b's mono-log

2011/10/27 (Thu.)

ソニーがソニエリの全株式を取得

ソニー・エリクソンがソニーの完全子会社に - ケータイ Watch

Sony Ericsson

少し前に日経新聞がすっぱ抜いていた噂が現実のものに。ソニエリが完全にソニーの子会社となることになりました。

私は Walkman Phone が普通に出るようになり始めた頃から、ソニーとソニエリが分かれているほうが効率が悪いと考えていたので、これは歓迎すべき変化ではないでしょうか。さまざまな機器のクロスオーバーが始まって、少なくとも携帯音楽プレイヤーはもう携帯電話に統合されていく流れにありますし、同じ Android プラットフォームを採用していながらウォークマンやタブレット、Google TV とは異なる戦略とリソースで開発することの非効率やちぐはぐさを考えれば、もっと早くこうなっていてもおかしくはなかったと思います。もちろん、今回の件が異様なまでに進行した円高を背景にしたものと考えれば、今こそが買い時、ということだったのかもしれませんが。

個人的見解としては、テレビと PC、タブレット、携帯電話(スマートフォン)はいずれスクリーンサイズの違いのみで本質的には同じコンテンツを扱うことになると考えています。それぞれテレビ放送を中心とした映像を主に扱うテレビ、コンテンツクリエーション(だから他とは少しだけ立ち位置が違う)を軸とする PC、Web ブラウジングや Web アプリが中心となるタブレット、コミュニケーションが主体となるスマートフォンという軸足の違いはあれど、この 4 つのスクリーンを場所や利用シーンによって使い分けるだけで、それらを構成するハードウェアやソフトウェア、サービスはかなりの部分で共通化されるのではないかと思います。そういう意味では、今回の買収はあるべき姿に向かっているということではないでしょうか。だって Xperia とウォークマン Z が全く別々に作られているって、何かおかしいでしょ?

ただ、ソニエリの「Liquid Identity」のシンボルマークはけっこう好きだったので、もしそれがなくなってしまうとしたら、ちょっと寂しいかな。

投稿者 B : 23:53 | Mobile | コメント (0) | トラックバック

2011/10/18 (Tue.)

docomo のスマートフォン 2011 年冬春モデル

NEXT/with/STYLE/タブレットにシリーズを一新:Xi対応スマホが登場、デュアルコアCPUやHD液晶搭載機も――ドコモ、2011年度冬春モデル25機種を発表 - ITmedia +D モバイル

docomo がスマートフォン/フィーチャーフォンの冬春モデル(このくくりもどうなんだ)を一斉に発表。なんかもう先週あたりから漏れてきていたのと、個人的には Xperia の新製品がなかったのとでそれほど興味はないんですが、最近スマートフォンへの機種変に前向きな奥さん用の機種選定という意味では気にしていたりします。

とはいえ、4~4.5inch 液晶搭載のタッチパネルスマホばかりよくもこれだけ揃えたなあ、という金太郎飴っぷりではあります(´д`)。「NEXT」「with」というシリーズ名を導入したことで、結局 docomo はフィーチャーフォンでやったことをスマートフォンでもう一度やろうとしている、というのが改めて明確になった格好で、似たようなスペックでカラバリやデザインバリを揃えただけ、みたいなのは私の興味の対象外。

そんな中で、気になるのはやっぱり LTE 対応の 4 機種(余談ですが、サービス名は「Xi」なのに端末名は「LTE」ってどっちの名前を一般化させたいのかさっぱり)。ワンセグ、おサイフ、赤外線、防水と「和式」要素全部盛りにした富士通「ARROWS X LTE」と NEC「MEDIAS LTE」。ワンセグとおサイフを入れた LG「Optimus LTE」、和式要素ほぼナシでワールドワイドモデルをほぼ LTE 化しただけの「GALAXY S II LTE」という、韓国勢がスタンスの違いを明らかにしたのは興味深い。
ともあれ奥さんの買い換え目線で選ぶと、ママ友とのメアド交換に赤外線機能必須(逆にそれ以外の和式機能は不要)なので、LTE の中だと ARROWS X か MEDIAS でしょうが、デザイン的にはほぼ ARROWS X 一択だろうな、という雰囲気です。

現時点では既に docomo を問わずほぼ全てのキャリアが 3G トラフィックのオフロードに苦労していることもあり、個人的にはこれからスマートフォンを買う(そして 2 年使う)なら LTE 対応を選んでおくべきだろうと思います。まあ、Android 的には Ice Cream Sandwitch(Android 4.x)前のこの時期に Gingerbread(Android 2.3)の機種を買うのももったいない気がしますが。
Xperia ユーザー的には、今年の状況を見る限り、「年明けのハイエンドを買っておけば 1 年は大きく変わらない」という傾向がありそうなので、来年の春モデルにデュアルコア+LTE+ICS な Xperia が出たら、それを買っておけば間違いないような気はしていますが、まあ直近では技術革新が速い分野なので、来年のことを言うとそれこそ鬼に笑われますかね。

