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2012/05/25 (Fri.)

Xperia GX インプレッション

Xperia SX に続いて GX も見てきました。

ソニーモバイルコミュニケーションズ / Xperia GX

Xperia GX

基本的に私は SX 購入でほぼ心は決まっているんですが、GX も機能的には不満はない(おサイフさえあれば、ワンセグも赤外線もなくていい)ので実機を触ってみて GX のサイズが許容できそうなら GX でもいいかな、とは思っていました。

Xperia GX

・・・とは思っていたんですが、やっぱりデカい(´д`)。私の手のサイズでは片手持ちして親指操作では、指が画面の対角まで届きません。スマホは片手操作派なワタシ的にはこれは NG。この時点でもう SX 一択になりました。

そういえばこの展示機は外観がグローバルモデル仕様(ディスプレイ上部に SONY ロゴ、下部に XPERIA ロゴ)とも docomo 仕様(上部に Xi ロゴ、下部に SONY ロゴ)とも違い、上部に XPERIA ロゴ、下部に SONY ロゴになっていますね。先行展示なのでロゴ配置が暫定仕様な試作機である可能性が高いですが、むしろ Xi ロゴを入れずにこの状態で売ってほしい(´д`)。

Xperia GX

でもとりあえず一通り見てみます。背面はこれと言って特長なし。カメラの出っ張りが不評なようですが、私はそこまでひどいとは感じませんでしたね。ホワイトモデルだと、光の当たり具合によっては影が出るので、やたら出っ張っているように見えてしまいますが、実際にはそれほどでもありません。

カラーはホワイトもブラックもマットっぽい塗装で、Xperia arc のような光沢グラデの美しさが気に入っていた私としては、これでは物足りません。もし私が GX を買うとしたら、monCarbone の光沢カーボンケースあたりをつけたくなりますね。

Xperia GX

本体左側面上部に電源ボタン。arc のように上辺にあると押しにくかったので、この配置はまあマシなほうかな。

Xperia GX

右側面にはシャッターボタンとボリュームボタン。SX にはシャッターボタンはないので、その点では GX のほうが使いやすそう。まあスマホはシャッターボタンで撮影するとブレの原因になることが多いので、私はシャッターボタンはカメラアプリ起動にのみ使って、撮影は画面タッチ(または画面上の撮影ボタンタッチ)で撮ることのほうが多いですが。

Xperia GX

お約束で Xperia arc との比較。背面の反りっぷりは GX も良い勝負ですが、arc は側面のデザインが秀逸で、美しさと薄さの演出が両立できていたと思います。そういう意味では GX が「コレジャナイ Xperia arc」と言われてしまうのも仕方ないかも。

Xperia GX

正面から比較。GX のほうは背面に盗難防止センサがついていて真っ直ぐになっていないので、厳密な比較になっていないのはご容赦を。
側面から見たときはある程度 arc に似たデザインになっていましたが、正面から見ると全くの別物。arc は正面から見ても弧をうまく活用したデザインになっていたのに対して、GX は今年の NXT シリーズのデザインイメージを踏襲した真四角。おそらく正面から見たら acro HD と見分けるのが困難なほどではないでしょうか。むしろデザインすることを放棄しているとさえ思える形状で、個人的には今年モデルの顔はあまり好きになれません。

Xperia GX

あと、これは GX/SX 共通ですが、通知領域を引き下ろしたところに各種設定(サウンド、Bluetooth、Wi-Fi、データ通信)オン/オフのトグルスイッチと設定画面の起動アイコンが追加されています。これは地味に嬉しい。今までも似たような機能はウィジェットで提供されていましたが、これを操作するのにウィジェットがおいてあるスクリーンに移動しなくてはならないのが面倒でした。通知領域内にあればどのスクリーンからでも、どのアプリからでも直接呼び出せるので、このあたりの設定を頻繁にいじる人にはありがたいんじゃないでしょうか。個人的には、ここからさらにワンタッチで接続する Wi-Fi AP を選択できるようになるととても嬉しいんですが、誰か開発してくれないかな(ぉ。

ともあれ、個人的にはやっぱり GX はデカすぎるのでパス。今年のスマホは全体的に巨大化する方向にあるように見えますが、みんなそれが本当に使いやすいんですかね・・・?今年は iPhone も大型化するという噂もあるし、手が小さい人類としてはとてもとても不安です。

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2012/05/24 (Thu.)

Xperia SX インプレッション

これまた完全に周回遅れな感じですが、Xperia SX/GX を見に有楽町のスマートフォンラウンジまで足を運んできました。レビュー記事はあちこちで出回っていますが、どちらかというと自分向けのメモ的にエントリー。

ソニーモバイルコミュニケーションズ / Xperia SX

Xperia SX

まずは SX から。今年の Xepria のデザインは、あまりデザインされているとも思えない形状で、ロゴがなければ他社のスマートフォンとそれほど違いが分からないよなあ・・・というのが個人的にはちょっと不満。SX は液晶上部に「NTT docomo Xi」のロゴがどどーんと入ってしまっているのも萎えポイントです(´д`)。でもそれ以外は現時点で私が欲しいスペックは一通り揃っている機種なので、acro から買い換える気マンマンで実機を見に行きました。

Xperia SX

持ってみました。ちっちゃくて、軽くて、なじむ。実に!なじむぞ。今まで、arc/acro ですら私の手に余るサイズだったのが、SX ならちょうど良いと思えます。画面が小さいのは本体サイズとトレードオフなので仕方ないですが、960×560 もあれば今の acro より解像度は向上しているし、許容範囲。とてもしっくりきます。

Xperia SX

薄さはこんな感じ。特段薄いとも感じませんが、厚いわけでもなく、ちょうど良い薄さだと思います。

側面のボタンは電源とボリュームのみ。正面のホームキーがハードボタンではなくなってしまったので、スリープ解除のためには電源ボタンを押さなくてはならなくなりますが、この位置なら配置的にも距離的にもそれほど辛くはなさそうです。

Xperia SX

ソニーモバイルの Web サイトでも象徴的に使われている、メタリックなラインの処理。本体はこのラインに沿って塗り分けられていて、オレンジはツートンなのかと思いきや、よく見るとスリートーンで分けられています。芸が細かい。

