b's mono-log

2015/12/14 (Mon.)

新橋「舞浜」の煮魚定食

先日「宇和島」で鯛めしを食べたときに、はす向かいのお店に行列ができているのが気になっていて。これだけうまい店があるのに、その近くにもっと行列ができるほどうまい店があるとすれば行かざるを得ないじゃないですか。ということで、行ってきました。

地鶏・さかな 舞浜

舞浜

新橋の有名な SL 広場のちょっと先にある、昭和っぽい飲食店が密集しているエリア。お昼時ともなると行列ができる店も少なくないですが、その中でもここは特に人気店のようです。

私が行ったのはお昼のピークタイムを少し過ぎたところだったせいか、5 分ほどの待ちで入ることができました。

舞浜

ランチタイムは焼魚か煮魚、4 種類のみのメニュー。こういうところでさばのみそ煮とか食べると完全におっさんの昼メシだけど(笑)、たぶん間違いなくウマイはず。でもこの店のランチは銀だらの煮付が圧倒的人気らしいのですが...頼もうとしたら既に売り切れとのこと。確実に銀だらを食べたければもっと早い時間帯に来なきゃダメかあ。

舞浜

仕方がないので、銀だらの代わりにいわしの煮付をいただいてみることにしました(品切れになった場合は代替メニューが登場する仕組みらしい)。さばのみそ煮、めだいの焼魚にも心惹かれたけれど、いわし好きとしてはここはいわしで。

着席してオーダーすると、サクッと料理が運ばれてきました。いつも行列はできていますが、お客さんの回転はけっこう早いようです。
そして、このボリューム感。宇和島の鯛めし定食にも小鉢がたくさんついてきましたが、ここも負けず劣らず、サラリーマンの胃袋に嬉しいおかずの豊富さ。

舞浜

いわしは大ぶりなのがどどんと三尾。多くても二尾だろうと予想していたので、これだけ大きないわしが三尾出てくるとは思いませんでした。

よく脂の乗ったいわしに、濃いめの煮汁がよく染み込んでいて、これは見た目以上にうまい。当然、骨まで食べられます。たらといわしじゃ魚本来の味の傾向が全然違うけど、銀だらの代用として全く不満のない味とボリューム。むしろいわしで良かったのかもしれません。

舞浜

刺身は小鉢に。いろんな種類の刺身が一切れずつ入っていて、見た目以上の充実度が嬉しい。こういう出し方、新橋というよりも市場の魚定食っぽい。

舞浜

なかなかランチでついてくることの少ない、茶碗蒸しもついてます。中身はごくオーソドックスな感じで、ちゃんとギンナn...ってこれギンナンじゃない!コーンか!(笑
意表を突いてコーンが入っている茶碗蒸し。でも、コーンの優しい甘さが、意外にも茶碗蒸しに合ってて、これはこれでおいしい。

舞浜

お漬け物、じゃこおろし、そして海苔の味噌汁。海苔の味噌汁が出てくること自体が珍しいけど、個人的には田舎を思い出す、懐かしい味。
ちょっと塩っ気が強くて、この味噌汁でもご飯が進む感じ。

舞浜

いやあおいしかった。ついご飯をおかわりしてしまいました。
内容的にも、ボリューム的にも、大満足のお昼ごはん。

これは確かに宇和島と双璧という感じ。普段の魚料理をおいしくいただける舞浜と、鯛めしのプチ贅沢感を味わえる宇和島、最強の二択かも。
ただ宇和島は夜がとっても高そうなのに対して、舞浜は普通のサラリーマンの夜飲みにも使えそうなのが大きな違いですかね。

ここの黒板に書かれていた夜メニューもまた、うまそうなんだよなあ。「インドまぐろのほほ肉バター焼」とか、文字列だけでもうたまらん(笑
チャンスがあれば夜も挑戦してみたいと思います。

関連ランキング:居酒屋 | 新橋駅内幸町駅汐留駅

投稿者 B : 22:51 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/12/02 (Wed.)

新橋「宇和島」の鯛めし

宇和島

ある方に「ここの鯛めしは絶対食べに行くべし」という強いおすすめをいただいたので、行ってきました。

新橋はサラリーマンの聖地というだけあって、飲食店もよりどりみどり。単にいろいろあるってだけじゃなく、老舗の名店もとても多く、こんなにいい店が密集しているエリアは他にないんじゃないかと。この界隈で働いていたら、絶対太るに違いない(笑
この店も、一見地味ながら、そういう名店のひとつです。

四国さかな処 宇和島

宇和島

この店、どうやら夜は「お品書きに値段が書かれていない店」のようなのですが、お昼は一般的なランチの値段。行列こそできていないものの、お昼時はほぼずっと満席という人気店です。まあこの周辺は行列のできる店が多いので、独りならサッとカウンターに座れるという意味では穴場なのかも。

お店に入ろうとしたら、自動ドアでもないのに入り口の戸がガラッと開き「いらっしゃいませ~」。ま、待ち受けられていたのか(笑

宇和島

頼んだのは、もちろん A ランチ(鯛めし定食)。鯛めしと味噌汁に、小鉢(というには大きすぎる鉢)がついてくるボリューム満点のセットです。1,200 円のランチってプチ贅沢の部類に入るけど、新橋の真ん中で新鮮な魚の、このボリュームならばむしろお得感さえあります。

宇和島

「鯛めし」っていうとお米を鯛と一緒に炊き込んだもの、というイメージがありますが、愛媛県の宇和島の郷土料理である「鯛めし」はそれとは違って、鯛の刺身を出汁と一緒に白飯にぶっかけて食べるスタイルだとか。刺身好きとしては、炊き込みご飯よりもこっちのほうが断然嬉しい。出汁に卵黄とたっぷりの胡麻が入っているのがすてき。

宇和島

白飯にかける出汁の量はお好みで、とのことでしたが、まずは鯛を味わいたかったので、出汁は軽めに。
もともと、刺身と言えば日常的にブリを食べる地方に生まれ育った私としては、鯛の刺身って淡泊な印象があったのが、ここの鯛は肉厚で脂が乗っていながらも、ほどよく引き締まっていてとても美味しい。うん、これ美味しいです。

宇和島

味噌汁も一見ふつうだけど、魚の出汁がすごく効いていて、良い意味で裏切られました。

飲んだ瞬間に、うまみの津波が襲ってきた。

宇和島

小鉢も、あら大根はあらの旨味を大根が全部吸い込んでいて、このひたひたの大根が、ご馳走といえるうまさ。あらのほうも、骨にくっついている身をほじくりながら食べていると、なんだか実家に帰ってきたような感覚で、しみじみ。
じゃこ天のほうはいわゆる薩摩揚げ的なやつだけど、じゃこを使っているからか一般的な薩摩揚げよりも濃い味で、これもいい。

昼間から、こんなうまい魚で白い飯を食べる、日本人として無上の喜び。

宇和島

小鉢でごはんが空いてしまったので、おかわりをして改めて鯛めし。今度は、汁「じゃぶじゃぶ」で。

あー...これは、じゃぶじゃぶが正解だった。
鯛のうまさの上に、出汁と胡麻と卵黄のうまさが渾然一体となって、最強のねこまんまだ。幸せ。

宇和島

出汁の最後の一滴まで、うまかったあ~。
あら大根も、もう食べるところが残ってないくらいまでキレイに食べるのが、港育ちとしての誇りです。

ここは絶対にまた来よう。夜は無理な値段っぽいから、また昼で(笑

ごちそうさまでした。

関連ランキング:郷土料理(その他) | 新橋駅内幸町駅汐留駅

投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/11/25 (Wed.)

五反田の老舗洋食店 グリルエフ

以前から気になっていた、五反田の老舗レストランに行ってきました。

グリルエフ

グリルエフ

JR 五反田駅ロータリーの真向かい、歓楽街の入口の脇のところにあるお店。このあたりは確実に昭和からあるだろう店と、最近オープンしたと思われる真新しくてお洒落なお店が共存する、不思議なエリア。
「グリルエフ」もいつの時代から営業しているのか分からないくらいに年季が入った建物で、外観には蔦が這っています。今まではちょっと入る勇気が出ませんでしたが、今回は意を決して突入。

グリルエフ

店内は、想像通りの「年季の入った洋食屋さん」。あちこち古びてはいますが、50 年前は高級レストランだったんだろうなということを思わせる風格が漂っています。
私が通されたのはカウンター。ガラス越しに、厨房の様子が見渡せて、これはこれで逆に嬉しい席かも。

