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2014/05/18 (Sun.)

機動戦士ガンダム UC episode 7 イベント上映 @新宿ピカデリー

ep6 の公開から約 15 ヶ月。ようやく...というよりも、むしろついに来てしまった、という感慨の方が強い『ガンダム UC』の最終話 episode 7。当然ながら、今回もイベント上映を観に行ってきました。

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]

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劇場は、4 年前に ep1 を観たピカデリー。ええ、なんとか初日舞台挨拶のチケットを確保できましたよ!

ガンダムの舞台挨拶は、2005 年の『星を継ぐ者』の舞台挨拶チケットを運良く確保できて以来、9 年ぶり。あのときの舞台挨拶は確か、富野監督に飛田展男さん(カミーユ)・池田秀一さん(クワトロ)・古谷徹さん(アムロ)という超豪華メンバーで、とても感激したことを憶えています。
で、今回の舞台挨拶は古橋一浩監督、ストーリーの福井晴敏氏、声優陣には内山昂輝さん(バナージ)、藤村歩さん(オードリー)、浪川大輔さん(リディ)、池田秀一さん(フロンタル)という、今回も豪華な布陣。さすがに撮影禁止でしたが、オフィシャルサイトにレポート(私が観たのの前の回と思われる)がアップされていたので、リンク張っておきます。

最終章ついに開幕!機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」初日舞台挨拶レポート | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト

舞台挨拶で出た話は、劇場で販売されているパンフレットと重複するものも多かったですが、それよりもむしろやりとりを通じて声優陣の関係性が見えたのが面白かったですね。内山昂輝さんの、物語初期のバナージと重なるちょっと鬱屈したローテンションなキャラをみんなで生暖かく見守っているというか(笑。また、古橋一浩監督が、作品の雰囲気からすると熱くて勢いのある人かと思っていたら、とてもシャイで控えめな印象の方だった、というのもけっこう意外でした。

舞台挨拶の中で出た、今までほとんど語られたことのなかった話(というより「最終話のときに明かします、ということになっていたらしい」)としては、主人公「バナージ・リンクス」の由来ですが、逆シャアからその後の物語に宇宙世紀を繋いでいく『UC』の位置づけに重ねて「話を繋ぐ→ハナシ・リンク→バナージ・リンクス」という、半ば駄洒落のような決め方で命名したんだとか。もっと遠大な理由があると思っていたのに(笑)...聞いてしまえばつまらぬ話だ(by ミネバ・ラオ・ザビ)。

まだ初日が終わったところなので、ストーリーについてはまた改めて書くことにして、イベント上映の様子などを。

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新宿ピカデリーには、エントランスのところに「フル・フロンタル専用オーリス」が展示されていました。

これ、ジオニックトヨタ社のシャア専用オーリスをベースにしたカスタム品です。フロンタルの時代はジオニック社じゃなくてアナハイム・エレクトロニクスだろとか、シャアザクがモチーフなら量産車がベースというのも分かるけどシナンジュはワンオフの機体だろとかツッコミどころ満載(笑。でも、それはそれとして、シャア専用オーリス以上にディテールへのこだわりが感じられます。

機動戦士ガンダム UC episode 7 イベント上映

ネオ・ジオンの徽章はさすがにエングレービングではなくカッティングシート(?)で再現されているものの、正面のエンブレムにあたる部分がシナンジュのモノアイを模したものになっていたり、フロントガラスに実用性皆無なツノがつけられていたり(笑)、半ば悪ノリに近いコダワリ満載。

機動戦士ガンダム UC episode 7 イベント上映

当然全面にわたってシナンジュモチーフの柄が入れられていたり、「袖付き」らしくホイールは黒ベースに縁だけゴールド。

イベント上映らしい展示はこれくらいでしたが、じっくり観賞させていただきました。

お土産は、劇場先行発売の BD のほかに、こんなところ。

機動戦士ガンダム UC 劇場用プログラム収納ケース

毎回ちゃんと買っている劇場用プログラム(写真一番下以外は今までに買ってきたもの)と、今回追加で発売されたプログラムの収納ケース。このケースだけで ¥1,000 もするので、ちょっと高いんじゃないの?と思っていたら、

機動戦士ガンダム UC 劇場用プログラム収納ケース

ケースは二重になっていて、外側は黒マット紙に単色でユニコーンモード、内側は光沢紙にカラーでデストロイモードのユニコーンガンダムが描かれています。確かに、この作りならば 5 年間収集したプログラムを格納するのにわざわざ買いたいレベル。

機動戦士ガンダム UC 劇場用プログラム収納ケース

内箱の背面は、イラストレーターの内田パブロ氏によるイメージビジュアルになっています。つか、みんな美男美女すぎるんですけど...ジンネマンwwwマーサwwwww

ちなみに、このプログラムとケースはほぼ並ばずに買えましたが、BD はピカデリーの外階段にまで並ぶ大行列で、私が並んだときで 50 分待ちという大盛況でした。ep1 のときはここまでの人気ではありませんでしたが、UC も今やガンダムシリーズを代表する作品のひとつに成長したのだなあ、と思うと感慨しきり。

というわけで、作品の感想に続きます。

機動戦士ガンダム UC episode 7 『虹の彼方に』 [Blu-ray]

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2014/03/20 (Thu.)

ガンダム 35 周年で新作二作発表

富野監督新作「ガンダム Gのレコンギスタ」2014年秋公開。「THE ORIGIN」は2015年春 - AV Watch

『機動戦士ガンダム』シリーズの 35 周年を記念して、新しいアニメ化プロジェクトが 2 本発表されました。

  • 富野由悠季監督によるガンダムシリーズの続編『ガンダム G のレコンギスタ』:2014 年秋公開
  • 安彦良和氏原作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』からシャア・セイラ編をアニメ化した『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 碧い瞳のキャスバル』:2015 年春公開

『G のレコンギスタ』は、新作という意味ではターンエー以来、リメイクを含めても新訳 Ζ 以来の富野監督の手によるガンダム作品ということになります。キャラクターデザインのせいでガンダムというよりエウレカセブン的な印象の方が強いですね...。過去に幾度となく自らの手でガンダムを壊そうとしてきた、そしてターンエーあたりでついに達観の域に入ったように見える富野氏が創る新作がどのようなものになるか、期待半分、不安半分ながら楽しみなところ。見せてもらおうか、新しいガンダムシリーズの映像とやらを!

そして『THE ORIGIN』。てっきり安彦版ガンダムを改めて一から映像化するものとばかり思っていたら、作品におけるひとつのハイライトである「シャア・セイラ編」だけを抜き出す形でのアニメ化。確かに、既に一度アニメ化され、劇場版としてリメイクもされている本編をそのまま再アニメ化することは、賛否両論含めていろいろありそうだし、それが許されるのは 50 周年のような大きな区切りか、サンライズが本当に行き詰まったときのどちらかのような気もします。
全 4 話構成とのことなので、これはシャア・セイラ編から開戦編、ルウム編(つまり『THE ORIGIN』の中でまだ映像化されていない時間軸の物語)くらいまでやるんでしょうか。プロモーション映像を見る限り、『UC』のスタッフがそのままスライドして製作しているように見えるので、クオリティは期待して良いでしょう。あとは、シャアとセイラの声を誰が当てるかが気になります。公開形式は「イベント上映」としか明らかになっていませんが、UC と同様にネット配信や BD/DVD 販売もセットで年に 1~2 本ペースなんだろうなあ。

まあ、その前に『UC』の最終話があるので、まずはそれを正座して待ちたいと思います!

安彦 良和 / 愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN V -シャア・セイラ編-

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2014/02/24 (Mon.)

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス

「劇場版 機動戦士ガンダム」3部作がBD-BOX化。5.1chアフレコ特別版同梱のプレミアム版も - AV Watch

ファーストガンダム劇場版三部作の BD-BOX のリリースが発表されました。ガンダム劇場版はこれまで、各パッケージメディアがライフサイクルを追える間際になってようやくリリースされる印象がありましたが、テレビシリーズの Blu-ray メモリアルボックスの発売から一年足らずのリリースというのは、ちょっと予想より早い、早いよスレッガーさん!でも BD/DVD を含めたセルメディア市場が縮小し始めたので、商売的には今が最後のチャンス...ということなのかもしれません。

私は DVD の劇場版メモリアルボックスは持っているし、テレビシリーズの BD-BOX もまだ全然観れていないけれど、これは買っておくかなあ。DVD-BOX もかなりの高画質でしたが、戦い(画質)は数(情報量)だよ、兄貴!というわけで、買い換えようかと。
特典満載のプレミアムエディションもあるけど、5.1ch サラウンド+新規アフレコの悪評高い「特別版」特典ディスクは要らないので、通常版で十分かな...。

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス

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2014/02/22 (Sat.)

機動戦士ガンダム UC episode 7 続報

しばらく沈黙を守ってきた『機動戦士ガンダム UC』の最終話、episode 7 の続報が久しぶりに公開されました。前夜祭や舞台挨拶はある程度予想通りで、前回の世界最速上映会のようなイベントの開催はまだ明らかになっていませんが、最終話だし前夜祭か舞台挨拶かイベントのどれかには参加したいところ。

それよりも新情報はモビルスーツですよ。ep6 でティザー的な映像が一瞬だけ差し込まれていましたが、フル・フロンタルの最後の乗機は「ネオ・ジオング」になるそうです(;´Д`)ヾ。
シナンジュをコアユニットとした巨大 MA、とのことですが、『0083』のデンドロビウム的な発想の MA ですね。個人的には大艦巨砲主義的な重 MS/MA はあまり好きではないので、微妙な感じ。ただ、旧作オマージュの積み重ねの上に成り立っているのが UC という作品なので、「シャアの再来」が乗る最後の MS としてはある意味当然の帰結と言えるでしょう。まあ、小説版では「ネオ・ジオング」は登場せず、最後までシナンジュでしたが、決着のつき方がランバ・ラルでなくても「しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ!」と言いたくなるような最期だったので、これで映像的に迫力のあるラストバトルに仕上がることを期待しましょう。

さすがに MG でプラモ化されたりしないですよね(ぉ。

機動戦士ガンダム UC episode 7 『虹の彼方に』 [Blu-ray]

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2013/11/21 (Thu.)

機動戦士ガンダム UC episode 7 公開日発表

「機動戦士ガンダムUC」最終の第7巻は'14年6月6日発売。イベント上映/BD先行販売は5月17日から - AV Watch

待ちに待っていた『ガンダム UC』の最終話、ep7 の公開日が発表されました。BD の通常販売は来年 6 月 6 日、イベント上映と上映劇場での先行販売、およびネット配信サービスでの先行配信が 5 月 17 日から、となります。

原作でも、巻数を重ねるにつれ本が厚くなっていったほど中身が濃い本作の特に最終話。主人公バナージとリディとの対決、フル・フロンタルとの決着、それから「ラプラスの箱」のタネ明かし、とやること満載のこのエピソードをどう収集つけるか興味深いところ。本編はシリーズ最長の 90 分になるようですが、それでも収まるかどうか心配になるレベルですね...。

イベント上映の劇場は一気に倍増して全国 35 会場。北陸は金沢を差し置いて富山と新潟で上映ですよ奥さん!(誰
ep6 のときに開催された世界最速上映会のような特別イベントについてはまだ発表されていませんが、もしあるなら今回も万難を排して応募したいところです。

それにしても、サイクル的には 3 月くらいかなあ、と思っていたら 5 月ですか。今から半年も先なんだなあ...と思っていたら、こんなコメントが。

おおう、「消費税アップ後」という時代の変わり目をまたぐと考えると、またずいぶん先な印象になりますね(;´Д`)。

とにかく今から楽しみでもあり、これで終わると思うとちょっと寂しくもあり。
BD は前回同様劇場で買えれば買うと思いますが、もし買えなかったときのために予約だけポチッとしておこう...。

機動戦士ガンダム UC episode 7 『虹の彼方に』 [Blu-ray]

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2013/08/28 (Wed.)

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

買ってしまいました。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

DVD-BOX はスルー(劇場版三部作だけ買った)したファーストガンダムのテレビシリーズ。コンシューマー向けの映像パッケージとしては、Blu-ray がおそらく最後のメディアになるだろうと思い、観念して購入。まあ、そろそろ「コンテンツをパッケージメディアで所有する」という行為自体が、オールドタイプのマニアだけの発想になりつつありますが、さすがにこの時代の映像がこれ以上のメディア(パッケージに限らず、配信でも)になったところで、おそらく BD より目に見えて画質が向上することはないでしょう。そういう意味では、所有しておく価値はあると思いました。

Amazon から届いた段ボールの中に、さらに段ボールで、これがパッケージかよ!...と思ったら、

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

段ボールの中には美しい装丁のパッケージが。

このララァ、純粋で美しいだけの存在ではないララァのキャラクターがよく表れた表情で、いい。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

反対側は、そのララァが命を落とした戦闘のイラスト。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

中には、デジパック仕様で BD のファイルが 2 冊。表面には、描き下ろしと思われる安彦良和氏のキャラクターイラストが。主要キャラ勢揃い、という感じで集大成の BD-BOX らしい図柄。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

裏表紙には、大河原邦男氏の MS イラストが描かれています。どちらも、序盤・終盤の象徴的なシーン。いかにも大河原、というタッチで、表面の安彦画と合わせてファーストガンダムの世界観を表すには欠かせない世界観を醸し出しています。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

ディスクは 8 枚組み。レーベルは、前半が青地にホワイトベース隊の MS(+ホワイトベース)、後半が赤地にシャアの歴代 MS が描かれています。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

付録もやたらと豊富で、ノンテロップ OP・ED や主要スタッフの座談会の様子を収めた BD、それから放送当時のカセットカバーブック(カセットテープのケースカバーを綴じたもの)、

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

アニメ製作当時のシナリオ、アフレコ台本、絵コンテのレプリカ、

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

『ガンダム』のロゴが暫定版だったりザクの配色がめちゃくちゃだったりする放送前の広告資料、それからタイトルがまだ『ガンボーイ(ガンボイ)』だったころの企画書、

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

当時のアニメ雑誌のスクラップ資料集と MS・キャラクター等の設定資料集。
正直なところ、私はこういうメディアには必要以上に付録をつけてほしくない派なので、若干やり過ぎ感はありますが、スタッフの「ガンダム愛」だけはいやというほど伝わってきました(笑。問題は、かなりの物量になるので、我が家にあるかさばり系オールドコンテンツ筆頭・コミック版ナウシカ全巻セットとほぼ同等のかさばり量。こんなに大きいとは思っていなかったので、これはちょっと、置き場所を考えなくてはなりませんね...。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

さすがに 34 年も前のアニメとなると画質については正直期待していなかったのですが、これがまたいい意味で裏切られました。映像はかなり丁寧にリマスタリングされていて、私が今までに観たどんなソースのファーストガンダムよりも鮮明。セル画のタッチや汚れ、ちょっとしたムラまで見えてしまうほどで、イメージ的には「セル画そのものを観ている」かのような生々しさがあります。今までに何度も繰り返し観てきた作品ですが、これは、BD で改めて最初から観直す価値があるのではないでしょうか。問題は、全話をゆっくり観る時間を取ろうと思ったら、もう年末くらいまで余裕がなさそうなことでしょうか...。だって、まどマギの BD だって、まだ 1 枚目すら通しで観れていないし(;´Д`)ヾ。

ファーストガンダムは、安彦版の『THE ORIGIN』(そういえば愛蔵版の最終巻、なかなか発売されませんね)のアニメ化が来年以降始まるという話。おそらくは『UC』のスタッフが製作することになるので、クオリティは期待して良さそうですが、それまではこの BD-BOX を観ながら、楽しみに待ちたいと思います。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

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2013/05/04 (Sat.)

国立新美術館『貴婦人と一角獣』展

国立新美術館

豚組 [しゃぶ庵]の隣にある(というより、しゃぶ庵が隣にあると言うべきか)国立新美術館に行ってきました。

写真展ならまだしも、美術展には滅多に行かない私がここに来た目的は、これ。

貴婦人と一角獣展 | 国立新美術館(東京・六本木)

貴婦人と一角獣展

『機動戦士ガンダム UC』の作中で重要な意味を持っているのがこの『貴婦人と一角獣』のタピスリー(タペストリー)。これの実物を初めて日本国内で展示するということで、これは見に行かないわけにはいきません。
このタペストリーはフランスのクリュニー中世美術館に展示されており、フランス国外に持ち出されるのはこれが史上 2 回目(前回は約 40 年前のアメリカ)という、非常に貴重な機会となっています。クリュニー美術館の改修に伴い、その期間中貸し出されることになった、とのことですが、あえて日本に来ることになったのは現在『ガンダム UC』の映像化が進んでいることと無関係ではないでしょう。美術業界に作品のファン、もしくは関係者がいた可能性は、UC のいちファンとしてはなんだか嬉しいものがあります。

貴婦人と一角獣

※館内は当然撮影禁止なので、写真は先日の「FILM&NIGHT MUSEUM」イベントで展示されていたレプリカです。

展示内容は、タピスリー『貴婦人と一角獣』の 6 連作(触覚・味覚・嗅覚・聴覚・視覚の五感に加えて『我が唯一の望み』)全作品に加えて、プロジェクタ(エプソンの EH-TW8000 系の機種と思われる)× 6 台を用いたタピスリーの解説映像の上映、タピスリーの分析に基づいたこの時代の文化や自然に関する解説、クリュニー美術館収蔵の他のコレクションの展示、といったところ。「見るのではない、感じるのだ」的な展示ではないので、美術に興味がない人でも堪能できるのではないかと思います。

このタピスリーを作らせたのがフランスのル・ヴィスト(Le Viste)家だということもこの展覧会で初めて知りました。UC の作中で重要な役割を果たすビスト(Vist)財団の名前はこれに因んでいるようです。「一角獣と獅子」というモチーフだけでなく、作品の世界観自体がこのタピスリーを起点に作られている、ということでしょうね。宇宙世紀ものという既に完成された物語世界に後付けで包含的な設定を付加できるというだけでも大変だったと思いますが、その過程でこのタピスリーやユニコーンガンダムの設定を計算ずくで当てはめていく作業はどのようなものだったのか、福井晴敏氏に一度じっくり聞いてみたいところです。知り合いじゃないけど(笑

貴婦人と一角獣

人間の身長よりもはるかに大きなタピスリーは、おそらく『ガンダム UC』という作品を知らなくても、現物を前にすると立ち尽くしてしまうほどの存在感があります。修復作業を経ているとはいえ、500 年も前に作られた作品がこれだけの状態で保存されているというのもすごい。タピスリーなので、絵画ではなく織物で表現されているため、その質感を実感するには実物を見るしかありません。6 枚でそれぞれ大きさや縦横比が少しずつ違う、というのも、実物を見て初めて知りました。ただ、美術館なので照明は薄暗い白熱灯系で、見え方は UC の映像に登場した極彩色ではなく、もっとぐっと落ち着いたものでした。
この巨大なタピスリーは、当時のヴィスト家の結婚祝いとして製作されたものらしい、ということですが、クマデジさんによると「石造りの城に住んでいると、こういうのを掛けておかないと音が反響しすぎて生活しづらいのでは」とのこと。なるほど、美観と実益を兼ねているということですね。

これは本当に見に行った甲斐がありました。私と同じように、普段は美術館になんて来なさそうな三十~四十代男性の姿はけっこうな割合で見受けられましたが、おそらく同じ気持ちだったんじゃないでしょうか。この展示は 7 月まで新国立美術館で、その後 10 月まで大阪で実施されるとのことですが、今回を逃すと日本で展示される機会はもうない可能性もあります。UC のファンでなくとも、一見の価値はあると思います。

個人的に、私のたった一つの心残りは...「有料の音声ガイドのナレーションがフル・フロンタル」だったのに借りなかったということでしょうか(;´Д`)ヾ。展示にはどこにもガンダムを連想させるようなものがなかったので、こういう仕込みがされているとは全く考えていませんでした...orz。これは、会期中にもう一度見に行くしかないか。

投稿者 B : 11:00 | GUNDAM | Movie | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック

2013/03/21 (Thu.)

ファーストガンダム BD-BOX 発売日決定

「機動戦士ガンダム Blu-ray BOX」が8月28日に発売 -AV Watch
機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス

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UC6 のイベント上映で発売が告知されていた、ファーストガンダム TV シリーズの BD-BOX の発売日が 8/28(水)に決定。ガンダムシリーズの中で、ファーストの TV シリーズ/劇場版はそのパッケージメディアの最後の成熟期に満を持して発売される、というサイクルを守ってきましたが、BD もいよいよその段階に入ったということでしょうか。

私はファーストガンダムは劇場版 DVD-BOX を購入したものの、TV 版の DVD-BOX は高価いし BD が普及期にさしかかろうというタイミングで買うのもなあ、と思ってスルーしていましたが、パッケージメディアとしてファーストガンダムの TV シリーズが出るのはさすがに Blu-ray が最後かもしれないし、今回は買おうかなと思っています。
でも発売日が毎年最も忙しくなる頃なので、観る時間が取れるのかどうか(;´Д`)ヾ。まあ台詞を暗唱できるほど観た作品なので、急いで観る必要もないんですが、せめて夏休み前に発売してほしかった...。

投稿者 B : 23:29 | GUNDAM | Movie | コメント (1) | トラックバック

2013/03/03 (Sun.)

機動戦士ガンダム UC episode 6 イベント上映 @チネチッタ

世界最速上映会で一度観はしましたが、やっぱりもうちょっとまともな音響の映画館でちゃんと観ようと思い、初日朝イチでイベント上映に行ってきました。

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]

機動戦士ガンダム UC

イベント上映の実施館は回を追うごとに増えており、今回からは川崎のチネチッタも加わりました。よく行く劇場なので、これは助かる。まあ、チネチッタは音響はともかく画質がイマイチ(サウンドスクリーンのモアレがけっこう気になる)なので、世界最速上映会に当選していなければ六本木か新宿に行っていたと思います。

今回もやはり濃厚な 60 分で、あの長い小説の内容をよくここまで圧縮したな、というのが正直な感想。ですが、今回はシリーズ全体を通しても最も人間ドラマに重きを置いているパートだけに、もうちょっと深掘りしてほしいところも少なくなく。特に、メインであるジンネマンとマリーダのやりとりや、かなりあっさり扱われてしまったミネバとミコットのやりとりは、アニメから UC に入った人には変節が速すぎてちょっとついていけないんじゃないかと感じました。私は小説をひととおり読んでいるのでクライマックスでのジンネマンとマリーダの会話には号泣してしまいましたが、あと 10 分延びてもいいからそのあたりの描写を丁寧にしてほしかったと思います。まあ、BD 特典映像のメイキングを見てしまうと、これでさらに「あと 10 分延ばして」とはさすがに言えないな、とも思いましたが(;´Д`)。

そんな感じで今回は全体的に緊張感のあるストーリーパートが中心、MS 戦闘は ep5 のラストから続くゼネラル・レビル戦と終盤に少しあった程度でしたが、どちらも短時間ながら内容が濃くて見応え十分。ep1 の冒頭よろしく、ジェガンやリゼルの渋いやられっぷりこそ UC 最大の醍醐味だなあ、というのを改めて感じました。

BD は Amazon で予約してあったんですが、この作品だけはどうしても一般発売が待ちきれず(笑)、劇場限定版を買ってきました。

機動戦士ガンダム UC episode 6 『宇宙と地球と』 [Blu-ray]

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通常販売に比べると ¥3,000 くらい高いのが痛いところですが、BD 発売までに三回以上観ればモトは取れるかな(笑

内容物はこんなところで、

機動戦士ガンダム UC

本編ディスク、メイキング映像と昨年開催されたイベント『機動戦士ガンダム UC FILM&LIVE 2012』の映像を収録した特典ディスク、本作の特製シナリオ冊子、『FILM&LIVE 2012』の台本、あと生フィルム。BD の「初回限定版」の内容にシナリオ冊子と生フィルムを足した内容になっていますが、個人的には一般発売から 2 週間早く観られる、というのだけがメリットかな(笑。
特典ディスクはまだメイキングしか観ていませんが、なかなか見応えがありました。特にファーストガンダムの流れを強く感じさせる SE(サウンドエフェクト)がどこでどのように作られているか、という話はとても興味深かったですね。

機動戦士ガンダム UC

生フィルムはアンジェロ・ザウパー。今回の BD ジャケットはアンジェロなので、そういう意味では当たりですが、表情といい、ちょっと微妙かも(´д`)。まあいいんですが...。

最終回『虹の彼方に』の公開は 2014 年春、ということで実に一年後。あまりにも待ち遠しいですが、少なくとも 70 分以上の尺になることは既に見えている、ということなので、最終回に相応しい大作になりそうです。さらに今回は、ファーストガンダム TV シリーズのリマスター BD-BOX が今夏発売ということも発表されました。TV シリーズは結局 DVD-BOX をスルーしたので、BD-BOX は買っても良いかなと思っていますが、どれくらいのクオリティで出てくるんでしょうね...。

投稿者 B : 23:29 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2013/02/28 (Thu.)

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM episode 6 世界最速上映会 (2)

「私のたった一つの望み。可能性の獣、希望の象徴...」

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

というわけで、「機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM episode 6 世界最速上映会」のイベントレポートの続きです。

イベントは上野の国立科学博物館で開催されました。会場に入るなり、本作品において重要な意味を持つタペストリー『貴婦人と一角獣』が、4 月から国立美術館で開催される展覧会に先駆けて展示されていた...わけではなくて、これは単なるレプリカというか、プリント(笑)。それでも、これで出迎えてもらえるというのは嬉しいじゃないですか。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

開演時間を迎えたところで、このタペストリーの前でフル・フロンタルから映像での挨拶。撮影禁止だったので写真はありませんが、「我々の記録映像の鑑賞によく来てくれた」とのこと。「趣向を凝らしてこの小惑星ジュラク(聚楽(笑))に、かつて地球にあった極東の国ニッポンの、ウエーノという場所にあった博物館を精巧に再現してみた」そう(笑)。こういう演出、嫌いじゃないです(^^;;

ここで、イベント上映のお約束・これまでのダイジェスト(BD には特典映像として収録)の上映。エントランスホールでのスタンディングでの鑑賞でした。その後、博物館内の展示物の閲覧タイムとなりました。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

振り返ると、ホールの吹き抜けの上階の欄干に、このタペストリーの残りの 3 枚が吊るされていました。単なるプリントでもけっこう感銘を受けるくらいなんだから、六本木での展覧会が始まったら必ず見に行こう、と心に決めました。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

1F のタペストリーの脇にはビスト一族の肖像画。これは言わずと知れたバナージの父、ビスト家当主のカーディアス・ビストですね。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

こちらはビスト財団の創始者、サイアム・ビスト。劇中では死の床に臥せっていますが、最終話『虹の彼方に』では、ついに(以下自粛

このサイアムの声をファーストガンダムのナレーション、永井一郎氏が演じている...つまり、あれは宇宙世紀の歴史の目撃者の回想だった、という解釈が与えられているのが、アニメ版 UC の何とも憎いところです。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

2F に上がると、いきなり首相官邸〈ラプラス〉の 1/1,000 スケールモデルが展示されていました。今までイラストやアニメで見てきたこの構造物も、立体で見ると迫力があると同時に、ここはこんなになっていたのか、という発見もあります。
なにしろ中央の居住区(円環の部分)だけでもモビルスーツがすっぽり入る高さがあるわけですからね。巨大です。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

このフロアには、それぞれの展示物についての設定や、設定考証の小倉信也氏の詳細な解説が添えられていました。上映開始まで 45 分ほどしかないのに、これらの展示パネルに含まれている情報量が多すぎて、とても読み切れない(;´Д`)ヾ。とにかく時間内に写真を撮れるだけ撮って、帰ってから PC の画面でじっくり読むことにしましたが、写真を撮るのでさえ時間ぎりぎりだったという。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

UC の展示物に混じって、なぜかファーストガンダムのコアファイターの 1/16 スケールモデルも。これは最終話『脱出』におけるアムロ機の再現ですね。UC には直接関係ありませんが、これはこれでカッコイイ。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

あと、ジャブロー攻めをイメージしたアッガイもこんなところに(笑)。アッガイ、愛されてるなあ...。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

こちらは劇中に登場したモニターグラフィックの展示。戦艦やモビルスーツのモニターに表示されていた UI ですね。画面の片隅に表示されているだけで、多くの視聴者はその内容を気にも留めないだろうけど、よく見るとかなり凝ってるんだよなあ...と注目していただけに、これは個人的にかなり嬉しい。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

例えば、これは ep3『ラプラスの亡霊』で、バナージが資源衛星パラオから脱出するときに使ったマップ(それ自体も、折り曲げられる有機 EL ディスプレイのようなデバイスに表示されていた)のグラフィック。パラオ内の地理がちゃんと設定されていることももちろんなのですが、文字情報周りの設定がアツイ。『機動戦士ガンダム UC メカニック&ワールド ep1-3』によると、これは袖付きから入手したデータを連邦側のフォーマットに強引に変換したために文字化けが発生していて、なおかつ重要な情報は文字データではなく連邦のクルーによって手書き入力されている、というところまで考えて作られているというのが胸熱。ここにあるモニターグラフィックのひとつひとつにちゃんと考えられた跡があって、私はここだけでかなりの時間を費やしてしまいました(笑。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

これはネェル・アーガマの後方モニターのグラフィック。

他にもユニコーンガンダムやリゼルの MS 内グラフィックなんかが展示されていました。MS も開発された系統や世代などを考慮して微妙に UI が変えてあったり、細かいんですよね...。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

次は 3F。主にキャラクター関連の展示が集められています。バナージとミネバ(オードリー)の肖像画が迎えてくれました。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

我らが主人公、バナージ・リンクス。歴代の宇宙世紀ガンダムの主人公の中では珍しく芯の通ったキャラクターですが(笑)、それでもこの肖像画は劇中のイメージよりもさらに凜々しく描かれています。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

ミネバ・ラオ・ザビ。ミネバはお父さん(ドズル)似ではなくお母さん(ゼナ)似で良かったね、お父さん似だったら UC のストーリーは成立していなかったに違いない(ぉ)と思っていたんですが(笑)、こうやって肖像画で見ると確かにガルマの姪っ子っぽいなあ、という気もします。ちょっと、こちらも劇中のイメージより強く描かれすぎているような気もしますが。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

キャラクターの設定資料集。劇中の名シーンとともに。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

ミネバ姫の生い立ちとその親族(笑

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

ミネバの設定画。アニメだといろいろ省略されたり作画が崩れたりしがちなものですが、UC のキャラクターはかなり丁寧に描かれているんだなあ、というのがこうやって見比べると分かります。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

おおう、これは...フル・フロンタルの仮面ですね。想像していたより大きかったんですが、フル・フロンタルって実は顔デカだったのか(笑

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

裏側はなんとこうなっていました。ep2『赤い彗星』の中でもこの裏面がちらっと見えていて、どういう構造になっているんだろう、と BD を一時停止してまじまじ見たりしていましたが(笑)、こうなっていたんですねえ。なんというか、表よりも裏のほうが禍々しい。つか、これずっとかぶってたら顔に跡がつくんじゃないだろうか(笑

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

MS もある意味キャラクター、ということで、MS 関連の設定画も多数並べられていました。これはおそらく、袖付きがアナハイムから強奪した「シナンジュ・スタイン」を袖付き仕様に外装交換した際の設計図、といったところでしょうか。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

なんか黒く塗りつぶされた「TOP SECRET」という画稿も意味深に並べられていますね。これはもしかしてこの ep6 劇中にちらっと登場したアレ...アニメ版のオリジナル MS である可能性が限りなく高いですが、劇中のフラグ的にはやっぱりあの人が乗るんだろうなあ...。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

あと、連邦軍のキャラクター展示の中にはこんなのも。ラー・カイラムの艦長室に掛けられていた、アムロ・レイの遺影。ブライトよろしく「...笑うなよ。あの子の直感に賭けてみるさ」とでもつぶやきたくなります(笑

その隣に掛かっているのは、ネオ・ジオンによるアクシズ落としから地球を守ったことに対する、ローナン・マーセナス議長名義によるブライトへの表彰状のようです。劇中でも遺影の隣にありましたが、こういう内容だったとは。そして、劇中とはサイズ感が逆転していますね(笑

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

その下には...おお、懐かしい。マチルダ中尉との記念写真じゃないですか。こういうのが展示されているのも嬉しいですね。

機動戦士ガンダム UC FILM&NIGHT MUSEUM

ここで紹介したのは展示品のごく一部。かなりのボリュームがあり、正直 45 分ではとても見きれません。せっかくだから、ep6 祭りが一段落したら、ガンダムフロント東京あたりに移設してじっくり見れるようにしてほしいなあ...。

ともあれ、ep6『宇宙と惑星と』の一般公開はいよいよこれから。改めて、楽しみましょうか。

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投稿者 B : 23:06 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック