b's mono-log

2017/02/28 (Tue.)

BRADIO

自力で新譜を追いかけることも少なくなった昨今。昔の音楽仲間に勧められて聴いてみたグループに、相当ハマってしまいました。

BRADIO / POWER OF LIFE

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メンバーごとにテーマカラーを決めたスーツで毎度ビシッと決め、リードヴォーカルだけアフロ、というコテコテに 80's ファンクを意識したスタイル。しかし見た目に負けず劣らず、パワフルでパンチのあるヴォーカルとソウル/ファンクミュージックからの影響を強く受けたサウンド最初聴いたときに、頭をガツンと殴られたような衝撃を受けました。こういう言葉は普段使わないけど、あえて言うならば「クッソかっこいい」。
自分の好きな音楽と同じルーツを持っている感じがビンビン伝わってきますが、日本人でここまで突き抜けたグループもそうそういなかったのではと思います。

何も言わず、とりあえずこれを聴いてみてほしい。

「グルーヴがある」っていうのはこういう楽曲のことをいうんだ、というのを地で行くようなアップチューン。今風の言葉にすると「エモい」っていうんですかね。
疾走感のあるカッティングギターの音もカッコいいけど、セクシーなファルセットにバスッと重ねてくるコーラスが無茶苦茶痺れる。思わず「抱いて!」と言いたくなります(ぉ

この楽曲は彼らの中でも珍しい全英語詞ですが、YouTube のコメントの大半が英語でつけられているあたりに、本国のソウル/ファンク好きの琴線に触れるものがあることがよく分かります。
単に見た目や雰囲気で 70~80's ソウル/ファンク風の楽曲を歌っているわけじゃなく、相当勉強して曲を作り込んでいるんだろうなあと思ったら、まさにそのことが伝わってくる記事がありました。あー、やっぱり Earth, Wind & Fire に強い影響を受けていたんですね。

『BRADIOのファンキーハンター』【第3回:カッティングギターの神アル・マッケイ編】 - 耳マン

このファーストフルアルバムの #7『オトナ HIT PARADE』にも「落とした針先 Mary Jane」「今夜つれてって -ブギーバック- 宇宙のファンタジーへ」など古いソウル/ファンクミュージックファンならば反応してしまうキーワードが散りばめられており、おっさんホイホイ力が非常に高い。

年明けに出たばかりのセカンドフルアルバムも、ファーストに負けず劣らずパワフル。

BRADIO / FREEDOM

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#1『Back To The Funk』・#2『-Freedom-』・#3『彼女ハリケーン』までのたたみかける感じ。野郎バンドの王道をいくイケイケな曲が続いたと思ったら、#4『蝙蝠』では一転して一時期の久保田利伸を彷彿とさせる寂しげなミディアム。そして #5『ギフト』は歌詞を聴き込むと涙がこぼれてきそうになる、親に対する感謝の歌。このギャップの大きさは「捨て猫を拾うヤンキー」理論みたいなもので、反則じゃないかと(笑。
かと思ったら#6『Revolution』・#7『KAMISAMA』・#8『HOTEL エイリアン』と、何もなかったかのようにまたアップテンポでたたみ掛けてきます。捨て曲と感じる楽曲は一曲もないし、録音を聴いているだけでは飽き足らず、ライヴに足を運びたくなってしまうパワーがアルバムの最初から最後に至るまで漲っている。ここしばらく、この二枚のアルバムを延々と聴き続けています。

長らくライヴというものにも行っていませんでしたが、これは久しぶりに聴きに行ってみたいなあ。

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2017/02/14 (Tue.)

