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2006/01/20 (Fri.)

12 人の優しい日本人

12 人の優しい日本人

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ある女性による殺人事件の裁判に、12 人の陪審員が招集された――。

前回紹介した『十二人の怒れる男』のパロディ。個人的には知ったのは元祖よりもこちらのほうが先だったりします。昔ちょっとだけ芝居をやっていた頃、とある友人から「演劇やるなら『12 人の優しい日本人』を演ってほしいなー」と言われたのが、この作品の存在を知ったきっかけでした。

その後、この作品に関わることなく演劇の世界から遠ざかってしまったのですが、DVD の時代になって再会した『12 人の優しい日本人』。邦画 DVD って安くないんですが、これは迷うことなく買ってしまいました。

実はこれ、東京サンシャインボーイズ時代の三谷幸喜の脚本なんです。
確かに密室、群像、特定シチュエーションといえば三谷脚本の代名詞。三谷作品の原点といえる作品かもしれません。

『怒れる男』以上にステレオタイプな 12 人の男女と、もし日本に陪審員制度があったら・・・という設定で繰り広げられるコメディ。しかしオリジナルと最も異なる設定は、被告人が若くて美しい女性だった、ということ。それだけではなく、オリジナルにはないあともう一転がある(それも最も三谷幸喜らしい展開で)、オリジナルを知っている人にも先が読めない展開が、『怒れる男』のパロディでありながら全く別の作品として楽しませてくれる脚本に仕上げています。
キャストも最近悪役の多い相島一之が真面目なサラリーマン役だったり、若かりし頃の豊川悦司が謎の自称弁護士として登場していたりと見どころ多し。

オリジナルとは違って見終わった後に残るものもさしてないんですが、むしろそれが三谷作品のエンタテインメント性なんでしょうね。


ところでつい最近知ったんですが、現在この『優しい日本人』を久々に再演しているらしいですね。

パルコプロデュース公演 12 人の優しい日本人

って東京公演は年末に終わってるしorz 今回のキャストも面白そうな顔ぶれだし、もっと早く知ってればチケット取ったのになー・・・。

投稿者 B : 20:52 | Japanese Movie | Movie | コメント (2) | トラックバック

2006/01/18 (Wed.)

十二人の怒れる男

十二人の怒れる男

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17 歳の少年による殺人事件の裁判に、12 人の陪審員が招集された――。

自分が blog で映画ネタをやるとしたら、ぜひ紹介したいと思っていた作品です。
米国での裁判の方式として採用されている陪審員制をテーマにした、法廷劇(というか陪審員室だけど)の名作中の名作。日本でも 3 年以内に裁判員制度が施行されるようですが、そういう意味でも一度観ておきたい作品だと思います。

作品はほぼ完全に陪審員室のみ(プラス、化粧室のシーンくらいはあるけど)の密室劇。シーンの切り替えもほとんどなく、12 人の議論のみでドラマが展開していく緊迫感がたまりません。そして、アメリカ人男性を無作為に 12 人一カ所に集めたらこうなりそう、というステレオタイプな登場人物たちが、客観的なつもりで実はごくごく主観的に審議している事件の真相。徐々に明かされていく真実と、一人ひとり覆されていく主張・・・淡々と進むストーリーながら、ここまで引き込まれる映画もなかなかないんじゃないかな。

モノクロで画質も期待できない古い作品だけど、映画の面白さは画質やサラウンドじゃないことを改めて認識させてくれる作品だと思います。

投稿者 B : 23:22 | Foreign Movie | Movie | コメント (2) | トラックバック

2006/01/14 (Sat.)

THE 有頂天ホテル @チネチッタ

THE 有頂天ホテル

三谷作品好きなんです。

とはいっても、三谷映画を劇場で観たのは今回が初めてだけど・・・。


三谷ファミリー勢揃いで、三谷幸喜お得意の密室劇(密室、というかホテル内という限定シチュエーション)かつ群像劇。全ての役どころと伏線がちゃんと結末に必要な意味をもっているという、計算し尽くされた脚本で、最後は大団円という三谷脚本のお手本みたいな作品でした。
演出が他の三谷ドラマや映画と比べても舞台的だったので、個人的には 3 階建てくらいの凝ったセットを使った舞台版で観てみたいような気もします。

劇場で心おきなく笑ったのって久しぶりかも。『笑の大学』とか『オケピ!』の DVD も観てみるかなー。

投稿者 B : 20:27 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2006/01/02 (Mon.)

『ダ・ヴィンチ・コード』映画化

TVCF でやってて気づいたんですが、『ダ・ヴィンチ・コード』が映画化(5/20 公開)されるんですね。

「今世紀最高のスリラー」ついに映画化! 『ダ・ヴィンチ・コード』2006 (All About)

話題作の映画化というだけでも注目なのに、トム・ハンクスとジャン・レノの競演というおまけつき。長編スリラーを映画の時間枠の中でどこまで消化できるかという疑問はあるけど、ルーブル美術館ロケもやってるらしく、映像のクオリティは期待できます。

今年は劇場に見に行きたい作品がけっこう公開されるんですが、これはその中でも筆頭かも。
とはいえ原作をまだ読んでないので、読んでから行くべきか、映像を見てから読むべきか、悩ましいところではあるけど。

投稿者 B : 10:18 | Foreign Movie | Movie | コメント (1) | トラックバック

2005/12/24 (Sat.)

34 丁目の奇跡

34 丁目の奇跡

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ここ数年、クリスマスになると必ず観ている DVD。

元々は、高校時代にとある理由で通っていた英会話スクールの先生(黒人女性で、ほとんど日本語のできない人だった)に勧められた作品だったんだけど、DVD が気軽に買えるようになってようやく観ることができた作品でした。

子どもでも大人でも楽しめる作品、というだけでなく、個人的には法廷劇ってけっこう好きなので、そういう意味でもかなりツボにはまる作品なんです。素で観てもじんわりくるけど、クリスマスのシャンパンやらワインやらが入った状態で観ると、優しすぎてついつい泣けてしまう・・・(;´д`)ヾ。

投稿者 B : 21:34 | Foreign Movie | Movie | コメント (2) | トラックバック

2005/11/30 (Wed.)

五線譜のラブレター 特別編

五線譜のラブレター 特別編

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私にしては珍しく単館系の作品ですが、劇場にまで行った昨年公開の音楽映画の DVD 化。買ったのは半年も前だけど、劇場で観たからと安心して買いっぱなしにしてた(´д`)。

アメリカで最も有名な作曲家の一人、コール・ポーターとその妻リンダの人生を描いた作品。映画は二人を軸に、ポーターが数々のミュージカルや映画のために作った名曲に彩られて語られます。アメリカの音楽史ではもはや「クラシック」といってもいいほどスタンダードなナンバーが多いだけに、聞き覚えのあるメロディもちらほら。しかも、ロビー・ウィリアムズ、エルヴィス・コステロ、アラニス・モリセット、シェリル・クロウ、ナタリー・コールといった豪華な面々が出演し、歌っているという、単純に音楽ファンとしても楽しめる作品になってます。

バイ・セクシュアル(というよりは、女性として愛したのはリンダくらいで、ほとんどが同性愛)だったポーターの奔放な生き様や夫婦の愛とすれ違いが、華やかな映像や音楽とは裏腹にどこか儚く、ポーターが憐れにすら見える場面がところどころにありながらも、最後はハッピーエンドの人生だったのかな、としみじみ思える、何とも言えない作品です。
たまには、ハリウッド大作以外のこういう作品(これも制作は MGM だけど)も観ないとね。まあ、公開当時は劇場は中高年のお客さんばっかりだったけど(;´Д`)ヾ。

あまりに音楽が良かったのでサントラまで買っちゃいました。

投稿者 B : 22:53 | Foreign Movie | Movie | コメント (0)

2005/11/26 (Sat.)

ハリー・ポッターと炎のゴブレット @シネマメディアージュ

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

公開初日に観てきました。ちょっと高いけど e+ でプレミアシートを取っておいたので、並ばずにラクラク(´ー`)。

年々、スクリーンを通して主役 3 人の成長を見守る映画になりつつある今シリーズですが(ぉ、ディズニーランドでパレードでも観てるような感じで・・・といったらなんか陳腐な印象になっちゃいますが(;´д`)ヾ、今回も期待を裏切らず面白かったですね。

1・2 作目のクリス・コロンバスから 3 作目でアルフォンソ・クアロンに監督が代わり、前作は急に前編通して暗いイメージのサスペンスになっちゃっていましたが、今作のマイク・ニューウェル監督はイメージが大きく変わった前作の反省に立ってか(?)序盤はかなり派手なシーンの連続。クィディッチ・ワールドカップ、ドラゴンとの戦い、舞踏会といったイベント目白押しで、気がついたらクライマックスだった感じ。が、一転クライマックスは前作以上にヘビーな展開で、緩急が激しかったせいか長さを感じませんでした(長さを忘れさせてくれたのは、旧 3 作も同じだけど)。

難点を挙げるとすれば終盤に登場するあの人が思いのほか強くなく人間的なイメージだったので、本当はもっと圧倒的で強くあってほしかったな、というところですが、毎回一話完結型だったシリーズの中で初めて「次」が気になる終わり方になっていたのは特筆すべきかも。原作を読んでいないので、続編(『不死鳥の騎士団』)が早く観たくなりました。

投稿者 B : 23:51 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2005/11/23 (Wed.)

スター・ウォーズ エピソード III シスの復讐

スター・ウォーズ エピソード III シスの復讐

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ファンとしては、もう義務というか、買うのが当然になった作品の完結編。
もう劇場で 2 度観た作品だけど、特典ディスクに入っていた「削除されたシーン」では、主に EP4 以降で登場する反乱軍ができた経緯やオーガナ家との関係が大まかに描かれていて、ようやくこれで欠けていた重要なピースのひとつが埋められた感じ。その一方で、描かれ方がシンプルに過ぎるアナキンの心の動きや、グリーバス将軍弱すぎ(´д`)といったポイントについては劇場公開時とさして変わらず。

でもやっぱりこの映画の醍醐味はライトセーバーバトルに代表されるスピード感とワクワク感のある SF の表現に尽きる、というのはラストのオビ=ワン vs アナキンのライトセーバー戦に集約されていて、この EP1~3 が(それ自体が EP4~6 の魅力を超えられているかは別問題として)EP4~6 のバックグラウンドを広げる役割を担っているところは疑いようのない事実だと思います。EP3 のラストを観て、改めて EP4 から観直したくなったのは、まんまとルーカスの術中にはまっている証拠なんでしょうね。

これ Blu-ray のパッケージタイトルとして登場したらキラーコンテンツになり得ると思うというか私はスターウォーズのためだけに HD 環境を整えたいくらいなんですが(正直、ホームシアターを構築し始めたときの目的は「自宅シアターで SW を観る!」だったし)、マジで早く出ないかな・・・。

投稿者 B : 23:17 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2005/11/20 (Sun.)

紅の豚

紅の豚

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ハウルを観たらなんだか他の宮崎作品も久々に観たくなって引っ張り出してきた DVD。ナウシカやラピュタはけっこう繰り返し観てるので、違う作品にしてみた。宮崎アニメが説教臭くなる直前くらいの作品。加藤登紀子の唄がイイね(´ー`)。

まあ、何度か観た作品なので今さら感想もないんですが、やっぱり宮崎アニメは機械で空飛んでナンボなんだな、と(´_ゝ`)。

投稿者 B : 23:42 | Anime | Movie | コメント (7) | トラックバック

2005/11/18 (Fri.)

ハウルの動く城 特別収録版

ハウルの動く城 特別収録版

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劇場にも公開直後に行ったし、定番だけど、これは買っとかないと・・・なジブリ作品。DTS-ES の音声仕様に惹かれて(今、ウチはまともにスピーカから音出せる環境じゃないけど)特別収録版を購入。
感想については、AV Watch の「買っとけ! DVD」の内容にまったく同意、という感じ。

劇中、これまでの宮崎作品で見たようなカットや演出がちらほら出てきて、宮崎駿もそろそろ引き出しがなくなってきたのかな、とは思ったけど、とりあえずキャラで魅せてくれる作品。荒れ地の魔女(美輪明宏)やお婆ちゃん時のソフィー(倍賞千恵子)はさすがに良い味を出しているし、個人的にはマルクル(神木隆之介)がツボに・・・。

原作つきの作品だからか、年々濃くなっていた宮崎作品の説教臭さが多少薄らいで、娯楽作品としてもじゅうぶん楽しめる内容なので、個人的にはもののけや千と千尋よりは好きかな。でも、初期のアニメ映画としてストレートな良さは、もう戻ってこないんでしょうね。

突っ込みどころはたくさんあるけど、声優キムタクも、無理がある 18 歳の倍賞千恵子も、まあいい。あの結末のやっつけ感ありありなオチをなんとかしてくれ(´д`)。あれで作品が台無しになった感が・・・。

投稿者 B : 10:10 | Anime | Movie | コメント (2) | トラックバック