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2017/05/20 (Sat.)

東京都渋谷区道玄坂の皿うどんと春巻

「俺がザザッと飯を入れてくような店って、もはやこの街にはないのか?」

渋谷

ドラマ『孤独のグルメ Season6』聖地巡礼、今回も先ほど放送されたばかりの第 7 話の舞台、渋谷の聖地に事前に巡礼してきました。

渋谷といえば言わずと知れた若者の街。そこでゴローはどんなものを腹に入れるのか...と思ったら、なんとも渋谷らしくない、けどゴローらしいものを食べましたね。そういえば原作ではゴローちゃんは渋谷に二度現れており、焼きそば(今はもうお店がないけど)とブリ照りというチョイスだったのでした。今回の焼きうどんは、ある意味原作の焼きそば回へのオマージュということができるのかもしれません。

長崎飯店

「ん?こんな路地、あったっけ。ちょっと匂う」

目的のお店は、渋谷駅から道玄坂を上がる途中の路地というか、マークシティの裏手というか。
ゴローちゃんのようにマークシティ側から来るとちょっと分かりにくい、入り組んだ路地に唐突に現れるこの赤いのぼりが目印です。

長崎飯店 渋谷店

長崎飯店

ほ~、シブい。
生き残ったのか、取り残されたのか...。

店名が「中国料理 長崎飯店」。中国なのか長崎なのかよく分からない店。でも、店構えはいかにも昔ながらの中華料理屋だ。

長崎飯店

「本場の味 長崎ちゃんぽん 皿うどん」と「中国料理」の文字が並ぶ看板。
もしや、長崎って中国の一部だったのか?(暴言

でも、冷静に考えれば日本は鎖国中も中国とオランダとだけは長崎を窓口に貿易してたんだっけ。
それなら、長崎と中華料理の結びつきが強いのも理解できる。

長崎飯店

ガラスのショーケースに、食品サンプル。
うんうん、正しい中華料理屋のありようだ。

いいな~、長崎ちゃんぽんとか。
餃子に春巻もある。

長崎飯店

店内は、入口付近にテーブル席、そして奥に回転テーブルがいくつか。
独りだとまず間違いなく相席の回転テーブルに通されます。

で、席に着くなり店員のおばちゃんが

「今日は、皿?」

えっと俺この店には今日初めて来たんですけど(;´Д`)ヾ。
聖地巡礼に行くと、初めてなのに常連と間違えられる法則発動(ぉ

長崎飯店

メニューはこんな感じ。これは夜メニューで、昼はちょっと値段が違います。
ちゃんぽんと皿うどんの自己主張がすごいことになってるけど、中華料理店だけあって中華メニューも充実。

それにしても、ちゃんぽん、皿うどん、ちゃんぽん、皿うどん...気絶するほど悩ましいなあ。
どっちも長いこと食ってない。
というか、個人的には長崎皿うどんって、パリパリの細麺が主食というより酒のつまみという感覚で、九州系の居酒屋でつまみに食べることのほうが多くて、こういうランチで食べたことないかも。意外な初体験。

長崎飯店

まずは春巻から。来た来た、俺のパリパリ。
すごく感動するというよりはごく普通の中華屋の春巻だけど、うまいよな。

この音、このリズム。口の中にスプリングトルネードが巻き起こっている。

長崎飯店

そして、皿うどん(軟麺)のお出ましだ。
このとろみ。とろみから立ち上る湯気。たまらん。

長崎だからってなんで中華料理屋で皿うどん、と思ってたけど、改めて実物を見て納得。
言われてみれば、皿うどんって麺に八宝菜をかけたようなものだしな。
さしずめ、汁なし五目あんかけそば、ってところか。

長崎飯店

こ れ は ... すごくパワーを感じる麺だ。
重くてしっかりした太麺。初めて食ったけど、これめちゃくちゃうまいぞ。餡がしっかり絡んでくる。

しかも、餡の中は見た目以上に具だくさん。
皿の中の有明海は豊漁だ。肉に野菜、イカ、アサリ、プチサイズのカキまで入って...これはうまさのマルチチャンネル・サラウドンだ。

長崎飯店

さて、ここで目に入ってくるのが回転テーブルに鎮座するこの調味料類。
ちょっと前に松重さんのラジオ『深夜の音楽食堂』で「長崎では皿うどんにソースをかけて食べる」という話をしていたので、これはこのドラマの話をしているに違いない!と思い、放送前巡礼にも関わらずちゃんとソースをかけることに成功しました(笑

長崎飯店

なるほど、こういう感じか。
ソースによって餡のやさしい味が引き締まって、皿うどんがまた違った表情を見せてくれる。酢、辛子、ソースの投入で、いつまでも楽しめる。

これ、いい。
長崎、うまか~。

長崎飯店

さらに、他のお客さんが頼んでいた餃子が妙にうまそうに見えたので、頼んでみました。
Season1 に登場した池袋の「」を思い出させる、羽根の繋がった焼き餃子。

長崎飯店

中華料理らしく油をケチらずに使って焼いた餃子でちょっとギトギトしてるけど、それ故にジューシー。
この餃子、いける。やさしい味の麺とのコンビネーションにちょうど良い。個人的には春巻よりも気に入ったかも。

この店、すごくいい。俺はこんな店が好きなんだ。
こんな店の真っ赤な回転テーブルに、今でもときめく男なんだ。

長崎飯店

で...まさか、劇中でゴローちゃんが皿うどんからのちゃんぽんハシゴをするとは予想してませんでしたが(;´Д`)ヾ、あの皿うどんを食べたらちゃんぽんも味わってみたくなるのが人情というやつじゃないですか。というわけで、日を改めてちゃんぽんを食べに来ました。

ランチセットを頼んだところ、なんと白飯と漬物がついてきました。ちょっとした炭水化物祭り。
漬物、キュウリ漬けは分かるけど福神漬けがカレー以外についてくるの、初めて見た(笑

長崎飯店

ちゃんぽん、まさに皿うどん(軟)の汁あり版という感じで、甘くてやさしい味。汁があるぶん麺が皿うどんよりも軟らかくて、スープの深みも相まって、やさしさ 30% アップという感じ。

しかしこれ、どこまでいってもやさしい味すぎて、これをおかずにご飯を食べる隙がないぞ(汗。
仕方がないので白飯は漬物と一緒にいただきました。

このスープ、いい。すごくいい滋味。
ゴローちゃんの食べてた特上ちゃんぽんはもっとうまそうだったけど、並ちゃんぽんも十分おいしいです。

皿うどんとは違う、もう一つの長崎に出会えた。

長崎飯店

長崎飯、しっかりといただきました。

この店、派手さはないけど気に入ったなあ。
今後渋谷に来たときのためのメシ屋リストに加えさせていただこう。

ごちそうさまでした。
今度は硬麺、食わなきゃな。久住さんが食べてたイカの唐揚も、うまそうだったなあ...。

孤独のグルメ Season6 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 01:56 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/05/12 (Fri.)

台北「My 灶」の絶品魯肉飯

先日台湾に行った際に、魯肉飯のうまい店があるということで試しに行ってみました。

My 灶

My 灶

松江南京の駅近く、大通りから一本入ったところにある、たぶん観光客はあまり知らないだろうお店。
あまり目立つ店構えでもないですが、小洒落た感じで周辺の雰囲気とはちょっと違う。

どんなところか分からないけど、入ってみよう。たのもー。

My 灶

店内はこんな感じで、屋内なのに屋外の屋台っぽい雰囲気を演出したインテリア。
台湾では本物の屋台とか半分屋台に近いような店か、鼎泰豐のようにちょっと高級なお店かのどちらかしか行ったことがなかったので、こういう感じのお店は初めて。でも、悪くない。

My 灶

テーブルには、ランチタイムにも関わらずお通し的な感じでキクラゲの何かが置かれていました。
中華でいうザーサイとか、焼鳥屋でいうキャベツみたいなものかな(笑

My 灶

こちらが日本人だと分かると、すかさず日本語メニューを持ってきてくれました。
台北、こういう日本人にやさしいところがとても嬉しい。
案外観光客も来るのかなと思ったら、メニューには「日本直送 漬物」とかもあって、これは観光客というよりも現地駐在の日本人がよく来るお店という感じなのかな。

それにしても、メニューがいろいろあって迷うなあ。

My 灶

魯肉飯の「アタマ」の持ち帰り!そういうのもあるのか。
これ、ホントにおいしかったら買って帰ろうかな。

My 灶

まずは切り干し大根の玉子焼き。何それ、日本じゃ食べたことない。
見た目はチヂミっぽいけど、味は甘くない玉子焼き。それにたっぷりの青ネギと切り干し大根が入って、すごく香ばしくてうまい!
これ、毎日でも食べたいおかずだ。

My 灶

これはキャベツと何かの木の実を炒めたもの。
キャベツの炒め物って大抵どこの国でもおいしいけど、この木の実が独特の風味を出していてうまい。なんか、オリーブの実が入っているような感じ。
台湾のおふくろの味のひとつらしくて、確かに初めて食べたのに、なんだか懐かしい感じ。

My 灶

イカボール。単なるイカボールだと思ってなめてかかったら、これがうまいのなんの!
さすが島国だけあってプリップリのイカが揚げたてアツアツですごくおいしい。

すいませーん、台湾啤酒ください(←まだ昼

My 灶

まあビールはさすがに我慢して、最後は本命・魯肉飯。
これが出てきたときにはちょっと驚きました。なんか肉がツヤツヤしてる!
私はまだそれほど魯肉飯をいろいろ食べたというわけではありませんが、どちらかというとジャンクフード的印象のあった今までの魯肉飯とは全然違う。味もしっかり濃くて、茶碗一杯なのにしっかり食べた感があります。これはうまいわー。感動した。

My 灶

いやあおいしかった。台湾の味、満喫いたしました。
ついたまらずに持ち帰り用を買ってきてしまいました(笑

魯肉飯、すっかりハマってしまったので、お土産に買ってきたのは大事に食べようと思います。

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投稿者 B : 23:00 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/05/07 (Sun.)

東京都世田谷区太子堂の回転寿司

「海に行ってぼけ~っとしたいなあ。でっかいの釣って捌いてもらって...」

三軒茶屋

今日は GW の最終日。最後に休みらしいことをしようと思い立ち、一昨日放送されたばかりの『孤独のグルメ Season6』の舞台、三軒茶屋までやって来ました。
ブタ肉炒めや大阪出張など、原点回帰ともいえる原作オマージュ回の多い Season6 の中でも、先週の放送は異色でしたね。原作第 2 話の吉祥寺の廻転寿司回をかなりストレートになぞった内容で、放送後に改めて原作コミックを読み返したほど。

普段はこっち方面には来ないから、三軒茶屋、久しぶりに降りたなあ。
田園都市線沿いということで、このあたりは活気がありながらもどこか品のある雰囲気。ドラマに登場したブルジョワマダムや親切なおばあさんがいてもおかしくありません(笑

すずらん通り

駅前の交番の脇に、「喰うてかへんか?」というコテコテのアーチが出現。ここが目的の店のある「すずらん通り」です。ここだけ唐突に三軒茶屋感がない(笑
さして長くないこの通りの奥に、その店はあります。

廻るすし 台所家 三軒茶屋店

台所家

台所家(だいどこや)。このドラマにしては珍しいチェーン店で、渋谷にも店舗があるようですし、入ったことはないけど焼肉屋の業態をとっているお店も見たことがあります。

私が来店したタイミングがたまたま良かったのか?放送二日後のお昼過ぎにも関わらず、行列は 4 組ほど。しかも回転寿司だけにお客の回転もいいらしく、ほんの 10 分ほどの待ち時間で着席できました。しかし退店する頃には行列が倍くらいに延びていたので、やはりタイミングが重要なようです。

台所家

店内はこんな感じ。コンパクトなカウンターだけの店構え、確かに吉祥寺の天下寿司に通じるものを感じます。こういうスタイルが東京の昔ながらの回転寿司屋なんだろう。回転寿司激戦区の北陸だと、回転寿司と言いながらボックス席や座敷まであったりして、随分雰囲気が違うんだよなあ。

台所家

コンベアに乗っていろんな寿司が流れてくるけど、ここでは基本的に食べたいものを注文するスタイルらしい。
でも、ドラマほど殺伐とはしていないまでも、多くのお客さんがかなりの勢いで注文を入れていくので、押しの弱い自分としてはどうしても「間」を掴むのが難しい。いかんな...タイミングがズレてる。

それでも何とか間合いを読んで大声で注文するわけですが、体感的に五回に一回は注文したのを忘れられるし、接客もやや雑な感じ。それでもこれはこれで回転寿司屋らしくて良し。負けずに大声で注文してやったらええねん。

台所家

おすすめメニューはホワイトボードに。
ドラマにも登場したネタと...おっ、ホタルイカもあるのか。

ようし、今日は何で口火を切るかな。
何を狙う?今俺が釣り上げるべきネタは、何だ?

台所家

逸る気持ちを抑えて、まずは生ビールから。
この連休は思ったほど飲まなかったけど、最後に昼酒を頼んでようやく GW を満喫できた気分(笑
飲兵衛どもの、昼飲み天国だ。

台所家

とりあえず順当にマグロで行くか。赤身で小手調べだ。

回転寿司屋だと「いかにもって色」のマグロが出てくることもあるけど、ここのは無理に繕ってない自然なマグロ色。
味の方は...うん、うまい、ダイジョブ。

これで 120 円は安い。この店、当たりかも。

台所家

続いてイカ。ドラマのこの「マグロからのイカ」という順序、ちゃんと原作の廻転寿司回の順序を踏襲しているんですよね。こういう細かいコダワリがファンとしては嬉しいところ。

このイカ、うっすらとワサビの緑が透けていて、見ただけでイカにもって感じの新鮮さが伝わってます。
柔らかくて美味しい。そうそう、こういうイカに出合えると、自分の回転寿司のリズムが乗ってくるんだよなあ。

台所家

そして「ひかり三種」。
光り物好きに、このセットはありがたい。

サバ、良し。締まりすぎてなくてとろける食感が残ってるのがいい。
アジもうまい。それに、時季によっては意外と食べられないことが多いイワシの握り、好物なんですよね~。これが食べられただけで、今日来て良かった。

台所家

イクラ。小粒だけど軍艦からこぼれるほどのイクラがどっさり載っていて、お得感の高いイクラ。
高そうな色の皿も相まって、プチ贅沢してる感があるなあ(笑

台所家

でもって、北陸民としては外せない、ホタルイカ。GW の終わりと共に旬も終わっていくから、今年の最後のホタルイカのつもりで。
小さい身の中にパンパンに旨味が詰まっていて、こりゃたまらん。

台所家

寿司じゃないけど、北陸つながりでブリ大根もいっとこう。これこそ北陸民のソウルフード。
少量だけど田舎に帰ってきた感のあるブリ大根、嬉しいなあ。

台所家

さあ、ちょっと気分をリセットさせるためのカニサラダ。回る寿司ならではのネタ。
いいねいいね、マヨ風味もよし。こういう子ども味、けっこう好き。

台所家

エンガワも見逃せず。
コリコリした食感と脂のとろける感じがイイ。久住さんが食べてた炙りエンガワも気になったけど、今度来ることがあったら炙りで頼んでみようかな。

台所家

炙り穴子。

おおっと、こいつはうまい。炙って正解。
実は穴子って鰻に比べるとうま味が落ちる気がしてそんなに好きじゃなかったんだけど、この炙り穴子はうまい。穴子の寿司で珍しく美味しいと思ったかも。

台所家

んー、汁ものもいっとくか。
久住さんが飲んでた海苔汁も美味しそうだったけど、ここは初志貫徹で真鯛のうしお汁。

あ~、しみる。胃が癒される。
これだけ汁にうま味が出ていたら鯛の身はパサパサしてそうなもんだけど、身もちゃんとうまい。
そして、ゴローちゃんのように回ってきた一味をゲットしてパパッと振れば、また味わいが変わってうまい。

この汁、本当においしいです。

台所家

まぐろ三種。

まずは中トロ。普通にうまい。
赤身、こいつは何貫食っても飽きない。
トリは、大トロ。

中トロもうまいと思ったけど、その後に大トロを食べるとやっぱり違う。大トロは寿司の王様だ。

ま、正直な話ここよりも強烈にうまいトロを出す寿司屋はいくらもあるけど、マグロ三貫で 580 円。そう考えたら十分すぎるんじゃないの。

台所家

そろそろラストスパート、大物もいっときますか的な大赤えび。
尾頭付きのえび寿司、これはかなりインパクトあるなあ。

味のほうも見た目に負けず劣らず、とろっとした身がうまい、甘い!海老反りそうだ。
北陸の甘えびでも、なかなかこのレベルのものには出合えんぞ。

台所家

本当は劇中のように限定トロハマチが出てくるのを今か今かと待っていたんですが、今日は入荷しなかったようで。
悔しいので、中トロを単品で追加注文。

うまい、確かにうまいんだが、今日の俺にはこの中トロのうまささえどこか上滑りしていく。
トロハマチ、食べたかったなあ...。

台所家

〆は大好物の特上ウニ。
安いウニってザラザラしてて全然ダメだけど、この特上ウニはとろける身から海そのものが染み出してくるかのようで、本当にうまい。トロハマチにありつけなかった悔しさも、一緒に融けていくようだ。

うーん、ウニの大人食い、最強。

台所家

店内には松重さんや久住さんのサインはありませんでしたが、ドラマ放送の告知が貼り出されていました。

回転寿司もいいもんだ。思いもよらないいろんなネタが飛び出してくるし、楽しいメシが食えた。
東京の回転寿司ってあまり期待してなかったけど、これくらいの店があるなら、たまに来てもいいかな。渋谷店なら行く機会もあるだろうし。

しかし、久しぶりの回転寿司に浮かれて、ちょっと食い過ぎたか。
ラストの二枚が効いたな...。

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投稿者 B : 22:56 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/05/04 (Thu.)

手打ちそば 根津 鷹匠

根津神社の帰りにこちらのお店で蕎麦をいただいてきました。

根津 鷹匠

鷹匠

実は(書いてませんでしたが)去年来たときにふらっと入ってみたらすごく美味しかったので、今年も来ようと思っていたんですよね。
根津神社の近く、ちょっと入ったところにある「知る人ぞ知る」という佇まいのお店。一見では何のお店かちょっと判らない店構え。

鷹匠

正午開店ながら、オープン前には既に行列ができるほどの人気店のようです。調べてみたら食べログの TOP5000 に入っているようで、それは行列もできるわ...という感じ。去年も少し並んだので、今年は開店前に来てみたら一巡目で入ることができました。

店内は板敷きの小上がりがメインで、あとカウンターが数席という構成。畳じゃないというのが珍しいですが、店名からして猟師の山小屋で食べる蕎麦という趣なんでしょうかね。

鷹匠

蕎麦が出てくるまでの間に、焼き味噌で繋ぎます。
香ばしい味噌の香りに、つい日本酒が欲しくなってしまうけど、真っ昼間だからちょっと自粛。でもこの焼き味噌、おいしいです。

鷹匠

メインは鴨せいろ。蕎麦は二八蕎麦と深山蕎麦(田舎蕎麦)が選べるところ、蕎麦そのものの風味を味わいたい私は深山で注文しました。

鷹匠

そば粉の色がそのまま出た黒い麺は、十割ではないようですが今まで見たことがないほど太い。蕎麦というより手打ちうどんのような存在感があります。
見るからに食べごたえがありそうです。

鷹匠

つけ汁には鴨の切り身だけでなくつみれも入って、ちょっと得した感じ。

鷹匠

蕎麦とはちょっと思えないほどコシの強い麺だけど、噛むと立ち上がってくるこの香りは間違いなく蕎麦。
この蕎麦、うまいなあ。ここまでしっかりした田舎蕎麦には、東京はもちろんのこと本場信州でもなかなか出会えるものじゃない。

鷹匠

こちらは普通の二八蕎麦。これもレベルが高いと思うけど、あの深山蕎麦を食べた後だとさすがに霞みます。

鷹匠

食べ終わる頃にはお店の外にまでズラリと大行列。早めに来て正解でした。

この店、やっぱり気に入った。GW 期間中はメニューの種類を限定しているようですが、普段のメニューもどんなのか、気になるなあ。
新蕎麦の季節にでも改めて来てみようかと思っています。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:57 | Gourmet | Udon & Soba | コメント (0) | トラックバック

2017/05/02 (Tue.)

台湾台北市永楽市場の魯肉飯と担仔麺

永楽市場

先日、こどグル聖地巡礼のために台湾に行ってきたところではありますが、それから二週間にして再度台湾に出張してきました(ぉ。最初からこの予定が分かっていればもう少しスケジュール考えたのに...(´д`)。

ともあれ、再び台湾に来たからにはなんか美味しいものの一つも食べたいわけで。何にしようかと思ったんですが、前回の聖地巡礼はハシゴ飯のためにある程度お腹に余裕を持たせておく必要があり、それぞれの店で思う存分食べるというわけにはいかなかったのが心残りでした。
そんなわけで、こないだ行ったばかりですが、台北の聖地に再訪してみることにしました(ぉ

永楽市場

出張先での一日の用務も終わり、夜の永楽市場。繊維市場としての営業はすっかり終わっていて、あいにく雨が降っていたこともあって周辺は閑散としていましたが、それによって逆にこの永楽市場が立派な建物であることがよく分かります。夜にやっているお店も限られていて、昼間の喧噪が嘘のよう。

永樂担仔麺

永樂担仔麺

市場のお店だから夜はやってないかもしれないな、と思ったけど、このお店はまだしっかりやってました。この一角だけ、昼間とはあまり変わらない活気があります。
店の前で料理を仕込んでるおじさん、ここで一日中こうして作業しているのかなあ。

永樂担仔麺

さて、今回は五郎's セレクションを離れてフリーチョイスでいこう。
何にしようかな...中国語を知らなくても漢字のメニューを見れば何となくわかる。章魚は確かタコのことだったよなあ。蝦子はエビだったはず。う~ん、どれにしようかな。フリーハンドだと逆に悩ましい。

永樂担仔麺

とりあえず野菜を、ということで例の「大陸妹」を頼んでみました。こないだ食べたおかずセットにも入ってたけど、ガッツリ食べてみたかった。
なんで「大陸妹?」と疑問に思っていたんですが、Twitter でみゅーさんから解説をいただきました(ありがとうございます)。

これおいしいんですよね。瑞々しい野菜の甘みに甘辛いタレが絡んで、これだけで立派なおかずになります。

永樂担仔麺

それともう一品、嘴邊肉(豚トロ)。豚肉を柔らかく煮込んだもので、タレと刻み生姜が味のアクセント。こういうガツンとくるおかずが食べたかったんですよね。

...と、ここまで出てきてから気づいたけど、これに煮玉子があったらこないだ食べたおかずセットとほぼ同じじゃないか(;´Д`)ヾ。
ま、おいしいからいいか。

永樂担仔麺

そして担仔麺。店名が「永樂担仔麺」なのに劇中で食べたのが鶏肉飯、というのがどうにも引っかかっていて、本来の代表メニューを食べてみたかったんです。
担仔麺、メニューの上では担担麺となってましたが、四川の担々麺とは違って辛くない。担々麺との共通点は麺であることと具が挽肉であることくらいでしょうか。

永樂担仔麺

日本にも台南担仔麺というチェーン店があって昔よく行きましたが、台南でも台北でも定番料理なのがこの担仔麺。
やさしい味のスープと麺がすごくいい。ラーメンというよりは沖縄のソーキそばに近い感覚かも。

永樂担仔麺

ただすこーし味にパンチが欲しくなったので、テーブルにあった辣椒醤(チリソース)を途中から投入。
台北なのか四川なのかよく分からない醤を入れて、麺も台北なのか四川なのかよく分からない感じになりつつも(笑)、これもまたうまし。


...さあ、それでは改めてハシゴ飯といきますか。
永樂担仔麺から徒歩 2~3 分のところにある、こちらにも再度やって来ました。

原味魯肉飯

原味魯肉飯

こちらも周囲の店舗が閉まって静かになった中、ひっそりと営業していました。
先客は一名のみ、会話はしてないけど日本人っぽい雰囲気。聖地巡礼の人ですかね...?

原味魯肉飯

おかずは先日頼まなかったものから、と思ってメンマと煮玉子をいただいてみました。
このメンマ、何の変哲もないメンマなんだけど、この飾りっ気ない感じがいかにも台湾の屋台料理っぽくて逆に良い。

原味魯肉飯

煮玉子。うん、しみてるしみてる。期待通りの味。
結局店舗をまたいで腹の中でおかずセットを完成させてしまった俺(ぉ

原味魯肉飯

それから紫菜蛋花湯(のりかきたまごスープ)。久住さんが食べてたやつですね。
見た目通りやさしーい味の中に、海苔の風味がほわっ、ほわっと立ってきてえも言われぬおいしさ。疲れたときとかにこれ出されたら、たまんないなあ。

原味魯肉飯

で、最後に魯肉飯。こちらも店名が「原味魯肉飯」ならば食べてみたかった。
というか、担仔麺の店で飯を食べ、魯肉飯の店で麺を食べさせた番組スタッフは本当にひねくれているなあと(笑

この魯肉飯がまた。上にかかってる濃い味のそぼろもいいんだけど、下の白飯が「つゆだく」を軽く通り越すレベルでだくだく。
これうまいなー。つまみになりそうなメンマを頼んだからビールももらおうと思っていたのに、完全に忘れてガツガツかっ込んじゃいました。

原味魯肉飯

今回のハシゴ飯も完・食。充実の台湾メシだった。
遠くまで来たからって、気取らずにわしわし食べられる喜び。変に高級店じゃないからこそ感じられる、地元の人たちの温かさ。
台湾、やっぱり好きな場所だなあ。

「また来てくださいね」女将さんの日本語でのあいさつが嬉しい。
ここは、きっとまた来よう。

こんなに楽しいなら、他の店もいろいろ開拓してみたいかも。
また台湾に来る機会もあるでしょうが、今度は知らない店に突撃してみるのもいいだろうな。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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2017/04/29 (Sat.)

東京都新宿区淀橋市場の豚バラ生姜焼定食

「ひと仕事終わらせて...腹が、すっからかんだ!店を探そう」

伊勢屋食堂

Season6 の聖地巡礼、二軒目の訪問は第 2 話の舞台となった大久保の淀橋市場までやってきました。淀橋市場といってもカメラや家電をたくさん扱っている市場ではなく(ぉ)、主に青果を扱っている市場です。新宿からすぐ近くのところに市場があるというのもちょっとすごい話。都内の卸売市場というと豊洲移転で揺れる築地や羽田近くにある大田市場、品川(港南)にある食肉市場あたりのイメージが強くて、淀橋市場は都心にある割にあまり知られていないように思います。
私も淀橋市場には初めて来ましたが(そもそも大久保で降りたのも初めてじゃないかと思う)、こんなところに唐突に市場が出てくるというのはちょっと驚きます。

伊勢屋食堂

それでも、これまで数々の市場メシを巡ってきた身としては、こどグル聖地巡礼でなくとも期待が高まってしまうわけで。
お昼時で少し静かになった市場の構内を歩いているだけでも、ちょっと楽しくなってきました。

お...この建物、怪しいな。

伊勢屋食堂 淀橋青果市場内

伊勢屋食堂

うん、この看板とのれんの感じ、ぐっとくるじゃないか。
隣の自販機コーナーの雰囲気もまた良し(笑。

放送からさほど時間が経っていないにも関わらず、特に行列もできてない。
営業時間が長いこともあるけど、やっぱり場内食堂というのは普通の人にはハードルが高いし、メニューも特別なものじゃないから、他の聖地に比べると落ち着いているのかも。
それでも公式 Facebook ページ(あるんだ!!)によると「66 年の創業以来、こんなに混んだ事がない」という状況らしく、巡礼者のパワーはやっぱりすごいな、と。ちなみに公式 Fb ページ、放送後の営業の様子が詳しく書いてあって BD-BOX の特典映像を見ている気分になれるのでオススメです(笑

伊勢屋食堂

劇中での印象通り、けっこう狭い店内。
いかにも、市場の食堂。

いろんなお客さんがいるけど、市場という場所柄か、常連さんとドラマ見て来たお客さんは雰囲気でだいたい分かる(笑)。私もそう見えてるんだろうなあ。

着席して、さっそく注文。
五郎's セレクションを漏れなく頼みたいけど、(どうせバレてるとはいえ)ドラマ見て来た感がモロに出るのもそれはそれで恥ずい(汗。
というわけで、「え~っと豚バラ生姜焼定食と、納豆と、筍の土佐煮...あと明太子とトマトの酢漬けください!」と最後は勢い任せに言い切ったところ、

「あ、五郎さんセットですね」

伊勢屋食堂

と壁にあったこれ↑を指さされてしまい、逆に恥ずかしかったという(ぉ。
最初からこれに気づいてれば、「これください!」と言ったのに...そういえばドラマ観ながら自分がリアルタイムにこう↓言ってたんでした(汗

伊勢屋食堂

店内には、明らかに放送後に貼られたとみえるこんな貼り紙もありました。

でも、混んでるときはまず相席でも、料理が出来上がる前に空席ができたらそちらに移らせてくれるなど、忙しそうにしていながらも個別のお客さんに気を配るのを忘れないのに感心してしまいます。
ここ、ほんとに誠実な店だ。

伊勢屋食堂

壁際の本棚には、放送時には隠されていたスラムダンク全巻とか、けっこう気になるマンガが充実(笑
ここ、本当に市場で働いている人たちの憩いの場、という感じなんだろうなあ。

店内を観察していると、常連さんは名前で呼ばれていたり、小さなやりとりの一つ一つに人情がある。
こういう店こそ、うまいものが期待できる。

伊勢屋食堂

さあ、注文したのが一気にやって来ましたよ。
あららららら...いや~、なんだかすごいことになっちゃったな。

小鉢系は基本的には日替わりとのことでしたが、この日はちゃんと放送時にあったメニューが揃ってました(時間帯によっては売り切れもある模様)。
放送を見たお客さんが来ることを想定して用意してるんだろうなあ。

伊勢屋食堂

さ、まずは豚バラ生姜焼。
おお~、質実剛健。空腹にズバッと答えるこの生姜のパンチ。ちょっと濃いめのガツンとくる味が、肉体労働向けって感じがする。

特にこのタレ!ご飯が進みすぎる。
やっぱり豚バラ生姜焼定食は、定食界でも別格だな。

伊勢屋食堂

さらに小鉢の連打。

定食屋に出てくるこういう小鉢って、ついつい頼んじゃうよなあ。私も社食がある会社で働いてた頃は小鉢取りすぎたほうですが(ぉ)、ゴローの取りっぷりは半端じゃない。
でもなかなかいいセレクト。筍は季節モノとしては外せないし、納豆に明太子というご飯の友を重ねてくるところが白米派のゴローちゃんらしい。

これだけの小鉢の精鋭陣、ご飯の劣勢は必至。

伊勢屋食堂

そしてトマト酢漬、これは初めて。

ほほ~、こうなるか。めちゃくちゃうまいじゃないか。
酸味のスッキリが生姜焼のタレ味をリセットして、いくらでも生姜焼定食を食べ続けていられそうだ。

さすが青果市場、野菜がもれなくうまい。

伊勢屋食堂

豚バラは、飯の巻き食いができるのがいいんですよ。
生姜の効いたタレが白いご飯に染み込むと、別々に食べるのとはまた違った世界が広がっていく。

豚バラって生姜焼になるためにこの世に存在するんじゃないだろうか(違。

伊勢屋食堂

そんな感じでガツガツ食べていると、

「お水、飲む?」

とお母さん(お店をメインで仕切っている女将さんではなく、年配のお母さんのほう)が優しい口調でお冷やを持ってきてくれました。
そうそう、最初にもらったの温かいお茶だったんだよなあ。でも今はちょうどお冷やで白飯を流し込みたいところだったんでした。

こういうちょいちょいの気配りが嬉しい。毎日でも来たくなる店って、こういうのなんですよ。

伊勢屋食堂

使うタイミングが難しいのがこの納豆。
納豆って、おかずがなくてもこれだけでご飯が食べられてしまうから、こういうおかずがたっぷりある場合はいつ投入するか、本当に悩ましい。
でも、今日は生姜焼もご飯も半分くらい食べた今こそが、お出ましいただく頃合いに違いない。

伊勢屋食堂

納豆は、混ぜれば混ぜるだけ応えてくれる。
しかも今日は、生姜焼のタレが少し混ざったご飯。いつもの納豆ご飯とはちょっと違う味わいがここにある。

生姜焼と納豆、それに明太子という三大ご飯の友を従えて白飯を食べる贅沢。
俺は今、生きている。これ以上、何を望む。

伊勢屋食堂

市場メシ、完食。ああ...おいしかった。

昼間からこんなに食べたのは久しぶり。これ以上はちょっともう食べられそうにない。
さすがにご飯のおかわりは控えたけど、これにさらにご飯茶碗に八分目を食べたゴロー、やっぱりすごい。

淀橋市場

というところで、

「お客さん、初めてですよね」

と女将さんがお店の名刺を渡しに来てくれました。
バタバタしててお会計のときに渡すの忘れちゃいそうだから、今のうちにとのこと。劇中で名刺を渡してたのは本当に再現だったというわけです。

淀橋市場

ああ...ごちそうさまでした。
料理も良かったけど、店員さんの人情に心まで満たされた気分だ。

この界隈って普段滅多に来ない場所ではあるけど、機会があったらまた食べに来たいなあ。
今度は久住さんが食べてたチャーシューメン、食べてみようかな。

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2017/04/25 (Tue.)

台北かき氷「冰讃」再訪

先日の台湾の話をもう少し続けていきます。
今回台湾に行ったら、もう一度行きたいと思っていた店がありました。

冰讃

冰讃

迪化街からそう遠くない場所にある、知る人ぞ知る期間限定のかき氷店。去年来て本当に気に入ってしまったので、また台湾に来る機会があれば絶対来ようと思っていました。
営業期間は例年 4~10 月頃、しかもマンゴーの収穫状況によって変わるとのことで、4 月中旬に来てやってるかどうかは賭けでした。でも来たら開いてた!私は運がいい。

冰讃

店頭の貼り紙には「番外 open only 2 天だけ」の文字が。二日間だけ特別に営業していた日にバッチリ当たったようです!本当にラッキー。

それにしても、まるで日本のお店かのような、思いっきり日本人にやさしい貼り紙。日本人観光客が多く来るお店なんでしょうね。
と思いながら店内を覗き込んでみると、お客さんの半数近くが日本人(!)。限定営業なのに嗅ぎつけてきた日本人がこんなにいるとは。

冰讃

店内の段ボール箱にはおもむろに生マンゴーが!これこのままストロー突っ込んで飲んでいいですか(ぉ

しかし一般的なマンゴーのイメージとは違う緑色の果実。時季的にちょっと早いからまだ熟し切っていないのか、それともそういう品種なのか。

冰讃

毎度迷わせる豊富なメニュー。たくさんありますが、かき氷系なのは「雪花冰」「當季水果冰」あたり。悩ませるけど、個人的にはあまり具だくさんなのよりもシンプルなほうが好きなんだよなあ。どれにしようかな。

冰讃

迷った挙げ句、二種の果物の雪花冰にしてみました。乗っかってきた果物は、スイカとマンゴー。
この、赤・黄・白の色の取り合わせがいいじゃないですか。一足お先に夏が来た。

冰讃

ほわっほわだけど濃厚で、でも甘ったるくないかき氷に甘いスイカとマンゴー。こんなかき氷、他では食べられない。やっぱり今まで食べた中で最高のかき氷だと思います(あ、方向性が違うけど唯一対抗できるローストホースのかき氷を思い出しました)。
早採れのマンゴーがまだちょっと固いかな、とは思ったけど、わざわざこれを食べるためだけに迪化街から歩いてきただけの価値はあったと言えます。

ごちそうさまでした。
本営業は今週末からとのこと。今度の台湾出張のときにも、食べに来る時間はあるかなあ。

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投稿者 B : 23:13 | Gourmet | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2017/04/22 (Sat.)

東京都目黒区三田のチキンと野菜の薬膳スープカレー

「ダメだ、完全に住宅街。裏目黒に出てしまった」

Shania

先日でようやく Season5 の聖地巡礼をコンプリートしたので、これで心おきなく Season6 の巡礼を開始できます。

Season6 は今までに比べると居酒屋飯系よりも本来の「ひとり飯」系の店が多いようで、今季は基本的に独りでまったりと巡ろうかなと。
...とか言いつつさっそく巡礼を開始している分けですが(笑)、まずやってきたのは、つい先ほど放送されたばかりの第 3 話、目黒区三田のスープカレーのお店。そうそうこの店、前に誰かの blog で見かけて気になってた店だったんですよ!そこに聖地巡礼で来ることになろうとは。

Shania

「目黒区三田」というから都営地下鉄の三田駅(田町付近)に行くつもりでいたら、立地的にはほぼ目黒と恵比寿の中間地点じゃないですか(;´Д`)ヾ。慌てて軌道修正して、目黒から徒歩 10 分あまり。普通はまず通りすがりに気づかないだろうと思われる、入り組んだ袋小路の奥に、この独特の雰囲気を放つお店がありました。
この巨大猫、劇中のように昼間ならいいけど、夜見ると大の大人でもちょっと引く(汗。

薬膳スープカレー Shania

Shania

今回は放送前に行ったので、お客さんは少なめ。でも半分ほどが予約で埋まっていて、お客さんも女性中心。男独りの私はたぶん浮いてますが(汗)、放送後はきっと比率が変わるんだろうなあ(笑

Shania

ゴロー席がこちら。予告映像で座席位置までは分かっていたので座りたかったんですが、残念ながら予約席でした。
ま、こういうこともあるさ。

Shania

猫、猫、猫。店内はとにかく猫の装飾で満たされています。
表の巨大猫といい、店主はかなりの猫者とみた。

Shania

中でも特に存在感を放っているのが、最近何かと話題のサーバルちゃん(笑
トレンドに乗っかって飾ったわけではないと思いますが。

Shania

スープカレーか...最後に食べたの、いつだったっけ。
けっこう種類があって、迷わせるなあ。

全部、生薬入り。生薬って結局、なんなんだっけ?
でもとりあえず身体には良さそうだ。
野菜十勇士も頼もしい。一番人気を頼んでみるか。

Shania

こんなに手順があるのか。これまた迷う。
でも、久々のスープカレーはやはりオーソドックスに行こう。

Shania

飲み物はちょっと気になった「ダブルカルチャード」というビールを頼んでみました。

これ、見た目からしてクラフトビールかと思ったら、カルピスをビールで割ったビアカクテルなんですね。
初めて飲んだけど、白濁した甘酸っぱい感じ、クラフトビールっぽくておいしい。これ、アリだよアリ。

Shania

ビールが出てきたらカレーを待つ間につまみも必要でしょ、ってことでシャナイア風ザンギ。
劇中では 3 辛を頼んでましたが、私は 2 辛で注文。

あっ...チキンカレーとザンギ、鶏がかぶってしまった。
焦って「とり」乱した。

というか、「ゴローちゃんならここは鶏に鶏をかぶせてくるはずだ」と予想して注文しました(ぉ
ちょいピリ辛で、甘めのビアカクテルにちょうどいい。これはもう少し辛くてもよかったか?

Shania

ザンギをいただきながらふと目をやると、ここにも猫。
レンゲについた肉球に、男だてらにキュンキュンします(笑

Shania

謎の楽器もありました。猫、関係ないし。
見た瞬間、「スクリーントーンズのパーカションの人がたまに使いそうな楽器だな」と思いました(何

Shania

さ~、来ましたよチキンと野菜のスープカレー、オリジナルスープ 3 辛。予告タイトルが出る前にここまで正確に当てた自分を誉めてあげたい(笑)さすがにいももちまでは予想できなかったけど...。
ビールを頼んでしまったので、ライスは小盛りにしてみました。

Shania

メニューにはかわいい猫のイラストで、スープカレーの食べ方講座。
要するに「自由に食べて OK」ってことらしい(笑。

Shania

野菜も賑やか、食べ応えありそうだ。
この乗っかってる赤いのが生薬ってことかな。

スープカレーと言えば昔札幌でけっこう食べたけど、ここのはそのどれとも似てないぞ。
東京のスープカレー、実力はいかほど。

Shania

まずはスープから。
ああ~~~...これは、うまい!

「薬膳スープカレー」と銘打ったスープカレーってシャバシャバした感じでコクが薄く、スパイシーさ優先なことが多いけど、ここのはスープカレーなのにしっかりコクがあって、超おいしい。
コク系カレー好きとしてはこれ、大好物です。一口めで理解した。

Shania

おぉ、スプーンで切れるチキン。チキンだけじゃなく、この中に入ってる野菜たち全てにもこのスープのうまみが浸みてて、どこをどう食べてもうまい。
いろいろ入ってるからカレーと言いながら、ちゃんこというかブイヤベースというか、鍋的でありながら、しかもお薬でもある。

ああ~、じんわりきたな。スパイスと生薬の仕業か。
いや...じんわりどころじゃない、汗がドワッと噴き出してきた。スープのコク深さに気を取られてたけど、確かに薬膳が身体を芯から燃やす熱さ。

Shania

あらゆる具材を受け止めながらも破綻することなく、独自の世界を築き上げる知性。スープのコクとカレーの辛さが両立している柔軟性。
薬膳と言いつつ説教くさくないのもいい。
自分の中で、新たなるスープカレーの地平が広がったかのようだ。

あ~、うまかった。大・満・足。
ごちそうさまでした。

ここは気に入ってしまったので必ずまた来よう。でもどうやら今月末から一ヶ月ほど、改装のために休業するらしいので、次に行くのは 6 月か。
次回は違う種類のスープと、アイスも頼んでみようかな。

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関連ランキング:スープカレー | 目黒駅恵比寿駅

投稿者 B : 01:28 | Curry | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/04/21 (Fri.)

台湾台北市永楽市場の乾麺

「ようし、ハシゴ飯だ。ひとり台湾爆食いツアーだ」

原味魯肉飯

永楽市場の鶏肉飯から続けて、今回がいよいよ Season5 聖地巡礼のオーラス。ようやく最後の聖地にたどり着きました。長かった...!

ハシゴ飯というだけあって、永樂担仔麺からはすぐ近く。永楽市場の片隅に、ひっそりと佇んでいたのがそのお店。

原味魯肉飯

原味魯肉飯

店先では持ち帰りの軽食っぽいのも売っていたりして、ちょっとした縁日感。ここイイ感じじゃないですか。

お店に入ったら、劇中でも良い味を出していたお母さんが「日本人ですか?」と尋ねてきました。おお、けっこう日本語できるんですね。

原味魯肉飯

壁際には、メニューが...ってこのメニュー、ドラマに出てきたのより随分こぎれいになってますね。
よく見るとお母さんのメガネも新調されているし、巡礼のお客さんが増えて張り切っちゃった感じ?(笑

さておき、漢字で何となく意味は分かるし、羅東のときと同じように何となく頼んでみるか。

原味魯肉飯

と思っていたら、日本語のメニュー表が出てきました(笑。やっぱりドラマの影響で、そうとう日本人客が増えたんだろうな。かく言う俺もその一人だけど。

どれどれ、ていしょく、つまみ、スープ...、
あっ、麺だ!
麺を忘れてたよ。危ない危ない。

原味魯肉飯

注文し終わったところで、まずビール市場ソーダからいただきます。
うん、この暑さの中で薄い感じのビール、悪くない。

原味魯肉飯

料理はとりあえず青菜(空心菜)の炒め物から。
ここはいちばんシンプルなので攻めてみよう。

これは「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていたものですが、空心菜をニンニクと一緒に炒めただけなのに、やたらうまい。
私が空心菜好きというのを置いといても、うまい。これ本編に登場するだけの実力はあったんじゃないですかね。一部ではふらっと QUSUMI のほうが本編という説もあるけど。

原味魯肉飯

乾麺、来た。
な~るほど、汁なし麺か。

混ぜ混ぜしてからいただきます。
うん、このタイミングでこの甘辛あん、悪くない。

ああこれは、魯肉飯のご飯の代わりに麺を入れた、みたいな感じか。
これおいしい。俺はこういう麺類、好き。重くないやつ。

原味魯肉飯

そして「下水湯」。出ました!これか~。
持ってくるときにお母さんがいちいち「げすいゆ、ね」と言ってくるのがネタだろうけど、笑ってしまう(笑

ああ、やさしい味だ。全然下水じゃない。セーフ。

原味魯肉飯

もしかして、これが「ゲ」か?...砂肝だ!
この砂肝から出たダシが、このスープのうまみを司っているのだろう。

汁なし麺の汁を、これでカバーしたぞ。
でも、もうちょっと辛くてもいいかな。

原味魯肉飯

と、スープについてきた辛そうなタレを入れてみようとしましたが、

原味魯肉飯

このような注意書きが(笑
基本的に、スープの味を調整するためのタレではないようです。

それにしてもこの注意書き、きれいな日本語で書かれてるけど、お母さんじゃなくて日本人のお客さんが気を利かせて書いたものなんだろうな。
こういうちょっとしたものから、この店が持つあたたかみを感じます。

原味魯肉飯

ビールのつまみにもう一品欲しくなったので、排骨を頼んでみました。発音的には「パイコー」ではなく「パイクー」が正しいらしい。
日本語訳としては「とんかつ」と書かれていたけど、日本のとんかつとは随分違う。羅東で食べた紅糟排骨ともまたちょっと違う、ピリッとパンチの効いた味。これは食べた感あるなあ。

原味魯肉飯

壁には『孤独のグルメ』コーナーとして、撮影時の松重さんと久住さんの写真が大々的に貼られていました。
お二人とも、心なしか他の店で見た写真以上に楽しそう。台湾編の撮影、本当に楽しかったんでしょうね。

原味魯肉飯

その隣には、2015 年 10~11 月に台北で行われたスクリーントーンズのライヴポスターも。
メンバー全員のサインと、久住さんに至ってはポスターの横にも一つサインが書かれていました。
きっとライヴのついでにこの店にも来たんだろうな。

原味魯肉飯

...と思ったら、案の定メンバー来訪時の写真もありました(笑
この店、愛されてるなあ。確かに気さくなお母さんのもてなしが心地良いもんな。

私も、二日にわたって食べ歩きすぎてさすがにお腹がいっぱいになりました。
でもこれは苦しいというのとは違うな、幸せなんだろうな。

この遠征をもって、開始から一年半の期間を経て『孤独のグルメ Season5』の聖地巡礼が全て完了しました。今回はいつも以上に大変だった...。
でもこれでようやく気持ちを切り替えて Season6 の聖地巡礼をスタートできます(ぉ。

ひとまず、ごちそうさまでした。
そして Season6 の聖地巡礼もぜひお付き合いください。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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関連ランキング:台湾料理 | 迪化街

■ドラマ『孤独のグルメ Season5』聖地巡礼エントリーまとめ
第一話 神奈川県川崎市稲田堤のガーリックハラミとサムギョプサル
第二話 東京都江東区清澄白河のポパイベーコンとサンマクンセイ刺
第三話 東京都杉並区西荻窪のラム肉のハンバーグと野菜のクスクス
第四話 台湾宜蘭県羅東の三星葱の肉炒めと豚肉の紅麹揚げ / 葱餡餅
第五話 台湾台北市永楽市場の鶏肉飯と乾麺 / 甘味パート / ふらっと夜市
第六話 東京都目黒区大岡山の九絵定食となめろう冷茶漬
第七話 東京都世田谷区千歳船橋の羊の肩ロースとラムチョップ
第八話 東京都渋谷区代々木上原のエマダツィとパクシャパ
第九話 千葉県いすみ市大原のブタ肉塩焼ライスとミックスフライ
第十話 東京都江東区亀戸の純レバ丼
第十一話 埼玉県越谷市せんげん台のカキのムニエルとアメリカンソースのオムライス
第十二話 東京都豊島区西巣鴨の一人すき焼き
特別編 北海道旭川市の新子やきとかにくり~むコロッケ
特別編 宮城県仙台市の牛たん定食と三陸女川町の海鮮五色丼 / サバだしらーめん
特別編 東京都中野のレバにら炒めと千葉県津田沼のリブステーキ
→その他の聖地巡礼エントリーはこちら

投稿者 B : 00:12 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/04/20 (Thu.)

