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2018/01/15 (Mon.)

Xperia XZ1

奥さん用のスマホが二年経ち、電池もちなどが厳しくなり始めたので、買い換えました。

ソニーモバイルコミュニケーションズ / Xperia XZ1 SO-01K (ムーンリットブルー)

Xperia XZ1

Xperia Z5 から順当に XZ1 に機種変更。長女用には mineo を契約して、奥さんもまとめて乗り換えも検討したんですが、Z5 からの買い換えだとそれなりの機種を買わないと不満が出そうだし、上位機種を割賦で買うなら MNO を継続しても金額的には大差ないし、SIM フリーであまり気に入った機種がないし...という消去法で docomo を継続。
個人的には近年の Xperia は完全に後追いで全く面白みがないけど、そういうのを求めてないなら(iPhone 以外で)ハードウェアの仕上げが綺麗で所有欲を満たすとなると Xperia が最有力になるんだよなあ...と普段とは違う視点で選んでみて改めて感じました。そういう意味ではキャリアに売ってもらえる Android スマホとして無難な製品バランスを狙っているんだろうなあ。

Xperia XZ1

昨年 Xperia XZ を購入したときと同様に、今回もドコモオンラインショップで注文しました。面倒な確認手続きや余計なサービスを契約させられることもなくサクッと買えるのはやっぱり便利ですね。個人的には、もはや市場調査以外の目的で店頭で購入する意味はないと思います。
注文時に「NFC(Type A/B)方式のサービス利用には SIM カードを新型に変更する必要がある」というメッセージが出てきたので切り替えを申し込んだところ、本体と一緒に新しい SIM(水色)が届きました。変更手続き自体は SIM 到着後に Web から簡単にできたのですが、調べてみたら今までのピンク SIM でも NFC Type A/B は使えていたようなので、何のための切り替えかはよく分かりません。まあ私は今のところ Suica、Edy といった FeliCa(NFC Type F)方式の電子マネーしか使っていないし、実用上切り替える意味はあまりなのですが、一応...。

Xperia XZ1

Xperia XZ の正統後継機種なのでサイズ感はほぼ同じ。
本体色はムーンリットブルーを選択しました。XZ のフォレストブルーも深みのある色で気に入っていましたが、ムーンリットブルーも光の当たり具合によってメタリックブルーっぽくもシルバーグレーっぽくも見える奥深い色でイイ。自分が買うとしてもこの色を選んでいたと思います。

Xperia XZ1

デザイン的には同一に見える二機種ですが、XZ1 では造形がよりシンプルになりました。角のアールはより大きく取られ、持った感じの薄さがより際立ちます。
また XZ の天面・底面に入っているヘアライン加工はあまり好きではなかったんですが(最近他社の安物まで含めヘアライン加工使いすぎで安っぽく見える)、XZ1 ではシンプルにサラッと仕上げられていて好感が持てます。

Xperia XZ1

全体的に外装パーツの分割線が減って仕上がりがキレイになったし、XZ では苦し紛れで前面に移されていた NFC/FeliCa も背面に戻ったし、一見マイナーチェンジに見えながら細かいところまでちゃんと作り込まれたモデルであることが触ってみて初めて解ります。カメラレンズが背面から出っ張ってしまったことが唯一の不満点ですが、これで周辺画質が改善しているならそれで良いし、ウチの奥さんの場合はカバーをつけるので問題にはなりません。

Xperia XZ1

液晶保護シートはいつもの OverLay Brilliant。もはや書くこともなくなったほどの定番モデルです。曲面ガラスには例によってディスプレイ枠ギリギリにサイズを合わせることで極力目立たないよう配慮されています。これはこれで必要十分なのですが、次の機会には曲面タイプの保護ガラスを試してみようかと思っていたりします。

Xperia XZ1

思っていた以上にモノは良かったし、Xperia Z5 比で体感できるほどパフォーマンスも上がったし、かなり満足度の高い買い換えでした。
私は昨年サブスマホを XZ に買い換えたところなのでメイン機の Z5 Compact はあと一年我慢するつもりでいたんですが、そういえばバッテリの持ちも悪くなってきたし(残量 20% くらいで突然シャットダウンするようになった)、RAM も 2GB じゃそろそろキツいし、自分のも XZ1 Compact に機種変したくなってきました。ちょっと近いうちに我慢できなくなってしまうかもしれません(´д`)。

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2018/01/10 (Wed.)

mineo 続・大盤振る舞いキャンペーン

二年あまり前から愛用している mineo の回線を追加契約しました。

mineo

mineo

今度の春から長女が中学に上がるのでキッズケータイからスマホに持ち替えさせるつもりなのですが、2 月頃から持たせて早く慣れさせようと思い。まあ普段からタブレットや親のスマホは触っているから Web や YouTube をフリック入力で検索するのはもう普通にできるんですが、中学以上いなるとネットをコミュニケーションのためにも使い始めるので、むしろそっち方面のリテラシが重要。
キャリアはコスト重視で MVNO に決めていました。とはいえ ISP(プロバイダ)系や OTT(コンテンツサービス事業者)系の MVNO よりはネットワークに投資しているインフラ系 MVNO のほうが安定感(ユーザーが増えて遅くなっても改善されやすい)があります。その点で信頼できるのは IIJ、OCN、mineo あたりでしょうが、mineo はここ二年あまり使ってきて大きな不満がないこと、パケットシェアやフリータンク等のうまく使えば容量不足を回避できる利便性から、長女にも使わせることにしました。

契約は 2 月からで良かったんですが、今月 18 日まで実施している「続・大盤振る舞いキャンペーン」を利用すると半年間継続的に 900 円の割引を受けられるということで、早めに契約。春休みにはまた新生活向けキャンペーンが始まるんでしょうが、今回のキャンペーンに乗っかっても損はないかと。
申し込みは手数料を浮かせたかったので Amazon でエントリーパッケージを購入。これを使うことで契約時の事務手数料 3,240 円が 500 円以下に圧縮できます(Amazon の送料無料対象外なので、他の買い物と合わせて 2,000 円以上にするのがコツ)。

スマホはとりあえず VAIO Phone A を別途購入。既にモデル末期なのでスペック的に中学の三年間もたない可能性が高いですが、物足りなくなったらそのときにまた考えることにします。
また今使っているキッズケータイは私も電話番号を覚えていないくらいなので(笑)、特に MNP はせずに今回新規契約し、入れ替えでキッズケータイのほうは解約する予定。

mineo

以前契約した際は docomo のロゴ入り SIM カードが届きましたが、現在は真っ白な SIM カードが発行されるんですね。

契約したのはデュアルタイプ(データ通信+音声通話)の 3GB プランで ¥1,510/月。docomo でも学割+シンプルプラン+シェアオプションを駆使すれば(端末割賦を除けば)近い水準も狙えますが、特にキャリアメールや付加サービスも必要としていないし、二年縛りなどがない身軽さのほうが重要です。もしそのうちどうしても iPhone が欲しいけど SIM フリー一括では買えない、みたいなことを言い出したらそれはそれ。
ちなみに mineo の契約は私の eoID で複数回線契約(複数回線割引)するのではなく、新規 eoID を取得して家族として登録(家族割引)を選択しました。複数回線割引も家族割引も各回線ごとに ¥50/月 の割引が受けられるのは変わらず、別々の eoID のほうが万が一のときにパケットギフトを送れるメリットがあったので。

ちなみに、同じく今月 18 日まで「mineo 紹介キャンペーン」として、既存ユーザーの紹介で新規契約した場合は紹介した人・された人双方に 1,000 円分の Amazon ギフト券がプレゼントされます。私ももちろんありがたいし、長女も Kindle のヘビーユーザーなので喜ぶはず。

もろもろのキャンペーン終了まであと一週間しかありませんが、MVNO を検討しているならばこのキャンペーンは一考の価値があるのではないでしょうか。

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2017/10/11 (Wed.)

忘れ物防止タグ「TrackR pixel」

遅ればせながら、先日忘れ物防止タグ「TrackR(トラッカール)」の日本正式上陸記念ブロガーミートアップに参加してきました。

TrackR(トラッカール)|もう失くさない、すぐに見つかる

TrackR

Bluetooth LE を利用した忘れ物防止タグというと、国内では「MAMORIO」あたりが家電量販店での展開等も含め先行している印象があります。TrackR は日本でこそ正式には今回が初上陸ということになりますが、海外では既に実績のあるブランドで、ワールドワイドで 500 万個以上を販売しているとか。忘れ物防止タグという製品の性質上、世の中にどれだけ同製品のユーザーがたくさんいるかが「見つけられるか」に繋がるため、特に海外渡航の多い人なら既にその恩恵を受けられるでしょうし、国内でも今後の普及次第、という部分です。

【関係性の明示】
本エントリーの執筆にあたり、製品の開発元である TrackR よりレビュー用製品(2 個)の提供、およびブロガーミートアップにおける飲食の提供を受けています。ただしそれ以外の報酬はなく、記事内容への関与も一切ありません。事実誤認があった場合は、修正部分を明示した形で訂正を行います(誤字脱字の修正を除く)。

今回はイベントを通じて製品の説明を受け、レビュー用の実機もいただいてきたので、解説と使用感を含めたレビューを書いていきたいと思います。
ちなみに同イベントで偶然居合わせたもうひとつのモノローグによるレビュー記事はこちらです