John Legend / DARKNESS AND LIGHT [Hi-Res]

John Legend / DARKNESS AND LIGHT

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久しぶりに R&B の音源を買いました。近年の R&B シンガーの中でも私が特に好きな John Legend が、昨年末にリリースしていた新譜です。

荘厳なゴスペル調で歌い上げる #1 "I Know Better" からいきなりガツンと始まったと思ったら、#2 "Penthouse Floor" は打ち込みドラムと弦鳴りまで聞こえてくるウッドベースのパターンが中毒になりそうなほど気持ち良い。一転して #3 は典型的な R&B ミディアムスローにファルセットで被せてくる歌声が滅茶苦茶カッコイイ。その先も緩急織り交ぜながら、アコースティックな John Legend らしい楽曲が最後まで続き、一曲として捨て曲がありません。音楽を CD で買わなくなり、アルバム単位で音楽を聴くこともかなり少なくなりましたが、本作は曲順や曲の繋がりまで含めて完成された作品に仕上がっています。
John Legend の作品はアルバムによって音作りがけっこう違っていますが、アコースティック系であっても打ち込み系であっても、曲を聴いた瞬間に「John Legend らしいな」と思える世界観を持っているのが素晴らしい。十年前のアルバムと繋いで聴いてもなんら違和感なく、決して古びない。現代のシンガーでありながら、クラシック・ソウルを持っている人物だと思います。

これは久々に強烈にハマった一枚(ハイレゾ音源のダウンロード購入なので、「枚」というのもおかしな話ですが)。ちょっと必要以上にボリュームを上げて、この音の洪水に浸っていたい。

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2016/11/22 (Tue.)

森口博子 / 宇宙の彼方で [Hi-Res]

森口博子 / 宇宙の彼方で

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV』のイベント上映から帰ってきてそのままハイレゾ版を購入しました。

ガンダムシリーズの主題曲というと『UC』でさえ途中まではレコード会社の都合から逃れられませんでしたが(でも劇伴の澤野弘之氏が作曲して Aimer が歌った『RE:I AM』『StarRingChild』はとても良かった)、『THE ORIGIN』では一貫して服部隆之氏が本編に沿ったテーマの楽曲を提供し続けていて、かつどれも非常に完成度が高くて素晴らしいと思います。
でもこの回の『宇宙(そら)の彼方で』はその中でも白眉の出来。個人的には、ガンダムシリーズの主題曲でこんなに感動したのは『∀』の『月の繭』(作曲:菅野よう子、歌:奥井亜紀)以来じゃないでしょうか。

森口博子がガンダム(アニメ版)の主題歌を歌うのは『Ζ』『F91』に続いて三度目ですが、過去二作の楽曲では作中のヒロインに近い立ち位置での歌だったのが、この『宇宙の彼方で』はよりスケールの大きな視点での詞になっています。関連インタビュー等では「この宇宙の女神になったつもりで歌って」というオーダーを受けたとの話ですが、『THE ORIGIN IV』がシャアとララァの出会いの物語であったことを考えると、のちに「刻が見える」存在へと到達したララァが、時空の果てから宇宙世紀の人類の争いの悲しさを歌っている曲のようにも思えます。
森雪之丞氏による詞も、比喩をあまり使わずに強い言葉でストレートに戦争を表現しています。特に最後の

宇宙の彼方で 争いが始まる
星が静かに 瞬くように...

という一節は、確かに宇宙の神の視点であり、と同時に宇宙の戦火を「星の一つ」として見えたどこかのコロニーの少女のような視点でもあり、人間の営みの儚さが重く伝わってきます。

直近の活動を追いかけておらず、1980 年代後半の森口博子のイメージが今でも強い私としては、これだけの曲を歌える大人のシンガーになったんだなあ、としみじみしますね。過去二作の主題歌は今でもサントラでたまに聴きますが、当時から確かに「アイドルにしては上手い」というレベルにはあったものの、所々に音程の不安定さとか、若さを感じる部分はありました(まあ、今みたいにレコーディング後のピッチ修正が当たり前でなかった時代の録音としてはレベルが高いと思いますが)。
それが今やシンガーとして巧い、いや、オニ巧いレベルに到達していて、30 年歌い続けるというのはこういうことか、と改めて実感します。途中を知らないだけに、余計に。『ETERNAL WIND』のセルフカバー版をオリジナル版と聴き比べると同一人物とは思えない進化に驚きます。が、一方で『ETERNAL WIND』はあの若さがあったから良かったんだろうなあ、とも思います(笑。

『THE ORIGIN』は今後ルウム編を経て、おそらく一年戦争編まで映像化されるはず。それらの作品にはどんな楽曲がつくことでしょうか。一年戦争編では当時のやしきたかじん・井上大輔の楽曲をリマスター、あるいはカバー版で復活させてほしいところですが、森口博子による主題曲ももう一つくらい聴いてみたいと思っています。

投稿者 B : 22:59 | Music | コメント (0) | トラックバック

2016/04/27 (Wed.)

孤独のグルメ Season5 O.S.T.

「途切れることのない幸せの輪唱が、耳に心地いい」

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ Season5』O.S.T.

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ドラマ『孤独のグルメ Season5』のオリジナルサウンドトラックがようやく発売されました。

今シーズンは韓国に始まってモロッコ、ブータン、旭川、果てはリアル台湾と、今まで以上に料理の多国籍化が進んで、それに合わせて楽曲の多彩さも広がっています。まあタイトルバックで流れる #2『ンマヤ・ンマヤ』からしてアフリカ風ですからね(笑。
そんな感じで世界中あっちこっちを旅するかのようなアルバムですが、それでいてどの曲もちゃんと『孤独のグルメ』と判るというのがスクリーントーンズの持ち味なんだろうなあ。でもコミックバンド風でありながらも、音楽的なバックグラウンドの広さを感じさせる引き出しの多さ。

個性的な楽曲揃いですが、個人的には中でも #24『Snow Light』が好きかな。正月の旭川出張スペシャルで、雪の中のほっと落ち着く温かい店の空気感を見事に表現した一曲。このドラマシリーズの食事シーンには今まであまりなかった種類の楽曲です。
でも、Season3 の『レガートワルツ』なんかもそうですが、スクリーントーンズでフクムラサトシ氏が吹くソプラノサックスの美しくて優しいメロディは毎度素晴らしい。こういう楽曲が毎回何曲か混ざっているから、単なるドラマのサントラじゃなくて、アルバムとして聴きたくなるんだと思います。

孤独のグルメ Season5 O.S.T.

購入は今回も地底レコードの直販を利用しました。オマケ CD-R に含まれる楽曲を合わせて、ようやく完成する作品だと思っています。特に今回はブータン編の楽曲がこの CD-R にしか収録されていませんからね。

というか同梱のチラシ、「初の海外」とか書いてるけど Season4 O.S.T. のときも「ついに海外進出」(ただし日間賀島)って書いとったやんけ!(ぉ

CD を聴いたら久しぶりにスクリーントーンズのライヴも聴きに行きたくなってきました。近いうちにタイミングの合う予定はないですかね...。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/10/07 (Wed.)

SawanoHiroyuki[nZk] / o1 [Hi-Res]

SawanoHiroyuki[nZk] / o1

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作曲家・澤野弘之の [nZk] 名義のアルバムが先月発売されていたことを今頃知り、慌てて買ってみました。

澤野弘之氏と言えば、私にとっては『機動戦士ガンダム UC』の劇伴の印象が圧倒的なんですが、一般的には『進撃の巨人』(アニメ版)とかドラマ『医竜』シリーズあたりが有名なんですかね。最近では NHK の連続テレビ小説『まれ』の楽曲も担当しているらしいですが、私は普段テレビをほとんど観ないのでどれもちゃんとは知らないという...。いずれにしても、近年はほぼ毎クール何かの番組で澤野氏の楽曲が採用されている、というくらい売れっ子になっています。

私の持つ澤野氏の劇伴音楽のイメージは「オーケストラを使ったスケールの大きな、かつメロディの印象的な楽曲が多い」というもの。しかしヴォーカル曲に関しては『機動戦士ガンダム UC』における Aimer とのコラボレーションではそのイメージとは真逆な、パワフルなロックを聴かせてくれました。基本的に SawanoHiroyuki[nZk] 名義の楽曲はこの路線のようで、本アルバムも『UnChild』と似た手触りの、ギターと電子音を駆使した力強い楽曲で満たされています。
収録曲は多くが何かしらのアニメでタイアップ採用されているだけに、粒が揃っています。が、(『ガンダム UC』での印象が強すぎるのかもしれませんが)個人的には Aimer 以外のヴォーカリストは楽曲の持つパワーに対して声の線がやや細い印象。やはり Aimer が歌う #7 『Song of ..<AM>』(これ、『まれ』劇中歌の別バージョンらしいですね)と #13 『s-AVE』の存在感が圧倒的ですね。逆に、Aimer の個人名義の楽曲もいくつか試聴してみましたが、声質に対して楽曲がおとなしすぎる印象で、澤野弘之×Aimer の組み合わせが私にとってのツボなのだ、と改めて実感しました。

アルバム全体を通して、何かを始める前にテンションを高めていくのにちょうどいいので、しばらく出勤時に聴いていこうと思います(笑。

投稿者 B : 22:40 | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/08/05 (Wed.)

久住昌之 & THE SCREENTONES Live at 吉祥寺 Strings

漫画『孤独のグルメ』の原作者である久住昌之さんと、ドラマ版のサウンドトラックを手がけている久住さんのバンド「THE SCREENTONES」のライヴを聴きに、吉祥寺のジャズバーに行ってきました。

Strings Live Bar & Italian Restaurant

吉祥寺 Strings

今までにも一度は生演奏を聴いてみたいと思いつつ、なかなかスケジュールが合いませんでしたが、今回は前日になって「あれ明日行けるんじゃね?」という状況に気づき、当日飛び入りで訪店。20 席あまりしかない店内はほぼ満席でしたが、たまたま二、三空いていた席があったので、当日券扱いで入場しました。

吉祥寺 Strings

ジャズバーなんて随分来ていなかったけど、ここは程良く洒落ていつつ、程良く手作り感があって、落ち着きます。

吉祥寺 Strings

このお店、楽屋がないらしく、さすがに久住さんは出てこないものの、他のメンバーの皆さんは開演前からステージ近辺をうろうろしつつ準備中という緊張感のなさ(笑

吉祥寺 Strings

ドリンクをいただきつつ待っていたら、ほどなくして始まりました。

久住昌之 & THE SCREENTONES

生久住さん&スクリーントーンズ登場!いきなりのドラマテーマ曲連チャンで、一気にテンションが高まります。生久住さん、初めて見たけどテレビと変わんないなあ。

久住昌之 & THE SCREENTONES

メンバーは左から順にパーカッションの栗木健さん、サックスのフクムラサトシさん、ギター&ヴォーカルの久住さん、ギターの河野文彦さん、ピアノの Shake(シャケ)さん。この写真の栗木さんは別に竹筒から水を飲んでいるわけではなく(ぉ)、列車の汽笛の効果音を鳴らす楽器を吹いているところ。サントラを聴いているだけだと打ち込みだと思い込んでいたような音も、実際にはこうやって鳴らしてたのか!という発見多数。まあ、実際に音を出すまでは出番がないから竹筒で水を飲もうとしているものとばかり思っていましたが(笑

久住昌之 & THE SCREENTONES

途中、久住さんほか三名が休憩のため引っ込んで、フクムラさんと河野さんのお二人で演奏するシーンもありました。このお二方は「Pick & Lips(ピクリプ)」というユニットを組んでいて、お二人でのライヴもよくやっているとのこと。『孤独のグルメ』のサントラの中でも名曲と言える作品を多数書いている美メロ担当の河野さんと、それを美しいサックスの音で聴かせてくれるフクムラさんのコンビ、いいなあ。今度別口で聴きに行きたくなりました。

久住昌之 & THE SCREENTONES

途中休憩を挟みながらも 3 時間近く演奏していたにも関わらず、最初から最後まで本当に楽しそうに演奏されていたのが印象的でした。久住さんの姿勢が一貫して緩く、ダンドリや歌詞を間違えまくるのはデフォな感じ(笑。音楽を聴きに行ってこれだけ笑ったのも、初めての経験かもしれません。

久住昌之 & THE SCREENTONES

そして全曲が終わったら早速麦スカッシュで乾杯ですよ!久住さんだから当然ですよ(笑。楽屋がないので、アンコールが終わった後も舞台袖にはけず、そのままその場で打ち上げが始まってしまうという。

一応セットリストも書いておきます。最初のほうは取るつもりでいなかったので、もしかしたら間違っているかもしれませんが。
ビデオ録画もされていたようなので、後日公式サイトにセットリストが掲載されたり、YouTube の栗木健チャンネルに動画が公開されたりするかもしれません。

  1. タテブエ Alone (Season1)~Stay Alone (Season1)
  2. 荒野のグルメ (Season2)
  3. 孤独のツンドラ (Season3)
  4. Alone In The Dark (Season2)
  5. グルメ探検隊 (Season2)
  6. ペコちゃんブルース (Season3)
  7. Swing56 (Season4)
  8. 荒野の笛レレ (Season2)
  9. C 列車で行こう (Season2)
  10. Leave Him ALOHA (Season4)
  11. 落ち武者 (オリジナル)
  12. 聖☆銭湯 (食の軍師)*1
  13. レガートワルツ (Season3)
  14. GINZA (Season4)
  15. 伊豆 Q のテーマ(Season3)
  16. -Intermission-
  17. Still Alone (Season3)
  18. Leave Him Alone (Season4)
  19. Oriental Goro (Season4)
  20. Music&Manga (オリジナル)
  21. ショベルカーブルース (オリジナル)
  22. 燕のワルツ (Season2) by Pick & Lips
  23. ラピスラズリ (オリジナル) by Pick & Lips
  24. 江ぐちの歌 (オリジナル)*2
  25. 茜雲の帰り道 (Season4)
  26. そよ風 (Season4)
  27. 城門を開け! (食の軍師)
  28. 力石のテーマ (食の軍師)
  29. 本郷 GoHome (食の軍師)
  30. あまちゃんブルース (あまちゃん)*3
  31. ピクニック (童謡)*4
  32. 一皿にかけて! (Season4)
  33. 渋い店見つけた (オリジナル)~Jiro'sTitle (Season1)
  34. -Encore-
  35. 黒い瞳 (ロシア民謡)
  36. 自由の筈 (オリジナル)
  37. *1:もともと『食の軍師』のサントラ向けに『酔い醒めのブルース』として作曲されたものに、銭湯をテーマとした歌詞をつけた曲。読みは「セイント☆せんとう」
    *2:久住さんの小説『孤独の中華そば「江ぐち」』に登場するラーメン店の勝手テーマソング。Strings のマスターのリクエストにより演奏
    *3:何故か NHK ドラマ『あまちゃん』のメインテーマのパロディ曲
    *4:「♪丘を越え行こうよ~」の童謡を全部ネガティブにした替え歌

グッズも買ってきてみました。

久住昌之 & THE SCREENTONES

オリジナル手ぬぐい。メンバー全員がその場で書いてくれたサイン入り!これは嬉しい。

あと、単行本にもサインが欲しいと思い、あらかじめ単行本を持って行っていたので、こちらにも書いていただきました。

孤独のグルメ

これもすごく嬉しい!「ドラマと漫画のお店、全部行きました(ただし病院とパリは除く)」とお伝えしたら、ちゃんとメッセージまで...感激です。
Season1 から数えて足かけ三年半の聖地巡礼、まだ行けていなかったスクリーントーンズのライヴを聴いて、久住さんに巡礼完了のご報告までしたところで、ようやく真に完結できた(ただし Season4 までの時点として)気がします。

ドラマ版のファン、特に「ふらっと QUSUMI」コーナーのファンであれば絶対楽しいライヴだと思います。私もまた機会があれば足を運びたいと思うので、もし一緒に行きたい方がいれば是非(笑。

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ Season4』O.S.T

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投稿者 B : 23:58 | Gourmet | KODOGURU | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/04/28 (Tue.)

JODECI / The Past, The Present, The Future

R&B 界隈では最近 D'Angelo だったり Le'Jit だったり、まさかまた彼らの新作が聴けるとは思っていなかった系のリリースが続いていますが、これはもうその極めつけと言えるんじゃないでしょうか。

JODECI / The Past, The Present, The Future

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1990 年代に一世を風靡したヴォーカル・グループ「JODECI」の、実に 20 年ぶりとなるニューアルバム。活動休止後はそれぞれソロ活動に専念し、私も主に K-Ci & JoJo を中心に追いかけてきていました。この 20 年、幾度も再結成の噂が出ては消えを繰り返し、結局このまま再結成することはないのかな...と思っていたら、最後のアルバムが発売されてから 20 年というこのタイミングで突如現実のものとなりました。

ヴォーカル・グループ全盛期の頃は、ど真ん中王道・優等生的な Boyz II Men に対をなす存在として、ややダーティでイケイケな JODECI、という位置づけだったように思います。その「俺らってかっこいいだろ?」的な側面が鼻につきながらも、圧倒的な歌唱力に打ちのめされ、二十代の前半は JODECI と K-Ci & JoJo ばかり聴いていました。

あれから月日が過ぎて、JODECI のメンバーも全員が四十代半ば。どう変わってくるかと思ったら、いきなり冒頭から当時を思わせる勢いあるサウンドに頭を殴られるような気分です。でも、全体を通して聴いてみると、当時の勢い任せに叫びまくりだった歌い回しに比べれば随分落ち着いて、大人でも聴きやすい音になった印象。まあ、そりゃあみんな歳を取っていますからね...。中でも白眉は #5 "Every Moment"、これは明らかにセカンドアルバム収録の "My Heart Belongs To U" あたりを狙ってやっているんだろうと思いますが、いかにも JODECI らしさに溢れる曲で「これを聴きたかったんだ」と思わせてくれます。全体的には JODECI のコーラスワークに K-Ci & JoJo でやってきたことを織り交ぜて現在の JODECI らしくまとめた、という内容。ただし昔に比べるとコーラスの押しはおとなしく、もっと分厚いコーラスでガンガン押してきてもいいのよ的な物足りなさは感じますね。

まあ、それでも 20 年の時を経て彼らの新作が聴けるとは思っていなかったので、それだけでも満足。時の流れによって変わったものと、変わらなかったもの。タイトルのとおり「過去、現在、未来」の JODECI を包括するような作品に仕上がっていると思います。

投稿者 B : 23:00 | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/03/24 (Tue.)

久保田 利伸 / L.O.K [Hi-Res]

久保田 利伸 / L.O.K [Hi-Res]

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※↑画像は Amazon の CD 販売ページのものです

久保田利伸の三年半ぶりとなるオリジナルアルバムが発売されたので、ハイレゾで買って聴いてみました。

初めて聴くアルバムなのに妙に耳馴染みのある曲が多い...と思ったら、#9『Upside Down』・#13『Bring me up!』はフォルクスワーゲンの、#7『Loving Power』はヨコハマタイヤの、#3『Free Style』はシュウェップスのそれぞれ CM タイアップ曲なんですね。普段あまりテレビを観ない私でさえ聞き覚えがあるくらいよく流れる CM にコンスタントに採用されるというのも、それはそれですごいこと。気がつけば、久保田もなにげに来年はデビュー 30 周年(!)ですよ。今や押しも押されぬ大ベテランになった、ということですね...。

個人的な印象として、米国で 3 枚のアルバムを発表して以降の日本向けアルバムはとても安定感があって、全体的に高いクオリティを維持しています。ただ往年の名曲『Missing』のように胸を衝つ強さを持つ楽曲は減っていて(聴く側の私が年をとったということでもあるのでしょうが)、今回のアルバムも 120 点の飛び抜けた一曲はないけど、全部の曲が 80 点以上、という感想。それだけに、すぐに飽きることはなく聴き込めば聴き込むほど深みを増すアルバムっぽいな、という印象を持っています。

私的ベストソングは #5『Squeeze U』。真夜中の恋人同士の曲で、タイトルの通り、絞り出すようなコーラスがいかにもな久保田節。日本人でこういう曲が歌える人はそうそういません。欲を言えば彼の持ち味が最も出る(と個人的に思っている)片想い系・失恋系の楽曲がもう少しあってほしかったかな、という気はしますが、それでも長く聴き込むに値する良作に仕上がっていると思います。

投稿者 B : 23:44 | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/02/22 (Sun.)

Jagged Edge / J.E. Heartbreak II

Jagged Edge / J.E. Heartbreak II

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男声ヴォーカルグループ Jagged Edge の最新作。前作から三年ぶりのリリース、昨秋に発売されていたのを今さら捕獲しました。

タイトルが示すとおり、本作は大ヒットしたセカンドアルバム "J.E. Heartbreak" の続編に位置づけられています。かつ、彼らがデビューした So So Def レーベルとジャーメイン・デュプリのプロデュースに復帰してのアルバムとあれば、期待するなというほうが間違っています。まあ、いったんレーベルを離れても彼らの音楽性に変化は見られなかったので、そういう意味ではデビュー当時から強い一貫性を持ち続けているのは確か。

彼らの持ち味は厚みのあるコーラスとその上に被せる力強い、けどどこかナイーブさを感じさせるリードが効いたミディアム~スローバラード。#2 "Future"、#6 "Love Come Down"、#9 "Getting Over You" あたりに特にその本領を発揮しています。往年のチキチキ・サウンドを今でも使い続けているのも、いい意味で変わらない。相変わらず金太郎飴のような、安心感のある作品に仕上がっています。
捨て曲がない、とても完成度の高いアルバムですが、オリジナルの "J.E. Heartbreak" にあった #3 "He Can't Love U"、#7 "Let's Get Married" のように胸の底を抉ってくるほど「せつな系」の楽曲はさすがにないかなあ。まあ、あの切なさは歌い手も聴き手もせいぜい二十代まででしか発露できない「若気の至り」に違いない。Jagged Edge も私も、お互いに成熟したということで。

個人的なお気に入りは、あまり多くの音を使わずに歌声で勝負した #7 "It's Been You"。ベテラン・ヴォーカルグループの本領発揮とも言える一曲で、アルバムの中でも特に浸れる一曲です。

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2015/02/06 (Fri.)

Le'Jit / New Beginning

Le'Jit / New Beginning

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"Black Messiah" を買ったときに、久しぶりに R&B の CD を物色していたら発見してしまい、反射的に買ったアルバム。D'Angelo の新譜が 2015 年に聴けるとは思っていませんでしたが、それ以上にこれは出てくると思わなかった。

Le'Jit は1990 年代終盤にデビューした、男性三人組のヴォーカルグループ。兄弟で結成したグループなので、コーラスの美しさには間違いがありません。
当時もインディーズレーベルからの発売で、かつ早いうちに廃盤になってしまいましたが、マニアの間で熱狂的な支持を受け、CD にはプレミアがついたという「知る人ぞ知る」グループです。私も R&B マニアの友人から CD を借りてツボにハマったものの、結局 CD は入手できずじまいでした(ちなみにデビューアルバムには今でも Amazon で 2 万円近い値段がついています)。

もはやもう聴くことはできないと思っていた彼らの音楽が、かれこれ 15 年の時を経て復活していたとは。「新しい始まり」というタイトルに、何か決意めいたものを感じます。

CD を再生すると、もう冒頭のベースラインから「エロい」音。続く音楽は、ほとんどがミディアム~スローナンバーですが、だからこそ腰を据えてじっくり聴ける内容。全般的に、現代的な音というよりは 1970~80 年代、せいぜい 90 年代までの R&B を基盤にしたような、非常にオーソドックスな楽曲、アレンジ揃い。まさに R&B 好きのど真ん中にストレートを投げ込んでくるような作品です。
#9 "It Won't Work" なんてその結晶とも言える楽曲で、これは Marvin Gaye の "Sexual Healing" へのオマージュですね。作り手自身が R&B が好きで仕方がない、というのがそれぞれの曲の端々から伝わってきます。R&B マニアの R&B マニアによる R&B マニアのためのアルバム、と言っても良いかもしれません。

楽曲、アレンジ、コーラスワーク、シャウト、どれを取っても隙がない。2010 年代のアルバムにもかかわらず、往年の名作を聴いているかのような、骨太な王道感。いつまでも浸っていたい深さを持った作品だと思います。これは長く聴き続けられる傑作と言えるでしょう。

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