台湾台北市永楽市場の鶏肉飯

「胃袋問屋の在庫、ゼロ。倉庫、カラ。まずは何か食おう」

迪化街

というわけで羅東に続いて台北の聖地にやってきました。前回の訪台ではすぐ近くまで来ていながら甘味パートしか巡ることができなかったので、ここへの聖地巡礼は悲願でした。今回は台北の中心街からタクシーで来ましたが、地下鉄だと北門駅から徒歩でのアクセスになります。

迪化街

ともあれ、お店に入る前にちょっと周辺の散策を。ここ永楽市場は昔からの繊維市場とのことで、輸入雑貨商のゴローちゃんが仕事で訪れるという設定にも納得感があります。さらに隣接する迪化街は台湾最大の乾物市場で、活気があり歩いているだけでも楽しい。

迪化街

さまざまな乾物や香辛料が歩道にせり出すほどに並べられていて、商店街全体に不思議な香りが立ちこめています。
料理の香りとは違うとはいえ、この香辛料の香りはなかなか胃への刺激が強い。なんというか... 腹 が 、 減 っ た 。

永樂担仔麺

店を、探そう。

というわけで Google マップを片手に目的地を探すわけですが、ここと思われる場所にテレビで見覚えのある建物がなかなか見当たらない。
...が、注意深く見てみると、張り出されたビニール製の日除けによって看板が隠れていただけでした(笑。

永樂担仔麺

永樂担仔麺

あったあった、ここだ。永樂担仔麺。
この店、勢いがある。

お昼どきなだけあって、かなり活気あるなあ。

永樂担仔麺

店先ではせっせと仕込みが行われていて、これを見ているのも楽しい。
この雰囲気、どっかで感じたことがあるなあ...と思っていたら、赤羽のまるます家によく似ているんですよね。案外、番組スタッフがこの店を選んだきっかけも、それだったりして。

永樂担仔麺

ん、大陸妹?何ですかそれは。

という劇中のモノローグも、やらせではなく本当にこうやって無造作に段ボールが置かれていたことが分かる一コマ。

永樂担仔麺

店外の席がいっぱいだったので、店内に入って座らせてもらいました。

メニューは日本人フレンドリーな感じになっていて、ドラマ放送後に多くの日本人が訪れたことが窺えます。
そして日本のお店ならば「五郎さんセット」と書かれるところが「五郎特餐」!漢語で書かれると特別感がすごい(笑

永樂担仔麺

そんなわけで、五郎特餐。鶏肉飯(チーローファン)とおかずセットの組み合わせです。

おお...これが台湾式屋台スタイルか。
無造作な感じでありながら、強力に食欲を刺激してくる見た目。

永樂担仔麺

まずはおかずセットの、肉・油揚げ・煮玉子。

ほう!これはタレがいい。
メシが進んじゃうでしょ、こういう味で来られたら。

こういうのを気取らずにワシワシいけるのが、屋台メシの楽しいところ。
いいぞいいぞ。

永樂担仔麺

そして白菜。
白菜って、同じものでも和風だしと中華だしで全然味わいが違う。
ここの白菜は中華の味をしっかり受け止めていて、これだけで白米がイケそうだ。

青菜もグー。これが「大陸妹」かな?レタスの一種ってことらしいけど。
昨日の葱もうまかったし、台湾って野菜がうまいのか。
いい国じゃないか。

永樂担仔麺

でもって、鶏肉飯。
魯肉飯は食べたことあったけど、鶏肉飯はこれが初めて。

これもまたタレがいい。いいよ、この味。
タレの味でご飯を食べさせながらも、魯肉飯よりも軽い感じなんだな。
台湾のぶっかけご飯、ナイス。おかわりしたくなってきちゃったぞ...。

永樂担仔麺

おいしかったです。ハオツー。
このセットで 85 元(日本円にして 300 円ほど)って、ちょっとすごい。
安いし、うまいし、いい飯だった。

本当はもうちょっと食べたい気分もあったけど、聖地巡礼はもう一箇所残っているので、ここらで切り上げ。
また来る機会があったら、今度は麺、いってみようかなあ。

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関連ランキング:台湾料理 | 迪化街

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2017/04/17 (Mon.)

台湾宜蘭県三星郷の葱餡餅

「ここが...羅東。台北とはやっぱり雰囲気が違う」

羅東

時間軸的には羅東の聖地巡礼から遡ること数時間。同エピソードの間食パートの聖地も巡ってきました。

宜蘭県羅東は地方都市という印象で、台北に比べてゆったりした時間が流れている感覚があります。新しい建物や高層ビルもなくて、台北からほんの一時間半も走ってきていないのに随分印象が変わります。でもこっちのほうが旅して来た感があって、なんかいい。

羅東

この羅東駅から間食パートの聖地までは、路線バスかタクシーくらいしか交通手段がありません。今回は時間がもったいなかったし、ゴローちゃんのようにタクシーで「腹が、減った」のシーンを再現したいという思いもあり(ぉ)タクシーで移動。

ちなみに台湾のタクシーはほぼ黄色で統一されていて、流しのタクシーを捕まえる際にも見つけやすい。もっとも日本と同じで、地方に来ると流しのタクシーもほとんど走っておらず、駅前で拾うことになりますが。
日本と違って高級車のタクシーはほとんどなく、大半が大衆車ベース。でも新しめの車両が多くて、アメリカのようにタクシーの質が低いということもありません。しかも運賃が安く、日本のタクシーの 1/3~1/4 くらいの感覚で、電車やバス代わりに気軽に利用できるのがありがたい。今回の訪台でも移動の大半にタクシーを使いました。

羅東

宜蘭からの道中。道沿いはほぼ田畑という感じで、台湾に来たという感覚があまりない(笑。日本の田舎と変わらないなあ。
まるで帰省してきたかのような、のどかな風景が続きます。

羅東

...かと思えば、合間にちょいちょいこういう屋根に派手な装飾が施された赤い建物が出てくるので、「おう、そういえばここ台湾だった」と思い出すことになるわけです(ぉ。
いや~、面白いなあ。

そんなわけで 30 分ほどタクシーを飛ばしたところで、目的地に到着しました。

三星青葱文化館

三星青葱文化館

ここか、青葱文化館。

宜蘭の西の方にある「三星郷」と呼ばれる農村。
中でも葱はブランド化されているようで、その象徴たる建物がこちらです。

三星青葱文化館

青葱の文化、その館。
...ゆるキャラ。

このひょろっとした姿が何とも言えない。
しかも、自転車のカゴには梨。そういえば道中、あちこちに梨畑もあったっけ。

三星青葱文化館

建物の中に入ると、また別のゆるキャラがお出迎え(笑。
しかもこのニワトリ、トウモロコシでできてるし。農作物のオールスター。

青葱文化館っていうから、三星における青葱の歴史や文化・風俗についていろいろ教えてくれる施設かと思ったら、中は半分ほどが地元の農産物関連の物販コーナーでした(笑。

葱明小舖

外に出ると、「葱明小舗」というはなれのような建物が。
そうそう、ここがゴローちゃんの間食ポイントです。

へ~、葱餡餅。
小腹も空いたし、食べてみるか。

葱明小舖

注文すると、目の前の鉄板で焼いてくれました。
一見クレープ屋さんのようだけど、焼いている生地にはしっかり青葱が挟まれてます(笑。
でも、この垢抜けなさが逆にいい。

葱明小舖

できました。
おお~っ、葱たっぷり。

表面はパリパリ、中はトロッとしていて、クレープともお好み焼きとも違う新食感。
醤油だれっぽいのと辛味噌だれの二種類の味が、葱の風味を引き出していて、これはいける、うまい。

いいじゃないか、いいじゃないか。
ばあちゃんのおやきを思い出す味。ばあちゃんにおやき作ってもらったことないけど(ぉ。

三星

ちょっとした間食のつもりが想像以上においしくて、おかわりもしたくなったけど、主目的の聖地巡礼のためにここでお腹を満たしてしまうのは得策ではない。
というわけで、少し三星の街を散策してみるか。

いや、実際にはタクシーかバスに乗ろうと思って周辺を探し回っていただけなんですけどね(笑

三星

三星は羅東よりもさらに田舎の農村で、妙に懐かしい感じ。自分が生まれ育った故郷も昔はこんな感じだったよなあ...。
台北の辺りは街並みは東京都あまり変わらないし、歩いているとあちこちで日本語が聞こえてくるくらい日本人も多いけど、このあたりは全然違う。古き良き台湾がまだ残っている感じ。どんなところか分からず不安だったけど、来てみて良かった。

ここからは路線バスでいったん羅東に戻って、そこからまたタクシーで今度は東へ。

国立伝統芸術中心

国立伝統芸術中心

こちらはゴローちゃんが羅東から台北に戻る前に訪問していた「国立伝統芸術中心」という場所。その名の通り、台湾の文化や伝統を集めたテーマパークとのことです。

しかし...実はこの日、行きのフライトが大幅に遅れた上に空港のイミグレで大混雑に見舞われ、当初の予定よりも 2~3 時間押しという状況でした。で、急いでここまで来てみたはいいけど、到着時点でほぼ施設の営業終了の時間だったことが発覚(;´Д`)ヾ。施設の方のご厚意で「中のお店はほとんど閉まっちゃってるけど、せっかく来たし見るだけなら...(意訳)」ということで、中だけ散策させてもらいました。

国立伝統芸術中心

本来は、ここで第 5 話の甘味パートに登場したトマト飴をいただくつもりだったんです。が、やってないものはしょうがない(´д`)。
しかしドラマを観たときはこの飴にどういう意味があるんだろう?と思っていましたが、この施設の装飾に使われている多連の提灯がモチーフだったんですね。

国立伝統芸術中心

この施設、立地も立地だしあまり派手さはないんですが、とても台湾らしい雰囲気が漂っていて、フォトジェニックな被写体もいろいろあって、けっこう楽しい。
これはやっぱりちゃんと営業してる時間帯に来たかったなあ。今後羅東に来る機会もそうそうないだろうけど、また近くに来るチャンスがあれば、改めて立ち寄りたい。

最後はちょっと残念でしたが、台北にいてはまず感じられない台湾らしさを実感できる小旅行。なかなかに楽しかった。
ゆったりした時間を感じることができて、少しリフレッシュできました。

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投稿者 B : 22:56 | Gourmet | Junk Food | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/04/16 (Sun.)

台湾宜蘭県羅東の三星葱の肉炒めと豚肉の紅麹揚げ

「久しぶりだ、このワクワク感」

台湾

ドラマ『孤独のグルメ Season6』の放送も既に始まっていますが、私としては一年半前の Season5 の聖地巡礼がまだ未完。去年たまたま出張で行った際にも甘味パートしか巡る余裕がなかったし、これを終わらせないことに Season6 の聖地巡礼に取り組むわけにはいきません。というわけで、満を持して再び台湾へやって来ました。

羅東

最初の目的地は宜蘭県羅東。現地の発音では「ルードン」と読むらしい、台北から南東に位置する海のすぐ近くの町です。台北からは電車または高速バスで 80 分ほど。電車のほうが早そうに思えますが、電車は海沿いをぐるっと回って行く(距離が長くなる=高い)のに対して、バスはほぼ直線的なルートで行くのでほぼ同じくらいの時間で行けてしかも安いので、バスルートを選択。しかしこのバスが高床型で、しかも高速道路は高架だったり山間だったりを走るので、高所恐怖症の身には怖い怖い(;´Д`)。これは電車にしておけば良かったかも...。

ともあれ、羅東駅から徒歩 10 分あまりのところに、今回の目的地はありました。

船家熱炒 99

このお店。劇中に登場したのは「全台小吃部」というお店でしたが、なんと放送翌日に店主が急逝してしまい(!)閉店していました。が、直後にほぼ同じ業態のお店が居抜きで入り、店名を変えて今でも営業しています。立地的にも、そんな経緯的にもこのお店にまで聖地巡礼に来ている人は、私が調べた限りではほとんどいないようで。でもここまで巡礼するか否かで敬虔さが問われると言えるでしょう(ぉ

それにしても長旅で、腹 が 、 減 っ た 。

いや、焦るんじゃない。俺は腹が減っているだけなんだ。
台湾人も腹が減る。人類、みな同じ。

船家熱炒 99

船家熱炒 99

現在の店名は「船家熱炒 99」。うまそうな字面じゃないか。
どうやらこのお店自身が漁船を持っていて、それで獲れた新鮮な魚介類を提供するというコンセプトの店らしい。
「熱炒」とは「ルーチャオ」と読み、ジャッと炒めてササッと出せるおつまみを中心とした居酒屋、くらいの意味らしい。
それを一品 99 元から提供しているから「船家熱炒 99」、なるほど。

船家熱炒 99

お店の前には大きな水槽と保冷ボックス。
ドラマに出てきたほうのお店では、この水槽に活きた魚介が並べられ、店頭にメニューが掲げられていましたが、今のお店ではメニューはなく、水槽もちょっと寂しい感じ。でも保冷ボックスには獲れたての魚が豪快に入っていて、注文が入るとそこからおもむろに食材を取り出していくのが、ちょっとしたショー感あります。

とにかく、店に入ろう。

船家熱炒 99

さて、メニュー的なものは...なるほど、これがメニューと注文票を兼ねているのか。
しかし、写真もなしに文字だけとは...これは難しすぎる。漢文のテストだ。

でもせっかくだから、別の店とはいえドラマに出てきたのに近い料理をできるだけ頼んでこその聖地巡礼だ。
日本だって漢字文化圏、雰囲気を頼りにそれっぽいのを頼んでみようじゃないか。
これで思ったようなのが出てきたら、台湾万歳だ。

船家熱炒 99

飲み物は...あ、あれか。
そうえばゴローちゃんもこの冷蔵庫から勝手にお茶を取っていたっけ。
よく見ると十六茶とかカルピスウォーターもあるし、けっこう日本の飲み物ってこっちでもメジャーなんだな。

船家熱炒 99

ま、こっちに来たからには台湾ビールでしょ。
薄味で水みたいにグイグイ飲めるのが、まさに暑いところのビールという感じ。この時季の台湾はまだ夏の気候じゃないけどジワリとくる暑さがあるし、こういうビールがありがたい。

船家熱炒 99

さあ、料理がおいでなすった。
三星葱の肉炒め、やっぱこれからでしょ。葱の名産地だけあって、今のお店でもちゃんとありました。

ドラマに出てきたのは臘肉(ベーコン)だったけど、今のお店は普通の肉。牛と羊が選べたので、迷った挙げ句牛にしてみました。

船家熱炒 99

おお、葱だ。葱が、改めてうまい。
さすがに三星葱、台湾のブランド葱なだけあって、しっかり存在感のあるネギ味。
食欲をそそるこのタレがまたいいんだよなあ。でも、これは牛肉よりも羊肉のほうがパンチがあって良かったかもしれない。

船家熱炒 99

そして、チャーハン。
何の変哲もないチャーハンだけど、本場に来たからにはこういう王道のチャーハンこそ食べたい。

おお...ちゃんと、チャーハン。
しかも、うんまい!!

看板の熱炒に偽りないおいしさです。

船家熱炒 99

これもちゃんとあった紅糟排骨(豚肉の紅麹揚げ)!
ドラマとは見た目が少し違ってパクチーが添えられたりもしているけど、これがあると思っていなかったので、本当に嬉しい。もしかして、この紅糟排骨ってけっこう台湾の定番料理だったりするんだろうか。

船家熱炒 99

おお~、肉の脂がガツンと来る。
日本ではちょっと味わえない肉味。

これはビールが進んじゃう味だなあ。
日本でもこれが食べられる店があったら、俺、通っちゃいそう。

最高、パイコー、最高!

船家熱炒 99

船家熱炒に入って海鮮頼まないのは、寿司屋に入って玉子とかんぴょう巻しかしか食わないで出るようなものか?
というわけで、海鮮も頼んでみました。これもドラマと同じメニューがあった、蛤仔湯(蛤スープ)。

船家熱炒 99

日本と同じ、海のものはうまいはず。
見た目も日本の蛤汁みたいだけど、刻み生姜が入っているのが台湾流。

ふんふん、蛤、ハオツー。
いいよいいよ。

船家熱炒 99

茹で烏賊。これはメニューに書いてなかったけど、漁船持ってるような居酒屋ならイカくらいあるだろ!と思ってダメモトで注文してみたら出てきました。スマホで写真を見せながら「魷魚(ヨウユー)」とか通じるか通じないか怪しい中国語を喋ってなんとかオーダー(;´Д`)。

そしたらドラマに登場した茹で烏賊とはだいぶ見た目の違うのが出てきて驚きました。まるで日本の鱧料理かのような、見事な細工包丁。
しかも見た目だけでなく、このイカ...うンまい!弾力性よりも柔らかさが勝っている感じのイカで、この細かな切り込みにワサビ醤油や辛ダレがよく絡んで、とてもうまい。

普段、イカって刺身、煮物、酢の物、フライ、乾き物...いろいろ食べるけど、こういうシンプルに茹でただけのイカ、って滅多に食べない気がする。
素材がいいからできることなんだろうけど、こんなにうまいと思ってなかった。台湾をなめてたか。

このイカ、やっぱりイカしてる。
あ~、止まらない。

船家熱炒 99

葱、米、肉、貝、烏賊、全部マル。
漢文テスト、全問正解じゃないか。
まさかお店が変わったにも関わらず、ゴローちゃんが食べたのとほぼ同じ料理がひととおりいただけるとは思ってませんでした。いずれも台湾の定番料理なのか、それともお店側が以前のお店を意識しているのか。真相は分からないけど、おいしけりゃそれでいいじゃないか。

台湾の熱炒、素晴らしい。
ハオツー、ハオツー。シェシェ、台湾。

あ~、うまかった。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 21:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/04/14 (Fri.)

神泉 スペイン料理 ミネバル

渋谷でスペイン料理をいただいてきました。

スペイン料理 ミネバル

ミネバル

京王井の頭線で渋谷から一駅にある神泉。ここも最近ではいわゆる「奥渋」と呼ばれるエリアにあたるのでしょうか。とても渋谷駅から徒歩で 15 分ほどとは思えない閑静な住宅街に、ひっそりと佇むように存在するスペインレストラン「ミネバル」。別にジオンのお姫様がやっているバルでも、マスターに「ここいらじゃ見かけないが、どこから来なすった?」と問いかけられる店でもありません(←分かりづらいネタ)。
地下にあるお店で、通りすがりに入ろうという感じではありません、ミシュランガイドに二年連続で掲載された名店とのこと。だからってわけじゃありませんが、看板からして雰囲気あります。

ミネバル

予約しておいたところ、通されたのは半個室席。こういう店に来たらビールじゃなくてスパークリングワインでしょう、ということで泡で乾杯。節目を迎えがちな時期でもありますし、今までお疲れさま、これからもがんばろう、的な。

ミネバル

料理はおまかせコースで。

まずはタパス、こちらは桜エビをチーズでカリカリに焼き上げたチップ。軽めのおつまみで、桜エビと焦がしたチーズの香りがとてもいい!これはスパークリングワインの最良の相棒です。

ミネバル

続いてスペインオムレツ「トルティージャ」。細長く切られたジャガイモが入っていて、普通のオムレツとはまたちょっと違う食感。これもいい。

ミネバル

それからニンジンのポタージュ(クミン入り)。
えっこれがニンジン?と驚いてしまうほど濃厚なポタージュで、すごくおいしい!これおかわりもらえませんか(ぉ

まだタパス三品しかいただいていないのに、もうすっかり満足度が高まってきています。

ミネバル

スペシャリテに移ります。

自家製パテとソーセージの盛り合わせ。これで一人前です。
スタッフの方がまるで立て板に水を流すかのように全種類をサラサラッと説明してくれたのですが、さすがに憶えきれませんでした(汗
でもどれが何とか気にしないでいいくらい、どれもうまい。付け合わせのヒタヒタになったタマネギでさえおいしい。

ミネバル

こういうのが来ちゃったら、ワインも赤に進めざるを得ないってものでしょう。

ミネバル

「サーモンのプディング ホタテと車エビのタルタル」。上に乗っている四角いカタマリがサーモンをプリン状にしたもので、その下にホタテと車エビのタルタルが敷き詰められています。
工業クラスタ的には重心が皿の中央に来ていないのがちょっと気持ち悪いですが(ぉ)、そんなことお構いなしにこれおいしい!何コレおいしい。

最近、本当においしいものを食べると自分の語彙力が一時的に著しく低下することを実感します(ぉ

ミネバル

この前衛的な一皿。スタッフの方が「アーモンドパウダー 野菜のソース添えです」という一瞬真に受けそうになってしまうボケを披露してくれたところで(ぉ、

ミネバル

その上に主役が乗っかってきます。
「フランス産ホワイトアスパラ 野菜とアーモンドのソース」。

ホワイトアスパラでこんなに立派なの、今まで食べたことがありません。しかも焼きを入れてあるのに、内側は甘く瑞々しくて、香ばしいソースがアスパラの甘みをさらに引き立てて、すごーい!おーいしー!(語彙力低下中

ミネバル

たたみ掛けるように、メイン料理が運ばれてきました。
「マテ貝とホタルイカ シェリービネガーのソース」。

今季はなかなかありつけなかったホタルイカに、こんなところで出会えるとは。ホタルイカといえば辛子酢味噌と相場は決まっているものだと思っていたけど、こういう風に料理してもおいしいんですね...。

ミネバル

そして肉のメインは子羊のロースト。
11 ヶ月の子羊を使い、モモ肉、ヒレ肉、ミンチ状の巻物という複数の部位で味の違いを楽しめます。
すごく柔らかいし、牛とも豚とも違うラムのジューシーさが口いっぱいに広がって、これもたまらん。

ミネバル

〆はスペイン料理らしくパエリア。いったん鉄鍋で作った状態で持ってきた後で、店員さんが取り分けてくれました。
魚介のうまみが凝縮されたパエリア、本当においしい。さっきからおいしいしか言ってない気がするけど本当においしい。

ミネバル

デザートは、「イチゴのコンポートとチョコレートのケーキ バニラとルッコラのアイス」。
甘ったるいデザートではなく、冷たくて甘酸っぱい味が口の中をイイ感じにリフレッシュしてくれます。デザートに至るまで手を抜いていないなあ。

ミネバル

食後のエスプレッソを飲み干したところで、完・食。

ちゃんとしたコース料理を食べたのは久しぶりだなあ。そしてどの料理も本当においしく、お腹も気持ちも満たされました。
ミシュランガイドに載ってる店を巡る趣味はないけど、さすがだなあ、と思わせる味ともてなし。

機会を見つけてまた来たいお店です。
本当にごちそうさまでした。

関連ランキング:スペイン料理 | 神泉駅駒場東大前駅池尻大橋駅

投稿者 B : 23:33 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/04/05 (Wed.)

五反田 伊酒家 Azuki

たまに書いている五反田ランチシリーズ、地味に需要があるようなので(笑)これからも時々書いていきます。
今日は気軽に入れるイタリアン(?)ランチ。

伊酒家 Azuki 五反田駅前店

伊酒家 Azuki

五反田駅前、最もランチ激戦区と思われるエリアのビル 2F。親子丼ランチもやっている焼鳥店「たかはし」の真向かいにあるお店です。
店先にはワインボトルがズラッと並んでいて、昼時にも関わらずそそります。

伊酒家 Azuki

ランチメニューは黒板に。ナポリタン、カルボナーラ、ハンバーグ、ローストビーフ、チキンカツ...と、いずれもあまり気取らないけどサラリーマンのお昼の空腹を刺激するワードが並んでいます。
これにはつい引き寄せられてしまうというもの。

店内は、お洒落なイタリアン...というよりは、二昔くらい前だったらこういうのが流行ってたんだろうなあ、という感じの「イタメシ屋」。お客さんも大半が周辺で働くサラリーマンという感じ。でもだからこそ、気取らずに昼休みをリラックスできるというものです。

伊酒家 Azuki

ランチタイムは基本的にミニサラダつき。ライスものの場合はさらにスープまでついてきます。

伊酒家 Azuki

どどん!とナポリタン。「レトロナポリタン」というだけあって、載っかってるのがタコさんウィンナーですよ!(笑

しかしこういうナポリタンといえば緩く茹でられた麺を想像するものですが、ここのはしっかりアルデンテ。完全に典型的な「喫茶店のナポリタン」が出てくると思ってたのに、なかなかどうして、想像以上にウマイ。

伊酒家 Azuki

そしてこちらは「オリジナル明太カルボナーラ」。カルボナーラだと思って油断するとやられる、かなりしっかりした辛さ。つかこれ明太子だけじゃなくて一味たっぷり入ってますよね(汗
でも辛い物好きとしてはこれくらい辛い方が美味しい。カルボナーラじゃなくて明太子パスタですこれ。そしてこれも、ちゃんとアルデンテ。

ちなみにこのお店、パスタはサイズ S/M/L で値段が変わらないので、遠慮なく大盛りをオーダーできます。

伊酒家 Azuki

ガツン!とエビフライ&チキンカツ。
これはパスタに比べると、まあ普通の洋食屋系のフライ定食という味だけど、ボリューミーでかなり食べ応えあります。この店がサラリーマンで溢れてる理由がこれで分かった気がしました(笑。

伊酒家 Azuki

牛すじハンバーグ。柔らかく煮込まれたハンバーグに牛すじの塊がゴロゴロ載ってて嬉しい。
デミグラスソースはちょっと甘めの味つけで、個人的にはもう少し甘さ控えめのほうが好みだけど、これはこれでアリ。

伊酒家 Azuki

食後には 100 円でドリンクがつけられます。生ビールやグラスワインまで 100 円でつけられてしまうので、その誘惑に抗うのが大変難しい(;´Д`)。
なお一度でも訪店するとお会計時にランチパスポートをもらえて、以後何度でもランチが 100 円引きになるので、それでドリンクをつけられるプチ贅沢。

ランチ激戦区の五反田にあって、非常に費用対満足度の高いお店だと思います。古い定食屋で一人飯よりも、こういうところで他のサラリーマンに混じってランチ食べてるほうが、自分がおっさんになりつつあることを自覚できます(ぉ

ここ、夜はどんな感じなんだろうなあ。一回来てみたいなあ。

関連ランキング:イタリアン | 五反田駅大崎広小路駅大崎駅

投稿者 B : 23:20 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/03/28 (Tue.)

裏渋 キッチン ハセガワ

渋谷でなんかおいしいハンバーグが食べたくなったので、評判の洋食屋さんに行ってきました。

キッチン ハセガワ

キッチン ハセガワ

渋谷では近年、駅から徒歩 15 分ほど離れた「裏渋」「奥渋」と呼ばれるエリアが人気なんだそうで。まあ普段渋谷に遊びに来ることの少ない私にはあまり縁のない話ですが、確かに渋谷とは思えないちょっと入り組んだ、住宅街っぽいエリアにぽつんと存在する小さな洋食屋さんです。
オシャレなんだけど親しみが持てるレトロな看板がイイ感じ。

キッチン ハセガワ

壁までオレンジで統一した店舗、なかなかかわいいじゃないですか。

しかし、この行列(;´Д`)。ランチタイムのピークを過ぎた時間帯にも関わらず、お店の角を曲がった先にまで行列が連なっているんですけど...。
でも、今日はここのハンバーグが食べてみたくて来たんだから、根性で並びます。

キッチン ハセガワ

店先に出ている看板、並べられている料理写真がどれもすごく美味しそう...眺めているだけで空腹が加速していくかのようです。
どんなハンバーグなのか悶々と想像しながら結局 40 分くらい待って、ようやく着席できました。

キッチン ハセガワ

外観通りこぢんまりとした店内は手作り感にあふれています。カウンターと小さめのテーブルがいくつか、でも長屋状のつくりで見た目よりはキャパがある感じ。
カウンターに座るとスタッフの方々の働きぶりがよく見えます。「あのハンバーグ、こっちのかなあ」なんて唾を飲みながら、料理が出てくるのを待ちます。

キッチン ハセガワ

まずはサラダから出てきました。
ただのグリーンサラダじゃなくて根菜が何種類も載っていて、ちょっと嬉しい。

しかもこのドレッシング、何コレ!?濃厚な味ですっごく美味しい。こんな味のサラダ、食べたことないかも。このサラダだけ食べに来たいくらいに旨い。
単なるメインの前のサラダだろうと高を括っていた自分を叱りつけたいくらいの衝撃。

キッチン ハセガワ

このオニオンスープも、見た目はごくシンプルなスープなんだけど、コトッと煮込まれたうまみがたっぷり溶けていて、これもいい。
「滋味」ってこういう味のことを言うんだろうなあ。

キッチン ハセガワ

そして待望のメインディッシュの登場です。イタリアンハンバーグにエビフライを追加してみました。
まずこの盛り付けがイイじゃないですか。お店自体はアットホームな食堂的なのに、まるでフレンチのように何種類ものソースが美しくかけられていて、見た目からして楽しい。

キッチン ハセガワ

ハンバーグはきめ細かく滑らかな食感だけど、見た目の印象以上にボリュームがあります。
最近、「さわやかインスパイア系」のハンバーグばかり食べていたので(その割に本家さわやかにはまだ行けてないけど)、こういうハンバーグは却って新鮮。
しかも、トロトロのチーズと複数のソースで、少しずつ味を変えながら楽しめる。このハンバーグ、半端なく美味しいじゃないですか!

追加したエビフライも小ぶりながら、プリッとした食感の中にうまみが詰まっていて美味しい。そしてそれ以上にタルタルソースが美味しい。
ああ、この店は全体的にソースが素晴らしいんだなあ。

キッチン ハセガワ

こちらはハーフ&ハーフで、デミグラスハンバーグとポークカツ。
デミグラスハンバーグはイタリアンハンバーグとはまた違ったソースの味が美味しいし、ポークカツもトマトソースが絶品。
ハンバーグを食べに来たのかソースを食べに来たのか分からなくなりそうだけど(笑)、要するに美味しい。自分の語彙力が下がっていくのを実感します(ぉ

キッチン ハセガワ

ランチについてくるデザートはハーブ系のアイス。甘さ控えめで、このお店によく似合う素朴な味がいい。濃厚ソースの後はこういうさっぱり味の大人向けアイスがよく合います。

ここは期待を上回る美味しさでした。サラダからスープに至るまで一切手加減をしていない、本物の味。
絶対また来ようと心に決めました。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:ハンバーグ | 神泉駅渋谷駅駒場東大前駅

投稿者 B : 22:28 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/03/18 (Sat.)

巨人のシチューハウス

戸越銀座

五反田から二駅のところにある戸越銀座駅。都心に近い立地でありながら程良い下町感がイイ味を出している街です。ここの商店街は都内でも特に有名で、よくバラエティ番組に取り上げられたりドラマのロケに使われたりしています。『孤独のグルメ』に登場しそうな場所であるにも関わらず、今までかすりもしていないのも逆に興味深い(笑。
そんなこの街に、私が密かに毎週楽しみにしている丁稚さんぽが先日いらっしゃったというじゃないですか。

戸越銀座『巨人のシチューハウス』 〜 アイルランドに想いを馳せながら: 丁稚のテニス雑記帳

丁稚さんのお店チョイス、気取らない感じなんだけどいつも妙にうまそうな店ばかりで、食欲をそそられるんですよね。中でもこの店はアイルランド料理の専門店ということで、何それ今まで食べたことない!
というわけで、私も追随してきました。

巨人のシチューハウス

巨人のシチューハウス

長~い戸越銀座商店街の本当に一番奥、普通はここまで歩いてこないよね...という場所におもむろに現れた白亜の建物。ここだけちょっと戸越銀座らしからぬ雰囲気を醸し出しています(笑。
でも、想像通り面白そうな店。突入してみようじゃないの。

巨人のシチューハウス

中に入ると、うわあすごいここ。壁が一面緑、そこに真っ白な椅子やテーブル、額縁が映えます。壁に飾られているのは、全てアイルランドの文化にまつわる展示のようです。

巨人のシチューハウス

何はともあれ、メニューを選ぼうじゃないか。
「巨人のシチューハウス」という店名だけあって、シチューがメイン。そのシチューもビーフ&ギネス、アイリッシュラム、シーフードチャウダー、季節限定...とこれまた迷わせる。ビール好きとしてはビーフ&ギネスも捨てがたいけど、アイリッシュラム...アイルランドというと縄編みのセーターが有名だけど、そうかそうか羊はウールだけじゃなくてお肉まで残さずいただく文化なのか。確かに「羊は捨てるところがない」っていうもんなあ。

巨人のシチューハウス

オーダーを済ませたところで、店員さんが「イブンカコウリュウ~」と言いながらこのファイルを持ってきてくれました。
この店員さん、本当に「巨人のシチューハウス」を地で行く背の高さ。私も身長 180cm あるので他人を見て大きさに圧倒されることは滅多にありませんが、それでも見上げてちょっとのけぞるくらいの大きさ。

巨人のシチューハウス

ファイルには、壁に貼り出されていたアイルランドの数々の文化についての解説が書かれていました。アイルランドの文化っていうと、恥ずかしながら私はエンヤくらいしか知らなかったなあ。
そしてアイルランドには巨人の伝説があるそうで、この店の店名もそれに因んでいるようです。もしかしたらこの店員さんも本物の巨人の末裔なのかもしれないなあ。

巨人のシチューハウス

さてさて、お待ちかねのやつが来ましたよ。ギネスビールの 1 パイント。濃厚な味もさることながら、このキメの細かい泡!クリーミーさがたまりません。
ファイルをめくりながら、目と頭と舌と喉で同時にアイルランドを味わいます。

巨人のシチューハウス

本命のシチューの前に、ギネスのおつまみとしてベーコン&チーズチャンプを頼んでみました。シチューのサイドにはパンを注文したんですが、メニューに書いてあったマッシュポテトも捨てがたく。
これはたっぷりのマッシュポテトの上にベーコンと二種のチーズ、それにネギをかけただけのシンプルなおつまみですが、ちょっと濃いめの味がギネスのお供にちょうど良い。
うん、我ながらいいチョイスだ。

巨人のシチューハウス

そして大きな店員さんが鼻歌を歌いながら持ってきてくれたメインのシチュー。
ビーフ&ギネスと最後まで迷ったけど、「アイリッシュラム」と国名を入れられちゃ敵わない。器からはみ出んばかりのラム肉が食欲をそそります。

巨人のシチューハウス

臭みはないんだけどラムらしい風味が活きたシチューにゴロゴロ野菜。味はちょっと濃いめだけど、何だろう妙にほっとする味。
アイルランドって行ったことないけど、きっとこれがアイルランドの家庭の味ってやつなんだろうなあ。初めてなのに、何故か懐かしい気分になります。

巨人のシチューハウス

サイドメニューはアイリッシュラムシチューにオススメというソーダパン。
一見パサパサしていそうに見えるけど、外側はカリッとしつつ、中はふんわり。この食感の違いが楽しい。そしてラムシチューに浸して食べると確かにうまい。これ、気に入りました。

巨人のシチューハウス

本当においしいシチューでした。お腹も、心も満たされました。
料理もいいけど、このお店の雰囲気とか、アイルランド出身の店員さんの心遣いが嬉しいじゃないですか。

異文化交流って、自分たちの文化を理解させようとすることよりも、相手に対する敬意と理解しようという気持ちから始まるものなんだなあ。

このお店、同じような店が他にないという点でも、店員さんの暖かさという点でも、もちろん料理の味という点でも、なんだかドラマ『孤独のグルメ』に出てきそうな店だなあ、と思ってしまいました。Season6 の店、まだ全部決まってなかったらいかがでしょうか(笑

駅からちょっと距離があるのが難点だけど、また来たいなあ。
今度はやっぱりビーフ&ギネス、いってみようかな。

関連ランキング:西洋各国料理(その他) | 下神明駅戸越駅大崎駅

投稿者 B : 23:59 | Dinner | Gourmet | コメント (2) | トラックバック

2017/03/14 (Tue.)

Minimal -Bean to Bar Chocolate-

世の中にはホワイトデーなる風習があるということで、この機会に友人が関わっているお店でチョコレートを買ってきました。

Minimal - Bean to Bar Chocolate - |  ビーントゥーバー チョコレート専門店 ミニマル

Minimal

以前は代々木八幡のちょい外れくらいの場所にしか店舗がなく、なかなか足が遠かったのが、去年東銀座の駅近く(キヤノンのショールームのすぐ近く)に進出して買いに行きやすくなりました。とはいえ私は普段甘いものを買うことが少ないのですが、ホワイトデーにかこつけて買いに行ってきました。
普段は女性客が多いのかもしれませんが、この日ばかりは男性客多し。

Minimal

「Bean to Bar Chocolate」の名前どおり、カカオ豆の買い付けからチョコレートの製造までの工程を一貫して自社で手がけているのが特長のチョコレート専門店です。専門店のチョコレートというと GODIVA とか Morozoff とかの有名どころくらいしか知りませんでしたが、こういう新興ブランドが最近増えてきているみたいですね。チョコレート界のクラフトビール、みたいなものでしょうか。
店内にはたくさんの種類のチョコレートが並べられていますが、正直見た目だけではさっぱりわからない(;´Д`)。いくつか試食品も置かれているんですが、いろいろ味見してみるとそれはそれで迷ってしまって選べません(汗。

Minimal

店頭でなかなか決められず店員さんに迷惑をかけた挙げ句(´д`)、最終的に選んだのは「Minimal Flight 2017」と名付けられた限定セット。結局、予算オーバーだったけど(ぉ)一番たくさん種類が入っているセットにしました。ミニサイズのチョコレートが 8 種類、3 枚ずつ入っているセットです。これならいろんな味が楽しめるし、気に入ったのがあれば次からはそれを指名買いすればいいわけで。なお、このセット限定で単品売りしていないものも含まれているそうです。

Minimal

中身はこんな感じ。個包装されたパッケージに国名が書かれているだけで、これだけ見てもどれがどんな味なのかさっぱり分かりません。

Minimal

同梱のパンフレットに解説がありました。大きく分けて「NUTTY(ナッツのような香り)」「FRUITY(果実の香り)」「SAVORY(香辛料の香り)」の 3 種類があって、フレーバーごとにさらに細かく分かれているようです。アーモンドやチョコレートケーキのような、というのは想像がしやすいけれど、チョコレートなのに「カシスのような」とか「焼きミカンのような」とか、ちょっと想像がつきません。オレンジピール入りのチョコレートは好きだけど、そういうのでもないようだし。

Minimal

ひとつ開封してみました。一般的に板チョコって同じサイズのモールドに分割して成型されているものですが、Minimal は大小さまざまな大きさ・形に分けられています。
ちなみにこの「Minimal Flight 2017」はお試しサイズの 5g×24 枚入ったセットですが、通常品は一枚 50g の板チョコになるようです。

Minimal

このデザインにも解説がありました。チョコレート自体は一つなので根本的に味が変わるものではありませんが、形や大きさ、表面加工によって香りや食感が微妙に変わってくるため、一枚のチョコレートを様々な角度から楽しめる、というのがこの変わった形状の狙いのようです。

食べてみると、よく知っている板チョコとは全然違う。あえてカカオ豆の粒状感を残したまま固めているようで、板チョコなのに少しザックリとした食感があります。まるでカカオ豆をそのままかじっているかのような、濃厚な味と香りが口の中に広がります。濃厚なチョコレート、といっても高級ブランド品とは真逆の方向性。バルキーなんだけど、そのぶん原色のチョコレートを味わえる感じ。
ただ「ガーナ」「ニカラグア」といった銘柄の NUTTY 系チョコレートはオーソドックスで分かりやすいけれど、FRUITY や SAVORY の味わいはチョコレートリテラシ(何)が求められますね。個人的には「VIETNAM」はチョコレートにカシスをかけたような香りでとても気に入ったけど、焼きミカンのようなという「BOLIVIA」はマニアックな風味で難しい印象だったり。まあ、そういう自分に合う合わないも含めて楽しめるのがこのセットなんでしょうし、自分に合う Minimal チョコレートを探すという意味ではちょうど良かったです。

カカオを味わうために砂糖は苦味を緩和する程度にしか入っていないようで、これなら甘いものが苦手な人でも楽しめると思います。感覚としてはチョコレートを食べるというよりもコーヒーを嗜むのに近いというか。そういえば初めてフレーバーコーヒーを飲んだとき、同じような気分になったなあ。
友人が関わっているから褒めるというわけでは決してありませんが(笑)、チョコレートにこんな深い世界が広がっていたとは。今まで味わったことのないチョコレートの「沼」を垣間見た気がしました。

ちなみに、最近 DEAN&DELUCA や丸山珈琲でも販売の取り扱いが開始されたとのこと。主要な駅ビルや駅近でも買えるようになるので、気に入ったものは今後そういうお店で買うようにしようと思います。

関連ランキング:チョコレート | 東銀座駅銀座一丁目駅銀座駅

投稿者 B : 21:14 | Gourmet | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2017/03/12 (Sun.)

あるでん亭 銀座ソニービル店 ~また会う日まで

最後のソニービル詣でに行ったなら、ここにも最後に行っておかねばならないでしょう。

あるでん亭|ソニービル

あるでん亭

長年通い続けたあるでん亭。純粋なスパゲティの美味しさなら、個人的にはここに勝る店はないと思っています。都内には支店が一応いくつかあるとはいえ、この狭い店内から銀座の街並みを見下ろしながら食べるのもこれがとりあえずは最後になると思うと、ソニービルに来たのにここはスルーという選択肢はあり得ません。

あるでん亭

店先には、悲しいかな閉店のお知らせが貼り出されていました。もうこれが最後と思っている常連客が多いのか、ランチタイムを大幅に過ぎているにも関わらず、お店の前には行列ができていました。

あるでん亭

私も行列にしばらく並んで入店し、カウンターに着席したところ、「まだ探し中なのですが...新店舗が見つかりましたらご連絡させて頂きます!」との告知が!貼り紙や公式サイトにはには「閉店」としか書かれていなかったので半ば諦めていましたが、移転の可能性はまだ残っているようですね。仕事や遊びで銀座や有楽町に来たときにフラッと立ち寄れる立地に見つかると良いなあ。私ももちろん連絡先を預けてきました(笑。

あるでん亭

各席には付箋と筆記用具が置かれていて、お店へのメッセージが残せるようになっていました。長年通ってきて、たぶん店員さんにも何となく顔を覚えられているだろう私としてはこれも書かないわけにはいきません。注文してスパゲティが出てくるまでの間にメッセージをしたためておきました。

あるでん亭

最後のメニューに選んだのはもちろんこれ。カルボナーラです。
生クリームを使わずに卵黄だけで仕上げたカルボナーラで、他の店でこういうカルボナーラに出会うことは滅多にありません。私は他の店に行くとオイル系かトマト系のパスタを頼むことが多く、カルボナーラってそんなに食べないんですが、ここのだけは別。これが当分食べられなくなるとあっては(まあ支店に行けば食べられるんだけど)、最後はこれを食べておかないと。

あるでん亭

いつもどおり芯を一本残したアルデンテの麺に、濃厚な卵黄のソースが絡むシンプルなスパゲティ。見た目に派手さはないけれど、だからこそ日々食べたいスパゲティでもあります。
しばらく会えなくなってしまうこの味を、噛みしめるように食べていきます。

あるでん亭

店内の壁という壁に貼られた、多数の常連客からのメッセージ。私が生まれた年にできたお店だけあって、長年のファンに支えられてきた歴史が垣間見えます。
お店を出るときにいつも丁寧な感じでご挨拶してくれる厨房の店員さんも、今回はなんだかいつもより思いが詰まったような眼で見送ってくれたのが印象的でした。

長い間本当にごちそうさまでした。
復活したら、必ずまた食べに行きます。

関連ランキング:パスタ | 銀座駅有楽町駅日比谷駅

投稿者 B : 20:40 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/03/06 (Mon.)

