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2017/06/11 (Sun.)

花戦さ @T・ジョイ PRINCE 品川

久しぶりに時代映画を観てきました。

花戦さ

以前観た『のぼうの城』が面白かったので、同じ野村萬斎主演で時代的にもほぼ同じ、脇を固める助演陣も実力派揃いと来れば期待できないわけがないと思い。野村萬斎が演じると良くも悪くもどんな役でも野村萬斎になってしまいますが、型破りな華道家という役どころであれば萬斎流が活きないわけがなく。期待通りに奇抜で、しかし奥の深いキャラクターを見せてくれました。

時代は安土桃山。織田信長から豊臣秀吉へと天下統一の機運が引き継がれていく頃、京都で華道に勤しんでいた花僧・池坊専好の物語です。実在した人物および事実を基にしたフィクション(小説原作の映画化)のようですが、織田信長・豊臣秀吉・石田三成・前田利家・千利休といった歴史上よく知る人物が登場するので、スッと世界観に入っていけます。序盤はあまり繋がりのないエピソードが並列的に語られ、戦乱から太平に向かう世での花僧の生き様を淡々と語るのかと思ったら...後半はそれらの伏線が一気に繋がり終盤へとなだれ込んでいきました。クライマックスは「秀吉に一泡吹かせる」ということで、『のぼうの城』のようなスペクタクルが...華道ではあるはずもなく(笑)、特に刀を使うでもなく情に訴える話。大砂物(巨大な生け花)の圧倒される美しさと周到に張られた伏線、抑揚の効いた俳優陣の芝居によって、派手な殺陣はないながらも実に深みのあるラストへと繋がっていきました。
ストーリー自体は時代劇によくある「弱者が知恵と団結力によって権力者の横暴に反抗する物語」のテンプレートそのものですが、アクションに頼るでも笑いに逃げるでもなく、台詞と芝居で正面から向き合った作風の時代映画って最近では珍しいんじゃないでしょうか。また専好の生け花や利休の茶の所作もひとつひとつが美しく、映像そのものにも引き込まれるものがありました。

公開直後にも関わらずあまり話題になっている感のない映画ですが、私はとても良かったです。時代映画好きならば観に行って損はないと思います。

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2017/04/27 (Thu.)

映画『3 月のライオン』後編 @T・ジョイ PRINCE 品川

前編の続き、観てきました。

3 月のライオン 後編

3 月のライオン

私は原作未読のため、まだアニメ化されていない後編部分のストーリーは全く知りません。丁寧に描かれているアニメ版を先に観たかった気もしつつ、前編は悪くない内容だったから映画から入っても良いかなあ、と。

後編は零が新人王を獲った後の物語。前編では零がなかなか将棋で結果を出せず悩む、焦る...という場面が多かったのが、後編の零はまるで吹っ切れたかのように強くなります(もしかしたらその強くなる過程は端折られていただけなのかもしれませんが)。その代わり、零自身の悩みというよりは川本家の問題に首を突っ込んでいく局面が増え、前編とはずいぶん違った話になっています。

個人的には、前編は零の内面の話が多かったので自分自身を零に投影しながら見ていた部分がありましたが、後編はちょっと違いました。特に川本家の次女・ひなたが学校でいじめに遭い、それが一応の解決に至るまでの流れは、むしろ自分が親目線になって娘たちの学校で起きていることと重ねて見てしまったし、ひなたを支える家族の対応にもそれぞれ共感できるところがあった。あの状況であそこまで毅然とした態度を取れる子は滅多にいないだろうけど、周囲の人の描き方という点では、すごくリアリティを感じました。
特に心に残ったのは、「ひなちゃんの強さは、この食卓で作られたんだ」という(うろ覚え)零のモノローグ。そう、人間の心の強さとか自信って、家族による無条件の肯定によって形作られるんですよ...。後編は「家族のあり方」に関する複数のエピソードを軸に物語が進行するだけに、自分も家族や親子というものについていろいろと考えさせられました。

しかしまあ、この実写映画、重い(;´Д`)ヾ。前編の主要キャラであり、ほっこり担当要員(ぉ)でもあった二階堂や島田の出番は数えるほどしかなく、頼みの綱の川本家も今回はシリアスなシーンばかり。唯一息をつける場面といえば、零の高校に出てくる林田先生がらみのシーンくらい(笑。高橋一生の林田先生、原作とは随分イメージが違うけど、このイイ感じに力が抜けた高橋一生の芝居だからこそ、男でもこの顔を見た瞬間に「あ、ここ安心できるシーンや」と思えたんだろうなあ。

面白かったです。死屍累々としか言いようがない漫画原作の邦画で、今まで観た中では一番良かったと言って良いと思います。違和感あったのは前後編通じてエンディングテーマくらい(ぉ。やっぱりこういうのに必要なのは「原作愛」なんでしょうね。

羽海野チカ / 3 月のライオン 12

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投稿者 B : 23:00 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2017/04/11 (Tue.)

孤独のグルメ スペシャル版 Blu-ray BOX

「いかんいかん、これはいかんやつじゃないか」

孤独のグルメ スペシャル版 Blu-ray BOX

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ドラマ『孤独のグルメ Seasaon6』の放送が先週から開始されたところではありますが、新たな Blu-ray BOX が発売されました。近年恒例となっている冬と夏のスペシャルドラマ版のうち、これまでパッケージ化されていなかった昨年の旭川出張編宮城出張編今年のお正月スペシャルを収録したものになります(一昨年の博多出張編Season5 の Blu-ray BOX に収録済み)。
これまでの Blu-ray BOX とは若干毛色が違うまとめ方のパッケージですが、この三回のスペシャルドラマの聖地巡礼はいずれもすごく楽しかったので、その思い出の反芻という意味でも発売を心待ちにしていました。

孤独のグルメ スペシャル版 Blu-ray BOX

収録されているディスクは二枚組。いつもなら BD を皿に見立てて各回で登場した料理の俯瞰写真がプリントされたレーベルなところ、今回は盤面を三分割して料理を並べています。こうして詰め込まれてみると、過去三回のスペシャルに登場した料理はどれも強烈な魅力を放っているなあ。

孤独のグルメ スペシャル版 Blu-ray BOX

毎度てんこ盛りな特典映像は今回はかなり控えめ。メイキングも旭川編と宮城編はほぼなく、今年のお正月スペシャルのメイキングをたっぷり 30 分収録したものになっています。通常はけっこう駆け足で各回のメイキングを流していくのが、一回分をじっくり見られると従来よりも深い楽しみがありますね。松重さんがノリノリだったり、自分のシーンの前に他のお客さんが食べるシーンを「あれうまそうだなぁ~」と言いながら食い入るように見ていたり、本番直前に松重さんの発案で食べるものや食べ方が変更になったり(先週放送された Season6 第一話でも松重さんリクエストでたこネギが追加されたらしいですね)、ロケ現場が実に楽しそう。
特に面白かったのは蔡菜食堂のおかみさん役の宮崎美子さんで、通常なら店員役の俳優さんは「自分は食べられなかった...」と残念そうにインタビューを受けるところまでがこのドラマのメイキングの様式美なのですが(笑)、宮崎さんは劇中に登場した料理のほとんどをちょっとずつつまみ食い(ゴローちゃんは食べなかったけど松重さんが本当に食べたそうだったスペアリブまで!)して帰って行ったのには笑いました。

孤独のグルメ スペシャル版 Blu-ray BOX

付録もかなり控えめ。特典冊子に収録されている内容も薄めで、レギュラーシーズンの Blu-ray BOX じゃないとどうしても作り込みが浅くなっちゃうよなあ、というのを感じさせます。
これでも毎度「その後のグルメ(ドラマに登場したお店に改めてインタビュー)」とか「ふらっと QUSUMI」の特別編とか、特典映像やおまけまでけっこう楽しみにしているんですよ...。

しかし付録冊子の末尾にひとつ、嬉しい情報を発見しました。

孤独のグルメ スペシャル版 Blu-ray BOX

三陸女川町の聖地・ニューこのりが、ついに新店舗に移転完了したようじゃないですか!

女川海の膳 ニューこのり I 宮城県牡鹿郡女川町

そういえば春くらいに移転するという話でしたよね。ドラマに登場した、あの味のあるプレハブ店舗でもう食べられないのは残念ではあるけど、それにしても仮店舗から本来の場所に再オープンできたことは、本当にめでたい。被災地が少しずつでも復興に向かっていることをこうやって知れるというのは、ドラマを観て、さらに聖地巡礼で現地の様子を見てきた身としては、すごく嬉しいことです。ああ、新店舗への巡礼に改めて行きたいなあ。

ドラマ Season6 のほうは、私が収集している情報によると既に半分ほどの撮影を終えているようです。私もそろそろ聖地巡礼に動き出さなくてはと考えているのですが、その前にやらねばならない大きなことが一つ残っています。さて。

投稿者 B : 23:56 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2017/03/30 (Thu.)

映画『3 月のライオン』前編 @イオンシネマ ユーカリが丘

ユーカリスタジオに遊びに行った帰りに、そのまま同ビル内にあるイオンシネマにて鑑賞。ギリギリ 3 月中に観に行けました。

3 月のライオン 前編

漫画やアニメの実写化ってあまり賛成しない派なんですが、この作品は期待していました。配役が外見上もかなり原作のイメージを踏襲しながら、実力も兼ね備えた俳優陣が揃っていることと、予告編もちゃんと原作の世界観を踏襲した雰囲気だったので。と思ったら、監督は『るろ剣』実写版の人と知って納得。あれも漫画の映画化としてはちゃんとしてたからなあ。

私は漫画原作は未読ですが、先日まで NHK で放送されていたアニメは一通り観ました。この実写映画前編は、基本的にこのアニメの 1st シーズンとほぼ同じ部分について映画化したものでした。が、新人王戦とか後藤関連とか、ちょいちょいアニメ版には未出のエピソードが織り交ぜられていて、若干ネタバレ食らわされた感があります(;´Д`)ヾ。

配役に関しては、主人公・零を演じた神木隆之介はもう彼しかいないというか、彼がいたからこれが映画化できたんじゃないかと思えるほどのハマり役ですね。中でも「みんなオレのせいかよ!?」の絶叫シーンは特に圧巻でした。
他にもこんなあかりさんがいる家になら俺だって転がり込みたくなる倉科カナとか(ぉ)、スクリーンに出てきた瞬間に「島田だ!」と理解できてしまった佐々木蔵之介とか、押さえるところをちゃんと押さえています。特殊メイクで二階堂役を演じた染谷将太は「怪演」と呼ぶべき弾けっぷりでしたが、個人的には二階堂の「アツいんだけどちゃんと育ちの良さを感じるキャラ」の後者の方がどうも足りていない感はありました。林田先生役の高橋一生もイイ味出してたけど、静かな職員室で PC 画面(対局中継)を見つめながら突然バンザイするシーン、完全に巨災対の安田じゃないか(笑

でも一方で、何でもかんでもイメージ通りでキレイに作っていたら「よくできた映画化」以上にはなり得ないわけですが、そこにあえて引っかかりを作ったのは零の義姉・香子を演じた有村架純ではないでしょうか。超正統派のイメージが強い彼女にこれだけ棘のある役をやらせつつ、ちゃんと成立している。『ビリギャル』もやっていたので崩れた役の経験はもちろんあるんでしょうが、ここまでダークサイドというか、キツい役どころは今までになかったはず。そのギャップも含め、彼女の存在がこの作品を締めていると感じられました。

原作へのリスペクトに溢れた良い映画だと感じましたが、唯一惜しいのは「ちょっと重すぎる」こと。アニメでも半年かけた内容を二時間強の映画に詰め込んだからやむを得ないのでしょうが、アニメではシリアスなエピソードに川本家や林田先生に絡んだ緩いエピソードをうまく挟んで緩急がついていたのに対して、この映画版ではそういうシーンが序盤くらいしかなく、とにかくシリアスで重いシーンの連続。終演後にはどっと疲れていました。それだけ、将棋シーンも含め緊迫感のある良い映像だったということでもあるのでしょうが。

後編は 4 月下旬の公開。アニメ版を観る前に先のストーリーを知ってしまうのはちょっと悔しいんですが(笑)、公開されたらそちらも観に行く予定です。

3 月のライオン 1 [Blu-ray]

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2017/03/22 (Wed.)

シン・ゴジラ Blu-ray 特別版

楽しみに待っていた Blu-ray が届きました。

シン・ゴジラ Blu-ray 特別版 4K Ultra HD Blu-ray 同梱 4 枚組

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映画館の大画面で観るのも迫力があってすごく良かったですが、それはそれとして自宅で好きなシーンで止めたりリピートしたりしながら各シーンに隠された仕込みをじっくり確認したくて。
パッケージは当然 4K UHD BD を含む Blu-ray 特別版。まだ自宅には UHD BD 再生環境は何一つないけど、こういう是非観たいコンテンツがあれば環境構築の後押しになるというものです。HDR の高輝度再現力でゴジラの熱線放射シーンがどのように表現されるか、早く観てみたいですよね...。

本編ディスクの方は週末にゆっくり時間を取ることにして今日のところはダイジェスト的に軽く観るか、と思ってディスクを入れたら止まらなくなりそうだったので、グッと堪えて中断(;´Д`)ヾ。とりあえず特典ディスクの内容をチェックしてみました。

特典ディスク I のほうは特報や予告映像が中心で、バージョンはたくさんあるけど似たような映像が多く、やや微妙かなあ。今となっては「ベタな邦画予告風のつくりで作品の良さを(あえて)何も伝えていない予告」が観られるのは貴重ではありますが。

特典ディスク II は膨大なメイキングとアウトテイク集。これを全部観るには時間がいくらあっても足りなさそうなので、これまたある程度かいつまんで観てみました。

メイキングは CG・VFX 周りはこれまでも CGWORLD などを通じて情報が公開されていましたが、実写パートのメイキングに関してはあまり情報が出てきていなかったので、この特典ディスク II の内容は非常に貴重。特に大人数のエキストラを使ったロケシーンは圧巻というだけでなく、南東京の住民的には蒲田や品川という見慣れた街の中で実際にロケが行われている風景がとても面白い。できることなら自分もエキストラとして参加したかったくらいです(笑。
役者さんの登場シーンに関しては、脇役や端役に至るまで実力派の俳優さんが揃っており、各個人が「ゴジラに参加できること」を心から楽しんでいるようだったのが印象的でした。また NG シーンはすごく面白いというわけではないけれど、普段の芝居では使わないような単語の羅列を早口でしかも滑舌良く喋らなくてはならないのにベテラン俳優陣も苦労している様子がうかがわれます。

個人的に興味深かったのはアウトテイク集ですね。画面端に各シーンの撮影に使用されたカメラの機種やファイル名(撮影日入りのファイル名で管理されている)、記録解像度などの情報が添えられていて、どのシーンがどんなカメラで撮影されたかまで分かってしまいます。本作では「ゴジラの様子を市民がスマホで撮影した映像」や「ニコ生的にコメントの弾幕が流れる映像」が演出として使われていますが、そういうのは実際にシネマカメラではなく iPhone などを使って撮影されたものであることは、これまでもインタビュー記事などで言及されていました。それが実際に生々しいファイル名まで入った状態で確認できるというのは、自分がまるで制作プロセスの一員になったかのような感覚で、とても面白い。
実際の撮影前に作成されたプリヴィズ(ビデオコンテ)も長尺で収録されていて、この映画が庵野監督の頭の中では撮影前の時点でほぼ完成していたことがよく分かります。

あと見逃せないのは劇中でもニュース映像として、あるいは劇中に登場するテレビモニタなどに映っている映像として作られたダミーニュースのオリジナル映像がそのまま収録されていること。NHK(劇中の表記は「NIIK」)や民放各局のニュース番組がかなりリアルに作られています。特に被災地の現地レポート映像なんかは六年前の震災当時を思い出させる重さがあり、創作だと分かっていても心臓をギュッと掴まれるような感覚がありました。これ、本作未見の家族の前で休日の朝から流すというドッキリを仕掛けてみたい気もしますが、あまり冗談にならなさそうだな(笑

まだ全部観切れていないので、週末を使ってじっくり楽しもうと思います。UHD のほうはどうしようかなあ...。

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2017/03/01 (Wed.)

『孤独のグルメ Season6』4 月より放送決定

松重豊「孤独のグルメ Season6」4月放送開始!故谷口ジローさんへ追悼コメントも発表 : 映画ニュース - 映画.com

孤独のグルメ

年明け早々に制作が発表されていたドラマ『孤独のグルメ Season6』ですが、テレビ東京では来月 4/7 から放送開始されることが明らかになりました。

先日のお正月スペシャルでは確かに「春からの企画、決まったか」というゴローちゃんのメタ発言があったので、早ければ春クールもあるのかとは思っていましたが、いやー松重さんもスタッフも他の仕事で滅茶苦茶忙しそうだしいくらなんでも...とも考えていたので、みんながんばるなぁ(;´Д`)というのが正直な感想です。でも今までのシーズンで 4 月クールの放送はなかっただけに、春先から初夏にかけてのドラマがどのようなものになるか、今から楽しみでもあります。

今回はレギュラードラマ中に地方出張編が含まれるとのことですが、実はもう 2 月中に大阪で松重さんのロケ目撃情報が出ていたり、久住さんも仕事で大阪に行っていたことをツイートしていたりするので、おそらく第 2~3 話あたりで大阪編が放送されるのではないでしょうか。何らかの形で例のたこ焼き屋台が登場してくれたら盛り上がるんだけどな~。
というわけで、今のうちからいつ大阪に遠征するか、予定を考えているところです(ぉ

孤独のグルメ

久住さんや川村プロデューサーが発表に寄せたコメントの中には、先日永眠された谷口ジロー先生へのお悔やみの言葉も含まれていて、改めて本当に亡くなっちゃったんだなあ...と寂しく思います。今までであればドラマ放送開始に合わせて漫画の新作が SPA! に掲載されることもありましたが、これからはそういうこともなくなってしまったわけで。劇中で、それとなく谷口先生を悼むような演出が仕込まれていたりしたら、ついグッときてしまいそうな気がしています。

ともあれ、放送開始まであと一ヶ月あまり。私も聖地巡礼に向けて体調を整えておかないと(ぉ。

久住昌之、谷口ジロー / 孤独のグルメ 2

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2017/01/03 (Tue.)

『孤独のグルメ Season6』制作決定

昨夜、テレビ東京にて『孤独のグルメ お正月スペシャル ~井之頭五郎の長い一日』が放送されました。

孤独のグルメお正月スペシャル~井之頭五郎の長い一日:テレビ東京

孤独のグルメ

これまでのスペシャル版と違い、出張編ではなく首都圏でのロケ。冒頭の夢シーンの撮影がテキサスを模した九十九里で行われていたあたり、Season1 における浦安パリを彷彿とさせ、ずっと追いかけてきたファン的にはニヤリとさせられる場面が数多くありました。また過去に登場したお店から、川崎の「つるや」枝川の「アトム」が再登場(ただしどちらも振られる)したのも胸熱。ただし劇中に出てきたとおり、「アトム」は本当にもう閉店してしまっているようで、寂しい限りです。やはり聖地巡礼は放送終了後なるべく早いうちに行かなくてはならないな、という思いを新たにしました。

孤独のグルメ

そして放送終了後に『Season6』の制作決定と、この一年間に放送されたスペシャル版ドラマ三本(旭川編・宮城編と今回のお正月スペシャル)の Blu-ray BOX 化が告知されました。Season6 の放送時期に関しては明言されていませんが、制作スタッフが現在『野武士のグルメ』の撮影にかかっていることを考えると、早くても 7~9 月クール、遅ければ 10~12 月クールになるんじゃないでしょうか。いずれにしても、これまでは放送一ヶ月前が情報解禁日だったので、こんなに早く(仮に 4~6 月クールの放送だったとしても三ヶ月前)告知されるというのは異例。テレビ東京としてもそれだけ期待しているシリーズということなのでしょう。もし撮影予算が増えたとしたら、今度は台湾よりも遠方でのロケもありかねないわけで、聖地巡礼組としては今から戦々恐々としています(;´Д`)ヾ。

とにかく、まずは Season6 が始まる前に残りの聖地巡礼を済ませてしまおうと思います。

孤独のグルメ スペシャル版 Blu-ray BOX

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2016/12/20 (Tue.)

『シン・ゴジラ』Blu-ray 発売日決定

「シン・ゴジラ」が'17年3月22日BD/UHD BD化。初公開映像満載の特典BD - AV Watch

今年は映画の当たり年でしたが、中でも最もインパクトが強くてパッケージの発売を心待ちにしていたのが『シン・ゴジラ』。個人的には先月くらいからそろそろ発表されないかなーとチラチラチェックしていた BD/DVD 発売が、ようやく正式にアナウンスされました。
しかもまさかの UHD BD 版も発売!こんあのアリかよォーーーーーッ!!!

...まずは俺が落ち着け(ぉ

UHD BD(Ultra HD Blu-ray Disc)は『機動戦士ガンダム サンダーボルト』などをはじめとして既に複数タイトルがリリースされていますが、まだまだ数が多いとは言えません。コアファン層の濃さを考えると、『シン・ゴジラ』は国内 UHD BD 媒体として当面最も数が出る作品となる可能性が高いでしょう。4K 解像度によるゴジラの精細な造形や大道具・小道具へのこだわりに見入ったり、HDR によるゴジラの放射熱線の輝きを体感するのにこれ以上ないメディアと言えます。まあ、私は 4K も HDR も再生できる環境を持っていないので、とりあえず将来のための先行投資として UHD BD 版を買って当面観るのは同梱されているノーマル BD になると思いますが(笑。

シン・ゴジラ

また UHD BD 版および BD 特別版にはメイキング映像等を収録した特典ディスクが付属することも見逃せません。これまでは CGWORLD 誌等で CG 制作周りの舞台裏が公開されたことはありましたが、実写パートの撮影等に関する情報はせいぜいキャスト陣のインタビュー程度で、映像として世に出ることがほぼありませんでした。本編に関してもネタバレ厳禁の秘密主義を貫いてきた製作陣のことだから、このメイキングも BD 発売まで大事に隠していたのだと思いますが、この特典ディスクは貴重な資料となりそうです。芝居の部分もさることながら、首相官邸や巨災対、自衛隊等のリアリティがどう作り込まれたのか...にはとても興味があります。

発売まであと三ヶ月、正座して待ちたいと思います。

シン・ゴジラ Blu-ray 特別版 4K Ultra HD Blu-ray 同梱 4 枚組

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2016/12/06 (Tue.)

『野武士のグルメ』ドラマ化

先日ドラマ『孤独のグルメ』お正月スペシャルに関する発表があったばかりですが、さらに続いて『野武士のグルメ』のドラマ化が発表されました。まさかこっちに展開するとは思ってなかった(;´Д`)ヾ。

『野武士のグルメ』は原作・久住昌之先生、作画・土山しげる先生で漫画化された、もともとは久住先生による同タイトルのエッセイ。ドラマ『孤独のグルメ』のヒット以降、年に一本ペースで久住さん原作作品のドラマ化が続いていますが、ついにここまで来ましたか。しかもテレビドラマとしての放送ではなく、NETFLIX での配信というのが現代らしい。NETFLIX の国内向けオリジナルコンテンツはまだそれほど数多く作られていませんが、このタイミングでの起用というのはかなり期待されていることの表れでしょう。
なお制作は共同テレビの『孤独のグルメ』スタッフが担当するようで、ドラマの雰囲気や食事シーンの画はこどグルを踏襲したものになるはずです。

しかしキャストがまた驚き。主人公・香住武役に竹中直人って!!漫画のキャラクターとあまりにかけ離れすぎてる(笑。個人的には、漫画のイメージを踏襲するのであれば現役時代は頑固で厳しかったであろう空気を醸し出している、ややコワモテ系の俳優さんがハマるだろうと思っていました。もし今でもご存命だったら、故・蟹江敬三さんにやってほしかったなあ。あるいは今でもご健在な俳優さんでいうと、例えば塩見三省さんとか、意外と大地康雄さんとかも似合いそう。なんか松重ゴローちゃん同様に刑事かヤクザキャラな俳優さんばかりですが(笑。
それに比べると竹中直人さんはコミカルな役も多いし、何よりキャラが濃すぎるのが気になりますが(笑)、これはもしかすると土山しげる先生による漫画版よりも久住先生ご本人によるエッセイ版を意識した配役なのかもしれません。そう思ってみると、顔のつくりとか、自由人っぽさとか、久住さんに通ずるものがあるような(笑。

二番煎じがオリジナルを超えることがないとおり、こどグルスタッフの飯テロドラマで本家『孤独のグルメ』を超えた作品はまだないのが心配なところですが、これはどうなりますかね。少なくとも主役の豪華さでは期待ができそうな気もします。配信が始まったら観てみようと思います。
でもそれはそれとして、このドラマ化によってこどグルの Season6 が少なくともあと半年くらいはなさそうなことが確定的になったのが残念でもあります。やっぱり今後は基本的にスペシャルドラマとして細く長く継続する方向なんですかね。

久住 昌之、土山 しげる / 漫画版 野武士のグルメ 2nd

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2016/12/01 (Thu.)

『孤独のグルメ お正月スペシャル』放送決定

ドラマ「孤独のグルメ」正月SPが決定!東京を舞台に五郎の"長い一日"描く - コミックナタリー

今日から 12 月、ということでそろそろドラマ『孤独のグルメ』の新春スペシャルか 1 月からの新シーズンの情報が出てくるかも...と思っていたら、案の定発表されました。来年 1 月 2 日にお正月スペシャルとして放送されるとのことです。

孤独のグルメ

サブタイトルは「井之頭五郎の長い一日(仮)」。これまでのスペシャルは基本的に出張編という位置づけで博多、旭川、宮城と遠征が続いていました。私も先日東北聖地巡礼に行ってきたところで、次のスペシャルは順番的に四国か中国地方か、でも冬なら北陸もアリだよなあとか妄想していましたが、今度はまさかの都内でのスペシャル。「長い一日」ということはもしかすると朝昼晩三食分の店が登場することになるのかもしれません。
松重豊さんは「前に行った店に行くかもしれません」というコメントを出していますが、さすがにこれは冗談だろうなあ。でも過去の名店が再登場というのも、それはそれで面白そう。仮に出てくるとしたら前振り的にランチ扱いでの登場になるでしょうから、例えば池袋の汁なし担々麺とか、まめぞのランチタイムとかだったりすると個人的にはアツいです。仕事絡みだとすると倉庫作業からの流れでアトム、というのも捨てがたい。

孤独のグルメ

ところでドラマ『孤独のグルメ』は 2015 年 10~12 月期の Season5 を最後に、連続ドラマとしての放送が行われていません。有名になりすぎたせいでなかなかお店からの撮影許可が下りなくなっているという事情もあるでしょうし、松重さんも製作スタッフも今や売れっ子で他の仕事に忙しい...という側面もあるのでしょう。しかしテレ東的には確実に稼げるコンテンツであることも間違いなく、今後は今年やったような盆と正月のスペシャルドラマとして継続していく、という方向なのではないかと思います。
ただこれまでに 4~6 月クールに放送されたことがないので、初の春クール放送として Season6 の製作がこのお正月スペシャルの放送後に予告される...という展開をファンとしては期待してしまいますが、どうですかね。

松重さんといえばこの 10 月からは火曜深夜に FM ヨコハマで『深夜の音楽食堂』というラジオ番組を持たれています。これも井之頭五郎があったからこそのキャスティングと番組名なんでしょうが、毎回イイ感じに肩の力が抜けた語り口で食べ物のこと、音楽のこと、芝居のことを語ってくれるのが嬉しい。とりあえず毎週この番組を聴きながら、年明けの放送を楽しみに待ちたいと思います。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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