TrackR

「TrackR pixel」は見ての通りの小さな丸いタグです。これは海外でも最近発売されたばかりの新型で、少し前までは一回り大きい「TrackR bravo」というモデルだったようです。
価格は一個 ¥2,980。高いとみるか、安いとみるか。これをつける、失くしては困るモノの価値次第ですが、財布や鍵だとすると決して高くないはず。ちなみに bravo は海外でまとめ買いすると 40% 引きになるという大胆な販売方式を採っていたので、今後国内でも同じような売り方がなされる可能性はあります。

TrackR

なお TrackR では他者とのコラボレーションも積極的に行っているようで、こちらは CROSS のピアレス 125 ボールペンに TrackR モジュールを内蔵したモデル。確かに高級ボールペンは失くすとダメージが大きいので内蔵するメリットはありますし、ペン単体だけでなく「ペンが入った鞄ごと置き忘れる/盗まれる」ことにも対応できます。
またペンに内蔵できるということは、電池の収納場所さえ確保できればかなり小さなものにでも内蔵することが可能だということになります。これは今後の展開も期待できますね。

TrackR

さらに国内の大手バッグメーカー、エースの「プロテカ」ブランドでも TrackR を内蔵したスーツケースが発売されています。これはスーツケース自体に基板を内蔵しているわけではなく、あくまでスーツケース内に TrackR 用のポケットを備え、TrackR を同梱しているもののようです。スーツケースも特に海外では盗難やロストバゲージのリスクに晒されるものなので、この安心感はありがたい。ま、スーツケースくらいの大きさならばわざわざ専用ポケットがなくても TrackR をどこかに忍ばせておけば済む話ですが、このコラボによって象徴的なユースケースになっていると思います。

TrackR

日本発売に合わせて来日した TrackR 社の二人のファウンダー、Chris 氏(写真左)と Christian 氏(同右)。Chris 氏はかつて東北大学に留学していた経験があり、奥様も日本人とのことで、日本語も随分お上手。TrackR が日本正式上陸を発表し、このイベントが開催された 10 月 4 日は NTT が定めた「探し物の日」であり、かつ Chris 氏のお誕生日でもあるとのこと。まさに TrackR を作るために生まれてきたかのような偶然が素敵です。

私も直接話をさせていただいたのですが、自分たちの技術と製品で人々の生活を良くしたいという純粋な思いが伝わってきました。もちろんベンチャーキャピタルから投資を受けるのに並大抵ではない苦労もしているはずですが、こういう純粋さが投資に繋がってポジティブに回っていく環境で働けるというのは本当に羨ましい。
また彼らのビジネスモデルについても質問してみたところ「当面は TrackR はデバイスの販売から利益を得ていく。しかし自分たちが価値だと考えているのはデータベースであり、将来的にはデータベースの B2B 利用から収益を上げていくモデルを作っていきたい」とのことでした。

TrackR

というわけで製品のレビュー。

TrackR pixel は 10 円玉よりもちょっと大きいくらいの円盤状のデバイスで、ストラップや両面テープで失くしたくないモノに取り付けます。
付属のストラップがちゃんと本体同色に合わせてあるのが細かいけど嬉しいこだわり。

TrackR

裏蓋を開いてみると、中にはシンプルな基板 1 枚とボタン電池のみ。基板上の配線も簡素なもので、このデバイスのサイズや形状が内蔵チップではなく電池の大きさの制約によって決まっていることがよく解ります。
またボタン電池は比較的入手性の良い CR2016。電池切れの際にもコンビニ等で手に入れやすいのはありがたい。逆に言えば、本体をもっと小型化しようと思ったら特殊な電池を使うことになり、入手性とのトレードオフが発生するということです。そういう意味では実に合理的な大きさと形をしていると言えます。

TrackR

使用にはスマートフォンとのペアリングが必須。スマホ(iPhone/Android)に TrackR アプリをインストールし、TrackR とペアリングを行います。
国内では pixel しか正式販売されていませんが、旧製品の bravo のほか、スティッカーやウォレット(財布向けデバイス)なども海外では販売されている模様。また Amazon Alexa に話しかけてスマホの在処を探すという機能もあるようで、なにげにこれも便利そう。まあ Alexa 対応デバイスはまだ国内発売されていませんが。
ペアリングも画面上の手順に従っていくだけであっという間に完了。問題があるとすれば、手順がシンプルすぎて、自分の近くで他にも TrackR のペアリングをしようとしている人がいた場合、間違えて他人の TrackR とペアリングされてしまうことがあるというレアケースくらいでしょうか。