7025 フランクリン・アベニュー

以前から行ってみたいと思っていたハンバーガーショップに突入してきました。

7025 Franklin Ave.

7025 フランクリン・アベニュー

五反田からソニー通りを品川方面にしばらく進み、一本入ったところにあるお店。御殿山周辺って飲食店不毛の地というイメージがありますが、実は裏道に入ると住宅地に紛れるようにユニークな店がいろいろ出てきます。
フランクリン・アベニューはそんな界隈の中でも特に有名な店の一つ。アクセスがよろしくない立地にもかかわらず、休日のランチタイムには行列ができるそうです。

7025 フランクリン・アベニュー

店内はハンバーガーショップというよりはお洒落なカフェの佇まいで、周辺の高級住宅地に住んでいそうな奥様や、会社のお昼休みらしき二十~三十代女性が多い印象。女子大が近いので、大学生もいるのかもしれません。私は完全アウェー(;´Д`)ヾ。

7025 フランクリン・アベニュー

さておき着席してオーダーしました。しばらく待つとまずはサイドオーダーしたオニオンリングフライから出てきました。
けっこうしっかりめの味つけでなかなか美味しい。平日のお昼時でなければランチビールを頼みたいところです(笑

7025 フランクリン・アベニュー

そして本命登場。ハンバーガーは種類がたくさんあって迷いましたが、私はゴールデンブラウンオニオンチーズバーガーのラージ(145g)を注文しました。
野菜が別添えの半完成状態で出てくるのが、ファストフードではなく「レストラン」としてのハンバーガー。

「ゴールデンブラウンオニオン」らしく、パティの上には飴色になるまでじっくり炒められたタマネギがたっぷり。この甘みがいいんですよ。
そのタマネギを覆うように。このとろっとろに溶けたレッドチェダーが見るからに食欲をそそるじゃないですか。

7025 フランクリン・アベニュー

ちなみにパティにはあまり味つけがされていないようで、テーブルにある塩胡椒とケチャップ・マスタードを使って好みの味に仕上げていきます。

7025 フランクリン・アベニュー

本当は野菜まで全部挟むべきなんでしょうが、どう見てもジェンガ的に倒れる姿しか想像できなかったので、トマトだけ挟んであとは別々に食べました(笑
この状態でも手づかみで頬張れる厚みではなくなってしまい、結局フォークとナイフを使ってお上品に完食。
パティのみちっとした肉感がおいしい!それを飴色タマネギとチェダーチーズが盛り上げます。

7025 フランクリン・アベニュー

気に入ってしまったので、日を改めてまた来てみました(笑。
今回のサイドオーダーはフライドポテト。揚げたてでおいしいけど、私はオニオンリングのほうが好きかな。でもケチャップをつけて食べると止まらなくなります。

7025 フランクリン・アベニュー

またしてもメニューに迷ってしまったけど、今回は「オー・ソレ・ミオ」のラージサイズを頼んでみました。
パティの上にとろけたモッツァレラチーズとたっぷりのトマトソース、そして削ったグリュエールチーズ!これはチーズ好きにはたまらないハンバーガーです。

7025 フランクリン・アベニュー

今回は野菜も全部挟んで、上からちょっと潰すようにして高さを抑え、手で持ってガブリ!といただいてみました。
そうそう、この食べ方こそハンバーガーを食べてる感があります。

チーズとトマトソースが濃厚に絡み合ってうまい!アメリカンフードであるハンバーガーをイタリア調にしてどうなるんだろう、と思ったけど、これは全然イケル。
かぶりついて食べるとトマトソースがボタボタ落ちてきてしまうのだけが難点ですが、そんなことどうでも良いくらいにおいしい。

7025 フランクリン・アベニュー

いやあおいしかった。ハンバーガーショップとしては値段がお高めだけど、これは行列ができるのも頷けます。

隣駅目黒には Hungry Heaven もあって甲乙つけがたいですが、方向性はけっこうはっきり違っていて、Hungry Heaven は男らしくガッツリ系、こちらは上品めな味で女性と一緒に楽しく、という感じでしょうか。

ハンバーガーだけでも迷うほど種類があるのに、さらにサンドイッチもたくさんあって、どれもおいしそうなんですよね。今度は別のメニューを食べに来ようと思います。

関連ランキング:ハンバーガー | 五反田駅高輪台駅大崎駅

投稿者 B : 22:57 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2017/02/27 (Mon.)

BAR THE GINTONICX #4

しばらくぶりに、横浜の「BAR THE GINTONICX」へ行ってきました。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

忘年会シーズンに一度来ようと思っていたのに、なかなか時間が取れずすっかりご無沙汰してしまいました。
この日は施行後初のプレミアムフライデーということで、私自身はきっちり定時過ぎまで働いた後に(ぉ)せっかくだからお気に入りの店にお金を落としに行こうと思い、横浜へいそいそと。

BAR THE GINTONICX

お店への階段を上がろうとしたところで、ひとつ下のフロアのお店の看板がこれ(笑
この流行りものに乗っかる感、いろいろと見習いたい(ぉ

BAR THE GINTONICX

久しぶりの訪店。以前はまだ開店後の試行錯誤の中、という感じでしたが、今はフードメニューもずいぶん拡充し、飲み物も和酒系まで充実してきました。
Left Bank 時代の「うまいものがいろいろ揃ってる感」が戻ってきたような感じで、なんだか嬉しい。

BAR THE GINTONICX

空きスペースだったカウンター後ろにもいつの間にかテーブル席と、

BAR THE GINTONICX

ソファ席が導入されて、寛げる雰囲気に。
しかしマスター曰く「これ導入してからなんかお客さん減ったんですよね~、どっちかに何か憑いてるんじゃないかと」とのこと。是非皆さんもっと行ったげてください(ぉ

BAR THE GINTONICX

というわけで、徐々に私の指定席になりつつあるスツールに着席。

カウンターに妙にいい感じのボトルが並べられていたので尋ねてみたところ、ゴードンを自家製のミニチュア樽(内側を焦がしたもの)で熟成させたオリジナルのドライジンとのこと。
おおお、それはうまそう。樽熟成されたジンって飲んだことないかも。

BAR THE GINTONICX

飲み方は迷ったけど、一杯目だしシンプルにジンフィズで。
琥珀色に染まったジン、ってなんだか魅力的。杜松に由来するジンの爽やかな香りに、ウィスキーのような深みのある芳香が加わって、これは良い。この店の雰囲気にとてもよく合っていると感じます。

BAR THE GINTONICX

つまみはここからスタートしなくては始まった気がしない、いぶりがっこマスカルポーネ。
和洋どんな酒にも合う(あ、老酒はちょっと自信ない)万能おつまみだと思います。

BAR THE GINTONICX

からの、さんまの燻製。
樽の香りにはやっぱりこういうものがバッチリ合います。

BAR THE GINTONICX

二杯目はマスターのオススメを訊いてみました。
「三ヶ日みかんのジントニック」がとてもオススメということで頼んでみたところ、目の前でみかんを搾るところから始まります。
この仕事ぶりを見るのがまた楽しみの一つでもあります。

BAR THE GINTONICX

搾りたての三ヶ日みかんを使っただけあって、泡までみかん色の濃厚ジントニック。
みかんの甘みとトニックの爽やかさが合わさって、これはお酒とは思えない飲み物だ。グイグイ飲めてしまう。

BAR THE GINTONICX

みかんジントニックがおいしくてすぐに空いてしまったので、すかさず次の飲み物はメニュー上で気になっていた「サンショと柚子のカクテル」。
山椒と柚子を使ったジンベースのショートカクテルで、いずれも香りの強い素材の組み合わせだけに味がケンカするんじゃないかとも思いましたが、山椒とジンの爽やかな香りを柚子が取り持つような感じで、見事に調和が取れている。今までに飲んだことがない味のカクテルだけど、この三種類のどれかが欠けてもバランスが崩れてしまいそうな、絶妙な組み合わせ。これ、おいしいです。

BAR THE GINTONICX

プレミアムフライデーにちなんで「プレミアムフライください!」と無茶振りしてみたところ(ぉ)出てきたのがこのチキンカツ。プレミアムなパン粉を使っているとのこと(ホントか?)。

薄めの衣に柔らかい鶏胸肉のチキンカツは食べ応えあり。付け合わせはフライドポテトだけかと思ったら、チキンカツの下にたっぷりとクリームポテトまでが添えられていて、なかなか豪華。確かにこれはプレミアムフライで間違いない(笑

BAR THE GINTONICX

せっかくだから充実してきた和酒も飲んでみたくなって、「旭萬年 冬季限定酒」を。
ちゃんと芋焼酎らしい器で出してくれるあたり、和酒バーもやっていた経験のあるマスターならではという感じで嬉しい。こういう無国籍な懐の深さが、この店に来ると落ち着ける所以だと思います。

BAR THE GINTONICX

さらに桜の花を漬け込んだサクラジントニックと、いつものラムケバブ(スパイシー串焼き)。
花見の季節にはちょっと早いけど、気分は花見酒。食欲をそそるラムの匂いで、テンションはさらに高まっていきます。

BAR THE GINTONICX

ラムをガッツリ食べた後は、サッパリと柔らかい蒸し鶏ポン酢に、

BAR THE GINTONICX

塩昆布クリームチーズ。
この取り合わせは初めてだけど、塩昆布クリームチーズ...がっこマスカルに続く新しい定番おつまみのポジションを確保しそうな勢い。これ、気に入りました。やっぱり、しょっぱい系和風珍味とチーズの組み合わせって破壊力あるよなあ。

BAR THE GINTONICX

飲み物は改めて最初に戻って、樽熟成ジンを今度はクラッシュアイスでいただいてみました。
ああ、この深みのあるジンの味と香りをじっくり味わえる感じ、良い。いつまでも浸っていたくなる。

BAR THE GINTONICX

そろそろ〆の食事ってことで、じゃこチャーハン。
二人で来たから取り分けて出してもらったところ、なんだか妙に賄い飯感があって、逆にいい(笑

BAR THE GINTONICX

からの、ナポリタン。いつもいつも〆メニューを複数注文して申し訳ない(ぉ
飲んだ後の〆には、アルデンテよりもこういうちょっと緩めのナポリタンがちょうどいい。

BAR THE GINTONICX

今夜も美味しかったし、楽しかった。久しぶりにゆったりとした夜を過ごさせていただきました。
今回はちょっとご無沙汰気味だったけど、行きたいと言ってくれている人も何人かいるし、また近いうちに誰かを連れて行こうと思います。

そういえばこの blog を読んでお店に来てくれるお客さんが稀にいらっしゃるそうですが、良かったら感想を私にも聞かせてください(笑

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投稿者 B : 22:34 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/02/22 (Wed.)

『孤独の中華そば「江ぐち」』と「みたか」

『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之先生のエッセイのひとつに『孤独の中華そば「江ぐち」』という作品があります(正式にはエッセイではなく小説らしい)。

久住昌之 / 孤独の中華そば「江ぐち」

孤独の中華そば「江ぐち」

もともとは 30 年以上前、久住さんが 26 歳のときに書いた本らしいですが、その後絶版と復刊を二度繰り返し、三度目の刊行が行われたのが 2010 年。『孤独のグルメ』が最初のドラマ化をされる前のことですが、その時点では既に知る人ぞ知る存在になっていた『孤独のグルメ』から引用する形で復刊版のタイトルがつけられたのでしょう。

この「江ぐち」というのは、三鷹にかつて実在したラーメン店のことで、三鷹生まれの久住さんが若かりし頃に日常的に通っていたお店とのこと。なんたってこんな本を勝手に出したり、久住さんのバンド・スクリーントーンズで勝手にテーマソングまで作曲してしまうくらい思い入れのあったお店のようです。この本が三度目の刊行を行われた年に閉店してしまったそうですが、本書ではその「江ぐち」の在りし日の思い出が生々しく綴られています。

孤独の中華そば「江ぐち」

といっても、エッセイの内容は久住さんと悪友たちが店員に「タクヤ」「アクマ」「オニガワラ」などという渾名を勝手につけていた話とか(それも「タクヤ」は顔が久住さんの弟に似ているから、というしょうもない理由だったりする)、基本的には大学生のだらしない日常の話と、そこから脱線(しかもかなり話題が飛ぶ感じで)した話ばかり。それでも久住さんや悪友たちがお店の様子をよーく観察し、そこから妄想を膨らませたり、自分なりの「食べ方の流儀」にこだわったりするあたりが『孤独のグルメ』の原点なんだなあ...というのがとてもよく分かるエッセイになっています。

まるでドラマの「ふらっと QUSUMI」コーナーで隣の席に座って久住さんの飲み話を聞いているような、スクリーントーンズのライブで久住さんの脱線だらけの MC を聞いているような、そんな感覚が文章を読んでいても感じられます。私は紙の本を読んでいて吹き出してしまうことってまずないんですが、この本は数ページに一度くだらなすぎて吹く(笑。

孤独の中華そば「江ぐち」

このエッセイの中でも「お店のカウンターの中で店員が険悪なムードだと、料理が全くおいしく感じられない」という話をつらつらと書いていたりして(ちなみにこのエピソードは「江ぐち」のことではなく脱線した他の店の話)、漫画『孤独のグルメ』に登場したアームロック回のような経験が本当に許せないんだなあ、というのがよく分かります。
でも基本的には全編にわたって馬鹿話と妄想と脱線が繰り広げられていて、久住さんが食事している間の頭の中を覗き込んでいるような感覚。

で、先日たまたま仕事で三鷹方面に行く用事があり、しかも帰りが半端に遅くなってしまいました。南東京の住人としては中野よりも西、というのは妙に遠くて、これは帰るまでもちそうもない。仕方ない、この辺で何か入れていくか...と考えました。三鷹周辺は久住さんのホームグラウンドだけあって『孤独のグルメ』では原作、ドラマともに登場している町だし、私も何度か聖地巡礼に訪れています(全くの余談だけどコンビニ回では跡地の写真を撮るためだけに三鷹まで行った)。
お茶漬けの「みさと」は昨年末に閉店してしまったらしいけど、久しぶりに「」に行くかなあ...というところまで逡巡したところで、この店のことを思い出しました。

中華そば みたか

「江ぐち」と同じ場所で、「江ぐち」の若手職人が、「江ぐち」の店舗を居抜きで使って、「江ぐち」の味を受け継いだ店をやっている、という話。
確かに三鷹駅の正面の道を少し歩いたところのビルの地下に、そのお店は入っていました。

中華そば みたか

中華そば みたか

階段を降りると真正面にある「中華そば みたか」。これがその「江ぐち」の後継店です。

近代的なビルの並ぶ三鷹駅前の地下に、ここだけ昭和がそのまま時間を止めているかのような空間が広がっています。
店内のレイアウトとか、調理器具の様子とか、本当に久住さんのエッセイに書いてあったそのまんまで、ちょっと笑みがこぼれてしまうほど。

中華そば みたか

とりあえず一日の仕事が終わったところなので、瓶ビールで自分にお疲れさま。
でもラーメン屋でガッツリ飲んじゃうのも粋じゃないと思い、小瓶にしてみました。

中華そば みたか

で、ラーメンをいただく前に久住さんなら軽くつまんでから本丸に行くんだろうなと思って、「竹の子」をツマミにいただいてみました。
ここが普通のラーメン屋だったら「メンマ」あるいは「シナチク」と呼ばれるところだろうけど、この店では「竹の子」。噛み応えのあるメンマに大量の白ネギ、それにラーメンの醤油だれが絡んで、これはいいツマミだ。焼豚(チャーシュー、ではなく、チャシュー)にも心惹かれたけど、これは竹の子で正解だったかも。

中華そば みたか

そしてメインはチャシューメン。ツマミを竹の子でガマンしたので、ラーメンにはガッツリチャシュー。
この店、普通のラーメンが 450 円、このチャシューメンでも 700 円。イマドキそこらのラーメン屋ならチャシューメンで 1,000 円取る店もザラにある中で、この値段は嬉しい。

中華そば みたか

スープは澄んだ色の昆布だし&野菜系。カウンター内の寸胴鍋で人参や玉葱、キャベツなんかがゴロゴロ煮込まれた、見るからに美味しそうなスープ。
味は自己主張が強すぎず、ややスッキリめのやさしい味。初めての味なのにどこか懐かしい、昭和を思い起こさせるスープです。
最近の私はガッツリ豚骨とか煮干しとかよりも、こういうシンプルな醤油スープのラーメンこそ食べたいと思います。

チャシューはしっかりと味がついているけど、あまり脂っこくなく飽きずに味わえます。これもおいしい。
エッセイには、ツマミのチャシューはラーメンのと違って脂が冷めているのが「レーズンバター的な感じでツマミにいい」という話があったけど、確かにこのチャシューならそういう楽しみ方もアリだな。

中華そば みたか

麺は角張った形の自家製・中太ストレート。こういう麺を出す店ってあまり多くない印象だけど、こういう食べ応えある麺、けっこう好き。そしてこのスープならこの麺しかないだろうと感じる相性の良さ。飽きの来ない、いくらでも食べていられそうな中華そば。
この麺、見た目の印象どおりボリュームがあるようで、食べ終わった後にはけっこうお腹いっぱいになってしまっていました。

ここは美味しかったなあ...久住さんが毎週のように通っていたのも分かる気がします。
決してインパクトのある味ではないけれど、ジワジワと良さの分かる、毎日でも食べたくなるラーメンだと思います。自分で撮った写真見てたらまた食べたくなってきた。

今度三鷹に来る機会があったら、ツマミチャシューと五目そば、いってみようかな。

久住昌之 / 孤独の中華そば「江ぐち」

4895001342

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投稿者 B : 22:56 | Book | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2017/02/17 (Fri.)

とんかつの老舗 目黒「とんき」

目黒にあるとんかつの名店に行ってきました。

とんき 目黒店

とんき

この目黒で 80 年近くも店を構えているという、この界隈では超有名なお店。食べ歩きが趣味でない人でも知っているくらいで、近くを通りがかると行列ができていることも少なくありません。夜営業しかやっていないこともあって今までなかなか機会がありませんでしたが、ようやく来ることができました。

とんき

お店は二階建てで、二回のほうにはテーブル席もあるようですが、一階はカウンター席のみ。それも超大きなカウンターで、30 人は座れます。そしてカウンターの内側の調理場には、何人もの職人さんが手際よくとんかつを作っていっています。本当に「職人芸」とでも呼びたくなるような無駄のない所作で、つい見入ってしまうほど。とんかつ屋のカウンターなのに、伝統工芸の職人さんの作業を見ているような気分に陥ります。

とんき

メニューはこんな感じ...なんですが、入店するや否や(着席さえする前から)注文を訊かれてしまうので、初めて来た私は「ろ、ロースカツ定食で」と軽くうろたえながら答えるのが精一杯でした(汗。まあ私は初めてのとんかつ店に来たらまずロースカツでその店の味を判断することにしているので問題はありませんが、常連とおぼしきお客さんが「ロース定に串かつ一本つけて」と当たり前のように注文しているのを聞いて「串かつ一本!そういうのもあるのか」とショックを受けました。

とんき

しばらく待ったところで、ロースとんかつ定食とのご対面。

おお...これは。想像していたとんかつとはちょっと違う雰囲気を醸し出しています。

とんき

まず、衣が超薄い。こんなに薄い衣のとんかつは今まで見たことがありません。
しかも、肉に密着しておらず、箸で取ろうとすると簡単に剥がれてきます。

しかし、食べてみて驚き。

とんき

とんかつなのに、揚げ物特有の脂っぽさが全然ない!
しかも、ロースなのにヒレかと思ってしまうほど、あっさりした肉質。こんなとんかつ初めて。

食べログのレビューに「まるで蒸し豚のようなとんかつ」という表現がありましたが、まさにそんな感じ。
これはサクサク衣がついたもっちり蒸し豚だ。自分の今までのとんかつ観を根底から覆すようなとんかつだけど、これ、おいしいです。

とんき

定食についてきた豚汁も、味噌ベースなんだけどどことなくすまし汁風の上品な味。
そうそう、このとんかつに合う豚汁ってこういうやつですよ。

とんき

対照的に漬物はちょっとしっかり味。

なお店員さんの仕事の的確さは料理だけではないようで、キャベツがなくなりかけるとほぼ間を置かずに「キャベツ追加いかがですか?」と聞かれるし、ごはんが空になったら目の前に「スゥ...」と無言でおばちゃんがお盆を差し出し、それに茶碗を載せるとまた「スゥ...」とおかわりが盛られた茶碗が戻ってくるという(笑。行列に並んでいる間以外はほとんど客を待たせることがない、この職人芸。感服いたしました。

とんき

いやあ本当においしかった。自分の中で新たなとんかつの地平が開けたかのようだ。
そういえば、店内を見渡すと一般的なとんかつ店と比べて女性や年配のお客さんの比率が高い気がする。そりゃあこのヘルシーなとんかつだったら、老若男女問わず堪能できるわけか。

ここはまた来たいところです。
次回はヒレかつ定食に串かつプラス、いってみようかなあ。

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投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/02/09 (Thu.)

千葉県津田沼のリブステーキ

「肉の引力には勝てん、だったらステーキだ」

テキサス

先日の中野・蔡菜食堂に続いて、ドラマ『孤独のグルメ』お正月スペシャルのもう一つの聖地、京成津田沼のステーキの聖地へとやって来ました。津田沼って初めて降りたんですが、自宅からだとはるばる一時間半。私にとってはちょっとした旅行になりました(;´Д`)ヾ。
JR の津田沼駅とは違って京成津田沼側は住宅地のようで、周囲にはあまりお店も多くなく、静かな感じ。その中にひっそりと店舗があって、ゴローちゃんじゃなくても深夜に空いているめし屋がここしか見当たらなかったら、すがりたくもなりそうです。

私も長時間の電車旅ですっかり腹が減ってしまった。
もう後戻りはできない。ステーキに突っ込むぞ。

テキサス 津田沼店

テキサス

カウボーイハットや馬具、ライフルなどが展示されているウェスタン調の店内。そうそう、ステーキハウスってこうじゃないと。
ちなみに千葉県内や都内に「テキサス」と名のつくステーキハウスは何軒かあって、いくつかは支店やのれん分けっぽいですが、どこまでが系列なのかは正直分かりません。ステーキ屋で「テキサス」ってネーミングはベタベタだからなあ(笑

ドラマの放送から一ヶ月ほどということで混んでるだろうと思いきや、お客さんの入りはそこそこで寛げる雰囲気。立地的に都内からだとやる気が必要なのと、営業時間が長いことで他の聖地よりは巡礼客がバラけたんでしょうか。それでも席はずっと埋まっているような感じで、人気店であることが窺えます。

テキサス

ま、そんなことは置いておいてまずはビールから。
カールスバーグの生がありました。こういうお店の定番バドワイザーやコロナは瓶での提供になるようです。

さあ、それじゃあ料理のほうもいただきますか。

テキサス

ステーキが焼けるまでの間のツマミ的な位置づけで、まずはソーセージ盛り合わせ。
こういう店で鉄板に盛られたソーセージが出てくると、盛り上がるよなあ。

骨付き、チョリソ、粗挽きそれぞれに味と食感が違って、これはビールが進みます。

テキサス

これから肉をたらふく食べる前に野菜も採っておかないとね、とシーザーサラダ。
うん、これはオーソドックスなシーザーサラダ。

テキサス

からの、イタリアンサラダ(笑。どっちにするか迷った挙げ句、サラダにサラダをかぶせてしまった。

見るからに凄いボリューム感。チーズとソーセージが載っていて、食べ応えあり。
味も濃いめで、これはビールが進むサラダだ。テキサスに来てイタリアンサラダっていうのも変な感じだけど、これはこれでアリなマカロニウェスタン感。
シーザーサラダよりもこっちが当たりだった。

テキサス

さあ来ましたよ、名物ガーリックライス。

テレビ画面からもにおいが漂ってきそうだったけど、確かにすごいニンニクのにおい。これはやられる。
でも、これこれ。これですよ。

テキサス

店員さんが目の前でニンニクとタレを絡めて混ぜてくれるパフォーマンスつき。
見事な二丁スプーンさばき。これがさらにニンニクのにおいを漂わせるんだよなぁ~。

テキサス

というわけで完成、いただきます。

お~、きたきたきた。ニンニク襲来。
あ、でも、もっとニンニクの辛味がガツンと来る感じを想像していたら、むしろほんのり甘味を感じるやさしいお味。
こんなガーリックライスは初めてだけど、うまいじゃないか。

テキサス

ここで本命登場。テキサスリブステーキの 300g、ミディアムレア。
このボリューム感、この破壊力。

うお~、これは...いかんいかん、これはいかんやつじゃないか。

テキサス

粒マスタードにニンニクといった薬味類が傍に控える。
なるほど、これだけの量のステーキを、この薬味でいろいろと切り口を変えながら楽しめるわけか。

どーれ。

テキサス

うぉぁ...肉だ肉だ。
まごうかたなき牛の赤身肉だ。

この肉、思ってたよりずっと柔らかいし、脂が乗っている。
こういうウェスタンなステーキハウスって、肉質よりもとにかく量!という感じでちょっと歯ごたえのある赤身肉であることが多いけど、ここのリブステーキは本当にジューシー。
うん、こいつはなかなかいい肉だ。

いいじゃないか、いいじゃないか。
ステーキを粒マスタードで食べるというのも初めてだけど、これもいい。
はるばる津田沼にまで来た甲斐があるってもんだ。

テキサス

いちいちキコキコやって食うのが面倒になってきた。サイコロにしちまうか。
ニンニクはちょっと載せすぎたけど、でもそれがまた、たまらん。

うまいステーキを食ってる瞬間って、本当に幸せだよなあ。

テキサス

よ~しよし、拍車がかかってきた。
ガーリック・オン・ガーリック。知っててダブらせていくという攻め食いだ。
ガツンと力強い肉を、やさしいガーリックライスが受け止める。我ながら完璧な組み合わせだ。

ひたすら食うしかない、食い進むしかない。
月の荒野を爆走する幌馬車隊のように。

テキサス

最後はホットコーヒーで〆。ゴローちゃんと違ってこの後仕事が待っているわけでもないから、ステーキの余韻をゆっくり堪能できます。
ニンニク臭くなるのが分かってたから、金曜夜を狙って来たのもぬかりなし。

それにしても、腹が一杯だ。これ以上はもう食べられない。
今、俺の中で試合終了のゴングが鳴り響いている。

深夜じゃなくても、このステーキは反則級のうまさだった。

テキサス

店内には松重さんと店長役の和田正人さんのサイン、それに台本が展示されていました。
スペシャルドラマにもかかわらず、放送のほんの二週間前の収録だったようで、編集は突貫作業だったことが窺えます。

テキサス

それにしても満足度の高いステーキだった。食った食った。

機会があれば支店のほうにも行ってみたいなあ。
肉を食いたきゃ、テキサスを目指せ。ガンマンとなってリブステーキを狙い撃て。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ スペシャル版 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 00:08 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2017/02/03 (Fri.)

松本 石臼挽き純手打ちそば 榑木野

私が松本方面に出張に行ったときによく立ち寄る蕎麦屋がこちらになります。

石臼挽き純手打ちそば 榑木野

榑木野

松本の駅舎に入っている蕎麦屋。市街地を探せば他にもうまい蕎麦屋はいくらでもあるでしょうが、私が出張するときはたいてい時間に余裕がないことが多くて、それでも長野まで来たからには蕎麦を食べたい、という欲求に的確に応えてくれるのがこのお店。朝 7 時半から夜 9 時までやっているので、出張帰りの特急待ちの時間とかランチタイム過ぎの半端な時間でもサクッと利用できるのがとても貴重です。

なお難読な店名は、「くれきの」と読むようです。

榑木野

外観に反して年季を感じる店内は、テーブル席の他に相席前提の長テーブルがあり、独りでの利用時にはたいてい長テーブルのほうに通されます。
蕎麦のお品書きはオーソドックスなものを中心にしつつ、期間限定ものや朝メニュー、ランチメニューなどが用意されています。

榑木野

蕎麦以外にも長野県内の地酒がたいへん充実していて、非常にソソられる。昼間っから天ぷらやみそ田楽をつまみにしっぽり飲ってるおじさんも珍しくなく、ゆっくり食べてる時間がないことが多い私はいつも悔しい思いをしています。

榑木野

今回いただいたのは「活穴子天ざるそば」。いつもは鴨せいろやとろろそばを頼むことが多いですが、前回来たときに他のお客さんが食べていたのがとてもおいしそうだったので(笑

榑木野

皿からはみ出しているこの穴子の大きさといったら!
ま、長野県で穴子が獲れるわけではありませんが(笑

榑木野

大きいだけでなく揚げたてでフワフワ、ホクホクの穴子。おいしいです。

榑木野

でもやっぱりこの店では蕎麦が主役。本場に来たからには冬でもかけではなくざるを食べないともったいない。
キーンと冷たさが伝わってくるほどよく締められた蕎麦は、細めで喉ごしもよく、とてもおいしい。東京で食べる蕎麦とは別物だと感じます。

榑木野

最後は蕎麦湯でホッと一息。

東京にあるような駅蕎麦と違って、市内にちゃんと店を構えているところの支店というだけあって、蕎麦がちゃんとしてる。駅舎で食べられる本格蕎麦、貴重な存在です。単価がやや高めだけど、立地と蕎麦のレベルを考えれば納得。
今度はちょっと時間のあるときに来て日本酒をクイッといきつつ〆の蕎麦、とかやってみたいなあ。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:38 | Gourmet | Udon & Soba | コメント (0) | トラックバック

2017/01/29 (Sun.)

品川区西五反田の一人焼肉

正月に放送された『孤独のグルメ』スペシャルドラマを観て以来、私の中で焼肉食べたい欲が高まっています。ゴローちゃんが食べ損ねた「つるや」の映像を見たら、改めて食べたくなってしまって...。でも、今の「つるや」は当時以上の人気店となってしまったようで、予約なしだと開店前の行列に並ばないともう入店すらできないっぽい。これはハードル高いなあ、と悩んでいたんですが、そういえば一人焼肉で気になっていた店があったんだったということを思い出して、試しに行ってみました。

ひとり焼肉ニッチ!

ひとり焼肉ニッチ!

五反田にある大崎郵便局(まぎらわしい)の斜向かいあたりに、一年ほど前にできた「一人焼肉」に特化したお店。看板のインパクトが強すぎて、これは一度行ってみるしかないと思っていたのでした。芝浦の食肉市場が近いせいか焼肉店の競争が激しい五反田界隈にあって、あえて「一人焼肉専門」という独自性を打ち出してきているのは面白い。
しかし一人ちゃんこ一人すき焼きまでこなしてきた私にとって、一人焼肉なんて今さら怖くも何ともありません(ぉ

ひとり焼肉ニッチ!

店内は全席カウンターのみ、それぞれに専用の七輪と煙突が備えられています。確かに、この態勢ならば目の前の焼肉だけに集中できる。

が、私が入店したところ、私以外にお客さんはおらず、事実上の貸し切り状態。まさに完全なる「一人焼肉」をすることになろうとは、店に来るまで思ってもいませんでした(;´Д`)。

ひとり焼肉ニッチ!

注文は食券制。肉は基本的に盛り合わせメニューとして用意されています。焼肉ってついつい追加注文して高くなっちゃうことが少なくないけど、食券制であらかじめ支払ってあればそれ以上になることはないから、確かに安心かも。お店としてもそうやって回転率を上げたいという意図もあるんでしょうが。

ひとり焼肉ニッチ!

メニューはちょっと迷ったけど「牛ブタとり盛合せ」にしてみました。焼肉で牛以外を食べるのは邪道だとは思っているけれど、そもそもメニューが少ない中でこの店の味を知るなら、盛り合わせのほうが良いかと思い。
牛・豚・鶏が各二種ずつ×塩・タレで合計 12 枚入っています。これにハイボールとキムチを注文しました。キャベツはサービスとのこと。

ひとり焼肉ニッチ!

まずは塩から焼いていきます。

一人焼肉って、相手に気を遣ったり逆に肉を多く取られないよう警戒しながら食べなくてもいい反面、とにかく焼いて食べての自転車操業がなんだか忙しいんですよね。今回も、そんなせわしなさを感じながら、どんどん焼いて食べていきます。

ひとり焼肉ニッチ!

ここの牛肉は「経産牛」、つまりお産を終えた雌牛を使っているそうです。一般的に経産牛は味が落ちると言われますが、私も年齢的にサシさえ入っていればうまいという歳でもなくなってきたので、程良い赤身感がなかなか美味しい。肉の柔らかさは丁寧にスジ切り処理をした結果かなという印象ですが、経産牛のイメージとは違って、これはアリ。
ただ、豚と鶏はまあ普通かな...これは牛ヒレ盛り合わせのほうが良かったか。

ひとり焼肉ニッチ!

塩を食べきったところで、続いてタレを網に載せていきます。
炭火って火の勢いにムラが出やすいから、ちょうど良い焼け具合のところを探すのがなかなか難しい。

ひとり焼肉ニッチ!

牛ヒレがタレにしっかり漬け込まれていて、味がよくしみていて美味しい。この店は牛ヒレのタレが正解だったか。
素材の良し悪しもあるけど、こうやって手をかけることで肉っておいしくなるんだなあ。

ひとり焼肉ニッチ!

お会計を済ませた後、退店時に口直しのコーヒーがついてきました。ガムじゃなくてコーヒーというのは珍しい。

それにしても、結局最後まで他のお客さんが入ってこなかった。
一人焼肉には全然抵抗がないつもりだったけど、それも他のお客さんがいて活気のある店内なら楽しいのであって、静かな店内で完全に一人、というのはいくらなんでも寂しいなあ。

あの牛ヒレはアリだと思ったけど、次に私が行く機会があるまでに、この店は残っているんだろうか...。

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投稿者 B : 21:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/01/28 (Sat.)

六本木 ぶどう酒食堂さくら

ちょっと遅めの新年会に、以前から行ってみたかったお店へ行ってきました。

ぶどう酒食堂さくら

ぶどう酒食堂さくら

六本木通りから一本裏に入ったところにある、ワインメインのダイニングバー。かねがね行ってみたいと思っていたので、この機会に利用してみました。
上記はここが入口だと思って写真を撮っていたらどうやら裏口だったらしく(ぉ)正しい入口はこの左手奥にあります。パン屋に併設されているレストラン風で、ちょっと分かりづらい(;´Д`)ヾ。

ぶどう酒食堂さくら

「ぶどう酒食堂」を名乗るだけあって、ワインリストが本当に豊富。味の傾向も具体的に示されているので、詳しくなくても安心して頼むことができます。もちろんスタッフのおすすめに従っても間違いありません。

ぶどう酒食堂さくら

まだギリギリ新年だから、乾杯はスパークリングワインで。ロゼだと特別感が出ますね。目の前で順々に注がれると、気分が高まってきます。

ぶどう酒食堂さくら

料理は何にしようかな...と迷っていたら、「今日のオススメのお魚はいかがですか」と、見るからにうまそうな鮮魚たちがやってきました。この日のオススメは、手前からアジ、ヒメジ、メジナ、アカハタ。どれも艶が良くて本当に美味しそう...くっください(

とりあえず鮮魚はキープしつつ、他のものも頼んでいきます。

ぶどう酒食堂さくら

まずはおつまみ的にこのお店の名物でもあるピンチョスを盛り合わせで。ワインの進む味つけな上に、見た目にも楽しい。

ぶどう酒食堂さくら

そういえばフォークやナイフがないけど...?と思ったら、各テーブルの引き出しにズラリと並べられていました。これだけあればいくらでも食べられます(違

ぶどう酒食堂さくら

おつまみ系は引き続いてイカのフリットと、

ぶどう酒食堂さくら

朝採れ三浦野菜のグリーンサラダ。三浦野菜...三浦半島ってそんなに野菜が有名なんですね。確かにこの蕪や大根をふんだんに使ったシャキシャキのサラダ、おいしい。

ぶどう酒食堂さくら

そしてピザ。超スタンダードなマルゲリータだけど、この白いモッツァレラチーズがもちもちしていて、すごいおいしい。味のバランスも絶妙で、これは気に入った。

ぶどう酒食堂さくら

こんなの出されたらスパークリングワインなんてあっという間になくなってしまうわけで、白ワインへと進まざるを得ないわけです。
魚介や野菜に期待が持てそうなので、ここはミュスカデで。

ぶどう酒食堂さくら

そこへどーん!とやってきたのが、さっき調理をお願いしていた鮮魚。アカハタをエビ、ホタテ、オリーブと一緒にアクアパッツァにしてもらいました!
アクアパッツァってシンプルなんだけど、魚介のうまみが濃縮される感じで、うまいよなぁ~。これは幸せ。

ぶどう酒食堂さくら

からの、焼き牡蠣。本当は生がいいけど今季は感染症が流行っているから、焼きでガマン。
それでもおいしくてワインがスルスル入っていきます。最終的に何杯飲んだか忘れてしまいました(笑

ぶどう酒食堂さくら

パスタは生パスタと乾パスタそれぞれにメニューが用意されているというこだわり。というかこの店、ワインリストだけでなくフードメニューもむちゃくちゃ豊富で、10 回来ても全部食べ尽くせないんじゃないかというくらい。
この生パスタは乾パスタにはないもちもちした食感が楽しい。生パスタって通常家では食べないので、生パスタを出してくれるお店があると嬉しくなりますね。

ぶどう酒食堂さくら

パルミジャーノ・レッジャーノのリゾット。大のチーズ好きとしては、これにさらにパルミジャーノをどさっとかけていただきます。
チーズの濃厚な香りとコクと塩気がたまらない。これもおいしいです。

ぶどう酒食堂さくら

そういえばここまでほぼ肉を食べていなかったのを思い出し、ローストビーフを追加。温泉卵が添えられているのがさらに幸せ。

ぶどう酒食堂さくら

そーなると赤ワインが欲しくなってしまうわけです。

ぶどう酒食堂さくら

さらにピザおかわり。この店のピザはモッツァレラチーズが本当に絶妙なんだなあ。
でもさっきのと違って牛肉とオリーブが加わることで、さらに濃厚なお味に。これもうまいなー。

ぶどう酒食堂さくら

デザートはグルマン。「食いしん坊」という名のチョコレートケーキとアイスクリーム、私にピッタリじゃないですか(ぉ
こちらは同じフロアにあるケーキ店「ココアンジュ」から仕入れているようで、どおりで並のダイニングバーとは違う本格的スイーツ。

いやあ、期待通り、最初から最後までおいしかったし、楽しかった。
これだけ飲み食いしたにもかかわらず、お会計が思ったほど高くなかったのも嬉しいところ。

ここは自分のレパートリーの一つに加えたいお店ですね。ワイン好きの友人を連れてまた来ようと思います。

ごちそうさまでした。
お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

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投稿者 B : 22:44 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/01/22 (Sun.)

神保町 カリーライス専門店 エチオピア

今日は全国的にカレーの日として定められているそうですね。
だからというわけではありませんが、久しぶりに神保町方面に用事があったので、以前から行きたかったカレー店に行ってきました。

カリーライス専門店 エチオピア

エチオピア

神保町と言えば石を投げれば古書店かカレー店にあたる、というくらいカレーの聖地です。私もこれまでにボンディガヴィアルには行ったことがあり、ボンディはその後他の支店にちょくちょく通うほどのファンになりましたが、神保町自体に来る用事が滅多になく、それ以外のお店が開拓できていませんでした。

この「エチオピア」はその名が示すとおり、ボンディを起点とした神保町欧風カレーとは一線を画したカレー専門店。まあ、エチオピアってアフリカだからカレーとは特に関係ないけど(笑、元々は喫茶店で、この店名はコーヒー豆の産地から取ったとのこと。

エチオピア

店内は 1F と 2F に分かれていて、1F はカウンターと二人掛けのハイテーブル中心、2F はテーブル席中心になっています。有名店だけあってお昼時は満席、大行列というほどではないけど常に 2~3 人が待っているという状況。私も 1F の行列の後ろに並び、順番が回ってきたところで券売機で食券を購入。

エチオピア

席に着いたところですかさず提供されるじゃがバター。ボンディとは関係のない店だけど、やっぱり最初にこれを出すのが神保町流ということなんでしょう。しかもこのじゃがいもはおかわり自由。まあここで欲張ると後のカレーが十分味わえなくなりますが...。

エチオピア

そしてカレーの登場。ここのカレーはチキン、ビーフ、野菜、エビ、豆の五種類があるようですが、こういうスパイス満載系のルウならチキンと相性がいいはずと思いシンプルにチキンカレーの大盛りを注文しました。いろいろ選べる辛さはとりあえず「三倍」で。
が...出てきた瞬間、このライスの土手の高さに軽くのけぞり(;´Д`)ヾ。けっこうお腹が空いてたから欲張っちゃったけど、ここの大盛りは普通の店の特盛りくらいありそうですね。他のお客さんもライスは少なめとか普通盛りで少し残したりとかしているようだし、もう少し様子見て頼めば良かった...。

エチオピア

でもこのスパイスたっぷりのルウ、なかなか。ボンディの旨味とコク系のルウとは全く違う方向性の、さまざまな香辛料が入り交じった複雑な刺激が味覚に楽しい。しかしそのせいでこの寒いのに前身からどっと汗が噴き出してきて、暑いのなんの(;´Д`)。このカレーはまるで「食べるデトックス」。スパイス系のカレー店も数あれど、この店のはちょっと抜きんでていると思います。

エチオピア

ランチタイムは食後のサービスとしてアイスクリームがついてきます。日によって味が異なるようですが、この日はチョコ。スパイスでホットになった口の中と全身が、おかげで落ち着いていきます。

個人的にはボンディ系のほうが好みかなあとも思うけど、神保町カレーのイメージを覆す、いいカレーでした。
機会があれば神保町の他の名店も巡ってみたいところです。

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2017/01/18 (Wed.)

あるでん亭 2017

先週末、銀座に行く用事があったので、久しぶりにソニービルのあるでん亭で食べてきました。

あるでん亭|ソニービル

あるでん亭

ソニービルでは現在、最後の特別展示である「It's a Sony 展」をやっているところ。これが終了するのに伴ってソニービル自体が一時閉館してしまうため、このあるでん亭でスパゲティが食べられるのもあとわずかの期間になります。このお店の昔からのファンとしては、春までの間に銀座に来る用事があったら欠かさず食べて帰りたいくらいなんですが、最近なかなかこっち方面に用がない(´д`)。

銀座なら他にも有名店はたくさんありますが、あるでん亭には根強いファンが多いようで、休日のお昼時にはお店の外に少し行列ができてしまうほど。なので、今回はお昼のピークを迎える前にお店に入りました。

あるでん亭

この細長い厨房で手際よくパスタを作っていく様子も、もうすぐ見られなくなっちゃうんだなあ...と思うと、この一瞬すらとても大切に思えてきます。熟練した料理人の仕事って、つい見とれてしまいますよね。

あるでん亭

この店の思い出の数々。いろんな写真がありますが、この中に複数枚、しかもいずれも違う日に撮られているアロンソの写真が並んでいるというのが驚異的(笑。アロンソは本当にこの店が好きだったんだなあ、ということがよく分かります。右下にはジェンソン・バトンの写真も貼られていますが、これはお店に来たわけじゃなくてマクラーレン・ホンダの体制発表会の写真が貼られてるだけですよね(笑

あるでん亭

お店の入口近くには、アロンソの他にサッカー日本代表のザッケローニ元監督や現在は国内スーパー GT に参戦中のヘイキ・コヴァライネン、タレントの峰竜太さんやお笑い芸人で芥川賞作家でもあるピース又吉さんなど有名人の写真がギッシリ。ザック監督は日本代表退任後も訪日時にはたびたび訪れているようですし、コヴァライネンなんて昨年 11 月にも来てるし新宿店にまで行ってるしアロンソ以上にあるでん亭好きすぎやろ!という感じ(笑。本場のパスタを食べてきた人々に愛されるほどの店である、というのがよく分かります。

あるでん亭

今回食べてみたのはほうれんそうベーコン、通称「ポパイ」。先日新宿店に行ったときに何人かのお客さんが立て続けに注文していて気になっていたんですよね。
見た目は何の変哲もないほうれん草とベーコンの入った塩系スパゲティ。でも私は変に変わり種の具が入ったものよりも、こういう超シンプルかつオーソドックスなパスタが大好きです。

あるでん亭

塩系のパスタだとついペペロンチーノのようにストレートにパンチのある味を想像してしまいますが、このポパイはそれとは対照的な、優しい味。ペペロンチーノほど鷹の爪・ニンニクがガッツリ入っていないのと、代わりにコーンが入っているのがこのほんのり甘くて優しい口当たりを醸し出しているのでしょう。まるでイタリアの家庭料理のような、年齢や好き嫌いを問わずに食べられる懐かしさを感じます。イタリア行ったことないけど。

あるでん亭

そしてエスターテ。ペペロンチーノに茄子としめじを加えたような感じで、こちらはイメージ通りのしっかりした味。同じ塩系でも、ポパイとは全くキャラが違います。でもこれもおいしい。

あるでん亭

こちらはペペロンチーノ、カルボナーラと並んでこの店の私の三大好きなメニューに含まれるロレンツァ。サワークリームが普通のクリームパスタとは違った爽やかさを感じさせてくれるのに加えて、上に乗ったこの黄身が何とも言えず幸せ。黄身を崩してサワークリームとよく混ぜて食べるのがポイントです。

あるでん亭

定番中の定番カルボナーラ。生クリームを使わずに卵黄だけで作られた濃厚さがいいんだよなあ。生クリームと卵黄のどちらが身体に悪いか、という議論はこの際置いておくとして(ぉ

この店のパスタは定番系の完成度が高すぎて、たまに来る程度だとなかなか新メニューに冒険しようと思えないのが悩ましいところ。会社の近所にあったら毎週でも通うのに。

あるでん亭

食後はエスプレッソで〆。
今日もおいしかったなぁ~。

あるでん亭

ソニービルの閉館まで、あと二ヶ月あまりとなってしまいました。閉館までにあと一回来れるかなあ...。
なお、閉館後の移転先に関する案内はまだ出ていませんでした。移転するのか、それともなくなってしまうのか。いずれにしても 3 月くらいには今後についての案内が出ると思うので、ちょっと注視していたいと思います。

ごちそうさまでした。

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2017/01/14 (Sat.)

東京都中野のレバにら炒め

「おお、空腹を幸福に変える中華景色だ」

蔡菜食堂

久しぶりの『孤独のグルメ』聖地巡礼。年始に放送された「お正月スペシャル」に登場した、中野の中華の聖地にさっそく行ってきました。
JR 中野駅から割とすぐ、マルイの真裏にあるこぢんまりとした中華料理店。真っ赤な壁面に「蔡」だけフォントが異なる店名が良い味を出しているじゃないか。

上海家庭料理。
看板を見た瞬間、俺の中華魂に火がついた。

蔡菜食堂

蔡菜食堂

上海料理って、何があるんだっけ。

クリアフォルダに入ったレギュラーメニューの他に、ホワイトボードは日替わりメニュー系。
私はこのホワイトボード前の席(ゴロー席の左隣)でしたが、劇中のような女性客は少なく、残念ながら女性から熱い視線で見つめられることはありませんでした(ぉ

しかし、エビ、アワビ、ニンニク...魅力食材のオンパレード。いきなりグッとこさせるじゃないか。
腹の虫たちも狂喜乱舞している。

劇中で宮崎美子さんが演じていた店員さんは、中国出身の気さくで優しげなおかあさん。
「青菜の水餃子と...」と注文しかけたところで我々が巡礼客だとすぐに解ったらしく、「ああ、それとこれとあれね」的な話の早さ(笑

蔡菜食堂

乾杯は久住さんに倣ってスパークリングワイン。ちょっとした新年会を兼ねた集まりだもの、こういう特別感があったっていいじゃないか。
泡で気分が高まったところで、よ~し、あとは食うだけだ。

蔡菜食堂

で、いきなりスペアリブの黒酢ソース炒め。
他にもいろいろ頼んだけど、調理や盛り付けの都合でいきなりメインっぽいものが最初に登場(笑

五郎's セレクションではないけれど、これ食べたかったんだよなあ~。
この黒スペアリブ、ちょっと甘口の濃い味で、期待を裏切らない。肉にみっちりとこのソースが染み込んでいる。

メニューの星空からこれを選んだ俺、ナイス。

蔡菜食堂

順番が前後した感じでおつまみセットの登場。
メニューにも書かれていた前菜系から、アンチョビカレーポテトサラダ、揚げピーナッツ、新緑ザーサイ、お麩と木耳(きくらげ)の醤油煮、地鶏の老酒蒸し、菜の花のおひたしの六点。ザーサイはイメージと違う緑色っていうのが見た目通り新鮮だし、麩を木耳とこんな風に煮込んだのって食べたことがないし、ポテサラにアンチョビとカレーという組み合わせもそれは中華なのか?と思わなくもないけど、どれもお酒が進む進む。

これが上海家庭料理なのか。
酢豚エビチリとは、別世界交響曲。

蔡菜食堂

こんなおつまみセットを出されたら、そりゃあ紹興酒を頼まないと失礼というものでしょう。
甕から瓶に移し替えて出された感じの紹興酒が、なんだか気取らない感じでうまい。

蔡菜食堂

そこへ青菜の水餃子。
基本は三個セットだけど、一人二個×人数分にして最初から取り分けて出してくださいました。

青菜の餃子なんて初めて聞いた。
また新しい餃子の扉が開かれた。

蔡菜食堂

柔らかい皮の中から、ムギュッと凝縮された挽肉と青菜がこんばんは。
ニラとは全然違う、さわやかだ。青菜が餃子に合うとは大発見だ。

スープがこれまた優しい味で、まるでこの店の雰囲気をそのまま溶かし込んだかのようだ。

蔡菜食堂

こちらは白切鶏(バイツェーチ)。中華料理の定番のひとつと言えばやっぱり蒸し鶏。
ゴローちゃんは小を頼んでましたが、こちらは人数もいるので大で。
まさに「パクチーの森」と称したくなる大盛りは、パクチー好きにはたまらんぞこれは。

おぉ~、蒸したてだ。これはうまい鶏だ。
一口に蒸し鶏といってもいろんな味つけがあれど、この白切鶏はパクチーとニンニク醤油と鶏が渾然一体となって、強烈なパンチを放ってくる。

これはクセになりそうだ。いいぞいいぞ。

蔡菜食堂

おかあさんのオススメに従って青菜炒めもいただいてみました。気をつけないとタンパク質祭りを開いてしまうところだった(笑
シンプルな炒め物なのに、ニンニクが効いていてこれまたうまい。さっきの優しい水餃子とはまた違った青菜の一面を見た。
これもお酒の進む一皿だなあ。

蔡菜食堂

こんな青菜炒めを出されたら、紹興酒もあっという間になくなるというものでしょう。
というわけで、紹興酒おかわり(笑

蔡菜食堂

五郎's セレクションから、トマト卵炒め。これぞ中国家庭料理の真髄とも言えるザ・シンプル。

ほ~ら、うまい。甘くてうまい。
トマトと卵だけで勝負してる潔さがいい。
これは俺、大好きかもしれない。

蔡菜食堂

そして「ふらっと QUSUMI」に登場したあわびシイタケ炒め。
ぷりっぷりのアワビをふんだんに使った贅沢メニュー。これはシイタケが苦手な私でもうまい。
思わず表情がほころびます。

蔡菜食堂

青島ビールだって欲しくなるというものです。
やっぱりこういう中華なら、日本のビールよりも中華ビールだよなあ。

蔡菜食堂

気になったメニューから一つ、海老と豆腐のうま煮。
こういうシンプル極まりない料理って逆に難しいものだけど、これは豆腐に海老と中華のうまみがうまい具合に乗っていて、おいしい。

うん、上海家庭料理、なかなかに楽しい。

蔡菜食堂

ここで真打ち、レバにら炒めがついにおいでなすった。

レバー、でかし。照りもよし。
食欲がギンギンにかき立てられているなう。

見た目は普通のレバニラだけど、このレバーが、レバーが!
表面は普通に焼けているのに、噛みつくと薄皮がぷちっと弾けて中からとろけるようなレバーが。
こんな食感のレバニラ、生まれて初めて食べたかも。

このレバー、すごい。すごすぎる。
これをレバニラというなら、俺が今までの人生で食ってきたレバニラをなんと呼べばいいんだ。

蔡菜食堂

これは酒を煽るレバニラだ。
思わず、赤ワインをボトルで入れちゃったじゃないか。
中華を食べに来てここまでガンガン飲むこともそうそうない。それくらいテンションの上がる中華。

蔡菜食堂

ワインをもらったらさらに食欲がノッてきたぞ。
というわけで、ここでまさかのレバにら炒めおかわり(ぉ
やっぱり、二皿目も同じくうまい。

なるほど、このレバニラ、タレがやばいんだ。
このタレ、レバー、ニラ、三位一体の破壊力。
俺は今、心の底で待ち焦がれていた人と、運命の出会いを果たしている。

蔡菜食堂

〆は久住さんも食べていた、ナンプラーとアンチョビの焼そば。中華にアンチョビを使うという発想が意外だけど、上海料理なら魚のうまみが活きないわけがない。
日本のソース焼そばとは似て非なる、深みのある味。これもまた、おいしいです。

蔡菜食堂

デザートはまず、杏仁豆腐。

見た目はまあ普通だけど、味のほうは...これまた、いたって普通(笑

蔡菜食堂

さらにごま団子。
とはいっても我々が「ごま団子」と言われて想像するのとは全然違う。
見た目は、単なる白玉。

もちもちっとした白玉の中に、ほんのり甘いごま餡が入ってる。なんだか、かわいいデザート。
味のほうは、これまたこの店らしい、やさしくてかわいらしいお味。

上海風ごま餡団子、おおいに気に入りました。

蔡菜食堂

ああ、食欲のクールダウン。お茶はあったかいけど。
満足度の高いお店だったなあ...そのせいで、いつもの聖地巡礼以上に食べ過ぎたし、飲み過ぎた(;´Д`)ヾ。
でも、おいしかったからいいか。

ありふれた家庭料理の中にこそ、本当にうまいものが隠れている。
それはきっと、世界中どこでも同じなんだろう。
そのことを、町の小さな中華屋さんが教えてくれた。

町中華の鑑のような店だったなあ。
ここはいずれまた来たい。次回は、ニンニク芽と豚肉炒めなんて美味しそう。オーソドックスに焼き餃子と炒飯なんかもいいな。

本当にごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/12/29 (Thu.)

イタリアンバル UOKIN

2016 年最後の忘年会でこのお店に行ってきました。

イタリアンバル UOKIN 新橋店

イタリアンバル UOKIN

その名の通り海鮮系中心の居酒屋「魚金」グループ。ちゃんと美味しいのにリーズナブルだからとても好きなんですが、それ故に予約が取りづらい。そんなわけで久々の魚金チェーン店、今回は魚金の中でもちょっと珍しいイタリアンバル業態のお店です。
新橋の飲み屋街にありながら周囲とは少し雰囲気が違う店構えですが、よく見るとおなじみの「魚金」ロゴが出迎えてくれます。

イタリアンバル UOKIN

飲み放題コースで予約していたところ、着席するや否や飲み物よりも先に料理が運ばれて来始めました(汗。
このイタリアンカラーを彷彿とさせる鮮やかな料理は「具沢山ミックスサラダ」。ガラス製のボウルが夏感ありますが(ぉ)、見た目にも楽しい一皿です。

イタリアンバル UOKIN

名物カルパッチョ盛り合わせ。鯛、サーモン、鰯、ハマチなど私の好きなネタのオンパレード。これは嬉しい。
普通の和食系「魚金」なら刺盛りで出てくるところでしょうが、たまにはこういうのもイイですね。

イタリアンバル UOKIN

そしてアフェタートミスト(生ハムとサラミの盛り合わせ)。
イタリアンおつまみの定番中の定番ですが、ちゃんとオリーブオイルと黒胡椒をかけて出してくれるのがいい。

ところで飲み物はまだですか(ぉ

イタリアンバル UOKIN

ここでようやく飲み物が届きました。飲み放題メニューにスパークリングワインがあると、まずは生ビールじゃなくてこっちを飲みたくなるというもの。
折しも今日は忘年会を兼ねた某氏のお祝い会でもあり、おめでたい門出に乾杯!

イタリアンバル UOKIN

それから今が旬の生牡蠣。例年以上にノロが流行っている今はちょっと身構えてしまいますが、魚金なら大丈夫でしょう(大丈夫でした!)。
牡蠣は焼き牡蠣やフライもいいけど、やっぱり生が一番ですよね~。

イタリアンバル UOKIN

からの、本日のフリット盛り合わせ。ワカサギとイカのフリットでした。
ちょっと濃いめに味付けられていて、これはお酒が進むなあ。

それにしても、料理がどんどん運ばれてくるのでこちらもどんどん片付けていかないとテーブルに乗らなくなってきました(汗

イタリアンバル UOKIN

とはいえ、料理が進むとお酒も進む。
ワインはシャルドネに移行してみました。今日のメニューは全体的に白ワインな気分。

イタリアンバル UOKIN

そこにパスタがやって来ました。こちらは九条ねぎと柚子のペペロンチーノ。
ねぎと柚子の香りが爽やかで、スルスル食べられてしまうサッパリ系ビアンコスパゲティ。

イタリアンバル UOKIN

加えて、牛スネ肉のトマト煮込みリガトーニ。今回唯一のガッツリ系肉。
ごろごろっと入ったスネ肉がとても柔らかく、トマト味と食べでのあるリガトーニとの相性抜群。これとても気に入った。

イタリアンバル UOKIN

そしてこれが本日のメインディッシュ。豪快オマール海老と白身魚のアクアパッツァ。
オマール海老がズガンと頭・爪つきで出てきて、具の盛りが良すぎて白身魚が見えていませんが、海老や貝の下層にほろほろになった鯛が隠れています(笑

こういう豪快かつ豪華な料理がお目見えすると、いよいよ年の瀬のパーティー感が出てきますね。

イタリアンバル UOKIN

そりゃあワインもおかわりしてしまうというものです。
(これ何杯目かよく憶えていない)

イタリアンバル UOKIN

〆のリゾットは、アクアパッツァのスープをそのまま使ってリゾットに仕上げてもらえました。
アクアパッツァの具を全部食べてしまった場合はプレーンなリゾットが出てくるだけですが、少し残しておくとこうやって具付きの豪華な盛り付けで出してもらえます。

魚介のうまみを全部吸ったリゾット、うっまーい!

イタリアンバル UOKIN

最後はバニラアイスでお口直し。ついでにまたスパークリングワインをおかわりしてしまいました(ぉ。

久しぶりの魚金、大満足でした。店員さんもフレンドリーな感じで楽しいし、イタリアンバル、イイじゃないですか。
これは他業態も行ってみたくなりますね。ビストロなんかも気になります。でも久しぶりに本流の魚金にも行きたいなあ...今から新年会の予約はさすがに取れないか(笑。

ごちそうさまでした。
今年も一年、お世話になりました。

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2016/12/26 (Mon.)

羽根付き餃子と本格中華 蒲田 金春本館

この秋から機会を見つけて食べに行っている蒲田の羽根付き餃子三大名店巡り、你好歓迎と来て最後にこのお店に行ってきました。

金春本館 2 号店

金春本館

他の二店と同様、この「金春」も蒲田界隈に何店舗か展開しているようですが、京急側の本店は微妙に遠いので今回は JR 寄りの本館 2 号店に来てみました。東急側にはさらに「金春新館」という店舗もあるようですが、本館 2 号店と新館ってどう違うんでしょうか。純粋な支店とのれん分け、みたいな関係なんですかね。
JR 蒲田駅西口のごちゃっと飲食店が集まっているエリアの地下に 2 号店はありました。

金春本館

店内はけっこうオーソドックスな中華料理店の雰囲気。餃子が有名ですが、それに限らず中華料理の店なんですね。
菜譜を開くといきなり「金春の五心」という標語がどどーんと。偏見かもしれませんが、中華のお店でこういうのってあまり見かけないので、なんだか新鮮。

金春本館

私はそんなに昼から飲まない派なんですが、餃子が来ると分かっていれば話は違う。
遠慮なく昼麦酒、いただいちゃいます。

金春本館

そして羽根付き餃子のお出ましです。
パリッとしたしっかりめの羽根がついた六連の餃子がなかなかのインパクト。お皿からは当然はみ出しています。

金春本館

箸で羽根を割ってみると、ひとつひとつの餃子はやや小ぶりであることが分かります。
そしてここも蒲田の羽根付き餃子の例に漏れず、肉汁がジュワッとジューシー。見た目のコンパクトさを裏切るボリューム感だけど、ついパクパク食べられてしまいます。

金春本館

続いて「三鮮蒸し餃子」。こちらは羽根付きとは趣の違う、中華の本流ともいえるタイプ。
「三鮮」は肉、魚介(エビ)、野菜(ニラ)の三種類という意味かな?普通の餃子よりもうまみが凝縮されていて、皮のモチモチ食感との組み合わせも絶妙。これ、羽根付き餃子よりも気に入った。

金春本館

それから小籠包。ここの小籠包は皮が厚めで、小籠包というよりもマイクロ豚まんと言った方が相応しいかもしれません。
こちらも肉汁成分多めで美味。でもどちらかといえば餃子の完成度の方が上かな、という気がします。

金春本館

点心以外の料理もいただいてみました。こちらは軟骨の四川風炒め。
軟骨の唐揚げをタマネギと一緒に大量の唐辛子、花椒、ニンニクと炒めたもの。見た目はむちゃくちゃ辛そうですが、味はそこまでではなく、スパイスの香りと旨味が軟骨にガツン!と移っていてうまい。これ、好きな味。

金春本館

中華のお店で見かけたら頼まずにはいられない、海鮮おこげ。
目の前でジュワーとやってくれるお店も少なくないですが、ここのは最初から出来上がった状態で持ってきてくれました。
本来はパリパリのおこげが、海鮮のうまみをたっぷりと溶かし込んだ餡を吸ってしなしなになっていて...これもうまい。アツアツのうちにいただくのがポイントです。

金春本館

〆はチャーシュー麺(醤油)。麺は太めの緩縮れ麺でした。
万人受けする優しい味なんだけど、何とも言えないうまみが後を引く中華系醤油スープって、どうしてこんなにうまいんだ。歳を取るほど、こういうシンプルだけど奥深い味の良さが解っていきます。
これ、日常のお昼はこのラーメンと羽根付き餃子があれば、それで満足と言えそうな気がする。

金春本館

お腹いっぱい、調子に乗って食べ過ぎたくらい食べてしまいました。

餃子も良かったけど、それ以外の中華が侮れない本格派で、餃子目当てでなくても食べに来たい感じ。
羽根付き餃子だけなら個人的には歓迎がベストだけど、全体的な満足感は金春のほうが上かも。特に蒸し餃子、あれは良かった。

また食べに来たいと思います。今度は新館のほうにも行ってみたいかな。

ごちそうさまでした。

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2016/12/12 (Mon.)

五反田 トラットリア ロマーノ

たまーにランチにパスタが食べたくなる日があるんですが、五反田はガッツリ肉の店は多いのにイタリアンのお店はあまり多くない。まあ五反田にそういう店が建ち並んでいてもちょっと不釣り合いですが(笑)、数少ない中でも個人的にイチ押しなのがこちら。

トラットリア ロマーノ

トラットリア ロマーノ

駅前の路地をちょっと入ったところにある、地下のお店。外からだと店内の様子が分かりにくく、入りづらい立地ですが、お昼時にもなると行列ができています。この辺でスパゲティ食べようと思ったら他には五右衛門か喫茶店くらいしかないし、まあそうなりますよね。

店内は五反田とは思えないオシャレさで(失礼)、地下にもかかわらず明るい空間が作られています。基本的に女性客中心だけど、思った以上に男性客が多い。

トラットリア ロマーノ

テーブル席もありますが、おひとりさま用のカウンター席からオープンキッチンが眺められます。若くて溌剌としたスタッフが手際よく料理を仕上げていく様子は、見ているだけで楽しい。

トラットリア ロマーノ

ランチメニューはこんな感じで、パスタ三種、ピザ二種、肉 or 魚のプレートからの選択式。基本メニューは決まっているけど、使われる具は日替わりなので、飽きずに楽しめます。

トラットリア ロマーノ

ランチを頼むと、おかわり自由のパン(バゲット&フォカッチャ)が出てきます。各席にオリーブオイルが置いてあって、自由にパンにつけて食べられます。
こうなってくるとパルミジャーノチーズとワインが欲しくなってきますが、お昼時なので自重(笑

ちなみにパンは肉魚プレートだけでなく、パスタやピザにもついてくるので、炭水化物の採りすぎ注意。

トラットリア ロマーノ

トマトソースのパスタ「ロッソ」。この日はラグーと野菜のトマトソースでした。
パスタは細麺のスパゲティーニ。茹で時間短縮のためでしょうが、程良くアルデンテでスルスル食べられます。味つけもちょうど良い。しかも並盛りでもその辺のイタメシ屋の大盛りくらいの分量があり、ゴロゴロ入った野菜もボリュームがあって、かなりの満足度。大盛り無料だけど、これは並盛りでも十分かもなあ。

カルボナーラもけっこう気になってたんですが、他のお客さんが頼んだのを見る限りではトマトソース同様に野菜多め。私はカルボナーラの具はパンチェッタのみのシンプルなのが好みなので、トマトソースで正解だったかな。

トラットリア ロマーノ

日替わりピッツァ「モンテ」。この日はサラミとほうれん草、ミニトマト、玉ねぎ、モッツァレラチーズがトッピング。こちらもなかなか具だくさんで美味しい。
どのメニューを選んでも旬の野菜がふんだんに使われているので、野菜不足になりがちな平日のランチタイムとしてはありがたい。

トラットリア ロマーノ

こちらはお肉のプレート、豚肩ロースのソテーと季節野菜のロースト。
野菜も日替わりですが、この日は根菜がゴロゴロ入っていて野菜だけでお腹いっぱいになりそうなボリューム感。

トラットリア ロマーノ

豚肩ロースのソテーは、分厚いのが二枚。この圧巻のボリュームでランチ 1,000 円というのは驚くべきコストパフォーマンス。これ一枚分で 1,000 円取る店もザラにあるというのに。
ジューシーな豚ロースをバルサミコソースでサッパリいただけます。ただ、これ二枚は大の大人でもけっこうな量で、一枚半もあれば十分かも...とさえ思います。

お店の雰囲気とは裏腹に、リーズナブルでボリュームたっぷりのイタリアンランチ。雰囲気も味も良くてオススメ。
ただランチは全体的にボリュームが多くて途中で飽きがちなので、複数人で行ってシェアするのが正しいあり方のような気がします。

今度はディナータイムにも行ってみたいんだよなあ。

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投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/12/10 (Sat.)

西麻布 一歩 再訪

おいしい鶏をいただきに、久々に西麻布の一歩へ行ってきました。

一歩

一歩

六本木の繁華街からちょっと歩くと、西麻布の少し落ち着いた界隈にたどり着きます。どの駅からもちょっと遠いけど、だからこそ喧噪に煩わされることなく、静かに語らえる場所。そういうのもあってこのお店も気に入っているのですが、今回は久しぶりに訪れました。

一歩

とりあえずビール。お通しは鶏肉のチャーシュー的な煮込みで、柔らかくて味がよく浸みており、単品メニューとしても成立しそうなうまさ。
一杯目のビールがスルスルとなくなっていきます。

一歩

軽くおつまみ的にクリームチーズの味噌漬け。こういうチーズ系・珍味系おつまみに目がない私としてはどストライクな一品。
クリームチーズと味噌って、なぜだか妙に合うんだよなあ。発酵食品のハーモニー。

一歩

白レバーのムース。くさみがなくて、滑らかな舌触り。
焼鳥と軍鶏鍋がメインの店なのに、ここまでは和洋折衷的なアンティパストが続きます。

一歩

これは何だったか忘れたけど(ぉ、サラダ的な何か。美味しかったのだけは憶えてます(笑

一歩

で、そろそろここからが本番。飲み物は中々(焼酎)のロックに切り替えて、本格的な鶏肉攻勢に備えます。

一歩

焼鳥は、ささみのさび焼とねぎまから。
このお店が使っている軍鶏はジューシーなんだけど脂っこくなく、「ちょうどいい」感じ。ねぎまのネギも細身のを軽く焦げるくらいに炙ってあってちょうどいい。ネギのみずみずしさが残りすぎてるとベチャッとしちゃってイマイチなんですよね。

一歩

ヒザ軟骨もおいしい。
ここの焼鳥は基本的に一本 220 円。西麻布の真ん中でこのクオリティの焼鳥がこの値段、というのはとてもリーズナブルだと思います。

一歩

それから旬のギンナン。
焼鳥屋にあるとつい頼んじゃいますよね。

一歩

ポテトサラダがまた丁寧に作られていて、ふわふわの食感でおいしい。
これおかわりもらってもいいですか(ぉ

一歩

もも肉の唐揚げ!これは以前来たときに気に入ってしまい、絶対また食べようと思っていたやつ。
しかもここしばらく美味しい唐揚げが食べたいと思っていたにも関わらず、ランチで入った定食屋のおいしい唐揚げがそういうときに限って売り切れだったりして、ものすごく唐揚げに飢えてたんですよね(笑

ジューシーな鶏肉にちょっと濃いめの味つけで、カラッと揚げたてをいただく。ここの唐揚げに並ぶレベルの店はそう多くないんじゃないでしょうか。
焼鳥屋でありながら、メインの焼鳥よりもうまいと思えてしまう唐揚げ。鶏唐好きとしては、この上ない幸せ。

一歩

想像したのとは違う見た目で登場した、自家製コロッケ。
コロッケ自体ももちろん美味しいんですが、ホワイトソースを絡めて食べるとクリーミーさが増してさらに美味しい。

一歩

最後の〆は「なめらかプリン」。一日六食限定なので、予約するときにコースではなくまずこのプリンを予約しました(笑
卵そのものの味を活かした濃厚なプリンで、甘い物好きでなくてもこれは幸せに浸れます。下手な専門店を凌駕するレベルで、お世辞抜きでこれを食べるためにこの店に来てもいい、と思えます。

今回も、どの品もとても美味しかった。
料理にハズレがなくて、しかも落ち着ける場所で、改めてこの店は自分の中でも「とっておきの店」の一つだなあ、と思いました。
今度は誰を連れてこようかな。

ごちそうさまでした。

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2016/12/07 (Wed.)

「3 月のライオン Cafe」に行ってきました

東京駅方面に出る機会があったので、気になっていたカフェに足を運んでみました。

3 月のライオン Cafe

3 月のライオン Cafe

『3 月のライオン』、私は原作コミックは読んでいなかったのですが、読んでいる友人の評価がとても高くて気にはなっていました。そしたらこの 10 月からアニメ化されるというじゃないですか。しかも制作はシャフトということで、これは観るしかない。で、観てみたら期待以上に面白いじゃないですか。シャフト的な記号化された表現が少なく、原作(読んだことないけど)の世界観を尊重して丁寧に映像化された感じ。ストーリーは重めなんですが、決して居心地の悪くない世界観が気に入ってしまいました。

その『3 月のライオン』のコラボカフェが 10 月から丸の内の KITTE 内「マルノウチリーディングスタイル・カフェ」で営業中。近年、アニメに限らずプロモーション目的のコラボカフェ、増えてますよね。

3 月のライオン Cafe

店内は明るく柔らかい雰囲気で、中に『3 月のライオン』のキャラクターイラストや川本家のネコたちのぬいぐるみがたくさん飾られています。
そして、お客さんは 90% 女性...これは、個人的には居場所がない感じ(;´Д`)ヾ。男性もけっこう読んでる/観てる作品だから三割くらいはいるかなーと思っていたけど、甘かった。

3 月のライオン Cafe

コラボメニューはこんな感じ。『3 月のライオン』は一応将棋マンガだけど、劇中での扱い的には将棋よりも料理の方が登場頻度が高いというくらい、食べ物が劇中で重要な役割を果たしています。しかも、どれもやたらうまそう。個人的にはグルメマンガの一種と位置づけています(ぉ
そんな劇中に登場する料理を再現、あるいはイメージしたメニューが満載。登場する料理は基本的に家庭料理系なので派手なメニューはありませんが、どれも美味しそうです。

3 月のライオン Cafe

で、オーダーしたのは「あかり特製とろっとろの角煮ごはん」。私は原作を読んでいないのでアニメにはまだこのメニューは登場していませんが、写真の角煮がやたらおいしそうだったので。
これまでアニメに登場した中で印象的だったのはやっぱり「豚コマカレー(温泉卵のせ)」ですが、お店のカレーだと想像するような「家庭のカレー」の味にならないだろうな...と思って角煮にしました。豚コマカレーに例の唐揚げも載ってたら間違いなくカレーにしただろうけど!(笑

3 月のライオン Cafe

白いごはんの上にごろごろっと角煮。添えられているのはほうれん草と大根のナムル。
角煮はけっこうインパクトある大きさで、見た目以上に柔らかい。欲を言えば味がもっとじっくり浸みさせたほうが好みだったのと、もっとつゆだくでもいいのよ、とは思いましたが、おいしい。あのふんわりしたあかりさんの声で「さあ、めしあがれ~」と脳内再生しながら食べればさらに幸福感に包まれます(何

3 月のライオン Cafe

オリジナルメニューを頼むとおまけでキャラクター缶バッヂ(中身はランダム)がついてくるわけですが、私はあかりさんを一発ツモ。
あかりさん、家庭的で母性的で、いいですよね。何より「ふくよかな体格には目がない」というキャラクター設定が素晴らしいじゃないですか(ぉ

3 月のライオン Cafe

店内にはメインキャラクターのパネルや、

3 月のライオン Cafe

アニメのコマのプリントが飾られていたり、

3 月のライオン Cafe

原作の羽海野チカ先生やシャフトの新房昭之監督、

3 月のライオン Cafe

豪華キャスト陣の直筆サインなども展示されています。
しかしメインキャラの中に入っているのが二階堂ではなく三角。何故。

3 月のライオン Cafe

12 月ということで、お店の中はクリスマス色が強くて全体的に幸せな雰囲気に包まれていました。陰のある作品だけど、食事のシーンはいつも幸せなんですよね。

期間終了までの間にもう一度くらい来たいなあ。そしたら今度はカレー食べよう。

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投稿者 B : 23:33 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/12/04 (Sun.)

シャンウェイを受け継ぐ味 四谷三丁目「遊猿」

「食材が踊る。弾ける。中国鉄板食欲雑技団だ」

遊猿

ドラマ『孤独のグルメ Season4』に登場した鉄板中華の名店、シャンウェイ。私がこれまでにほとんどの聖地を巡礼してきた中でも、トップ 5 に入る店だと思っていますが、それだけに予約がなかなか取れない。今までに何度か行こうとして予約できず、最近でもまだ混んでいるという超人気店になってしまいました。
が、最近そのシャンウェイで修行したシェフが四谷三丁目に中華料理店をオープンしたという噂を聞きつけました。シャンウェイのファンとしては、これはもう行くしかないじゃないですか。さっそく有志を募って行ってきました。

お店は四谷三丁目から徒歩数分、他にも渋い店やうまそうな店が建ち並ぶ車力門通りの奥にありました。とても雰囲気のある通りで、改めてカメラを持って歩きに来たい道。

遊猿

でもその店構え以上にインパクトがあるのが、隣の「坊主バー」の看板。なんだこれ(;´Д`)ヾ。
しかもその上の階には「牧師バー」...やばい、中華よりもこっちのビルのほうが気になってきた(ぉ。

しかし気を取り直して、お店の扉を開きます。

遊猿

遊猿

高級中華料理店っぽい外観からは想像できない、カントリー調の内装。程良くオシャレなんだけど暖かみがあって、とても落ち着く空間です。
カウンター越しにはシャンウェイ同様に大きな鉄板があり、その上でさまざまな食材が料理に仕立てられていきます。この店はもしかしたらテーブルよりもカウンターが特等席なのかも。

こういう店舗、好き。

遊猿

何はなくともまずは生ビールで乾杯。ヱビス生なのが嬉しいじゃないですか。

遊猿

メニューは黒板に。シャンウェイと同じメニューもあれば、こちらのお店のオリジナルと思われるメニューもあります。さらに店員さんと話をしてみると、この中に書かれていないものでも作ることができるとのこと。そういえばシャンウェイも黒チャーハンは裏メニューだったし、そういう伝統は受け継いでいるようです。
しかしどれもうまそうで迷うよなあ...と決めあぐねていたら、店員さんから「前菜、人数分の盛り合わせにしてきましょうか?」との嬉しい提案。それそれ!それください。

遊猿

といってまず出てきたのは「ウニゆば」。湯葉といっても実際は寄せ豆腐のような柔らかい豆腐で、このクリーミーさがウニとの相性抜群。隠し味の山椒も効いていて、これは最初からいきなりやばいやつ来ちゃった。すごくおいしいです、これ。

遊猿

そして前菜の盛り合わせ、上から時計回りに豚耳とレッドキャベツの香菜和え、スミイカ葱生姜和え、豚かタロースとカシューナッツの黒酢和え、ツブ貝の紹興酒煮、中央が白子の何か(忘れた)。
いろんな料理を少しずつ楽しむという中華の醍醐味。しかもどの皿も手を抜いておらず、ついおかわりが欲しくなります。

遊猿

食事に引っ張られるようにビールがあっさり空いてしまったので、飲み物はハイボールに移行します。

遊猿

これまたどれにするか迷った点心は、オーソドックスに鉄板大餃子を選択。餃子というより肉包子と呼びたくなるサイズの餃子はもっちもちでうまい。葱や胡麻をふんだんに使って作られていると思われるタレ?餡?がたっぷりと上にかかっていて、餃子の味を引き立てます。

遊猿

こんな餃子を出されたら、紹興酒のボトルを入れずにはいられなくなるじゃないですか。
紹興酒って普段あんまり飲まないんだけど、うまい中華を食べると欲しくなっちゃうんですよね...。

遊猿

カキの四川煮込み。
見るからに辛そうだけど、唐辛子だけでなく甜麺醤や山椒を駆使した複雑な味がカキによく浸みこんでいて、これもまたうんまい。こういう味、どストライク。

遊猿

シャンウェイでも名物料理だった、やわらか蒸し鶏(半羽)。誇張なく、本当に骨まで食べられる柔らかい蒸し鶏に、葱醤油が浸みる。中華といえば蒸し鶏は外せない定番料理だけど、ここまで柔らかいのはシャンウェイとこの店以外では食べたことがありません。

やっぱりうまいなあ。ああ、半羽とか日和らずに一羽いっておけばよかったか。

遊猿

ワカサギの香り炒め。
軽く揚げたワカサギに香草が絡んでおいしい。これまたお酒が進みます。

遊猿

からの本命、毛沢東スペアリブ!
メニューには書かれていませんでしたが、店員さんの「毛沢東スペアリブ、できますよ」との一声で注文させていただきました。どうやらシャンウェイに行ったことのある客と見抜かれていたようで(笑

ジューシーなスペアリブに、たっぷり振りかけられたこの謎のスパイスが超辛くてウマイ。このフレーク、何でできてるんでしょうね?揚げニンニクと唐辛子と葱、までは判るけど、全体としてはよく解らないうまさが渾然一体となって押し寄せてくる。ヒィヒィ言いながらも箸が止まらないこの感じ、クセになりそうです。

遊猿

これはちょっと口を冷やしながらじゃないと食べられず、改めてハイボールに戻ってきてしまいました。でも、うまかった。
食後に「余ったフレーク、お持ち帰りになりますか?」という申し出をいただいたので、お言葉に甘えて持ち帰らせていただきました。中華っぽい料理にかけてもいいし、ご飯に振りかけるのもアリ。ただ、いろんなスパイスで口が慣らされた店内で食べるのよりも、自宅で食べるとさらに辛さを強烈に感じるので、どうやって食べるかは工夫が必要かも(笑。

そういえばシャンウェイの料理はどれも大胆にガツッと盛られて出てきましたが、このお店は味は受け継ぎながらも、全体的に上品な盛り付け。ちょっと落ち着いた感じで会食したい用途にも使えそうです。

期待に違わずおいしかった。ここはまた来たいなあ。一緒に行きたい人、募集します(ぉ

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/11/24 (Thu.)

五反田 刀削麺 西安飯荘

刀削麺が食べられる店って中華料理店でもそんなに多くないと思いますが、五反田には何故かたくさんあります。何店舗か食べ比べてみましたが、この界隈でいちばん美味しいのはここじゃないでしょうか。

刀削麺 西安飯荘

西安飯荘

飲食店の並ぶ雑居ビルの一角にある中華料理店。店名の枕詞に「刀削麺」と掲げているだけあって、刀削麺が売りの店です。
ちなみに右隣(東側)には「中国料理 東海酒家」。お隣同士で中華料理店、しかもお店の名前も「西安」と「東海」って狙って並んだんじゃないかと思ってしまいます(笑。

西安飯荘

お昼のメニューはとにかく刀削麺推し。刀削麺だけでかなりのバリエーションを誇ります。しかも冬季限定メニューまであって...迷わせるなぁ~。
面は大盛りに小盛り、セットからサイドメニューまであって、いろんな人の腹具合に応じて満たせる感じ。

西安飯荘

まずはメニューの冒頭に掲載されている「麻辣麺」からいってみましょう。
注文時に、中国人の店員さんから「パクチー、ダイジョブ?」とカタコトの日本語で尋ねられるので、パクチーが苦手な人は抜いてもらうことも、好きな人は増してもらうことも可能。
私はパクチーは並にしましたが...それにしても、スープがまるで地獄の釜のように真っ赤じゃないか。

西安飯荘

刀削麺だけあって、もっちりとした太麺。この麺のもちもち度合いが近隣の他店よりも秀でています。
スープはガツンとくる唐辛子の辛さに山椒の刺激も相まって、強烈なパンチ力。そろそろ寒くなってきましたが、それでもこれを食べると汗だくになれます。しかしこの存在感のある麺がその辛さをしっかりと受け止めて、辛さが癖になりそうなうまさにまとまっています。

ちなみにここの刀削麺、作っているのは人ではなくロボットです。生地を練っているのは人間なんでしょうが、切っているのは厨房に設置された刀削麺ロボ。最初、中で店員さんが刀削麺を切ってるな、どれどれ...と覗き込んだらロボットで、ついのけぞってしまったという(;´Д`)ヾ。この店に行ったら、このロボットは必見です。

西安飯荘

続いて担担麺。こちらは麻辣麺に比べると幾分マイルドで、胡麻の香りが効いていることもあって食べやすい。私の好み的にはもうチョイ辛くてもいいくらいですが、これなら辛いの苦手な人でも十分イケル味だと思います。

西安飯荘

麻婆麺。その名の通り麻婆豆腐が載った刀削麺です。
つい炒飯セットで頼んでしまいましたが、これはとんだ炭水化物祭りになってしまった。

西安飯荘

担担麺よりは辛いけど、麻辣麺ほど辛くない。辛さ的にはこれくらいが美味しく食べられるバランス点でしょう。
味としてはこれが好みなんだけど、ひたすら豆腐と刀削麺というのはちょっと抑揚に欠ける感じ。もう一ひねりあっても良かったかも。

西安飯荘

炒飯はとてもオーソドックスなタイプで、黄金色に光っているのがとても美味しそう。
なんですが...ちょっとオイリーすぎる気がします。もう少しパラッと仕上げてほしかったなあ。

西安飯荘

辛くない方面も試してみよう、ということでスペアリブ麺。

柔らかく煮込まれたスペアリブと、うまみが煮出された優しい味のスープがホッとします。これおいしい。刀削麺食べたいけど今日は辛いのの気分じゃないんだよなー、というときに迷わず選びたい。
でもこの店に来るとつい辛いの食べたくなっちゃうんですよね(笑

西安飯荘

そういえば餃子はどうだろう、と思って鉄板餃子も頼んでみました。
出てきたのはいわゆる「鉄鍋棒餃子」系の、薄皮パリパリで肉々しいタイプの餃子。

まあ美味しいんだけど...この店の刀削麺のレベルに比べると、普通かなあ。皮はポロポロ剥がれてくるし。
この店で普通の茄子炒めっぽい定食も食べてみたことはありますが、刀削麺以外はまあ普通なんですよね。刀削麺以外の中華なら近辺に他に美味しい店はいくらでもあるので、積極的に頼まなくてもいいかなあ、と思います。

西安飯荘

冬季限定の酸辣麺。刀削麺のスープに酸っぱ辛い「酸辣湯」を使ったものです。
私は酸辣湯も酸辣麺もけっこう好きでよく食べるんですが、ここの酸辣麺はあんまり辛くなくて酸味の方が前面に立っている感じ。このスープにこの太麺というのも、ちょっと間延びするなあ。スープがもっと辣味寄りか、麺が縮れ系の中華細麺なら(それじゃ刀削麺屋じゃなくなっちゃいますが)良かったのに。個人的には他のレギュラーメニューのほうが好きかな。

店員さんは基本的に中国人で接客は雑だけど(笑)、刀削麺の味には間違いがない店だと思います。中華系の辛いのが好きなら、迷わずオススメ。

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投稿者 B : 23:40 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2016/11/16 (Wed.)

大衆ビストロ 煮ジル

以前から気になっていたお店にようやく行くことができました。

大衆ビストロ 煮ジル

大衆ビストロ 煮ジル

五反田の雑居ビル「グレイス五反田」。ここに入ってる飲食店の当たり率が高いことはこの blog でも何度か書いていますが、その中でも特に気になっていたお店がこちら。何故か今までなかなか縁がなかったのですが、某馬の人が出張で近くに泊まるということで、これ幸いとばかりにお誘いして訪店。
ちなみにここ、元々は目黒にある「大衆ビストロ ジル」の姉妹店のようです。東急沿線エリアに数店あるので、他のお店にも行ってみたいところ。

大衆ビストロ 煮ジル

お品書き。お酒のつまみ的に大変ソソられるメニューのオンパレード。ちなみにこのリストはアンティパスト系が中心で、メインの肉料理はまた別のリストが存在します。
私の好きな単語がズラリと並んでいて、これは悩むなぁ~。

大衆ビストロ 煮ジル

とにかく一杯飲んで気を落ち着かせよう。メニュー的にはビールよりもワインが飲みたい気分だったので、まずはグラスワインの白から。
これは「ブレッド&バター」という銘柄で、初めて聞いたけどワインらしからぬ名前(笑。でもその名の通り、まるでバターのようにコクのある白ワインで、これはつまみと一緒に飲むとどんどん進んでしまう危険なタイプだわ。

大衆ビストロ 煮ジル

で、最初のつまみはメニューの「自家製ベーコンに燻製ポテト"いぶりがっこ"のトリプルパンチ」に目が釘付けになってしまった、スモーキーポテトサラダ。
だってポテトといぶりがっこの組み合わせ、って二年前の何かを思い出さずにはいられないじゃないですか(ぉ

しかしこれ、ポテサラなのに燻製の香りが効いてて、クリームpいぶりがっこマスカルポーネとはまた違った感じでおいしい。パンとバターをモチーフにした白ワインとの相性も抜群です。

大衆ビストロ 煮ジル

からの「カイノミのタタキ」。最近あちこちのお店で食べて個人的赤丸急上昇中の部位、カイノミ。これをタタキにして、やや酸味の効いた濃い味のソースに絡めてあって、これまたうまい。ワインがどんどん消費されていきます。

大衆ビストロ 煮ジル

そして、鴨とフォアグラの田舎風パテ。パテ好きとしてはこういう店でメニューに載っていると必ず頼んじゃいます。
味付けはシンプルに岩塩もいいけど、マスタードソースもなかなか。

大衆ビストロ 煮ジル

あっという間に白ワインがなくなってしまったので、赤ワインに突入。
この店のワインは基本的に目黒店のシニアソムリエが選んでいるとのこと。いちいち私のツボを突いてきます(ぉ

ガッツリ肉を食べるなら、重めのフルボディ。かつ、私はスペインワインが好きなので、スペインの「メルセデス カベルネソーヴィニヨン」を選んでみました。メルセデスなのにドイツワインじゃないのかよと突っ込みたくなりますが(本来「Mercedes」はスペイン系の女性名らしい)、肉に負けない存在感ある重みがいいですね。

大衆ビストロ 煮ジル

この赤ワインで迎え撃つのは、とろとろ豚バラのシェリービネガー煮込み。その名の通りスプーンでほどけそうなほど柔らかくて、シェリービネガーの軽い酸味あるコクが絡まってとても美味。じっくり煮込んだ肉ってなんでこんなにうまいんだ。

大衆ビストロ 煮ジル

および、「牛サガリのコンフィ わさび風味のクレソン添え」。
いかにも肉って肉、でわさび風味のクレソンを巻いて食べる。「コンフィ」って一見タタキ系っぽいけど煮込み料理の一種で、先ほどの豚バラ煮込みと合わせて「煮ジル」の名に恥じないうまさ。思ってたとおり、この店「当たり」だ。

大衆ビストロ 煮ジル

豚・牛ときたら今度は鶏にもいっとかないといけないでしょうということで、「五反田チキンウィング スパイシーディップ」。どのへんがどう五反田なのかはちょっと判らないけれど(ぉ、油断すると火傷しそうなほどアッツアツの手羽先。いかにもバル、という感じの正しいつまみのあり方。

大衆ビストロ 煮ジル

ウズラとモッツァレラチーズの春巻き。
サクッとした衣の中からトロッとしたモッツァレラがこんにちは、こういうつまみもたまりません。こんなちょびっとじゃなくてもっと気前よく出してよ!と言いたくなるほど、あっという間に全部なくなりました(笑

大衆ビストロ 煮ジル

〆の炭水化物は、牛スジ入りガーリックライスにも強烈に心引かれたけどそこはウィークデーだったのでちょっと自制して(笑)「播磨灘産牡蠣と野沢菜、まいたけのビストロ飯 ラヴィゴットソース」。そろそろ旬の牡蠣と炊き込みご飯の定番マイタケ、そこに野沢菜が加わることで味にリズム感が出る。それぞれのうまみが相乗効果を発揮して、これは想像以上にうまい。ずっと肉で攻めてきたけど、最後に海鮮を選んで正解だった。

大衆ビストロ 煮ジル

デザートは「大人のプリン」。どのへんが大人なのかと思ったら、ブランデーの香りを効かせた濃厚なお味で、これは確かにお子様には分からないわ。

全体的にワインに合うチョイスと味付けで、おいしくお酒を飲むのに最適なお店でした。値段もお手頃で遠慮なく飲み食いできるのも嬉しい。カウンター席なんかもあるし、これは仕事帰りに一人飲みに使いたくなりますね。
ここはリピート確定です。他にも気になるメニューはたくさんあるし、近いうちにまた来ようと思います。

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投稿者 B : 22:46 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/11/06 (Sun.)

