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2018/12/26 (Wed.)

せんげん台 厨 Sawa 再訪

「この店を思い出した俺、殊勲賞」

厨 Sawa

以前食べたあの味がどうしても忘れられず、久しぶりに埼玉県越谷市千間台へとやってきました。『孤独のグルメ』に出てきた店で繰り返し訪れたい店は数あれど、たぶんこの店は歴代登場店の中でも五本指に入れたくなるほどおいしかった。折に触れては思い出していたものの、ちょっと気合いを入れないと来れない立地だけに機会がありませんでした。今回、カキとシチューがおいしい季節になってきたこともあり、満を持して再訪。

厨 Sawa

厨 Sawa

平日の開店直後に来てみたところ、並ばず入店できました。さすがに一頃の大混雑は落ち着いたようです。
店内、シチュー推し。おすすめ限定ランチメニューもシチューがずらりと並ぶ。どの名前も、食欲を煽ってくるなあ~。

他のお客さんは奥様グループがいくつかという感じ。近隣のマダムっぽいけど、地元にこんな店があって普段からママ会、ランチ会ができるとはうらやましすぎる。日常的にこんなにうまいものを食べてるなんて、家族はこんなオカアサンを全然知らないのかもしれない。

厨 Sawa

こちらはレギュラーメニュー。放送後しばらくはメニューを限定して営業していたようでしたが、現在は通常メニューが復活。
一つは最初から決めてあるけど、他をどうしようか。どれも魅力的すぎて迷ってしまう。

厨 Sawa

まずはブルスケッタから始めよう。

ちょいニンニクの効いた、それでいてトマトが爽やかなブルスケッタ。
おいしいけど、でもこれは一枚だけ食べて残りは後のために取っておきますよ。

厨 Sawa

そして、カキのムニエル。前回来てから、この味を二年半あまりも恋い焦がれていたんだ。
この香り、やばすぎるっしょ。

厨 Sawa

プリプリトロトロのカキの、縁のところだけちょっとカリッと焦がしてある感じがうれしい。
そこに香ばしい焦がしバターと、松の実。
今まで、これ以上に幸福を喚ぶカキがあっただろうか。本当に幸せな味だ。

...誰もいなかったら、泣くかも。

厨 Sawa

そこにこれですよ。オイスターブルスケッタ。
焦がしバターとニンニクの相乗効果で二倍以上にうまい。バターソースを吸ったパンもたまらない。

この食べ方を発明してくれたゴローちゃんに、改めて敬意を表したい。

厨 Sawa

メインは牛ホホ肉のハヤシのオムライス(数量限定)。
牛ホホ肉のシチューとオムライスで迷った挙げ句、両方一気に味わえそうなこれを頼む欲張りさん。
オムライスの上に牛ホホ肉とエリンギが載っていて、たっぷりシチューソースもかかってる。

厨 Sawa

オムライスは一見オーソドックスながら、卵のフワフワ感が素晴らしい。
ビーフシチューベースのソースはうまみと酸味のバランスがちょうど良く、そこにトロトロ牛ホホとエリンギのコリコリという異なる食感。

おいしいです、ほんとに...これ。

厨 Sawa

うーん、昼間っから大贅沢をしてしまった。
でもこの余韻をいつまでも味わっていたくて、食後のコーヒーで一服。


本当に、今回も全部おいしかった。
お会計のとき、おかみさんが「カキブルスケッタおいしかったですか?ゴローさんもやってましたよね」。巡礼者だってことバレてる(そりゃバレるわ)。ええ、本当においしかったですよ。

南東京からだと遠いけど、ここはまた何度となく来たい店。ビーフシチューや海の幸のシチュー、コキールも食べてみたいし、アメリカンソースのオムライスもまた食べたい。食べたいものが本当にたくさんあるんだ。
次の機会があるなら、今度は誰かを誘ってきてみようかなあ。

ごちそうさまでした。

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2018/12/06 (Thu.)

鳥越 居酒屋まめぞ その 7

「この穏やかな喧噪。生き生きした商店街は、歩いているだけで元気がもらえる」

佐竹商店街

浅草で写真を撮った後、お昼ごはんを食べに浅草橋のほうまで脚を伸ばしてきました。同じ「浅草」とついていても、ついでというにはちょっと距離のある位置関係だけど、どうしても「あの店」で食べたい気分になって。

あの店にはいつも浅草橋方面から行くので、新御徒町方面にある佐竹商店街をじっくり歩いたのはこれが初めて。なかなか味のある商店街で楽しかったんですが、その話はまた改めて。

おかず横丁

いつも来るときは夜ばかりでほとんどのお店が閉まっている「おかず横丁」も初めて営業時間中に訪れることができました。こういう味噌や漬物、グッと来るじゃないか。

そして今回わざわざやって来たのはもちろんこのお店。

居酒屋まめぞ

居酒屋まめぞ

ついこないだ来たばかりではあるけど、前々から一度ランチタイムに来たいと思っていたんですよね。

私が入ったのはお昼前でしたが、正午過ぎには外に待ちが出るくらい、昼間から人気店のようです。

居酒屋まめぞ

今回は初めてカウンターに着席。マスターの仕事ぶりを目の前にできるのが嬉しい。
効率的に積み上げられた小皿の山と、その前に並べられた猫グッズの対比もまた楽し。

居酒屋まめぞ

初のランチメニュー。揚げ物を中心に豊富な品々が並んでいて、目移りしてしまう。
夜にだいたい食べて味を知っているだけに、どれも名前だけで強烈に食欲を煽ってくる。

居酒屋まめぞ

手書きの日替わりらしきメニューにもソソられるなぁ~。
王道ロースカツ、季節ものカキフライ、それにうまいのは経験済みのメンチカツ。いずれも甲乙つけがたし。

しかしここは初志貫徹、アレを頼むのが今の自分に課せられた使命だ。すいませ~ん。

居酒屋まめぞ

...ということで出てきたのが、定番中の定番・アジフライライス。なんせここのアジフライはドラマ『孤独のグルメ』本編に出てきたパスタとカツサンドを超える勢いのおいしさで、今までの自分のアジフライ人生最高のアジフライと断言してもいいレベル。これをビールアジフライ専用飲み物と一緒にいただくのももちろんいいんだけど、定食で白飯と一緒に食べたら絶対うまいという確信がありました。