Xperia SX

ただ、背面から見ると、最も面積の広いバッテリカバー部のオレンジが、イメージしていたよりもずいぶん薄い色合いでした。あえて悪く言えば、日焼けして褪色したオレンジという印象で、中途半端な色合いなのが却って飽きそう。むしろ W880i くらい振り切ったオレンジのほうが好みだったのに・・・。発表時点ではオレンジを買うつもりでいたんですが、この色合いを見てちょっと気が変わってしまいました。これならローズゴールドのアクセントカラーが上品なホワイトモデルのほうが私好みかもしれません。スマートフォンラウンジにはホワイトはまだ展示されていませんでしたが(あとピンクはあった)、全色ひととおり見てからまた考えよう。

Xperia SX

サイズ感的に近い iPod touch(iPhone は持っていないので)と並べてみました。SX のほうが少しだけ細くて背が高いです。液晶の精細感は思っていたほど差がなく、解像感・発色ともにこれなら大きな不満はなさそう。小さい小さいと言われる SX ですが、個人的にはこれなら iPhone と変わらない感覚で使えると感じました。まあ、私の隣でいじっていたカップルが「こんなの小さすぎて使えない」みたいなことを話していたので、手の大きさや用途、より画面の大きなサブ機(タブレット等)を持っているかどうかによってもこの機種の評価は変わってくるんだろうな、と思いました。

Xperia SX

ロックスクリーンはこんな感じ。Android 4.0(Ice Cream Sandwich)なので、ロック画面から直接カメラが起動できます。これはけっこう助かるんですよね・・・。ただ、SX では本体にハードウェアとしてのシャッターボタンが備わっていないので、カメラの起動はこのロックスクリーンからか、あるいはアプリアイコンをタップで起動してやる必要があります。慣れで解決できる範囲でしょうが、ちょっと残念なポイントではあります。

Xperia SX

「戻る」「ホーム」「最近使ったアプリ」はハードウェアキーではなく、ソフトウェアボタンに変更されました。しかも acro HD のように別途タッチ式ボタンがあるわけではなく、Android 3.x(Honeycomb)と同様液晶画面下部に黒いボタン領域を占有するタイプで、その分実質的な画面サイズが小さくなっています。やっぱり私はせめてホームボタンだけでもハードキーにしてほしいですね。Google の考えとか部材コストとか故障リスクとかいろいろ理由はあるでしょうが、やっぱりタッチ式ホームボタンはどうも好きになれません。

Xperia SX

ちなみに Android 2.3 まではハードキーの並びは「戻る」「ホーム」「メニュー」が一般的でしたが、ICS では右端が「最近使ったアプリ」に変更されたので、メニューボタンはアプリの右上に移住させられています。Android アプリはメニューを多用する作りになっているものがけっこう多いので、この仕様変更はユーザビリティが犠牲になっていると感じてしまいますね・・・。

Xperia SX

プリインストールアプリはこの世代から一新されていて、中でもミュージックアプリが「WALKMAN」に変更されたのが象徴的でしょう。

Xperia SX

展示機にはほとんどサンプルが入っていなかったのであまりいじれませんでしたが、現時点での WALKMAN アプリはまあ割と普通なミュージックプレーヤーアプリの域を出ていないと感じました。でも、こういう方向性だと、S-Master MX+デジタルノイキャン対応の Xperia、とか期待したくなっちゃいますね。私は少なくとも次のウォークマンは買うつもりでいますが、そろそろ本格的にスマートフォンに一本化する時期を見極めていたりもするので、高音質デジタルアンプとノイキャンが Xperia に入ってくることを心待ちにしています。

Xperia SX

スマートフォンラウンジでの先行展示だけあって、誰かが展示機にいくつかのスピードテストアプリをインストールしていました(笑。RBB で計測してみたところ、下りは 50Mbps 近く、上りも 13Mbps 近く出ていてたまげました。まだまだ LTE 通信できるエリアは広くないですし、現時点では Xi の帯域利用率もそれほど高くない、など理由はあるのでしょうが、数字で見せつけられるとインパクトありますね。このまま順調にエリアが広がっていくようなら、WiMAX 解約して LTE テザリングのほうが幸せになれる日も遠くないかもしれません。

ということで、GX については次回に続きます。

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2012/05/17 (Thu.)

SO-04D/05D

ドコモ、2012年夏モデル19機種を発表 - ケータイ Watch
アーク形状のボディ、Xi対応の「Xperia GX SO-04D」 - ケータイ Watch
重さ95gでXi対応、コンパクトなハイスペック「Xperia SX SO-05D」 - ケータイ Watch

Xperia SX

docomo の夏モデルスマートフォンが一斉に発表。docomo 的には「『使い方』で選べるスマートフォンラインアップ」とのことですが、全て Android 4.0 搭載フルタッチスマートフォン(かつ、多くのモデルで Xi 対応)という点では共通していて、あとはデザインと画面サイズのバリエーション程度にすぎず、選び甲斐のあるラインアップとは言いがたいなあ、というのが正直な印象。強いて挙げるならばジョジョスマホでしょうが、それも Twitter のハッシュタグ大喜利のネタにしかならないよなあ(笑)と思うと、私は今回は順当に初志貫徹で Xperia かな。

docomo から発表された Xperia GX/SX は、基本的にはグローバル向けに発表されていた内容と同じものですが、詳細なスペックが明らかになったことと、Xperia SX のほうで追加のカラーバリエーション(オレンジ、ピンク)が登場したことがトピック。特に、CPU は Xperia NX/acro HD と同じく Snapdragon S3(SMS8260)と同じだろうと思っていたら、一世代新しい Snapdragon S4(MSM8960)になって、同じデュアルコアながら大幅に性能がアップしています。これは嬉しい。
私は以前から予告していたとおり、「デュアルコア、ICS、LTE なおサイフ対応モデル」が出たら買うつもりだったので、今回は旧 acro から買い換えます。旧 acro でも私には大きすぎると思っていたので、機種は Xperia SX。カラーは W880i の Frame Black ユーザーとしては久々に同系統の配色となるオレンジに逝くつもりですが、ローズゴールドのラインが上品なホワイトも良さそうなので、実物の質感を見て決めるつもり。とか言っていたら案外 GX が良かった、というオチになる可能性も残っていますが(笑。ともあれ、近々スマートフォンラウンジに偵察に行ってこようと思います。

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2012/05/10 (Thu.)

Xperia GX/SX

待望のLTE対応『Xperia GX』と『Xperia SX』が日本市場向けに発表

Xperia GX/SX

Xperia の日本向け夏モデルとして LTE 対応の 2 機種が発表に。両機種共通のスペックはこんなところ。

  • OS:Android 4.0
  • CPU:1.5GHz デュアルコアプロセッサ(おそらく Snapdragon S3 MSM8260)
  • LTE 対応
  • おサイフケータイ搭載
  • プリインアプリ刷新

個別のスペックとしては、GX は 4.6inch HD(1,280×720?)液晶搭載に Xperia arc を彷彿とさせるアークデザイン採用。SX のほうは 3.7inch(960×540?)液晶で、赤外線・ワンセグ搭載。いずれも防水非対応といったところ。
年初に出したプラットフォームをベースにバリエーションを増やしていく、というのが最近の Xperia の傾向なので、基本スペックは Xperia S/NX と同じで、Android 4.0 や刷新されたアプリ群が入ってくるという感じかと思います。そういう意味では、acro HD は LTE さえ重視しなければ良い買い物であったと言えるでしょう。

対応キャリアは未発表ですが、5/16 に docomo の夏モデル発表会が予定されているので、少なくとも Xi 対応として docomo から発売されることは確実でしょう。au は LTE のサービス開始自体が今年秋冬の予定なので、この 2 機種の au 版はない可能性が高そうですね。

私は旧 Xperia acro の買い換えに今回の夏モデルを待っていたので、機種変予定。GX のアークデザインは良いですが、4.6inch は私の手にはデカすぎるので、おそらく SX のホワイトにすると思います(docomo からの発表時に追加色が出てくる可能性もあるので、それ次第)。SX は画面サイズが相対的に小さいですが、それでも 3.7inch といえば iPhone(3.5inch)と同等以上。噂のスペックが正しければ、解像度/画素ピッチは iPhone の Retina Display にわずかに劣りますが、それでも今使っている arc/acro よりも高解像度なので、機種変にまつわる不満は少ないと予想しています。
不満があるとすれば、あとはホームボタンがソフトキーだから使いにくそうだな、ということと、おサイフが NFC ベースではなさそうというところですかね。NFC は今後決済以外の部分が面白くなっていきそうな技術なので、早めに使える環境を持っていたいのですが・・・。

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2012/04/12 (Thu.)

simplism の iPad 2012 用クリスタルカバーセット

試用中の新しい iPad のためにカバーを買いました。

simplism / iPad 用クリスタルカバーセット TR-CCIPD12-CL (クリア)

TR-CCIPD12-CL

iPad 用カバーの定番といえば eggshell だと思いますが、iPad 2 用 eggshell に付属の液晶保護フィルムが残念な感じだったので、ちょっと目先を変えてみようと考えて今回は simplism にしてみました。基本的に余計な加飾なしで薄くて軽いもの、という条件だとこのへんの製品に落ち着くと思います。

TR-CCIPD12-CL

こんな感じでものすごくシンプル。薄さだけなら eggshell のほうが薄いですが、コンマ数 mm の差なのでそのへんは気にしません。

スピーカのあたりに付いている謎の物体(笑)については後ほど。

TR-CCIPD12-CL

本体に装着してみるとこんな感じで、見ての通り元のデザインを邪魔しません。私は別に Apple のシンボルマークにこだわりはないですが、このくらいシンプルなほうが好き。

TR-CCIPD12-CL

で、スピーカ部についている謎の物体ですが、これは「フロントサウンドアダプター」といって、背面についている iPad のスピーカの音を前面に回り込ませるための反射板です。まあ私はこれでそんなに重要な音は出さないし、邪魔になるだけなので要らないんですが(´д`)。

TR-CCIPD12-CL

取り外し可能なので外しちゃいました。で、このスピーカのグリルというか開口部がまた、スピーカの孔と位置が揃ってなくて、せっかくフロントサウンドアダプターつけてもこれで塞いじゃったら意味ないんじゃないの、という(^^;;

TR-CCIPD12-CL

このカバーにも当然のように液晶保護フィルムが付属しています。上の写真はそれを貼るための準備用に付属しているクリーニングクロス、埃取りテープ、ヘラのセット。

TR-CCIPD12-CL

で、これが保護フィルムなのですが、これがまた貼りにくいったらありゃしない。妙に軟らかくてまっすぐに貼るのが難しいだけでなく、気泡が入りまくります。まあ私がミヤビックスの OverLay シリーズの貼りやすさ(ただし Vita 用は除く)に馴らされすぎているだけなのかもしれませんが、これは大量に気泡が入ってしまい、その処理をしているうちに埃が混入して・・・で最終的にはイヤになってフィルムを捨ててしまいました(ぉ。
まあスマホやゲーム機と違ってタブレットは(少なくとも私の使い方では)それほどディスプレイが傷つくこともないし、しばらくはフィルムなしでやっていきます。

TR-CCIPD12-CL

このカバーは eggshell に負けず劣らずいろんなおまけがついています(笑。これはスタンドで、ひっくり返すことで 2 段階に角度をつけられるほか、折りたたんで持ち歩くこともできるようになっています。

TR-CCIPD12-CL

こんな感じで iPad を自立させることができます。スタンド自体が軽くて剛性も低いプラスチック製なので、縦置きだとちょっと不安定な感じはしますが、常用しないならばアリかな。私は無印良品のスタンドを持っているので、このスタンドもあまり出番はなさそうですが。

まあ可もなく不可もなし、といった感じのカバーです。シンプルなクリアカバーなら他にも付属品なしで安いものもあるので、無理にこれを買う理由もなかったかな・・・という印象は否めません(^^;;;;;

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2012/03/28 (Wed.)