グリルエフ

メニューもまた、昭和がそのまま甦ってきたかのような、達筆な手書きのコピー。どのメニューもいいお値段しますね。
そして「牡蠣はじめました」って冷やし中華かよ!(笑

グリルエフ

頼んだのはハヤシライス。実はこれ、メニューに載っていないんです。裏メニューだけど、この店の他のどの料理よりも有名という(笑。
ランチタイムには、お客さんの半分以上がハヤシライスを頼んでいるようでした。しかも、こんなに入りづらそうな店構えにも関わらず、ほぼ満席。昔から多くの人に愛されてきたお店なんでしょう。

グリルエフ

一般的にハヤシライスというと、トロッとしたデミグラスソースの中に牛肉とタマネギ...を想像すると思いますが、ここのハヤシライスはほとんどソースがなく、大半がタマネギ。だけど、このデミグラスソース自体も創業当時から継ぎ足して使われ続けている、秘伝の味なんだとか。

グリルエフ

平皿に、けっこう大盛りに盛られたライスにかけて食べると、今まで食べたことのあるどんなハヤシライスとも違う味。真っ黒なデミグラスソースは、年期を感じる少しのほろ苦さがありながらも、どこか優しい味。で、タマネギはくたくたに炒められた...のかと思ったら、予想に反してシャキシャキした食感がしっかり残され、食べ応えがあります。そこに郷愁を誘うグリンピース。
ああ、これはおいしい。初めて食べたのに、子どもの頃に食べたような記憶があるというか...なんというか、胸がいっぱいになる味だ。

こういうの、たまーに思い出したように食べたくなるんだよなあ。またいずれ来よう。

関連ランキング:洋食 | 五反田駅大崎広小路駅高輪台駅

投稿者 B : 23:15 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/11/19 (Thu.)

とんかつ あげ福

五反田にうまいとんかつ屋があるという情報をキャッチしたので、食べに行ってきました。

とんかつ あげ福

とんかつ あげ福

ハンバーグで有名なミート矢澤の隣にあるお店。というか、矢澤ミートの系列店なんですね。隣のミート矢澤本店があまりに有名すぎて、こちらのお店はそこまで知られていないのか、お昼時はミート矢澤にはいつも通りの行列ができていたのに、こちらはすぐに入れました。まあほぼ満席ではありましたが。

店内はほぼカウンターのみ。奥の方に四人一組分のテーブル的な席もひとつだけありましたが、カウンターの延長みたいな感じ。ゆっくり食べるというよりは、回転率重視のようです。隣の席との間隔はかなり狭く、気を遣います。カウンターでもせめて豚組食堂くらいのゆったり感があれば、もう少し落ち着けるんだけどなあ。

とんかつ あげ福

ランチメニューは定食だと最低 1,000 円から。普通にロースカツ定食を食べようとすると 2,000 円からなので、そうそう普段からランチに来れるお店ではありません。

ロースがどんなものかは気になるけど、矢澤ミートといえば牛肉のイメージ。なので、和牛メンチカツを軸に考えてみます。

とんかつ あげ福

頼んだのは、チキンカツコンボ(チキンカツ+和牛メンチ小)。シンプルに和牛メンチ定食か欲張って肉ミックスかも迷ったけど、とりあえず初回はこのへんで小手調べといきます。

とんかつ あげ福

メンチカツは「小」といっても一般的には普通サイズと言えそうな大きさ。でも組み合わせるのは見た目からしてあっさりしてそうなチキンカツだし、物足りないんじゃないか?と少し心配になりました。

とんかつ あげ福

ソースはテーブルに常備されたとんかつソース&すり胡麻もありますが、ランチにはタルタルソースとジンジャーソースもついてきます。タルタルソースはチキンカツに合いそうだけど、ジンジャーソースって初めてなんですけど!
カツにつけて食べてみると、ジンジャーソースは想像した以上に深くて濃ゆい味。これ、ちょっとクセになりそうかもしれません。

とんかつ あげ福

チキンカツはささみですかね。見た目からして軽そうだし、ささみカツってパサパサしていることが多いので、これが出てきたときには「失敗したかなあ」と思いました。でも食べてみると、これがささみとは思えないほどしっとりしていて、しかも柔らかい。こんなささみは食べたことないかも。見た目でばかにしてすみませんでした。

とんかつ あげ福

和牛メンチカツ。衣の色がチキンカツとは違っていて、揚げ分けているんでしょうね。
チキンカツがこれだけうまかったのなら、和牛メンチはどんなことになっちゃうのか。

とんかつ あげ福

箸で割った瞬間、肉汁が、ジュワッ、ではなくて、(´;ω;`)ブワッ、という感じで溢れ出てきます(ぉ
衣はざっくり。肉はそのものの食感がしっかり残っている感じの粗挽き具合で、肉食ってる感満載。口の中はうまみの洪水。あーこれやばいやつや。

そりゃそうか、ミート矢澤のハンバーグをそのまま揚げたらこんな感じになるんだろうから、うまくて当然なのか。妙に納得。
チキンカツもおいしかったけど、このメンチを食べたらチキンはなかったことになっちゃうなあ。

懐にちょっと余裕のあるときでないとなかなか来れないけど、今度はど真ん中直球でメンチカツ定食にしよう。

関連ランキング:とんかつ | 五反田駅大崎広小路駅不動前駅

投稿者 B : 23:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/11/12 (Thu.)

五反田 立喰いずし 都々井

最近、ときどきこちらの店で寿司を立ち食いしています。

立喰いずし 都々井

立喰いずし 都々井

JR 五反田駅の高架下にある、立ち食い寿司のお店。この周辺はおにやんまをはじめとして、ディープな名店が建ち並んでいます。この「都々井」も、その中では知る人ぞ知る名店。
店構えからして昭和感あふれるたたずまい、しかもネタよりもむしろ「しゃり自慢」というあたりが渋い。

立喰いずし 都々井

「立ち食い」「立ち飲み」といいつつスツールが置いてある店も少なくありませんが、この店は本当に完全立ち食い。
昼夜問わずけっこう混んでいて、周辺のサラリーマンを中心に多くのお客さんに愛されているお店です。

立喰いずし 都々井

カウンターには、一定間隔で水道が設置されています。初めて見ると、回転寿司屋によくあるアガリ用の給湯器っぽく見えますが、これは手洗い用の水道。こういうタイプの蛇口、小学校とかにあったよなあ。
江戸なら寿司は手づかみで食べるのが当然、だから食後には手洗いを、という気遣い。まあ平日のランチタイムだと手に魚の匂いがついても困るので、私は箸でいただきます(笑

立喰いずし 都々井

価格帯はなかなか良心的。激安回転寿司ほどじゃないですが、ベテランの職人さんが握ってくれる廻らない寿司屋でこの値段は嬉しい。立ち食いさまさまですね。

立喰いずし 都々井

ランチタイムはにぎり一人前 650 円、1.5 人前で 900 円。一人前だとちょっと物足りないので 1.5 人前をオーダー。
それほど高級なネタこそありませんが、にぎり 11 貫+巻物 3 貫で 900 円というのはかなりお得感があります。

立喰いずし 都々井

魚系のネタはマグロ赤身、カンパチ、アジなど。
むちゃくちゃ美味しいというほどではないけど、その辺の商業ビルに入ってるチェーン系寿司屋でにぎりランチを食べたらもっと高くて微妙だったりすることも少なくないので、納得できるおいしさ。
自慢のシャリは、よく締まっていて他にはあまりないタイプ。これ好きです。

立喰いずし 都々井

ホタテとかエンガワが入っているのが嬉しい。
個人的にはもうちょっと魚系多めのほうが良かったけど、満足度は高いです。

立喰いずし 都々井

黒板を見ていたら「おすすめにぎり」から何か欲しくなったので、マイワシを追加で。
ランチにぎりは桶で出てきたけど、単品はちゃんと下駄に乗ってきます。

青魚好きとしては外せない、このトロッとした脂身のおいしさ。

立喰いずし 都々井

ここで調子に乗ってコハダとか漬けマグロとかも頼みたくなるところですが、江戸の立ち食い寿司で昼から長居ってのも粋じゃないので、これにて終了。
お昼から寿司を食べるとちょっと贅沢した気分に浸れるけど、これで 1,100 円というのがまたありがたい。

ごちそうさまでした。また来ます。

関連ランキング:寿司 | 五反田駅大崎広小路駅大崎駅

投稿者 B : 02:21 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/11/07 (Sat.)

目黒区大岡山の九絵定食

「しかし、人間って悲しいかな。腹が立っても、ムカついていても、腹が減るんだよなあ」

大岡山

ここ一週間で急に冷え込んできたな...えっ、駅ビルかと思いきや、病院?

というわけで、ドラマ『孤独のグルメ Season5』聖地巡礼、つい先ほど放送されたばかりの目黒区大岡山に、さっそく行ってきました。
大岡山は、個人的に学生時代よく来ていた土地。私にとっては準ホームグラウンドと言える場所だけに、真っ先に巡礼しないわけにはいきません。放送後はメチャ混みでゆっくりできないだろうと思い、今回は事前巡礼に行ってきました。

大岡山

個人商店の連なり、嬉しい。
東横線が複々線化したタイミングで駅前はずいぶんきれいになっちゃったけど、この商店街は昔からあまり変わらないなあ。

この北口商店街から一本入るとさらに雰囲気が変わって、今でも昭和の雰囲気を残す住宅街が顔を出します。そんな中にあるのが漁師料理の「九絵」。私がこの界隈に来ていた 15 年前には、確かまだなかったお店です。

漁師料理 九絵

九絵

漁師料理...?

そういや最近、お魚食べてないな。(←こないだ食べたところです)

151107d.jpg

「御飯と味噌汁、おかわりどうぞ!!」か。
こういうの、嬉しいじゃないですか。いかにも学生街の定食屋という感じがする。

うまい魚でご飯バクバク、味噌汁ズルル。いいじゃないかいいじゃないか。

151107e.jpg

お昼の定食メニュー、いっぱいあるんだなあ。
でも、主力メニューが軒並み千円超えって、学生さんにはちょっとお高めかも。

よし、たのもー。

九絵

通されたのはカウンター、後から放送を見て気づきましたが、ほぼジャストゴロー席。
厨房の奥では大鍋でいろんなものが煮込まれています。

魚がいい。そして大将の顔がいい。
期待値、急上昇中。

注文したのは店名を冠する「九絵定食」。お客さんの八割が頼んでいる感じでした。
ちなみに放送後しばらくは(というより放送前からかなり行列ができているようです)対応しきれなくなるためお昼は九絵定食のみにするかも、とのこと。

九絵

劇中のような魚を捌くシーンは見られませんでしたが、大将の仕事ぶりが目の前で見られます。
新鮮な魚たちが目の前に現れると、期待も高まりまくり。

そして、女将さんによる大将へのダメ出しが炸裂しまくり。一挙手一投足にツッコミを入れられているんじゃないかという勢い(笑。
完璧に、ミユキちゃんがボス。ふっ(笑

この席、最高。リングサイド S 席最前列だ。

九絵

料理が順番にできあがってくると、女将さんがお盆を持って一言。

「はい、アニキ。重いから気をつけてね」

飲食店で女将さんに「お兄さん」と呼ばれることはよくあるけど、「アニキ」は初めて(笑
カウンター越しに渡されたお盆は、本当にズッシリと重く感じられました。

九絵

おーっ、こ、こっ、こっれは...!

大きな盆いっぱいのおかず群。
これでおかわり自由という心強さ。鼻血級サービス。

いただきます。

九絵

刺身は四種盛り。この日は、マグロ・カンパチ・サーモン・ブリ、かな。

うん、うん!
これはいい刺身。とても東京の、大きな岡の山で食べているとは思えない、漁師町の味。

うまい刺身と、醤油と、白いご飯。日本人でよかりけり。

九絵

この煮付けがまずいわけがない。
ついつい、無言で骨の間にある身をほじってしまいます。

煮付けって、深いなぁ~っ。
手をかけてる、もてなしの心がいい出汁になっている。

九絵

この味噌汁、あら汁なんですね。魚の出汁がよく出ていて、このあら汁もすごくいい。

あら汁の滋味は、漁師の滋味。島国の滋味だ。

九絵

ダメ押しの付け合わせ軍団、しっかりおかずだ。
厨房の大鍋で煮込まれているのは、この厚揚げとさっきの煮付けだったか。
厚焼き玉子も、卵何個使うんだっていうほど大きなものを焼いてから、切って出してくれています。

うまい刺身と、醤油と、白いご飯。
煮付けで食べるご飯の、尊いようなおいしさは、どこから来るんだろう。
そこに刺身、あら汁。1 ミリの隙もない、完璧な魚定食。

九絵

いやあ、おいしかった。
お腹も心もいっぱいになりました。

このボリューム、この内容なら、1,200 円は全然高くない。
魚を思う存分食べたくなったら、ここに来ればいいんだな。
(ちなみにディナータイムに九絵定食を頼むと 2,000 円で、お店によるとこちらが本来の値段とのこと)

ごちそうさまでした。
さすがにお腹いっぱいになってしまったので、なめろう冷茶漬けまでたどり着けませんでした(汗。

というわけで、続きます(ぉ

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

B017D5ESCK

関連ランキング:魚介・海鮮料理 | 大岡山駅緑が丘駅北千束駅

投稿者 B : 01:12 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/09/30 (Wed.)

大崎 いわし料理の店 味楽

大崎に、ずっと前から気になっていた店がありました。

いわし料理の店 味楽

いわし料理の店 味楽

大崎駅のホームからも見える「いわし料理の店」の看板。青魚好きとしてはずっと心惹かれていたわけです。ましてや、ドラマ『孤独のグルメ』でりんかい線の隣駅・大井町の「だるまや」が取り上げられるとは、このエリアにはいわし料理の専門店が集中する理由でもあるのか?と気になっていました。
店舗は、大崎駅東口の階段を降りると真っ正面に現れます。これは、まさに駅前を超えた「駅前」だ(笑。

実は何度か夜に来ようとしてみたんですが、いつも満席で入れず。まあ、このあたりは隣の五反田や大崎広小路にはいろいろ店があるけど、大崎は居酒屋不毛地帯と言っても良い場所で、それもやむなし。先日、お昼どきに大崎方面に行く用事があったので、このチャンスを逃す手はないと思い、暖簾をくぐってみました。

いわし料理の店 味楽

さあて、どんないわし料理が俺を出迎えてくれるんだ...と思ったら、ランチのいわしは「いわしフライ定食」のみ。他は鶏唐揚げ定食とかほっけ焼定食とか、いわゆる居酒屋のランチメニュー。これはちょっと肩すかし感を味わいつつ、初志貫徹でいわしフライ定食+生卵を注文。
出てきたのは、とてもボリューム感のある「いかにも男の昼飯って感じ」の定食。でも、こういうのでいいんだよ。

いわし料理の店 味楽

いわしフライは、揚がり具合はまあ普通だけど、いわし自体は脂が乗っていて、期待通りの味。

ソースをかけていただけば、もうそれだけでご飯が進みます。
ソース以外にもカラシがついていて、さらに生卵を頼むと醤油も出てくるので、味のバリエーションが楽しめます(笑

いわし料理の店 味楽

小鉢は冷奴にお新香、サラダ、お味噌汁。いわしフライにキャベツの千切りとトマトがついているのに、さらにこのサラダ要るか?という気はします(笑。
お新香は味しっかりめで、これもご飯の消費を促してきます。

いわし料理の店 味楽

これだけおかずがあれば、生卵は要らなかったかもなあ...と思うけれど、玉子かけご飯にすると「やっぱり卵つけて正解、俺の選択は間違ってなかった」と思えます(ぉ。
これはご飯大盛りでも良かったくらいだなあ。大盛りにできるかどうか知らないけど...。

いやあ、おいしかった。感動するほどうまい、というわけではないけれど、日々の昼食に毎日来ても飽きない味、っていうのはこういうもんですよ。
そういえば隣の席のお客さんが頼んでいたとびうおフライ定食が、見た目からするといわしフライよりも美味しそうだったなあ...。

いわし料理の店 味楽

でもやっぱり、心惹かれるのは壁に貼られたこのいわしメニュー群ですよ。想像するだけで、どれもうまそうだ。

これは、今度こそ夜に来てみるしかありませんね...。

関連ランキング:居酒屋 | 大崎駅大崎広小路駅五反田駅

投稿者 B : 22:18 | Gourmet | Lunch | コメント (2) | トラックバック

2015/08/13 (Thu.)

六角堂 Grill&Bar

金沢に帰省中なわけですが、北陸は冬はともかく夏は特においしいものがない。せいぜい近江町市場で北陸近海以外から来たものまで含めて探せばいろいろあるけど、それもイマイチ帰省した感じがしない。ならば肉でしょう、ということで卯辰山の六角堂へ。

六角堂 Grill&Bar

六角堂 Grill&Bar

一年ぶりに来てみたら、本館の隣にある別館がいつのまにかグリル&バーに改装していて、ちょっとだけ雰囲気の違うお店になっていました。今回はこのグリル&バーのほうを予約しました。

六角堂 Grill&Bar

とはいえランチメニューは従来通り、本館と同じものを出しているのかな?ランチコースとステーキ定食がありますが、定食でも十分なボリュームとクオリティがあるので、ランチステーキ定食のオーストラリア産牛ロース 250g を注文。

六角堂 Grill&Bar

で、休暇中なのでランチビールと洒落込むわけです。
定食のサラダは、トマトやパプリカが甘みがあっていい上に、ドレッシングがおいしい。

六角堂 Grill&Bar

サラダとビールをいただいている間に、シェフが目の前の鉄板でガーリックチップを炒めてくれます。
この時点で部屋にニンニクのいい香りが充満し、食欲をそそります。

六角堂 Grill&Bar

ガーリックチップ完成。これがまた単体でビールのお供として最高の性能を発揮してくれるわけです。
ステーキソースには薬味としてホースラディッシュが添えられているのが嬉しい。

六角堂 Grill&Bar

ニンニクの香りが十分に移った鉄板の上で、注文した肉が焼かれていきます。
この肉の分厚さ、某エアーズロックほどではないにせよ、この肉を独り占めできるのもそれはそれで幸せ。(※注:写真の肉は一人前ではなく四人前の分量です)

六角堂 Grill&Bar

ほぼ焼き上がりの状態。表面の焦げ目のちょうど良さと、側面から滲み出てきている肉汁の具合がたまりません。
この間にも肉の焼ける様子とガーリックチップをつまみにビールが進んでいるわけですが、これはもう我慢ならん。は、早く(ry

六角堂 Grill&Bar

サーブする前にカットしてくれるわけですが、このナイフさばきがまた流麗な、プロの仕事。無駄のない動きって見とれてしまいます。

六角堂 Grill&Bar

肉はカットしたらすぐにサーブしてもらえます。その後、間髪を入れずにその鉄板の上でもやしが炒められ始めていきます。ニンニクの香りがついた鉄板で肉を焼き、さらに肉のうまみも乗った鉄板の上でもやしを炒める。全てのうまみを無駄に捨てることのない、計算された仕事ぶり。

六角堂 Grill&Bar

おおおおお。プレートの上で、肉が、もやしが、ニンニクが、輝いて見える。

ちなみに以前は肉は原則サイコロ状にカットして提供されていましたが、今は大人向けには一般的なステーキ状にカットして提供されるようになっているんですかね。私はこちらのほうが食べ応えがあって好きなので、嬉しい。

六角堂 Grill&Bar

焼き加減はミディアムでオーダーしましたが、中のほうはけっこう赤みが残っていて、肉そのものの風味がなくなっておらず、とてもおいしい。ボリュームはあるのに脂っこくなく、最後まで飽きずにいただけます。

六角堂 Grill&Bar

そりゃあ肉が出てきたら赤ワインにいかざるを得ないってものです。

ここ、高級ステーキハウスだけあって国産牛のコースを頼むとかなりいいお値段しますが、高級肉でなくても質はいいしサービスのレベルも高いので、ランチステーキ定食でも十分満足できます。3,000 円のステーキなのに味や肉質が微妙なお店は少なくないので、質に対する価格、という意味で考えると、実はけっこうリーズナブルなんじゃないだろうか、とさえ思います。

来年の帰省のときには来れるかなあ。

関連ランキング:ステーキ | 北鉄金沢駅金沢駅七ツ屋駅

投稿者 B : 23:29 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/07/25 (Sat.)

広尾のカジュアルフレンチ ラ・プティ・シュシュ

私にしては珍しく、広尾のフレンチレストランでランチコースをいただいてきました。

フレンチレストラン ラ・プティ・シュシュ

ラ・プティ・シュシュ

広尾って普段来ないんですが、このお店には以前一度連れてきていただいたことがあって、また来たいと思っていました。地下鉄を出てすぐ、広尾にしては生活感のある商店街沿いにある小さなカジュアルフレンチのお店です。

1F はカウンターのみ、テーブル席は 2F へ。お昼からけっこう混んでますね。

ラ・プティ・シュシュ

まずはスパークリングワインから。ああ、暑い中、昼酒の幸福。

ラ・プティ・シュシュ

ランチコースなのでメニューは日替わりのようですが、まず前菜は鎌倉野菜のサラダとマグロのカルパッチョ。

立体的に盛り付けられた鎌倉野菜が美味しい。そして野菜に埋もれるように、ごろっと切られたマグロのカルパッチョ、これもまたあっさりめで美味しい。スパークリングワインが進んじゃいますね。

ラ・プティ・シュシュ

スープはワタリガニとパプリカのスープ。カニのうまみがスープにしっかり抽出されていて、とても美味しい。カニ自体はあまり食べるところがありませんが、パプリカのとろとろ感も相まって、これは絶品。おかわりしたくなります。

ラ・プティ・シュシュ

メインはこのお店の人気メニュー「広尾ハンバーグ」。コースだと通常のランチセットよりもちょっと豪華なバージョンで出してもらえるようです。

淡いピンク色はビーツのソースで、グリル野菜につけて食べると爽やかな酸味が美味しい。

ラ・プティ・シュシュ

主役のハンバーグは、ビーツソースとは対照的に甘めのグレービーソース。球形にまとめられたハンバーグはふわっと柔らかくて、上品な食感。さらにその上にフォアグラが載っているという贅沢。

フレンチを食べに来てハンバーグ、というのは邪道な気がしていたけど、これはイイ。看板メニューになるわけだ...。

ラ・プティ・シュシュ

デザートはココナッツプリン。ちょっと甘めだけど、ココナッツの風味が夏っぽくて嬉しい。アイスコーヒー(これも美味しい)によく合います。

ああ、お昼から幸せな食事を満喫させていただきました。ごちそうさまでした。

ラ・プティ・シュシュ

ちなみにここのハンバーグ、お持ち帰りもできてしまいます。さすがにフォアグラは載っていないけれど、二つで ¥1,000 というのは安いんじゃないですかね。このまま夜用に買って帰りたくなりました(笑

それからカレーも美味しそうなんですよね。フレンチなのにカレーとかハンバーグとか、町の洋食屋さん的メニューが気になるってのもどうかと思いますが(笑、機会があれば今度はカレーを食べに来てみたいと思います。

関連ランキング:フレンチ | 広尾駅

投稿者 B : 21:25 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2015/06/09 (Tue.)

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし

五反田界隈でお昼どきを迎え、どこで何を食べようかな...というところで、そういえば五反田に親子丼のうまい店がある、という話を思い出したので、その店までいそいそと。

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし

東急五反田駅徒歩 1 分、池上線沿いの飲食店系雑居ビル。いわゆるこの辺の「おじさんたちのパラダイス」にあたる場所です。私も、このビルの他のお店にはいくつか入ったことがあるけれど、2 階には足を踏み入れたことがなかった。いろいろと個性的な居酒屋に混じって存在するのが、カウンター中心のこのお店。基本的には焼き鳥屋らしいですが、お昼は親子丼をやっているようです。

店員さん、寡黙な雰囲気のおじさん二人。メニュー、親子丼の並と大盛りのみ。この潔さや、良し。

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし

着席するやいなや出てくる、麦茶・お新香・スープの三点セット。
スープは具なしのシンプルな鶏がらスープ。でも、鶏のダシがとてもよく出ていて、もうそれだけで勝負しているストレートなやつ。これだけをずっと飲んでいたいと思える、優しいけれど癖になる味。

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし

そして、親子丼。何の変哲もない、この上なくシンプルな親子丼。

でも、ちょうど良い半熟具合の卵に絡められた鶏肉のひとつひとつが程良い弾力と柔らかさを併せ持っていて、こ れ は う ま い。味付けは薄めで、鶏肉の味そのものを味わうために作られた親子丼、という印象。軍鶏は炭火で焼いているようで、飲み込む瞬間に鼻に抜ける炭の香り。ああ、ここまで丁寧に作られた親子丼は今まで食べたことがなかった。
まあ、そもそも軍鶏の親子丼自体、そうそう食べられるものじゃありませんが。でもこれ、並盛りで 900 円、大盛りでも 1,000 円しかしないんだぜ...。

ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし

店内には BGM もなく、換気扇の動作音と、店員さんが黙々と仕込みをする物音が響くだけ。私以外のお客さんも含め、口数少なに目の前の親子丼に取り組んでいます。
私は平日のランチはどちらかというと独り静かに、淡々と料理に向き合うほうが好きなので、これくらいストイックな店のほうが合っている気がします。これは、お昼どきのいい男の隠れ家を見つけたかも。

後から調べて知ったんですが、このお店、過去にミシュラン一つ星を獲得したことがあるらしいですね。実はミシュランに載ったお店で食べたのはこれが初めてですが、確かにこれは納得の味。

店内には多数のワイングラスが並んでおり、夜はこの静かな店の中で軍鶏の焼き鳥とワインが楽しめる、ということでしょう。これはいずれ夜にも来てみるしかありません。

関連ランキング:焼き鳥 | 五反田駅大崎広小路駅大崎駅

投稿者 B : 22:51 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック