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2017/06/15 (Thu.)

西麻布 赤のれん

珍しく博多ラーメンを食べに、西麻布まで行ってきました。

赤のれん

赤のれん

『孤独のグルメ Season6』の番宣で松重豊さんが何かのテレビ番組に出ていた際に、福岡出身の松重さんが「上京してきてからも、博多の味が懐かしくなると西麻布の『赤のれん』まで食べに行った」という話をされていたので、機会を見つけて食べに行こうと思っていたのでした。これもある種の聖地巡礼と言えるのかもしれません。
六本木から西麻布交差点へと続く坂の途中にあるしぶーいお店。今までも何度も前を通ったことはあるけれど、渋すぎて気に留めたことがありませんでした(笑。

赤のれん

店内は、これまた最近のラーメン屋とは雰囲気の異なる、歴史を感じる構え。年季の入ったカウンターには日本酒と焼酎が並び、カウンターでは表情に年輪を刻んだ大将が黙々と仕事をしています。テーブル席ではラーメンを食べに来たというよりも飲みに来たような雰囲気の団体客がいたり、ああここはラーメン屋というよりも一種の憩いの場なんだなあ、というのを感じます。

赤のれん

メニューはこんな感じ。味噌ラーメンもあるけどここはとんこつ一択でしょう。あとはトッピングとサイドメニューが悩ましいところ。キャベツ塩昆布やつまみ盛合せをアテにビールをチビチビというのにも惹かれるなあ。

赤のれん

というわけで、まずは水餃子からいただいてみました。ラーメン屋で焼き餃子ではなく水餃子、というのは珍しい。
小ぶりでもっちりとした水餃子にすり胡麻がたっぷりかかっていて、これは香ばしくてコクがある。

赤のれん

博多の味といったら明太子も外せないところ。ただラーメンのトッピングに明太子を入れると味のバランスが変わってしまうので、あえて明太子ライスにしてしまいましたが、餃子、ラーメン、ライスってとんだ炭水化物祭りを開いてしまった(;´Д`)。トッピングの明太子、別添えにしてもらえるか訊いてみてもよかったか...。

赤のれん

そしてこちらがとんこつらぁめんなのですが、結局トッピングを選びきれずに「盛合せめん」を頼んでしまう優柔不断(汗。明太子以外のトッピングがほぼ一通り入っている感じですかね。

赤のれん

とんこつと言えば白濁したスープを連想しますが、ここのは濁っているけどあまり白くない。やや茶色っぽく濁ったスープで、今まで食べてきたとんこつとは印象が違います。長浜ラーメンのようなくさみはないし、濃厚なんだけど重ったるくないスープ、これおいしい。脂っこい豚骨醤油系が苦手になってきた私でもおいしくいただけます。
また丼の左下に乗っかっているのはなんとザーサイ。ザーサイ入りのとんこつラーメンなんて初めて食べたけど、これが意外にもおいしい!おおお、こんな組み合わせがあったとは。

赤のれん

博多ラーメンらしい細麺に濃厚なスープがよく絡んで、これは気に入った。完全に今まで食べたことがないラーメンのはずなのに、でもどこか懐かしくホッとする味。
このお店、元々は博多で「とんこつラーメン発祥の店」のひとつと言われている店の暖簾分けらしく、この懐かしさはオリジナルであればこその感覚なんだろうなあ。

おいしかったです。六本木近辺でラーメンが食べたくなったら、また足を運ぼうと思います。

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投稿者 B : 22:58 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2017/02/22 (Wed.)

『孤独の中華そば「江ぐち」』と「みたか」

『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之先生のエッセイのひとつに『孤独の中華そば「江ぐち」』という作品があります(正式にはエッセイではなく小説らしい)。

久住昌之 / 孤独の中華そば「江ぐち」

孤独の中華そば「江ぐち」

もともとは 30 年以上前、久住さんが 26 歳のときに書いた本らしいですが、その後絶版と復刊を二度繰り返し、三度目の刊行が行われたのが 2010 年。『孤独のグルメ』が最初のドラマ化をされる前のことですが、その時点では既に知る人ぞ知る存在になっていた『孤独のグルメ』から引用する形で復刊版のタイトルがつけられたのでしょう。

この「江ぐち」というのは、三鷹にかつて実在したラーメン店のことで、三鷹生まれの久住さんが若かりし頃に日常的に通っていたお店とのこと。なんたってこんな本を勝手に出したり、久住さんのバンド・スクリーントーンズで勝手にテーマソングまで作曲してしまうくらい思い入れのあったお店のようです。この本が三度目の刊行を行われた年に閉店してしまったそうですが、本書ではその「江ぐち」の在りし日の思い出が生々しく綴られています。

孤独の中華そば「江ぐち」

といっても、エッセイの内容は久住さんと悪友たちが店員に「タクヤ」「アクマ」「オニガワラ」などという渾名を勝手につけていた話とか(それも「タクヤ」は顔が久住さんの弟に似ているから、というしょうもない理由だったりする)、基本的には大学生のだらしない日常の話と、そこから脱線(しかもかなり話題が飛ぶ感じで)した話ばかり。それでも久住さんや悪友たちがお店の様子をよーく観察し、そこから妄想を膨らませたり、自分なりの「食べ方の流儀」にこだわったりするあたりが『孤独のグルメ』の原点なんだなあ...というのがとてもよく分かるエッセイになっています。

まるでドラマの「ふらっと QUSUMI」コーナーで隣の席に座って久住さんの飲み話を聞いているような、スクリーントーンズのライブで久住さんの脱線だらけの MC を聞いているような、そんな感覚が文章を読んでいても感じられます。私は紙の本を読んでいて吹き出してしまうことってまずないんですが、この本は数ページに一度くだらなすぎて吹く(笑。

孤独の中華そば「江ぐち」

このエッセイの中でも「お店のカウンターの中で店員が険悪なムードだと、料理が全くおいしく感じられない」という話をつらつらと書いていたりして(ちなみにこのエピソードは「江ぐち」のことではなく脱線した他の店の話)、漫画『孤独のグルメ』に登場したアームロック回のような経験が本当に許せないんだなあ、というのがよく分かります。
でも基本的には全編にわたって馬鹿話と妄想と脱線が繰り広げられていて、久住さんが食事している間の頭の中を覗き込んでいるような感覚。

で、先日たまたま仕事で三鷹方面に行く用事があり、しかも帰りが半端に遅くなってしまいました。南東京の住人としては中野よりも西、というのは妙に遠くて、これは帰るまでもちそうもない。仕方ない、この辺で何か入れていくか...と考えました。三鷹周辺は久住さんのホームグラウンドだけあって『孤独のグルメ』では原作、ドラマともに登場している町だし、私も何度か聖地巡礼に訪れています(全くの余談だけどコンビニ回では跡地の写真を撮るためだけに三鷹まで行った)。
お茶漬けの「みさと」は昨年末に閉店してしまったらしいけど、久しぶりに「」に行くかなあ...というところまで逡巡したところで、この店のことを思い出しました。

中華そば みたか

「江ぐち」と同じ場所で、「江ぐち」の若手職人が、「江ぐち」の店舗を居抜きで使って、「江ぐち」の味を受け継いだ店をやっている、という話。
確かに三鷹駅の正面の道を少し歩いたところのビルの地下に、そのお店は入っていました。

中華そば みたか

中華そば みたか

階段を降りると真正面にある「中華そば みたか」。これがその「江ぐち」の後継店です。

近代的なビルの並ぶ三鷹駅前の地下に、ここだけ昭和がそのまま時間を止めているかのような空間が広がっています。
店内のレイアウトとか、調理器具の様子とか、本当に久住さんのエッセイに書いてあったそのまんまで、ちょっと笑みがこぼれてしまうほど。

中華そば みたか

とりあえず一日の仕事が終わったところなので、瓶ビールで自分にお疲れさま。
でもラーメン屋でガッツリ飲んじゃうのも粋じゃないと思い、小瓶にしてみました。

中華そば みたか

で、ラーメンをいただく前に久住さんなら軽くつまんでから本丸に行くんだろうなと思って、「竹の子」をツマミにいただいてみました。
ここが普通のラーメン屋だったら「メンマ」あるいは「シナチク」と呼ばれるところだろうけど、この店では「竹の子」。噛み応えのあるメンマに大量の白ネギ、それにラーメンの醤油だれが絡んで、これはいいツマミだ。焼豚(チャーシュー、ではなく、チャシュー)にも心惹かれたけど、これは竹の子で正解だったかも。

中華そば みたか

そしてメインはチャシューメン。ツマミを竹の子でガマンしたので、ラーメンにはガッツリチャシュー。
この店、普通のラーメンが 450 円、このチャシューメンでも 700 円。イマドキそこらのラーメン屋ならチャシューメンで 1,000 円取る店もザラにある中で、この値段は嬉しい。

中華そば みたか

スープは澄んだ色の昆布だし&野菜系。カウンター内の寸胴鍋で人参や玉葱、キャベツなんかがゴロゴロ煮込まれた、見るからに美味しそうなスープ。
味は自己主張が強すぎず、ややスッキリめのやさしい味。初めての味なのにどこか懐かしい、昭和を思い起こさせるスープです。
最近の私はガッツリ豚骨とか煮干しとかよりも、こういうシンプルな醤油スープのラーメンこそ食べたいと思います。

チャシューはしっかりと味がついているけど、あまり脂っこくなく飽きずに味わえます。これもおいしい。
エッセイには、ツマミのチャシューはラーメンのと違って脂が冷めているのが「レーズンバター的な感じでツマミにいい」という話があったけど、確かにこのチャシューならそういう楽しみ方もアリだな。

中華そば みたか

麺は角張った形の自家製・中太ストレート。こういう麺を出す店ってあまり多くない印象だけど、こういう食べ応えある麺、けっこう好き。そしてこのスープならこの麺しかないだろうと感じる相性の良さ。飽きの来ない、いくらでも食べていられそうな中華そば。
この麺、見た目の印象どおりボリュームがあるようで、食べ終わった後にはけっこうお腹いっぱいになってしまっていました。

ここは美味しかったなあ...久住さんが毎週のように通っていたのも分かる気がします。
決してインパクトのある味ではないけれど、ジワジワと良さの分かる、毎日でも食べたくなるラーメンだと思います。自分で撮った写真見てたらまた食べたくなってきた。

今度三鷹に来る機会があったら、ツマミチャシューと五目そば、いってみようかな。

久住昌之 / 孤独の中華そば「江ぐち」

4895001342

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2016/11/24 (Thu.)

五反田 刀削麺 西安飯荘

刀削麺が食べられる店って中華料理店でもそんなに多くないと思いますが、五反田には何故かたくさんあります。何店舗か食べ比べてみましたが、この界隈でいちばん美味しいのはここじゃないでしょうか。

刀削麺 西安飯荘

西安飯荘

飲食店の並ぶ雑居ビルの一角にある中華料理店。店名の枕詞に「刀削麺」と掲げているだけあって、刀削麺が売りの店です。
ちなみに右隣(東側)には「中国料理 東海酒家」。お隣同士で中華料理店、しかもお店の名前も「西安」と「東海」って狙って並んだんじゃないかと思ってしまいます(笑。

西安飯荘

お昼のメニューはとにかく刀削麺推し。刀削麺だけでかなりのバリエーションを誇ります。しかも冬季限定メニューまであって...迷わせるなぁ~。
面は大盛りに小盛り、セットからサイドメニューまであって、いろんな人の腹具合に応じて満たせる感じ。

西安飯荘

まずはメニューの冒頭に掲載されている「麻辣麺」からいってみましょう。
注文時に、中国人の店員さんから「パクチー、ダイジョブ?」とカタコトの日本語で尋ねられるので、パクチーが苦手な人は抜いてもらうことも、好きな人は増してもらうことも可能。
私はパクチーは並にしましたが...それにしても、スープがまるで地獄の釜のように真っ赤じゃないか。

西安飯荘

刀削麺だけあって、もっちりとした太麺。この麺のもちもち度合いが近隣の他店よりも秀でています。
スープはガツンとくる唐辛子の辛さに山椒の刺激も相まって、強烈なパンチ力。そろそろ寒くなってきましたが、それでもこれを食べると汗だくになれます。しかしこの存在感のある麺がその辛さをしっかりと受け止めて、辛さが癖になりそうなうまさにまとまっています。

ちなみにここの刀削麺、作っているのは人ではなくロボットです。生地を練っているのは人間なんでしょうが、切っているのは厨房に設置された刀削麺ロボ。最初、中で店員さんが刀削麺を切ってるな、どれどれ...と覗き込んだらロボットで、ついのけぞってしまったという(;´Д`)ヾ。この店に行ったら、このロボットは必見です。

西安飯荘

続いて担担麺。こちらは麻辣麺に比べると幾分マイルドで、胡麻の香りが効いていることもあって食べやすい。私の好み的にはもうチョイ辛くてもいいくらいですが、これなら辛いの苦手な人でも十分イケル味だと思います。

西安飯荘

麻婆麺。その名の通り麻婆豆腐が載った刀削麺です。
つい炒飯セットで頼んでしまいましたが、これはとんだ炭水化物祭りになってしまった。

西安飯荘

担担麺よりは辛いけど、麻辣麺ほど辛くない。辛さ的にはこれくらいが美味しく食べられるバランス点でしょう。
味としてはこれが好みなんだけど、ひたすら豆腐と刀削麺というのはちょっと抑揚に欠ける感じ。もう一ひねりあっても良かったかも。

西安飯荘

炒飯はとてもオーソドックスなタイプで、黄金色に光っているのがとても美味しそう。
なんですが...ちょっとオイリーすぎる気がします。もう少しパラッと仕上げてほしかったなあ。

西安飯荘

辛くない方面も試してみよう、ということでスペアリブ麺。

柔らかく煮込まれたスペアリブと、うまみが煮出された優しい味のスープがホッとします。これおいしい。刀削麺食べたいけど今日は辛いのの気分じゃないんだよなー、というときに迷わず選びたい。
でもこの店に来るとつい辛いの食べたくなっちゃうんですよね(笑

西安飯荘

そういえば餃子はどうだろう、と思って鉄板餃子も頼んでみました。
出てきたのはいわゆる「鉄鍋棒餃子」系の、薄皮パリパリで肉々しいタイプの餃子。

まあ美味しいんだけど...この店の刀削麺のレベルに比べると、普通かなあ。皮はポロポロ剥がれてくるし。
この店で普通の茄子炒めっぽい定食も食べてみたことはありますが、刀削麺以外はまあ普通なんですよね。刀削麺以外の中華なら近辺に他に美味しい店はいくらでもあるので、積極的に頼まなくてもいいかなあ、と思います。

西安飯荘

冬季限定の酸辣麺。刀削麺のスープに酸っぱ辛い「酸辣湯」を使ったものです。
私は酸辣湯も酸辣麺もけっこう好きでよく食べるんですが、ここの酸辣麺はあんまり辛くなくて酸味の方が前面に立っている感じ。このスープにこの太麺というのも、ちょっと間延びするなあ。スープがもっと辣味寄りか、麺が縮れ系の中華細麺なら(それじゃ刀削麺屋じゃなくなっちゃいますが)良かったのに。個人的には他のレギュラーメニューのほうが好きかな。

店員さんは基本的に中国人で接客は雑だけど(笑)、刀削麺の味には間違いがない店だと思います。中華系の辛いのが好きなら、迷わずオススメ。

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投稿者 B : 23:40 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2016/11/02 (Wed.)

