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2011/08/08 (Mon.)

ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2 @109 シネマズ川崎

ようやく観に行けました。

ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2

ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2

2001 年の『賢者の石』から実に 10 年の月日が流れ、主人公の 3 人もすっかり大人になりました。もはや半分彼らの親の目線で見ているような部分もありますが(笑)、原作を読んでいない私としてはこの物語がどういう結末を迎えるのか、そして映像的にはどのような表現で我々を驚かせ、ドキドキワクワクさせてくれるのか。それをずっと楽しみにしていました。

昨年秋に公開された『Part 1』が、シリーズの中では最も重たい作品だったのに対して、この完結編は重たいながらも、やはり最期には大団円を迎えることもあってか、鑑賞後の印象としては非常にスッキリ。「良かったねえ」と彼らに声をかけてあげたくなるような結末。2 時間半近い上映時間がありながらも数多くのエピソードを含んでいるため展開は速めでしたが、その分おなかいっぱいにさせてもらいました。

まだ「これから夏休みに観に行く予定」という人も多そうなのでネタバレ的な話は避けておくことにして、ここからはシリーズ初の上映となった 3D の話など。

今回は初の IMAX 3D シアターでの鑑賞となりました。今やもう伝説(?)となったあこすたむさんの『アバター』3D 全方式完全制覇レビュー(続編といえる『アリス・イン・ワンダーランド』の 3D レビューも必読)を読んで以来、次に 3D 上映を観るなら絶対 IMAX 3D と思っていたんですが(しかも川崎ならウチからけっこう近いし)、そもそも 3D で観たい映画がそれ以来ほとんどなく(笑)、今まで機会がありませんでした。

ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2

これが IMAX の 3D メガネ。パッシブ方式なので XpanD のメガネより全然軽く、かけ心地も悪くないです。アラレちゃんかよというくらい(ぉ)レンズが大きくフレームも太いですが、むしろレンズはこれくらい大きい方が視野が広くていいですね。かけた姿がカッコ悪いのは、同じシアターに入っている人は全員この状態なんだし、気にしない(笑。

このメガネをかけて 3D 上映が始まってみると、その映像に驚愕しました。偏光方式なので当然ですが、輝度・コントラスト低下はほとんど気にならないし、立体感も文句なし。XpanD で観た『アバター』のあの映像はいったい何だったのか、とすら言いたくなります(´д`)。フレームシーケンシャル方式でも最近の液晶テレビの 3D は十分に高画質だと感じるレベルになっているとは思いますが、それでも IMAX 3D のほうが全然美しいと感じます。さすがは設備そのものを専用に導入しているだけのことはある。

この映画における 3D は、序盤から中盤まではアクションシーンを除きおとなしめ。3D の立体感を体験するシーンは一部アクションシーンくらいでそれほど多くありませんが、むしろ立体感というよりは「自分が自然に各シーンの一員としている」ようなリアリティを目指しているように感じました。あざとく作り込んだ立体感がないので、疲れにくいと思います。が、中盤を過ぎてクライマックスに入るあたりでは 3D を効果的に使った演出も多く、物語の最大の見せ場をうまく盛り上げていましたね。「魔法」というファンタジーだからこそ 3D 表現が活きる部分もあるんだなあ・・・と感心しました。
自然かつ効果的な 3D 立体視もさることながら、今回良かったのは音響ではないでしょうか。音質やサラウンド感も良かったんですが、ダイナミックレンジの広さに圧倒されました。戦闘シーン等では自分が座っているシートが震えるほどの大音量(栃木には本当にギミックチェアを「一次元」と定義した 4D シアターがあるらしいですが)で、圧倒的な迫力を感じられました。最近、家庭用の映像機器のクオリティ向上が著しくて、半端な施設の映画館で観るくらいなら BD の発売を待って自宅で観たほうが堪能できることも少なくないですが、今回は映像と音響ともに一般家庭では実現し得ないクオリティを実現していて、すごく久しぶりに「劇場で観て良かった」と感じられる映画でした。

ちなみに 3D 上映だと字幕が他の映像と違って手前のレイヤーに表示されるため焦点の移動が多く疲れる、だから洋画の 3D は吹き替え版がいい、という話をよく聞きますが、これまで 10 年付き合ってきたからには最後まで本人たちの声を聞きたい、と思い字幕版で強行しました。小学生の頃からドラクエのメッセージスピード最速設定でプレイし続け、字幕程度の情報量なら一瞬で把握できるよう瞬間視力を鍛えてきた私に死角はなかった(ぉ

とにかくキャスト、スタッフの皆さんともにお疲れさまでした。これも間違いなく BD を買うことになると思いますが、我が家にはまだ 3D 環境がないので、どうしようかなあ。3D で得られた感動が、2D だとなんか半分くらいになってしまいそうで(^^;;

投稿者 B : 23:07 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/08/02 (Tue.)

