b's mono-log

2012/06/10 (Sun.)

機動戦士ガンダム UC episode 5 『黒いユニコーン』 [Blu-ray]

機動戦士ガンダム UC episode 5 『黒いユニコーン』 [Blu-ray]

B006ZTJOVQ

ようやく BD の一般販売が始まりました。イベント上映で一度観たとはいえ、BD で自分の環境で好きなときに観られることをとても楽しみにしているシリーズなので、待ち遠しかったです。

今回、久々に原作を読んでみたんですが、内容がずいぶん端折られていることに改めて気がつきました。まあ、ストーリーの中心であるユニコーン(バナージ)対バンシィ(マリーダ)の対決を濃密に描いてくれたことについては良かったし、尺を考えるとこの構成でなければ主題がぼやけてしまっていたことは必至だったでしょうが、ep4 でしっかり描かれたジンネマンはともかく、アルベルトとリディの心理に関する描写はもう少しあっても良かったかなとは思います。「連邦でもジオンでもない」バナージの立場を前面に出した展開は軸がハッキリしていて良いですが、ともすると厨二っぽい狭い世界観に収まりかねないので。
ただ、主人公とヒロインの描写に限って言えば、個人的にはここまでのエピソードの中でこの ep5 が最も良いと思います。ブライト司令にガンダムのパイロットとして認められるシーンや、あの「受け止めなさい!」のシーンは鳥肌もの。小説版ではイマイチ感情移入しきれなかったバナージとオードリーというキャラクターに、表情と人間の声が当てられることで、ここまで想い入れられるものかと考えさせられます。そういう意味では、ep5 は 2 機のユニコーンガンダムの対決を描きながら、バナージとオードリー以外は実はわりとどうでも良くて、真のテーマはこの二人の再びのボーイミーツガールストーリーを描くことだったんだろうな、と考えると、いろいろと合点がいきます。ワタシ内「守ってあげたいヒロイン」ナンバーワンは、もう圧倒的大差でオードリー。これはガチ(ぉ

ひとつだけ残念な点を挙げるとすると、せっかく新登場した可変 MS・アンクシャの扱いがただのやられメカになっていたことでしょうか(´д`)。アンクシャと言えば Ζ ガンダムに登場した強力な可変 MA・アッシマーの後継機。Ζ ガンダムではテレビ版でクワトロの片腕であるロベルトを撃破したり、劇場版では第一部のラスボスにまで昇格したというのに、その後継機がジェガン以下のやられメカというのは、いささか寂しすぎます。せめて ep1 冒頭のジェガンのように立派な散り際を一瞬だけでも用意してほしかった(ぉ。

さて、さらに楽しみになった ep6 は来年春。あと 9~10 ヶ月程度待たなくてはならないと思うととても先は長いですが、クライマックスに向かう宇宙戦をこれまで以上のクオリティで描いてくれることに期待して、おとなしく待ちたいと思います。その間、『おおかみこども』とか『Q』といった楽しみな大作もいくつか挟まっていることだし。

投稿者 B : 00:05 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2012/05/23 (Wed.)

機動戦士ガンダム UC episode 5 イベント上映 @新宿ピカデリー

なんだかみなさん週末に早速劇場に足を運ばれているようで。すっかり周回遅れ感はありますが、私もようやくイベント上映を観に行ってきました。

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]

機動戦士ガンダム UC

劇場は UC の鑑賞としては ep1 以来となるピカデリー。画音質的には六本木に行きたかったんですが、ちょうど良い時間帯の上映がなかったので、新宿に。DLP プロジェクタでの上映で、クッキリかつ濃厚な画質、かつ十分な音質で楽しめました。ep1 のときは若干動きのなめらかさに欠けて見えるシーンがありましたが、今回は特に気にならず。六本木に勝るとも劣らない満足度でしたね。

