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2019/04/04 (Thu.)

とんかつ 鉄(kurogane) 長原店

先日お花見で洗足池まで行った際にお昼はとんかつを食べたくなって、こちらのお店に足を運んでみました。

とんかつ 鉄 長原店

とんかつ 鉄 長原店

洗足池から長原駅方面に歩いて行く途中にあるお店。昔行ったことがある大森にある同名店の暖簾分けがこんなところにオープンしていたんですね。大森のあの店もけっこう美味しかったし、こちらも期待が持てます。

店舗は二階建てで 1F は厨房とカウンター。2F がテーブル席という構造になっています。今回はカウンターが満席だったため 2F に通されました。

とんかつ 鉄 長原店

メニューはシンプルにロースとヒレ、それにかつカレーのみ。夜限定のかつ丼というのもちょっと気になります。
ロースかつの「並」「上」「特上」は種類ではなく肉の量の違いのようです。

これに書かれていた自己紹介によると、マスターは日本そばの店で長年働いた後、とんかつ屋に転身して大森店で調理を担当したうえで独立し、この長原店を構えたとのこと。一風変わった経歴に興味をそそられます。

注文してから揚げるためけっこう待たされます。そして登場したとんかつがこちら。

とんかつ 鉄 長原店

上ロースカツ定食にカレールー単品を追加してみました。
とんかつ屋のカレーだからちょっとした小皿にでも入れて出てくるのかと思ったら、ガチのカレーポットにほぼ一人前のカレールーが出てきて驚きました(;´Д`)。なんだかすごいことになっちゃったぞ...。

とんかつ 鉄 長原店

上ロースかつ。肉の厚み、衣の色合いともに申し分なし。
これだけ分厚いロース肉をじっくり揚げているわけだから、時間がかかるのも仕方ないと言えます。

とんかつ 鉄 長原店

ここの豚肉は、近年流行っているとんかつ屋の多くで採用されている千葉の林 SPF 豚。しつこくない程度に入ったサシから甘味のある肉汁がじゅわっと出てきて、肉そのものの旨味だけで食べられる感じ。筋っぽさを感じない肉の柔らかさといい薄めの衣のサクサク感といい、これは大森店同様にレベルが高い。というか私が以前大森店に行ったときに食べた味はきっと今のこの店のマスターの手腕だったんでしょうね。
ソースで食べてもいいけど、ここのとんかつは数種類用意されている岩塩でいただくのが肉の旨味を最も引き出してくれる気がします。

とんかつ 鉄 長原店

そしてカレー。コクの深さとスパイシーさのバランスがとても良い、とんかつ屋とは思えない完成度の高いカレー。煮込んでいるうちに粉々に溶けてしまったと思われる豚肉の旨味が利いているんだろうなー。これは完全にライスが足りません。
この味ならその辺のカレー専門店も白旗を揚げるレベル、もし近所にこのカレー屋があったらランチは週一で通うに違いない。

とんかつ 鉄 長原店

さらにこの味噌汁(豚汁)ですよ。一見、どのとんかつ屋でも出てきそうなオーソドックスな豚汁だけど、一口飲んでみるとアゴ(トビウオ)の出汁が利いていてめちゃくちゃ美味い!おかわりが欲しくなります。

ちなみに着席したときに出してくれるお茶は蕎麦茶だったし、マスターのこれまでの経験を集大成したのがこの店なんだろうなあ。実に多彩で、そこらのとんかつ屋にはない楽しみがあります。とんかつ激戦区の大田区にあって、この店は立地こそ地味ながら有名店にもまったく引けを取っていません。

とんかつ 鉄 長原店

ホワイトボードにはさまざまなおつまみメニューが並んでいます。これまた飲んべえの心をくすぐる単語のオンパレード。クリームチーズの酒盗和え、ポテトサラダ、いぶりがっこ、ホタルイカ沖漬け、ぬた...こことんかつ屋だったよね(笑。日本そば店で修行を積んだマスターが作るならこれらのつまみも美味くないわけがない。

これは花見のついでのランチじゃなくて、夜桜を愛でた後にちょい飲みに来るべきだったか。日本酒と珍味をつまんでかつ丼で締め、とか幸せに違いない。今度は夜に来てみたくなりました。

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投稿者 B : 22:36 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2019/03/20 (Wed.)

牛かつ あおな

先日の F1 開幕戦パブリックビューイングに行った際のお昼は、レッドブル・ホンダに勝ってほしいという願掛けで牛かつにしました(笑。都内で牛かつといえばもと村があまりにも有名ですが、あえて違うお店に入ってみました。

牛かつあおな

牛かつあおな

渋谷駅の新南口近くにあるお店です。すぐ近くにはもと村の支店もあり、競争の激しさが窺われます。一頃のブームは落ち着いたとはいえ、今でも新宿のもと村には大行列ができていますからね。

この「あおな」の牛かつはニュージーランド産牛、黒毛和牛、霜降り黒毛和牛の三種類から肉を選び、量も 100g・150g から選択するスタイル。私は初めてでどれがどんな味か分からなかったので、三種類の食べ比べができるミックスセットの 150g を注文してみました。
一般的に揚げ物の店は肉にキャベツの千切りが添えられているものですが、この店の付け合わせはレタスに根菜の薄切りが添えられ、ちょっと凝った味のドレッシングがついてきて、その時点でひと味違った印象を受けます。

牛かつあおな

肉は写真左から順にニュージーランド産牛、黒毛和牛、霜降り黒毛。この時点で明らかに肉質が違うのが判ります。ニュージーランド産は見るからに切断面の瑞々しさがなくてちょっと残念な感じ。

牛かつあおな

そんなわけで、まずはニュージーランド産から。黒毛和牛と見比べるとちょっと残念感はあるものの、食べてみるとそんなに悪くない。でも塩とか醤油だれよりもこの店特製のタレ(ニンニクやごま油が使われている模様)の風味とともにいただくのがこの肉には一番合うかな。

牛かつあおな

続いて黒毛和牛。おおお、そうそう、これこれ!という感じ。牛かつというより衣のついたローストビーフを食べているような感覚です。筋張っているわけではないけれど肉肉しさがあって、いかにもいい赤身肉を食べている実感があっておいしい。

牛かつあおな

最後は霜降り。立派なサシがはいっていて、舌の上でとろけます。赤身との差異化のためかけっこうしっかりした脂分があるので、醤油だれと山葵をつけていただくとサッパリしてちょうど良い。でも私は最近霜降りより赤身肉のほうが好きになってきたせいか、通常の黒毛和牛のほうがバランス的にはいいかな?と感じました。

なかなかおいしかったです。牛脂を注入した成型肉を客に焼かせて食べさせるもと村よりも、出所の明確な牛肉で赤身のまま食べられるこちらの店の方が肉を食べてる実感があって個人的には好きかな。ただしけっこういい値段がするので、これならちょっといいとんかつ屋に行った方が満足度は高いような気もします。でもとんかつよりもヘルシーで女性でも入りやすい雰囲気の店舗なので、男だけでガッツリ...という感じでないときには良さそうです。新宿や御徒町、蒲田にも支店があるようなので、近くに行く機会があったら入ってみようかな。

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投稿者 B : 22:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2019/03/03 (Sun.)

東京都葛飾区柴又のうな重

「夢にまで見たうな重、発見」

柴又

Season7 をコンプリートして以来久しぶりとなる未開拓の聖地巡礼のため、はるばる葛飾柴又までやってきました。ええ、昨年のドラマ『孤独のグルメ』大晦日スペシャルで生ドラマパートの舞台となった地です。

東京に住んで二十年以上になるけど、柴又に来たのはこれが初めて。世代的に寅さんもまともに観たことがないし、こういう機会でもなければ来ることはなかったことでしょう。

柴又

柴又って駅からほんの徒歩数分で帝釈天があるのね。
駅前からしてもう参道だし、道沿いは完全に昭和が動態保存されているかのような佇まい。歩いているのは年配の人が多いけど、浅草なんかと違って外国人観光客はほとんどいないし、古き良き日本が感じられる。

そんな参道の入り口近くに構えているのが、こちらのお店。

料亭 ゑびす家

ゑびす家

ドラマでは大晦日の深夜でも営業している風の扱いだったけど、普段はそんなことはなく、不定休かつ 18 時ラストオーダーということで平日に来るのはハードルが高い。というわけで、まず間違いなく営業しているであろう休日の昼間を狙って来ました。

鰻を焼く匂いの破壊力、たまらんな~。
今年はまだ鰻、入れてない。

ゑびす家

店先に並んだメニューには川魚系が目立つ。ああ、江戸川で獲れるからか...いかにも江戸の庶民料理らしい。こどグル的には、原作の赤羽まるます家回を思い出させる字面でもある。

見てたらもう我慢ならなくなってきた、店に入ろう。
空腹も寒さも限界だぞ。

ゑびす家

店内、外観に負けず劣らず歴史を感じる。
古い木造建築の匂いがどことなく幼少期を過ごした実家を思い起こさせるような...。よくわからないけど、なんだか懐かしく、落ち着く感じ。

ゑびす家

ランチタイムをとうに過ぎた時間帯だったから混んではいなかったけど、残念ながらゴロー席の隣に先客がいて、空いてるのにわざわざ隣に座るのも変な感じがしたので、ゴロー席を斜めに臨む位置に着席。
別の席にはいかにもな一人客。ああ、お仲間ですね(笑

ゑびす家

振り返ると、そこは生放送で久住先生が座っていた座敷席。
座敷の向こうにはちょっとした日本庭園っぽいのも見えます。

ゑびす家

ま、鰻が出てくるまでの間、熱燗でも飲りながら待とうじゃないの。
こうなると自分はゴローちゃんというよりも劇中の前田さん(伊東四朗)的な位置づけになっちゃった...飲んべえはいつだっていい気なもんだ。

銘柄でも熱燗でもなく「お酒」と頼むとこれが出てくるのが、こういう昔ながらの店らしいところ。昼間っから飲む熱燗が、喉の奥をチリチリと刺激しながら胃に落ちていく感覚がたまらない。
よ~し、よし。

ゑびす家

特にアテもなく日本酒だけチビチビ飲んでいたところ、本命のうな重がおいでなすった。
待ちかねたぞ~。慌てて頼んじゃったけど、奮発して上にすれば良かったかな?

さておき、いただきます。

ゑびす家

おぁ~~~っ。ふっくらと柔らかい鰻。ほわほわ。

これ(並)で 3,500 円というのはちょっと高い気はするけど、この鰻不足の折、本来は料亭をやっている店でこの値段なら納得するほかない。

ゑびす家

そういえば鰻不足がニュースになるようになってからなんとなく食べづらくなって、去年は一度も鰻を食べなかったような。久しぶりなこともあって特に感動。
脂の乗り具合も、タレも完璧。今年最初にして、最高においしい。

ゑびす家

うな重には当然肝吸いもセット。
肝吸いの滋味、これもまた落ち着く。

そして隣の席では川魚定食で瓶ビールを飲っているお客さんが。
鯉こく、常連...俺は、夢でも見ているようだ。
まさかとは思うけど、夢なら醒めないでくれ。

ゑびす家

ああ、久しぶりのうなぎ、おいしかった。
熱燗込みでランチに四千円、つい大贅沢をしてしまった。

ところで劇中では放送終了間際にゴローちゃんが草だんごを頼もうとするシーンがあったけど、私は次の予定をもう決めてあるんだ。

柴又

そんなわけでゑびす家を出た後は、参道を奥の方に進んでみました。
とはいえさほど長いわけでもない参道、ほんの数分歩いたところで帝釈天の直前にあるこの店にたどり着きます。

柴又帝釈天 亀家本舗

亀家本舗

ゴローちゃんと前田さん(というかまんま伊東四朗)がミニドラマパートを演じていた甘味屋「亀家本舗」。店先は持ち帰り用のだんご屋になっているけど中が飲食店になっていて、ドラマはこの中と屋上を使って収録されていた模様。

亀家本舗

店内の入口にはガラスケース越しにさまざまな食品サンプルが。帝釈天参詣の帰りの甘味としてこういうの見せられたら確かにソソるかも。
柴又の名物の一つが草だんごということで参道沿いには無数のだんご屋が並んでいるけど、帝釈天の真ん前にあるこの店が最も存在感を発しています。

亀家本舗

店内、そうとう寅さん推し。さっきのゑびす家も含め、この界隈の店は映画の撮影に使われるなど寅さんにゆかりのある店が多いようで、どこもかしこも寅さん一色。私は世代じゃないからイマイチありがたみが分からないけど、これはきっと自分にとってのルーク・スカイウォーカーやマーティ・マクフライの衣装みたいなもんなんだろうな(笑。

亀家本舗

着席。あれ?壁の短冊メニューには確かに見覚えがあるけど、店内のレイアウトが劇中とは違うような。ああ、ドラマでは二階の店舗が使われていたということですかね。でもまあ雰囲気はそのものだし、まあいいや。

亀家本舗

そんなわけでうな重の後のデザートは、アイス草だんごにしてみました。
シンプルに草だんごでも良かったけど、熱燗であったまった身体にはアイスのひんやりが欲しかった。他のお客さんも軒並みアイス草だんごを食べているようで、人気メニューじゃないですか。

亀家本舗

あえて草だんごとあんこ、アイスをまとめて食べてみる。
それぞれ種類の違った甘さが渾然一体となって、単体で食べるよりも複雑なおいしさを形成している。これは確かに、普通の草だんごよりもアイスつきのほうがおいしいかも。

食べている間に、さっき近くの席で鰻を食べていたおじさんがこちらのお店にもやってきました(笑。やっぱり同業者(ぉ)でしたか...。

亀家本舗

巡礼後には軽く帝釈天参りもして、初めての柴又を堪能。
近年の東京からは失われつつある昔ながらの東京らしさを満喫できて、楽しかった。

ドラマのほうは今のところ Season8 のニュースも出てきていませんが、まずは近いうちに大晦日スペシャルの京都・名古屋へ巡礼に行ってこようと考えています。

ごちそうさまでした。
今年も健康で、もりもり食べられますように。

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投稿者 B : 20:56 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | Sweets | コメント (0) | トラックバック

2019/01/11 (Fri.)

T.Y.HARBOR のハンバーガーランチ

天王洲の T.Y.HARBOR でハンバーガーランチを食べてきました。

T.Y.HARBOR

T.Y.HARBOR

海沿いのオシャレで美味しいお店ということで夜には何度か来たことがあったものの、ランチタイムはこれが初めて。ランチでもけっこういい値段するにも関わらず、ほぼ満席に近い状態でお客さんが入っていました。この寒いのにテラス席もけっこう埋まっていて驚きました(;´Д`)。

「ホスピタリティ」と呼びたくなる丁寧な接客を受けながら席に案内されます。

T.Y.HARBOR

メニュー(の一部)はこんな感じ。裏側には日替わりっぽいランチメニューも並んでいて、目移りしてしまいます。
初めてランチに来たならまず食べるべきはハンバーガーなんでしょうが、グリル類もうまそうだし、日替わりのサンドイッチにも妙に惹かれる。迷っているうちに他のお客さんが頼んだジャンボシュリンプカクテルが眼前を通り過ぎていき、えっこんな平日昼間からパーティーでもやってんの!?と目を疑いました(汗

T.Y.HARBOR

注文を終えると、メイン料理の前にまず届けられるのがこのパンとお茶。
パンは単品で食べても十分おいしいのに加えて、お茶が香りの良いハーブティー。これが水代わりに出てくるのが嬉しい。

これらをいただいている間に、注文したハンバーガーがやって来ました。

T.Y.HARBOR

T.Y. ハーバーバーガー、どーん!

こういうファストフード的じゃないハンバーガー、好きなんですよね。
トマトやピクルスもかなり大ぶりのが載ってきて、これはかぶりつき甲斐がありそう。

T.Y.HARBOR

バンズからはみ出す勢いのパティ、その上にトッピングしたチェダーチーズ(オプション)がとろけているのが食欲をそそる!
野菜と上のバンズはほっといてこのままガブリと行きたい衝動に駆られます。

T.Y.HARBOR

気をしっかり持ち、ケチャップ→野菜→ドレッシング→バンズの順に積み上げたら、完成。
こうしている間にもチーズやケチャップがしたたり落ちそうな勢い。これは悠長に写真撮ってる場合じゃない。

T.Y.HARBOR

あらかじめ用意されていたペーパーバッグでハンバーガーを包み込み、上下方向に少しだけ圧縮したら、豪快にいただきます!

おおお、この粗挽きの、いかにも肉って肉!中から肉汁が噴き出してくる。そこにチェダーチーズ、これですよ。
トマトと紫タマネギ、それに今まであまり食べたことない味のドレッシングがいい味出してる。ピクルスは、あらかじめナイフで切ってから挟んだ方が良かったかな。

単体でもハンバーグとして十分成立しそうな肉でハンバーガーをいただけるこの幸せ。

T.Y.HARBOR

ランチタイムは食後のドリンクまでセット。勢い任せにむしゃぶりついてしまったから、コーヒーでちょっと落ち着こう。

いやー、期待を裏切らないおいしさでした。ランチにしてはちょっと贅沢してしまったけど、その値段に見合う味だったな。
今度来る機会があったらグリルか、サンドイッチ系も試してみたいかも。でも久しぶりに来たらきっとまたこのハンバーガーが食べたくなるんだろうなあ。

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投稿者 B : 22:30 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/12/26 (Wed.)

せんげん台 厨 Sawa 再訪

「この店を思い出した俺、殊勲賞」

厨 Sawa

以前食べたあの味がどうしても忘れられず、久しぶりに埼玉県越谷市千間台へとやってきました。『孤独のグルメ』に出てきた店で繰り返し訪れたい店は数あれど、たぶんこの店は歴代登場店の中でも五本指に入れたくなるほどおいしかった。折に触れては思い出していたものの、ちょっと気合いを入れないと来れない立地だけに機会がありませんでした。今回、カキとシチューがおいしい季節になってきたこともあり、満を持して再訪。

厨 Sawa

厨 Sawa

平日の開店直後に来てみたところ、並ばず入店できました。さすがに一頃の大混雑は落ち着いたようです。
店内、シチュー推し。おすすめ限定ランチメニューもシチューがずらりと並ぶ。どの名前も、食欲を煽ってくるなあ~。

他のお客さんは奥様グループがいくつかという感じ。近隣のマダムっぽいけど、地元にこんな店があって普段からママ会、ランチ会ができるとはうらやましすぎる。日常的にこんなにうまいものを食べてるなんて、家族はこんなオカアサンを全然知らないのかもしれない。

厨 Sawa

こちらはレギュラーメニュー。放送後しばらくはメニューを限定して営業していたようでしたが、現在は通常メニューが復活。
一つは最初から決めてあるけど、他をどうしようか。どれも魅力的すぎて迷ってしまう。

厨 Sawa

まずはブルスケッタから始めよう。

ちょいニンニクの効いた、それでいてトマトが爽やかなブルスケッタ。
おいしいけど、でもこれは一枚だけ食べて残りは後のために取っておきますよ。

厨 Sawa

そして、カキのムニエル。前回来てから、この味を二年半あまりも恋い焦がれていたんだ。
この香り、やばすぎるっしょ。

厨 Sawa

プリプリトロトロのカキの、縁のところだけちょっとカリッと焦がしてある感じがうれしい。
そこに香ばしい焦がしバターと、松の実。
今まで、これ以上に幸福を喚ぶカキがあっただろうか。本当に幸せな味だ。

...誰もいなかったら、泣くかも。

厨 Sawa

そこにこれですよ。オイスターブルスケッタ。
焦がしバターとニンニクの相乗効果で二倍以上にうまい。バターソースを吸ったパンもたまらない。

この食べ方を発明してくれたゴローちゃんに、改めて敬意を表したい。

厨 Sawa

メインは牛ホホ肉のハヤシのオムライス(数量限定)。
牛ホホ肉のシチューとオムライスで迷った挙げ句、両方一気に味わえそうなこれを頼む欲張りさん。
オムライスの上に牛ホホ肉とエリンギが載っていて、たっぷりシチューソースもかかってる。

厨 Sawa

オムライスは一見オーソドックスながら、卵のフワフワ感が素晴らしい。
ビーフシチューベースのソースはうまみと酸味のバランスがちょうど良く、そこにトロトロ牛ホホとエリンギのコリコリという異なる食感。

おいしいです、ほんとに...これ。

厨 Sawa

うーん、昼間っから大贅沢をしてしまった。
でもこの余韻をいつまでも味わっていたくて、食後のコーヒーで一服。


本当に、今回も全部おいしかった。
お会計のとき、おかみさんが「カキブルスケッタおいしかったですか?ゴローさんもやってましたよね」。巡礼者だってことバレてる(そりゃバレるわ)。ええ、本当においしかったですよ。

南東京からだと遠いけど、ここはまた何度となく来たい店。ビーフシチューや海の幸のシチュー、コキールも食べてみたいし、アメリカンソースのオムライスもまた食べたい。食べたいものが本当にたくさんあるんだ。
次の機会があるなら、今度は誰かを誘ってきてみようかなあ。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/12/06 (Thu.)

鳥越 居酒屋まめぞ その 7

「この穏やかな喧噪。生き生きした商店街は、歩いているだけで元気がもらえる」

佐竹商店街

浅草で写真を撮った後、お昼ごはんを食べに浅草橋のほうまで脚を伸ばしてきました。同じ「浅草」とついていても、ついでというにはちょっと距離のある位置関係だけど、どうしても「あの店」で食べたい気分になって。

あの店にはいつも浅草橋方面から行くので、新御徒町方面にある佐竹商店街をじっくり歩いたのはこれが初めて。なかなか味のある商店街で楽しかったんですが、その話はまた改めて。

おかず横丁

いつも来るときは夜ばかりでほとんどのお店が閉まっている「おかず横丁」も初めて営業時間中に訪れることができました。こういう味噌や漬物、グッと来るじゃないか。

そして今回わざわざやって来たのはもちろんこのお店。

居酒屋まめぞ

居酒屋まめぞ

ついこないだ来たばかりではあるけど、前々から一度ランチタイムに来たいと思っていたんですよね。

私が入ったのはお昼前でしたが、正午過ぎには外に待ちが出るくらい、昼間から人気店のようです。

居酒屋まめぞ

今回は初めてカウンターに着席。マスターの仕事ぶりを目の前にできるのが嬉しい。
効率的に積み上げられた小皿の山と、その前に並べられた猫グッズの対比もまた楽し。

居酒屋まめぞ

初のランチメニュー。揚げ物を中心に豊富な品々が並んでいて、目移りしてしまう。
夜にだいたい食べて味を知っているだけに、どれも名前だけで強烈に食欲を煽ってくる。

居酒屋まめぞ

手書きの日替わりらしきメニューにもソソられるなぁ~。
王道ロースカツ、季節ものカキフライ、それにうまいのは経験済みのメンチカツ。いずれも甲乙つけがたし。

しかしここは初志貫徹、アレを頼むのが今の自分に課せられた使命だ。すいませ~ん。

居酒屋まめぞ

...ということで出てきたのが、定番中の定番・アジフライライス。なんせここのアジフライはドラマ『孤独のグルメ』本編に出てきたパスタとカツサンドを超える勢いのおいしさで、今までの自分のアジフライ人生最高のアジフライと断言してもいいレベル。これをビールアジフライ専用飲み物と一緒にいただくのももちろんいいんだけど、定食で白飯と一緒に食べたら絶対うまいという確信がありました。

居酒屋まめぞ

刺身用のアジを使った大ぶりアジフライに、特製ソースをたっぷりかけていただきます。

サクッと軽い食感の衣の中に、フワッフワのアジ。そのうまみをフルーツの甘味あるソースが増幅して、えもいわれぬうまさ。
さらにそれを白飯で追いかける悦び。人生において、こんな幸福な時間があろうか。やっぱりここのアジフライは、シラフで食べても最高にうまい。

居酒屋まめぞ

味噌汁は具だくさんの豚汁的なやつ。
ちょっと濃いめの味付けで、午後からもがんばろうという元気を与えてくれる味。

居酒屋まめぞ

さらに定食のサイドオーダー、「ひとくちカレー」100 円。
実は最後までアジフライにするかカツカレーにするか迷ってたんですが、このひとくちカレーがあったことで全て解決しました(笑

居酒屋まめぞ

「ひとくち」と言いながら、ご飯一膳分くらいはしっかり食べられそうな量のカレー(上の写真でもまだ全部は使っていません)。
味のほうは、この店の特製ソースにも通じる、フルーツっぽい甘味を感じるマイルドでコクのあるカレー。それでいて、後からスパイス感が追いかけてくるタイプ。

そうそう、こういうカレー、好きな味。こういう味付けならばこの店の軽いフライ類のうまさを引き立てるに違いない。
カレーライス部分だけおかわりしたくなりました。

居酒屋まめぞ

まめぞのランチタイム、期待に違わぬうまさだった。
メニューの種類も豊富だし、会社の近くにこの店があったら毎週五日は通うに違いないんだけどなあ。
今度お昼に来る機会があったら、今度はガッツリカレー、メンチでいってみたい。

この店にはまた行きたいというリクエストをいくつかいただいているので、次は新年会がてらにでも来ようかな。

ごちそうさまでした。

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2018/11/27 (Tue.)

山本のハンバーグ 大岡山店 再訪

最近すっかりお気に入りの山ハンですが、大岡山店に半年ぶりに行ってきました。

山本のハンバーグ

山本のハンバーグ

ここのチェーンは恵比寿・渋谷・自由が丘・大岡山と自分の生活圏にいくつも店舗があるのが嬉しい。食事どきに近くで用事があると、途中下車や寄り道をしてでも食べに行こうかと思えるお店です。

休日のランチタイムに行くとさすがに満席で、入店できるまでしばらく待つ必要がありました。それでも店員さんが細かく気を遣ってくれて、しかも待っている間にお店の前で温かいスープを振る舞ってくれた(ポットと紙コップが設置されている)のがとてもありがたい。

山本のハンバーグ

行くたびに少しずつ変わっているメニュー。どれもおいしそうで、毎回迷います。
店舗によっても微妙にメニューの中身を変えてあるのがポイント。あちこちのお店に行ってみたくなります。

山本のハンバーグ

今回はテーブル席に着きました。本棚には洋書が並んでいて、オシャレな雰囲気作りかな...と思っていたら、ハリー・ポッターの原語版などに紛れて泉昌之(久住昌之+泉晴紀)の『かっこいいスキヤキ』があるじゃないですか!『孤独のグルメ』や『食の軍師』の原典とも言えるような作品にこんなところで出合うとは。その二冊隣にあるのは「アルテイシア」のいい女になれそうな本だし、いろんなツボを突いてきます(ガンダム関係ない

山本のハンバーグ

注文するとまず出てくるのはいつもの通りサラダと野菜ジュース。この緑色の飲み物は青汁?かと思ったら、ベースは林檎ジュースとのこと(!)。飲んでみると確かに爽やかな林檎ジュースの味で飲みやすい。ちょっとだけ健康になれた気がしました。

山本のハンバーグ

そして今回オーダーしたのは「キムチーズハンバーグ」。これ以前から気になっていたんですよね。この店のハンバーグにキムチ&チーズ、おいしくないわけがない。
ハンバーグの隣に添えてあるのはトッピングの「まかないメンチ」。大岡山店限定のサイドメニューで、本当に賄いで今まではメニューに載せていなかったのが、最近正式にメニュー化したとのこと。あらびきかほそびきかは日によって変わるそうです。

山本のハンバーグ

ふっくらしたほそびきの煮込みハンバーグにピリ辛キムチ、そこにチーズがマイルドさを添える。想像したとおりのおいしさで、どんどん食べられる。チーズはとろけるタイプの上にさらにパルメザンが振ってあって香ばしいのもいい。

ここに来ると毎回、間違いなくおいしい「山本のハンバーグ」にするか変わり種にするか迷うんですが、これは新しいおいしさに挑戦して正解だった。

山本のハンバーグ

まかないメンチは外はカリッと香ばしく揚げられ、中には肉のうまみがギュッと凝縮されていて、ハンバーグとはまた違ったおいしさを形成している。
そのまんま食べてもおいしいけど、キムチーズのスープに浸してもこれまたうまい。

山本のハンバーグ

こちらは「鬼おろしポン酢ハンバーグ」。その名の通りハンバーグよりも分量が多いと思われる大根おろしとポン酢でさっぱりいただくハンバーグ。
煮込み系とは違うあらびきハンバーグの肉々しさがいい。それでいておろしポン酢が口の中を爽やかにしてくれるから、いくらでも食べていられそう。

山本のハンバーグ

さらに季節限定の「トマトスープのグラタンハンバーグ」。
見た目はハンバーグに見えないけど、パイシチュー的な感じの蓋の中にはトマト系の煮込みハンバーグ。トマトスープの中にはラタトゥイユよろしく野菜がごろごろ入っていて、スープ自体もすごくおいしい。これはもっと寒い日だったらさらにおいしく感じるに違いない。

山本のハンバーグ

今回も本当においしかった。やっぱりこの店は頻繁に新しいメニューが出てくるし、定期的に通うしかないな。毎回、どんなものが食べられるか、楽しみです。

ごちそうさまでした。
この味が恋しくなったらまた来ます。

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2018/11/22 (Thu.)

大井町「ハピネス」の山盛りスパゲティ

JR 大井町の駅から歩いて 5~6 分のところに「三つ叉」と通称される三叉路があります。その近くには歴史を感じるこぢんまりとした商店街があり、大井町のディープさを感じられる名店も少なくないわけですが、今回はそこから少し外れたところにあるレストラン「ハピネス」に入ってみました。

ハピネス (Happiness)

ハピネス

この界隈には昔よく来ていたけど、この店には初めて入りました。

意識していなければ素通りしてしまいそうなさりげない店構え。店内もさほど広いわけではありません。
カウンターに通してもらったところ、席に着く前に女将さんが「時間大丈夫ですか?」と。どうやら調理にけっこう時間がかかるお店のようです。

ハピネス

基本的にはスパゲティで有名な店らしいけど、メニューには生姜焼き定食、カレー、ピラフなど大衆レストランのオーソドックスな品々が並んでいます。
でも見回してみた感じ、お客さんが食べてるのはほとんどスパゲティ。やっぱりスパゲティが売りらしい。

ハピネス

カウンターの中では女将さんよりも明らかに若いマスターが一人で調理しています。親子でやってる店なのかな。
複数人分をまとめて作っているんじゃなく、どうやら一人分ずつ丁寧に調理している感じ。スパゲティは茹で置きの麺を具材と一緒にフライパンで火を通しているようです。

ハピネス

スパゲティの前に出てきたサラダ。上にかかってるのはクルトン...かと思ったら油揚げかこれ!(笑
ワカメ入りのシンプルなグリーンサラダに油揚げ、醤油ベースのドレッシング。こういう実家メシみたいなサラダも悪くない。

ハピネス

サラダを食べつつ待つこと、約 30 分。覚悟していた以上に待たされましたが、目の前でこの調理状況を見せられたらまあ納得。
出てきたのは鉄板に山盛りのスパゲティでした。カレースパゲティを頼んだんですが、並盛りでこの山はちょっとすごい。普通の店ならこれで大盛り、あるいはメガ盛りと言われても違和感ないボリューム。

ハピネス

カレーはスパイスよりもコクと塩味を感じる、やや家庭寄りの素朴な味。どろっとしたルウはスパゲティによく絡むけど、きっと普通にカレーライスにしてもおいしいはず。私はけっこう好きな味で、カレーライスも食べてみたくなりました。

ハピネス

スパゲティは茹で置きなだけあってアルデンテとは無縁の緩い麺。でもこの店で、こんなカレーやナポリタンで食べるんならこういう麺をワシワシ食べるのがいい。昭和的な、正しいサラリーマンの味方と言えよう。

並盛りなのにもうこれ以上食べられない、というくらいお腹いっぱいになりました。
大井町っぽいディープな B 級グルメ感と、おもてなしとはちょっと違う「近所のおばちゃんの店」的な気の置けなさがいい。たまに思い出して食べたくなりそうな味。

ごちそうさまでした。
今度来たらカツカレーかな。でも、ナポリタンも捨てがたいなあ。

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投稿者 B : 22:22 | Curry | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/11/20 (Tue.)

日本橋 レストラン 桂 再訪

先日初めて行ってとても気に入ってしまった日本橋の「レストラン 桂」にさっそくまた行ってきてしまいした。

レストラン 桂 (カツラ)

レストラン 桂

ボヘミアン・ラプソディ』を観るのをわざわざ日本橋にしたのも、半分はここでランチが食べたかったから(笑。
今回は正午過ぎに到着したところ既に満席だったものの、五分ほど待って入店できました。お客の回転は比較的早いようです。

レストラン 桂

今回のお目当ては気になっていたビーフシチュー...でしたが、壁のメニューにある「特別料理」の文字に目が釘付けになってしまいました。「特別料理」なんて言葉、今までの飲食店で見たことがないぞ(笑。しかもこの日のメニューはカキフライと牛舌シチュー。フライ系とシチュー系という前回も迷った二種類が一気に食べられるなんて。これはもうビーフシチューは引っ込めて、この特別料理を頼むしかない。

ちなみに前回テーブルに着いたときに訊かれたスポーツ新聞は、今回は訊かれませんでした(笑。

レストラン 桂

まずはポタージュスープ。特に衒ったところのないオーソドックスなコーンポタージュで、老舗の洋食屋らしい素朴かつホッとする味。
そうそう、こういう店で飲みたいポタージュスープって、こんな感じなんですよ。

レストラン 桂

カキフライ。なにげに今シーズン、初カキフライかも。

前回食べた鮭バターにもついていたタルタルソースがたっぷりついてくるのが、タルタリスト(←最近気に入ってる言葉)としては嬉しい。
付け合わせのホワイトアスパラにも専用ドレッシングがかかっていて、ちょっとした気遣いが感じられます。

レストラン 桂

大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい案配のカキフライを頬張ると、サクサクの衣の中からトロトロのカキが。
ちょい酸味あるタルタルソースとの相性も良く、幸せを感じます。

レストラン 桂

グリーンサラダ。フライの合間に食べることで口の中をリセットしてくれる。

よく考えたら、スープに魚介(カキ)に肉料理、そしてサラダとコーヒー...「特別料理」ってランチコースってことじゃないか。
日本橋の老舗レストランでランチコース、そう思ったらなんか特別感が湧いてきた。

レストラン 桂

牛舌シチュー。予想を良い意味で裏切り、どーんと一枚大ぶりな牛タンが出てきて驚きました。
カキフライの後にこの牛タン。すごく嬉しいけど、これは昼からかなりのボリュームがあります。

レストラン 桂

牛タンは噛まなくても、舌の上でとろける...と形容できるほどトロットロ。老舗らしく深みのあるシチューもいい。これ、めちゃくちゃおいしいじゃないですか。
この牛舌シチューなら、カキフライがなくてこれ単品のランチで 1,900 円でも納得できるレベル。

レストラン 桂

食後のコーヒーとともに、大満足のランチコースを振り返ります。
おいしかったなあ~。

ごちそうさまでした。
変に気取った店よりも、こういうところで素朴な洋食を楽しむことの方が幸せに違いない。

日本橋まで来て、映画の前か後にこの店でランチ。あるいは三越での買い物のついでだっていい。
ここは今後自分の定番のひとつにしていこうと思います。

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投稿者 B : 22:54 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2018/11/09 (Fri.)

日本橋 レストラン 桂

久しぶりに日本橋方面に出る予定があったので、ランチは以前から気になっていたこちらのお店へ。

レストラン 桂 (カツラ)

レストラン 桂

コレド室町の真裏という好立地にひっそりと営んでいる老舗の洋食レストランです。再開発ですっかり近代的になってしまった日本橋において、昔ながらの佇まいを残している貴重なお店。

レストラン 桂

店先にはガラスケースの中に食品サンプルが。洋食店の定番メニューが並んでいて、どれもそそられる。ただ、後述するとおり実際の料理はこの食品サンプルとは比較にならないくらいおいしそう。

レストラン 桂

ランチメニューには鮭のバター焼、ポークカツレツ、ポタージュスープ、有頭エビフライなど魅力的な単語が並んでいて心躍ります。これは早速入ってみるしかありません。

レストラン 桂

店内も外観に負けず劣らず昔ながらの洋食レストラン感。ほんのりと上品さが漂っているあたりはさすが日本橋の老舗といったところ。演出されたレトロ感なんかとは全然違う、長年培われてきた歴史を感じます。
時間はまだ 11 時半にもなっていないというのにテーブルがほぼ埋まろうとしていて、日本橋界隈の人々に愛されていることが分かります。

注文を済ませると、自分の母親よりも明らかに年上の店員さんが「スポーツ新聞、お読みになりますか?」。予想しない単語を向けられて一瞬理解ができなかったけど、他の一人客のおじさんが軒並みスポーツ新聞を読んでいるのはそういうことか(笑。

レストラン 桂

料理に先立ってナイフとフォークが出てくるわけですが、その下には三角に折られた紙ナプキンが敷かれていました。
そうそう、こういう店に来たら、こうでなくちゃ。

レストラン 桂

ランチメニュー以外のレギュラーメニューもたくさんあって迷いに迷った挙げ句、頼んだのはランチの最上段にあった「鮭のバター焼とポークカツレツ」の盛合せ。洋食の定番メニュー、かつ焼き物と揚げ物を 900 円で両方味わえるお得感を選びました。

レストラン 桂

鮭のバター焼、ナイフを使わなくてもフォークだけでほろほろ崩れるほどの柔らかさ。それにタルタルソースの優しい酸味がうれしい。
初めて来たはずなのに昔からずっと知っているような、ほっとする味。

レストラン 桂

ポークカツレツにも自家製と思われるデミグラスソースがたっぷり。その後ろに控えているのがこれまた洋食レストランらしいナポリタン。新橋あたりでガッツリ食べるナポリタンもいいけど、こういう店でちょっとついてくるナポリタンもまた、ありがたい。

レストラン 桂

カツレツなのに「ふわっふわ」と表現したくなるほど、肉まで柔らかい。デミグラスソースは丁寧な中にも素朴さが感じられる味で、カツレツを優しく包んでいます。ああ確かにこれはトンカツではなく「ポークカツレツ」なんだなあ。

レストラン 桂

店構えや店員さんたちの雰囲気からも滲み出ている優しく、ゆったりとした空気が料理の中に閉じ込められているかのようなランチでした。お腹が満たされた以上に心が癒やされた気がします。
他のランチメニューも気になるし、ビーフシチューなんかもすごくおいしそう。夜はコースもやっているというし、もう一度と言わず二度三度繰り返して来たいお店でした。

店員のみなさん、身体に気をつけてこれからもお店を続けていってくれると嬉しいです。
ごちそうさまでした。

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