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2014/09/11 (Thu.)

江東区枝川のハムエッグ定食とカツ皿

「何なんだ、この佇まい...。江東区のバグダッドカフェ」

レストラン アトム

ドラマ『孤独のグルメ Season4』聖地巡礼、ここのところちょっと集中的に攻めています。今回は、昨夜放送されたばかりの第 10 話、江東区枝川にさっそくやって来ました。銀座のなじみ亭に続いて、放送後世界最速の聖地巡礼エントリーといきたいと思います!

この回の舞台「レストラン アトム」は、京葉線潮見駅から徒歩 10 分くらいのところにありました。越中島や新木場ならともかく、潮見なんて今まで降りる用事もなかった場所です。
東京湾岸の例に漏れず、このあたりも倉庫をはじめ首都圏の物流を支えているエリア。「アトム」は、付近のタクシー近代化センター指定レストランということで、劇中同様タクシーの運ちゃんに愛されている食堂です。

レストラン アトム

レストラン アトム

アトムって名前が面白い...一癖ありそうじゃないか。
ドラマを観たときの第一印象は「一人飯レベル 99 くらいじゃないと入りづらそうだな」というものでしたが、実際に行ってみると、店舗の佇まいは確かに独特ではありながらも、けっこう次々とお客さんが出入りしていて、それほど敷居は高く感じませんでした。

「一人なんですけど」と言いつつ店内に入ります。
こういうお店は基本的に空いていればどこに座ったっていいもので、俺はゴロー席が空いていることを確認すると、迷わずそこに腰を下ろす。

レストラン アトム

表のレストラン感を裏切る、この雰囲気。どっからどう見ても食堂だ。
なんて迫力がある厨房なんだ...今にもヒンズースクワットが始まりそうだ。

でも、ぶっきらぼうさの中に、得体の知れない美学を感じる。
どう向き合えばいい店なんだ...?

レストラン アトム

この店、ドライバーたちの水場。
タクシー運転手のオアシス。

厨房とホールの間にドアがない店舗なので、店主がこの入口と裏口を使って店の外を通って行き来するのが面白い(やってるほうは大変だと思いますが)。それも、かなりの頻度で出入りしているので、これ、もし万歩計つけてたらすごいことになっちゃうんじゃないのか。

レストラン アトム

問題のゲーム卓(笑。これ、脱衣麻雀らしいです。

ちなみに、私が店にいる間にプレイしているお客さんは一人としていませんでした(笑

レストラン アトム

メニューはこんな感じ。意外なほどのバリエーションの広さ。
壁に視力測定表が貼られているのは、やっぱり目が命の運ちゃん憩いの場だからだろうか。

見渡してみると、お客さん、ほとんど常連っぽい。
放送翌日なのに、巡礼者、私だけ(汗

私の斜め後ろの席のお客さんが、

「ナポリタン、コスモポリタン、ハンバーグ」

流れるようなリズム感で注文を入れていく。こやつ、できる。
俺も負けずに注文だ。

「えっと、ハムエッグにカツ皿、それに...」

まで言った瞬間に流れた(テレビ観て来た人だ...)という空気を、俺は見逃さなかった(ぉ
でも俺はできるだけ物おじせずハッキリという。注文を聞きかえされるのはやっかいだ。

「冷奴と、ほうれん草ください」

レストラン アトム

テーブルの上は、やっぱり食堂。
紙ナプキンだけレストランっぽいけど、三角ナプキン用のストッカーに四角い紙ナプキンを入れているのがかわいい(笑

ん~、意味不明な魅力があるぞ、レストラン アトム。

レストラン アトム

お~、きたきた、きましたよ。

いい。この景色、いい。しゃれっ気なし、質実剛健。
だが、どこかやさしい色み。

いただきます。

レストラン アトム

ハムエッグ。家じゃないところで食べると、なんだか新鮮。

黄身がプルプル。火の入れ方、絶妙。塩加減もちょうどいい。
うん、半熟たまごごはん、最高。

レストラン アトム

これがカツ皿。
いわば、カツ丼の台抜き。

うん、よしよし。教科書のようなカツ煮だ。カツ煮って、とんかつがダシでヒタヒタなのがいいんだ。

レストラン アトム

食べてみると、どこか、おふくろとかおばあちゃんのような、やさしい味。
肉も柔らかくていいけど、このダシのふくよかな風味が効いてるんだろうな。

カツって男の食べ物だと思うけど、これは男のコに戻っちゃうような、懐かしささえ感じるよ。

レストラン アトム

そして冷奴。
そう、冷奴はカドが立っていなきゃ。

ちゃんと作られた木綿豆腐のみっちりした食感と、大豆の味。

レストラン アトム

そこにほうれん草のおひたしだ。
何の衒いもないほうれん草だけど、このマジメな味がいい。
これこれ、こうでなくちゃ。

よし!今日の俺は、これだ。
島国の男の飯のど真ん中を、突き抜けよう。

レストラン アトム

カツ皿を半分ほど食べたら、残りは丼ごはんの上にドカッと乗せて、かっ込んじゃう。
テレビを観ながら「なら最初からカツ丼頼めばいいのに!」と突っ込んだのは私だけじゃないはず(ぉ

小洒落たレストランで気取った料理をチマチマ食ったって、力なんて出るもんか。
こういう店で、こういうメシをモリモリ食ってこそ、働く男の力が湧いてくるんだ。

レストラン アトム

最後に残った黄味ひとつに、丁寧に醤油を垂らして、まるごとばくっ。
ちゃんと黄味を破いてから醤油を垂らすゴロー、さすが分かってるねえ。

レストラン アトム

う~ん、食った!
アトム堪能、10 万馬力充填。

なんだか、ばあちゃんちに遊びに行ったときに「今どきのもの作れんでごめんね...」と言いながら、できる範囲で私の好きなものをたくさん出してくれたのを思い出す、そんなメシだった。

さて...、

「レモンスカッシュください」
「はい。レスカ、ワン!」

おお、かっこい~...!

レストラン アトム

今日のオレメシ、ここだけがレストラン。
ストレートに酸っぱいレスカ、こういうの久しぶりだなあ。

劇中で藤原組長が演じていた一見コワモテの店主は、実際にはとても気さくな方でした。
予告編が流れてから既に巡礼のお客さんが来始めていたようで、「みなさん同じものを頼まれるから大変で...」とか、笑顔で話してくださったのが印象的でした。
人生で、これだけタクシーの運ちゃんに囲まれて食事する機会も、そうそうないでしょう(笑。貴重な経験をさせていただきました。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season4 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:58 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2014/08/17 (Sun.)

