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2016/12/06 (Tue.)

『野武士のグルメ』ドラマ化

先日ドラマ『孤独のグルメ』お正月スペシャルに関する発表があったばかりですが、さらに続いて『野武士のグルメ』のドラマ化が発表されました。まさかこっちに展開するとは思ってなかった(;´Д`)ヾ。

『野武士のグルメ』は原作・久住昌之先生、作画・土山しげる先生で漫画化された、もともとは久住先生による同タイトルのエッセイ。ドラマ『孤独のグルメ』のヒット以降、年に一本ペースで久住さん原作作品のドラマ化が続いていますが、ついにここまで来ましたか。しかもテレビドラマとしての放送ではなく、Netflix での配信というのが現代らしい。Netflix の国内向けオリジナルコンテンツはまだそれほど数多く作られていませんが、このタイミングでの起用というのはかなり期待されていることの表れでしょう。
なお制作は共同テレビの『孤独のグルメ』スタッフが担当するようで、ドラマの雰囲気や食事シーンの画はこどグルを踏襲したものになるはずです。

しかしキャストがまた驚き。主人公・香住武役に竹中直人って!!漫画のキャラクターとあまりにかけ離れすぎてる(笑。個人的には、漫画のイメージを踏襲するのであれば現役時代は頑固で厳しかったであろう空気を醸し出している、ややコワモテ系の俳優さんがハマるだろうと思っていました。もし今でもご存命だったら、故・蟹江敬三さんにやってほしかったなあ。あるいは今でもご健在な俳優さんでいうと、例えば塩見三省さんとか、意外と大地康雄さんとかも似合いそう。なんか松重ゴローちゃん同様に刑事かヤクザキャラな俳優さんばかりですが(笑。
それに比べると竹中直人さんはコミカルな役も多いし、何よりキャラが濃すぎるのが気になりますが(笑)、これはもしかすると土山しげる先生による漫画版よりも久住先生ご本人によるエッセイ版を意識した配役なのかもしれません。そう思ってみると、顔のつくりとか、自由人っぽさとか、久住さんに通ずるものがあるような(笑。

二番煎じがオリジナルを超えることがないとおり、こどグルスタッフの飯テロドラマで本家『孤独のグルメ』を超えた作品はまだないのが心配なところですが、これはどうなりますかね。少なくとも主役の豪華さでは期待ができそうな気もします。配信が始まったら観てみようと思います。
でもそれはそれとして、このドラマ化によってこどグルの Season6 が少なくともあと半年くらいはなさそうなことが確定的になったのが残念でもあります。やっぱり今後は基本的にスペシャルドラマとして細く長く継続する方向なんですかね。

久住 昌之、土山 しげる / 漫画版 野武士のグルメ 2nd

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2016/12/01 (Thu.)

『孤独のグルメ お正月スペシャル』放送決定

ドラマ「孤独のグルメ」正月SPが決定!東京を舞台に五郎の"長い一日"描く - コミックナタリー

今日から 12 月、ということでそろそろドラマ『孤独のグルメ』の新春スペシャルか 1 月からの新シーズンの情報が出てくるかも...と思っていたら、案の定発表されました。来年 1 月 2 日にお正月スペシャルとして放送されるとのことです。

孤独のグルメ

サブタイトルは「井之頭五郎の長い一日(仮)」。これまでのスペシャルは基本的に出張編という位置づけで博多、旭川、宮城と遠征が続いていました。私も先日東北聖地巡礼に行ってきたところで、次のスペシャルは順番的に四国か中国地方か、でも冬なら北陸もアリだよなあとか妄想していましたが、今度はまさかの都内でのスペシャル。「長い一日」ということはもしかすると朝昼晩三食分の店が登場することになるのかもしれません。
松重豊さんは「前に行った店に行くかもしれません」というコメントを出していますが、さすがにこれは冗談だろうなあ。でも過去の名店が再登場というのも、それはそれで面白そう。仮に出てくるとしたら前振り的にランチ扱いでの登場になるでしょうから、例えば池袋の汁なし担々麺とか、まめぞのランチタイムとかだったりすると個人的にはアツいです。仕事絡みだとすると倉庫作業からの流れでアトム、というのも捨てがたい。

孤独のグルメ

ところでドラマ『孤独のグルメ』は 2015 年 10~12 月期の Season5 を最後に、連続ドラマとしての放送が行われていません。有名になりすぎたせいでなかなかお店からの撮影許可が下りなくなっているという事情もあるでしょうし、松重さんも製作スタッフも今や売れっ子で他の仕事に忙しい...という側面もあるのでしょう。しかしテレ東的には確実に稼げるコンテンツであることも間違いなく、今後は今年やったような盆と正月のスペシャルドラマとして継続していく、という方向なのではないかと思います。
ただこれまでに 4~6 月クールに放送されたことがないので、初の春クール放送として Season6 の製作がこのお正月スペシャルの放送後に予告される...という展開をファンとしては期待してしまいますが、どうですかね。

松重さんといえばこの 10 月からは火曜深夜に FM ヨコハマで『深夜の音楽食堂』というラジオ番組を持たれています。これも井之頭五郎があったからこそのキャスティングと番組名なんでしょうが、毎回イイ感じに肩の力が抜けた語り口で食べ物のこと、音楽のこと、芝居のことを語ってくれるのが嬉しい。とりあえず毎週この番組を聴きながら、年明けの放送を楽しみに待ちたいと思います。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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2016/09/14 (Wed.)

超高速!参勤交代 リターンズ@チネチッタ

前作がとても好きだった映画の続編が公開されたということで、さっそく観に行ってきました。

超高速!参勤交代 リターンズ

しかし『シン・ゴジラ』や『君の名は。』が大ヒットを飛ばしている一方で、それ以外の邦画はほとんど顧みられていないのか?平日夜というのを差し引いても、公開一週間以内の映画館がガラガラ、というのはちょっと心配になってしまいますね。私はほぼ中央の席を取ったんですが、同じ列には他にお客さんがいませんでした。

事前情報を仕入れずに観に行ったので、期待半分、不安半分という気持ちでした。「続編に名作なし」というように、前作の焼き直しだったらどうしよう...と。

ストーリーは前作で「超高速に参勤」した後の話。参勤したら交代(帰郷)もするわけで、湯長谷藩(現在の福島県いわき市)への岐路の出来事です。前作で佐々木蔵之介演じる内藤政醇に無理難題をふっかけた幕府老中・松平信祝(陣内孝則)が再び策を弄し、湯長谷藩で一揆を発生させて今度は往路のさらに半分の時間で参勤交代の復路を行かせる、というストーリー。

いくら時間軸が半分になったからといって、同じように制限時間の中を走って参勤交代させるだけじゃ芸がないよね、と思ったけど、参勤交代自体はけっこうあっさり完了。製作サイドも前作からどうスケールを広げるかはかなり意識したようで、帰郷後の湯長谷藩での出来事に尺の大半を使いつつ、同時に江戸での出来事を平行して描くという二面展開。当初想定していなかった流れで、飽きるどころか先が気になっていきました。
それから全体的に前作よりも殺陣のシーンが大幅に増えていて、ダイナミックかつ緊張感のある場面が要所要所に出てくるのも良かった。一方で期待通りの細かな笑いも忘れず、緩急のある内容にまとまっていると思います。

個人的には今回初登場となった大岡越前の配役が意外すぎてスクリーンに出てきた瞬間に吹き出してしまったんですが(笑)、そういうのも含めて俳優陣の個性と実力が揃っていることが、この映画をうまく引き締めていると思います。あと一般的にあまり富山出身のイメージがない西村雅彦が珍しく富山弁(シチュエーション的にかなりわざとらしい)を喋っているのもポイントです(ぉ。

大作の陰で埋もれがちな邦画だけど、私はこういうの好きです。でもさすがに三作目...はないだろうなあ(笑。

投稿者 B : 23:30 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2016/08/26 (Fri.)

シン・ゴジラ(IMAX)@T・ジョイ PRINCE 品川

『シン・ゴジラ』ですが、今週から IMAX(2D)での上映が二週間限定で再開されたということで、さっそく観に行ってきました。

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ

足を運んだのは、品川駅高輪口にある「T・ジョイ PRINCE 品川」。旧品川プリンスシネマが T・ジョイ系列になって先月リニューアルされたばかりで、リニューアルに伴い IMAX デジタルシアターが導入されました。私は今まで IMAX は主に川崎の 109 シネマズまで観に行っていましたが、品川なら仕事帰りにも寄り道しやすいし、何と言っても今回はゴジラの初回上陸時、自衛隊が初めてゴジラに会敵するシーンが品川。まさにこの映画館のある高輪~御殿山上空から北品川のゴジラと対峙していたわけで、先日の川崎同様にシン・ゴジラ鑑賞にはこれ以上なく燃える立地でもあります。

IMAX による映像は圧巻の一言。この劇場の IMAX シアターは、かつてフィルム時代の IMAX を導入していたことがあるらしく、他の後付けで IMAX を入れた劇場よりも IMAX 上映に最適化された環境であると言えます。奥行きが短く、かつシート前後の傾斜がきつめにつけられていて、中央以外の座席でも IMAX の巨大スクリーンの映像が堪能できます(私は今回ほぼ中央の座席を確保できましたが)。TOHO の TCX もかなり大きいですが、やはり IMAX の迫力はさらに一段上と言えます。
というわけで、今回は二回目の鑑賞だし映像を分析的に見てやるつもりで赴いたはずなのに、途中からは完全に作品に没入してしまいました(笑。特に、ゴジラによって自分が暮らしている東京の景色が無残に破壊されていく光景には、二度目であるにもかかわらず涙が出そうになりました。これは BD が出たら買わざるを得ません。

T・ジョイ PRINCE 品川

さて、T・ジョイ PRINCE 品川ですが、プリンスシネマ時代をよく知っている身としては、あまりにもキレイになりすぎていてビックリしました。プリンスシネマと言えば古くさくて設備も古い映画館という印象が強くて、川崎や六本木、有楽町まで行く余裕もない(上映時間がイマイチ合わない)ときにやむなく使うという位置づけでしたが、全くその面影もなく、明るくてオシャレな雰囲気の映画館に一変していました。

T・ジョイ PRINCE 品川

飲食物の販売カウンターもイマドキのシネコンらしくリニューアル。以前はもっと小さかったし、本当に「売店」という感じだったんだぜ...。

今の私のメイン映画館は日本橋の TOHO か、川崎の 109 or TOHO といったところでしたが、今後は品川のここをメインにしてもイイかも。特に IMAX が品川と川崎にあるというのは個人的にとても捗ります。これからもちょくちょく通おうと思います。

投稿者 B : 22:55 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2016/08/15 (Mon.)

シン・ゴジラ @109 シネマズ川崎

遅ればせながら、観に行ってきました。

シン・ゴジラ

私は世代的に、それと出身地的に(民放が当時 2 局しかなかった)幼少期から特撮にあまり縁がなく、ゴジラシリーズも小学生の頃に映画館で『ゴジラ vs ビオランテ』を観たのが唯一。だから『シン・ゴジラ』にも当初はさほど興味を持っていませんでしたが、公開後の評価があまりに高かったので、劇場に足を運んでみたくなりました。IMAX は既に上映が終わり、4D も上映時刻が限られるようになったので、普通に 2D で鑑賞。私が観に行った回はほぼ満席で、お盆休みであることを差し引いても、公開後にクチコミで評価が広がり、少しずつ違う層に浸透していっていることを実感しました。

...結果、「庵野秀明がやりやがった」「シン・ゴジラはいいぞ」。
ゴジラなんかよりも先にヱヴァの続き作れや、とか思っててすいませんでした(ぉ

劇場公開から半月が経過して、SNS 上でも少しずつネタバレが始まっていますが、あまり核心には触れないレベルで感想を書いておきます。でも未見でこれから行こうと思っている人はこのままブラウザをそっと閉じてください。





これ、ゴジラシリーズや特撮に興味がなくても十分以上に面白いですね。旧作を観ていたり特撮ファンだったりするとさらに面白いんでしょうが。庵野監督だからエヴァっぽかったりナウシカっぽかったりする描写もところどころにあり、ニヤリとしてしまう部分もありますが、そういうの抜きにして純粋に面白かったです。また、対策本部設置などのシーンでエヴァの戦闘シーンの楽曲が引用される演出も、エヴァの影響を受けて生まれた『踊る大捜査線』からの逆輸入という感じで、これもまた燃える。

シン・ゴジラ

ゴジラの一度目の上陸は呑川を起点とし、私の自宅からそう遠くないルートを通って私の以前の職場の至近まで到着するという、個人的に超胸熱コースをたどります(笑。自分の生活圏といえるエリアだけに見覚えのある場所が数多く映っていて、これは BD が出たらカットごとにロケ地を特定して聖地巡礼したくなるほど(笑。鑑賞した 109 シネマズ川崎も二度の進行ルートのすぐ近くにあるせいか、いろんなシーンで観客からどよめきが起こったり、「あ、ここ行ったことあるよね」という話し声が聞こえてきたりして、シアター内が妙な一体感に包まれていました。これ、南東京~神奈川沿岸部在住の人ならかなり引き込まれるんじゃないですかね。
アニメでも地方をモチーフにした作品が多く、実在の施設が戦闘によって破壊されるような作品もありますが、アニメだとどうしても作り話の中の出来事感が拭えないのが、実写ベースだと(ロケ地に縁のある人限定ながら)ここまでリアリティを感じられるのか、ということに驚きました。また、侵攻中のゴジラが常に無表情で意思を感じさせないことも、恐怖感をさらに強めています。

ゴジラ出現の理由や東京への複数回の上陸の理由は最後まで明かされることなく、ラストシーンも含みを持たせた終わり方でした。伏線はいろいろと張られていたので謎解き要素も欲しかった気はしますが、「ゴジラという『災害』に日本という国がどう対処するか」がこの映画のテーマであるのならばこれでいいようにも思えるし、余白が多くて考察が捗るつくりはいかにも庵野秀明らしく、これからはそれを自分なりに解釈することが楽しみになると言えます。そのためにあと一回と言わず二、三度観に行きたくなっています。

シン・ゴジラ

ゴジラへの対処に関わる登場人物は、長谷川博己演じる矢口蘭堂が中心的に描かれてこそいますが、物語の構造はあくまで群像劇。エヴァっぽいとはよく言われているものの、エヴァがあくまで碇シンジという一人称の視点で描かれているのに対して、本作は矢口も登場人物の一人にすぎません。そういう構造そのものが「ニッポン対ゴジラ」というキャッチコピーの所以の一つなんでしょう。誰かが超能力を発揮したり想いの力云々ということもなく、全ての登場人物が自分の国や家族を守るために、義務あるいは仕事として自分の担うべき部分を淡々と遂行する。そして最後にはバックアップも含め複数立てられた想定の範囲内で、淡々とゴジラが活動を停止する。それも、自分たちが作り上げた首都のシステムそのものがゴジラを倒すということが、自分を一人の日本人として物語に感情移入させ、自信を取り戻させてくれるように感じました。

期待していた以上にいい映画でした。劇場公開中にもう一度行けるか分からないけど、少なくとも配信 or BD がリリースされたらまた観たい。

投稿者 B : 22:55 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2016/05/17 (Tue.)

殿、利息でござる! @TOHO シネマズ日本橋

殿、利息でござる!

殿、利息でござる!

先週末に公開されたばかりの映画を観てきました。

コメディ寄りの時代劇が好きだ、ということを自覚するようになってから、こういう映画を積極的に観るようになったんですが、この映画も『超高速!参勤交代』に似た雰囲気を感じたので面白そうだな、と。ただキービジュアルの見た目からして『超高速』以上に B 級映画感が漂っていて、ちょっと不安には思っていました。

が...騙されました。いや、これは良い意味で。阿部サダヲ主演だからってこんなにコメディ感全開にしないと客が入らないとでも思ったのか?というくらい、実際確かにコミカルなシーンは細かく仕込まれているものの、本質は「人の思いと覚悟」を軸にした感動物語。
江戸時代中期の仙台藩で実際にあった話をもとにした小説の映画化で、重い年貢と労役の負担を軽くするために「殿様に金を貸し、その利息を得る」ことを考えて実行に移した百姓達のお話です。

農民達だけで千両(約三億円)を集めなくてはならないというお題だけでもハードルが高いけど、その一つ一つの課程が面白い。登場人物もそれぞれキャラが立っていて、それを個性豊かな俳優陣が演じています。脚本以上に芝居の力がこの映画の緩急を生み出している印象。当初は笑う気マンマンで観に行ったはずだったのに、最後はこの登場人物達が織りなす物語にのめり込んでいる自分がいました。
仙台藩主・伊達重村役で出演したフィギュアスケートの羽生結弦さんの演技も観るまで不安でしょうがなかったけど(笑)、想像以上に様になっていたのは普段から鍛えられた身のこなしの成果でしょうか。

良い映画でした。よくあるコメディ邦画のひとつとして埋もれていきかねないのが日本映画の寂しいところですが、これは多くの人に観てほしいなあ。

投稿者 B : 23:59 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2016/03/03 (Thu.)

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

「おいしいは健康の証。味とは生きている実感だ」

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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ドラマ『孤独のグルメ Season5』の Blu-ray BOX が発売されたので、今回ももれなく購入しました。

元旦の旭川出張スペシャルをもって Season5 の放送は終了しましたが、私のほうはまだまだ絶賛聖地巡礼中なため、なんだか今でもドラマが続いているような感覚。なので、もう出たの?という印象の方が強かったりしますが、モチベーションは高まりますね(何。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

パッケージはいつもの形状ですが、今まではスリーブケースの基本色が茶系だったところ、今回はアルミのヘアライン...風印刷(ぉ)になっていて、まあ印刷とはいえ今までよりもグレードアップした印象。やっぱり通常の深夜ドラマ枠からテレ東の看板「ドラマ 24」枠に格上げされたことも影響しているのでしょうか。このドラマ自体がグッズや DVD/BD-BOX の売れ行きが良いという話も聞いたことがあるので、そういうのもあるのかもしれません。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

中にはいつものピクチャーレーベル仕様で、BD がいつもより 1 枚多い 5 枚組で収納されています。本編が 3 枚、特典映像が 1 枚、さらに加えて今まで DVD/BD 未収録だった「真夏の博多出張スペシャル」のディスクが 1 枚。博多編のディスク発売は待望していたので、ようやくという感じです。なお、逆に今年元旦に放送された旭川出張編が含まれていないので、これは次の Season6 での収録ということになるのでしょうか。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

映像特典はこんな感じ。まあいつもの内容ではありますが、シリーズを追うごとに映像特典のボリュームが増えています。
嬉しいのは一部ファンから「真の本編」と呼ばれている「ふらっと QUSUMI」の特別版が収録されていること。既存回の未公開シーンだけでなく、台湾編で放送には使われなかった「夜市編」まで入っています。この DVD/BD-BOX のためにわざわざ収録したのか、あるいは久住さんかスタッフの趣味か(ぉ。

それから、やはり何といってもメイキング「井之頭五郎 完食日記」。人気シリーズになるにつれて登場するお店のレベルも相当上がってきているせいか、食事シーンでカットがかかった瞬間に「これうまいね!」と素の松重豊さんの表情が緩む場面が今まで以上に増えたような。それから、代々木上原のトウガラシ料理の店「ガテモタブン」では演技中にあまりの辛さに咽せていたのはやはり本気で辛かったようです(笑。
また、大岡山の「九絵」で撮影前の仕込み中に大将から「これうまいよ、一口食べてみる?」と刺身を一切れ出されたのに対して「本番までは食べないルールにしているんです」と断っていた場面に、松重さんの役者魂を見た気がしました。

登場店の放送後の様子をインタビューする「その後のグルメ」では、放送後ではなくもう前週の予告が出た翌日からお店が混み始める、という話も出ていました。聖地巡礼者もかなり増えてきて、実際に放送前から混むのは事実なので、私はさらに早くロケの目撃情報を探して予告前に登場店を割り出すことにしました(ぉ。
今シーズンの私はなんだかんだで半分くらいは事前巡礼するようにしていて、そのせいでゴローちゃんが食べた料理がどんな感じなのかを知らずに食べていたわけですが、事前情報がないほうがむしろ食べた瞬間の松重さんのリアクションがとてもよく理解できる(笑。本放送を観たときよりも、このメイキング集での松重さんの顔を見て実感しました。事前巡礼、そういう楽しみ方もあるのか!

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

いつも楽しみにしているおまけは、今回は「Gourmet Agenda」と呼ばれる小冊子でした。
これは何かというと、

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

お店巡り用のグルメノート(笑。
「聖地巡礼だけでなく、自分自身の『孤独のグルメ』的飲食店を見つけてほしい」という番組スタッフからのメッセージと受け取りました。

お店の情報や食べたメニューだけでなく、「My ネ申セリフ」の欄まで用意されているということは、食べている最中の自分の脳内セリフまでメモっておかなくてはならないということですか(笑

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

毎回楽しみにしている吉見 P のロケハン日記は、過去作よりもさらにみっちり埋まってきました。このドラマの製作スタッフも今やすっかり売れっ子で、こどグル以外のグルメ系ドラマの多くを手がけているという時点で多忙なのに、人気ドラマになっちゃったせいで出演 NG の店も増え、さらに今シーズンは台湾、川崎(神奈川)、越谷(埼玉)、いすみ(千葉)、とどめの旭川(北海道)という遠征も多いスケジュール。ロケハンから出演交渉、撮影に至るまでむちゃくちゃ忙しかったに違いない。台湾編なんて、台北のロケを一日で済ませているんですよ...(通常は街シーンと店シーンは別日に撮影)。
この中に「スタッフ全員から 3 軒以上リサーチを出してもらう、出さなかった人は...(笑)」という記載があるあたり、お店探しに相当苦労している様子が偲ばれます。本当にお疲れさまでした>スタッフの皆様

というわけで、Season6 も期待しています。主要スタッフは現在、久住先生原作の『昼のセント酒』のドラマ製作を担当されているようなので、放送されたとしてもまた 10 月からのクールですかね。

投稿者 B : 21:56 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2016/01/04 (Mon.)

駆込み女と駆出し男

年末年始は新旧三部作も含めたスター・ウォーズ三昧の日々を過ごしていましたが、洋食ばかり食べた後に和食が恋しくなるような気分になって、前から気になっていたこの邦画を最後に鑑賞しました。

駆込み女と駆出し男

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近年の私の好みからして、邦画はコメディ寄りの時代劇か大泉洋出演作品に当たり率が高い。ならばその両方の条件が揃ったこの映画は間違いないだろう、と思っていました。

鎌倉に実在し、女の駆け込み寺として知られる東慶寺。江戸幕府も承認した離縁の調停役として、夫婦関係に困り果てた女が数多く駆け込んだと言われています。駆け込み後は 24 ヶ月を寺で過ごし、その後に離縁が成立するという仕組みだったとか。物語はこの寺に駆け込んだ女たちと、大泉洋演じる見習い医師・信次郎にまつわる 24 ヶ月を描いています。
主役が大泉洋だけに、信次郎がいろんな女たちの悩みを解決していく話かと思ったら、そうじゃないんですね。信次郎もあくまで東慶寺の重要な関係者の一人に過ぎない。この映画は、女たちの自立と成長の物語です。

大泉洋、樹木希林、満島ひかり、戸田恵梨香といった主演陣の芝居は期待したとおりとても良かったです。現代劇ともよくある時代劇とも違う、まるで落語を聞いているかのような、立て板に水の台詞回し。大泉洋については今までもそんな芝居を時折見せてくれていたので違和感はありませんでしたが、他の役者陣まで含め、とてもリズミカルな台詞が耳に心地良い。単なる映画ではない、何か違う芝居を見せられているような気分になります。
男尊女卑だった時代を描いた重めのテーマながら、いいところに笑いの要素が散りばめられており、緩急があって最後までダレずに楽しめました。やっぱり大泉洋はこういう手触りの映画がよく似合う。

いい映画でした。日本映画が嫌いでなければ、一度観ておいて損はない作品だと思います。

投稿者 B : 23:59 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2015/10/06 (Tue.)

ドラマ『BAR レモン・ハート』

昨日の放送当日になって初めて知ったんですが、あの有名なバー漫画『BAR レモン・ハート』が BS フジでドラマ化されてるんですね。

BSフジ開局15周年記念ドラマ『BARレモン・ハート』 - BSフジ

これもおそらくドラマ『孤独のグルメ』ヒットの影響ということなんでしょうが...、もはやどんなグルメマンガがドラマ化されても驚かないほどグルメドラマ全盛の昨今とはいえ、この作品がまだドラマ化されていなかった、というのは確かに盲点でした。
30 年ほど前から連載が続いている長寿作品のひとつで、歴史の長さで言えば『孤独のグルメ』よりも全然長いくらいですが、一般的なグルメマンガとは違ってグルメ要素は薄く、酒に関する蘊蓄とその酒を巡るエピソードが主役。だからこそ、この作品が今ドラマに取り上げられるとは思っていませんでした。

主役の「マスター」は中村梅雀さん。柔和でお客に酒の蘊蓄を語るのが好きなマスター役によくハマっています。個人的にはマスターのイメージは蟹江敬三さんのような、頬骨と顎が張っていて、昔は荒っぽい役もけっこうやっていたような役者さんが合うと思っていたんですが、残念なことに去年亡くなっちゃいましたからね。梅雀さんのマスターはこれはこれで、ドラマの世界観には合っていると思います。
メガネさんと松ちゃんはなんだかドラマというよりは演劇みたいな芝居で、テレビ画面を通して見るとちょっと違和感はありますが、酒の蘊蓄みたいな説明調のセリフが多いコミックの映像化としては、そういう演出意図なのかもしれません。個人的に、メガネさんがトレンチコートに帽子という出で立ちの時点でもう本郷播にしか見えなくなっているのは、完全に久住昌之脳に違いない(ぉ。

本編の後に「今すぐ行きたい BAR 情報」といって原作者の古谷三敏が登場するあたりが、いくらなんでもこどグルを意識しすぎだろ!と思わずテレビ画面にツッコミを入れてしまいました(笑

まあ、いろいろとツッコミどころはありますが、原作の「読み終わった後になんだか優しい気持ちになれる」トーンを最大限に尊重して映像化されたドラマだと思います。そういう意味では、中村梅雀さんのマスター役で良かったのかもしれませんね。今季は『孤独のグルメ Season5』に加えて、これも観てみることにします。

コミックの方は今でも執筆が続けられていて、最新巻の一つ前までは電子化もされています。そうとう久しぶりに、電子版で最初から読み直してみようかな...。


古谷 三敏 / BAR レモン・ハート (1) [Kindle]

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2015/08/25 (Tue.)

『孤独のグルメ Season5』放送決定

孤独のグルメ

「孤独のグルメ」18年ぶりの新刊が9月に発売!10月からはドラマ新シーズン - コミックナタリー

お盆前からリーク情報が出回っていましたが、ドラマ『孤独のグルメ Season5』の放送が正式発表されました。今回は、いつもの水曜深夜から金曜深夜(土曜 0:12)にお引っ越し。土曜日は一般的に休日なので、ドラマを観た翌日に聖地巡礼、ということができてしまうことになります(汗。これ土曜日の聖地はとんでもないことになるんだろうな...。

このシリーズは事前のロケハンやお店への撮影許諾にもかなりの時間を使っているそうで、この春には同じ撮影チームで『食の軍師』をやっていたところだったので、もしかしたら今年はこどグルはないのかも...と考えていましたが、がんばりますねえ。

孤独のグルメ

事前情報によると今回はついに海外ロケ回もあるとのこと。海外といっても日間賀島や博多ではなく、「パリという設定だけどどう見ても浦安ロケ」でもなく(ぉ、今度こそ本当に海外なのだと思われます。さすがの私も今回こそは聖地巡礼しきれる自信がありませんが、せめて台湾とか香港とか、行きやすい場所だと良いなあ。テレ東の制作費なんだし、欧米ロケはさすがにないですよね(震え声
とりあえず、私はずっと昔に期限切れを迎えているパスポートを取り直すところから始めようと思います(汗

孤独のグルメ

また、Season5 の放送開始に合わせてか、コミック 2 巻『孤独のグルメ 2』の発売も 9/29(火)に決定。当初は昨年の発売と言われていたものが何度かの延期の末ようやく出てくることになります。
新刊に収録されるはずの聖地のうち、「SPA!」に収録済みの回は私も鳥取とパリを除き巡礼済み。とはいえ単行本のボリュームを考慮すると残り半分くらいは現時点で未発表のエピソードになるでしょうから(描き下ろしなのか、今後 9 月までの SPA! に収録されるのか)、そちらも今から楽しみです。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 2

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投稿者 B : 20:56 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック