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2018/05/08 (Tue.)

オリエント急行殺人事件 [PS Video]

劇場公開時にちょっと気になりながら観れていなかった映画を VOD にて鑑賞。さすがに Prime Video には来ておらずペイパービューだけだったので、PS4+PS Video を利用しました。

オリエント急行殺人事件

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知らない人はいないほど有名な、アガサ・クリスティ原作サスペンスの映画化。あまりにも有名すぎて何度も映像化されているし、NHK でもイギリスのドラマ『名探偵ポワロ』の一エピソードとして何度も放送されている話です。

主演は『ハリー・ポッター』シリーズでのロックハート先生役や、近年では『ダンケルク』にも出演していたケネス・ブラナー。渋い配役だと思ったら、主演だけでなく監督も務めているとか。直近ではディズニーの実写版『シンデレラ』の監督も務めていたというから、監督としても実力派だったんですね。
そのほかの役者陣もジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ(『007』シリーズの「M」役)、デイジー・リドリー(『スター・ウォーズ』新三部作のレイ役)、ウィレム・デフォー(『スパイダーマン』のノーマン/グリーン・ゴブリン役)、ジョシュ・ギャッド(実写版『美女と野獣』のル・フウ役)と、顔を見ただけで役名ではなく本名の方が先に出てくるレベルの名優揃い。

『オリエント急行殺人事件』といえば私でもオチを知っているほどよく知られた話です。誰もが犯人やトリックを知っているようなミステリーを今さら映像化して何になる?という疑問が湧きそうなところですが、これはもはやサスペンスの古典であり「犯人が誰か」というよりは「この独特な話と個性的な登場人物を誰がどう演じるのか」を観るためのものであり、日本でいう落語や歌舞伎の古典のようなものと言ったほうが良いでしょう。なんたって本事件における被害者ラチェット(ジョニー・デップ)が、序盤で殺されてしまうにも関わらず他の出演者よりも圧倒的に印象に残っているほど存在感のある演技が観られるわけですから(笑)、物語よりも芝居を堪能するための映画なのです。

主役のエルキュール・ポアロ(ポワロ)探偵に関しては、日本人としては NHK で放送されていたドラマ版のデヴィッド・スーシェ(と熊倉一雄による吹き替え)の印象があまりにも強く、それがどうこの映画で上書きされるのかに興味がありました。スーシェ版ポワロは禿げ頭(+帽子)に黒いちょび髭のイメージでしたが、ブラナー版ポアロは豊かな銀髪にわざとらしいくらい立派すぎる口髭。この口髭には賢さよりも力強さを感じるわけですが、実際にスーシェ版ポワロにはなかったアクション的なシーンも所々に散りばめられ、ブラナー版ポアロは若々しい印象。カンバーバッチ版シャーロック・ホームズほど大胆な演出はありませんが、既存のポワロ像を脱皮させることに成功しています。
ただ、惜しいのは謎解きのシーンで、ポアロ自身が悩んだり伏線を一つ一つ解き明かしていく様子はあまり丁寧に描写されず、ポアロがその才能でいきなり事件の真相に辿り着いたかのように見えてしまったこと。もうみんなオチは知ってるんだからそこはいいでしょと言われているように感じましたが、やっぱりサスペンスを観てるんだからそこはちゃんと溜めていってほしかった。あと、他の俳優陣も要所要所でいい芝居をしているのに、全体の印象としてはケネス・ブラナーとジョニー・デップに持ってかれた感が強いのも微妙に惜しいですね...。

65mm フィルムで撮影されたという映像は本当に美しい。真っ白い雪の中を走るオリエント急行、薄暗い列車内に射し込む光、そしてときどきアクセント的に使われる鮮やかな青。謎解きシーンでこれまでの映像化作品にはなかった「最後の晩餐」を模した構図も示唆的だったし、作り込まれた映像と芝居の重厚さには圧倒されました。それだけに、謎解きがあっさりしているのが惜しい...。

同じケネス・ブラナー監督/主演で続編『ナイルに死す』も製作中とのことなので、こちらも公開されたら観てみようと思います。

投稿者 B : 23:40 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2018/05/05 (Sat.)