とりあえずウチの奥さんには ARROWS X を一度見せて反応を伺ってみよう・・・。

投稿者 B : 23:59 | Mobile | Smartphone & Tablet | コメント (0) | トラックバック

2011/10/17 (Mon.)

iOS 5

遅ればせながら iOS 5 にしてみました。

【西川和久の不定期コラム】 Apple「iOS 5.0」 ~PCレスで完全独立、そして強力なiCloud!

iOS 5

まああまり時間がなかったのと、Twitter 上で文鎮化(アップデート失敗して起動不能になる)報告やアップデートサーバが重くてなかなかダウンロードできない報告やバックアップ/復元にやたら時間がかかる報告やらを目にしていたので、落ち着いてからでもいいかなと思い(笑)週末にかけて作業しました。
私の場合は今はもう Android にメイン環境を移していて、最近 iPad の使用頻度もかなり落ちているんですが、その iPad にインストールしてみました。

新機能などは上記 PC Watch のコラムに詳しいので、ここでは細かいところは割愛。

iOS 5

iOS の最大の目玉はやはり iCloud の開始ではないでしょうか。本田雅一氏の著書『iCloud とクラウドメディアの夜明け』にも書かれていたとおり、確かにその概念は「Mac/PC を iOS デバイスの母艦から、iOS デバイスと同等のクラウドサービスのコンパニオンデバイスとして格下げした」という意味で Apple のハードウェア/サービス戦略の中では大きな意味のある変化だと思います。

が、iOS デバイスのデータを iCloud に同期して、クラウド上にデバイスのほぼ全てのマスターデータを持つというこのサービスも、少なくとも日本では iTunes Match のサービスが始まっていない以上、(人によっては)最も重要な楽曲データがクラウド化できないのでは、中途半端な印象。
まあ、このあたりは Apple のせいというより音楽業界との交渉の問題なので、Apple だけの責任ではありませんが・・・。

iOS 5

ちなみに Twitter の統合も目新しいところ。iOS は今までも YouTube などの Google 系のサービスに対してプリインストールアプリを提供していましたが、それ以外で外部のサービスを統合するのは珍しいことなんじゃないですかね。設定には Twitter のオフィシャルアプリをインストールする必要がありますが、写真や Safari、YouTube などのアプリから直接 Twitter にツイートを送信できるのは便利です。
このへんは Android では「インテント」(アプリのメニューから共有(Share)を選ぶことで、さまざまなアプリ間でデータの受け渡しができる機能)として実装されているものを、Twitter に絞ってシンプルに搭載してきたように見えます。

iOS 5

Android からの影響という意味では「通知」機能も挙げられるでしょう。今までさまざまなアプリが個別に通知機能を持ち、他のアプリに割り込みをかける形で通知を実装していたのが、通知機能としてひとまとめにすることでシンプルに、分かりやすくする仕組み。

iOS 5

iOS の画面上端の時計表示あたりを引き出すと通知一覧が表示されます。このへんの見え方はかなり Android の影響っぽい。

iOS 5

あと、なにげに今回のアップデートで最も良いと感じたのが Safari のタブブラウザ化。従来もウィンドウ切り替え的な動作でタブブラウザ的な機能は実装されていましたが、やはりタブを直接タップして切り替えられるようになったのは便利です。iPhone のほうでは従来通りの表示で、画面が大きい iPad のみの機能のようですが、これはいいわ。
まあ Android のほうも、Honeycomb の標準ブラウザはタブ対応だったりするので(逆に Gingerbread はウィンドウ切り替え方式)、これも言ってみれば後追いかも。ただ、このあたりは「どっちが先だった」という議論よりも「使いやすく実装した者勝ち」みたいなところがあるので、むしろ iOS と Android で競い合いながら、互いに製品としての完成度を高めていってくれることが、最大の消費者利益だと思います。

とりあえず、iPad で使っている限りは iOS 4 に比べて遅くなった印象はないので、躊躇せずにアップデートしてみても良いのではないでしょうか。

投稿者 B : 23:59 | Mobile | iPhone & iPad | コメント (0) | トラックバック

2011/10/15 (Sat.)