居酒屋まめぞ

刺身用のアジを使った大ぶりアジフライに、特製ソースをたっぷりかけていただきます。

サクッと軽い食感の衣の中に、フワッフワのアジ。そのうまみをフルーツの甘味あるソースが増幅して、えもいわれぬうまさ。
さらにそれを白飯で追いかける悦び。人生において、こんな幸福な時間があろうか。やっぱりここのアジフライは、シラフで食べても最高にうまい。

居酒屋まめぞ

味噌汁は具だくさんの豚汁的なやつ。
ちょっと濃いめの味付けで、午後からもがんばろうという元気を与えてくれる味。

居酒屋まめぞ

さらに定食のサイドオーダー、「ひとくちカレー」100 円。
実は最後までアジフライにするかカツカレーにするか迷ってたんですが、このひとくちカレーがあったことで全て解決しました(笑

居酒屋まめぞ

「ひとくち」と言いながら、ご飯一膳分くらいはしっかり食べられそうな量のカレー(上の写真でもまだ全部は使っていません)。
味のほうは、この店の特製ソースにも通じる、フルーツっぽい甘味を感じるマイルドでコクのあるカレー。それでいて、後からスパイス感が追いかけてくるタイプ。

そうそう、こういうカレー、好きな味。こういう味付けならばこの店の軽いフライ類のうまさを引き立てるに違いない。
カレーライス部分だけおかわりしたくなりました。

居酒屋まめぞ

まめぞのランチタイム、期待に違わぬうまさだった。
メニューの種類も豊富だし、会社の近くにこの店があったら毎週五日は通うに違いないんだけどなあ。
今度お昼に来る機会があったら、今度はガッツリカレー、メンチでいってみたい。

この店にはまた行きたいというリクエストをいくつかいただいているので、次は新年会がてらにでも来ようかな。

ごちそうさまでした。

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2018/11/16 (Fri.)

旗の台 スペイン食堂 石井 その 3

「どこの国の、どんな食べ物であろうと、俺はこういう店が好きだ」

スペイン食堂 石井

この夏に久しぶりに再訪した旗の台の「スペイン食堂 石井」に行きたい!というリクエストをいただいて、数ヶ月ぶりに予約して行ってきました。自分が巡礼し、気に入っている聖地に行きたいと言ってもらえるのは本当に嬉しいですね。

例によって席は予約でいっぱい。私はこの店の前をときどき通りかかるんですが、一時期の混雑は収まったとはいえ相変わらず人気店であることには間違いないようです。

スペイン食堂 石井

スペイン食堂 石井

日によって少しずつ変わる黒板メニュー。
食欲を刺激してくる単語が並んでいて、悩ましい。さあ、どこから攻めるべきか。

スペイン食堂 石井

さておきカヴァ(スペインのスパークリングワイン)で乾杯から。
一杯目にビールじゃなくてスパークリングワインだと、ちょっと特別感があって嬉しくなります。

スペイン食堂 石井

結局、とりあえず「孤独のグルメメニュー」を一通り+α で気になった料理を個別に頼んでいくスタイルにしました。

まずはにんじんサラダから。歯ごたえある人参を酸味強めのドレッシングでいただく。
お通しとか箸休め的な、横にあるとうれしい味。

スペイン食堂 石井

からの、ヒコイワシの酢漬け。おっと人参に続いて酢漬けがダブってしまった。
まあ酢漬けと言いながらも脂の乗ったイワシをニンニク&オリーブオイルでマリネ風に仕上げた感じで、人参とは全く違ううまみがある。
イワシって、おいしいよね。

スペイン食堂 石井

さらにスペイン風カラスミ。珍味中の珍味であるカラスミを大根(蕪?)とマリネにするだけで、地中海の風が吹いてきたぞ。
イワシも含め、ちょっとしたピンチョス感があってワインが進む。こういう前菜、楽しくて好き。

スペイン食堂 石井

調子に乗って二杯目はシェリーなんて頼んでしまうわけです。

普段はあまり飲まない種類のお酒だけに、スペイン料理屋に来たことを実感する味。
シェリー、俺は食べ続けてこんなとこにたどり着いた...。

スペイン食堂 石井

で、ここに来たらこれは絶対食べずには帰れない「長谷川さんこだわりのマッシュルームの鉄板焼き」。
生ハムとニンニク、オリーブオイルのうまみを大ぶりのマッシュルームがまるごと受け止めて、えも言われぬ味わい。キノコ類が苦手な私だけど、ここのマッシュルームだけはもう大好物。

マッシュルーム農家の長谷川さん、会ったことはないけどこんなにおいしいマッシュルームを作ってくれてありがとうございます。

スペイン食堂 石井

サルチチョンのレヴェルト。
ふわとろ卵にサラミとエリンギの歯ごたえが加わり、そこに黒胡椒が味を引き締める。バスコ・ダ・ガマに感謝したくなるおいしさだ。

スペイン食堂 石井

黒板メニューに赤文字で「おすすめ!!」と書かれていたマッシュルームのポタージュもいただいてみました。あのオーブン焼きのマッシュルームでスープを作ったのなら、うまくないわけがない。
マッシュルームのやさしいのに濃厚な味わいが凝縮されていて、本当に幸せになる味。冬場は毎日でも飲みたくなりそうな、忘れられないポタージュ。

スペイン食堂 石井

いやあ、これはお酒が進んじゃいますね。
この店はスペイン系らしく魚介系のメニューが豊富だから、迷わず白ワインのボトルを投入していきます。

スペイン食堂 石井

五郎メニューの中でもこれは今まで頼んだことなかった「タラのアリオリオーブン焼き」、

タラにはトマトやオリーブオイルのうまみが、トマトにもタラのうまみが移ってどこを食べてもうまい。
まさにスパニッシュギターとダンサー。トマトの舞台で、タラがフラメンコを踊っている。

スペイン食堂 石井

さらに「これ絶対うまいやつだ」という確信があったカキとベーコンのアヒージョ。
このグツグツ感に黄金色に輝くカキ、見た目からして大当たり。

おいしいです、ほんとに...これ。

スペイン食堂 石井

そして本命サルスエラ。
殻つきのエビがどーんと乗っかっている、このスペイン料理の王様感。

具もスープも、どこをとってもうまい。
まるで地中海そのものを食べているかのようだ。

スペイン食堂 石井

〆はもちろんイカスミのパエリア。
ここのイカスミ、濃厚でいろんな海のうまみが凝縮されているけど、ほんのり甘い。そこにアリオリソースのパンチが組み合わされて、いくらでも食べられそうなうまさ。

そういえば今気づいたけど、スペイン語のアリオリ(alioli)ってイタリア語の「アリオ・オリオ(aglio olio)」と同語源だから、ニンニク&オリーブオイルってことなんだよな。どの料理にもほぼアリオリが使われていて、明日の体臭はちょっと気になるけど、だからこそうまい。

旗の台に、アリオリはべりいまそかり。

スペイン食堂 石井

最後はエスプレッソ。

ここの店、食後はすぐに帰るんじゃなくてコーヒーでもいただきながら余韻を楽しんでいたくなる。うまみの強い料理と温かい空気感がそうさせるんだろうなあ。
店名のとおり、恰好をつけず、これ見よがしでなく、正直で、謙虚で、等身大のおいしさが追求されている。『孤独のグルメ』を象徴するようなお店の一つだと思います。

幸せな時間を過ごさせていただきました。機を見てまた来ます。
ごちそうさまでした。

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2018/11/01 (Thu.)

西荻窪 モロッコレストラン tam tamu その 3

「モロッコの、おふくろの味」

タムタム

久しぶりの西荻窪。『孤独のグルメ』のモロッコ回に登場したタムタムに二年半ぶりにやって来ました。
日本ではかなり珍しいモロッコ料理、でもこの店は忘れがたい味で、機会があればまた来たいと常々思っていたのでした。

ドラマ放送からけっこう時間が経ちましたが、相変わらず人気店のようでこの日は予約で満席だったもよう。

tamtamu › モロッコ料理レストラン

タムタム

黒板メニュー、相変わらず魅力的な料理名が並んでる。
以前来たときにはなかったのもあり、ここはちょっと挑戦しながらいろいろ頼んでみるか。

タムタム

ビールはモロッコのカサブランカで乾杯。
飲みやすい系統のビールで、一杯目にちょうど良い。

タムタム

そしてお通し的なつまみにオリーブのマリネをいただきました。オリーブ好きだからこれはちょっと嬉しい。
オリーブというとアフリカっていうよりヨーロッパっぽいけど、よく考えたらモロッコって地中海を挟んでスペインの向かいだからなあ。スペインやフランスに統治されていた時代もあるし、食文化の影響も受けているのでしょう。

タムタム

もうひとつビールのつまみとして「ガーリックパルメザンのフライドキャロット」。もう名前からしてビールに合わないわけがない。
ニンジンなのにホクホクした食感、濃いめの味付けにさらにヨーグルトソースをつけるとメチャうまい。フライドポテトよりもこっちがいい、と言いたくなる新しいおいしさ。

タムタム

こんなつまみを出されたらビールが瞬間的に空いてしまうわけで、二本目はアルマザ。
スッキリしていたカサブランカとは対照的な、味と香りがしっかりしたタイプのモロッコビール。これもおいしい。

タムタム

黒板メニューで強い存在感を放っていたムール貝の白ワイン蒸しを頼んでみました。
見た目はオーソドックスなムール貝のワイン蒸しだけど、上にかかってるソースは初めて。それに白ワインベースのスープがちゃんと貝殻の一つ一つに入っているのも嬉しい。

タムタム

貝殻に入ったスープと一緒に身をいただくと...うまー!このスープ、相当いいぞ。
いろんなうまみが渾然一体となりつつ、ムール貝の身に添えられた「チャルモラソース」(パセリやパクチー、スパイス等を使ったモロッコ流ソース)がいいアクセントになっています。これはうまい。

タムタム

このムール貝は白ワインが欲しくなる味。たまらずモロッコの白ワイン「タルヴァン クロ・デュ・パシャ」をボトルで投入します。
うん、やっぱりこの味にはビールよりも白ワインだ。

タムタム

さらにパンとフムス(ひよこ豆のペースト)を追加。
このパンで、ムール貝の皿に残ったスープとソースを拭って食べると...ほらおいしい。これだけ延々と腹いっぱいになるまで食べたくなるほど。

タムタム

この春巻きみたいなのは「ファティマの指」。なんだか物々しい名前の料理ですが、調べてみたら「ファティマ」とはムハンマドの娘で、イスラム教ではその手のモチーフがお守りや装飾品として浸透しているようですね。
それはともかく(笑)、この料理。ほぐしたジャガイモにスパイスとチーズを混ぜ、春巻きの皮を巻いて揚げたようなもので、コロッケの衣を揚げ春巻きに替えたような感じ。これはおいしくないわけがない。チーズとスパイスがいい仕事をしている。

タムタム

ベルベルオムレツ。ここまでがっついていた気分を少し落ち着けてくれる優しい味。

「ベルベル」というのは北アフリカの先住民族のことらしく、このオムレツはまさに北アフリカに昔から伝わる味なのか。まさにモロッコのおふくろの味なんだろう。
この店の料理、モロッコ人を旦那さんにもつお母さんが一人で作っているようで、どの料理も自分を優しく受け止めてくれるような懐の深さを感じます。

タムタム

ワインはモロッコを代表する赤「タンデム」に変更。
地中海の国だけあって、ヨーロッパのワインにも負けないしっかりとした、それでいて上品さも併せ持つ味。そんなに高くないようだし、今度自分でも買って飲んでみようかなあ。

タムタム

これも気になった「モロッコ風イカめし」。一見日本のイカめし風スタイルだけど、トマトベースのソースとスパイスが効いてて味は全然違う。むしろパエリアに近い雰囲気。素材の味が生きていて、日本のイカめしとは別物ながらこれも気に入った。

タムタム

そしてお待ちかねハリラスープ。この店に来たらこれを飲まずには終われません。
ハーフサイズもできるということで、ハーフを人数分いただいてみました。

何度飲んでもどう作ってるのか分からない、複雑だけどふくよかで優しい味。
毎日でも飲みたくなる、モロッカンママの味。

タムタム

これまた何度食べてもおいしいラム肉のハンバーグ。
もはや見た目からしてジューシーだけど、肉を割るとさらにジュワ~ッときたぞ。

ラムの肉肉しさあふれるハンバーグとトマトソースの組み合わせが絶品。
このインパクトはそこらのハンバーグ専門店を凌駕していると言って良い。

タムタム

〆はさらに羊をダブらせていくスタイルで、ラム肉のモロッコカレー。
カレーと言いつつトマトの酸味が効いたまろやかなカレー。ハンバーグも良かったけど、ラムの塊肉もうまし。

タムタム

ごちそうさまでした。
これだけ食べたらさすがにお腹いっぱい。今回も最高でしたよ。

西荻のモロッコにたくさんのご馳走で大歓迎を受けた気分だ。
来るたびに、モロッコという国に親近感が湧いてくる。

未体験のメニューもまだいくつかあるし、きっとまた食べに来よう。
次回はタジンとクスクス中心に攻めてみたい。でも地中海だから海鮮もいいかも。

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2018/10/25 (Thu.)