米沢牛焼肉 仔虎

こどグル宮城巡礼の帰り際に仙台で食べたランチは焼肉でした。

焼肉 仔虎

仔虎

聖地巡礼で牛タン・海鮮と堪能し、笹かま・ずんだ・萩の月はお土産で買ったので(笑)主要な宮城名物は網羅したし、でも最後まで美味しいもので締めたいし...ということで選んだお店。現地ではけっこうな有名店なようで、駅前店のほうを予約しようとしたらランチは満席でした。S-PAL(仙台の駅ビル)のほうは予約なしということで、開店と同時に突撃(笑

仔虎

店内は小ぎれいかつ落ち着いていて、焼肉屋というよりはオシャレなレストランという雰囲気。開店と同時に入りましたが、我々が入店した直後にすぐ満席になってしまったので、開店待ちして良かった。

仔虎

ランチはこんな感じで、焼肉以外にも牛丼、カレー、ローストビーフ丼...迷わせるなぁ~っ。どれもうまそうだし、これはちょっと選びきれない。

仔虎

ともあれランチビールで落ち着こう。ここはどれを食べても絶対ビールが欲しくなるメニューしかありません。
休日であっても、昼ビールってちょっと背徳的な味。

仔虎

というわけで、牛丼ランチ。セットのわかめスープを追加料金でカルビスープに変更済み。
おおお、これはなかなか豪華じゃないですか。

仔虎

牛丼は、一見糸こんにゃくの分量が多めに見えるけど、肉の存在感がすごい。いい焼肉屋の肉を牛丼に使うとこんなにジューシーになっちゃうのか!
今まで食べてたチェーン系の牛丼を牛丼だと思っていた自分を恥じたい勢いの、今まで食べた牛丼とはレベルの違ううまさ。

仔虎

カルビスープは辛さが選べましたが、とりあえず無難に中辛にしてみました。
こちらも、肉のうまみがたっぷりスープに出ていてとても美味しい。あまり辛くしない方がこの旨味を堪能できていいかもしれません。

仔虎

続いてローストビーフ丼。
っていうか、こんな霜降りのローストビーフ見たことないんですけど!
ローストビーフというよりも、特上カルビのタタキといったほうが適切な、ジューシーなローストビーフ丼。これもうまい。
店員さんが「ランチでは真っ先に品切れになる」と言っていたのが納得の味です。

仔虎

そして、定番焼肉ランチ。
このお盆に載っているポテサラやわかめスープも侮れない味なのですが、

仔虎

肉はこちらの米沢牛のカルビ・ロースと米沢豚カルビがそれぞれ二枚ずつ。

仔虎

で、ランチのライスを追加料金で米沢牛カレーに変更できるというので、迷わず変更するという暴挙に出るわけです(笑。
これがですね、このカレーだけで専門店にできるんじゃないかというほどにしっかり煮込まれたカレーに、トロットロの米沢牛のすじ肉がうまいのなんの。その辺のカレー専門店が裸足で逃げ出すレベルです。付け合わせが福神漬けでなくキムチ、というのも焼肉屋らしくていい。

このカレーはやばいわー。カレーには一家言あるつもりの私もこれにはやられました。

仔虎

このうまいカレーと米沢牛の焼肉が一緒に味わえる贅沢。
うーん、聖地巡礼で回ったお店に負けてないぞここは。

仔虎

ついつい調子に乗ってビールからハイボールに進んでしまうわけです。

仔虎

お酒が来ちゃったら仕方ない、肉の方も追加で米沢牛のカルビとロースをおかわりしてしまったりするわけです。

仔虎

焼肉・カレー・牛丼・ローストビーフ、どれをとっても隙がない。ここは紛いのない名店でした。
ついつい昼間っから飲み食いしすぎてしまった。

仙台に来たら立ち寄りたい店リストに加えておこうと思います。
今度は是非、夜にじっくり肉を焼きたいところです。

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投稿者 B : 21:29 | Curry | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/11/02 (Wed.)

宮城県石巻市のサバだしらーめん

「さぁ頼んだぞ、軽トラ号」

軽トラ号

今回の東北編聖地巡礼では、劇中と同様にレンタカーを利用しました。とはいえ、時間の都合でドラマのように石巻でレンタカーを手配していては周り切れなさそうだったため、仙台のレンタカー店で借りてクルマで巡りました。ただ、仙台のレンタカー店では軽トラを貸し出していなかったため、写真の日産ノートを「軽トラ号」と名付けて運用(ぉ

※注:さっきビールを飲んじゃいましたが、運転は同行の某氏(シラフ)にお願いしています。いずれにしても私は十年以上ペーパードライバーだから怖くて運転できない(笑

ただ、それだけではちょっとつまらないと思い、

くるまや本舗

実際にドラマに登場したレンタカー屋にも巡礼してきました(ぉ
しかしここ、劇中ではまるで駅のすぐ近くにありそうな描写なのに、けっこう離れてるんですね。駅横にもレンタカー屋があるんだからそこで借りれば良いのに、撮影許可が下りなかった的なアレですかね。

ちなみにお店には軽トラのレンタカーは見当たりませんでした(ぉ。でも劇中で走っていた軽トラは「わ」ナンバーだったので、実際に貸し出しているものと思われます(笑

...さて。

今回の聖地巡礼で、ここだけは外せないと思っていた場所がありました。
それが、ここ。

女川港

女川港を望む駐車場で、ゴローちゃんが黙祷を捧げていた場所。ここと同じ場所で自分たちも黙祷を捧げ、同じアングルの写真を撮りたかったのです。
Season2 のジャケ写ロケを思い出しながら、事前に Google マップでロケ地を特定して(笑)ほぼ同じ構図で撮影。ドラマでは足場か何かを使って少し高いアングルから撮影されていたようで、実際に撮れたアングルが少し低かったのが残念ですが、それでも満足。

この場面で井之頭五郎が祈りを捧げていたのは、震災の犠牲になった人々への哀悼か、復興に身を捧ぐ人々への感謝と激励か、それとも時に脅威となる自然への畏怖か。あるいはその全部かもしれませんが、まだ震災の傷が癒えないこの港の光景を前に、自然と自分も祈りを捧げたい気分になりました。

女川港

だって、このフェンスから下を覗き込むと、この状況ですよ。
関東で生活している分には震災の影響を感じることはもう少ないけど、少なくともここはまだまだ復興の途上。この辺り一帯が丸ごと津波に呑まれてしまったことを思うと、涙が出てきそうになります。
さらにこの右手には慰霊碑と献花台があって、さすがにその写真を載せることは躊躇われます。津波に呑まれる前の風景写真も飾られていて、目の前の光景との対比が、あまりにも重い。

女川港

道中にも、津波の被害を受けて解体された商店街のアーケードだけが残っていたり、震災の生々しい痕をまだ目にすることができます。
仙台から石巻~女川とクルマで移動してくる間じゅう、土木作業用の大型トラックがあちこちを走っていて、震災から五年半が経ってもまだ復興のための作業が続いていることを感じます。

震災からこれまで、気仙沼までボランティアに行った方やその後に津波被災地を旅してきた方のエントリーを読んでそれなりに知った気になっていましたが、少し時間が経過したとはいえ自分の目で現地の様子を見る、という経験は全然違いますね。自然の力の前に人間はあまりに無力なことと、それでも人が力を合わせることでまた前に進めること、自分が家族や世の中のために何をしなくちゃならないかとか、重々しい気分の中でもいろんなことを考えました。


閑話休題。

レンタカー「軽トラ号(ぉ」に乗って、女川から石巻まで戻ってきました。
北上川のすぐ近く、昔ながらの商店街の中に、その店はありました。

食堂きかく

「サバだし」というインパクト。煮干系のラーメンは都内にも数え切れないほどありますが、サバというのは初めて聞きました。
女川でさんざん海鮮丼やら穴子天やらを食べた後に「締めラー」としてこのラーメンを発見する井之頭五郎、おそるべし。

食堂きかく

食堂きかく

いかにも創作ラーメンとか B 級グルメ系だから新しめの店なんだろう、と思っていたら、お店はもう何十年も前からこの地で構えているであろう歴史ある食堂でした。
我ながらちょっと東京のラーメン観に染まりすぎていたなあ、と反省。

ともかく、別腹の寄り道、いただきます。

食堂きかく

店内も本当に古き良き地元の食堂。実際に地元のおじいちゃんおばあちゃんの憩いの場になっているようです。
でも、びっくりするほどいろんな人のサインが貼られていて、昔から知る人ぞ知る有名店だったんだろうなあ。

女川からクルマを飛ばしてきて、14:00 閉店のところ 13:30 頃に何とか到着できました。計算上はけっこうギリギリでしたが、今回の旅程はとことん運がいい。

食堂きかく

「ずるびきあんかけグルメ」って、何だそれ!?

サバだしラーメンってだけでもインパクトあるのに、それに負けず劣らず気になるワード。
調べてみたら、このあたりに伝わる「ズルズルと汁をすすり、あんかけのとろみが糸を引く」という郷土料理のことらしい。
ポスターにもいかにも郷土料理っぽい写真が並んでいて心惹かれるけど、ここは初志貫徹だ。

食堂きかく

というわけで、本命はもちろんサバだしラーメン。

食堂きかく

このサバだしに関するうんちくがこちら。
へえ、けっこう手間をかけて作ってるんだなあ。サバっていうといかにも青魚って感じの匂いが気になりそうなもんだけど、臭みがなく仕上がってるのかあ。

って、何故にフォントが古印体(笑
文章の理解を妨げる、絶妙なホラー感。どういうセンスなんだ...。

食堂きかく

待つこと数分、出てきましたよサバだしラーメン。

「サバだし」というイメージとは裏腹に、澄んだスープに焦がしネギ。
これはちょっと見た目からは味が想像できないぞ。

食堂きかく

まずはちょっとスープからいってみよう。

お~~~、そうなるか。
この味、好き。

確かに魚介系のコクのあるスープなんだけど、カドのないスッキリした味で、生臭さが全然ない。
サバのだしって、優しいんだ。

そこに絶妙に柔らか~く炊かれたチャーシューと、ドカンと存在感のあるサバのつみれ。
このサバつみれが、スープにないサバらしさを補って、サバだしラーメンを食べた感を味わわせてくれる。

食堂きかく

細くて喉ごしの良いストレート麺がまた、このスープによく合ってる。
まるで石巻の人々の素朴な優しさに触れたようなラーメンだ。

サバだしラーメン、逃がしたら後悔するとこだった。
うまいなあ、東北。

食堂きかく

ちなみに、店内ではこのオーディオ機器からずっと懐メロがかかっているんですが、間にちょいちょいサバだしラーメンのテーマ曲が挟まれる謎演出。しかもこのテーマ曲、何パターンかあるし。
他のお客さんも含め、ちょうどサバだしラーメンが出てくるタイミングに限ってプロレスの入場曲よろしくテーマ曲が流れてくるとか、そんなん吹くに決まってるやろ(;´Д`)。

食堂きかく

ついでに、ゴローちゃんが他のお客さんが頼んだのをガン見していたソースカツ丼もいただいてしまいました。
ただのソースカツ丼と思いきや、これが今まで食べたどんなソースカツ丼とも違う斬新さ。

まず衣が、パン粉以外に何を使っているのか分からないけど、とんかつとは思えないほどサックサク。
ソースも普通のソースではなくサバだしを使ったソースとのことで、まるで鰻のタレのような深みのある味。
肉はしっとり柔らかい。

これ、ノーマークだったけどすっごく美味しいです。俺の中のソースカツ丼観が天地ごとひっくり返った。

食堂きかく

てっきりメインの後のおまけの一皿だと思っていたら、なんのなんの。これだけでドラマのレギュラー回一本分くらい作れてしまいそうな、実に奥の深い店でした。

宮城出張編、どの店も本当に美味しかったし、楽しかった。
きっとまた遊びに来ようと思います。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

B017D5ESCK
※Blu-ray BOX には「真夏の東北・宮城出張編」は収録されていません

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投稿者 B : 22:56 | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2016/11/01 (Tue.)

宮城県三陸女川町の海鮮五色丼

「地のものを食べられる喜び。そのかけがえのないおいしさが、俺の心と身体にみなぎっている」

女川港

ドラマ『孤独のグルメ』東北出張編の聖地巡礼は、もう一つのサブタイトルとなっている海鮮五色丼をいただきに、牡鹿郡の女川(おながわ)町へと足を伸ばしてきました。
私は宮城というと仙台~松島までは来たことがありましたが、女川は松島からさらに東。東北地方のリアス式海岸の南端に位置する町で、かの東日本大震災において最も甚大な津波被害を受けた地域の一つでもあります。劇中でも、震災からの復興に寄せたメッセージが強く感じられる回でした。

活魚ニューこのり

ニューこのり

今回の聖地「ニューこのり」も、当時この町で営業していた「このり」という食事処が震災の被害で営業できなくなってしまい、この場所にプレハブで作られた仮設店舗「ニューこのり」として営業再開した、という経緯をもつそうです。ドラマに登場したときには「なんでプレハブ!?」と思いましたが、そういうことだったんですね。震災の被害を受けてそのまま廃業するしかなかったお店も少なくなかったでしょうが、このお店は今でも力強く営業を続けています。

よし、たのもー。

ニューこのり

っていきなりコレか!(笑

このお店の名物、丼からはみ出す勢いの穴子丼をアピールするポスターが、強烈なインパクトをもって出迎えてくれました。

店内はほぼ満席に近い大盛況。お昼より少し早い時間に到着したわけですが、我々が入店した直後に行列ができ始めて、もうちょっと遅かったら危なかったあ。萃萃でギリギリ牛たんにありつけたことといい、今回はツイてる。

ニューこのり

どれどれ。
特選海鮮丼、極上海鮮丼...メニューが豊富すぎて目移りしてしまう。
う~ん、あれも気になるよなあ...迷わせるなあ~!

やはり海鮮丼だろう、ここは。
だが、組み合わせのセレクトが難しすぎる。

ニューこのり

とにかく、昼間だけどビール喉ごしを良くする液でここまでの旅の疲れを癒やします。
青みがかったグラスに注ぐとあんまり美味しそうに見えないのがちょっと惜しい。でも、昼酒ってうまい。

ニューこのり

きた!海鮮五色丼、まさにオールスター。
素晴らしい海鮮曼荼羅。

見るからに豪華な丼に加えて、豚汁(あら汁ではなかった)と小鉢に牡蠣の煮浸しっぽいのがついてくるのが嬉しい。

ニューこのり

ん?ウニ、イクラ...なんだ、六色以上あるぞ。
なんて幸せな計算ミス。

どのネタも新鮮でプリプリ、トロトロ。
三陸の海鮮って、日本海とも江戸前とも違う、雄大な海の恵みを感じます。

いろんな海の幸がご飯の上で和やかに集う海鮮丼は、この店の景色そのものだ。
俺は今、この店の海鮮の一部になって、この店のたくましさをいただいている。

ニューこのり

海鮮五色丼からの、穴子丼。フッ。

こんなに充実感のある穴子天ぷら、かつて食べたことがあったろうか。いや、ない。
もったいぶることなく、食べたいだけ穴子を食べられる贅沢を、今俺は手に入れた。

熱くてほわほわ、揚げたての穴子のうまさといったら。
これは今までに食べた穴子天の中でベストかも。
そしてタレがいい。米と穴子をがっちり結んでる。

ニューこのり

そして五郎's セレクション外から、女将さんお勧めの今が旬・カキフライ定食もいただいてみました。
自家製っぽいソースとタルタルソースの両方が楽しめる、というのが嬉しいじゃないか。

ニューこのり

穴子天と同じく、このカキフライも揚げたてでサクサク・ほわほわ。
そういえば以前松島で生牡蠣を食べたときも思ったけど、三陸の牡蠣って西日本のと比べると小ぶりだけど、その分ギュッと旨味が詰まってるんだよなあ。

あ~、こっちも負けず劣らずおいしいや。

ニューこのり

本当はここでゴローちゃんが食べてた殻ウニに行きたかったところが、牡蠣だけに夏季しかだしていないとのことで(ぉ)普通の生ウニ。
ウニ好きとしては海鮮丼分に加えての替えウニ。これぞ大人食い。

おぉ~、きたきたきた!磯が攻めてきた。
青く透明な三陸の海が見えたぞ。

ニューこのり

「ふらっと QUSUMI」を見てどうしても食べたいと思っていた、クジラ刺。
クジラの刺身って今までにも何度か食べたことがあるけど、こういうトロッとしたタイプは初めて。それにトイ(皮の下にある脂身)も初めて。こういうのは産地近くじゃないと食べられないからなあ。

ニューこのり

赤身とトイを重ねて、生姜醤油にちょっとつけていただきます。

見た目通りにトロッとした赤身に、最初はコリッとした食感なのに口の中で溶けてくるトイの食感がたまらない。
今までに食べたどんな肉とも魚とも違う感覚だ。

この複雑に入り組んだ味、たまりませんな。
舌の上がリアス式海岸になりそうだ。

ニューこのり

店内にはこの店を訪れた有名人のサインが飾られていました。
全て「ニューこのり」になってからのもので、震災後に応援を兼ねてこの地を訪れた方が多いことが分かります。

って、松重さんのサインが見当たらないけど...。

ニューこのり

と思ったら、その下にちゃあんと松重さん・久住さん・女将さん役の余貴美子さんのサインがあるじゃないですかー。
しかもよく見るとその後ろに、サザンオールスターズの桑田佳祐さん・原由子さんのサインまで!これは豪華。

なお「ニューこのり」は近日中に女川駅近くに移転して再オープンするとのこと。既に新店舗の上棟式を終えているとのことなので、年明け~春くらいですかね。いつの日かまた、新しいお店のほうにもお邪魔できるといいなあ。

食った食った。
我が胃袋も、本日大漁だ。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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※Blu-ray BOX には「真夏の東北・宮城出張編」は収録されていません

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投稿者 B : 23:35 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/10/30 (Sun.)

宮城県仙台市の牛たん定食

「いい仕事をするためにも、牛のパワーを注入しておきたい」

仙台

一年半ぶりにやって来ました仙台。ええ、もちろん来訪の目的は 8 月に放送されたドラマ『孤独のグルメ 真夏の東北・宮城出張編』の聖地巡礼のため。
長く暑かった今年の夏もようやく過ぎ、仙台はそろそろ薄手のコートを羽織りたくなる気候ですが、うまいもの食って熱くなるには、むしろそれくらいがちょうど良い。

さあ、仙台に来たからには、牛たんに挨拶しとかなきゃな。

牛たん萃萃(すいすい)

萃萃

この回で最初にゴローちゃんが訪れたのが、牛たんの名店「萃萃」。仙台には牛たんの有名店が数多く、複数店展開しているお店も少なくありませんが、この店は仙台の中心部からもちょっと遠く、老夫婦が二人で営んでいる、本当に知る人ぞ知る存在だったようです。

放送から少し時間が経ったこともあり、今回は予約を取っていなかったのですが、念のため当日に「今日の七時半頃行きたいんですけど、席の予約ってできますか?」と電話をかけてみたところ、女将さんから「分からないけど、たぶん七時くらいには終わっちゃうんじゃないかしらね」と言われ、五時半頃に慌ててタクシーに飛び乗りました(;´Д`)。

萃萃

着いてみると、店先にはホワイトボードに「本日 17:30~19:00」の文字が。食べログには「11:30~21:30」とランチから通しで営業しているように書かれていましたが、実際は材料が切れたら閉店してしまうようで、多くの場合 19:30 くらいには営業終了しているようです。この日も、常連さんを中心に予約のお客さんの分でほぼ材料が終わってしまい、我々が実質的に最後の客だったもよう。念のため電話してみて本当に良かった(汗

ちなみに、ランチは常に行列、土曜日のランチになると朝から並んでいるお客さんもいるようで、むしろ夕方早めの時間に予約を入れるほうが確実とのこと。

萃萃

店内には「しばらくの間牛たんセットのみの提供となります」との貼り紙が。劇中では「牛たんハンバーグは作るの面倒だから今やってない」という描写がありましたが、面倒云々以前に今はドラマの影響で客足が途絶えず、それ以外に手をかけている余裕がないそうです。
そして、

萃萃

無情にも「テール焼スペシャル 完売」の文字が...。牛たんよりもむしろテール焼のほうを楽しみにしていたのに(泣

女将さんによると、テール焼用のテール肉はスープに入れるものよりも全然大きいため、週に 30~50 程度しか用意できないとのこと。しかも、大半が常連さんの予約等で埋まってしまうため、現在ではほぼ幻のメニューになっているそうです。これは何週間か前から予約しておかないとありつけそうにないなあ。本当に残念だけど、今回は諦めるしかない。

がーんだな...出鼻をくじかれた。

萃萃

気を取り直して、生ビールとキムチで牛たんの焼き上がりを待ちます。
牛たんは一人前ずつ焼いているようで、複数人で行くと順番に出てきます。ちょっと待つけど、焼きたてを食べるのが一番うまいから、ここはガマン。

萃萃

来ましたよ、牛たんセット 1.5 人前。テール焼がないから牛たん多めで。

冷奴にとろろ、テールスープというオーソドックスな布陣。
牛たんといえば麦飯だが、この店はライスなんだ。

萃萃

牛たん焼、ごぶさたしてます。
お店によって牛たんも分厚いのから薄いのまでいろいろあるけど、ここのは薄すぎず厚すぎず、ちょうどいい厚さだ。

萃萃

おぉ~、これはいいタンだ。柔らかみが違う。
柔らかさとタンらしい弾力の絶妙なさじ加減。

そして、塩が効いてる。麦飯でなく白米なのが納得の味だ。
俺の中に、新しいタンのうまさが開発されていく。

萃萃

ここでテールスープだ。

テールのうまみがじっくり出た、胃の腑にしみる優しい味、だけど胡椒が後味を引き締めている。
胡椒が調味料というのでなく、味の一端をしっかり担っている。

ばかに存在感があるテール肉は、噛んだ瞬間にほぐれる柔らかさ。
これ、うまい。普通はおまけみたいな感じで入っているもんだが、こいつは肉としてしっかりうまいレベルだ。

テールスープの肉でこれだけうまいんだから、テール焼はさぞかしうまいに違いない(未練

萃萃

店内には、松重さんのほかに大将役のでんでんさん、女将約の松本海希さんのサインが貼られているだけでなく、宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンが他の芸人さんを連れて来たときのサインや写真が数多く飾られていて、ドラマに出る前から多くの人に愛されてきたお店であることがよく分かります。
そりゃあこれだけおいしいんだもの、一度食べたら誰だって好きになるに違いない。

あったかい白飯に、塩味牛たん、とろろ。
仙台牛たんには戦国時代を生き抜いて磨き上げられた、本物の強さがある。

予想を遙かに超えたものにありつけた。
仙台、ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 21:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/10/29 (Sat.)

炭火焼肉 本牧亭 その 4

最近私の中で最もお気に入りの焼肉店「本牧亭」に、また行ってきました。

本牧亭

本牧亭

日によって出てくる牛の銘柄が変わるのがこの店。でも全て和牛で全ておいしいからハズレはありません。
この日は岩手県の奥州牛 A5 ランク。これまた期待ができそうです。

本牧亭

まっさらなアミと暖まり始めた炭火を愛でながら、

本牧亭

まずは瓶ビールで乾杯。ヱビス生もいいけど、たまには瓶ビールも乙なモノです。

本牧亭

肉はいつものごとく「ファミリー盛り」から(写真は二人前)。カルビ、ロース、ハラミ、赤身うす切りのセットで、基本的な焼肉としてはこれだけでも十分堪能できます。

本牧亭

野菜と一緒に焼いていくわけです。
野菜焼は、その時季の旬のものが出てきます。まだまだ暑い日も多いけどギンナンが入るとすっかり秋、という感覚になりますね。

本牧亭

赤身うす切りには、別売オプションの卵黄がよく合います。タレをつけてから卵黄につけて食べると、焼肉なのに不思議とすき焼き感。んまーい。

本牧亭

肉のおいしさのあまりあっという間にビールがなくなってしまったので、すかさずハイボールに移るわけです。

本牧亭

網の中央特等席で暖まっていた栗ができあがりました。栗のバター焼き。
こ・れ・が・ま・た、濃い味の栗にバターの風味が染み込んで、濃厚なモンブランをいただいているような感覚に陥ります。まるで奥州和牛から主役を奪い取る勢いでうまい。

本牧亭

この店はホルモンもうまい。いつもはホルモン(小腸)だけ頼むところ、今回はホルモン盛り(ミノ、ハツ、ギアラ、ホルモン、マルチョウ、サンド)で頼んでみました。
するとこんなに丁寧に処理されたホルモンが出てきてちょっと感動。新橋や五反田のホルモン屋で出てくるやつ、もっと雑だからなあ(笑

本牧亭

もちろん「皮八割、脂二割」の法則に従って焼いていきます。
ここのホルモン、脂肪のジュワァ感だけに頼らず、ちゃんと肉自体に味が感じられてうまい。

本牧亭

そーなると焼酎。
芋焼酎「栗東」をロックでいただきます。

本牧亭

〆はいつもならクッパ系にいっているところ、今回は目先を変えて石焼きビビンバ(ハーフ)にしてみました。
米の一粒一粒にまでしっかり味が行き渡っていて、これもおいしい。クッパと甲乙つけがたし。


今宵も大満足でありました。
でも、後から写真を見ていると、またすぐに食べたくなっちゃうんだよなあ(笑。

きっとまた食べに行きます。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/10/22 (Sat.)

ROAST HORSE #2

8 月に初めて行った際に感動してしまい、そのまま次回予約まで取ってきたローストホースの予約日が来たので、満を持して伺ってきました。

ローストホース

ROAST HORSE

完全会員制で一般には店舗の場所や電話番号すら非公開というお店なので、会員でない私は自由に予約することすら叶いません。今回もお誘いいただいた某氏には、本当に感謝の言葉もありません。この店は本当に他の予定に優先してでも来る価値があると思います。

ROAST HORSE

乾杯はビールではなくスパークリングワインから。ラ・ジョイヨーザというイタリアのカヴァで、スッキリ辛口、これからの馬肉料理を前に喉を潤すのにちょうどいい。
飲み放題メニューにスパークリングワインも含まれているので、安心して飲んだくれられます(笑。

ROAST HORSE

一品目はなんと馬肉ではなく、しじみ汁。
いきなり渋いものを...と思いましたが、オーナーによると「馬肉は身体を冷やす食材なので、それを食べる前に身体を温めてもらうためにしじみ汁を選んだ」とのこと。じわっと深みのあるしじみ汁、胃に染み渡ります。

ROAST HORSE

馬肉料理は今回も、握りから。
この握り、肉に何度も包丁が入れられていて、筋っぽさが全くない。とても柔らかく、でも肉らしさが味わえる握りは、魚の握りとは全く違ううまさ。いきなり本命級のこの味が出てくるところに、この店の奥の深さを感じます。

ROAST HORSE

三品目にいきなりデザート...?と思わせるこれは、なんとカブの煮込み。繊維質を感じなくなるくらいに柔らかく煮込まれたカブにスプーンを入れていくと、

ROAST HORSE

中にはしっかり馬肉が隠されていました。
カブと馬肉の甘みに対して、煮汁の隠し味にカラシが使われていて、えもいわれぬ取り合わせ。こんな煮込み料理は初めて食べました。

ROAST HORSE

続いて馬刺しと昆布締め。
本当にここの馬刺しは今まで食べたどんな馬刺しよりもうまくて、この味を何と表現したらいいか分かりません。食べるごとに自分の語彙力が失われていく、そんな破壊力を持った料理が続きます。

ROAST HORSE

馬刺しもう一皿。目の前でどんどん脂が溶けていくオビとフタエゴは前回もいただきましたが、真ん中はなんと馬肉のたたきの上に秋刀魚の刺身を載っけた(!)カナッペ的なもの。生肉と生魚を一緒に食べるというのも衝撃的ですが、これがまた全く違和感がない。目から鱗、これはうまい!

ROAST HORSE

常識を覆す料理があまりにも続くため、合わせるお酒も何を選んだら良いか分からなくなってきます。もうここは店員さんのオススメに従うのが最良でしょう。
というオススメで出てきたのがこの「KINOENE APPLE」という千葉のお酒。日本酒でありながらリンゴ酸酵母を使って醸造したもので、ラベルに「らいすわいん」との記載もあるとおり、まるでワインのようなフルーティさをもつお酒。あああ、これはおいしいわ。そして和とも洋ともつかないこの店の料理によく合います。

ROAST HORSE

馬肉は赤身とカイノミの刺身へと続きます。
調理法もお酒も全てが「最高の馬肉を最高の状態でいただくため」に整えられたものであることが、料理の一皿、酒の一杯から伝わってきます。

ROAST HORSE

稀少中の稀少部位、馬のタン刺し。これもまたフォトジェニックな一皿。
今回集まったメンバーのほとんどがフルサイズカメラを持参していたせいか、オーナー自らが料理を運んでくるたびに「はい、新しい被写体ですよー」と言って出してくるから正直吹かざるを得ないw。

ROAST HORSE

日本酒のほうは、石川県は能登の「白菊」へと進みます。

ROAST HORSE

出た、馬肉のユッケ!
生卵のエスプーマ(泡立つまでかき混ぜたもの)に生の馬肉と梨の果肉を潜ませた、最高の一品。合わせる果物は旬によって変えるそうです。
これを食べるのは二回目だけど本当にうまい。生きていて良かった、とさえ思えます。

ROAST HORSE

馬ロースと千住ネギの南蛮漬け。
さっきのエスプーマユッケとは対照的に、味にパンチのある一品。まったりとした口の中をガツンと目覚めさせてくれるうまさ。

ROAST HORSE

そして寿司に戻って、コウネとトロたくの握り。
コウネのとろけるんだけど全くしつこさのない、潔い脂のうまみは本当に大好きです。

ROAST HORSE

からの、う巻き玉子。う巻きといっても鰻じゃなくて馬ですよ奥さん!(誰
ふわっと優しい玉子焼きの中から、うまみがギュッと凝縮された時雨煮っぽい馬肉の濃い味が出てきて、これもいい。

ROAST HORSE

お酒は「ゆきの美人 美郷錦」へ。
名前の通り、透明感のある上品な味わいが料理を引き立てます。

ROAST HORSE

この日の野菜焼きはカボチャとシメジ。
ってこんな立派なシメジ見たことないよ!シイタケかと思った(;´Д`)。

ROAST HORSE

ニラの何か(ぉ
ここまで来るともはや「その料理が何であるか」を気にする余裕はなく、「目の前の料理をいかに味わうか」しか頭にありません。

ROAST HORSE

そしてとどめのローストホース。前回の大トリで出てきたイチボ肉が、今回はトリ前で出てきました。
肉の内側から溢れてくる肉汁のうまみ。ここまで食べてきた馬刺しもユッケも最高だったけど、うまみの凝縮度合いで言えばやっぱりローストホースですね。店名に掲げるだけのことはある。

ROAST HORSE

付け合わせに、大根と蕪の漬け物。
サラッとした酸味が口の中をリセットして、これとローストホースだけを延々と食べていられそうな気がしてきます。

ROAST HORSE

大トリは「チョウチン」と呼ばれるバラの外側を使ったローストホース。見ての通り、サシの入り方がイチボとはまた違った感じで、とろける脂身と柔らかい赤身がうまい。

ROAST HORSE

ほんのり甘味を感じる生山葵との組み合わせは、まさに至福。
ここに来ると「牛や豚よりも馬って最高だな」と思えてきます。

ROAST HORSE

〆は炊き込みご飯と馬の時雨煮。赤だしを添えて出てきました。
最後にこんな隠し球を取ってあるとは。もう涙が出てきそうになります。

ROAST HORSE

箸休め的に芋けんぴ。既製品の芋けんぴしか食べたことがなかったので、お店で作ったホクホクの芋けんぴに目から鱗が落ちました。
こんなのまで美味しいなんてズルい。

ROAST HORSE

デザートは、チーズケーキのかき氷。
前回のガトーショコラのかき氷に負けず劣らず、ふわっふわなのに濃厚味のかき氷。
もはや馬肉レストランのデザートじゃなくてこれ単体でお店開けるレベルだろ、と思っていたら、実際にトレーラーを使った期間限定店「ICE BREAKER」としてこの夏に営業していたらしいですね。これは本当に、炎天下に行列してでも食べる価値があると思います。


いやはや、今回も最初から最後まで、一点の曇りもなくうまかった。自信のあるものだけを最高の状態で提供したい、というオーナーはじめスタッフの皆さんの気持ちが形になったような店だと思います。ここは次にまた来るチャンスがあれば必ず来たい。

horse won.
ごちそうさまでした。

投稿者 B : 23:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/10/12 (Wed.)

羽根付き餃子 蒲田 歓迎

先日行った你好が美味しかったので、これは蒲田の羽根つき餃子御三家をひととおり試すしかない!と思い、横浜方面に所用があった帰りに蒲田に寄り道して餃子を食べてきました。

歓迎 本店

蒲田 歓迎

你好の次は「歓迎(ホアンヨン)」です。なんだか好意的な名前のお店が続きますが(笑。
JR 蒲田駅から見ると大田区役所を過ぎて、駅前図書館・消費者生活センターと同じビルに入居しているというすごい店。しかし公営というわけではありません(ぉ

このお店も蒲田周辺に数軒支店を持っているようです。

蒲田 歓迎

餃子で有名とはいえ、お店自体はれっきとした中華料理店で、昔ながらのオーソドックスな中華の店構え。

この日は休日ということもあり、店内はすごい人。家族連れだろうとお一人様だろうと関係なく相席にさせられているアバウトさが中華料理屋っぽくていい(笑。
店内には、来店した芸能人の写真が所狭しと貼り出されています。

蒲田 歓迎

ランチタイムだったし、なんか麻婆豆腐が食べたい気分だったので、麻婆豆腐定食をいただいてみました。
この定食には餃子はついていませんが、ライスに野菜、ザーサイ、玉子スープまでついて 700 円ならコストパフォーマンスは上々。

蒲田 歓迎

麻婆豆腐は、すごい辛い!とか山椒の刺激が!とかいうタイプではなく、これまたオーソドックスなもの。
でも見た目通りの麻婆豆腐らしい味で、期待を裏切らない。粗挽き肉がたっぷり入っていて、けっこう食べ応えもあります。

蒲田 歓迎

そして餃子は単品でオーダーしてみました。
見た目からして、この照り!油をケチらずに使ったザ・中華餃子。

你好よりもパンチの効いた味で、極めつけは肉汁!ブワッなんてもんじゃなくて、ブシャーッと出てきます。肉汁じゃなくて別のものが添加されているんじゃないかと思うほど(笑
でもこれ美味しい。你好よりもこっちの餃子のほうが好きかも。

蒲田 歓迎

調子に乗って焼売まで頼んでしまいました。
これまた餃子と同様に肉汁たっぷり、食べ応えある焼売。美味しいけど、餃子のインパクトほどではないかな。

ちなみにここ、円卓が狭めな割にみんなけっこうたくさん頼むので、出てきた料理や空いた皿が円卓の回転部にどんどん載せられてしまい、相席だと餃子用の醤油や酢を取りたいのに円卓が回せないという事故が発生しがちです(汗。餃子はしっかり味がついていてそのままでも食べられますが、他のお客さんに声をかけてこの満載された円卓を回すのはちょっと勇気が要りますね(笑

ラーメンとか天津飯とか、他にもいろいろ食べてみたくなりました。
このへんでご飯を食べる機会はあまりないんだけど、チャンスがあれば大人数で円卓を囲んでみたいなあ。

関連ランキング:餃子 | 蒲田駅京急蒲田駅蓮沼駅

投稿者 B : 23:53 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/10/06 (Thu.)

五反田の隠れた名店「スワチカ」

ある日、五反田近辺の店でお昼ごはんを食べていたときのこと。
隣の席のサラリーマン三人組の会話が耳に入ってきました。

「メンチカツなら、俺イイ店知ってんだよ。カウンター席しかない古い店なんだけどさあ...」

メニューに迷ったときの井之頭五郎じゃないけど、こういう話にはつい反応してしまいます。有名店もいいけど、こうして付近で日々生活している人のクチコミにこそ名店あり。
私は「カウンターしかない古いメンチカツの店」でピーンと来ましたね。以前から店の前を何度も通りかかっているにもかかわらず、中の様子がよく見えなくて入ってみる勇気がなかなか出なかった店。こういう店は大当たりか大ハズレかどっちかだろうと思っていたけど、これは行ってみるしかない。

スワチカ

入口からして狭くて、店先にはメニューと値段が書かれた看板が出ているのみ。派手さが全くないので、ここが飲食店だと気づかずに通り過ぎる人も少なくないでしょう。看板がなければ古い床屋か何かだと勘違いしそうなくらいです。でも、この周辺でカウンターのみで揚げ物を出している古い店、といえばここしか思い当たらない。
今までこの敷居をまたぐ勇気が出せなかったけど、あのおじさんがあんなに熱心に語っていた店ならきっと美味いに違いない。入ってみようじゃないか。

スワチカ

スワチカ

自動ドアを開くと、本当にカウンターしかありません。しかもカウンターと壁の間も狭くて、人がすれ違うことすら難しいほど。満席の際にお客さんが入れ替わるときは、先客が出るのを待ってからか、後から入るお客さんがいったん店の奥まで行ってから先客が帰る、という客同士の連携プレーが求められます(笑
メニューは定食屋としての定番ものばかり。しょうが焼に 1,200 円というのは決して安くはありませんが、この界隈のランチの相場から言えば全般的にはまあ普通。

カウンターの中には、すごく細かく気を配ってくれるおばあさんと、やや寡黙な雰囲気のおじいさんの二人が働いています。この老夫婦が長年切り盛りしてきた店なんだなあ...と思っていたんですが、後で調べたらこのお二人は夫婦ではなく兄妹(あるいは姉弟)なんだとか!

スワチカ

ここで頼むのは、やっぱりあのおじさんのオススメ(といっても私に勧めてくれたわけじゃないけど)に従って、メンチかつ。
盛りのいいご飯に豚汁が付いてくるのが嬉しい。

スワチカ

どーんと大ぶりメンチかつ。てっきり小さめのメンチが二、三個載ってくるかと思っていたので、けっこうなインパクトがあります。
ちなみにメニューにあった「スワチカランチ」は、これよりも小ぶりのメンチ一つとライスがワンプレートに載ったリーズナブル版という感じ。

スワチカ

このメンチ、見た目以上に中身がやばい。粗挽き肉からブシャァァッ!と溢れ出る肉汁。衣の厚さや揚がり具合もちょうど良いし、これは本当にうまい。
この界隈のメンチカツだとあげ福もレベルが高かったですが、値段まで考えるとスワチカのほうが上かもしれません。

スワチカ

メンチかつにちょっと感動してしまったので、しばらく通ってみました(笑

揚げ物がうまい店なら期待せざるを得ない、アジフライ。
これも外はカラッ、中はフワッとしたアジフライのお手本のような仕上がり。私の中で歴代最上級である鳥越まめぞにはさすがに及ばないけど、日々食べるランチとしては十分すぎるレベルの高さ。

スワチカ

それから、けっこうな割合のお客さんが頼んでいるのがカレー。実は「スワチカ」という店名はインドのカレーパウダーの名前から取ったものだそうで、この店自体がもともとカレー専門店としてオープンした経緯をもつとのこと。どおりで聞き慣れない店名だと思いました(笑
そんな店ならカレーがうまくないはずがない。普通のカレーライスとかつカレーライス、メンチカレーライスのバリエーションがありますが、ここはカレーと同時にとんかつの様子もうかがいたいと思い、かつカレーライスをオーダー。

スワチカ

こういう店のカレーでは、カツカレーにするとルウ側には肉が入ってこないことも多いけど、ここのかつカレーはルウ側にも角切りポークをしっかり入れてくれるのが嬉しい。
ルウは「洋食屋のカレー」という感じの、辛味と酸味のバランスが良いやや上品めの味つけ。そうそうこういう味のカレーを期待していたんですよ私は。意外とカレーの激戦区でもある五反田だけど、この店は他の名店と渡り合えるレベルだと思います。さすがは元専門店だけある。

とんかつはサクッと軽めに上がっていてとても美味しいんですが、メンチのインパクトにはちょっと敵わない印象。ここはメンチカレーが正解じゃないでしょうか。

スワチカ

そしてポークソテー。分厚い豚の一枚肉をソテーした上に、トマト系のソースをフランベしてかけてくれる手間のかかった一品。
揚げ物系のメニューが多いけど、焼き物もいいじゃないですか。他のメニュー同様、いい豚肉を丁寧に扱っているのがよく伝わってきます。
ちなみにしょうが焼はこのポークソテーと同じ肉をソテー+ソースじゃなくてしょうが焼にしたもののようです。この肉を使っているなら、そりゃあしょうが焼にしては高いわけだわ。

この店は本当に気に入りました。外食しているというよりは、実家近くにある昔から顔なじみの店に食べに来たかのような落ち着き感。それでいて、手を抜かず丁寧に作られた料理。有名店で豪華ランチもいいけど、毎日食べたいのはこういう味なんですよ。
もしいつか『孤独のグルメ』に五反田が登場するとしたら、私は間違いなくこの店かグリルエフが選ばれるべきだと思う。古き良き五反田が味わえる、末永く続いてほしい名店です。

関連ランキング:定食・食堂 | 大崎広小路駅五反田駅大崎駅

投稿者 B : 23:00 | Curry | Gourmet | Lunch | コメント (3) | トラックバック

2016/10/02 (Sun.)

BAR THE GINTONICX #3

先日のフードメニュー拡充に続いて、今度はいよいよラム肉系メニューが復活したということで、改めて横浜へいそいそと。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX であります。

前回来たときに撮った写真を店舗のミニポスターとして使っていただきました。
誇らしいやら、照れくさいやら。(笑

BAR THE GINTONICX

カウンターに着席するなり、ビールじゃなくてジントニックから。

まずは旬のすだちジントニックをいただきます。
この店(正確には前身である「出張 the Gintonic in はる美」)で初めて実感したんですが、柑橘類とジントニックって不思議と合うんですよね。ジントニックの爽やかさが五割増しになって感じます。

BAR THE GINTONICX

つまみは当然クリームポt...の話はもういいかな(ぉ)、いぶりがっこマスカルポーネから始めます。
この日のがっこマスカル、いぶりがっこが細切りではなく櫛切り。でもこのいぶりがっこのカリコリした食感が主体となった感じも悪くない。

BAR THE GINTONICX

続いてディルジントニック。「ディル」とはよく魚料理に添えられてくるもしゃもしゃした感じのハーブで、これを漬け込んだジンでジントニックを作ると、先ほどのすだちとはまた違った爽やかな香りが鼻から抜けていきます。これは料理が欲しくなる。

BAR THE GINTONICX

さあ、では本格的にフードメニュー、いってみましょうか。
オープン当初は乾き物程度しかなくて「何もないのね。できるものを 14 人分ね」と言いたくなる感じだったことを考えると(ぉ)、本当に充実してきました。
とはいえ腕を振るうのはマスター一人。「メニューのここからここまで」なんていう無茶な頼み方はさすがにできません(笑

BAR THE GINTONICX

まずはマスターのこの日のイチ押し、ラム肩ロースハム。
厚切りのロースハムにしっかり目の味がついていて、これは箸が止まらない。ジントニックもスイスイ減っていくというものです。

BAR THE GINTONICX

それから羊肉串(ラムケバブ)。Left Bank 時代からの定番羊料理。
肉肉しさをストレートに味わえる串焼き、これこそラム料理の王道中の王道。こんな洒落たバーのカウンターでいただく料理じゃないような気もするけど(笑

BAR THE GINTONICX

飲み物は「わさびジントニック」へと進みます。
わさびを漬け込んだというから鼻にツンとくる感じを予想していたら、あんまり刺激はなくてわさびの爽やかな香りがほんのり立つジントニック。
これはラムの肉肉しさを中和するのにちょうど良い。

BAR THE GINTONICX

そーなるとラムネギクミン炒め。
ラム・ネギ・クミンと香りの強い食材の組み合わせで、味つけも濃いめになっているので、これまたお酒が進みます。

BAR THE GINTONICX

このお店のもう一つの顔、自家製ジンジャエールを使ったモスコミュール。
ここの濃い生姜の味を知ってしまうと、他の店でモスコミュールは頼めなくなります。

BAR THE GINTONICX

前回食べて気に入ったケイジャンチキンをまたいただきました。
表面のパリッと具合がおいしい。

BAR THE GINTONICX

ちなみにこの日は、横浜 DeNA ベイスターズの番長・三浦大輔投手の引退試合が横浜スタジアムで行われていました。
文字通り生粋のベイスターズファンでもあるマスターのこと、普段は BGV を流している店内のテレビもこの日ばかりは野球中継。
でもたまにはこんなバーも良いモノです(笑

私が中学生の頃に新人だった三浦投手がついに引退とは、時の流れを感じます。
本当に長い間お疲れさまでした。

BAR THE GINTONICX

うまい酒と肴とともに、ゆったりとした時間を過ごせる場所。
バーとしては基本的なことですが、だからこそ重要だし、自分に合った店を見つけるのは案外難しいことです。

この店に出合えて良かった。
また飲みに来ます。

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2016/09/29 (Thu.)

自由が丘 黒毛和牛ハンバーグ&ステーキ 腰塚

先日自由が丘方面に出かける用事があったので、こちらのお店でランチをいただいてきました。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

腰塚ハンバーグ&ステーキ

自由が丘にある、和牛専門の精肉&焼肉店として有名な「腰塚」が駅前ロータリーすぐのところにハンバーグとステーキのお店を出していたとは。焼肉店のほうはお値段的にちょっと敷居が高いですが、ハンバーグ&ステーキならば多少ハードルが下がります(笑。入口の看板からしておいしそうなオーラを醸し出していたので、吸い込まれるように入店。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

ハンバーグにするかステーキにするか迷った挙げ句、「迷ったら、両方」の法則発動で腰塚ステーキ&タルタルハンバーグのコンビネーションをオーダー。ランチにしてはちょっとお高いけど、自由が丘まで食べに来ることもあまりないので、ここはちょっと奮発。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

まずはステーキ。焼き加減はレアでお願いしてみました。
見るからにこれはいい肉。脂少なめの引き締まった赤身で、重くなくいくらでも食べられそう。ハンバーグがあるとはいえこのステーキも二倍くらいの量があっても全然食べられるんじゃないかと思います。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

続いてハンバーグ。表面だけカリッと焼かれているけど中はまだまだレアなのが、肉の谷間から見える赤さから伝わってきます。そしてナイフを入れなくても内側から溢れんばかりの肉汁感。これは見るからにうまそうだ。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

ソースはデミグラスと和風から選べます。ここは肉そのものの味を引き出してくれる和風で。
基本はおろし醤油だけど、そこにうずらの黄身だけ載ってくるというのが嬉しい。

腰塚ハンバーグ&ステーキ

ハンバーグは肉の食感が味わえる粗挽き。肉自体にしっかりめの味つけがされていて、何もつけなくてもおいしくいただけます。おろし醤油をつけるとむしろさっぱりいただける感じ。
肉自体がいいところに食感も味つけもしっかりしていて、かなり「肉食ってる感」を味わえます。これはうまい。

ここのところ、さわやかインスパイア系のハンバーグにハマッていましたが、久しぶりにこういう王道ハンバーグもいいですね。自由が丘のお気に入り店リストに加えたいと思います。

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2016/09/20 (Tue.)

元祖羽根付き餃子 京急蒲田 你好

久しぶりに蒲田方面に行く用事があったので、以前から行きたいと思っていたお店でお昼ご飯をいただいてきました。

元祖羽根付き餃子 蒲田ニーハオ

ニーハオ

「餃子の街」と言えば宇都宮か、最近では浜松も有名になりましたが、東京で餃子といえば蒲田も激戦区として知られています。「羽根つき餃子」はこの蒲田ニーハオが発祥とも言われているほど。私は以前は蒲田が乗り換え駅だったにも関わらず、何故か今まで蒲田で餃子を食べる機会がありませんでした。でも今回はチャンスだと思い、ようやく訪店。

蒲田といってもほぼ京急蒲田駅前なので、JR からはちょっと距離があります。
羽根つき餃子発祥の店というからには年季の入った店構えを想像していましたが、行ってみるとなんか新しくてキレイな店舗で驚きました。どうやらこの春リニューアルしたばかりとのことです。

ニーハオ

お昼時だったのでランチメニューから担々麺セットを注文。
ほどなくして、想像したとおりの担々麺と餃子が出てきました。

ニーハオ

担々麺は、辛味の挽肉とチャーシュー、煮玉子、それに青梗菜ともやしで具だくさん。スープは濃厚ゴマ味。麺はまあ普通だけど、あまり辛すぎず全体的にはとても好きな味。会社の近くにあったら通っちゃう系の定番担々麺。

ニーハオ

そして元祖羽根つき餃子。こういう見た目の餃子も今や全国的に見られるようになったけど、その発祥の店に来たとなると、心して食べなくてはならない気がしてきます。
まあ羽根といっても餃子と一緒に小麦粉か片栗粉を水に溶いたものを焼き固めただけのものなんですが(笑)、このパリパリ感と餃子の皮のモチモチ感のコントラストを最初に見出した人は表彰モノだと思います。

ニーハオ

羽根のおかげで大きく見えているけど、餃子本体はむしろ小ぶり。でも中の具は白菜やネギの食感が良く、ジューシーな肉汁がギュッと閉じ込められていて、これはおいしい。もちろん羽根のパリと皮のモチのコンビネーションもいい。ついランチセットとは別に餃子だけ追加注文したくなるうまさ。

今まで、この店に長年足を運ばなかったのを後悔しました。
蒲田に他にも複数軒、それと大森や池上、目黒にも支店があるようだから、近くに行く機会があればそちらにも行ってみようかと。
あとこの蒲田には他にも羽根つき餃子の名店が数軒あるので、今度この辺に来るときには巡ってみようと思います。

関連ランキング:餃子 | 京急蒲田駅蒲田駅糀谷駅

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2016/09/12 (Mon.)

ひさびさの西麻布 豚組

久しぶりに、西麻布の豚組へとんかつを食べに行ってきました。

西麻布 豚組

西麻布 豚組

六本木ヒルズの地下に豚組食堂ができて以来、豚組のとんかつが食べたいと思っても駅近の利便性につられて豚組食堂にばかり行ってしまっていたので、西麻布の本店のほうに来たのは実に数年ぶり。ヒルズらしくオシャレでキレイな豚組食堂もいいですが、古民家を再利用したこの店舗のほうも落ち着けていいですね。

西麻布 豚組

この日の銘柄豚は、沖縄の琉香豚、岐阜のなっとく豚、長野の幻豚、黒毛奄美の島豚。しかしお店に行ったのがお昼少し遅めの時間帯だったので、銘柄豚はほとんどが売り切れ(;´Д`)。この店に来るお客さんはいい肉を食べにわざわざ来ている人ばかりとはいえ、高いものから順に売れていくというのもすごい話です...。

西麻布 豚組

しばらく来ていない間に、新メニューとして氷室熟成させた新名物「サブマリン」とリブロースを使った「デ・リュックス」というのが追加されていました。これらも無茶苦茶気になるんですが、ほとんどが売り切れ(;´Д`)。もっと早い時間に予約とれば良かった...。

西麻布 豚組

ともあれ、注文してとんかつが揚がってくるのを待ちます。
その間に前菜的に出されたのが、この茄子のおろし和え。9 月とはいえまだまだ暑いので、こういうさっぱりした一品は嬉しい。しかも茄子に味がよく染みていて、うまい。
とんかつが出てくるまでの間をつなぐどころか、あっという間に完食しました(ぉ

西麻布 豚組

とんかつの準備ができると、ご飯・赤だしに加えて山盛りのキャベツ(取り分け制)と、

西麻布 豚組

漬物が先に提供されます。いぶりがっこが入っているのがまた嬉しい。

西麻布 豚組

そして、とんかつ。
まずはフィレかつから。銘柄豚が売り切れだったのでレギュラー品だけど、顎に力を込めなくても噛み切れてしまう柔らかいフィレ、とてもおいしい。

西麻布 豚組

それからロースとんかつの 3cm 超厚切り。こちらもレギュラー品です。
久しぶりの超厚切りとんかつ、やっぱり見ているだけで幸せになれます。

西麻布 豚組

揚げるのに通常よりも時間を要するという、この超厚切り。薄めの衣が分厚い肉を引き立てています。
まずは塩で一切れ。その後にソースやカラシで味を変えて一切れ。ロースの割には油がしつこくないので、塩よりもソースのほうがうまみが引き出せる感じ。

西麻布 豚組

銘柄豚の中で「なっとく豚」ロースの通常の厚さのものだけまだ残っているということで、試してみました。
レギュラー豚のロースと比べると、肉自体の味の濃さや肉汁の出方が全然違う。レギュラー豚も十分おいしいと感じたけど、これを食べてしまうとレギュラーが物足りなく感じますね。
「なっとく豚」ってどのへんが納得なんだろう...?と思ったけど、本当に食べて納得(笑)。

西麻布 豚組

〆のデザートは黒蜜プリンとホットウーロン茶。
おいしかったとんかつランチをしみじみと振り返りつつ、満足のひととき。

ごちそうさまでした。
今度はサブマリンやデ・リュックスも食べてみたいなあ。

関連ランキング:とんかつ | 乃木坂駅六本木駅表参道駅

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2016/09/05 (Mon.)

五反田「路地裏」の激辛牛すじ煮込定食

五反田の東急池上線ガード下に、以前から気になっていた場所がありました。数年前にガード下が整備されて「桜小路」と呼ばれる飲み屋街になっていたんですが、そこが妙にうまそうなオーラを発していて。でもこの辺はもともと風俗店なんかもあったエリアで近寄りがたさを感じていたんですが、とりあえずランチならと思って(笑)意を決して行ってみました。

路地裏

足を踏み入れてみれば、そこはけっこう小ぎれいな空間に小さな居酒屋が乱立している、想像通りのマニアックエリアでした(笑。

この↑昼間っから赤提灯を煌々と輝かせている居酒屋は、その名も「路地裏」というお店。どうやら品川駅港南口のカオスエリアにその名の通り「路地裏」の本店があるようですが、近くは何度も通っているけど入ったことはなかったなあ。ここはその支店とのことです。

居酒屋 路地裏 五反田店

路地裏

ランチメニューはこんな感じ。正しい居酒屋の昼定食、という趣だけど、メニューのこのポップなフォントは一体(笑

カルビとかピビンパといった焼肉屋系のメニューが目立つので韓国系のお店なのかと思ったら、働いている店員さんは軒並み東南アジア方面っぽい顔立ち、という謎仕様(ぉ。
ま、そのへんは気にせず注文します。

路地裏

メニューの冒頭に書かれていた「激辛牛すじ煮込定食」にしてみました。
「来店初めてなら迷わずこれで!」と言われたら頼むしかないでしょう。

大盛り気味のご飯に味噌汁、メインの牛すじ煮込、サラダ、お新香といった組み合わせ。
安いにしてもちょっと量は少ないかなという気もするけど、まあこんなもんか。

路地裏

この真っ赤な牛すじ!見るからに辛そうです。

食べてみると、口に入れた瞬間は汁に溶け出した牛肉のうま味と脂の甘味を感じるけど、後から辛さが追いかけてきます。そして少し間を置いて全身からほとばしる汗。
うわあ、これは辛いわ。でもうまい。辛いのに箸が止まらなくなって、大盛り気味に感じた白飯があっという間に空いてしまいました。
辛い物好きを自認する私でもさすがに汁までは飲み干せなかったくらい辛い(というより自分自身の熱さに耐えられない)けど、中毒性のあるうまさ。すじ感はありつつとても柔らかい肉もまたいい。

出てきた瞬間は「これっぽっち?」と思ったけど、大盛りご飯のせいもあってお腹いっぱいになりました。
これだけ牛すじがうまければ、水曜限定の牛すじカレーも期待できそうだなあ。近くのホットスプーンは最近人気が出ちゃってお昼時は行列だし、カレーがおいしければこっちで牛すじカレーを食べるというのもアリかな。

関連ランキング:居酒屋 | 五反田駅大崎広小路駅大崎駅

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2016/08/20 (Sat.)

ROAST HORSE

ねんがんの ローストホースにいってきたぞ!

ローストホース

ROAST HORSE

広尾にある馬肉料理専門店「ローストホース」。二年ほど前にオープンしたお店で、完全会員制な上に具体的な立地等も非公開。馬肉好きとしてはずっと気になっていましたが、このたび会員の某氏にお誘いいただき、ついに訪れることができました。もうこれは万難を排して伺うというものです。

ROAST HORSE

料理はコース制。予約時間通りにお店に入ると、まずはウェルカムドリンクが出てきました。今が旬の桃で作られたピーチベリーニ(桃とスパークリングワインのカクテル)ですが、桃の食感がしっかり残ったベリーニで、すごくおいしい。思わずおかわりしたくなるおいしさですが、こだわりの桃の入荷数が限られているとのことでお一人様一杯限定。でも、この一杯目でこの後の料理への期待がさらに高まりました。

ROAST HORSE

前菜的なこの一品は、「内モモ肉のそうめん仕立て」。馬肉専門店なので当然馬肉しか出てこないわけですが、いきなり「そうめん仕立て」ってどういうこと?

ROAST HORSE

と思ったら、馬の内モモ肉を細長く切ったものを、麺つゆと薬味でいただく、というものでした。
桃からのモモ、ってわけでもないでしょうが(ぉ)脂身が少ないのに柔らかい赤身モモ肉をこういう涼しい食べ方でいただく、というのもいいですね。うまーい。

ROAST HORSE

続いて、馬肉の握り。あえて酢飯を使っていないのがこだわりとのこと。
確かに酢飯でないほうが、馬肉自体の味がしっかり感じられてうまい。

ROAST HORSE

内モモの馬刺と昆布締め。

私は馬肉が名産品の一つである長野方面への出張が多くて、たぶん世間一般よりは馬刺をよく食べている方だと思うのですが、本場長野でもこんなにうまい馬刺にはそうそう巡り会えません。
さらにその馬刺を昆布締めにしてしまうという発想もありませんでしたが、馬肉のうまみがさらに引き出されて、こちらも絶品。

ROAST HORSE

ベリーニのおかわりといきたいところですが一杯限定なので、代わりにスパークリングワイン。
上品であっさりとした馬肉料理が続くため、ビールよりもスパークリングワインがよく合います。

ROAST HORSE

さらに馬刺しの連撃。次第にボリューム感のある部位に移っていきます。
左から順に、オビ、小オビのウニ乗せ、フタエゴ。いずれも胸~腹部の脂乗りのいい部位で、脂身から出てくる強い旨みが感じられながら、もたれそうな感覚がほとんどありません。これはたまらん...。

ROAST HORSE

馬刺のラストは、カイノミ(左)とバラ(右)。
そろそろこれらの馬肉のうまさが、それを表現するための自分の語彙力を上回っていることを自覚し始めました(ぉ

ROAST HORSE

そろそろ日本酒を合わせたいな、と思って「亀萬 一回火入れ」。
このお店の馬肉は熊本から仕入れているそうなので、同じく熊本の酒が合わないわけがない。

ROAST HORSE

馬肉と桃のカルパッチョ。最初にベリーニで出てきた桃がここで再登場しました。肉と桃の間にはモッツァレラチーズが挟まれ、上にはキャビア。

うわあああ、この筆舌に尽くしがたいうまさ。単に高級食材を組み合わせただけじゃないぞこれ。一切れと言わずおかわりもっとくれください(;´Д`)ヾ。

ROAST HORSE

ん?これは箸休め的に冷製ポタージュスープ的な何かかな?
と思ったら、これ「馬肉のユッケ」とのこと。そんな斜め上展開ありなのか(;´Д`)ヾ。

ROAST HORSE

ポタージュスープだと思っていたものは、生卵を泡立つくらいまでにかき混ぜたもので、その中に馬肉のユッケが仕込まれていました。
しかも隠し味として、今が旬の幸水(梨)が使われていて、幸水のみずみずしい甘さが馬肉の旨みを引き立てています。これもうまい...おいしくて涙が出そうになるという経験はそうそうあるものではありませんが、これは本当に泣けてきます。

ROAST HORSE

日本酒は新潟の「加茂錦 紅桔梗」に移行します。これは「荷札酒」として、加茂錦ブランドの中でもシリーズ化されているものだとか。
スッキリした辛口ながら、後味にしっかりした存在感が残るあたりが北陸の酒らしくて、私の好みにどストライク。この後はずっとこればかり飲んでいました。気に入ったので自宅でもこれ飲もうかな。

ROAST HORSE

これは「馬のシャトーブリアン天ぷら」。シャトーブリアンといえばステーキですが、それを天ぷらにしてしまうとは。
オーナー曰く「天ぷらは揚げ料理じゃなくて蒸し料理。衣の中で 100℃ を超える温度で蒸せる調理法は他にない」とのこと。たしかにシャトーブリアンが蒸し料理らしい柔らかさに仕上がっていて、うまみもしっかり閉じ込められています。これはあかんやつや(誉め言葉

ROAST HORSE

再び寿司に戻って、コウネとハラミの握り。
出た、コウネ!馬のたてがみの部分で、舌の上でとろこえる脂のうまみが最高で、私が大好きな部位。これが握りでいただけるとは。
肉の味と食感がしっかりしたハラミとの組み合わせ、というのもまた良い。生きていて良かった、とさえ思えます。

ROAST HORSE

テールの肉じゃが。馬肉の肉じゃが、そういうのもあるのか!

上質な脂肪分の多いテール部分で肉じゃがを作れば、馬肉でもこんなに濃厚に仕上がるんですね。
主役のテール肉は、肉じゃがというよりは角煮とでも言いたくなるような、ほろほろっと崩れる柔らかさ。

ROAST HORSE

と、ここまででも相当な品数がありましたが、ここからがいよいよメインディッシュ。
まずは前座として焼き野菜。一見、タマネギとエリンギをただ焼いただけに見えますが、

ROAST HORSE

タマネギは切ると中から水分がジュワァァァと出てくる、絶妙な焼き加減。ここまで甘いタマネギも食べたことがない、というおいしさ。
エリンギもふっくらしていておいしい。

ROAST HORSE

そして真打ち、店名にも冠されている「ローストホース」が塊で出てきました。
これは「ラムダゴ」という部位で、馬のお尻にあたります。

ROAST HORSE

部位的にちょっと固そうなイメージがありましたが、そんなことはないしなやかな食感。しっかりとした味もあって、この部位はローストするためにあると言っても過言ではありません。
ここまでの馬肉料理もそれぞれうまかったけど、やはりメインはさらにひと味違います。

ROAST HORSE

さらに希少部位・イチボのローストホース。
ラムダゴとはまた違ってサシが多く、肉汁ジュワァ系。赤身肉とは対照的なローストホースです。

ROAST HORSE

生山葵をすり下ろしていただきます。
柔らかい触感と口の中で広がるうまみ。脂分は山葵が良い具合に中和してくれて、もはや「最高」以上の表現が見当たりません。
ローストビーフやローストポークでもこんなにうまいのは食べたことがない。

ROAST HORSE

〆はなんと馬肉のカレー。ライスはおにぎり半分くらいしかなくて、二~三口で食べきってしまえる少量です。
コクよりもスパイス重視の味付けで、口の中の馬肉の余韻をスッと消してくれる感じ。これこんなちょっぴりじゃなくて一人前食べたいんですけど(ぉ

ROAST HORSE

デザートはこれ。チョコレートムース的な何かかと思ったら、その実体は...

ROAST HORSE

ガトーショコラのかき氷!ふわっふわの食感なんだけど、味は濃厚ガトーショコラ。なんだこれ。馬肉屋で出すレベルのものじゃないだろ(;´Д`)。
最後まで目から鱗が落ちっぱなしでした。

料理は一品運ばれてくるごとに、オーナーがテーブルにやってきてその自信とこだわりを自ら語ってくれます。
そんな御託がなくても十分以上においしい料理のオンパレードでしたが、あまりにもアツい語り口に、馬肉に対する愛と自信が溢れていました。

ここは本当においしかった。馬肉に限らず、今年初めて行った飲食店の中でここがベストと断言できます。
あまりにもベタだけど、これは書かずにいられない。「ウマ勝った!」

会員制なので行きたくても自由に行けないのが難点ですが、今回連れて行ってくださった方とまた行くべく、帰り際に次回予約を入れてきました(ぉ。

ごちそうさまでした。
次回も楽しみにしています。

投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/08/16 (Tue.)

新幹線が運ぶ鮨 金沢「もりもり寿し」

実家に帰省したときはほぼ必ず鮨を食べに行っています。とはいってもお手軽に回転寿司ですが、北陸は回転寿司でも下手な廻らない寿司屋よりうまかったりするので馬鹿にできない。
ただ富山と金沢では出ているお店がけっこう違って、金沢の方のお店は知らないところも多いんですよね。今回は、富山にはなかったこちらのお店に行ってみました。

もりもり寿し

もりもり寿し

店名だけ見ると、味よりもボリューム優先のお店っぽい印象があります(笑
でも、石川県内では大手の回転寿司チェーンのようで。本店は金沢市内ではなく能登、というあたりが期待できそう。

もりもり寿し

店内はカウンターのほかにボックス席がいくつか。で、ボックス席には iPad mini を使った発注システムが備えられています。一応ベルトコンベアにも鮨が回ってきますが、比較的無難なネタや甘味なども多くて、回転寿司ながらコンベアよりも自分が食べたいネタを注文するのが基本。ま、東京の回転寿司も 20 年前から食べたいネタをタイミングがズレないように注文するものだったようですが。

もりもり寿し

とりあえず生ビールから。
金沢は東京よりは多少涼しいとはいえ暑いことに変わりはないので、ビールがスルスル胃に吸い込まれていきます。

ビールを飲んでいると、奥の方から「ガーッ」という何か機械が動くような音が。

もりもり寿し

って、なんか回転寿司のレーンが二階建てになっていて、注文した鮨が上の階から新幹線に乗ってやってくるんですけど!(;´Д`)ヾ。
北陸新幹線にかけた演出なのかどうか知りませんが、こんな回転寿司初めて見た(笑。

追記:回転寿司の大手チェーン「かっぱ寿司」にもかつて新幹線レーンがあったというご指摘をいただきました。かっぱ寿司には行ったことがないんですが、この店オリジナルというわけではないんですね...。

もりもり寿し

新幹線はちゃんと自分のテーブル前で停車して、鮨を取ったら赤いボタンを押せば自動的に戻っていく仕組みになっています。
カウンターから遠いテーブル席だけの仕掛けのようですが、いやあ驚いた。

もりもり寿し

気を取り直して(笑)お鮨を堪能していこうじゃないですか。

まずはマグロ三種盛りから。
日本海といえばマグロではなくブリでしょうが、夏場は旬じゃないので地物にこだわらないほうが幸せになれます。

もりもり寿し

続いて光りもの三種。
アジ、イワシ、サバという光りもの好きにはたまらない組み合わせです。

もりもり寿し

それからカニ三種。
せっかくだからいろいろ食べたいけど、全部二カンずつだとお腹いっぱいになりすぎるから、こういうセットものがありがたい。

もりもり寿し

お造りも、トロとアオリイカをいただいてみました。
こういうお皿の場合は新幹線ではなく店員さんが持ってきてくれます(笑

もりもり寿し

とどめに、金沢の鮨の王様・ノドグロ。関東じゃなかなか出してくれる店がありません。興奮のあまり、うっかり皮のほうから撮ってしまいました(ぉ
富山にいた頃はブリこそ刺身の王だと思っていましたが、ノドグロはまた違った感じの脂の乗り具合で、甲乙つけがたい。

やっぱり北陸の回転寿司はおいしいですね。
新幹線のインパクトが強くてファミリー向けの印象がありますが、以前食べた金沢の別のチェーン系の回転寿司よりはこちらの方が味も良かったように思います。
今度から帰省したときはここを巡回ルートに入れることにします。北陸以外にも出店しているようなので、今度都内の支店に行ってみるかな。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:回転寿司 | 野町駅野々市工大前駅野々市駅(北陸)

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2016/08/06 (Sat.)

練馬桜台 久松湯からの唐辛子餃子

「俺にとって人生の得といったら、これしかない」

久松湯

ここのところ出張等が続いていてですね。身体的にもけっこう疲労が溜まってきてます。そうなるとゆっくり温泉にでも浸かりに行きたくなるところですが、なかなかそうもいかない。そうなると、『昼のセント酒』の聖地巡礼がてら、ゆったりできそうな銭湯に行くのがちょうど良さそうじゃないですか。全 12 話放送されたドラマの中でも、いちばん来てみたいと思っていたのがここ、第 7 話に登場した桜台の「久松湯」。年季の入った施設が多い銭湯界にあって、数年前にデザイナーズ銭湯としてリニューアルしたばかりの、明るくキレイな銭湯です。建物からして本当に美術館と見まがわんばかりの美しさ。

練馬区桜台の天然温泉 久松湯

久松湯

番台ではなくフロントと呼びたくなるような、ちょっとしたホテル然としたエントランスをくぐると、大きな窓からたっぷりと光を取り込んだ、開放感ある浴室に続きます。日替わり風呂、ジェットバス、電気風呂、水風呂、サウナ(別料金)、そして露天風呂。スーパー銭湯ほどじゃないけどゆっくりいろいろ浸かれます。一般的な銭湯の密閉空間とは違う、心を広げてリラックスできる場所。これはいい。
客層も、他の銭湯に比べて若い人や家族連れが多く、常連でなくても気兼ねなく入れる雰囲気がいい。劇中でも「夜は混む」という話がありましたが、休日の真っ昼間でもだいぶ混んでいます。この快感は、家風呂では絶対に味わえない。だからわざわざ浸かりに来るんだよなあ。もう少しウチからアクセスしやすい立地だったら、自分も毎週末でも来たいくらいだ。

さて、さっぱりしたぞ。
よし、グイッと行きますか。

桜台の餃子家

はい発見!
ここが今回の本来の目的地である、餃子専門店。久松湯からは、本当に目と鼻の先にあります。

ああ、この疲れと汗を洗い流した肉体に、ビールを注ぎ込みたい。
しかしここは逸る気持ちを抑えて、焦らず、走らず。

桜台の餃子家

桜台の餃子家

外から見ても「餃子専門店」としか書かれていないけれど、ここの正式な店名は「桜台の餃子家」とのこと。
どちらかというと地元のお客さんの持ち帰りが主体なのか、店内は狭くてカウンター数席しかありません。
このこぢんまりとした佇まいは、どことなく富山のミッちゃん餃子を彷彿とさせるなあ。

桜台の餃子家

カウンターに着席。お客さんは私一人。ま、ランチにしてもちょっと遅い時間だしな。

メニューには餃子がたくさん。他にも中華そばやチャーハン、定食もあるのか。
なんかどれも超オーソドックスな感じでソソられるけど、ここは初志貫徹で餃子ビールで決まりでしょ。

桜台の餃子家

あ~!!うまい!!風呂上がりの、それも昼酒ってあたりがまたたまらない。

シュワッと爽やか、あー気持ちいい。
日々の愚痴や不満、悩みまでもが、泡と一緒に消えていくようだ。
しかし、俺がビールを愛するこの気持ちだけは、絶対に泡と消えることはない!

桜台の餃子家

そこにビールの最高の相棒、餃子!
サブタイトルになった唐辛子餃子は当然のこと、やっぱり本来のこの店の味も試しておくべきでしょう、ということで普通の餃子も一緒にいただいてみました。

桜台の餃子家

餃子自体は小ぶりだけど、薄めの皮のもっちり&パリッとした食感のコントラストがとてもイイ。
具もギュッとした凝縮感のある味で、これはうまい。ビールと一緒なら、何個でもバクバクいけそうだ。

桜台の餃子家

そして唐辛子餃子。ニュージェネレーション餃子のお出ましだ。

皮に唐辛子を練り込んでるのか。
練馬だけに、練りがいい。

いいですね、軽くつんときた。確かに唐辛子だ。最初の一口は普通の餃子っぽいんだけど、噛めば噛むほど唐辛子が追いかけてくる感じ。
これはビールが加速する~。

桜台の餃子家

いやあ、おいしかった。

帰り際、改めてふと店先を見てみると、今は亡き地井武男さんのサインが。「ちい散歩」でこのお店を訪れていたんですね。
確かに、ここは散歩のついでに餃子を軽くつまんで行きたくなる店だ。

銭湯も餃子も気に入ったし、近くに来る機会があったらまた寄りたいと思います。
ごちそうさまでした。

昼のセント酒 Blu-ray BOX

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2016/07/30 (Sat.)

BAR THE GINTONICX #2

今月オープンしたばかりの横浜 BAR THE GINTONICX ですが、最近フードメニューが拡充されたということで、改めて行ってきました。

BAR THE GINTONICX

まもなく開店から一ヶ月、ロゴデザインだったり入口の看板だったり、少しずつバージョンアップしていますね。
通りすがりにはなかなか入りづらい感じの雑居ビルの 3F に上がると、ビルの外観からはちょっと想像もつかないような落ち着いたバーが展開されています。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

基本的にカウンター奥の棚に並べられたお酒だけが照らされているインテリアが、「ここでは酒が主役」と無言で語っているようで、いいですね。

ちなみに前回来たときには照明が想像以上に暗くて写真の画質がメタメタだったので、今回はわざわざ α7S を持ってきました(笑。
サイレントシャッターを使えば店内の雰囲気に水を差すことなく撮影できる点も重宝します。

BAR THE GINTONICX

店名にちなんでジントニックからといきたいところですが、あまりに暑いので、何はなくともビールから。
乾いた大地に水が浸み込んでいくかのように、黄金色の液体がスルスルと喉に吸い込まれていきます。

BAR THE GINTONICX

オープン当初と比べて変化のあったドリンクメニュー。
ピンク色の枠で囲まれた「今日のおすすめドリンク」がいかにも夏らしく、心惹かれます。

BAR THE GINTONICX

ビールが一瞬でなくなってしまったので、改めて昆布ジントニックから。
こんなにかっこいいバーなのに、飲んでいるのが昆布味のジントニック、というこのギャップ(笑

ちなみに昆布味のジンとか昆布味のトニックウォーターが売られているわけではないので(当たり前だ)、この味はこのお店オリジナル。
風味が薄かったり逆にエグみが出たりしないように調整するのが独自のノウハウだそうです。

BAR THE GINTONICX

さて、それじゃ大幅に拡充されたフードメニューを見ていこうじゃないですか。
BAR Left Bank 時代から継承されたメニューもいくつかありますが、新メニューも見受けられます。

でも、まずは当然アレから行くでしょう。

BAR THE GINTONICX

復活のクリームポtいぶりがっこマスカルポーネ!

オープンにあたってマスターの満足いくいぶりがっこが手に入らなかったために当初は存在しなかったメニューですが、これが晴れて復活。
ただし以前とは違ういぶりがっこが使われていて、いぶりがっこの切り方も以前より太め。
でもこの塩気とマスカルポーネの甘みのコンビネーションがたまりません。一年ぶりのこの味、やっぱりうまい。

BAR THE GINTONICX

それから口水鶏(よだれ鶏)、ハーフサイズ。これも Left Bank 時代の名品の一つです。
ネギに埋もれてよく分からないけど(笑)柔らかい蒸し鶏に、後から追いかけてくるしっかりめの辛さがうまい。

BAR THE GINTONICX

暑い日に辛いものを食べたら、今度はモヒートで口の中を爽やかにしたくなるというものです。
この日のオリジナルカクテルとして「コーヒーモヒート」や「ピーチモヒート」もあったけど、あえて最もスタンダードなモヒートで。

BAR THE GINTONICX

ケイジャンチキン。パリッとした皮と柔らかい肉の対比がいい。
フードメニューが充実してきたのをいいことに、バーなのに料理ばかり頼んじゃってすいませんでした(ぉ

BAR THE GINTONICX

オリジナルジントニックに戻ってきて、こちらは「山椒ジントニック」。
どんな味がするのかと思ったら、山椒のシビれる辛さは特に感じられなくて、鼻に抜けていく山椒の夏っぽい香りが爽やか。飲んでみるまで想像できなかったけど、これはおいしい。

BAR THE GINTONICX

調子に乗ってポークステーキまでオーダー。ラム肉がないのがちょっと寂しいけど、なかなかどうしてこのポークステーキもうまい。
たまり醤油で作った自家製のソースがとても食欲をそそります。すいませーん、ライスください(ぉ

BAR THE GINTONICX

〆っぽい料理として定番ナポリタン。
バーで食べるスパゲティってどうしてこんなにおいしいんだろう。

BAR THE GINTONICX

さっきからロングカクテルばかり飲んでいたので、最後はバーっぽくショートにしようと思い、これまた日替わり限定の「マンゴーマティーニ」。
これは生マンゴーを使ってるんですかね?マンゴーの香りと、ちょっとドロッとした食感的なものを感じるフルーティな一杯。マティーニというよりはデザート的な感覚。

BAR THE GINTONICX

こうして横浜の夜は更けていくのでありました。
オープンから少しずつ進化しつつある BAR THE GINTONICX。待望のテーブル席ももうすぐ導入されるとのことで、複数人でも飲みに行きやすくなりそうです。

スイカソルティードッグとかピーチモヒートとかも気になるし、夏の間にもう一度来たいと思います。

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2016/07/29 (Fri.)

ウルフギャング・ステーキハウス 六本木

ちょっといい肉を食べに行こうぜ!というお誘いをいただいて、六本木へいそいそと。

Wolfgang's Steakhouse ウルフギャング・ステーキハウス

Wolfgang's Steakhouse

都内ではけっこう有名な熟成肉のステーキ、ウルフギャング・ステーキハウスであります。

予約必須の人気店だし、単価もかなり高い方だし、今まで縁がないと思っていましたが、誘われたなら二つ返事でついていくわけです(笑
六本木の外れにある、高級そうな店構え。さすがに緊張します。

Wolfgang's Steakhouse

ちょっと気取った感じの店内は、ニューヨークスタイルというんでしょうか。日本的か逆に西部っぽいステーキハウスにしか行ったことがないので、こういう雰囲気は初めて。接客は丁寧なんだけどフレンドリーさも感じさせて、緊張をほぐしてくれます。

Wolfgang's Steakhouse

こちらがメニュー。普段食べている肉よりゼロがひとつ多い感じ(汗。
でも、ここでプライムステーキを食べずに帰ったら、この店に来た意味がない。清水の舞台から飛び降りる覚悟でオーダーします。

Wolfgang's Steakhouse

何はなくともビールから。生ビールも複数銘柄から選べますが、私はプレモルで。

Wolfgang's Steakhouse

前菜にクラシックシーザーサラダ。オーソドックスなメニューだけど、スライスパルミジャーノがたっぷりかけられて、濃いめのシーザードレッシングが合わさると、これだけでお酒が進みそうにうまい。

Wolfgang's Steakhouse

そして本命、プライムステーキ。T ボーンの外側がサーロインで、内側がフィレ。これで三人前ですが、かなりのボリュームです。

Wolfgang's Steakhouse

ドライエイジドビーフだけあって、肉の味が濃い!

サーロインのほうは肉々しい匂いが強まって、これぞ「いかにも肉って肉」と思える味。脂乗りもさほどしつこくなくて、うまい。
フィレのほうは、こちらはクセがなくてとても柔らかい。今まではステーキといえばサーロイン派だったけど、これを機にフィレ派に転向したくなるレベル。

うあー、これはおいしいわ。しかもこの肉を思う存分食べられるなんて。

Wolfgang's Steakhouse

このステーキに、一見何の変哲もないんだけどステーキに負けない存在感のあるフライドポテトと、

Wolfgang's Steakhouse

ロブスターマックンチーズ(ロブスターとチーズが入ったマカロニグラタン的なもの)を付け合わせに、ステーキを堪能していくわけです。
どれも本来はいかにもアメリカンなものだけど、大味にならずに良いものを品良く食べられるようになっているのが、ニューヨークスタイルの所以でしょうか。

いやあ、美味しいものが一緒だと、自然と会話も弾みますね。
高価いけど、それだけの価値がある美味しさでした。

ごちそうさまでした。

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2016/07/21 (Thu.)

ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム

いただきもののビール。

サントリー / ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム

THE PREMIUM MALT'S MASTER'S DREAM

実家にお中元で届いたものらしいんですが、ビールは基本的にスーパードライしか飲まない(かつ年齢的に飲酒量自体減ってる)私の両親にとって、「私らの口には高級すぎるから、あんた飲まんけ」ということで送られてきました。
この春に発売されてから、ちょっと気になっていたプレモルのさらなるプレミアムライン「マスターズドリーム」、その名も醸造家の夢。

本来のプレモル自体、四年前にリニューアルして以来味が変わってしまい、以前のようなキャラクターが薄まり、さほど積極的に飲みたい銘柄というわけでもなくなってしまいました。最近はむしろヱビスのほうがよく飲むくらい。
でもこんな大仰な名前をつけるくらいだから、プレモルが本来作りたかった味を極めたものに仕上がっているのかもしれません。

THE PREMIUM MALT'S MASTER'S DREAM

305mL という小ぶりなボトルに入っていたのは、通常のプレモルよりも少し濃い色のビール。
ピルスナータイプですが、こういうタンブラーグラスよりもゴブレットに注いで香りを楽しみたくなる雰囲気。

THE PREMIUM MALT'S MASTER'S DREAM

きめ細かな泡と、漂ってくるローストっぽい香りが良いですね。通常のプレモルよりも芯が太い感じ。
味の方もずっしりとしていて、後味にしっかりとした苦味を感じるタイプ。無個性になってしまったプレモルとは対極的な存在感です。
これは料理やつまみに合わせてというよりも、食後にこれ単体と対峙して、一口ずつじっくりと味わいたいビールだと思います。キンキンに冷やすよりも、少し常温に戻ってきた頃合いのほうが香りが立ってきて、本来の味を楽しめます。

ただこれがプレモルの系譜か?と言われれば、ちょっと違うんじゃないの?とも思います。
プレモルとは共通の素材を使いながらも、全く違う方向性のビール。かつてのプレモルの華やかさを期待すると裏切られるけど、別物だと考えればアリ。
ネーミングについては多分に販売戦略上の理由があるんでしょうし、先入観を持たないほうが素直に堪能できるかも。

確かにおいしいんだけど、高いビールを買うなら他にクラフトビールの選択肢も多いし、なかなか難しいポジショニングのビールだと思います。でもいただきものとして飲む分にはとても嬉しいです(ぉ。

サントリー / ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリームセット

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投稿者 B : 22:34 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/07/17 (Sun.)

あるでん亭 新宿センタービル店

ソニービルの閉館に伴い銀座本店の閉店(今のところ移転先未定)が決まってしまった、私の大好きなスパゲティ店「あるでん亭」。
なくなったら新宿店にお世話になるしかないかー、と思っていたところで、新宿方面に行く用事があったので、新宿センタービル店に初めて行ってみました。

あるでん亭 新宿センタービル店

あるでん亭

新宿センタービルは、新宿西口から東京都庁に向かう途中にある高層ビルのひとつ。
新宿西口ってヨドバシ~マップカメラ周辺はよく行くけど、そこから先の都庁方面って仕事でもなければ滅多に行く機会がないんですよね。

行ってみて初めて気がついたんですが、このお店、リコーイメージングスクエア(ペンタックス/リコーのショールーム)の真向かいにあるんですね。普段ペンタックスのカメラはあまり触っていないので、現地に来てみてそういえばそうだったなあ、と気がつきました。

あるでん亭

入口の自動ドアからして、銀座店同様にいろんなお客さんの写真が貼られています。
この中央の写真、かつて F1 のルノーやマクラーレンチームで活躍した(現在は日本国内でスーパー GT に参戦)ヘイキ・コヴァライネンじゃないですかー!そういえば銀座店でも写真を見かけたような。あるでん亭のファンなんですね(笑。

あるでん亭

店内は、ソニービルの一角に無理矢理作った感じの銀座店に比べると、席数も多くてスペースに余裕ある感じ。とはいえお店の前にもスツールが並んでいたとおり、ランチタイムは行列ができる人気店のようです。
カウンターにもお客さんの写真がぎっしり貼られています。私が知らないだけで世界的に有名な人、っていうのも混ざってるんだろうなあ。

あるでん亭

メニューは銀座店と同一のようです。
生クリームではなく卵黄だけで作ったカルボナーラや超王道のアリオオリオ(ペペロンチーノ)が有名なお店ではありますが、私が行った時間帯の他のお客さんのオーダーは「ポパイ」(ほうれん草ベーコンのオイル系スパゲティ)を頼んでいる人多め。お、それ頼んだことないし、気になるなあ。

あるでん亭

でもやっぱり初めて来たなら銀座店との味の違いを知っておきたいと思って、まずは食べたことのあるやつにしてみます。
王道中の王道、アリオオリオのベーコン添え。店内では通称「パンチェッタ」と呼ばれているもので、ペペロンチーノに特大ベーコンが 4 枚も載った豪華版。

あるでん亭

シンプルなだけに誤魔化しのきかないペペロンチーノだけに、美味しいお店とそうでないお店の差が出るところ。
味付けは銀座店とほぼ同じだけど、スパゲティのゆで加減が「アルデンテ」の中でありながら銀座店よりは微妙に柔らかめ、かな?一度しか食べていないので断言はできませんが。個人的には銀座店くらいの固さのほうが好きかな。

食べでのあるベーコンのおかげもあってお腹いっぱい。
ここのペペロンチーノはニンニクをしっかり使ってあるので、午後の仕事に向けてブレスケアかミント系は必須です(汗

あるでん亭

西新橋店、そういうのもあるのか!
4 月に既にオープン済みとのこと。地図を見ると虎ノ門と内幸町の間くらいにあるようです。タイミング的には、銀座店とは別のスタッフがやっているようなので、移転先というわけではなさそうです。
銀座から西新橋までは歩くとちょっと大変な距離なので、銀座に行ったついでというわけにはいかないかな。銀座店は銀座店で、近隣にいい物件が見つかると良いのですが。

とはいえ、機会を見つけて西新橋店にも行ってみようと思います。

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投稿者 B : 21:28 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/07/09 (Sat.)

炭火焼肉 本牧亭 その 3

ここのところ半年おきペースで行っている本牧亭に、また行ってきました。

本牧亭

本牧亭

ここの焼肉はほんとうにおいしい。定期的に食べたくなるんですが、基本的に予約しないと入れないお店なので、しばらく前からの予約は必須という感じ。予約日が近づくとワクワクしてきます(笑

本牧亭

とりあえず、新品の網を愛でながらビールで乾杯。
これから出てくる肉への期待感をつまみにビール、というのも悪くない(笑

本牧亭

レギュラーメニューもあるけど、ホワイトボードに書かれて出てくる「本日のおすすめ」も見逃せません。
上の方に書いてある野菜も、産地や採れたてにこだわっていて、どれも心惹かれます。

本牧亭

そんなわけでまずは肉が出てくる前にオススメメニューのマダコのキムチから。
プリプリした食感とキムチの辛さで、ビールが進んじゃいます。

本牧亭

肉の方は定番のファミリー盛り(これで一人前)。
カルビ、ロース、ハラミ、赤身うす切りの 4 点セットで、どれも見るからに上等。

本牧亭

それから単品で「カタサンカク」を。
これ、高いけどすごく美味しいんですよね...。

本牧亭

季節や日によって異なる内容の野菜焼。
旬の茄子や新タマネギが、焼く前から既にうまそう。

本牧亭

というわけで、どんどん焼いていきます。
手前にあるカップに入っているのは、サツマイモのバター焼。ここの野菜焼には必ず何かしらの野菜か果物のバター焼が含まれていますが、直火ではなくあえて蒸し焼きっぽい感じにすることで、サツマイモがスイートポテトっぽくなって、これがまたおいしい。

本牧亭

赤身うす切りは、タレとオプションの卵(卵黄のみ)をつけてすき焼き風にして食べるととてもおいしい。
でもこどグルer としては、八王子のロースすき焼き風オマージュでロース肉も同様にして食べるわけです。そしてこれがまたうまい。

本牧亭

カタサンカクのほうは、生わさびをたっぷりつけて醤油で。肉にたっぷり入ったサシが、さっぱりとしたわさび醤油との相性抜群。
これもまた、沼袋のわさびカルビに敬意を表してカルビ肉もわさびでいただいてしまいます。あちこち行かなくても、こどグルの名店と同等以上のうまさを味わえるなんて、幸せ。

本牧亭

これはビールでお腹いっぱいにするのはもったいない。そんなわけで、ハイボールに切り替えていくわけです。

本牧亭

そしてここでサンチュ投入。サンチュだけでなく、辛味噌と野菜スティックがついてくるのが嬉しい。
どの肉も程良く脂が乗っているから、これらの野菜で中和していきます。

本牧亭

さらに山盛りの大根サラダ。

本牧亭

肉のほうも、生で食べられそうな臭みのなく新鮮なレバーと、

本牧亭

ホルモンを追加投入していくわけです。
ここのホルモンは、皮は固すぎないし脂分も品が良い感じでおいしい。とにかく脂がブワッと出れば良いってもんじゃないんですよ。

本牧亭

〆はカルビスープで。
クッパやビビンバじゃないのは、先日人間ドックで先生にいろいろ厳しく言われてきたからです(´д`)。
肉のうまみが浸みたちょい辛スープ、うまい。今日の肉の総括をしてくれる味。

本牧亭

この店は食後にアイスのサービスつき。
私はソーダ系のシャーベットで口の中をリセットさせます。

あああ、今日もおいしかった。

本牧亭

店内に大量に貼られた色紙の中に、元ジャイアンツの原監督と相撲の九重親方(千代の富士)のサインを発見!私の小学生時代の二大ヒーローのサイン、これは感激。
これまでこの店で有名人に遭遇したことはないですが、通ううちに巡り会うチャンスもあるかもしれません。

この店はほんとうに気に入っています。また半年くらいしたら食べに来よう。

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投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/07/03 (Sun.)

BAR THE GINTONICX

あの横浜の BAR Left Bank の元マスターが、待望の新店をオープンしました。
横浜駅から徒歩 10~15 分ほど、Left Bank 跡地から県道 13 号線を北西に 5 分ほど歩いた場所にあるバー。道路を挟んで反転反対側にある、まさに「Right Bank」なお店です(笑

入口はちょっと分かりづらいけど、1F に中華料理店がある雑居ビルの 3F に、一見静かに佇んでいるのがそのお店。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

その名も「バー・ザ・ジントニックス」。名前からして、コンセプトはかつて都橋のスナックを間借り営業していた「出張 the Gintonic in はる美」に近いのでしょう。自家製のオリジナルジントニックとこれまた自家製のジンジャエールを使ったカクテルを軸に、こだわりのお酒を楽しませてくれるバーのようです。

じゃ、入ってみますか。

BAR THE GINTONICX

...!

完全に都橋のスナックのつもりでドアを開けたら、そこには想像の斜め上を行くオシャレ空間が広がっていました。ここ完全にバーじゃないですか(そりゃそうだ)。過去の浮沈マスターの店の中でも、最高級にカッコイイ。ドアを開けた瞬間、軽く怯んでしまってすいませんでした(ぉ

BAR THE GINTONICX

メニューはこんな感じで、まだ暫定的なようです。当面はドリンクメニューを中心に少しのつまみ、という感じ。マスター曰く「いいいぶりがっこが手に入らなくて」とのこと(ぉ

Left Bank 時代のような絶品フードの復活は今後に期待ですが、ドリンクのほうはオリジナルジントニックとジンジャエールを軸に、期待通りのラインアップ。

BAR THE GINTONICX

店名にあやかって、まずはジントニックから。もちろん超定番の昆布ジントニックです。
約一年ぶりに飲んだけど、やっぱりこれは美味い。飲んでみるまで信じられないかもしれませんが、昆布の風味とジントニックってこんなに合うのか!という目から鱗的な驚きがあります。普通のジントニックよりもマイルドさが増して、日本人の口に合う感じ。

BAR THE GINTONICX

続いて「菊花マティーニ」とオリーブを。
菊の花、全部グラスに入ってくるかと思ったら、大半が木製のトレイ上に落ちているという(笑。まあ、かのチャーチルが「エクストラ・ドライ・マティーニ」としてベルモットの瓶を横目で見ながらストレートのジンを飲んだという逸話もあるくらいだから、菊の花びらを全部入れるんじゃなくて視覚で愛でながら飲む、というのもあながち間違っていないのかもしれません。

BAR THE GINTONICX

店内は今のところカウンター 8 席(とスタンディング)のみ。テーブル席は準備中とのことで、今後フードメニューと併せて整備されていくものと思われます。

店内は薄暗くてカメラ泣かせだけど、間接光に浮かび上がるグラスやビールサーバーが美しい。
これで通勤経路にあったら毎日一杯やって帰るんだけどなあ。

BAR THE GINTONICX

最後はモスコミュールで。濃厚な生姜の味がする自家製ジンジャエールでウォッカを割り、ライムで甘みを足したオーソドックスなスタイルながら、ウィルキンソンよりも濃いジンジャエールの味は癖になりそう。私はバーに行くとロングカクテルは一杯目にサッと飲んでしまうんですが、このモスコミュールは大事に味わいたくなります。

BAR THE GINTONICX

まだ始まったばかりのお店で、メニューも店構えも営業スタイルもこれからどんどん変わっていくんでしょうが、ここはいい店になる予感。路面店じゃないから入りづらいのが難点だけど、その分大事な人だけを連れて来たい、隠れ家的な場所になりそうです。

またちょくちょく通おうと思います。

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投稿者 B : 23:10 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/07/02 (Sat.)

銀座 金春湯からのシロ・カシラ(タレ)

「銭湯上がりの生ビール。これに勝てる奴がいたら、連れてこい!」

銀座

4 月から 6 月まで、テレビ東京系では久住昌之先生原作かつ『孤独のグルメ』スタッフによる製作のドラマ『昼のセント酒』が放送されていました。『孤独のグルメ』とは違い、小芝居パートや入浴パートの割合が大きくて食事シーンが薄めなので私は聖地巡礼をするつもりはありませんが、この第 8 話の聖地には来てみたいと思いました。
だって、銀座のど真ん中に銭湯ですよ。銀座は仕事でもプライベートでもよく来る場所ですが、その真ん中に銭湯があるだなんて全く知りませんでした。銀座の銭湯を覗いてみたいという衝動を、俺にはもう抑えることはできなかった。

金春湯

金春湯

もはや外国人が闊歩する道となってしまった中央通りから一本入った、古くからの高級店が軒を連ねる裏通り。私の人生とは決して交わることがないであろう属性の人々が行き交うこの通りに、似つかわしくない温泉マーク。こんな銀座の一等地に銭湯、ちょっと緊張する。

私が健康ランドやスーパー銭湯以外の「いわゆる銭湯」に来たのって、昔実家の浴室を改装していた時期以来だから...三十年ぶりくらいか?それくらい、銭湯そのものに縁がありませんでした。
でも、こういう暑い時季になってくると、例えば仕事で昼間外出したあと、帰社中に銭湯を見かけて「ここでこの汗だくになった身体を一度流してから帰りたい!」と思うことも少なくありません。まあ流石に昼間から仕事をさぼって銭湯&ビールというわけにもいかないので終業後ですが(笑)、ついにその願いが叶うとは。

金春湯

暖簾の奥に、「わ」と書かれた板。
わ板...わいた。営業中ね。

銭湯の巡礼レポートはさすがに写真を載せるわけにはいかないので割愛しますが(笑)、さすがに立地的に広々とはいかず浴槽も二種類しかなかったものの、この「銀座の真ん中でひとっ風呂浴びられる」という贅沢感。そういう開放感とかリラックスとかとは対極的な街だからこその快感があります。

は~、いい湯だった。さっぱりした。

ちょっと寄り道していくか。
銀座ではなく新橋方面へ足が向いてしまう俺。

やきとん まこちゃん 別館

やきとん まこちゃん

新橋の、おっさん飲み屋街ゾーンにある、このいかにもって雰囲気の店構え。
ここが今回の食の聖地。

そうそう、この感じ。まさに俺のホームというべき店だよな。
それに、いい匂い。

やきとん まこちゃん

カウンターに着席。
内海はまずホッピーからいっていたけど、この湯上がりの渇いた喉にはまずビールでしょ。

隣には、私と同じく一人飲みのサラリーマン。
反対の隣には、ちょっといい感じで口説き口説かれている男女二人連れ。
これまた、いかにも新橋っぽい(笑

やきとん まこちゃん

メニュー、いろいろあるんだなあ。
ドラマでは尺の都合でやきとんだけだったけど、ここはいろいろ頼んでみたい。

でも、まずはやきとんでいくしかないでしょ。

やきとん まこちゃん

そんなわけで、タン焼きから。何のひねりもない選択ですみません(ぉ
だけどこのタンがとても噛み応えがあって、風呂上がりのビールを迎え撃つのにちょうど良い。塩気とレモンもちょうど良い。

やきとん まこちゃん

もつ煮込み豆腐入り。こういう店に来たらこういうのを頼んどかないといけないでしょう。

かなり脂っこいし味も濃いけど、これぞやきとん屋のもつ煮って感じ。またビールが進んじゃうなあ。
でも、一人分にしてはちょっと量が多め。豆腐なしのほうがちょうど良かったかも。

やきとん まこちゃん

そこに、シロとカシラのやきとん。内海に倣って二本ずつ頼んでみました。

まずはシロ(ホルモン)から。
うん、この弾力。バッチリの歯ごたえ。

そしてカシラ(ハラミ)は肉厚!このジューシーさがたまらない。
それに、しっかりタレが染みていて、うまいなぁ~っ。

もう完全に新橋のサラリーマン感。

やきとん まこちゃん

で、ホッピー(白)へと進むわけです。
ホッピーとやきとん、最強のツーショット。

銀座の銭湯で身を清め、新橋のやきとん屋で一人酒。
これが日本の正しいオヤジ道なら、俺は、いや俺たちは、その道を突き進もうじゃないか。
ホッピーは、俺たちサラリーマンを動かすハイオクガソリンよ!

やきとん まこちゃん

箸休め的に、茄子の一本漬け。これまた一人分にしては多かったような気もするけど、このちょっと安っぽいけどしっかり漬かった味が、酒のつまみとして適切な感じ。
濃い味のもつ煮とやきとんからの、ちょうど良い避難場所ができたぞ。

やきとん まこちゃん

最後はレバカツ。このガツン!と来る味が、ここまでのおつまみに負けず劣らずな感じで新橋っぽい(笑
銀座の高級店よりも新橋の飲み屋。結局俺にはこういうのがお似合いなんですよ。

それにしてもこの、風呂上がり感が何とも言わせず気分を高揚させてくれます。
銀座の真ん中で風呂に入って一杯引っかける。なんという新鮮な体験、これは癖になりそう(笑
最近、密かな銭湯ブームが来ているようですが、その理由が少し理解できた気がしました。今度またやってみよう。

昼のセント酒 Blu-ray BOX

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2016/06/25 (Sat.)

中目黒 草花木果 その 3

「沖縄メシにして、大正解だ」

草花木果

春からテレビ東京で再放送されていた『孤独のグルメ Season1』が今日の放送で最終回を迎え、同時に夏の特番「東北・宮城出張編」の放送が予告されました。聖地巡礼的にはまだ台湾編も完結していないのに新たな聖地が増えるというのも悩ましいですが(笑)、また新作が観られるとは嬉しい限り。
それを記念してってわけじゃないですが、Season1 の最終話となった「目黒区中目黒 ソーキそばとアグー豚の天然塩焼き」の聖地に久しぶりに行ってきました。

SokaBokka -草花木果-

草花木果

この店、美味しいんだけど中目黒って普段用がないんだよなあ。恵比寿にある支店のはいばなのほうがアクセスが良いので、そちらはちょいちょい使っていますが、中目黒には久しぶり。来てみたら、以前は 1F にあったお店が同じビルの 2~3F に移転していてビックリしたんですけど(;´Д`)。
レイアウトは変わっても、店内に漂う沖縄のあっけらかんとした空気は相変わらず。最近のクラフトビールブームを反映してか、沖縄のクラフトビールの品揃えが充実していました。

草花木果

そんなわけで、オリオンビールではなくシークヮーサーホワイトエールから始めてみようじゃないか。

これは軽い。なんか水みたいな感じでいける。
暑くてカラカラになった喉には、もう少ししっかりビールのほうがよかったか。

草花木果

そこに、海ぶどう。

沖縄料理はこれがなくっちゃあ始まらない。
粒のひとつひとつに、沖縄の海が閉じ込められているかのようだ。

草花木果

ここでまず頼むものといったらもう一つ、ゴーヤーちゃんぷるー。

ゴーヤーって苦いから文字通り苦手なんだけど、ここのはあんまり苦く感じないのはモノがいいのか、調理法がいいのか。まあどっちにしてもうまいからいいか。
スパムのジャンクなうまみがたまらないんだよなあ。

草花木果

からの、にんじんシリシリー。こんなホクホクした食感の人参、ここ以外で食べたことがないんですよね。
こどグルで知って初めて食べたけど、以来この料理のファンになりました。

草花木果

これは「タコス春捲」。見た目は普通の揚げ春巻なんだけど、中の具がタコスの挽肉、それにサルサソースをつけていただく。
春巻なのに味はタコスということで脳がちょっと混乱しながらも、これおいしい。ビールのお供に最強じゃないですかー!

草花木果

そんなタコス春捲に引き寄せられるビールのおかわりは、当然オリオン。
これこれ!この生ビール感をさっきから俺は求めていたんだ。

草花木果

名物のアグー豚も何か入れていこう。

いろんな部位といろんな調理法がある中から、今回のチョイスは「あぐーの炙り本ソーキ」。
ソーキ(豚スペアリブ)を角煮状にしたものをさらに炙って香りを高めたもの、という感じ。
これは見るからにうまそうだ。

草花木果

脂が乗ったスペアリブに味がよく浸みていて、しかも骨まで食べられそうなほど軟らかい。
見た目通り、これはうまい。
うおォン!と唸ってしまいそうなソーキだ。

草花木果

あまりのうまさに泡盛に手を出してしまいそうになるところですが、ここに来るといつも調子に乗って泡盛を飲みすぎてしまうので、ハイボールで自制(ぉ

草花木果

アグー豚の大粒肉餃子。沖縄で餃子?とは思うけど、この餃子もまたアグー豚の存在感があって、肉々しくてうまい。
沖縄料理ってお酒が進むものばっかりだよなあ。

草花木果

沖縄風チヂミ、ヒラヤチー。
この甘辛いタレで、何枚でも食べていられそうだ。

沖縄料理、幸せ。
まだ上陸したことはないけど、一度行ってみたいなあ。

草花木果

〆はアーサそば。アーサ(海藻)がたっぷり入った沖縄そばで、青のりっぽい風味でおいしい。
ラーメンともうどんとも違う沖縄そばのあっさり優しい味、好きだなあ。飲んだ〆にちょうどいい感じ。
本当はラフティ丼とかタコライスで〆、ってのも捨てがたかったけど。

草花木果

...と思ったらハーフごはん/そば、そういうのもあるのか!
先に気がついていたらハーフタコライス&ハーフそば、という選択にしていたに違いない(´д`)。まあ満足したからいいけど...。

ともあれ、やっぱりこの店はおいしい。さすが最終回を飾った店だけはありますね。

ごちそうさまでした。
おいシーサー、また来るさー。

孤独のグルメ DVD-BOX

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2016/06/21 (Tue.)

あるでん亭 2016

PSVR の体験にソニービルに行ったついでに、行きたかった場所がありました。

あるでん亭

ソニービル 6F にあるスパゲティ専門店、あるでん亭です。

来年の 3 月末で現在のソニービルがいったん営業終了し、2022 年の営業再開に向けて建て替え期間に入るとのこと。空白期間が長いのはその間に東京オリンピックがあって建築コストが高騰するとかいろんな理由がありそうですが、その間ソニーショールームは旧日産ギャラリー跡に新築された GINZA PLACE に移転するそうです。が、その他のテナントに関しては特にアナウンスがなく、もしかするとこのままあるでん亭のパスタが食べられなくなるんじゃ...?と思って、閉館までの間にできるだけたくさん食べに行こうと考えました(笑。

あるでん亭

あるでん亭

いつもの、フェルナンド・アロンソの写真。これは髭が伸びてないからまだフェラーリ時代の写真かな(笑。アロンソは毎年のように日本 GP の前後に来店していますが、去年の日付の写真が見当たらなかったので、もしかしたら去年はソニービルに来なかったのかもしれません。
年齢的に、アロンソの現役生活も長くてあと 2~3 年というところかと思いますが、それよりも先にソニービルがなくなって(一時的にとはいえ)しまうとは。

あるでん亭

来年の春までの間にここに来れるのもせいぜい数回。何を食べたいかと言われれば、やっぱりカルボナーラを選んでしまいます。

クリームを使わずに卵黄だけで作られた濃厚なソース。こういうカルボナーラは他ではなかなか食べられない。
また、店名の由来にもなっている、いつ食べても間違いなくアルデンテなスパゲティ。噛んだときに髪の毛一本分ほどの芯が残った歯ごたえがいい。この絶妙なゆで加減を実現している店も、多くないんですよね。

あるでん亭

帰り際、店長さんに閉館後のことを尋ねてみました。
今のところまだ決定はしておらず、物件が見当たらなければ銀座からは撤退ということもあるかもしれないが、できる限りこの近辺に移転して営業継続できるように探している、とのこと。閉館の発表があって以来、多くのお客さんから同じ質問を受けていて、その声に応えるためにも続けていきたいそうです。いずれにしても方針が決まり次第、告知は行うとのこと。

というわけで、ひとまずは安心しました。うまくいい物件が見つかってくれることを祈っています。
でも決まるまでは分からないので、ファンとしては銀座周辺に来る用事があればできるだけ食べに来ようと思います。あと新宿西口にも支店があるのにまだ行ったことがなかったので、今度新宿に行くときにでも食べに寄ろうかと。

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2016/06/19 (Sun.)

吉祥寺 CRAFT&Romance

先日、某正午のいななきの人が出張で東京に来ていると聞いて、そんなの迎え撃たないわけにはいかないでしょう!とはるばる吉祥寺まで行ってきました。

CRAFT&Romance 吉祥寺

CRAFT&Romance

中央線沿線ってクラフトビールのお店がとてもたくさんありますが、その中でもここはごく最近オープンしたばかり、というお店。
店名に「Romance」という単語が含まれていることからも分かるとおり、メインターゲットは女性のようです。言われてみれば、クラフトビール系の店は私が行く他のお店よりも女性比率高かったなあ(笑。女性はあんまりビールを飲まない、という認識は既に過去のものなのかもしれません。

CRAFT&Romance

真新しい店内は、カウンターが斜めに設置されていたりして、かなりお洒落。見渡す限りお客さんは 6 割方女性という感じで、私は若干のアウェー感(汗。
いいんだ、ここではビールが友達さ。

CRAFT&Romance

壁にズラリと並んだタップ。数えてみたら 31 口ありました。
ビール党としてはこれを見ただけでワクワクしてきます(笑

CRAFT&Romance

カウンターの下に「ご自由にお使いください」的な表示とともにさりげなく設置されているコンセントが、イマドキのお店っぽい。ビールだけじゃなくて電源のタップも用意されているとは(ぉ。

CRAFT&Romance

そんなわけで乾杯。私は普段そんなにしょっちゅうクラフトビールを飲むわけではないので、こういうお店に来ると毎回が新鮮な体験。

まずは山梨の「アウトサイダー・インキーパー・ビター・ラガー」から行ってみます。
しっかりめの苦味と香りで、これは料理に合わせるのにいい感じのラガー。

CRAFT&Romance

カルパッチョ(日替わり)。魚は鯛系だったかな?
あっさりめだけど、岩海苔と葱の香りが効いてておいしい。

CRAFT&Romance

アウトサイダーがサクッと空になってしまったので、二杯目はネーミングが気になった栃木の「うしとら 真面目なヴァイツェン」。

うん、このヴァイツェン、マジメな味。
個性的なものが多いクラフトビール界において、こんなにストレートで真面目な味で埋もれちゃわないんだろうかと心配になるくらいの実直さでした。

CRAFT&Romance

ビールのつまみと言えばハムかソーセージと相場は決まっているもので、ハムの盛り合わせ。
6 種類のハムの盛り合わせで、どれがどれだか忘れちゃいましたが(笑)左端の黒っぽいのが珍しい牛肉のハムということだけは憶えています。どれもおいしくて、やっぱりハムやソーセージはビールの最高のパートナーだよなあ、との認識を新たにしました。

CRAFT&Romance

ズッキーニのピザ。クラストにズッキーニとオリーブオイル、あとパルメザンチーズをまぶしただけ、というごくシンプルなピザ。
女性ターゲットなお店だけあって、ガッツリしたものよりもヘルシーな料理が多いですね。

でもトマトソースやのびるチーズがかかっていなくてもピザってうまいんだなあ、というのを実感します。
こういうシンプルな味わいのピザのほうが、いろんなビールを味わうのには合っているのかも。

CRAFT&Romance

ベルジャンフリッツ。いわゆるフライドポテトですが、吉祥寺の駅からこの店に来る途中の居酒屋の前でフライドポテトの匂いが漂ってきて、どうしても食べたくなってしまって(笑
揚げたてホクホクのフライドポテトに、3 種類のマヨネーズディップ(プレーン、ガーリック、たらこだったかな)をつけて食べると、永遠にビールが飲み続けられそうな気分になってきます。

CRAFT&Romance

「城端 麦やエール」。城端(じょうはな)って、富山でもクラフトビール作ってたのか!というのを初めて知りました。
香りが良くて苦味は控えめ、個人的にはクラフトビール飲むならもっと個性的なほうが良かったけど、誰にでも飲みやすそうな味。

CRAFT&Romance

旬野菜のアヒージョ。こういうところに来ると食べたくなるのがアヒージョです。
旬野菜というだけあってズッキーニ、さやえんどう、ヤングコーンなど素材そのものが味わえるのが嬉しい。

そういえば、こんなに肉系を食べない飲み会も珍しいな(笑

CRAFT&Romance

アヒージョにいったらビールからワインに移行したくなるわけで、ボトルを一本入れてあとは夜が更けていくばかり。

アウェー感は最後まで拭えなかったものの(ぉ)、美味しくて楽しい会でした。
また上京される際にはぜひご一緒しましょう。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 21:50 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/06/17 (Fri.)

台湾小籠包 鼎泰豐

台北最終日のランチはこちらに行きました。

鼎泰豐(ディンタイフォン)

鼎泰豐

台湾ではあまりに有名な点心のお店。日本にも支店はありますが、物価高めの立地にあってなかなか敷居が高い。台北ならそこまでではありません...が、台北の中心にある 101 店は大人気で、平日ランチでもあっという間に 30~60 分待ちの行列が形成されます。本当は別の日に来るつもりだったのが、一度大行列で入れず、日を改めて来店。

鼎泰豐

お店に入ると、厨房では数十人の職人さんが黙々と延々と点心を作り続けています。厨房の様子が見える店自体はそれほど珍しくもありませんが、さすがにここまでとなるとちょっと異様な光景(笑。

鼎泰豐

席に着くと、キャベツの浅漬け的なお通し(?)が出てきました。さっぱりとした味わいで、これは寿司屋で言うガリみたいなものなんでしょうか。いまいち勝手が分かりませんが...。

鼎泰豐

さあさあじゃあメインから行きましょうか。王道中の王道、小籠包。
中華料理はよく食べに行くけど、点心中心の店にはあまり行かないので、こうやって蒸籠が重なって出てくるとそれだけで嬉しくなってしまいます。

鼎泰豐

これが、さっきの職人さんたちが永遠に作り続けていた小籠包ですか。このちっちゃいのを丁寧に作り続ける、ってすごい仕事だよなあ。

鼎泰豐

生姜醤油をつけて、いただきます。
柔らかくてもっちりした皮の中から、日本の中華料理店じゃなかなか味わえない量のスープがぶわっと飛び出してきます。うわー、これはうっまい。
俺、やっぱり点心の中で小籠包が一番好きかも。出張じゃなかったらすかさずビールを頼んでいるところだ(ぉ。

鼎泰豐

肉絲蛋炒飯(豚肉チャーハン)。こんなにオーソドックスな炒飯でも、本場ならこんなにうまい。
チャーシューでも細切れでも薄切りでもなく細切り肉を使った炒飯ってこんなに食べ応えがあるのかあ。

鼎泰豐

中華料理の野菜の中で一番好きな空心菜炒め。日本だと置いてない店も多いけど、あると必ず頼む空心菜。
別に空心菜そのものがうまいわけじゃないと思うんだけど、炒めるとどうしてこんなにおいしくなっちゃうんだろう。

鼎泰豐

初めて見たこれは麻醤麺(ニンニク胡麻ソース和え麺)。一見、辛みのない汁なし担々麺っぽい見た目ですが、山椒っぽい刺激がガツン。そこにニンニクと胡麻で作られた濃厚スープが麺に絡んで、今までに食べたことがないうまさ。これ、マジでおいしいです。

鼎泰豐

そして定番、酸辣湯。酸辣湯というと酸っぱ辛いけどなぜか後引く味、というイメージですが、これは「原味」という味付けで、辛くない。ほどよい酸味とほどよい旨味で、今まであまり食べたことがないタイプの酸辣湯。こういうのもいいですね。

鼎泰豐

最後は野肉蒸餃(蒸し餃子)。野菜がたっぷり入った蒸し餃子で、こちらも小籠包に負けないもっちり感でおいしい。日本でよくあるタイプと比べて小ぶりの餃子に具がみっちり詰まっていて、なんかちょっと得した気分になれます。野菜メインの餃子がこんなにおいしいとは。

台湾では夜市とかなんだかジャンクっぽいものばかり食べていた気がしますが(笑、最後にしっかりした台湾中華が満喫できて、とても幸せ。
この店は気に入ったなあ。今度。日本の店舗にも行ってみようかな。

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投稿者 B : 22:40 | Gourmet | Lunch

2016/06/13 (Mon.)

夏季限定の最強かき氷「冰讃」

初台湾出張のネタがもうちょっとだけ続くわけですが、今回はかき氷を食べに行ったお話。

冰讃

冰讃

現地で夕食をご一緒した某氏に「ICE MONSTER なんかよりもうまいかき氷屋があるから食べに行こうぜ!」的な流れで連れて行かれました。
寧夏夜市から徒歩 5 分ほど、民生西路の商店街をひとつ折れたところにある、年季の入ったお店。店名の読みは「ピンサン」でいいんでしょうかね。

冰讃

メニュー、日本語。顔を見て日本語のメニューを出してくれたっぽい(?)ですが、それだけ日本人客が多いということなんでしょう。
右下に書いてあるとおり、夜遅くまで営業しているのが夜市文化の台湾ならでは、という感じ。

冰讃

トッピングがかなり豊富。豆花でもそうだったけど、ショーケースを見ながらトッピングを選ぶのが台湾流のスイーツなんでしょう。
豆系のトッピングだけでもたくさん種類があるのが、これまた台湾流ってところか。

注文を済ませて注文番号の札をもらいテーブルで待っていると、「ゴバン(五番)~!」と日本語で呼ばれました。

冰讃

出てきましたよかき氷。「芒果牛乳冰」、マンゴーのミルクかき氷です。定番中の定番だけに超シンプルで、ICE MONSTER のように山盛りになってないしアイスクリームもついてないけど、こういうほうがいかにも台湾らしい感じ。

冰讃

かき氷部分はフワフワなんだけどクリーミー。普通の氷じゃなくてミルクで作ってるからなんですかね?日本のかき氷とはぜんぜん食感が違います。見た目は甘そうなんだけど、味は思いの外さっぱりしていて、大人でもおいしく食べられる。これは確かに台北で一番うまいと言われるだけのことはあります。
そして、マンゴーは台湾産の生マンゴー。今までの人生で食べてきたマンゴーの中でこれがベストなんじゃないかというくらい、新鮮でうまい。これが目玉なので、お店自体がマンゴーの旬である 4 月~10 月しか営業していないとのこと。

ここは本当に気に入りました。今度台湾に来る機会があったら、必ず食べに来たい。南国だけにスイカとかバナナでもおいしいだろうから、次回はほかのメニューにも挑戦してみようと思います。

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投稿者 B : 23:00 | Gourmet | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2016/06/10 (Fri.)

台湾台北市寧夏商圏のふらっと夜市

「これが有名な夜市か...これは、無傷では帰れんな」

寧夏夜市

古早味豆花」のすぐ近くにある寧夏夜市。ここ、こどグル台湾編のラストでゴローちゃんが中国版の伍郎に「寧夏夜市には美味しいものがいっぱいありますよ」と勧められて、なぜか中国語も分からないはずなのにふらっと夜市に立ち寄ろうとする...というシーンでドラマは終わっていました。が、Blu-ray BOX には「ふらっと QUSUMI」の台湾夜市編として未公開シーンが収録されています。今回は、その久住さんの足跡も参考にしつつ、寧夏夜市編の聖地巡礼といってみました。

寧夏夜市

寧夏夜市

寧夏夜市は、台北の西側・大同區を南北に走るストリートに展開される夜市です。道一本分しかないので台北最大の士林夜市に比べると地味めですが、観光客の多い士林とは違い、地元の人が中心な印象。あまり自宅では料理をせず、三食外食も珍しくないと言われる台湾だけあって、普段から食事を夜市で済ませる人も少なくないのでしょう。
士林よりも生活感に近いディープさが感じられて、ここはここで好き。

寧夏夜市

店先で豪快に調理されていく様子は、見ていて楽しい。
元の形が分かるほどの豚足とか鶏足(モモだけじゃなく爪までついた状態!)がモロに扱われている様子はちょっとグロいけど、そういうのまで含めてこの土地の食文化なのだろう。

寧夏夜市

このソーセージとか、見るからにうまそうだ。
実はこの前にそこそこしっかりした食事を済ませてきていたので、久住's セレクションをコンプリートするお腹の余裕はないわけですが、それでもこれはソソられるなあ。

寧夏夜市

新鮮なエビとかウニとかを目の前で焼いてくれる屋台も。
日本のお祭りでもこういうお店はそうそう出ていないので、インパクトあります。

寧夏夜市

おお、これは久住さんが食べていた米粉かな。
これはちょっと食べてみよう。

寧夏夜市

王家米粉炒、30 元(約 105 円)。
たっぷりの油で炒められていて、見た目以上にお腹にたまる。そして自分で適当にかけた唐辛子が容赦なく種入りで、けっこう辛い(汗

しかも食べ歩きしようと思ったら、箸が割り箸ではなく鉄箸で、このお店で食べていかないと返却できないという(;´Д`)。屋台では割り箸が当然な日本の常識にとらわれすぎたか...。

寧夏夜市

さっきのお店で見てから...というより、士林市場で見かけてからずっと気になっていたソーセージ、ガマンできずに買っちゃうことにしました。
「山猪肉香腸」ってすごい名前だけど、豚肉じゃなくて本当に猪肉らしい。

寧夏夜市

どーん!この野性味溢れるソーセージ!
クセはあるけど、いかにも肉って肉だ。そうそう、こういうのが食べたかったんだよこういうのが。

寧夏夜市

こちらは久住さんがデザートに食べていた愛玉。レモン味のゼリー的なもの、ってことらしいですが、このリアルなカエルのイラストに「WOW Frog eggs」で台湾人は食欲を刺激されるんでしょうか(;´Д`)ヾ。
さすがに食後の米粉とソーセージでお腹いっぱいだったのでパスしましたが、話のタネに買うだけ買ってみれば良かったかなあ。

夜でも 30℃ 近い気温に汗だくになりましたが、それでもこの活気のある夜市は楽しい。
台湾に来たら夜市に寄らなければ損、と言っても過言ではないでしょう。

台北には至るところに夜市があるらしいので、今度来る機会があったらまた別の夜市を訪問してみたいところです。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Gourmet | Junk Food | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2016/06/08 (Wed.)

台湾台北市民生西路の小豆タピオカ豆花

「これでうまいスイーツがあれば、台湾めしコンプリートだが...」

寧夏市場

最近の私の中で台湾といえば、ドラマ『孤独のグルメ Season5』で初の海外ロケとなった台湾編ですよ。どうやって聖地巡礼しようかとずっと考えていたところに、願ってもない台湾出張!これは行くしかない、と思ったら...出張のスケジュールが過密すぎて聖地巡礼している余裕がないという(;´Д`)ヾ。登場店は閉店時間が早い店ばかりだし、ちょっと行けそうもない、と言いつつただでは起きないのがこの私。空き時間を見繕って強引に甘味パートだけ巡礼してきました(ぉ

甘味パートのお店は、地下鉄雙連駅から徒歩数分、寧夏夜市が開かれる通りのすぐ近くにありました。夕方頃になると、通りは夜市の準備で賑やかな感じになります。

古早味豆花

あ、発見。
お店の前にはけっこう人が集まっていて、どうやらここは普段から人気店だったようです。

「豆の花」と書いて、トーファー。豆腐スイーツかぁ。
ちなみに「古早味」というのは「昔懐かしい味」という意味とのこと。

古早味豆花

古早味豆花

日本人っぽいお客さん、皆無。
そりゃあ、夏休みでもない普通の平日だからなあ。
そのぶん、地元の人々に愛されるお店。

この列に並んで、お店に入ってみよう。

古早味豆花

あ、何を載せるか選ぶんだ。

しかし、トッピングたくさんあるなあ。どれが何かなんて書いてないし、メニュー見てもよく分からないし、これは外国人にはハードルが高い。
困った、これはちょっとメニューを見ながら悩むしかないか。

古早味豆花

と振り返ってみたら、背後には五郎さんだらけ(笑
しかも日本語で「おすすめ 孤独の五郎セット」って、超親切!

よし、これでいこう。

古早味豆花

モニタにも、ドラマの該当シーンが流れています(笑。
これはこの店でゴローちゃんと邂逅した、中国版ドラマ『孤獨的美食家』の伍郎(ウィンストン・チャオ)。
店内、そうとうこどグル推し。

古早味豆花

日本語(?)で「五郎セット」と頼むのも日本人くらいしかいないでしょうが、店員さんもちゃんと「ゴジュウゲン。アリガトウゴザイマス」と日本語で応対してくれました。
貼り紙を見るとこどグル以外にもけっこう日本の番組で紹介されているようで、日本人客も少なくないんだと思いますが、こういうやりとりは嬉しいですね。

劇中では店内が満席で、二軒ほど隣にある支店の席に座るくだりがありましたが、私が行ったときは本店内に座ることができました。

古早味豆花

これが豆花、五郎スペシャル。小豆とタピオカ、かき氷トッピング。
一見ぜんざいっぽいんだけど、よく見ると小豆とタピオカが半々。
そして、どんぶりにたっぷり、これは食べ応えありそう。

いただきます。

古早味豆花

あっ、冷たくておいしい。
豆乳プリン的な。

さらに、一見よく似た小豆とタピオカ、食べてみると味も食感もそれぞれ違っていて楽しい。
この蒸し暑い中にかき氷も嬉しい。

いい、豆花。いいじゃないか。この組み合わせなら甘すぎないのもいい。

今回は聖地巡礼は半ば諦めてたけど、無理してでも来て良かった。
でも本編の巡礼には改めて来なくてはならないので、旅の計画を練らないと。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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2016/06/04 (Sat.)

台北 士林夜市

台湾に行ったら名物の夜市を見に行かなくてはならないでしょう。もちろん行ってきましたよ。

士林夜市

士林夜市

台北で最も大規模な夜市は「士林夜市」。有名なだけあって、台北 MRT の剣潭駅構内から既に案内が出ているほどです。「士林市場」というマーケット(いわゆる「いちば」ではなくて、アーケードからなる商店街)を軸にその周辺にかけて屋台が立ち並んでいる感じ。地元民だけでなく観光客も大勢集まっていて、とても活気があります。

士林夜市

剣潭駅から士林夜市方面はこんな風に見えます。日米欧台さまざまな店舗・企業や言語のネオンが輝き、その下には大量のタクシーと原付が行き交う。そして屋台。これはもう『ブレードランナー』の世界そのまんまで、テンション高まります。柄が光る傘をさして歩きたくなります(ぉ

士林夜市

屋台は本当にさまざまで、お祭り気分を味わえます。それぞれの店が看板に蛍光灯を仕込んで光らせているので、日本のお祭りの夜店よりもさらに賑やか。
メニューには中国語だけでなく英語、日本語、あとまれに韓国語も併記されていることが少なくなく、観光客に支えられていることが推測されます。日本人ならば中国語だけでも、慣れれば漢字からなんとなく想像できるメニューも多いですが。もちろんカタコトの日本語が通じるお店も多数。

士林夜市

こうやってトロピカルフルーツをズガンと並べているお店もかなりインパクトがあります。切ったものを串に刺して食べ歩きしたり、ジュースにしたり、お店によって提供のしかたはさまざま。

士林夜市

そしてこれが噂の「臭豆腐」。読んで字のごとく、かなり強烈な匂いを放つ豆腐(厚揚げ)です。
台湾に来る前からちょっと興味ある、でもちょっと怖いな、と思っていたんですが、ここまで来て食べてみないわけにはいかないでしょう。ええい、ままよ。

士林夜市

臭豆腐にもいろんな種類がありますが、この店のは「串焼臭豆腐」ということで臭豆腐を串焼きにして、甘辛いタレとチリパウダーをつけたもの。
かぶりつく前に匂いに拒絶反応が出るんじゃないかと思ってたんですが、夜市の中では周り中からいろんな匂いがしてくることもあって、確かに独特の匂いはするもののすごく抵抗感があるという感じでもなく。そして味はうまい、これイケるじゃないですか!納豆とかブルーチーズとかと方向性は同じだと思うので、ネーミングからくるイメージに惑わされなければ大丈夫だと思います。もちろん個人の感覚の差やお店による差もあるんでしょうけど。

士林夜市

さて、今度は士林市場の地下一階にある、その名も「美食區」に降りてきてみました。
ここは地下街がまるごと飲食店街になっているような感じで、各店が恒常的な調理設備を持っているので、屋台よりもはるかにバリエーション豊富なメニューが楽しめます。

士林夜市

このうまそうなソーセージの山!
台湾ビールと一緒にガツガツ食べたくなります。

士林夜市

なんと海老の生け簀まで!

ここは街全体が食のエンタテインメント。日本の肉フェスとか B 級グルメイベントがチャチに思えてきます。

士林夜市

じゃあまずはこの「阿婆之家」というお店に入ってみましょうか。
メニュー、いろいろあって迷っちゃうなあ。

士林夜市

カキ入りオムレツを頼んでみました。
オムレツといっても、実際は薄めのお好み焼きというかチヂミ的というか。表面パリッ、だけど中はとろっとした食感のオムレツの中に、とろけるようなカキが。
さらにこの甘辛いタレが食欲を刺激して、箸が止まらなくなります。

士林夜市

こりゃあもう台湾ビールももらわなければ、喉が暴動を起こしそうだ。
南国らしい、薄味で軽いビール。大汗をかきながら(夜にもかかわらずこのときの気温は 29℃)、ピリ辛の屋台料理をこの水代わりのビールで流し込む。これですよ。

士林夜市

次行ってみよー。

ひとつの店で長居するよりもいろんな店をつまみ食い感覚で巡るのが、台湾屋台の醍醐味。
こちらは「忠誠號蚵仔煎」というお店です。

士林夜市

脆皮臭豆腐。いわゆる揚げ臭豆腐です。

これはさっきの焼き臭豆腐よりもさらに強烈、臭豆腐自体の匂いが強いのに加えて豆腐の中に刻みニンニクが詰められ、その上にパクチートッピング(笑。
しかしここまでの道中で完全に嗅覚が麻痺してしまった私には、おいしくいただけました(笑。でもこれはダメな人はダメに違いない...。

士林夜市

基隆天婦羅。これは日本のさつま揚げとほぼ同じ。
でも揚げたてが出てきたので、香りが良くてこれも美味しい!こういうのこそ、屋台の王道的な味。

士林夜市

一段落してまた外に出てきました。
ごちゃっとした街並みと押しの強いネオン、これらを眺めているだけでも楽しい気分に浸れます。

士林夜市

なんと金魚すくいまであるとは!
日本人的には、こういう夜市の光景を見るとほっとしますね。

士林夜市

こういうのを売っている店もありましたが、これきっと正規品じゃないですよね(笑

士林夜市

行列のできている屋台を見つけました。「大雞排」=大きな鶏肉の揚げもの、つまり巨大フライドチキンですね。
屋台で揚げたものをその場で食べられるということで、私も並んでみました。

士林夜市

ウワオオォ、でかい!
これ人間の顔よりも大きいんじゃないでしょうか(汗。

士林夜市

これはちょっとすごいことになっちゃったぞ...。

でも、味はまあ、普通(笑。強めの塩胡椒とチリパウダーで分かりやすく味付けされていますが、すごーくおいしいというほどでもなく。でも確実にビールは欲しくなるな(笑
いかにも屋台っぽいジャンクフードでした。

士林夜市

いやあ楽しいなあ、台北夜市。買い食いも楽しいけど、日本では見られない光景がたくさん見られるので、これは撮影メインで来ても良かったかもしれません。
我々日本人にとっては完全に非日常の世界だけど、地元の人たちにとっては毎晩このお祭り状態なわけで、それもすごい話だと思います(笑。

投稿者 B : 21:00 | Gourmet | Junk Food | コメント (0) | トラックバック

2016/06/03 (Fri.)

ICE MONSTER

出張で台湾に行ってきました。

仕事で海外、というのも初めてならば(今まで何度か機会はあったのに、そのたびに直前で予定が変わったりして行けなかった)海外に行くの自体もそうとう久しぶり。かつ台湾ということで、そりゃあ何らか美味しいものを食べてこないわけにはいかないじゃないですか。まずは、台湾といったらこれ。

ICE MONSTER

ICE MONSTER

台湾の代名詞的なスイーツのひとつ、かき氷。中でもここは超有名店らしいですが、もう「モンスター」ってつくだけでソソル(笑。
夜遅い時間にもかかわらず、行列ができていました。

ICE MONSTER

持ち帰り!そういうのもあるのか。
これをドライアイス詰めて自宅に持ち帰る、というのはちょっと考えにくいので、食べ歩きってことだよなあ。
でも確かにこの暑さ(まだ 6 月なのに私の滞在期間中の最高気温は約 39 度!)なら、そうでもしないと干からびちゃうよな。

ICE MONSTER

メニュー、いろいろあるんだなあ。これは迷っちゃうなあ...。
いやいや、やっぱりこういうときは初志貫徹、それも超王道に限る。

ICE MONSTER

というわけで、王道中の王道を頼んでみました。
新鮮芒果綿花甜(フレッシュマンゴー雪氷)。ちょっと引いてしまうくらいのメガ盛り、さすがはモンスター。

かき氷っていうと氷が細かく砕けた感じになるものだけど、ここのは繊維状になっているのが新しい。
しかも、氷にもちゃんとマンゴーが練り込まれていて、手が込んでいます。

ICE MONSTER

氷、ふわっふわ。しかもちゃんと味がついているのが嬉しい。
下の方にはマンゴーアイスと杏仁豆腐が添えられていて、底には生マンゴー。マンゴー尽くしのかき氷、これは幸せ。

台湾のマンゴーかき氷といったら銀座のマンゴー黒蜜かき氷しか食べたことがないけど、こういうタイプもあるんですね。
暑さで煮立ってしまいそうな頭と身体にいいリフレッシュをもらいました。

調べてみたらこの店、日本にも表参道とグランフロント大阪にもあるんですね...。今度、近くに行く機会があればまた食べてみよう。

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投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2016/05/23 (Mon.)

五反田 とん金

五反田 TOC の裏手にちょっと気になる雰囲気のとんかつ屋さんを見かけたので、ランチに利用してみました。

とん金

とん金

あまり派手さはないけど、この地域で長年やっているオーラの漂っている店。
実はかなりの人気店のようで、お昼過ぎには店外に待ちができるほどのお客さんの入りでした。そして客層は 95% が男性、サラリーマン、おじさん、という感じ。心なしか普通の飲食店よりも体格のいい人の比率が高いような(笑。

ランチは日替わりで、月曜日はロースカツ定食 or カツカレー。一応その他のメニューも頼めるようですが、ランチメニューよりも時間がかかるっぽい。
初めてのとんかつ屋に来たらロースでその店の実力を測るべし、という信念(何)を持つ私的には、ランチのロースカツ定食こそ望むところです。

とん金

待つこと 10 分ほど、ロースカツ定食が出てきました。

えっと...写真で見るとメインの皿がやたら小さく見えますが、ご飯と味噌汁の椀が異常に大きいだけです(笑。
大きな茶碗に大盛りご飯のとんかつ屋は珍しくないけど、味噌汁のお椀がちょっとした丼サイズというのは初めて。これはちょっとのけぞりました。

とん金

写真では相対的に小さく見えていたロースカツは、実際には大ぶりで分厚いです。¥950 でこのサイズのロースカツ定食が食べられるならむしろ安いと言えます。
衣は薄めで揚げたてサクサク。その中に包まれた豚ロースは、脂身は控えめながら柔らかく、かつ食べ応えあり。
ご飯や味噌汁に負けず劣らずの特盛りキャベツと自家製感あふれるポテサラと一緒にモリモリいただきます。

高くておいしいとんかつ屋は都内ならいくらでもあるけど、毎日食べに来られる値段で味とボリュームを両立したとんかつ屋、というのも尊い存在。
他の曜日のメンチカツやチキンカツも気になるし、夜には「ポリネシアン定食」なる謎メニューもあるようなので、機会があればまた来てみたいと思います。

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2016/05/13 (Fri.)

千葉県いすみ市大原のブタ肉塩焼ライスとミックスフライ

「いやあ、大原で、お~腹いっぱい」

大原

前回の旭川出張編からちょっと間が空いて、久しぶりの『孤独のグルメ Season5』新規聖地巡礼です。今回は首都圏の聖地の中でも特に遠い、千葉県いすみ市大原まで脚を伸ばしてきました。
千葉と言えば Season2 の聖地巡礼で飯岡まで行きましたが、今回は房総半島の先のほう。房総のこれだけ奥まで来たのはさすがに初めてですね...。とはいえ、東京駅から特急わかしおでたったの 75 分ほどで、自分の生まれ故郷に負けず劣らずの田舎に来られてしまうとは、なんだかんだ言って関東も広い。

というわけで駅前にはコンビニも見当たらないくらい閑散としていますが、ここの名物はこれのようです。

大原

いすみ鉄道。私には鉄成分がないのでこのありがたみがさっぱり分からないのですが、わざわざ遠方からこれに乗りに or 撮りに来ている鉄道ファンらしき人も少なくなく。
でも確かにこの鮮やかな黄色い電車で、春先ののどかな光景を眺めながら旅したら楽しいだろうなあ。

いすみ鉄道

このいすみ鉄道、なぜか大々的にフィーチャリング・ムーミン。
「日本のムーミン谷」ということらしいですが、そういう触れ込みの場所って飯能にもあったような...。けっこうあちこちにあるんじゃないか。

ま、この乗り場に来たら、これをやらざるを得ないというもの。

冷凍みかん

売店で売っていた冷凍みかん(笑。
これをやらないと正しい聖地巡礼とは言えません。

そういえば、普通のみかんは今でも食べるけど、冷凍みかんって久しく食べてないな。なんか、旅情って感じ。

つめた! 歯にキーンときた。
子供のときは妙に嬉しかったけど、こんなもんだよな。
でも、こんなもんって味、好き。

大原漁港

せっかく遠くまで来たので駅から 20 分ほど歩いて、大原漁港まで来てみました。
漁港って、けっこう日本のどこでもあんまり風景が変わらないよなあ。

やっぱりいいなぁ、海。
漁港の匂い、空気、活気。

いさばや

劇中でゴローちゃんがイセエビとサザエに強烈な食欲をそそられていたのが、この「いさばや」。

今回初めて知ったんですが、ここ大原漁港は本場三重を差し置いてイセエビの水揚げ日本一なんだとか。
千葉でイセエビ、なんか変な感じ。

いさばや

店内には松重さんのサイン...だけじゃなくて、芸能人のサインが大量に。
けっこうテレビで取り上げられてるんだなあ。さすがイセエビ日本一。

さて、そろそろ本題にいこう。

源氏食堂

駅から徒歩 1 分、線路沿いにあるのが今回の聖地「源氏食堂」。
肉屋の隣、というか肉屋さんが運営してる食堂です。

肉屋とか魚屋がやってる食堂って今までハズレだったことがないんだよなあ。食べる前から当選確実がついたも同然だ。

源氏食堂

心なしか、肉屋のほうのカウンターに並んでいる肉もやたらうまそうに見える。
佐賀牛もうまそうだけど、この豚肉の豊富なラインアップ!
それにここで売られているフライや総菜の類もうまそうだ。お土産に買って帰りたいくらい。

源氏食堂

しかし、この「横浜餃子」ののぼりは何なんだろうか(笑
餃子といったら宇都宮か浜松だろうし、横浜なら中華街で小籠包や豚まんのはず。
まあ、わざわざこんな千葉の奥地まで来て、横浜餃子もないか。今度こそ本題にいこう。

源氏食堂

源氏食堂

渋い食堂だな~。
自分の親くらいの時代からずっとやっていそうな年季の入り方。
パイプ椅子の錆のひとつひとつにさえ、歴史を感じる。

お昼よりもちょっと早めの時間に行ったら最初は空いてましたが、あれよという間にお客さんが増えてきて、お昼前には満席に。
地元っぽい人、いすみ鉄道に乗りに来た感じの人、それから聖地巡礼者らしい雰囲気の人(笑)まで、いろんな面々。
そうか、この駅前、あまり飲食店がないから鉄道ファン御用達の店でもあるのかも。

ちなみに、ドラマに登場した「斜めキャップに金ネックレスの店員さん」は厨房担当でした。
会話してみたかったなあ(笑

源氏食堂

トンカツに、しょうが焼き。
豚肉メニューを軸に、いかにも定食屋な品々が並んでいる。

メニューが増えたり減ったり値段が変わったり、歴史を感じるお品書き。
達筆の左端に「ノンアルコールビール」だけ妙に手書き感あるのがまたいい(笑

源氏食堂

おつまみやサイドメニュー的なものはこちらに。

これを撮っているときに、狙い澄ましたかのようにテレビから松重さんのクックドゥ CM が流れてくるというミラクル発生。
これまでほとんどの聖地を巡礼し続けてきた信仰心のなせる業に違いない(ぉ

源氏食堂

店内にはもちろんロケ時の松重さん、久住さんのサインが。
共演の塚地さんのサインまでは予想ができたけど、スタッフ一同の寄せ書きまで掲示されているお店はここが初めて。

いいな、こういうの。

源氏食堂

お...きたきたきましたよ。
まずはブタ肉塩焼ライス(上)。
上と並の違いは、肉の厚みの違いとのことです。

源氏食堂

このどうだと言わんばかりの厚み。
もはやステーキと言ってもいいだろう。

豚とくりゃしょうが焼きのイメージだが、いすみの名産豚ならば、塩で肉の味を堪能すべきだ。

源氏食堂

おっ、これは...うまい!
確かに、この豚、めちゃうま。

こういう豚肉のソテーって、固くてパサパサしてることも少なくないけど、ここのはびっくりするくらい柔らかくて、しっとりと食べ応えがある。

それにしてもこの豚、見た目と違って全然重くない。軽い。
いくらでも入るような気がする。

こんな豚、初めて。

源氏食堂

豚肉の名店らしく、味噌汁は豚汁。
素朴な味の豚汁だ。

豚肉と豚汁で豚がダブってしまっている。
でも、この店なら、大歓迎。

そしてサイドメニュー登場。

源氏食堂

ゴローちゃんに合わせて、イカフライとメンチカツ。
これにもキャベツとポテサラがついてきて、普段ならこれにライスと味噌汁で十分ランチになってしまうところだ。

イカフライもメンチも、ブタ肉塩焼のインパクトに比べると普通だけど、こちらも軽い食感でおいしい。
やっぱり、隣の肉屋で揚げ物買っていったら、それだけで家メシがちょっとしたご馳走になるに違いない。

源氏食堂

はぁ~、食った、食った。
「ブタ肉塩焼とフライ」って、わざわざこんな遠くまで来なくても食べられるありふれたメニューだけど、この味はここでしか食べられまい。

漁港の大衆食堂で、豚肉ライスにフライをつけてわしわし食べてる方が、イセエビサザエをちまちまとありがたがってるより、俺っぽいのかもしれない。

はるばる小旅行をしてきた甲斐がありました。
ごちそうさまでした。

これで、Season5 の聖地巡礼も残すところ台湾編 2 回分のみ。過去最大級にハードルの高い聖地だけど、どう攻めようかな...。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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2016/05/12 (Thu.)

R2-D2 のいるカフェ「グリシンヌ」

GW 中、洗足池まで写真を撮りに行ったときに、公園の向かいのカフェに何かすごいものがあるのを発見してしまい、つい吸い寄せられるようにお店に入ってしまいました。

Café les glycines (カフェ グリシンヌ)

Café les glycines

一見、それほど珍しい感じでもない、こぎれいなカフェバー。テラス席にはペット同伴で座れるようです。
心なしか、お客さんもみんな一様にオシャレな印象。

Café les glycines

店内も白中心のインテリアで、スッキリと清潔感あります。
でもまあ、ここまでならそんなに変わった店、ということもありません。
ワイングラスの吊り棚の上にある何かを除いては(笑

そして、ここから視線を左に動かしていくと...、

ASR-RD6E

ウオオオオ!実寸大の R2-D2!!!!!

実寸大の立体物は TDL の「スター・ツアーズ」くらいでしか見る機会がなく、これだけの至近距離で見られたのは生涯初めてなので、とても感激。
もうね、外からガラス越しにこれが見えたら入らざるを得ないってものでしょう。

ASR-RD6E

ディテールまでかなり正確に再現されています。
ちょうど年末年始にプラモを作ったところなので、この正確さがよくわかる。

お腹のダクトの左側にある四角形が実はレバーになっていて、これを引っ張ると、

ASR-RD6E

開きます!

そう、お気づきの方も多いと思いますが、これ AQUA(中国ハイアールが吸収合併した、旧三洋電機の白物家電ブランド)から発売されている R2-D2 型冷蔵庫なんですよね。

AQUA / R2-D2 型移動式冷蔵庫 ASR-RD6E

ま、冷蔵庫といってもこの容積なので 350mL 缶を 6 本も入れれば満杯だと思います。冷蔵庫機能なんて飾りです、偉い人にはそれが(ry

ASR-RD6E

ディテールの細かさでいったら正面よりもこの脚の部分のほうがより細かいと言えるでしょう。
素材はプラスチック感丸出しですが、劇中のイメージも頭部以外は金属感がなかったので、ある意味正確。

ASR-RD6E

いい大人が嬉しそうにじろじろ見ていたら、マスターがやってきておもむろにこのリモコンを渡してくれました(笑。
そう、商品名に「移動式冷蔵庫」とあるとおり、これ本物の R2-D2 よろしくリモコンで自走するんです。冷蔵庫は飾りだけど脚は飾りじゃないんです(ぉ

リモコンに印刷された文字がちゃんと劇中に登場する宇宙文字なあたりまで凝っています。まあこんなものを商品化するにはここまでこだわる酔狂さがないとやれないでしょう(笑

ASR-RD6E

自走するだけでなく、リモコン操作で首を左右に振り、頭部のランプを点滅させながら喋るギミック付き。

ASR-RD6E

さらに、頭部には小型プロジェクタを内蔵。ホログラムは映せませんが、二次元のレイア姫ならなんとか投写できます。
映像入力は Miracast ベースのようなので、頑張れば Windows 10 Mobile で Continuum が使えるかも(笑

ちなみにこの R2-D2 型冷蔵庫、100 万円ほどします(笑。
私もけっこう欲しいけど、価格以前にまず置き場所の問題で買うわけにはいきません(強がり

Café les glycines

店内にはほかにも、何故か『アーサー王物語』の円卓の騎士のオブジェがあったりして、見れば見るほどお店のコンセプトが分からなくなってきます(笑。

あ、そういえばここは喫茶店なんだった。お茶も飲まないと(ぉ

Café les glycines

というわけでアイスコーヒーとワッフルボウルのアフォガート添え。
このワッフル、自家製のようで手作りの味がします。コーヒーもおいしい。

Café les glycines

スコーンとカヌレ。これらも自家製ですね。どれも甘すぎず、しっとりとしたおいしさ。
R2-D2 に頼らなくても味で勝負できるんじゃないでしょうか(笑。

独特の雰囲気を持ちながらも、スイーツや飲み物はちゃんとしてる、ちょっと変わったお店でした。
自分の中のスター・ウォーズ気分が盛り上がってきたら、また来よう。

AQUA / R2-D2 型移動式冷蔵庫 ASR-RD6E

B017U5SBQC

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2016/05/08 (Sun.)

厚切りステーキ JIKABY

連休中にプチ贅沢ランチをしよう、と思い立って自由が丘へ行ってきました。

JIKABY (ジカビー)

JIKABY

自由が丘駅前ロータリーから一本路地を入ったところにある、ごちゃっとしたエリアに一年ほど前に開店したステーキバルです。

"We Love Steak"、Yes, we are (ぉ

「JIKABY」ってやっぱり直火焼きの意味ですよね。

JIKABY

通常メニューはこんな感じ。単価はなかなかにお高めですが、自由が丘駅前という立地と熟成肉であることを考えればこんなものか、という気はします。
リブロースやサーロインは 400g なので、普通の人ならばこれを二人でシェアするくらいでちょうど良いでしょうね。

今回はランチタイムでの利用だったため、もう少しリーズナブルにいただけます。

JIKABY

店内はこんな感じで、ステーキハウスというよりはイタリアンバル的な雰囲気。
席数はさほど多くなく、テーブル席も 4 人で座るとちょっと狭く感じそうなので、おひとりさまか 2~3 人での利用がちょうど良さげ。

JIKABY

ランチセットのスープ。
シンプルなコンソメスープだけど、飲んでみると意外なほどうまみが出ていて、これおいしい。

JIKABY

せっかくプチ贅沢しに来たからにはステーキだけじゃ味気ないと思い、前菜 5 品盛りもいただいてみました。
タコのマリネ、スパニッシュオムレツ、炙り〆鯖とポテトサラダ、パテ・ド・カンパーニュ、ドイツ産生ハムの 5 種類。

それぞれの前菜の国籍がめちゃくちゃだけど(笑)、どれもそんなこと気にしないくらいうまい。ステーキ屋なのに炙り〆鯖とポテサラとかやたらうまい。気に入りました。

JIKABY

そりゃあもう昼だってことを気にせずワインに呼ばれちゃうわけです。
ボトルじゃなくてカラフェで自制した自分を誉めてあげたい(ぉ

JIKABY

そうこうするうちにランチセットのリブロースステーキが出てきました。
ランチのステーキは 200g だけど、これにスープとライスがついて ¥1,480 なら納得のお値段。

JIKABY

熟成肉というだけあって、肉らしい旨みに満ちていて美味しい。脂身は控えめだけど、そのぶん肉の旨みが味わえます。
もともと肉自体に味がついていてこれだけでも十分イケますが、別添のソースをかけるとニンニクの香りが肉の味を引き立てて、さらにうまい。
ああ、これは満足度高いステーキだ。

期待していた以上の贅沢を堪能できました。この店はリピートありだな。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2016/05/03 (Tue.)

キリン 富士山麓 樽熟原酒 50°

以前から試行錯誤していた自作ハイボールですが、先日まめぞに行った際におかみさんに作り方を教わってきました(ぉ

キリン / 富士山麓 樽熟原酒 50°

キリン 富士山麓 樽熟原酒 50°

以前、富士山麓 樽熟 50°ワイルドターキー 8 年を試して後者かな...と思っていたら、なんとお酒は富士山麓の方だったという(汗。
しかし富士山麓の樽熟 50° は最近生産終了になったとのこと。後継製品として少しグレードの上がったこの「樽熟原酒 50°」が発売されていますが、値段も 20% ほど上がってしまったようです。あの安くてうまいまめぞハイボールは今後このまま原価だけが上がった状態で提供されるのか、それとも値上げしてしまうのか...。

ともかく、樽熟 50° はもう手に入らないので、代わりに樽熟原酒 50° を買ってきました。

キリン 富士山麓 樽熟原酒 50°

そして、改めてレシピ通りに作成。
教わったレシピは、この三点。

  • 樽熟 50° をちゃんと 45mL 計量して入れる
  • レモンはちゃんと搾る
  • 強めの炭酸水を使う
このうち炭酸水だけは市販のペットボトル品しか手に入らないので、それ以外を教わったとおりに試してみました。

おお、今まで試行錯誤しながら目分量で(ぉ)作っていてなかなかたどり着けなかった味に、いきなりいいセンまで来れた気が。ただ、我が家のグラスにはこの分量だとちょっとウィスキーが多いかな。ここは要調整。
でもそれ以上にちゃんと生レモンを使うのが肝心な気がします。どうしてもポッカレモンのお手軽さに頼ってたけど、生レモンを搾ると酸味の中にほんのり甘みが加わって、うまい。

安価なウィスキーでもちゃんと作れば美味しいハイボールになるものですね。
あとはもっとガツンとくる炭酸が手に入ればなー。コンビニで手に入る炭酸水はどれも似たり寄ったりなので、なにかうまい手を考えよう。

キリン / 富士山麓 樽熟原酒 50° 700mL

B01ASNW5II

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2016/04/28 (Thu.)

東京都杉並区西荻窪の野菜のクスクス

「モロッコ料理。独自の食文化、ヘルシーかつ食欲をそそる料理...いいじゃないか」

タムタム

ドラマ『孤独のグルメ Season5』第 3 話の聖地は西荻窪に、再びやって来ました。前回来たときには不覚にもラストオーダーの時間に気づかずに、クスクスを食べ損ねてしまったので、クスクス・リベンジに。
前回は前回で大満足の味だったので、再訪も楽しみにしていました。

タムタム

タムタム

飲み物は、まずワインから。実はここに来る前に 0 次会としてビールは飲んできたのでした(ぉ
でもこの店の料理、全体的にワインとの相性が良いので、これでいいんです。

「ゲロワンヌ」というモロッコ産の赤ワイン。あれイスラム圏ってアルコール禁止なんじゃないの?とは前回も思いましたが、モロッコは比較的アルコールに関する戒律が緩いらしく、観光客向けを中心にいろいろ提供されているようですね。
まあ、これだけ美味しい料理が揃っていて、お酒が飲めないことはこの場合やはり酷だ、残酷です(ぉ

タムタム

で、つまみ的な感じでパンセットとフムス(ひよこ豆のペースト)。
この素朴な感じのモロッコパンがまたフムスと食べてよし、この後出てくるタジン料理群やハリラスープに浸して食べてよし、と大活躍するわけです。

タムタム

それと、前菜の三店盛り。
茄子のダルーク(詳細不明だけど茄子と肉をスパイスで煮た感じのもの。うまい)、デーツとクリームチーズ(デーツって滅多に食べないよな)、ターキーのハムとオリーブ(このハム、なかなかのうまさ)の三種。もうワインと一緒に食べてくださいという感じのラインアップで、お酒が進みます。

タムタム

じゃあ、そろそろモロッコ料理の本陣、いってみようじゃないか。

まずはど真ん中直球勝負、ラムのタジン。
野菜とスパイスが渾然一体となった中に、ガツンとラム肉。期待を裏切ラムうまさ。そうそう、今日の俺はこういうのを求めていたんだ。

タムタム

この店できっと一番うまいのが、このハリラスープ。
とりあえずジャガイモが主原料なことは分かったけど、それ以外に何が入っているのかさっぱり分からない。でも、どうにも表現のしようがないうまさ。
これだけ延々と飲んでいたいくらいの気分だ。

タムタム

モロッコ流揚げ春巻きオムレツ、とでも言いたくなるような、ブリック。
パリパリの皮のなかから、トロトロ卵黄が、きてます、きてます。

ガブリック。
うひゃ~、やっぱりこれはたまらん。

タムタム

そして今回も、ラム肉のハンバーグを。
やっぱりここのラムハンバーグは、中からも外からも肉汁が溢れ出ている。まさに西荻・春の肉汁祭りだ。

お~。ほんのり甘い。うま甘い。いろんな野菜の旨みが染み込んだスープがそれを引き立てている。
何度食べても、未知のハンバーグだ。

タムタム

そうなるとワインをボトルでもう一本入れたくなるわけですよ。メダリオンの赤。
モロッコのワインって、ヨーロッパのとは違う良い意味での洗練されてなさというか、アフリカの大地を感じられるかのような素朴さがいい。

タムタム

野菜のタジン。これだけで一日分の野菜が摂れてしまいそうな、たっぷりの野菜が嬉しい。
でもラム肉のタジンやハンバーグを食べた後だと、おいしいんだけどちょっとあっさりしすぎているような?
頼む順番を間違えたか。

タムタム

野菜のクスクス。

モロッコカラー一色。それでいて、このゴージャス感。
いやあ、これもまさにモロッコ。

「クスクス」って見た目はお米っぽいけど、粒状のパスタで、ライスともスパゲティとも違った食感。
たまーにオシャレ料理店のサラダとかに載っかってくるけど、こういう王道の食べ方って案外久しぶり。

タムタム

野菜って甘いんだなあ、というのを感じながら食べるクスクス、おいしい。
白いご飯を神とする俺だけど、こういうのも全然ありだな。

タムタム

でも〆にはやっぱり少しガツンとしたものが食べたくなって、ラムカレーを追加(笑
ラムに始まってラムに終わるモロッコ料理、大満足。

タムタム

本当は、最後の〆にハリラスープのおかわりを飲みたいくらいだったんですが、Blu-ray BOX の特典映像「その後のグルメ Season5」で店員の真理安さんが「おかわりをするお客さんがあまりに多くて、まかないにハリラスープを飲むのが密かな楽しみだったのに、あれ以来全然その分もなくなっちゃった」と言っていたので自粛しました(笑。
でも、おいしかった。

やっぱりこの店、また来たいなあ。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

B017D5ESCK

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2016/04/23 (Sat.)

鳥越 居酒屋まめぞ その 5

「この店、まさに一人おかず横丁。下町の商店街の食卓そのものじゃないか」

居酒屋まめぞ

一年ぶりに『孤独のグルメ Season4』の聖地・鳥越のまめぞにやってきました。

今回こちらに来たのはちょっとした闇取引のため。何を取引したかはまた後日報告しますが、この店、そろそろ聖地巡礼というより純粋にうまいから通う、という感覚になっています(笑。自宅から近いわけじゃないのに、これまで行った聖地の中で最もリピートしている店じゃないでしょうか。

浅草 鳥越おかず横町 居酒屋まめぞ

居酒屋まめぞ

ここしばらく気温も上がってきて、駅からけっこう距離のあるこの店まで歩いてくるとちょっと汗が滲むくらい。そこにビールを流し込む、このうまさといったらありません。
お通しがひじきの煮物というのもまたシブいけど、こういうお通しが嬉しい年頃になってきてしまいました。

居酒屋まめぞ

つまみは、まずこの店の定番いぶりがっこから。すぐに出してきてくれるのがありがたい。

居酒屋まめぞ

からの、アジフライ、どーん!と。

これまでに何度かこの店に来た中で、アジフライを頼んだけど人数分は残ってないことが少なくなかったので、まず最初に頼むようになってしまいました(笑
それにしても今回はまた今までにない大きさ。マスターによると「この店でアジフライを出すようになって三年経つけど、こんなに大きいのは滅多に出ない。本当なら一枚 800 円くらいで出してもおかしくないサイズ」とのこと。いやマジでこんな大きさのアジフライ見たことないです。

居酒屋まめぞ

そうなると、アジフライ専用飲み物を追加発注せざるを得なくなってきます。
アジフライにビール、すなわちコレ最強。ビールの泡が毎回手を抜かずにきめ細かいのがまた嬉しい。

居酒屋まめぞ

小皿に収まりきらないアジフライに、このお店の特製ソースをかけていただきます。
おお、これはいつも以上にサクフワだ。この世で一番うまいものは、実はアジフライだったんじゃないか。

でも、この店のアジフライの味を知ってしまうと、他の定食屋とかでアジフライを頼むのが怖くなってしまうのが、非常に痛い副作用(汗。それくらい、次元の違うアジフライ。

居酒屋まめぞ

いつもあるわけじゃない限定メニュー、鯛のカブト焼。これは中サイズとのことだけど、それでも十分でかい。そして、鯛ってこんなどう猛な顔つきだったっけ、という感じにガッツリ生えた歯。
でも肉厚で、脂が乗っててうまい。

居酒屋まめぞ

そしてお刺身の盛合せ。
富山をフィーチャーしている居酒屋らしく、この時季の刺盛にはホタルイカが入っているのがとても嬉しい。
ほかにマグロ、鯛、〆鯖、タコ、ホタテとバリエーション豊富な布陣。

居酒屋まめぞ

焼き鯛、刺盛、と来たら魚介類専用飲み物(若葉たる酒純米)に行くしかないでしょう。
若葉はこの店イチ押しの銘柄で、毎回なにかしら飲んでる気がするけど、毎回うまい。

居酒屋まめぞ

カニツメクリームコロッケ。
カニクリームコロッケはコロッケの定番のひとつだけど、「カニツメ」ってまた新しいな。

コロッケからカニのツメが生えてるのを想像したけど、カニのツメの肉を使っているだけで殻は使われてませんでした(笑。
でも、そんじょそこらのカニクリームコロッケよりも大ぶりで、うまい。やっぱりこの店の揚げ物にハズレなし。

居酒屋まめぞ

揚げ物に揚げ物を重ねる感じで、ガーリックポテト。
一見ただの素朴なフライドポテトのようだけど、ニンニクの香りがガッツリと食欲をそそるじゃないか。
それでいて軽い食感で、胃にもたれないのがこの店のフライのいいところ。

ついさっきまで魚と日本酒をやっていたと思ったら、いつの間にか洋食祭りの様相を呈してきたぞ
でもこの店のカオスっぷりに惑わされるのも、悪くない(笑。

居酒屋まめぞ

こう来たら飲み物も「まめぞハイボール」をいただくことになるわけです。
そしていつ飲んでもこの店のハイボールは、うまい。

実は今回、ちゃっかりと女将さんにこのハイボールの作り方を教わってきてしまいました。
全く同じにできるとは思わないけれど、自宅で少しでもうまいハイボールを自作すべく、今度実践してみよう。

居酒屋まめぞ

そこに追加投入される銀だらの粕漬け。そう、この店はまたこの粕漬けを抜きにしてもまた語れない。
銀だら自体も美味しいけど、この粕漬けが魚の旨みを増幅させているんだなあ。
近所にあったら、毎日でもこの粕漬け定食をいただきに通っちゃうのに。

居酒屋まめぞ

〆はもちろん、かつサンド。

飲んだ最後にかつサンドで閉めるという、新境地を開かせてくれたのがこの店。
かといって、よくある感じのかつサンドだとヘビーすぎるところを、この軽い食感で「まだ食べられそう」と思わせてくれる塩梅が、ちょうど良いんだろうなあ。

居酒屋まめぞ

これだけ通っても、まだ見ぬメニューがたくさん控えているのがこの店の奥深いところ。
私の知る中でも最強クラスの居酒屋なので、また何度でも来たいです。行きたい人絶賛募集中(笑

今回もまた、大満足。
本当にごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season4 Blu-ray BOX

B00MN0SBFG

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2016/04/15 (Fri.)

本格中華ダイニング 陳家私菜

五反田エリアでちょっと美味しい中華を見つけました。

本格中華ダイニング 陳家私菜

陳家私菜

目黒川から一本外側にある建物の二階のお店。飲食店の多い五反田でも、本格中華の店は案外少ないような。
狭い階段を上っていかないといけないお店なのでちょっとハードルは高いですが、いつも混雑している人気店のようです。
お昼時はもう相席が当然という感じで、お世辞にも広いとは言えないテーブル席の空いているところに詰め込まれます(笑。

陳家私菜

ランチタイムは中華サラダ、水餃子(三個)、中華スープ、ライスがサービス。基本的にセルフサービスで、注文したら自分で取りに行く必要がありますが、空いている時間帯だとサラダと水餃子だけは店員さんが持ってきてくれたりして、システムがよく分かりません(笑
水餃子は厚めの皮がもっちりしていてけっこうおいしい。ご飯はややべちゃっとしていて、もう少しパラッと炊いてあるほうが個人的には好みなんだけどなあ。

陳家私菜

こちらがこの店オリジナルの「頂天石焼麻婆豆腐」。石鍋に入った大量の麻婆豆腐、これは迫力あるなあ。
しかも唐辛子が種までたっぷり入っていて、見るからに辛そうです。

陳家私菜

この麻婆豆腐、見た目通りの辛さ。しかも、石鍋のせいでいつまでもグツグツ煮えていて、全然冷めない。辛い以上に熱くてなかなか食べ進められません(汗
夏でもないのに大汗をかきながら食べる麻婆豆腐。かなり辛いんだけど、このタレというかミソの部分に旨みが詰まっていて、これは美味しい。

気に入ってしまったので、ランチタイムにしばらく通い詰めていろいろ食べてみました(ぉ

陳家私菜

麻辣刀削麺。「麻辣」とついていますが、味付けは麻(山椒)よりも辣(唐辛子)中心でしっかり辛い。
大きめの丼にもちもちした刀削麺がたっぷり入っていて、これは美味しいけどかなりお腹いっぱいになります。

陳家私菜

汁なし担々麺。これもラー油がたっぷり使われていてしっかり辛めだけど、麻辣刀削麺に比べれば幾分マイルド。カシューナッツの旨味がたまりません。
担々麺好きとしては汁なし担々麺もいろんなタイプを食べてきましたが、これはかなり好みな味付けです。

陳家私菜

皇帝口水鶏(いわゆる「よだれ鶏」)。しっとりと柔らかい蒸し鶏に辛口のタレが絡んで、無限にご飯が進みそうなメニュー。
見た目はガッツリ赤いけど、麻婆豆腐や刀削麺の辛さに比べれば(冷たいせいもあってか)辛すぎず、うまい。

ランチは毎日 20 食限定とのことですが、お昼からこんなにうまい口水鶏が食べられる中華料理店があったなんて。これは幸せになる一品です。

陳家私菜

長安孜然牛肉。孜然(ズーラン)とはクミンのことで、これはつまり牛カルビのクミン炒め、ということになります。

ふわっと漂ってくるクミンやパクチーの香りが食欲をそそります。
たっぷり牛カルビに、中華醤とクミンが醸し出すうまみがいい...と思ったら、後から追いかけてくる強烈な山椒の刺激が、舌にビリビリきます。これは「クミン炒め」というより「山椒炒め」と呼びたくなるレベルだけど、山椒好きとしてはたまりません。

山椒のシビレル辛さにクミンの香りで、肉を思う存分バクバク食べられる。
これ、相当いいぞ。

陳家私菜

上海風炒飯。見た目通り、味もオーソドックスなシンプル炒飯だけど、お米がパラッとしていておいしい。味付けもちょうど良い。毎日食べても飽きない炒飯、ってこんなんなんだろうなあ。
この店、辛い味付けの料理が売りのようだけど、こういう普通の味付けも十分おいしいじゃないですか。

ちなみに、このときは水餃子が品切れで、代わりに唐揚げが出てきました(笑。

陳家私菜

お店の入口には、これまでに来店した有名人の写真がずらりと貼り出されています。

店員さん(中国人)の接客は雑だけど(笑)、「本格中華」の名に恥じないうまさ。本場の味ってこんな感じなんだろうな、中国行ったことないけど(ぉ
お昼にそこそこ満足できるものを食べようと思ったら千円はくだらないこの界隈において、ここのランチは軒並み 800 円前後なのもポイント高い。「うまい、早い、安い」を絵に描いたような店だと思います。

ここは今後もランチにちょくちょく通わせてもらいます。

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2016/04/10 (Sun.)

京都 新福菜館

京都に来たら何を食べようかな、と考えたんですが、そう言えば京都に縁の深い丁稚さんオススメのラーメン店があったな、というのを思い出して、足を運んでみました。

新福菜館

新福菜館

京都駅からけっこうすぐの立地。隣も「第一旭」という有名ラーメン店らしく、しのぎを削っている感じ。写真では第一旭のほうが大行列、新福菜館は混んでないように見えますが、私が行ったとき(写真は退店時に撮影)は新福菜館のほうにも第一旭ほどではないけど行列ができていました。どちらもこの界隈では有名な老舗とのこと。

新福菜館

店内は、いかにも古き良きラーメン屋、という雰囲気。「菜館」というくらいだからもう少し中華料理店然としたお店かと思ったら、むしろ「中華そば」のお店なんですね。
店外から店内へと都合 10 分ほど並んで、カウンター席につきました。

新福菜館

頼んだのは「肉多目」、つまりはチャーシュー麺ですね。他のお客さんは「竹入り」を頼んでいる人がけっこう多いようでしたが、へええ、メンマを「竹」と呼ぶのかあ。

さておき、このラーメン。スープがかなり濃そう。色だけでいったら富山ブラックに通ずるものを感じます。

新福菜館

しかしスープを一口飲んでみると、富山ブラックとは全然違う、塩辛さはなくてむしろさっぱりとしたやさしい味。醤油の深みだけがうまく引き出されています。
チャーシューは、脂身少なめだけど柔らかくて、ラーメンに入っているのにはこれくらいがちょうどいい肉らしさ。肉多目だけあって遠慮なくドカドカ入っていて、食べ応えがあります。薄切りなのも、スープがよく浸みていい感じ。

新福菜館

麺は中太のストレート麺。こういう深みのあるスープには、これくらいしっかりした麺がよく合います。
京都のラーメンといえば天一くらいしか知らなかったけれど、ほかにもこういう世界が広がっていたのか。これは美味しいわ。

新福菜館

ついでに「ヤキメシ」(炒飯)もいただいてみました。
きれいに丸く盛られた、真っ黒い炒飯。たぶんラーメンと同じ醤油がたっぷりと使われているんでしょう。

こちらは、ラーメンスープとは対照的に、醤油の味がしっかりと出た濃口の炒飯。
ああ、これはこの炒飯を食べながらラーメンのスープを飲む、というのが正しい食べ方なんだな。

新福菜館

持ち帰り!そういうのもあるのか(お約束

いやあ美味しかった。隣の店の行列っぷりを見たときにはむしろそっちにすれば良かったかな、と思ったけど、いざ食べてみて迷いは断ち切れました。
これは確かにハマる味。関東にも支店がいくつか出ているみたいなので、近くに行く機会があれば立ち寄ってみようと思います。

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2016/04/02 (Sat.)

東京都新宿区信濃町のロモサルタード

「がぜん、親ペルー派になってきた」

ティア・スサナ

珍しく中央線の真ん中のほうに出る用事があったので、約二年ぶりに信濃町の聖地に足を運んでみました。

ここはコミック『孤独のグルメ 2』の第 2 話に登場したお店。単行本の発売前に一度来たことはありましたが、そのときに食べられなかったメニューがあったんだよなあ...と思い出して、再訪することにした次第。

ティア・スサナ

ティア・スサナ

なんか、以前来たときよりも店先のこどグル濃度高まってるし!(笑
おそらく、単行本 2 巻の発売でしばらく聖地巡礼者のフィーバーが発生していたんでしょうね。ドラマの認知度も年々高まってるし。

というわけで、階段を降りていきます。

ティア・スサナ

お昼ちょっと遅めの時間帯に行ったら、お店は実質的な貸し切り状態。
当初の目的だった「ロモサルタードセット」を注文しました。

今回はインカコーラを頼まなかったところ、食前からコーヒーが登場。
おかわり自由なので、食前だろうと食後だろうと「コーヒーおかわりどうですか?」と聞かれます。

ティア・スサナ

ちょうど一杯目の珈琲を飲み終わったところで、ロモサルタードセットが出てきました。
ちなみにこれ、大盛りです。遅い時間でお腹が空いていたからつい大盛りを頼んでしまった。

前回のフレホーレスセットといい、ペルーじゃ「白いご飯に茶色いおかず」が定番なんだろうか。
なんだか、日本の家庭料理みたいだな。

ティア・スサナ

出た、このタマネギの酢漬け。
酸っぱうまい!!目が覚めるう。
単独で食べてよし、福神漬けみたいにロモサルタードライスと一緒に食べてよし。

今回は聖地巡礼者だと名乗らなかったので、前回のように最初からおかわりは出てきませんでした(ぉ

ティア・スサナ

付け合わせはヤシの芽とポテサラ。
ヤシの芽は、やわらかくてなんだか不思議な味。

っていうか、ペルーにヤシなんて生えてるのか、ということのほうがむしろ驚きだったり。

ティア・スサナ

完熟オリーブ。
これは久住作品的には、シウマイ弁当に入っている干しアンズのごとく、いつ食べるべきか悩ましい一品だ。
最初に食べてしまって「なかったことにする」というのも解だけど、ここはデザート代わりが良いかもしれない。

ティア・スサナ

チョリソーと、ロモサルタード。
豚肉とタマネギ、それにフライドポテト(!)をピリ辛のトマト炒めにしたような感じ。
タマネギの酢漬けをおかわりしてないのに、結局タマネギだらけになってしまった(ぉ。

これも親しみのある味だなあ。トマト風味の豚炒め丼って感じ。
「インカ帝国」のイメージとかけ離れたご近所味だぞこりゃ。

辛口好きとしては、フレホーレスよりもロモサルタードのほうが好きな味かもしれません。
ライスも、お米自体は日本米っぽいけど、炊き方が違うのかちょっと味と香りがついていて、ロモサルタードによく合います。

ティア・スサナ

というわけで完食。
ああ、また食いすぎてしまった。特にライスの量が半端なかった。大盛りを頼んで腹一杯になりすぎるところまで、前回と全く同じ轍を踏んでしまった(;´Д`)。

食後はホットコーヒーのおかわりをいただいて、ほっと一息。
ごちゃっとした独特の空気が漂うお店だけど、なぜか不思議に落ち着くんだよな、ここ。

ごちそうさまでした。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 2

4594073379

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2016/03/30 (Wed.)

築地 鮨 江戸時代 その 3

数年ぶりに築地でお寿司をいただいてきました。

鮨 江戸時代

鮨 江戸時代

東京に出てきてからも、魚は故郷のがいちばんうまい、と思い込んでいた私に(実際今でもそう思っていることに違いはないけど)、初めて江戸前寿司の美味しさを教えてくれたのがこのお店。しばらく縁がありませんでしたが、久しぶりにお邪魔してきました。

鮨 江戸時代

まあ、まずはビールから。
近年は帰省して寿司屋に行くのももっぱら廻るところばかりなので、廻らないお店の白木のカウンターで生ビールというのは、何物にも代えがたい贅沢に感じます。

鮨 江戸時代

お通しは、イカの煮物...かと思ったら、タコの桜煮。
軽く上品な味付けでとても美味しい。春を感じます。

鮨 江戸時代

それから、アワビの塩焼き。
潮の香りを強く感じるアワビ、ちょっと濃いめの味付けがイイ。ビールが進んじゃいますね。

鮨 江戸時代

貝もの続きで、カキ。
味付けは塩かポン酢か選べたので、ここは塩を。ポン酢よりもカキそのものの味が感じられて、これもイイ。

鮨 江戸時代

こうなると喉が日本酒を欲するというやつです。
まずは春鹿の冷酒から。しっかりめの辛口で、潮の味に最適。以後、一人で日本酒を 4~5 合飲んだけど、徳利が基本的に一種類で写真の見栄えが変わらないから省略(ぉ

鮨 江戸時代

カワハギの肝あえ。
って、こんな料理があるのか...!私にとって、カワハギって子どもの頃よく味噌汁に入っていた具で、それほど美味しいと思えなかったから今でも積極的に食べようとしない魚なんですが、これはうまい。カワハギの身の弾力感と、肝の微かに苦味のある独特の味が、日本酒に合いすぎる。初めてカワハギを好きだと思いました(笑

鮨 江戸時代

稚鮎の塩焼きと、タケノコの木の芽焼き。
旬らしく柔らかいタケノコに、稚鮎の苦味がたまらない。これまた春を感じる一皿です。

鮨 江戸時代

牛刺し、ですよね、これ...。
高級なステーキ店でこのまま焼き始めそうな、見事な差しの入った赤身肉を生でいただきます。
寿司屋でこんなうまい肉を食べられると思ってませんでした。泣きそう。

鮨 江戸時代

ここまでで十分贅沢をしたような気になっていたけど、これからが本番です。
握りは、まずは江戸前の代名詞・コハダ。私は最初にこの店で食べてから、コハダが大好きになりました。

鮨 江戸時代

それからこれまた珍しい、甘鯛の昆布締め。
ウチの田舎の方で昆布締めといったらもっとしっかり締まっているものだけど、この昆布締めは浅い感じの締め具合で魚自体の風味が残っていて、お上品な感じ。そもそも昆布締めの握りというのが珍しい。

これ、おいしいです。

鮨 江戸時代

そしてホッキ、

鮨 江戸時代

赤貝、と貝ものが続きます。

鮨 江戸時代

蒸しエビの握り。
これまた田舎ではエビの握りといえば甘エビ(生)か白エビ(生)が普通だったので、蒸しエビなんて新鮮なエビが手に入らない地方のものでしょ...と馬鹿にしていましたが、ちゃんとした職人の手で作られた蒸しエビの握りがおいしい、ということも昔この店に来て初めて知りました。

鮨 江戸時代

これまた繊細な技を感じる春日鯛の握りをいただきつつ、

鮨 江戸時代

貝柱の磯辺焼きに舌鼓を打つわけです。

この貝柱、大ぶりだし味付けもうまーい。このへんで四本目の徳利が空になりました(笑

鮨 江戸時代

そこにトロ、

鮨 江戸時代

さらにウニ、と大ネタがかぶせてきます。
このあたりまで来るとあまりにうまいもの続きでだんだん感覚が麻痺してきます。

鮨 江戸時代

そういうところへ、赤身の漬けの握りという変化球が放り込まれてきました。
醤油をつける必要のない引き締まった味が、蕩けた感覚を立ち直らせてくれます。

鮨 江戸時代

ヒラメの昆布締め。珍味系の握りが続きますが、これもおいしい。

鮨 江戸時代

で、煮蛤の握りと続くわけです。
最後は食べたことがないネタのオンパレード。こういう寿司も楽しいじゃないですか。

鮨 江戸時代

〆は、海苔の味噌汁。ここまで食べてきた寿司や魚の味を回想させてくれるかのような、海藻のやさしい香り。
染みわたるなあ。

鮨 江戸時代

デザート代わりの玉子焼き。
これまた、カステラのようなふんわり感で、確かにこれはデザートだ。

築地だからネタの鮮度がいいのはもちろんだけど、ここはやっぱり繊細な仕事ぶりが、素材のいいところを最大限に引き出しているんだと思います。
久しぶりに来たけど、変わらず美味しかった。

また来たいですね。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:10 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/03/26 (Sat.)

らーめん山頭火 旭川本店

旭川最後の食事は、やっぱりここ。

らーめん山頭火

らーめん山頭火 旭川本店

旭川ラーメンを全国区にのし上げた有名店「山頭火」の本店です。山頭火といえば、昔は関東でも恵比寿くらいにしかお店がなくて(恵比寿店は現在は閉店)、かつてラーメンオタだった頃にわざわざ一時間くらい行列に並んだほどの人気店でした。それが今では国内外問わずあちこちにお店ができて、特に並ばなくても入れるようになってしまったけど、それでも美味しいことには変わりがありません。
その山頭火もどうやら本店はひと味違うらしい、という話もあり、旭川に来たからには食べてみたいじゃないですか。

本店は、昔はもう少しひっそりとあったそうですが、現在は駅前の一等地にきれいな店舗として立っています。

らーめん山頭火 旭川本店

店内は清潔感があるけど、思ってた以上に普通。入口にはわざわざキャリーバッグ置き場も用意されていたりして、観光客の定番コースになっている様子がうかがえます。
もうちょっと感慨深いものがあるかと思っていたら、はるかにフツーだったのでちょっと肩透かし(笑。

らーめん山頭火 旭川本店

ランチタイムには俵おにぎりとお新香のサービスがあります。
おにぎりは一人二個までとのことでしたが、ちょっと遅めに行ったら一人一個分しか残っていませんでした。まあ残っていただけラッキーと言えます。

らーめん山頭火 旭川本店

ラーメン屋に来るとつい頼んでしまう餃子。
これもまあ普通だけど、餃子がウリの店ではないので無理は言えない(笑

らーめん山頭火 旭川本店

待つこと数分、ラーメンの登場です。
特選とろ肉らーめん(塩)。やはり本店に来たからには、王道中の王道で攻めないと。

ここのラーメンは塩、醤油、味噌、どれも甲乙つけがたいけど、あえて選ぶなら最もシンプルな塩でしょう。

らーめん山頭火 旭川本店

とろ肉らーめんは具が別盛りで出てきます。

とろ肉、メンマ、きくらげ、なると、ネギ、そして小梅。旭川のラーメン全てに小梅がついてくるわけではないようですが、山頭火の影響か、旭川系を名乗るラーメン店では小梅が出てくること多し。

らーめん山頭火 旭川本店

ここのラーメンは、麺もいいけどスープが主役。
塩と言いながら、中華系の塩スープとは全然違って、豚骨系白湯を塩味でやさしく仕上げています。
インパクトというのとは真逆の、じんわりと染み込むような味わいが嬉しい。

らーめん山頭火 旭川本店

具がわざわざ別皿で出てくるのには意味があります。「とろ肉」というだけあって、脂身が絶妙な加減で、これを素ラーメンに載せるとスープの熱で脂がとろけて、絶品にうまい。
普通のラーメンに入っているチャーシューとはまた違ったおいしさがあります。

らーめん山頭火 旭川本店

ああ、美味しかった。
東京の山頭火と味が違うかと言われると、大して変わらないような気はします。でも、それは裏を返せばどの店舗でも品質が統一できているということでもあります。
それでも、氷点下の旭川で食べる山頭火の塩らーめんは温かく、これが誕生した地だからこその味わいがありました。

旭川、楽しかったなあ。きっといつか、また来よう。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 23:10 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2016/03/24 (Thu.)

富良野カレー 唯我独尊

美味しいカレー屋さんがあるという噂を聞きつけて、富良野まではるばると。

唯我独尊

...って、なんだなんだ、ここ。
富良野の駅のすぐ近くのはずなのに、この山小屋館。富良野だけあって、中から田中邦衛が出てきてもおかしくおない雰囲気です。
店外のスキー板やエゾシカのツノが、なおさら山小屋感を加速させている。

唯我独尊

唯我独尊

店名からして強烈なインパクトを放っています。しかもローマ字表記は「YUIGA DOXON」。

自家製ソーセージカレー、オムカレー、という魅惑ワードの下に「合い言葉は...?」という気になる一言が添えられてますね...。

唯我独尊

店内もこんな感じで、カレー屋というより年季の入った山小屋かロッジ的な感覚。
なんか自分も雪山登山の末ここにたどり着いたような気がしてきました(笑。

唯我独尊

フードメニューはもちろんカレー中心。
エゾ鹿肉カレーとか、道産ビーフカレーとかも、そそるなあ...。
でもここはやっぱり「自家製」に賭けてみるべきか。

唯我独尊

そして出た、謎の「合い言葉は『ルールルルー』」。

これ何かというと、この店ではライスが残っている限りカレールウのおかわり自由なんだとか。
ただし、おかわりする場合は自分で皿をカウンターに持って行って「ルールルルー」というのがルール。なにその羞恥プレイ(汗

唯我独尊

テーブルにはなんとゲストノートが!
うわあ、ホントに昭和のロッジ感(笑

さらに店内を見回すと、壁じゅうにこの店に来たいろんな人の名刺が貼り付けられています。しかも国内外の名だたる企業の名刺もたくさん。誰が何のためにやり出したのか不明だけど、見ると自分もつられて貼りそうになりますね...。

唯我独尊

そうこうするうちに、カレーが出てきました。やっぱり最初に惹かれた二つのキーワード、迷ったときには両方だ。ということで、オム+ソーセージカレー。
見た目からしてにぎやかな感じの一皿で、ちょっとワクワクしてきます。

唯我独尊

これが自家製ソーセージ。皮はちょっと厚みがあるけど、味が濃くて、食べ応えあります。
これは一本と言わずもっと欲しくなりますね...。

唯我独尊

オムレツは、崩すと中がトロトロ。この絶妙な半熟状態がたまらない。
カレーのルウは辛さだけでなく微妙な苦味も感じる複雑な深い味。こういうタイプのカレーはあまり食べたことがないけど、美味しい。

これ、いいじゃないですか。

唯我独尊

これは私が頼んだものじゃないけど、牛タンカレー。
ごろごろっと入っている牛タンを一かけもらったところ、ほろほろっと崩れるような柔らかさで美味しい。

もちろん「ルールルルー」のおかわりも超絶照れながらもらってきましたよ!
ちょっと食べ過ぎなくらい食べ過ぎてしまったけど、美味しかった。

はるばる富良野まで足を運んだ甲斐がありました。
ごちそうさまでした。

関連ランキング:カレーライス | 富良野駅

投稿者 B : 22:30 | Curry | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2016/03/20 (Sun.)

塩ホルモン 炭や

旭川に安くてうまい焼肉店があるというお誘いを受けて、いそいそと。

炭や

炭や

旭川といっても大通りはきれいに除雪されているものですが、一本路地に入ると道は雪で埋まっています。ここはそんな路地裏の一軒。ひっそりとあるように見えて、夜になると周囲に明確な焼肉の匂いを醸している、インパクトの強いお店です。

たのもー。

炭や

店内はもう煙モクモク。これはホテルに帰ったら全力ファブリーズコースだなあ。そう思ってコートはホテルに置いてきました(ぉ。寒かった...。
でもこの煙を見ると、それが賢明な判断であったことがよく分かります。

炭や

これがお品書き。

ご覧の通り、とても安い!肉一人前 300 円からですって。畜産の盛んな北海道だからってわけではないでしょうが、とても安い。学生時代に近くにこんな店があったら驚喜していただろうなあ。

炭や

ま、ともかく生ビールでお疲れさまでした、から。留辺蘂まで行って帰ってきて一日で往復 250km はクルマに乗っていたわけで、なんだかんだ疲れた身体に染み渡ります。

炭や

そうこうするうちに、七輪の中の炭が赤熱してくるわけです。

炭や

肉は、まずラムから。そういえば北海道に来たのにジンギスカンを食べていなかったので、このラムがジンギスカン代わり。

炭や

この店の名物、塩ホルモン。ホルモンといえばタレに漬け込まれているのが一般的だけど、この店ではシンプルに塩胡椒。肉そのものの味で、直球勝負を仕掛けてきます。

炭や

で、サガリ。見るからに肉って感じの肉肉しさがいいじゃないですか。

炭や

店員さんの対応が素早く、頼むそばから肉がどんどん出てきてしまうので、こっちも急いで焼かないと追っつきません。炭火の勢いもけっこうあるし、肉もどんどん焼けていく。
次から次へと、なんだか忙しい焼肉だな。でも楽しくなってきたぞ...。

炭や

テーブルに常備されている調味料は、塩・胡椒・ニンニクのみ。焼肉屋なら普通にあるはずのタレがない。
もうこれは肉の味を主役に、ストイックに食えというお店からのメッセージに違いない。