ソーシャル・ネットワーク [Blu-ray]

ソーシャル・ネットワーク デラックス・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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ちょっと興味はあったけど BD 買うほどじゃないなーと思っていた本作、たまたま人から借りられたので、観てみました。

あちこちで何度も言っていますが、私はネット上では匿名で何でもすればいいと思っているわけではないけどコテハンくらいの匿名度合いで良く、なおかつオープンな場で意見交換してこそのオンラインコミュニケーションだと思っているので、実名かつある程度クローズドな Facebook という場はあまり好きではなかったりします。かつ、最近背後に大手広告代理店の影が見え隠れする国内の Facebook 人気に関しては余計に懐疑的。アカウントを持っていてある程度知人関係のコネクションも繋がってはいますが、それほど積極的に利用しているわけではありません。
でも、ハリウッドで映画化されるに至った Facebook 人気の秘密がどこにあるか?マーク・ザッカーバーグという人のモチベーションはどこから来るのか?といったところに興味があったので、機会があれば観たいな、でもお金出すほどじゃないな(ぉ、とは思っていました。

(日本ではまだその印象は薄いけど)今や Google を超えたと言われている Facebook の若き創業者、マーク・ザッカーバーグ。自分の興味がないことには全くと言っていいほど興味を示さないが、自分が好きなことにはとにかく早口でまくし立てるように(しかしあくまで正確に)しゃべる。アメリカではいわゆる "geek" や "nerd" と表現されるそんな人間性は、学生時代の自分にも少なからず似たような部分があったので、むしろ共感すら覚えました(笑。

ただ、この映画自体はザッカーバーグの人間性や肝心の Facebook の中身について直接言及されることはほとんどなく、Facebook 誕生からビジネスとしての規模拡大の流れと、それによって生まれる人間関係の亀裂を「半ばフィクションとして」映像化した作品に過ぎませんでした。言ってみれば、Facebook を題材としてはいるが、Facebook の映画ではないと言っても良いかもしれません。観終わった後の感想も、「ザッカーバーグすげえ」でも「Facebook 面白そう」でもなく、「シリコンバレーってなんかすごいけど、ちょっと怖い」というのが最も近いかも。つまり、そういう映画です。
でも、それもこの映画の製作背景を知って納得しました。この映画自体はザッカーバーグ本人には取材を拒否され、Facebook の共同創設者兼 CFO であり後にザッカーバーグを提訴するエドゥアルド・サベリンをはじめとした関係者への取材から成り立っているとのこと。映画自体が主に関係者の視点で描かれ、主役であるはずのザッカーバーグ本人が何を考えているのかがイマイチ分からないことは、作品に群像劇的性格を与え、なおかつ主役に対する解釈の幅を許容するという意味で、確かに作品としての面白さに繋がってはいると思います。ただ、これを映画という形で映像化する必要があったかどうかは疑問(笑。まあ、日本と違って米国では、映画というメディアをいわゆる「映画」だけでなく、ドキュメンタリー作品などを中心としてテレビ代わりの媒体として利用する文化があるので、本作もそういう位置づけなのかもしれませんが。

個人的には、この映画を観たことで逆にザッカーバーグと Facebook について消化不良気味になってしまったので(´д`)、やや今さらではあるけど本人への取材に基づいて書かれたというドキュメンタリー書籍のほうをちょっと読みたくなりました。

デビッド・カークパトリック / フェイスブック 若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた

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そういえば、この映画に出ていた Napster の創業者であり Facebook の出資者であるショーン・パーカー役、どこかで見た顔だと思ったらシンガーのジャスティン・ティンバーレイクじゃないか(笑。俳優もやってたのね・・・。

投稿者 B : 00:26 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/07/25 (Mon.)

コクリコ坂から @TOHO シネマズ 六本木ヒルズ

観てきました。

コクリコ坂から

コクリコ坂から

宮崎駿氏の息子である宮崎吾朗氏の監督第 2 作。しかし、前作『ゲド戦記』は内容的には私のジブリ内ワーストに位置づけられている作品で、事前の期待値としてあまり高くない状態で劇場に足を運びました。

私は映画を観るときに事前情報をあまり仕入れずに劇場に行くほうなのですが、それでも多少なりとも得ていた情報から「吾朗氏が生まれる前の日本が舞台の作品をどう描くのか?」「処女作では父親殺しの少年を描いた吾朗氏に、今度は幼くして父を亡くした少女を描かせる宮崎駿の意図は何だろうか?」とか、どちらかというと分析的なバイアスを持ってシートに座りました。それはもちろん、『ゲド戦記』のとても悪いイメージが頭にこびりついていたからに他ならないのですが、上映が始まって 15 分もした時点では、『ゲド戦記』のことも変な先入観も完全に忘れ、映画に見入っている自分がいました。

たくましさと芯の強さを持ち、団結力のある女たち。不器用ながらも一途な男たち。ジブリ映画ではもうお約束となった構図ですが、この作品でもそれは典型的に表現されています。女の園であり、生活感に溢れた「コクリコ荘」と、男たちがやや浮世離れした活動を営む学生会館「カルチェラタン」。物語は主にこの 2 つの舞台を中心に繰り広げられます。
私がまず圧倒されたのはこの「カルチェラタン」の描写で、小汚い学生会館でありながら、外の世界と切り離されたその内部はまるでアミューズメントパーク。『アリエッティ』における人間の家だったり、『千と千尋』における湯屋のように、これから何か事件や冒険が起きそうな未知の世界として表現されています。また、この「カルチェラタン」の内部に限らずですが、この映画では『アリエッティ』と同様に音響が非常に効果的に使われており、自分がこの学生たちの一員になったかのように錯覚する音響的ギミックが多く、しかしいやらしくない程度に仕込まれています。個人的には、講堂で学生たちが校歌(学生歌?)を斉唱するシーンの包囲感にやられてしまいました。また、音といえば武部聡志の音楽も非常に良く、いつもの久石譲とはまた違った雰囲気でありながらも、ジブリの絵とこの作品の世界観にマッチしていて、好ましく感じました。

作品の舞台となっている昭和三十年代というのは、おそらくまさに私の父が青春を過ごした時代で、私はその当時のことを知る由もありません。が、経済成長し始めた時代背景もあるのでしょうが「明日は今日よりもきっと明るい」と信じられる空気感、学生ながらにさまざまなことに真剣に取り組める真摯さ、そういったものに学生時代にあまり触れられずに過ごした私には、却って新鮮に映りました。ああ、自分もこの世界の一員になってみたい、と感じたほどに。

物語の軸は海と俊、少女と少年二人の爽やかな恋と出生の秘密。どこか『耳をすませば』にも似た甘酸っぱい手触りを持ちつつも、後半にはドラマチックな展開が待っています。上下関係や礼儀を重んじ、男女はけっこうきっぱりと分かれている、という学生観は今の時代には薄れてしまったものではありますが、おそらくどちらかというと古い私の恋愛観(笑)からすると、ストレートに迫ってくるものがありました。二人が電車を待つあのシーンには、正直、きゅんとした。

本作の全体を映画として見たときに、この作品はディテールの描写や活き活きとした人間の生活の描き方、あるいは男女の位置づけ、小さな世界でもワクワクを感じさせる世界観、そういったものの全てにおいて「とてもジブリらしい映画」と言えるのではないでしょうか。今の駿氏がこの映画を脚本だけでなく監督まで担当していたら、もしかしたら「昔は良かった」がもっと前面に出て、どこか説教くさい、小うるさいものになっていたような気がします。そういう意味では、吾朗氏が監督を担ったのは正解だったのかもしれません。『ゲド』のときとは吾朗氏自身も製作体制も変わっているので単純に『ゲド』と比較するわけにはいきませんが、個人的には『ゲド』のことは忘れて、新しい宮崎吾朗監督とスタジオジブリを評価しても良いように思いました。今なら、この映画を私のジブリ作品の中でのベスト 5 に入れられるような気がします。そう評価してもいいくらい、『コクリコ坂から』は素晴らしい作品でした。

『アリエッティ』『コクリコ坂から』と 2 作続けて完成度の高い作品が出てきたことで、スタジオジブリの後継者問題にはある程度出口が見えてきたと言っていいのではないでしょうか(これらの作品に宮崎駿、鈴木敏夫両氏が実際どの程度深く絡んでいるかにもよりますが)。ただ、これらの作品から言えるのは、今のジブリは『ナウシカ』や『ラピュタ』のジブリではなく、「アニメファンでなくても楽しめる、クオリティの高い作品を製作するスタジオ」という定義が相応しいようだ、ということです。確かに『アリエッティ』も『コクリコ坂から』も良い作品だし、ジブリという完成されたブランドを守っていくという意味ではそれも正しいような気はしますが、ジブリの若手スタッフ(吾朗氏が若手、と呼べるかはやや疑問ですが・・・)には、新しい時代のジブリにこそ期待したい。次あたりはラピュタを超えるような冒険もので、我々をワクワクさせてほしいところです。

投稿者 B : 00:44 | Anime | Movie | コメント (1) | トラックバック

2011/07/13 (Wed.)

鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星 @新宿ピカデリー

先日公開されたハガレンの新劇場版を観に行ってきました。

鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星

鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星

新宿ピカデリーではアルフォンスの実寸大フィギュアと主要キャラクターのパネルが展示されるなど、イチ押しであることが伝わってきました。あと、お客さんも女性比率がかなり高く(私が観た回は過半数が女性だったんじゃないかと思われる)、本作品の女性人気の高さを初めて認識しました。

『鋼の錬金術師』の原作は既に完結しており、しかもキレイに幕を引く終わり方だったので、劇場版をやるにしても後日談は蛇足にしかならないだろうなあ、やるとしたら本編の時間軸におけるサイドストーリーになるだろうなあ、と思っていたら、その通りの内容でした。そういう作りの話だと得てして微妙な内容になりがちなものですが、今作は本編の文脈をふまえつつ、単体の作品としてなかなか完成度の高い映画に仕上がっていると感じました。
冒頭から 30 分くらいはミステリー+アクションであっという間に過ぎ去るジェットコースター的展開。走行中の列車の屋根の上でのアクション等、アクションものとして定番のシチュエーションが多い印象ですが、演出のうまさとアクションの派手さでグイグイ引き込まれていきました。スタッフのコメントでも「本編では等価交換の原則をふまえて控えめに演出する必要があったが、映画ではその制約を取っ払った」的な話がありましたが、まさにそんな感じ。
また、物語は本編と同じく錬金術と賢者の石を巡る争いの話であり、舞台となるテーブルシティについては、地図を見た時点でどういう話になるかある程度想像がついてしまったのですが、予想通りになった部分と、良い意味で裏切られた部分(でもちゃんと伏線は張られている)があり、最後まで興が醒めずに楽しめました。

残念だった部分があるとすれば、これだけ壮大なストーリーでありながら、本編から見るとサイドストーリーのひとつに過ぎない(まあ、この映画自体が後付けですから)ということの矛盾がちょっともったいないかなあ、と。本編の最終回でエドワードが西方を旅する、と言っていたのが、ここでの事件がきっかけになったのかなあ・・・と想像を膨らませて楽しむくらいはできるでしょうが。
また、二人の主人公以外の本編キャラがほとんど出てこないか、出てきてもほんのチョイ役扱いなのは、それぞれのキャラクターのファンには残念でしょうが、その分映画側をきっちり描くことができているので、個人的にはそれがこの映画の完成度を高めていると感じました。

鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星

劇場でもらった特典は単行本の 11.5 巻。11 巻の頃の話、として扱われるこの映画にちなんで、原作・荒川弘の短いコミックと映画の設定資料集、プロデューサーの対談企画などが収録されています。これがないと楽しめないものではありませんが、荒川弘が描くハガレンがまた少しでも読めるとは(完結した時点では)思っていなかったので、ちょっと嬉しい。

投稿者 B : 23:59 | Anime | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/06/20 (Mon.)

借りぐらしのアリエッティ [Blu-ray]

借りぐらしのアリエッティ [Blu-ray]

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劇場で観た映画ですが、気に入ったので BD パッケージも購入しました。

本作は世の中的には「ジブリにしては地味」という評価のようですが、私はこの作品の空気感が好きなので、気にしません(´д`)。地味で悪いか!
確かにこの作品には天空の城も王蟲もデイダラボッチも出てきませんが、小びとにとってみれば草むらは森だし、用水路は河だし、人間の家はダンジョンだし、猫や狸はモンスター。今までにない切り口で、我々にとって当たり前の世界を冒険の舞台にした映像・音響表現は、ワタシ的にはツボ。

ただ、ストーリーを難病の少年と小びとの少女との心の触れ合いを描いた物語と取るか、少年の無邪気な好奇心と余計な親切心が小びとの一族から棲み家を奪う物語と取るかで、作品に対する印象がガラッと変わってしまう部分は否めません(´д`)。もうちょっと考えようよ翔君・・・。
クライマックスに向かって盛り上がり、スッキリ終わるラピュタのような作品とは違い、盛り上がりも小さめで終わりも見ようによってはスッキリしない、地味と言われても文句は言えない作品ですが、私は好き。

BD には初回特典として「アリエッティの洗濯ばさみ」がついてきました。

借りぐらしのアリエッティ [Blu-ray]

作中のこの洗濯ばさみは、アリエッティの身長を考えると人間の指先くらいのサイズしかなく、そんな洗濯ばさみないやろ!洗濯ばさみを髪留めにしたかっただけやろ!と突っ込みたくなる設定ですが(笑)この BD のおまけは人間サイズ。ウチの長女(5 歳)の髪をまとめるとちょうどいいくらいの大きさでした(※本品は対象年齢 15 歳以上です)。まあ、正直これを使うかと言われれば微妙・・・。

ちなみに劇場公開が迫っているジブリの次回作『コクリコ坂から』は、宮崎五朗氏が監督なんですよね・・・。『ゲド戦記』が正直あんまりな出来で、私にしては珍しく DVD を買わなかったジブリ映画なので今回もかなり心配ですが、とりあえず劇場には足を運んでみると思います(´・ω・`)。

投稿者 B : 23:44 | Anime | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/05/10 (Tue.)

魔法少女まどか☆マギカ

かなり乗り遅れ感はありますが、話題になっていたこの作品を私もようやく観てみました。

魔法少女まどか☆マギカ

しかも GW 中に最初から最後まで 2 回通して観てしまったくらいツボに入ったという(笑。

意外に思われそうですが、私はそんなにアニメ好きというほどではないので、ガンダム系とジブリ以外はあまり新作を追っかけていないのです。エヴァ(テレビ版も新劇版も)やマクロス F も、途中から人に勧められるなり強引にビデオを貸されるなりして観たのがきっかけ。
最近では Twitter や blog のおかげでこういうものの情報が求めなくても入ってくるので、以前に比べればアニメを観る機会は増えました。が、この作品に関しては当初「大きいお友達向けのプリキュア的なもの」くらいのイメージしか持っておらずスルーしていたところ、主に Twitter 上で普段それほどアニメの話をしない人までも巻き込んだ話題になっていたので、徐々に気になってきていました。

で、観てみたら・・・面白いじゃないですか!こんなの絶対おかしいよ!!(ぉ

内容や考察については感想リンクのまとめWiki でもう散々語られているので省略しますし、あのラストについても賛否両論だろうとは思いますが、個人的にはある程度しっくりいく締め方だったかなと。
少しだけ内容に触れておくと、タイトルにこそなっていますが少女たち自身が「魔法少女」であることはテーマではなく、人の「希望」と「絶望」について描かれた話だったと理解しています。主人公がピンチになったからといって奇跡が起きるような少年誌的展開はなく、きちんと辻褄が合う話(ま、最終回のアレはいろいろ解釈もありますが)。願いを叶えるには相応の対価が必要、という話はなんか『鋼の錬金術師』に似てるなー、と思ったら、調べてみるとどちらもゲーテの『ファウスト』を下敷きにプロットされた物語だったと知り、合点がいきました。
私は「最終回に主人公の特殊能力でみんな解り合え、病気や怪我や争いごとも万事解決ハッピーエンド!」みたいなご都合主義は嫌いで、ややダークな切り口、敵味方もきっぱり分かれておらず、かつ終わりも「必ずしもハッピーエンドじゃないかもしれないけど、見方によってはハッピーエンド」みたいな話が好きなんだろうと思っています(たぶん、つまりダークヒーローやダークファンタジー好き)。なので、脚本は私にどストライクでした。

個人的には、この作品は全体の構成と一つ一つの台詞が非常に秀逸だったと感じました。話題になる作品といえば、多くは伏線っぽいものをたくさんばら撒いておきながらその多くが「雰囲気作り」にすぎず、最後まで回収されないという、「風呂敷を広げるだけ広げて畳まない」ことも少なくありませんが(逆に回収されないからこそ解釈の余地がある、という見方もあるでしょうが)、この作品ではそのほとんどをきっちりと回収して・・・というよりもむしろ最終回を起点にそれまでの内容・台詞・演出・小道具に至るまでを全て計算ずくで配置したかのような緻密さを感じました。こういう作り込みが細かいところもまた私の好み。2 回目を観ると「この演出はこういう意味だったのか!」という発見がものすごく多くて驚きます。
また、ある部分は分かりやすく、ある部分はマニア向けの謎解きにすることによって、間口の広い作品になっていると思います。が、「ゆるめのキャラデザインで典型的な魔法少女フォーマットに見える」という企画そのものが本作の間口を狭めているのは、皮肉としか言いようがありません。

ということで、もし私のように先入観だけでスルーしている人がいたら、これは観たほうがいいですよ。

私はどうするかなー、『ファウスト』読むかなー。でも古典文学苦手なんだよなぁ(´д`)。

魔法少女まどか☆マギカ 1 [Blu-ray]

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投稿者 B : 00:21 | Anime | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/05/06 (Fri.)

ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1 [Blu-ray]

ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1 Blu-ray & DVD セット スペシャル・エディション

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先月発売になっていた BD。尺が長くて時間に余裕がないと観れない映画なので、GW に観ました。本当は、どうせ Part1/2 の BD-BOX が出るだろうからそれまで待つか、と思っていたんですが、ウチの奥さんが観たいと言ったので(劇場公開時には私一人で観に行った)買ってきました。BD と DVD がセットになってますが、私はもう DVD メディアはほぼ使ってないので要らないんだよねえ・・・。

感想は劇場公開時に書いたので省略しますが、やっぱり原作を読んでいないと映画だけ 2 度観てもイマイチ理解できない部分が散見され、そろそろ原作読まないといけないかもなあ、と思いました。ただあの分厚い本を買うのも躊躇われるので、電子書籍化希望。
ひとつだけ、BD で改めて観て思ったのは、時間の都合でいろいろ端折られている代わりに、主人公 3 人の関係性についてはかなり丁寧に描かれていて、この Part 1 はそこにフォーカスすることでクライマックスへの伏線にしているのかも、ということです(私は結末を知らないので、あくまで想像ですが)。そうだとすれば、あれやこれやの描写が略されていることにも、ある程度納得です。

あと、この BD/DVD にも膨大な特典映像が収録されていて、さすがに全部は観きれないので少しだけ観たんですが、1 作目が公開されてからもう 10 年経つんですね。新作が公開されるたびに「この映画は主人公 3 人の(登場人物としてだけでなく、俳優・人間としての)成長を見守るお話なんだなあ」と思いながら観てはいましたが、10 年前の映像を改めて観ると、3 人の成長には本当に目を見張らされてしまいます。あんなに可愛い子どもたちだったのに、ハリーは立派な俳優だし、ハーマイオニーは美しい大人の女性だし、ロンはすっかりおっさんだし!(ぉ

そして気がつけば Part 2、つまり完結編の公開まであと 2 ヶ月あまりじゃないですか。ついに終わっちゃうのかー、と思うと、楽しみであり、寂しくもあり。

投稿者 B : 23:09 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/05/01 (Sun.)

アイルトン・セナ ~音速の彼方へ [Blu-ray]

今日は「あの日」からちょうど 17 年目にあたる日。アイルトン・セナの命日です。3 月 21 日、セナの 51 回目の誕生日に発売されたこの BD をしばらく買いそびれていたんですが、ようやく買って鑑賞しました。

アイルトン・セナ ~音速の彼方へ コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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一度劇場に観に行った映画なので、内容はよく分かっているんですが、それでもやっぱり「あの日」の映像は何度観ても本当に辛い。
ちなみに BD ではありますが、ソースのクオリティが DVD 以下(ほとんどがテレビ放送された 4:3 の映像(マスターでないテープもかなり混ざっていると思われる)を、さらに上下を切って 16:9 の画角に合わせている)なので、正直 DVD 版でも画質はそんなに変わらないと思います。劇場のスクリーンで観たときはかなり厳しい画だと感じましたが、家庭用のテレビで観る分にはまだ何とか観られるかな。内容的にはドキュメンタリーで、映画館で上映する必然性をさほど感じなかったので、むしろこういったパッケージメディア向きの作品なんじゃないかと思います。

なお、この映画の公式 Twitter によると、この BD/DVD の売上の一部は東日本大震災の被災地への義援金として寄付されるそうです。

セナ財団ヴィヴィアーニ・セナさんからのメッセージです。 この度の震災で被災された皆様に対し、「アイルトン・セナ~音速の彼方へ」ブルーレイ、DVDの売上の一部を寄付させていただくことに致しました。現在、皆様が日々示されている母国愛に対し、心からの尊敬の念を表したいと思います。
アイルトンは、いつも日本の皆様をとても称賛していましたし、皆様と同じように困難を乗り越える決意と強さを、生涯を通じて追求していました。アイルトンが人生を懸けて勝利を重ね、3度のワールドチャンピオンを決することができた日本、アイルトンをいつも愛し気に掛けてくださっていた日本の復興に今回のブルーレイ、DVDが少しでもお役に立てればと思います。 ヴィヴィアーニ・セナ(アイルトン・セナの姉/アイルトン・セナ財団代表)より

私のセナへの思い出が、巡り巡って東北の復興に少しでも貢献できるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

気がつけば、私もあと 2 ヶ月足らずでセナが亡くなった年齢と同じ歳になってしまいます。ロッカー 27 歳寿命説でもないのでだからどうということはないんですが(笑)、この歳にしてセナが達していた境地を思うと、自分はまだまだだなあ・・・と思いつつ、それでも日々自分にできることを精一杯尽くし、それが世界を未来に進めるためのほんのひとつまみの力になれれば、と改めて決意しました。

投稿者 B : 23:48 | F1 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/04/08 (Fri.)

機動戦士ガンダム UC episode 3 『ラプラスの亡霊』 [Blu-ray]

機動戦士ガンダム UC episode 3 『ラプラスの亡霊』 [Blu-ray]

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発売日を迎えたのに Amazon から一向に発送メールが送られてこないので、キャンセルして量販店で買いました(´д`)。

イベント上映で一度観ている映像なので内容については多くを語りませんが、やっぱり前半のクライマックスだけあって最も密度が高く、作り手のメッセージも伝わってくる回ですね。戦闘シーンの迫力や緊迫感もさることながら、痺れる台詞・泣ける演出が多い。繰り返し観ようと思ったところで大規模な余震(っていうレベルじゃねーぞ!)のおかげでそれどころではなくなりました(;´Д`)ヾ。

映像のクオリティに関しては、今回は六本木ヒルズの TOHO でのイベント上映が十分高画質だったので自宅のテレビで観ても新たな発見はないかな・・・?と思ったら、戦艦やがアップになったときの表面処理(よく見るとベタ塗りじゃなくて汚しのようなテクスチャを入れてあるように見える)なんかも描き込まれていて、非常に手が込んでいることに改めて気づかされました。でもやっぱり作画はフル HD のディスプレイで見ると線がちょっと太い(というか一本調子)ので、もうちょっと繊細に表現してほしいところ。まあ、全体的に非常にクオリティが高いので、重箱の隅をつつくようなツッコミではありますが。

次回はこの秋。あと半年の辛抱といったところでしょうか?次回はシリーズで初めて地球が舞台。政治的な動きも含め、さらに深く重くなっていく作品を制作陣がどう描くのか非常に楽しみです。

投稿者 B : 01:03 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/03/08 (Tue.)

機動戦士ガンダム UC episode 3 イベント上映 @TOHO シネマズ 六本木ヒルズ

PlayStation Store での配信も始まっていますが、やっぱり毎エピソード一度ずつは劇場の大画面で堪能しておきたいと思い、観に行ってきました。

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]

機動戦士ガンダム UC

ネタバレになるので詳細は避けますが、今回のエピソードで全体の折り返し地点にあたるということで、非常に密度が濃い!冒頭からパラオ攻略戦の緊迫したバトルシーンで始まりますが、最後まで断続的に戦闘シーンなので、なかなか息がつけません。ちょっと詰め込みすぎ感があるくらいなので、もう少し尺をとってじっくり見せてほしかったような気すらします。
原作者の福井晴敏氏自ら「後半は前半の 1.5 倍くらいずつある」と言っているくらいなので、今後もっと重く濃くなっていく残りのエピソードがあと 3 回で収まるのか微妙に不安(;´Д`)ヾ。まあ変にダイジェストになるくらいなら、時間を使って最後まで良い作品に仕上げてほしいので、ハリポタみたいに最終話が前後編になったりしても許します(`・ω・´)。

という感じで見どころが多い本作ですが、今回はエコーズのダグザとガランシェール隊のギルボアのカッコ良さがキモのひとつだったんじゃないでしょうか。個人的には、ガンダムはオッサンが活躍してナンボだと思ってるので(笑)この描かれ方はかなりツボ。ところでギルボアの中の人って教育テレビ『いないいないばあっ!』のワンワン(古い話では『たんけんぼくのまち』のチョーさん)の人ですよ・・・もう明日から朝の『いないいないばあっ!』を見る目が変わりそう(;´Д`)ヾ。
ほかにも、マリーダの過去(小説読んでる人ならネタバレ済みですが、映像化するには際どい設定。まあこのあたりがギリギリのラインか、という描き方になっています)とか、前 2 作以上にアツさを増す戦闘シーンとか、ようやくアクションシーンが出てきたデルタプラスとか、小説版には出てこなかった新モビルスーツとか、懐かしい MS とか、非常に濃密な 1 時間。結局劇場先行販売の BD は買えずじまいだったんですが、BD の一般発売が待てずに PS Store でダウンロードしてしまいそうな自分がここにいます(´д`)。

映画館は今回は六本木ヒルズの TOHO シネマズ(SCREEN5)に行ったんですが、ここが画音質ともにかなり良かったです。この劇場は今までダメダメな XpanD の 3D を初体験した『AVATAR』とソースがあまりにも古いセナの映画しか観たことがなかったので、本来の実力を知りませんでした(´д`)。
この映画館での上映はおそらくデジタルソースを DLP プロジェクタで再生していますね。直視型ディスプレイの画質に慣れきってしまった身としては、最近ではフィルム上映の映画館に行って画質に満足することはもうなくなってしまったのですが、ここの画質は(少なくとも本作に関しては)自宅の BRAVIA で観るのと変わらないほどシャキッとした鮮明さでコントラストも高く、HD ソースのアニメーション作品としては初めて劇場の画質に満足したように思います。逆に、12.7×5.3m のスクリーンでは作画の輪郭線が太くて一本調子なのが気になってしまい、もっと細かく描き込みが欲しくなってしまったほど。余談ですが、ここのプロジェクタについて調べていて SCREEN7 が 4K SXRD というあこすたむさんのエントリーにヒットしてしまい軽く吹きました(笑。
ちなみに音については音楽がメインじゃないので部分的な評価になりますが、JBL のスピーカを使っているようで、映画の BGM・SE の範囲では音質・ヌケ・各チャンネルのつながりともに十分良いように感じました。時間を作ってここでもう一度サヨナラノツバサを観たいと思ったくらい。今後、画音質重視の作品はできるだけこの映画館を使うようにしようと思いました。

episode 4 は今秋公開とのこと。また半年のブランクになりますが、まずは来月発売の BD を楽しみに待ちたいと思います。先行販売分が買えなかったけど、一般販売分が Amazon なら¥2,500 も安く買えるからいいんだい(´・ω・`)。

機動戦士ガンダム UC episode 3 『ラプラスの亡霊』 [Blu-ray]

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投稿者 B : 00:20 | GUNDAM | Movie | コメント (2) | トラックバック