b's mono-log

2014/08/26 (Tue.)

ガンダム G のレコンギスタ イベント上映 @TOHO シネマズ 六本木ヒルズ

富野由悠季監督が自ら手がける最新のガンダム作品、ということで、テレビ放映前のイベント上映に足を運んできました。

ガンダム G のレコンギスタ

ガンダム G のレコンギスタ

とはいえ、事前のインタビュー等で「ガンダム世代ではなく、その子ども世代に向けて作った」という話が出ていたので、期待半分、不安半分、という感じでした。でも、非宇宙世紀な富野ガンダムとしては『∀』が好きだったので、楽しみにはしていました。

のっけから「モビルスーツ」「ミノフスキー粒子」という耳慣れた単語が飛び交い、軌道エレベーターやフォトンエネルギー、ガンダムの換装式バックパックといった「どこかで見覚えのある」設定も相まって、確かにこれはガンダム作品なんだな、という取っつきやすさを感じるいっぽうで、「教皇」「キャピタル・ガード」「クンタラ」という新設定が特に説明もなく次々と現れて、なんだか「パルスのファルシのルシがパージでコクーン」とか、「私たちはヴィレ。ネルフ殲滅を目的とする組織です」と言われているようなついて行けなさを同時に感じたりもします(ぉ。

でも、台詞の至る所に顕れる「トミノ節」が耳に入ってくるたびに、「ああ、富野ガンダムなんだなあ。俺は今、ガンダムを観ているんだ」という感慨に襲われるのも事実です。この、意図的なのか無意識なのか分からないけど言葉足らずな台詞回しを聞いていると、『ガンダム UC』がいかに福井晴敏的な説明過多さだったか(それが悪いとは言わないけど)を改めて感じます。

子ども向け、と言うだけあって、宇宙世紀もののガンダムと比べると、テイストは全体的に軽め。芝居もそうだし、モビルスーツの描写なんかもそうだけど、毎週放送のテレビシリーズで UC みたいな話をされても、作る方も観る方も重すぎるので(笑)、これくらいでいいのかも。
まだ全体像が見えていないので評価しづらい部分はありますが、ありかなしかで言えば、個人的にはこれは「あり」。民間人の少年が偶然出会ったモビルスーツに乗り込んで戦う話ではないし、たくさんの人が死ぬ展開にはならないように感じるので、たぶん従来のガンダム作品とは違うゴールを目指した作品なんだろうな、と思います。メッセージ性よりは純粋なエンタテインメント作品を志向した、富野版ラピュタ、とでも言えば良いのか。MS のデザインも、私はけっこう好き。

ガンダム世代のスタッフが『UC』を製作し、安彦良和氏が『THE ORIGIN』アニメ版の総監督を務める傍らで、富野監督本人が作るのがこの『G-レコ』というのが、なんというかそれぞれの人にとってのガンダムの位置づけを象徴しているように思います。私にど真ん中ストライクなのは前者二つだけど、この『G-レコ』がどんな結末に向かっていくのか、それはそれで見守っていきたいですね。

ガンダム G のレコンギスタ (1) [Blu-ray]

B00MVJU2WE

投稿者 B : 23:45 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/07/07 (Mon.)

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL "A mon seul desir"

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

ガンダム UC は先日の episode 7 『虹の彼方に』をもって大団円を迎えましたが、『UC』の名を冠するイベントとしてはラストになるであろうコンサートに行ってきました。好評のあまり追加公演が催されるほどの人気イベントでしたが、チケットを確保できるとは、私もよくよく運のいい男だな。

場所はパシフィコ横浜の国立大ホール。パシフィコといえば今まで展示会関係で展示ホールと会議センターには入ったことがありましたが、国立大ホールに入るのは初めて。音響の良い、立派なホールでした。

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL "A mon seul desir"

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

『貴婦人と一角獣』のタペストリー脇にユニコーンとバンシィが佇むキービジュアルの脇に、ユニコーン/バンシィそれぞれのブレードアンテナを模したオブジェの添えられた厳かなステージ。ちゃんとしたホールでオーケストラ編成のコンサートを聴く体験自体が久しぶりということもあって、自然と背筋が伸びます。3 階席でステージの手前側が微妙に見切れ気味でしたが、音は十分に良かったです。
演奏は先に発売された『オリジナルサウンドトラック 4』からの選曲を中心に、たっぷり 18 曲+アンコール。合計 2 時間半におよぶ大ボリュームのコンサートでした。

以下セットリスト。

    -Introduction-
  1. StarRingChild (Vo. Aimer)
  2. -episode 1-3 digest-
  3. 20090522or0331
  4. MSGUCEP7
  5. RE:I AM MARIE
  6. EGO <nZk Ver.> (Vo. 小林未郁)
  7. -MC-
  8. ν TYPE-OYM
  9. UXO-→RX0
  10. A LETTER <nZk Ver.> (Vo. Cyua)
  11. UNICORN GUNDAM
  12. 20140517
  13. -Intermission- (トークコーナー)
    -episode 4-6 digest-
  14. BANSHEE
  15. MOBILE ARMOR
  16. Sternengesang (Vo. Cyua)
  17. -MC-
  18. MAD-NUG
  19. MOBILE SUIT→GUNDAM
  20. REMIND YOU (Vo. 小林未郁)
  21. -episode 7 digest-
  22. BEGINNING <ORCH-VER>
  23. 流星のナミダ <ORCH-VER>
  24. -Encore-
  25. bl∞dy F8 (Vo. Aimer)
  26. RE:I AM (Vo. Aimer)
冒頭からサイアム・ビストの語りに始まり、いきなり Aimer の『StarRingChild』と来るところでハートを鷲掴みにされます。完結記念ということで、途中に各話のダイジェスト動画が挟まれたり、演奏の BGV として再編集されたアニメ映像が流されるわけですが、コンサートのサブタイトル "A mon seul desir"(私のたった一つの望み)にちなんで、各登場人物の「たった一つの望み」に焦点を当てた再編集になっているのが印象的でした。

サントラで歌を担当した女性シンガー陣(小林未郁、Cyua、Aimer)が勢揃いでピアノは澤野弘之氏本人という豪華メンバー。途中のトークコーナーでは、澤野氏に加えて古橋一浩監督、福井晴敏氏、声優陣から内山昂輝さん、藤村歩さん、池田秀一さんも登場する、ファンにとってはたまらないコンサートでした。澤野氏は自ら「MC はニガテ」と仰っていましたが、確かに一人での喋りは若干ぎこちなかったものの、福井氏や内山さんといった「振り役」がいると俄然輝くキャラ(主にボケ役的な意味で)なんですね(笑。

このコンサート自体が「FILM&LIVE」というテーマなので、基本的には映像をバックに音楽を楽しむイベントなのでしょうが、映像部分と不可分と言えるくらいに UC の世界観と一体化した澤野氏の音楽は、映像がなくても演奏だけで十二分にそれぞれの場面を想起することができます。また、ep5 の際に開催された「FILM&LIVE 2012 Reader's Theater」とは違って純粋にコンサート形式のイベントなので、各声優陣の朗読劇はないのか...とちょっと残念に思っていましたが、ラストでまさかの藤村歩さんによるミネバのモノローグが。これが、ミネバ自身の「たった一つの望み」をテーマにしており、ep7 のラストシーンの演説の裏側に位置づけられるような内容になっていました。小説とは異なり、アニメでは「真のニュータイプの境地」からバナージを呼び戻すのはリディの役目で、ミネバとの共感は抽象的な映像表現に留まっていましたが、ミネバも演説を講じながら心の中でバナージに呼びかけていた...という意味でのモノローグ。これでようやく、ep7 のラストシーンに欠けていた 1 ピースが埋まったような気がしました。

素晴らしい楽曲と演奏に、非常に満足度の高いイベントだったわけですが、以下に会場の様子も少し。

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

ロビーには関連アイテムがいろいろと展示されていました。このビスト家&ミネバ・ザビの肖像画は ep6 の「FILM&NIGHT MUSEUM」でも展示されていましたが、改めての登場となりました。

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

首相官邸「ラプラス」のミニチュアや、

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

フル・フロンタルのマスクのレプリカも再登場。このあたりは他の UC 関連イベントでも使い回されているようですが。

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

そして ep7 のイベント上映時に新宿ピカデリーに展示されていたフル・フロンタル専用オーリスも再登場。これ、UC 関係者による打ち上げでは都内を普通に走行して現地入りしたとのことですが(笑)、今回も横浜まで普通に走って来たのでしょうか...。

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

それから、私は今回初めて実物を見た HGUC ネオ・ジオング。話には聞いていたけど、確かにデカい!!!真ん中のシナンジュが HGUC の標準(より少し大きい)サイズですからね。これは買えないわ(汗

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

あと、何故かここにソニーのハイレゾオーディオ体験コーナーが。こんなコラボやってるなんて知らなかったよ(笑

ハイレゾ対応機器に、各配信サービスで提供中の『UC』サントラのハイレゾ版と、先日復刻された『逆シャア』のサントラを今回のイベント用に特別にハイレゾ収録した音源が視聴可能でした。このイベント限定ということで、UC よりも逆シャアのサントラのほうが目立っていたような(^^;;。

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

あとはキービジュアル等のポスターの展示とか。イベント上映用のキービジ、初回限定版 BD/DVD 用スリーブのカトキハジメ描き下ろしイラストのほかに、このイメージビジュアルはあまり見覚えがないんですが、タッチからすると内田パブロ氏のイラストかな?

