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2014/05/20 (Tue.)

清須会議 [Blu-ray]

清須会議 Blu-ray スタンダード・エディション

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昨秋の映画ですが、半年経って BD が発売されたので、さっそく購入。

映画の感想自体は劇場公開時に書いたものから変わりませんが、小説版を読んだ後に映像を観るとまた違った楽しみがありますね。小説が、各登場人物の心境をモノローグで語らせる体裁だったので、それぞれのシーンで誰が何を考えていたかがより感じられ、「ああこの台詞聞いたときにこの人はこう思ってたんだろうな」という視点で観ると、いっそう深まります。

それにしても、再度観て思うのは、二枚目俳優に三枚目役を、三枚目俳優(と言ったらファンの人には怒られるかもしれませんが)に二枚目役をやる脚本を書かせたら、三谷幸喜の右に出る人はいませんね。以前、何かで読んだ話では、「自分自身の顔が二枚目ではないので、悔しいから二枚目の俳優にはちょっと崩れた役をさせてしまう」ということのようですが(笑。
そのおかげで、私にとっては佐藤浩市はもはやお父さんに負けない喜劇役者にしか見えないし(誉め言葉)、役所広司だって(ダイワハウスの CM で、ある程度喜劇のイメージがついていたとはいえ)こんなに崩された役所広司は観たことがない。ああ悔しい(笑

小説を読んだ後で、映画に対して唯一物足りなく感じた点を挙げるとすれば、中盤の旗取り合戦のシーンは小説の猪狩りにしてほしかった、ということでしょうか。猪のモノローグ、聞きたかった(笑

投稿者 B : 00:03 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/05/19 (Mon.)

機動戦士ガンダム UC episode 7 『虹の彼方に』 [Blu-ray]

イベント上映の物販行列に 50 分並んで、BD も買ってきました。
来月に発売される一般販売分の実勢価格からすると 3,000 円ほど高いですが、この濃密な映像を早く自宅でも再度味わいたいと思って。

機動戦士ガンダム UC episode 7 『虹の彼方に』 [Blu-ray]

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終わっちゃったなあ...というのが、今の正直な心境です。

物語は、暗礁中域でのユニコーン vs バンシィの戦いからインダストリアル 7「メガラニカ」への到着、「ラプラスの箱」のタネ明かし、そしてフル・フロンタルとの最終決戦、さらにその後の...というこれまで以上の盛りだくさん。ストーリーが濃いのはもちろんのこと、映像も瞬きするのが惜しいほどのクオリティが最後まで続きます。

突っ込みどころはけっこうあって、覚醒したユニコーンの性能がチートすぎたり、ネオジオングも時代設定から考えるとオーバーテクノロジーじゃね?という部分もありました。ep6 まで積み上げてきた高いリアリティをここで崩してしまうのか、とは思いましたが、ユニコーンの性能やそれによって起きた現象については「サイコフレームやサイコフィールドはまだ科学的に解明されていない部分が大きい」という説明で誤魔化せてしまうのがズルい(笑)。それよりも、これだけのテンションを最初から最後まで切れずに創り上げたスタッフとキャストに賛辞を送りたい、というのが正直な感想です。
あえて食い足りなかったポイントを二つ挙げるとすると、小説版と違って結局最後まで見せ場のなかったジェスタをもうちょっと活躍させてほしかったのと、アンジェロの内面をもう少し掘り下げてほしかった、というところでしょうか。特にアンジェロは、小説版ではフル・フロンタルに心酔するようになった経緯が描写されていましたが、あれがないと単なるヤンホ●キャラですからね...(笑

フル・フロンタルとのラストバトルは小説版とはガラッと変わった展開で、見応えがありました。あの決着のつけ方には賛否両論あるでしょうが、あの場で「あの人」を持ってくるとは...ズルいなあ。

舞台挨拶での話によると、フロンタル役の池田秀一氏はいつもの収録では他のキャストと一緒に録るそうなのですが、今回は監督に頼んで独りで録らせてもらったとのこと。おそらくゲームなどの派生作品を除けば今度こそ本当に「赤い彗星の最期」を演じることになるので、独りでじっくりとフル・フロンタル、そしてシャア・アズナブルと向き合いたかった、ということなのかもしれません。

ep7 を観て感じたのは、製作陣が本作をもって宇宙世紀とニュータイプ論をいったん総括しようとしているのだろうな、ということです。今回同時上映された episode EX『百年の孤独』と併せて、宇宙世紀への改暦から 100 年間の歴史、それぞれの人物について、ひとつの決着をつけようとしている。もともと小説自体がそういう意図を持って書かれていましたが、今回の映像化でその方向性がより明確になったと思います。
ただ、ラストシーンのアレは何を意味しているのか、説明がなさすぎて分からなかった人も多いと思います。理解したい人は、この機会にぜひ小説版を(笑)。最後にバナージが一瞬なりかけたもの=真のニュータイプの行き着く先、は...主題歌のタイトルが『StarRingChild』でもあるとおり、やはり宇宙ものの SF 作品はあの映画に帰結する、ということなのでしょうか。

劇場限定版 BD のパッケージ内容はこんな感じ。

機動戦士ガンダム UC

カトキハジメ描き下ろしのスリーブケース、『百年の孤独』の完全版等が収録された特典ディスク、『百年の孤独』のシナリオブックレット(ここまで通常販売される初回限定版と同じ内容)、そして劇場販売版限定の episode 7 のシナリオブックレット。

『百年の孤独』は、そのタイトルのとおり宇宙世紀の歴史を見つめてきたサイアム・ビストの独白で 100 年を振り返るもの、かと思っていましたが、実際に一度はその企画でシナリオまで書かれていたところでサイアム役の永井一郎氏が急逝したため、カーディアス・ビストの視点でサイアムに語りかける、という構成に変更されたようです。カーディアスの重厚な声で語られる『百年の孤独』も良かったけど、やはりファーストガンダムのナレーションでもある永井一郎氏の声で聴きたかったな...と思っていたら、このシナリオブックレットには福井晴敏氏の意向によりサイアム版のシナリオも収録されていました。映像だけ見ながら音声はミュートして、脳内で永井一郎氏の声で読んでみると...やっぱり、これが、いい。
episode 7 で重要な役割を果たすサイアムの声、本編の収録だけは生前に済んでいた、というのは本当に不幸中の幸いと言えます。この巡り合わせに感謝するとともに、永井一郎氏の冥福を祈ります。

機動戦士ガンダム UC

劇場限定版のもう一つのおまけ、生フィルムは、メガラニカの「氷室」でラプラスの箱を前にしたミネバ。これは当たりと言って良いでしょう。

6 月の一般販売開始まで、BD の差額の元を取るためにも繰り返し鑑賞したいと思います。

ep1 から足かけ 4 年、小説版から数えると実に 7 年となる『ガンダム UC』の世界はこれでいったん完結、ということですが、イベントとしてはあと少し、この完結を記念したものが企画されているようです。

GUNDAM LIVE ENTERTAINMENT 機動戦士ガンダムUC FILM&LIVE the FINAL "A mon seul désir"

これまでも何度か開催されている「FILM&LIVE」の最終回が 7 月に、それから詳細未定ながら以前開催された『赤の肖像』の対となる朗読劇『白の肖像』が準備中、とのこと。『白の肖像』は舞台挨拶の場で福井晴敏氏が仰っていた話によると、「登場人物はまだ秘密だが、複数名になる。年内の開催をめどに考えている」そうです。アムロとバナージは確定でしょうが、加えてカミーユやジュドーの登場もあるのかな?特に、福井氏は ΖΖ 好きだからなあ(笑。

これで最後だし、どちらかは観に行きたいなあ。

投稿者 B : 01:07 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/05/18 (Sun.)

