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2012/05/20 (Sun.)

目黒区中目黒 ソーキそばとアグー豚の天然塩焼き

「腹が、腹がペコちゃんだ。よし!俺の腹は今・・・沖縄バラだ」

アグー豚と沖縄料理のお店 草花木果 SokaBokka

草花木果

ということで、やってきました中目黒。ドラマ『孤独のグルメ』最終回で取り上げられ、いつも以上のうまそうなメニュー攻勢で深夜の私の胃袋を刺激した沖縄料理のお店です。
あらかじめ電話で予約をしてから行ったんですが、ゴールデンタイムはもう予約だけで席が埋まっていたようで、後から来て入れなかったお客さんもいたほど。22 時を回った頃からぼちぼち空いていきましたが、かなりの人気店のようで。

草花木果

私が通されたのはテーブル席。ドラマで井之頭五郎が座っていた席のすぐ後ろでした。ドラマでは妙に愛想の良いダイヤモンド☆ユカイ氏演じるマスターとか、カウンターの端でカメオ出演していた原作者の久住昌之氏とか、最終回は妙に豪華な構成だったので、その現場が見られて満足。カウンターはいかにもちょっとオシャレな沖縄居酒屋という雰囲気で、嫌いじゃないです。こういうのでいいんだよこういうので。

草花木果

まずはビールから。沖縄料理屋といえばオリオンビールしかないでしょう!5 月にもかかわらず、ここのところ妙に暑いので、こういう薄口のビールは水のように流れて入っていきます。

お通しは鶏肉を酢味噌っぽいタレで和えたもの。ビールに最適でいいね。

草花木果

すぐにできるビールのつまみ、ということで最初は島らっきょうのマース(沖縄塩)漬け。酒飲みの久住氏がやたらうまそうに食べていたので、まずはこれから行こうと決めてました(笑。白くてつやつやしたらっきょうは、塩漬けといいながらむしろ甘みが強く、辛さはあくまでマイルド。シャキシャキとした歯ごたえも相まって、オリオンビールに合いすぎる。

草花木果

ここは流れに乗ってみるか、というわけで定番中の定番、ゴーヤーちゃんぷるー。あまりうまくない店だとベチャッとしちゃって美味しくないこともありますが、ここのは豆腐の食感がしっかりしていて、しっかりまとまったお味。ベーコンとかでお茶を濁さずにちゃんとスパムを使っているところもいいですね。スパムはメールや blog コメント/トラックバックで日々悩まされている割に、本来のスパムって滅多に食べる機会がなく、かなり久々に食べた気がします。

草花木果

まず豚を入れていこう。

ラフティー好きなんですよね。ドラマに倣ってラフティー丼を入れていこうか・・・とも思ったんですが、この他にも食べたいものが大量にあったので、グッとこらえてラフティー単品。

脂が乗った豚肉に、こってりとした味付けが気に入りました。白いご飯が欲しくなってしまったほどで、これをご飯に乗せてこのタレがかかったラフティー丼なら、それは間違いがないはずです。

草花木果

飲み物は早々に泡盛に移行します。泡盛の銘柄にはそれほど詳しくないんですが、やはり沖縄料理に最も合うのはオリオンか泡盛でしょう。

草花木果

続いてにんじんシリシリー。「シリシリー」って何かと思ったら、すりおろし(千切りも含む)のことで、すりおろし器でおろすときの擬音から来ている沖縄言葉だそうです。

人参なのに、なんだかホクホクしていて甘くて美味しいです。家庭料理っぽいというか、ホッとする味。これにも入っているスパムの旨味と、ニラの食感が相まってまた泡盛が進みます。

草花木果

そして本命がキタ!アグー豚の天然塩焼き。ゴロー曰く「しっかり噛まないとはじき返されそうだ」というほどの弾力で、確かにかなり食べ応えがあります。
シンプルに焼いただけのものですが、表面がカリッと焼かれていてうま味が凝縮されており、添えられた天然塩をつけて食べるだけで、アグー豚が持っている旨味と甘みが口の中に広がって、これが旨くないわけがない。

うん、うまい肉だ。いかにも肉って肉だ。

草花木果

お酒もついつい進んで、かめ出し泡盛の古酒(クース)に突入します。

草花木果

肉ばっかり食べていると怒られそうなので、魚も食べてみます(笑。

これは沖縄出身という店員さんお勧めの「グルクンの唐揚げ」。グルクンというのは沖縄の県魚で、この唐揚げは沖縄ではポピュラーな料理とのこと。富山でいうブリ大根みたいなもんかね?(ぉ
このグルクンという魚は初めて食べましたが、魚自体はけっこう淡泊な感じで、唐揚げにして油分と味を補ってやることで美味しく食べられる、という印象。「沖縄人はこれを頭からかぶりつく」と言われたんですが、さすがにそこまでの勇気はありませんでした(^^;;

草花木果

豚と魚だけじゃなくて鶏もね、ということで(←まて、「手羽ばくだん」というのがあったので、頼んでみました。

草花木果

これ、何かと思ったらいわゆる手羽餃子じゃないですか。沖縄料理の店にまで来て手羽餃子なんて食べてたら宇都宮の人に怒られそうですが(笑、でもこれはうまい。またビールが欲しくなる味です。

この手羽ばくだんについて調べてみたら、このお店のグループ(その名も有限会社ウィルビー)でアグー豚と手羽ばくだんの通販もやっているようじゃないですか!そうかそうか、そうなれば話は違う、ここに並んだ大量のおつまみがすべて自宅のおかずとして立ち上がってくる!

草花木果

お酒のほうは、メニューに「ハブ酒」というのがあったので、おそるおそる頼んでみました。ハブをハーブに漬け込んだという誰かさんの駄洒落のようなお酒ですが(笑、ハーブのおかげで最初の口当たりは良いほうながら、なんか後からエネルギーの塊がこみ上げてくるような感じ(汗。

草花木果

さて、そろそろラストスパート。これも食べてみなくては、と思っていたタコライスです。スプーンで豪快に混ぜていくと、だんだんタコライスがタコライス然としてきます。

タコライスは好物で、一時期職場の近くにあった WIRED CAFE でよく食べていましたが、WIRED CAFE のタコライスはカフェらしくお上品な味で、もうちょっとパンチがあってもいいのに、とは思っていました。でもここのタコライスは炒め挽肉にしっかりつけられた味と、サルサソースのインパクトが強くて満足の味。

良い感じにアルコールが回ってきたこともあって、「よーし、こうなったら、独り沖縄祭りだ」というゴローのフレーズが脳内にこだまします。

草花木果

飲み物は「パイナップル搾り」。ゴローの飲んでいた妙にうまそうなパイナップルジュースにも興味があるけど、ここまで来たらソフトドリンクには引けない(ぉ。沖縄産パイナップルで作ったお酒で、濃密だけど爽やかな後味という、この局面(どの局面だ)にぴったりなお味。喉から南国が入ってきた。

草花木果

〆はもちろんソーキそば。どどーんと出てきました。

「骨まで旨い」という触れ込みのソーキは、確かに骨と肉の境界に気づかなかったくらい、柔らかく煮込まれています。濃いめの味付けだけどそれほどこってりはしていないスープと、噛み応えのある太麺、それに後味をリセットしてくれる紅生姜が渾然一体となって、のどに流れ込んでいきます。これは旨い。胃袋がすっかり常夏だ。

草花木果

これまでの孤独のグルメツアーはさすがに大食漢のゴローの胃に勝てず、あれほどの食べっぷりには至りませんでしたが、今回は調子に乗ってゴロー+久住さんが番組で食べたメニューはほぼコンプという暴挙に出てしまいました(笑。さすがに胃袋の限界に挑戦するくらい食べましたが、どの料理も外れがなくて、途中でギブアップしようとは微塵も考えませんでしたね。放送のあの雰囲気は最終回だから気合いが入っていただけではなかったということを、実際に食べてみて感じました(笑。

ここはとても美味しかったのでリピートしたいです。私の周囲のこどグルフリークの方々、ぜひ一緒に行きましょう。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 00:43 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (2) | トラックバック

2012/05/07 (Mon.)

千葉県浦安市の静岡おでん

「まあ、当たって砕けろだ。失敗したら、後悔すればいい。 俺は腹が減りすぎているんだ・・・」

というわけで、ドラマ『孤独のグルメ』第 4 話に登場した、千葉県浦安市の静岡おでんを求めて行ってきました。

浦安のNEO タイヤキジェット&ネオバーグ ダーツも!

NEO

ドラマに登場した新浦安のカフェ「ロコディッシュ」は、ドラマの放送からほどなくして閉店。どうやら昨年の 3.11 以降、経営が苦しくなっていたようで・・・。確かにあの液状化の爪痕が今でも残るあの界隈が活気を取り戻すにはまだまだ時間がかかりそうに思えます。
実は私は閉店直前の時期に「ロコディッシュ」を訪れていたんですが、残念ながら予約で満席とのことで、入れず○| ̄|_。駅から徒歩で片道 25 分くらいあるのに、行ったら入れなかったとかショック大きすぎます(´д`)。ともあれ、このお店のメニューは東西線浦安駅近くにある姉妹店「NEO」に移転して続いている、とうことで、はるばる浦安まで行ってきました。

この「NEO」というお店は、「鯛焼きとハンバーグが目玉のダーツバー」というカオスなお店。もう軒先からして雰囲気が出ていますが(^^;;、たまにはこういうのも悪くない。

NEO

おでんの前にまずは腹ごしらえ。ここのハンバーグは、通常のハンバーグの倍くらいあるという意味を込めて「イチバーグ」という単位で呼ぶそうです(笑。イチバーグが 300g、好みに応じてニバーグ、サンバーグという単位でオーダーできます。トッピングも迷ってしまうほどいろいろ選べますが、私はとりあえずオーソドックスに「イチバーグ+デミグラスソース+イチチーズ」でオーダー。ここまで厚みのあるハンバーグも見たことがないというくらい、ボリューミーなハンバーグが出てきました。

NEO

見た目どおりしっかりした食感のある合挽肉に、濃いめのデミグラスソースとレッドチェダーチーズが相まって濃厚なお味。とても男のコっぽい味で、私好みです。ただチェダーチーズはもっととろけていてほしかったかなあ。
ボリューム感があるわりにペロリと食べられてしまう感じで、これならニバーグ行けたんじゃね?と思ってしまうほどでした。ああ、写真を見てたらまた食べたくなってきた(´д`)。

・・・ともあれ、ここに来た本来の目的である静岡おでんに進みます。

NEO

静岡おでんの注文のしかたは、おまかせでもアラカルトでも良いようです。私はおでんの定番はんぺん、大根とドラマでとてもうまそうだった牛すじが食べたかったので、アラカルトで 3 品オーダー。

NEO

まずは大根です。この大根、今までの大根の常識を覆す黒さで、まるで備長炭かと思うくらいに真っ黒(笑。あらかじめこういうものだと知っていなければ、口に入れるのを躊躇してしまいそうな黒さです。

味のほうは、うん、しみてるしみてる・・・ってレベルじゃねーぞ!と言いたくなるくらい、芯まで味が通っています。むしろ塩辛いと言って良いほどのしみ具合で、ごはんのおかわりが欲しくなる勢い。個人的に、おでんって熱燗をちびちび飲りながら食べるようなもので、あまりおかずにならないと思っているのですが、これは立派なおかずになりすぎる。人によっては塩辛すぎて食べられないかもしれないレベルです。

NEO

続いて、かの黒はんぺん。確かに黒い。

通常、おでんのはんぺんというとふんわりした食感と、それと同じくらい優しい味で子どもから大人まで愛されるおでんの具というイメージですが、このはんぺんもまたその常識を覆してくれます。まず食感がもちっとしていて食べ応えがあり、口に入れた瞬間「これがはんぺん?」と思ってしまうほど、一般的なはんぺんとは違うもの。むしろ魚のすり身に近い風味と食感ですが、調べてみたら単に普通のはんぺんが煮詰まって黒くなったわけではなく、焼津名産の、最初から黒いはんぺんらしい。一般的なはんぺんの感覚で口にすると戸惑うけど、これはこれでアリですね。上にかけられただし粉と青のりが効いていて、潮の風味。

NEO

そして本命。牛すじ、食べた。

溶けた。

これは溶けうまい。

大げさな表現ではなくて、すじの繊維質が舌で触れるだけで解けていくような、そういう柔らかさ。そこに濃いだしの味が絡まって、これはもう酒がないとやってられない。いや、こどグル的には白いごはんか。おかわりしたくなりますが、既にランチタイム終了の時間が迫っていたので、ぐっとがまん。

カオスな店先の雰囲気とは裏腹に、どの料理も真面目に作られているのが伝わってきて、とてもうまい。とても気に入ったのですが、普段はこの界隈を訪れることも、通り過ぎることもないので、なかなか来る機会がないのが惜しいです。今度改めて、バータイムに複数人で来てみたいと思いました。

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投稿者 B : 00:07 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (2) | トラックバック

2012/05/03 (Thu.)

中国家庭料理 楊 再訪

超時空展覧会の後、せっかく池袋に来たらここで食べていくしかないでしょう!ということで、池袋の汁なし担々麺の店「楊」へ。クマデジタルさんに加えて、仕事上がりのサイカ先生も合流して、三人で。誰ですか、「黒い三連星」とか言う人は(ぉ

中国家庭料理 楊 2 号店

中国家庭料理 楊

前回は独りだったので担々麺と餃子が精一杯でしたが、今度は複数人なのでいろいろ頼めます。

まずは前回気になっていた麻婆豆腐から。味の系統は汁なし担々麺に近くて、一口めはそんなに辛みが強くなくて「おっ、全然いけるじゃん」と思うのですが、後から唐辛子や豆板醤、そして大量の山椒の刺激がやってくるタイプ。私は一度担々麺を食べていたので心の準備ができていましたが、そうでなければ驚くと思います。
激辛系の麻婆豆腐は好きなんですが、他店ではそういうのは大抵唐辛子や豆板醤の辛さが中心で、それに甜麺醤でコクを出しているものが多いと思いますが、これだけ山椒が大量に入ってくるとだいぶイメージが違いますね。でもこれはこれでうまい。

中国家庭料理 楊

こちらは店員さんお勧めの「涼拌菜(リャンパンツァイ)」。メニューの 1 ページ目に書かれていたということは定番なのでしょう。キュウリを砕いてごま油に漬け込んだようなもので、辛い料理の合間に箸休め的に食べるのに最適。ビールにもよく合います。

中国家庭料理 楊

これはまん丸に仕上がった焼き餃子。前回来たときには見事に割れてしまっていましたが(笑、今回はキレイな円盤状のまま出てきました。三人前頼んだうちのこれは二人前ですが、これだけ大きいとなかなか壮観。残りの一人前は後から焼き上がってきたんですが、テーブルの上に載りきらず「中国デハ料理ガドンドン出テクルカラ、コウスルネ。下ノ冷メタノノ保温ニモナルネ」といってこの上にドカッと重ねられていきました。こういう豪快さ、嫌いじゃないです(^^;;

中国家庭料理 楊

この餃子は「味ツイテルカラ、ソノママ食ベテ」とのこと。前回はそれで食べて十分美味しかったんですが、今回は井之頭五郎のマネをして黒酢で食べてみました。肉汁が封じ込められた餃子に、黒酢のコクと爽やかさが相乗して、さらに美味しくなります。黒酢オススメ。

中国家庭料理 楊

例によって青島ビールが進むわけです。

中国家庭料理 楊

そして出てきた本命、汁なし担々麺。品の良い盛りつけで出てきますが、この後スプーンと箸で勢いよく混ぜてぐちゃぐちゃにします(笑。

中国家庭料理 楊

この状態でようやく食べられる。ラー油・山椒・胡麻あたりが混合されたタレと、挽肉、カシューナッツが渾然一体となって太いストレート麺に絡みつき、見た目は完全にナポリタンのようですが、味は全くの別物。口当たりはマイルドなのに、後から追い立てるように山椒の刺激がやってきて、舌や唇が麻痺してきます。よく四川料理の味を指して「麻辣」と言いますが、「辣」は唐辛子で「麻」は花椒(中華山椒)。「麻酔」とか「麻痺」と語源を同じくするだけあって、このヒリヒリがクセになりそう。
でも、前回は独りでこの担々麺を 30 分ほどで掻き込むように食べたのと違って、今回は三人で、2 時間ほどかけて会話しながらのゆったりとした食事。そのおかげか、それほど山椒にやられっぱなしになることなく、料理の味をゆっくり楽しむことができたように思います。まあ、全身から汗が噴き出してきたのは変わりませんでしたが(笑。

ということでこのお店は、孤独にではなく複数人でいろんな料理をシェアしながら楽しむのが正解でしょう。他にもいろいろ美味しそうなメニューがあるので、また食べに来たいと思います。そのうち、リピートしに来た松重豊さんに会えるチャンスもあるかもしれませんし(笑。

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投稿者 B : 12:00 | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2012/04/07 (Sat.)

世田谷区下北沢のニックンロール

ドラマ『孤独のグルメ』の下北沢回に登場し、メインのお店ではないながらもその強烈なネーミングで視聴者の心をわしづかみ(笑)にしたお店が存在します。その名も「ニックンロール」。

下北沢発!! ニックンロール 「冷めた奴らも熱くなる!! ちょっと楽しい、肉のおにぎり!」

ニックンロール

お好み焼き「HIROKI」のまさに二軒隣に、そのお店は存在しました。販売用のカウンターしかない超狭い店先に、数人が座れるだけのベンチ。基本的にその場で食べることをあまり考慮していませんが、むしろ食べ歩きながら街を散策するのがシモキタ流といったところでしょう。

私が買ったのはこちら。

ニックンロール

お店の名前にもなっている「ニックンロール」そのものです。1 個¥290、4 個買うと¥250/個 に割引になります。メニューはほかにもチーズやラー油をトッピングしたものなど目移りしそうなくらいにたくさんあったのですが、まずは最もオーソドックスなものを買ってきました。

その場で 1 つ食べて、3 つをお持ち帰り。できたてはほふほふ発音してしまいそうなくらいアツアツ。冷めても美味しいんですが、温め直すときは紙包みのまま電子レンジで 1 個あたり 30 秒で、できたてに近いアツアツ感を取り戻します。

ニックンロール

包みを開くと出てくるのは、確かに、肉の、ロールです。どうなっているのかというと、おにぎりの海苔を肉に換えてしまった豪快なおにぎり(笑)。おにぎりといっても炊き込みご飯なので、中華ちまきのような食感になっています。口に入れるとまずは粗挽き黒胡椒のインパクトが現れて、その後にたっぷり掛けられた白胡麻と特性醤油だれの香りが拡がって・・・とか解説するのも野暮ですね。まさにジャンクフード、B 級グルメの代表格のような味わいですが、タンパク質と炭水化物のクセになりそうなコラボレーションです(笑。
ただ、包みの下のほうに醤油だれが溜まりやすく、最後のほうになると醤油だれの甘さが強すぎると感じるので、食べ方にはちょっと工夫が必要かもしれません。

下北沢に多くある劇場など、いろんな楽屋への差し入れの定番となっているそうですが、そのもののソウルフード的な位置づけとかこの気取らない現場っぽさとか、確かに楽屋によく似合います。このお店は外食コンサル経験もあるオーナーが作ったお店ということですが、下北沢という立地、街の文化をのマッチングがありつつもインパクトの強い名前(笑)、下北沢のサブカルチャーを凝縮したような店作りなど、言われてみれば確かによく計算された店舗だなあ、と感心させられます。

またバリエーションも試してみたいところですが、自由が丘や渋谷にも支店があるっぽいし、今度行ってみよう。

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投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Junk Food | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

世田谷区下北沢の広島風お好み焼

「広島というからには、分厚いのをど~んと焼いてもらおうじゃないか」

広島のお好み焼 鉄板焼 HIROKI

HIROKI

というわけで、池袋の、鷺ノ宮のみやこやに続き、ドラマ『孤独のグルメ』聖地巡礼も 3 軒目。下北沢のお好み焼き「HIROKI」を訪れてみました。今までは私も孤独に来ていましたが、今回はつい調子に乗って、食の看板役者級 3 人で来てしまった(ぉ。

HIROKI

まずはビールから。つい飲んじゃうんだよねー、もうこの時点で『孤独のグルメ』というよりは番組内のミニコーナー「ふらっと QUSUMI」の気分です(笑。

HIROKI

お好み焼きが出来上がるまでは鉄板焼きで。まずはこれを食べてみたかった「タコの広島ネギとゆずポン酢」。皿の上のたこが見えないくらい大量のネギが載っています。

このたこ、ぷりぷり。ぷりだこだ。
美味い!ぷりだこ、美味い!

というわけで、大ぶりなたこのぷりっとした食感とネギ、ゆずポン酢の爽やかな風味が絶妙。これは美味い。

HIROKI

続いて「ホタテの香草バター焼」。本当は牡蠣が食べたかったんですが、3 月までの限定メニューということで、取り扱いが終わっていました。でも私はホタテも好きなので全然構いませんが!

ホタテだけじゃなくてエリンギや野菜類もごろっと入っていて、ずいぶんボリュームがあります。

HIROKI

うん、これもいい。繊細にぶりっとしている。

酒飲みの気持ちとしては、こんなうまいものを食べながらビールが飲めないゴローがちょっと可哀相にさえ思えてきます。

HIROKI

こちらは「赤エビのオリーブオイル煮」。もう名前からしてうまそうだと思ったら、出てきたのはこれバーニャカウダじゃないですか。ニンニクとアンチョビ、オリーブオイルを混ぜて煮立てたものに、野菜やパンを絡めていただくイタリア料理。これならうまくないわけがない。
女将さん曰く「バケットは添えておくとそのまま食べちゃう人が多いから、最初から浸けて出すことにした」そうですが、確かに下北沢でお好み焼きを食べに来る客層とバーニャカウダに接点はあまりなさそうなので、そういう間違いが多いのも無理はない(笑

HIROKI

そうこうするうちに、厨房のほうで白い湯気が勢いよく立ちこめ始めてきました。

いいぞ、いいぞ。
鉄板焼きって、なんていうかライブ感あるんだよな。
鉄板はステージだ。舞台だ。

当たり前ですが、このお店もドラマに出てきた内装そのまんま。ちょっと感激するモノがあります。

HIROKI

そして真打ち登場。お好み焼き「HIROKI スペシャル」です。巨大なホタテまるまる一匹を筆頭に、大ぶりの海鮮がどかんと載っていて、ものすごい迫力です。いかん、バター焼きとお好み焼きでホタテがかぶってしまった(ぉ

しかし、トッピングとはいえこれだけ高さのあるお好み焼きは生まれて初めて見ました。

HIROKI

広島焼きなので、中にはそばがたっぷり。オプションでうどんも選べるということですが、初めてだったのでオーソドックスに行きました。次に来る機会があればうどんも試してみたい。

ほふほふ。(←声に出すな(笑))おぉ~、美味い!美味い!

このボリュームはものすごく食べごたえがあります。でも、途中から辛子マヨネーズを掛けて舌をリセットしてやると、またどんどん食べられます。

HIROKI

こちらは私が食べたものではありませんが、お好み焼きのレタス乗せ。シャキシャキした感じでこれも美味しそうでした。でもレタスって火が通ると美味しくなくなっちゃうので、速攻食べないとという感じ。

HIROKI

ドラマで見ていたとはいえ、新鮮な魚介をこれだけ気前よく載せたお好み焼きは初体験で、実際に目にすると強いインパクトがありました。

でも、これでいいんだ。
お好みのものを、お好みに食べてこそ、「お好みの、焼き」。

満足。


駅前劇場、本多劇場、スズナリ。私は昔、ちょっとだけ芝居をやっていた頃に、演劇の街・下北を代表するこれらの劇場によく足を運んでいました(もちろん観客として、ですが)。大人になって、もう自分の歳で来る街じゃないと勝手に思うようになって以来遠のいていましたが、十数年ぶりに降り立ってみて、相変わらず何だかよく分からないけど上に向かおうというパワーがみなぎるこの雰囲気に、ちょっとだけ元気をもらえたような気がしました。もうとっくに年齢不相応な街ではありますが、また来たい。今度は牡蠣が旬のうちに、うどん入りお好み焼きを食べに来よう、と心に決めました。

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投稿者 B : 13:03 | Gourmet | Junk Food | KODOGURU | コメント (6) | トラックバック

2012/02/29 (Wed.)

中野区鷺ノ宮のロースにんにく焼き

インフルエンザでまるまる 5 日間ほども寝ていたこともあって、快復した今でもまだ体力が戻ってきていない感があり、ちょっと疲れやすいんですよね。食事もしばらくおかゆとかうどんとかいった炭水化物生活が続いていたので、ここはタンパク質摂取でしょう、久しぶりにドスンと入れていくか!ということで、仕事帰りにちょっと放浪してきました。

とんかつ みやこや

みやこや

ドラマ『孤独のグルメ』の第 6 話の舞台になった、鷺ノ宮のとんかつ屋さんに遠征。こどグルの聖地巡礼は池袋の汁なし担々麺に続いて 2 軒目になります。我ながらミーハーな気もしつつ、深夜にあんな映像を流されたら自分でも実物食べてみたくなるじゃないですか!(´д`)

私は基本的にとんかつ屋でとんかつ以外のものを頼むのは失礼ではないかと思っていて、お店に来るまでには劇中でも紹介されたミックスカツで「二階建てにはソースだ。」をやろう、ご飯は絶対大盛りで食おう、と思っていたんですが、でもドラマを見る限りではあのくらいのカツを出すお店は他にもけっこうありそうだし、むしろサブタイトルになるくらいだからカツよりもロースにんにく焼のほうが美味いんじゃないか?と思い直して、ロースにんにく焼をオーダー。

みやこや

ロースにんにく焼に限らず、多くの料理に「並」と「上」があるのですが、「上」はどうやら質が変わるわけではなく、肉の量が大盛りになるということのようです。ガツンと入れたかったので、私は上を注文しました。

本当は、「迷ったときは両方だ」の格言に倣い、あわよくばゴローちゃんよろしくミックスカツ定食+ロースにんにく焼というチャレンジをしてみようかとも思ったんですが、私もさすがにそこまでの自信はありませんでした(^^;;

みやこや

厨房で料理する様子を見ていると、フライパンにこれでもか!というほど大量のニンニクが入っていて軽くビビリました。食べてみると、口の中が燃えるような刺激を感じます。唐辛子も少し入っていますが、この刺激は間違いなくニンニクの辛さ。でも、豚ロースの甘みのある脂とのコンビネーションが絶妙で、辛いのに甘くて旨い。
肉もとんかつに使うのと同じ豚ロースを使っているのか、パサパサした感じはなくジューシーで、厚みもあるので食べ応えは十分。

いいぞいいぞ、ニンニクいいぞ!白いご飯に合いすぎる。

ドラマに出てきた常連のおやじのお勧めに従って生ビールを注文するつもりでいたんですが、このニンニクだれと白飯のハーモニーの前にすっかり忘れてしまっていました。このときばかりは私もゴローちゃんの心境だったに違いない(笑

みやこや

このマカロニサラダ、見るからに手作りだ。それを手作りと書いてないのがいい。凝りすぎてない手作り感が丁度いい。
付け合わせのキャベツもすごく張りがあってシャキシャキした歯ごたえで、にんにく焼の間に挟むのにうってつけな感じ。

みやこや

店内には、ロケで訪店した際の井之頭五郎こと松重豊さんのサイン入り色紙が飾られていました。なるほど、ロケは 1/18 だったのか。ここ、店構えはわりとどこの駅前にでもありそうな地元のとんかつ屋さんで、とても「テレビで紹介された店」という雰囲気のない、気取らないお店だと思うんですが、これを見たときに改めて本当にロケで使われたお店なのだと思うと、感慨深いものがありました。

私がお店に入ったのは遅い時間帯だったので、常連さんらしき人が一人いただけでしたが、聞こえてきたその常連さんとお店の主人の会話によると、やっぱり放送から 2 週間くらいはずいぶん混んでいたようです。私もただの一見さんですみません(^^;;
しかしテレビの影響力が下がったと言われていながら、テレ東の深夜ドラマでもそれだけの影響力があるということなんですね。鷺ノ宮までホイホイ行った私が言えたことではありませんが(笑。

だいぶ迷ったけど今回はやっぱりにんにく焼にして大正解でした。鷺ノ宮、満足。

でも私がこの後コンビニに駆け込んで大量のブレスケアを胃に流し込んだことは言うまでもありません(ぉ。今度来る機会があるなら、次は金曜の夜とかにしよう・・・。

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投稿者 B : 00:29 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2012/02/03 (Fri.)

豊島区池袋の汁なし担々麺

「頭の中が完全に中国だ。あとはどの店にするか・・・広東、上海、北京、四川。俺の腹は・・・中国のどこに行きたいんだ?」

ということで、ドラマ『孤独のグルメ』を観てから俺の胃と頭の中が完全に行きたいと思っていた池袋の汁なし担々麺を食べに行ってきました。

中国家庭料理 楊 2 号店

中国家庭料理 楊

池袋西口、東京芸術劇場のすぐ近くの路地裏にある中華料理店。ドラマで取り上げられなければまず縁がなかったであろう、地味な店構えです。もっと言えば、私は普段ドラマなんて観ないので原作と出会い、しかもその直後にそれがドラマ化されるという連鎖がなければ来ることはなかっただろうと思います。でも、深夜に無駄に食欲を駆り立ててくれるこのドラマにあって、担々麺好きとしてはまずこの店には来ざるを得なかった。

中国家庭料理 楊

店内は全くドラマのとおり。まあ実際の店舗でロケをやってるから当然なんですが、内装や張り紙までほとんどいじらずに撮っているようなので、本当にそのままなのは逆に感激です。
メニューでもやっぱりオススメは汁なし担々麺。ここは、井之頭五郎と同じく汁なし担々麺と焼餃子を頼むしかないでしょう。さすがに拌三絲(バンサンスー)までは食べきれないし、担々麺と食感がかぶるので(笑)遠慮しておきました。

中国家庭料理 楊

「焼餃子は時間かかりますよ」と言われたので、それまでは青島ビールで一息。生もあるけどこういうところでは青島でしょう。

中国家庭料理 楊

ビールのつまみには搾菜、かと思えば、キャベツの千切りをピリ辛の油で漬け込んだようなものが出てきました。ほー、いいじゃないか。こういうのでいいんだよ、こういうので。

中国家庭料理 楊

ビールをちびちびと飲りつつ待つこと 10 分ほど。本命の汁なし担々麺が出てきました。今までに見たどんな担々麺にも似ていない風貌。本場では担々麺といえば汁なしを指すことは知っていましたが、こういうのは初めてです。
いかにも辛そうな真っ赤なラー油の上に乗っかった純白の麺。その上に青梗菜という、むしろイタリア料理さえ思わせる鮮やかなコントラスト(ぉ。左側には炒めた挽肉、右側にはカシューナッツがこれまたガッツリ奢られていて、担々麺好きとしてはたまりません。

「よく混ぜて食べてください」という中国人店員さんのアドバイスに従い、スプーンと割り箸で混ぜます。

中国家庭料理 楊

見栄えの美しさを崩してしまうのはもったいないと思いましたが、このとおり。なんだかこれから場末の喫茶店でナポリタンでも食べるのかという見た目になってしまいましたが(笑)、全ての味と薬味が渾然一体となったこの状態こそが、この汁なし担々麺の真の姿。

ちなみに初めての訪店なので、辛さは普通にしました。

中国家庭料理 楊

辛そうだけど、いただきます。まあ、死にはしないだろう。

・・・ん?美味いじゃないか。

辛さはそれほどでもない。私は辛いのが好きなので、むしろもっと辛めで頼めば良かったか、と思った次の瞬間、

口の中から温度に関する感覚が一気に失われていく感じとでも言ったらいいのか!俺はとんでもないものを頼んでしまったのか。

でもなぜか箸が全然止まらないぞ。山椒でハイになっているのか・・・?

という感じで(笑)、まさにドラマで松重豊が演じるゴローちゃんの表情をしている自分がいたと思います。

実際、今までも山椒がかなり効いた黒胡麻担々麺は食べたことがありますが、それの比にならないほどの山椒の効き具合。まるでフリスクをケース一個まるごと食べた直後のように口の中の感覚が麻痺して、水分の味が変わって感じる感覚、って分かるでしょうか。唐辛子とは全く種類の異なる感覚ですが、これが何故かクセになるという。
まあ、それでも唐辛子の辛さのほうはもっと強めでも良かったかと思います。

麺はボリュームのある太麺で、汁なし担々麺でこのタイプの麺は珍しいんじゃないでしょうか(本場ではどうか知りませんが・・・)。茹ですぎてぶよぶよにふやけてしまったスパゲティのような麺ですが、コシが死んでしまっているということもなく、かなり食べ応えがあります。

担々麺をいただいている間に、餃子が焼けてきました。

・・・丸い、まん丸だ。餃子が何個あるのか分からない。

中国家庭料理 楊

と言おうとしたら、見事に割れてるんですけど(´д`)。
まあ、これキレイに丸く焼いて出すのはかなり難しいですよね・・・。

中国家庭料理 楊

羽根を割って裏返すとこんな感じ。皮がちょっと厚めで小ぶりの餃子に、ぎゅっと凝縮された肉汁が隠されていてこれまた美味。羽根のほうもパリパリの食感と染み込んだ旨味が絶品で、これは完全にごはんが欲しくなります。

「何もつけずに食べてみてください」と言われたので何もつけずに食べたら、確かにしっかり味がついていて美味しかったです。ドラマでやっていた「黒酢とラー油」につけて食べる、というのをその瞬間に完全に忘れて、そのまま全部何もつけずに食べてしまったという(笑。

いやあ、美味しかった。惜しむらくは、担々麺も餃子もけっこうボリュームがあって、独りではお腹がいっぱいになりすぎるというところでしょうか。これでさらに拌三絲まで平らげてしまったゴローちゃんの胃袋に完敗です。
でも次回来るチャンスがあるなら、ぜひ複数人で来ていろんな料理をシェアしながら楽しみたいですね。麻婆豆腐なんかも美味しそうなので、機会を作りたいところ。

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投稿者 B : 01:13 | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (5) | トラックバック