浦安の魚や「羅甸」再訪

「この店、リピートは確実だ。これを食べるためだけに浦安に来る価値がある」

羅甸

『孤独のグルメ Season7』でリピートしたい店は数あれど、中でもここの銀だらは忘れがたかった。というわけで、改めて浦安の「羅甸」に来てみました。本当にここの銀だらはたまに思い出すと無性に食べたくなる。他所では絶対に食べられないと言って良いレベルの銀だらです。

放送から随分経つにもかかわらず、お昼時はまだまだ行列が絶えていないようで。平日の 11:30 頃に到着したところ、30 分ほど並んで入店できました。そういう意味では、一頃に比べれば多少は行列も落ち着いたほうなのかな。

お食事処 魚や 羅甸

羅甸

今回は運良くゴロー席に通してもらえました。前回は入口すぐの席でしたが、劇中のゴロー目線では店内はこう見えていたのか。

他のお客さんはほとんどが銀だらの煮付定食を食べています。銀だら大人気。

羅甸

さて、今回のお目当ては...って銀だらの煮付と鯖の塩焼きのセット定食、もう売り切れ!これ食べたかったんだけどなあ。サラリーマンの和定食の定番がこの店ではどう出てくるかがすごく気になっていたのに。セットじゃない鯖の塩焼き定食ならまだあるけど、この店に来て銀だらを食べないという選択もあり得ない。ああ悩ましい。

ちなみにゴローちゃんは銀だらと鯖の味噌煮で迷っていたけど、店内に張り出されていたメニューには鯖味噌は見当たらず。煮付け系は銀だらに集中しないと提供が追いつかないということかもしれませんが、鯖は塩焼き以上に味噌煮派としてはこれも一度食べてみたかった。

羅甸

迷った挙げ句、やっぱり銀だらの煮付を選択。今まで幾度となく恋い焦がれたこの味に、どうしてももう一度出会いたかった。
鯖塩もおいしいと知りながら、あえて銀ダラを選んだ己を誉めたい。

羅甸

「お刺身を付けて」で定食に 150 円でついてくる刺身。
厚切りのマグロ赤身といか刺がついて 150 円ってすごく得した気分になる。
マグロはもちろんのこと、短冊のいか刺、好きなんだよなあ。

羅甸

銀ダラ。この巨大な塊と黒いツヤ。銀ダラってこんなに脂が乗ってたっけ?っていう脂乗り、まさに魚の肉汁という表現が相応しい。

さあ、いただきます。

羅甸

こんなに大きいのにふわふわした煮付け。そこに真っ黒ダレの濃い味が絡んで本当にたまらない。

この店でしか味わえない味だ。この店の大将が毎朝市場に足を運び、長い歳月をかけて完成したこの煮付。この銀ダラは大将が見つけ当てた黒い宝石だ。

羅甸

煮付けと刺身で案の定、半分も食べないうちにご飯が底をついた。この定食、とんでもないな。
当然、二杯目をもらうわけです。三杯目まで食べてしまうとさすがに動けなくなりそうだから、何とかこの二杯目でうまく食べきれるようにペースコントロールしないと。

羅甸

銀ダラをだいたい食べたら、例によって残ったタレにご飯を絡めてタレご飯といきたいところだけど、銀ダラにかかっているタレの量が前回来たときよりもさらに少ない。人気すぎてタレ不足に陥っているのかもしれません。しょうがないので、皿に残っているタレと銀ダラの残りかすを集めてご飯にかけていただくことにしよう。

ほーらごらんなさい。ご飯が黒いマントを羽織っていく。
ああ、タレに和えた真っ黒ご飯もうまかったけど、この煮こごりみたいなタレかけご飯も濃厚でうまい。

羅甸

今回も間違いなくうまかった。この銀ダラは、日本人を幸せにしてくれる味だ。
たぶんしばらくしたらまた唐突に食べたくなっちゃうんだろうなあ。

こっち方面ってあまり来る機会がないけど、また機会を見つけて食べに来よう。
今度は開店時刻に合わせて来て、銀ダラと鯖のセット定食を狙いたいな。

ごちそうさまでした。

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2018/10/15 (Mon.)

鳥越 居酒屋まめぞ その 6

「生ハムにいぶりがっこに、ブルーマウンテンが共存している。でたらめに近いほど、カオスな店」

居酒屋まめぞ

新潟から某ウマの人が仕事で東京に出てきているというので、久しぶりにご一緒してきました。
場所はご本人のリクエストに沿って『孤独のグルメ Season4』に登場した鳥越の聖地。こうやってリクエストをいただけるのも聖地巡礼者冥利に尽きるというものです(何。

久しぶりに来てみたら、商店街のトレードマークでもある「おかず横丁」の提灯がリニューアルされていました。これはこれで風情があって良いけど、こうも赤提灯だとおかず横丁ではなく「飲み屋横丁」と言いたくなるな(笑。

居酒屋まめぞ

居酒屋まめぞ

「まめぞ」は私がこれまでに巡礼した聖地の中でも五本指に入る名店だと思っています。私が最もリピートした店でもありますが、しばらく忙しかったこともあり実に二年半ぶりの訪店。マスターも女将さんもお元気そうで何より。そして相変わらず予約でいっぱいの人気店のようです。