AtermWM3600R ショートインプレッション

ということで、AtermWM3600R のショートインプレです。

NEC / モバイル WiMAX ルータ AtermWM3600R (シルバー)

AtermWM3600R

私がこれまで使っていた AtermWM3500R の正常進化版・・・なんですが、3500R があまりにもイマイチな仕様だったので、今回はもう NEC 製のルータ買うのやめようかと思っていました。ただ、新しい 3600R のほうは、私が 3500R で不満だった部分をひととおり潰してきたようなスペックだったことと、So-net WiMAX で他に選べる URoad-SS10 や URoad-8000 がクレイドル非対応だったので、クレイドル必須派の私としては選択肢がなかったことが決定打となりました。

カラーはせっかく So-net なんだし普段見せびらかすものでもないから限定の「モモグラム」にしようかとも思ったんですが、最終的に日和って無難にシルバー(笑。

AtermWM3600R

インジケータ類が本体カラーに溶け込むようにデザインされていて、点灯時だけ見えるようになっているのは 3500R を踏襲しています。ボタン類は小さいのが側面についていた 3500R に比べると、正面に大きな押しやすいボタンが置かれるようになったので、操作しやすくなりました。

AtermWM3600R

充電兼有線通信用の microUSB 端子と、クレイドル専用端子。クレイドル端子の形状は 3500R と共通ですが、本体形状の違いから 3500R用 のクレイドル には挿さりませんでした。

AtermWM3600R

先代 3500R との比較。劇的に小さくなったというほどではありませんが、確実に一回りコンパクトになっていて、取り回しは良くなりました。でも外装は旧型のほうがお金かかってますね。ルータにとってさほど大事なところでもありませんが。

AtermWM3600R

薄さもちょっとだけ薄くなっています。

ちなみにクレイドル派の私としては、今回は最初からクレイドルセットを購入しました(前回は当初セット販売がなかった)。

NEC / AtermWM3600R 用クレイドル PA-WM06C

AtermWM3600R

こちらも本体同様、旧型よりも一回りコンパクトになりました。出張時に持って行ってホテルの部屋の Wi-Fi アクセスポイントとして使いたい私にとっては、これもありがたいところ。

AtermWM3600R

背面には電源供給用の microUSB 端子と Ethernet 端子、および旧型には存在しなかったルータモード/アクセスポイントモードの切り替えスイッチがついています。既にルータが存在するネットワーク下で使うときには、AP モードにしておけば多段ルータにならずに済みます(実際には多段ルータであっても困らないことも多いですが)。

AtermWM3600R

本体をセットしてみたところ。設置幅が本体を縦にしたときの幅とほぼ変わらないくらいコンパクトなのは、日常的にもとても助かります。

と、外観を見ただけでは単に旧型よりも一回り小さくなった程度にしか見えませんが、中身はけっこうブラッシュアップされています。最もポイントだと感じたのはこれ。

AtermWM3600R

3500R が「自動省電力と言いながら実際はスリープではなく電源オフしている」というモバイルルータとしては信じられない仕様だったのに対して、3600R では無通信継続時の動作を電源オフだけでなくウェイティング(Wi-Fi だけオンにして WiMAX は切っておく)、休止状態(15 秒で復帰するハイバネーションモード)から選択できるようになりました。
休止状態は復帰時に本体の電源ボタンを操作してやる必要があるので、私はもっぱらウェイティングモードで使用。ウェイティングからの復帰時に WiMAX のリンク確立に 2~3 秒の待ち時間を感じることがありますが、電源オフからの起動に 2 分程度待たされていた 3500R から見れば劇的な改善。まあ、今までがあんまりだったので、むしろ「これでまともなモバイルルータになった」というレベルではありますが、これなら使い物になります。

バッテリ駆動時間に関しては、連続通信で最大 10 時間、ウェイティングモードでの待受が最大 25 時間という公称値はまだそこまで使い込んでみていないので分かりませんが、3500R だと通常、朝職場に着いたらルータをオフにするか電源に接続していなければ帰るときにはすっからかんになっていたのに対して、3600R ではウェイティングモードにしておけば帰宅時にも 20~30% 程度は余裕で残っている、という。光ポータブルをメインで使っていた頃の使用感がやっと戻ってきたにすぎませんが、安心して使えるというのは大きいです。

その他、公衆無線 LAN 対応とかスマートフォン向けアプリ提供とか、いろいろと進化もしていますが、やっぱり電源周りの強化が一番ありがたいかな。ちなみにハイパワーモード対応で接続性が向上したという話ですが(スループットが上がるわけではない)、体感的には残念ながら 3500R とそう変わったようには思えませんでした。

というわけで、やっと普通に使える WiMAX ルータを手にしたという印象です。せめて去年からこのくらいの完成度のものを発売してほしかった(´д`)。ともあれ、今後 1 年のモバイル用メイン通信環境はこいつで行きます。

投稿者 B : 23:36 | Mobile | Mobile Network | コメント (0) | トラックバック

2012/03/27 (Tue.)

So-net WiMAX を契約しました

WiMAX 接続用の ISP を乗り換えました。

So-net モバイル WiMAX | 高速モバイル | インターネット接続 | So-net

AtermWM3600R

1 年前に BIGLOBE WiMAX を契約したときに、このままルータ無料キャンペーンが今後も続くようなら、1 年単位で年間契約して期限ごとに延長せず他の ISP に乗り換えが最もおトクという結論に達したので、予定通り BIGLOBE を解約して So-net WiMAX に乗り換えました。私のメイン ISP は So-net なので、モバイル回線も So-net を利用するのが実は一番安上がり。今回はお目当ての AtermWM3600R も最初からキャンペーン対象になっていましたしね。
LTE もそろそろ立ち上がってきていますが、今はまだ 3G 回線を 3G 契約より安く使える以上のメリットがほぼない(つまり LTE が利用可能なエリアが狭い)ので、あと 1~2 年は WiMAX を使って、その後に改めて見極めればいいかと。

ルータのインプレ的なものは後回しにして、とりあえず回線速度を測ってみました。
まずは PC でのテストを、speed.rbbtoday.com および Speedtest.net で計測してみた結果から。

AtermWM3600R

一応、比較対象として自宅の B フレッツ+バッファロー WZR-AGL300NH との組み合わせ(Wi-Fi は .11n 2.4GHz 帯(理論値 150Mbps)を利用)も取ってみました。

環境BIGLOBE WiMAX+
AtermWM3500R
So-net WiMAX+
AtermWM3600R
B フレッツ+
WZR-AGL300NH
speed.rbbtoday.com下り16.46Mbps12.3Mbps15.62Mbps
上り1.2Mbps1.19Mbps17.65Mbps
Speedtest.netPING76ms82ms10ms
DOWNLOAD6.07Mbps6.48Mbps16.11Mbps
UPLOAD3.92Mbps2.94Mbps17.56Mbps

あとはスマートフォン系からのテザリングも、ということで Xtreme Labs の Speedtest アプリでも測ってみました。

AtermWM3600R

なぜ Xperia じゃないかというと、Speedtest.net の Android 用アプリが計測してみようとしたときにサーバ不調か何かで使えなかったからです(´д`)。

環境BIGLOBE WiMAX+
AtermWM3500R
So-net WiMAX+
AtermWM3600R
B フレッツ+
WZR-AGL300NH
DOWNLOADAVG3,032kbps2,992kbps14,058kbps
MAX3,058kbps3,265kbps14,247kbps
UPLOADAVG1,369kbps1,245kbps4,424kbps
MAX1,369kbps1,261kbps4,424kbps
LATENCY179ms172ms30ms

結論からいうと、PC であってもスマートフォンであっても、BIGLOBE+AtermWM3500R と So-net+AtermWM3600R にほぼ有意な差は認められないということです。まあこれは基本的に両者共に UQ WiMAX の MVNO で、仕組み的にもほぼ同じものを使っているので、ISP 側で違いがほぼ出ないということではありますが、スループットに関しても若干誤差程度の違いこそあれ旧型と新型のルータでほとんど差がない、ということも示していると言えるでしょう。

まあ今回はスピードアップ目的でルータを買い換えたわけではないのでこの辺は想定の範囲内ではありますが、じゃあ何がどうなったかというと、それは明日に続きます(ぉ。

投稿者 B : 23:59 | Mobile | Mobile Network | コメント (0) | トラックバック

2012/03/24 (Sat.)

OverLay Magic for Xperia acro HD

Xperia acro HD の液晶保護シートはもう迷わずコレ。

ミヤビックス / OverLay Magic for Xperia acro HD SO-03D/IS12S

OverLay Magic for Xperia acro HD

Xperia arc で試して気に入ってしまったので、今後基本的にスマートフォン用の保護シートは OverLay Magic で統一していくことに決めました。タブレットとか持ち運びする機会が少なく、写真や動画を観る機会が多いものは画質重視で OverLay Brilliant、みたいな使い分け。
OverLay シリーズは本体の発売から少し遅れて出てくることも多いんですが、Xperia acro HD については docomo 版発売の少し前に au 版が出ていたこともあり、早めに発売されていました。

OverLay Magic for Xperia acro HD

サクッと貼ってみました。Vita と違ってシンプルな長方形なので、とても貼りやすいです。何の工夫もない acro HD のデザインを、初めていいと思った(ぉ

ディスプレイ表面のグレア感は何も貼っていないのと同じくらい美しいです。

OverLay Magic for Xperia acro HD

保護シートはディスプレイ面に合わせてシンプルな形状になっていますが、通話用のスピーカ部と前面カメラ周辺は抜かれています。カメラの抜き方が微妙に iPhone っぽい。

OverLay Magic for Xperia acro HD

あと、下の方にも抜き穴が。これはマイク用でしょうか。

寸法は例によって今回もピッチピチで、四辺それぞれ 0.5mm くらいずつしかマージンがありません。位置合わせしやすく貼った後の見た目も非常によろしい。まあディスプレイ表面にいつもの如く飛散防止シートが貼られているので、その上にさらに貼ることにはなりますが。

OverLay Magic for Xperia acro HD

写真を表示させてみたところ。さすが OverLay、保護シートを貼ったことによる画質低下は認められません。
しかし改めて写真を表示させると、旧 Xperia acro とは段違いの美しさにちょっと息を呑んでしまいますね。私も早く今年モデルに買い換えたい・・・。

なお、OverLay Magic は同じグレア系の保護シートでも Brilliant に比べると表面の滑りは微妙にだけど悪くなってしまいます。イメージ的には何も貼っていない状態≧Brilliant>Magic の順。最初のうちフリック系の操作がはちょっと引っかかり気味に感じますが、arc では使っているうちに馴染んできて Brilliant とそう変わらない滑り感になっていますし、acro HD のメインユーザーであるウチの奥さんは、私よりも指先がドライなので問題ないでしょう(ぉ。

ミヤビックス / OverLay Magic for Xperia acro HD SO-03D/IS12S

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2012/03/23 (Fri.)

Xperia acro HD

春になるとスマホ欲しくなるよねー、ってことで、機種変しました。

ソニーモバイルコミュニケーションズ / Xperia acro HD SO-03D (Ceramic)

Xperia acro HD

いや、機種変したのは私ではなくウチの奥さんですが。3 年 3 ヶ月前に買った N-02A がそろそろ耐用限界で、画面が点かなくなったり、まれに SIM が接触不良を起こして電源断したり(私も N-04A でありましたが、動作中に SIM が外れると電源オフになる仕様らしい)、いい加減買い替え時だったので・・・。機種選定は半ば私の独断です(笑)。要件としては、赤外線通信必須(ママ友とのメアド交換に使うらしい)ということであまり選択肢がありませんでしたが、日常生活上はどちらかというと防水のほうが役に立つことが多いでしょう。
カラーは Ceramic(ホワイト)。どうせカバーをつけるから素体はシンプルなほうがいい、ということで。

Xperia acro HD

質感はずいぶんマットな感じ。同じホワイト系なら au 版(IS12S)の White のほうがパール仕上げでキレイだと思ったんですが、動作機を自宅で触ってみるとこのマットなホワイトも悪くないですね。ただ汚れが付着すると目立ちそうではあります。

Xperia acro HD

あちこちで指摘されているとおり、本体側面のボタンは非常に小さく、突起量も少ないです。まあボリュームボタンは問題ないでしょうし、シャッターボタンはカメラアプリ上で画面タッチ撮影できるので大丈夫だと思いますが、電源ボタンがこの位置でかつ押しにくいというのは困りもの。私は Xperia(X10/arc/acro/PLAY)でも iPhone/iPod touch でも、ホームボタンでスリープ解除していましたが、acro HD ではホームボタンが物理キーではないため、スリープ解除は電源ボタンでやるしかありません。本体を握るように持って右手親指でオン、という手順を習慣づければ良いのかもしれませんが、それにしてもこの押しにくさではねえ(´д`)。押し心地を改善してくれるアタッチメントが何か出てきてほしいところです。

Xperia acro HD

本体上面には、銀色のカバーに護られて miniHDMI、ヘッドホン/マイク兼用端子、microUSB のコネクタが並んでいます。が、アクセスするにはいちいちフタを外さなくてはいけないのが面倒。防水のために使い勝手が犠牲になった部分です。HDMI はそれほど頻繁に使うものではないし、充電は後述のクレイドル、ヘッドホンは Bluetooth のものを使うのが、ストレスなく acro HD と付き合う秘訣かもしれません。

Xperia acro HD

残念ながらタッチパネル化されてしまった戻る/ホーム/メニューボタン。せめてホームボタンだけはハードキーで残しておいてほしかった・・・。
このボタンですが、タッチパネルに触れるとアイコンの下に白いインジケータが光るようになっています。が、実際の当たり判定(ぉ)はアイコン付近にあるようで、実際はアイコンを触ることになるので、何のためについている LED だかイマイチよく分かりません。

Android ではメニューが画面下から出てくるアプリが多いので、ここにタッチ式の戻るボタンがついていると、けっこう誤操作の元だと思うんですが、そのあたりどうなんでしょうか。私はやっぱりハードウェアキーがいいです・・・。

Xperia acro HD

旧 Xperia acro と比較してみました。旧 acro のほうには Xperia S のホームアプリをインストールしているので UI デザインはほぼ同じですが、ディスプレイ解像度が違うのでアイコンの間隔やフォントサイズが違いますね。

それにしてもこの 2 機種、Sony Ericsson/XPERIA のロゴが入っていなければ、同じ「Xperia acro」シリーズであることはおろか、同じメーカーが作ったスマートフォンであることさえ判らないんじゃないかというほどデザインが違います。個人的には、acro HD は真四角すぎて面白みがなく、イマイチ所有欲が湧かない・・・。
Xperia arc のデザインの完成度があまりにも高かったので旧 acro の印象が霞みがちですが、こうして見比べると旧 acro のボディラインがいかにセクシーだったかがよく分かりますね。また、曲面の使い方の違いのせいで、持った感じとしても acro HD のほうが少し大きく感じます。

Xperia acro HD

もうひとつ、旧 acro と acro HD の大きな違いといえば、内蔵ストレージ容量じゃないでしょうか。
内部メモリー(アプリケーション領域)が約 2GB に増量(空きは出荷状態で 1.8GB 程度)され、アプリをそれなりにたくさん入れてもまだまだ余裕と言える容量になりました。旧 acro では 400MB 弱しかなく、さらにシステムアップデートで空き領域の多くを占有されてしまったことで、必須なアプリしか入れていないのに常に空き容量を気にしながらでないと使えない、という不都合を強いられていました(´д`)。私の arc/acro では最近、何かするたびに空き容量低下警告が出るので、早く機種変したい・・・。

Xperia acro HD

Xperia acro HD の UI は、出荷時点でのデフォルトでは docomo が独自開発した Palette UI という docomo 共通のホーム画面に設定されています。docomo のサービス押しつけで鬱陶しいのかと思ったら案外そうでもなく、パーツの配置さえ憶えてしまえばそれなりに使いやすそうな UI ではあると思ったのですが、Android 標準のお作法とはずいぶん違うのと(とにかくアプリドロワーの呼び出しアイコンが画面下中央にないというだけで私はダメ)、何より重すぎるので使う気になれません(´д`)。画面のスクロールやレスポンスが悪く、これデュアルコア CPU 搭載の最新機種だよね?初期の Xperia X10 じゃないよね?と疑いたくなるほどのもっさり動作。速攻で外させていただきました。

Xperia acro HD

ホーム画面の設定は、Palette UI からメニュー→設定→Xperia→優先アプリ設定 の順でメニューを辿っていき、デフォルトの「ドコモ」から「Xperia」に変更するだけで、ホーム画面をいわゆる「ソニエリホーム」に変更することができます。

X10 の頃はソニエリホームもイマイチで Home++ に置き換えたりしていましたが、もうずいぶん枯れて使いやすくなりました。Palette UI からソニエリホームに変更しただけで、体感的なレスポンスも大幅に改善。旧 acro と比べても明らかにサクサクで、使っていて気持ちが良いです。

Xperia acro HD

acro HD には充電用のクレイドルが付属しています。先述のとおり防水のために microUSB コネクタに蓋がされているので、充電は基本的にクレイドルを使ってください、ということでしょう。
特に凝ったところもない、シンプルなクレイドルです。充電端子は本体側面に金属接点がむき出しになっていて、そこから充電します。

Xperia acro HD

本体は縦にセットします。arc/acro では純正のクレイドルが存在せず、サードパーティ製クレイドルを買ったりもしましたが、別に充電しながら動画観たりしないので、スペースを取らない縦置きのクレイドルのほうが良いです・・・。

ただ、このクレイドルは本体をしっかり挿し込むタイプで、それほどクリアランスが確保されているわけではないので、基本的にケースやカバーをつけたまま充電することはできなさそう。

Xperia acro HD

自分のじゃないので初期設定代行がてらちょいちょい触ってみた程度ですが、外見はともかく中身は 2011 年モデルの Xperia よりも確実に進化していますね。やはりデュアルコア CPU のパフォーマンスは伊達ではなく、旧 acro とはレスポンスの違いをハッキリと感じます。

また、高精細化されたディスプレイも素晴らしいですね。acro の 4.2inch/480×854 に対して acro HD では 4.3inch/720×1,280。ピクセル数だけで言えばもうそこらの PC と変わりません。これは iPhone 4S(3.5inch/640×960)よりも高精細で、画素密度で言えば 342ppi という驚異の細かさです(iPhone 4S は 326ppi)。画面をデジカメで撮影しても、旧 acro ではけっこうモアレていたのが、acro HD のレベルになるとモアレが出ることもほとんどないくらい。
画面の話をするとどうしても出てくるのは「新しい iPad」。個人的にはタブレットの画面サイズになると用途が変わってくる(いくら高精細でも acro HD で電子雑誌を読みたいとは思わない)ため、単に画素密度だけの話をしてもしょうがないとは思いますが、iPad だけでなくこの arc HD のディスプレイももっと評価されていいと思います。早くこれがスタンダードになってほしい。
内蔵カメラも旧 acro から大きく進化していて、起動が速いだけでなく、画質も向上しています。グレードアップしたディスプレイに見合う性能じゃないでしょうか。旧 acro のカメラもそこそこ使い物になりましたが、それはあくまで「メモ用途か、コンデジがないときの代替としては使える」というものだったのに対して、acro HD のカメラは「これならコンデジ持ち歩かなくてもいいんじゃない?」と言えるレベル。そろそろ奥さん用のコンデジも買い換え時かと思っていましたが、これなら買い換え資金で私がカメラ買っても良いかも(まて

とはいえ acro HD も手放しで褒めたいところばかりではなく、不満もそれなりにあります。私はモデルチェンジごとに順調に大きくなっていく本体と、ホームボタン周りが完全にタッチ化されてしまったことが大きな不満。スリープ解除の操作がしにくくなっただけでなく、手の小さい私にとっては片手操作時に指が届きにくくなったことと、それに伴って指を伸ばしたときに親指の付け根の部分でタッチパネルやタッチキーに触れてしまい、誤操作の元になってしまうのです。この誤操作は現行の acro でもけっこうやってしまっているので、これ以上本体サイズが大きくなってしまうのは、正直厳しい・・・。Xperia P くらいのサイズ感でおサイフ対応の機種があれば(ワンセグや赤外線は不要)、現行 acro からの有力な買い換え候補になるんだけどなあ。

また、これはハードウェアの問題ではないのですが、改めて Google や docomo が構築しているスマートフォン周りの仕組みって難解ですね。私が自分で使うだけなら、既に持っているアカウントやデータを移行させるだけで良いんですが、奥さん用となると新しく Google アカウントを取って、sp モードのパスワードを設定して・・・とか全てイチからやる必要があり、それなりに解っているつもりの私でさえ混乱気味になりました。sp モード周りの設定の一部は 3G ネットワーク経由でないとアクセスできないとか、docomo 関連の設定だけでも複数の異なるパスワードが必要だったりとか・・・。Palette UI のようなものの導入の目的は、機種間でのユーザビリティの統一に加えてサポートコストの低減などもあるのでしょうが、フロントエンドの UI を解りやすくする以上にやるべきことがもっとあると思う。
まあ、このあたりの解りにくさはスマホ導入以前の i モード時代からも存在していましたが、そろそろ建て増し旅館的なサービスの構造は見直す必要があるんじゃないですかね。とても発売中の機種のほとんどがスマートフォンに置き換わってしまった段階でやっていることとは思えません。

ともあれ、ウチの奥さんにとってはこれが初スマホなので、しばらくサポートしてやりながら慣れていってもらおうと思います。今までも Android タブレットを少しずつ触っていたので、何もない状態からよりは早いと思いますが、それでも 6 歳の長女のほうが先にコツを掴みつつある状況なので、早く慣れてもらわないと。

投稿者 B : 23:07 | Mobile | Smartphone & Tablet | コメント (0) | トラックバック

2012/03/18 (Sun.)

「新しい iPad」を試す

金曜日に発売された新しい iPad を試す機会を得たので、どんなものか少し書いて観たいと思います。乗るしかない、このビッグ(ry

Apple / iPad Wi-Fi 16GB (ホワイト) MD328J/A

The new iPad

例によって自分のじゃないんですが、iPad Wi-Fi 16GB。今回はホワイトモデルです。iPod touch もそうでしたが、やっぱり白ベゼルはきれいだけど液晶の縁あたりがうっすらと黒く透けているのがちょっと惜しい。
個人的には、これで観るコンテンツが映像主体ならブラック、電子書籍系主体ならホワイトが違和感なくて良いんじゃないかと思います。

The new iPad

デザインは基本的に iPad 2 と共通。微妙な違いこそあれ、ほとんどの人は画面を見ないと(むしろ、画面を見ても)違いが分からないんじゃないでしょうか。

The new iPad

iPad 2(左側)との比較。0.6mm だけ新型のほうが厚くなっていますが、比べても見た目ではほとんど違いが分からないのに対して、持ってみると意外なほど違いが分かります。やっぱり 50g の重さ違いは明らかに分かる差で、この重さに引きずられるようにして厚みも増したことを実感します。

厚さ重さといえば、今回の iPad 発売にシャープが量産技術を開発していた IGZO パネルが間に合わなかった影響もありそうです。IGZOパネルは液晶の画素表面にある被膜トランジスタを小型化することで開口率を向上させ、高精細化と省電力化を可能にするもの。通常の a-Si 液晶のまま新 iPad 並みの解像度を実現しようとすると、画素あたりの皮膜トランジスタが占める面積の割合が大きくなり、開口率が下がる=輝度が低下するため、従来の XGA パネルと同等の輝度を出すためにはバックライトを強くする必要がある=消費電力が上がるためバッテリ容量の増加が必要になる、ということ。最終的に新 iPad には SAMSUNG の a-Si パネルが採用された(追って LG も供給を開始するらしい)とのことですが、業界筋によると順調に IGZO パネルが採用されていれば、Retina Display を搭載しながら iPad 2 よりも薄く軽い製品になっていた可能性もあるのではないか、という話です。

The new iPad

あと、細かいですがカメラレンズ周りが変更されていて、新型のほうがレンズが大きくなっています。旧型と比べてセンサは 200 万画素→500 万画素に向上しましたが、単にセンサの変更だけでなく全般的な変更が施されているもよう。

新しい iPad の使用感は、ディスプレイの精細感を除けば iPad 2 とほぼ変わらないと言って良いでしょう。ということで、ここでは Retina Display の表現力周りを中心に見ていきます。

The new iPad

新しい iPad に、ディスプレイと等解像度(1,536×2,048)の画像を表示させたところ(以降、画像はクリック/タップで拡大)。正直、遠目で見ると iPad 2 よりも確かに少しきれいになったかな?くらいの違いしか感じません。量販店の店頭などでは、ホーム画面や一般的なアプリを表示しているだけではおそらくほとんど変わったように見えないのではないでしょうか。

でも、画面に寄って見るとその印象はガラッと変わります。

The new iPad

マクロでできるだけディスプレイに寄ってみました。よく見ると肉眼では液晶のピクセルを視認できますが、ほとんど粒状感のない、美しい表示だと思います。ディスプレイをデジタルカメラで撮影した画像なので細かいところまでは再現できていませんが、髪の毛の一本一本までよく見えていて、これなら一眼レフで撮影した写真のピントチェックにも実用できそう、と感じました。一眼レフで撮ったら瞬時に iPad にプレビューが表示される、みたいなソリューションが欲しくなってきます。

iPad 2

これは同じ写真を iPad 2 で表示させたところ。解像度が 1/4(768×1,024)になっているので、線が太く細かいところのピントは合っているのかいないのか分からない状態です。画素間のギャップも視認できるほど広く、粒状感が強い。タブレットの一般的な使用ではここまで画面に寄って見ることはまずないでしょうが、画像の細かい部分をチェックするような用途には向いているとは言えません。

The new iPad

産経新聞アプリで一面を表示させてみたところ。驚いたのが、一面を全画面表示させてもちゃんと文字の視認性があって、この状態でも読めてしまうことです。従来であれば拡大しなければ判読できず、部分拡大して読む→表示部分を読み終わったらフリックして移動、がけっこう煩わしかったので、紙媒体のレイアウトをそのまま電子に持ってきたコンテンツは正直読みづらかったのですが、これならアリ。

The new iPad

全画面表示時のディスプレイ表面を撮影してみたのがこちら。文字サイズこそ小さいですが、可読性には全く問題ありません。iPad の表示領域の寸法は新聞 1 面の 1/4 くらいしかないので、この紙面も新聞紙の縦横それぞれ半分くらいのサイズだと思われますが、十分な解像感です。新聞紙の解像度が 150dpi 程度、と言われるのに対して、新 iPad の画素密度は 264ppi と倍近いので、表示領域が縦横それぞれ半分になってもほぼ問題ない、ということでしょう。

iPad 2

これを iPad 2 で表示させるとこんな感じ。文字が潰れてしまって、見出しはいいけど本文はまともに読めないレベルです。こうやって比べてみると新 iPad の液晶がいかにパラダイムシフトであるかが分かるでしょう。
iPad 2 でもピンチインで拡大してやれば全く問題なく読めるのですが、使い比べてみると人間にとって「ページ全体が見渡せているかどうか」って読む上での心理的なストレスが全然違う、ということが実感できます。

ちなみに iPad 2 に比べると新 iPad のディスプレイはどうにも青白く偏った発色で、美しい色が出ているとは言えません。ホワイトモデルだとベゼルの白色が基準になるので、余計に青さが気になるという・・・。ガンマ補正をかけてやりたくなります。

The new iPad

こちらは ebiReaderHD アプリでコミックを表示させてみたところ。コミックなら、横向きの見開き表示でちょうど単行本と同じようなサイズになるので、10inch クラスのタブレットに向いていると言えます。

The new iPad

コミックなら、セリフの文字サイズは新聞よりもじゅうぶん大きいので、当然問題なく読むことができます。

が、ここで大事なのはそのことではありません。

iPad 2

iPad 2 で同じ部分を表示させてみたところ。スクリーントーンの表現が、iPad 2 の液晶の全画面表示では、完全にモアレになってしまっています。新 iPad でもよく見ると微妙にモアレっぽいのですが、ほぼ気にならないレベルと言って良いでしょう。
スクリーントーンだけでなく、線の細かいニュアンスなども Retina Display のほうがよく見えるので、単に話を読みたいのではなく絵まで含めて漫画を楽しみたい、という向きにもこのクオリティなら満足できるんじゃないでしょうか。電子化にあまり前向きではない作家さんもまだ少なくないようですが、それがもし表現力を理由にしているのであれば、一度この Retina Display を見てみてほしいと思います。

The new iPad

私が電子書籍系コンテンツで今のところ最も利用している AS BOOKS の F1 速報電子版を表示させてみました。こちらも、iPad 2 ではさすがに判読できなかった見開き全画面表示が、(写真では分かりにくいですが)これなら何とか読めるレベルと言って良さそうです。こういう写真+キャプションとか写真+解説記事が主体の読み物では「写真とテキストの両方を範読できるレベルで一度に表示」できることが快適性に非常に効いてきます。

The new iPad

ただ、これはディスプレイ側というよりアプリ(コンテンツ)側の問題なのですが、コンテンツの解像度が Retina Display を考慮していないため、文字の輪郭が甘くて読んでいて気持ち良くありません。AS BOOKS のコンテンツは表示解像度に合わせて何段階かの解像度のデータを持っているようで、少しピンチインしてやるとより高解像度版の表示に切り替わり、輪郭がキリッとしてくるのですが、この一手間が惜しい。
産経新聞アプリや ebiReaderHD アプリは最初から Retina Display にも対応できる解像度で表示してくれているようなので、このあたりはアプリの対応状況によっても異なるのだと思います。単に新型 iPad を買ったら全てのコンテンツが 4 倍キレイになるわけではない、ということです(それでも、iPad 2 で見るよりキレイですが)。写真を多用する雑誌系コンテンツは解像度を上げるとストレージ容量や通信回線、配信サーバにも負荷を掛けることになるので簡単に高解像度化できるわけでもありませんが、この違いを見せつけられると、一日も早く対応してほしくなります。

印刷物の解像度は一般的に 300~350dpi 程度と言われています。インクジェットプリンタなんかでもデフォルトの印刷解像度は 360dpi に設定されていることが多いですよね。それに対して新 iPad の 264ppi という解像度は、これらにはちょっと足りないながらも「これでやっと紙の代替にできる」と言えるレベル、という評価はこうやって実際に「紙で見るようなコンテンツ」を表示させてみると実感できます。
逆にこういう使い方をせず、単に Web やアプリを表示させるための端末として考えると、新 iPad の Retina Display は「ちょっとキレイだけど、それだけ」という印象になる可能性が高いんじゃないでしょうか。新 iPad の発表以来、IT 系ジャーナリストの間で新 iPad の評価が高いのは、彼らが出版を経験したことがあるから、ということと無関係ではないと思います。

私は昔から PC にしろ何にしろ高精細ディスプレイを求めてきたので、この Retina Display は大歓迎。これなら今まで単なる「画面のでかいスマホ」にすぎなかったタブレットに、新しい用途が開けるんじゃないかというくらいに思っています。むしろ他社のタブレットにも一日も早くフル HD オーバーのディスプレイが標準になってほしい。
今まで、電子書籍を読むなら文芸などの活字ものは e-Ink 系の専用端末で、雑誌やコミックはカラー液晶のタブレットで、と考えていましたが、液晶もここまで解像度が高まってくると、バッテリのもちなどのデメリットを差し引いても汎用性が高くレスポンスも良いタブレットで電子書籍全般を扱った方がいいかもしれない、と思うようになりました。新しい iPad の液晶は発色という点では青白くて美しいとは思えませんが、来たるべき「もっと新しい iPad(笑)」ではそのあたりも含めてさらなる改善に期待です。

投稿者 B : 14:49 | Mobile | iPhone & iPad | コメント (0) | トラックバック