TrackR でできることは四つ。

  • TrackR をつけたモノを失くした場合、それがスマホの Bluetooth 圏内にあれば TrackR 本体が音と光で所在を知らせる
  • スマホを失くした場合、それが TrackR の Bluetooth 圏内にあれば TrackR からスマホのアラームを鳴らして所在を知らせる
  • TrackR をつけたモノを失くした場合、スマホの Bluetooth 圏外に出ても「最後に Bluetooth コネクションが切れた場所」を地図上に表示
  • TrackR をつけたモノを失くした場合、もしその近くを他の TrackR ユーザーが通りかかった場合、TrackR アプリが「自動的に」「匿名で」持ち主に発見した場所を通知
最初の二つはシンプルにスマホとの Bluetooth 接続で実現した機能、後の二つは地図データベースと組み合わせたいわゆる「IoT」としての機能になります。最も重要な価値はクラウド上に載せつつ、それをシンプルなハードウェアで分かりやすく提供する IoT のお手本のようなデバイスだと思います。

TrackR

TrackR pixel をつけたモノを紛失した際は、スマホの TrackR アプリから探したい pixel を選んで(当然複数個の同時ペアリングに対応)、画面上の Beep アイコンをタップすると、

TrackR

TrackR pixel がスマホとの Bluetooth 圏内にあれば、このように LED とビープ音で自分の在処を主張します。

TrackR

逆にスマホが行方不明になったときは、TrackR pixel 上のボタンを押すとスマホのアラームが鳴って発見できます。
スマホをサイレントモードにしていてもちゃんとスピーカからアラーム音を鳴らしてくれるのが秀逸です。

TrackR

TrackR pixel を Bluetooth 接続圏外に置いてきてしまった場合は、こうして地図上に最後に TrackR が見つかった地点と日時を示してくれます。誰かに持ち去られていなければそこに戻れば見つかるでしょうし、日本国内でどこかの施設内に置き忘れた場合は遺失物として届けられていることも少なくないので、行き先を辿ることはさほど難しくないでしょう。もし日本全国の遺失物係に TrackR アプリをインストールしたスマホが置いてあれば、TrackR ユーザーはさらに利便性が高まるんでしょうが(笑

最後の「他のユーザーによる通知」については、まだ自分で失くしたケースがないので様子が分かりませんが、都心で生活していると 2~3 日に一度スマホの TrackR アプリが「誰かの探し物を見つけました」という通知を出してくるので、既に役に立てている場面は何度かあるようです。自分は何もしていないんだけど、知らないうちに誰かにいいことをした感覚があって、気分が良いですね(笑

あと問題があるとすれば、そもそも私はあまり外で忘れ物をしない、ということでしょうか(笑)。自宅に財布を置き忘れるということはよくありますが、外で何かを失くすことが滅多にない。スマホの置き忘れや無意識にポケットから落ちてて...ということは稀にありますが、それくらいですかね。何につけようかなあ...。
まあ、そう言っている人ほどいざというときに大事なものを失くしがちなものなので、とりあえず財布とキーケースに一つずつつけるようにしようかと思います。

TrackR / TrackR pixel

B075XM3H9T

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2017/09/13 (Wed.)

iPhone X

全面スクリーンの「iPhone X」登場。5.8型有機EL SuperRetina搭載で112,800円~ - AV Watch
耐水で無線充電、4K/60p撮影、FLAC再生にも対応した「iPhone 8/8 Plus」 - AV Watch

iPhone X/8

毎年この時期恒例の iPhone 新製品が発表されました。近年では事前リークでだいたいのスペックが分かってしまい、発表は単なる答え合わせになっているとはいえ、今回は特に事前情報が多くて興ざめてしまった感があります。でもケースを出す早さでサプライメーカーの存亡が変わってしまったりする業界だから、市場への影響の大きさを考えると今後もこのリーク合戦は収まらないんだろうなあ。

今回は iPhone 8/8 Plus/X の三機種が同時発表。iPhone 7 も含めたスペックの差分ってどうなってるんだろう?と作ってみようと思ったら、Engadget がもうまとめてくれていたのでリンクを張っておきます(ぉ

iPhone X /8 /7 スペック比較。性能と革新のX、安心感保ち性能アップの8 - Engadget 日本版

7 と 8 の違いは、スペック表だけ見ると 7S というネーミングでも良かったんじゃないの?という気もしますが、非接触充電に対応してバックカバーの素材が変わったこと(≒サードパーティのケースも変わることになる)や、最大のライバル Galaxy よりも一世代古く見えてしまう名称を避けたかったという意図もあるのでしょう。また SoC に関して言えば今後ディープラーニング用の NPU の重要度が高まっていくため、iOS の発展次第では A10(iPhone 7)までの世代と A11(iPhone 8/X)以降の世代での機能差が広がっていく可能性が高い。おそらくそのあたりの狙いも含めての「8」なんじゃないでしょうか。
一方で X と 8 の違いは主にディスプレイと顔認証に集約されていて、実用だけを考えたら 8 でもまあ十分だよね、でも未来感ある X を見てしまうと今さら 8 を買う気は起きないよね、という感じ。

個人的には、iPhone 8 はともかくとして iPhone X にはすごく既視感があって、デザイン的にも機能的にも Galaxy S8 によく似ています。実物を見るときっと質感とかは大きく違うんでしょうが、初めて見たときの「うわ、未来キタ」感は Galaxy S8 のほうが強かったなあ。
これは去年 iPhone 7 のときにも書いたとおり、今やスマホのハードウェア面での進化を牽引するのは Android であり、iPhone X でさえも Android スマホのフォロワーになっていることに他ならないと言えます。とはいえ世の中には「Android のことは知らん、iPhone が欲しい」という層が(特に日本では)多いのも事実なので、iPhone がスマホのトレンドを追っかけて質の高いものを作ること自体は悪いことじゃない。それに、Android 陣営がコンポーネントの進化に頼った形で進化しがちなのに対して、近年の iPhone は Apple Pay に代表されるように、コンポーネント単体ではなくプラットフォームや社会インフラまで含めた形での進化を提供しようとしている、というのは重要なことだと思います。日本だと電子決済なんかは通信キャリアや交通インフラ側が牽引しないと普及しないところ、メーカーの影響力でここまで浸透させられる企業は他にありません。

そんなわけでスマホとしての目新しさには欠けますが、スマホという機器の進化がもはや一段落して、iPhone 8/X は次世代へのステップ的な意味合いが大きいのではと考えています。前述の NPU は主に iPhone X での顔認証が注目されていますが、これは技術的には顔だけではなくオブジェクトや空間認識にも使えるもの。現在 Apple が開発を進めている ARKit がどう結実するか分かりませんが、AR/VR と NPU の技術は切っても切れない関係にあります。おそらく次世代ではその分野についてより具体的なものが見えてくるのではないでしょうか。
対する Google は、これまで開発を続けていた AR プラットフォーム「Project Tango」を終了させ、Android O では新たに「ARCore」として仕切り直すことを発表したばかり。AR 技術で先行していたのがここにきて足踏み(技術的には退化)しており、この分野ではしばらく Apple が先行する可能性もあります。
とはいえ近年の iOS と Android は互いに良いところを模倣し合うばかりで技術的なジャンプが少なかったこともあり、久しぶりに本気の競争が見られそうで楽しみでもあります。

それにしても額縁の太いスマホはもう時代遅れに見えてきましたね。Xperia が次もコンサバティブな商品開発しかできないようなら、私も次は Galaxy あたりに乗り換えてしまおうかと思っています。

投稿者 B : 22:18 | Mobile | iPhone & iPad | コメント (0) | トラックバック

2017/08/22 (Tue.)

Android 8.0 Oreo

Android 8.0 Oreo(オレオ)、Googleが発表 - ケータイ Watch

Android の新しいバージョン「Oreo」が正式リリースされました。まずは Google Pixel や Nexus シリーズといった開発者向け端末から。

スマートフォン向け OS という意味での Android は Lollipop あたりでほぼ完成された感があり、その後はメジャーバージョンアップといってもセキュリティや安定性の改善、パフォーマンスアップなどに軸足が置かれているように思います。あとは iOS で先行している機能の取り込みや IoT・テレビ・自動車などのプラットフォーム向けを意識した機能追加が中心。今回のバージョンアップも目玉機能と言えそうなのは PinP(マルチウィンドウというかスモールアプリというか)くらいですかね。
PinP といってもスマホサイズでは用途がある程度限られます。まあ全画面アプリを使いながら SNS 等のタイムライン更新が追える、みたいな用途にはそれでも十分でしょう。でもこれはどちらかというと iPad Pro が開拓しているような PC のユースケースをタブレットで取り込むことを想定しているのかもしれません。実際、Android を独自拡張して Windows 的なマルチウィンドウ環境を提供しようとしていた Remix OS が撤退したのも本家 Android 側に類似の機能が搭載されたことと無縁ではないでしょうし、スマホ需要がほぼ一巡した Android が次に狙うのは現在 PC がカバーしている市場の一部、というのはごく自然な流れ。Adobe RGB に対応して本格的な画像編集にも対応する下地を作っていますし、いずれはマルチウィンドウが当たり前になり、タブレットや 2in1 だけではなくクラムシェルタイプの端末が出てきてもおかしくはありません。それ Chrome OS とどう棲み分けるの、という話はありますが...。

スマホユーザー視点では Oreo はあまり目新しさがある OS ではありませんが、Android のプラットフォーム戦略という意味では、後から振り返ったときにこれが何かのターニングポイントだった、ということになっているのかもしれません。

投稿者 B : 23:59 | Mobile | Smartphone & Tablet | コメント (0) | トラックバック

2017/06/16 (Fri.)