機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI イベント上映 [LIVE ZOUND] @チネチッタ

『THE ORIGIN』アニメ化プロジェクトの完結編となる『誕生 赤い彗星』が劇場公開/配信開始されたので、初日の初回上映に行ってきました。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN

機動戦士ガンダム THE ORIGIN

いつもなら事前のプレミア上映会なり舞台挨拶つき上映に行くところですが、今回はプレミア上映会はなかったし忙しくて舞台挨拶回のチケットを取りそびれてしまったため、通常の上映で鑑賞。チネチッタの LIVE ZOUND シアターを利用しました。

「あのシャア専用ザク」の発艦シーンという最も盛り上がったところで唐突に終わった前作からの続き。ルウム戦役の戦端が開かれる場面から本作は始まります。あのラストシーンのテンションを引き継いで始まるから冒頭からそれはもうアツい。シャアが「赤い彗星」と呼ばれるようになった一騎当千の戦いぶりや専用武器で大暴れする黒い三連星も良かったですが、個人的には最後まで武人らしさを貫いたドズル・ザビの戦いぶりが良かった。やっぱり私は『THE ORIGIN』の中ではドズルかランバ・ラルが好きなようです(笑)今回、ランバ・ラルとハモンの出番はなかったけど...。

ルウム戦役の様子はファーストガンダムの劇中では過去の話として何度か登場するのみで、映像として本格的に表現されたのは今回が初めてでした(『THE ORIGIN I』のアバンタイトルでもさわりだけ描かれていましたが)。ガンダムシリーズの中でも珍しい大規模な艦隊戦と、機動性に優れるモビルスーツに連邦軍の艦船が翻弄される様子は一見の価値あり。まあ、シャアザクの動きは一年戦争当時のザクとしてはいくらなんでも動きすぎだろうというレベルだし、CG ベースの MS 戦は(技術の進歩によって随分クオリティが上がったとはいえ)全体的にまだちょっと軽すぎるように感じるし、違和感はあるもののこの高いテンションも相まって没入させられました。

ルウム戦の後は捕虜となったレビル将軍の脱走劇、ザビ家の確執、シャアがドズルから連邦の「V 作戦」調査を拝命されるまで等が描かれていき、一年戦争の本編への橋渡しが行われていきます。主に政治的な話に終始するため、戦闘シーンはほぼなく映像的には地味になるものの、様々なシーンで駆け引きが行われ、戦時中ということもあって画面にはずっと緊張感が流れます。前半の熱量と比べると抑え気味のトーンで進むので自分のテンションのやり場には困りましたが(笑)、終盤では後のホワイトベース・クルーに対して説明のテロップが添えられて「このまま『THE ORIGIN』の続編として映像化されることがなくなった」ことを示唆しつつ、ファーストガンダムの第一話に向かって状況が整理されていきます。
エンディング後にはついにホワイトベースが登場し、サイド 7 にてガンダムを受領しに向かうシーンが描きながら終幕。緊張から再びテンションを高めに来たところで締められてしまうのは、目の前で据え膳を下げられてしまったかのような飢餓感があります。劇場の客電が点灯する瞬間まで「終映後に一年戦争編アニメ化の発表がされるんじゃないか」という期待を捨てずにいたのですが、残念ながらそれは叶いませんでした。

しかし、本作の公開直前に掲載されたアニメイトタイムズの安彦総監督ロングインタビューによると、現場としては続きをやりたい意思はあり、売れ行きによっては今後の展開がまた変わる可能性があることを匂わせています。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』安彦良和総監督インタビュー | アニメイトタイムズ

あのホワイトベースの映像を見せられてしまうと、やっぱりこのクオリティで一年戦争をリメイクしてほしかった、という思いが強くなるわけで。まあ過去編でさえ OVA 一本でコミック一巻分を映像化するのがやっとだったので、このペースで一年戦争を描いたらあと 17 話必要になってしまう計算になります。このクオリティでテレビシリーズをやるのは無理だろうし、思い切って端折っていくしかないのでしょうが、せめて劇場版ガンダム三部作のリメイク的な位置づけででも作ってくれないかなあ...。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN

イベント上映の定番となった特典色紙はメカ作監の鈴木卓也氏による黒い三連星ザク(両肩シールド/バズーカ仕様なのでガイア機ですね)のものでした。前回までは特典色紙は週替わりで各一種類だったのが、今回は週替わりで三種類ずつのランダム配布になった模様。キャストによる舞台挨拶も初日ではなく前夜祭と二日目にやっているようだし、今まで以上に明らかにリピーター狙いの施策を打ってきています。これで『THE ORIGIN』は完結だから最後まで搾り取ってやろう...とでもいうようなサンライズの意図が透けて見えて、微妙(´д`)。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN

完結記念ということで劇場で販売されていた、公式プログラム収納ケース(¥500)を買ってきました。ガンプラの旧キットの箱を模したデザインになっていて(旧ザクのデザインがケース本体、ザク II のほうがスリーブ)レトロなフォント使いが何とも言えない。ひとまずここまで全て劇場に足を運んできた記念になりました。

Blu-ray の一般発売まではあと二ヶ月ほどありますが、上映期間中にもう一度くらいは映画館で観ようと思っています。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星 [Blu-ray]

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投稿者 B : 20:00 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2018/05/01 (Tue.)