USB クレードル Xperia arc

Xperia arc 用のクレイドルを購入。

USB クレードル Xperia arc

USB クレードル Xperia arc

フィーチャーフォンと違ってスマートフォンではクレイドル(充電スタンド)が純正オプションで用意されていないことも少なくなく、基本的に「帰ったらクレイドルにポン置き充電」派な私は正直言って不満。でもノーブランドながら Xperia arc 用のクレイドルを見つけたので、買ってみました。

USB クレードル Xperia arc

本体は横置きでセットします。縦置きよりも場所は取りますが、充電用の microUSB 端子が本体の横に付いているんだからしょうがない。一応、スライドショーや動画再生するにはこのスタイルが良いんでしょうが、私の場合は自宅ではタブレットなので、わざわざスマホをこうやって使うことはないかな。

スタンド部分のクリアランスはかなりギリギリに作られています。monCarbone のリアルカーボンケースなら装着したままでもセットできますが、微妙に USB の接触がシビアになってしまうくらい、ギリギリ。0.6mm 厚のカバーでこれなので、他のケース/カバー類はまず使えないと思った方がいいでしょう。

USB クレードル Xperia arc

このクレイドルには本体だけでなく予備バッテリ(BA750)も同時充電できるよう、バッテリ単体の充電スロットがついています。私は普段は予備バッテリを持ち歩いてはいませんが、出張や旅行用に 1 本持っているので、これは重宝するかも。

しかしインジケータやシルク印刷、もっと言えば本体の質感そのものまで安っぽくて、いかにもノーブランドといった風情なのが、正直気に入りません。他に選択肢もないし、使い勝手は良いんですが・・・。

USB クレードル Xperia arc

Xperia arc 本体の充電は microUSB ですが、このクレイドルへの電源供給は miniUSB コネクタになっていました。普通に microUSB だと思っていたので意表を突かれましたが、最近のモバイルガジェットの microUSB 化によって手元の miniUSB はもう捨てるほど余ってきているので、ちょうど良かったか。

USB クレードル Xperia arc

このクレイドル、ビザビで注文したところ、特典としてバリューウェーブ製の USB AC アダプタが付属してきました。まあ何の変哲もない USB AC アダプタですが、出力が 1A あるので本体とバッテリの同時充電にも対応。助かります。

本当はこのクレイドル、Xperia acro にも使いたいところなんですが、スタンドが arc 背面のアーク形状にぴったり合わせてあるのと、arc と acro では microUSB 端子の向きが天地逆についているという訳の分からない仕様違いにより、使い回し不可(´д`)。でもモノ自体はそこそこ気に入ったので、acro 用も買おうかな・・・。

投稿者 B : 20:30 | Mobile | Smartphone & Tablet | コメント (0) | トラックバック

2011/10/07 (Fri.)

monCarbone Xperia arc 専用リアルカーボンケース

Xperia arc にはカバーやケースをつけずに運用するつもりでいたんですが、この魅力にはあがなえなかった・・・。

monCarbone / ARCARBON Carbon Fiber Case (ミッドナイトブラック)

ARCARBON

リアルカーボン製カバーですよ。カーボンルックじゃなくて、リアルカーボン。ここ重要(ぉ

6 月に、ビザビの blog で試作品の写真を見てから、出たら絶対買おうと思っていました。

ビザビ・京都室町通信 » [Xperia_Report] Deff製Xperia arc用カーボンカバー(試作)を試す。

パッケージも凝っていて、「Breathtakingly Thin(あっと言わせるほど薄い) / 0.6mm | Featherlight(羽根のように軽い) / 8grams | Uniquely Stylish(独特のスタイリッシュさ)」という大げさな謳い文句に、自信が表れています(笑。

ARCARBON

カラーはミッドナイトブラック(光沢あり)、ミステリーブラック(光沢なし)、ルミナスシルバー(光沢あり)の 3 種類。珍しいのはミステリーブラックですが、艶ありカーボンに魅了されてはや 7 年(ぉ)もうミッドナイトブラックしか眼中にありませんでした。このカーボン目と光沢のためなら、毎日のふきふきも厭わない。
ああっ、この光沢とカーボンの目だけでご飯 5 杯はイケル(ぉ

ARCARBON

リアルカーボンなので、装着してしまうと見えない裏側にもカーボン目がしっかり見えています。このカーボン地、見た目重視の「綾織り(あやおり)」ではなく、強度重視の「平織り(ひらおり)」のプリプレグを選択しているという本物志向なところも、monCarbone の魅力です。

ARCARBON

薄さ 0.6mm、軽さ 8g というのは伊達ではなく、実際にカーボンの端面を見るとその薄さに驚きます。装着時の感触も、他のケースに比べるとほとんど違和感がなく、まるで何もつけていないかのよう。せっかくの arc の薄さをスポイルしたくないという理由で今までカバーをつけずに使ってきましたが、これなら許せる。

ARCARBON

本体に装着したところ。背面はソニエリのシンボルマーク「Liquid Identity」の部分をちゃんとくり抜いてあるあたり、ソニエリファンの気持ちをちゃんと解っていらっしゃる。

あと、この際気分転換にストラップも変更。愛用ポケットリングの「ディープパープル」を選んでみたら、光沢カーボンの雰囲気と相まって、微妙に怪しい感じに(笑。

ARCARBON

このカバーは側面まで覆うことで本体に固定されるので、本体の周囲を巡っているシルバーの縁取りが隠れてしまうのがちょっと残念なところ。まあ、この縁取りを生かそうとしたら、電池カバーを交換するタイプのカバーでないといけないので、それも難しそうですが。

ボタンやコネクタ類はひととおり避けるような切り欠きが施されていますが、唯一困ったのは電源ボタンが押しづらくなったこと。ただでさえ押しにくい arc の電源ボタンが、0.6mm とはいえ厚みのあるカバーが増えることで、さらに押しにくく(´д`)。これは PowerShot S90 につける赤いレリーズボタンのように、何か上から貼るものが欲しいですね・・・。

ARCARBON

私が使っている arc のカラーはミッドナイトブルーですが、ブルーと言っても正面は真っ黒なので、カーボンブラックとの相性は悪くありません。ただ、ミッドナイトブルーの背面、ダークブルーからシルバーに向かって絶妙にグラデーションしていくカラーリングは気に入っていました。カバーによってそれが隠れてしまうのは残念ですが、この美しいカーボン目ならそれを補って余りある。

ARCARBON

iPhone 3GS で使っていた OSIR のリアルカーボンケースと比較してみました。2 年ほど使ったケースなので、かなりくたびれてはいますが。
同じ光沢カーボンのケースですが、ARCARBON のほうが織り目が斜めに入っていて、なおかつ Xperia arc の背面の形状とも相まって、何とも言えずセクシーに感じます。OSIR のほうも、滅多に他人とかぶることがなかったし、かなり気に入っていたんですけどね。

ということで、カーボンフェチな方々には強力にオススメしたいケースだと思います。かなーり気に入った。

monCarbone / ARCARBON Carbon Fiber Case (ミッドナイトブラック)

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投稿者 B : 18:00 | Mobile | Smartphone & Tablet | コメント (0) | トラックバック

2011/10/06 (Thu.)

CEATEC 2011

今年も CEATEC に行ってきました。

CEATEC JAPAN 2011

CEATEC 2011

が・・・、

CEATEC 2011

あまりゆっくり見て回る時間がなかったので、行列ができる展示物はほとんど見られず。ソニーの 4K プロジェクタとか、

CEATEC 2011

3D 双眼鏡やヘッドマウントディスプレイも、並んでる時間はなし(´д`)。

CEATEC 2011

数年前に SED の試作展示をやって以来、どこか「CEATEC は行列を作るのが目的」になった感のある東芝(ぉ)は、今年も行列。裸眼 3D 対応でなおかつ 4K ともなれば、そりゃ並ぶでしょう。
3D の次は 4K というか、本来はオーバーフル HD の需要を喚起するために見出されたのが 3D 規格であったりもするわけで、技術的には必然であるわけですが、昨年の 3D 祭りから急激に 4K へのシフト(まあ、機能的には別物なので、アドオンといったほうが正確か)が始まったような印象です。

CEATEC 2011

一応、ブース正面に展示されていたものを遠目から見た限りでは、(映像は 2D だったようですが)確かにフル HD よりも密度のある画質で、もっとじっくり見てみたいと思わされました。50inch を超えてくると、フル HD でもドットが気になってきますが、そういうのは皆無。一般家庭に必要な画質か?とか、メディアなり配信形態なりをどうする?とかいった問題はありますが、いち AV ファンとしてはいつかは手に入れたい画質ではあります。

そういえば、シャープブースではさらに上の 8K も展示していたようですが、全くノーマークだったので、立ち寄りもしませんでした(´д`)。

なんか、アスキーではご丁寧に行列の特集まで組んでくれているので(笑)、これから幕張に行く人はチェックしてみては。

ASCII.jp:CEATECで大行列や人混みを作ったモノをチェック!|ASCIIも出展&全力取材! CEATEC JAPAN 2011レポート

今年は 4K/8K 以外にはそれほど大規模な出展はなかったようですが、個人的に注目していたのは東芝ブース。この道はいつか来た道~、な REGZA サーバーあたりは自分で買うことはないだろうし、いったい一般人でどれくらいの人がこれを欲しがるかは分からないけど、単なる多チャンネルレコーダ/サーバとしてではなく、REGZA Tablet との連携をちゃんと作り込んでいるところに注目しました。