Galaxy S8+

先週発売されたばかりの Galaxy S8+ を試用する機会に恵まれたので、ちょっといじってみました。

SAMSUNG / Galaxy S8+ SC-03J (Midnight Black)

Galaxy S8+

3 キャリアから発売されていますが、こちらは docomo モデルです。

「フロント側がほぼ全てディスプレイ」という強烈なインパクト。もうこれだけで、iPhone を含む他のスマートフォンが全て前時代のものに見えてくるくらい、強い未来感を発しています。

Galaxy S8+

背面もグロス仕上げで価格なりの美しさはありますが、まあ指紋は目立ちますね...。
それにしても本体に刻まれたロゴは「Galaxy」だけで、「SAMSUNG」のロゴは一切ありません。日本市場向けはとにかく徹底しています。

Galaxy S8+

やっぱりこのディスプレイに尽きる。本体の横幅自体は Xperia XZ と大差ないのに、表示面積が Xperia XZ 比で横が 8%、縦に至っては 25% ほど長く、広大な表示領域が得られます。片手で持つことを考えると本体横幅は大きくしすぎないほうが良く、一方で Web ページ等は縦長でレイアウトされていることが多いので、こういう変型アスペクト比のディスプレイというのはスマホにとっては理に適っていると言えます。アプリレベルでは未対応のものも多く、そういう場合は 16:9 表示になってしまいますが、おそらく 2:1 を超えるワイドディスプレイは今後のスマホのトレンドになっていくでしょう。
OLED を採用したディスプレイも発色が美しくて、大画面も相まって非常に印象的。ディスプレイ以外のスペックは他社のハイエンドと横並びではありますが、これはスペック以上の良さを感じます。

Galaxy S8+

エッジスクリーンは初めてまともに触りました。今まではあまりこのメリットがよく分かっていませんでしたが、いちいちホーム画面やアプリドロワーに戻らなくてもよく使うアプリを呼び出せるランチャ的な役割なんですね。アプリを切り替えながらガシガシ使うには良さそう。

Galaxy S8+

ただ唯一と言っても良い許せない点は、バックボタンの配置が Android の標準とは逆でホームボタンの右側にあること。これは他メーカーの Android 機器と使い分けがしづらいからやめてほしい(;´Д`)。他にも Android の UI にカスタマイズを入れまくってあり、他社の Android 端末(特に Xperia は最近はかなり素の Android に近い UI になっている)に慣れていると誤操作が多発します。もう次のスマホ買い換えは Galaxy にしても良いんじゃないかと一瞬思ったけど、SAMSUNG で揃えるつもりのない私としては、これはちょっと買えないなあ...。

一応ベンチマークも。AnTuTu と 3DMark で Xperia XZ と比較してみました。

ベンチマークGalaxy S8+Xperia XZ
AnTuTu v6.2.7Total165,911142,017
3D67,04157,133
UX50,26044,872
CPU37,73630,010
RAM10,87410,002
3DMarkIce Storm Unlimited36,34629,490
Sling Shot4,6442,860
Sling Shot Extreme3,4802,374

日本版の Galaxy S8+ には Snapdragon 835 が搭載されているわけですが(海外版は SAMSUNG 製の Exynos 8895 搭載)、Xperia XZ に搭載の Snapdragon 820 比で全体的に 20% 増の性能という感じですかね。特に重いグラフィックベンチである 3DMark の Sling Shot 系では差が大きくなっているので、グラフィック周りの性能差はより大きいようですが、通常使用上では SD820 から劇的に向上したという印象では(少なくとも SD810→820 の差分に比べて)ありません。リアルタイムレンダリングを伴う VR コンテンツでは大きな差が出そうですが。
でも体感的なレスポンスも含め、まあよくできてますねー。UI の違和感さえなければ本当に買い換えたいくらいです。

追記:コメント欄にてご指摘いただきました。Galaxy S8 世代では「設定」→「ディスプレイ」→「ナビゲーションバー」と辿っていくことで Android 標準のボタン配置に変更できるようです。UI のデザイン的な違和感を除けばこれで不満点はほぼなくなってしまいました。次は Galaxy にするかなあ...(;´Д`)ヾ。
ご指摘ありがとうございました。

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2017/05/11 (Thu.)

VAIO Phone A

遅ればせながら、私も買ってました。

VAIO / VAIO Phone A VPA0511Sicon

VAIO Phone A

サブ兼テスト機として。
クリーンな Android 環境なので、いろいろテストするのにちょうど良いかなと思い。

VAIO Phone A

ハードウェアに関して今さらここで書くことも特にはありませんが、とりあえず購入報告でした。

VAIO / VAIO Phone A VPA0511Sicon

iconicon

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2017/02/07 (Tue.)

Xperia Z3 Tablet Compact のカバーを買い換え

二年ほど使ってきた Xperia Z3 Tablet Compact の純正カバー SCR28 がヘタッてきました。
外観の多少のほつれ程度は問題ないんですが、内側のラバーがスレてきて、スタンドとして使うと滑って倒れるという症状が多発。これはちょっとそろそろ使い物にならないレベルと判断し、買い換えることに。

しかし Z3TC 自体が販売終了して久しく、アクセサリの選択肢もだいぶ限られてきました。そんな中、手を出してみたのがこれ。

エレコム / Xperia Z3 Tablet Compact フラップカバー 360 度回転スタンドタイプ TB-SOZ3AWVSPU (パープル)

TB-SOZ3AWVSPU

Z3TC のケース類はもはやヨドバシ店頭でも展示がほぼなく、実物を見ないまま買ってみるしかありません。これはエレコム製なのであまり高級感には期待できないと思いつつ、Amazon で ¥900 しなかったから失敗してもあまり痛くないしえいやっと購入。

TB-SOZ3AWVSPU

フロントカバーはいわゆる「風呂蓋」タイプ。白いカバーにすると黒ずんできそうだったので、パープルカラーを選択しました。かつての Xperia によくあった本体色を意識したカラーですが、合皮のテカテカ感も相まって安っぽさが前面に出ています。もう少し抑制のきいた色味/質感なら良かったのになあ。

TB-SOZ3AWVSPU

装着構造は純正カバーとほぼ同じ。ですが、本体をはめ込むトレイの中心にある丸いパーツが回転軸になっていて、トレイを自由に回転させられるようになっています。これにより、スタンドとしての使用時に本体を縦置きができるという仕掛け。

TB-SOZ3AWVSPU

背面からみるとこんな感じで、スタンドにするための折り目が回転軸にあたる部分で切り欠かれています。

TB-SOZ3AWVSPU

装着時の厚さは純正カバーと同等。重さもあまりないし、この程度ならば許容範囲かと。カバー系だとけっこう厚く重くなってしまう製品も少なくないですからね。

これ買ってから気づいたんですが、フロントカバーにはマグネットが仕込まれていないんですね。純正品だとマグネット入りで、カバーの開閉に合わせて本体がレジューム/スリープしてくれるのが地味に便利だっただけに、これがないだけで微妙に使い勝手が悪く感じてしまいます。

TB-SOZ3AWVSPU

スタンド機能は横置き時は普通ですが、角度調整のための溝が細かく切られていて、いろんな体勢で扱いやすい。

TB-SOZ3AWVSPU

縦置きスタンド状態にしてみました。電子書籍を読むときとか、blog や Twitter の縦長タイムライン表示を読むときなんかはこっちのほうが読みやすい。ただ、この状態だと長辺と短辺の関係上あまり角度調整の余地がないのが惜しい。

縦置きスタンドはまあ便利は便利なんですが、質感が安っぽいのがあまりにも残念。もうちょっと他のカバーも物色してみるかなあ。いっそのことシンプルに背面カバー+外付けスタンドでもいいか、という気はしているんですけどね。それか純正カバーに滑り止めテープでも貼ってスタンド能力(←ジョジョっぽい)を復活させようかな...。

エレコム / Xperia Z3 Tablet Compact フラップカバー 360 度回転スタンドタイプ TB-SOZ3AWVSPU (パープル)

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2017/01/26 (Thu.)

ONKYO GRANBEAT

"スマホ最高音質"を目指す。オンキヨー世界初フルバランス出力スマートフォン - AV Watch
ソニーが成し得なかったことを遂げたオンキヨーの「GRANBEAT」 - PC Watch

オンキヨーが SIM フリースマートフォン市場へ参入し、ハイレゾ対応・バランス出力搭載の「GRANBEAT」を発売することを発表しました。

既存のオンキヨー製ハイレゾプレイヤー「DP-X1A」をベースに Android スマートフォン機能を付与したようなもので、ある意味プレイヤーが本体、スマホはオマケと言った方がいいかもしれません。それくらい音楽再生部分に重きを置いており、従来の音質重視スマホとは一線を画した内容になっています。
ポータブル DMP はハイレゾブームの後押しもあって一定の市場規模を維持しているとはいえ、長い目で見ればスマホの高音質化に吸収されていく市場であることは間違いありません。ならばいっそ DMP がスマホの機能を取り込めばいい、という考え方はなかなか面白い。最後発のスマホメーカーになるわけで厳しいことには変わりないでしょうが、ニッチ市場(DMP)の中のニッチよりはメジャー市場(スマホ)の中のニッチのほうがまだ生き残れる可能性はありますからね。また、ハイレゾでなくても音楽の入手方法の主流が配信になり、定額ストリーミングサービスも出揃い、一部 MVNO がストリーミングサービスのカウントフリー制を導入してきたこのタイミングなら、スマホとしてではなく単体で LTE 通信が可能な DMP として魅力的な端末ではあります。このへん、このタイミングで Android を諦めて独自 OS に回帰したウォークマンとは対照的で、なんとも皮肉。NW-A30 シリーズはいい端末だと思いますが、個人的にはやっぱりネットワークに繋がる端末のほうに未来を感じるわけですよ...。

しかしそんなことよりも気になるのが発表会の内容。PC Watch の記事が特別に煽りすぎなのかもしれませんが、ゲストとして商品開発のアドバイスを行ったという楽天モバイルの黒住氏(元ソニーモバイルで Xperia の商品企画を統括し、SoftBank を経て現職)が登壇して話していることへの強い違和感があります。「Xperia でやりきれなかったことをやった」的な文脈ではありますが、別に当時だって音楽特化スマホを出そうと思えば出せたわけで、今それを言うのは後出しジャンケンでしかないんじゃないの、と。また GRANBEAT が出てきた背景には、MNO 三者が iPhone を取り扱うようになりラインアップが横並びしたこと、MVNO と SIM フリースマホの普及、中台メーカーの(質的)成長、端末購入補助金に対する総務省の行政指導などの理由により国内スマホメーカーがほぼ全滅に近い形に没落してこういうニッチ市場でしか差異化できなくなった現実があります。実際この GRANBEAT もスマホ部分は富士通が開発協力しているようですし、この手の端末で必ずと言って良いほど引き合いに出されるパナソニック CM1 だってパナがスマホから撤退したからこそ生まれたようなもの(開発は元 ELUGA チーム)。そういう背景を全部すっ飛ばしてこういうことを言われるのは、なんかモヤモヤしますね。モノとしてはかなり良さそうなだけに、変な蛇足がついてしまった感があります。

ともあれ、「通信できるそこそこ以上の DMP」としては完成度が高そうで、かつ値段も機能を考えればリーズナブルと思えるレベルなので、一度音は聴いてみたいなあ。

投稿者 B : 23:59 | Mobile | Smartphone & Tablet | コメント (0) | トラックバック

2017/01/19 (Thu.)

Anker の USB-C/microUSB アダプタを購入

Xperia XZZTE AXON 7 と、身の回りに USB Type-C 対応デバイスがじわじわ増殖し始めたので、これを買いました。

Anker / PowerLine USB-C to microUSB Female Adapter [2-pack] B8174011

Anker PowerLine USB-C/microUSB

microUSB ケーブルの microB 側を Type-C に変換するためのアダプタです。
メーカーはこの手の製品では今や定番中の定番となった Anker。2 個パックで ¥799 なら、ヘタに Type-C ケーブルを買うより安い。microUSB ケーブルならもう捨てるほどあるし。というわけで、2 個パック×2 セット、合計 4 つ買いました。自宅用×2、職場用×1、持ち運び用×1 あれば当面は事足りるはずです。

Anker PowerLine USB-C/microUSB

まあ特筆すべきこともありませんが...強いて言えば、一般的に USB ケーブルのコネクタはつや消しの樹脂パーツが使われていることが多いのに対して、このアダプタは光沢ブラックなので、脇役の変換アダプタのくせにやけに目立つ、ということでしょうか。

Anker PowerLine USB-C/microUSB

手持ちの機器はまだまだ microUSB が主流で、いきなり Type-C に全て入れ替わるわけでもありません。Type-C ケーブルは今買うとまだ高いですが、そのうちいろんな機器に標準添付されてくるようになるはずなので、慌てて買う必要もないし。ただ Type-C は形状だけ共通でも中に流れる信号や電流量が異なる規格のが混在しているのが、ややこしい。

というわけで当面は microUSB ケーブルにこのアダプタを噛ますようにして使い、Type-C 対応デバイスが増えてきたらじわじわ入れ替えようかと思います。

Anker / PowerLine USB-C to Micro USB Female Adapter [2-pack] B8174011

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投稿者 B : 22:07 | Mobile | Smartphone & Tablet | コメント (0) | トラックバック