居酒屋まめぞ

まあまずはヱビスで乾杯。
お通しが自家製と思われるローストビーフというのが嬉しい。けっこう肉厚で、これはお通しを超えたお通しだ。

居酒屋まめぞ

つまみはハモンセラーノ(生ハム)からでしょう。
原木から削り出してくれる生ハム、塩味がしっかり効いていてビールのつまみに最高。

居酒屋まめぞ

それから、この店に来たら外せないつまみの一つ「みそクリームチーズ」と、

居酒屋まめぞ

定番いぶりがっこも当然頼むわけです。
ここでメンバーの一人から「このチーズといぶりがっこは別々なの?」という質問が。いぶりがっこはチーズと一緒につまみとして食べるものという認識を持っているのはこの blog を読んでる人くらいですから!(笑

居酒屋まめぞ

まあ、そうは言っても当然のようにチーズといぶりがっこを重ねて食べるわけですが(ぉ
いぶりがっことチーズ、本当につまみとしては最高の組み合わせだと思います。

居酒屋まめぞ

そんなことをしていたらビールがあっという間になくなるのは必然というわけで、飲み物はまめぞハイボールに移ります。
ここのハイボールは本当に絶品で、それほど特別なものが入っているわけではないのに自宅で再現するのが難しい。他所の店でもなかなか飲めない、ハイレベルなハイボールです。

居酒屋まめぞ

料理はそろそろエンジンをかけていきます。まずはキングサーモンの粕漬け。
柔らかく脂の乗ったキングサーモンに粕漬けの旨味が乗っかって、いきなりノックダウンされそうなうまさ。
これだけでハイボール三杯くらい行けてしまいそう。

居酒屋まめぞ

ガーリックポテト。
シンプルなフライドポテトにニンニクの風味が食欲をそそります。
これとハイボールだけで延々飲んでいられそうだ。

居酒屋まめぞ

かにクリームコロッケ。
大ぶりなのに濃厚、そして油断すると火傷するやつ。
揚げたてがもちろん最高なのは分かるけど、明晩のおかずにお持ち帰りしたくなるうまさ。

居酒屋まめぞ

そこに粕漬けアゲイン、明太子。
明太子ってそれだけで食べてもうまいのに、粕漬けにすることでさらに存在意義が高まる気がする。
今写真を見ていても、唾液の分泌が止まらない。

居酒屋まめぞ

待ってました、アジフライ。
大きさ、サクサク、フワフワどれをとっても一級品。今までいろんなアジフライを食べてきたけど、ここのアジフライを上回るのにはまだ出合えていません。
毎日でも食べたくなるアジフライ、久しぶりに味わえて良かった。

居酒屋まめぞ

なにげに今まで食べたことがなかった「ま・めんち」(牛肉メンチカツ)。
店名を冠した一品がうまくないわけがない。大きさは普通だけど、ギュッと濃縮された何かを感じます。

居酒屋まめぞ

サクサク衣に閉じ込められた粗挽き牛肉と肉汁のうまさ!!
甘口特製ソースとの相性も抜群。これは期待を裏切らなかった。今度から必ず頼む一品に加えること決定です。

居酒屋まめぞ

フィッシュ&チップス。さっきの止まらないポテトフライがまた出てきました。
ここまで揚げ物の連打連打にも関わらず、全然胃にもたれる感じがなく、まだまだ食べられそう。本当にこの店のフライものは素晴らしい。

居酒屋まめぞ

そして明太クリームパスタですよ。
クリームたっぷりの中にアルデンテスパゲッティ。明太子のピリ辛でいくらでも入りそう。何ならおかわりしてもいいくらい。

居酒屋まめぞ

〆はもちろんカツサンド。この分厚い肉から滴っている肉汁のシズル感たるや。
これだけ揚げ物をたらふく食べた後にカツサンドって常軌を逸してると思うでしょ?でも、全然普通に入ってしまうのがこの店の恐ろしさ。

居酒屋まめぞ

たっぷりとカラシをつけていただきます。
ああ旨い。なんで二年もご無沙汰してしまったのかと後悔するくらい、やっぱりこの店はおいしかった。
しかもけっこう満腹なのに、まだ 1~2 品いけそうな気がしてしまうこの店の料理の軽さとやさしさは何なんだろう?

今回もごちそうさまでした。
改めてハマってしまったので、近いうちにぜひまた来ようと思います。

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2018/10/06 (Sat.)

東京都中野区百軒横丁の地鶏モモ串

「ジョーよ、泪橋を逆に渡れ。明日のために、食うべし、食うべし」

泪橋

前回に引き続き、中野百軒横丁の聖地・泪橋のレポート後編です。

...そうこうするうちに隣の席が空き、マスターから「良かったら移りますか」との提案をいただきました。確かにこのカウンター端の席、トイレに出入りするお客さんの通り道だし、ずれてあげたほうが良さげ。
移動した先はまさにドラマのゴロー席。そうそう、この席からの景色が見たかったんですよ。ここからのほうが厨房の様子もよく分かるし、より楽しい気がする。

泪橋(なみだばし)

泪橋

ふと振り返ってみるとスパイダーマンがぶら下がっていることを発見。
ああ、こんないかにもな飲み屋街だけど、なんだかんだ言って文化的には中野ブロードウェイと地続きなんだなあ。

泪橋

さて、第二ラウンドだ。
飲み物はホッピー(黒)に移行。この店の雰囲気には気取った飲み物よりもこういうのがよく似合う。しかもハイボールとは対照的に焼酎を濃いめに注いでくれるから、外(割り材)一本でジョッキ四杯飲めて最後の方にはけっこうへべれけになれます(汗。

ところでマスター、ずっと忙しそうに料理してるにも関わらず、こちらのグラスが空くとすかさず「ハイボールおかわりで?」とか聞いてくる超人的な気配り。この隙のない仕事ぶりが、この店のうまさに繋がっているんだろう。

泪橋

さあ、そろそろ本命焼き鳥だ。まずは鶏わさ串から。
刺身でも食べたプリプリッとした食感を残したまま表面だけ軽く焼いてあってすごく良い。ワサビと海苔もいいアクセントだ。

泪橋

続いて地鶏モモ串がおいでなすった。

この色、この香り。そしてこの弾力。噛むほどに、ジュワァ~ッとうまみが口の中に広がっていく。打てば響く地鶏だ。
こんな鶏モモ串、今まで食べたことがない。

泪橋

さらにぼんじりも追加。
ぼんじりってコリコリした食感と脂身のコンビネーションという印象だけど、ここのはコリコリ感少なめ。その代わり、鶏モモで味わったのと同じ類の肉汁がドバーッと!

ここの肉、どれも濃厚で本当にうまい。

泪橋

あまりのうまさに夢中になってしまった。ちょっと落ち着こう。

そういえばさっきから目の前にズラリと並んだ焼酎が気になっていたんだった。
店主の出身地である宮崎のものを中心に揃えられた焼酎、この中からどれかいただこう。

泪橋

鮮やかな青いラベルに引かれて、木挽ブルー(芋焼酎)をチョイス。
チロリ(金属の器)になみなみと注いでくれるのが嬉しい。なんかつい、孤独のグルメっていうより酒場放浪記の聖地巡礼に来ているのかと錯覚しそうになるけど(ぉ)、それもいい。

泪橋

串物は少し目先を変えて、鶏メンチ。焼き物だけでなくこんなバリエーションもあるとは。

この狭い厨房から、どうやってこんなに様々な料理が出てくるのか。
Season6 に登場した五反田の「とだか」も狭い厨房から出てくる料理の多彩さに驚いたけど、この店もそれに負けてない。まるで四次元ポケットのような厨房だ。

泪橋

カマンベールチーズ焼。火を通してトロトロになったカマンベールってうまいんだよなあ。
メンチにカマンベールを組み合わせた我々、なかなかいいセンスしてる。

泪橋

そのうえ調子に乗って鶏レバーパテ追加!
こういうパテ物に目がない私にとって、鳥刺しであれだけうまかったレバーがパテになってくるとあれば食べざるを得ないというもの。しかもイチジクのソースまでついてきて、ここが焼鳥屋であることを忘れそうになる立派なレバーパテ。これは幸せなうまさ。

こうやってちょっと洋食に寄り道したところで、短冊メニューから新たに目に飛びこんできたのはこれでした。

泪橋

イカわたのホイル焼き!レバーパテからの振り幅が半端ないけど、こんな呑兵衛の究極のつまみの一つがあるとなっては頼むしかない。
アルミホイルの包みを開いた瞬間に漂ってくる何とも言えない香り!こりゃあもう、匂いだけで焼酎が進んでしまう。

さらには半分くらい食べたところでマスターが「これにご飯入れるとおいしいんですけどどうします?」という悪魔の誘いが。メニューに載ってないけどそんなん言われたら断れないでしょう(;´Д`)ヾ。

泪橋

イカわたのうまみを全て吸収したイカわたライスができてしまいました。もはや語彙力(ry
ゴローちゃんも白飯派とか焼き鳥ライスとか言ってないでこれを食べるべきだったのではないか...。

本当に恐るべき〆の一品でした。これまでに食べた〆ライスの中でも最高クラスだったと言っても過言ではないでしょう。

泪橋

は~、うまかった。
甘タルタルのチキン南蛮から、炭火焼の真っ黒地鶏モモ串まで、変幻自在の鶏フルコース。Season7 聖地巡礼のラストに、まさにふさわしい宴だった。
なかなか来れないと思ってちょっとがんばりすぎたか、もうこれ以上食べられないくらい腹パンパン。

今夜このリングに立てたことを、俺は誇りに思う。大歓声が耳に聞こえるようだ。

...というわけで、これにて私の『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼は完了となりました。放送終了から三ヶ月あまりで上尾から群馬、果ては韓国に至るまで巡れるとは思っていませんでした。特に韓国に至っては半ば勢いで行ってきた部分もあり(笑。またこの短期間の間に最終回の登場店が閉店してしまうという寂しい事件もありました。
でも終わってみればどの店も本当においしかったし、楽しかった。それぞれの聖地巡礼に同行してくださった方々、一部はムチャ振りしたにもかかわらずお付き合いいただきありがとうございました。

次はまた年末年始の特番ですかね。それまでは今まで行った店にぼちぼち再訪してみたりしつつ、改めて自分なりの「孤独のグルメ」も開拓していこうと思います。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season7 Blu-ray BOX

B07CXK4NFM

関連ランキング:焼き鳥 | 中野駅新井薬師前駅

■ドラマ『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼エントリーまとめ
第一話 埼玉県上尾市本町の肩ロースカツ定食 / 再訪
第二話 東京都世田谷区経堂の一人バイキング
第三話 東京都港区南麻布のチョリソのケソ フンディードと鶏肉のピピアンベルデ
第四話 群馬県甘楽郡下仁田町のタンメンと豚すき焼き
第五話 東京都荒川区三河島の緑と赤の麻婆豆腐
第六話 千葉県浦安市の真っ黒な銀だらの煮付定食
第七話 東京都墨田区東向島の納豆のピザと辛いパスタ / 甘味パート
第八話 東京都中野区百軒横丁のチキン南蛮と地鶏モモ串
第九話 韓国チョンジュ市の納豆チゲとセルフビビンパ
第十話 韓国ソウル特別市の骨付き豚カルビとおかずの群れ / 間食パート
第十一話 千葉県千葉市の特製ニンニクスープと生鮭のバター焼き
第十二話 東京都中央区八丁堀のニラ玉ライスとエビチリ / 再訪
→その他の聖地巡礼エントリーはこちら

投稿者 B : 20:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/10/05 (Fri.)

東京都中野区百軒横丁のチキン南蛮

「中野。ちょいちょい来ているわりに、ブロードウェイはよく知らない」

中野ブロードウェイ

ドラマ『孤独のグルメ Season7』聖地巡礼もついにここが最後のお店となりました。中野は以前お正月スペシャルでも取り上げられたエリアですが、今回は駅の反対側に舞台を移して再登場。

中野のこちら側ってカメラ店があったりブロードウェイがあったりするマニアックな界隈で、私もフジヤカメラは時々覗きに来るものの、逆にフジヤカメラよりも奥に足を踏み入れたのは今回がほぼ初めて。「百軒横丁」の名の通り飲み屋ばかりが百軒は並んでいようかという呑兵衛の聖地でした。夜にもなるとここはお祭り会場かという人混みに溢れ、ものすごい活気があります。

泪橋(なみだばし)