レディ・プレイヤー 1 [IMAX3D] @T・ジョイ PRINCE 品川

一部界隈で「オレはガンダムで行く!」が今年の流行語大賞にノミネートされそうな勢いの話題作をようやく観てくることができました。

レディ・プレイヤー 1

READY PLAYER ONE

スティーブン・スピルバーグといえば近年は史実をベースとした映画ばかりですっかり社会派になってしまった感がありましたが、本作は久しぶりにど真ん中のエンタテインメント作品。スピルバーグ作品で劇場公開を心待ちにしたのなんて『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』以来十年ぶりだし、感覚的には『ジュラシック・パーク』以来のスピルバーグが戻ってきてくれたのでは、という期待さえありました。またテーマは VR 世界での冒険ということで社会的にはタイムリーなネタであり、またスピルバーグらしい映像のアミューズメントパーク感が存分に発揮されそうな分野でもあります。

以下、若干のネタバレを含むのでこれから観に行く方はこのままそっと閉じて後日閲覧されることを推奨します。











本作の「仮想世界の創造主が残した謎を解くために主人公を含むスーパープレイヤー達が立ち上がる」「仮想世界の支配を企む悪者と、仮想と現実を行き来しながら丁丁発止やり合う」というストーリーは、近年の創作で比較的よく見る手法。『マトリックス』『サマーウォーズ』『ソードアート・オンライン』あたりを観たことがあればそろそろ使い古された話にも見えてくるでしょう。でもこの原作となった小説『READY PLAYER ONE(邦題:ゲームウォーズ)』は 2011 年であり、Oculus Rift も HTC Vive もこの世になかったタイミングで発表されたものであり、逆に本作(と『SAO』)が Oculus の原点のひとつになったという点で、重要な意味をもつ作品であると言えます。現実の未来というのは時折、小説や映像などの創作を起点として形作られるものです。

VR を体験していると、ふとした瞬間に「つまらない現実よりも、このまま VR の世界にずっと没頭していたい」と感じる瞬間がありますが、本作のスタート地点はまさにそこ。そこから、現在は技術的な制約により実現できていないけど将来的にこうなったら楽しいよね、と語られている VR が実現した未来の映像へと引きずり込まれていきます。

主に 1970~80 年代のポップカルチャーやサブカルチャーを過剰なほどにまぶした映像で、その時代をリアルタイムに過ごした世代にとってはたまらない作品でしょう。「あのキャラが一瞬映ってた!」「ああ、これはあの映画へのオマージュだな」という細かいネタが随所に隠されていて、ストーリーの本筋を忘れてそっちにのめり込みそうになります(笑。逆に言えば非常にハイコンテクストな映像でもあり、今の十~二十代がこれ観て楽しめるのだろうか?と疑問に思ったほど。まああまり深く考えずに「昔そういうのがいろいろあったのね」という理解で止めても楽しめる作品ではありますが。私も ATARI とかリアルタイムで知らないし...。
とにかくそれくらい、日米の人気 IP をカネとスピルバーグの影響力で引っ張ってきたかのような豪華映像が繰り広げられるわけですが、真性のガノタとしてはガンダムの扱いがどうにも気になりました。ファーストガンダムなのに登場シーンではダブルゼータの決めポーズを取るし、ビームサーベルの構え方が「アバンストラッシュ持ち」だし、スピルバーグ本当にガンダム観たことある?と突っ込みたくてしょうがなかった。他のキャラクターの扱いについてもその筋のマニアから見れば微妙なのかもしれないし、「仮想世界の創始者ハリデーの 1970~80 年代カルチャーへの愛を表現した世界」の割には詰めが甘いのでは...というのをガンダムを見て思ってしまいました。とはいえ、THE ORIGIN のプロジェクト完結により一年戦争編のリメイクが叶わなくなった今、CG ベースの RX-78-2 ガンダムがグリグリ動く姿をスピルバーグが見せてくれたというだけで感涙モノでしたけどね!(ぉ

ツッコミどころはいろいろあるけど、それでもとにかくスペクタクル・エンタテインメントとしては圧巻の 140 分でした。楽しかった。
もう一つ残念な点を挙げるとすれば、終盤で示された「リアルにこそ、仮想世界で得られない大切なものがある」というメッセージが、伏線がなさすぎてあまりにも取って付けた感があったことでしょうか。このあたりはさすがに原作小説を読んで補完するしかないのかなあ。電子書籍版も出ているようだし、とりあえず GW を使って読んでみるかなあ...。

アーネスト・クライン / ゲームウォーズ(上)(下) [Kindle]

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投稿者 B : 23:30 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2018/04/25 (Wed.)

