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2013/04/08 (Mon.)

神奈川県横浜市大口通商店街のハンバーグ定食

大口駅

大口――。普段、横浜線に乗ること自体、新横浜に行くときくらいしかありませんが、乗換駅である東神奈川と菊名に挟まれた大口駅ともなると、当然一度として降り立ったことがありませんでした。そして、こういう出会いがなければこれからの人生においても訪れることがなかったかもしれない街だったと思うと、人の縁ってつくづく大事だなあと思います。

大口通商店街

私が始めて「大口」という街について知ったのは、1 年半ほど前にモノフェローズの皆さんがこの大口通商店街で納涼夜店と浴衣撮影会を開催したとき。私は都合がつかず参加できませんでしたが、こういう地元の手作り感あふれる夏祭りってありそうでないもので、とても楽しそうな皆さんを羨ましく思ったことを覚えています。

そして今回、実際に訪れるきっかけとなったのは、既に私のライフワークとなりつつあるこどグル聖地巡礼で訪店した白楽の「キッチン友」。ここに行こうと思ってチャンスをうかがっている間に(他の店と違っていつでも行けると思い、つい後回しにしていた)、丁稚さんに先を越されてしまったことでした。

白楽『キッチン友』でスペシャル友風焼きを食す: 丁稚のテニス雑記帳

孤独のグルメのスタッフさん、だまされたと思って大口のロデオのハンバーグ定食食べてみてって(^_^)

ほほう、こどグル登場店よりも満足感の高いハンバーグ定食ですか。まあ、あの作品は最高の店ではなく、そのへんにある地元の店に脚光を当てたことが価値だと思うので、同等以上に美味しい店は各地にたくさんあるとは思います。それでも、あのうまかった市場メシを紹介してくれた丁稚さんが推奨する店ならうまくないはずがない。というわけで、孤独のグルメのスタッフではありませんが(笑)、付近に用事があったついでに、大口まで脚を伸ばしてみることにしました。

大口通商店街

大口通商店街は、広すぎず狭すぎない通りの両脇に多くのお店が建ち並ぶ、古き良き商店街。初めて来たはずなのになぜか懐かしい、日本の正しい商店街といった印象です。私が訪れたのは平日の真っ昼間だったせいで人はまばらでしたが、休日になれば地元の人々で活気に溢れそうなパワフルさを秘めた場所だと感じました。

「お...あった。あれだ」

COFFEE & RESTAURANT ロデオ

ロデオ

ここが丁稚さんオススメの喫茶店かー。それも、商店街に面しているわけではなく、路地を一本入ったところにあるというのがしぶい。しかも、ぐるなびはもちろん食べログにも掲載されていない、というあたりが、日本の食文化はまだまだ底が知れないということを教えてくれます。まさに地元の人だけが知る名店、といったところなのでしょう。

...と、

「B さんじゃないですか!!!」

驚いて振り向くと、そこには作務衣姿の男性が。この近くに店を構える「かやぎや」の若旦那こと丁稚さんその人ではないですか!
こっそりハンバーグ食べてから、いきなりお店に顔を出して驚かせようと思っていたのに、目ざとく見つけられて逆に私が驚かされる羽目になるとは(;´Д`)ヾ。

「ご新規一名様ね!お好きな席にどうぞ」

まるでこの「ロデオ」の店員さんかのような当然さで、丁稚さんが私を店に通してくれました(笑。

ロデオ

店内は、一階と中二階というちょっと変わった構成ながら、そういえば昭和の喫茶店ってけっこうこういう作りだったよね、となんだか懐かしくなる感じ。それもそのはず、この街で生まれ育った丁稚さんが幼い頃にはもうあったというから、その歴史が窺い知れようというものです。内装のいい感じに古びた様子とか、煙草のヤニが何層にも重なって定着したような赤茶けた空気感とか、そういうのが却って楽しい。お昼のピークを過ぎた時間帯でも地元の人たちで賑わっている様子が、なんだか心地良い。

メニューのほうは、トーストにナポリタン、ハンバーグにカキフライ。これぞ、正しい喫茶店のごはん。こういう店の、いかにもって感じのナポリタンとか、たまに無性に食べたくなるんだよなあ...と心惹かれつつも、ここは初志貫徹。ハンバーグ定食をいただきます。

ロデオ

お...きたきたきましたよ。

ライスは並盛りでも普通の喫茶店なら大盛りと言われそうな気前の良い盛り。ハンバーグの脇にはソースに隠れて半熟目玉焼きがいるという、うれしいサプライズじゃないか。レタスに添えられているのがきゅうりの漬け物、というのも日本人らしくて良い。それと、後から出てきたから写真を撮り損ねましたが、味噌汁も大盛り。なんだか、喫茶店のごはんというよりも実家のごはんみたいな気取らなさが、地元密着たる所以なのでしょう。

ロデオ

メインのハンバーグは食べ応えのある粗挽きでボリューム感もたっぷり。で、上にかかっているソースはデミグラスソース?にしてはトマトっぽい酸味も感じられておいしい。マッシュルームをはじめ、このソースの素材になったもの...これはなんだろう...が原形をある程度とどめながら混ざっているのもうれしい。このままソースだけ器でもらってごはんにかけて食べたいくらい(笑。今まで食べたことがないようなソースで、これはわざわざ大口まで足を運んだ甲斐が確かにあったというものです。

ロデオ

これで、ランチタイムにはコーヒーまでついて ¥850。これはもし職場の近くにあったらお昼に足繁く通いたくなりますね。ボリューム感あるハンバーグと盛りのいい炭水化物のおかげで体温が上がってしまって、ついアイスコーヒーを頼んじゃいましたが、せっかくこういう喫茶店に来たんだからホットでコーヒーの香りを楽しめば良かった、とちょっと後悔しました。

きものの店 かやぎや

かやぎや

丁稚さんのお店「かやぎや」はこの「ロデオ」のほんの二軒ほど隣、というロケーション。その気になれば毎日でも食べに来られるのかあ...。私の住んでいる界隈は微妙に商店街や飲食店が不毛な地なので、近くにこういう店があるというのは実に羨ましいです。井之頭五郎を気取ってあちこちのお店を探し回らなくても、決まってうまい店が地元にある、というのもひとつの幸せなんだろうなあ。

いやあ、ごちそうさまでした。グルメ誌や情報サイトに頼らない、こういうディープなお店探しも、ある意味「孤独のグルメ」の醍醐味なんだろうなあ。今度は自分の生活圏で、良い店を探してみようかな。

投稿者 B : 22:55 | Gourmet | Lunch | コメント (2) | トラックバック

2013/03/23 (Sat.)