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

このマリーダさんのイラスト、妖艶な感じでいいなあ。クシャトリヤ好きなんですよね...。

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

フロンタル×シナンジュも。このフロンタルも邪悪な雰囲気満載でいい(笑。キャラ設定的にはアニメ版のフロンタルよりも小説版に近いような気もします。

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

展示物で一番の人だかりができていたのが、今回初お披露目となる作画監督陣のイラストコメント。まあ他の展示物はコアファンにとっては何度か見たものばかりなので、ここに集まりますよね...。すごい人で、なかなか色紙に辿り着けません。

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

全部をじっくり見ることはさすがに諦めましたが、作監さん直筆のイラストを目にすることができて感激。ようやく完結できた解放感が色紙からも滲み出ています。

ちなみに、イラストコメントは会場にて販売されていたパンフレットに全種類掲載されていました。

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

そうそう、リディの台詞は「バナージ!」じゃなくて「ブァナァァジィィィィィ!」なんですよ(笑

スタッフの皆さん、5 年間本当にお疲れさまでした。

機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE the FINAL

物販コーナーがこれまたすごい行列で、開場直後に並んだのに開演に間に合わなくなりそうな長さだったこともあり、そうそうに購入を諦めてパンフレット 1 部だけ買いました。終演時にはグッズもきれいさっぱり売り切れていましたが、公式サイトでは 7/10(木)から期間限定で通信販売を開始するとのこと。
ちなみに、コンサートのトークコーナーで福井さんが「イベント上映の限定ガンプラ、ジュアッグだけ 100 個も売れ残ってしまって、この場を逃したらもう在庫処分する機会もなくなっちゃうので、お願いだから買ってください」(意訳)と仰っていましたが(笑、終演後には皆さんのご厚意で無事完売したようです(笑

なお、今回のイベントの映像は、今週末にバンダイチャンネルで有料配信されるとのことです。

有料ライブ配信│バンダイチャンネル

これは生演奏を聴いてこそのイベントだと思っていますが、行きたくてもチケットが取れなかった人もいることと思います。ep7 をより深く味わう意味で価値ある内容だと思うので、是非。そのうち ANIMAX あたりで放送されるかもしれませんが。

この後は、開催日未発表ながら、朗読劇『白の肖像』も計画されているとのこと。これも、日程が合ってチケットが取れたら、ぜひ聴きに行きたいところです。

機動戦士ガンダム UC オリジナルサウンドトラック 4

B00J7VB7OQ>

投稿者 B : 23:40 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/05/28 (Wed.)

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス購入

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス

B00IIEERNG

ガンダム UC 完結の熱が冷めやらないうちにリリースされたファーストガンダム劇場版 BD-BOX が、フライング気味に届きました。DVD-BOX は持っているし、DVD も DVD にしては十分すぎるほどに高画質だと思っていましたが、パッケージメディアとしては最後になるであろうファーストガンダムのリリースは押さえておかないと、と思って購入。
パッケージとしてはプレミアムエディションも発売されていますが、余分な特典は要らないので通常版を購入。発売されてみて判ったのは、プレミアムエディションのほうはテレビシリーズの BD-BOX と同じサイズの BOX だということ(;´Д`)。どうせならこれで統一したかった気も若干しつつ、あのかさばる BOX じゃなくて通常版を買っておいて良かった、と思いました(笑

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス

ディスクは本編×3+特典ディスク×1 の 4 枚組。デジパック仕様になっていて、表紙はキャラクターデザインの安彦良和氏による劇場公開時のキービジュアル、

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス

裏表紙はメカニックデザインの大河原邦男氏による同キービジュアルが採用されています。

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス

ただ、内装やディスクレーベルに関してはけっこうあっさりめ。このあたりはピクチャーレーベル仕様だった DVD-BOX のほうが凝っていましたね。この作品に限らず、DVD 時代に比べると BD はパッケージやディスクレーベルへのこだわりが弱まったように感じます。変におまけをたくさんつけてくれるよりも、個人的には箱やレーベルにこだわってくれるほうが嬉しいんですけどね...。

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス

同梱のブックレットにはキャラクター・MS 紹介と富野・安彦・大河原お三方へのインタビューが掲載。インタビューの内容は、昔話に終始するではなく「大人になったガンダムファンへのメッセージ」という感じで良かったですが、タイトルのつけ方が『G-レコ』とか『オリジン』という、バンダイビジュアルの大人の事情を感じさせます(笑

まだ届いたばかりなのでじっくり鑑賞できていませんが、まずは気になっていた DVD-BOX との画質比較をさらっと見てみました。

DVDBlu-ray
DVD Blu-ray

うーん、これはパッと見では違いが分かりませんね...。DVD-BOX も、DVD というメディアの末期に出てきたもので、アップコンのできるプレイヤーで観れば HD 画質かと勘違いしそうな高画質(もともとが 30 年以上前のソースである、という前提で)だったので、ソースの画質をかなりのレベルで引き出せていたと思います。特に、劇場版三部作の中でもテレビシリーズのフィルムを流用しているシーンでは、目を見張るような差は見いだせず。でも、よく見ると BD のほうがセル画の線のタッチまで感じられるシャープさが出ていたり、暗部階調が再現できているのが分かります。

さらに、劇場版で新規作画されたシーンで比べると、

DVDBlu-ray
DVD Blu-ray

やはり、35mm フィルムで製作されたシーンは繊細さが違いますね。BD のほうは、まるでセル画をそのまま鑑賞しているかのような画質。対して、DVD はせっかくのディテールが損なわれているだけでなく、MPEG のブロックノイズ(ここはけっこう動きの速いシーンなので)もところどころに出ています。
ぶっちゃけ、I・II に関しては DVD との画質差は気にしなければ気にならない程度かもしれませんが、III は新規作画のシーンが大量にあるので、BD の高画質が活きています。DVD-BOX を持っている人は買い換えるかどうか悩むところでしょうね。

私はテレビシリーズの BD-BOX もまだほとんど鑑賞できていないので、どこかで時間を取ってじっくり観たいところです。

投稿者 B : 02:00 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/05/19 (Mon.)

機動戦士ガンダム UC episode 7 『虹の彼方に』 [Blu-ray]

イベント上映の物販行列に 50 分並んで、BD も買ってきました。
来月に発売される一般販売分の実勢価格からすると 3,000 円ほど高いですが、この濃密な映像を早く自宅でも再度味わいたいと思って。

機動戦士ガンダム UC episode 7 『虹の彼方に』 [Blu-ray]

B00GM9EC1G

終わっちゃったなあ...というのが、今の正直な心境です。

物語は、暗礁中域でのユニコーン vs バンシィの戦いからインダストリアル 7「メガラニカ」への到着、「ラプラスの箱」のタネ明かし、そしてフル・フロンタルとの最終決戦、さらにその後の...というこれまで以上の盛りだくさん。ストーリーが濃いのはもちろんのこと、映像も瞬きするのが惜しいほどのクオリティが最後まで続きます。

突っ込みどころはけっこうあって、覚醒したユニコーンの性能がチートすぎたり、ネオジオングも時代設定から考えるとオーバーテクノロジーじゃね?という部分もありました。ep6 まで積み上げてきた高いリアリティをここで崩してしまうのか、とは思いましたが、ユニコーンの性能やそれによって起きた現象については「サイコフレームやサイコフィールドはまだ科学的に解明されていない部分が大きい」という説明で誤魔化せてしまうのがズルい(笑)。それよりも、これだけのテンションを最初から最後まで切れずに創り上げたスタッフとキャストに賛辞を送りたい、というのが正直な感想です。
あえて食い足りなかったポイントを二つ挙げるとすると、小説版と違って結局最後まで見せ場のなかったジェスタをもうちょっと活躍させてほしかったのと、アンジェロの内面をもう少し掘り下げてほしかった、というところでしょうか。特にアンジェロは、小説版ではフル・フロンタルに心酔するようになった経緯が描写されていましたが、あれがないと単なるヤンホ●キャラですからね...(笑

フル・フロンタルとのラストバトルは小説版とはガラッと変わった展開で、見応えがありました。あの決着のつけ方には賛否両論あるでしょうが、あの場で「あの人」を持ってくるとは...ズルいなあ。

舞台挨拶での話によると、フロンタル役の池田秀一氏はいつもの収録では他のキャストと一緒に録るそうなのですが、今回は監督に頼んで独りで録らせてもらったとのこと。おそらくゲームなどの派生作品を除けば今度こそ本当に「赤い彗星の最期」を演じることになるので、独りでじっくりとフル・フロンタル、そしてシャア・アズナブルと向き合いたかった、ということなのかもしれません。

ep7 を観て感じたのは、製作陣が本作をもって宇宙世紀とニュータイプ論をいったん総括しようとしているのだろうな、ということです。今回同時上映された episode EX『百年の孤独』と併せて、宇宙世紀への改暦から 100 年間の歴史、それぞれの人物について、ひとつの決着をつけようとしている。もともと小説自体がそういう意図を持って書かれていましたが、今回の映像化でその方向性がより明確になったと思います。
ただ、ラストシーンのアレは何を意味しているのか、説明がなさすぎて分からなかった人も多いと思います。理解したい人は、この機会にぜひ小説版を(笑)。最後にバナージが一瞬なりかけたもの=真のニュータイプの行き着く先、は...主題歌のタイトルが『StarRingChild』でもあるとおり、やはり宇宙ものの SF 作品はあの映画に帰結する、ということなのでしょうか。

劇場限定版 BD のパッケージ内容はこんな感じ。

機動戦士ガンダム UC

カトキハジメ描き下ろしのスリーブケース、『百年の孤独』の完全版等が収録された特典ディスク、『百年の孤独』のシナリオブックレット(ここまで通常販売される初回限定版と同じ内容)、そして劇場販売版限定の episode 7 のシナリオブックレット。

『百年の孤独』は、そのタイトルのとおり宇宙世紀の歴史を見つめてきたサイアム・ビストの独白で 100 年を振り返るもの、かと思っていましたが、実際に一度はその企画でシナリオまで書かれていたところでサイアム役の永井一郎氏が急逝したため、カーディアス・ビストの視点でサイアムに語りかける、という構成に変更されたようです。カーディアスの重厚な声で語られる『百年の孤独』も良かったけど、やはりファーストガンダムのナレーションでもある永井一郎氏の声で聴きたかったな...と思っていたら、このシナリオブックレットには福井晴敏氏の意向によりサイアム版のシナリオも収録されていました。映像だけ見ながら音声はミュートして、脳内で永井一郎氏の声で読んでみると...やっぱり、これが、いい。
episode 7 で重要な役割を果たすサイアムの声、本編の収録だけは生前に済んでいた、というのは本当に不幸中の幸いと言えます。この巡り合わせに感謝するとともに、永井一郎氏の冥福を祈ります。

機動戦士ガンダム UC

劇場限定版のもう一つのおまけ、生フィルムは、メガラニカの「氷室」でラプラスの箱を前にしたミネバ。これは当たりと言って良いでしょう。

6 月の一般販売開始まで、BD の差額の元を取るためにも繰り返し鑑賞したいと思います。

ep1 から足かけ 4 年、小説版から数えると実に 7 年となる『ガンダム UC』の世界はこれでいったん完結、ということですが、イベントとしてはあと少し、この完結を記念したものが企画されているようです。

GUNDAM LIVE ENTERTAINMENT 機動戦士ガンダムUC FILM&LIVE the FINAL "A mon seul désir"

これまでも何度か開催されている「FILM&LIVE」の最終回が 7 月に、それから詳細未定ながら以前開催された『赤の肖像』の対となる朗読劇『白の肖像』が準備中、とのこと。『白の肖像』は舞台挨拶の場で福井晴敏氏が仰っていた話によると、「登場人物はまだ秘密だが、複数名になる。年内の開催をめどに考えている」そうです。アムロとバナージは確定でしょうが、加えてカミーユやジュドーの登場もあるのかな?特に、福井氏は ΖΖ 好きだからなあ(笑。

これで最後だし、どちらかは観に行きたいなあ。

投稿者 B : 01:07 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/05/18 (Sun.)

機動戦士ガンダム UC episode 7 イベント上映 @新宿ピカデリー

ep6 の公開から約 15 ヶ月。ようやく...というよりも、むしろついに来てしまった、という感慨の方が強い『ガンダム UC』の最終話 episode 7。当然ながら、今回もイベント上映を観に行ってきました。

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]

140518a.jpg

劇場は、4 年前に ep1 を観たピカデリー。ええ、なんとか初日舞台挨拶のチケットを確保できましたよ!

ガンダムの舞台挨拶は、2005 年の『星を継ぐ者』の舞台挨拶チケットを運良く確保できて以来、9 年ぶり。あのときの舞台挨拶は確か、富野監督に飛田展男さん(カミーユ)・池田秀一さん(クワトロ)・古谷徹さん(アムロ)という超豪華メンバーで、とても感激したことを憶えています。
で、今回の舞台挨拶は古橋一浩監督、ストーリーの福井晴敏氏、声優陣には内山昂輝さん(バナージ)、藤村歩さん(オードリー)、浪川大輔さん(リディ)、池田秀一さん(フロンタル)という、今回も豪華な布陣。さすがに撮影禁止でしたが、オフィシャルサイトにレポート(私が観たのの前の回と思われる)がアップされていたので、リンク張っておきます。

最終章ついに開幕!機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」初日舞台挨拶レポート | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト

舞台挨拶で出た話は、劇場で販売されているパンフレットと重複するものも多かったですが、それよりもむしろやりとりを通じて声優陣の関係性が見えたのが面白かったですね。内山昂輝さんの、物語初期のバナージと重なるちょっと鬱屈したローテンションなキャラをみんなで生暖かく見守っているというか(笑。また、古橋一浩監督が、作品の雰囲気からすると熱くて勢いのある人かと思っていたら、とてもシャイで控えめな印象の方だった、というのもけっこう意外でした。

舞台挨拶の中で出た、今までほとんど語られたことのなかった話(というより「最終話のときに明かします、ということになっていたらしい」)としては、主人公「バナージ・リンクス」の由来ですが、逆シャアからその後の物語に宇宙世紀を繋いでいく『UC』の位置づけに重ねて「話を繋ぐ→ハナシ・リンク→バナージ・リンクス」という、半ば駄洒落のような決め方で命名したんだとか。もっと遠大な理由があると思っていたのに(笑)...聞いてしまえばつまらぬ話だ(by ミネバ・ラオ・ザビ)。

まだ初日が終わったところなので、ストーリーについてはまた改めて書くことにして、イベント上映の様子などを。

140518b.jpg

新宿ピカデリーには、エントランスのところに「フル・フロンタル専用オーリス」が展示されていました。

これ、ジオニックトヨタ社のシャア専用オーリスをベースにしたカスタム品です。フロンタルの時代はジオニック社じゃなくてアナハイム・エレクトロニクスだろとか、シャアザクがモチーフなら量産車がベースというのも分かるけどシナンジュはワンオフの機体だろとかツッコミどころ満載(笑。でも、それはそれとして、シャア専用オーリス以上にディテールへのこだわりが感じられます。

機動戦士ガンダム UC episode 7 イベント上映

ネオ・ジオンの徽章はさすがにエングレービングではなくカッティングシート(?)で再現されているものの、正面のエンブレムにあたる部分がシナンジュのモノアイを模したものになっていたり、フロントガラスに実用性皆無なツノがつけられていたり(笑)、半ば悪ノリに近いコダワリ満載。

機動戦士ガンダム UC episode 7 イベント上映

当然全面にわたってシナンジュモチーフの柄が入れられていたり、「袖付き」らしくホイールは黒ベースに縁だけゴールド。

イベント上映らしい展示はこれくらいでしたが、じっくり観賞させていただきました。

お土産は、劇場先行発売の BD のほかに、こんなところ。

機動戦士ガンダム UC 劇場用プログラム収納ケース

毎回ちゃんと買っている劇場用プログラム(写真一番下以外は今までに買ってきたもの)と、今回追加で発売されたプログラムの収納ケース。このケースだけで ¥1,000 もするので、ちょっと高いんじゃないの?と思っていたら、

機動戦士ガンダム UC 劇場用プログラム収納ケース

ケースは二重になっていて、外側は黒マット紙に単色でユニコーンモード、内側は光沢紙にカラーでデストロイモードのユニコーンガンダムが描かれています。確かに、この作りならば 5 年間収集したプログラムを格納するのにわざわざ買いたいレベル。

機動戦士ガンダム UC 劇場用プログラム収納ケース

内箱の背面は、イラストレーターの内田パブロ氏によるイメージビジュアルになっています。つか、みんな美男美女すぎるんですけど...ジンネマンwwwマーサwwwww

ちなみに、このプログラムとケースはほぼ並ばずに買えましたが、BD はピカデリーの外階段にまで並ぶ大行列で、私が並んだときで 50 分待ちという大盛況でした。ep1 のときはここまでの人気ではありませんでしたが、UC も今やガンダムシリーズを代表する作品のひとつに成長したのだなあ、と思うと感慨しきり。

というわけで、作品の感想に続きます。

機動戦士ガンダム UC episode 7 『虹の彼方に』 [Blu-ray]

B00GM9EC1G

投稿者 B : 00:00 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/03/20 (Thu.)

ガンダム 35 周年で新作二作発表

富野監督新作「ガンダム Gのレコンギスタ」2014年秋公開。「THE ORIGIN」は2015年春 - AV Watch

『機動戦士ガンダム』シリーズの 35 周年を記念して、新しいアニメ化プロジェクトが 2 本発表されました。

  • 富野由悠季監督によるガンダムシリーズの続編『ガンダム G のレコンギスタ』:2014 年秋公開
  • 安彦良和氏原作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』からシャア・セイラ編をアニメ化した『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 碧い瞳のキャスバル』:2015 年春公開

『G のレコンギスタ』は、新作という意味ではターンエー以来、リメイクを含めても新訳 Ζ 以来の富野監督の手によるガンダム作品ということになります。キャラクターデザインのせいでガンダムというよりエウレカセブン的な印象の方が強いですね...。過去に幾度となく自らの手でガンダムを壊そうとしてきた、そしてターンエーあたりでついに達観の域に入ったように見える富野氏が創る新作がどのようなものになるか、期待半分、不安半分ながら楽しみなところ。見せてもらおうか、新しいガンダムシリーズの映像とやらを!

そして『THE ORIGIN』。てっきり安彦版ガンダムを改めて一から映像化するものとばかり思っていたら、作品におけるひとつのハイライトである「シャア・セイラ編」だけを抜き出す形でのアニメ化。確かに、既に一度アニメ化され、劇場版としてリメイクもされている本編をそのまま再アニメ化することは、賛否両論含めていろいろありそうだし、それが許されるのは 50 周年のような大きな区切りか、サンライズが本当に行き詰まったときのどちらかのような気もします。
全 4 話構成とのことなので、これはシャア・セイラ編から開戦編、ルウム編(つまり『THE ORIGIN』の中でまだ映像化されていない時間軸の物語)くらいまでやるんでしょうか。プロモーション映像を見る限り、『UC』のスタッフがそのままスライドして製作しているように見えるので、クオリティは期待して良いでしょう。あとは、シャアとセイラの声を誰が当てるかが気になります。公開形式は「イベント上映」としか明らかになっていませんが、UC と同様にネット配信や BD/DVD 販売もセットで年に 1~2 本ペースなんだろうなあ。

まあ、その前に『UC』の最終話があるので、まずはそれを正座して待ちたいと思います!

安彦 良和 / 愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN V -シャア・セイラ編-

4048543393

投稿者 B : 23:35 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/02/24 (Mon.)

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス

「劇場版 機動戦士ガンダム」3部作がBD-BOX化。5.1chアフレコ特別版同梱のプレミアム版も - AV Watch

ファーストガンダム劇場版三部作の BD-BOX のリリースが発表されました。ガンダム劇場版はこれまで、各パッケージメディアがライフサイクルを追える間際になってようやくリリースされる印象がありましたが、テレビシリーズの Blu-ray メモリアルボックスの発売から一年足らずのリリースというのは、ちょっと予想より早い、早いよスレッガーさん!でも BD/DVD を含めたセルメディア市場が縮小し始めたので、商売的には今が最後のチャンス...ということなのかもしれません。

私は DVD の劇場版メモリアルボックスは持っているし、テレビシリーズの BD-BOX もまだ全然観れていないけれど、これは買っておくかなあ。DVD-BOX もかなりの高画質でしたが、戦い(画質)は数(情報量)だよ、兄貴!というわけで、買い換えようかと。
特典満載のプレミアムエディションもあるけど、5.1ch サラウンド+新規アフレコの悪評高い「特別版」特典ディスクは要らないので、通常版で十分かな...。

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス

B00IIEERNG

投稿者 B : 23:35 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/02/22 (Sat.)

機動戦士ガンダム UC episode 7 続報

しばらく沈黙を守ってきた『機動戦士ガンダム UC』の最終話、episode 7 の続報が久しぶりに公開されました。前夜祭や舞台挨拶はある程度予想通りで、前回の世界最速上映会のようなイベントの開催はまだ明らかになっていませんが、最終話だし前夜祭か舞台挨拶かイベントのどれかには参加したいところ。

それよりも新情報はモビルスーツですよ。ep6 でティザー的な映像が一瞬だけ差し込まれていましたが、フル・フロンタルの最後の乗機は「ネオ・ジオング」になるそうです(;´Д`)ヾ。
シナンジュをコアユニットとした巨大 MA、とのことですが、『0083』のデンドロビウム的な発想の MA ですね。個人的には大艦巨砲主義的な重 MS/MA はあまり好きではないので、微妙な感じ。ただ、旧作オマージュの積み重ねの上に成り立っているのが UC という作品なので、「シャアの再来」が乗る最後の MS としてはある意味当然の帰結と言えるでしょう。まあ、小説版では「ネオ・ジオング」は登場せず、最後までシナンジュでしたが、決着のつき方がランバ・ラルでなくても「しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ!」と言いたくなるような最期だったので、これで映像的に迫力のあるラストバトルに仕上がることを期待しましょう。

さすがに MG でプラモ化されたりしないですよね(ぉ。

機動戦士ガンダム UC episode 7 『虹の彼方に』 [Blu-ray]

B00GM9EC1G

投稿者 B : 01:07 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2013/11/21 (Thu.)

機動戦士ガンダム UC episode 7 公開日発表

「機動戦士ガンダムUC」最終の第7巻は'14年6月6日発売。イベント上映/BD先行販売は5月17日から - AV Watch

待ちに待っていた『ガンダム UC』の最終話、ep7 の公開日が発表されました。BD の通常販売は来年 6 月 6 日、イベント上映と上映劇場での先行販売、およびネット配信サービスでの先行配信が 5 月 17 日から、となります。

原作でも、巻数を重ねるにつれ本が厚くなっていったほど中身が濃い本作の特に最終話。主人公バナージとリディとの対決、フル・フロンタルとの決着、それから「ラプラスの箱」のタネ明かし、とやること満載のこのエピソードをどう収集つけるか興味深いところ。本編はシリーズ最長の 90 分になるようですが、それでも収まるかどうか心配になるレベルですね...。

イベント上映の劇場は一気に倍増して全国 35 会場。北陸は金沢を差し置いて富山と新潟で上映ですよ奥さん!(誰
ep6 のときに開催された世界最速上映会のような特別イベントについてはまだ発表されていませんが、もしあるなら今回も万難を排して応募したいところです。

それにしても、サイクル的には 3 月くらいかなあ、と思っていたら 5 月ですか。今から半年も先なんだなあ...と思っていたら、こんなコメントが。

おおう、「消費税アップ後」という時代の変わり目をまたぐと考えると、またずいぶん先な印象になりますね(;´Д`)。

とにかく今から楽しみでもあり、これで終わると思うとちょっと寂しくもあり。
BD は前回同様劇場で買えれば買うと思いますが、もし買えなかったときのために予約だけポチッとしておこう...。

機動戦士ガンダム UC episode 7 『虹の彼方に』 [Blu-ray]

B00GM9EC1G

投稿者 B : 01:00 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2013/08/28 (Wed.)

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

買ってしまいました。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

DVD-BOX はスルー(劇場版三部作だけ買った)したファーストガンダムのテレビシリーズ。コンシューマー向けの映像パッケージとしては、Blu-ray がおそらく最後のメディアになるだろうと思い、観念して購入。まあ、そろそろ「コンテンツをパッケージメディアで所有する」という行為自体が、オールドタイプのマニアだけの発想になりつつありますが、さすがにこの時代の映像がこれ以上のメディア(パッケージに限らず、配信でも)になったところで、おそらく BD より目に見えて画質が向上することはないでしょう。そういう意味では、所有しておく価値はあると思いました。

Amazon から届いた段ボールの中に、さらに段ボールで、これがパッケージかよ!...と思ったら、

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

段ボールの中には美しい装丁のパッケージが。

このララァ、純粋で美しいだけの存在ではないララァのキャラクターがよく表れた表情で、いい。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

反対側は、そのララァが命を落とした戦闘のイラスト。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

中には、デジパック仕様で BD のファイルが 2 冊。表面には、描き下ろしと思われる安彦良和氏のキャラクターイラストが。主要キャラ勢揃い、という感じで集大成の BD-BOX らしい図柄。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

裏表紙には、大河原邦男氏の MS イラストが描かれています。どちらも、序盤・終盤の象徴的なシーン。いかにも大河原、というタッチで、表面の安彦画と合わせてファーストガンダムの世界観を表すには欠かせない世界観を醸し出しています。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

ディスクは 8 枚組み。レーベルは、前半が青地にホワイトベース隊の MS(+ホワイトベース)、後半が赤地にシャアの歴代 MS が描かれています。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

付録もやたらと豊富で、ノンテロップ OP・ED や主要スタッフの座談会の様子を収めた BD、それから放送当時のカセットカバーブック(カセットテープのケースカバーを綴じたもの)、

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

アニメ製作当時のシナリオ、アフレコ台本、絵コンテのレプリカ、

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

『ガンダム』のロゴが暫定版だったりザクの配色がめちゃくちゃだったりする放送前の広告資料、それからタイトルがまだ『ガンボーイ(ガンボイ)』だったころの企画書、

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

当時のアニメ雑誌のスクラップ資料集と MS・キャラクター等の設定資料集。
正直なところ、私はこういうメディアには必要以上に付録をつけてほしくない派なので、若干やり過ぎ感はありますが、スタッフの「ガンダム愛」だけはいやというほど伝わってきました(笑。問題は、かなりの物量になるので、我が家にあるかさばり系オールドコンテンツ筆頭・コミック版ナウシカ全巻セットとほぼ同等のかさばり量。こんなに大きいとは思っていなかったので、これはちょっと、置き場所を考えなくてはなりませんね...。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

さすがに 34 年も前のアニメとなると画質については正直期待していなかったのですが、これがまたいい意味で裏切られました。映像はかなり丁寧にリマスタリングされていて、私が今までに観たどんなソースのファーストガンダムよりも鮮明。セル画のタッチや汚れ、ちょっとしたムラまで見えてしまうほどで、イメージ的には「セル画そのものを観ている」かのような生々しさがあります。今までに何度も繰り返し観てきた作品ですが、これは、BD で改めて最初から観直す価値があるのではないでしょうか。問題は、全話をゆっくり観る時間を取ろうと思ったら、もう年末くらいまで余裕がなさそうなことでしょうか...。だって、まどマギの BD だって、まだ 1 枚目すら通しで観れていないし(;´Д`)ヾ。

ファーストガンダムは、安彦版の『THE ORIGIN』(そういえば愛蔵版の最終巻、なかなか発売されませんね)のアニメ化が来年以降始まるという話。おそらくは『UC』のスタッフが製作することになるので、クオリティは期待して良さそうですが、それまではこの BD-BOX を観ながら、楽しみに待ちたいと思います。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

B00BUCDF2M

投稿者 B : 02:33 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック