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2013/08/22 (Thu.)

足立区北千住のチョコレートケーキ

「北千住って、すごいことになっちゃったんだなあ...便利になるのはいいが、駅がどんどん大きくややこしくなってる」

北千住

ドラマ『孤独のグルメ Season2』聖地巡礼で、千葉の飯岡以外でまだ行っていなかったお店があったのを思い出しました。第 11 話「足立区北千住のタイカレーと鶏の汁なし麺」...この回、タイ料理店のライカノにしか行っていなかったのですが、Season3 の構成を見ていると、そういえばこの回の回想シーンは、今にして思えばあれがこの回の甘味パートだったんじゃないか?と思い返して、改めて北千住に足を運んでみることにしました。

北千住の駅って、確かに井之頭五郎が言うとおり、どんどん大きくややこしくなっています。常磐線に日比谷線、千代田線、東武線、そしてつくばエクスプレスまで通ってきて、いつの間にか巨大なターミナル駅になっていました。つい最近、用事があって北千住に来たときに、東口から駅に入ったら西口側の千代田線になかなか辿り着けなかったほど。
でも、駅から通りを一本入ると、いかにもゴローちゃんが好きそうな赤ちょうちん街。いかにも昭和、いかにも孤独のグルメっぽい街。

カフェ・わかば堂 ~cafe wakabadou~

カフェ・わかば堂

その赤ちょうちん街の路地に入ったところに、回想シーンの舞台となったカフェ「わかば堂」がありました。

いかにも隠れ家的な女子向けカフェ、という雰囲気の店構えですが、隣の「円楽」(居酒屋)との対比がまたいい(笑

カフェ・わかば堂

なんというか、女子力高まりそうなお店です。店内の男子、店員さん一名、カップルの彼氏一名、アンド、俺。あと全部女子(;´Д`)ヾ。

しかも、スイーツメニュー、ゴローが食べた「フォンダンショコラ バニラアイス添え」も、吉田美由紀(とよた真帆)が食べていた「黒糖バナナチーズケーキ」も、なし(汗。スイーツメニューは日替わりのようだし、お店で手作りしているようなので、時期によってもメニュー変わりますよね...。

カフェ・わかば堂

でもせっかく北千住まで来たので、「フォンダンショコラ バニラアイス添え」「黒糖バナナチーズケーキ」に最も近かった「ショコラ・バナーヌ」(チョコバナナケーキ)とジンジャーエールをオーダー。甘い物ならコーヒーを飲むところだけど、暑さにやられてスカッとしたくなったので。

ショコラ・バナーヌ、もっと甘ったるいかと思っていたけど、甘すぎず、なかなかおいしい。丁寧に手作りされた感じがまたいい。
ジンジャーエールも手作りとのことで、生姜の生姜らしい香りと刺激が渇いた身体に染み入ります。カナダドライともウィルキンソンとも違う、これが手作りのジンジャーエールの味ですよ。

ごちそうさまでした。でも、やっぱりここは男独りで来るにはハードルが高かった。このシリーズの甘味パートの中で、今のところ最も女子力が高いお店ではないでしょうか(;´Д`)ヾ。

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2013/08/18 (Sun.)

群馬県高崎市の焼きまんじゅう

「しかしパリと群馬高崎はエライ違いだな。俺にお似合いなのはこういうもんですよ」

高崎

『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】。今回は、夏の帰省から東京に戻ってくる道中、高崎でわざわざ途中下車(笑。第 5 話「群馬県高崎市の焼きまんじゅう」の聖地を訪れてみました。

高崎って、いつも新幹線で通過するだけの場所。降りたことがあるのは一度だけ...17 年前、大学 1 年の夏休みに無謀にも田舎まで自転車で帰ろうと計画したものの、受験勉強で半年ほどまともに運動していなかったために体力が衰えていることを考慮していなかったことと、35℃ を超える真夏日のために高崎で挫折して、疲労困憊のなか空いていた古い旅館に泊まった、という思い出があるだけです。思い出、とはいっても、もう頭が朦朧としていてほとんど覚えていないんですが(´д`)。

ともあれ、17 年ぶりの高崎。ちょっと歩いてみますか。

高崎

第 5 話冒頭の 1 コマにある「中央銀座アーケード街」は今も健在。ただ、当時はどうだったか知りませんが、今は半ばシャッター街の様相を呈していて、ちょっと寂しい。

原作が執筆された 19 年前から流れた時間で、街並みもだいぶ変わってしまったのか、それ以外で当時の面影を残す場所は残念ながら見つけられませんでした。

でも、この焼きまんじゅう屋さんは健在。

オリタ焼まんじゅう店

オリタ焼まんじゅう店

原作での店名は「クリタ」ですが、実際の店名は「オリタ」。原作では「焼きそばクリタ」の看板が掛かっているのに焼きそばはやっていない、というエピソードがありましたが、現在ではもうかかっていないようです。この 19 年の間に店舗を三軒隣に引っ越したそうで、場所も建物も原作に登場したものとは別物とのこと。

オリタ焼まんじゅう店

店内はほんとうに狭くて、二人掛けのテーブルがひとつある程度。店内で食べる人はほとんどいないのか、「持ち帰りが標準」という雰囲気が漂っていたので、「中で食べられますか?」と言って店内に通してもらいました。
原作では、井之頭五郎が「あの焼きまんじゅう屋、というか、あのじいさん、どうなるのかなァこの先」というモノローグが差し込まれていましたが...さすがにあれから 19 年。お店は娘さんと思われる人に代替わりしていました。

オリタ焼まんじゅう店

数分待って、焼きまんじゅうのできあがり。当然、アンなし 1 本とアン入り 1 本の組み合わせです。

待っている間や食べている間にも、何人かのお客さんが持ち帰りで来店していました。数年前に『ちい散歩』でも取り上げられたことがあるようで、地元ではかなり有名なお店のようです。確かに原作でも「ミソが違う」というくだりがありましたね。

オリタ焼まんじゅう店

ほう...こりゃあうまそうだ。
ちなみに、ちょっと角張った四個組みのが「アンなし」、丸っこい二個組みのが「アンあり」。

ミソ...とはタレのことだろうか...。しかし、まんじゅうが「焼き鳥みたいでおいしい」とはどういうことなのだろう?

オリタ焼まんじゅう店

このたっぷりかかったタレ。濃厚でとろっとしていて、確かに「タレ」というより「ミソ」といったほうがしっくりくる感じ。

表面につけられたちょうど良い具合の焦げ目に、ミソが絡んで、期待も高まります。
まずはアンの入ってないほうから...。

オリタ焼まんじゅう店

思ったより軽くて淡泊なんだな。焼き鳥とは全然違うけど...甘い。
なんだか...素朴な味だなァ。

普通のまんじゅうとも、肉まんともちょっと違う、微妙にパンのようなふかっとした柔らかさともちっとした感触がミックスされたような、複雑な食感。それに、濃くて甘いミソが合わさって、普通のまんじゅうとは全然違うし、みたらし団子ともあやめ団子とも違う、不思議な甘さに包まれます。

さて...アン入りは...む。

オリタ焼まんじゅう店

これは思った通り...複雑な甘さだ。
いや...スゴい甘さと言ってもいい。

アンの日本的ストレートな甘さに、ミソの複雑な甘さが重なって、これは甘味が苦手な私にはけっこうきつい(笑)。井之頭五郎的に言えば「甘さが波状攻撃を仕掛けてくる」とでも言うのか。これは、アンなし一本で十分だったかも...。

オリタ焼まんじゅう店

ともかく、完食。これはちょっと、緑茶が欲しくなる味でしたね。
でも、二本で ¥330 というのは、異様に安いのではないでしょうか。

昭和 22 年の創業というから、今年で 66 年。味もスタイルもほとんど変えずにやってきているんだろうなあ。
19 年前の井之頭五郎が(というか、久住さんが)これとほとんど同じ味を口にしたのだと思うと、感慨深いものがあります。

上州のからっ風も、革ジャンも無縁の猛暑のなか、再び大汗をかきながら新幹線で東京に帰ります。
ごちそうさまでした。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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2013/08/17 (Sat.)

中野区東中野の桜塩ジェラート

「ん?昭和の街...大きく出たな~。でも、好き。」

東中野

『孤独のグルメ』聖地巡礼を続けています...が、Season3 はどうも勝手が違う。放送後の反響がすごすぎて、どのお店にも長蛇の列。違うジャンルの聖地巡礼だと、ファンがいざこざを起こしたという話もちらほら耳にする中、こどグルの聖地巡礼に関しては、お店のほうも「ファンのみなさんは本当に礼儀正しくて...」とコメントされるような状況は、ファンの一人としてはひと安心ですが、あまりにも混みすぎて通常営業に支障を来すような状況は、ファンとしては本意ではなく。というわけで、当面はメインどころのお店に放送直後に訪れるのは自粛して、当面はあまり混まない甘味パートのお店と、原作版の聖地巡礼を中心に回っていきたいと思います。

今回やって来たのは、第 5 話に登場した東中野。私も井之頭五郎と同じく、降りるのは初めてです。中野にはカメラ屋やモデルカーショップ巡りでちょくちょく行っているんですけどね。本当に、新宿のそばなのに、妙に地味な街。

東中野、昭和の街。新春、シャンションショー(ぉ

東中野

じゃあ、食事シーンには登場しませんが、いろいろと面白そうだった東中野ギンザ商店街から回ってみましょうか。最近の孤独のグルメは、ドラマの作りがだんだん『ちい散歩』や『モヤさま』的になってきたような(笑。

この商店街、道幅がいい。
道幅、バツグン。ちょうどいい。

...って、どんな褒め方だよ(笑

東中野

この商店街、なかなか楽しい。古いだけじゃなく、地元の若い人まで含めた一体感がある気がする。そのへんのローカルな中華屋さんから食事を終えたギャルっぽい女の子が出てきたりするミスマッチがごく自然な感じで発生してて、なんかいい。

ゴローが無料のコーン茶を飲んでいた純豆腐屋さんは、残念なことに夏休み。コーン茶、飲んでみたかったなあ。ペットボトルがポッカから発売されているのか...。

東中野

ゴローが覗き込んでいた喫茶店...だと思っていたら、メインは和菓子屋さんだったんですね。

だんご&コーヒー...新しいような、頓珍漢なような...とやってみても良かったんですが、あまりの暑さにだんご気分ではなかったので、申し訳ないけどスルー。

東中野

ポレポレって、確かどこかの国の言葉だったよなあ...。

という「ポレポレ東中野」は、知る人ぞ知るミニシアター。最近、映画館といえば大型のシネコンばかりになっちゃって、こういうミニシアターって、あんまり見かけなくなったよなあ。

東中野

階段を下っていくと、そこはきっと普段の日常とも、よく知っているシネコンとも、違う世界が待っているんだろうなあ。
でも、ここを下っていくのはけっこう勇気が要るよね(笑)。小劇場をよく観に行っていた学生時代なら、抵抗なかったんだろうけど。

ともあれ...は ら が 、 へ っ た 。

というわけで(ぉ、ゴローがこの劇場の中で「時田先輩」(石丸謙二郎さん)に勧められて食べていたミルクジェラートをいただきに、店を、探そう。

ドーカン

ドーカン

Season3 の甘味パートは「甘味だけ出て、お店が登場しない」というパターンが増えているようで、このお店も劇中では登場しませんでした。

店舗は中央線の線路沿い、駅からそう遠くない場所にありました。ジェラートだけでなく、ケーキも売っています。

ドーカン

ジェラートは、店内で食べる用と持ち帰り用があり、店内用だと二段重ねもできるようでしたが、見た感じ店内のベンチに座って食べる様子だったので、さすがに勇気が出ず(笑)。持ち帰り用は本当にたくさんの種類(20 種類以上くらい?)がありましたが、ここは初志貫徹で桜塩ミルクジェラートを選択。桜の塩漬けが入ったミルクジェラートです。

ドーカン

あ、本当に桜風味。
うん、しょっぱうまい。

「アイスクリーム」ではなく「ミルクジェラート」なので、ちょっぴりサクッとした感触のある軽い食感。暑いときには、クリームの重たさよりもこういうのがありがたい。
味付けは甘すぎず。軽く効かされた塩が、ジェラートの自然な甘みを引き立てて、その中に桜餅みたいな風味がほんのり効いていて、これはいい。甘いものがあまり好きではない私でも、くせになりそう。

ドーカン

ここ数年、夏になると「塩分摂って熱中症予防」というメッセージで「塩●●」という飲み物やスイーツが流行っているけど、個人的には、今まで飲み食いした「塩●●」の中で、これがベスト。甘さと塩っ気のバランスが、絶妙にいい。

イタリアーノで、ジャパネスク。
これは、ボォーノ。ほのボォーノ。

桜、おいしゅうございました。

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2013/08/16 (Fri.)

東京都北区赤羽の鰻重

「腹の中がキレイにすっからかんだ。9 時半か...よし!駅前で何かサッサッとかき込んでいこう」

赤羽

聖地巡礼でわざわざ赤羽にまで来たら、やっぱりここにも行かなきゃいけない気分になるじゃないですか(ぉ。『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】、第 4 話「東京都北区赤羽の鰻丼」に登場した「まるます家」でも食べてみることにしました。

しかし、赤羽。ドラマのほうでゴローちゃんが「変わったなぁ~っ」と内心しみじみつぶやくシーンがありましたが、原作の 20 年前とはかなり景色が違う。上の写真は、原作の 1 コマめと同じ位置から同じ構図を狙ったものですが、スズラン通りがこんなに立派なアーケード商店街に変貌しているとは(笑。

赤羽

「OK 横丁」も、大きな横長の看板がなくなっていたりして。それでも「いかにも」って感じの飲み屋街なのは変わりませんが。

でも、この店は...ぜんぜん当時から変わってないよ!(笑

鯉とうなぎのまるます家 総本店

まるます家

原作の中でも、とびきり異彩を放っていた赤羽の鰻丼回。多くの名言が飛び出した回でもあります。ちなみに「川栄」は、ほぼこのはす向かい。

周囲の飲み屋のほとんどでまだシャッターが下りているこの時間帯に、既に店を開けているというのが驚き。
バカな...今、朝の 9 時半だぞ。(今リアルに 9 時半(ぉ

まるます家

お店の前では、ベテランの板前さんが延々と鯉を捌いています。見事な腕前で、登校日か何かで登下校中の小学生(近くに小学校がある。飲み屋街の近くに小学校ってどうなの(笑))も群がって見入っていました。

というか、作中でゴローに「ウチはなんでもおいしいよ」と言ってた板前さん、もしかして若かりし頃のご本人がモデルなんじゃないですか!!!そう思うと、なんだか感激です(ぉ

まるます家

ともあれ入店。ゴロー席の正面にあたるカウンター席に座ります。

そして壁にズラリと並んだお品書き。これこれ、これですよ(何
ここに並んだ大量のおつまみが、すべておかずとして立ち上がってくる!

それにしても、他のお客さん、当たり前のようにみんな朝から飲んでいるなあ。いったいみんな何の仕事をしているんだろう...って、私も他のお客さんからそういう目で見られているに違いない(ぉ
ちなみにこのお店、「酔っての入店お断り」かつ「お酒は一人三本まで」がルール(店内の貼り紙には「約束」と書かれている)のようです。明け方までやっている飲み屋も多い赤羽で、酔っ払ってこの店に入ってきて延々飲まれたら後が大変なんでしょう。お客さん側もそれをわきまえてか、あまり長居しない雰囲気が店内に漂っているようです。

俺の生活とはまったく無縁と思える世界が、ここにこうして展開されている。
この奇妙な空気の肌ざわりが、なんとなく現実感を遠のかせている。

まるます家

平日の朝っぱらからだけど、ここに来たからにはよーしパパお酒飲んじゃうぞー、ということで、原作で他のお客さん(私が座った席のお客さん(笑))が頼んでいた青りんごサワー、改め青りんごハイ(名前が変わったようです)を注文。

隣の席では、常連っぽいおじいちゃんが、常連っぽくないおじさんに「このメンチカツ、食い切れないからよかったらあげるよ」みたいなやりとりが展開されていて、感じだなあ(笑

...青りんごサワー?鯉こく?常連...?俺は...夢でも見ているようだ...。

まるます家

では、まずは生ゆば刺しから。しかし...生ゆばと青りんごハイなんて、考えてみたらデタラメな組み合わせだったな。

噛むと歯との摩擦で「キュッキュッ」という食感が心地良い。けっこうしっかり辛いもみじおろしのおかげで、どんどん次の生ゆばを求めていける。

まるます家

ちょっと待ったところで、うな重が出てきました。
「うな丼」ではないのは、うな丼がメニューになかったから。これまた店内の貼り紙によると、うなぎの価格高騰で値上げを余儀なくされたらしく、うなぎはうな重の「鶴重」以上しか今は出していないようです。いくらのどぶ漬けもなかったようだったし...うな丼の余ったご飯でいくら丼、やってみたかったなあ。まあ、その二品がなくても決めかねてしまうくらいにメニューが多いので、聖地巡礼者以外にはあまり影響のない話ですが。

まるます家

うまいうまい。脂が乗ってる...こりゃあいいうなぎだ。通常よりも高い「鶴重」だから、というのはあるだろうけど。
ほくほくっと焼き上げられたやわらかいうなぎにたれがよく絡んで、これはどんどん食べていける。

でも、うな丼とうな重じゃやっぱりうなぎ本体の大きさが違うのか、ごはんが余ってしまった...ということもなく、ちょうどいい感じで食べ切れてしまいました。

まるます家

ごちそうさまでした。

朝の 9 時半の飲み屋、こんな世界があったとは...。
俺はちょっとくらっときた...時間がずれてしまったかのような錯覚におちいる。
...しかし、目が醒めたときあの店の光景をほんとうに夢だったように思うかもしれない。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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2013/08/08 (Thu.)

文京区江戸川橋のわざとこわし煎餅

「江戸川橋、おはつです。どれどれ、ちょいと歩いてみますか」

地蔵通り商店街

ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼、順調に消化していますが、メインどころのお店は混みすぎの状況が続いているようなので、ちょっと時間を置いてから攻めていくことにしようかと。でも甘味パートまで攻略している人はさすがに多くないようなので(笑)、今回は第 4 話の甘味パートに登場した、江戸川橋・地蔵通り商店街の煎餅屋さんを訪れてみました。

地蔵通り商店街

ほう、けっこう長い。地蔵通り商店街。
こんなところに、こんなかわいい商店街が隠れていたんだ。

東京の、山手線の内部にある街で、こんなに(いい意味で)ローカルで、一体感のある昔ながらの商店街に出会えるとは思っていませんでした。家族連れで、あてどなく歩いても、なんだか楽しそうな感じ。旧暦の七夕に合わせてやっている七夕まつりも、この商店街のやさしい雰囲気を形作っています。

そんな商店街に溶け込むように、件の煎餅屋さんはありました。

株式会社喜作|東京都文京区関口の手焼せんべい

喜作

おお、なかなか立派な店構え。調べてみたら創業 65 年を超える老舗、戦後からずっと続いてきた伝統のお店なんですね。ドラマで紹介されたから、というわけではないのでしょうが、けっこう賑わっていました。私以外にも、聖地巡礼と思われるお客さんも 1~2 組ほど(^^;;。

喜作

軒先には、ドラマに登場した「わざとこわし煎餅」と、ゴローも食べた試食品のタッパー。こういう試食品って、勧められたならともかく、勝手に開けて食べるのって勇気要るよね(笑。
それにしても通販サイトのドメインも「warisen.co.jp」だし、この割り煎餅がこのお店の代名詞なんですね。

喜作

どら焼き...も、そそるなあ。手作りなのかぁ。
味のバリエーションがいろいろあるのも、今風で、あれこれ試したくなるな~。

喜作

というわけで、これだけお買い上げ。

  • わざとこわし:割煎二度づけ
  • 堅焼き:千年欅二度づけ おこげ
  • アイスどら焼き:マンゴー
普段、煎餅ってあまり食べないんですが、なんか見てたらいろいろ食べたくなって(笑

喜作

アイスどら焼きには保冷剤を入れてもらえたけど、もう暑くて。そのまま道々、いただきます(行儀悪い

喜作

ひんやりしたマンゴークリームの食感が喉に心地良い。それに、この暑さにはほんのり甘酸っぱいマンゴーの味がたまらない。他にもそそられる味はあったけど、ここはマンゴーで正解だった。アイスどら焼き、いい。もう一個買っておけば良かった(笑

喜作

帰宅後、お茶請けに煎餅、いただきます。

おやつに煎餅、というと、なんだか急に自分が年寄りくさくなった気がしてきます(笑。
でもこの煎餅、色といい、艶といい、食欲をそそるなあ~っ。

喜作

まずは「わざとこわし」。製造工程で割れてしまったものを規格外品としてまとめ売りしているわけじゃなく、文字通り「わざとこわし」。割れ目を見ると、断面から二度づけの醤油がしっかり浸みこんでいるのが確認できます。なるほど、それで「わざとこわし」なのか。

うん、これはいいせんべいだ。実直な醤油味。
うん、漬かってる漬かってる。二度づけ、いい。

喜作

続いて「千年欅二度づけ おこげ」。これは...見た目どおりの固さだ。歯周病だったら、間違いなく歯ぐきから出血しているところだ。
ぎ、ぐぎ、か...固い。いい。そして「おこげ」だけあって、味が濃い。お茶じゃなくて、白い飯か、ビールが欲しくなるしょっぱさだ(笑

バリッ、バリッ、ボリッ、ボリッ...。

煎餅は、音だ。
音がそそる。音が、煽る。

しかし、これ、お腹の中で膨れるのか、1~2 枚も食べるとけっこうお腹いっぱいになってきちゃったぞ。
これを食べながら腹が減る、というゴローの胃はどういう構造をしているのか...(;´Д`)ヾ。

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2013/08/03 (Sat.)

赤羽 川栄 再訪

「...フルーツサンド、腹持ち悪し。なんか、食いたし」

フルーツサンドを食べたその足で、ほろほろ鳥とうなぎの「川栄」を再訪してみました。先日はほろほろの串物が全滅だったのがあまりに悔しくて、夜は品切れだろうけど昼の開店直後ならば食べられるに違いない!というわけで、開店と同時を狙います(笑。

川栄

川栄

って、行列ーーーーーーーーーー(;´Д`)。11:30 開店のところ、まだ 10 分前なんだぜ...。

店員さんに声をかけられて、席が空いたら電話で呼び出してもらえる、ということで、名前と連絡先を伝えます。どうも、私の前の組でちょうど一巡するようで、1 時間もかからずに入れるだろう、と。

川栄

開店から 45 分ほど経ったところで電話が来て、入店できました。どうやら、私の後には待っているお客さんはいなかったようで、後のお客さんのために早く食べなくては...ということもなく、落ち着いて飲食できました。

通されたのはまさに「ゴロー席」。独り、内心盛り上がります(笑。

「お飲み物は何になさいますか?」

川栄

お飲み物と言われると...ね!(ぉ
まだ真っ昼間ですが、生ビールの小、いただきます(笑

ただし。

悔しいことに、ほろ串は品切れ状態(泣。開店直後のお客さん一回転で売り切れるとはさすがに思えないので、ドラマの影響でほろ串の材料自体の調達が困難になっているということでしょうか。合わせ盛りはあったようなので、串に使う部位の材料が揃わない、というところなのかもしれません。残念だけどこればっかりは仕方ない。

川栄

気を取り直して、前回品切れていた「ほろスープ」をいただいてみました。

どんぶりサイズの大きな器に、ほろほろ鳥の旨味と胡椒のスパイスが効いていて、絶品。「滋味」というのは、こういう味のことをいうのかもしれません。

川栄

ほろほろも、ちょっとだけ入っています。

スープも、ほろ肉も、それらのうまみを吸ったネギも、間違いなくうまい。
ぁあー...これは思わず声が出ちゃうよ。

さて、ではそろそろ本命にいくとするか。

川栄

どん!

今回は、「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていた「しのび重」を頼んでみました。それも、せっかく来たしほろ串がない分も奢って、上!グレードは純粋にうなぎの目方で決まっているということなので、味は違いがないようですが、前回食べたうな丼に比べると、確かにうなぎが少し大きい。

川栄

二階建てになっていて、下の段にもうなぎが忍んでいる「しのび重」ということで、もうお重のぎりぎりいっぱいまでみっちりごはんとうなぎが敷き詰められています。これは、なかなかのボリューム感。

うなぎもうなぎで、表面はパリッと仕上がりつつ、中がふっくらと焼き上げられていて、本当に絶品。

川栄

上の段のうなぎとごはんを少し食べてみると、確かにちゃんと忍んでます!

ああ、これならうな重の「食べていくと残り少なくなっていくにつれてなんだかちょっとずつ寂しくなっていく感」を感じなくても済むので、なんか幸せ(笑。

川栄

「上の段だけ食べちゃって、下だけもう一回」を実際にやってみました(笑。上の段と違って、下の段はたれがごはんに吸われてしまって、うなぎがツヤツヤしていないのはちょっと寂しいけど。
それにしてもこれは満足度高いですね。下段のごはんは、二段分のうなぎのたれが溜まっていくので、最後の方はちょっと味が濃すぎて胸がいっぱいに感じましたが。これは、うなぎの量的には、しのびならば並でもじゅうぶん満足できそうかな。

ああ、シアワセ。今回もごちそうさまでした。

ただ、ほろ串にありつけなかったのはやはり残念。もうちょっとドラマの影響が落ち着いた頃に、三度目の正直を狙ってみたいと思います。それにしても、チートとパタンといい、盛り上がりすぎてそのお店本来の料理が満喫しきれない、というのではさすがに本末転倒というか。今後、聖地巡礼のやり方も、少し時間をおくとか、ちょっと考えようと思います。

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北区赤羽のフルーツサンド

「ここか...喫茶、アンド、果物。これも、バネスタイルか」

プチモンド

プチモンド

はい、ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼、甘味パートもちゃんと攻めていますよ(笑。今回は第 1 話の甘味パートに登場した、赤羽のフルーツパーラー「プチモンド」に来てみました。

というか...フルーツパーラーって初めて来たかも。私の人生においてフルーツパーラーを訪れることがあろうとは、しかも、独りで(;´Д`)ヾ。
まあ、お店の雰囲気はフルーツパーラーというより「地元の老舗喫茶店」風なので、そこまで抵抗はありませんが。

プチモンド

店内に通され、私はゴロー席の隣の席につきました。写真の正面に写っているのがゴロー席。

午前中ということもあって、客足はまばら。というより、私以外には、私のほんの 1 分前に入店したお一方しかいません。しかも、頼んだのは私と同じくフルーツサンド+ブレンドコーヒー。ああ、同志の方でしたか(笑

プチモンド

カウンターのほうを見ると、コーヒーがサイフォンで抽出されていました。孤独のグルメの影響か、最近、喫茶店で過ごすこういうゆったりした時間が貴重に感じます。

プチモンド

必要以上に飾りっ気のない、だけど美味しいコーヒー。こういうの好きだなシンプルで。イマドキ、ラテだとかマキアートだとかフラペチーノだとか、ちょっと盛りすぎな気がします。

そして主役のフルーツサンド、おいでなすった。

プチモンド

フルーツサンド、もしかして、初めてかも。
でかい。でも、うまそうだ。

純白のパンとホイップクリームに、色鮮やかなフルーツが際立って、見た目にも美しい。

プチモンド

この、パンよりもボリュームのアルホイップクリーム。
必要以上に甘くないクリームのおかげで、スイーツのような、食事のような、中間的な味わい。もっとスイーツスイーツしてるかと思ったけど、これはいい。見た目以外は、男一人でもけっこうイケル(笑。これ、女子ならスイーツじゃなくて完全に食事扱いになりそうだな。

フルーツサンド、胃袋の満たされ方が、今までになく、フレッシュだ。

プチモンド

フルーツサンドを口にした後にコーヒーを飲むと...コーヒーが、ウインナーコーヒーっぽくなる!なるほど、いいじゃないか。
...いや、フルーツの酸味とホイップクリームの甘味、コーヒーの苦味が渾然一体となって、実際けっこう微妙な味ですよ?(ぉ

ともあれ、フルーツサンド初体験、おいしゅうございました。
ちなみに、ドラマに出ていた「フルーツサンドセット」はメニューには書かれていませんでしたが、別々に頼むと合計 1,200 円かかるところが、会計時にはちゃんとセット価格でちょうど 1,000 円になっていました。

フルーツサンドのおかげで気分が新鮮。
よし、もうひと仕事いこう。

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2013/07/26 (Fri.)

神奈川県横浜市日ノ出町のチートのしょうが炒めとパタン

「ん、なんだあれ?豚が、いっぱい。中華ホルモン...そうきたか」

第一亭

ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼も順調に消化を進めています(といってもいきなり第 3 話の河津で挫折しそうですが)。今回は、先週放送になったばかりの第 2 話の舞台、横浜は日ノ出町にやってきました。

このドラマ、これだけ東京近郊のローカルな飲食店を攻めていれば、そのうち自分や友人知人の行ったことがあるお店も出てくるんだろう、と思っていましたが、今回の日ノ出町は某氏がまさに生まれ育った街、しかも「第一亭」には今もよく行く、ということで、これは連れて行ってもらわねばなりますまい。しかも最初「チートとパタン」と聞いたときはなんのことだかさっぱり分かりませんでしたが、ドラマを観たらやたらうまそうじゃないですか。期待も高まるというものです。

第一亭

第一亭

おおお、大人気。っていうか行列すごいんですけど!まだ放送から 1 週間しか経っていないもんなあ。

ともあれ、予約をしてあるので、並んでいる人たちになんだか悪いなあ...と思いつつ、行列の脇をすり抜けて店内へ。

第一亭

お店の中は、ああ、けっこうどこにでもあるよねこういう地元に愛されて長年やってきた中華料理屋、という雰囲気。だがそれがいい。

メニューは基本的にほぼ豚。でも、種類はやたらたくさんあって、悩みます。
う~ん、これは、チョイスが難しい店だ。

ホルモン、モツ、コブクロ、ハツ、胃にタンに、頭まで。全身、どこでもアリだ。オオアリクi(ry

第一亭

とりあえずビールで乾杯から。
豚で瓶ビール、直球勝負だ。問題は、豚のどこにそれを投げ込むかだ。

豚、豚、豚、豚、豚...。

まあ、当然最初は「チート(豚胃)のしょうが炒め」でしょう。

第一亭

おお、これがチート。しょうがと、ネギと、塩だれでシンプルに炒めただけだけど、こういうのがビールや白い飯に合うんだよなあ(もぐもぐ

おいおい、この豚、とんでもないぞ。
コリコリだと思ってたら、ぽわぽわに柔らかい。

チート、いい。

第一亭

続いて、レバ味噌炒め。ピリ辛の味噌で、レバーの臭みがうまく中和されて、ビールに合うなぁ~っ。
これぞ、正しいビールのつまみ。ゴローちゃんが下戸なのって、人生の半分は損してるよなあ(笑

第一亭

皮蛋は、ちょっとクセが強めだけど、お酒のつまみならこれはこれで正しい。
皮蛋とお酒が美味しいと感じられるのは、大人の特権だよなあ。

第一亭

チートは美味しかったけど、量が少なめだったからもうちょっと食べたいかも...と思って、チートのうま煮を注文。あと、焼きビーフンも。
チートのうま煮、しょうが炒めとは違って野菜がたっぷり、味付けも濃いめでうまい。白い飯とならしょうが炒めだけど、酒のつまみならうま煮のほうが相性がいいかも。これはとても気に入った。

第一亭

次はホルモン炒め。中華(台湾)料理でホルモン、って珍しいような。こういう味付けのホルモンは初めてだけど、これがまたうんまい。

今度はプリプリだ。ビールがまた仕切り直してうまい。
ビールとホルモンと俺。この三角ベースを回り続けていたい。

第一亭

...と言った舌の根も乾かぬうちに、飲み物は紹興酒に移行(ぉ
やっぱり中華料理の味付けには紹興酒ですよ。中国酒は普段あまり飲まないからペースが掴みづらいけど、小瓶で出してくれるからちょびちょび飲めてありがたい。

第一亭

そして一度豚から離れて、蒸し鶏。常連客役の不破万作さんが頼んでいたものですが、中華の蒸し鶏ってうまいんですよね。

しっとりと蒸し上がった鶏肉に、ごま油の風味が効いていて、期待通りの味。
そしてネギがいい...ネギってどこに行ってもいいアシストするよなあ。気がつけば、ここまで頼んだ料理の大半にネギが添えられていることに気づく(笑

第一亭

ここで「五郎's 豚豚セレクション」から最後のひとつ、豚舌をいただこうと思ったら、品切れとか(;´Д`)。まあ、ほろほろ鳥のことを思えば、ここまでのメニューが売り切れていなかっただけ当たり、と考えたほうがいいか。
気を取り直して、豚頭肉に切り替え。これがまた、豚舌とは部位こそ違えどじっくりボイル系で味噌だれをつけて食べる、というスタイルは同じ。豚の頭肉って初めて食べたけど、脂が乗っていて柔らかく、これがまたうまい。頭肉、正解。

豚にも色んな輝きがあり それがこの店の中で星空のようにさざめいている。
いいぞ、いいぞ、オール豚肉総進撃だ。(蒸し鶏をつつきながら

第一亭

さあ、〆は当然「パタン」でしょう。もともとまかない飯で、包丁でニンニクを「パタンッ」と潰す音から、いつの間にか「パタン」と呼ばれるようになった、というもの。ちなみに、調理場のおじさん、本当にまかないでパタンを食べていたようでした(笑

中華スープもセットになって出てくるんですね。
ちょいとネギが乗っかってるが、本当に具はニンニクだけなんだなあ。

第一亭

ドラマに出ていたパタンはストレートの太麺...だったはずなのですが、このときに出てきたのはちょっと縮れた細麺。これはきっと、あまりに注文が多すぎていつもの麺が調達できなくなって、代用品を使っているな(笑。でもこれはこれで、ごま油やニンニクがよく絡んで、いいかも。

おほほほっ、これは、クルなあ。なんか熱くなってきた。

第一亭

「明後日まで残っちゃう」と言われるパタンのニンニク。常連の某氏によると「翌朝、自分のニンニク臭さにびっくりして起きる」というレベルだそうです(笑。
どれほどのものか、と覚悟を決めて食べましたが、みじん切りのニンニクは、麺の上にドカッというよりも、細かく麺に絡む感じ。強烈なニンニクの匂いと辛さ、という意味では中野区鷺ノ宮のロースにんにく焼きのほうが強烈だったかな。むしろニンニクの具合はちょうど良いと感じました。まあ、ここまでニンニクが入った料理を大量に食べてきて、自分の感覚が麻痺していただけかもしれませんが(ぉ。ちなみに、帰りにコンビニで買った牛乳一本とブレスケアを胃に流し込んだおかげで、翌朝家族からは顰蹙を買わずに済みました(笑。

まかないでサッと作って食べるものだし、これくらいの料理なら、自分でも作れそうな気も。茹でた中華麺にごま油と醤油を混ぜたたれとニンニクのみじん切り、ネギを絡めればできちゃいそうだからなあ。

さてと、よし。あとは中華スープでつけ麺風にしてみるか。

第一亭

あっ、こうなるか。なるほど。これいいなぁ~。
そのまま食べるのとは目先が変わって、うまみが凝縮されたスープの味が、パタンの味の深みを増す。一品で二度おいしい、これはいい。

仕事で疲れた体にニンニクパワーが注入されていく。喰えば喰うほど元気が出る。

第一亭

いや~、食べた食べた。野毛、恐るべし。横浜、深い。
豚に感謝。そして、おかあさんたちに感謝。おいしかったです。

代金は 3 人でちょうど 1 万円。これ、絶対どんぶり勘定だよね(笑

第一亭

店内にはもちろん松重さん、久住さんのサイン。あと店のおばちゃん役だった、あめくみちこさんのサインも。あのいかにも「子どもの頃から知ってる近所の飲食店のおばちゃん」らしい演技、よかったなあ(笑

第一亭

お会計が終わって店を出てみると「本日、品切れのため終了いたしました」の貼り紙が。そういえば、我々が食べている間に何組も断られていたなあ。気の毒だけど、放送前にお店を突き止めて予約しておいて良かった。

第一亭

しかも「当分の間火曜日・日曜日は休業」と「禁煙」の貼り紙まで。ゴローが食べ終わった後に店内で一服、というシーンがありましたが、さすがにそれでは行列が捌ききれなくてやむを得ず、といったところでしょうか。昼営業もお休みしているようですし、それだけ夜の営業が大変、ということなのでしょう。我々がいる間ずっと満席で、注文も調理も追いついてないな...というのが明らかで、追加注文するのが申し訳なく感じるくらいでした。赤羽は混雑というよりも品切れでどうにもならなくなっていましたが、Season1・2 の頃と比べても、この状況はちょっと盛り上がりすぎでは、という気もします。聖地巡礼は、放送後ちょっと時間が経ってから、にしようかな...。

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2013/07/24 (Wed.)

神奈川県横浜市桜木町の生シュー

「まっすぐ行くと、伊勢佐木町。こっち行くと、桜木町。...ちょっと、歩いてみるか」

手作りのケーキ プチ

プチ

ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼、今回は先週放送の第 2 話・甘味パートに登場した、桜木町の「プチ」に来てみました。とはいえ、この回の甘味パートは店内ではなく、寸劇パート(笑)に出てきたので、劇中では具体的なお店の紹介はありませんでしたが。調べて来てみると、喫茶店ではなく普通の「ケーキ屋さん」。店内ではいただけないということで、買って帰ることにしました。

桜木町駅から日ノ出町にかけては、いわゆる「野毛エリア」。麺房亭をはじめ、濃い飲食店が集中する、独特の空気感が漂う地域。その商業エリアから少しだけ離れた住宅街の真ん中、それもちょっと路地を入ったようなところにある、こぢんまりとしたケーキ屋さんでした。

プチ

ケーキ、けっこう、たくさんあるんだなあ。迷っちゃうなあ。
しかも、どれも安い。どの商品も 300 円未満かあ。そのへんのケーキ屋さんだと、一個 300~400 円くらいするのが普通だけど。これは嬉しい。

ようし、いろいろ買って帰ろう(ぉ

プチ

うわあ、なんだかすごいことになっちゃったぞ。
ちょっと調子に乗って頼みすぎたか...。

プチ

まずはドラマに登場した「シロの生シュー」から。暑いので、アイスコーヒーと一緒にいただきます。
しかしこれ、どう考えても井之頭五郎みたいなおじさんの来客に出すスイーツじゃないよなあ(笑

ちなみに、食べログで調べたところによると、カスタードクリーム&チョコレートコーティングの「クロのエクレア」なるものもあるらしいんですが、今回はシロしか売られていませんでした。

プチ

もろ、顔。
でも、うまそう。

犬の舌がイチゴで表現されている、というのがまたいい。

プチ

おぉ~、ホイップクリーム、たっぷり。犬顔、ウマし。

上にかかっている大量の粉砂糖はこぼれてくるし、かぶりつくと中にたっぷり込められたホイップクリームはあふれてくるし、これキレイに食べるのが非常に難しい。でも、ゴローちゃんはほんの三口ほどでどこも汚さず、キレイに完食してたよなあ。

プチ

続いて、陳列されていた中でひときわ目を引いて、買わずにはいられなかったシャルロットマンゴー。
甘みの中にほんのり酸味が効いていて、おあつらえ向きの真夏のスイーツ。甘いものは普段あまり食べない私も、これは気に入りました。

プチ

手作りのアップルパイ。できたてがカウンターに並んでいたので、買うと「まだあったかいので、ケーキとは別に包んでおきますね」といって包んでもらえました。
パイ生地の中にたっぷりのリンゴ。それに、シロップに浸されたカステラが隠されていて、いかにも手作り、アットホームなお味。

プチ

これは主に子どもたち用に買って帰ったカスタードプリン。表面の焼き印がかわいい。
一口だけもらってみましたが、なめらかで優しい味。子ども用にこれを買って帰って、正解。

シロの顔つきからしてそうだけど、ここのケーキ類は価格同様気取らない感じで、とても好感。週末のおやつに気兼ねなく買えそうで、近くに住んでいる人が羨ましくなりました。

ワン、ワン、ワンダフル(ぉ

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2013/07/22 (Mon.)

北区赤羽のほろほろ鳥とうな丼

「お、こっちにもうなぎ...よし、新規開拓だ」

OK 横丁

Season2 の聖地巡礼もあと一店だけ残っていますが、Season3 が始まってしまったので、『孤独のグルメ』聖地巡礼もさっそく Season3 と行きたいと思います。まずは、第 1 話に登場した、赤羽の「川栄」にやってきました。
赤羽の駅前すぐのところにある「OK 横丁」。原作コミックにも登場した、あの朝 9 時からうなぎで飲める「まるます家」もこの横丁にあります。呑兵衛を引き寄せる強大な磁力を持っている横丁を入ってすぐのところに、お店はありました。

川栄

川栄

うおぉぉ...うなぎだうなぎだ。土用の丑の日には早いが、今の俺の身体が、うなぎを欲している。
それに、この匂い。久々のうなぎの匂いに、胃袋がもんどり打っている。

実は、初回放送のタイトルが判明した時点でこのお店であることを突き止め、放送前に予約を取っていた私(ぉ。結果的に放送翌日から大行列で品切れ続出、という状態だったらしいので、事前に予約しておかなければ入れなかったに違いありません。案の定、我々の後に飛び込みで来たお客さんのほとんどが断られていたようでした。作品の人気が高まるのはファンとして嬉しいですが、聖地の競争率が上がってしまうのは悩ましいところ。巡礼のペースを緩めてゆっくり巡るようにしたほうが良いかもしれません。
ちなみに予約ができるのは 19 時まで。昼間仕事をして、19 時までに赤羽に来る、というのはなかなかハードルが高いです(;´Д`)ヾ。

川栄

店内には一階席と二階席(座敷)がありましたが、ドラマの絵的にぜったい一階のテーブル席で撮ってるに違いない!と考えて、一階席を予約。ゲスト出演の酔いどれ客役・石倉三郎さんが座っていた席に通されました。

壁面には定番、松重さんと久住さん、石倉さんのサインが飾られています。

川栄

奥のほうにはさらに『酒場放浪記』の吉田類さんのサインまで!どうやら 6 年前の放送で登場していたらしいですが、こどグルに酒場放浪記、ってもうオヤジグルメ番組のグランドスラム達成じゃないですか(笑。

さらには故・藤田まこと氏の「必殺うなぎ人」サインも。石倉三郎さんといい、やっぱりこういう古めかしいうなぎ屋には時代劇俳優がよく似合う。

川栄

まあ、まずは生ビールで乾杯ですよ。お通しは鴨ハム。これから訪れるほろほろ鳥とうなぎの饗宴に、心躍ります。

川栄

ついでに、ビールのつまみに奈良漬け。口に入れた瞬間に、酒粕の香りがつ~んと鼻に抜けていく感じが、酒飲みには堪りません(笑

これはいい奈良漬けだ。でも、ちょっと酔っ払っちまいそうだ。

川栄

あとシンプルに野菜サラダでビールを進めていきます。

じゃあ...ほろちょっと行って、〆にうな丼頼もう。

...と思ったら、放送後の大人気はまだまだ衰えておらず、19 時の時点ですでに主要なほろメニューは売り切れ。ほろ串、楽しみにしてたのに...(´д`)。それでもいくつかのほろメニューは残っているとのことで、片っ端から頼みます(ぉ

川栄

まずは「ほろ皮ぽん酢」。薬味は山葵かもみじおろしから選べましたが、やっぱりぽん酢との相性でいったらもみじおろしでしょう。
けっこうしっかりと存在感のある皮の脂身と、ぽん酢のさっぱりした風味が良い。この酸っぱさが、疲れた夏の五体に染み渡ります。

川栄

せっかくのうな丼の前にビールでお腹いっぱいになってしまうのはもったいない!というわけで、飲み物は角ハイボールに移行。夏はビールも良いけどハイボールもうまい。

川栄

そして本命のひとつ、ほろほろ鳥の合わせ盛りに突入します。鳥刺しとたたきの盛り合わせで、ほろ料理のメインどころが軒並み売り切れる中、予約者は特別に(あらかじめ言わなくても)これだけ取っておいたとのこと。それだけ定番メニューということでしょう。

肉厚、見るからにうまそう。
さあて、ほろほろ初体験。

川栄

おおーっ、おおおーっ。この旨さ、未知との遭遇。
鶏とは違う、かといって鴨なんかとも違う、野性味あふれるうまさ。それでいて生臭さや変な癖はなく、初めてでも食べやすい。フランス料理なんかで重用されるのも、分かる気がする。

ほろほろ、こういうやつだったか。

川栄

そして、ほろほろ鳥のレバーペースト。って、この店、うなぎ屋だったよなあ(笑
クラッカーやドライベジにつけると、滑らかで濃厚なお味。ビールやハイボールというよりも、むしろシャンパンが欲しくなるなあ。

いやあ、ほろ、大正解。この店、当たり。

川栄

続いてせせりの辛みそ焼き。せせりの弾力感のある噛み応えに、ぴりっと辛い味噌がよく浸みていて、お酒がとても進む味。
ああ、この瞬間、フランスから急に赤羽に引き戻された(笑

それじゃあ、ほろほろから、そろそろうなぎ祭りへと突入しようじゃないか。

川栄

初っ端は、ゴローもやたらうまそうに食べていたうなぎのオムレツ。

きれいだなぁ~っ。食べるのが惜しいようだ。

川栄

美しく焼き上げられた卵を割ってみると...おおーっ、とろっとろの中からうなぎクンが。

さっきから、洋食屋とうなぎ屋の間を行ったり来たりしているような感覚だったけど、このオムレツは一つで両方の要素を兼ね備えているなあ。

川栄

うなぎ屋で、洋食屋気分。
甘くって、とろとろしていて、その中からガツン!とうなぎのパワフルな味わい。
卵の中にいても、うなぎはうなぎ。仲良くしながらも、己を全く失わない。
これはおかわりしてもいいくらいだな。

ようし、そろそろメインのうな丼、いこう。

川栄

うな丼が「並」扱いで、その上に「上」「特」「特上」までは分かるけど、「最特」って(笑。しのび重(「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていた、二段重ねのうな重)の最特の 6,100 円というのは、怖いけど一度食べてみたい(笑

しかし、ここのところの人気で、うなぎはうなぎで品薄。この日はもう並と上までしか残っていないとのことで、4 人でうな丼とうな重を 2 人前ずつ頼みました。

川栄

ちなみに、うな丼・うな重についてくる香の物は、うな丼とうな重できゅうりの枚数が違うという差異化が図られています(笑

川栄

もちろん肝吸いもセットで。

川栄

じゃーん、本日の本命、うな丼。うな重のほうが高いけど、聖地巡礼に来たからにはここはうな「丼」でしょう。
ふっくらと丁寧に焼き上げられたうなぎが、ほろほろ鳥に負けないくらい、口の中でほろほろとほどけるようで、たまらない。

うんうん、見た目を裏切らないうな丼だ。
うまい、うなぎと白い飯、最強。最強線、胃袋行き快速。

川栄

こちらは私が食べたものではありませんが、うな重。
うな丼に比べて、心なしかうなぎが大きいような...。

また来る機会があったら、今度はしのび重を攻めてみたいところ。

川栄

うな丼・うな重は完食しても、これだけ美味しいうなぎをまだまだ味わいたくて。
鰻の骨せんべいをつまみながら、獺祭の純米大吟醸をいただきます。

もう、この時点で完全におやじくさい(笑

川栄

〆はうなぎの白焼き。石倉三郎さんばりに、白焼きと日本酒で「くゥ~ッ!やっぱ人生、このときのために生きてるようなもんよねぇ~!」と唸りたくなります。
たれをつけずに、うなぎそのものの味を楽しむ白焼き。これが美味しい店は、他のものも間違いない。

いいぞいいぞ、食っても食っても、まだうまい。
ほろほろの活躍が霞むような、うなぎの横綱相撲だ。

「うなぎとほろほろ鳥」という、看板食材が二種類あるだけでも強いのに、メニューの種類や味も多才。
ここは想像以上の満足度の高さでした。

この奥深い味は、一朝一夕にできるものじゃない。
俺は、歴史を食ったんだ。

今度はほろ串が食べられるときに、改めて足を運びたいなあ。

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