CEATEC 2011

ということで、その REGZA Tablet の新型「AT700」。10inch タブレットとしては第 2 世代にあたる製品で、初代「AT300」は私もしばらく触っただけで「これはないわー」と投げてしまった、かなり雑な製品でしたが、AT700 はちゃんとブラッシュアップしてきた印象。OS はまあほぼ素の Honeycomb ですが、タッチパネルのレスポンスなんかもそこそこだし、キビキビ動いてくれます。

CEATEC 2011

背面はヘアライン加工が施されていて、製品写真だと高級感があるように見えますが、実物を見るとそれほどでもありません(^^;;

CEATEC 2011

側面はかなり薄いですが、さらに中央にラインを一本走らせることで、さらに細く見えるデザインになっています。確かに 10inch としては薄くて軽いんですが、せっかく中身まで作り込んだ製品なのに「世界最薄・最軽量」を前面に出してしまうあたり、相変わらず東芝らしいなと(^^;;

CEATEC 2011

で、こちらは新しく加わった 7inch の「AT3S0」。AT700 と同時発表なのに、デザインコンセプトは AT300 と共通だし、プラットフォームも AT700 の OMAP4 に対して AT3S0 は Tegra 2(AT300 と同じ)。AT3S0 はどちらかというと AT300 の派生モデルという印象ですが、ソフトウェアの出来は AT300 よりは AT700 の完成度に近いのかな、というのが少しだけ触ってみた上での印象。

CEATEC 2011

AT700 に比べるとフットプリントが小さいので当然ですが、けっこう厚ぼったい印象です。背面は AT300 と同じようなラバー塗装。個人的には、タブレットをモバイルしたがる日本人には 7inch くらいがちょうど良いんじゃないかと思いますが、最近少しずつこのサイズのものも増えてきましたね。

CEATEC 2011

2 機種とも、日本語入力には AT300 と同様の「FSKAREN」(富士ソフト製)を採用しているようですが、このオンスクリーンキーボードはないなあ・・・Enter、スペース、バックスペース、カーソル、句読点あたりのキー配置がめちゃくちゃで、これでまともに日本語入力ができるとは思えない。7inch だと画面の半分以上を占有するし・・・。仮に私が買ったとしても(買わないけど)、間違いなく ATOK あたりに入れ替えるでしょう。

という感じで完成度の高い部分と低い部分が混在しているように見える新 REGZA Tablet ですが、目玉はやっぱりこの機能。

CEATEC 2011

同社のレコーダで録画した番組を DTCP-IP を使ってホームネットワーク内で視聴できる機能や、レコーダから録画番組を転送して持ち出せる機能、あとは Twitter 連携やタグの共有機能など、おおよそテレビや録画機との連携で考えつきそうな機能はほぼ網羅しています。聞くところによると、同社で「RD」シリーズから録画機を率い、最近ではスマートデバイス向けの録画機連携アプリを開発してきた片岡秀夫氏・通称「録画神」(笑)が自らこれら機能の開発を推進しているそうで、完成度高いはずだわ、と思わされました。

若干気になったのが、デモでちゃんと動画を動かせていたのが AT700 のみで、AT3S0 のほうは静止画でイメージを表示していただけだった点。そもそもプラットフォームが異なるので現時点での最適化度合いが異なるのかもしれませんが、こういう用途は OMAP4 のほうがアーキテクチャ的には得意だとも言うし、そのあたりの関係かもしれません。ほとんど Intel の独占状態になってしまった PC 用 CPU と違い、ARM 系 SoC はまさに今競争が起きてどんどん進化しているところなので、技術的興味としてはこんなに面白いことはありません。しばらく要ウォッチだなあ。

ちなみに私がこの機能をいじっていたら、おもむろに説明員のおじさんが「私マクロス好きなんですよねー」とか言いながら画面を切り換えてくれたんですが、なぜわかった!(ぉ

ということで、CEATEC のレポートと言いつつほぼ東芝ブースのレポートになってしまいましたが、今年はこんなところで(笑。

投稿者 B : 23:40 | Mobile | Smartphone & Tablet | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック

2011/10/05 (Wed.)

iPhone 4S

iPhone 4S、10月14日よりソフトバンクとauから発売 - ケータイ Watch
国内初お披露目の「iPhone 4S」、iOS 5の新機能など紹介 - ケータイ Watch

iPhone 4S が正式発表に。デュアルコアだったり au からの発売だったり、ハードウェア的には事前に予想された範囲内でのアップデート。プラットフォーム部分としては 6 月の iOS 5 の発表時点で明らかになっていることもあり、おおむね予想範囲内でのアップデートにとどまっています。気になっていたのは、iPhone 4 の時点からある程度はデュアルコアプロセッサを想定したハードウェア設計になるだろうと思っていたのが、実際に出てくるにあたり設計上無理があった場合には根本的なリニューアルをしてくる思い切りのいいパイロット Apple だけに、蓋を開けてみたら違った、というシナリオもあり得たのですが、それは杞憂でした。

iPhone 4S でもたらされる新しい価値は iOS 5 そのものの価値であるわけで、今回のマイナーチェンジは予想の範囲内。iOS 自体もそろそろ常に「まったく新しい」というよりは、Android や WinMo の長所を吸収する形での熟成型のアップデートが主になりつつあるので、根本的なアップデートもない代わりに、そろそろいつ買ってもいいプラットフォームになってきたんだろうな、という印象です。
コンピューティングのパラダイム的な観点でいうと、「スマートデバイスは PC のコンパニオンデバイス」だったのが、iCloud の登場によって PC と同列に扱われるデバイスになったのは大きな変化ですが、その点では「PC や Mac を母艦にする」から「母艦はクラウド」への変化が iOS の進化であり、その他はブラッシュアップに過ぎないのかもしれません。

私としては、iPhone(というか SBM)をやめた以上、自分用のメインプラットフォームとして iOS 環境に戻るつもりはありません。が、興味の対象として iOS は触っておきたいので、iPhone 4S ベースの iPod touch が出たら買おうと思っていました。が、今回は iPod ファミリーの新製品はマイナーチェンジレベルで、touch に至っては OS が変わった程度。デュアルコア化されていたら買うつもりだったのに・・・。デュアルコアな touch はまた半年後、とかそういう時間軸で出てくるのでしょうかね。まあ安いし、実験用程度ならばとりあえず今の 8GB 版を何も考えずに買っておく、というのもなくはないですが。

投稿者 B : 23:59 | Mobile | iPhone & iPad | コメント (0) | トラックバック

2011/09/16 (Fri.)

Sony Ericsson MW600

ものすんごく今さらですが、これ買いました。

ソニー・エリクソン / MW600 (ブラック)

MW600

Xperia arc/acro にしてから音声通話の品質に満足できず、HBH-608 なんかを引っ張り出してきて使っていましたが、やっぱり古い製品はなにかと使い勝手が悪い。特に acro については音声通話だけでなく音楽や動画の再生にもぼちぼち使っているのですが、そこそこいいヘッドホンを使うとヘッドホンジャックから出ているホワイトノイズもけっこう気になる。そこで、片耳ヘッドセットタイプではなく A2DP/AVRCP に対応した MW600 を選んでみました。もう 1 年以上前に発売された製品ですが、ユーザーの評価はかなり高いようで。

実はこれを買った後で MDR-NWBT10N が発表されたので、失敗したかなと一瞬思いましたが、アナログ NC だしマイクついてないし、私が求めていたものとはちょっと違ったので、後悔はしていません。

MW600

MW600 は超小型のスティック型 Bluetooth レシーバ。ソニエリにはずいぶん昔からこのタイプのレシーバが存在しますが、数世代かけてかなり完成度の高い製品になっているようで、評判がいいですね。
前面にはモノクロ有機 EL ディスプレイを搭載し、再生中の楽曲のタイトルや電話着信時には着信元の名前を表示してくれる機能もあります。が、私が使っている Xperia arc/acro ではどちらも非対応なようで、楽曲名は表示してくれないし、着信時に表示されるのは電話番号のみ(´д`)。ソニエリの最新のスマートフォンじゃないんですか・・・。まあ、それで困ることはないので、まあいいんですが。

MW600

本体右側面にあるのは再生系ボタン。再生/停止、早送り、早戻しの 3 ボタンのみです。複数機器とのペアリング時には再生/停止ボタンの長押しで A2DP の接続先機器が選択できます。また、早送り・早戻しボタンの同時押しで音楽モード(遅延よりも安定性重視のモード)とゲームモード(音楽モードより途切れやすいけどレイテンシの小さいモード)の切り替えが可能になっています。
なお、音楽再生を停止すると音がブチッと途切れたりビープ音が鳴ったりするわけではなく、1 秒くらいの間に素早くフェードアウトして切れるようになっています。無粋な切り方でない細かな気配りが嬉しいところ。

MW600

左側面にあるのはタッチセンサ。通常時はこれで音量の調整をするのですが、触るだけでなくなぞるような動作で音量を調整するので、正直操作性が良いとは言えません(´д`)。これハードウェアボタンで良かったんじゃないでしょうか・・・。
またこのタッチセンサはボリューム調整だけでなく、設定変更時にはカーソルキーとして動作し、接続先機器をこのセンサをなぞりながら選択します。

MW600

上端にはヘッドホンジャック、マイク、通話ボタン。マイクはけっこう感度が良く、胸の位置にクリップ留めしていてもちゃんと通話できます。が、喋ってる声を自分で聴いたわけではないので、周囲のノイズをどの程度拾っているかはよく分かりません(ぉ。

ちなみに通話ボタンの長押しで HSP/HFP の接続先を変更できます。ペアリング自体は 3 台まで可能で、なおかつ接続先を A2DP(メディア再生用)と HSP/HFP(音声通話用)で切り換えることができるので、例えば音楽再生はウォークマンに繋ぎつつ、通話はスマートフォンに繋ぐということが可能。

MW600

下端には microUSB コネクタと電源ボタン。MW600 にはホールドスイッチはありませんが、使わないときは電源をオフにしておけば、カバンの中などで誤動作することはまずありません。でも満員電車の中で誰かに押されて誤動作することはあるので、できればホールドスイッチは欲しかったところではあります。

MW600

付属の AC アダプタは microUSB タイプ。Xperia シリーズ付属の AC アダプタと形状が似ていますが、USB 標準 A ジャックではなくケーブルが直接生えているタイプなので、交換はできません。でも出力が 550mA しかなく(Xperia 付属の AC アダプタは 700mA)、他機器の充電にはあまり向いていなさそうなので、専用でもまあ問題はないかと。

MW600

一応ヘッドホンも付属しています。ソニエリの Liquid Identity エンブレムがついたカナルタイプイヤホンですが、ハウジングが安っぽかったり、見るからにあまりいい音はしなさそうなので、私が使うことはないだろうな。ということで、そのまま本体カートンに戻っていきました(ぉ。

MW600

MW600 に組み合わせるヘッドホンは、600 つながりということで愛用の MDR-EX600。デジタルアンプ、デジタルノイキャンなウォークマン A に比べるとさすがに聴き劣りしますが、なんかこれでも十分じゃないの?と思える音質で、外出先での仕様としては満足できるレベルだと思います。唯一物足りないのはノイキャンがついていないことですが、ノイキャン対応となるとヘッドホンが選べなくなるという弊害もあるので、地下鉄や飛行機に乗る用事がなければ MW600+EX600 がベストな気もしてきました。特に持ち物を増やしたくないときには、わざわざウォークマン持ち歩かなくてもこれで十分。ウォークマンから iPhone/iPod に出戻りたい人も、この選択肢ならアリなんじゃないでしょうか。

Android ウォークマンなんかも出てきて、スマートフォンとポータブルメディアプレイヤーとの境界線がいよいよ曖昧になってきましたが、個人的には、単体のオーディオプレイヤーを買うのは 1 年半前に買ったウォークマン A が最後になるかもなあ、と薄々考えていました。でも、この MW600 のクオリティならいよいよ本気で考えてもいいかもしれません。あとはこれにデジタル NC が入る日を待ちたいと思います。

ソニー・エリクソン / MW600 (ブラック)

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2011/09/08 (Thu.)

docomo Xi の新料金プラン

ASCII.jp:Xi向け新プラン 来年10月以降、7GB以上は制限 or 追加料金

docomo のスマートフォン秋冬モデルの発表があると言われていた今日ですが、蓋を開けてみると肩透かしで LTE タブレット 2 製品の発表のみ。そこは軽くスルーなんですが(ぉ)私の心に響いたのはむしろ Xi の新料金プランのほうです。

相変わらず利用者に理解させる気がないというかむしろ混乱させて一番お得なプランが分からないようにしてるだろと言いたくなる複雑な料金体系ではありますが(´д`)、2 年縛り前提ならば完全定額制¥4,410/月(2012/5 以降は¥5,985/月)の「Xi データプラン フラット にねん」か、¥2,500~4,935/月(2012/5 以降は¥2,500~6,510/月)の二段階定額制な「Xi データプラン 2 にねん」あたりが要注目。価格帯的には UQ WiMAX を狙い撃ちしているようにも見えます。
docomo に限らず携帯電話キャリアは昨今のスマートフォン需要で 3G 回線が逼迫し、一刻も早く他の回線(Wi-Fi や LTE、WiMAX など)にトラフィックを逃がしたがっているという背景があります。特に docomo は 3G よりも高速で収容力もある Xi の展開で先行しているため、ここ半年は特にその傾向が顕著。端末価格で 3G よりも Xi を優遇したり、そもそも 3G モバイルルータの出荷を絞って Xi ルータの販促に注力したり、3G でデータ通信するなとでも言いたいような側面も見られましたが、今回の料金プラン変更、LTE タブレット発表、さらにはスマートフォン秋冬モデルの一部も LTE 対応になるという噂なので、今冬~来春にかけて一気に Xi に舵を切ってきそうな気配です。
とはいえ、定額制も 7GB/月までで、それ以上は追加課金があったり、そもそもまだ Xi エリアが限定されることもデメリットですが、そろそろ検討に加えて良い段階になってきたようには思います。

エリア的には競合の UQ WiMAX が 2 年先行しているぶん勝っていますが、Xi には Xi エリア外では FOMA 網を使って通信できるというメリットがありますし、基地局展開でも既存の FOMA 網を置き換える形で展開できる docomo の強みもあります。とはいえ FOMA のときのように Xi も普及には 2~3 年かかると思われるので、今すぐに WiMAX から Xi に乗り換えるというほどではありませんが、タイミングを見計らっても良い頃だとは思います。
ただ、7GB/月の制限は、パーソナルユース(かつ自宅に固定回線がある)ならそうそう到達することはないでしょうが、仕事で使うとあっさり突破するレベルなので、個人/仕事兼用として使っている WiMAX のリプレースにはまだちょっと苦しいかな。

ま、欲を言えば、本当に欲しいのは電波状況によって WiMAX と Xi をインテリジェントに切り換えてくれるハイブリッドモバイルルータだったりするんですが(笑)それはさすがに実現しないかなあ。UQ コミュニケーションズは MVNO への回線貸しに比較的柔軟なので、docomo さえその気になれば実現できそうな気はしますが。

投稿者 B : 23:24 | Mobile | Smartphone & Tablet | コメント (0) | トラックバック

2011/09/05 (Mon.)

Wifi Analyzer

ここ最近仕事で Wi-Fi の電波が大量に出ている環境にいることが多いので、そういう場所で役立つアプリについて個人的にメモ。

『Wifi Analyzer』~目に見えない電波を可視化!無線LANを徹底分析し、最適な環境を見つけ出すアプリ~ | andronavi (アンドロナビ)

とかくネットワークってデータの流れが目に見えないだけに分かりにくいものですが、Wi-Fi をはじめとした無線通信の電波は、物理的に何と何が繋がっているか目に見えないので、余計に分かりにくい。繋がらないときには、一般的には OSI 参照モデルの定義に従って IP アドレスは取れているか、Ping は通るか、などの順に原因を特定していくものですが、一定数以上に電波が出ている状況だと、そういうセオリーも通じないことがあります。最近の Wi-Fi 環境だと、そういうときはたいてい 2.4GHz 帯の電波干渉が原因であることが多いので、そういうときに役立つのがこのアプリ。

Wifi Analyzer

まずは標準の「チャネルグラフ」。周囲に飛んでいる電波を可視化してくれます。単に飛んでいる Wi-Fi の SSID を表示してくれるだけでなく、それぞれが使っているチャンネルや電波強度までグラフィカルに表示してくれるので、今どこにどれくらいの強度の電波が出ていて、どこが空いているか、というのが一目瞭然。

Wifi Analyzer

「シグナルメータ」という機能もあって、これは特定の SSID について電波強度がどの程度かをアナログメーター的に表示してくれるものですが、複数の電波強度を一覧表示できるチャネルグラフのほうが便利かな。

Wifi Analyzer

こちらは「AP リスト」。SSID ごとにセキュリティ方式、周波数、チャンネル、電波強度を一覧表示してくれるモードです。チャネルグラフほど感覚的ではないけど、こちらのほうが情報量は多いです。

Wifi Analyzer

これが「チャネルレーティング」。チャンネルごとに現在の感度の良さを★で表示してくれるモードで、Wi-Fi が繋がりにくい、遅いと思ったら、これで感度の良いチャンネルに設定を変更すれば繋がりやすくなるかもしれません。

Wifi Analyzer

最後に「時間グラフ」。チャネルグラフに表示される SSID の電波状況が、時間軸に沿ってどのような推移を示しているかを確認することができます。瞬間的に感度が良くても不安定ならば、より安定している SSID につなぎ替えるための判断材料になるでしょう。

という感じで基本はチャネルグラフを見つつ、用途に応じて他のビューに切り換えながら SSID やチャンネルを設定して通信の安定化を図る、という分析と対策に最適なアプリだと思います。特に Wi-Fi のチャンネルは普段あまり意識して設定しないポイントなので、繋がりにくくても穴場が見つかるかもしれません。

最近ではモバイル Wi-Fi ルータが使用禁止になるくらい、そういうものを持っていそうな人が集まるイベントもあるようで、そういう場所ではどんなに工夫してももうどうしようもない状況というのもあるでしょうが、一般的な用途に限ればこのアプリは非常に有用だと思います。特に、最近では自宅だけならともかく、外出先ではいろんな人がスマートフォンやらモバイル Wi-Fi ルータで Wi-Fi や Bluetooth、3G、WiMAX などの電波を飛ばしているので、外ではふとした瞬間に繋がりにくくなることもありがち。そういうときに起動してやりたいアプリです。

投稿者 B : 23:59 | Mobile | Mobile Network | コメント (0) | トラックバック