機動戦士ガンダム UC episode 7 イベント上映 @新宿ピカデリー

ep6 の公開から約 15 ヶ月。ようやく...というよりも、むしろついに来てしまった、という感慨の方が強い『ガンダム UC』の最終話 episode 7。当然ながら、今回もイベント上映を観に行ってきました。

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]

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劇場は、4 年前に ep1 を観たピカデリー。ええ、なんとか初日舞台挨拶のチケットを確保できましたよ!

ガンダムの舞台挨拶は、2005 年の『星を継ぐ者』の舞台挨拶チケットを運良く確保できて以来、9 年ぶり。あのときの舞台挨拶は確か、富野監督に飛田展男さん(カミーユ)・池田秀一さん(クワトロ)・古谷徹さん(アムロ)という超豪華メンバーで、とても感激したことを憶えています。
で、今回の舞台挨拶は古橋一浩監督、ストーリーの福井晴敏氏、声優陣には内山昂輝さん(バナージ)、藤村歩さん(オードリー)、浪川大輔さん(リディ)、池田秀一さん(フロンタル)という、今回も豪華な布陣。さすがに撮影禁止でしたが、オフィシャルサイトにレポート(私が観たのの前の回と思われる)がアップされていたので、リンク張っておきます。

最終章ついに開幕!機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」初日舞台挨拶レポート | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト

舞台挨拶で出た話は、劇場で販売されているパンフレットと重複するものも多かったですが、それよりもむしろやりとりを通じて声優陣の関係性が見えたのが面白かったですね。内山昂輝さんの、物語初期のバナージと重なるちょっと鬱屈したローテンションなキャラをみんなで生暖かく見守っているというか(笑。また、古橋一浩監督が、作品の雰囲気からすると熱くて勢いのある人かと思っていたら、とてもシャイで控えめな印象の方だった、というのもけっこう意外でした。

舞台挨拶の中で出た、今までほとんど語られたことのなかった話(というより「最終話のときに明かします、ということになっていたらしい」)としては、主人公「バナージ・リンクス」の由来ですが、逆シャアからその後の物語に宇宙世紀を繋いでいく『UC』の位置づけに重ねて「話を繋ぐ→ハナシ・リンク→バナージ・リンクス」という、半ば駄洒落のような決め方で命名したんだとか。もっと遠大な理由があると思っていたのに(笑)...聞いてしまえばつまらぬ話だ(by ミネバ・ラオ・ザビ)。

まだ初日が終わったところなので、ストーリーについてはまた改めて書くことにして、イベント上映の様子などを。

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新宿ピカデリーには、エントランスのところに「フル・フロンタル専用オーリス」が展示されていました。

これ、ジオニックトヨタ社のシャア専用オーリスをベースにしたカスタム品です。フロンタルの時代はジオニック社じゃなくてアナハイム・エレクトロニクスだろとか、シャアザクがモチーフなら量産車がベースというのも分かるけどシナンジュはワンオフの機体だろとかツッコミどころ満載(笑。でも、それはそれとして、シャア専用オーリス以上にディテールへのこだわりが感じられます。

機動戦士ガンダム UC episode 7 イベント上映

ネオ・ジオンの徽章はさすがにエングレービングではなくカッティングシート(?)で再現されているものの、正面のエンブレムにあたる部分がシナンジュのモノアイを模したものになっていたり、フロントガラスに実用性皆無なツノがつけられていたり(笑)、半ば悪ノリに近いコダワリ満載。

機動戦士ガンダム UC episode 7 イベント上映

当然全面にわたってシナンジュモチーフの柄が入れられていたり、「袖付き」らしくホイールは黒ベースに縁だけゴールド。

イベント上映らしい展示はこれくらいでしたが、じっくり観賞させていただきました。

お土産は、劇場先行発売の BD のほかに、こんなところ。

機動戦士ガンダム UC 劇場用プログラム収納ケース

毎回ちゃんと買っている劇場用プログラム(写真一番下以外は今までに買ってきたもの)と、今回追加で発売されたプログラムの収納ケース。このケースだけで ¥1,000 もするので、ちょっと高いんじゃないの?と思っていたら、

機動戦士ガンダム UC 劇場用プログラム収納ケース

ケースは二重になっていて、外側は黒マット紙に単色でユニコーンモード、内側は光沢紙にカラーでデストロイモードのユニコーンガンダムが描かれています。確かに、この作りならば 5 年間収集したプログラムを格納するのにわざわざ買いたいレベル。

機動戦士ガンダム UC 劇場用プログラム収納ケース

内箱の背面は、イラストレーターの内田パブロ氏によるイメージビジュアルになっています。つか、みんな美男美女すぎるんですけど...ジンネマンwwwマーサwwwww

ちなみに、このプログラムとケースはほぼ並ばずに買えましたが、BD はピカデリーの外階段にまで並ぶ大行列で、私が並んだときで 50 分待ちという大盛況でした。ep1 のときはここまでの人気ではありませんでしたが、UC も今やガンダムシリーズを代表する作品のひとつに成長したのだなあ、と思うと感慨しきり。

というわけで、作品の感想に続きます。

機動戦士ガンダム UC episode 7 『虹の彼方に』 [Blu-ray]

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投稿者 B : 00:00 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/05/07 (Wed.)

テルマエ・ロマエ II @TOHO シネマズ日本橋

前作が思いのほか面白かったので、続編の映画も観てきました。

テルマエ・ロマエ II

テルマエ・ロマエ II

本当は、ちょっとどうしようかな...と思っていたんですが、このイメージビジュアルにやられてしまいました(笑。初代『スター・ウォーズ』のポスター(+『十戒』)のパロディとか、その時点で反則です(;´Д`)ヾ。

劇場は『アメイジング・スパイダーマン 2』と同じく、TOHO シネマズ日本橋。こちらも TCX スクリーンでの上映でした(ただしドルビーアトモスではない)。
TCX の巨大スクリーンは、ブルガリアでロケを実施したという美しい風景や細部までこだわった造作を堪能するのに十分な大きさでしたが、ソースの解像度が足りていないのか?引きで静止気味なシーンでは、ちょっと粗さを感じる部分もありました。TCX は追加料金がかかってしまうので(とはいっても 100 円だけど)、これなら通常スクリーンでも良かったような気も。

映画は冒頭からいきなり「おやくそく」のテルマエ技師ルシウスが古代ローマと現代日本を行き来して、新しいテルマエ開発のヒントを得るというパターンの繰り返し。前作からの流れを忠実に踏襲することで、2 年ぶりのこの映画の世界にもすんなり入っていけるようになっています。
しかし、中盤からはストーリー性のある流れに突入。私は原作コミックを途中までしか読んでいないのですが、この映画の展開って映画オリジナルですよね?スケールの大きな話に転換していくことでラストの大団円に繋げる、というのは前作の流れを踏襲していますが、原作との乖離が大きくなりすぎてちょっと白けてしまった部分もありました。

まあ、そういうのを差し置いても、この映画は阿部寛を中心とした役者の芝居で笑わせてくれます。この映画の主役に阿部寛を抜擢したセンスは素晴らしいと思う(笑。結局、芝居の力で最後までしっかり笑わせてもらいました。

たぶん三作目もあるんでしょうね。今作も確かに面白かったけど、そろそろ原作とは別の話になってきてしまっているので、どこまで面白さを維持できるか心配なところではあります。

投稿者 B : 01:26 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/05/02 (Fri.)

アメイジング・スパイダーマン 2 @TOHO シネマズ日本橋

観てきました。

アメイジング・スパイダーマン 2

アメイジング・スパイダーマン 2

予備知識を仕入れずに観に行ったんですが、今回のヴィラン(悪役)の一人、エレクトロってジェイミー・フォックスだったんですね。予告編観ても特殊メイクのせいで全然気がつかなかった。TOHO シネマズ日本橋にはサイン入りのポスターが掲示されていましたが、皆達筆すぎて Jamie Foxx 以外読めず誰だか分からない(笑

以前映画化されたサム・ライミ版『スパイダーマン』シリーズとはパラレルワールド的位置づけで、設定も随分違います。というわけで、サム・ライミ版で登場したグリーン・ゴブリンも再登場。でも、キャラクターデザインはアメコミに忠実だったライミ版とは違い、最近のハリウッド SF らしいデザインになっています。同じスパイダーマンでも、世界観がずいぶん違うんだな、ということが、同じヴィランが登場したことで改めて分かります。

ライミ版がスパイダーマンをモチーフにした青春物語だとするならば、マーク・ウェブ版は人間関係よりもむしろアクション映画としての映像表現にこだわった作品なのだろうな、というのがここまで 2 作を観て抱いた感想です。ライミ版ではそれぞれのヴィランにも共感するところがあり、悩めるピーター・パーカーとも相まって、絶妙なダークヒーローもののストーリーが展開されていましたが、マーク・ウェブ版では独善的な動機でヴィラン化する悪役が多く、勧善懲悪的な分かりやすさが重視されている印象。でも、変に考え込むよりは、圧倒的なスピード感と映像表現に浸ってください、と言われているように感じました。アクション映画で、ここまで映像表現に目から鱗が落ちたのは、もしかしたら 1999 年の『マトリックス』以来じゃないでしょうか。それくらい、アクションシーンのどれもが手を抜かず、徹底的に作り込まれています。アクション映画を観ているというよりも、何かのアトラクションを体験しに来たような感覚と言ったら良いでしょうか。そんなドキドキ感がありました。

今回鑑賞した劇場は、3 月末にオープンしたばかりの TOHO シネマズ日本橋。

TOHO シネマズ日本橋

独自規格による巨大スクリーン「TCX」(Toho Cinemas eXtra large screen)と、新しいサラウンドシステム「ドルビーアトモス」が導入されているということで、映画そのものよりもこのシステムを体感することを楽しみにしていました(笑。
スクリーンの大きさについては「でかいなあ!やっぱり映画館に観に来るなら大きなハコに入ってナンボだな」という感想でしたが、それよりも感動したのはドルビーアトモス。仕組みは AV Watch の本田雅一氏の記事に詳しいですが、

【本田雅一のAVTrends】サラウンドの常識を打ち破るドルビーATMOS -AV Watch

要約すると、従来のサラウンドは「●チャンネル」という表現でチャンネル数の多さを競っていたのが、ドルビーアトモスでは最大 64ch までのスピーカを使って、劇場に合わせた音場をリアルタイムレンダリングで生成できる、というもの。私が鑑賞した SCREEN 8 では、見た限り両サイドに 18ch、天井に 18ch、リヤに 8.2ch のスピーカが設置されていました(さらに、おそらくスクリーンの奥にフロント+センター+ウーファで 5.1ch 以上はあると思われます)。これによるサラウンドは、もはやどこにスピーカがあるというレベルではなく、リアルに、かつ自然なサラウンド感で、音に包囲されると言えば良いでしょうか。ああ、映画のサラウンドってまだここまで進化する余地が残っていたのか、という新鮮な驚きがありました。

TOHO シネマズ日本橋

このほか、チケットの発行はもはや対面カウンターではなく自動発券機がメインになっていて、

TOHO シネマズ日本橋

対面カウンターはあくまでバックアップ的な位置づけで、上映スケジュールすら掲示されていない簡易的・小規模なカウンターのみ。私は映画のチケットはもう多くの場合ネット予約してしまうので、自動発券機メインのほうが合理的だと感じます。

まだまだオープンして間がないせいか物販系スタッフの対応がこなれていない感じでしたが、シアターの設備は文句なし。これまでは、画音質にこだわって観たい作品は TOHO シネマズ六本木・新宿ピカデリー・109 シネマズ川崎(IMAX)のいずれかで観るようにしていましたが、これからは日本橋も有力な選択肢として加わりました。まあアトモス自体、まだまだメジャー映画会社のフラッグシップ級の作品にしか採用されていませんが、アトモス対応作品は積極的に日本橋で観るようにしたいと思います。

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2014/04/04 (Fri.)