スター・ウォーズ/最後のジェダイ [Blu-ray]

ずっと待っていた BD がついに発売されました。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ [4K UHD MovieNEX]

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劇場公開中に 4 回も観に行ったわけですが(笑)、BD の発売も楽しみにしていました。
パッケージは UHD BD、3D BD、2D BD が全て含まれている 4K UHD MovieNEX 版。おまけがたくさんついているプレミアム BOX ではないけれど、ディスクとしては「全部入り」バージョンです。『フォースの覚醒』が 2K BD 止まり、かつ 3D 版は別売という微妙な販売方式でしたが、今回はディズニーも反省したのか最初から全部入りで出してきてくれました。

平日は本編をじっくり観ている時間がないので、とりあえずボーナスディスクをつまみ食い的に再生してみたら、まあライアン・ジョンソン監督自ら語る語る(笑。それぞれのシーンをライアン・ジョンソンが何を考えながら作っていったのかがよく分かります。『最後のジェダイ』はある意味で今までのジェダイ伝説を壊した作品なわけで世の中的な評価も真っ二つに分かれているようですが、それは良くも悪くもライアン・ジョンソン自身が監督である一方でスター・ウォーズ・サーガの熱心なファンであることに由来しているんだなあ、というのを特典映像を観て改めて感じました。ツッコミどころが多い作品だし私も部分的には「それは無しでは?」と感じてしまうシーンはいくつかあるのも事実ですが、細かいことは置いといてこれからもほぼ毎年『スター・ウォーズ』の新作が観られるのであればポジティブに受け入れなくては損というものでしょう。ただホルド提督と DJ(コード破り)のキャラはやっぱりもう少し使いようがあったように思います。

それと特典映像のインタビューの中に故キャリー・フィッシャーが少しだけだけど登場しているのに目頭が熱くなりました。劇中のどこかずっと憂いを湛えたレイア将軍とは少し雰囲気が違っていて、ああやっぱり次作でカイロ・レンと和解するなりしてこの憂いが解れた姿をスクリーンで観たかったなあ...としんみりしてしまいました。

本編の方は連休中にじっくり鑑賞しようと思います。早く 4K/HDR 対応プロジェクタが欲しいなあ。

投稿者 B : 23:58 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2018/04/20 (Fri.)

機動戦士ガンダム NT

「機動戦士ガンダム NT(ナラティブ)」11月劇場公開。ユニコーンの続編 - AV Watch

サンライズがガンダムシリーズの最新作として『機動戦士ガンダム NT』を発表しました。お台場ユニコーン立像完成の際に予告されていた「ガンダム UC の新プロジェクト」とはこれのことでしたか。
原作は『UC』と同じく福井晴敏氏。タイトルにもある「NT」が文字通りの「ナラティブ(物語)」と「ニュータイプ」のダブルミーニングになっているのは、「ユニコーン」と「宇宙世紀」をかけた「UC」と同じパターンでいかにも福井節。
そして登場するモビルスーツはユニコーンガンダム 3 号機《フェネクス》。これまでは旧ガンダムフロント東京での映像上映とスピンオフ小説、それにプラモのみで展開されてきた機体が改めて公式に映像化されることになります。

機動戦士ガンダム NT(ナラティブ)

現時点で公表されている情報を見る限り、基本的な設定とプロットは小説『不死鳥狩り』をベースとするようです。しかし主人公ヨナ・バシュタが搭乗する MS がジェガンではなく「ナラティブガンダム」になっていたり、敵 MS(?)として「シナンジュ・スタイン」が登場することになっていたり、いろいろと変更点も。つかスタインって連邦軍からの強奪後に外装を変更されて「シナンジュ」としてフル・フロンタルの乗機になったんじゃなかったっけ?そして『UC』のラストで崩壊したんじゃなかったっけ?とか謎は尽きません。またキャラクターデザインがあの微妙だった『Twilight AXIS』と同じ人、というところにも一抹の不安を感じます。とはいえ、『UC』を手がけたサンライズ第 1 スタジオが手がける『UC』の続編というだけで多大な期待をしたくなるじゃないですか。

『UC』のラストでユニコーンガンダムが光の結晶体となり、バナージがユニコーンと一体化したくだりは抽象的な表現でぼかされていて、原作小説を読んでいなければ理解しにくい部分がありました。今回のフェネクスにまつわる物語でもそれと似たような設定が出てくるはずですが、今度はどのように映像化されるのか。もしかすると『NT』を観ることで『UC』の理解が深まるものになるのではないでしょうか。音楽は再び澤野弘之氏が手がけるというし、とても楽しみです。

そして『NT』と同時に発表されたのが、その後さらに『閃光のハサウェイ』の映画化と『UC2(仮称)』の製作予告。『NT』はおそらく単発の劇場版アニメ、『閃ハサ』は三部作になるようですが、『UC2』は海外ドラマ方式(?)とのこと。テレビシリーズを複数シーズンに分けて展開するのではとも言われているようですが、あれだけの大風呂敷を広げて畳んだ後だけに、『UC』のキャラクターを使い回して新しい物語を作るのは蛇足にもなりそうでちょっと怖い。しかもその後の『F91』の時間軸では連邦は再び腐敗、アナハイムは没落していることになるわけで、設定の整合性を取りながら面白くまとめるのが難しいところでもあります。『UC2』でバナージが『Ζ』でのアムロみたいに不貞腐れて出てきたりしたらやだなあ(´д`)...。
『閃ハサ』の映像化はある意味願ったり叶ったりだけど、ストーリー的にこれまた難しいところ。小説は際どい表現も多いしラストがアレなので、『UC2』への繋ぎも考慮してプロットにはけっこう手が加えられるんじゃないでしょうか。とりあえず Ξ ガンダムとグスタフ・カールの MG 化はよ(ぉ

そういえば『THE ORIGIN』がルウム編をもって完結という話の続きが今回はありませんでした。やはり関係者の高齢化や健康問題からそのままの体制で続編を作るのが難しいため、今後のガンダムは『UC』を軸にやっていく(お台場の立像も建て替えたことだし)ということでしょうか。それはそれで寂しい気もしつつ、まずは GW 公開の『THE ORIGIN VI』と秋の『NT』を楽しみに待ちたいと思います。

福井晴敏 / 機動戦士ガンダム UC (11) 不死鳥狩り

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投稿者 B : 23:04 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2018/03/30 (Fri.)

ウィンストン・チャーチル @ TOHO シネマズ日比谷

日本では映画の内容そのものよりも特殊メイクを担当した辻一弘氏がアカデミー賞を受賞したことのほうで話題の映画ですが、個人的にはゲイリー・オールドマンの芝居が見たくて観に行ってきました。

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

DARKEST HOUR

第二次世界大戦下で英国の首相に就き、ドイツに対する反攻作戦を主導したことでイギリスの英雄となったウィンストン・チャーチル。この映画はチャーチルの首相就任から第二次世界大戦序盤までのチャーチルの動きと人物像について描いています。物語の後半はフランス・ダンケルクにおける英陸軍の撤退戦を政府の視点から描いており、ある意味で半年前に映画化された『ダンケルク』と対をなすような作品になっています。

ゲイリー・オールドマンは本当に変幻自在な俳優だと思っていましたが、この映画におけるゲイリー・オールドマンは今まで以上にすごい。特殊メイクの効果もありますが、本人の芝居によって立ち居振る舞いまで教科書や当時の映像で見たことのあるあのチャーチルそのものに見える。よーく見ると目のあたりが確かにゲイリー・オールドマンなんですが、それ以外は完全にチャーチルを演じきっていて、ストーリーに引き込まれるとこれがゲイリー・オールドマンであることを忘れてしまいます。キャラクターの押しの強さ、アジテーションの巧みさ、それから時折見せるお茶目な人物像まで含め「ウィンストン・チャーチル」という人間の魅力を余すところなく見せてくれています。

物語の中で幾度となくチャーチルと対峙する当時の英国王ジョージ 6 世を演じるのが『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でクレニック長官を演じていたベン・メンデルソーン。いい俳優さんだと思うんですが、『ローグ・ワン』を劇場から BD まで合計 7~8 回は観た私にとっては国王というより小物の悪役感が強すぎて(笑)、そこはちょっと惜しかったかなあ。

映像的には影の使い方が印象的でした。戦争映画ということで彩度が低く暗めの映像が続きますが、その中でも陰影を駆使して英国やチャーチルの置かれた状況や心境を表現しているようで、力強さのある映像。戦争映画でありながら戦場の映像はほとんど出てきませんが、代わりに閣僚会議や議会のシーンはある意味戦場のようで、法廷劇にも似たケレン味を感じます。とはいえ二時間ずっと陰惨なわけではなく、適度にユーモアや皮肉が織り交ぜられていて、最後まで疲れずに堪能できました。期待以上に素晴らしい映画でした。

TOHO シネマズ日比谷

今回鑑賞したのはまさに昨日オープンしたばかりの TOHO シネマズ日比谷。新しくできた東京ミッドタウン日比谷内の施設で、先日閉館した日劇に代わって東宝の旗艦を務める劇場です。本当はソニーのハプティックベストを導入したという『マジジュマンジ』も体感してみたかったんですがチケットが取れなかったし『ジュマンジ』自体にあまり興味が湧かなかったので見送り。

TOHO シネマズ日比谷

シャンテ前のかつてゴジラ像があった辺りには新しくシン・ゴジラ像が出現していました。

TOHO シネマズ渋谷、作りとしては近年オープンしている日本橋や新宿と似たような感じではありますが、日比谷の街を見下ろすロケーションだけあって高級感とゆったり感がありますね。TCX やドルビーアトモス、IMAX といったフラッグシップ館らしい設備も一通り揃っていて、いい映像・音響で楽しみたいときには積極的に利用したいところ。駅からのアクセスも良いし、銀座や有楽町での買い物のついでにも寄れるし、ちょくちょく来ようと思います。

投稿者 B : 22:22 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2018/03/29 (Thu.)

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』完結へ

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』アニメプロジェクト、5月5日(土)上映「誕生 赤い彗星」で完結!! / 山崎まさよし主題歌PV解禁!! | V-STORAGE

ゴールデンウィークの劇場公開まであと一ヶ月あまりと迫り、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI』の続報が発表されました。そこで明らかにされたのは、まさかの『THE ORIGIN』アニメ化プロジェクトが今回で完結となるという事実。
これまでのシリーズの舞台挨拶等を通じて、安彦総監督をはじめとしたキャストが口々に「皆さんの応援次第で一年戦争編のアニメ化が決まる」と訴えてきて、もはや既定路線かと思われていた一年戦争編の発表を前にまさかの完結宣言。文字通りに受け取れば、このルウム編が『THE ORIGIN』アニメ化のラストになることになります。まあ、一年戦争編は 1979 年のオリジナルアニメ(およびその劇場版)が既に存在するわけですが、みんなが期待していたのは現代の映像技術をふまえ、安彦先生の漫画版の要素をも踏まえてアップデートされたファーストガンダムなわけで、それが実現しないとするならばあまりにも淋しい。

ちょっと調べてみたところ、『THE ORIGIN』の BD/DVD の売上はアニメ作品の中ではかなり多い方とはいえ、『UC』に比べると大きく落ち込んでいるようで。まあ『UC』とは時代も違ってネット配信が普及したことは無視できませんが、ここにきてのプロジェクト終了の背景としては考えられなくはない要素です。
しかし、個人的に直接の理由と考えているのは、安彦総監督もしくは池田秀一氏の健康に問題があり、現在の体制のまま『THE ORIGIN』の制作を続けることが難しくなったのではないか?ということ。昨年の『V』の舞台挨拶での池田さんがあまりお元気そうに見えなかったことがとても気になっていました。安彦総監督・古谷徹氏・池田秀一氏というピースが揃っていないファーストガンダムは少なくとも『THE ORIGIN』とは言えないと思うし、仮にキャストを代えた形での一年戦争編のリメイクがあるとしても『THE ORIGIN』以外のタイトルがつくのではないか?とみています。ただ『機動戦士ガンダム 一年戦争』も『機動戦士ガンダム 0079』にしても、既にゲームで使われているタイトルなんですよね...。

来年はガンダム 40 周年の節目の年でもあるし、一年戦争編のリメイクは何らかの形で実現されるんだろうとは思っています。それがどういう形になるかは、『THE ORIGIN VI』の公開初日に明らかにされるんでしょうか。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星 [Blu-ray]

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投稿者 B : 22:24 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2018/03/20 (Tue.)

15 時 17 分、パリ行き @チネチッタ

期待していたクリント・イーストウッド監督の最新作を観に行く時間を、ようやく取ることができました。

15 時 17 分、パリ行き

15 時 17 分、パリ行き

イーストウッド作品といえば近年はすっかりドキュメンタリー映画の印象が強くなっていますが、本作も実話に基づいた映画化です。今回は 2015 年にフランスで発生したタリス銃乱射事件が題材。ここ数年のフランスはテロが頻発しすぎていて、その中で被害が小さく抑えられたこの事件は個人的にあまり印象に残っていないんですが、「どのようにして被害が抑えられたのか」に関するドキュメンタリーになっており、私はようやくこの事件の概要について理解することができました。

クリント・イーストウッドのノンフィクションは「極限状態に置かれたとき、人はどう動くのか」を描いた、重い作品が数多くあります。今回もテロ事件が題材ということでかなり重たそう、もうちょっと精神的に元気なときでないと辛いかもなあ...という覚悟を持って座席に着いたのですが、その覚悟はいい意味で裏切られました。
なんたって、肝心の事件そのものについて描かれたシーンが本当に終盤にしか出てこない(断片的には所々に挟み込まれてはいますが)。それよりも、この事件から多くの乗客を救った三人の英雄がどのように成長し勇気ある行動をするに至ったのか、についてかなりの尺をとって描写されています。だって映画の半分はゴツいアメリカ人男性三人がセルフィー撮りながら緩くヨーロッパ旅行してるシーンですよ(笑)。かわいすぎるだろ。私はプレイしてないけど FF15 の面白さもこういう部分だったのかもなあ、と思いながら観ていました。

ストーリーは三人の若者の中でも「戦場で人を救いたい」という想いで空軍のパラレスキューを目指すスペンサー・ストーンの成長を軸に描かれます。これがまた、人は努力さえすればなりたいものの近くまでは何とか行けるけど、その夢をストレートに叶えられるかどうかはまた別、という現実に直面させられる話。でもその結果の寄り道は必ずしも無駄ではなくて、後から振り返ってみれば必要な経験だったし、それがあったからこそ本当の意味で夢を叶えられるんだ、という話でもあります。人生において夢のど真ん中を掴むのって本当に難しい...と何度も経験してきた私としては、寄り道が無駄ではないというのも含めて身につまされる話だったし、まだまだ諦めちゃいけないのかもなあ、と思わされました。テロに関するノンフィクション映画を観に来たはずなのに、そんな人生観を見せつけられることになるとは思わなかった。

物語のエピローグ(三人がフランス政府から勲章を贈られるシーン)で急に画質が粗くなったな、ドキュメンタリー感を出すためにわざと解像度を落としているのか...?と思ったら、なんとこれ実際の叙勲時の映像じゃないですか!!つまり、主役三人(+α)はこの事件に関わった本人が出演しているということ。事前情報を仕入れずに観に行っていたので、これには驚いた。そりゃあ三人のヨーロッパ旅行シーンの演技がナチュラルだし、妙に仲が良い雰囲気が再現できているわけだ。本職の俳優にも見劣りしない演技には度肝を抜かれました。
旅行シーンあたりはイーストウッド作品っぽくない独特の空気感がありましたが、全体を通してみるといかにもイーストウッドらしいドキュメンタリー。重くなりすぎずにジワリと来る、良い映画でした。

ちなみにチネチッタでは LIVE ZOUND 以外のシアターを久しぶりに利用しました。そしたらどうやら先週から劇場のシステムがいろいろと変わったらしく、新しく会員カード制が開始され、予約席のキャンセルにも対応したとのこと。

チネチッタ | CINE CLUB(チネクラブ)

立川シネマシティのフォロワー的な施策ではありますが、独立系シネコンとしてリピーターを作ろうという試みは歓迎すべきものです。LIVE ZOUND 以外の設備はちょっと古さが出てきたこともあって私は近年チネチッタを敬遠気味でしたが、この調子でサービス拡充してくれるようならもっと積極的に利用しようかと思います。

投稿者 B : 23:57 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2018/03/17 (Sat.)

ガールズ&パンツァー 総集編 [Blu-ray]

極上爆音上映のために観始めた『ガルパン』、なんだかんだでハマってしまいました。あの戦車戦をもう一度ホームシアター環境で観たいと思っていたらテレビ版の総集編 BD が発売されたので、買ってみました。本当は発売日に届いてたんですが時間がなくてまだちょびっとしか観れていません。

ガールズ&パンツァー 第 63 回戦車道全国高校生大会 総集編 [Blu-ray]

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もはやジャケット画像で結末が盛大にネタバレしてしまっています(ぉ。

テレビアニメ全 12 話と OVA『これが本当のアンツィオ戦です!』を約二時間のダイジェストにまとめた Blu-ray。さすがに BD 全巻を集める気はないけど戦車戦シーンは繰り返し観たい、という私のニーズにちょうどいい企画でした。
状況説明をナレーションに任せることで日常パートを大胆にカットし、戦車戦を軸として再編集されています。戦車戦の映像と音響を楽しみたい自分には嬉しい構成ですが、再編集版を改めて観てみると、テレビ版の日常パートと戦車戦パートの緩急のつけ方が秀逸だったことが改めて分かるし、初見ならばこのダイジェスト版よりもテレビ版を最初から観るべきだと気づかされます。登場人物が多いのに全員ちゃんとキャラが立っているのは、あの日常パートがあったからこそなんだなあ。

私がこの総集編を買ったのは安い(ストーリー的にはテレビ版全編収録にも関わらず実売 3,000 円前後)こともあるんですが、テレビ版の BD の音声が DTS-HD Master Audio 2.1ch だったのに対してこの総集編は DTS-HD Master Audio 5.1ch。極上爆音上映の例を挙げるまでもなくガルパンは戦車戦の「音」が演出上重要な役割を果たしている作品だけに、四方から回り込んでくる砲弾や履帯の音を堪能できることが重要なのです。まあ、収録されている音声のダイナミックレンジが広すぎて、台詞を聴き取ろうとしてボリュームを上げると戦闘シーンの爆音に心臓が止まる思いをするわけですが(;´Д`)、そういうのも含めてオーディオ調整の楽しみすら与えてくれます。

実は勢い余って劇場版の BD まで買ってしまったので(笑)、時間を見つけてこれらを堪能するためのオーディオ環境の見直しをしてみようかと。

投稿者 B : 23:30 | Anime | Movie | コメント (0) | トラックバック

2018/03/09 (Fri.)

ブレードランナー 2049 [Blu-ray]

近年、上映からパッケージメディア化&配信までのサイクルが短すぎて、とりあえず予約注文したのを忘れて気づいたら届いていることが少なくないのですが(汗、これも自宅に届いたことで発売されたことに気がつきました。

ブレードランナー 2049 4K ULTRA HD&ブルーレイセット

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『ブレードランナー 2049』です。とりあえず将来を見越して UHD BD&BD セットを購入。三時間近い大作を観る気力が今ないので、まだ断片的にしか観ていませんが。

劇場で鑑賞したときにも思いましたが、これ、評価が難しい(分かれる)作品ですよね。前作のファンとして言えば「ブレードランナーらしい」作風だという納得感はあるけど、続編としてこれは認めないというファンもいるだろうし、現代の SF アクション映画としてみるとテンポが良くなく決して万人受けするものではないよなあ...という。

結局『ブレードランナー』も『2049』も、SF 映画の皮を被った哲学映画なんだと思うんですよ。でも両者は、リドリー・スコットが『ブレードランナー』を原作の哲学っぽさを巧妙に残しつつハードボイルド・アクションとして簡略化したのに対して、『2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴはアクション映画のフリをした哲学を描いた、という点で対照的だ思います。だから『2049』は丁寧に、ときに冗長にいろんなシーンやエピソードを描いてそれを表現しようとしたんじゃないかと。例えば AI ホログラム「ジョイ」周りのエピソードは本編と直接絡みが少ないからカットしても成立しそうだけど、主人公 K の「人間らしさ」という物語の核を膨らませていくのには必要不可欠だったのでしょう。
また『ブレードランナー』では人間(と少なくとも自分では思っている)の視点からレプリカントに感情移入できるか?という描き方だったのに対して、『2049』ではレプリカント(であることを自覚している)が人間らしさを求め続けたことで、感情(さらには生殖能力すら)をもったレプリカントと人間を区別することはできるのか?というテーマを扱っています。そういう意味では一作目よりも『2049』のほうが原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』に近い本質を備えていると言えます。まさに哲学の映画なんだよなあ。

また本シリーズの最大の謎である「デッカードはレプリカントなのか?」という問いに対しては、今回も明確な答えを出していません。肉体が老化していることでデッカードはレプリではなく人間だとも思えるし、放射線に汚染されたラスベガスで長年生活している事実をもってレプリであるとも言える。『2049』を観るまで私は「デッカードはレプリ」派だったのですが、本作を観たことで「人間かレプリかなんて別に重要な問題じゃないじゃないか」と考えるようになりました(笑。

そういうのも含め、『2049』を観たらオリジナルをもう一度観たくなるし、やっぱりシリーズのファン向けにはよくできた作品だと思います。ただ二作通しで観ると五時間かかるんだよなあ(;´Д`)。

投稿者 B : 20:49 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック