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2012/07/07 (Sat.)

アメイジング・スパイダーマン @TOHO シネマズ渋谷

観に行ってきました。

アメイジング・スパイダーマン

アメイジング・スパイダーマン

3D 上映だったので、まずは 3D の話を。

東宝系の初期の 3D 上映は XpanD 方式だったので、『AVATAR』を観てそのクオリティの低さに落胆して以来敬遠してきましたが、いつの間にか別方式を採用していたことを、今回初めて知りました。私以外にも、3D 上映だとまず東宝は外すという人は少なくないと思うので(笑)、その認識は改めた方がよさそうです。
東宝が最近導入している 3D 方式は映画館によって異なるようですが、大半の劇場では MasterImage 3D、一部の劇場で Sony Digital Cinema 3D、および期間限定で RealD という内訳になっていて、いずれも円偏光方式の設備に切り替えてきている模様。当初は 3D を一挙に多館展開するために設備投資の少ない XpanD を採用したのでしょうが、やはり画質面で失ったもの(客も含む)が大きかったのか、1 年ちょっと前に方針を転換したようです。

まあ画質ならばやはり IMAX 3D が最高なのでしょうが、今回は私の未見だった MasterImage 3D か Sony Digital Cinema 3D で観てみようと思い、東宝系に行ってみることにしました。で、せっかくなので元祖 3D 大王がまだレビューしていない Sony Digital Cinema 3D を採用している TOHO シネマズ渋谷(旧渋東シネタワー)に行ってきました。調べてみたところ、この Sony Digital Cinema 3D で使用されているプロジェクタは、4K 上映にも対応した SRC-R320 を使っているようですね。4K を 2 分割してフル HD の左右チャンネル用映像を投影する仕組みで、3D 方式そのものは RealD の派生形という位置づけのようです。

Sony Digital Cinema 3D

これが劇場で渡された 3D メガネ。ソニーロゴも RealD ロゴも入っていない無印メガネですが、仕組み自体は RealD と同じ。なので、RealD のメガネを持って行けばそのまま使える(そして、メガネ分の ¥100 だけ値引きされる)ようです。

3D の感想としては、原理を同じくする RealD とさすがにほぼ同じようなものだと感じました。『ファントム・メナス 3D』を RealD で観たときのように、IMAX 3D に比べると少し明るさが落ちて微妙に青みが強くなるものの、画質としてはまあ許容範囲。解像感もじゅうぶんで、没入できる画質だと感じました。実は本編の前に挟まれた『アベンジャーズ』予告編の 3D がキツすぎて、これは長時間見るに堪えない・・・と思ったのですが、本編が始まってしまえばごく自然なレベルの立体視になったので、一安心。映画の作りとしては、基本的に人間ドラマの部分は立体視をあまり多用せず(メガネをときどき外しながら観ていましたが、字幕以外 3D になっていなかったシーンも多かった)、アクションシーンで効果的に使うというメリハリの効いた使用法で、むしろそれが有効だったんじゃないかと思います。
アクションシーンについては、スパイダーマンがターザンのように飛び回るシーン、スパイダーウェブを発射するシーン、そして当然リザードとのバトルシーンではこれでもかというくらいに多用。私は高所恐怖症なので、スパイダーマンが飛び回るシーンは背筋が凍るんじゃないかとしんぱいしていましたが、立体視の見せ方がうまいのか、落下シーン以外はとても心地良い浮遊感をおぼえたほどで、むしろ楽しめました。

正直なところ、自宅のテレビはそうそう買い換えられるものでもないので、3D はハレの日(映画館)のお楽しみということにして、自宅は別に 2D でもいいよね・・・と思っていたんですが、これの 3D BD が観られるなら自宅に 3D 環境を導入したいかも、とちょっと真剣に考えてしまいました。テレビの買い換えは難しいので、せめて HMZ-T1 の入手性が改善したら、検討してみようかなあ・・・。

さて、映画そのものの感想はネタバレを避けるため軽めにしておきますが、主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役は今回からアンドリュー・ガーフィールドになりました(今回から、というより、前回の三部作と今回のシリーズはパラレルワールド的な位置づけ)。彼は最近だと『ソーシャル・ネットワーク』で Facebook の共同創始者エドゥアルド・サベリンを演じていましたね。その印象がまだ強いのか、正直ちょっと「ピーター・パーカー」として見るのは無理があるような・・・。個人的には、前回のトビー・マグワイアの垢抜けないとっちゃん坊やっぷりがハマりすぎていたので、こんなモテそうなピーター・パーカーはちょっと違う。まあ、映画自体別物ですし、今までのピーター・パーカーとは別物として見れば、これはこれでアリだとも思えるんですが、ちょっといろんなところがスマートすぎるんだよなあ。

また、映画全体を通してのつくりも、従来のアメコミをそのまんま実写化したかのようなサム・ライミ節とは全く違って、なんかすっかり洗練されちゃったというか(笑。同じ原作を土台にして、基本的なストーリーは似ていながらも、観終わった後の感覚はダークヒーローものの代名詞としてのスパイダーマンではなく、王道ヒーローもののそれに近くて、良い意味で裏切られました。確かにちょっと洗練されすぎていて、スパイダーマンとして見るとそれが鼻につく部分もあるんですが(笑)、いかにもアメリカ映画らしい伏線/回収とクライマックスの盛り上げや、スピード感と爽快感のあるカメラワークが効いています。あとは、スパイダーマンならば、ラストシーンは一件落着、だけどなんだか心が痛む・・・みたいなのがあっても良かったような気はします。
あと、原作のスタン・リーがあんなところでカメオ出演していたとは!(笑)。観に行こうという方は、ぜひスタン・リーがどこにどう出てくるか、刮目したほうがいいと思います。

賛否両論ありつつも、個人的には、もしかしたら旧三部作よりこっちのほうが好きかもしれません。ただ、あの日本版エンドロールはいただけないでしょう(´д`)・・・。基本的に私はエンドロールはいかに長くても最後まで席を立たず、暗い劇場内でキャストやスタッフの名前を眺めながら余韻に浸りたいのですが、あのエンドロールは完全にぶち壊してくれました。BD リリースの際にはエンドロールは選択式にさせてほしい(´д`)。

投稿者 B : 23:53 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2012/06/28 (Thu.)

銀河英雄伝説 [DVD]

今日 Twitter で軽く『銀河英雄伝説』の舞台化の話題が出ていましたが、

実は、このタイミングで私も初めて OVA を観ていたりします。

銀河英雄伝説 Vol.1 [DVD]

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今、ようやく本伝の 2 期にさしかかったところなので、本伝の 1/4 程度といったところでしょうか。

ゴールデンウィークに ANIMAX で外伝を放送していて、そういえば有名な作品なのにちゃんと読んだことがなかったな・・・と思って、ツタヤで 1~2 週に 1 本借りてきては少しずつ観ています。世代的には私より 5~10 歳くらい上の人のほうがど真ん中だと思うので、私の青春時代にはあまり刺さってこなかったんですよね。
なぜこのタイミングで話題になっているのかと思ったら、今年は原作が完結して 25 周年らしく、それを記念していろいろ企画が行われている模様。宝塚で舞台化されたり、それ以外にも同時並行的にラインハルトをシンケンレッド役の松坂桃李ヤン・ウェンリーを LUNA SEA の河村隆一オーベルシュタインを access の貴水博之、というもはや誰に向けているんだか分からないようなキャストで舞台化していたり、人によっては原作に対する冒涜とも思いかねない状況になっていると言えます。

私はこの作品についてはハマッたというよりどちらかというと惰性で観てしまっているような状況ですが(笑)、かなり『スター・ウォーズ』の影響が見て取れますね。まあガンダムもスター・ウォーズがあったから生まれてきた部分が大きいので、それ自体の是非は言いませんが、アメリカ的なシンプルな『スター・ウォーズ』のストーリーに対して、こちらは史実や現実の社会問題などをモチーフに描かれているエピソードが多いのが大きな違いでしょうか。あと、戦闘は艦隊戦が中心なのでスター・ウォーズやガンダムのような派手なアクションもなく、淡々と描かれることが多い(むしろ宇宙戦の映像描写として今観ると稚拙)なのが特徴だと思います。基本的に、人間同士の駆け引きや化かし合いが物語の軸なので、戦闘そのものについてはそれほど重視されていないということでしょう。
個人的には、原作者である田中芳樹の「有能な者が無能な権力者や衆愚に振り回されることに対する強い不満」みたいなものがストーリー全体からにじみ出ているのが鼻につくというか、歴史小説の体で表現するならもう少し自己主張は抑えればいいのに・・・と思わなくもないです。原作を読んでいないので、小説だと違う表現になっている可能性はありますが。

アニメ作品として観たときの本作は、声優が非常に豪華で、声優マニアではない私でも知っている声優さんが多数出演している・・・というよりむしろ主要キャラはほぼ全員聞いたことがある声、というのがちょっとすごい。私の世代的には多くがガンダムシリーズやドラゴンボールなどのジャンプ系アニメで聞いた声で、ピッコロの親子がこんな形で共演してるよ!とか、アムロと冴羽獠がこんな情けない役なんて・・・とか、そういう観点で観ていくとなかなか面白い(笑)。中には既に故人となっている声優さんも少なくなく、主人公の一人ヤン・ウェンリー役の富山敬氏(初代さくら友蔵;個人的には多数の洋画吹き替えのイメージのほうが強い)、イワン・コーネフ/ケッセルリンク二役の鈴置洋孝氏(言わずと知れたブライト・ノア/天津飯)、オーベルシュタイン役の塩沢兼人(マ・クベ)など、改めて惜しい方々を亡くしたなあ・・・と。

ということで、話の中身にはそれほど強い興味はないんですが(ぉ)、引き続きダラダラ観ていこうと思います。

銀河英雄伝説 Blu-ray BOX1

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2012/06/23 (Sat.)

コクリコ坂から [Blu-ray]

コクリコ坂から 横浜特別版 [Blu-ray]

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劇場公開時に観てとても気に入った作品なので、BD の発売も楽しみにしていました。だいたい公開から半年で BD 化する作品が多い中、ジブリは 1 年スパンを守ってきますね。そして BD の冒頭クレジットに圧縮担当として PHL(パナソニックハリウッド研究所)の柏木氏の名前が。丁寧かつ濃厚に描かれた動画を、これまた丁寧にエンコードされていて、画質の破綻を気にすることもなく作品に没頭できました。

コクリコ坂から 横浜特別版

「横浜特別版」って、パッケージデザインが通常版とは異なるのかと思ったら、特典ディスク+横浜ガイドマップのスリーブケースがオリジナルデザインになっているだけで、本編ディスクのケースはいつものジブリ BD フォーマットの単色+シルエット刷りのケースなのね・・・。ほとんど値段も変わらなかったので横浜特別版にしましたが、これなら別に通常版でも良かったかな。そして、毎度のごとく扱いに困る特典、オリジナル「縁結びお守り」(笑。

ともあれ、やっぱりこの作品は好いですね。往年のジブリ映画のような派手さはないけれど、大人がじんわりと感動を噛みしめられる優れた青春映画だと思います。似合わないと言われるでしょうが、私はこういうちょっとこっぱずかしくなるような青春映画が大好きなんですね・・・。
ひとつだけ不満を挙げるとすれば、時代背景的なものもあるのかもしれませんが、登場人物が皆優等生すぎて、その点で感情移入しきれないところでしょうか。もうちょっと欠点というか、クセを表現した描き方のほうが、より思い入れができるというものですが。ただ、本作でこれだけ横浜が持ち上げられていることからも分かるように、この映画は「コクリコ荘」「カルチェラタン」「昭和三十年代の横浜」という舞台そのものが主役で、登場人物はそれらを彩る群像に過ぎない、ということなのかもしれないなあ、と思います。それだけ、それぞれの舞台の情景描写も見事だし、そこに生きる人々の描写が活き活きとしていて、この時代に生まれていない宮崎吾朗氏が本当に監督をやったの?と要らぬツッコミを入れたくなるほどではあります(笑。

日本の季節はこれから真夏に向かおうとしていますが、毎年初夏の爽やかな時期に、決まって見返したくなる作品だと思います。

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2012/06/10 (Sun.)

機動戦士ガンダム UC episode 5 『黒いユニコーン』 [Blu-ray]

機動戦士ガンダム UC episode 5 『黒いユニコーン』 [Blu-ray]

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ようやく BD の一般販売が始まりました。イベント上映で一度観たとはいえ、BD で自分の環境で好きなときに観られることをとても楽しみにしているシリーズなので、待ち遠しかったです。

今回、久々に原作を読んでみたんですが、内容がずいぶん端折られていることに改めて気がつきました。まあ、ストーリーの中心であるユニコーン(バナージ)対バンシィ(マリーダ)の対決を濃密に描いてくれたことについては良かったし、尺を考えるとこの構成でなければ主題がぼやけてしまっていたことは必至だったでしょうが、ep4 でしっかり描かれたジンネマンはともかく、アルベルトとリディの心理に関する描写はもう少しあっても良かったかなとは思います。「連邦でもジオンでもない」バナージの立場を前面に出した展開は軸がハッキリしていて良いですが、ともすると厨二っぽい狭い世界観に収まりかねないので。
ただ、主人公とヒロインの描写に限って言えば、個人的にはここまでのエピソードの中でこの ep5 が最も良いと思います。ブライト司令にガンダムのパイロットとして認められるシーンや、あの「受け止めなさい!」のシーンは鳥肌もの。小説版ではイマイチ感情移入しきれなかったバナージとオードリーというキャラクターに、表情と人間の声が当てられることで、ここまで想い入れられるものかと考えさせられます。そういう意味では、ep5 は 2 機のユニコーンガンダムの対決を描きながら、バナージとオードリー以外は実はわりとどうでも良くて、真のテーマはこの二人の再びのボーイミーツガールストーリーを描くことだったんだろうな、と考えると、いろいろと合点がいきます。ワタシ内「守ってあげたいヒロイン」ナンバーワンは、もう圧倒的大差でオードリー。これはガチ(ぉ

ひとつだけ残念な点を挙げるとすると、せっかく新登場した可変 MS・アンクシャの扱いがただのやられメカになっていたことでしょうか(´д`)。アンクシャと言えば Ζ ガンダムに登場した強力な可変 MA・アッシマーの後継機。Ζ ガンダムではテレビ版でクワトロの片腕であるロベルトを撃破したり、劇場版では第一部のラスボスにまで昇格したというのに、その後継機がジェガン以下のやられメカというのは、いささか寂しすぎます。せめて ep1 冒頭のジェガンのように立派な散り際を一瞬だけでも用意してほしかった(ぉ。

さて、さらに楽しみになった ep6 は来年春。あと 9~10 ヶ月程度待たなくてはならないと思うととても先は長いですが、クライマックスに向かう宇宙戦をこれまで以上のクオリティで描いてくれることに期待して、おとなしく待ちたいと思います。その間、『おおかみこども』とか『Q』といった楽しみな大作もいくつか挟まっていることだし。

投稿者 B : 00:05 | GUNDAM | Movie | コメント (0) | トラックバック

2012/05/23 (Wed.)

機動戦士ガンダム UC episode 5 イベント上映 @新宿ピカデリー

なんだかみなさん週末に早速劇場に足を運ばれているようで。すっかり周回遅れ感はありますが、私もようやくイベント上映を観に行ってきました。

機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]

機動戦士ガンダム UC

劇場は UC の鑑賞としては ep1 以来となるピカデリー。画音質的には六本木に行きたかったんですが、ちょうど良い時間帯の上映がなかったので、新宿に。DLP プロジェクタでの上映で、クッキリかつ濃厚な画質、かつ十分な音質で楽しめました。ep1 のときは若干動きのなめらかさに欠けて見えるシーンがありましたが、今回は特に気にならず。六本木に勝るとも劣らない満足度でしたね。

内容的には前作から続く重い展開。ep4『重力の井戸の底で』とストーリーの前後関係が小説版とは若干入れ替わっていたりしますが、OVA の尺にまとめるという点ではうまくいっていると言えるでしょう。個人的には、本エピソードにおけるガルダでの戦いが全体を通してもハイライトの一つであると思っているので、そこを丁寧に描写してくれたことは嬉しかったですね。逆に、ここの描写がおろそかだと、クライマックスに向けて話が締まっていかないというか・・・。
今回の話は旧作での懐かしいキャラクターや演出が複数登場するため、「オマージュが多くてお腹いっぱい」的な感想もけっこう見かけますが、なんのなんの小説版のこのへんのエピソードはクドくてうんざりするくらいオマージュ描写が出てくるので、それに比べれば OVA ではストーリー上必要なものしか使われておらず、逆に少ないと思ったほど。でもこれくらいのほうが鼻につかなくてちょうど良かったと思います(笑。

今回のポイントはやっぱりオードリー(=ミネバ・ザビ)ですかね。前回は前半はいい見せ場があったものの後半の出番がなく、ヒロインなのに存在感が微妙に薄れていたように感じましたが、今回はオードリーが主役と言っても良いんじゃないかというくらい、見せ場たっぷり。というか、あのオードリーに惚れるなというほうが無理というくらい、グッとくる行動、台詞、表情を見せてくれます。個人的に、ボーイミーツガールもののヒロインは『ラピュタ』のシータが王道だと思っていたんですが、それを超えるヒロインぶりを見せられたかも。だってシータを超える二回も(以下略

あと印象的だったのは、主人公バナージの戦い方とか、ユニコーンガンダムの扱い方が前作あたりから徐々に変わってきていたのが、今回でよりその傾向がハッキリとしたことでしょうか。ep4 でシャンブロに止めを刺したキャラが小説版とは違っていましたが、バナージに人殺しをさせない脚本のおかげで、バナージの立ち位置が明確になったように思います。原作では状況に流されるばかりで本人の意志が感じられず、連邦側についたり袖付き側についたりフラフラしている印象しか受けませんでしたが、このアニメ版では「殺さない覚悟」を決めさせることで、連邦でも袖付きでもないバナージの考え方が明確になってきて、終盤でのネェル・アーガマとガランシェールの共闘に説得力が生まれたように見えました。
まあ、それも(原作通りの展開になるとしたら)ep6 でひっくり返されてしまうんですけどね。あと、バナージのスタンスが明確になったことで、対照的にリディ・マーセナスのダークサイドへの堕ちっぷりが際立ってきて、これはこれでいい(ぉ

ちなみに ep4 のときに話題になっていた終わらせ方についても、今回の封切りで結局 ep7 まで作ることが明らかになりました。まあ誰もが予想していた選択肢の範囲内なので驚きはありませんが、これのおかげで今回のガルダ戦および次の宇宙戦がじっくり描けるようになったことと、ep6 のサブタイトルに私の気に入っている『宇宙(そら)と惑星(ほし)と』が採用されたことは嬉しかったですね(ep7 のサブタイトルはまず間違いなく『虹の彼方に』)。正直言って、UC のラストはそれほど驚きがある内容でもないのですが(だからこそのガンダム、という気もしますが)、むしろ ep4~6 あたりの中身の濃さこそが UC の最大の見所だと思っているので、ep6 にも期待です。でも来春は遠いなあ・・・。

ともあれ、今回も BD の劇場先行販売は売り切れてしまっていたので(´д`)、BD の一般発売まで、あと 2 週間あまり楽しみに待ちたいと思います。

機動戦士ガンダム UC episode 5 『黒いユニコーン』 [Blu-ray]

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2012/05/09 (Wed.)

テルマエ・ロマエ @シネマメディアージュ

原作を読み、アニメを観たら軽くハマッてしまったので、映画も観てきました。

映画『テルマエ・ロマエ』

テルマエ・ロマエ

古代ローマの浴場設計技師・ルシウスが、現代日本の銭湯にタイムスリップして・・・というコメディ作品。古代ローマとテルマエ(公衆浴場)については大真面目に研究して描かれているだけに面白いという。
そして、実写版のキャストはルシウス役に阿部寛、ハドリアヌス帝に市村正親、次期皇帝候補ケイオニウスに北村一輝、皇帝の側近アントニヌスに宍戸開、という妙に豪華キャスト、かつみんな顔が濃い(笑。主要な古代ローマ人役がみんな日本人というムチャな映画ですが(笑)これなら面白くならないわけがないと思い、密かに劇場公開を楽しみにしていました。
しかしここのところ観てる邦画には何故かきまって阿部寛が出演している法則(笑。いや、こういうくだらないことを大まじめにやる作品には、今や阿部寛は外せないと思います(^^;;

映画の序盤は原作のエピソードをテンポ良くこなしていく感じでしたが、あまりにもテンポが良すぎて原作を知らないと少し置いて行かれる感がありそうというか、古代ローマ側の描写が短く、「これは阿部寛ではなくローマ人のルシウスだ」という認識が脳内で仕上がらないうちに現代日本のシーンに行ってしまうため、最初のほうは「阿部寛が銭湯の脱衣所で牛乳を飲んでいる絵」にしか見えず(笑、やや違和感がありました。でも、何度か古代ローマと現代日本との往来を繰り返すうちに、「この人は古代ローマ人のルシウス」という認識が確立され(笑、それらしく見えていく不思議。いや、やっぱりこの映画はガチのヨーロッパ人にやらせるより、顔が濃くて真剣にコメディがやれる日本人をキャストして正解だったと思う(^^;;

でも個人的にはヒロインとして置かれた上戸彩はちょっと余計だったかなあ、という気がします。原作でも途中からヒロインは登場するんですが、基本的にこの作品は「浴場設計技師ルシウスと風呂の物語」だと思うので、蛇足に見えてしまった感は否めず。また、単に原作の映像化という意味では Flash アニメを使ったノイタミナのアニメ版のほうがシンプルで再現性も高かったと思うので、この映画版は原作とはある意味別の作品だと理解して観たほうが純粋に楽しめるかと思います。
とはいえ、阿部寛以外のローマ人役日本人キャストの演技はほぼ笑い抜きの重厚なものだし、阿部寛のシリアスなんだけどどこかとぼけた芝居っぷりも健在。古代ローマの風景もこうして見るとスクリーン向きだし、サントラも『アイーダ』をはじめとするクラシック・オペラから選曲されたもので、この映画が大まじめに作られた作品だということがよく分かります。とはいえ、観客の立場としてはあまり深く考えずに楽しんだ者勝ちの映画でしょう。アタマを空っぽにして楽しめば、まるで銭湯にでも浸かった後のようにスッキリできる映画だと感じました。

ヤマザキマリ / テルマエ・ロマエ I

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2012/03/31 (Sat.)

ウォール街 [DVD]

ウォール街 [DVD]

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昨年末に『ウォール・ストリート』を観たら、オリジナル版のほうも観たくなったので、DVD で視聴。

若手証券マンが「カリスマ投資家」ゴードン・ゲッコーに弟子入りして成功し、でも最後にゲッコーに裏切られて全てを失い、そこに残ったものは・・・というのは両作品に共通するストーリーですが、時代背景が違うのでメッセージ性が微妙に違いますね。『ウォール街』は株式投資を軸に価値や経済の捉え方、そして生き方を鋭く描いた作品でしたが、続編の『ウォール・ストリート』のほうは、投資や企業経営の話よりも親子や恋人といった人間関係のほうに少しフォーカスが移っていて、本筋の部分が表面的になってしまった印象。
というか、本作のほうはゲッコーが使ってる携帯電話が巨大すぎて懐かしい(笑)さすが 25 年前の作品・・・。

この映画は完全にマイケル・ダグラス演じるゴードン・ゲッコーの存在感が圧倒的で、当時ゲッコーに憧れて証券マンを目指したり、クレリックシャツ+サスペンダースタイルに身を包む若者が増えたというのも理解ができる気がします。
また、主演のチャーリー・シーンがやや向こう見ずで虚栄心が強い、この時代の典型的なアメリカの若者を演じているのが見事にハマッていますが、それに比べて続編のほうではシャイア・ラブーフの存在感が薄っぺらなのも、いい対比かと(笑。

『ウォール街』といえば、いまだに語り草になっている、あまりにも有名なこの台詞。

言葉は悪いかもしれませんが、"欲" は善です。
"欲" は正しい。
"欲" は導く。
"欲" は物事を明確にし、道を開き、
発展の精神を磨き上げます。
"欲" には、いろいろあります。
生命欲、金銭欲、愛欲、知識欲。
人類進歩の推進力です。
"欲" こそ・・・見ててください、
テルダー製紙だけでなく、
"株式会社 USA" を立て直す力です。
もしかすると、原語の "Greed is good." というフレーズの方が有名かもしれないくらいです。実際の映像を見たのは初めてでしたが、確かに心に響きますね・・・。

「必要は発明の母」という言葉もありますが、現状に満足せず、発展し続けることに対する渇望こそが人間の成長の源泉だと思います。世界の共産主義国家崩壊の例を見るまでもなく、もっと言えば近年の日本国内を見渡すだけでも分かることですが、成長に対する正当なインセンティブが与えられない環境は、人間のモチベーションを萎縮させ、社会が衰退していくのみ。じゃあ未来永劫無限の成長を前提とできるのか?といえばそれは別の話だと思いますが、少なくとも「今日の努力により、明日報われる可能性」を私は肯定したい。そう思っているので、ゲッコーのこの言葉は私を勇気づけてくれます。
だってこの台詞の「株式会社 USA」を「株式会社ニッポン」に置き換えたら、まさに今の日本のことを言っているわけじゃないですか。30 年前の米国と日本の関係は、現在の日本と中韓の関係に重なるわけで。

このあたりは、最近私がよく考えている「未来のこの国のカタチをどうしたいか」という話と根っこが同じなので、もし心が折れそうになったときには、この言葉がよりどころになってくれそうな気がします。

ともあれ、この台詞自体は真理だと思うのですが、それでもゲッコーにとっては株主に対する欺瞞にすぎないんですよね。"欲" そのものには実は善悪はなくて、それを何に転化するかで善にも悪にもなるというのが本質だと思います。資本主義を自分の利益を最大化するためのマネーゲームと捉えるか、その裏に個々の経済活動、人生を見るか。
もし、"欲" という単語のもつ負のイメージが強すぎるのであれば、かつてホンダが掲げた企業メッセージ「夢こそが、私たちのエンジンだ。」に置き換えても良いかもしれません。

ゴードン・ゲッコーの存在感ばかりが印象に残ったこの映画ですが、劇中で、ゲッコーとは正反対の人物として描かれている主人公の父、カール・フォックスの台詞もまた心に残ります。

安易な金より身のある人生だ。
他人の売り買いではなく、自分で創れ。
人間の、無限の "欲" を肯定して、それを成長の源泉とすること。でも、形のない「虚」を商売にするのではなく、自分で価値を創造すること。それは別に「額に汗して」とか「ものづくり」とかそういった表面的な意味ではなくて、自分の "欲" を正しく認識した上で、いかに価値のある仕事をして、自分と他人に有形無形の価値を分配していくか。今の時代は、ゴードン・ゲッコーだけでも、カール・フォックスだけでもなく、この二面性を併せ持った価値観で生きていかなくてはならないのではないか、と思います。

投稿者 B : 23:00 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2012/03/22 (Thu.)

スター・ウォーズ エピソード I 3D @ユナイテッド・シネマ豊洲

先週末公開されたところですが、スター・ウォーズファンとしては観に行っておかないといけないでしょう、ということで、行ってきました。

スター・ウォーズ エピソード I ファントム・メナス 3D

スター・ウォーズ・サーガは劇場版からテレビ放映、レンタルビデオやディスクメディアまで含めるともう何度観たか憶えていないくらい観ています。特に EP4~6 は代表的な台詞を英語で暗記してしまうくらい。
とはいえ、新三部作が完結して 5 年あまりが経ち、コンプリート・サーガ BD-BOX の発売をもって、私の中でも一区切りがついてしまった感がありました。でも、ホームシアターのせいぜい 80inch 程度の画面じゃなくて、劇場のスクリーンと音響で、さらに 3D で鑑賞できるなら、行っておかなきゃならないじゃないですか。

STAR WARS ep.I 3D

今回の EP1 3D では IMAX 3D での上映はなく、RealD、MasterImage 3D、Dolby 3D、XpanD の 4 方式から選択することになります。正直 XpanD で観る気はしないので(´д`)、それ以外の方式で観たかったのですが、XpanD 以外の方式を導入している劇場はそれなりに限られます。

最終的に私が選んだ劇場は、某 3D 大王のおすすめに従って、RealD 方式を採用しているユナイテッド・シネマ豊洲の 10 番スクリーン。3D 対応スクリーンとしては国内最大級となる 9.29×22.6m の巨大スクリーンで、こういう SF 映画を観るには最適ではないでしょうか。実際、私も中に入ってみてそのスクリーンの広大さに圧倒されました。私が今までに見た劇場のスクリーンの中でも間違いなく最大でしょう。
ちなみに、この劇場でも日程や時間帯によって小さめのスクリーンで上映される回もあるので、注意が必要です。

STAR WARS ep.I 3D

なお、RealD 方式の劇場では、自前の RealD 対応 3D メガネを持ち込むと、メガネ代¥100 が差し引かれて安くなります(大人一人¥2,000→¥1,900 に)。私はなぜか RealD メガネを一本持っていたので(ぉ、持ち込みました。電池駆動する XpanD あたりと違ってパッシブ方式でメガネのコストが低い RealD ならではだと思います。

STAR WARS ep.I 3D

ちなみに、劇場ではグッズとして EP1 でアナキンがポッドレースのときに掛けていたゴーグルを模した 3D メガネも販売されていました。まあ、メガネ部のデザインを似せただけで、微妙だったのでスルー(ぉ

STAR WARS ep.I 3D

劇場グッズといえば、あのライトセーバー箸も販売されていました。実物は初めて見ましたが、ダース・モール箸の柄が長かったり、ドゥークー伯爵箸の柄が曲がっていたり、なにげに芸が細かい(笑
類似品のビームサーベル箸と並んで、特に家庭持ちには買ってもどうしようもないものの筆頭なのでスルーしましたが(´д`)、独身だったら大人買いしていたかもしれません(^^;;

話を映画に戻しましょう。私はチケットをオンライン予約したので、ど真ん中ちょい前寄りのシートを確保できました。久しぶりの 3D 映画だったので最初は少し違和感がありましたが、15 分も観ていると慣れてきました。

もともとが 3D を想定せずに撮影された映画を、後加工で 3D 化していることもあって、良く言えばそれほど違和感のない自然な、悪く言えば立体感のやや乏しい映像になっています。効果のかけ方はシーンによって差があり、宇宙船の中など狭い空間のシーンではいわゆる「平面の書き割りを重ねたような映像」に見えることもありましたが、宇宙空間や広原での戦闘シーンなどでは奥行き感がありつつも不自然ではない程度の立体感のつけ方で、好感が持てました。メイキングなどを見ていても、今回の 3D 化では「飛び出す 3D よりも、奥行き感をもった 3D を目指した」ということなので、スクリーンの奥に向かって広がっていく画作りなのが、違和感の少ない 3D に仕上がった要因と言えそうです。
ただ、最近の 3D 前提で制作された作品では、3D を意識したカメラワークでうまく演出効果を出しているものが多い(やり過ぎて映画を見せたいのか映像を見せたいのか分からなくなっているものもありますが)ので、比較するとやはり少し物足りなさは感じますね。

でも、初見時は良かったけど何度か観るうちに冗長に感じるようになってしまったポッドレースやグンガン族対ドロイド大隊の戦闘シーンあたりが、3D による映像的な演出のおかげで再び観る価値のあるシーンに復活してきたのは、なかなかの収穫だと思います(笑。
あとは、最大の見せ場であるライトセーバーによる殺陣のシーン(個人的には、シリーズ全作を通してこの EP1 のクワイ=ガン&オビ=ワン師弟対ダース・モールのライトセーバー戦が殺陣としては最も燃える)にもっと立体感をつけてほしかったのですが、元が 2D だとここらが限界でしょうか。悪役としてはいいキャラを持ちつつもすぐに退場してしまったダース・モールの数少ない見せ場なので、もっと気合い入れてほしかったなあ。

RealD の画質面の話をすると、メガネを掛けることで少し明るさが下がってしまうのはまあ許容範囲としても、色味が少し青っぽくなってしまうのが気になりました。まあ完全に緑になってしまう XpanD に比べれば遥かにマシなレベルですが、タトゥイーンの赤茶けた砂の色とか、ダース・モールの瞳の禍々しい色とか、そういうのが微妙にくすんだ色味に見えてしまったのはもったいないです。メガネによって色味が変わってしまう 3D 方式では、メガネを掛けた状態でできるだけ制作者の意図に近い色味に見えるよう、あらかじめガンマ補正をかけてほしいくらいです。
また、RealD 方式の弱点なのか、この劇場のスクリーン固有の問題なのか分かりませんが、ポッドレース等で素早く横にパンするようなシーンでは、画面内に偏光方式特有の縦縞が少し見えるのは気になりました。

といった感じで、一度 IMAX 3D の映像を見てしまうとさすがに分が悪いですが、とはいえ RealD の映像も及第点をあげていいレベルではあると思います。個人的に、今まで見た 3 方式を比較するなら、IMAX 3D>>RealD>>>>>XpanD かな。

ちなみに、私が観に行ったのは平日夜という客の入りにくいスケジュールではありましたが、それでも 413 席あるこの 10 番スクリーンで、観客が私を含め 15 人程度しかいないという興行状況で、さすがに心配になりました。横一列私しかいないという大スクリーン貸し切り状態を満喫できたのは良いんですが、さすがに封切り後 1 週間経っていない作品で 400 席近い空席というのは異常ですよ。まあスター・ウォーズ自体がコンテンツとしては終わってしまったものではありますが、今回は明らかに国内向けのプロモーションが足りていませんし、配給元からしてやる気があるのかないのか分かりません。この調子だと、EP2 以降の 3D 化が中止されるのではないか、という心配すら出てきます。
しかし逆に言えば、慌てなくても今から良い席で観れるということでもあります(笑。EP4~6 に比べると EP1~3 は微妙、というファンも少なくないでしょうが、この 3D バージョンはちゃんとした劇場を選べば過去最高画質・音質でスター・ウォーズを鑑賞できる最後のチャンスかもしれません。スターウォーズ好きで 3D や AV に興味があるなら、一度観ておいても損はしないのではないでしょうか。

投稿者 B : 23:13 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2012/03/16 (Fri.)

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜 @品川プリンスシネマ

劇場公開から 1 ヶ月半ほど経って上映も終わりかけの雰囲気ですが、この映画を観てきました。

映画『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』

先日試用した U-NEXT でテレビ版を視聴したら面白かったので、ちょうどやっていた劇場版も観てみようと思いました。私は基本的にテレビをあまり観ないので、特にドラマの話題とか放送予定なんかは全く把握しておらず、このドラマの存在も U-NEXT を試すまでほぼ知らなかったのですが、東野圭吾原作・阿部寛主演で面白くならないわけがない。テレビ版もとても面白かったです。もちろん原作と演技だけじゃなくて、演出や音楽も良い。

事件が発生し、当初は真犯人ではない人が容疑者とされ、それで事件解決とされそうになるが、所轄の刑事である主人公・加賀恭一郎が真実の断片に気づき、事件関係者たちの嘘を一つ一つ解いていって・・・というのは、テレビ版と劇場版に共通したフォーマット。また、捜査を通じて被害者の人間性に焦点を当て、家族、特に親子の関係を描くことがこのシリーズのテーマと言えます。成就しなかった被害者の想いを思うと救われないんですが、事件の解決段階で表現されるカタルシスが、何とも言えない鑑賞後の感動を生んでいます。「泣けるミステリー」のキャッチコピーは伊達ではないと感じました。

テレビ版ではけっこう細かい笑いを仕込んでいた(シリアスなのになんだか笑える、というのは、演出もさることながら『トリック』における上田次郎のイメージが強すぎるのだと思う)のに比べれば、この劇場版では笑いの要素はグッと抑えられ、全編を通して非常にシリアス。内容的には劇場の大画面で観るほどの派手さはありませんが、そういう作り方が映画らしく、観ていて「テレビ版とは違うんだな」という心持ちにさせられました。
また、テレビ版では本編には出てこなかった(スペシャル版に登場)加賀恭一郎シンパの捜査一課メンバーとして松重豊が登場するのですが、かつては『踊る大捜査線』 での爆発物処理班班長をはじめコワモテイメージだった同氏も、私にとっては何をやっててももうすっかり井之頭五郎にしか見えない(;´Д`)ヾ。阿部寛の上田次郎もそうですが、そういう独特のキャラは俳優にとって良し悪しですね・・・。

作品のタイトルとなった『麒麟の翼』は、東京都中央区日本橋のまさに「日本橋」にある麒麟像を指しています。この『新参者』シリーズ自体、この日本橋~人形町~水天宮エリアが舞台になっているのですが、私は前職でオフィスがこの界隈にあったので、映像を見ているだけで懐かしい気分に浸れました。まあ、当時の私の場合は基本的に客先常駐で自分のオフィスに戻るのは月に 1~2 度、しかも通勤の途中に街をうろつくこともまずなかったので、この作品を通じて初めて気づいたこのエリアの魅力がたくさんありました。映像の撮り方が巧いのもあるでしょうが、フォトジェニックな景色や被写体が多く、暇を見つけて一度写真散歩に来てみたい、と強く思いました。

今回観賞した品川プリンスシネマは、相変わらず画質はイマイチだし音はナローレンジだしでクオリティを求める劇場では全然ないんですが、仕事帰りに寄れるという一点でたまに利用しちゃいますね。この映画はカリッとした画質とか迫力の音質を求めるようなものではないので、多少レトロなこの映画館のほうが雰囲気は合っていたように思います。

東野圭吾の小説で連作ものはまだガリレオシリーズくらいしか読んだことがありませんが、ドラマと映画を観た限りでは私はこの加賀恭一郎シリーズのほうが私好みな気がします。ミステリー小説と言えばススキノ探偵シリーズも読まないとと思いつつ手をつけられていないんですが、どっちから読むかなあ・・・。

東野 圭吾 / 麒麟の翼

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投稿者 B : 00:00 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2012/02/01 (Wed.)

機動戦士ガンダム 0083 -ジオンの残光- [Blu-ray]

機動戦士ガンダム 0083 -ジオンの残光- [Blu-ray]

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UC4 を観たら、なんか改めて 0083 のトリントン砂漠戦のシーンを BD で観たくなったので。

歴代のガンダム作品の中でも根強いファンが多いのが 0083 ではないでしょうか。宇宙世紀ものということもありますが、やはり河森正治/カトキハジメデザインのオリジナル試作ガンダムを中心とした、ミリタリー色の強いメカニックの魅力が光るのがこの 0083。逆に言えば、脚本はイマイチということでもあります(ぉ。

実は私はこの作品、レンタルの VHS か ANIMAX(ビットレートが上がる以前の)でしか視聴したことがなく、この BD が初めての HD ソースであることはもちろんのこと、DVD クオリティ以上の映像で観るのもこれが初めて(笑。VHS で観たときで既に作画のクオリティの片鱗は感じていましたが、BD 版の画質はさらにちょっとした驚きでした。
オリジナルはもはや 20 年も前の作品で、OVA が先に制作されて後から映画化されたこともあり、アスペクト比は 4:3。その時点で萎えそうなものですが、収録されている映像の画質は「オリジナルのセル画にはこれだけのポテンシャルがあったのか」と驚嘆させられるほどの高画質で、作画の良さが堪能できるクオリティに仕上がっていると思います。さすがに昨今のデジタル制作のアニメと勝負できるものではありませんが、先行してリリースされていた逆シャアの BD あたりと比べてもこっちのほうが高画質なんじゃないかと思うくらい。

まあ OVA をダイジェストにした劇場版なので、戦闘シーンは終盤戦以外は食い足りない感じだし、正直なところ主人公にもヒロインにも感情移入できない脚本なので(´д`)その点は物足りなさがあるんですが、0083 のメカニックを堪能できるソースとしてはなかなか秀逸なディスクだと感じました。

ただ、再生開始してから思い出したんですが、劇場版って私が観たかったトリントン砂漠戦がほとんどカットされてるんですよね(´д`)。これは OVA の DVD も観るべきということでしょうか・・・。

投稿者 B : 00:38 | GUNDAM | Movie | コメント (2) | トラックバック