神奈川県藤沢市江ノ島の江ノ島丼

「この雰囲気、俺は嫌いじゃないな。曲がりくねった細い坂道に、古い小さな店がこちゃこちゃっと軒を並べているこの感じ...」

江島神社 江島神社

完全に一致(ぉ
(モデル:クマデジタ五郎

というわけで、今回は『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】として、桜撮影を兼ねて第 9 話の舞台となった湘南は江ノ島にやってきました。聖地巡礼【原作版】といっても、原作のほうは既に閉店してしまったお店もいくつかあるし、病院食のように再現が難しいパターンもあるので(笑)本気で巡るつもりはありませんが...。

今回は原作のコマ割りを再現するつもりでそういう意図の写真をけっこう撮ってきましたが、18 年前の作品なのに、現地の風景が当時とほとんど変わっていないこと、そして谷口ジロー氏の作画が事実に本当に忠実なことに驚きました。主には EOS 5D Mark III+シグマ 35mm F1.4 で撮影しましたが、作画のほとんどは 50mm レンズのパース(つまり、肉眼で見たまま)描かれているようですね。

朝早くから江ノ島入りし、小一時間ほど散策と撮影をしながら過ごします。
さてどこかでなんか食べよう...。

魚見亭

魚見亭

ゴローが学生時代に彼女を連れてきたことを思い出し、ふらっと入った食事処がこの「魚見亭」。この付近には似たような店構えのお店がたくさんあって、出しているメニューもほぼ同じ。店名を確認しないと間違えそうになります。しかも江ノ島の地理的に階段がやたら多く、上り下りして一息ついたいいところでお店があるので、つい入りたくなるという(笑)。よくできてるなあ。

魚見亭

本命はもちろん江ノ島丼だけど、しらす丼もグッとくるなぁ~っ。いかの丸焼き、刺身、エビ、さざえの壺焼きなんかにも惹かれるなあ...。

さあ、店に入ろう。

魚見亭

開店直後(10 時)に来たので、まだほとんど他のお客さんは入っておらず、貸し切り状態。おお~っ、マンガの中そのままの店内だ。なんだか、嬉しくなってくるな。

「テラス席にしますか、それともこちらの景色のいい席にしますか」と勧められるも、あえて景色のあまり良くないほうの窓際へ。おばさんわかってないなあ、こっちがゴロー席なんですよ(ぉ

魚見亭

「えーと、なににするかな」

魚見亭

江ノ島丼、かにの味噌汁付、1,365 円。原作だと外税表記時代なので 1,300 円(笑。それよりも 18 年間値段が変わっていないことに驚き。
原作で「半身がガサッと入り、割と派手だが味薄い」と評されるかにの味噌汁、単品 525 円はちょっと高いような(笑

魚見亭

この懐かしい占い機!(笑
30 年くらい前に、喫茶店とか観光地の店とかでよく見かけたやつだ...。

魚見亭

「これが江ノ島丼...か」

そうこうするうちに、出てきました江ノ島丼。かにの味噌汁の微妙な薄い味をあえて味わってみるのも一興かと思ったけど、ちょっと思うところあって単品にしてみました。

魚見亭

カツ丼、牛丼、親子丼。卵とじの丼というと、基本的にはおかの肉、というイメージだろう。魚介類の卵とじ丼というと東京では深川丼だけど、ここ江ノ島では、さざえの切り身を入れるようだ。ふわっとした卵と、コリコリしたさざえの食感のミスマッチが新鮮だ。うん、いいぞいいぞ。

でも、卵が結構甘い感じに味付けられていて、さざえの風味に勝っちゃってるなあ。もうちょっと出汁を効かせた薄味にして、さざえを引き立てるような味付けでもいいのにな。

魚見亭

まあ、それでもこの味付けこそが江ノ島流なんだろう。静かな店で、朝からゆったりいただく旅の味。やっぱりこういうとこで食う物に文句言っちゃいけないぜ。

ただ、ご飯の量が茶碗に大盛り一杯程度で、朝から階段の上り下りも含め小一時間歩き回ってきた胃には、もうちょっと入れていけそうな気もする。

魚見亭

ピィーーーッ、ヒョロロ...

窓の外には、これまた原作どおり、トンビの群れが。東京や横浜でも海辺ではけっこう見かけるけど、これだけの群れはなかなか見かけないなあ。そして、旋回するトンビを上から見下ろす機会もそうそうない。

よし、俺もあの他人の食い物を横取りするトンビの強欲さを、ちょっと見習ってみるか。

魚見亭

生しらす丼、どーん!(ぉ
漁が解禁されたばかりの、地元で獲れたてのしらすをそのまま載せたしらす丼、実は江ノ島丼よりもおいしそうだと思ってた(笑

しかしこれを注文したときに、店員のお姉さん(江ノ島丼を注文した人とは別人)が驚いて伝票を二度見したのを我々は見逃さなかった(ぉ

魚見亭

口に入れた瞬間にとろっと溶けるような、新鮮なしらすの食感と、潮の香り。これが、漁師の町の味というやつですよ。
刻み海苔をまぶしたら、生姜醤油だけでシンプルにいただく。ご飯の量に負けない、たっぷりのしらすが嬉しいじゃないか。

魚見亭

窓の外のトンビ達にしらすを投げつけてキャッチさせる、というお行儀の悪いことはしません(笑

「季節はずれの海と、トンビの群れ...か。さえない思い出の脇役に、ピッタリかもしれん」

魚見亭

いやあ、ごちそうさまでした。
今まで、江ノ島といえばサザンの曲の中だけの場所だったけど、実際に来てみると、なかなかいいね。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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投稿者 B : 21:29 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (2) | トラックバック

2013/03/15 (Fri.)

中野区鷺ノ宮のミックスかつ定食

「とんかつ...久しぶりに、ドスンと入れていくか」

みやこや

みやこや

ドラマ『孤独のグルメ』Season1 の第 6 話に登場した、鷺ノ宮の「みやこや」に再びやって来ました。1 年前に一度来た店ではありますが、あのときはメインのロースにんにく焼きが目当て。でも、とんかつ屋まで来てとんかつを食べないというのももったいないなあ、と、機会があればまたとんかつを食べに来ようと思っていました。そしたら最近こどグル聖地巡礼を始めた某氏のエントリーに触発されて、思い立ったというわけ(笑。

さあて、とんかつ。こういうところの実力を測るなら、やっぱりロースカツだろう。でも、ヒレカツもうまそうだなあ。
チキンカツ...そういう手もあるな。迷ったときは両方だ。

注文してしばらく、揚がるのを待ちます。カウンターの上に、皿、キャベツ、マカロニサラダ、練りからし、味噌汁、と順に用意されていくのを見ると、それだけで期待が高まるというもの。

みやこや

おおお~、きたきた。ミックスかつ定食。

上がヒレカツ、下がチキンカツ。二階建てか。

みやこや

ど~んとボリューム感のあるチキンカツ。その上に、ちょっと上品に、ヒレカツ。うんうん、いいじゃないか。

塩とソース、どっちでいくか。

みやこや

二階建てには、ソースだ。

...いや、やっぱり迷ったときは両方だ(ぉ

みやこや

カウンターの上に置かれていた淡いピンク色の岩塩の魅力に抗えず、半分は岩塩を振りかけてみました。

まずは豚から。...うん、いいじゃないか。
チキンはどうだろう。...うん、確かにチキンだ。豚とは世界が違う。

みやこや

どちらも、衣がけっこうしっかりしていて、食べ応えがあります。これは、ドスンと来るなぁ~っ。
岩塩は、肉そのものの味と、衣の風味が直に味わえて良いけど、あえて比較するならば二階建てにはやっぱりソースだった。今日の俺は、ソースの味を求めていたんだ。