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語 [Blu-ray]

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語 (完全生産限定版) [Blu-ray]

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Amazon で予約するとフライングで届くこともあったらしいですが、ヨドバシドットコムではきっちり発売日に届いたので、エイプリルフールネタに違いないと思っていました(ぉ。

満を持しての BD 化ということで、劇場公開版からは半分以上のシーンにわたって修正が加えられているとのこと。でも、もともとクオリティが高かったこともあって、見比べながらじゃないと違いが判らないレベルだと感じました。作画をやり直したというよりは、ディテールを足したレベルの修正なんでしょうかね?いずれにしても、繰り返し視聴して細部に至るこだわりを堪能したい仕上がりです。

完全生産限定版の特典ディスクは、サウンドトラックの CD と、暁美ほむらのセリフのファーストテイクを収録した特典ディスク。本編ディスクの副音声じゃなくて別ディスクで用意するというこだわりに驚愕しました。

作品の感想についてはここであえて語るまでもありませんが、劇場公開時から繰り返し観て思うのは、やはりテレビシリーズを終えて劇場版に至った製作陣の、魔法少女たちに対する「愛」がこの作品を創らせたんだろうな、ということです。少女たちにこういう活躍をさせたかったからこその序盤だろうし、その序盤の活躍シーンや意味深なオープニング映像は、別に悲しいシーンなわけでもないのに、こみ上げるものがあります。そして、賛否両論ある物語ではありますが、この[新編]があって良かった、公開前の不安は杞憂に過ぎなかった、と今にして思います。ラストはいろんな解釈のできる終わり方でしたが、欲を出してさらなる続編を作らずに、この解釈の広さのまま完結させておいたほうが良いのだろうな、とも個人的には思います。

序盤の魔法少女たちの日常に繰り返し浸るも良し、映像のディテールとそれぞれの意味をチェックするも良し、ラストの解釈のために何度でも観るも良し、思いのままにいろんな楽しみ方ができるのがパッケージメディアの良いところ。作品のファンなら必携のディスクだと思います。

投稿者 B : 00:40 | Anime | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/04/02 (Wed.)

『風立ちぬ』 Blu-ray 発売へ

宮崎駿監督、最後の長編アニメ「風立ちぬ」。6月18日BD化 - AV Watch
風立ちぬ [Blu-ray]

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宮崎駿氏の最後(本当か?)の監督作品、『風立ちぬ』がいよいよ BD 化されます。劇場公開後半年でパッケージ化されるのがほぼ当たり前になりつつある映画業界において、1 年はけっこう待たされたなあ、という印象になるのが怖いところですが、そこはいつもの PHL(パナソニックハリウッド研究所)クオリティで圧縮チューニングされているんでしょうから、期待できるというもの。私がこの映画の BD 化を心待ちにしていたのは、内容云々よりもあの映像美をまた堪能したい、という部分が大きいので、クオリティにはとても期待をしています。

それよりも、今回驚いたのはこの話。

「カリオストロの城」が最新HDマスター使用でディズニーから再BD化 - AV Watch
「カリ城」から「風立ちぬ」まで、宮崎監督の全11作収録BD-BOX発売。全作MGVC対応に - AV Watch

『カリ城』が再 BD 化ですか。まあバップから以前の BD が発売されたのは、BD というパッケージメディア自体の黎明期と言って差し支えない時期なので、今の BD と比べるとクオリティ的に見劣りするようになっているのは事実。マスタリングからやり直し、他のジブリ BD と同様に MGVC(マスターグレードビデオコーディング)による高階調記録と PHL による圧縮を経ているというのだから、これは期待が持てます。既に持っている BD を買い換えるのは微妙に抵抗があるところではありますが...。
そしてこの『カリ城』を含めて宮崎監督作品を全作収録した BD-BOX も発売。こればかりはニュースが出たのが 4/1 だったので、さすがにエイプリルフールネタだろうと思ってしまったのですが(ぉ、どうやら本当らしいです。しかも既存作品も全て MGVC 化され、既存ディスクよりもハイビットレートで収録されているというのだから恐ろしい(;´Д`)ヾ。

そうそう買える値段の BOX でもないので、『カリ城』だけ買い換えますかね...。

ルパン三世 カリオストロの城 [Blu-ray]

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2014/03/24 (Mon.)

ホビット 竜に奪われた王国 @109 シネマズ木場

ホビット 竜に奪われた王国

ホビット 竜に奪われた王国

公開を楽しみにしていた作品を、ようやく観に行ってきました。

ファンタジー世界に登場するさまざまな種族が活躍する LOTR 本編に比べると、ホビットとドワーフの冒険といういかにも地味な映像になってしまうのが『ホビット』三部作の傾向なんだろうな、というのは前作を観て感じていました。戦闘シーンもシリアスというよりコミカルな描き方になりがちで(『スター・ウォーズ』でいう C-3PO や R2-D2 の戦闘シーンに近い、と言えば分かるかな)単調な映画になるんじゃないかという懸念を抱いていましたが、とんでもない!今作は LOTR も含めたシリーズ中で最も戦闘シーンが白熱する(実際に灼熱するわけですが)映画ではないでしょうか。

今回の主な舞台はエルフの森からはなれ山まで。というわけで、エルフが登場する戦闘シーンもふんだんにあるわけですが、なんかコンセプトアートにレゴラス(オーランド・ブルーム)に似たエルフがいるな、と思っていたら、本当に本人じゃないですか(笑。原作(私は未読)には登場していないようですが、設定上はこの時代にも生きているはずで、ストーリーの解釈次第ではビルボ・バギンズの冒険に絡んでいても不思議はない。まあ、映像的にむさ苦しくてイケメン成分の足りない本シリーズに女性ファンを呼び込むためのサービス的な位置づけでしょうが、それにしてもレゴラス無双すぎる(笑。LOTR でもここまでの獅子奮迅ぶりではなかったはずで、しかもオーランド・ブルーム自身が当時より 10 年分の歳を取ったことも相まって、むしろ LOTR の後の時代の話に見えてしまったほど。おかげでアクションシーンは見応えがありましたが、レゴラスについてはファンをニヤリとさせる程度の扱いで十分だったのではないかと思います(笑。

でも、個人的にはアクションシーンはクライマックスの火竜(スマウグ)とのバトルが最も燃えました(いろんな意味で)。LOTR の戦闘シーンは基本的に多対多の混戦が多く、スピード感ある殺陣はそれはそれで魅力的なのですが、巨大なクリーチャーとの一対多のバトルは初。ドワーフたちの小ささを実感するような圧倒的な迫力と、「この炎に包まれたらもうダメだ」と思わせるファイアブレスの CG に圧倒されました。だからバトルはガチンコ勝負ではなく『ゼルダの伝説』的な頭脳戦になるのも目新しく、とても楽しめました。
ラストは三部作の二作目によくある「そこで終わるのかよ!」という食い足りなさでしたが、逆にそれがいい。三作目も楽しみになりました。

劇場は、前回が XpanD X103 を導入した HFR 3D で観たので、今回は IMAX 3D で観ようと思って木場まで足を運びました。ただ、前回観たのが 1 年以上前なので、正直比較のしようがない(笑。でも、やはり IMAX 3D らしい安定した明るさ・コントラスト・解像度。XpanD X103 も十分なクオリティだと感じましたが、IMAX はやはり安心感がありますね。そして、HFR(ハイフレームレート) 3D は通常の 24p が主流の映画館において、気持ち悪いくらい生々しい動きがスクリーン上に映し出されていて、今までの映画との世代の違いが感じられました。
映像的にも、前作同様に序盤で 3D らしいインパクトのある画作りをしておいて、徐々に馴染み感のある(自然な感じでありながら、効果的に 3D 表現を取り入れた)3D にしていっているのが印象的でした。

ちなみに、本作は劇場公開中であるにも関わらず、発売日未定ながらもう BD/DVD の予約が始まっているという...ここまで来るとちょっと異常とも思える状況になっています。自宅でじっくり鑑賞もいいですが、これは HFR 3D と劇場の迫力ある音響で堪能してこその映画でしょう。シリーズのファンのみならず、映画ファンであれば劇場で体感すべき作品だと思います。

ホビット 竜に奪われた王国 3D&2D [Blu-ray]

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2014/03/20 (Thu.)

ガンダム 35 周年で新作二作発表

富野監督新作「ガンダム Gのレコンギスタ」2014年秋公開。「THE ORIGIN」は2015年春 - AV Watch

『機動戦士ガンダム』シリーズの 35 周年を記念して、新しいアニメ化プロジェクトが 2 本発表されました。

  • 富野由悠季監督によるガンダムシリーズの続編『ガンダム G のレコンギスタ』:2014 年秋公開
  • 安彦良和氏原作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』からシャア・セイラ編をアニメ化した『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 碧い瞳のキャスバル』:2015 年春公開

『G のレコンギスタ』は、新作という意味ではターンエー以来、リメイクを含めても新訳 Ζ 以来の富野監督の手によるガンダム作品ということになります。キャラクターデザインのせいでガンダムというよりエウレカセブン的な印象の方が強いですね...。過去に幾度となく自らの手でガンダムを壊そうとしてきた、そしてターンエーあたりでついに達観の域に入ったように見える富野氏が創る新作がどのようなものになるか、期待半分、不安半分ながら楽しみなところ。見せてもらおうか、新しいガンダムシリーズの映像とやらを!

そして『THE ORIGIN』。てっきり安彦版ガンダムを改めて一から映像化するものとばかり思っていたら、作品におけるひとつのハイライトである「シャア・セイラ編」だけを抜き出す形でのアニメ化。確かに、既に一度アニメ化され、劇場版としてリメイクもされている本編をそのまま再アニメ化することは、賛否両論含めていろいろありそうだし、それが許されるのは 50 周年のような大きな区切りか、サンライズが本当に行き詰まったときのどちらかのような気もします。
全 4 話構成とのことなので、これはシャア・セイラ編から開戦編、ルウム編(つまり『THE ORIGIN』の中でまだ映像化されていない時間軸の物語)くらいまでやるんでしょうか。プロモーション映像を見る限り、『UC』のスタッフがそのままスライドして製作しているように見えるので、クオリティは期待して良いでしょう。あとは、シャアとセイラの声を誰が当てるかが気になります。公開形式は「イベント上映」としか明らかになっていませんが、UC と同様にネット配信や BD/DVD 販売もセットで年に 1~2 本ペースなんだろうなあ。

まあ、その前に『UC』の最終話があるので、まずはそれを正座して待ちたいと思います!

安彦 良和 / 愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN V -シャア・セイラ編-

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投稿者 B : 23:35 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/02/24 (Mon.)

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス

「劇場版 機動戦士ガンダム」3部作がBD-BOX化。5.1chアフレコ特別版同梱のプレミアム版も - AV Watch

ファーストガンダム劇場版三部作の BD-BOX のリリースが発表されました。ガンダム劇場版はこれまで、各パッケージメディアがライフサイクルを追える間際になってようやくリリースされる印象がありましたが、テレビシリーズの Blu-ray メモリアルボックスの発売から一年足らずのリリースというのは、ちょっと予想より早い、早いよスレッガーさん!でも BD/DVD を含めたセルメディア市場が縮小し始めたので、商売的には今が最後のチャンス...ということなのかもしれません。

私は DVD の劇場版メモリアルボックスは持っているし、テレビシリーズの BD-BOX もまだ全然観れていないけれど、これは買っておくかなあ。DVD-BOX もかなりの高画質でしたが、戦い(画質)は数(情報量)だよ、兄貴!というわけで、買い換えようかと。
特典満載のプレミアムエディションもあるけど、5.1ch サラウンド+新規アフレコの悪評高い「特別版」特典ディスクは要らないので、通常版で十分かな...。

劇場版 機動戦士ガンダム Blu-ray トリロジーボックス

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投稿者 B : 23:35 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック