参、ここ以外で食べたことがないんですよね。
こどグルで知って初めて食べたけど、以来この料理のファンになりました。

草花木果

これは「タコス春捲」。見た目は普通の揚げ春巻なんだけど、中の具がタコスの挽肉、それにサルサソースをつけていただく。
春巻なのに味はタコスということで脳がちょっと混乱しながらも、これおいしい。ビールのお供に最強じゃないですかー!

草花木果

そんなタコス春捲に引き寄せられるビールのおかわりは、当然オリオン。
これこれ!この生ビール感をさっきから俺は求めていたんだ。

草花木果

名物のアグー豚も何か入れていこう。

いろんな部位といろんな調理法がある中から、今回のチョイスは「あぐーの炙り本ソーキ」。
ソーキ(豚スペアリブ)を角煮状にしたものをさらに炙って香りを高めたもの、という感じ。
これは見るからにうまそうだ。

草花木果

脂が乗ったスペアリブに味がよく浸みていて、しかも骨まで食べられそうなほど軟らかい。
見た目通り、これはうまい。
うおォン!と唸ってしまいそうなソーキだ。

草花木果

あまりのうまさに泡盛に手を出してしまいそうになるところですが、ここに来るといつも調子に乗って泡盛を飲みすぎてしまうので、ハイボールで自制(ぉ

草花木果

アグー豚の大粒肉餃子。沖縄で餃子?とは思うけど、この餃子もまたアグー豚の存在感があって、肉々しくてうまい。
沖縄料理ってお酒が進むものばっかりだよなあ。

草花木果

沖縄風チヂミ、ヒラヤチー。
この甘辛いタレで、何枚でも食べていられそうだ。

沖縄料理、幸せ。
まだ上陸したことはないけど、一度行ってみたいなあ。

草花木果

〆はアーサそば。アーサ(海藻)がたっぷり入った沖縄そばで、青のりっぽい風味でおいしい。
ラーメンともうどんとも違う沖縄そばのあっさり優しい味、好きだなあ。飲んだ〆にちょうどいい感じ。
本当はラフティ丼とかタコライスで〆、ってのも捨てがたかったけど。

草花木果

...と思ったらハーフごはん/そば、そういうのもあるのか!
先に気がついていたらハーフタコライス&ハーフそば、という選択にしていたに違いない(´д`)。まあ満足したからいいけど...。

ともあれ、やっぱりこの店はおいしい。さすが最終回を飾った店だけはありますね。

ごちそうさまでした。
おいシーサー、また来るさー。

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投稿者 B : 21:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/06/21 (Tue.)

あるでん亭 2016

PSVR の体験にソニービルに行ったついでに、行きたかった場所がありました。

あるでん亭

ソニービル 6F にあるスパゲティ専門店、あるでん亭です。

来年の 3 月末で現在のソニービルがいったん営業終了し、2022 年の営業再開に向けて建て替え期間に入るとのこと。空白期間が長いのはその間に東京オリンピックがあって建築コストが高騰するとかいろんな理由がありそうですが、その間ソニーショールームは旧日産ギャラリー跡に新築された GINZA PLACE に移転するそうです。が、その他のテナントに関しては特にアナウンスがなく、もしかするとこのままあるでん亭のパスタが食べられなくなるんじゃ...?と思って、閉館までの間にできるだけたくさん食べに行こうと考えました(笑。

あるでん亭

あるでん亭

いつもの、フェルナンド・アロンソの写真。これは髭が伸びてないからまだフェラーリ時代の写真かな(笑。アロンソは毎年のように日本 GP の前後に来店していますが、去年の日付の写真が見当たらなかったので、もしかしたら去年はソニービルに来なかったのかもしれません。
年齢的に、アロンソの現役生活も長くてあと 2~3 年というところかと思いますが、それよりも先にソニービルがなくなって(一時的にとはいえ)しまうとは。

あるでん亭

来年の春までの間にここに来れるのもせいぜい数回。何を食べたいかと言われれば、やっぱりカルボナーラを選んでしまいます。

クリームを使わずに卵黄だけで作られた濃厚なソース。こういうカルボナーラは他ではなかなか食べられない。
また、店名の由来にもなっている、いつ食べても間違いなくアルデンテなスパゲティ。噛んだときに髪の毛一本分ほどの芯が残った歯ごたえがいい。この絶妙なゆで加減を実現している店も、多くないんですよね。

あるでん亭

帰り際、店長さんに閉館後のことを尋ねてみました。
今のところまだ決定はしておらず、物件が見当たらなければ銀座からは撤退ということもあるかもしれないが、できる限りこの近辺に移転して営業継続できるように探している、とのこと。閉館の発表があって以来、多くのお客さんから同じ質問を受けていて、その声に応えるためにも続けていきたいそうです。いずれにしても方針が決まり次第、告知は行うとのこと。

というわけで、ひとまずは安心しました。うまくいい物件が見つかってくれることを祈っています。
でも決まるまでは分からないので、ファンとしては銀座周辺に来る用事があればできるだけ食べに来ようと思います。あと新宿西口にも支店があるのにまだ行ったことがなかったので、今度新宿に行くときにでも食べに寄ろうかと。

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投稿者 B : 22:30 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/06/19 (Sun.)

吉祥寺 CRAFT&Romance

先日、某正午のいななきの人が出張で東京に来ていると聞いて、そんなの迎え撃たないわけにはいかないでしょう!とはるばる吉祥寺まで行ってきました。

CRAFT&Romance 吉祥寺

CRAFT&Romance

中央線沿線ってクラフトビールのお店がとてもたくさんありますが、その中でもここはごく最近オープンしたばかり、というお店。
店名に「Romance」という単語が含まれていることからも分かるとおり、メインターゲットは女性のようです。言われてみれば、クラフトビール系の店は私が行く他のお店よりも女性比率高かったなあ(笑。女性はあんまりビールを飲まない、という認識は既に過去のものなのかもしれません。

CRAFT&Romance

真新しい店内は、カウンターが斜めに設置されていたりして、かなりお洒落。見渡す限りお客さんは 6 割方女性という感じで、私は若干のアウェー感(汗。
いいんだ、ここではビールが友達さ。

CRAFT&Romance

壁にズラリと並んだタップ。数えてみたら 31 口ありました。
ビール党としてはこれを見ただけでワクワクしてきます(笑

CRAFT&Romance

カウンターの下に「ご自由にお使いください」的な表示とともにさりげなく設置されているコンセントが、イマドキのお店っぽい。ビールだけじゃなくて電源のタップも用意されているとは(ぉ。

CRAFT&Romance

そんなわけで乾杯。私は普段そんなにしょっちゅうクラフトビールを飲むわけではないので、こういうお店に来ると毎回が新鮮な体験。

まずは山梨の「アウトサイダー・インキーパー・ビター・ラガー」から行ってみます。
しっかりめの苦味と香りで、これは料理に合わせるのにいい感じのラガー。

CRAFT&Romance

カルパッチョ(日替わり)。魚は鯛系だったかな?
あっさりめだけど、岩海苔と葱の香りが効いてておいしい。

CRAFT&Romance

アウトサイダーがサクッと空になってしまったので、二杯目はネーミングが気になった栃木の「うしとら 真面目なヴァイツェン」。

うん、このヴァイツェン、マジメな味。
個性的なものが多いクラフトビール界において、こんなにストレートで真面目な味で埋もれちゃわないんだろうかと心配になるくらいの実直さでした。

CRAFT&Romance

ビールのつまみと言えばハムかソーセージと相場は決まっているもので、ハムの盛り合わせ。
6 種類のハムの盛り合わせで、どれがどれだか忘れちゃいましたが(笑)左端の黒っぽいのが珍しい牛肉のハムということだけは憶えています。どれもおいしくて、やっぱりハムやソーセージはビールの最高のパートナーだよなあ、との認識を新たにしました。

CRAFT&Romance

ズッキーニのピザ。クラストにズッキーニとオリーブオイル、あとパルメザンチーズをまぶしただけ、というごくシンプルなピザ。
女性ターゲットなお店だけあって、ガッツリしたものよりもヘルシーな料理が多いですね。

でもトマトソースやのびるチーズがかかっていなくてもピザってうまいんだなあ、というのを実感します。
こういうシンプルな味わいのピザのほうが、いろんなビールを味わうのには合っているのかも。

CRAFT&Romance

ベルジャンフリッツ。いわゆるフライドポテトですが、吉祥寺の駅からこの店に来る途中の居酒屋の前でフライドポテトの匂いが漂ってきて、どうしても食べたくなってしまって(笑
揚げたてホクホクのフライドポテトに、3 種類のマヨネーズディップ(プレーン、ガーリック、たらこだったかな)をつけて食べると、永遠にビールが飲み続けられそうな気分になってきます。

CRAFT&Romance

「城端 麦やエール」。城端(じょうはな)って、富山でもクラフトビール作ってたのか!というのを初めて知りました。
香りが良くて苦味は控えめ、個人的にはクラフトビール飲むならもっと個性的なほうが良かったけど、誰にでも飲みやすそうな味。

CRAFT&Romance

旬野菜のアヒージョ。こういうところに来ると食べたくなるのがアヒージョです。
旬野菜というだけあってズッキーニ、さやえんどう、ヤングコーンなど素材そのものが味わえるのが嬉しい。

そういえば、こんなに肉系を食べない飲み会も珍しいな(笑

CRAFT&Romance

アヒージョにいったらビールからワインに移行したくなるわけで、ボトルを一本入れてあとは夜が更けていくばかり。

アウェー感は最後まで拭えなかったものの(ぉ)、美味しくて楽しい会でした。
また上京される際にはぜひご一緒しましょう。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 21:50 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/06/17 (Fri.)

台湾小籠包 鼎泰豐

台北最終日のランチはこちらに行きました。

鼎泰豐(ディンタイフォン)

鼎泰豐

台湾ではあまりに有名な点心のお店。日本にも支店はありますが、物価高めの立地にあってなかなか敷居が高い。台北ならそこまでではありません...が、台北の中心にある 101 店は大人気で、平日ランチでもあっという間に 30~60 分待ちの行列が形成されます。本当は別の日に来るつもりだったのが、一度大行列で入れず、日を改めて来店。

鼎泰豐

お店に入ると、厨房では数十人の職人さんが黙々と延々と点心を作り続けています。厨房の様子が見える店自体はそれほど珍しくもありませんが、さすがにここまでとなるとちょっと異様な光景(笑。

鼎泰豐

席に着くと、キャベツの浅漬け的なお通し(?)が出てきました。さっぱりとした味わいで、これは寿司屋で言うガリみたいなものなんでしょうか。いまいち勝手が分かりませんが...。

鼎泰豐

さあさあじゃあメインから行きましょうか。王道中の王道、小籠包。
中華料理はよく食べに行くけど、点心中心の店にはあまり行かないので、こうやって蒸籠が重なって出てくるとそれだけで嬉しくなってしまいます。

鼎泰豐

これが、さっきの職人さんたちが永遠に作り続けていた小籠包ですか。このちっちゃいのを丁寧に作り続ける、ってすごい仕事だよなあ。

鼎泰豐

生姜醤油をつけて、いただきます。
柔らかくてもっちりした皮の中から、日本の中華料理店じゃなかなか味わえない量のスープがぶわっと飛び出してきます。うわー、これはうっまい。
俺、やっぱり点心の中で小籠包が一番好きかも。出張じゃなかったらすかさずビールを頼んでいるところだ(ぉ。

鼎泰豐

肉絲蛋炒飯(豚肉チャーハン)。こんなにオーソドックスな炒飯でも、本場ならこんなにうまい。
チャーシューでも細切れでも薄切りでもなく細切り肉を使った炒飯ってこんなに食べ応えがあるのかあ。

鼎泰豐

中華料理の野菜の中で一番好きな空心菜炒め。日本だと置いてない店も多いけど、あると必ず頼む空心菜。
別に空心菜そのものがうまいわけじゃないと思うんだけど、炒めるとどうしてこんなにおいしくなっちゃうんだろう。

鼎泰豐

初めて見たこれは麻醤麺(ニンニク胡麻ソース和え麺)。一見、辛みのない汁なし担々麺っぽい見た目ですが、山椒っぽい刺激がガツン。そこにニンニクと胡麻で作られた濃厚スープが麺に絡んで、今までに食べたことがないうまさ。これ、マジでおいしいです。

鼎泰豐

そして定番、酸辣湯。酸辣湯というと酸っぱ辛いけどなぜか後引く味、というイメージですが、これは「原味」という味付けで、辛くない。ほどよい酸味とほどよい旨味で、今まであまり食べたことがないタイプの酸辣湯。こういうのもいいですね。

鼎泰豐

最後は野肉蒸餃(蒸し餃子)。野菜がたっぷり入った蒸し餃子で、こちらも小籠包に負けないもっちり感でおいしい。日本でよくあるタイプと比べて小ぶりの餃子に具がみっちり詰まっていて、なんかちょっと得した気分になれます。野菜メインの餃子がこんなにおいしいとは。

台湾では夜市とかなんだかジャンクっぽいものばかり食べていた気がしますが(笑、最後にしっかりした台湾中華が満喫できて、とても幸せ。
この店は気に入ったなあ。今度。日本の店舗にも行ってみようかな。

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投稿者 B : 22:40 | Gourmet | Lunch

2016/06/13 (Mon.)

夏季限定の最強かき氷「冰讃」

初台湾出張のネタがもうちょっとだけ続くわけですが、今回はかき氷を食べに行ったお話。

冰讃

冰讃

現地で夕食をご一緒した某氏に「ICE MONSTER なんかよりもうまいかき氷屋があるから食べに行こうぜ!」的な流れで連れて行かれました。
寧夏夜市から徒歩 5 分ほど、民生西路の商店街をひとつ折れたところにある、年季の入ったお店。店名の読みは「ピンサン」でいいんでしょうかね。

冰讃

メニュー、日本語。顔を見て日本語のメニューを出してくれたっぽい(?)ですが、それだけ日本人客が多いということなんでしょう。
右下に書いてあるとおり、夜遅くまで営業しているのが夜市文化の台湾ならでは、という感じ。

冰讃

トッピングがかなり豊富。豆花でもそうだったけど、ショーケースを見ながらトッピングを選ぶのが台湾流のスイーツなんでしょう。
豆系のトッピングだけでもたくさん種類があるのが、これまた台湾流ってところか。

注文を済ませて注文番号の札をもらいテーブルで待っていると、「ゴバン(五番)~!」と日本語で呼ばれました。

冰讃

出てきましたよかき氷。「芒果牛乳冰」、マンゴーのミルクかき氷です。定番中の定番だけに超シンプルで、ICE MONSTER のように山盛りになってないしアイスクリームもついてないけど、こういうほうがいかにも台湾らしい感じ。

冰讃

かき氷部分はフワフワなんだけどクリーミー。普通の氷じゃなくてミルクで作ってるからなんですかね?日本のかき氷とはぜんぜん食感が違います。見た目は甘そうなんだけど、味は思いの外さっぱりしていて、大人でもおいしく食べられる。これは確かに台北で一番うまいと言われるだけのことはあります。
そして、マンゴーは台湾産の生マンゴー。今までの人生で食べてきたマンゴーの中でこれがベストなんじゃないかというくらい、新鮮でうまい。これが目玉なので、お店自体がマンゴーの旬である 4 月~10 月しか営業していないとのこと。

ここは本当に気に入りました。今度台湾に来る機会があったら、必ず食べに来たい。南国だけにスイカとかバナナでもおいしいだろうから、次回はほかのメニューにも挑戦してみようと思います。

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投稿者 B : 23:00 | Gourmet | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2016/06/10 (Fri.)

台湾台北市寧夏商圏のふらっと夜市

「これが有名な夜市か...これは、無傷では帰れんな」

寧夏夜市

古早味豆花」のすぐ近くにある寧夏夜市。ここ、こどグル台湾編のラストでゴローちゃんが中国版の伍郎に「寧夏夜市には美味しいものがいっぱいありますよ」と勧められて、なぜか中国語も分からないはずなのにふらっと夜市に立ち寄ろうとする...というシーンでドラマは終わっていました。が、Blu-ray BOX には「ふらっと QUSUMI」の台湾夜市編として未公開シーンが収録されています。今回は、その久住さんの足跡も参考にしつつ、寧夏夜市編の聖地巡礼といってみました。

寧夏夜市

寧夏夜市

寧夏夜市は、台北の西側・大同區を南北に走るストリートに展開される夜市です。道一本分しかないので台北最大の士林夜市に比べると地味めですが、観光客の多い士林とは違い、地元の人が中心な印象。あまり自宅では料理をせず、三食外食も珍しくないと言われる台湾だけあって、普段から食事を夜市で済ませる人も少なくないのでしょう。
士林よりも生活感に近いディープさが感じられて、ここはここで好き。

寧夏夜市

店先で豪快に調理されていく様子は、見ていて楽しい。
元の形が分かるほどの豚足とか鶏足(モモだけじゃなく爪までついた状態!)がモロに扱われている様子はちょっとグロいけど、そういうのまで含めてこの土地の食文化なのだろう。

寧夏夜市

このソーセージとか、見るからにうまそうだ。
実はこの前にそこそこしっかりした食事を済ませてきていたので、久住's セレクションをコンプリートするお腹の余裕はないわけですが、それでもこれはソソられるなあ。

寧夏夜市

新鮮なエビとかウニとかを目の前で焼いてくれる屋台も。
日本のお祭りでもこういうお店はそうそう出ていないので、インパクトあります。

寧夏夜市

おお、これは久住さんが食べていた米粉かな。
これはちょっと食べてみよう。

寧夏夜市

王家米粉炒、30 元(約 105 円)。
たっぷりの油で炒められていて、見た目以上にお腹にたまる。そして自分で適当にかけた唐辛子が容赦なく種入りで、けっこう辛い(汗

しかも食べ歩きしようと思ったら、箸が割り箸ではなく鉄箸で、このお店で食べていかないと返却できないという(;´Д`)。屋台では割り箸が当然な日本の常識にとらわれすぎたか...。

寧夏夜市

さっきのお店で見てから...というより、士林市場で見かけてからずっと気になっていたソーセージ、ガマンできずに買っちゃうことにしました。
「山猪肉香腸」ってすごい名前だけど、豚肉じゃなくて本当に猪肉らしい。

寧夏夜市

どーん!この野性味溢れるソーセージ!
クセはあるけど、いかにも肉って肉だ。そうそう、こういうのが食べたかったんだよこういうのが。

寧夏夜市

こちらは久住さんがデザートに食べていた愛玉。レモン味のゼリー的なもの、ってことらしいですが、このリアルなカエルのイラストに「WOW Frog eggs」で台湾人は食欲を刺激されるんでしょうか(;´Д`)ヾ。
さすがに食後の米粉とソーセージでお腹いっぱいだったのでパスしましたが、話のタネに買うだけ買ってみれば良かったかなあ。

夜でも 30℃ 近い気温に汗だくになりましたが、それでもこの活気のある夜市は楽しい。
台湾に来たら夜市に寄らなければ損、と言っても過言ではないでしょう。

台北には至るところに夜市があるらしいので、今度来る機会があったらまた別の夜市を訪問してみたいところです。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Gourmet | Junk Food | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/06/08 (Wed.)

台湾台北市民生西路の小豆タピオカ豆花

「これでうまいスイーツがあれば、台湾めしコンプリートだが...」

寧夏市場

最近の私の中で台湾といえば、ドラマ『孤独のグルメ Season5』で初の海外ロケとなった台湾編ですよ。どうやって聖地巡礼しようかとずっと考えていたところに、願ってもない台湾出張!これは行くしかない、と思ったら...出張のスケジュールが過密すぎて聖地巡礼している余裕がないという(;´Д`)ヾ。登場店は閉店時間が早い店ばかりだし、ちょっと行けそうもない、と言いつつただでは起きないのがこの私。空き時間を見繕って強引に甘味パートだけ巡礼してきました(ぉ

甘味パートのお店は、地下鉄雙連駅から徒歩数分、寧夏夜市が開かれる通りのすぐ近くにありました。夕方頃になると、通りは夜市の準備で賑やかな感じになります。

古早味豆花

あ、発見。
お店の前にはけっこう人が集まっていて、どうやらここは普段から人気店だったようです。

「豆の花」と書いて、トーファー。豆腐スイーツかぁ。
ちなみに「古早味」というのは「昔懐かしい味」という意味とのこと。

古早味豆花

古早味豆花

日本人っぽいお客さん、皆無。
そりゃあ、夏休みでもない普通の平日だからなあ。
そのぶん、地元の人々に愛されるお店。

この列に並んで、お店に入ってみよう。

古早味豆花

あ、何を載せるか選ぶんだ。

しかし、トッピングたくさんあるなあ。どれが何かなんて書いてないし、メニュー見てもよく分からないし、これは外国人にはハードルが高い。
困った、これはちょっとメニューを見ながら悩むしかないか。

古早味豆花

と振り返ってみたら、背後には五郎さんだらけ(笑
しかも日本語で「おすすめ 孤独の五郎セット」って、超親切!

よし、これでいこう。

古早味豆花

モニタにも、ドラマの該当シーンが流れています(笑。
これはこの店でゴローちゃんと邂逅した、中国版ドラマ『孤獨的美食家』の伍郎(ウィンストン・チャオ)。
店内、そうとうこどグル推し。

古早味豆花

日本語(?)で「五郎セット」と頼むのも日本人くらいしかいないでしょうが、店員さんもちゃんと「ゴジュウゲン。アリガトウゴザイマス」と日本語で応対してくれました。
貼り紙を見るとこどグル以外にもけっこう日本の番組で紹介されているようで、日本人客も少なくないんだと思いますが、こういうやりとりは嬉しいですね。

劇中では店内が満席で、二軒ほど隣にある支店の席に座るくだりがありましたが、私が行ったときは本店内に座ることができました。

古早味豆花

これが豆花、五郎スペシャル。小豆とタピオカ、かき氷トッピング。
一見ぜんざいっぽいんだけど、よく見ると小豆とタピオカが半々。
そして、どんぶりにたっぷり、これは食べ応えありそう。

いただきます。

古早味豆花

あっ、冷たくておいしい。
豆乳プリン的な。

さらに、一見よく似た小豆とタピオカ、食べてみると味も食感もそれぞれ違っていて楽しい。
この蒸し暑い中にかき氷も嬉しい。

いい、豆花。いいじゃないか。この組み合わせなら甘すぎないのもいい。

今回は聖地巡礼は半ば諦めてたけど、無理してでも来て良かった。
でも本編の巡礼には改めて来なくてはならないので、旅の計画を練らないと。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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2016/06/04 (Sat.)

台北 士林夜市

台湾に行ったら名物の夜市を見に行かなくてはならないでしょう。もちろん行ってきましたよ。

士林夜市

士林夜市

台北で最も大規模な夜市は「士林夜市」。有名なだけあって、台北 MRT の剣潭駅構内から既に案内が出ているほどです。「士林市場」というマーケット(いわゆる「いちば」ではなくて、アーケードからなる商店街)を軸にその周辺にかけて屋台が立ち並んでいる感じ。地元民だけでなく観光客も大勢集まっていて、とても活気があります。

士林夜市

剣潭駅から士林夜市方面はこんな風に見えます。日米欧台さまざまな店舗・企業や言語のネオンが輝き、その下には大量のタクシーと原付が行き交う。そして屋台。これはもう『ブレードランナー』の世界そのまんまで、テンション高まります。柄が光る傘をさして歩きたくなります(ぉ

士林夜市

屋台は本当にさまざまで、お祭り気分を味わえます。それぞれの店が看板に蛍光灯を仕込んで光らせているので、日本のお祭りの夜店よりもさらに賑やか。
メニューには中国語だけでなく英語、日本語、あとまれに韓国語も併記されていることが少なくなく、観光客に支えられていることが推測されます。日本人ならば中国語だけでも、慣れれば漢字からなんとなく想像できるメニューも多いですが。もちろんカタコトの日本語が通じるお店も多数。

士林夜市

こうやってトロピカルフルーツをズガンと並べているお店もかなりインパクトがあります。切ったものを串に刺して食べ歩きしたり、ジュースにしたり、お店によって提供のしかたはさまざま。

士林夜市

そしてこれが噂の「臭豆腐」。読んで字のごとく、かなり強烈な匂いを放つ豆腐(厚揚げ)です。
台湾に来る前からちょっと興味ある、でもちょっと怖いな、と思っていたんですが、ここまで来て食べてみないわけにはいかないでしょう。ええい、ままよ。

士林夜市

臭豆腐にもいろんな種類がありますが、この店のは「串焼臭豆腐」ということで臭豆腐を串焼きにして、甘辛いタレとチリパウダーをつけたもの。
かぶりつく前に匂いに拒絶反応が出るんじゃないかと思ってたんですが、夜市の中では周り中からいろんな匂いがしてくることもあって、確かに独特の匂いはするもののすごく抵抗感があるという感じでもなく。そして味はうまい、これイケるじゃないですか!納豆とかブルーチーズとかと方向性は同じだと思うので、ネーミングからくるイメージに惑わされなければ大丈夫だと思います。もちろん個人の感覚の差やお店による差もあるんでしょうけど。

士林夜市

さて、今度は士林市場の地下一階にある、その名も「美食區」に降りてきてみました。
ここは地下街がまるごと飲食店街になっているような感じで、各店が恒常的な調理設備を持っているので、屋台よりもはるかにバリエーション豊富なメニューが楽しめます。

士林夜市

このうまそうなソーセージの山!
台湾ビールと一緒にガツガツ食べたくなります。

士林夜市

なんと海老の生け簀まで!

ここは街全体が食のエンタテインメント。日本の肉フェスとか B 級グルメイベントがチャチに思えてきます。

士林夜市

じゃあまずはこの「阿婆之家」というお店に入ってみましょうか。
メニュー、いろいろあって迷っちゃうなあ。

士林夜市

カキ入りオムレツを頼んでみました。
オムレツといっても、実際は薄めのお好み焼きというかチヂミ的というか。表面パリッ、だけど中はとろっとした食感のオムレツの中に、とろけるようなカキが。
さらにこの甘辛いタレが食欲を刺激して、箸が止まらなくなります。

士林夜市

こりゃあもう台湾ビールももらわなければ、喉が暴動を起こしそうだ。
南国らしい、薄味で軽いビール。大汗をかきながら(夜にもかかわらずこのときの気温は 29℃)、ピリ辛の屋台料理をこの水代わりのビールで流し込む。これですよ。

士林夜市

次行ってみよー。

ひとつの店で長居するよりもいろんな店をつまみ食い感覚で巡るのが、台湾屋台の醍醐味。
こちらは「忠誠號蚵仔煎」というお店です。

士林夜市

脆皮臭豆腐。いわゆる揚げ臭豆腐です。

これはさっきの焼き臭豆腐よりもさらに強烈、臭豆腐自体の匂いが強いのに加えて豆腐の中に刻みニンニクが詰められ、その上にパクチートッピング(笑。
しかしここまでの道中で完全に嗅覚が麻痺してしまった私には、おいしくいただけました(笑。でもこれはダメな人はダメに違いない...。

士林夜市

基隆天婦羅。これは日本のさつま揚げとほぼ同じ。
でも揚げたてが出てきたので、香りが良くてこれも美味しい!こういうのこそ、屋台の王道的な味。

士林夜市

一段落してまた外に出てきました。
ごちゃっとした街並みと押しの強いネオン、これらを眺めているだけでも楽しい気分に浸れます。

士林夜市

なんと金魚すくいまであるとは!
日本人的には、こういう夜市の光景を見るとほっとしますね。

士林夜市

こういうのを売っている店もありましたが、これきっと正規品じゃないですよね(笑

士林夜市

行列のできている屋台を見つけました。「大雞排」=大きな鶏肉の揚げもの、つまり巨大フライドチキンですね。
屋台で揚げたものをその場で食べられるということで、私も並んでみました。

士林夜市

ウワオオォ、でかい!
これ人間の顔よりも大きいんじゃないでしょうか(汗。

士林夜市

これはちょっとすごいことになっちゃったぞ...。

でも、味はまあ、普通(笑。強めの塩胡椒とチリパウダーで分かりやすく味付けされていますが、すごーくおいしいというほどでもなく。でも確実にビールは欲しくなるな(笑
いかにも屋台っぽいジャンクフードでした。

士林夜市

いやあ楽しいなあ、台北夜市。買い食いも楽しいけど、日本では見られない光景がたくさん見られるので、これは撮影メインで来ても良かったかもしれません。
我々日本人にとっては完全に非日常の世界だけど、地元の人たちにとっては毎晩このお祭り状態なわけで、それもすごい話だと思います(笑。

投稿者 B : 21:00 | Gourmet | Junk Food | コメント (0) | トラックバック

2016/06/03 (Fri.)

ICE MONSTER

出張で台湾に行ってきました。

仕事で海外、というのも初めてならば(今まで何度か機会はあったのに、そのたびに直前で予定が変わったりして行けなかった)海外に行くの自体もそうとう久しぶり。かつ台湾ということで、そりゃあ何らか美味しいものを食べてこないわけにはいかないじゃないですか。まずは、台湾といったらこれ。

ICE MONSTER

ICE MONSTER

台湾の代名詞的なスイーツのひとつ、かき氷。中でもここは超有名店らしいですが、もう「モンスター」ってつくだけでソソル(笑。
夜遅い時間にもかかわらず、行列ができていました。

ICE MONSTER

持ち帰り!そういうのもあるのか。
これをドライアイス詰めて自宅に持ち帰る、というのはちょっと考えにくいので、食べ歩きってことだよなあ。
でも確かにこの暑さ(まだ 6 月なのに私の滞在期間中の最高気温は約 39 度!)なら、そうでもしないと干からびちゃうよな。

ICE MONSTER

メニュー、いろいろあるんだなあ。これは迷っちゃうなあ...。
いやいや、やっぱりこういうときは初志貫徹、それも超王道に限る。

ICE MONSTER

というわけで、王道中の王道を頼んでみました。
新鮮芒果綿花甜(フレッシュマンゴー雪氷)。ちょっと引いてしまうくらいのメガ盛り、さすがはモンスター。

かき氷っていうと氷が細かく砕けた感じになるものだけど、ここのは繊維状になっているのが新しい。
しかも、氷にもちゃんとマンゴーが練り込まれていて、手が込んでいます。

ICE MONSTER

氷、ふわっふわ。しかもちゃんと味がついているのが嬉しい。
下の方にはマンゴーアイスと杏仁豆腐が添えられていて、底には生マンゴー。マンゴー尽くしのかき氷、これは幸せ。

台湾のマンゴーかき氷といったら銀座のマンゴー黒蜜かき氷しか食べたことがないけど、こういうタイプもあるんですね。
暑さで煮立ってしまいそうな頭と身体にいいリフレッシュをもらいました。

調べてみたらこの店、日本にも表参道とグランフロント大阪にもあるんですね...。今度、近くに行く機会があればまた食べてみよう。

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投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2016/05/23 (Mon.)

五反田 とん金

五反田 TOC の裏手にちょっと気になる雰囲気のとんかつ屋さんを見かけたので、ランチに利用してみました。

とん金

とん金

あまり派手さはないけど、この地域で長年やっているオーラの漂っている店。
実はかなりの人気店のようで、お昼過ぎには店外に待ちができるほどのお客さんの入りでした。そして客層は 95% が男性、サラリーマン、おじさん、という感じ。心なしか普通の飲食店よりも体格のいい人の比率が高いような(笑。

ランチは日替わりで、月曜日はロースカツ定食 or カツカレー。一応その他のメニューも頼めるようですが、ランチメニューよりも時間がかかるっぽい。
初めてのとんかつ屋に来たらロースでその店の実力を測るべし、という信念(何)を持つ私的には、ランチのロースカツ定食こそ望むところです。

とん金

待つこと 10 分ほど、ロースカツ定食が出てきました。

えっと...写真で見るとメインの皿がやたら小さく見えますが、ご飯と味噌汁の椀が異常に大きいだけです(笑。
大きな茶碗に大盛りご飯のとんかつ屋は珍しくないけど、味噌汁のお椀がちょっとした丼サイズというのは初めて。これはちょっとのけぞりました。

とん金

写真では相対的に小さく見えていたロースカツは、実際には大ぶりで分厚いです。¥950 でこのサイズのロースカツ定食が食べられるならむしろ安いと言えます。
衣は薄めで揚げたてサクサク。その中に包まれた豚ロースは、脂身は控えめながら柔らかく、かつ食べ応えあり。
ご飯や味噌汁に負けず劣らずの特盛りキャベツと自家製感あふれるポテサラと一緒にモリモリいただきます。

高くておいしいとんかつ屋は都内ならいくらでもあるけど、毎日食べに来られる値段で味とボリュームを両立したとんかつ屋、というのも尊い存在。
他の曜日のメンチカツやチキンカツも気になるし、夜には「ポリネシアン定食」なる謎メニューもあるようなので、機会があればまた来てみたいと思います。

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投稿者 B : 23:00 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/05/13 (Fri.)

千葉県いすみ市大原のブタ肉塩焼ライスとミックスフライ

「いやあ、大原で、お~腹いっぱい」

大原

前回の旭川出張編からちょっと間が空いて、久しぶりの『孤独のグルメ Season5』新規聖地巡礼です。今回は首都圏の聖地の中でも特に遠い、千葉県いすみ市大原まで脚を伸ばしてきました。
千葉と言えば Season2 の聖地巡礼で飯岡まで行きましたが、今回は房総半島の先のほう。房総のこれだけ奥まで来たのはさすがに初めてですね...。とはいえ、東京駅から特急わかしおでたったの 75 分ほどで、自分の生まれ故郷に負けず劣らずの田舎に来られてしまうとは、なんだかんだ言って関東も広い。

というわけで駅前にはコンビニも見当たらないくらい閑散としていますが、ここの名物はこれのようです。

大原

いすみ鉄道。私には鉄成分がないのでこのありがたみがさっぱり分からないのですが、わざわざ遠方からこれに乗りに or 撮りに来ている鉄道ファンらしき人も少なくなく。
でも確かにこの鮮やかな黄色い電車で、春先ののどかな光景を眺めながら旅したら楽しいだろうなあ。

いすみ鉄道

このいすみ鉄道、なぜか大々的にフィーチャリング・ムーミン。
「日本のムーミン谷」ということらしいですが、そういう触れ込みの場所って飯能にもあったような...。けっこうあちこちにあるんじゃないか。

ま、この乗り場に来たら、これをやらざるを得ないというもの。

冷凍みかん

売店で売っていた冷凍みかん(笑。
これをやらないと正しい聖地巡礼とは言えません。

そういえば、普通のみかんは今でも食べるけど、冷凍みかんって久しく食べてないな。なんか、旅情って感じ。

つめた! 歯にキーンときた。
子供のときは妙に嬉しかったけど、こんなもんだよな。
でも、こんなもんって味、好き。

大原漁港

せっかく遠くまで来たので駅から 20 分ほど歩いて、大原漁港まで来てみました。
漁港って、けっこう日本のどこでもあんまり風景が変わらないよなあ。

やっぱりいいなぁ、海。
漁港の匂い、空気、活気。

いさばや

劇中でゴローちゃんがイセエビとサザエに強烈な食欲をそそられていたのが、この「いさばや」。

今回初めて知ったんですが、ここ大原漁港は本場三重を差し置いてイセエビの水揚げ日本一なんだとか。
千葉でイセエビ、なんか変な感じ。

いさばや

店内には松重さんのサイン...だけじゃなくて、芸能人のサインが大量に。
けっこうテレビで取り上げられてるんだなあ。さすがイセエビ日本一。

さて、そろそろ本題にいこう。

源氏食堂

駅から徒歩 1 分、線路沿いにあるのが今回の聖地「源氏食堂」。
肉屋の隣、というか肉屋さんが運営してる食堂です。

肉屋とか魚屋がやってる食堂って今までハズレだったことがないんだよなあ。食べる前から当選確実がついたも同然だ。

源氏食堂

心なしか、肉屋のほうのカウンターに並んでいる肉もやたらうまそうに見える。
佐賀牛もうまそうだけど、この豚肉の豊富なラインアップ!
それにここで売られているフライや総菜の類もうまそうだ。お土産に買って帰りたいくらい。

源氏食堂

しかし、この「横浜餃子」ののぼりは何なんだろうか(笑
餃子といったら宇都宮か浜松だろうし、横浜なら中華街で小籠包や豚まんのはず。
まあ、わざわざこんな千葉の奥地まで来て、横浜餃子もないか。今度こそ本題にいこう。

源氏食堂

源氏食堂

渋い食堂だな~。
自分の親くらいの時代からずっとやっていそうな年季の入り方。
パイプ椅子の錆のひとつひとつにさえ、歴史を感じる。

お昼よりもちょっと早めの時間に行ったら最初は空いてましたが、あれよという間にお客さんが増えてきて、お昼前には満席に。
地元っぽい人、いすみ鉄道に乗りに来た感じの人、それから聖地巡礼者らしい雰囲気の人(笑)まで、いろんな面々。
そうか、この駅前、あまり飲食店がないから鉄道ファン御用達の店でもあるのかも。

ちなみに、ドラマに登場した「斜めキャップに金ネックレスの店員さん」は厨房担当でした。
会話してみたかったなあ(笑

源氏食堂

トンカツに、しょうが焼き。
豚肉メニューを軸に、いかにも定食屋な品々が並んでいる。

メニューが増えたり減ったり値段が変わったり、歴史を感じるお品書き。
達筆の左端に「ノンアルコールビール」だけ妙に手書き感あるのがまたいい(笑

源氏食堂

おつまみやサイドメニュー的なものはこちらに。

これを撮っているときに、狙い澄ましたかのようにテレビから松重さんのクックドゥ CM が流れてくるというミラクル発生。
これまでほとんどの聖地を巡礼し続けてきた信仰心のなせる業に違いない(ぉ

源氏食堂

店内にはもちろんロケ時の松重さん、久住さんのサインが。
共演の塚地さんのサインまでは予想ができたけど、スタッフ一同の寄せ書きまで掲示されているお店はここが初めて。

いいな、こういうの。

源氏食堂

お...きたきたきましたよ。
まずはブタ肉塩焼ライス(上)。
上と並の違いは、肉の厚みの違いとのことです。

源氏食堂

このどうだと言わんばかりの厚み。
もはやステーキと言ってもいいだろう。

豚とくりゃしょうが焼きのイメージだが、いすみの名産豚ならば、塩で肉の味を堪能すべきだ。

源氏食堂

おっ、これは...うまい!
確かに、この豚、めちゃうま。

こういう豚肉のソテーって、固くてパサパサしてることも少なくないけど、ここのはびっくりするくらい柔らかくて、しっとりと食べ応えがある。

それにしてもこの豚、見た目と違って全然重くない。軽い。
いくらでも入るような気がする。

こんな豚、初めて。

源氏食堂

豚肉の名店らしく、味噌汁は豚汁。
素朴な味の豚汁だ。

豚肉と豚汁で豚がダブってしまっている。
でも、この店なら、大歓迎。

そしてサイドメニュー登場。

源氏食堂

ゴローちゃんに合わせて、イカフライとメンチカツ。
これにもキャベツとポテサラがついてきて、普段ならこれにライスと味噌汁で十分ランチになってしまうところだ。

イカフライもメンチも、ブタ肉塩焼のインパクトに比べると普通だけど、こちらも軽い食感でおいしい。
やっぱり、隣の肉屋で揚げ物買っていったら、それだけで家メシがちょっとしたご馳走になるに違いない。

源氏食堂

はぁ~、食った、食った。
「ブタ肉塩焼とフライ」って、わざわざこんな遠くまで来なくても食べられるありふれたメニューだけど、この味はここでしか食べられまい。

漁港の大衆食堂で、豚肉ライスにフライをつけてわしわし食べてる方が、イセエビサザエをちまちまとありがたがってるより、俺っぽいのかもしれない。

はるばる小旅行をしてきた甲斐がありました。
ごちそうさまでした。

これで、Season5 の聖地巡礼も残すところ台湾編 2 回分のみ。過去最大級にハードルの高い聖地だけど、どう攻めようかな...。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (2) | トラックバック

2016/05/12 (Thu.)

R2-D2 のいるカフェ「グリシンヌ」

GW 中、洗足池まで写真を撮りに行ったときに、公園の向かいのカフェに何かすごいものがあるのを発見してしまい、つい吸い寄せられるようにお店に入ってしまいました。

Café les glycines (カフェ グリシンヌ)

Café les glycines

一見、それほど珍しい感じでもない、こぎれいなカフェバー。テラス席にはペット同伴で座れるようです。
心なしか、お客さんもみんな一様にオシャレな印象。

Café les glycines

店内も白中心のインテリアで、スッキリと清潔感あります。
でもまあ、ここまでならそんなに変わった店、ということもありません。
ワイングラスの吊り棚の上にある何かを除いては(笑

そして、ここから視線を左に動かしていくと...、

ASR-RD6E

ウオオオオ!実寸大の R2-D2!!!!!

実寸大の立体物は TDL の「スター・ツアーズ」くらいでしか見る機会がなく、これだけの至近距離で見られたのは生涯初めてなので、とても感激。
もうね、外からガラス越しにこれが見えたら入らざるを得ないってものでしょう。

ASR-RD6E

ディテールまでかなり正確に再現されています。
ちょうど年末年始にプラモを作ったところなので、この正確さがよくわかる。

お腹のダクトの左側にある四角形が実はレバーになっていて、これを引っ張ると、

ASR-RD6E

開きます!

そう、お気づきの方も多いと思いますが、これ AQUA(中国ハイアールが吸収合併した、旧三洋電機の白物家電ブランド)から発売されている R2-D2 型冷蔵庫なんですよね。

AQUA / R2-D2 型移動式冷蔵庫 ASR-RD6E

ま、冷蔵庫といってもこの容積なので 350mL 缶を 6 本も入れれば満杯だと思います。冷蔵庫機能なんて飾りです、偉い人にはそれが(ry

ASR-RD6E

ディテールの細かさでいったら正面よりもこの脚の部分のほうがより細かいと言えるでしょう。
素材はプラスチック感丸出しですが、劇中のイメージも頭部以外は金属感がなかったので、ある意味正確。

ASR-RD6E

いい大人が嬉しそうにじろじろ見ていたら、マスターがやってきておもむろにこのリモコンを渡してくれました(笑。
そう、商品名に「移動式冷蔵庫」とあるとおり、これ本物の R2-D2 よろしくリモコンで自走するんです。冷蔵庫は飾りだけど脚は飾りじゃないんです(ぉ

リモコンに印刷された文字がちゃんと劇中に登場する宇宙文字なあたりまで凝っています。まあこんなものを商品化するにはここまでこだわる酔狂さがないとやれないでしょう(笑

ASR-RD6E

自走するだけでなく、リモコン操作で首を左右に振り、頭部のランプを点滅させながら喋るギミック付き。

ASR-RD6E

さらに、頭部には小型プロジェクタを内蔵。ホログラムは映せませんが、二次元のレイア姫ならなんとか投写できます。
映像入力は Miracast ベースのようなので、頑張れば Windows 10 Mobile で Continuum が使えるかも(笑

ちなみにこの R2-D2 型冷蔵庫、100 万円ほどします(笑。
私もけっこう欲しいけど、価格以前にまず置き場所の問題で買うわけにはいきません(強がり

Café les glycines

店内にはほかにも、何故か『アーサー王物語』の円卓の騎士のオブジェがあったりして、見れば見るほどお店のコンセプトが分からなくなってきます(笑。

あ、そういえばここは喫茶店なんだった。お茶も飲まないと(ぉ

Café les glycines

というわけでアイスコーヒーとワッフルボウルのアフォガート添え。
このワッフル、自家製のようで手作りの味がします。コーヒーもおいしい。

Café les glycines

スコーンとカヌレ。これらも自家製ですね。どれも甘すぎず、しっとりとしたおいしさ。
R2-D2 に頼らなくても味で勝負できるんじゃないでしょうか(笑。

独特の雰囲気を持ちながらも、スイーツや飲み物はちゃんとしてる、ちょっと変わったお店でした。
自分の中のスター・ウォーズ気分が盛り上がってきたら、また来よう。

AQUA / R2-D2 型移動式冷蔵庫 ASR-RD6E

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投稿者 B : 22:22 | Gourmet | Hobby | STAR WARS | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2016/05/08 (Sun.)

厚切りステーキ JIKABY

連休中にプチ贅沢ランチをしよう、と思い立って自由が丘へ行ってきました。

JIKABY (ジカビー)

JIKABY

自由が丘駅前ロータリーから一本路地を入ったところにある、ごちゃっとしたエリアに一年ほど前に開店したステーキバルです。

"We Love Steak"、Yes, we are (ぉ

「JIKABY」ってやっぱり直火焼きの意味ですよね。

JIKABY

通常メニューはこんな感じ。単価はなかなかにお高めですが、自由が丘駅前という立地と熟成肉であることを考えればこんなものか、という気はします。
リブロースやサーロインは 400g なので、普通の人ならばこれを二人でシェアするくらいでちょうど良いでしょうね。

今回はランチタイムでの利用だったため、もう少しリーズナブルにいただけます。

JIKABY

店内はこんな感じで、ステーキハウスというよりはイタリアンバル的な雰囲気。
席数はさほど多くなく、テーブル席も 4 人で座るとちょっと狭く感じそうなので、おひとりさまか 2~3 人での利用がちょうど良さげ。

JIKABY

ランチセットのスープ。
シンプルなコンソメスープだけど、飲んでみると意外なほどうまみが出ていて、これおいしい。

JIKABY

せっかくプチ贅沢しに来たからにはステーキだけじゃ味気ないと思い、前菜 5 品盛りもいただいてみました。
タコのマリネ、スパニッシュオムレツ、炙り〆鯖とポテトサラダ、パテ・ド・カンパーニュ、ドイツ産生ハムの 5 種類。

それぞれの前菜の国籍がめちゃくちゃだけど(笑)、どれもそんなこと気にしないくらいうまい。ステーキ屋なのに炙り〆鯖とポテサラとかやたらうまい。気に入りました。

JIKABY

そりゃあもう昼だってことを気にせずワインに呼ばれちゃうわけです。
ボトルじゃなくてカラフェで自制した自分を誉めてあげたい(ぉ

JIKABY

そうこうするうちにランチセットのリブロースステーキが出てきました。
ランチのステーキは 200g だけど、これにスープとライスがついて ¥1,480 なら納得のお値段。

JIKABY

熟成肉というだけあって、肉らしい旨みに満ちていて美味しい。脂身は控えめだけど、そのぶん肉の旨みが味わえます。
もともと肉自体に味がついていてこれだけでも十分イケますが、別添のソースをかけるとニンニクの香りが肉の味を引き立てて、さらにうまい。
ああ、これは満足度高いステーキだ。

期待していた以上の贅沢を堪能できました。この店はリピートありだな。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/05/03 (Tue.)

キリン 富士山麓 樽熟原酒 50°

以前から試行錯誤していた自作ハイボールですが、先日まめぞに行った際におかみさんに作り方を教わってきました(ぉ

キリン / 富士山麓 樽熟原酒 50°

キリン 富士山麓 樽熟原酒 50°

以前、富士山麓 樽熟 50°ワイルドターキー 8 年を試して後者かな...と思っていたら、なんとお酒は富士山麓の方だったという(汗。
しかし富士山麓の樽熟 50° は最近生産終了になったとのこと。後継製品として少しグレードの上がったこの「樽熟原酒 50°」が発売されていますが、値段も 20% ほど上がってしまったようです。あの安くてうまいまめぞハイボールは今後このまま原価だけが上がった状態で提供されるのか、それとも値上げしてしまうのか...。

ともかく、樽熟 50° はもう手に入らないので、代わりに樽熟原酒 50° を買ってきました。

キリン 富士山麓 樽熟原酒 50°

そして、改めてレシピ通りに作成。
教わったレシピは、この三点。

  • 樽熟 50° をちゃんと 45mL 計量して入れる
  • レモンはちゃんと搾る
  • 強めの炭酸水を使う
このうち炭酸水だけは市販のペットボトル品しか手に入らないので、それ以外を教わったとおりに試してみました。

おお、今まで試行錯誤しながら目分量で(ぉ)作っていてなかなかたどり着けなかった味に、いきなりいいセンまで来れた気が。ただ、我が家のグラスにはこの分量だとちょっとウィスキーが多いかな。ここは要調整。
でもそれ以上にちゃんと生レモンを使うのが肝心な気がします。どうしてもポッカレモンのお手軽さに頼ってたけど、生レモンを搾ると酸味の中にほんのり甘みが加わって、うまい。

安価なウィスキーでもちゃんと作れば美味しいハイボールになるものですね。
あとはもっとガツンとくる炭酸が手に入ればなー。コンビニで手に入る炭酸水はどれも似たり寄ったりなので、なにかうまい手を考えよう。

キリン / 富士山麓 樽熟原酒 50° 700mL

B01ASNW5II

投稿者 B : 22:50 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/04/28 (Thu.)

杉並区西荻窪の野菜のクスクス

「モロッコ料理。独自の食文化、ヘルシーかつ食欲をそそる料理...いいじゃないか」

タムタム

ドラマ『孤独のグルメ Season5』第 3 話の聖地は西荻窪に、再びやって来ました。前回来たときには不覚にもラストオーダーの時間に気づかずに、クスクスを食べ損ねてしまったので、クスクス・リベンジに。
前回は前回で大満足の味だったので、再訪も楽しみにしていました。

タムタム

タムタム

飲み物は、まずワインから。実はここに来る前に 0 次会としてビールは飲んできたのでした(ぉ
でもこの店の料理、全体的にワインとの相性が良いので、これでいいんです。

「ゲロワンヌ」というモロッコ産の赤ワイン。あれイスラム圏ってアルコール禁止なんじゃないの?とは前回も思いましたが、モロッコは比較的アルコールに関する戒律が緩いらしく、観光客向けを中心にいろいろ提供されているようですね。
まあ、これだけ美味しい料理が揃っていて、お酒が飲めないことはこの場合やはり酷だ、残酷です(ぉ

タムタム

で、つまみ的な感じでパンセットとフムス(ひよこ豆のペースト)。
この素朴な感じのモロッコパンがまたフムスと食べてよし、この後出てくるタジン料理群やハリラスープに浸して食べてよし、と大活躍するわけです。

タムタム

それと、前菜の三店盛り。
茄子のダルーク(詳細不明だけど茄子と肉をスパイスで煮た感じのもの。うまい)、デーツとクリームチーズ(デーツって滅多に食べないよな)、ターキーのハムとオリーブ(このハム、なかなかのうまさ)の三種。もうワインと一緒に食べてくださいという感じのラインアップで、お酒が進みます。

タムタム

じゃあ、そろそろモロッコ料理の本陣、いってみようじゃないか。

まずはど真ん中直球勝負、ラムのタジン。
野菜とスパイスが渾然一体となった中に、ガツンとラム肉。期待を裏切ラムうまさ。そうそう、今日の俺はこういうのを求めていたんだ。

タムタム

この店できっと一番うまいのが、このハリラスープ。
とりあえずジャガイモが主原料なことは分かったけど、それ以外に何が入っているのかさっぱり分からない。でも、どうにも表現のしようがないうまさ。
これだけ延々と飲んでいたいくらいの気分だ。

タムタム

モロッコ流揚げ春巻きオムレツ、とでも言いたくなるような、ブリック。
パリパリの皮のなかから、トロトロ卵黄が、きてます、きてます。

ガブリック。
うひゃ~、やっぱりこれはたまらん。

タムタム

そして今回も、ラム肉のハンバーグを。
やっぱりここのラムハンバーグは、中からも外からも肉汁が溢れ出ている。まさに西荻・春の肉汁祭りだ。

お~。ほんのり甘い。うま甘い。いろんな野菜の旨みが染み込んだスープがそれを引き立てている。
何度食べても、未知のハンバーグだ。

タムタム

そうなるとワインをボトルでもう一本入れたくなるわけですよ。メダリオンの赤。
モロッコのワインって、ヨーロッパのとは違う良い意味での洗練されてなさというか、アフリカの大地を感じられるかのような素朴さがいい。

タムタム

野菜のタジン。これだけで一日分の野菜が摂れてしまいそうな、たっぷりの野菜が嬉しい。
でもラム肉のタジンやハンバーグを食べた後だと、おいしいんだけどちょっとあっさりしすぎているような?
頼む順番を間違えたか。

タムタム

野菜のクスクス。

モロッコカラー一色。それでいて、このゴージャス感。
いやあ、これもまさにモロッコ。

「クスクス」って見た目はお米っぽいけど、粒状のパスタで、ライスともスパゲティとも違った食感。
たまーにオシャレ料理店のサラダとかに載っかってくるけど、こういう王道の食べ方って案外久しぶり。

タムタム

野菜って甘いんだなあ、というのを感じながら食べるクスクス、おいしい。
白いご飯を神とする俺だけど、こういうのも全然ありだな。

タムタム

でも〆にはやっぱり少しガツンとしたものが食べたくなって、ラムカレーを追加(笑
ラムに始まってラムに終わるモロッコ料理、大満足。

タムタム

本当は、最後の〆にハリラスープのおかわりを飲みたいくらいだったんですが、Blu-ray BOX の特典映像「その後のグルメ Season5」で店員の真理安さんが「おかわりをするお客さんがあまりに多くて、まかないにハリラスープを飲むのが密かな楽しみだったのに、あれ以来全然その分もなくなっちゃった」と言っていたので自粛しました(笑。
でも、おいしかった。

やっぱりこの店、また来たいなあ。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

B017D5ESCK

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2016/04/23 (Sat.)

鳥越 居酒屋まめぞ その 5

「この店、まさに一人おかず横丁。下町の商店街の食卓そのものじゃないか」

居酒屋まめぞ

一年ぶりに『孤独のグルメ Season4』の聖地・鳥越のまめぞにやってきました。

今回こちらに来たのはちょっとした闇取引のため。何を取引したかはまた後日報告しますが、この店、そろそろ聖地巡礼というより純粋にうまいから通う、という感覚になっています(笑。自宅から近いわけじゃないのに、これまで行った聖地の中で最もリピートしている店じゃないでしょうか。

浅草 鳥越おかず横町 居酒屋まめぞ

居酒屋まめぞ

ここしばらく気温も上がってきて、駅からけっこう距離のあるこの店まで歩いてくるとちょっと汗が滲むくらい。そこにビールを流し込む、このうまさといったらありません。
お通しがひじきの煮物というのもまたシブいけど、こういうお通しが嬉しい年頃になってきてしまいました。

居酒屋まめぞ

つまみは、まずこの店の定番いぶりがっこから。すぐに出してきてくれるのがありがたい。

居酒屋まめぞ

からの、アジフライ、どーん!と。

これまでに何度かこの店に来た中で、アジフライを頼んだけど人数分は残ってないことが少なくなかったので、まず最初に頼むようになってしまいました(笑
それにしても今回はまた今までにない大きさ。マスターによると「この店でアジフライを出すようになって三年経つけど、こんなに大きいのは滅多に出ない。本当なら一枚 800 円くらいで出してもおかしくないサイズ」とのこと。いやマジでこんな大きさのアジフライ見たことないです。

居酒屋まめぞ

そうなると、アジフライ専用飲み物を追加発注せざるを得なくなってきます。
アジフライにビール、すなわちコレ最強。ビールの泡が毎回手を抜かずにきめ細かいのがまた嬉しい。

居酒屋まめぞ

小皿に収まりきらないアジフライに、このお店の特製ソースをかけていただきます。
おお、これはいつも以上にサクフワだ。この世で一番うまいものは、実はアジフライだったんじゃないか。

でも、この店のアジフライの味を知ってしまうと、他の定食屋とかでアジフライを頼むのが怖くなってしまうのが、非常に痛い副作用(汗。それくらい、次元の違うアジフライ。

居酒屋まめぞ

いつもあるわけじゃない限定メニュー、鯛のカブト焼。これは中サイズとのことだけど、それでも十分でかい。そして、鯛ってこんなどう猛な顔つきだったっけ、という感じにガッツリ生えた歯。
でも肉厚で、脂が乗っててうまい。

居酒屋まめぞ

そしてお刺身の盛合せ。
富山をフィーチャーしている居酒屋らしく、この時季の刺盛にはホタルイカが入っているのがとても嬉しい。
ほかにマグロ、鯛、〆鯖、タコ、ホタテとバリエーション豊富な布陣。

居酒屋まめぞ

焼き鯛、刺盛、と来たら魚介類専用飲み物(若葉たる酒純米)に行くしかないでしょう。
若葉はこの店イチ押しの銘柄で、毎回なにかしら飲んでる気がするけど、毎回うまい。

居酒屋まめぞ

カニツメクリームコロッケ。
カニクリームコロッケはコロッケの定番のひとつだけど、「カニツメ」ってまた新しいな。

コロッケからカニのツメが生えてるのを想像したけど、カニのツメの肉を使っているだけで殻は使われてませんでした(笑。
でも、そんじょそこらのカニクリームコロッケよりも大ぶりで、うまい。やっぱりこの店の揚げ物にハズレなし。

居酒屋まめぞ

揚げ物に揚げ物を重ねる感じで、ガーリックポテト。
一見ただの素朴なフライドポテトのようだけど、ニンニクの香りがガッツリと食欲をそそるじゃないか。
それでいて軽い食感で、胃にもたれないのがこの店のフライのいいところ。

ついさっきまで魚と日本酒をやっていたと思ったら、いつの間にか洋食祭りの様相を呈してきたぞ
でもこの店のカオスっぷりに惑わされるのも、悪くない(笑。

居酒屋まめぞ

こう来たら飲み物も「まめぞハイボール」をいただくことになるわけです。
そしていつ飲んでもこの店のハイボールは、うまい。

実は今回、ちゃっかりと女将さんにこのハイボールの作り方を教わってきてしまいました。
全く同じにできるとは思わないけれど、自宅で少しでもうまいハイボールを自作すべく、今度実践してみよう。

居酒屋まめぞ

そこに追加投入される銀だらの粕漬け。そう、この店はまたこの粕漬けを抜きにしてもまた語れない。
銀だら自体も美味しいけど、この粕漬けが魚の旨みを増幅させているんだなあ。
近所にあったら、毎日でもこの粕漬け定食をいただきに通っちゃうのに。

居酒屋まめぞ

〆はもちろん、かつサンド。

飲んだ最後にかつサンドで閉めるという、新境地を開かせてくれたのがこの店。
かといって、よくある感じのかつサンドだとヘビーすぎるところを、この軽い食感で「まだ食べられそう」と思わせてくれる塩梅が、ちょうど良いんだろうなあ。

居酒屋まめぞ

これだけ通っても、まだ見ぬメニューがたくさん控えているのがこの店の奥深いところ。
私の知る中でも最強クラスの居酒屋なので、また何度でも来たいです。行きたい人絶賛募集中(笑

今回もまた、大満足。
本当にごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season4 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/04/15 (Fri.)

本格中華ダイニング 陳家私菜

五反田エリアでちょっと美味しい中華を見つけました。

本格中華ダイニング 陳家私菜

陳家私菜

目黒川から一本外側にある建物の二階のお店。飲食店の多い五反田でも、本格中華の店は案外少ないような。
狭い階段を上っていかないといけないお店なのでちょっとハードルは高いですが、いつも混雑している人気店のようです。
お昼時はもう相席が当然という感じで、お世辞にも広いとは言えないテーブル席の空いているところに詰め込まれます(笑。

陳家私菜

ランチタイムは中華サラダ、水餃子(三個)、中華スープ、ライスがサービス。基本的にセルフサービスで、注文したら自分で取りに行く必要がありますが、空いている時間帯だとサラダと水餃子だけは店員さんが持ってきてくれたりして、システムがよく分かりません(笑
水餃子は厚めの皮がもっちりしていてけっこうおいしい。ご飯はややべちゃっとしていて、もう少しパラッと炊いてあるほうが個人的には好みなんだけどなあ。

陳家私菜

こちらがこの店オリジナルの「頂天石焼麻婆豆腐」。石鍋に入った大量の麻婆豆腐、これは迫力あるなあ。
しかも唐辛子が種までたっぷり入っていて、見るからに辛そうです。

陳家私菜

この麻婆豆腐、見た目通りの辛さ。しかも、石鍋のせいでいつまでもグツグツ煮えていて、全然冷めない。辛い以上に熱くてなかなか食べ進められません(汗
夏でもないのに大汗をかきながら食べる麻婆豆腐。かなり辛いんだけど、このタレというかミソの部分に旨みが詰まっていて、これは美味しい。

気に入ってしまったので、ランチタイムにしばらく通い詰めていろいろ食べてみました(ぉ

陳家私菜

麻辣刀削麺。「麻辣」とついていますが、味付けは麻(山椒)よりも辣(唐辛子)中心でしっかり辛い。
大きめの丼にもちもちした刀削麺がたっぷり入っていて、これは美味しいけどかなりお腹いっぱいになります。

陳家私菜

汁なし担々麺。これもラー油がたっぷり使われていてしっかり辛めだけど、麻辣刀削麺に比べれば幾分マイルド。カシューナッツの旨味がたまりません。
担々麺好きとしては汁なし担々麺もいろんなタイプを食べてきましたが、これはかなり好みな味付けです。

陳家私菜

皇帝口水鶏(いわゆる「よだれ鶏」)。しっとりと柔らかい蒸し鶏に辛口のタレが絡んで、無限にご飯が進みそうなメニュー。
見た目はガッツリ赤いけど、麻婆豆腐や刀削麺の辛さに比べれば(冷たいせいもあってか)辛すぎず、うまい。

ランチは毎日 20 食限定とのことですが、お昼からこんなにうまい口水鶏が食べられる中華料理店があったなんて。これは幸せになる一品です。

陳家私菜

長安孜然牛肉。孜然(ズーラン)とはクミンのことで、これはつまり牛カルビのクミン炒め、ということになります。

ふわっと漂ってくるクミンやパクチーの香りが食欲をそそります。
たっぷり牛カルビに、中華醤とクミンが醸し出すうまみがいい...と思ったら、後から追いかけてくる強烈な山椒の刺激が、舌にビリビリきます。これは「クミン炒め」というより「山椒炒め」と呼びたくなるレベルだけど、山椒好きとしてはたまりません。

山椒のシビレル辛さにクミンの香りで、肉を思う存分バクバク食べられる。
これ、相当いいぞ。

陳家私菜

上海風炒飯。見た目通り、味もオーソドックスなシンプル炒飯だけど、お米がパラッとしていておいしい。味付けもちょうど良い。毎日食べても飽きない炒飯、ってこんなんなんだろうなあ。
この店、辛い味付けの料理が売りのようだけど、こういう普通の味付けも十分おいしいじゃないですか。

ちなみに、このときは水餃子が品切れで、代わりに唐揚げが出てきました(笑。

陳家私菜

お店の入口には、これまでに来店した有名人の写真がずらりと貼り出されています。

店員さん(中国人)の接客は雑だけど(笑)、「本格中華」の名に恥じないうまさ。本場の味ってこんな感じなんだろうな、中国行ったことないけど(ぉ
お昼にそこそこ満足できるものを食べようと思ったら千円はくだらないこの界隈において、ここのランチは軒並み 800 円前後なのもポイント高い。「うまい、早い、安い」を絵に描いたような店だと思います。

ここは今後もランチにちょくちょく通わせてもらいます。

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投稿者 B : 22:57 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/04/10 (Sun.)

京都 新福菜館

京都に来たら何を食べようかな、と考えたんですが、そう言えば京都に縁の深い丁稚さんオススメのラーメン店があったな、というのを思い出して、足を運んでみました。

新福菜館

新福菜館

京都駅からけっこうすぐの立地。隣も「第一旭」という有名ラーメン店らしく、しのぎを削っている感じ。写真では第一旭のほうが大行列、新福菜館は混んでないように見えますが、私が行ったとき(写真は退店時に撮影)は新福菜館のほうにも第一旭ほどではないけど行列ができていました。どちらもこの界隈では有名な老舗とのこと。

新福菜館

店内は、いかにも古き良きラーメン屋、という雰囲気。「菜館」というくらいだからもう少し中華料理店然としたお店かと思ったら、むしろ「中華そば」のお店なんですね。
店外から店内へと都合 10 分ほど並んで、カウンター席につきました。

新福菜館

頼んだのは「肉多目」、つまりはチャーシュー麺ですね。他のお客さんは「竹入り」を頼んでいる人がけっこう多いようでしたが、へええ、メンマを「竹」と呼ぶのかあ。

さておき、このラーメン。スープがかなり濃そう。色だけでいったら富山ブラックに通ずるものを感じます。

新福菜館

しかしスープを一口飲んでみると、富山ブラックとは全然違う、塩辛さはなくてむしろさっぱりとしたやさしい味。醤油の深みだけがうまく引き出されています。
チャーシューは、脂身少なめだけど柔らかくて、ラーメンに入っているのにはこれくらいがちょうどいい肉らしさ。肉多目だけあって遠慮なくドカドカ入っていて、食べ応えがあります。薄切りなのも、スープがよく浸みていい感じ。

新福菜館

麺は中太のストレート麺。こういう深みのあるスープには、これくらいしっかりした麺がよく合います。
京都のラーメンといえば天一くらいしか知らなかったけれど、ほかにもこういう世界が広がっていたのか。これは美味しいわ。

新福菜館

ついでに「ヤキメシ」(炒飯)もいただいてみました。
きれいに丸く盛られた、真っ黒い炒飯。たぶんラーメンと同じ醤油がたっぷりと使われているんでしょう。

こちらは、ラーメンスープとは対照的に、醤油の味がしっかりと出た濃口の炒飯。
ああ、これはこの炒飯を食べながらラーメンのスープを飲む、というのが正しい食べ方なんだな。

新福菜館

持ち帰り!そういうのもあるのか(お約束

いやあ美味しかった。隣の店の行列っぷりを見たときにはむしろそっちにすれば良かったかな、と思ったけど、いざ食べてみて迷いは断ち切れました。
これは確かにハマる味。関東にも支店がいくつか出ているみたいなので、近くに行く機会があれば立ち寄ってみようと思います。

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投稿者 B : 22:31 | Gourmet | Ramen | コメント (2) | トラックバック

2016/04/02 (Sat.)

東京都新宿区信濃町のロモサルタード

「がぜん、親ペルー派になってきた」

ティア・スサナ

珍しく中央線の真ん中のほうに出る用事があったので、約二年ぶりに信濃町の聖地に足を運んでみました。

ここはコミック『孤独のグルメ 2』の第 2 話に登場したお店。単行本の発売前に一度来たことはありましたが、そのときに食べられなかったメニューがあったんだよなあ...と思い出して、再訪することにした次第。

ティア・スサナ

ティア・スサナ

なんか、以前来たときよりも店先のこどグル濃度高まってるし!(笑
おそらく、単行本 2 巻の発売でしばらく聖地巡礼者のフィーバーが発生していたんでしょうね。ドラマの認知度も年々高まってるし。

というわけで、階段を降りていきます。

ティア・スサナ

お昼ちょっと遅めの時間帯に行ったら、お店は実質的な貸し切り状態。
当初の目的だった「ロモサルタードセット」を注文しました。

今回はインカコーラを頼まなかったところ、食前からコーヒーが登場。
おかわり自由なので、食前だろうと食後だろうと「コーヒーおかわりどうですか?」と聞かれます。

ティア・スサナ

ちょうど一杯目の珈琲を飲み終わったところで、ロモサルタードセットが出てきました。
ちなみにこれ、大盛りです。遅い時間でお腹が空いていたからつい大盛りを頼んでしまった。

前回のフレホーレスセットといい、ペルーじゃ「白いご飯に茶色いおかず」が定番なんだろうか。
なんだか、日本の家庭料理みたいだな。

ティア・スサナ

出た、このタマネギの酢漬け。
酸っぱうまい!!目が覚めるう。
単独で食べてよし、福神漬けみたいにロモサルタードライスと一緒に食べてよし。

今回は聖地巡礼者だと名乗らなかったので、前回のように最初からおかわりは出てきませんでした(ぉ

ティア・スサナ

付け合わせはヤシの芽とポテサラ。
ヤシの芽は、やわらかくてなんだか不思議な味。

っていうか、ペルーにヤシなんて生えてるのか、ということのほうがむしろ驚きだったり。

ティア・スサナ

完熟オリーブ。
これは久住作品的には、シウマイ弁当に入っている干しアンズのごとく、いつ食べるべきか悩ましい一品だ。
最初に食べてしまって「なかったことにする」というのも解だけど、ここはデザート代わりが良いかもしれない。

ティア・スサナ

チョリソーと、ロモサルタード。
豚肉とタマネギ、それにフライドポテト(!)をピリ辛のトマト炒めにしたような感じ。
タマネギの酢漬けをおかわりしてないのに、結局タマネギだらけになってしまった(ぉ。

これも親しみのある味だなあ。トマト風味の豚炒め丼って感じ。
「インカ帝国」のイメージとかけ離れたご近所味だぞこりゃ。

辛口好きとしては、フレホーレスよりもロモサルタードのほうが好きな味かもしれません。
ライスも、お米自体は日本米っぽいけど、炊き方が違うのかちょっと味と香りがついていて、ロモサルタードによく合います。

ティア・スサナ

というわけで完食。
ああ、また食いすぎてしまった。特にライスの量が半端なかった。大盛りを頼んで腹一杯になりすぎるところまで、前回と全く同じ轍を踏んでしまった(;´Д`)。

食後はホットコーヒーのおかわりをいただいて、ほっと一息。
ごちゃっとした独特の空気が漂うお店だけど、なぜか不思議に落ち着くんだよな、ここ。

ごちそうさまでした。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 2

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2016/03/30 (Wed.)

築地 鮨 江戸時代 その 3

数年ぶりに築地でお寿司をいただいてきました。

鮨 江戸時代

鮨 江戸時代

東京に出てきてからも、魚は故郷のがいちばんうまい、と思い込んでいた私に(実際今でもそう思っていることに違いはないけど)、初めて江戸前寿司の美味しさを教えてくれたのがこのお店。しばらく縁がありませんでしたが、久しぶりにお邪魔してきました。

鮨 江戸時代

まあ、まずはビールから。
近年は帰省して寿司屋に行くのももっぱら廻るところばかりなので、廻らないお店の白木のカウンターで生ビールというのは、何物にも代えがたい贅沢に感じます。

鮨 江戸時代

お通しは、イカの煮物...かと思ったら、タコの桜煮。
軽く上品な味付けでとても美味しい。春を感じます。

鮨 江戸時代

それから、アワビの塩焼き。
潮の香りを強く感じるアワビ、ちょっと濃いめの味付けがイイ。ビールが進んじゃいますね。

鮨 江戸時代

貝もの続きで、カキ。
味付けは塩かポン酢か選べたので、ここは塩を。ポン酢よりもカキそのものの味が感じられて、これもイイ。

鮨 江戸時代

こうなると喉が日本酒を欲するというやつです。
まずは春鹿の冷酒から。しっかりめの辛口で、潮の味に最適。以後、一人で日本酒を 4~5 合飲んだけど、徳利が基本的に一種類で写真の見栄えが変わらないから省略(ぉ

鮨 江戸時代

カワハギの肝あえ。
って、こんな料理があるのか...!私にとって、カワハギって子どもの頃よく味噌汁に入っていた具で、それほど美味しいと思えなかったから今でも積極的に食べようとしない魚なんですが、これはうまい。カワハギの身の弾力感と、肝の微かに苦味のある独特の味が、日本酒に合いすぎる。初めてカワハギを好きだと思いました(笑

鮨 江戸時代

稚鮎の塩焼きと、タケノコの木の芽焼き。
旬らしく柔らかいタケノコに、稚鮎の苦味がたまらない。これまた春を感じる一皿です。

鮨 江戸時代

牛刺し、ですよね、これ...。
高級なステーキ店でこのまま焼き始めそうな、見事な差しの入った赤身肉を生でいただきます。
寿司屋でこんなうまい肉を食べられると思ってませんでした。泣きそう。

鮨 江戸時代

ここまでで十分贅沢をしたような気になっていたけど、これからが本番です。
握りは、まずは江戸前の代名詞・コハダ。私は最初にこの店で食べてから、コハダが大好きになりました。

鮨 江戸時代

それからこれまた珍しい、甘鯛の昆布締め。
ウチの田舎の方で昆布締めといったらもっとしっかり締まっているものだけど、この昆布締めは浅い感じの締め具合で魚自体の風味が残っていて、お上品な感じ。そもそも昆布締めの握りというのが珍しい。

これ、おいしいです。

鮨 江戸時代

そしてホッキ、

鮨 江戸時代

赤貝、と貝ものが続きます。

鮨 江戸時代

蒸しエビの握り。
これまた田舎ではエビの握りといえば甘エビ(生)か白エビ(生)が普通だったので、蒸しエビなんて新鮮なエビが手に入らない地方のものでしょ...と馬鹿にしていましたが、ちゃんとした職人の手で作られた蒸しエビの握りがおいしい、ということも昔この店に来て初めて知りました。

鮨 江戸時代

これまた繊細な技を感じる春日鯛の握りをいただきつつ、

鮨 江戸時代

貝柱の磯辺焼きに舌鼓を打つわけです。

この貝柱、大ぶりだし味付けもうまーい。このへんで四本目の徳利が空になりました(笑

鮨 江戸時代

そこにトロ、

鮨 江戸時代

さらにウニ、と大ネタがかぶせてきます。
このあたりまで来るとあまりにうまいもの続きでだんだん感覚が麻痺してきます。

鮨 江戸時代

そういうところへ、赤身の漬けの握りという変化球が放り込まれてきました。
醤油をつける必要のない引き締まった味が、蕩けた感覚を立ち直らせてくれます。

鮨 江戸時代

ヒラメの昆布締め。珍味系の握りが続きますが、これもおいしい。

鮨 江戸時代

で、煮蛤の握りと続くわけです。
最後は食べたことがないネタのオンパレード。こういう寿司も楽しいじゃないですか。

鮨 江戸時代

〆は、海苔の味噌汁。ここまで食べてきた寿司や魚の味を回想させてくれるかのような、海藻のやさしい香り。
染みわたるなあ。

鮨 江戸時代

デザート代わりの玉子焼き。
これまた、カステラのようなふんわり感で、確かにこれはデザートだ。

築地だからネタの鮮度がいいのはもちろんだけど、ここはやっぱり繊細な仕事ぶりが、素材のいいところを最大限に引き出しているんだと思います。
久しぶりに来たけど、変わらず美味しかった。

また来たいですね。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:10 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/03/26 (Sat.)

らーめん山頭火 旭川本店

旭川最後の食事は、やっぱりここ。

らーめん山頭火

らーめん山頭火 旭川本店

旭川ラーメンを全国区にのし上げた有名店「山頭火」の本店です。山頭火といえば、昔は関東でも恵比寿くらいにしかお店がなくて(恵比寿店は現在は閉店)、かつてラーメンオタだった頃にわざわざ一時間くらい行列に並んだほどの人気店でした。それが今では国内外問わずあちこちにお店ができて、特に並ばなくても入れるようになってしまったけど、それでも美味しいことには変わりがありません。
その山頭火もどうやら本店はひと味違うらしい、という話もあり、旭川に来たからには食べてみたいじゃないですか。

本店は、昔はもう少しひっそりとあったそうですが、現在は駅前の一等地にきれいな店舗として立っています。

らーめん山頭火 旭川本店

店内は清潔感があるけど、思ってた以上に普通。入口にはわざわざキャリーバッグ置き場も用意されていたりして、観光客の定番コースになっている様子がうかがえます。
もうちょっと感慨深いものがあるかと思っていたら、はるかにフツーだったのでちょっと肩透かし(笑。

らーめん山頭火 旭川本店

ランチタイムには俵おにぎりとお新香のサービスがあります。
おにぎりは一人二個までとのことでしたが、ちょっと遅めに行ったら一人一個分しか残っていませんでした。まあ残っていただけラッキーと言えます。

らーめん山頭火 旭川本店

ラーメン屋に来るとつい頼んでしまう餃子。
これもまあ普通だけど、餃子がウリの店ではないので無理は言えない(笑

らーめん山頭火 旭川本店

待つこと数分、ラーメンの登場です。
特選とろ肉らーめん(塩)。やはり本店に来たからには、王道中の王道で攻めないと。

ここのラーメンは塩、醤油、味噌、どれも甲乙つけがたいけど、あえて選ぶなら最もシンプルな塩でしょう。

らーめん山頭火 旭川本店

とろ肉らーめんは具が別盛りで出てきます。

とろ肉、メンマ、きくらげ、なると、ネギ、そして小梅。旭川のラーメン全てに小梅がついてくるわけではないようですが、山頭火の影響か、旭川系を名乗るラーメン店では小梅が出てくること多し。

らーめん山頭火 旭川本店

ここのラーメンは、麺もいいけどスープが主役。
塩と言いながら、中華系の塩スープとは全然違って、豚骨系白湯を塩味でやさしく仕上げています。
インパクトというのとは真逆の、じんわりと染み込むような味わいが嬉しい。

らーめん山頭火 旭川本店

具がわざわざ別皿で出てくるのには意味があります。「とろ肉」というだけあって、脂身が絶妙な加減で、これを素ラーメンに載せるとスープの熱で脂がとろけて、絶品にうまい。
普通のラーメンに入っているチャーシューとはまた違ったおいしさがあります。

らーめん山頭火 旭川本店

ああ、美味しかった。
東京の山頭火と味が違うかと言われると、大して変わらないような気はします。でも、それは裏を返せばどの店舗でも品質が統一できているということでもあります。
それでも、氷点下の旭川で食べる山頭火の塩らーめんは温かく、これが誕生した地だからこその味わいがありました。

旭川、楽しかったなあ。きっといつか、また来よう。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:10 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2016/03/24 (Thu.)

富良野カレー 唯我独尊

美味しいカレー屋さんがあるという噂を聞きつけて、富良野まではるばると。

唯我独尊

...って、なんだなんだ、ここ。
富良野の駅のすぐ近くのはずなのに、この山小屋館。富良野だけあって、中から田中邦衛が出てきてもおかしくおない雰囲気です。
店外のスキー板やエゾシカのツノが、なおさら山小屋感を加速させている。

唯我独尊

唯我独尊

店名からして強烈なインパクトを放っています。しかもローマ字表記は「YUIGA DOXON」。

自家製ソーセージカレー、オムカレー、という魅惑ワードの下に「合い言葉は...?」という気になる一言が添えられてますね...。

唯我独尊

店内もこんな感じで、カレー屋というより年季の入った山小屋かロッジ的な感覚。
なんか自分も雪山登山の末ここにたどり着いたような気がしてきました(笑。

唯我独尊

フードメニューはもちろんカレー中心。
エゾ鹿肉カレーとか、道産ビーフカレーとかも、そそるなあ...。
でもここはやっぱり「自家製」に賭けてみるべきか。

唯我独尊

そして出た、謎の「合い言葉は『ルールルルー』」。

これ何かというと、この店ではライスが残っている限りカレールウのおかわり自由なんだとか。
ただし、おかわりする場合は自分で皿をカウンターに持って行って「ルールルルー」というのがルール。なにその羞恥プレイ(汗

唯我独尊

テーブルにはなんとゲストノートが!
うわあ、ホントに昭和のロッジ感(笑

さらに店内を見回すと、壁じゅうにこの店に来たいろんな人の名刺が貼り付けられています。しかも国内外の名だたる企業の名刺もたくさん。誰が何のためにやり出したのか不明だけど、見ると自分もつられて貼りそうになりますね...。

唯我独尊

そうこうするうちに、カレーが出てきました。やっぱり最初に惹かれた二つのキーワード、迷ったときには両方だ。ということで、オム+ソーセージカレー。
見た目からしてにぎやかな感じの一皿で、ちょっとワクワクしてきます。

唯我独尊

これが自家製ソーセージ。皮はちょっと厚みがあるけど、味が濃くて、食べ応えあります。
これは一本と言わずもっと欲しくなりますね...。

唯我独尊

オムレツは、崩すと中がトロトロ。この絶妙な半熟状態がたまらない。
カレーのルウは辛さだけでなく微妙な苦味も感じる複雑な深い味。こういうタイプのカレーはあまり食べたことがないけど、美味しい。

これ、いいじゃないですか。

唯我独尊

これは私が頼んだものじゃないけど、牛タンカレー。
ごろごろっと入っている牛タンを一かけもらったところ、ほろほろっと崩れるような柔らかさで美味しい。

もちろん「ルールルルー」のおかわりも超絶照れながらもらってきましたよ!
ちょっと食べ過ぎなくらい食べ過ぎてしまったけど、美味しかった。

はるばる富良野まで足を運んだ甲斐がありました。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:30 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/03/20 (Sun.)

塩ホルモン 炭や

旭川に安くてうまい焼肉店があるというお誘いを受けて、いそいそと。

炭や

炭や

旭川といっても大通りはきれいに除雪されているものですが、一本路地に入ると道は雪で埋まっています。ここはそんな路地裏の一軒。ひっそりとあるように見えて、夜になると周囲に明確な焼肉の匂いを醸している、インパクトの強いお店です。

たのもー。

炭や

店内はもう煙モクモク。これはホテルに帰ったら全力ファブリーズコースだなあ。そう思ってコートはホテルに置いてきました(ぉ。寒かった...。
でもこの煙を見ると、それが賢明な判断であったことがよく分かります。

炭や

これがお品書き。

ご覧の通り、とても安い!肉一人前 300 円からですって。畜産の盛んな北海道だからってわけではないでしょうが、とても安い。学生時代に近くにこんな店があったら驚喜していただろうなあ。

炭や

ま、ともかく生ビールでお疲れさまでした、から。留辺蘂まで行って帰ってきて一日で往復 250km はクルマに乗っていたわけで、なんだかんだ疲れた身体に染み渡ります。

炭や

そうこうするうちに、七輪の中の炭が赤熱してくるわけです。

炭や

肉は、まずラムから。そういえば北海道に来たのにジンギスカンを食べていなかったので、このラムがジンギスカン代わり。

炭や

この店の名物、塩ホルモン。ホルモンといえばタレに漬け込まれているのが一般的だけど、この店ではシンプルに塩胡椒。肉そのものの味で、直球勝負を仕掛けてきます。

炭や

で、サガリ。見るからに肉って感じの肉肉しさがいいじゃないですか。

炭や

店員さんの対応が素早く、頼むそばから肉がどんどん出てきてしまうので、こっちも急いで焼かないと追っつきません。炭火の勢いもけっこうあるし、肉もどんどん焼けていく。
次から次へと、なんだか忙しい焼肉だな。でも楽しくなってきたぞ...。

炭や

テーブルに常備されている調味料は、塩・胡椒・ニンニクのみ。焼肉屋なら普通にあるはずのタレがない。
もうこれは肉の味を主役に、ストイックに食えというお店からのメッセージに違いない。

炭や

まずはラムから。

おお、うまい。羊の臭みが全然ない。塩味はしっかりついていて、追加で何かつける必要を感じません。
ああ、確かにこれは、肉と塩だけで全然いける。

炭や

それなりに肉が焼けた頃になって、ようやくキムチのご登場。
普通なら肉の前にまずキムチが出てくるところだけど、この店は肉のスタンバイ状況のほうが遙かに良くて、それ以外は後回しっぽい(笑

でもこの浅漬け系キムチ、肉の間の箸休めにちょうどいい。

炭や

でも肉もまだまだどんどん出てくるわけです。
こちらは上ホルモン。この店のホルモンって、ほかの店で食べるホルモンと違って、脂がブヨブヨしてないんですね。あの強烈な肉汁も捨てがたいけど、こういう肉感のあるホルモンもまたいい。

炭や

それからタン元。
しっかりした肉感がタン先とはまた違った食べ応えを与えてくれます。

炭や

そしてレバー。
これも臭みがなく、レバーらしいとろけ感を味わえる一品。

炭や

で、追っかけで海藻サラダ。やっぱり野菜類は出てくるタイミングがちょっと遅いらしい(笑。

炭や

うわあ、テーブルの上も網の上も、なんだかすごいことになっちゃったぞ。
七輪が、まるでスタジアムかコロシアムかのような盛り上がり。

炭や

そろそろ飲み物はビールからハイボールへ移行していきます。
「濃いめ」というのがあったから頼んでみたら、確かに濃い!油断すると酔っ払ってしまいそうだ。

そしてハイボールの脇に控えている肉は、豚トロ。
豚トロって、初めて知りましたが旭川が発祥なんですってね。それを 1990 年代後半にチェーン系焼肉店が全国区に広めたんだとか。そういえば、私も初めて豚トロ食べたの牛角だった気がする(笑

炭や

豚トロみたいな脂身の多い肉だと、油断するとこうやって火柱が立ってしまうけど(汗、これもこれで楽しい。

炭や

無煙ロースターとかテーブルごとの換気扇とかいった気の利いたものが全くないので、もう当然のように我らの席も煙でモクモクになるわけです。
やはり、上着はホテルに置いてきて正解だった(笑

炭や

店内には、有名人のサインもぎっしり。これだけ北海道の肉を味わえる店なら、そりゃあ仕事で来ていても味合わないと損というものでしょう。

遅い時間になっても、寒いのにまだ待ち行列ができるくらいの人気店でした。
ごちそうさまでした。

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2016/03/16 (Wed.)

銀座魚勝 再訪

久しぶりに銀座の名店に行ってきました。

銀座魚勝

銀座魚勝

前回行った直後くらいに店舗改装に入られて、リニューアルしたらまた行こう、と思っていたらこんな時期になってしまいました。
店内はテーブルもカウンターも白木を基調とした、シンプルで明るい雰囲気に変わっていました。素材の良さを引き出す料理、というこのお店の印象にとても合っていると思います。心なしか客席も広くなったような。

銀座魚勝

ま、まずは生ビール(アサヒ琥珀の時間)とお通しから。お通しは鯖の燻製と梅干しで、いい香りのついた鯖燻と、甘さと酸っぱさの比率がちょうどいい梅干し、どちらも酒のつまみにいいけど、むしろさっそく白いご飯が恋しくなる感じ。

銀座魚勝

酒肴はまず好物のあん肝ポン酢。メニューにあったらもれなく頼む系。

銀座魚勝

それに、青さ海苔のだし巻き玉子。潮の香り漂うやさしい味が新鮮な玉子焼き、おふくろの味とはまた違った良さがあります。

銀座魚勝

こういうだし巻きを出されたらさっそく日本酒に行かざるを得ないわけです。
前回この店で出会った石川の地酒・農口(のぐち)、ラベルの文字の通り力強く濃い飲み口で、好きです。

銀座魚勝

大分名物、とり天。前回はなかったメニューながら、大分出身の女将さんのこだわりで生まれたこの店の新しい看板メニューのひとつ。

銀座魚勝

想像していたよりもサクッと軽い感じに揚げられていて、上品な味付け。
油っこくなくて、日本酒にはこれくらいのほうがよく合います。

銀座魚勝

かきの山椒油煮。初めて食べたけど何コレうまい!!
カキにこんな食べ方があったとは。バターとかポン酢とはまた違った方向に、カキの旨味が引き出されています。

銀座魚勝

調子に乗って日本酒がどんどん進みます。
「京の春 純米生原酒さくら」は、その名のとおり華やかでやさしい口当たり。喉もとに、一足先に春が来ました。

銀座魚勝

カツオ塩炙り酒盗添え。前回も食べたけど、私の好きなもの同士の組み合わせがおいしくないわけがない。
酒盗って主張が強くなりがちな味だけど、添えられている玉葱と茗荷がそれを中和して、生臭くない爽やかな刺身料理になっています。

銀座魚勝

これはもう日本酒が止まらない。七郎兵衛を熱燗でいただきます。
青森の酒らしいどっしりとした辛口が、燗にしても緩くならずにうまい。

銀座魚勝

からの、新じゃが烏賊肝煮。
烏賊わたってうまいですよね。この濃厚なうまみがホクホクの新じゃがにしっとり絡んで、日本酒のつまみとしてはたまりません。

銀座魚勝

「魚勝」の暖簾にも関わらず、看板料理のひとつとなっている尾崎牛ロース芯ステーキ。いい肉を表面だけ炙ってシンプルにいただきます。
サシがたくさん入っていて肉汁ジュワァ、ばかりがうまい肉じゃないことを知らしめてくれるうまさ。ていねいな仕事って、とにかく手をかけることじゃなくて、ちょうど良い案配をわきまえているってことなんだなあ。

銀座魚勝

阿櫻 超旨辛口。
さっきからずっと辛口の酒ばかり飲んでいますが、同じ辛口といってもお酒によって全然味わいが違うことを教えてくれるこのバリエーションの広さ。

ステーキに日本酒が合うということも、私はこの店で初めて知りました。

銀座魚勝

こういう鮭とばをアテに、無心に日本酒を味わいたくなるというものです。

銀座魚勝

それからいかわたの酒盗。
さっきから珍味的なものばかり食べてますが、どれも間違いなくうまい。呑兵衛の心をよく分かっていらっしゃる。

銀座魚勝

「魚でやるなら日高見だっちゃ!!」と言われると飲まざるを得ない、日高見 本醸造辛口。
富山の方言でも「~だちゃ」ということがあるので、『うる星やつら』のラムちゃんは富山星人なのかと思っていたら、これ宮城県の言葉だったんですね...。

銀座魚勝

〆は前回とても美味しかったうに卵かけご飯か胡麻漬け茶漬けにしようか、と思っていたんですが、隣のお客さんが頼んでいた焼きそばが妙に美味しそうに見えたので、こちらも。
どどんと有頭海老や魚介が奢られた、贅沢な焼きそばです。これはちょっと居酒屋の〆の料理を超えたレベル。

銀座魚勝

前回も感動的な美味しさでしたが、改装して全体的にさらにレベルアップしたんじゃないでしょうか。
変わらぬ丁寧な仕事ぶりと、うまい酒。銀座の真ん中でこれがリーズナブルに味わえる幸せ。blog に書いておいて言うのも何ですが、あまり誰にでも教えずに、うまいものの楽しみ方を知っている人だけ連れてきたい、貴重なお店だと思います。

今回もごちそうさまでした。また来ます。

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2016/03/10 (Thu.)

北海道旭川市のかにくり~むコロッケ

「冬の北海道、雪の中からうまいものがザクザク出てくる」

旭川

昨日に引き続き、こどグル「真冬の北海道・旭川出張編」聖地巡礼後半の模様をお伝えします。後半は、ランチの定食屋編。
昨日はいい店に出会えたからなあ、つい今日も欲が出てしまう。

今回の目的地は、旭川駅正面から続く「買物公園通り」沿いにあります。この買物公園通りというのはなにやら日本初の恒久歩行者天国とのことで、ゆったりした通りをのんびり歩くことができます。が、雪が積もっているからかどうか、真っ昼間なのにとにかく歩いている人が少ない(笑。もうちょっと賑わっているほうが、楽しかったんだけどな。

自由軒

おお、ここだここだ。
人のまばらな歩行者天国の片隅に、ひょこんと看板だけが顔を出しています。

自由軒

って、え...?
キレイに除雪された公園通りとは対照的に、お店へと続く路地は見事に雪だらけ。つか、その奥の居酒屋なんて、入口が雪で埋まってるんだけど、ここ入れるんだろうか(笑

でも、躊躇わず進もう。
こういう細い路地の古いめし屋に、なぜかアタリが多い。

自由軒

自由軒

うん、いい店構えだ。地元密着って感じ。

たぶんまだ混んでるだろうし、開店直後に来てみたら、まだ営業準備が完了していないようで(汗。
でも、中に入って待ってていいということなので、お邪魔します。

自由軒

これがメニュー。
看板のとおり、肉料理が充実している。

しかも、歴史を感じる筆文字のおしながきの周りに、「小さな宴会集れ!」「かにくり~むコロッケ」「エスニック餃子」「わらじ焼肉」と、ポップな文字が踊る(笑。
この何とも言えないセンスが、かえって清々しい(ぉ

自由軒

カレー持ち帰り!そういうのもあるのか(お約束

...いかん。メニューに遊ばれてる。
集中して胃袋への回答を見つけるんだ。

自由軒

なんだ、こっちにもメニュー、あるじゃないか。
しかも、ランキング。

ゴローちゃんが食べていたものは当確だけど、これだけいろんなメニューに惑わされたら、何からどう攻めていくか、組み立てが難しいぞ。
やたら推してる餃子も気になるし、オムカレーも捨てがたい。それに「ヤマベフライ」ってどんなのだろう。

自由軒

と思ったら、「五郎セット」ってちゃあんと用意されているじゃないですか!
よし、このセットを中心に戦略を組み立てよう。

耳に入ってきた、お昼を食べに入った近所のおばちゃんらしき人と女将さんの会話によると、「最近はみんな五郎セットばかり頼むのよ」とのこと。まあそうだよねえ。おばちゃん曰く「三四郎さんも大変らしいわよ」と。確かに他のお客さんも二人に一人は「五郎セット」を頼んでいる様子。でも、都内の聖地に来ている巡礼者とはちょっと客層が違う感じ。たぶん放送を見た道内の人が集まってきてるんだろうな。

自由軒

「ジリリリリリ!」と懐かしい音が耳に飛び込んできたと思ったら、この懐かしい店電話。
サーモンピンクの電話、さすが北海道の食堂だ。

自由軒

さあ出てきましたよ、味噌汁(ライス付)。
ライスより味噌汁のほうがでっかいどう! 北海道!

メニューには「味噌汁」と書いてあったけど、お店的にはこれは「とん汁」という位置づけで、通常の定食についてくる普通の味噌汁を「味噌汁」と呼んでいるようです。
いやしかし、とん汁にしてもこの大きさは、ちょっと驚いた。

自由軒

これは、うまい味噌汁だ。
汁というより、もはやおかずの域だ。
ちくわってのも渋いとこついてくる。

汁の底には半熟卵が沈んでいて、これを崩すとかきたま汁っぽく。
豚汁にしてはあっさりめのやさしい味だけど、これは身体の芯からあったまるなあ。

自由軒

続いて、かにくり~むコロッケとホッケフライ。
いいじゃないか、いいじゃないか。

各 2 個だけど、このボリュームならそれぞれ単品で頼んでもいけたかも。

自由軒

ホッケって、ほぼ居酒屋で干物を焼いたのしか食べたことがないけど、フライってのもあるのか。
しかし、考えてみれば白身の魚。フライにしてまずいわけがない。

アジフライの親戚みたいな、しっくりくる魚フライ。う~ん、いいな。
付け合わせのポテサラも、いい働きをしている。

自由軒

かにくり~むコロッケは、本当に油断したら舌を丸ごと火傷しそうな熱さ。
でも、たまらなくうまい。

カニとジャガイモ。
図らずも、北海道味のど真ん中チョイス。
そこに、ホッケと畳みかける。

さらにそれを引き立てる、タルタルソース。
個人的には、フライよりもタルタルソースが主役、と言えるくらいのタルタルソース好き(笑。
ゴローちゃんがタルタルソースを単品でおかわりしていたのも、納得です。

自由軒

「本日かきフライ有ります」と言われると、つい釣られてしまうのがカキフライ。
うん、おいしい...けど、かにくり~むコロッケやホッケフライの前では、まあ普通かな?近所の定食屋でこれが出てきたら嬉しいレベルではあるけど。

同行の某氏曰く「カキフライってひどく不味い店もあんまりないけど、感動するほどうまい店もそうないよね~」とのこと。確かに、生牡蠣やバターソテーは差が出るけど、フライは案外均されてしまうような気もします。

自由軒

出た!これがわらじ焼肉。
皿の半分以上を肉が占めている、この圧倒的なボリューム。
350g か 400g か分からないけど、見た目の印象では完全に 400g だなこれは。

他の人が頼んでいたのを見る限り、「肉ライス」と同じものの大型版っぽいけど、肉の量、倍はありそうだぞ。

自由軒

わらじ焼肉、大きさだけじゃなくて厚さもこんなに。

見た目のインパクトもすごいけど、食べてみるとこれがまた。
これだけ大きな豚肉なら、固かったりパサついていたりするのかもと思っていたけど、すごく柔らかい!味も、ソースのコクのある甘辛さが豚肉やタマネギとよく合って、とてもうまい。

本来の目的だったはずの味噌汁やコロッケを上回る、胃袋をガッチリ掴まれる味。
この肉とソースがあれば、白いご飯を永遠に食べ続けていられそうだ。

自由軒

ああ、うまかった。
昼間っからお腹がパンパンになるくらい食べました。

いやあ、またもいい店を見つけた。
昨日と今日だけで、旭川が好きになった。
はるばる遠征してきた甲斐があったと言えよう。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

B017D5ESCK
※Blu-ray BOX には「真冬の北海道・旭川出張編」は収録されていません

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投稿者 B : 23:15 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/03/09 (Wed.)

北海道旭川市の新子やき

「雪の中で、温かくゆっくり、うまいものを食べる。まさに至福の宴」

旭川

本当に来てしまいました、北海道・旭川。ドラマ『孤独のグルメ』聖地巡礼としては、Season4 「真夏の博多出張スペシャル」以来の遠征シリーズとなります。今回は、今年元旦に特番として放送された「真冬の北海道・旭川出張編」の聖地を訪れるため、はるばる旭川までやって来ました。

北海道は札幌と小樽には来たことがあるけど、旭川は初めて。ちょっと緊張します。
この日は最高気温でも -1℃、夜間は -10℃ を下回るという、関東民にとっては凍える寒さ。いっぽうで関東は春の陽気ですからね。でも「真冬の北海道」という冠をつけられたら、その時季に来るしかないじゃないですか(ぉ

旭川

でも、思ってたより静かな街だな、旭川って。
金曜の夜だというのに、市内随一と思われる繁華街にさっぱり人がいない(笑
まあ、街中にもこれだけ雪が積もってりゃ、そりゃそうか。

しかし、この雪...。
よし、まずは足元を固めよう。

ん?あの光、あったかそう。

独酌 三四郎

独酌 三四郎

旭川の歓楽街のはずれあたりに、ぽつんと雪道を照らしながら、静かな存在感を放つ店が一軒。

雪の中にこんな店が、ひっそりと旅人を待っていたなんて。
北国のエトランゼ。

それにしても、「独酌」って。ひとり呑兵衛の巣窟かも。
だが三四郎、井之頭の五郎につながる。
この店でとにかく暖をとろう。

独酌 三四郎

えっ...何、ここ。
なんとも渋い店に飛び込んじまったぞ。

神棚。はたらきだいこく。あきないえびす。
働く七福神。

よく見ると、「孤独のグルメ」「井之頭五郎」と達筆で書かれた箸袋が。
ゴローちゃん、確かにこの店に来たんだなあ。

独酌 三四郎

カウンターには、いかにも人の良さそうな顔をした大将が。
この店の、静かで暖かい雰囲気は、たぶんこの大将と女将さんがつくっているんだろう。

ドラマの、いつもの『孤独のグルメ』とはちょっと違った、静かで少し厳かな空気感の理由に、触れられた気がしました。

独酌 三四郎

放送から二ヶ月経ってもまだまだドラマの影響は大きいようで、一階の席はほぼ満席。
劇中には登場しなかった二階席に通されました。

私は一ヶ月前から予約していたので良かったけど、飛び込みだったら危なかった。

薄暗くて雰囲気のある一階席に比べると、二階席はなんだか古い親戚の家の二階に上がり込んだような感じだ。
しかも、ふすまに謎の虎が描かれている。

独酌 三四郎

とりあえず着席。
箸袋には、大将が一枚一枚手書きしたメッセージが。
「らしく」。うん、今年の自分のテーマは「らしく」で行こうかな。

お通しの酢大豆、あんまりこういうおつまみは食べたことがないけど、素朴な味。

独酌 三四郎

そしてメニューは、一覧のレギュラーメニューのほかに、季節ものはこうやって木紙に達筆。
この文字を見ているだけで、どの料理も本当にうまそうに思えてくる。

ああ...どんどん腹が減って、ワクワクがマックスだ。
この店で俺が選ぶべきものは、何だ?

独酌 三四郎

まあまずは生ビールから。氷点下の寒さだけど、なんとなくこれから始めないと始まらない。
北海道の生ビールは、やっぱりサッポロが王道なのね。

独酌 三四郎

料理のほうは越冬野菜の盛り合わせから。

「盛り合わせ」という語感とは裏腹に、ちょこんと上品な盛り付け。
味の方は、これまた控えめな、やさしい味。
雪の下で春を待つ野菜たちの健気さが、そのまま皿に盛られてきた。

独酌 三四郎

木紙メニューで猛烈なうまそうさを放っていた、たち入きんちゃく。
これも、文字のインパクトとは逆に、やさしく懐かしい味。

出身地でもないのに、なんだか故郷に帰ってきたような。
この妙な郷愁はどこから来るんだろう。

独酌 三四郎

身欠にしん焼き。生姜・オン・ザ・にしん。

にしんって、本州だと意外と食べる機会の少ない魚。
北陸人的には、昆布巻きのイメージが強い。
こういう形で、身欠にしんをシンプルに焼いて食べたことって、ほとんどないかも。

なるほど。にしんは「春を告げる魚」とも言われるけど、そこに生姜の刺激も効いて、この寒い中でも気持ちがほっこりしてくるな。

独酌 三四郎

そして、新子やき。
ゴローちゃんが食べるのを見て初めて知ったけど、これ、このあたりの名物料理とのこと。

お~、こうきたか。
炭火でしっとり柔らかく焼かれた若鶏に、甘辛くて深みのあるタレがよく合う。

ん~うまいな、新子やき。
これだけで、メシ五十杯ぐらい食えそうだ。

独酌 三四郎

これも北海道らしい小鉢、松前漬け。
もう 3 月だけど、正月特番らしさを感じる一品。普段だと、おせちくらいでしか食べないからなあ。

こういうのを食べると、日本酒が欲しくなる。
っていうか、さっきから熱燗を頼んでいるんだけど、なかなか来ない(泣
どうやら熱燗の注文が立て込んでいて、徳利が空かないらしい...。

独酌 三四郎

ふらっと QUSUMI メニューの、一夜塩うに。
これは放送を見たときから絶対食べようと思っていました(笑。
うに好きかつ酒盗系塩辛好きとしては、これは外せない。

食べてみると、想像通りうにのうまさがギュッと凝縮された、呑兵衛の最高のおつまみ。
少量だけど、ものすごい充実感。北海道に来て、良かった。

独酌 三四郎

手作りつけもの。
どれも、大将の人柄が料理に沁み込んでいるかのような、やさしい味。
つけものがうまい店は信頼できる。

白菜の漬け物の奥に隠れているのは、なんと豆腐の漬け物。
豆腐がまるでチーズのような濃厚なうまみに包まれていて、やさしい漬け物群のなかで、ひときわ異彩を放っている。
これ好き。ひと食い惚れ。

独酌 三四郎

鳥もつ煮込は、どんな店でも脂っこく濃厚な味になりがちなところ、この店のは他の料理同様にあっさり、やさしい味。
これは確かに、ガンガン飲むためのつまみじゃなくて、独り静かにチビチビ飲るための味付けだ。まさに、独酌。

う~ん...改めて、どれもこれもうまい。
旭川の居酒屋、恐るべし。

独酌 三四郎

そこに、待ちわびた焼き水熱燗がようやく登場。
旭川の店だけど、熱燗は新潟の麒麟山で作ってくれるらしい。

後口をキリッと引き締めてくれる辛口が、熱燗にちょうどいい。
甘口だったら、このやさしい味の料理たちと相まって緩くなってしまうに違いない。

独酌 三四郎

日本酒の到着を待っていたかのように、このタイミングで刺盛り(2,000 円)も登場。
気取らずに、ややぶっきらぼうに盛られたこの感じが、海の幸の宝庫・北海道っぽい。

ネタはマグロにイカ、タコ、ホタテ、ツブ貝...と一般的だけど、どれも新鮮さが感じられておいしい。
手前のはもしかしてにしんかな?にしんの刺身ってたぶん初めて食べたけど、生で食べるとこんな青魚らしい味なんだ。にしん刺、気に入りました。

独酌 三四郎

玉子やき。
甘すぎず、ダシの香りも控えめで、やさしい味の玉子やき。

玉子にワサビ、っていうのもいい。
なぜ寿司屋でこれに気が付かなかったんだろう。
ああ、いいなあ。

独酌 三四郎

とうきび茶。

あ...すごいとうもろこし。コーンときた。
温まるし、いいな、これ。

器に味のある絵が描かれているのもまたいい。
北海道だし、これはエゾフクロウかな。

独酌 三四郎

熱燗があっという間に空いてしまったので、次は高砂酒造の「烈 特別純米酒」を冷酒でいただきます。
淡麗辛口をそのまま酒にしたような、キリリとした飲み口。こういう酒が刺身に合うんですよ。

独酌 三四郎

そして、愛別産きのこ汁。
うわうわうわうわ。キノコ、いっぱい。

どれ...。
ああ、とろ~りとうまい。あったまる。
キノコは苦手な私だけど、これはおいしい。

独酌 三四郎

さっきまでなかなか出てこなかったのが嘘のように、冷酒はどんどん出てくるわけですが(笑、続いては男山 生もと純米酒。
北海道の酒と言えば男山、というほどに有名な銘柄で、東京でもよく飲む酒でもあるけど、本場で飲むこの辛口はまた格別かな。

さあ、そろそろ〆に入ろう。

独酌 三四郎

白飯を頼むと、さっきの新子やきのタレを混ぜてタレごはんにしてもらえました。
単に混ぜただけじゃなく、刻んだ大葉を散らしてあるのがちょっと嬉しい。

うまいな、これ。
何だろう? 懐かしい味だ...。

新子やきをおかわりして、さらにこのタレごはんをもう一杯いただきたくなるほど、鶏もごはんもおいしかった。

独酌 三四郎

ああ、いい店だった。
心も体も温まった。

味付けや量や盛り付けが分かりやすい店ばかりがもてはやされがちなネット時代にあって、この微妙なさじ加減のやさしい味が、なんとも嬉しい。
店内の独特の空気感もあって、余韻に浸りたくなる店だ。

やっぱり、この寒い時季に敢えて旭川まで来て、正解だったかも。
ほんとうに、ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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※Blu-ray BOX には「真冬の北海道・旭川出張編」は収録されていません

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2016/03/05 (Sat.)

東中野 パオ・キャラヴァンサライ その 3

「食い進むうちに、口の中に辛さのマイレージがたまっていくようだ」

PAO | PAO Caravan Sarai |

パオ・キャラヴァンサライ

東中野のラムが食べたい、というリクエストをいただいたので、半年ぶりに『孤独のグルメ Season3』の東中野の聖地、パオ・キャラヴァンサライへいそいそと。

多くの聖地を巡ってきた私の経験上、『孤独のグルメ』の羊肉回にハズレなし。焼肉回に勝るとも劣らない当たり率と言えます。ここも、うまいラム肉を思う存分堪能できる名店で、集合日を決めてからずっと楽しみにしていました。

パオ・キャラヴァンサライ

いつものとおり、まずは琥珀ヱビスから。

ヱビスビールを置いている店は数あれど、琥珀ヱビスの店はそう多くない。この特別感が嬉しい。

パオ・キャラヴァンサライ

まずは前菜的に、パニールのアンチョビのせ。パニールって中東~南アジアでよく食べられるフレッシュチーズのことで、例えばインドでもほうれん草とチーズのカレー「サグパニール」としてメジャーだったりしますね。

フレッシュチーズとアンチョビという、私の好きなおつまみのマリアージュ。これ、おいしいです。

パオ・キャラヴァンサライ

フェタチーズとトマトの冷菜。アフガンというよりむしろイタリアン。でも、何故か添えられているパクチー君(ぉ

このヨーロッパとアジアが出会ったかのようなおつまみに、シルクロードが果たしてきた歴史的役割を感じるよ。

パオ・キャラヴァンサライ

さあ、エンジンもあったまったことだし、ここからは怒りのアフガン肉食祭りだ(何

毎回全種類頼む串焼き、まずはカバブから。野性を感じる羊肉、いつ食べてもうまい。野性的なのに、ぜんぜん臭くない。

パオ・キャラヴァンサライ

同じ羊肉なのにカバブとはまた違った味付けの、コフタ。
つくね的な串焼きで、噛むと中から肉汁が。これもまた、うまい。

パオ・キャラヴァンサライ

そして鶏串、ムルグ。
味の濃さ的にはムルグ→カバブ→コフタの順に食べるべきなんだろうけど、羊肉食べたさが勝ってしまって、いつも鶏が最後になるという(笑

パオ・キャラヴァンサライ

甘酒的な感覚でスルスル飲めてしまう、乳酒。優しい味で、穏やかな気持ちになれる。パワフルな肉料理の休憩地点としていい感じだ。

なんか自由だよなあ。店は、どこも独立国だ。
ここはこういう国なんだな。

パオ・キャラヴァンサライ

ラムロースのたたき。小口ねぎやたまねぎと一緒に、オリーブオイルにつけていただきます。
オリーブオイルの底に岩塩が溜まっているので、ちょっとつける感じよりはオリーブオイルに浸すように、岩塩までちゃんとつけると深みが増してうまい。

パオ・キャラヴァンサライ

「焼くのに時間がかかるけどよろしいですか」と聞かれていた、チャパーンカバブ(骨付き羊肉のカバブ)がようやく登場。

うっほ、このインパクト!さっきのカバブ群とはボリューム感が段違い。
穏やかな羊のイメージを覆す、この肉の力強さといったら。

弾力性のある肉から溢れてくる肉汁のうまみ、現代人であることを忘れてかぶりつかざるを得ない。
噛んで感じる、羊力。

パオ・キャラヴァンサライ

そうこうするうちにナンが焼き上がってきました。
インド方面とは全然違う、しっかりした固めのナン。油断すると火傷必至なアツアツが、肉と辛味で火照った食欲を加速させる。

パオ・キャラヴァンサライ

こちらも今回お初のピザ系、4 種のチーズのピザ。
ブルーチーズの独特の香りが、チーズ好きとしてはたまらない。
メニューを見たときには「アフガンなのにピザ?」と思ったけど、食べたらそんなことどうでもよくなりました。これおいしい。

パオ・キャラヴァンサライ

ここから、怒濤のカラヒィ祭りに突入します。

先鋒は野菜のカラヒィ。
トマトにカリフラワーやズッキーニ、ピーマンといった野菜たちを炒め蒸して、さらにパクチーを追加したもの。

これ、それぞれの野菜もおいしいんだけど、そこに溜まっている野菜のエキスがめちゃくちゃうまい。この汁だけでナン一枚くらいいけちゃいそうだ。

パオ・キャラヴァンサライ

ラムスペアリブのカラヒィ。さっきのチャパーンカバブ同様、骨付き肉をむしゃぶり喰う系のカラヒィ。

パオ・キャラヴァンサライ

からの、ナスと羊挽肉のカラヒィ。
串焼きのコフタもそうだけど、やっぱり羊は挽肉にするとキャラが立つ。個人的にはこのカラヒィが一番好き。

パオ・キャラヴァンサライ

ここでワインが飲みたくなったので、ルバイヤートの赤を。

アラブの詩を名に付けたワインだからてっきり中東のワインかと思ったけど、後で飾ってあったボトルを見たら山梨のワインなんですね。よく考えたらアフガニスタンは禁酒国だし、そりゃそうか(笑

パオ・キャラヴァンサライ

そしてピザ二枚目、トマトとパクチーのピザ。これがイタリアだったらバジルを使っているところを、パクチーですよ(笑

でも食べてみたらこれが侮れない。トマトとパクチー、確かにここまで食べてきた料理の多くもトマト&パクチーの組み合わせだし、これがまずいはずがない。この雰囲気、それに羊肉の味わいの中では、むしろバジルよりもパクチーのほうがトマトのベストパートナーだ、とさえ思えます。改めて、目から鱗が落ちました。

パオ・キャラヴァンサライ

そこから、いずれも生姜とシシトウがいい働きをしている羊のカラヒィと、

パオ・キャラヴァンサライ

鶏のカラヒィのコンボへ。

パオ・キャラヴァンサライ

さらにそこへ、シシトウとトマト、卵のカラヒィをかぶせていきます。

どのカラヒィもそれぞれ個性があって美味しい。でも、今日だけで一ヶ月分くらいのトマトを食べたような気がする(笑

パオ・キャラヴァンサライ

ナンもおかわりして、大量のカラヒィを片付けていきます。

何にでも、ナン。何枚でも、ナン。

パオ・キャラヴァンサライ

とどめのラグマン。アフガニスタン料理の本丸はこれ。
羊挽肉にトマト、小口ねぎ、シシトウ、パクチーという、今日の料理を総括するかのような混ぜ麺だ。

パオ・キャラヴァンサライ

デザート四種。左上から時計回りに、ムハレビ(トルコ風ライスプリン)、カスタードプリン、チャイのシャーベット、ココナッツアイス。それぞれ、どれも濃厚な味付けで、甘党でなくてもおいしいと感じられます。
しかも、これらのデザートをナンにつけて食べるとさらにおいしい(笑。デザートのためだけにナンをおかわりする価値あります。

いやあ、もう食えない。満足しました。
厨房は、放送後の混雑時並みに忙しかったに違いない。たくさん頼みすぎてすみませんでした(汗。

でもおいしかった。ここはまた、何度となく通いたいお店です。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season3 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/03/04 (Fri.)

横浜日ノ出町 第一亭 その 3

「野毛、恐るべし。横浜、深い」

第一亭

先週の CP+ の後に、またしても『孤独のグルメ Season3』第 2 話の聖地である、横浜日ノ出町の第一亭に行ってきました。横浜といえば行きつけにしていた BAR Left Bank がなくなってしまったので、二年ぶりにこちらに訪店。

しっかし、「豚豚豚豚...」の縦読み看板もインパクトあったけど、この「足耳舌肉」の縦読みも、なかなかシュール(笑

第一亭

第一亭

店舗は放送当時から変わっていないけど、よく見たら暖簾と庇の上の看板がこぎれいになってる。しかも「ホルモン炒」「チート炒」って、絶対こどグル出演きっかけで明記しようと思ったでしょ(笑。

さすがにもう行列はできていないようですが、それでも常連のお客さんを中心に繁盛しているようです。

第一亭

パシフィコ横浜を一日中歩き回ったせいで、喉はカラカラ。まずは生ビールで潤すところから始めましょう。
疲れた全身に浸みわたる生ビール、うまい。

第一亭

料理の方は豚舌からスタート。
ネギで舌で味噌ダレ。この組み合わせも最強だ。

第一亭

続いて豚耳軟骨。プニプニの中のコリコリ、面白い食感。

第一亭

さらに豚頭肉。舌や耳とは違うしっかりした肉の味、これ好き。

それにしても豚トリプルは重ねすぎか...。いきなり頼みすぎたか?
しかも、どれもピリ辛味噌だれ。同じ味付けがダブってしまったけど、肉の味や食感が全然違うのが逆にハッキリ分かって、面白い。

第一亭

ではさらに豚を重ねていこう。

チート(豚胃)のしょうが炒め、この店の定番料理。
ほわほわの食感を引き締める生姜のアクセントがいい。これも好き。

第一亭

こちらはお初、水餃子。そういえばこの店で餃子って食べたことがなかった。

もちもちした餃子もいいけど、それ以上にスープがうまい。ニラともやしに、隠し味的なニンニクチップがきいてる。
中華のスープって、魔法みたいだよなあ。

第一亭

エビチリ。中華の定番料理も、この店にかかるとニンニクたっぷりに解釈されるらしい。
でも、この濃い味がプリプリのエビに絡んで、すごくおいしい。

第一亭

このエビチリからの、紹興酒へのリレー。
普段はあまり飲まないのに、この店の料理を食べていたら、どうしても飲みたくなるのが紹興酒。
調子に乗ってグイグイ行っちゃうぞ。

第一亭

チャーハン。何がどう、ってわけじゃないけど、正しい中華料理店のチャーハンという感じ。
気取ってないのに、よく見ると米粒のひとつひとつが金色に輝いている。

第一亭

肉スープ。どうよ、このストレートなネーミング(笑。
さっきの水餃子といい、この店の真髄はチートやパタンよりもむしろこういうスープ料理にあるんじゃないか、って思います。

第一亭

そして、私の大好きなホルモン炒め。

こどグルの影響ですっかりホルモン好きになってしまったけど、ここのホルモン炒めは他のどこのホルモンにも似ていない、独特の味。ピリ辛で深みがあって、うまいうまい。これのおかげで、紹興酒がまた仕切り直しでうまい。

第一亭

きましたよ、名物パタン。シンプルなニンニク焼きそば。
出てきた瞬間にはそれほどインパクトのあるニンニク臭は感じないけれど、麺の中に大量のニンニクが潜んでいる、侮れないやつ。

ニンニクってここまで入れると、辛い。
でもうまい。大丈夫、ニンニクうまい。ニンニクだけじゃなく、ごま油がうまみを引き出している。

第一亭

付属のスープでつけ麺風。
そうそう、やっぱりこの店のスープはうまい。ニンニクごま麺との相乗効果で、うまさの高みに上っていくかのようだ。

第一亭

そうこうするうちに、マスターと常連さんが座敷席でギターを担いで歌い始めました。
「ご容赦ください」って書いてあるけど、確かに来るたびに歌っているような(笑

いやあ、おいしかった。一口に「豚」って言っても、部位によっていろんな味わいがあるものだなあ。
そんな満腹のまったり感に、ちょっとレトロな歌声が心地良い。

第一亭

ごちそうさまでした。
って、パタンの持ち帰り!そういうのもあるのか。
確かに元々はまかない飯だったらしいし、材料さえあれば自宅でサッと作れそう。ただし、家中がニンニク臭くなるに違いない(笑

来年の CP+ 後も、またここに来よっかなあ。

孤独のグルメ Season3 Blu-ray BOX

B00ESXXM28

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2016/02/29 (Mon.)

MONSTER GRILL

ここしばらく五反田の肉の名店を開拓中ですが、今回は特にインパクトのある店を訪れてみました。

モンスターグリル

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いかにも五反田っぽい居酒屋やラーメン屋が軒を連ねる駅前通りから一本入ったところに、唐突に現れる強烈な店構え。そして「MONSTER GRILL」という店名。くせ者揃いの五反田でも、これほどインパクトのあるお店はそうそうないでしょう。たぶん偶然この店の前を通りかかっても怖じ気づいて入れないレベル(ぉ。しかしお昼時には行列ができる有名店のようです。

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この、壁に牛がめり込んでいる意味不明なオブジェ(笑。
五反田というよりは、原宿あたりにあったほうが違和感のない雰囲気ではあります。

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ランチメニューはこんな感じで、基本的にはステーキ。あとハンバーグとコンボ(ステーキ+ハンバーグ)もあるよ、という感じ。
この周辺のステーキ・ハンバーグ屋さんでは「A5 和牛」という単語が当たり前のように飛び出してきますが、ここにはそういうのはありません。アメリカンを少し間違えて翻訳してしまったようなお店の雰囲気に、自分も知らず知らずのうちに混乱させられてくるかのようです(ぉ

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メニューに出てくる肉やライスの量の表記は「オンス」。普段使わない単位なのでパッと想像がつきませんが、一覧がありました。だいたい 1oz≒30g 弱、と換算すればいいようです(正確には 1oz≒28.35g)。

で、何を何オンス食べるか、それが問題だ。でもせっかくここまで来たからには、中途半端な量では面白くない。

モンスターを、喰え。

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まずはランチセットのスープと、サイドメニューのサラダ。
肉だけじゃ健康に良くないと思ってサラダもつけてみました。サイズは「チビ」にしたところ、チビどころか普通のサラダ一人前なんだけど、これ「メガモンスター」だったらどれだけの量が来たんですかね(;´Д`)ヾ。
サラダは酸味のあるドレッシングがたっぷりかかっていて、大量の肉の合間の箸休めにもちょうど良さそう。

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で、どどん!と肉汁を飛び散らせながら出てきました。
やっぱりここはこの店の看板メニューをいただいとかんといかんでしょう、というわけで、「モンスターステーキ」の 16 オンス。
鉄板から沸き立っている熱量、ハンパない。

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この、鉄板を覆い尽くさんばかりの肉の大きさ。
そして、ほとばしる真っ赤な肉汁。
確かにこれは「モンスター」だ。

160229h.jpg

食べてみると、赤身肉だけどそれほど筋張っておらず、柔らかい。
最近、脂っこい肉があまりたくさん食べられなくなってきた身としては、こういう赤身のステーキこそありがたい。

これだけ大量の「いかにも肉って肉」をもりもり食べる機会なんてそんなにないから、食べながらさらにテンションが上がっていくかのようだ。
今、まさに俺自身が「モンスター」になっている。うおォン!

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ふ~、満足した。
これで 24 時間は肉を食べなくてもいいや、というくらいの満腹感。
でも、それほどもたれた感じもない。

今度は奮発してリブロースとか、いっちゃおうかなあ。

ごちそうさまでした。

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2016/02/24 (Wed.)

IRON HORSE

ここのところ開拓しつつある肉食の聖地・五反田。今回はランチでこんな店に行ってみました。

アイアンホース (IRON HORSE)

アイアンホース

もうね、店名や店構えからして気になるじゃないですか。ミート矢澤や銭場精肉店からも近い立地に構えるあたり、自信があるに違いない。

お店の名前から完全に馬肉料理の店だと思ってましたが(笑、馬肉メインというわけではないようです。ディナーメニューには馬肉もあるようですが、店名の由来はハーレー乗りが自分の愛車のことを指して言う言葉とのことで、確かに店内にはアメリカンなものやバイクっぽいものがいろいろ置いてあります。

アイアンホース

ランチメニューはビーフシチューかデミグラスハンバーグ、またはおろしハンバーグの三種類のみ。
オーダーすると、まずはスープから出てきます。

濃いめの味付けのミネストローネ、染みわたる。

アイアンホース

メインディッシュが出てくる前に、サラダと炭水化物のプレートが登場(笑

普通のバゲットとチーズバゲット、それにライスというちょっと炭水化物偏重すぎやしないかというバランスですが、とりあえずチーズバゲットおいしいです(ぉ

アイアンホース

ほどなくしてメインが登場。ハンバーグは周囲の店でもいくらでも食べられるので、今回はビーフシチューにしてみました。
グツグツした状態で土鍋で出てきます。油断すると火傷しそうなアツアツだけど、これはおいしそうだ。

アイアンホース

この界隈では当たり前のように出てくる A5 和牛がゴロゴロ放り込まれたビーフシチューで、肉はほんとうにトロトロの柔らかさ。
シチューもよく煮込まれた、かなり凝縮された感じのうまさ。おおお、昼からこのビーフシチューは贅沢だなあ。

炭水化物、ちょっと多すぎるかと思ったけど、このビーフシチューの前では確かに瞬殺かも。バゲットで土鍋の底のシチューを拭うように食べるといろいろ捗ります(ぉ
でもこれは、炭水化物よりもむしろ赤ワインが欲しくなるなあ...。

アイアンホース

ハンバーグ過密地帯の西五反田にあって、ここはちょっと軸をずらした面白い店だと思います。
昼のビーフシチューもいいけど、この黒板に書かれている夜メニューもやたら気になるのが多いんだよなあ。
今度は夜、攻めてみるかな。

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2016/02/17 (Wed.)

埼玉県越谷市せんげん台のカキのムニエルとアメリカンソースのオムライス

「ほんとうにうまい...誰もいなかったら、泣くかも」

せんげん台

ドラマ『孤独のグルメ Season5』聖地巡礼もかなりあちこち回ってきましたが、今回の聖地は第 11 話・埼玉県越谷市せんげん台。劇中でゴローちゃんが「泣くかも」というレベルのモノローグを披露した回はこれまでにもほとんどなく、一体どんなものが味わえるのか、ずっと楽しみにしていました。

それにしてもせんげん台なんて初めて来ました。埼玉自体、普段来る用事がありませんからね...。それでも乗り継ぎが良ければ自宅から乗り換え 2 回、90 分強で到着できるというのは、意外な発見でした。

せんげん台

「温泉...?どこ、温泉?」となる、春日部の温泉街の看板(宣伝用)。そうと知らなければ、完全にここがスーパー銭湯か何かの入り口に見えます(笑。なぜこんなデザインの看板にしたんだろう...。

せんげん台

せんげん台の駅から目指す聖地までは徒歩で 5 分あまり。川沿いにはちょっと壮観なくらい、団地がズラリと並んでいます。都心からすごく遠いような気がしていたけど、確かに急行を使えば上野まで 40 分ほどで行けてしまうわけだし、東京の一台ベッドタウン的な位置づけなのかも。

せんげん台って、こういう街なんだ。

せんげん台

川に面した通りには、劇中でゴローちゃんが YOU 演じる怪しげなママが営んでいたカラオケスナック「テン」がありました。さすがに中には入らなかったけど、扉を開いたら YOU が出てきてもおかしくない感じ(笑

せんげん台

このカラオケスナックのはす向かいには、「腹が、減った」の通称「孤独カット」を撮影した橋が架かっています。
毎度毎度、あの印象的なカットを撮る場所の選定がうまいですよねえ。

で、ちょうどこの橋を中心に、カラオケスナックと点対称的な位置関係にあるのが、今回の聖地。

厨 Sawa

川沿い、角地の三階建ての店。確かにカラオケスナックと同じ特長(劇中ではこの特長を頼りに行ったら、仕事先と間違えてこの店を見つけた、というお話でした)。

うわ、放送から二ヶ月近く経っているのにすごい行列だ。そして、劇中と同じく自転車で来ているお客さんが多い(笑
でも、行列がなかったら素通りしそうな、大人しすぎる外観。

厨 Sawa

厨 Sawa

ここ、こどグルに登場するまでは、近所の団地の奥様たちのオアシスだったんだろうなあ。
団地の中のひっそりとした佇まいに、そんなことを感じました。

厨 Sawa

店先には、お客さんへの案内文の貼り紙が。
放送後、混みまくりで品切れて早く店じまいするような状況だったんだろうなあ。

現在は並べばなんとか入店できるようになっているようですが、放送直後は開店前に整理券を配るくらいの大盛況だったそうです。

厨 Sawa

そしてメニューはこちら。ドラマに登場したものを中心に、ある程度メニューを絞っての営業になっている模様。
「五郎さんメニュー」「久住さんメニュー」とあるのが微笑ましい。そして「ギネ酢(?)ビール」って(笑

って、よそ見してる場合じゃない。胃袋は火がついたように鳴いている。
店内に入ると、今回はドラマには写らなかった座敷席のほうに通されました。

厨 Sawa

で、まずは前菜的に、久住さんが食べていた「焼イモのブルーチーズ焼」から。

焼イモとブルーチーズ、って今まで食べたことのない組み合わせだけど、サツマイモの濃厚な甘みとブルーチーズの香りと塩気が合わさるとこんな感じになっちゃうのか!という新発見。
ああ、これは確かに酒のつまみになる味だ。予想を超えてイイ。

厨 Sawa

続いてブルスケッタ。
変に衒いのない王道ブルスケッタ、地に足についているうまさだ。

ニンニクが食欲を燃え上がらせ、トマトとパンがそれをなだめている。
これ以上ない前菜だ。

厨 Sawa

そしてカキのムニエル、来たか。

うわぁ~、この香り!
焦がしバターのソース、食べる前からやばすぎる。

厨 Sawa

カキなんて、シンプルにバター焼きにするだけでもうまいのに、焦がしバターを使うとこんなになっちゃうのか。
確かにこれは、唾液だけじゃなくて涙が溢れてきそうになるくらい、うまい。
これまでの聖地巡礼でも 1、2 を争う感動的なうまさ。

カキって、なんなんだろ。
海産物だの、食材なんて言葉、このカキには失礼だ。

厨 Sawa

焼イモブルーチーズ、ブルスケッタ、カキ、という魅惑料理の連打連打にあらがえず、昼から白ワインの暴挙に出てしまった。
いや、この店の料理にはワインこそ正義でしょう。それくらい、どれもワインに合いすぎる。

厨 Sawa

そしてカキの旨味が染み渡った焦がしバターソースに、バゲットを浸していただきます。

...これはもう、これだけをつまみに永遠にワインを飲んでいられそうだ。
食べる前から分かってたんだ。

厨 Sawa

さらに、これはどうだ!オイスターブルスケッタ。
ほうら、これはとんだ贅沢食いだ。

俺、2016 年で今が一番幸せ(ぉ

厨 Sawa

メインディッシュの前に、シンプルなグリーンサラダで軽く箸休めをして、

厨 Sawa

シチューからいただきます。
久住さんはカキのトマトシチューを食べていたけど、さっきのムニエルとカキがダブるので(あえてダブらせにいっても良かったんだけど)、鶏肉のトマトシチュー。

いったいどんな材料を使ったらこんな味が出せるのか分からない、とても手の込んだシチュー。でも、ちゃんとトマトの味がしっかり活きていて、すっごくうまい。
これ、好きです。幸せ。

厨 Sawa

トマトシチューからのメイン二連発は、本命・アメリカンソースのオムライス。
アメリカンソースの海に、いろんな魚介とオムライスが泳いでいる。

ではさっそく。

厨 Sawa

うわぁ...来た来た。まさに濃厚エビ味。
だがそんな言葉が全然おっつかないうまさ。

想像していたのよりも全然濃い、通常の三倍はありそうな濃厚なエビの味と香り。
これもまた、どうやって作ったんだろう?家では絶対に真似のできなさそうな味。

こんなうまいものを作ってくれて、ありがとうございます。

厨 Sawa

デザートタイムは、もちろん自家製ババロア。

ババロアに黒蜜きなこがかかって、ババロアというよりもまさにくず餅的なお味。
濃い味の洋食スペシャルランチの後こそ、こういう和を感じる甘味を味わって、埼玉に戻ってこれた。

厨 Sawa

カキ、エビ、イカ、ホタテ。
海のない埼玉で、よもやこんなにおいしいシーフードランチができるとは。

ちょっと遠いけれど、ここはリピートしたいなあ。
クリームシチューも気になるし、今はお休みしているビーフシチューやタンシチューも絶対うまいに違いない。

劇中でゴローちゃんが、というより素の松重豊さんがずっと幸せそうな顔をしていた理由が分かった気がしました。
全部うまかった。本当に、たまげました。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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2016/02/11 (Thu.)

長岡生姜醤油ラーメン 青島食堂

長岡出張ではあまりゆっくりできませんでしたが、お昼はご当地ラーメンをいただいてきました。

青島食堂

青島食堂

ご当地ラーメン、例えば富山ならブラックラーメンが有名ですが、長岡はこの青島食堂の生姜醤油ラーメンが一番有名らしい。近年は東京・秋葉原にも進出しているとのこと。私は最近アキバに行くことも減ったので、存在は知っていたものの行ったことがなかったんですが、アキバ店に行く前に本場長岡のお店に行く機会に恵まれました(と思ったら、アキバ店はどうやらあと 10 日ほどで無期限休業するらしいですね)。
お店は「曲新町店」となっていますが、実質的にはここが本店。向かい側にも製麺所を兼ねた「宮内店」があり、ここが総本山であることを感じさせます。

いかにも古き良きラーメン店といった風情の店舗、メニューは「青島ラーメン」と「青島チャーシュー」のそれぞれ並盛りと大盛りしかありません。ライスとか餃子とかさえない潔さ。これが長岡ラーメンの本場の矜持でしょうか。

青島食堂

というわけで、私が食べたのは青島チャーシューの並盛り。見た目からして王道、超オーソドックスな醤油ラーメンのルックスをしています。が、ただの醤油ラーメンではなく、スープからは生姜の香りがふわっと漂ってきて、食欲をそそります。味も見た目どおり「昔ながらの中華そば」的なあっさり系だけど、とてもコクがあって飲み始めたら止まらない感じ。
麺も見た目には変わったところがないけど、自家製麺だけあってしっかりした歯ごたえがあって美味しい。スープとの相性も抜群。チャーシューは脂身少なめでとても柔らかく炊かれていて、これも私好みな方向性。

豚骨よりもシンプルな醤油か塩がいい最近の私的には、かなりストライクなラーメンでした。この日の長岡はドカドカ雪が降ってくるような天候だったけど、生姜のおかげか、食べた後には身体の内側からぽかぽかしてくる感覚がありました。この生姜は、雪国に生きる人の知恵だったのかもなあ。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

長岡 居酒屋 たこの壺

出張で珍しく長岡に行ってきました。

長岡と言えば、北陸新幹線が開通する前の、越後湯沢から富山方面にほくほく線が開通するさらに以前は、東京から鉄道で帰省しようと思ったら長岡経由で在来線に乗るしかありませんでした。片道 5 時間はかかっていたような。
そんなわけで長岡に来たのはたぶん 17~18 年ぶり。さらに当時は単なる乗換駅だったので、降りたのは生まれて初めて。しかも当たり前のように雪積もってるし(;´Д`)。

でもせっかく来たからにはその土地のうまいものを何か味わっていきたいじゃないか、というわけで、飲みに行ってきました。

旬の肴とうまい酒 たこの壺

たこの壺

今回は新潟県在住の taka_z さんにお付き合いいただきました。なにげにこどグル聖地巡礼・十日町編以来だから、約二年ぶり。新潟県内っていうだけで決して近所なわけでもないのに、わざわざありがとうございます。

お店は駅近の、その名の通り海鮮系居酒屋。長岡はさっぱり分からないので、taka_z さんのチョイスです。

たこの壺

落ち着いた雰囲気の、完全なる和空間。カウンターに着席して、まずは生ビールから。雪降ってる日に飲むものじゃないけど、新幹線で長時間移動してきたら、とりあえずスカッとしたくなるじゃないですか。

たこの壺

お通しは、籠に盛られた魚介類の中から「お好きなものを一つお焼きします」というシステム。かに身、かに味噌、卵が入って贅沢な見た目だった蟹面を選択しました。北陸の冬はやっぱりこういう味がしっくりきます。

たこの壺

そしてつまみはクリームチーズの味噌漬けから。個人的にはもっと味噌味が濃く漬かっているほうが好みだけど、これはこれでしっとりとしていて、アリ。

たこの壺

どどーんと刺盛り。鰤、鯛、甘海老、烏賊、さざえ等。刺身そのもの以上にこの立体的な盛りがすごい(笑。これだけでテンションが高まってきます。そして今が旬の寒鰤が、この厚切りで食べられるのは北陸ならではですよね。なんか帰省してきたかのような気分に浸れます。

たこの壺

名物・豆撰のジャンボ油揚げ。市町村合併で長岡市に吸収された旧・栃尾市の名物が油揚げ。関東の居酒屋等でも「栃尾揚げ」として出しているお店があるくらいです。
大きいだけでなく肉厚の油揚げの上に鰹節が踊っていて、醤油を垂らすとこれぞ王道の酒のつまみ。やっぱり名物は食べておかないと。

たこの壺

そーなるとお酒も土地のものを飲みたくなるわけです。極上 吉乃川 吟醸、スキッとした辛口で私の好みによく合います。

たこの壺

「たこの壺」を名乗るからにはたこ料理が名物なんでしょう。ならばそれを食べずに帰るという選択肢はありません。たこ刺とたこしゃぶで迷ったけど、ここは新鮮なたこの弾力をそのまま味わいたくて、活たこのお造りにしました。
吸盤は噛もうとした歯を押し返してくるかのような弾力。対して身のほうは、程良いぷりぷり感がありながらも、とろけるようななめらかさ。この対比が何とも言えず、地酒も進んじゃいます。

たこの壺

そこで日本酒は越乃景虎 純米しぼりたて生酒へと。グラスから溢れたお酒を枡で受けるのは日本酒系居酒屋の定番ですが、店員さんがさらに勢いよく注ぎすぎて栃尾揚げに盛大にぶっかかるという事故が発生(笑。でもたぶんそのおかげで定格以上の大盛りだったと思います。怪我の功名(^^;;

たこの壺

ここまで魚介ばかりできたけど、この日は 2 月 9 日、年に一度の正真正銘・肉の日。ならば肉を食べなくてどうする、と村上牛の朴葉味噌焼き。朴葉味噌って新潟っていうより岐阜のイメージだけど、この際それはどっちでもいい。見るからに脂の乗った村上牛が朴葉味噌の香りで高められ、これも絶品。
新潟っていうと米と日本酒がすべてだと思っていたけど、牛もいい。

たこの壺

この肉には日本酒よりも焼酎でしょう。最後は麒麟山 吟辛で〆。

たくさん食べたし、お酒もおいしかった。ほんの一晩の滞在でしたが、新潟を堪能できた気がしました。
お付き合いくださった taka_z さん、ありがとうございました。

たこの壺


たこの壺

富乃宝山

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2016/02/10 (Wed.)

ルリカケス

ねんがんの ルリカケスをてにいれたぞ!

ルリカケス

ルリカケス

今はなき、横浜の「BAR Left Bank」で出会ったお酒。あの店のお酒の中で、昆布ジントニックかルリカケスか、というくらい、大のお気に入りだったお酒です。お店がなくなってしまい、あの店の羊肉料理を味わいながら飲むことはできなくなってしまいましたが、それなら自宅で飲もう、と思って購入。
とはいえ、そうそうどこにでも売っているわけもなく。自宅近くにあるマニアックな品揃えの酒屋で見かけたことはあったんですが、そこにもなく。調べてみたら出荷時期が限られているようで、通販でもいつでも手に入るとは限らないんですね。というわけで、去年の秋口くらいからずっと探し続けて、ようやく先月末から出荷が始まったようで、なんとか手に入れることができました。

ルリカケス

奄美大島で作られた、黒糖ベースの純国産ゴールドラム。国産ラムというだけで珍しいのに、奄美大島、黒糖、ルリカケス、と蘊蓄がいっぱい詰まっていそうなお酒です。
製造日は今年の 1 月 25 日ということで、本当にできたてほやほやが届いたことになります。

ルリカケス

琥珀色の液体から、黒糖の甘い香りがふわあっと立ちこめてきます。飲み口はほんのり甘いけど、アルコール度数 40° もあるだけあって、どっしりした重みのある味。後味はラムというより黒糖焼酎のそれと感じます。でも香りは焼酎とは全然違う華やかさという、ちょっと不思議なお酒。
水や炭酸で割るのはもったいないので、基本はロック。香りを味わうならストレートでチビチビ舐めるのがいいでしょう。

でもこれ、酒の個性が強いから買ってきたつまみを肴に自宅で、だとつまみが負けちゃうんですよね。やっぱりあの店の羊肉料理とかがっこマスカルみたいな、個性のある料理と合わせたいなあ。
懐かしいような寂しいような、そんな気分にさせてくれるお酒です。

今度買えるのはいつになるか分からないから、大事に飲もう。

投稿者 B : 23:24 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/02/05 (Fri.)

五反田 野崎屋

五反田に日本酒のうまい店がある、という情報をキャッチしたので、ホイホイ行ってきました。

野崎屋

野崎屋

個人的に最近注目の飲食店が集まる雑居ビル、グレイス五反田。その、ちょっと地味な裏側の店舗。ってここ、来てみて気がついたけどかつての菜五味の跡地じゃないですか!!!(笑
菜五味はややこぢんまりとした店舗でしたが、ここ野崎屋は当時別のテナントだった隣の店舗と繋げて(だと思う)、けっこう広いお店になっていました。

野崎屋

メニューとか札ものは勢いのある毛筆で統一。フレンドリーな雰囲気で、活気ある店内。
ここ、あの魚金グループのお店らしいですが、私は今まで魚金系のお店って行きたいと思いつつ行ったことがなかったので、ちょっと嬉しい。

野崎屋

そう、この迷わせてくる感じのお品書きがいい。勢いがあるだけじゃなく、メニューの一つ一つがうまそうで、気になる名前。
王道だけど飲んべえが好きそうな品が揃っています。ゴローちゃん風に言うと「ここに並んだ大量のおつまみがすべておかずとして立ち上がってくる」ってやつだ(ぉ

野崎屋

日本酒が飲みたくてウズウズしているけど、とりあえず生から。

野崎屋

お通しは肉じゃが、玉子焼き、それとレバーの炊いたの。
三点盛りというのも嬉しいけど、炊いたレバーでお通し、っていうのもちょっと珍しい。

野崎屋

そんなお通しをいただいていたらさっそく日本酒が恋しくなってくるわけで。
食事メニューよりも分厚い日本酒メニューには、知った銘柄から知らない銘柄までずらっと。レア銘柄は高いですが、基本的には一杯 380 円で日本酒がいただけるリーズナブルさが売りのお店です。

野崎屋

とか悩んでいる間に、先に頼んでいた刺盛りが出てきてしまいました。
メモを取っていなかったのでどれが何の魚だか忘れてしまいましたが(笑)、鰤などを中心に冬が旬の魚がいろいろ。そして旬だからどれも当然おいしい。
ここは早く日本酒を頼まなくてはならなくなってきました(汗

野崎屋

鰤を見たら故郷の酒が飲みたくなって、まずは立山と羽根屋から。どちらも富山の銘柄です。
立山は吟醸酒で、辛口ながらも飲みやすいけど、地元民としてはもっと癖のある辛さの二級酒のほうが好きだったりします。

野崎屋

一瞬またビールに戻りたくなるカニクリームコロッケを挟んで、

野崎屋

富山の酒にこの上なく合う、鰤大根が登場するわけです。
ここの鰤大根、定番の醤油味ではなく、なんと塩味。これがまた、あっさりした中に鰤自体の旨味が浮き上がってくるような感覚で、これアリ。鰤大根の新たな定番レシピとして実家に逆輸入したいくらい。

野崎屋

ほどよく冷えた大吟醸はくろすいしゅに飲み進みつつ、

野崎屋

ポテトサラダが出てきました。よくある居酒屋の箸休め的ポテトサラダとは一線を画す、がっつりボリュームポテトサラダ。下にたっぷり水菜と玉ねぎが敷かれているのも嬉しい。

野崎屋

そして日本酒のお供に「クリームチーズの粕漬け」。クリームチーズが酒粕によって濃厚な旨味に進化しつつ、当然日本酒との相性もいいという、個人的日本酒最強おつまみの一つ。わさびを添えるとさらに酒が進みます。

野崎屋

日本酒はレアもの方面に進出することにして、クリスマス限定品をわざわざ年明けまで取ってあったという「新政 No.6 X'mas-type」。
シャンパンのようなボトルに負けず、中身もとてもフルーティで日本酒とは思えない感じ。これは日本酒の新しい世界を見ました。

野崎屋

もう一つ個人的日本酒最強おつまみ、あん肝ポン酢。私はこのへんのつまみがあればいくらでも日本酒を飲んでいられます。
この瞬間だけは健康のことなんて全然考えてない(ぉ

野崎屋

店員さんが持っていたボトルを一目見て、試さざるを得ない気になってしまった「残骸」。このラベルの強烈なインパクトといったら。
味のほうも、日本酒のさまざまなクセの部分だけを集めて凝縮したかのような、他に類を見ない個性的な味。このラベル、中身をかなり正確に表現していると思います(笑
好きこのんで毎回飲むようなものじゃないですが、これは話のタネになる一品。

野崎屋

日本酒のお供としてはこれも外せない、牛モツの煮込み。汁は毎日継ぎ足しで作っているというだけあって、とても濃厚。
これも癖になる味です。

野崎屋

そして鯛のあら炊きで〆。
最後まで、日本酒に合う料理のオンパレードでありました。

野崎屋

飲み物の〆は、「作(ざく)プレミアム」の飲み比べ。赤と緑、ではなく(ぉ)金と銀のザクを飲み比べます。
金の槐山は華やかな香りと甘み、銀の陽山のほうはスッキリとした飲み口。どちらもプレミアムの名に恥じないけど、個人的にはキャラクターがハッキリしている槐山のほうが好きかな。

野崎屋

いいお店でした。日本酒の豊富さや料理の方向性という点で、六本木の久高に通じるものを感じます。個人的には久高より通いやすい立地にあるし、ここはちょくちょく使わせてもらうかも。
ちなみに上の写真はトイレの中ですが(笑)、お店のスタッフの方々が日本中の蔵元を訪問したときの写真が壁中にびっしりと貼られていて、本当に日本酒が好きでやっているお店なんだなあ、ということがよく伝わってきます。

いいお店でした。私にとっては縁浅からぬ立地ということもあるし、また来ます。

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2016/01/29 (Fri.)

ミート矢澤の A5 和牛ハンバーグ・ランチ

こないだ、関東にも積雪があった日のこと。

お昼は何にしようかなあ、こう寒いと何かあったかい汁物...担々麺とか、ああビーフシチューとかもいいな、と考えていたんですが、

...待てよ。こういう日こそ狙うべき店があるんじゃね?

と思って急遽方針変更し、あの店に足を運んでみました。

ステーキ・ハンバーグ ミート矢澤

ミート矢澤

いつも、ランチは大行列。ひどい日は道沿いに曲がり角のところまで並んでいる、五反田の超有名店「ミート矢澤」ですよ。前回来たのは約 4 年前のディナータイム、ランチは初めて。

外はあいにくの悪天候、しかもお昼ちょい前の時間帯。こんなにガラガラのミート矢澤見たことない!ほぼ待ち時間ゼロで入店できてしまいました。
これは自分自身の機転の良さを誉めてあげたい(ぉ

ミート矢澤

正午近くなってもまだ空席のある店内で、ランチを注文。肉の前にまずはサラダが運ばれてきます。
ちょっぴりセロリ風味のドレッシングが爽やかでおいしい。

ミート矢澤

ほどなくしてメインの登場。定番のデミグラスチーズハンバーグではなく、モッツァレラトマトハンバーグにしてみました。なんか、久しぶりだからチェダーチーズの濃い味に絡め取られるんじゃなく、モッツァレラトマトというシンプルな味付けのほうが肉そのものの味を堪能できるかと思い。
ライスとスープじゃなく、ごはんと味噌汁なあたりが、こういう寒い日にはむしろありがたい。

ミート矢澤

この内側のレア加減といったら!
久しぶりすぎて前回食べたのがどんな味だったかほぼ忘れてしまいましたが、噛みついた歯を押し返してくるような肉の弾力、それに肉自体に味がついているかのように思える肉肉しさ。そうそう、ミート矢澤のハンバーグってこうだったなあ。

この界隈、ハンバーグの名店がひしめき合っているけど、確かにここはひとつ別格感。いつも行列ができている理由が改めて分かりました。
まあ、あの行列にしょっちゅう並びたいかと言われれば、それなら銭場精肉店に並ばずに入った方が幸せだろうとも思うけど、また悪天候の日があったらもう一度狙ってみよう(笑。

積雪さまさまですね。
ごちそうさまでした。

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2016/01/22 (Fri.)

銭場精肉店

先日庭つ鶏に行って以来、改めて注目しているグレイス五反田の飲食店ですが、店構えからしてとても気になるところがあったので、ランチに入ってみました。

銭場精肉店(ぜにばせいにくてん)

銭場精肉店

この赤い牛のシルエット。これだけでソソるじゃないですか。
そして「精肉店」と名のつく店に外れなしの法則。ここはうまいに違いない。

ちなみにここ、もともと大井町にある有名店の支店のようです。大井町と五反田、という立地はやっぱり芝浦の食肉センターが近いことと関係があるのでしょうか。

銭場精肉店

ランチセットのサラダとスープ。スープはシンプルなコンソメ系に黒胡椒が効いていて、空腹をさらに刺激してきます。

銭場精肉店

頼んだのは、「和牛 100% ハンバーグとカットステーキ」のセット。ちょっとランチにしては奮発しすぎましたが(笑)、ハンバーグもステーキも美味しそうだったのでどちらか選べず。
肉の前にまずはソースが出てきました。左がハンバーグ用、右がステーキ用。ステーキソースはニンニクの香りがしっかりついているので、午後の予定が心配になります(汗

銭場精肉店

どーん!ハンバーグ&ステーキのセット、+目玉焼き。
このボリューム感、満足できないはずがない。

銭場精肉店

ハンバーグはいったん丸のまま出てきて、目の前で半分に切って、断面を鉄板に押しつけて仕上げてくれます。あれ?これってアルカサールと同じくさわやかインスパイア系っぽい、けどハンバーグの見た目は全然違います。

銭場精肉店

中はかなり赤いままのレア状態。一頭買いでお店で仕込んでいるからレアでも食べられるんです!とは店員さんの弁。
半分は岩塩で、半分はソースでいただきます。

...あ、これ、おいしい。「肉の味が濃い」っていうのかな?すごくおいしい。
肉そのもののうまさでいったら、アルカサールよりこっちのほうが好みかも。

銭場精肉店

カットステーキのほうも、肉の味がしっかり味わえるので、ソースを使わずに元々かかっている塩コショウだけでも十分にうまい。ハンバーグ&ステーキセットだとランチにしては高価いけど、その価値はありますね。

銭場精肉店

やばいなあ、これはいい店見つけちゃったなあ。
ちなみに夜は焼き肉店として営業しているようです。毎月 29(肉)日はディナータイムがお得になるということなので、これはいずれ有志を募って肉の会を開催せねばなりますまい。

この店の周囲、ふらっと歩いてみただけでも、他にも肉っぽい店がいくつも。五反田はもしかして想像以上に肉の聖地なのかもしれません。
ちょっと、開拓してみようかなあ。

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2016/01/16 (Sat.)

神奈川県川崎市稲田堤のガーリックハラミとサムギョプサル

「今、ひとつだけ分かる。俺、腹が、減ってる」

稲田堤

元旦放送の「真冬の旭川出張スペシャル」をもって、ドラマ『孤独のグルメ Season5』も放送終了しましたが、私の聖地巡礼はまだまだ終わりません。といっても未巡礼なのは基本的に遠方ばかり、この先旭川と台湾まで行かなきゃならないと考えると途方に暮れてしまいますが(汗、とりあえず比較的近い聖地から攻めていきます。今回は、Season5 第 1 話の舞台となった、神奈川県川崎市稲田堤を訪れました。

それにしても南武線って、縁がないなあ。年に一度乗るか乗らないか、それも溝ノ口より北に来たのなんて何年ぶりだか思い出せないくらいだ。もちろん、この駅も初めて。

炭火焼肉 寿苑

寿苑

駅から、けっこうすぐ近く。焼肉屋というよりも居酒屋っぽい店舗。
しかも、寿。まさに、俺におめでとうだ。

お店の前で近所のおばちゃんたちと井戸端会議をしていたこの店のおかみさんが、

「今日"は"空いてますよ」

と気さくに声をかけてくださったので、ありがたく店内へ。
ちなみに、今はまだドラマの影響で混んでいるので、基本的に一組 90 分制限で営業しているとのこと。

寿苑

通されたのはゴロー席。今シーズン、運の良いことにゴロー席率高いなあ。

ドラマでは新品の焼き網が使われてましたが、実際の七輪にはこのベコベコになるまで使い込まれた網が(笑
だが、それがいい。

炭の炎が、俺の溶鉱炉に火を入れたぞ。
早く、肉をくべたい。

寿苑

何はなくともまず韓流サイダー(ぉ)と、肉が出てくるまでの繋ぎに、キムチ。
歯ごたえとってもツヨシ君なキムチに、炭酸が効いてる韓流サイダー、間違いのない組み合わせ。

喉は潤った。肉の受け入れ体制、万全。

寿苑

あまり奇をてらわずに直球勝負なメニューたち。
「カルビー」と伸ばされると、肉じゃなくてイモのアレを想像してしまう(笑。

さておき、俺の腹は、どう満たされたいんだ?

寿苑

直球勝負に対して、いきなり変化球から仕掛けてみようか。
八王子の聖地で食べた豚足焼きのうまさが忘れられなくて、焼肉屋で豚足を見つけるとつい頼んでしまう最近の私。で、もちろん焼くわけですよ。豚足は焼いた方が断然うまい派です。

寿苑

からの、正攻法のタン塩。
おおっ、分厚いなぁ~っ。ドラマで観た印象よりもさらに厚く感じる。しかもこのボリューム感が嬉しい。(注:二人前です)

寿苑

うーん、いい眺めだ。
脂が浮いてまいりました。

寿苑

そして焼き上がったタンを、ごま油&ごま塩でいただく!
ごまごまだ、この食べ方は初めてだ。

でも、いつもならレモンでさっぱりいただくはずのタン塩が、濃厚な感じになって、これはうまい。
ごま好きとしては、タン塩は今後この食べ方に限定したいくらいだ。

寿苑

でもって、本命のガーリックハラミ。
この店の名物料理名だけあって、壁のメニューからもガーリックハラミ推しがすごい。

寿苑

よし、ニンニクまみれ、いってみよう。
焼く前からニンニクとネギの匂いがすごいことになっている。

寿苑

焼くことによってさらにニンニクの香りが高まってくる。

食べてみると...おおお、ただでさえ肉のうまみが凝縮されているハラミが、ニンニクとネギに後押しされて強烈なインパクト。
こっれっは、やばい。

ガーリックハラミ、ニンニクパンチ炸裂。

寿苑

あっという間に飲み物が空になるわけです。

ビールを控えめにしている最近は、そろそろハイボールに移行するところだけど、ここはハイボールはやっていない様子。
じゃあ焼肉屋ならマッコリでしょう!と思ったら、

「ごめんね~、マッコリなくなっちゃってるわ~」

とドラマ同様ちょいちょいタメ口を挟んでくる店員さんの、フランクな売り切れ宣告(笑
しょうがないからレモンサワーで。サワーなんて飲んだのいつぶりだろうか。

寿苑

じゃあ次は、久住さんが食べていた「牛生辛口ホルモン」を...と思ったら、これも品切れ。
代わりに「脂付ホルモン」というのを頼んでみました。
排煙を考慮していない七輪だから、こういうのを焼くと煙がすごいことに。

いい音...いい音色だ。煙が目に染みる。
スモーク・ゲッツ・イン・ユア・アイズ磐梯山。

ホルモンにありがちな皮のブヨブヨ感がまったくなく、ふわっ、とろっ、とした脂のとろける食感がたまらない。
これ、大当たりじゃないですか。

寿苑

そしてこれが、サム・ギョプ・サル。
二人前で頼んだら二枚まとめてくるっと巻いて出てきたので、ドラマ以上に圧倒的な存在感。

寿苑

適当に焼いていたら、店員さんが

「ダメダメ!それじゃ端のほうが焼けないから」

といって、肉を円弧状に折り曲げて網の上に配置してくれました。
確かにこれで均一に火が通るけど、器用なことするなあ...。

焼けたら、ハサミで適当な大きさに切って、肉でネギとキュウリを巻いて、いただきます。

寿苑

うっほ...これ、豚うま。
肉の漬け込みがいい。脂の乗りもいい。
牛から豚に移ってきたのに、牛肉に負けてない。

一緒に食べるのが、サンチュじゃなくてネギとキュウリ、というのがまた相性抜群。
紆余曲折を経て、キュウリとネギにたどり着いたんだろう。
うまさに無言の説得力がある。

寿苑

また牛に戻って、上カルビー。

厚みといい、サシの入り具合といい、むしろ特上カルビと言っていい、力強い肉だ。
闘争心がかき立てられる。

寿苑

うんうん、見た目通りうまい肉だ。まるでカルビのお手本のような、正統派の焼肉。
最初からいきなりカルビ、じゃなくて、ハラミや豚三枚肉を経てきたからこそ改めて感じられる王道がある。

寿苑

飲み物はレモンサワーからグレープフルーツサワーへ。
内心、「大学生かよ!」というセルフ突っ込みを入れながら(ぉ

寿苑

ふと目にとまった壁のホワイトボードに「本日の限定品」の文字が!
限定 5 食、とか言われるとこれは黙っていられるわけがない。

寿苑

というわけで中落ちカルビー、いってみようじゃないですか。
肋骨の間の希少部位、ということが見るからに分かる細長い肉。さっきの上カルビーとは全然別物だ。

寿苑

サムギョプサルの見よう見まねで、網の上にまあるく載せていきます。

これがまた、脂がサッと溶けていった上カルビーとは違って、噛めば噛むほどうまみが出てくるような、いかにも肉って肉だ!
うおォン!俺の溶鉱炉がもっと焼かせろと囁いている。

寿苑

そして極めつけに、ガーリックハラミのアンコールで〆。
やっぱりこの強烈なニンニク味は、俺の焼肉史に新たなる 1 ページを刻みつけた。

寿苑

それぞれの肉にそれぞれの焼き方があり、食い方がある。
お母さん、あなたは焼肉の求道者だ。

ごちそうさまでした。
とても満足感の高い焼肉でした。

よく考えたら、ここも川崎の焼肉店だった。川崎市は広いから、ここがセメント通り八丁畷と同じ川崎市という感覚が全然ないけど(笑。
川崎に焼肉が似合うということが、今日改めてよくわかったよ。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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2016/01/12 (Tue.)

神宮前 かわらや

先日、こんなお店でプチ新年会を開いてきました。

かわらや

かわらや

渋谷と原宿のちょうど中間くらいにある居酒屋です。お店そのものは一見、なんの変哲もない居酒屋っぽいですが、渋谷から原宿に抜けるオシャレストリートの途中に突如現れる新橋のサラリーマン居酒屋感が、逆に異様(笑。でも、この何とも言えず味のあるお品書きからして、いい店のにおいプンプンじゃないですか。

かわらや

何はなくとも生ビールから。冷え具合、ビールと泡の比率、いずれも合格点。混んでいても飲み物はすぐに出してくれる手際の良さも見逃せません。

かわらや

つまみはお刺身から。中おちネギ