泪橋

実はここ、ドラマ放送前に何度か訪れたり予約の電話を試みたりしたんですが、ことごとく撃沈(;´Д`)。ドラマに登場する前から主に常連さんで賑わう人気店だったようで、私のような一見さんが入店するにはうまくタイミングが合わないと難しそう。

というわけで、今回は平日 17 時の開店と同時に突撃してみました(笑。

泪橋

平日の、まだ働いてる人も多い時間帯にも関わらず、開店直後から既にカウンターが埋まり始めている。どうなってるの中野(;´Д`)。
結局手前側のカウンターは全部埋まっていて、カウンター奥の席につくことができました。

この大量に吊り下げられたメニューの短冊、いいじゃないか。こどグルに出てくる飲み屋の王道中の王道という感じ。

泪橋

まずは生ビールから。まだ外も明るいうちから飲むビールのうまさといったらありません。
この瞬間に、自分もこの中野ののんちゃん、べえちゃんの仲間入りをしてしまった。

泪橋

お通しは枝豆とポテサラ。飲み屋のド定番だけど、むしろそれがいい。
ポテサラはちょっと塩気が強めで、まさに正しいつまみだ。定食屋では味わえない味だ。

泪橋

マスターの「今日は地鶏の刺身四点盛りがオススメですよ」との一言に乗って、まずは鳥刺し。
鶏わさ、タタキ、レバー、砂肝という盛り合わせ。「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていたタタキは食べようと思っていたからちょうど良かった。

特に気に入ったのはレバー。この濃厚でトロッとしたレバー、相当イケル。
さらには砂肝!焼き鳥では定番と言って良いくらいよく食べる砂肝だけど、刺身はたぶん初めて。この状態でもコリコリしていて、焼いたのよりもシャッキリしてて、うまーい。
これはいきなり強烈な先制パンチを食らった気分だ。

泪橋

そして焼きとん五本盛り。実はさっきの生ビールと合わせて「おつかれ様セット」、980 円。
このパンチの連打、真っ向から受け止めよう。

それぞれオーソドックスながら、焼き手の確かな仕事ぶりが伝わってくるうまさ。どれにも手抜きが一切ない。
ああ、本当に心ときめくうまさだ。このスゴイの五発もらって、飲み始めたばかりだけどもうリングに沈んでもいい。

泪橋

もはや瞬間的に生ビールが消滅してしまったので、飲み物はハイボールに移行。
ちょっとウィスキーが薄いような気もするけど、まあこの辺は雰囲気が大事。

泪橋

続いて五郎's セレクションの中から、豚ばら味噌串と鯖串。

味噌ブー、ガッツリ脂が乗った豚バラにしっかり味噌、濃い味だ。
豚バラっていつ食べても期待を裏切らないよなあ。これはこんな居酒屋で食べてても白飯が欲しくなる、ゴローちゃんの気持ちが分かる。

泪橋

さあ、サバ串。
残念ながら一本しかないとのことで、串から外してシェア。

ほ~、これは串に刺した焼き魚だ。いいじゃないか。
飲み屋で焼き魚ってそれだけで満腹コースだけど、こうやってつまみとしてちょっと食べられる鯖串、これはアリ。

泪橋

「サバは今日もう一本しか残ってないけど、代わりにサンマがありますよ」とオススメされたのですかさず頼んでしまったサンマ塩焼。そういえば今年はサンマが豊漁という話だったのが、地震の影響で値上がってしまって、結局まだ一回しか食べてなかったから嬉しい。

いやぁおいしい。サンマって白飯もいいけど酒のつまみにもイイよなあ。一尾くらいペロッといけてしまう。
さっき「飲み屋で焼き魚ってそれだけで満腹コース」と言ったところだけど早速撤回します(ぉ

泪橋

焼きとんがおいしかったからホルモン系を一本追加。「キク」という小腸の周りの部分らしいけど、通常のホルモンよりもさらに脂乗りのいい、まさにホルモンの王様みたいなやつ。
こんなホルモンを食べてしまったら、普通の焼きとんには戻れんぞ。

泪橋

そこに今回のメインたるチキン南蛮がどどーんと登場!
この大ぶりな唐揚げもすごいけど、その上に遠慮なくかかったタルタルソースがタルタリスト的にはたまらない。

さあ、どこから手をつけよう。

泪橋

ずっしり、これはいい鶏だ。タルタルがまたすごくいい。甘酢も効いてる。この濃い味、これが本場宮﨑のチキン南蛮なのか。
今までの俺のチキン南蛮史を塗り替えるうまさ。これはハイボールが何杯あっても追いつかないし、今後そんじょそこらの店でおいそれとチキン南蛮を頼めなくなりそうだ。

チキン南蛮、大正解の大満足。
でも、この時点でまた食べたもの全体の半分くらいだったりします(ぉ。
一回ではまとめきれそうもないので、後編に続く(笑

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【Season7巡礼中】『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~7&原作 - NAVER まとめ

投稿者 B : 21:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/09/17 (Mon.)

八丁堀「中華シブヤ」よ永遠に

「これを食べずして、ニラ玉を語るべからず」

中華シブヤ

ドラマ『孤独のグルメ Season7』の八丁堀の聖地にまたやって来てしまいました。他にも再訪したいお店はいくつかあるものの、ここ「中華シブヤ」が今月末で閉店してしまうという噂を耳にしては、他の店を後回しにしてでももう一度食べにこなくてはならないというもの。ドラマ登場店でその後閉店してしまったお店はいくつかありますが、放送からこれだけ短期間のうちに移転ではなく完全閉店というのは例がなく、巡礼者としては本当に淋しい。

中華シブヤ

中華シブヤ

店先には閉店を告げる貼り紙が。しかもこの達筆。
築地市場の 10 月の豊洲への移転を控え、店主の高齢化もあって食材の仕入れが困難になるというのが大きな理由のようです。基本的に老夫婦とパートのおばちゃんで回していた店だし、後継者のあてもないんだろうし、仕方のないことなんでしょうがそれにしても残念。まあドラマきっかけで数回来ただけの私なんかより、昔から日々通っていた近隣のサラリーマンたちの方がよほど残念がっているに違いない。

今回はお昼前の開店に合わせて来たところ、既に十人以上の行列。しかも一巡目の客は着席するや否や、パートのおばちゃんが「はい、ニラ玉の人~!」と言いながら挙手で注文を取っている(笑。ドラマ放送前からこうだったのか、放送後の混雑でこういうシステムになったのか分かりませんが、こういうノリ嫌いじゃない。しかも八割方のお客さんがニラ玉!本当に大人気だな。

中華シブヤ

一方で私はチャーシューメンを注文しました。以前来たときは放送前だったから勘で普通のラーメンを食べたところ、実際の放送ではゴローちゃんがニラ玉・エビチリの後にまさかの追いチャーシューメン(;´Д`)ヾ。改めて、あのたっぷりチャーシューを食べておきたかったのです。

それにしても、肉食欲を刺激する見た目。チャーシューメンはこうでなくっちゃ。
本当に何のてらいもないチャーシューメンだけど、だがそれがいい。

中華シブヤ

ラーメンは音を立てて啜ってこそうまい。麺とスープが歌い踊り、口の中にうまさを弾けさせる。

チャーシュー、しっかり味が染みている。この店の誠実さが染みこんでいる。
こういうチャーシュー、最近食べてなかったなぁ。これを五枚も食べられる幸せたるや。

コク深いスープに緩めの麺。それをしっかりチャーシューで締める。これこそど真ん中、庶民中華のチャーシューメンですよ。

中華シブヤ

そして...これが最後ならば絶対に外せない、ニラ玉も頼んじゃいました。
チャーシューメンとニラ玉どっちも食いたい、しょうがないやつです。

この大量のニラを油でジャジャッと炒めてトロトロ玉子を載っけたニラ玉。
一度味わってしまうと、この映像が目の前に現れただけで涎が分泌してくる。

中華シブヤ

ニラ、味が濃い!強い!そして太い!

ん~、ワイルド。野生の裸のニラのうまみだ。
そしてそのニラを引き立てる抜群のタレ。チャーシューメンを頼んでおいてなんだけど、やっぱりこれは白飯が欲しくなる。

中華シブヤ

完食。ああ、うまかった~。
これだけ食べても 1,300 円というのも嬉しい。ニラ玉ライスだけなら 800 円でお腹いっぱいになっちゃうんだもんなあ。

中華シブヤ

店内には放送前に来たときにはなかった松重さんのサインが。しかもガチャコレクションのメモスタンドフィギュアが添えてあるのがお茶目(笑。

閉店まで、あと十日あまり。一見どこにでもありそうだけど、他に類を見ない町中華。こういう店にスポットを当てたのは『孤独のグルメ』らしいけど、それ故にこんなに早く閉業してしまうのはあまりにも惜しい。でもそれも含めて時の流れなんだろう。

最後にこれが食べられて良かった。
本当にごちそうさまでした。

そして、お疲れさまでした。

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2018/09/14 (Fri.)

埼玉県上尾市本町の肩ロースステーキ定食

「この肉なら永遠に食べ続けられる、そんな気がします」

キセキ食堂

この店にはもう一度来たいと思いつつ、初回の巡礼から早五ヶ月。久しぶりに埼玉県上尾市にやってきました。都内からだと近いようで、微妙に遠いこの位置関係。

こちらのお店の人気はまだまだ衰えていないようで、食事時に来たのではまず入れないらしい。ということで、前回同様朝から予約を取りにやってきました。
ただ前回と違うのは、開店時間が 10:30 に(併せて予約開始時間も 9:30 に)早まったことと、予約時に入店時間が確定してその時間に再度お店まで来れば良いということ。近隣への配慮も含め行列ができないようにしたということでしょう。すっかり店前で二時間くらい並ぶつもりでいたので、これは助かります。

キセキ食堂

キセキ食堂

店内は相変わらずずっと満員。この日も開店から 13:30 まではずっと満席で、それ以降は並べば 13:30 以降材料がある限りはありつけるかもしれない、という状況でした。
私はちょうど 10 時にお店に着いたところで 12:30 の回に予約成功。

キセキ食堂

在庫表示の札は、12:30 の時点で既に牛タンが売り切れ。
まあ私の今回の目的のものは残っていて良かった。

キセキ食堂

メニューは...あれ?前回と少し内容が変わっているような。
肉の量が選べなくなったのと、少し値段も上がっています。まあ以前の値段が味に対して異様に安かったとは感じていたので、適正価格に近づいたということでしょう。選択肢が減ったのも、たくさんのお客さんに効率よく対応するためには致し方ないのかもしれません。
またゴローちゃんのように「キセキのカツ定食+キセキのステーキ単品 100g」という注文はできなくなっており、ランチタイムは原則一人一品になっているようです。

キセキ食堂

そうこうするうちに、今回のお目当て「キセキのステーキ定食」のお出ましだ。
おお...数ヶ月恋い焦がれたこのロース肉に、こうして再会できるとは。

キセキ食堂

この分厚さ!ゴローちゃんが食べていた 100g とは桁が違う貫禄。
さあ、どう攻めようか。

キセキ食堂

カウンター上に並んでいる無数のソースの中から、まずはステーキソース。
オーソドックスな甘みのあるソース。これはご飯いらない、肉で肉が食える。

続いてオニオンソース、確かにイケル。
ステーキソースとはまたちょっと違うタマネギの風味がいい。
生姜焼きが定番になるように、豚肉とタマネギは相性いいんだ。

キセキ食堂

そして塩レモン。とんかつを食べたときも塩レモン、うまかったよなあ。

ああ...この肉。肉自体からうまみを感じられるから、ソースじゃなくてこういうシンプルな味付けのほうがおいしいんだ。
筋張った感覚がほとんどない柔らかい肉から染み出る肉汁を、ストレートに味わえる。

キセキ食堂

最後はわさび醤油。
これがまた...う ま い ! !

熟成豚肉のふくよかなうまみをわさびがキリッと引き締めて、そこに日本人の心の味・醤油の乗数効果。
このステーキは、わさび醤油がベストアンサー。

これはまさに奇跡のうまさだ。今俺が噛み締めているものは、肉の形をした幸せだ。
俺の舌は今、感動にむせび泣いている。

キセキ食堂

ああ、おいしかった。
とんかつもすっごく良かったけど、ステーキも甲乙つけがたい。
ここの肉は、なかなか他じゃ食べられないぞ。

そのうちまた思い出したように食べたくなるんだろうなあ。
ちょっと遠いけど、がんばってまた来るしかないか。

ごちそうさまでした。

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