宮城県石巻市のサバだしらーめん

「さぁ頼んだぞ、軽トラ号」

軽トラ号

今回の東北編聖地巡礼では、劇中と同様にレンタカーを利用しました。とはいえ、時間の都合でドラマのように石巻でレンタカーを手配していては周り切れなさそうだったため、仙台のレンタカー店で借りてクルマで巡りました。ただ、仙台のレンタカー店では軽トラを貸し出していなかったため、写真の日産ノートを「軽トラ号」と名付けて運用(ぉ

※注:さっきビールを飲んじゃいましたが、運転は同行の某氏(シラフ)にお願いしています。いずれにしても私は十年以上ペーパードライバーだから怖くて運転できない(笑

ただ、それだけではちょっとつまらないと思い、

くるまや本舗

実際にドラマに登場したレンタカー屋にも巡礼してきました(ぉ
しかしここ、劇中ではまるで駅のすぐ近くにありそうな描写なのに、けっこう離れてるんですね。駅横にもレンタカー屋があるんだからそこで借りれば良いのに、撮影許可が下りなかった的なアレですかね。

ちなみにお店には軽トラのレンタカーは見当たりませんでした(ぉ。でも劇中で走っていた軽トラは「わ」ナンバーだったので、実際に貸し出しているものと思われます(笑

...さて。

今回の聖地巡礼で、ここだけは外せないと思っていた場所がありました。
それが、ここ。

女川港

女川港を望む駐車場で、ゴローちゃんが黙祷を捧げていた場所。ここと同じ場所で自分たちも黙祷を捧げ、同じアングルの写真を撮りたかったのです。
Season2 のジャケ写ロケを思い出しながら、事前に Google マップでロケ地を特定して(笑)ほぼ同じ構図で撮影。ドラマでは足場か何かを使って少し高いアングルから撮影されていたようで、実際に撮れたアングルが少し低かったのが残念ですが、それでも満足。

この場面で井之頭五郎が祈りを捧げていたのは、震災の犠牲になった人々への哀悼か、復興に身を捧ぐ人々への感謝と激励か、それとも時に脅威となる自然への畏怖か。あるいはその全部かもしれませんが、まだ震災の傷が癒えないこの港の光景を前に、自然と自分も祈りを捧げたい気分になりました。

女川港

だって、このフェンスから下を覗き込むと、この状況ですよ。
関東で生活している分には震災の影響を感じることはもう少ないけど、少なくともここはまだまだ復興の途上。この辺り一帯が丸ごと津波に呑まれてしまったことを思うと、涙が出てきそうになります。
さらにこの右手には慰霊碑と献花台があって、さすがにその写真を載せることは躊躇われます。津波に呑まれる前の風景写真も飾られていて、目の前の光景との対比が、あまりにも重い。

女川港

道中にも、津波の被害を受けて解体された商店街のアーケードだけが残っていたり、震災の生々しい痕をまだ目にすることができます。
仙台から石巻~女川とクルマで移動してくる間じゅう、土木作業用の大型トラックがあちこちを走っていて、震災から五年半が経ってもまだ復興のための作業が続いていることを感じます。

震災からこれまで、気仙沼までボランティアに行った方やその後に津波被災地を旅してきた方のエントリーを読んでそれなりに知った気になっていましたが、少し時間が経過したとはいえ自分の目で現地の様子を見る、という経験は全然違いますね。自然の力の前に人間はあまりに無力なことと、それでも人が力を合わせることでまた前に進めること、自分が家族や世の中のために何をしなくちゃならないかとか、重々しい気分の中でもいろんなことを考えました。


閑話休題。

レンタカー「軽トラ号(ぉ」に乗って、女川から石巻まで戻ってきました。
北上川のすぐ近く、昔ながらの商店街の中に、その店はありました。

食堂きかく

「サバだし」というインパクト。煮干系のラーメンは都内にも数え切れないほどありますが、サバというのは初めて聞きました。
女川でさんざん海鮮丼やら穴子天やらを食べた後に「締めラー」としてこのラーメンを発見する井之頭五郎、おそるべし。

食堂きかく

食堂きかく

いかにも創作ラーメンとか B 級グルメ系だから新しめの店なんだろう、と思っていたら、お店はもう何十年も前からこの地で構えているであろう歴史ある食堂でした。
我ながらちょっと東京のラーメン観に染まりすぎていたなあ、と反省。

ともかく、別腹の寄り道、いただきます。

食堂きかく

店内も本当に古き良き地元の食堂。実際に地元のおじいちゃんおばあちゃんの憩いの場になっているようです。
でも、びっくりするほどいろんな人のサインが貼られていて、昔から知る人ぞ知る有名店だったんだろうなあ。

女川からクルマを飛ばしてきて、14:00 閉店のところ 13:30 頃に何とか到着できました。計算上はけっこうギリギリでしたが、今回の旅程はとことん運がいい。

食堂きかく

「ずるびきあんかけグルメ」って、何だそれ!?

サバだしラーメンってだけでもインパクトあるのに、それに負けず劣らず気になるワード。
調べてみたら、このあたりに伝わる「ズルズルと汁をすすり、あんかけのとろみが糸を引く」という郷土料理のことらしい。
ポスターにもいかにも郷土料理っぽい写真が並んでいて心惹かれるけど、ここは初志貫徹だ。

食堂きかく

というわけで、本命はもちろんサバだしラーメン。

食堂きかく

このサバだしに関するうんちくがこちら。
へえ、けっこう手間をかけて作ってるんだなあ。サバっていうといかにも青魚って感じの匂いが気になりそうなもんだけど、臭みがなく仕上がってるのかあ。

って、何故にフォントが古印体(笑
文章の理解を妨げる、絶妙なホラー感。どういうセンスなんだ...。

食堂きかく

待つこと数分、出てきましたよサバだしラーメン。

「サバだし」というイメージとは裏腹に、澄んだスープに焦がしネギ。
これはちょっと見た目からは味が想像できないぞ。

食堂きかく

まずはちょっとスープからいってみよう。

お~~~、そうなるか。
この味、好き。

確かに魚介系のコクのあるスープなんだけど、カドのないスッキリした味で、生臭さが全然ない。
サバのだしって、優しいんだ。

そこに絶妙に柔らか~く炊かれたチャーシューと、ドカンと存在感のあるサバのつみれ。
このサバつみれが、スープにないサバらしさを補って、サバだしラーメンを食べた感を味わわせてくれる。

食堂きかく

細くて喉ごしの良いストレート麺がまた、このスープによく合ってる。
まるで石巻の人々の素朴な優しさに触れたようなラーメンだ。

サバだしラーメン、逃がしたら後悔するとこだった。
うまいなあ、東北。

食堂きかく

ちなみに、店内ではこのオーディオ機器からずっと懐メロがかかっているんですが、間にちょいちょいサバだしラーメンのテーマ曲が挟まれる謎演出。しかもこのテーマ曲、何パターンかあるし。
他のお客さんも含め、ちょうどサバだしラーメンが出てくるタイミングに限ってプロレスの入場曲よろしくテーマ曲が流れてくるとか、そんなん吹くに決まってるやろ(;´Д`)。

食堂きかく

ついでに、ゴローちゃんが他のお客さんが頼んだのをガン見していたソースカツ丼もいただいてしまいました。
ただのソースカツ丼と思いきや、これが今まで食べたどんなソースカツ丼とも違う斬新さ。

まず衣が、パン粉以外に何を使っているのか分からないけど、とんかつとは思えないほどサックサク。
ソースも普通のソースではなくサバだしを使ったソースとのことで、まるで鰻のタレのような深みのある味。
肉はしっとり柔らかい。

これ、ノーマークだったけどすっごく美味しいです。俺の中のソースカツ丼観が天地ごとひっくり返った。

食堂きかく

てっきりメインの後のおまけの一皿だと思っていたら、なんのなんの。これだけでドラマのレギュラー回一本分くらい作れてしまいそうな、実に奥の深い店でした。

宮城出張編、どの店も本当に美味しかったし、楽しかった。
きっとまた遊びに来ようと思います。

ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

B017D5ESCK
※Blu-ray BOX には「真夏の東北・宮城出張編」は収録されていません

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2016/04/10 (Sun.)

京都 新福菜館

京都に来たら何を食べようかな、と考えたんですが、そう言えば京都に縁の深い丁稚さんオススメのラーメン店があったな、というのを思い出して、足を運んでみました。

新福菜館

新福菜館

京都駅からけっこうすぐの立地。隣も「第一旭」という有名ラーメン店らしく、しのぎを削っている感じ。写真では第一旭のほうが大行列、新福菜館は混んでないように見えますが、私が行ったとき(写真は退店時に撮影)は新福菜館のほうにも第一旭ほどではないけど行列ができていました。どちらもこの界隈では有名な老舗とのこと。

新福菜館

店内は、いかにも古き良きラーメン屋、という雰囲気。「菜館」というくらいだからもう少し中華料理店然としたお店かと思ったら、むしろ「中華そば」のお店なんですね。
店外から店内へと都合 10 分ほど並んで、カウンター席につきました。

新福菜館

頼んだのは「肉多目」、つまりはチャーシュー麺ですね。他のお客さんは「竹入り」を頼んでいる人がけっこう多いようでしたが、へええ、メンマを「竹」と呼ぶのかあ。

さておき、このラーメン。スープがかなり濃そう。色だけでいったら富山ブラックに通ずるものを感じます。

新福菜館

しかしスープを一口飲んでみると、富山ブラックとは全然違う、塩辛さはなくてむしろさっぱりとしたやさしい味。醤油の深みだけがうまく引き出されています。
チャーシューは、脂身少なめだけど柔らかくて、ラーメンに入っているのにはこれくらいがちょうどいい肉らしさ。肉多目だけあって遠慮なくドカドカ入っていて、食べ応えがあります。薄切りなのも、スープがよく浸みていい感じ。

新福菜館

麺は中太のストレート麺。こういう深みのあるスープには、これくらいしっかりした麺がよく合います。
京都のラーメンといえば天一くらいしか知らなかったけれど、ほかにもこういう世界が広がっていたのか。これは美味しいわ。

新福菜館

ついでに「ヤキメシ」(炒飯)もいただいてみました。
きれいに丸く盛られた、真っ黒い炒飯。たぶんラーメンと同じ醤油がたっぷりと使われているんでしょう。

こちらは、ラーメンスープとは対照的に、醤油の味がしっかりと出た濃口の炒飯。
ああ、これはこの炒飯を食べながらラーメンのスープを飲む、というのが正しい食べ方なんだな。

新福菜館

持ち帰り!そういうのもあるのか(お約束

いやあ美味しかった。隣の店の行列っぷりを見たときにはむしろそっちにすれば良かったかな、と思ったけど、いざ食べてみて迷いは断ち切れました。
これは確かにハマる味。関東にも支店がいくつか出ているみたいなので、近くに行く機会があれば立ち寄ってみようと思います。

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2016/03/26 (Sat.)

らーめん山頭火 旭川本店

旭川最後の食事は、やっぱりここ。

らーめん山頭火

らーめん山頭火 旭川本店

旭川ラーメンを全国区にのし上げた有名店「山頭火」の本店です。山頭火といえば、昔は関東でも恵比寿くらいにしかお店がなくて(恵比寿店は現在は閉店)、かつてラーメンオタだった頃にわざわざ一時間くらい行列に並んだほどの人気店でした。それが今では国内外問わずあちこちにお店ができて、特に並ばなくても入れるようになってしまったけど、それでも美味しいことには変わりがありません。
その山頭火もどうやら本店はひと味違うらしい、という話もあり、旭川に来たからには食べてみたいじゃないですか。

本店は、昔はもう少しひっそりとあったそうですが、現在は駅前の一等地にきれいな店舗として立っています。

らーめん山頭火 旭川本店

店内は清潔感があるけど、思ってた以上に普通。入口にはわざわざキャリーバッグ置き場も用意されていたりして、観光客の定番コースになっている様子がうかがえます。
もうちょっと感慨深いものがあるかと思っていたら、はるかにフツーだったのでちょっと肩透かし(笑。

らーめん山頭火 旭川本店

ランチタイムには俵おにぎりとお新香のサービスがあります。
おにぎりは一人二個までとのことでしたが、ちょっと遅めに行ったら一人一個分しか残っていませんでした。まあ残っていただけラッキーと言えます。

らーめん山頭火 旭川本店

ラーメン屋に来るとつい頼んでしまう餃子。
これもまあ普通だけど、餃子がウリの店ではないので無理は言えない(笑

らーめん山頭火 旭川本店

待つこと数分、ラーメンの登場です。
特選とろ肉らーめん(塩)。やはり本店に来たからには、王道中の王道で攻めないと。

ここのラーメンは塩、醤油、味噌、どれも甲乙つけがたいけど、あえて選ぶなら最もシンプルな塩でしょう。

らーめん山頭火 旭川本店

とろ肉らーめんは具が別盛りで出てきます。

とろ肉、メンマ、きくらげ、なると、ネギ、そして小梅。旭川のラーメン全てに小梅がついてくるわけではないようですが、山頭火の影響か、旭川系を名乗るラーメン店では小梅が出てくること多し。

らーめん山頭火 旭川本店

ここのラーメンは、麺もいいけどスープが主役。
塩と言いながら、中華系の塩スープとは全然違って、豚骨系白湯を塩味でやさしく仕上げています。
インパクトというのとは真逆の、じんわりと染み込むような味わいが嬉しい。

らーめん山頭火 旭川本店

具がわざわざ別皿で出てくるのには意味があります。「とろ肉」というだけあって、脂身が絶妙な加減で、これを素ラーメンに載せるとスープの熱で脂がとろけて、絶品にうまい。
普通のラーメンに入っているチャーシューとはまた違ったおいしさがあります。

らーめん山頭火 旭川本店

ああ、美味しかった。
東京の山頭火と味が違うかと言われると、大して変わらないような気はします。でも、それは裏を返せばどの店舗でも品質が統一できているということでもあります。
それでも、氷点下の旭川で食べる山頭火の塩らーめんは温かく、これが誕生した地だからこその味わいがありました。

旭川、楽しかったなあ。きっといつか、また来よう。
ごちそうさまでした。

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2016/02/11 (Thu.)

長岡生姜醤油ラーメン 青島食堂

長岡出張ではあまりゆっくりできませんでしたが、お昼はご当地ラーメンをいただいてきました。

青島食堂

青島食堂

ご当地ラーメン、例えば富山ならブラックラーメンが有名ですが、長岡はこの青島食堂の生姜醤油ラーメンが一番有名らしい。近年は東京・秋葉原にも進出しているとのこと。私は最近アキバに行くことも減ったので、存在は知っていたものの行ったことがなかったんですが、アキバ店に行く前に本場長岡のお店に行く機会に恵まれました(と思ったら、アキバ店はどうやらあと 10 日ほどで無期限休業するらしいですね)。
お店は「曲新町店」となっていますが、実質的にはここが本店。向かい側にも製麺所を兼ねた「宮内店」があり、ここが総本山であることを感じさせます。

いかにも古き良きラーメン店といった風情の店舗、メニューは「青島ラーメン」と「青島チャーシュー」のそれぞれ並盛りと大盛りしかありません。ライスとか餃子とかさえない潔さ。これが長岡ラーメンの本場の矜持でしょうか。

青島食堂

というわけで、私が食べたのは青島チャーシューの並盛り。見た目からして王道、超オーソドックスな醤油ラーメンのルックスをしています。が、ただの醤油ラーメンではなく、スープからは生姜の香りがふわっと漂ってきて、食欲をそそります。味も見た目どおり「昔ながらの中華そば」的なあっさり系だけど、とてもコクがあって飲み始めたら止まらない感じ。
麺も見た目には変わったところがないけど、自家製麺だけあってしっかりした歯ごたえがあって美味しい。スープとの相性も抜群。チャーシューは脂身少なめでとても柔らかく炊かれていて、これも私好みな方向性。

豚骨よりもシンプルな醤油か塩がいい最近の私的には、かなりストライクなラーメンでした。この日の長岡はドカドカ雪が降ってくるような天候だったけど、生姜のおかげか、食べた後には身体の内側からぽかぽかしてくる感覚がありました。この生姜は、雪国に生きる人の知恵だったのかもなあ。

ごちそうさまでした。

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2015/10/27 (Tue.)

鳥取県鳥取市鳥取市役所のスラーメン

「素ラーメンか、なんだか響きからしてソソルじゃないか」

鳥取砂丘コナン空港

漫画『孤独のグルメ 2』の発売を記念して、聖地巡礼にやってきました。ドラマのほうは台湾編が放送中ですが、海外まではそうそう巡礼に行けないので(汗)とりあえず国内から。
今回の聖地は、第 6 話に登場した鳥取!漫画版の作画を担当されている谷口ジロー先生の故郷ということで、『孤独のグルメ』にしてはちょっと異色のエピソードともなった遠征回。念願叶って、ようやく訪れることができました。

とはいっても、私にとって今まで縁のなかった鳥取、これが初上陸です。降り立った空港からしていきなり名探偵コナン色全開で、軽く度肝を抜かれました(;´Д`)ヾ。

鳥取砂丘

聖地巡礼を抜きにしても、鳥取砂丘には一度写真を撮りに来てみたいと思っていたので、願ったり叶ったり。

砂丘は想像より狭いと聞いて覚悟してきたけど、これは想像と違う広さ。
でも、近づくとこれがけっこう高い。砂と空の他は何も見えなくなる。

鳥取砂丘

一面の砂と、日本海。確かにこれは、遠近感を失う不思議な光景。
撮ってきた写真はまた別途まとめますが、思っていた以上に独特の場所で、気に入りました。

それにしても...なんだか、小腹がすいてきたな。ちょっと入れたいかな、って。

鳥取市役所

今回の舞台となる場所は、鳥取砂丘から鳥取駅に向かう途中にある、鳥取市役所。これまでの回でもさんざんマニアックな店を巡ってきた『孤独のグルメ』ですが、市役所の食堂、っていうのはこれまた大学の食堂をもさらに上回るマニアックさ(笑。

鳥取市役所

役所、といっても建物はこぢんまりしています。でも、小ぶりさといい古さといい、故郷の市役所を思い出す感じで、妙な懐かしさがあります。

建物内を歩いているだけで、職員さんに「こんにちは~」と声をかけられるのが地方らしい暖かみがあっていい。ただの部外者で本当にごめんなさい(汗
食堂は、確か二階にあるって話だったよなあ...と、役所にしては狭くて薄暗い階段を上っていくと、

鳥取市役所食堂

お、あったあった。食堂の直前の廊下まで本当に真っ暗で、ちょっと不安になりました。
鳥取市に税金も払ってない身分で利用するのは気が引けるけど、いってみようじゃないか。

鳥取市役所食堂

鳥取市役所食堂

素っ気ないけど手作り感があって、確かに古き良き、正しい市役所の食堂って感じだ。
高校の学食も、確かこんな雰囲気だったよな。

鳥取市役所食堂

素ラーメン...、あった。
ふっ、全部片仮名、マヌケな感じ。

スラーメン、250 円。この食堂で単品の料理としては並うどんに次いで安い、ベーシックメニュー。
わかめラーメンにすると 30 円増しというのが良心的だけど、みそラーメンとかカレーラーメンになると一気に値段が跳ね上がるのが、よく分からない(笑

鳥取市役所食堂

まずは食券、食券っと。

一部のメニューはボタンの反応が悪くなっていて、現金でも受け付けています、か。
修理する気が全くないのが逆にいい(笑。
「新千円札も、使用出来ます」って、切り替わったの十年以上前の話なんだけどな...。

鳥取市役所食堂

ちなみに食堂内には無許可の写真撮影は禁止、との貼り紙が。

食券を出すときに、おそるおそる職員のおばちゃんに「写真撮っていいですか?」と聞いてみたら、イヤな顔をされるどころか「どうぞどうぞ。じゃあ、こんな感じでいいかしら!」とわざわざスラーメンをトレイに載せてくれました(笑

鳥取市役所食堂

えーと、天かす。
つぎにコショウをふりかけて、と。

ここのスラーメン、うどんのつゆにラーメンの麺を入れているらしく、動物性のダシが全くないので、この天かすをドバドバ入れるのが王道らしい。
でも、どれくらい入れるのが適量か分からないので、控えめに入れてみました。

鳥取市役所食堂

うん、りっぱにラーメンに見えるじゃないか。
俺、何の問題もないな。(何がだ

鳥取市役所食堂

見た目は、ごく普通のラーメン...というか、昔ながらの「中華そば」と言ったほうがいいか。
最近の私は澄んだスープのあっさりラーメンが好きなので、これは好みのタイプ。だけど、鶏ガラとかを使ってるわけじゃないから、味は想像と全然違う(笑。

鳥取市役所食堂

中国発祥のラーメンとは全然違う、和風ダシの、ちょっと甘みを感じるスープ。
それに、この何の変哲もない中華麺が、ちょうどいい。まさに「俺、何の問題もないな」としか言いようのない味(いみふめ

ていうかこれ、おやつ麺としてスゴクいいんじゃないか?

鳥取市役所食堂

スルスルッと食べられる味と量なので、スルスルッと完食。

スラーメン、字ヅラのごとく、軽かった。おやつすぎて物足りない。

じゃあ、鳥取カレーもこの際いっちまおう。せっかくの鳥取だし。
というわけでまた食券を買って、カレーが出てきたわけですが...、

鳥取市役所食堂

あれ、なんかおかしい。
皿が丸皿じゃなくて、普通にカレー皿...。

ここでハタと気がつきました。
なんと、間違えて普通にカレーを頼んでしまった(;´Д`)ヾ。
券売機、普通のカレーと鳥取カレーのボタン位置が離れすぎていて、見落としていたようですorz

鳥取市役所食堂

でも、普通のカレーでもちゃんとスプーンには紙ナプキンが巻いてあるという(笑。
こういうカレースプーンを見たの、昭和ぶりくらいのような...。

ま、気を取り直して、いただきます。

鳥取市役所食堂

うん、普通きわまりないカレーライスだ。

「口の中でらっきょうの要素が全然見つからん。梨はどう役立っているのかいないのか。蟹、かすりもしないぞ」

ええ、鳥取カレーじゃなくて普通のカレーなんだから当然です(;´Д`)。ま、ゴローは鳥取カレーでも鳥取っぽさを実感できなかったらしいので、まあいいか(ぉ
さすがにこれで満腹になってしまって、改めて鳥取カレーにチャレンジする余裕はありませんでしたorz

鳥取市役所食堂

ううっぷ、スラーメンの誘い水に、つい食べすぎた。
ちょっとしたアクシデントはあったけど(汗、漫画版の聖地巡礼としては久々の遠征、満喫しました。

ちなみに先日発売された『巡礼ガイド 2』に収録されていた谷口ジロー先生インタビューにも鳥取回への言及がありましたが、

孤独のグルメ 巡礼ガイド 2

「大人になってから食べたらそこまででもなかった」って(;´Д`)ヾ。

さておき(笑、漫画『孤独のグルメ 2』の聖地もこれで巡礼完了。
え?パリ回がまだ残ってるだろって?さすがにそうそう行けるもんじゃないし、SPA! 収録時には「特別編」という位置づけだったので、とりあえず保留で(ぉ

これで、あとは心置きなくドラマ Season5 の聖地巡礼に集中できます。とはいえ、台湾シリーズ以外にも遠出系の放送が予定されているらしいですし、Season5 の聖地巡礼もかなりエネルギーを使いそうです。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 2

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関連ランキング:定食・食堂 | 鳥取駅

■漫画『孤独のグルメ 2』聖地巡礼エントリーまとめ
第 1 話 静岡県静岡市青葉横丁の汁おでん
第 2 話 東京都新宿区信濃町のペルー料理
第 3 話 東京都品川区東大井の冷やし中華(の消滅)とワンタンメン
第 4 話 東京都三鷹市下連雀のお茶漬けの味
第 5 話 東京都世田谷区下北沢裏路地のピザ
第 6 話 鳥取県鳥取市鳥取市役所のスラーメン
第 7 話 東京都世田谷区駒沢公園の煮込み定食
第 8 話 東京都文京区東京大学の赤門と麺セット
第 9 話 東京都千代田区有楽町ガード下の韓国料理
第 10 話 東京都渋谷区松濤のブリ照り焼き定食
第 11 話 東京都千代田区大手町のとんこつラーメンライス
第 12 話 東京都荒川区日暮里繊維街のハンバーグステーキ
第 13 話 フランス・パリのアルジェリア料理 ※さすがに未巡礼(笑
→その他の聖地巡礼エントリーはこちら

投稿者 B : 22:56 | Curry | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2015/08/28 (Fri.)

中国家庭料理 楊 その 3

「今日の俺は、四川の辛さを求めていたんだ」

Season5 の放送も決定したことだし、記念に今まで行った聖地のどこかに再訪してこよう!というわけで、久しぶりに池袋へ。どのお店に行こうか迷ったんですが、やっぱり私が聖地巡礼を始めた原点である「豊島区池袋の汁なし担々麺」に還るのが、再始動に相応しいかなと。

中国家庭料理 楊 2 号店

中国家庭料理 楊

前回の訪問から数えて実に三年ぶりの来店になります。Season1 の放送から、もう三年半も経っているんですね。ドラマも私の聖地巡礼も、ずいぶん息の長いシリーズになりました。

店内には聖地巡礼らしきお客さんもさすがにもう見かけませんが、ほぼ満席の状況で、今でも変わらず人気が続いているようです。
テーブル席がいっぱいだったので、今回初めてカウンター席へ。とはいえカウンター内に店員さんがいるわけでもなく、独り黙々といただきます。

中国家庭料理 楊

まずはビールから。こういうところに来ると青島(チンタオ)とか飲みたくなるところですが、まだちょっと暑かったので冷たい生ビールをグイッと

料理は何にしたかというと...、

中国家庭料理 楊

ドラマに登場したけど今まで未制覇だった「拌三絲(バンサンスー)」に挑戦してみました。
豆腐の皮を麺状に細切りしたものに、これまた細切りのキュウリとニンジンを絡めた冷菜です。ボリュームがあって担々麺と一緒に食べると食べ過ぎな気がしたので、手を出したことがなかったのでした。

中国家庭料理 楊

細切りの豆腐、ってどんな感じなんだろう?と思ったら、コシがあるというか、しっかりした歯ごたえがあって、豆腐じゃないみたい。讃岐うどんともちょっと違うけど、変わった麺を食べているようだ。しまった、汁なし担々麺とかぶってしまった(ぉ

味付けはごま油と酢、ですかね。さっぱり爽やかな後味で、この後に出てきた汁なし担々麺の合間に挟むと辛さを中和してくれて、ちょうどいい息つぎになるぞ。

中国家庭料理 楊

そして...出てきましたよ汁なし担々麺。やっぱり、何度見ても担々麺とは、というより中華料理とは思えない見た目。
一見、白い麺の上に青梗菜と挽肉、カシューナッツが載せられているだけに見えますが、この器の底には大量の強烈な麻と辣が。

中国家庭料理 楊

せっかく綺麗に盛り付けられているのにもったいないけど、これを例によってグルグルかき混ぜます。そうすると底に溜まっている麻辣が全体に回ってきて、見るからに辛そうに。

中国家庭料理 楊

一口め...やっぱり、最初は辛くない。むしろ甘みと挽肉のうまみ、カシューナッツの香ばしさが感じられる。中華麺というより太めのスパゲティのような麺も食べ応えあるんだよなあ。
...で、一口めを飲み込んでから、追いかけてくる辛さ!もとい、これは辛いんじゃない。大量の山椒で口の中が痺れているんだ。歯医者で麻酔をかけられた状態に似た、口の中が麻痺して、舌の感覚がおかしくなる感じ。これでビールを飲むと、甘いような爽やかなような、さっきまでとは全く違う味に思える。

つらいんだけど、でも何故か箸が止まらない。途中、さっきの拌三絲を挟んで一息つきながら、最後まで駆け抜ける。

孤独の中華はこうでないと。四川料理は、やっぱり山椒ね。
シビれたあ...。でも、しばらくするとまた食べたくなってしまう予感がビンビンだ。

ごちそうさまでした。

Season5 でも中華回は登場するのでしょうか。今までの経験上、中華回と焼肉回にハズレなし。この店に負けないパワフルな中華料理、期待しています。

孤独のグルメ Blu-ray BOX

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2015/07/09 (Thu.)

ワンタン麺 広州市場

ふと五反田で麺類が食べたくなって、久しぶりに広州市場に足を運んでみました。

広州市場

広州市場

五反田のラーメン屋さんとしては超メジャーな、ワンタン麺のお店。たまーに食べたくなるんですが、時間帯によっては並んでいたりして入れなかったときもあり。今回、実に数年ぶりに訪店しました。

久しぶりに来たからには定番のワンタン麺にしようか、と思っていたんですが、こう毎日ジメジメ暑いと、なんか爽やかな気分になれるものが食べたくなって、

広州市場

「冷やし鶏塩わんたんめん」にしてみました。

透き通ったあっさりめの塩スープに、胡麻と鶏挽肉、水菜と葱がいかにも涼しげ。鶏チャーシューもついてます。で、丼の縁に添えられているのはカラシ...?と思ったら、柚子胡椒。中華麺で柚子胡椒って初めてですが、確かにこの組み合わせならばアリ。柚子の香りが爽やかさを引き立てます。

広州市場

ここのワンタンは大ぶりで、包み方は緩め。ゆえにスープもよく絡みます。

やや猫舌気味の私としては、アツアツのワンタンには苦戦することも少なくないですが、これは冷たいのでぱくぱくいけてしまいます(笑。

広州市場

麺は中華麺の王道、ストレート細麺。最近はスッキリ塩スープにこういうストレート細麺の組み合わせが、ラーメンでは一番好きかな。アツアツのワンタン麺もいいですが、冷やしても美味しい。夏場に飲んだ後の〆としてもこれはいい選択肢を見つけちゃったなあ。

ごちそうさまでした。
これは近いうちにまた来てしまう予感。

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2015/02/04 (Wed.)

大手町の博多とんこつラーメンライス缶詰付き

「この辺、店というものが全然ない」

大手町

週刊「SPA!」の今年の新年早々の発売号に、漫画『孤独のグルメ』の第 29 話がいきなり掲載されていました。ドラマの放送開始前とかのタイミングではなかったので意表を突かれましたが、その聖地は東京・大手町。最近の漫画版の聖地は都心が続いていて、巡礼的にはありがたいです。

とはいえ、今回のお店は大手町といっても山手線の東京~神田間のガード下。ただでさえ何もないところに、今は工事中ということでさらに閑散としており、お昼時であっても歩いている人がほとんどいません。東京駅の至近でこれだけ人が少ないというのも、逆に貴重かも。

そのガード下をどんどん歩いて行き、工事エリアをようやく抜けたところに、お店を発見しました。

大手町ラーメン

大手町ラーメン

こんなところにポツンとラーメン屋。
誰が来るんだろう...?

と思ったけど、そこはお昼時の大手町。店外にはサラリーマンが 5 人ほど、列をなしていました。

大手町ラーメン

博多とんこつラーメンか。
トンちゃん、しばらく入れてない。

中が見えない、勇気のいる店。
旨い店か、ガッカリ店か。

大手町ラーメン

10 分ほど並んで入店。店内も、基本的にサラリーマンだらけ。
この辺の勤め人のご用達か。

ラーメンは食券制だけど、店内に貼られているメニューには夜用のつまみっぽい品が揃っていて、そそられる。
ははぁん、夜は飲み屋モードになるのか。

とりあえず食券を買って、カウンターに着席。
オーダーはもちろん「初志貫徹」、ぶれることなく博多とんこつラーメン敢行!

大手町ラーメン

おや、この缶詰...サンマのみそ煮、これ好きなんだけど。
聖地巡礼だからってのもあるけど、魚のみそ煮とか蒲焼きとかの缶詰め、実はかなり好物。

「すいません、この缶詰、食べることできますか」

大手町ラーメン

というわけで注文は、五郎's セレクションどおりのとんこつラーメン・半ライス・さんまのみそ煮缶セット。
ランチタイムは半ライスか替え玉サービスのところ、もちろん半ライスを選択。

よしよし、缶詰が加わったことで完全食になったぞ。

大手町ラーメン

とんこつラーメンはかなりオーソドックスな雰囲気ではあるけれど、一般的なとんこつラーメンよりも大ぶりなネギの存在が豪快さを感じさせます。
それもそのはず、ここの看板メニューはとんこつよりもむしろ、二郎インスパイア系の「スタミナラーメン」らしく、そのスタミナラーメンと共通のネギがスタミナっぽさを醸し出しているようです。

大手町ラーメン

見た目はちょっと豪快だけど、味はちゃんとオーソドックスなとんこつラーメン。
変にアレンジせず基本に忠実に作られたとんこつラーメン、という感じ。だが逆にそれがいい。

うーー久しぶり、やっぱりうまい。

大手町ラーメン

そしてさんまみそ煮缶。ちゃんとお皿に盛って出してくれました。
くっ。缶のままでもいいのに。

でもこの安ウマ感、外じゃなかなか食えないよ。
缶詰でこその家おかず感!白いご飯に合いまくる。

ふふ、酒飲みの肴で飯を食うのって、なんか痛快。

大手町ラーメン

こうなるといろいろアレンジしてみたくなってくるわけで。

レンゲで掬ったご飯に今度はサンマのかけらをのせて、あとベニショー。スープにひたして...。
うまい。これもありだな。

薬味。ラーメン。ラーメンの具。
飯・缶詰。組み合わせ無限、まさに自由自在!
うん、楽しいよこれ!

大手町ラーメン

ゴローちゃんはこの上さらに替え玉を頼んだ挙げ句食べきれずに残していたけど、私はここで打ち止め。
もうちょっと食べられたかなという気もしつつ、食べきれずに残すのもそれはそれで農耕民族のプライドが許しません。

ともかく、ごちそうさまでした。

大手町ラーメン

いやあおいしかった。ラーメンも良かったけど、これは缶詰がキモだな。

また来る機会があったら、次はスタミナラーメン、試してみようかな。

SPA! 2015 年 1/13・20 合併号

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関連ランキング:ラーメン | 大手町駅三越前駅東京駅

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2015/01/14 (Wed.)

さんまラーメン 生粋

久しぶりに池袋に行く用事がありまして。お昼どきだったので、何を食べようかな...と西口近辺をうろうろしていたら、そういえばラーメン好きの知人が「池袋の駅近ならここが一番うまい」と言っていた店があったな、というのを思い出して、足を運んでみました。

創新麺庵 生粋 池袋本店

さんまラーメン 生粋

西口ロータリーを越えてすぐの、飲食店やらホテルやら風俗店やらがごちゃっとまとまっているエリアにあるラーメン店。11:30 開店という食べログ情報を見て開店時間に行ってみたら、まだ仕込みが終わっていなかったという(笑。

お店の脇で少し時間を潰して開店を待ち、一番乗りで入店しました。

さんまラーメン 生粋

入口で食券を買って着席。

店内には、芸能人のサインがズラリと。かなりの有名店なんですね。

さんまラーメン 生粋

頼んだのは、「上生粋正油」。醤油に塩、つけ麺とバリエーション豊富でちょっと迷ったけど、こういうときは券売機の左上のメニューがこの店そのものを表しているはずだ、という信念に基づいて選択。
上と並の違いはどうやらグレードではなく、トッピングの量のようです。上がいわゆる全部乗せ。

この店の売りは何かというと、スープの出汁をサンマから取っている(!)というところ。煮干し系のラーメン店は星の数ほどありますが、サンマとは珍しい。

さんまラーメン 生粋

もしかしたら生臭いのかな、と危惧していましたが、そんなこともなく煮干し系スープよりも全然臭みのない、柔らかい味のスープでした。焼いたサンマをそのままスープに凝縮したようなうまみが特徴ですが、サンマの風味に頼っているわけでもなく、サンマを軸にいろんなものをじっくり煮込んだ和風ブイヤベースとでも表現したくなるような、手の込んだうまさ。

さんまラーメン 生粋

麺は一見普通だけど、スープに対して自己主張するのではなく、スープのうまみをしっかりと受け止める優等生的な存在です。
しっかり濃い味のチャーシューと、黄味がトロトロの煮玉子もどちらもうまい。煮玉子は赤ワインで煮てあるそうで、ラーメンにワイン煮玉子は気取りすぎだろうと思ったら、全然そんなことはなく、このスープにはこれしかないと思えるうまさ。

ここはちょっと期待以上の満足度でした。池袋はラーメン激戦区の一つだけど、今度からはここだな。

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投稿者 B : 23:30 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2014/12/18 (Thu.)

かれー麺 実之和

ここのところいろいろ起きていますが、懲りずに料理写真を載せていきます(ぉ

かれー麺 実之和

先日、珍しく仕事で六本木に行くことがあったんですが、見事にお昼を食いっぱぐれまして。おやつの時間が過ぎた頃にようやく暇ができたので、遅い昼食を取ることにしました。

でも、ランチタイムを思いっきり過ぎてディナータイムの仕込みの時間だというのにやっているお店もあまりない。六本木といえば久々に豚組食堂もいいなあ、と思ったけど、この日はなんかちょっと探索したい気分。ちょっと探してみたら、六本木交差点からそう離れていないところにあるじゃないですか、面白そうな店が。

実之和 六本木店

かれー麺 実之和

店内は昭和を模した居酒屋という雰囲気。ちょっと作った感じの昭和感だけど、まあそんなに嫌いじゃない。

ディナータイムは鍋がメインの居酒屋みたいですが、名物の「かれー麺」は昼夜問わずいただけるようです。また、赤坂や青山、新宿御苑前にも支店がある模様(本家は千葉のお店らしい)。

かれー麺 実之和

一口に「かれー麺」といっても、いろいろあるんだなあ。

その場で食べログで調べてみたら、普通のかれー麺はけっこうマイルドらしいと分かったので、辛味好きとしては「赤いかれー麺」の辛口大盛りを注文。「ランチタイムはごはんが無料でつけられますが、どうしますか?」と聞かれたので(なんと 17 時までランチタイム扱い!)反射的に「あ、お願いします」と言ってしまうのが自分の悪いところ(´д`)。

かれー麺 実之和

出てきました。...こんな感じなのかー。

かなりとろみのあるカレースープに、しゃぶしゃぶ用っぽい豚の薄切り肉と青ネギが載っかっています。もっとスープカレーっぽいサラサラした感じかと思ったら、カレーうどんと同等以上のとろみあるスープ。これはちょっと意外でした。

かれー麺 実之和

このスープがまた、とろみがあることでもう全然冷めない!食べ終わるまで全く冷めなかったと言っても過言ではないレベルで冷めない。しかも、辛口がかなり辛い。カプサイシンの働きを直接感じるストレートな辛さで、辛い物好きの私でも堪えるレベルで辛い。熱いと辛いのダブルパンチで、最初の一口が胃に到達した瞬間、全身から汗が噴き出してきます。

かれー麺 実之和

麺はかなりコシのある中太麺。パンチのあるカレースープに存在感のある麺の組み合わせ、かなり食べ応えあります。本気で熱いし辛いけど、これはうまい。

ただ、どこまで行っても熱くて辛くて逃げ場がないのが、ちょっとつらい(泣

かれー麺 実之和

〆はごはんを投入して、カレーおじや。ごはんをスープに浸け込むとまた逃げ場がなくなっちゃうので、少し白いところを残していただきます(笑。
麺大盛りは、空腹状態でも「もう入らない」となるくらいのボリュームだったので、並で十分だったな。そしてごはんなしでも良かったくらい。

おいしかったけどちょっと辛すぎたので、後日再訪して普通のかれー麺をいただいてみました。そしたら、辛さは少し物足りないけど、カレーのコクの深さがよく感じられて、全体のバランスは辛口よりもノーマルのほうがさすがに整っていますね。そして熱いのは相変わらずで、食べた後はこの寒いのにコートを脱いで外を歩きたくなるレベル。

これはなかなか良いお店を見つけたかも。六本木方面での食事処の選択肢に加えておきたいと思います。

関連ランキング:ラーメン | 六本木駅六本木一丁目駅麻布十番駅

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2014/12/11 (Thu.)

恵比寿 おおぜき中華そば店

恵比寿のこんなラーメン屋さんに行ってきました。

おおぜき中華そば店

おおぜき中華そば店

恵比寿の例の神社のほぼ真ん前にある中華そばのお店。「ラーメン」でも「家系」「二郎インスパイア」とかでもない「中華そば」のお店、というのがなかなかいい。

最近、すっかりラーメンを食べ歩かなくなってしまったので、今人気のあるお店がどこかもよく分からないのですが、この落ち着いた感じの外観に、私の本能が「ここは当たりに違いない」と告げています。

おおぜき中華そば店

中華そばのお店だけど、とりあえずビールから。当然ヱビスビールですよ。しかも、ジョッキが凍っているのが素晴らしい。冬でもビールはこれくらいキンキンに冷やしておいて欲しい派です。

おおぜき中華そば店

麺は大きく分けて四種類。中華そば、にぼしそば、白湯そば、つけそば。こういうお店は煮干し系スープがおいしいことが多いけど、やっぱり一番オーソドックスなのが一番の自信作のはず。店名にもなっているんだから間違いない、ということで、ワンタン中華そばをいただいてみました。

見た目は超普通の中華そばでしたが、チャーシューメンでもないのにチャーシューがガッツリ入っているのが嬉しい。

おおぜき中華そば店

スープはダシがよく効いた、あっさりだけど味はしっかりした、筋の通ったスープ。歳を取ったのか、近年は豚骨とかよりもこういうダシ系のスープのほうが落ち着くようになってきました。

麺は中細麺だけどしっかり食べ応えある感じで、歯切れも良く、麺自体がおいしい。なかなかポイント高い。

おおぜき中華そば店

こちらは私が頼んだものではありませんが、にぼしそば。スープを一口だけ味見させてもらったところ、煮干しの濃厚な香りが立っていて、これはこれでハマる味。これなら白湯はどんな味なんだろう、とちょっと試してみたくなりました。

軽すぎず重すぎず、飲んだ後の〆の一杯にもちょうどいい感じ。基本がしっかりした中華そばなので、日々食べても飽きが来なさそうです。日替わり限定で創作系中華そばも出しているようなので、たまに通っていろいろ食べ比べてみたいかも。

関連ランキング:ラーメン | 恵比寿駅代官山駅中目黒駅

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2014/11/02 (Sun.)

中国ラーメン 揚州商人

以前からちょっと気になっていた中華料理...というか、中国ラーメンのお店に行ってみました。

中国ラーメン 揚州商人

中国ラーメン 揚州商人

経験的に「こういう店構えの中華料理屋はうまい」というイメージがあってですね。機会があったら入ってみよう、と数年前から思いつつ、なんかチャンスがありませんでした。でもたまたま近くに来る予定があったので、お昼ごはんがてら訪店。
チェーン展開しているお店だとは知っていたんですが、改めて調べてみたら首都圏に 30 店舗くらい出店しているみたいですね。

メニューは基本的に中華麺系。その中華麺だけでもかなりのバリエーションがあって、目移りします。平日夜と休日には居酒屋的に麺・飯以外の中華料理もやっているよう。お店の雰囲気が良くて、明け方までやっているので、ちょっと飲みがてら来ても楽しそう。

中国ラーメン 揚州商人

麺はかなり迷いましたが、担々麺にしてみました。担々麺好きとしては、これがうまいかどうかである程度の評価が決まります。いかにも辛そうな「激辛担々麺」というのもあったけど、激辛系は麺やスープ自体の味が分からなくなっちゃうので、とりあえず普通の担々麺。

中国ラーメン 揚州商人

麺はもちもちした食感の細麺。中華系のラーメンでは私が最も好きなタイプの麺で、これはまさにストライク。それに濃厚な胡麻のスープがよく絡んで、辛味もそれなりにあって、後引くうまさ。うん、この担々麺は私的には合格点。
ちなみに麺は細麺のほかに刀削麺ならぬ刀切麺(とうせつめん)も選べるようです。担々スープには細麺のほうが合うでしょうが、今度来る機会があったら別のスープで刀切麺も食べてみたいところ。

中国ラーメン 揚州商人

飯物も、ということで最近のイチ押しらしかった「揚州スープ炒飯」というのもいただいてみました。
オーソドックスなチャーハンを、これまたオーソドックスな中華スープに浸したようなもので、うまみとコクがしっかり出ているのに食感はあっさりした不思議な味の炒飯でした。これもなかなか、ハマる味。

中国ラーメン 揚州商人

餃子もオーソドックスで、うまし。

他には娘が食べていたごく普通の正油ラーメンも一口食べてみましたが、これもまた、昔ながらの...なんだけど、日本のラーメン屋の味とは少し違う、正統派中華という味わいで、うまい。日本のラーメンとの違いはなんなんでしょうね、胡麻油の使い方が違うのかな...?

チェーン系の中華というと紅虎餃子房が思い浮かびますが、あちらはもはやどこにでもあってファミレス的位置づけになってしまっています(おいしいからたまに行くけど)。それに対して、このお店はちょっとした穴場を見つけた感覚。他にいろいろ食べてみたいメニューも多いし、また機会を見つけて立ち寄ってみようかと。

関連ランキング:中華料理 | 池上駅蓮沼駅武蔵新田駅

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2014/07/15 (Tue.)