なんだか、エンジンがかかってきたぞ。
ここは、某氏のレポートエントリーでやたらうまそうだった「豚ほほ肉のあみ焼き」、追加で入れていこうか。

みやこや

脂の乗った牛ほほ肉を、シンプルに塩胡椒と直火で焼いただけのもの。でも、カリカリに焼かれた表面の食感と、塩胡椒の実直な味付けの中に、柔らかいほほ肉の、甘い脂分がじゅわあっと溶けてくる食感の対比がたまらない。
これは、カツの二階建てに負けないうまさ。昼間でなければ、ビールか焼酎をもらいたくなるなあ。これでほんの 500 円ですよ。

おかずがいいと、ごはんもうまい。

今回は平日のお昼過ぎを狙って来てみたら、常連さんも一見さんもいる感じで、ほぼ満席。それでも、誰もが帰りがけに口々に「本当においしかった」と言ってお店を後にしていたのが印象的でした。

いやあ、ごちそうさまでした。

みやこや

...って、「ロースにんにくはさみ揚げ定食」!そういうのもあるのか。

これは、もっといろんなメニューを開拓しに来るしかないのかなあ。自宅から遠いんだけど...。

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投稿者 B : 23:58 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2013/02/05 (Tue.)

神奈川県横浜市 市場のカキフライ定食

「CP+ といったら市場メシだろうが。俺は腹が減っているだけなんだ」

横浜市中央卸売市場

去年の CP+ ですっかり味を占めてしまい、今年もお昼は市場メシを食べよう!ということで、パシフィコ横浜からはるばる横浜市中央卸売市場までやってきました。けっこう距離があるかと思ったら、徒歩でがんばって 10 分くらい?ほぼ橋を渡るだけで着いてしまいました。案外歩けるものですね...。CP+ 会期中は会場内のレストランにしろクイーンズスクエアにしろどこも混んでいて、10~20 分は軽く待たされるので、それならここまで歩いてきてもいいんじゃないかと思います。

横浜市中央卸売市場

さあ、どの店に入ろう。「天日塩で焼いたあぶりサーモンとイクラの親子丼 蕎麦セット」とか、グッとくるじゃないか...。

去年はカキフライ目当てで来たけどランチタイム終了で入れず、喫茶店の刺身定食にしたっけ。あれはあれでおいしかったなあ。でも、丁稚さんオススメのカキフライ定食は一度いただいておかないと。普段からこの市場に仕入れに来ている商店街の魚屋さんとか八百屋さんも推薦する店ということだし、ここは地元民の意見に従うべきだろう...。

伊豆屋

伊豆屋

うん、年季の入ったいい店構えじゃないか。思っていたより狭いんだなぁ。

意外とメニュー、多いんだなあ。まぐろづけ丼とか、天丼&そばセットとかにも惹かれるなぁ~。

さあて、何を頼もう。

伊豆屋

はいドン!カキフライ!初志貫徹、やっぱりこれしかないでしょう。

そして半そばをセットで。どうやらこの店は元々は蕎麦屋だったらしいということなので、そばも期待ができそう。
でも、なんだかすごいことになっちゃったぞ。

伊豆屋

このカキフライがなかなかすごい。ひとつひとつのカキが大ぶりで、本気で食べ応えがあるんですよ。これだけ大きいカキフライは今まで食べたことがないんじゃないかというくらい。厚すぎない衣に歯を立てると、中からトローリ、まさに「海のミルク」。なんだか、嬉しくなってくるな。

伊豆屋

半そばは見ての通り、これ以上ないくらいシンプル。こういうのでいいんですよ。
ツルッ、というよりもヌルッ、とした今までに経験したことのない食感と、外見からは想像できなかった、意外とコシの強いそば。そしてオーソドックスだけどほっとする味の出汁。俺はこんな味を求めていたんだ。

伊豆屋

肉体労働者基準の大盛りごはんも、このボリューム満点のカキフライならあっという間に片付いてしまうわけで。
しかもこれだけのカキフライ定食が 900 円、半そば 300 円。市場ならではですよ。

たいへんおいしゅうございました。来年は海鮮親子丼、いってみようかな。

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投稿者 B : 00:00 | Gourmet | Lunch | コメント (2) | トラックバック

2013/01/14 (Mon.)

SKIP KIDS でランチしてみた

この blog にはあまりこのテのエントリーって書かないんですが、自分用のメモがてらたまには投稿。スキップキッズでごはんを食べてきました。

親子カフェ スキップキッズ++Skip Kids++ 子ども連れ専門のレストランカフェ

SKIP KIDS

存在は知っていたんですが今まで行ったことがなく。ちょっとしたマーケティングリサーチがてら(?)こういう場所を見ておくのも悪くないと思って、武蔵小山まで足を伸ばしてみました。ウチからだと遠くはないながら微妙にアクセスしにくい立地なんですけどね。

基本的にはレストランカフェなんですが、小児用のボールプールがあって、未就学児童ならば自由に遊ばせておけます。付近の学区では「ママ会」なんかによく利用される場所なんだとか。

SKIP KIDS

ボールプールはこんな感じで、幼稚園児からすれば十分に遊び甲斐のあるスペースと言えそうです。しかも、このスペースにはスタッフの方が常時一名はついていて、子どもを見ていてくれるので、ある程度任せておいても大丈夫。だからこそママ会に人気なんでしょう。子どもを気にせずに外出できる機会なんて、三世帯で同居 or 都内に実家があるような家庭環境じゃないと難しいですからね。
ただ、ここで遊ばせられるのは原則として未就学児童に限られる(小学生以上だと、身体の大きさや力の強さのレベルが違うので、一緒にすると不慮の事故のリスクが高まって危険)ので、小学生と幼稚園児みたいなきょうだいの場合はちょっと悩ましいです。

レストランスペースは店内の奥のほうにあります。

SKIP KIDS

キッズプレート(お子様ランチ)はこんな感じ。メニュー写真と実際のギャップがマクドナルドのハンバーガー並みで、つい「もっとマシなもの食べさせてやりたい」と思ってしまいましたが、この時点での子どもの心境としては「食べてる暇があったらとにかく遊びたい」ようなので、食べ慣れているものだけをササッと食べられるほうがいいんだとか。
ちなみに写真は撮りませんでしたが、パンケーキセットのパンケーキを一口もらったら思いのほか美味しくてちょっと驚きました。

SKIP KIDS

大人向けメニューはこんな感じ。これは「濃厚うにのクリームスパゲッティー」。これが馬鹿にできない味。パスタは生麺を使っているし、ソースはちゃんと店内の厨房で作っているようで(うにも少しだけだけどちゃんと身が入っている)、そのへんの適当なイタリアンレストランよりも美味しいんじゃないでしょうか。正直なところ、どうせ冷凍やレトルトの品を出されるんだろうと高を括っていたのですが、目から鱗でした。

SKIP KIDS

ピザもこれですよ。ちゃんとしてる、ちゃんとうまい。

と思ってふと店内を見渡してみたら、

SKIP KIDS

ピザ用の窯までちゃんとあるし!おみそれしました。
生地もお店の厨房でこねて伸ばして、とやっているようで、想像していた以上に料理には手がかかっています。すごい、ママたちが熱中するわけだ!(ぉ

言われてみれば、どの店舗もちゃんと 30~40 代の未就学児童をもつ(それなりに裕福な)家庭が集まっていそうな地域に出店していて、かつ遊具スペースまで含めた広い立地が必要なことを考えると、店舗運営の固定費は安くないはず。そうすると、ママたちの支持を得つつ高単価で回そうと思ったら、やっぱり料理にこだわるのが正解でしょうね。
とか、子どもを遊ばせに来てまでこういうことを考えてしまう自分の性格がそろそろイヤです(´д`)。

SKIP KIDS

食後のコーヒー。黒糖カフェには、ブラウンシュガー(黒糖)でア●パ●マ●のラテアートが描かれていました(笑。

料理が侮れない美味しさだったので、私もけっこう満足。欠点を挙げるとすれば、主にママ向けなので量が少なめなこと(パスタは 130g。大盛りでも 180g)と、厨房まで含めてスタッフを 4~5 人程度で回しているようで(少なくとも私が行った店舗・時間帯ではそうでした)、混雑時には料理が出てくるまでにすごく時間がかかることでしょうか。今回も、お子様ランチはすぐに出てきたのに対して、大人用の食事は注文してから 40 分くらい待ちました。ウチの奥さんに言わせると「ママ同士はおしゃべりしていたらすぐに時間が経ってしまうから、ちょっとくらい遅くても気にならない」そうなので、そんなものか、とは思いましたが(笑。

基本的にはママが子ども連れで来るお店だと思いますが、一人で子どもを連れて来ているパパもちらほら見受けられました。確かに、近所にあったら子守は多少ラクができそうかな、と思いつつも、子どもを遊ばせておきながら自分は読書なり仕事なりしようと思っても、この喧噪の中じゃちょっと集中できそうもないので、パパ的には使いどころが難しいかもしれません。でも、子どもに「思う存分遊んで疲れてもらう」ためには絶好の場所でもあるので、ぜひ近所に一店舗欲しいところ(^^;;。

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投稿者 B : 00:12 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2012/12/28 (Fri.)

群馬県邑楽郡大泉町のブラジル料理

「...いい感じの寂しさ。なんだか、長い旅の途中みたいだ」

西小泉駅

年末年始の休暇を利用して、ドラマ『孤独のグルメ Season2』の聖地巡礼固め打ちと行きたいと思います(笑。今回は第 4 話の舞台となった、群馬県邑楽郡大泉町にやってきました。都心から JR と東武線を乗り継いで 2 時間あまり、小旅行どころかれっきとした旅行クラスの移動を伴いつつ(´д`)、駅に到着。劇中の映像から田舎だろうとは想像していましたが、これは予想以上じゃないか...。

さて、店を探そう。
腹が減ってるからどこもうまそうに見えるけど、やっぱりブラジルに来たら、ブラジルを食うべきだろう。

ブラジル

ブラジル

うわあ、これは紛うかたなくブラジル。

でも、ちょっといかにもすぎるか...いや、この馬鹿正直デザインが、南米という気がする。よし、何事も見かけじゃない。

ブラジル

店内には例によって松重豊さんのサインが。その隣には、劇中でゴローの先輩役を演じていた相島一之さんのサインもありました。相島さんがこの店で食べるシーンはありませんが、まあ、他に食べるところも多くないし、不思議はありません(笑

まずはメニューを選ぼう。
やっぱり基本は肉料理みたいだ。けっこうメニュー多いんだなあ。...いや、だいたい焼いた肉か煮た肉で、メニューは多いけど違いが分かりづらいぞ(笑

ブラジル

おー、サラダバーがついてるのか。なんか得した気分だ。しかも、こういうのにありがちな状態と違って、野菜が整然と並べられている(しかも店員さんが定期的にきれいに並べ直している!)のがいいじゃないか。ドレッシングが、ごましょうゆ、イタリアン、サウザンアイランドと、まったくブラジルっぽくないのがちょっと気になるが(笑。

これくらいなら、ひととおり盛っても大丈夫だな。
ま、群馬の野菜だがな(ぉ

ブラジル

うん、おいしいおいしい。
ライオンも鹿を仕留めたら、最初に食べるのは草の詰まった胃袋だと聞いたことがある。

ブラジル

飲み物は、ブラジル気分を味わおうと思って、普段は滅多に飲まないガラナ。

そうそう、ガラナってこうだったな。

ブラジル

いろいろ頼んだ中から、まずはフェイジョアーダから出てきました。牛肉とか、豚足とか、ソーセージとか、とにかく肉類がごった煮になった、茶色い豆のスープ。

え?なんだこれ。ビーフシチューとも、日本の煮込みとも違う。おいおい、めちゃくちゃうまいじゃないか。

ブラジル

ごはんセット。ライスに、キャッサバ芋のパウダー、ブラジル風浅漬けといった風体のピクルス、ポテトフライ。にぎやかになってきたぞ。

ブラジル

こいつはいい。メニューにはちりめんキャベツって書いてあったが、なんだか大根の葉炒めみたいだ。肉料理の中にこういうやつがいると、実にありがたい。ほっとする。
地味な君がいて、良かった。

ブラジル

こちらは、ごはんセット(二人で行って、フェイジョアーダセットをシェアしたので、ごはんセットを単品で頼んだ)についてきた、フェイジョン。フェイジョアーダと似たような豆のスープだけど、こちらのほうがマイルドで、やさしい味。

ブラジル

さあ、シュラスコが出てきたぞ。これは「エスペット デ リングイッサ」というポークソーセージの串焼き。このソーセージが、今までに食べたどんなソーセージよりも濃い味で、うまい。こいつは大正解。

ブラジル

そして本題「エスペトン デ ピカニャ」。牛イチボ肉の串焼き、一人あたり 250g でこのボリュームですよ。

うわあ、独りブラジルフェスタだ。群馬サンバカーニバルだ。

ブラジル

これはたまらん。まだ昼間だからノンアルコールで、と思っていたけど、ガマンしきれずに生ビール追加(ぉ

ブラジル

こいつは噛みごたえ満点。シュラスコって、南米以外じゃあり得ないよな。同じ串でも、日本の串料理とはノリが違う。口先だけでなく、全身で喰う感じだ。

串に刺さっているだけで、肉汁がぽたぽたと落ちてきて、見るからにうまい。でも、もともと冬の群馬の寒さの中で食べることを想定していない料理だから、どんどん冷めていく(笑。冷めると美味しくなくなるから、躊躇せずにどんどん食べる。いや、食べるというより、喰らう。

ブラジル

トングでガシッと掴んで、ナイフで切る。そして喰らう。劇中ではゴローはトングでそのまま口に運んでいたけど、確かにフォークに持ち替えてなんかいられない。トングで喰う。

肉だ肉。野生の本能が、身体の底から沸き起こってくるぞ。噛み切るんじゃない、喰いちぎるんだ。俺はまさに、百獣の王。うおォォォン!

ブラジル

フェイジョアーダかけごはん、うまい。深い。どれが牛でどれが豚とか、だんだんどうでもよくなってきた(笑。

かつて、ブラジルに渡った多くの日本人も、きっとこんな煮込みに元気づけられたんじゃないだろうか。
地球の裏側の味、アットぐんま。

食った食った。
ちょいと、コパカバーナの椰子の下で昼寝したい気分だ。一瞬、ここがどこだか忘れるよ。

...日本へ、帰らなきゃ。

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投稿者 B : 12:00 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (4) | トラックバック

2012/12/18 (Tue.)

江東区砂町銀座商店街を経て事務所飯

「砂町銀座。かなり長い商店街みたいだな...庶民的な感じ。ここで総菜をいろいろ買ってって、事務所飯にするか」

砂町銀座商店街

ドラマ『孤独のグルメ Season2』の聖地巡礼も順調に消化してきています(笑)。今回は、第 9 話に登場した、江東区は砂町銀座商店街にやってきました。店ではなく商店街で買い物をして事務所で食べる、という『孤独のグルメ』としては異色の展開ながら、原作の事務所飯回(第 15 話『東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ』)をある種忠実に再現した回。脚本もゴローちゃんの芝居もいつも以上に弾けていた様子からして、製作サイドの勢いが感じられる回だけに、何とか再現してやろうと(笑)行ってきました。

砂町銀座商店街

砂町銀座商店街

都内に限らず、「●●銀座」と名付けられた商店街は至る所にあります。日本で最も地価が高く、ブランドショップが軒を連ねる本場の銀座に対して、「●●銀座」はどこも基本的に人情味あふれる庶民の商店街。この砂町銀座もその例に漏れず、親しみやすく活気ある商店街でした。そして他の「●●銀座」に比べて道幅が狭い。ただでさえ賑わっているのに、この狭さはちょっとした縁日気分が味わえます。

さ~ぁ、何を買う。何を食う。商店街トローリングだ。

砂町銀座商店街

長~い商店街のどちらが正面か分からなかったので、適当に歩いてきたところ、ドラマで最後に登場した鶏肉専門店「鳥光」にいきなり遭遇してしまいました。どうやら逆順で来ちゃったようだぞ。

砂町銀座商店街

見渡す限り、肉、肉、肉。それも表面のテカテカした感じがいいじゃないか。豪快なカブトに心惹かれつつも、ここはやっぱりチキンロール。4 人連れで行ったので小サイズを 4 本、買い占めちゃいました(笑。

砂町銀座商店街

おでんかぁ~、ちょっと欲しくなるなぁ~。

こちらはおでんの大根を買い忘れたゴローちゃんに救いの手を差し伸べた「おでんの吉田屋」。店の前で「あちゃー」と額をペシン、という小芝居を私もやりたかったんですが(ぉ)、逆順で来てしまうとは。あ~、バカやった!

とにかく、おでんと言えば大根だろうが。というわけで、大根と玉子を確保。

砂町銀座商店街

順当に商店街をさかのぼって(笑)「手づくりの店 さかい」。庇には思いっきり「手作り しゅうまい ぎょうざ」と書かれていますが、ここでのお目当てはまぐろメンチ。あの強烈なインパクトのまぐろメンチを買おう。

砂町銀座商店街

...って、まぐろメンチだけ大人気なんですけど!孤独のグルメで紹介されたって書いてあるし!!

というのはちょっとだけ冗談で(笑)私が行った時点で最後の一個になっていました。悠長にしていたら売り切れると思い、写真を撮る前にまず商品確保(笑。

砂町銀座商店街

次は「増英蒲鉾店」。ここにもおでんが売られています。というかこの商店街、もつ煮とおでん種を売ってる店がやたらと多い(笑。

ここのおでんは見るからにホクホクしたじゃがいもがやたらうまそうでした。

砂町銀座商店街

でもここでの本命はこの練り物。しゅうまい巻と、餃子巻、いっときます。

砂町銀座商店街

おっと、レバカツ。こいつも行っとくか。というこのお店は「産直フーズ とんパチ」。レバカツを欲しそうにしていたら「今揚げたてが出ますからちょっと待っててくださいね~」と、揚げたてが出てきました。

そしてなんか店の奥には黒ずくめの吉田類みたいな雰囲気のおじさんが一人で昼間っから飲んでるんですけど!(笑

砂町銀座商店街

かっわいい、かっわいい、あさり屋さん。...だな。

まさにお店の名前から「あさり屋さん」という分かりやすいお店は、このおばあちゃんが一人で切り盛りされていました。あさりご飯を三人前もらおうとすると、「漁師の炊いてるあさりご飯だから、おいしいですよお」と言いながら、あさりご飯を詰めてくれます。しかも一人前の容器に三人前詰めるのかというくらいドカッと詰め込まれたんですが、残りの二つはなぜか最初から詰めてあるものを出してくれるという(笑)。詰めるのは一人前分だけのパフォーマンスだというのか!

砂町銀座商店街

商店街も端のほうまで歩いてくると、出口(ドラマでは入口)付近に焼き鳥の「竹沢商店」がありました。オープンなカウンターで、何人ものスタッフがせわしなく働いているせいか、この付近のお店の中でも特に活気が感じられるお店。見るからにおいしそうです。

砂町銀座商店街

ここでのお目当ては牛豚煮込みのお持ち帰り。300g、500g、1kg(!)というコースがあり、鍋を覗き込むからにうまそう。しかもその隣ではホルモン焼も焼いていて、これも 300g から 1kg の量り売り(笑)。勢いに任せて煮込みとホルモン焼を 300g ずつもらいましたが、ここではナイロン袋に直接料理を詰めるのがお作法(笑)。ちょっとびっくりする売り方ですが、これが砂町流なんだろう。

砂町銀座商店街

そしてこのカウンターに並んでる焼き鳥のうまそうなこと。これだけ積まれていると、もう見ただけでお腹が空いてきます。

砂町銀座商店街

...というわけで、たまらず軟骨と豚トロをオーダー。そしてその場で立ち食い(笑。
すごく歯ごたえのある軟骨に、しっかりした肉質の肉がうまい。豚トロは内面から肉汁があふれ出てきてうまい。シンプルな塩焼きだけど、それがまたいい。これはうまい...!

いや、これで満足してるわけにはいかない。牛、豚、鶏。まぐろにおでんにあさり。陸海空、網羅したぞ。ようし、アツアツのうちに帰ろう。あさり屋のおばあちゃんに怒られちまう。

で、やってきました都内某所。事務所で食べなくては事務所飯にならない、ということで、某氏のオフィスを無理矢理お借りして事務所飯パーティー開催(笑。たくさん買いすぎて、レンジで温める端から冷めていくという状況に陥りつつも、準備完了。

事務所飯

うわあ、なんだかすごいことになっちゃったぞ。

おでん、チキンロール、レバカツ、まぐろメンチ、牛豚煮込み、ホルモン焼、あと勢いに任せて魚屋で買ってきたカンパチとシマアジの照り焼き(笑。四人とはいえ、これはかなりのボリュームだ。しかも、かぼちゃの煮物さえ買うのを忘れてしまったので、野菜が一切ないという(ぉ

あー、腹減った。いただきます。

事務所飯

あさりご飯。おお、後乗せタイプ。

あさりがたっぷり入っていて、それ以上にご飯にしっかりあさりの出汁が染みこんでいて、うまい。しかも容器にぎゅうぎゅうに詰めてあるから、食べても食べても減らない(笑。これは二人前を分けても十分足りたかも。

あんまり食べたことないのに、なんでこんな懐かしい味がするんだろう。おばあちゃん、おいしいです。

事務所飯

チキンロール。チキンで何を巻いたものなんだろう...と思ったら、なんと純粋にチキンを巻いたものだったというオチ(ぉ。いや、でも男のコとしてはこれはこれでこのボリューム感が嬉しい。期待を裏切らない、教科書通りの鶏味だ。

買ったときに人数分の焼き鳥のたれをつけてくれて、「これかけて食べてください」と言われたんですが、チキン自体にしっかり味がついていて、たれは不要でした。というか食べ終わるまで存在を忘れていた(ぉ

事務所飯

おでん。それぞれのお店で買ったものをもうひとまとめにしていただきます。

大根、うまい。おまえさんと出会えて良かった。

しゅうまい巻、肉を皮で包んだしゅうまいを、さらに練り物で巻いてそれを揚げて煮て、味の過剰包装だ。餃子巻のほうも味の過剰包装第二弾という趣でありながら、にんにくの効いた具がいい味出してる。おでんの出汁ににんにくの風味、これは新しい組み合わせだ。

事務所飯

まぐろメンチ、牛豚煮込み、レバカツ。

牛豚煮込みはもう予想通りというか、濃くて、とろけるような部位から歯ごたえのある部位までいろいろ入っていて、どれが何だかよくわからないけどうまい。

レバカツ、よく考えたら、こいつも牛のもつだよなあ。もつがダブってしまった。(もぐもぐ)おお、同じもつでも方向が違う。これはセーフだ。
レバーのくさみをあえて残しつつ揚げてあるタイプで、苦手な人は苦手だろうけど、この癖っ気がビールに合いそう。

まぐろメンチ、名前からしてすごい。昔のプロレスの技みたいだ。

事務所飯

どれくらいのボリューム感があるかというのを分かりやすく表現するために、iPad mini と比べてみました(ぉ。

味のほうは、「まぐろメンチ」という先入観からすると裏切られるくらい、あまりにもメンチ。まぐろじゃなくて合挽肉と言われても信じてしまいそうなくらい、食べ応えのあるメンチです。しかも脂の乗ったまぐろを使っているのか、まぐろの肉汁をこういう形で味わえるとは思っていませんでした。確かに、これはすごい。

事務所飯

ホルモン焼。煮込みとレバカツとホルモン焼で、もつがトリプってしまった(ぉ。
でも同じもつでも煮込みとは味付けが違って、これもこれでセーフ。セーフと言ったらセーフ。

事務所飯

カンパチとシマアジの照り焼きも脂が乗っていておいしかったんですが、基本的にアラなので食べられるところが少なかったのが残念でした。モノは安くて美味しかったので、ここで刺身を買っても美味しかっただろうな...。

事務所飯

いかにも昼間っからビール、といきたくなるようなメニューでしたが、後に予定を入れていたのでノンアルコールビールで気分だけ盛り上げてみました(笑。でも、私はノンアルコールビールだと盛り上がらない人だ、というのを改めて再認識(´・ω・`)。でも、買ってきたものはどれも美味しかったので無問題です。

プハァ~、買い過ぎた。食い過ぎた。砂町銀座商店街、楽しかったし美味しかった。また行きたい、と思いつつも、これは聖地巡礼だけでなく地元の商店街にも目を向けてほしい、という製作サイドからのメッセージなのかもしれないなあ、とも思ったり。ウチは最寄り駅の商店街は寂れてますが、隣駅にはけっこう賑わう商店街があるし、「●●銀座」もけっこう近くにある。今度はそっちを攻めつつ自宅飯もいいなあ。

事務所を貸してくださった S さん、どうもありがとうございました。また別の聖地も攻めに行きましょう(笑。

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投稿者 B : 00:56 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (2) | トラックバック

2012/08/20 (Mon.)

杉並区永福の親子丼と焼うどん

「ひとつ教えとこうか。喜びや悲しみは心にしみこむが、怒りってなあ、心からあふれ出ちまう。さっきのあんたにゃあ、魚だって近寄りたがらねえさ」

武蔵野園

というわけで私のこどグルツアーもいよいよ大詰めにさしかかってきました。今回は、ドラマ『孤独のグルメ』でも異色中の異色と言っていい、第 5 話に登場した杉並区永福の釣り堀「武蔵野園」に行ってきました。

つり堀 武蔵野園

武蔵野園

本来の目的は親子丼と焼うどんですが、まずは釣りでしょう(笑。とはいえこの日はものすごい快晴で炎天下に長時間というのも厳しいので、とりあえず 1 時間。

武蔵野園

お金を払って釣り竿と餌を受け取ったら、こんな感じのいかにも昭和っぽい雰囲気漂う釣り堀で、ビール瓶ケースに腰掛けます。

武蔵野園

釣り竿は竹、餌は練り餌。私は港町生まれなので釣りは小学生時代の娯楽のひとつでしたが、基本的に堤防からの投げ釣りだったので、実は釣り堀で糸を垂れるのはこれが初めて。練り餌なんて練ったのだって、二十ウン年ぶりですよ(笑。
しかも、妙に緩くてすぐに崩れる練り餌。これがまた難しくて、餌を水中に落とすと、すぐに小さな雑魚が大量にまとわりついてきて餌を崩し、獲物(主にコイやヘラブナ)が食いつくまでもたないという(´д`)。これは 1 時間ただ小魚に餌をやり続けるだけの時間になってしまうかも、と思いつつも、練り餌の形や固め方、堀への落とし方などいろいろ試行錯誤しているうちに、

武蔵野園

キタキタキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

けっこう大きなコイが釣れました!この、竿を通して釣り糸がぶるぶるっと震える感触、小学生以来ぶりですよ。あまり感情を表に出さないタイプの私が、ガラにもなく叫んじゃいました(笑。

武蔵野園

こっちのコイは私が釣ったものではありませんが、4 人で 1 時間やって釣果 4(コイ×2、ヘラブナ×2)というのは、初めてにしてはまずまずじゃないでしょうか。私は結局 1 匹しか釣れませんでしたが、劇中でのゴローは結局釣れずじまいだったので、釣れただけで満足です(^^;;

武蔵野園

劇中での武蔵野園はとても寂れた印象だったので、ぜんぜん空いているんだろうなー・・・と思っていたら、けっこう混んでるじゃないですか。まあロケは冬だったし、今は夏休みの真っ最中だし。

アスファルトの上に立っていたら倒れてしまいそうなくらい、ものすごく暑い日でしたが、不思議なもので、この釣り堀ではそこまで暑さは感じませんでした。

武蔵野園

釣り堀の脇では、冷水(あの冷え方は井戸水じゃないかと思う)で冷やしたラムネや水槽に入った大量のザリガニを売っていたり、なんというかこう 30 年前にタイムスリップしたかのような感覚。

武蔵野園

そうこうするうちにお昼も過ぎたので、釣り堀に併設されている食堂でごはん。

武蔵野園

また飲んじゃった!(笑

というわけで、昼間っから飲むビールは背徳的でやたら美味いですよね~。炎天下で 1 時間釣り糸を垂れた直後だから、なおのこと美味い。

武蔵野園

肴はまずピータンから。メニューで見たときは「えっ、こんなところでピータン?」と懐疑的だったんですが、このピータンがまたとろっとしていて臭みがなくて、妙にうまい。私が今までに食べたピータンの中でも上位にランクできるくらいのうまさです。これはビールが進むわー。

武蔵野園

そして大量のマヨネーズが添えられた下足揚げ。こういうのでいいんだよ、こういうので。

武蔵野園

本命の第一弾、焼うどん。焼うどんといえば醤油味と相場は決まっているものですが、これは焼そばの麺だけをうどんに換えたようなソース味。こんな味付けの焼うどんは食べたことがありませんが、この濃いめの味付けが汗をかいた身体とビールによく合います。

・・・この焼うどん、おかずにもなりそうだぞ。うん、これもアリだ。大アリ、オオアリクイだ(ぉ。

武蔵野園

さらに続けて本命の第二弾、親子丼がやってきました。「親子丼」と言いながら、お重に入って出てきます。曰く「器は四角だが 味は甘くて まぁ~るい感じ」。久しぶりの親子だ。

武蔵野園

ん・・・、甘い。卵が甘いって、なんか慰められるな。うん、いい。

甘めに味付けられた卵がふわとろっと鶏肉に絡んでいて、幸せになります。なんだかおかあさんみたいな味。作ってるのはたぶんおじさんだけど(ぉ。

武蔵野園

これは私が頼んだものではありませんが、「ふらっと QUSUMI」で久住さんが食べていたオムライス。一口だけもらって食べてみたところ、もうストレートにケチャップライスの味で、これもこれで懐かしい。

デザート・・・いけるな。

武蔵野園

・・・っと思ったらメニューから「おしるこ」が消されてるんですけど!!!!!「べらぼうにうまい」と言うおしるこを食べてみたかった・・・。

一応ダメモトでバイトのお兄ちゃんに聞いてみたんですが、「おしるこは冬場だけなんですよ、すみません」と言われてしまいました。そこは「ですからごめんなさい、それ来月からなんですよ」と言ってほしかった(ぉ。

武蔵野園

このお店、店内の壁の至るところに有名人のサインが貼られていて、昔からいろんな番組のロケに使われてきた場所らしいということが分かりました。確かに、都内で釣り堀というと、他には市ヶ谷の中央線から見えるところくらいしか思いつきませんしね。赤茶けた色紙とまだ白い色紙が混在する中に、松重豊さんのサイン色紙発見。
残念ながら久住さんのサインは見つけることができませんでした。これだけたくさん貼られていると見落としただけかもしれませんが、名の知れた芸能人以外の色紙は貼られていないだけかもしれません(笑。

武蔵野園

代わりに、先日亡くなった俳優・地井武男さんのサインを発見しました。地井さん、好きだったなあ・・・合掌。

正直言って、ドラマを見た時点では「釣りのシチュエーションは面白いけど、ごはんは普通そう」という印象を持っていましたが、なんかいろいろ美味しいじゃないですか。これはむしろ嬉しい誤算でした。おしるこを食べ損ねたことだし、また機会を見つけて釣りに来ようかな(^^;;。

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関連ランキング:定食・食堂 | 西永福駅

投稿者 B : 23:59 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2012/07/02 (Mon.)

とんかつ 燕楽

珍しく池上でランチしてきました。

とんかつ 燕楽

とんかつ 燕楽

この付近には昔住んでいたことがあるんですが、このお店のことを知ったのは引っ越した後。沿線ではけっこうな有名店らしいのですが、ここに住んでいた頃は矢鱈と忙しくて地元の食べ歩きなんてする余裕がなかったもんなあ・・・。ともあれ、この界隈で独りグルメをする機会があったので、迷わず来てみました。

お店は 2 階建てで、店内 1F はほぼカウンターのみ、2F は座敷になっているようです。こないだ行ったみやこやとか、蒲田の鈴文とか、こういったカウンター重視のお店はハズレがないような気がしているので、自ずと期待も高まります。

とんかつ 燕楽

食事を注文すると、まず出てきたのが小皿に盛られたポテトサラダ。いかにも手作りって感じのポテトサラダですが、じゃがいもがけっこうしっかりした形のままつかわれていて、しかもホクホク。じゃがいもの味と食感をそのまま味わうようなポテトサラダで、もうちょっと追加で欲しくなってしまうほどでした。気取った味付けではないのがまたいい。

そこから待つこと 30 分弱。お・・・きたきたきましたよ。

とんかつ 燕楽

注文したのはロース定食。カツランチが 850 円、とんかつ定食が 1,200 円のところこれは 2,000 円もする定食ですが、たまにはいいでしょということで奮発しました。

通常のカツランチやとんかつ定食はあらかじめある程度仕込みがされているのか、あるいは肉の厚さが違うのか 30 分も待たずに出て来ているようでしたが、ロースカツは注文してからじっくり揚げ始めるので、時間がかかるようです。この 30 分でまた空腹が進み、うまさを助長するという。

ロースカツの両隣にはコシヒカリのご飯と豚汁。豚汁は豚肉がけっこう多めに使われていて、あとは大根とゴボウ。豚肉のうまみが味噌汁にじーっくり染み渡ったような汁で、なんだかホッとする味です。この際、豚がダブってしまったことはむしろ僥倖と言えよう(ぉ

とんかつ 燕楽

そして本題のロースカツですよ。肉厚 2.5cm といったところで、これなら揚げるのに 30 分かかるのも無理はない。

衣は本当に「サクッ」と音がするほど軽く揚げられています。そして中身は歯を立てるだけで、三元豚の脂身からうまみがじゅわっと溶け出してきて、えもいわれぬ幸福感。脂身はすごくジューシーなのに、赤身の部分は引き締まっていて、衣の油分もしつこさがなく、とてもいいバランス感。これはうまい。

テーブルにはソースのほかにソルトミル(岩塩の削り器)も置いてあり、せっかくなので半分ずつかけてみましたが、個人的にはシンプルに岩塩で肉のうまみそのものを味わうほうが美味しいと感じました。

とんかつ 燕楽

ロースカツの合間にはコシヒカリ、キャベツ、そしておしんこ。このおしんこがまた、塩味と酸味がいい感じに効いていて、カツや豚汁の合間の箸休めに最良。

このおしんこは正解だった。漬かりぐあいもちょうど良い。ぶたづくしの中ですっごく爽やかな存在だ。

とんかつ 燕楽

ごちそうさまでした。いやあ、久々に美味しいとんかつでした。この界隈には今でもちょくちょく来ているので、お昼どきに合うことがあったらまた来たいと思いました。ちなみに隣駅の千鳥町にも支店があるほか、もともとこの店に暖簾分けをした本店が新橋(御成門)にあるそうです。覚えておこう。

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投稿者 B : 23:00 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2012/06/22 (Fri.)

武蔵野市吉祥寺 喫茶店のナポリタン

「だめだ、全然決まらない。まずい・・・どうやら、メニューの森に迷い込んでしまったようだ」

お酒と食事の店 吉祥寺カヤシマ

カヤシマ

ということで、やってきました吉祥寺。ドラマ『孤独のグルメ』に登場した喫茶店「カヤシマ」です。

私はどうも新宿や池袋から西側に縁がなく、吉祥寺も今までに 5 回来たことがあるかどうか、というくらい、縁のない土地です。そういえば、「吉祥寺」という地名を初めて知ったのは、ジャンプの『ろくでなし BLUES』の中でした。あまり縁のない土地でありながらも、中野・荻窪・吉祥寺あたりの活気ある雰囲気は嫌いじゃないですね。
この「カヤシマ」というお店も、入り口からしてカオスというか(笑)、喫茶店なんだか飲み屋なんだかよく判らない店構えで、吉祥寺の独特な世界観が凝縮されているような気さえします。

カヤシマ

出た!「カヤシマワクワクセットメニュー」。この微妙なセンスが孤独のグルメらしくていいじゃないか。

メニューまでカオスで、何も知らずに入店したらどうしていいか分からなくなりそうだけど、ここはゴローと同じくナポリタン+サイドメニューはハンバーグで決めよう。一件落着だ、いいところに着地したじゃないか。

カヤシマ

注文が済んだところでひと息ついて店内を見渡すと、例によってドラマで見たとおりの光景が広がっていました。タバコのヤニが長年積層されたような壁や天井にあらゆるポスターやメニューが貼りつけられていて、年季の入ったテーブルやソファと絶妙の一体感を醸し出しています。他のお客さんも、いかにも吉祥寺って客だ(ぉ

カヤシマ

店内ではときどきコンサートや落語会も開催されているようで、その告知ポスターやら何やらがもう所狭しと貼り巡らされています。コンサートと落語会という取り合わせもさることながら、「カヤシマ スーパーライヴ」とはまた大きく出たな(笑)そしてその下には何の遠慮もなく「もつ煮」「豚もやし」といったメニューが。これが吉祥寺流ってことなんでしょうか。

そうこうするうちに、料理ができあがってきました。

カヤシマ

ナポリタンに、ハンバーグに、味噌汁。和洋折衷どころではないこの騒ぎをどう表現したら良いか分かりません。ちなみに、ドラマを見る限りではナポリタンもハンバーグもかなり味が濃そうだったので、ゴローばりにライス単品も追加してみました。大ぶりの茶碗が追加されて、さらにすごい状況に・・・。

カヤシマ

どどーん、大盛りのナポリタン(※特に大盛りで注文したわけではありません)。

そして、びっくりするくらい真っ赤。間違いなくケチャップの色。本場ナポリのスパゲッティも、こんな感じなんだろうか←違います

カヤシマ

あらかじめテーブルに届けられていたタバスコとパルメザンチーズ。いや、むしろこういうところでは「粉チーズ」と言った方が良いか(笑。この粉チーズはあまり見たことのない容器です。私にとっては、ナポリタンはタバスコは使わずに、粉チーズはスパゲッティが見えなくなるくらいどっさりかけて食べるのが「喫茶店の味」です。

カヤシマ

フォークとスプーンもあるけど、味噌汁が出てきたからには箸で食べるのが日本男児というものでしょう。

麺が太い、いいじゃないか。

うん。パスタじゃなくてスパゲッティ。いいぞこれは。

どこまで行ってもケチャップの味、こういうのでいいんだよこういうので。

カヤシマ

サイドメニューのハンバーグ。

小ぶりで、肉汁たっぷりというわけでもないですが、いかにもビーフって肉の上に、これまた濃いソースがかかった、ドスンと来るハンバーグです。

たっぷりソースは男の子の味だよ。これでいいんだよ、俺にはこんなランチがお似合いなんだ。

カヤシマ

そして単品で頼んでおいたライス。想像以上のサイズで来て驚きましたが、ケチャップとソースの濃い味のおかげでむしろちょうど良い量と言えます。

ナポリタンってのは、おかずにもなるんだよ。

否、ここではごはんがおかずだ(ぉ

完食したところで「お飲み物どうしますか?」と聞かれたので、そうか、飲み物までついてくるのか、と思い、アイスコーヒーを注文。本当はこういうところではホットを頼みたいものですが、真夏日で汗でどろどろになっているところに熱源たる大量の炭水化物なんて投入したもんだから、もうアイスコーヒーしか無理(笑

カヤシマ

一口飲んでみて・・・おおう、冷えてない(´д`)。ストローでよーくかき混ぜて、氷がよく撹拌されたところでようやく美味しく飲めました。昼間は喫茶店なのに、肝心のコーヒーの出し方が適当なあたりも、孤独のグルメらしくていいじゃないか(ぉ

ナポリタンそのものは、今でも東京のあちこちの古い喫茶店で食べられそうな味ではありますが(強いて言えば一般的なものよりもずいぶん濃い味)、このボリューム感でこの値段でさらにコーヒーまでついてくる、というのはさすがに若者の街というところでしょうか。
学生時代、大学の近くにあったら日々のごはんはこういうところで済ませていたんじゃないかと思います。あるいは、職場の近くにあればランチにちょくちょく利用したい感じの、気取らずに満足できる店。

孤独のグルメ DVD-BOX

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