愛知県知多郡日間賀島のしらすの天ぷらとたこめし

「日間賀島、か。にしても、島とはね...」

師崎港

ドラマ『孤独のグルメ Season4』聖地巡礼、今回はつい 10 日ほど前に放送されたばかりの第 5 話に登場した出張聖地・愛知県の離島、日間賀島(ひまかじま)まではるばるやって来ました。いつもなら、遠征系の聖地巡礼は最後のほうに行っていますが、島に行くならこの夏休みを利用するしかない!と思い、放送前に日間賀島でロケをやっているという情報が流れたときから計画を練っていました(笑。
Season2 の頃から、そのうち離島編はあるんだろうな、と思っていたけど、日間賀島という島自体、このドラマで取り上げられるまで存在を知りませんでした。いずれにしても、八丈島とかそういうハードルの高いロケ地じゃなくて良かった(ぉ

島に渡るルートはいくつかありますが、私は当然ゴローちゃんの足跡を忠実に辿るべく、知多半島の先端・師崎港経由での上陸。名古屋から名鉄で河和駅まで行き、河和からさらにバスで師崎港へという長い旅路を経て、観光船で日間賀島へ。

師崎港

それが...、師崎港の船着き場には長蛇の列。これ、全部聖地巡礼のお客さんです(嘘

日間賀島は、劇中ではのどかだけど閑散とした離島として描かれていましたが、実態は完全なる観光地のようで、お盆期間中ということもあって観光客でごった返していました。ほとんどのお客さんがクルマで師崎港まで来ていたのか、道中、電車やバスはガラガラだったので、着いてみて驚きました。

師崎港

観光船は時期的に臨時便をたくさん出しているようで、時刻表にない時間帯でも並んでさえいれば来た船には乗れる感じでした。オフシーズンは 1 時間に 1~2 本しかなく、電車やバスも頻繁に走っている地域ではないので、これから巡礼される方は綿密に行程を練った方が良いかと。

日間賀島

日間賀島、上陸。ほんの 10 分ほどの乗船で到着しました。

船はけっこうなスピードで移動するせいか、けっこう揺れます。なかなかスリルがあって面白いんだけど、船が苦手な人は揺れにくい後部に乗った方がよさげ。

日間賀島

島は、生活感というよりも観光色が強く、ちょっとした昔ながらのアミューズメントパークといった趣。

そういえば、私は離島って子どもの頃に石川県の能登島に行ったことがあるくらいで、大人になってからは初めてかも。なんだか楽しい。

乙姫

井之頭五郎がたこめしに舌鼓を打ったお店は、日間賀島西港の船着き場のすぐ目の前。ピンク色の旅館の一階にある食堂でした。

この島、大きな旅館になるとお店専用の送迎線を持っているようで、この港にも「乙姫」の名を冠した船が停泊していました。

知多半島 日間賀島 御やど乙姫

乙姫

ん?乙姫様の店。竜宮城か。
こうなったら浦島になって、タイやヒラメの踊り食いだ。

日間賀島には開店 1 時間前に着いていましたが、ちょっと時間もあるし...と思って周辺を見て回っていたら、開店 20 分前には既に行列ができはじめていたので、慌てて並びました。こどグル効果というわけではなく、食事できるお店自体が少ないために観光客による開店待ちが発生していたようです。まあ、私以外にも巡礼っぽい人はちらほら見受けられましたが(笑

運良く一巡目で入店できたので、着席してさっそく注文。

乙姫

メニュー。こちらは主に定食系。
観光地にしてはそれなりに良心的な値段ですかね。ま、伊勢海老とか鮑はさすがに高いけど。

乙姫

こちらは単品&飲み物系。
はて、お目当てのたこめしが見当たらないぞ...?

乙姫

と思ったら、ホワイトボードにありました。
でも、たこめしはあったけど、しらすの天ぷらはここにも記載なし。

念のため店員さんに聞いてみたら「できますよ」とのことだったので、しらすの天ぷらも注文。

乙姫

一段落したら、料理が出てくるまで店内を見学します。
でっかい生け簀に、海の幸どっさり。さすがに島の食堂。

乙姫

注文が入ると、おじさんが生け簀から魚や海老をおもむろに網ですくって持っていきます。
これ自体が、ちょっとしたショーみたいなもんか。

店内にも、島の時間が流れている。

乙姫

おっ、きたきた。おお~。
まずは、赤くるま...じゃなくて、赤車(アカシャ)海老の塩ゆでから。

赤車海老、ってのも初めて聞いたけど、調べてみたら正式名称はクルマエビ科の「シロエビ」で、「赤車海老」は三河湾一帯における俗称だとか。名古屋名物・天むすに入っている海老も、この赤車海老。
ちなみに、富山湾で獲れる「白えび」はオキエビ科なので、全くの別物。勉強になるなあ...。

乙姫

殻を剥いて、いただきます。

ほおぉ、この海老、味が濃い。ああ~、これ、塩加減がちょうどいいんだ。

殻剥き系の魚介類って食べると無言になっちゃうけど、これもひたすら無心に食べちゃう系。
いくらでも食べられる、日間賀の赤車海老。

乙姫

続いて、大あさり焼。
おお、でかいなあ。

一つ食べてみると、これがまた、ぷりっぷり。一噛みするだけで、口の中に海の香りが広がります。
子どもの頃、家の近くの海で泳ぎがてら獲ってきた大きなあさりを、自宅でバター醤油焼きにして食べたのを思い出しました。海のうまさがギュッと詰まったあさり、うまし。

乙姫

このつゆ、一滴もこぼすべからず。
つゆの中に、あさり本体以上にあさりのうまみが凝縮されています。これだけで、日本酒一合いけちゃう感じ。

うん、大あさり、大当たり。

乙姫

それから、しらすの天ぷら。

一見、かきあげとか薩摩揚げ系に見える天ぷらだけど、よく見ると、確かに、おしらす。
大量のしらすをそのまんままとめて、揚げてあります。これに、塩をちょちょっと振って、いただく。

乙姫

おっ、ふわっときた。なるほどね...。
見た目以上のさくふわで、やさしい食感。しらすって、こんなふわふわになるものなんだ。

そこに、しらすの魚味が追いかけてきて、俺は今、小魚の群れを丸呑みする大型魚類になっている。
天つゆや醤油じゃダメだな、これじゃ。絶対に塩がいい。

乙姫

さて、本日の主役。〆のたこめしのご登場。
イカがなくても、いかにも島メシ。さて、島の本命メシ、いざ。

乙姫

うんうん、嬉しくなる味。
シンプルなんだけど、その分たこのぷりっとした食感と風味がダイレクトに感じられてうまい。

もち米ってのも、妙に楽しい。

乙姫

たこめしをもり立てる脇役たち。

この佃煮、隅に置けない味。
味噌汁は、愛知県だけあって、当然の赤出汁。
たこめしの味付けがあっさりめなので、こういう個性ある味の脇役たちが、いい仕事をするんだな。

乙姫

あぁ~、食った。
海老、あさり、しらす、たこ。それぞれの漁師に感謝。

正直な話、この回は料理の絵面的に派手さがなかったので、来てみるまで不安半分でしたが、なんのなんの。海辺で生まれ育った私としては、こういうのこそ自分のルーツに近い味。帰省した直後ではあるけれど、懐かしい気持ちで、堪能させていただきました。

いい島メシだった。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 18:23 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2014/08/16 (Sat.)

金沢近江町 海鮮丼専門店 こてつ

近江町市場観光のついでに、市場内でごはんを食べてきました。市場でごはん、といったら間違いなく海鮮丼一択!というわけで、市場の中の人のおすすめに従って、こちらに。

近江町の海鮮丼専門店「こてつ」

こてつ

近江町市場の端の方にある海鮮丼の専門店。市場内の海鮮系飲食店はどこもほぼ例外なく混んでいますが、ここも開店直後から行列が出来上がっていました。

聞くところによると、昔は片町のあたりで営んでいたのが、近江町市場のオープンに合わせてこちらに移ってきたとのこと。夫婦お二人でやっている、カウンターのみで 10 席ほどしかない、小さなお店です。

こてつ

メニューはこんな感じ。一口に海鮮丼といっても、いろいろあるんだなあ。

中でも異彩を放っている「近江町彩り丼」は、具材の豪華さに加えて加賀の名産である金箔まで散りばめられてすごいことになっちゃってるけど、値段もすごいことになっていて、ちょっと手が出ません(笑。よし、ここは初志貫徹でいこう。

こてつ

店内は外から見るより断然狭くて、他のお客さんが座っていると出入りするのに席の後ろを横歩きしないといけないレベル。でも、市場の賑わいから地続きな、この距離の近さが今は逆にうれしい。

こてつ

カウンターの前には、この店流・海鮮丼のおいしい食べ方指南が。
なかなか細かいこだわりだけど、郷に入っては郷に従えだ。それに、スプーンを推奨する海鮮丼店もなかなかありません。これはおもしろい。

こてつ

しばらく待って、海鮮丼のご登場と相成りました。おやじさんが一人で調理しているので、狭い店内といえど満席になるとそれなりに待ちます。

今回は初訪店ということで、海鮮丼。ど真ん中に直球を投げ込んでみましたが、見た目からしてこれは当たりっぽいぞ。

こてつ

海鮮、どーーーん!
色とりどり、いろんな魚介が載っかった、目にも楽しい丼。

魚介は石川県近海を中心に、基本的に全てこの市場のお店から仕入れた、質には折り紙付きの素材。それに、石川県産のコシヒカリ。ほぼ同じ海で獲れた魚介と、近い水質で作られた米を食べて育った身としては、これが口に合わないわけがありません。

こてつ

お店のおすすめに従ってわさび醤油を万遍なくかけ、スプーンですくっていただきます。

富山湾の至宝、甘エビ(といっても富山湾にはホタルイカや白エビほか、至宝はいっぱいある)。これがこの甘さと新鮮さで味わえるのは、やっぱり地元ならではでしょう。

こてつ

こちらは私が食べたものではありませんが、いくら丼。

この隙間なく敷き詰められたばかりか、厚焼き卵の上にまで侵食しつつあるいくらの層の厚さといったら!もう、見ているだけで幸せを感じてしまいます。

こてつ

いくら、どーーーん!(しつこい

ここのいくら(さすがにこれは地元産ではないと思いますが)、皮が薄くて中身がとろっと溶け出してくるような感覚で、実にうまい。安いいくらだと皮が厚いばかりで美味しくないものですが、これは本当にうまい。

こてつ

ああ、完食、満足。
素材の良さと丁寧な仕事、それを市場の雰囲気を感じながら味わう幸せといったらありません。

近江町市場、楽しいだけじゃなく、美味しいなあ。来年の夏もぜひまた来たいと思います。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 17:00 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2014/08/13 (Wed.)

樹林厨房 金沢六角堂

6 年ぶりに、金沢の卯辰山でステーキをいただいてきました。

樹林厨房 金沢六角堂

六角堂

金沢の中心街からちょっと離れた山の中、車でないとまず行けない場所にある老舗のステーキハウス。金沢界隈ではけっこう有名なお店らしいですね。以前、妹の新居を見に来たときに来て以来でしたが、今回久しぶりに金沢に来るということで、再訪してみました。

六角堂

まあ、まずは生ビールでしょう。昼間からのビールというのは後ろめたさが逆にうまさを増してくれるものですが(笑)、まあ、今回はお盆休みだからね。

六角堂

肉を焼き始める前にサラダ。シンプルなサラダですが、いずれも新鮮な野菜を使っていて、うまい。
そして、ビールのつまみはこれですよ。

六角堂

目の前でシェフがガーリックチップを炒めてくれます。こんがり狐色になったら、そのままヘラでステーキ皿にサーブしてもらえるというわけ。

これを肴にビールを飲み進めながら、メインを待ちます。

六角堂

じゃーん!ガーリックチップを炒めた鉄板の上でそのまま、ステーキ肉をガツッと焼いてくれるわけです。
(さすがにこの量で一人分というわけではありません)

シェフの鮮やかな手さばきも、酒の肴になりますねえ。

六角堂

いい感じに焼けてきました。もう見るからにうまそうだ...。

ステーキの肉はニュージーランド産/国産でそれぞれロース/ヒレからの選択式。国産はけっこう覚悟のいる値段がするので、私はニュージーランド産のロースをオーダー。国産のほうは、日によって仕入れ先が異なるそうです。

六角堂

焼きあがったら、一口大に切って鉄板から直接ステーキ皿に盛り付けてもらえます。
焼き目と赤い部分の割合がちょうどいい。ちなみにミディアムで焼いてもらいました。

六角堂

ホースラディッシュ(西洋わさび)とステーキソースにつけていただきます。

脂が乗っているけどしつこくなく、質のいい肉そのものの味を堪能するタイプのステーキ。「いかにも肉って肉」というのは、こういう肉のことを言うのかもしれません。ああ、うまい。

六角堂

ステーキをいただいている間にもシェフは仕事を続けていて、肉を焼いた直後の鉄板でもやしを炒めてくれます。
このもやしがまた、シャキシャキした歯ごたえに、さっきまで焼いていたニンニクとステーキのうまみが絡まって、このもやしだけでご飯三杯くらいいけてしまいそう。そして、このもやしが間に挟まることで、また新鮮な気持ちで肉をいただける。俺はこのまま肉ともやしの永久機関になってしまうのかもしれない。(大げさ

六角堂

ステーキをだいたい食べたところで、ご飯セット登場(ご飯のタイミングは最初か最後か選べます)。
おそらく石川県産のコシヒカリだろうと思われるおいしいお米に、みそ汁と漬物がまたいい仕事をするんだな、これが。

六角堂

こうなったらもうご飯の上にステーキを載せて食べること不可避ですよ(笑。

金沢って、「加賀百万石」と言われるだけあって派手なイメージが強いですが、豪華さの中にも丁寧な仕事ぶりやもてなしの心がこもっているのが、同じ北陸人としては心を許せるところだと思います。そんな金沢のもてなしを凝縮したようなお店。安くはないから何かのきっかけがないとなかなか来ることが難しいですが、機会を見つけてまた来たいと思えるお店です。

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投稿者 B : 22:47 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2014/08/01 (Fri.)

港区港南のカルビ焼肉ランチ

一昨日の『孤独のグルメ Season4』の焼肉回を観てからというもの、俺の腹はすっかり焼肉腹になってしまいまして(;´Д`)。これは可及的速やかに焼肉を入れに行かないと気持ちが収まるまいと思って、焼肉ランチという暴挙に出てみました。

品川の港南口エリアというのは、食肉市場がすぐ近くにあるせいか、コリアタウンでもないのに川崎に匹敵する焼肉屋のメッカだったりします。けっこうな食通の人でも「芝浦にうまい焼肉屋がある」と言うくらいなので、店舗数だけじゃなくレベルも高いらしい。ま、いい肉が手に入りやすい環境だとそうなりますよね。
焼肉はは本当に何軒もありますが、今回は特大ベーコンステーキ定食の「つがる」の裏手にある、私が「カオスエリア」と呼んでいる路地のところに、こどグルっぽい焼肉屋がいくつかあったよなあ、と思って歩いてみました。

とんとん

オフィスビルと飲食店が建ち並ぶ港南口正面に、なぜかここだけ昭和の面影を残した民家のある、ごちゃっと狭いエリア。以前から、品川でこどグルのロケをやるなら絶対ここは外せないよなあ、と思っているのがこのカオスエリア。狭くてお世辞にも小ぎれいと言えないお店の密集地にある焼肉屋のひとつに入ってみました。

とんとん

とんとん

これまた狭い店内の、二人用のテーブルにお一人様ごあんなーい。

本当に狭いので、身長 180cm の私は椅子に深く腰掛けても、コンロを兼ねたテーブルの土台に膝が当たってしまいます。ここで長時間焼肉を食っていたら、エコノミー症候群になってしまう(そんなに長時間食いません

とんとん

注文すると、肉の前にまずはグリーンサラダとキムチ、もやしのナムルが出てきました。
これをつつきながら、メインが出てくるのを待ちます。

正午を回るとお店にはもう行列ができていました。昼から焼肉、そんなサラリーマンがこんなにいるのか。

ちなみに、注文したのは「ビッグカルビ定食」。
おおお、これはどれだけビッグなんだ...!

とんとん

と思ったら、出てきたのはこれ。
「ビッグカルビ」というのは、カルビの大きな一枚肉じゃなくて、通常の 1.5 倍盛りのカルビ定食、という意味だったらしい。

まあ、確かに大きな一枚肉だと焼きにくいし、それじゃステーキになっちゃうか。

とんとん

気を取り直して、焼いていこうじゃないか。
ガス式の無煙ロースターだから、煙も出にくい。服に匂いも、全くつかないわけじゃないけどつきにくいような気がする。おお、焼肉好きのサラリーマンランチに優しいじゃないの。
この、誰にも気を遣わず、誰とも駆け引きをしなくていい、一人焼肉。どんどん焼いて、どんどん食べないといけないから忙しいけど、気兼ねなく肉との対峙に集中できるのがいい。

とんとん

いただきまーす!

飾りっ気のない、オーソドックスな肉とタレ。肉は脂身が多すぎず少なすぎず、ちょうどいいバランスで肉そのものの味が堪能できます。やっぱり素材が良いとこういう勝負ができるんだなあ。肉の味を感じながら、タレと白い米でシンプルにいただく。焼肉の王道は、これですよ。

ビッグカルビ定食、1,200 円。ランチとしてはプチ贅沢だけど、ボリュームのある焼肉ランチとしてなら決して高くない。
年に一回来るか来ないかの、ランチ焼肉。午後の予定が気になるとなかなか勇気が出ないけど、この満足感を味わうと半日がんばれる気がします。またちょくちょく、来ようかなあ。周りにある他のお店も、攻めてみたいんだよなあ。

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投稿者 B : 23:58 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2014/07/29 (Tue.)

moomin Bakery & Cafe

GW に飯能のムーミン谷に行きましたが、我が家のムーミンブームはまだ続いていまして、今回は夏休みということでここに行ってみました。

ムーミンベーカリー&カフェ 東京ドームシティ ラクーア店

moomin Bakery & Cafe

旧・後楽園遊園地、現・東京ドームシティ ラクーア。都心にあってわりといつでも行けるレジャースポットにも関わらず、何故か今までほとんど来ようと思ったことがない場所。その東京ドームシティ内に、ムーミンの世界観を活かしたベーカリーカフェがあります。調べてみたところ、同様のカフェは東京スカイツリーにもある模様。

どれくらい混んでいるかも判らなかったので、お昼よりも少し早く着いたんですが、休日にもかかわらず比較的ガラガラな東京ドームシティにあって、11:30 の時点で既にかなりの行列。炎天下、1 時間ほど並ぶ羽目になりました(一応、屋根の陰にはなっていたけど)。途中、スタッフの方が気を利かせて麦茶のサービスをしてくれたのが、とても助かった。

moomin Bakery & Cafe

お店の前には、ムーミンのぬいぐるみが店番をしています。
営業は毎日 8:00~22:00 とのこと。ベーカリーカフェなので、朝食がてらとか、昼食のパンを買って出勤とか良さそうです。まあ、東京ドームホテルに泊まってる人か、付近に勤めてる人でもないとなかなか利用できない立地ですが。

moomin Bakery & Cafe

店内のあちこちにムーミン一家のぬいぐるみが飾ってあって、とてもかわいらしい。周辺がアトラクションのチケットカウンターだったり銀だこだったりする中、ここだけちょっとファンタジーな雰囲気を醸し出しています。

来ているお客さんは家族連れのほか、カップル、女性同士、それに女性のおひとりさまもちらほら。幅広い客層です。

moomin Bakery & Cafe

1 時間並んで、ようやく入店。中に入ると、外から見る以上にムーミンワールドが広がっていました。

フィンランドで生まれた物語なので、インテリアも北欧系。シンプルで清潔感ある店内に、ムーミン愛の深そうな店員さんたちが活き活きと働いている様子が印象的です。

moomin Bakery & Cafe

そして...噂の「ムーミンぬいぐるみご相席サービス」は本当にやっていました!(笑

いくつかのテーブルで、空いている座席にムーミンファミリーのぬいぐるみがご相席。店内のインテリア以上に、カフェの座席にムーミンたちが座っているシチュエーションが、このお店の雰囲気を決定づけていると言っても過言ではありません。ディズニーランドのようにキャラクターが動いたりはしませんが、これでも十分に「ムーミンの家に遊びにきた感」を味わえます。

moomin Bakery & Cafe

おひとりさまの席には向かい側にミイが(笑。「ぼっち客に神対応」も本当にやっていました。
これ、女性客だからそれでも様になるけど、おっさんの一人飯だったら痛々しいことこの上ないんじゃないだろうか(;´Д`)。

moomin Bakery & Cafe

あそこのテーブルから顔だけ出しているのはスティンキー。スニフとスティンキーは、数店あるチェーンの中でも今のところラクーア店だけにいるそうです。スニフとスティンキーは、ムーミンワールドの中でも最も欲が深いキャラ。それゆえに人間的で、ほかのキャラクターものの作品とは違う深みをムーミン世界に与えているキャラクターだと思います。

ちなみに、ムーミンファミリーのほかにはニョロニョロが相席しているテーブルもありました(笑。

moomin Bakery & Cafe

このベーカリーカフェのシステムは、ランチにはすべて焼きたてパンの食べ放題がついています。

妙に人相の悪いムーミン一家の肖像画の下に並んでいるのがパンのビュッフェ(セルフサービス)。

moomin Bakery & Cafe

パンの種類はかなり豊富で、スタンダードなバゲットやリュスティックから、北欧らしい黒パンまで、いろいろ選べます。
ウチの子どもたちはクレッセント(ハーブ塩でカリッと焼き上げた細長いパン)がかなり気に入ったようす。

moomin Bakery & Cafe

これは子どもたちが食べたキッズプレート。お子様ランチですが、ライスやオムレツがいちいちムーミンになっていて、娘たちは大喜び。

スプーンやフォークにもキャラクターがあしらわれていますが、ここに載っているもののほとんどが、店内の物販で買えるようになっています。

moomin Bakery & Cafe

こちらが大人用のランチメニュー、キッシュ&パスタプレートと、

moomin Bakery & Cafe

フィンランドプレート。

他にも「北欧プレート」にはIKEA のレストランにあったような北欧スタイルのミートボールなんかもあったりしますが、味のほうも全体的に IKEA っぽい。北欧系だから似たような味になるのも当然ですが、冷凍やレトルトを温めただけ、的な味気なさまでよく似ています。決しておいしくないわけじゃないけど、焼きたてパンのおいしさに比べると、ちょっと残念な感じ。

moomin Bakery & Cafe

でも、スープに入っていたパスタまでキャラクターを象っていて、こういうこだわりは嬉しいところ。

ちなみに、このパスタも店内で売っています(笑

moomin Bakery & Cafe

食べていたら、おもむろに店員さんが「こちらにムーミンパパが遊びに来てもよろしいでしょうか?」と言って私の隣にムーミンパパを置いていきました。

これ、嬉しいんだけど、ムーミンパパでかいよ!狭いよ!(笑

moomin Bakery & Cafe

食後のドリンクに、シルエットラテをいただきました。上のラテアートにキャラクターを描いてもらえます(キャラクターは選べます)。バリスタによる職人芸的なラテアートではなく、上にテンプレートを置いて粉を振っただけの簡易的なラテアートですが、これでもけっこう嬉しい。混ぜてしまうのがもったいないんですが、混ぜないと味が最初苦くて、最後甘いというジレンマに陥ります(ぉ

moomin Bakery & Cafe

食後はカフェに隣接しているベーカリー&物販コーナーを物色。

ベーカリーは本当にここで焼いていて、焼きたてをそのまま持ってきてくれるんだから、美味しくないわけがない。カウンターの奥にすぐオーブンが見えるのが、余計にそそります。

moomin Bakery & Cafe

販売されているパンは食べ放題コーナーにあったひととおりの種類のパンに加えて、

moomin Bakery & Cafe

こういうキャラクター系のパンまでバリエーション豊か。ちなみにキャラクターパンは食べ放題コーナーにはないので、食べたければ買って帰るしかありません。

カフェはけっこういい値段がするので、食事だけ見るとちょっと割高に感じますが、お店の雰囲気や心配りのあるサービス、そして美味しい焼きたてのパンまで含めると、それに値する楽しさを味わえるお店だと思います。炎天下に行列するのはちょっと厳しいですが、もうちょっと涼しい季節にまた来てみたいところです。
意外と、ランチよりも朝食っぽい時間に来て、食べたらラクーア内のアトラクションで遊んで帰る、みたいなプランのほうが満喫できるかもしれません。

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投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2014/06/05 (Thu.)

有楽町ガード下の韓国料理

「んー。腹も減ってきたし、高架下、探してみるか」

インターナショナルアーケード

はい、漫画『孤独のグルメ』聖地巡礼、一昨日発売の SPA! に掲載されたばかりの第 27 話の舞台にさっそくやってきましたよ。山手線の南側が出てくること自体それほど多くないシリーズなのに、私の生活圏からそう遠くないとあれば、誰よりも早く攻めてみたくなるというものです。...と思ったら、発売日当日に巡礼してる人がいた(;´Д`)。私もそれは考えたけど(←)、当日は忙しくて、悔しいことにお昼休み取れなかったんですよね...。

さておき...この有楽町~新橋間の高架下「インターナショナルアーケード」。東京のど真ん中に突如として現れた地下迷宮(ルビは「ダンジョン」と振る)、最低でも Lv35 くらいある勇者じゃないと足を踏み入れられなさそうなハードルの高さを感じます。

インターナショナルアーケード

昼でも夜でも変わらない、この異様な雰囲気。大半の区画のシャッターが降りていることが、より物々しさを助長しています。
でも地方のシャッター通り商店街とは...サビシサの温度が全然ちがう。

この半地下道を延々と歩き、ちょうど有楽町と新橋の中間くらいの地点に存在するのが、このお店。

まだん

まだん

韓国料理...やってるようだぞ。
鉄板がない...焼かない韓国料理か。それもいいか...。

お昼時だというのに、周囲を歩いている人はまばら。そりゃあ、こんな場所に飲食店があると思っている人のほうが少ないだろうな。
本当は、SPA! 掲載直後だから他の巡礼者で行列ができているかと思いきや、聖地巡礼らしき人は私以外には見受けられませんでした。これが、テレビと雑誌の媒体力の差か...。

まだん

「すいませーん、一人なんですけど...」

と言って通された席の壁には、久住さん来店時の写真...と、何故か松重さんの写真まで!
これはもしかして、「原作に登場したお店はドラマでは扱わない」というルールを破ってダブル登場か?と思ったけど、久住さんが完全にプライベートモードと思われる出で立ちなので、ちょっと違いそう。Season3 の打ち上げかなんかで使ったお店なのか、とも思ったけど、一緒に写ってるおかみさんの服装が違うので、久住さんとは別日みたいだし。謎ですね...。

まだん

そして、松重さんのサイン色紙まで。
日付が Season3 の放送終了のちょっと後ということなので、やっぱり打ち上げか何かでしょうか。

まだん

その隣には、元小結舞の海関と出川哲朗さんの写真、サヘル・ローズさんのサインが。顔ぶれからいってテレビの情報バラエティ番組系で取り上げられた感じでしょうか。まあ、立地が最高にマニアックですからね...。

まだん

ランチメニューはこんな感じ。ビビンバとかユッケジャンとか、目にするだけで食欲をそそる単語が並んでます。迷わすなぁ...。
よし!ここは手堅く冷麺、ちょっと冒険チャーシュー丼。

ほどなくして、順に料理が運ばれてきました。

まだん

前菜、多し。
冷奴(の豆板醤?乗せ)、セロリをゴマ油に漬け込んだもの、シンプルなグリーンサラダ、そしてキムチ。
前菜は日替わりなのか作中の品揃えとは違ったけど、ランチからこんなに豪華だと、なんだかビールが欲しくなってきます(笑

ウマイ。この店、案外アタリではないか。
庶民的韓国、こういう店は貴重です。

まだん

そして、本命がやって来ました。おー、これまた家庭的なルックス。

まだん

冷麺と言えば、盛岡冷麺は好きだけど、そのルーツである韓国の冷麺って、あまり食べた記憶がないなあ。
そもそも韓国料理自体、お昼よりも飲みで行くことのほうが多いし、大抵は焼肉とかチヂミとかクッパ・ビビンバとか、そういうガッツリ系にいっちゃうもんなあ。

まだん

ズ...ズズ。うんうん、麺も硬すぎず、細くて確かにウマイ。キムチのピリ辛はあれど、酸味のきいた爽やかなスープのおかげで、いくらでも食べられそう。

劇中のゴローちゃんは冬に冷麺を食べるという失態をやらかしましたが、今はこれから真夏に向かおうという時季。この冷麺がうまくないわけがない。

さて、チャーシュー丼は...生卵かける式。

まだん

黄身、この時点でつぶしていいものか...
いや、韓国の人なら迷わずつぶすな。

というわけで、スプーンでつぶして混ぜていきます。

まだん

わおお。これ、予想以上にウマイ!

冷麺とは対照的に、まったりと優しく、濃いめの味。生卵も相まって、口当たりも味もしっかりした存在感。
ミニチャーシュー丼という割にけっこう量のある丼だけど、それ以上にボリュームを感じます。

まだん

どれも濃すぎず辛すぎず、いや実にちょうどいい韓国スムニダ。
酒を飲まなくても、肉を焼かなくても、ゴキゲン。

ああ、ごちそうさまでした。

まだん

会計時にいただいた割引券。お昼のピークタイムを外せば 100 円引き。それも、見せるだけで何度でも使える割引券(笑。
マニアックな新橋のダンジョンにある割に、何から何まで家庭的なんだなあ。

お昼休みにオフィスの外でランチ、の延長で来れなくはない立地だし、有楽町近辺で仕事があるときに寄ってもいい。何より、混んでないから落ち着けるのが嬉しい(笑
また機会を作って、今度はカルビうどん+ミニビビンバとか、試してみたいかな。割引券に書かれているとおり、夜に来てみたい気もします。

SPA! 2014 年 6/10 号

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関連ランキング:韓国料理 | 内幸町駅日比谷駅銀座駅

投稿者 B : 23:58 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2014/04/30 (Wed.)

新潟県十日町市 ドライブインの牛肉の煮込みと五目釜めし

「急激に、かつ猛烈に、腹が減ってきた。米を、食いに行こう」

峠の茶屋 蔵

ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼の、最後の目的地。第 11 話に登場した、新潟県十日町市の「峠の茶屋 蔵」さんにやってきました。遠征系の聖地巡礼は群馬房総河津とこなしてきましたが、ここが最も遠出した感のある聖地ですね(移動時間で言えばいずれも負けず劣らずかかりますが)。

市街地から離れた、周囲にはお店どころか民家さえもほとんどないような立地に、そのドライブインはありました。

峠の茶屋 蔵

峠の茶屋 蔵

いかにもなドライブイン。
こういうところは、大当たりか、大外れだ...賭けだな。

お昼時に来たら、先客がけっこうたくさんいるんですけど!ナンバーを見ると関東から来ているお客さんも多くて、GW の帰省なのか、それとも聖地巡礼なのか...見るからに聖地巡礼っぽい人もいましたね。

峠の茶屋 蔵

お店の脇には、けっこうな量の残雪と咲き誇る桜の共演が。
東京じゃ、こういうの滅多に見られないからなあ。新潟に来たんだなあ...。

峠の茶屋 蔵

そこそこ混んでいるように見えましたが、何とか空席あり。
行列することもなく、ゴロー席の隣のテーブルに通してもらえました。

さあて、何を食べよう。

峠の茶屋 蔵

超おすすめ...超ですか。
お父さん、お母さん...なんかいいな。かわいい人たちだな。

天丼、かつ丼、カツカレー...そういうのもいいな。山菜玉子ぞうすいも気になるなあ。

峠の茶屋 蔵

このラインアップ、いかにもドライブイン然としている。
峠の茶屋的には、やっぱりアユとか山菜だろう。

酒盗とか漬け物は、完全に酒のつまみだ。こんなドライブインにまで、のんちゃんべえちゃんが来るというわけか。

峠の茶屋 蔵

こっちは、伝説の牛肉煮込みに、魅惑の豚角チリソース。
五目釜飯は、オンリーワンか。ふっ。

だが、峠の茶屋だもんな...ここはやっぱり。

峠の茶屋 蔵

おっ、きたきた。
伝説の牛肉煮込み、いただきます。

本当にできたて、鍋がぐつぐつ言ってるよ。
見るからにうまそうじゃないか。よし、受けて立とう。

峠の茶屋 蔵

レンゲで卵を潰して、鍋によく混ぜる。おぉ、いよいよすき焼きっぽくなったぞ。でも、すき焼きにしては、肉が厚切りでボリューム感あるなあ~。

期待が最高潮に高まったところで、口に運びますか。

峠の茶屋 蔵

あぁ~!トロトロ、ロロロ。煮込んでらっしゃる。そして、ちゃんと牛肉の味がする。
肉がでかいのに、口の中ですぐになくなる。もともと洋食の肉が、日本の豆腐と溶け合って、これは世界平和だ。

濃い味なのに、食っても食っても食い飽きない。
うん、これはまた、うまくていける。うまいける。ウマイケル・ジャクソンだ。

峠の茶屋 蔵

こちらはクマデジタ五郎が頼んでいた、魅惑の豚角チリソース煮。
チリソースの赤に、チーズの白。ブロッコリーの緑。イタリアの国旗だ。

一口もらってみたら、煮込みはいかにも牛肉って感じだったけど、こっちは豚角煮の味。
チリソースが相まって、これはお酒が欲しくなるなあ...。

峠の茶屋 蔵

この...ビール、っていうんですか?
結局飲んじゃった(ぉ

運転手じゃないので、一人だけ飲んでてすいません(笑

峠の茶屋 蔵

そして、五目釜めし。生米から炊いてるから時間かかったけど、煮込みをつつきながらビールを飲んでいたら、それほど待った感じもなく。

釜めしの、蓋を開ける瞬間の幸せ。
この香り、この法悦。おぉ~。

峠の茶屋 蔵

海老、帆立、鮭、鰻、しめじ、舞茸、蕨、などなど。この豪華なキャスティング。
地元産のコシヒカリという舞台の上で、さまざまな具が思い思いに踊っている。

小さな釜の中に、日本の四季が、米とともに炊き込まれている。
釜の中に、日本がある。歴史がある。自然がある。宇宙がある。

峠の茶屋 蔵

付け合わせは、野沢菜の胡麻和えに、香の物。残念ながら、ゴローが食べたきゃらぶきではありませんでした。

「俺の心が、しんしんときゃらぶいている」
ってモノローグ、やりたかったなあ(ぉ

峠の茶屋 蔵

できたてアツアツなので、茶碗によそって、少しずついただく。
冷めるともったいないから、よそったらすぐに釜の蓋は閉じる。それが釜めしのルール。

五目釜めし、その王道がここにある。ただ、いただく。受け止める。

峠の茶屋 蔵

名も知れぬ田舎のドライブインで、のんびり昼飯を食べる。
こういうのこそ、クルマ旅の醍醐味だ。名所、旧跡、何するものぞ。

あぁ!おいしかった。

峠の茶屋 蔵

お店はお父さんが厨房、お母さんがホール、という二人体制。満席に近い状況では、食器洗いが追いついていないようにも見えました。Blu-ray BOX の特典映像では「みなさんゴローさんの真似をして順番に注文されますけど、まとめて注文してほしい。ちゃんと順番に出しますから(笑」と仰っていましたが、確かに大変そうでした。

でも、ここのお母さんと仲良しらしい脱皮する家のお母さん曰く、「いいんですよぉ、どうせ平日ひまなんだから、休みの日くらい(笑」とのこと(笑。


ところで、飯岡の聖地巡礼では Bly-ray BOX のジャケット写真を再現してきましたが、今回も最後の聖地巡礼の記念に、ドラマのワンシーンを再現してきました。

棚田

劇中では青々とした棚田でしたが、今は田植えの直前。稲があるとないとではずいぶん景色が違って見えますね。
お店でおにぎりを作ってもらおうとしたら、無理っぽかったので(炊飯用の釜が家庭用の電子ジャー 2 機しかなかったようで、お客さんも多かったので、まぁ仕方ない)、クルマで 5 分ほど戻ったところにあるセブンイレブンに駆け込んで、おにぎり調達。ちゃあんと新潟県産のコシヒカリ使用のおにぎりでした。

稲穂を見ながら食べるおにぎり、こたえられない。(稲穂どころか苗さえ植えられていません
いただきます。

孤独のグルメ Season3

(撮影:クマデジタ五郎

米って、どこまでうまいんだ。
コシヒカリ...その光に、一寸の曇りなし。あぁ、ごちそうさまでした。


これで、ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼は全て完了。Season1 から数えて、食べるも食べたり合計 36 ヶ所。どのお店も美味しかったし、リピートしたくなった(実際に何店かはした)お店もいくつもありました。
お邪魔したお店のみなさん、聖地巡礼にお付き合いくださった方々、どうもありがとうございました。

ドラマの Season4 については今のところ具体的な話は聞こえてきていませんが、あるんですかね。テレビ東京的にはやりたいんだろうなあ...と思いますが、いずれにしても、これからしばらくは自分なりの「こどグル的」名店を探して回りたいと思います。

孤独のグルメ Season3 Blu-ray BOX

B00ESXXM28

関連ランキング:釜飯 | 十日町市その他

■ドラマ『孤独のグルメ Season3』聖地巡礼エントリーまとめ
第一話 北区赤羽のほろほろ鳥とうな丼 / 再訪 / 甘味パート
第二話 神奈川県横浜市日ノ出町のチートのしょうが炒めとパタン / 再訪 / 甘味パート
第三話 静岡県賀茂郡河津町の生ワサビ付わさび丼 / 甘味パート
第四話 文京区江戸川橋の魚屋さんの銀だら西京焼き / 甘味パート
第五話 中野区東中野の羊の鉄鍋とラグマン / 甘味パート
第六話 板橋区板橋の焼肉ホルモン / 甘味パート
第七話 目黒区駒場東大前のマッシュルームガーリックとカキグラタン / 甘味パート
第八話 台東区鶯谷のアボカド鶏メンチと鳥鍋めし / 甘味パート
第九話 練馬区小竹向原のローストポークサンドイッチとサルシッチャ / 再訪 / 甘味パート
第十話 荒川区西尾久の炎の酒鍋と麦とろ飯 / 甘味パート
第十一話 新潟県十日町市 ドライブインの牛肉の煮込みと五目釜めし / 甘味パート / 脱皮する家
第十二話 品川区大井町のいわしのユッケと(幻の)にぎり寿司 / 再訪 / 立ち食い中華
→Season1 の聖地巡礼エントリーはこちら
→Season2 の聖地巡礼エントリーはこちら

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2014/04/05 (Sat.)

東京都杉並区西荻窪のおまかせ定食(の消滅)とオーガニックランチ

「なんだか懐かしい店だな...学生の頃にこういう店に入ったことがあるような気がする」

西荻窪 ほびっと村

『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】、今回は第 10 話の舞台になった、西荻窪に来てみました。西荻といえば、Season1 のサントラに収録されているラジオドラマ版「ふらっと QUSUMI」にも登場(?)した場所で、久住さんお気に入りの場所の一つだと思われます。

「西荻窪っていうのはちっちゃな駅のようなんだけど、個人の小さなお店がいっぱい集まってて、僕大好きなんですよね。こういう感じ、楽しくて」
私は西荻はこれまで 2~3 度しか降りたことがなく、あまりゆっくり歩き回ってみたこともありません。なので、ちょっと久住さんっぽくそぞろ歩き。

BALTHAZAR

BALTHAZAR

原作に登場した「我蘭堂」のモデルになったお店はもうない様子。でも、このビルの経営者自体が同じようで、その後も似たようなコンセプトのお店が入っていました。
「BARTHAZAR」といえば、『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するスーパーコンピュータ・MAGI に含まれる三つのシステムの一つであり(ry(どうでもいい

ちょっとこういう店は苦手だけど...たまにはこんなのもいいか。

BALTHAZAR

店内は、当時のレイアウトを受け継ぎつつも、内装は今風のオシャレなカフェ、といった雰囲気。二昔前は自然食と言えばヒッピーというイメージでしたが、今やすっかり市民権を得ましたからね。

写真のテーブルが「ゴロー席」に相当する場所です。

BALTHAZAR

カフェらしく、メニューは黒板。お店が違うので「おまかせ定食」は当然ありませんが、似たような品が含まれていそうな B の「サーモンの塩焼きランチ」にしてみようかと。そういえば、「おまかせ定食」も B だったか。

BALTHAZAR

劇中に登場したお店は「テーブルがペトペトしてる」という話でしたが、このお店のテーブルはサラサラしてました(笑。

ちなみに、劇中の店と違って、箸もワリバシ。ワリバシが環境破壊と言われていた時代と違って、今ではワリバシは主に間伐材から作られる、ということも知られてきましたからね。
花粉症持ちとしては、もっとスギを間伐してワリバシを大量生産していただきたい(心の叫び

BALTHAZAR

サーモンの塩焼きランチ。サーモン塩焼きに春雨とセロリのサラダ、小松菜おひたし、れんこん金平、ごはん、味噌汁、お新香。ごはんは白米と玄米が選べましたが、ここはやはり原作に倣って玄米に。

うーん、まさに思ってた通りのものだなあ。時代が変わって、お店の形態が変わっても、基本的なコンセプトは変わらず。20 年ブレない、ってのもすごいなあ。

じゃあ、まずは味噌汁から。

BALTHAZAR
(「孤独のカメラ」使用)

うまい!
なんだ、これは!味噌が違うのかな。

薄味で、私の好みからすると普通はちょっと物足りなく感じそうな薄さなのに、なんだかじんわり浸み入る味。

BALTHAZAR

小鉢類も、ひとつひとつ丁寧に作られた味。マズくない!けっしてマズくないぞ!!(←失礼だろ

私は別に有機野菜とかマクロビオティックとかにこだわりはないけど、素材そのものがおいしいんだろうなあ、というのがよく判ります。控えめな味付けは、素材に自信があるからできる芸当なんだろうなあ。

BALTHAZAR

この小松菜、マジメな味。
亡くなった祖父が兼業農家で、小松菜もよく作っていたので、小松菜がうまいかどうかは分かるつもり。

ああ、うまい!なんだかなつかしい味だ。
あせるなあせるな、丁寧に丁寧に大切に、よく噛んで味わおう。

BALTHAZAR

メインのサーモン。下品にならない程度に脂乗りがよく、おいしい。

個人的には、もうちょっとボリュームがあってもいいところだけど、大味にならない微妙なバランス。

BALTHAZAR

玄米は固めに炊いてあるのかと思ったら、けっこう軟らかめ。自宅で玄米を食べるときはもっと固いことが多いので、こういう炊き方もあるのか、という感じ。

うーん...どれもくやしいけどうまい。

BALTHAZAR

完食。いわしと大根のカレーを追加で頼みたくなるくらいのボリュームかと思ったけど、けっこうお腹いっぱいになりました。

入口が分かりにくいビルの 2F にありますが、お昼時にはけっこうお客さんも入っているようで。意外と、地元では有名店なんでしょうか。内装にしろ料理にしろ、女性受けしそうなお店ですしね。

ちょっとだけ、いつものランチよりも健康になれたような気がしました(笑。ごちそうさまでした。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

459405644X

関連ランキング:バー・お酒(その他) | 西荻窪駅

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2014/03/30 (Sun.)

東京都練馬区石神井公園のカレー丼とおでん

「公園を南に見下ろすように...ホントいい場所にちゃんといい家が建っているんだな」

石神井

『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】もかなりのお店を網羅してきました。あと残っているのは個人的に行きにくい場所やシチュエーションばかりになってきましたが、今回はそんな中から第 11 話に登場した、石神井公園を訪れました。
石神井公園って、確か大学 1 年のときに来たことがあるんですが、雰囲気くらいしか憶えていません...もう 18 年も前のことだからなあ。

石神井公園

こりゃあ井之頭公園や代々木公園とはまるで違う雰囲気だ。
やっぱりどこの駅からも遠いし、近くに大きな繁華街がないせいかな。

えーと...たしかこの辺に古い休憩所みたいなのがあった筈なんだが。

豊島屋

豊島屋

あったあった、ここだあ。

いつからこの場所に存在するのか判らない、まさに昭和レトロな公園の休憩所。ドラマの Season1 に登場した、永福町の「武蔵野園」にもどこか似た雰囲気を感じます。まあ、ドラマのほうが原作のこの回のオマージュ、ということなんだろうけど。

ただ、残念なことにお店には店内撮影禁止の貼り紙が。他にも、飲食物持ち込み禁止だったり、ペットをテーブルに上げないでくださいだったり、座敷は禁煙だったり、禁止事項の貼り紙が至るところに貼られています。昼間からお酒が飲める店でもあるし、それだけ迷惑なお客さんも少なくないということなんでしょうが、あまり多すぎるのも気持ちが良くないもので。この点だけは、ちょっと残念に感じました。

豊島屋

「このワザとらしいメロン味!」

というわけで(笑)劇中に登場したチェリオもちゃんとまだ売られていました。ガラス瓶はペットボトルになり、販売方法も自動販売機落ちして店売りになっていましたが、健在。この回は料理よりもむしろチェリオのインパクトのほうが強いくらいの回なので(笑)、あって良かった。

続いて、料理。撮影 NG だったので、店内写真はナシで...。

豊島屋

まずはおでん。おでん屋のおでんとも、コンビニのおでんとも、当然静岡おでんとも違う、シンプルであっさりとしたおでん。具はおまかせで 500 円。私は大根、厚揚げ、ちくわ、ちくわぶ、こんにゃくの五品。感動的というわけでもなく、ごく普通に美味しいおでんだけど、頼んですぐ出てくるのがうれしい。こりゃあ昼間っからここで飲みたくもなるわけだ。

豊島屋

そしてカレー丼、750 円。そうそう、これこれ!確かにばあちゃんちみたいな味だ。ばあちゃんにカレー丼作ってもらったことないけど(ぉ
蕎麦屋のカレーに近い、出汁が効いたカレーで、あんまり辛くなく、ほっとする味。

この店、石神井公園の真ん中にあって、しかも花見シーズンだからか、なかなかの人出。休日だけかもしれないけど、そこらの有名レストランよりも繁盛しているように見えました。

石神井公園

ああ...こんな土曜のこんな場所に俺がいるなんてなにか不思議な感じだ。
でもなんでだろう...このとろんとした雰囲気、ずっとここにいたいような居心地の良さ。

外は春にしては軽く汗ばむくらいの暑さでしたが、この季節に外の空気に触れながら食べるものって、なんだか妙に美味しいですよね。

ごちそうさまでした。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

459405644X

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