これは担々麺ではない!元祖ニュータンタンメン本舗

きっかけはこのエントリーでした。

元祖ニュータンタンメン本舗 〜 ニンニクがお好きなアナタに: 丁稚のテニス雑記帳

丁稚さんの blog にときどき取り上げられるグルメネタは、まさに「男のガッツリ飯」というものが多く、空腹中枢に毎度直球を投げ込んできます。今回も、担々麺好きとしては見逃せない。調べてみたら、都内にも唯一蒲田に支店があるじゃないですか。というわけで、行ってみました。

元祖ニュータンタンメン本舗

元祖ニュータンタンメン本舗

JR/東急蒲田駅と京急蒲田駅のちょうど中間くらい。羽田空港への行き帰りに何度となく前を通っている場所ですが、今まで完全にノーマークでした。このあたりは、いろんな飲食店がごちゃっと立ち並んでいるエリア。最近の流行りでいうと、「俺のやきとり」「俺の焼肉」はこの斜向かいにあります。

先客を見ると、学生さんからおじさんまで、基本的には「男の店」という感じ。店内に入ると、中には食欲をそそるニンニクの匂いが充満していました。

元祖ニュータンタンメン本舗

メニューには炒飯や餃子をはじめとした中華系の品もありますが、店内を見回す限りニュータンタンメン以外を食べている人は見当たりません。
で、ニュータンタンメンはシンプルに辛さを選ぶだけ。辛さのレベルはひかえめ/普通/中辛/大辛/めちゃ辛とあるけど、辛い物好きの私の経験上、こういう店では普通~中辛くらいが辛さとうまみのバランスがちょうどいいことが多い。めちゃ辛がどれくらい辛いか挑戦してみたい気もしつつ(笑)、まずはお店の味が分からないと、というわけで順当に中辛をオーダー。

元祖ニュータンタンメン本舗

はいドン!出てきましたよこれがニュータンタンメンの中辛。

担々麺というと、通常は胡麻ベースの辛いスープに麺、挽肉、青梗菜といった組み合わせがスタンダードですが、このニュータンタンメンは見るからにそれとは異なる佇まい。真っ赤なスープに溶き卵が浮いていて、私の脳が「これは担々麺ではない」と言っています(ぉ

元祖ニュータンタンメン本舗

この赤いの、もろに唐辛子。もう見ているだけで全身の穴という穴から汗が噴き出してきます。

でも、これはこれで妙にうまそうだぞ...。

元祖ニュータンタンメン本舗

麺はコシのある中太麺。通常の担々麺ならば私は少し固めのストレート細麺が好きなんですが、それとは違う方向性です。

でも、食べてみるとこのスープにはこの麺しかないだろう、という相性の良さ。これは細麺だとスープに負けちゃうわ。見ての通り、麺には唐辛子とニンニクの破片がびっしり絡みついてきます。
スープは確かに辛いけど見た目ほど辛くなく、ニンニクを軸としたうまみがしっかり感じられる辛さで、確かに中辛にして正解。このニンニクのパンチの強さを超えるラーメンは、二郎およびそのインスパイア系くらいしか存在しないんじゃないか、というほどのニンニクスープです。明日ゼッタイにおうんだろうけど、今はそんなことどうでもいいや!と思えてしまう、後ひくニンニク味。具は溶き卵が目立っていましたが、その中に挽肉も隠れていました。

元祖ニュータンタンメン本舗

麺の量がそれほどでもなかったので、スープがずいぶん余ってしまいました。そこで小ライスを追加するわけです。
小ライスといっても普通にごはん一膳分くらいあるので、このライスとともに再びこのニンニクスープと対峙します。食べ方はもちろん、

元祖ニュータンタンメン本舗

ライスをそのままスープに投入!そうすると、あっという間に辛子ニンニク卵粥が出来上がります。これがまた...麺ではこのスープ本来のうまみを受け止め切れていなかったんじゃないか、というくらいにライスがスープをよく吸って、うまーい!麺はむしろこのための前座だったのではないか、とすら思えてきてしまいます。これはいい。ライスをさらにおかわりしたくなるレベル(笑。

ハッキリ言って、これは担々麺とは違う「ニュータンタンメン」というジャンルの料理なのだと思います。例えば、中華料理を知らない人が初めて中国に行って担々麺に感動して、日本に帰ってから手に入る素材だけで何とか同じようなものを作ってみたらこうなった、という感じでしょうか(笑。担々麺とは全くの別物だけど、これはこれで一つのカテゴリとしてアリ。これ、時々むしょうに食べたくなる類のやつや。

私がお店を出た直後にブレスケアを 10 個ほど口に放り込んだのは言うまでもありません(ぉ。翌日人に会う予定があるときには絶対に食べられないけど、それでも食べたくなる魔力を秘めていると思います。

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2013/09/19 (Thu.)

東京都品川区東大井の冷やし中華(の消滅)とワンタンメン

「ああ、こういう雰囲気、落ちつく。『なっちゃった』的な昭和レトロというか」

大井町

順調に消化してきている『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】。前回に続き、今回もちょっと番外編的なお店を攻めてみたいと思います。舞台は第 21 話「東京都品川区東大井の冷やし中華とラーメン」に登場した大井町。このエピソードはまだ単行本化されておらず、私もちゃんと読んだことがあるわけではありません。が、大井町は私も縁の深い街。ドラマ『孤独のグルメ Season3』来週の最終回の舞台が大井町だから、というわけではありませんが、Web で断片的に知れる状況から、聖地周辺を訪れてみることにしました。

東急大井町線の改札がある、大井町駅西口。駅から出てすぐのところの路地が、いかにも昭和って感じの飲食店街になっています。

大井町

しかし...井之頭五郎が冷やし中華からのラーメンを決めた中華料理店「朋友」(劇中では「明友」)は、『孤独のグルメ』掲載後しばらくして閉店してしまったようです。跡地は、見事にこの通りの赤ちょうちんが似合う立ち飲み屋さんになっていました。こういう雰囲気の立ち飲み屋、いいじゃないか。

そして、この店の隣、振り返ったところにあるのが、あまりの行列にゴローが諦めてしまったという大井町の有名店「永楽」。

中華そば 永楽

中華そば 永楽

有名店のラーメン食べようと思って行列にげんなりし、付近にある別の中華料理屋に入る...というのは、『孤独のグルメ』においてはもう王道パターンなのでしょうか。

実はこの店、私が昔大井町でバイトしていた頃によく食べに来たお店のひとつです。当時から、夜はともかく昼はたいてい行列ができるほどの有名店。
この日は行列こそできていなかったものの、食事どきということもあって店内はほぼ満席でした。

中華そば 永楽

おっと...隣にあった店だけじゃなく、ここにも冷やし中華があるのか。そうかそうか、そうなれば話は違う...と言いたいところですが、この店はワンタンメンが定番中の定番。ここはブレずに、ワンタンメン一択だ。さすがに冷やし中華からのラーメン、というゴローばりの離れ業を披露する勇気はありません(笑

中華そば 永楽

カウンターの上にある、この自家製の辣油がいいんですよ。唐辛子が沈殿していていかにも辛そうだけど、ただ辛いだけじゃなくて深みのある辛さがいい。餃子だけでなく、ラーメンにかけてもイケます。

中華そば 永楽

というわけで、まずは餃子から。ここはラーメン屋じゃなくて中華料理屋なので、こういう餃子とか、炒飯とか、野菜炒めとかも美味しい。この餃子はギュッと凝縮感のある、小ぶりでパリッと焼き上がった餃子で、自家製辣油との相性抜群。

中華そば 永楽

しばらく待って、ワンタンメンが出てきました。

これこれ、これですよ。

中華そば 永楽

香ばしい焦がしネギがたっぷり入った醤油ベースのスープに、もやしたっぷり。黒いけど、富山ブラックとはまた全然違うラーメン。
見た目も含めて渋谷の「喜楽」によく似ています。でも、喜楽のほうはどちらかというとラーメン屋らしいラーメン、という雰囲気なのに対して、永楽は「中華料理屋のラーメン」。その違いは何なんでしょうねえ。

中華そば 永楽

そしてこのワンタンがたっぷり入ってるのがうれしい。箸やレンゲで黒いスープの中をまさぐっていくとまだまだ出てくる、というくらいにたっぷり。ここはチャーシューメンよりもワンタンメンのほうが、満足度高いような気がします。

中華そば 永楽

麺は細めのストレート平打ち麺。この麺がとてもつるっとしていて、喉ごしがいい。食べ応えのある太麺もいいけど、記憶の奥底にあるラーメンの食感ってこんなだったよな、というのを思い起こさせてくれます。

やっぱり、こうフーフーしながら麺をすすっちゃ熱い汁飲むのが楽しいんだよね。

昔よく来ていたときの記憶だと、この店は日によってなのか作る人によってなのか、けっこう味に当たり外れがある印象でしたが、この日は「当たり」。自分にとっては昭和っぽい懐かしさに加えて、学生時代の懐かしささえ呼び起こされて、じんわり和んでしまいました。

ごちそうさまでした。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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投稿者 B : 00:45 | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2013/09/12 (Thu.)

東京都渋谷区渋谷百軒店の大盛り焼きそば(の消滅)とチャーシューメン

「ふう...ここはもう俺のくる場所じゃないな。俺がちょっと飯を入れていくような店ってもうないのか?」

渋谷

渋谷。学生時代には毎週のように遊びに来た街だったが、最近はすっかりご無沙汰、乗り換えくらいにしか使わなくなっちゃったなあ。まさに「ここはもう俺のくる場所じゃないな」が、私の気持ちにぴったりくる。大学卒業と同時に卒業してしまった街、とでも言うのか...それくらい、自分にとって世代が違う街になってしまったなあ、という感じ。人混みにまみれた雑多な場所、という点では、まだ新宿や池袋のほうがしっくりくる。

渋谷

そんな渋谷を今回わざわざ訪れたのは、他でもない『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】のため。ハチ公口から 109 を過ぎて道玄坂を登る途中、一本脇道に入ったこの通りが、『孤独のグルメ』単行本旧装版の表紙に描かれた場所なんです。

4594021379

「道頓堀劇場」とか書かれてるから、てっきり大阪にあるものとばかり思ってました...。

ともあれ、この場所から振り返ったところにあるのが、第 18 話「東京都渋谷区渋谷百軒店の大盛り焼きそばと餃子」の舞台になった、大芽園(作中では「大河苑」)。

大芽園跡地

...のはずが、今やもう閉店して、違うお店になっていました(シャッターが降りていたのでこの店も営業しているかどうか不明)。
『孤独のグルメ』でこの店のエピソードが描かれたのは、ちょうど私がよく渋谷に遊びに来ていた頃。当時はこの店もまだ健在だったのでしょうが、さすがに学生だったのでこういうオジサンくさい漫画も読まなかったからなあ(笑

まあ、閉店しているのが分かっていて行ったわけですが、今回はむしろその隣にある、井之頭五郎が食べなかった「あのストリップ劇場の向かいに一軒うまいラーメン屋」に入るつもりで来ました。

喜楽

喜楽

このラーメン屋、ゴローも言うとおり渋谷では有名な老舗のラーメン店で、この日もお昼どきには店外に行列ができていました。
このお店の存在は知っていたものの、道玄坂のこの界隈って怪しいお店やラブホテルが建ち並んでいて、どうも近寄りがたかったんですよね。こういう機会でもなければ、来ることはなかったかもしれません。

喜楽

行列はあってもラーメン屋なのでさすがに回転が速く、10 分ほど待って着席。二階席に通されて、ほどなくして注文のチャーシューメンがやってきました。

醤油ベースの、シンプルなラーメンです。

喜楽

厚切りにされた、いかにも肉ってチャーシューが、とても食べ応えあります。最近はとんこつラーメンとか家系ラーメンとか、中に入れるのもチャーシューじゃなくて角肉だの、そういうのが流行っていますが、私にはぐるっと回ってこういうシンプルなチャーシューメンがいいんですよ。チャーシューの縁の下の力持ち、たっぷりもやしのシャキシャキした歯応えが、チャーシューといい連携プレーを生み出しています。

喜楽

麺はストレートの太麺。食べ応えのある太さと、喉ごしのバランスがちょうど良くて、麺そのものの味もいい。

スープは醤油だけど、焦がしネギがたっぷり入っていて、実に深みのある味。表面に油がたっぷり浮いているのでギトギトしているかと思ったけど、食べてみると意外なほどあっさりしています。最近、こってりしたラーメンが食べられなくなってきた私には、これくらいが嬉しい。

この、奇をてらってない醤油味。やっぱり、ここに帰ってくるんだ、日本人は。

喜楽

大芽園の代わりに、ついでに餃子もいただいてみました。

うん、こういうタイプか(ぉ
ここの餃子は、取り立てて特徴もないけれど、いかにも昔ながらのラーメン屋の餃子、という感じで、この醤油ラーメンにとてもよく合っていて、美味しい。ラーメン自体にけっこうボリュームがあったこともあって、かなりお腹いっぱいになりました。

混んでいるけど、渋谷でごはんを食べる機会があるなら、まず選択肢に入れておいて間違いはない店。そういう名店だと思います。

ごちそうさまでした。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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投稿者 B : 00:44 | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2013/05/17 (Fri.)

博多一幸舎

博多に来てまだ食べていないものがあったので食べなきゃ!と思って。

そう、明太子をまだ食べてなかったんですよ。

で、お昼にどこかで食べられそうなところは...と探してみたけど、間違いなく置いてありそうなのはとんこつラーメン屋くらいしか思い浮かばない(笑

博多一幸舎

博多一幸舎

というわけで、またとんこつラーメンです(ぉ

でも、こちらはもろに博多ラーメン。普段のそれも昼間に食べるなら、やっぱり臭みもクセも少ない博多ラーメンのほうが良いですよね...という私は間違いなく東京の軟弱者です(ぉ

明太ごはんが食べたかったので、ラーメン+餃子+ごはんがセットになった「博多セット」1,000 円。元祖長浜屋のラーメン単品 400 円と比べると、こういう値段のほうが博多ラーメンの相場だなあ、と感じてしまう私はやっぱり間違いなく東京の軟弱者です(ぉ

博多一幸舎

まずはラーメンから出てきました。この小ぎれいに盛りつけられたどんぶり、今やこういうのがとんこつラーメンのイメージですよね...。長浜ラーメンの無骨さも良いけど、やっぱりこういうのが出てくると安心します。

スープの表面一面に浮かんだ気泡にちょっと驚きますが、これは脂分が泡化したもの、とのこと。スープをレンゲで口に運んでみると、とんこつを凝縮したような濃いうまみが広がって、これはおいしい。固めで頼んだ麺の歯ごたえもいい。付近にあった中から適当に選んだお店だったけど、ここで正解だったようです。

博多一幸舎

そしてごはん。明太子に刻みねぎと海苔が載っていて、想像していたよりも手の込んだ明太ごはんでした。ああ、やっぱり俺は博多に来て明太子の刺激を求めていたんだ...!

博多一幸舎

餃子はかなり小ぶり。博多ではこの一口餃子がスタンダードなんでしょうか。
パワフルなとんこつラーメンと明太ごはんのパンチがあるので、餃子はこれくらい軽めでちょうどいい感じ。

でも、やっぱりとんこつラーメンをいただくなら、これはやっとかないといけないでしょうってことで、

博多一幸舎

替え玉どーん!再び固めでいただきます。
二杯目は、テーブルの上に置かれていた辛子高菜と生姜を投入。ここ、紅生姜じゃなくて白い生姜なんですね。色あい的には紅生姜のほうが映えるけど、これはこれで。

二日連続でとんこつラーメンなんて、いつぶりだろう。でも、久しぶりに美味しいとんこつラーメンを食べて、満足。しばらく積極的にラーメンを食べに行っていなかったけど、ちょっと都内で美味しいお店を探してみようかなあ。

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投稿者 B : 23:15 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2013/05/16 (Thu.)

とんこつラーメン 元祖長浜屋

博多に行ったらやっぱりとんこつラーメンは食べてこないといけないでしょう、というわけで、ちょっと無理して食べてきました(ぉ

とんこつラーメン自体はもう東京でも当たり前に食べられるもので、一風堂も一蘭も都内ではそんなに珍しくありません。ラーメン大好きだった二十代の頃なら博多出張と聞けば小躍りしていたかもしれませんが(笑)、歳のせいか?最近ラーメンに燃えないんですよね。でも、でも本場の味はちょっと違うんじゃないか、と思って、元祖と言えそうな店を探してみました。

元祖長浜屋

元祖長浜屋

来てみたのは長浜鮮魚市場すぐそばの「元祖長浜屋」。博多に来たのは初めてな私でも、「博多ラーメンと長浜ラーメンは別物」という話くらいは耳にしたことがあります。東京でも普通に食べられる博多ラーメンじゃなくて長浜ラーメンを食べてみようと思い、ちょっと足を延ばしてみました。

店構えはちょっと変わった感じで、ラーメン屋というよりは小学校の頃に見学に行った給食の工場というか、なんだかそういう無骨さを感じさせる店舗でした。しかも、すぐ裏手には「元祖長浜」と「元祖長浜屋台」という類似店が軒を連ねていて、こういう老舗にありがちな元祖・本家争いの生々しさを感じます(;´Д`)。

元祖長浜屋

ともあれ、食券を買って店内へ。

一応夕食を済ませた後なので(ぉ)ここはオーソドックスにラーメンを。一杯 400 円って安くないですか!さすがは本場。

注文したら速攻で出てきました。

元祖長浜屋

今まで食べてきた「とんこつラーメン」とはずいぶん違う見た目。スープの表面にこれだけ油が浮いているのはむしろ横浜の家系ラーメン(あれもとんこつ醤油系なので、派生型のひとつなんでしょう)に近い印象。そして、店内に漂う強烈なとんこつの匂い。これだけ匂いが強いラーメン店は今まで経験したことがありません。

元祖長浜屋

博多とんこつラーメンの特長である細いストレート麺。「ふつう」で頼んでもちょい固めで出てくるのが長浜流なんでしょうね。ちょっと歯ごたえがあってうまい。
スープのほうは、店内に充満するとんこつの匂いに象徴されるように、ちょっとクセのある風味で、塩味強め。まあ市場の近くで漁師さんをはじめとするガテン系がかっ込んでいく食べ物、なら自ずとこうなるでしょうね。食べる前は強い匂いにやられてちょっと引き気味でしたが、食べ始めると妙にクセになりそうな後引き感があります。チャーシューも、塩味強めの薄い細切れ肉で、これは白いごはんが欲しくなるな...。

元祖長浜屋

半分ほど食べたところで、テーブルに常備されていた紅生姜と胡麻を投入。最初から紅生姜を入れないあたり、完全にじゃんがららぁめんに調教されていてすみません(ぉ
でも、この紅生姜と胡麻がとんこつのクセのある風味をちょうどいい具合に中和してくれて、こっちのほうが美味しくいただけますね。最初から入れておけば良かったかな。

市場の近くという立地柄か、他のお客さんはサラリーマンからタクシーの運ちゃん、ちょっとやんちゃしてそうな若者など、なかなか人間模様が交差する感じ。回転も速くて、さすがは本場だけあって流行ってるんですね。

十年前ならともかく、さすがに今の私が毎日食べたいと思うものではありませんが、それでも疲れたときとか飲んだ後とかに無性に食べたくなりそうな、強い個性をもったラーメンだと思います。思い出したらまた唾液が分泌してきた(笑

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2012/05/03 (Thu.)

中国家庭料理 楊 再訪

超時空展覧会の後、せっかく池袋に来たらここで食べていくしかないでしょう!ということで、池袋の汁なし担々麺の店「楊」へ。クマデジタルさんに加えて、仕事上がりのサイカ先生も合流して、三人で。誰ですか、「黒い三連星」とか言う人は(ぉ

中国家庭料理 楊 2 号店

中国家庭料理 楊

前回は独りだったので担々麺と餃子が精一杯でしたが、今度は複数人なのでいろいろ頼めます。

まずは前回気になっていた麻婆豆腐から。味の系統は汁なし担々麺に近くて、一口めはそんなに辛みが強くなくて「おっ、全然いけるじゃん」と思うのですが、後から唐辛子や豆板醤、そして大量の山椒の刺激がやってくるタイプ。私は一度担々麺を食べていたので心の準備ができていましたが、そうでなければ驚くと思います。
激辛系の麻婆豆腐は好きなんですが、他店ではそういうのは大抵唐辛子や豆板醤の辛さが中心で、それに甜麺醤でコクを出しているものが多いと思いますが、これだけ山椒が大量に入ってくるとだいぶイメージが違いますね。でもこれはこれでうまい。

中国家庭料理 楊

こちらは店員さんお勧めの「涼拌菜(リャンパンツァイ)」。メニューの 1 ページ目に書かれていたということは定番なのでしょう。キュウリを砕いてごま油に漬け込んだようなもので、辛い料理の合間に箸休め的に食べるのに最適。ビールにもよく合います。

中国家庭料理 楊

これはまん丸に仕上がった焼き餃子。前回来たときには見事に割れてしまっていましたが(笑、今回はキレイな円盤状のまま出てきました。三人前頼んだうちのこれは二人前ですが、これだけ大きいとなかなか壮観。残りの一人前は後から焼き上がってきたんですが、テーブルの上に載りきらず「中国デハ料理ガドンドン出テクルカラ、コウスルネ。下ノ冷メタノノ保温ニモナルネ」といってこの上にドカッと重ねられていきました。こういう豪快さ、嫌いじゃないです(^^;;

中国家庭料理 楊

この餃子は「味ツイテルカラ、ソノママ食ベテ」とのこと。前回はそれで食べて十分美味しかったんですが、今回は井之頭五郎のマネをして黒酢で食べてみました。肉汁が封じ込められた餃子に、黒酢のコクと爽やかさが相乗して、さらに美味しくなります。黒酢オススメ。

中国家庭料理 楊

例によって青島ビールが進むわけです。

中国家庭料理 楊

そして出てきた本命、汁なし担々麺。品の良い盛りつけで出てきますが、この後スプーンと箸で勢いよく混ぜてぐちゃぐちゃにします(笑。

中国家庭料理 楊

この状態でようやく食べられる。ラー油・山椒・胡麻あたりが混合されたタレと、挽肉、カシューナッツが渾然一体となって太いストレート麺に絡みつき、見た目は完全にナポリタンのようですが、味は全くの別物。口当たりはマイルドなのに、後から追い立てるように山椒の刺激がやってきて、舌や唇が麻痺してきます。よく四川料理の味を指して「麻辣」と言いますが、「辣」は唐辛子で「麻」は花椒(中華山椒)。「麻酔」とか「麻痺」と語源を同じくするだけあって、このヒリヒリがクセになりそう。
でも、前回は独りでこの担々麺を 30 分ほどで掻き込むように食べたのと違って、今回は三人で、2 時間ほどかけて会話しながらのゆったりとした食事。そのおかげか、それほど山椒にやられっぱなしになることなく、料理の味をゆっくり楽しむことができたように思います。まあ、全身から汗が噴き出してきたのは変わりませんでしたが(笑。

ということでこのお店は、孤独にではなく複数人でいろんな料理をシェアしながら楽しむのが正解でしょう。他にもいろいろ美味しそうなメニューがあるので、また食べに来たいと思います。そのうち、リピートしに来た松重豊さんに会えるチャンスもあるかもしれませんし(笑。

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2012/02/03 (Fri.)

豊島区池袋の汁なし担々麺

「頭の中が完全に中国だ。あとはどの店にするか・・・広東、上海、北京、四川。俺の腹は・・・中国のどこに行きたいんだ?」

ということで、ドラマ『孤独のグルメ』を観てから俺の胃と頭の中が完全に行きたいと思っていた池袋の汁なし担々麺を食べに行ってきました。

中国家庭料理 楊 2 号店

中国家庭料理 楊

池袋西口、東京芸術劇場のすぐ近くの路地裏にある中華料理店。ドラマで取り上げられなければまず縁がなかったであろう、地味な店構えです。もっと言えば、私は普段ドラマなんて観ないので原作と出会い、しかもその直後にそれがドラマ化されるという連鎖がなければ来ることはなかっただろうと思います。でも、深夜に無駄に食欲を駆り立ててくれるこのドラマにあって、担々麺好きとしてはまずこの店には来ざるを得なかった。

中国家庭料理 楊

店内は全くドラマのとおり。まあ実際の店舗でロケをやってるから当然なんですが、内装や張り紙までほとんどいじらずに撮っているようなので、本当にそのままなのは逆に感激です。
メニューでもやっぱりオススメは汁なし担々麺。ここは、井之頭五郎と同じく汁なし担々麺と焼餃子を頼むしかないでしょう。さすがに拌三絲(バンサンスー)までは食べきれないし、担々麺と食感がかぶるので(笑)遠慮しておきました。

中国家庭料理 楊

「焼餃子は時間かかりますよ」と言われたので、それまでは青島ビールで一息。生もあるけどこういうところでは青島でしょう。

中国家庭料理 楊

ビールのつまみには搾菜、かと思えば、キャベツの千切りをピリ辛の油で漬け込んだようなものが出てきました。ほー、いいじゃないか。こういうのでいいんだよ、こういうので。

中国家庭料理 楊

ビールをちびちびと飲りつつ待つこと 10 分ほど。本命の汁なし担々麺が出てきました。今までに見たどんな担々麺にも似ていない風貌。本場では担々麺といえば汁なしを指すことは知っていましたが、こういうのは初めてです。
いかにも辛そうな真っ赤なラー油の上に乗っかった純白の麺。その上に青梗菜という、むしろイタリア料理さえ思わせる鮮やかなコントラスト(ぉ。左側には炒めた挽肉、右側にはカシューナッツがこれまたガッツリ奢られていて、担々麺好きとしてはたまりません。

「よく混ぜて食べてください」という中国人店員さんのアドバイスに従い、スプーンと割り箸で混ぜます。

中国家庭料理 楊

見栄えの美しさを崩してしまうのはもったいないと思いましたが、このとおり。なんだかこれから場末の喫茶店でナポリタンでも食べるのかという見た目になってしまいましたが(笑)、全ての味と薬味が渾然一体となったこの状態こそが、この汁なし担々麺の真の姿。

ちなみに初めての訪店なので、辛さは普通にしました。

中国家庭料理 楊

辛そうだけど、いただきます。まあ、死にはしないだろう。

・・・ん?美味いじゃないか。

辛さはそれほどでもない。私は辛いのが好きなので、むしろもっと辛めで頼めば良かったか、と思った次の瞬間、

口の中から温度に関する感覚が一気に失われていく感じとでも言ったらいいのか!俺はとんでもないものを頼んでしまったのか。

でもなぜか箸が全然止まらないぞ。山椒でハイになっているのか・・・?

という感じで(笑)、まさにドラマで松重豊が演じるゴローちゃんの表情をしている自分がいたと思います。

実際、今までも山椒がかなり効いた黒胡麻担々麺は食べたことがありますが、それの比にならないほどの山椒の効き具合。まるでフリスクをケース一個まるごと食べた直後のように口の中の感覚が麻痺して、水分の味が変わって感じる感覚、って分かるでしょうか。唐辛子とは全く種類の異なる感覚ですが、これが何故かクセになるという。
まあ、それでも唐辛子の辛さのほうはもっと強めでも良かったかと思います。

麺はボリュームのある太麺で、汁なし担々麺でこのタイプの麺は珍しいんじゃないでしょうか(本場ではどうか知りませんが・・・)。茹ですぎてぶよぶよにふやけてしまったスパゲティのような麺ですが、コシが死んでしまっているということもなく、かなり食べ応えがあります。

担々麺をいただいている間に、餃子が焼けてきました。

・・・丸い、まん丸だ。餃子が何個あるのか分からない。

中国家庭料理 楊

と言おうとしたら、見事に割れてるんですけど(´д`)。
まあ、これキレイに丸く焼いて出すのはかなり難しいですよね・・・。

中国家庭料理 楊

羽根を割って裏返すとこんな感じ。皮がちょっと厚めで小ぶりの餃子に、ぎゅっと凝縮された肉汁が隠されていてこれまた美味。羽根のほうもパリパリの食感と染み込んだ旨味が絶品で、これは完全にごはんが欲しくなります。

「何もつけずに食べてみてください」と言われたので何もつけずに食べたら、確かにしっかり味がついていて美味しかったです。ドラマでやっていた「黒酢とラー油」につけて食べる、というのをその瞬間に完全に忘れて、そのまま全部何もつけずに食べてしまったという(笑。

いやあ、美味しかった。惜しむらくは、担々麺も餃子もけっこうボリュームがあって、独りではお腹がいっぱいになりすぎるというところでしょうか。これでさらに拌三絲まで平らげてしまったゴローちゃんの胃袋に完敗です。
でも次回来るチャンスがあるなら、ぜひ複数人で来ていろんな料理をシェアしながら楽しみたいですね。麻婆豆腐なんかも美味しそうなので、機会を作りたいところ。

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2012/01/24 (Tue.)

玲玲の担々麺

先週の深夜ドラマ『孤独のグルメ』を観て以来、ずっと「俺の腹は中国の四川へ行きたい」状態が続いていまして(ぉ、ランチに担々麺を欲して品川の中華料理店へ。

中国料理 一味 玲玲

年末に初めて来て、餃子に感動したお店です。残念ながら四川料理ではなく大連系の中華料理ですが、品川駅港南口方面には「ここは」と言える中華料理店が他にありません。あるいは私が知らないだけなのか。

予定通り担々麺の定食をオーダー。

中国料理 一味 玲玲

出てきた担々麺を見て軽くびっくり。一般的な担々麺というより、白湯(パイタン)麺に挽肉とラー油をかけたような見た目で、担々麺といっても四川系でなければこんなものか・・・とがっかりしかかったところで、食べてみてまた驚きました。

ストレートの細麺ながら、見た目からは想像できないほどのコシがある麺で、それにラー油がしっかり絡んでなかなかの美味。挽肉も香ばしく炒めてあり、オーソドックスな担々麺とは方向性が違うながらも、これはこれでアリだと思わされます。
スープのベースが白湯系なので、激しい辛さも山椒や胡麻の風味もありませんが、見た目以上にしっかり味のついたスープが麺に合っています。ただ、かなり塩味の強いスープなので、途中でちょっと飽きてきてしまい、スープを飲み干したいとはさすがに思いませんでした。

担々麺は私の好みとはちょっと違いましたが、麺そのものが美味しいので他の麺類も試してみたいと思いましたね。むりやり四川っぽいものを求めるよりも、大連らしいもののほうが合っているのかもしれません。でも大連らしいってどんなのだろう・・・北京・広東・四川・上海の四大中国料理くらいしかイメージがありません(´д`)。

担々麺には定食ということで餃子もついてきました。

中国料理 一味 玲玲

しかもこの定食だと餃子は気前よく 5 個つきですよ!
うまく食べないと中のスープがテッポウウオの如く飛び出してきそうな絶品の餃子。肉の旨味が凝縮されたスープおよび具と、羽根多めにカラッと焼かれた皮のバランスが良いです。5 個でもまだ食べ足りないと感じるくらい美味しいので、一度この餃子だけ 15~20 個+白いごはんだけでランチ、とかしてみたいくらいです(笑。

ここの担々麺と餃子もこれはこれで美味しかったけど、やっぱりあの池袋の中華料理屋には一度行ってみたいなあ。でも池袋にはなかなか用事がない・・・。

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2012/01/03 (Tue.)

富山ブラックの源流・大喜 根塚店

久しぶりに富山でラーメンを食べました。

大喜 根塚店

大喜 根塚店

「富山ブラック」というとここ 2~3 年ですっかり全国区の知名度になってしまいましたが、私が富山に住んでいた時代にはそんな名前聞いたことさえありませんでした。でも、この「大喜」は知っていたので、ああこの濃い口醤油系ラーメンのことなんだろうな、というのは名前を聞いただけで分かりました。
富山ブラックはいわゆるご当地ラーメンと違って、県内のラーメン屋の主流がブラックラーメンというわけではなく、大喜をはじめとする数店がブラックラーメンを出していたのが、数年前に全国的に有名になってしまっただけなので、札幌の味噌ラーメンや博多のとんこつラーメンとは出自がちょっと違います。

私は富山でラーメンというともっとオーソドックスな「中華そば」系の老舗であるまるたかやのほうが好きなんですが、この大喜は昨年亡くなった祖父が好きで、高校時代(私の高校から祖父の家までけっこう近かった)に何度か祖父と行ったのを覚えています。

メニューはチャーシューメンの「大」と「小」、あとはビールなどの飲み物しかないというシンプルさ。最近のラーメン屋では餃子は当然として叉焼飯などのサイドメニューで儲けるところも少なくありませんが、その点では硬派です。
ラーメンは固めの太麺に刻んだチャーシュー、刻み長ネギが載っていて、スープは見ての通り濃い口醤油を大量に使った濃厚なもの。初めて食べたらかなり塩辛いと感じると思います。さらに黒胡椒も多めに振ってあるので、パンチがある味。もともとは肉体労働者に炭水化物と塩分を摂らせるための料理らしいので、肉体労働(大工兼農家)だった祖父が好んだのも頷けますが、店内を見回すとけっこう幅広い客層。確かに私もときどき妙に食べたくなる瞬間があります。

大喜 根塚店

ただ、この大喜 根塚店のチャーシューメンはブラックというよりも濃茶色といったほうが正確な感じで、全国区で「富山ブラック」と言われているのとはイメージが違います。でも Wikipedia で調べてみてその謎が解けました。

富山ブラック - Wikipedia

なるほど、元祖は同じ大喜でも西町に開店していたほうで、この根塚店はそののれん分け。でも西町大喜のほうは 10 年前に経営が変わって、昔の大喜とは全然違う店になり、それが今で言う富山ブラックの元祖になっていたのか・・・当時、私は富山に住んでいなかったので全然知りませんでした(というか西町と根塚が単純な支店関係でないことも知らなかった)。どおりで数年前に駅前の大喜(西町系)で食べたときに、まるで醤油をそのまま飲んでいるような、辛すぎてこれは食えたもんじゃないと思ったわけだ。
ということで、いわゆる「富山ブラック」は本当に塩辛くて個人的にはおいしいとは思えないんですが、この根塚大喜は塩辛い中にもちゃんとコクがあっておいしいと思います。「富山ブラック」と言うよりは「富山ブラウン」と言うべきかもしれませんが(ぉ)、ブラックラーメン初心者にはこっちのほうがとっつきやすいんじゃないでしょうか。個人的には、根塚大喜は富山ブラックとは別物の「根塚大喜」という独自ジャンルを確立していると思います。

Wikipedia によると、富山ブラックではごはんをおかずにラーメンを塩辛いラーメンやスープをおかずにごはんを食べることも一般的なようで。富山の食文化は関西圏ながら、今まではお好み焼+ライスのような炭水化物と炭水化物のコラボレーション文化はないと思っていましたが、こんなところにあったとは・・・。



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2011/08/10 (Wed.)

札幌 すみれ

札幌出張は 1 泊 2 日だったので、それほど現地の名物に舌鼓を打つこともありませんでしたが、札幌に来たならとりあえずラーメンは食べとかないといかんでしょう。ということで、お昼は「すみれ」で味噌ラーメンをいただきました。

札幌の味噌ラーメン すみれ

札幌 すみれ

8 年前に長期出張で滞在していたときも、夜遅くに仕事が終わってから地元の有名なラーメン店を巡るのが数少ない楽しみの一つでしたが、すみれにもそのときに訪れた記憶があります。

札幌のラーメン店の中でも特に有名なお店なので、関東にもいくつか出店していたり、カップラーメン化されていたりもしますが、なぜか関東で食べるすみれはそれほど美味しいと思えませんでした(´д`)。過去の記憶が美化されているだけで、実際はそうでもないのかなあ・・・という不安はありましたが、やっぱり本場のすみれは関東のお店よりも全然美味しい気がします。
ここの味噌ラーメンは塩辛いけどコクのあるスープがやはり独特ですね。このスープに縮れた中太麺がよく絡み、美味しいです。ただ、表面に張った油のおかげでスープが熱々すぎるので、油断すると間違いなく火傷します(;´Д`)ヾ。この油は北海道の寒い冬でもスープが冷めないための工夫、だとか。

ごちそうさまでした。

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2011/07/14 (Thu.)

はしご 鶏絲涼麺

お昼どきに有楽町方面に行く用事があったので、ランチははしごで麺を食べてきました。

支那麺 はしご 本店

このお店、去年初めて訪店したら気に入ってしまい、以来銀座周辺でごはんを食べるときには必ず選択肢に入れるようになりました。

担々麺(だんだんめん)がウリのこのお店ですが、中辛以上を頼むと涼しくてもけっこう汗だくになる辛さなので、最近のこの暑さではだんだんめんは厳しい(´д`)。ということで、初めて鶏絲涼麺(ちいすいりゃんめん)をオーダーしてみました。

はしご 鶏絲涼麺

「鶏絲」ということで、棒々鶏のように細切りにされた蒸し鶏とキュウリが麺の上に載せられ、ピリ辛で酸味のある味噌だれがかかった冷たい麺。
麺はだんだんめんに使われているものと同じ細麺のようですが、冷水でしっかり締めてあって、温麺のものよりもコシが強く歯ごたえがあります。また、味噌だれはかなり味が濃いめなので好き嫌いがあるかもしれませんが、冷たい麺なのでこれくらいしっかり味がついていたほうが私は好み。でもよく麺に絡めてから食べるのが良いでしょう。

個人的には担々麺屋で夏に食べたいものといえば汁なし担々麺や冷やし担々麺なので、そういうメニューも増やしてほしいところではありますが、これはこれで美味しい。夏場、私が銀座界隈でごはんを食べるときには定番になりそうです。

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2011/06/18 (Sat.)

四川屋台の担々麺

大岡山を通る機会があったので、ちょっと寄り道して久しぶりに四川屋台で担々麺を食べてきました。

担々麺 大岡山 四川屋台

四川屋台

学生時代は学食の次くらいによく食べに来ていたお店です。私はもともと担々麺は好きでしたが、この店のおかげで決定的になったと言ってもいい(笑。
担々麺というとお店によっては胡麻や山椒を強く効かせた上品な感じのものもありますが、このお店のはけっこう典型的な担々麺。麺自体も素材の風味が生きていて、食べ応えがあります。いつもはしっかり辛味の効いた汁あり担々麺を食べるところですが、もうだいぶ暑い時期なので、今回はさっぱりと汁なし担々麺。汁ありだと青梗菜が入るところが、汁なしだと水菜ともやしでシャキシャキした食感と清涼感が増し、辛さは控えめになりますが、これも美味。

このお店は地下は四川系の居酒屋になり、スパイシーな四川料理でざらめを入れた紹興酒を楽しむ、というのも良いものです。

普段の生活圏ではないのでなかなか来る機会もないんですが、ときどき無性にここの担々麺が食べたくなるんですよねー。また来よう。

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2011/04/09 (Sat.)

三田製麺所

新しいつけ麺のお店を開拓してみました。

三田製麺所 五反田店

三田製麺所

といってももうかなりの有名店ですが。五反田~大崎広小路間の中原街道沿いには、意外なほど多くのラーメン・つけ麺のお店があります。私がこのあたりで麺を食べたいときには大抵一風堂に行くんですが、たまには違うお店をと思って、以前から気になっていた三田製麺所に入りました。

頼んだのはつけめんのあつもり。店名を「製麺所」というだけあって麺にはこだわり。もちろん自家製(チェーン店なので、製麺工場を持っている)でしょうが、かなり太いストレート麺。コシが強く食べ応えのある麺で、さすがに美味しいです。
スープのほうは最近定番となっている魚介系。香りと旨みがしっかりと出た、どろっとした濃いめのスープですが、個人的には麺の強さにちょっと負けているように感じました。スープ自体はとても美味しいのでもう少し絡みやすい麺ならバランスが良かったのでしょうが、この麺だともっと濃いか辛いスープが欲しくなってしまいます。

まずかったかというとそんなことはなくて、これはこれで麺そのものの味を楽しめて良いと感じましたが、私の好み的には、次回来たときには辛つけめんを頼んでみたいと思います。
とりあえず、このへんで麺類を食べるときのリストに追加決定な感じで。

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投稿者 B : 21:50 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2010/11/21 (Sun.)

武田流 古式カレーライス 支那そば インディアン

先月たまたま観ていたモヤさまで紹介されていて、なんだか無性に行きたくなったので、久しぶりにインディアンに言ってきました。

インディアン 蒲田西口店

以前住んでいたところの近くに支店があったので、独身時代にはときどき利用していたお店です。なぜか、カレーライスとラーメンの二つが目玉の(というか、むしろそれ以外のメニューが存在しない)お店。店名の「武田流」というのは武田信玄とも甲州とも何の関係もなくて、創業者が「武田さん」だかららしいです(笑。

メニューは「最高級カレーライス」と「支那そば」「焼豚そば」の 3 種類と、それらのセットメニューのみ(半カレーセットもあり)。せっかく来たなら両方楽しみたいので、支那そばとカレーのセットを注文します。

すると、まず運ばれてくるのが支那そば。まあ、カレーを先に食べると支那そばの熱さ倍増ですからね(笑。支那そばを食べつつ、カレーを待ちます。

インディアン

支那そばは、見てのとおり透き通ったスープの極あっさり系。最近流行りのこってり系スープを見慣れてしまうと寂しく感じるかもしれませんが、あっさりした塩味の中にも魚介系の奥深いダシの風味が効いていて、これはこれで後引くスープです。麺は細麺、焼豚は 1 枚だけど柔らかく炊かれた分厚いのが載ってきます。

支那そばを半分ほど食べたところで、カレーが運ばれてきました。

インディアン

これが「最高級カレーライス」。どのあたりが最高級なのかイマイチわかりませんが、よくある「駅前の安っぽいラーメン屋のメニューに載ってるカレー」とは明らかに違います。創業者が高級ホテルのレストランで修業後独立して始めたのがインディアン・・・だったかな?確か、そういう成り立ちのお店なので、カレーも見た目からして欧風。
味のほうは、何というか表現の難しい複雑な感覚。かなり多くのスパイスを使って長時間煮込んだ手間が伝わってくる味です。ただ、やや鈍くて重みのある辛さに、少し苦みの混じった風味が含まれているので、好き嫌いが分かれるところかもしれません。
個人的には、味はけっこう好きなので、もう少し盛りつけを工夫するだけでもっと美味しく感じられそうな気がするのですが、こういう庶民的な出し方をするのがむしろこの店の持ち味なのかなあ。

でも、カレー好き&ラーメン好きなら一度は入ってみて損はしないお店だと思います。

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投稿者 B : 22:23 | Curry | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2010/06/07 (Mon.)

天華のコショーそば

前から気になっていた品川駅港南口のラーメン屋さんに行ってみました。

天華

天華 コショーそば

新築の高層ビルとサラリーマン御用達の居酒屋が混在するカオスエリア・品川駅港南口前(笑。そんな港南口の中でも路地裏に存在する、老舗の中華料理店です。この界隈のサラリーマンにとっては有名店のひとつで、お昼どきにはいつも店外まで行列ができているほど。
店舗は全てカウンター席で 12~13 名が座っただけでもう満員、通路はすれ違いもできないという狭さで、老夫婦だけで切り盛りしているようです。お冷やや空の丼をカウンターに上げたりするのは当然セルフサービス、店主は必ずしも愛想が良いとは言えないので、一見さんの中にはもうそれだけでダメという人もいるでしょうが、たまにはこういう店も悪くない。

頼んだのはこの店一番の人気メニュー、「コショーそば」。見ての通りラーメン・・・というか昔ながらの「中華そば」の上にこれでもか!というくらい胡椒が振られています。いかにも辛そう・・・と思いつつ口に入れてみると、胡椒の辛さは思ったほどではないながら、とろみのつけられたスープが全然冷めず、胡椒の刺激も相まって口の中が熱い!ひょうきん族時代の片岡鶴太郎かよ、という気持ちになりながら(古)中華そばを口の中に送り込みます。
ある程度辛さ(熱さ)に慣れてきたところで改めてスープを味わってみると、あっさりした塩味の中にも鶏ガラスープの風味がしっかりと伝わってきて、悪くない。これはもしかしてコショーそばでなく「うまにそば」や「肉やさい炒め」を頼んだほうがこの店本来の味が堪能できたのでは・・・と感じました。

狭い店内、とか行列、といったハードルはいくつかあれど、ときどき無性に食べたくなりそうな味。またたまに来たいと思います。

投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2010/05/21 (Fri.)

旭龍門の担々麺

先日はしごに行って久しぶりに担々麺を食べたら、なんかもう少し身近でも美味しい担々麺のお店を開拓したくなったので、職場近くでちょっと探してみました。

そこでけっこう美味しいという情報を見つけた、このお店に行ってみました。そんなに職場から近くもないんですが。

旭龍門 品川店

旭龍門 品川店

店構えは割と普通の(ややキレイめな)中華料理店。ランチメニューの担々麺は見ての通り非常にオーソドックスでした。

ラー油たっぷりでしっかり辛く、また胡麻の風味も効いていて「担々麺を食べてる」感が強い。青梗菜(切らずに入ってるほうが好きですが、こうやって刻んで入っているのも食べやすくて良いですね)や葱がふんだんに使われているので飽きも来ない。麺がけっこう普通の中細麺であまり特長がなかった気はしましたが、この味は及第点以上をあげたいです。

お店の雰囲気的にもう少し本格的な(山椒なんかも使った)担々麺が出てくるかと思っていたのでちょっと意外ではありましたが、そういうニーズには正宗担々麺というメニューもあるようです(他にも冷やし担々麺もありました)。

他にも麻婆豆腐とかエビチリ、炒め物なんかも美味しそうだったので、またちょくちょく来たいと思う・・・けどこのあたりあまり用事がないんですよね(´д`)。

投稿者 B : 00:57 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2010/05/18 (Tue.)

支那麺 はしご

こないだ NEX を見にソニービルに行ったついでに銀座でランチ。以前からいろんな人に勧められていた「はしご」に行ってきました。

支那麺 はしご 本店

支那麺 はしご ぱいこうだんだんめん

ラーメンの中では担々麺が一番好きです。いや、辛味好き的にはラーメンと担々麺は違うジャンルの食べ物だと断言してもいい(ぉ。学生時代、大学の正門正面にけっこう美味い担々麺の店があったので、学食と同じくらいの頻度で通ってました(笑。

このお店では、担々麺のことを「だんだんめん」と呼ぶらしいですね。中国語の発音だとこっちのほうが近いのかな?でも、メニューの名前が全てひらがなで書かれているので、却って分かりにくい(笑。

とりあえず排骨が載った「ぱいこうだんだんめん」をオーダー。

支那麺 はしご ぱいこうだんだんめん

ほんのりカレー風味の排骨が食欲をそそります。担々麺といえば挽肉が載っているものですが、ここのは太肉(叉焼)かオプションで排骨が載ってくるみたい。
麺はストレートの細麺で、博多系のとんこつラーメンに入っているタイプに近いです。
スープは、担々麺というと「辛くて分かりやすい味」というイメージが強いですが、ここのはいろんな香味が控えめに効いていて、ちょっと上品な印象。あまり辛くないのでラー油を足して調整しましたが、これなら大辛を頼んでも良かったかも。というか、メニューに辛味の調節とかご飯のおかわりとかについて記載されていなかった(ように記憶している)ので、システムがよく分からなかったのですが、あらかじめ分かっていたら大辛を頼んだんだけどなあ。

一般的な担々麺とはちょっと印象の違うものでしたが、これはこれで気に入った。今度銀座でご飯を食べる機会があったら、ここでだあろうだんだんめんの大辛を食べてみようっと。

投稿者 B : 00:46 | Gourmet | Ramen | コメント (1) | トラックバック

2009/08/15 (Sat.)

銀座 五行

銀座での少し遅めのランチはラーメン屋にて。

銀座 五行

銀座 五行

最近、外出時のごはんは重度に iPhone の食べログアプリに依存してますが(´д`)、今回も松屋周辺で家族でも入れそうなラーメン屋で検索。ベルビア館ってあまり入ったことがないファッションビルのレストランフロアにありました。
こぎれいなラーメン屋で、席の配置がゆったりめなので、子連れでも安心して入れます。見回したところ、けっこう家族連れ率高し。

私はこの暑い中昼間から熱いラーメンを食べる気がしなかったので、つけ麺を発注。いだてんの魚プラスつけめんに似た傾向ですが、こっちのほうが上品にまとまった味で重くなく、スルスル食べられました。麺のコシはかなり強めですが、つけ麺はこのくらいのほうが好み。奥さんが頼んだ「焦がし味噌ラーメン」もスープを一口だけ飲んでみましたが、こちらは濃厚で「胡麻味噌~」という感じ。胡麻味噌系の味は好きなので、また機会があったら食べてみよう。

ということで、食べログで近くの店を適当に探した割にはヒット。このベルビア館のレストランフロア、近くにあった薬膳火鍋のお店はやたら美味しそうなにおいを漂わせているし、けっこう気になるお店が周囲にちらほら。これはちょっと開拓してみる価値あるかもしれません。

投稿者 B : 23:18 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2009/08/06 (Thu.)

松本なう

出張で長野に来ています。久々の出張は半年ぶりくらい?松本もたぶん最後に来たのは去年の秋だった記憶が。
一泊二日の出張で、今晩は松本で宿泊。松本は城下町で、私の慣れ親しんだ富山城や兼六園周辺の雰囲気と似たところがあるので、けっこう好きな場所です。ただ出張に来ても毎回泊まるだけになりがちなので、いずれ仕事を離れて松本~安曇野周辺に写真旅行に来てみたいと思っていたりします。

長野に来ると蕎麦が食べたくなるものですが、今日(もう昨日ですが)は松本駅着が 22 時近く。さすがにこんな時間にやっている蕎麦屋はまずなく、なんとなくラーメンが食べたい気分でもあったので、中華蕎麦屋へ(笑。
iPhone を買って以来、ぐるなびやグルメぴあよりも俄然食べログユーザーになってしまったのですが、今回も食べログでホテルから行ける範囲のお店を探してみました。

麺肴 ひづき

麺肴 ひづき

といっても、ホテルから 1km くらい歩きましたが(´д`)。

せっかくこういうところに来たんだから、クチコミとかよりもその辺にあるローカルな雰囲気のお店に飛び込んでみるのも良いかなと思いつつ、何だかんだいって iPhone が便利なので、頼ってしまう自分(笑。

いただいたのは「醤油麺コクにごり」というもので、魚介ベースのスープに焦がしネギが浮いた濃厚なタイプのものでした。魚介系というと臭みがあってパンチの強いイメージがありましたが、ここのは魚介にしては品よくまとまっていて、しなやかな細麺と絡んでなかなかの美味。魚介スープでもこういう味もあるのね、という新しい発見でした。あ、焼き餃子も見た目普通ながら肉汁たっぷりでビールによく合うお味でした。

明日一日働いて、また夜のあずさに飛び乗って帰るので、美味しいものといったらこれくらいかなあ。今回は蕎麦も食べられそうにありません。残念。

投稿者 B : 01:03 | Gourmet | Ramen | コメント (4) | トラックバック

2008/12/04 (Thu.)

どうとんぼり神座

飲んだ後は、良くないとは思いつつラーメンで〆。

どうとんぼり神座

どうとんぼり神座

神座(かむくら)は東京にも進出しているチェーン店ですが、本場は大阪。新宿店にはオープン当初に 2 度ほど行ったことがあったんですが、一度本場のを食べてみたいと思っていました。
外観からして普通のラーメンとは雰囲気が違いますが、かなり不思議なラーメンです。コンソメ風のスープに白菜が浮かんでいて、甘みとコクがある独特の風味。「ラーメン」の常識で考えるとショックを受けそうなくらい変わった味ですが、でもそれが妙にクセになりそう。

神座自体、数年ぶりに行きましたが、たまに食べるとやっぱり美味しいですねこの店。たこ焼きから調子に乗って食べ過ぎましたが、後悔はしていない・・・つもり(´д`)。

投稿者 B : 23:57 | Gourmet | Ramen | コメント (4) | トラックバック

2008/09/22 (Mon.)

支那そば屋 こうや

飛び石連休の中日、といっても休暇を取ってる余裕なんてない状況ですが、今日は仕事で四谷へ。で、お昼ごはんはこちら。

支那そば屋 こうや

こうや 炒麺

同行した S さんのおすすめは雲呑麺かこの炒麺(ちゃーめん)ということでしたが、今日はラーメンというより焼きそばの気分だったので、炒麺を発注。いわゆる焼きそばをイメージしていたら、出てきたのはこんなすごい麺でした。混ざっているもやしと区別がつかないくらい太い麺がお皿にもりもり。思わず「大盛り頼んでないんですけど」と言いそうに(笑。

味もはっきり、野菜もたっぷり、麺はコシがしっかり、ボリューム満点でお腹いっぱいに。なかなか美味しかったです。
白湯ぽいスープに巨大なワンタンが載った雲呑麺も美味しそうでした。なかなか四谷でお昼というチャンスもないんですが、次の機会があったら今度は雲呑麺を食べてみたい。

ごちそうさまでした。

投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2008/09/20 (Sat.)

いだてん

あまり期待せずにたまたま入ってみたら美味しかったお店。

いだてん

いだてん 魚プラスつけめん

紅龍の向かいのお店です。紅龍はけっこう気に入ってたんですが、ちょっと行き過ぎて飽きた感もあり(ぉ、目先を変えて向かいのこの店に入ってみたら、意外とヒット。新橋にある「麺屋錦」ののれん分けみたいですね。
最近涼しくなってきたとはいってもまだまだ気温は高いので、ラーメンでなくつけめんを。個人的に去年からきてるつけめんブームがまだ収まってません。

とんこつベースのスープに魚介出汁の「魚プラスつけめん」をいただきましたが、甘めで出汁のきいた濃厚なスープがちょっとツボ。テーブルに並んでいるゆず七味を加えると、風味がアップしてさらに好み。麺は太めでコシがあり、パワフルなスープとの相性は良いですが、麺自体の味はあまり印象にないかも。ただ、ボリューム感があるので、当面お腹は空かない感じ。

けっこう気に入ったかも。ちょくちょく来てみたいと思います。

投稿者 B : 12:00 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2008/08/07 (Thu.)

ラーメン無邪気

数年ぶりに入りました。

無邪気 自由が丘北口店

大学時代にけっこう行ってたラーメン店。とんこつ醤油系なので、好き嫌いは分かれますが私はけっこう好きです。角煮ラーメンがおすすめ。

ホントに 7~8 年ぶりくらいに来たんじゃないかなあ。私にとっては懐かしい味です。

投稿者 B : 00:52 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2008/07/14 (Mon.)

ぼんしゃん 角玉入り

今日はセミナーで珍しく赤坂に行ったので、一年半ぶりにじゃんがらでおひる。

九州じゃんがら 赤坂店

赤坂店はつい 2 週間前に外堀通り沿いから赤坂サカス近くに移転してたんですね。行く前にケータイで調べていなかったら、食いっぱぐれるところでした(´д`)。新店舗はさすがにこぎれいで、なんか良い意味で「じゃんがららしく」なく、赤坂っぽい(なんだそれ)雰囲気でした。移転後の所在地がまだあまり知られていないのか、じゃんがら自体の人気が昔ほどじゃなくなったのか、それとも単に昼食時を少しずらして行ったからか分かりませんが、私の知っているじゃんがらにしては珍しく空いていて、待たずに座れました。

今日は角玉入りをいただいたんですが、角肉がごろっとしたものに変わっていて、けっこう食べ応えがありました。丼の受け皿もちょっとオシャレなものになっていたり、少し違和感があったものの、味は変わらず。美味しくいただきました。
ただ、真夏日に食べるものじゃないかもしれなかったですね(;´Д`)ヾ。あ、それで空いてたのかも・・・。

投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2007/12/15 (Sat.)

紅龍擔擔麺

昨日は忘年会でした。それもハシゴで・・・。ここのところ睡眠不足が続いていたので体力的には辛かったんですが、楽しみました。で、帰りのタクシーに乗る前に〆の一杯。

紅龍擔擔麺

このお店、前から気になっていたんですよね。担々麺のお店ということで四川系かと思ったら、博多系なんですね。店内はラーメン屋というよりは博多系居酒屋といった雰囲気。
ラー油がたっぷり乗ってますが、スープ自体はそんなに辛くなく、胡麻をたっぷり使ったとんこつ系の濃厚なお味。博多系の細麺と甜麺醤を使った挽肉がよく絡んで、期待通りになかなか美味しいです。個人的にはもっと辛いほうが好みなんですが、辛味はオーダーできるようだし、よりスパイシーな黒担々麺もあるようなので、今度試してみようと思います。
スープがかなり濃厚なので、アルコールが入っていないと少しキツいかなあ・・・とも思いましたが、また食べてみたい味でした。

投稿者 B : 17:11 | Gourmet | Ramen | コメント (1) | トラックバック

2007/10/19 (Fri.)

博多らーめん 由丸

久々にとんこつらーめん。

博多らーめん 由丸 品川港南店

この夏はつけめんばかり食べてましたが、久々にとんこつらーめん。品川駅港南口にあるこのお店、最近ときどき行くようになりました。東京でとんこつというと、とんこつ醤油だったりちょっと変わり種のが多いような気がしますが、これはかなりオーソドックスなとんこつらーめん。思ったほど重くないので、するする食べられます。変わり種系(?)のとんこつ担々麺も、かなり辛いですがこれもまた癖になる味。

ご飯ものも充実していて、写真は「焼サバ明太ごはん」。正直この焼サバ明太ごはんをおかずにご飯が食べられそう(ぉ。

投稿者 B : 22:37 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2007/08/30 (Thu.)

麺屋 蔵六

一雨ごとに秋に近づいている気配を感じる今日この頃ですが、やっぱりまだ暑いので、熱いものは食べる気が起きないのです。ということで、今日のおひる。

麺屋 蔵六

なんか品達を一店ずつ巡っている気がしますが(笑。今日はなぜかどの店もかなり混んでいて、比較的空いていた蔵六に。この店はいつも空いてます(´д`)。
このつけ麺(味玉とろ肉つけ麺)は、とんこつと魚介をダブルで使ったとんこつしょうゆ系のつけ麺でした。スープがちょっと塩辛すぎるくらいに濃くて、ちょっと微妙(;´Д`)ヾ。味玉も濃いめの味つけでしたが、血圧が上がりそう・・・。外したかなあ、と思ったんですが、最後にスープ割りを頼んだら薄味のとんこつ系スープが出てきて、割るとまったり濃厚なとんこつスープになりました。最後のスープ割りで挽回したせいか、後味は悪くなかったんですが、思い返すとつけ麺自体はいまいちだったかなあ・・・という気もします。

投稿者 B : 23:50 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2007/08/23 (Thu.)

支那そば きび 梅塩つけめん

つけ麺にハマり中。

支那そば きび

暑さもだいぶ落ち着いてきましたが、それでもやっぱりまだ熱いものはあまり食べたくならないんですよねー。ということで、今日も品達でつけ麺。ここの梅塩つけめんは、梅の風味が効いたあっさり爽やかなお味でした。「せたが屋」のひらつけめんもボリュームがあって嫌いじゃないですが、こっちの梅塩つけめんのほうが好みかも。このお店では味噌つけめんも食べたことがあるんですが、最後にスープ割りをするなら味のしっかりした味噌つけめんのほうが良いかもしれません。品達では「なんつッ亭」が圧倒的な存在感を放っていますが、このお店も派手さはないながらなかなか良い仕事してます。

ということで、つけ麺マイブームはもうしばらく続きそうです。

投稿者 B : 23:39 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2007/08/03 (Fri.)

せたが屋 ひらつけめん

本日のおひる。

せたが屋 品川店

久々に品達に行きました。相変わらずなんつッ亭の一人勝ちという感じだけど、せたが屋はその次くらいに行列ができてます。
私はつけ麺は熱いスープに冷たい(ぬるい)麺を入れて最終的に中途半端な温度で食べるというスタイルが好きになれず、今まであまり好きではなかったんですが、暑いからか(?)なんか最近つけ麺が食べたくて。ここのは麺もそんなに冷えてなくて、ダシがしっかり効いていて美味しかったです。かなりコシがあって味もあるきしめんのような麺は簿リューミーで本当にお腹がいっぱいに・・・最近歳のせいか(?)とんこつ系が食べられなくなってきている(好きなんだけど食べきれない感じ)ので、魚介系ダシも良い感じ。しばらくハマるかもしれません。

投稿者 B : 23:53 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2007/01/17 (Wed.)

ぼんしゃん 全部入り

今週は久々に社外での仕事。帰りは遅くなってしまったので、寄り道して原宿のじゃんがらでごはん。ラストオーダーぎりぎりでしたが。

九州じゃんがら 原宿店

ぼんしゃん好きなんです。本当は明太子が味のバランスを崩すのがイヤで、昔は角玉(角肉・玉子入り)と明太ごはんを頼んでたんですが、最近さすがにご飯までは食べられなくなったので、全部入りで。毎月必ずアキバに通ってた頃はよく秋葉原本店に行ったものでしたが、最近アキバにもめっきり行かなくなったので、本当に久しぶり。東京のラーメンではかなりの有名店ですが、やっぱり美味しいですね。

投稿者 B : 23:59 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2006/02/01 (Wed.)

一風堂の赤丸

東銀座でカンファレンスだったので、久々に近くの一風堂へ。
雨だったおかげで、あまり並ばずに座れました。

博多一風堂 銀座店

麺は硬めがおいしいのです。

最近替え玉が食べられなくなった・・・・゚・(つД`)・゚・

投稿者 B : 14:44 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2005/11/14 (Mon.)

なんつッ亭 品川店

今日のお昼ごはん。

なんつッ亭 品川店

品川駅前のフードパーク・品達。ときどきお昼に行くんですが、この店だけいつもすごい行列で入れないんです。が、今日は運良く(?)忙しくてお昼時を逃してしまったので、少し遅い時間に品達へ。多少並んだけど、15 分で座れたのは早いほうでしょうか。

ラーメンはマー油をふんだんに使った黒い豚骨スープが特徴。黒豚骨というと、以前お台場のラーメン国技館内「極一」(こちらはマー油じゃなくて油を焦がした豚骨醤油らしいけど)で食べて

「・・・・・・・・・・・・(´д`)」

となったことがあるのでちょっと構えてしまったのですが(´д`)、こっちは臭みもないし、意外にあっさり系でウマいじゃないですか。味付玉子が煮玉子じゃなくて温泉玉子なのも面白いです。
最近、むしろトッピングの豪華さで勝負するラーメン屋が多い気がしますが、この店はちゃんとスープと麺で勝負しているのがポイント高いです。施設内の他店がお昼時でもそれほど混まないのに、ここだけはいつも混んでいる理由がよくわかりました。ま、最近ラーメン博物館に倣ったフードパークが増えてますが、その中でもちゃんと美味しい店はせいぜい一軒かそこらで、池袋や早稲田の激戦区のほうがよっぽどウマい店が多かったりしますが・・・。

でも最近昔ほどラーメンに感動しなくなったな・・・歳なのかな(´д`)。

投稿者 B : 22:23 | Gourmet | Ramen | コメント (1) | トラックバック