内容的には前作から続く重い展開。ep4『重力の井戸の底で』とストーリーの前後関係が小説版とは若干入れ替わっていたりしますが、OVA の尺にまとめるという点ではうまくいっていると言えるでしょう。個人的には、本エピソードにおけるガルダでの戦いが全体を通してもハイライトの一つであると思っているので、そこを丁寧に描写してくれたことは嬉しかったですね。逆に、ここの描写がおろそかだと、クライマックスに向けて話が締まっていかないというか・・・。
今回の話は旧作での懐かしいキャラクターや演出が複数登場するため、「オマージュが多くてお腹いっぱい」的な感想もけっこう見かけますが、なんのなんの小説版のこのへんのエピソードはクドくてうんざりするくらいオマージュ描写が出てくるので、それに比べれば OVA ではストーリー上必要なものしか使われておらず、逆に少ないと思ったほど。でもこれくらいのほうが鼻につかなくてちょうど良かったと思います(笑。

今回のポイントはやっぱりオードリー(=ミネバ・ザビ)ですかね。前回は前半はいい見せ場があったものの後半の出番がなく、ヒロインなのに存在感が微妙に薄れていたように感じましたが、今回はオードリーが主役と言っても良いんじゃないかというくらい、見せ場たっぷり。というか、あのオードリーに惚れるなというほうが無理というくらい、グッとくる行動、台詞、表情を見せてくれます。個人的に、ボーイミーツガールもののヒロインは『ラピュタ』のシータが王道だと思っていたんですが、それを超えるヒロインぶりを見せられたかも。だってシータを超える二回も(以下略

あと印象的だったのは、主人公バナージの戦い方とか、ユニコーンガンダムの扱い方が前作あたりから徐々に変わってきていたのが、今回でよりその傾向がハッキリとしたことでしょうか。ep4 でシャンブロに止めを刺したキャラが小説版とは違っていましたが、バナージに人殺しをさせない脚本のおかげで、バナージの立ち位置が明確になったように思います。原作では状況に流されるばかりで本人の意志が感じられず、連邦側についたり袖付き側についたりフラフラしている印象しか受けませんでしたが、このアニメ版では「殺さない覚悟」を決めさせることで、連邦でも袖付きでもないバナージの考え方が明確になってきて、終盤でのネェル・アーガマとガランシェールの共闘に説得力が生まれたように見えました。
まあ、それも(原作通りの展開になるとしたら)ep6 でひっくり返されてしまうんですけどね。あと、バナージのスタンスが明確になったことで、対照的にリディ・マーセナスのダークサイドへの堕ちっぷりが際立ってきて、これはこれでいい(ぉ

ちなみに ep4 のときに話題になっていた終わらせ方についても、今回の封切りで結局 ep7 まで作ることが明らかになりました。まあ誰もが予想していた選択肢の範囲内なので驚きはありませんが、これのおかげで今回のガルダ戦および次の宇宙戦がじっくり描けるようになったことと、ep6 のサブタイトルに私の気に入っている『宇宙(そら)と惑星(ほし)と』が採用されたことは嬉しかったですね(ep7 のサブタイトルはまず間違いなく『虹の彼方に』)。正直言って、UC のラストはそれほど驚きがある内容でもないのですが(だからこそのガンダム、という気もしますが)、むしろ ep4~6 あたりの中身の濃さこそが UC の最大の見所だと思っているので、ep6 にも期待です。でも来春は遠いなあ・・・。

ともあれ、今回も BD の劇場先行販売は売り切れてしまっていたので(´д`)、BD の一般発売まで、あと 2 週間あまり楽しみに待ちたいと思います。

機動戦士ガンダム UC episode 5 『黒いユニコーン』 [Blu-ray]

B006ZTJOVQ

投稿者 B : 01:05 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2012/02/01 (Wed.)

機動戦士ガンダム 0083 -ジオンの残光- [Blu-ray]

機動戦士ガンダム 0083 -ジオンの残光- [Blu-ray]

B004TJE3AQ

UC4 を観たら、なんか改めて 0083 のトリントン砂漠戦のシーンを BD で観たくなったので。

歴代のガンダム作品の中でも根強いファンが多いのが 0083 ではないでしょうか。宇宙世紀ものということもありますが、やはり河森正治/カトキハジメデザインのオリジナル試作ガンダムを中心とした、ミリタリー色の強いメカニックの魅力が光るのがこの 0083。逆に言えば、脚本はイマイチということでもあります(ぉ。

実は私はこの作品、レンタルの VHS か ANIMAX(ビットレートが上がる以前の)でしか視聴したことがなく、この BD が初めての HD ソースであることはもちろんのこと、DVD クオリティ以上の映像で観るのもこれが初めて(笑。VHS で観たときで既に作画のクオリティの片鱗は感じていましたが、BD 版の画質はさらにちょっとした驚きでした。
オリジナルはもはや 20 年も前の作品で、OVA が先に制作されて後から映画化されたこともあり、アスペクト比は 4:3。その時点で萎えそうなものですが、収録されている映像の画質は「オリジナルのセル画にはこれだけのポテンシャルがあったのか」と驚嘆させられるほどの高画質で、作画の良さが堪能できるクオリティに仕上がっていると思います。さすがに昨今のデジタル制作のアニメと勝負できるものではありませんが、先行してリリースされていた逆シャアの BD あたりと比べてもこっちのほうが高画質なんじゃないかと思うくらい。

まあ OVA をダイジェストにした劇場版なので、戦闘シーンは終盤戦以外は食い足りない感じだし、正直なところ主人公にもヒロインにも感情移入できない脚本なので(´д`)その点は物足りなさがあるんですが、0083 のメカニックを堪能できるソースとしてはなかなか秀逸なディスクだと感じました。

ただ、再生開始してから思い出したんですが、劇場版って私が観たかったトリントン砂漠戦がほとんどカットされてるんですよね(´д`)。これは OVA の DVD も観るべきということでしょうか・・・。

投稿者 B : 00:38 | GUNDAM | Movie | コメント (2) | トラックバック

2011/12/06 (Tue.)

機動戦士ガンダム UC episode 4 『重力の井戸の底で』 [Blu-ray]

機動戦士ガンダム UC episode 4 『重力の井戸の底で』 [Blu-ray]

B005DJEBI0

イベント上映で観ていた作品ではありますが、BD の一般発売を心待ちにしていました。どのくらい心待ちにしていたかというと、勢いで MG デルタプラスを組み上げてしまったくらいには(笑。しかし、Amazon に発注してしまったので、大阪物流センターから日本郵便のゆうメール扱いで発送されてしまい、発売前日に出荷されていたにも関わらず、発売当日時点でまだ「お近くの配達店まで輸送中です」。しかも、届け先を職場にしていたので、週末は受け取れずという、残念すぎる状況に(´д`)。結局週末ガマンせざるを得なかったというorz。

で、本題。往年のモビルスーツ大集合な胸熱映像であることはイベント上映のときに書いたとおりなので割愛しますが、個人的には今回の見どころはむしろ人間ドラマ中心で展開する前半の 30 分にあると感じています。ep3 までは最初から緊迫感あるバトルシーンや人間同士の駆け引きが目白押しで息つく間もなく、終盤に登場人物の誰かが死ぬなりしてバナージが悲しみに暮れるシーンが演出的にも心情的にもクライマックス、という展開ですが、ep4 はクライマックスの熱さもさることながら(とはいえ、映像化にあたって省略された設定やリディの立ち位置によって醒まされてしまうのも一部ありますが)、序盤のオードリー(=ミネバ)中心のエピソードや、バナージがジンネマンと砂漠を旅するシーンが重い台詞のオンパレード。相対的に後半のバトルシーンで出てくる台詞が軽くすら感じてしまうほどでした。やはり UC は大人向けの作品だけあって、宇宙世紀ガンダムの中では最も人間と戦争の本質に切り込んだ台詞が多い。
中でも深みのあるやりとりが行われる、ミネバが訪れた地球のダイナーのマスターの声がかつてガルマ・ザビを演じた森功至氏という配役(キャストを見るまで気がつかなかった・・・)というのが憎い。だってその人がミネバ・ザビと宇宙移民政策について語り合うんですよ・・・。

余談ついでの話をすると、小説版では今作に登場する MA「シャンブロ」の連邦内でのニックネームが「シーゴースト」という『終戦のローレライ』にちなんだ呼び名だったり、特殊部隊エコーズの小隊名が『亡国のイージス』内の設定にちなんでいたり、と同氏の他作品とのクロスオーバーが一部行われているので、それぞれの原作や映画を知っている人であれば、UC も原作を読んでみる価値はあると思います。まあ、そういう遊びの要素がただでさえ長い福井作品を冗長にしている元凶の一つでもあるのですが(´д`)。

最後に画音質について。イベント上映に行った横浜ブルク 13 のシアターは本当にひどい音響で、低音がブワンブワンなるだけでとても聴けたものではない音質でした。スピーカ自体が悪いわけではないと思うので、調整の問題だと思いますが、それに比べて我が家の MDR-DS7000 の聴きやすさと言ったら。まあ、いいアンプとスピーカからリアルマルチ ch で出すのとは比べようもありませんが、深夜に一人で楽しむならこれくらいのバランスでも十分かも。ようやく ep4 をまともに楽しめたような気がしました。
画質については、こちらは逆にブルク 13 の画質にさほど不満を感じなかったこともあって、やはり大スクリーンで楽しめるイベント上映は一度は観ておいて正解だと思います。逆に、我が家の BRAVIA(KDL-X5050)では、モーションエンハンサーの逆効果で動きの速いシーンで輪郭が崩壊してしまうシーンが何箇所かあり、それがちょっと気になったかな。フル HD がドットバイドットで表示できる直視型ディスプレイならではのパリッとした画質はアニメを観ていて気持ちが良いものですが、そろそろ限界を感じ始めたのも事実です。

ep5 は来年 5 月公開ということですが、それまで ep1~4 を何度か繰り返し観そうな予感。やっぱり UC は良い作品です。

投稿者 B : 01:04 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/11/16 (Wed.)

機動戦士ガンダム UC episode 4 イベント上映 @横浜ブルク 13

若干出遅れ感はありますが、観てきました。

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]

機動戦士ガンダム UC

前作までの宇宙空間やコロニーとは打って変わって、今回は地球の話。『重力の井戸の底で』という重たーいタイトルが示すとおり、内容的にも非常に重くなっています。というか、物語の本筋である「ラプラスの箱」の謎解きに関する話からは少し離れ、主要キャラそれぞれが抱える悩みや苦しみを描写し、物語に懐の深さを持たせるための回と言って良いでしょう。

今回はフル・フロンタルを中心とする「袖付き」の出番は少なく、地球にいるジオン残党軍と地球連邦軍との戦いがメイン。ジオン残党軍の旗艦 MA は「シャンブロ」という水陸両用の巨大 MA ですが、アニメーション的にはむしろ脇役として出てくる旧ジオン/ネオジオン製 MS の活躍が胸熱。ジュアッグやゾゴッグ、イフリートといった従来 MSV でしか登場してこなかった MS(おそらく映像化としても初?)が画面狭しと動き回る様子は、半分ファンサービスであることが判っていても燃えるものがありました。
というか、やっぱりガンダムはビーム兵器じゃなくて白兵戦や実体弾を絡めた殺陣があってこそですよ!この作画でファーストガンダムのジャブロー戦や 0083 冒頭のガンダム強奪作戦を描いてほしいくらいです。あ、今度始まるという『THE ORIGIN』のアニメ化プロジェクトが、まさにそれになるのか・・・。

ただ、時代考証的には(地球で細々と生きながらえてきたジオン残党軍と、連邦軍にとって戦略的に重要ではなくなったトリントン基地の配備、ということを考慮しても)あの旧 MS の万国博覧会状態は無理があるでしょ、というツッコミを入れたくもなりますが、それにしてもバイアランがあんなにカッコイイ MS だったとは今回初めて気づきました(ぉ

そんな感じで映像的には相変わらずお腹いっぱいだし、登場人物それぞれの台詞も重みがあって良いのですが、ep3 までは何とか破綻なくまとめてきていた脚本も、いよいよストーリーに対して尺が足りなくなってきた感が強くなってきました。本来別のエピソードだったはずのシャンブロ戦(ダカール)とトリントン戦がひとまとめにされたのはまだ良いとしても、シャンブロのパイロットであるロニのキャラクター設定が変わりすぎ。シャンブロのエピソードは人種問題やイスラム圏の問題も絡んだ複雑な話だったのが、まあ事前に危惧していたとおり簡略化され、単なる父の敵に対する怨念晴らしの話に矮小化されてしまっていました。これでは物語のカタルシスもないし、ラストだってただでさえ小者なリディ少尉をさらに小さいキャラにしてしまう展開だし(ぉ)、原作の重力に根を張ったような重々しさが削がれてしまっているのは残念だなあと。
しかしこの調子で、終盤に行けば行くほど延びていく原作をあと 2 話でまとめきれるのか本当に心配です。今回のように大幅な設定変更でいびつな脚本にはしてほしくないなあ。原作者の福井晴敏曰く「終わらせる"いい方法"を思いつきまして」とのことですが、順当にいって ep6 は映画化か 2 部構成くらいしか考えられない(´д`)。

そういえば今回から登場したブライト司令、鈴置洋孝氏亡き今、誰が声を当てるのかが注目されてきました。今回抜擢された成田剣さんという方については私は残念ながら知らなかったのですが、先行公開された冒頭映像の声を聞いて衝撃を受けました。どう聞いても三十代半ばになったブライトさんの声。まあ鈴置さんの声と比べると少し低音の響きがふくよかになったような声色ですが、それがまた年齢設定と合っていて良い感じです。より出番の増える ep5 以降がさらに楽しみになりました。

ちなみに今回観に行った劇場は ep2 以来の横浜ブルク 13。ep2 のときより狭いシアターでの上映でしたが、画質はおそらく DLP によるデジタル上映で文句なしの精細感だったものの、音質がひどい。音圧が高いばかりで聴きづらく、これなら自宅でアンプなりサラウンドヘッドホンなりで聴いた方が楽しめるんじゃないの、と思いました。
まあ、それでもこの重厚な作品を大画面で楽しめるのはイベント上映ならではなので堪能してきましたが、12 月の BD 発売が楽しみです。ええ、横浜では劇場先行販売は完売していましたよ(´д`)。

機動戦士ガンダム UC episode 4 『重力の井戸の底で』 [Blu-ray]

B005DJEBI0

投稿者 B : 23:04 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/08/12 (Fri.)

∀ガンダム I 地球光&II 月光蝶 [Blu-ray]

∀ガンダム I 地球光&II 月光蝶 [Blu-ray]

B004TJE3BK

ガンダムである必要がないガンダム・・・と言われながらも、私の中ではガンダム作品の上位にランキングされているこの作品。DVD 版も持っていますが、BD の発売を待っていました。時間のない昨今ではありますが、何とか時間を作って視聴。

以前買った DVD 版には正直なところ画質面で不満が強く、この BD 版でどの程度改善されているか、気になっていました。というか改善されてなかったら金返せよコノヤロー!と言おうと思ってた(´д`)。

その DVD 版の画質はこんな感じ。

まあ再生画面をデジカメ撮影しているので、写真では細部まではちょっとわかりにくいですが、DVD だとしても全体的にエッジが甘く、動きの大きい場面ではすぐ精細感が失われるし、何よりも『地球光』『月光蝶』両方で全体の半分以上のシーンで画面の右側に白いノイズが出ています。
この白いノイズはずっと同じ位置に出ていて、シーンによって出ていない部分もあるので、フィルム側の問題というよりもテレシネ時に使ったフィルムスキャナ?の問題でしょう。

オーサリング技術の進歩や高ビットレートの割り当て、あるいはプレイヤー/テレビ側の補完技術によって、最近の DVD パッケージ(特にアニメ系)は HDTV で観てもけっこう鑑賞に堪えるクオリティになってきていると思いますが、この DVD はもう 9 年も前の発売。最近の DVD とは明らかに画質が違うのは仕方ないですが、それにしても画面右端の白ノイズは許し難いレベル(技術の進歩云々以前の問題)ですし、このクオリティで 1 本あたりの定価¥6,300 はないだろとずっと思っていました(´д`)。

それが今回の BD 版でどの程度良くなったかというと、

∀ガンダム

エッジはくっきり、コントラストはっきり、変なノイズもなくなってクリアな画質で楽しめるようになりました。まあ HD を前提に作られた作品でもないのでそのへんは割り引いて観る必要がありますが、BD パッケージとしては及第点をあげていいレベルじゃないでしょうか。
35mm フィルムの HD テレシネからやり直しているようで、コマ単位での画質はとても良いと思いますが、コマ揺れが修整されていないのでけっこうガタガタが気になる。そこまで手間をかけてほしかったというのはちょっと贅沢すぎるでしょうか・・・。ただ、DVD があの状態だったので、相対的な満足度としてはかなり高いです。

今回は初回生産限定の『地球光』『月光蝶』の 2 本パックを購入しましたが、キャラデザの安田朗氏(ストリートファイターの人ですね)描き下ろしのスリーブをはじめ、いろいろと購入特典がついてきました。私はこういう特典にはあまり興味がないほうですが、つい懐かしかったので。

∀ガンダム

まずは劇場公開時に販売されたパンフレットの縮刷復刻版。私はこの映画をリアルタイムで劇場に観に行ったので(1 年だけ富山で働いていたときに、高岡ピカデリーまで車を飛ばして観に行った)、そのときに買ったオリジナルのパンフレットを引っ張り出してきてみました。印刷色の微妙な違いはあれど(オリジナルの方が色褪せている可能性もありますが)、ほぼそのまま縮刷されていて、ちょっと感激。
そういえばこの映画も劇場公開されて 9 年半経つんですね・・・私も歳を取るわけだ。

ほかについてきた特典は生フィルム。

∀ガンダム

『地球光』のほうに入っていたのは、キエルに扮したディアナが飛行船に乗り込むシーン(だと思われる)。これはまあ当たりの部類でしょう。

∀ガンダム

で、『月光蝶』のほうは、コレン・ナンダーが最後の特攻をかけるシーンかな。こっちは当たりなのかハズレなのか判断が分かれそう(笑。

ともあれ、やっぱり∀はいい作品だわー。ただやっぱり劇場版だとその醍醐味の半分も味わえないので、この作品はテレビシリーズで観るべきですね。ということで、TSUTAYA でテレビシリーズの DVD を 1 巻から順に借りてきているのは内緒です(ぉ。

投稿者 B : 00:29 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/04/08 (Fri.)

機動戦士ガンダム UC episode 3 『ラプラスの亡霊』 [Blu-ray]

機動戦士ガンダム UC episode 3 『ラプラスの亡霊』 [Blu-ray]

B003YUBDPE

発売日を迎えたのに Amazon から一向に発送メールが送られてこないので、キャンセルして量販店で買いました(´д`)。

イベント上映で一度観ている映像なので内容については多くを語りませんが、やっぱり前半のクライマックスだけあって最も密度が高く、作り手のメッセージも伝わってくる回ですね。戦闘シーンの迫力や緊迫感もさることながら、痺れる台詞・泣ける演出が多い。繰り返し観ようと思ったところで大規模な余震(っていうレベルじゃねーぞ!)のおかげでそれどころではなくなりました(;´Д`)ヾ。

映像のクオリティに関しては、今回は六本木ヒルズの TOHO でのイベント上映が十分高画質だったので自宅のテレビで観ても新たな発見はないかな・・・?と思ったら、戦艦やがアップになったときの表面処理(よく見るとベタ塗りじゃなくて汚しのようなテクスチャを入れてあるように見える)なんかも描き込まれていて、非常に手が込んでいることに改めて気づかされました。でもやっぱり作画はフル HD のディスプレイで見ると線がちょっと太い(というか一本調子)ので、もうちょっと繊細に表現してほしいところ。まあ、全体的に非常にクオリティが高いので、重箱の隅をつつくようなツッコミではありますが。

次回はこの秋。あと半年の辛抱といったところでしょうか?次回はシリーズで初めて地球が舞台。政治的な動きも含め、さらに深く重くなっていく作品を制作陣がどう描くのか非常に楽しみです。

投稿者 B : 01:03 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/03/08 (Tue.)

機動戦士ガンダム UC episode 3 イベント上映 @TOHO シネマズ 六本木ヒルズ

PlayStation Store での配信も始まっていますが、やっぱり毎エピソード一度ずつは劇場の大画面で堪能しておきたいと思い、観に行ってきました。

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]

機動戦士ガンダム UC

ネタバレになるので詳細は避けますが、今回のエピソードで全体の折り返し地点にあたるということで、非常に密度が濃い!冒頭からパラオ攻略戦の緊迫したバトルシーンで始まりますが、最後まで断続的に戦闘シーンなので、なかなか息がつけません。ちょっと詰め込みすぎ感があるくらいなので、もう少し尺をとってじっくり見せてほしかったような気すらします。
原作者の福井晴敏氏自ら「後半は前半の 1.5 倍くらいずつある」と言っているくらいなので、今後もっと重く濃くなっていく残りのエピソードがあと 3 回で収まるのか微妙に不安(;´Д`)ヾ。まあ変にダイジェストになるくらいなら、時間を使って最後まで良い作品に仕上げてほしいので、ハリポタみたいに最終話が前後編になったりしても許します(`・ω・´)。

という感じで見どころが多い本作ですが、今回はエコーズのダグザとガランシェール隊のギルボアのカッコ良さがキモのひとつだったんじゃないでしょうか。個人的には、ガンダムはオッサンが活躍してナンボだと思ってるので(笑)この描かれ方はかなりツボ。ところでギルボアの中の人って教育テレビ『いないいないばあっ!』のワンワン(古い話では『たんけんぼくのまち』のチョーさん)の人ですよ・・・もう明日から朝の『いないいないばあっ!』を見る目が変わりそう(;´Д`)ヾ。
ほかにも、マリーダの過去(小説読んでる人ならネタバレ済みですが、映像化するには際どい設定。まあこのあたりがギリギリのラインか、という描き方になっています)とか、前 2 作以上にアツさを増す戦闘シーンとか、ようやくアクションシーンが出てきたデルタプラスとか、小説版には出てこなかった新モビルスーツとか、懐かしい MS とか、非常に濃密な 1 時間。結局劇場先行販売の BD は買えずじまいだったんですが、BD の一般発売が待てずに PS Store でダウンロードしてしまいそうな自分がここにいます(´д`)。

映画館は今回は六本木ヒルズの TOHO シネマズ(SCREEN5)に行ったんですが、ここが画音質ともにかなり良かったです。この劇場は今までダメダメな XpanD の 3D を初体験した『AVATAR』とソースがあまりにも古いセナの映画しか観たことがなかったので、本来の実力を知りませんでした(´д`)。
この映画館での上映はおそらくデジタルソースを DLP プロジェクタで再生していますね。直視型ディスプレイの画質に慣れきってしまった身としては、最近ではフィルム上映の映画館に行って画質に満足することはもうなくなってしまったのですが、ここの画質は(少なくとも本作に関しては)自宅の BRAVIA で観るのと変わらないほどシャキッとした鮮明さでコントラストも高く、HD ソースのアニメーション作品としては初めて劇場の画質に満足したように思います。逆に、12.7×5.3m のスクリーンでは作画の輪郭線が太くて一本調子なのが気になってしまい、もっと細かく描き込みが欲しくなってしまったほど。余談ですが、ここのプロジェクタについて調べていて SCREEN7 が 4K SXRD というあこすたむさんのエントリーにヒットしてしまい軽く吹きました(笑。
ちなみに音については音楽がメインじゃないので部分的な評価になりますが、JBL のスピーカを使っているようで、映画の BGM・SE の範囲では音質・ヌケ・各チャンネルのつながりともに十分良いように感じました。時間を作ってここでもう一度サヨナラノツバサを観たいと思ったくらい。今後、画音質重視の作品はできるだけこの映画館を使うようにしようと思いました。

episode 4 は今秋公開とのこと。また半年のブランクになりますが、まずは来月発売の BD を楽しみに待ちたいと思います。先行販売分が買えなかったけど、一般販売分が Amazon なら¥2,500 も安く買えるからいいんだい(´・ω・`)。

機動戦士ガンダム UC episode 3 『ラプラスの亡霊』 [Blu-ray]

B003YUBDPE

投稿者 B : 00:20 | GUNDAM | Movie | コメント (2) | トラックバック

2010/12/25 (Sat.)

劇場版 機動戦士ガンダム 00 -A wakening of the Trailblazer- [Blu-ray]

劇場版 機動戦士ガンダム 00 -A wakening of the Trailblazer- [Blu-ray]

B003YUBDP4

劇場で観てとても微妙な気持ちになった本作ですが、とりあえず BD を確保しました。
最初、Amazon での価格差も思ったほど大きくないし、と思ってよく調べもせずに COMPLETE EDITION のほうを発注していたら、某氏に「そんな分厚いパッケージで大丈夫か?」と言われ、見てみたらあり得ないほど厚かったので、慌てて通常版をオーダーし直し(´д`)。特典はそんなに要らないし・・・。まあ、サマーウォーズと違って発売当初から廉価版パッケージも用意されているのは、よしとしましょう。

賛否両論あるこの映画ですが、未知との遭遇ものの SF ホラーとしては(どっかで観たようなシーンが多いものの)よくできていると思います。ただ、個人的にはラストシーンでぶち壊されてしまったという印象が強い。同じような結末でも、違う表現ならばもう少し納得感もあったというもの・・・と思うと、なんだか悔しいですね。
ぶち壊しという点では、当初は現実の延長線上にある世界観と「戦争根絶」という重いテーマの組み合わせで、今までにない「大人のガンダム」を作り上げてくれるかと思いきや、セカンドシーズンでは単純な勧善懲悪系の話にすり替えられ、トランザムライザーの高濃度圧縮粒子という超ご都合主義的設定で万事解決・・・みたいな子供騙しで強引にまとめられてしまったときにも感じたので、この映画もその意味では「イオリア計画の範囲内」だったのかもしれません(ぉ。

他にも、ストーリー上イマイチ活かし切れていないキャラ(マリナとかグラハムとかアンドレイとか新キャラのデカルトとか)とか伏線が多くてなんだかもったいないですね。映画の尺の都合上、SF ホラーの部分にフォーカスしなければさらに散漫になっていたのでしょうが、それならば設定自体をもう少しシンプルにしておいたほうが良かったはず。

今回は BD の話なので BD について語ると、画質は素晴らしいの一言。映画館のプロジェクタでは追い切れなかった細かな描写やモビルスーツの動きは、やはり直写型ディスプレイでこそ実感できます。本作に出てくるモビルスーツはギミックが凝ったものが多いのですが、劇場での初見時には気づかなかった動作やギミックが「ああ、これはこうなってたのか」とじっくり鑑賞することができたのは良かったです。むしろ、最初から劇場に行かずに BD だけ買った方が幸せになれたかも(´д`)。

とりあえず 00 はこれでパッケージメディアまで含めて完結したので、これで心置きなく UC の episode 3 を待てます(笑。

投稿者 B : 23:59 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2010/11/19 (Fri.)

機動戦士ガンダム UC episode 2 『赤い彗星』 [Blu-ray]

機動戦士ガンダム UC episode 2 『赤い彗星』 [Blu-ray]

B003WJDWCO

最近なんだかんだやることが多くて、届いてから 1 週間近く放置してしまっていましたが、ようやく鑑賞しました。

イベント上映で既に一度観ているので、内容に関しては割愛しますが、やっぱりこの作品は直視型ディスプレイで観たほうが堪能できますね!横浜ブルク 13 も良いハコでしたが、君の父上がいけないのだよ映像の凝縮感とか、素速い動きについていける画面のレスポンスとか、画質面では自宅の環境のほうが満足感が高いです。映像や音の細かな作り込み、ファーストガンダムへのオマージュ的な演出(台詞だけでなく映像面でも)、そして迫力のモビルスーツ戦など、2 回目の視聴というのもあるのでしょうが、劇場よりも BD のほうがより細かいところに目が届きやすいと感じました。

今回のエピソードは序盤から中盤への橋渡しであり、いろいろと設定や状況の説明をしなくてはならない回でもあるので、全体的に台詞が多め。見せ場の MS 戦はシナンジュの圧倒的な強さを際立たせる必要もあってか伯仲とはいかず、一方的ですらあります。「ジェガンの美学」を見せつけられた episode 1 に比べると、派手さはあるもののやっぱり緊迫感には欠けるかなあ・・・そのあたりは episode 3 に期待ということで。

次回 episode 3 の公開は思ったより早く、来年 3 月とのこと。想像以上のクオリティで仕上がってきている本作だけに、今から楽しみですねー。

投稿者 B : 23:52 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック