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2012/07/03 (Tue.)

Music Unlimited

ソニー、「Music Unlimited」を日本で開始 -AV Watch

Music Unlimited

たいへん長らく待たされた Music Unlimited の国内サービスがようやく正式スタート。

とはいえ国内レーベルとの交渉がまだまだ途上ということなのか、現時点では邦楽のラインアップは貧弱で洋楽中心のサービスになっていますが、邦楽にはほとんど興味のない私には、レコチョク運営の LISMO Unlimited あたりよりもむしろこっちのほうが歓迎です。
ということで、さっそく使ってみました。

Music Unlimited

楽曲のラインアップはかなりマイナーな楽曲ばかり聴いている自覚のある私(基本的に R&B やソウル中心)でも、自宅の CD ラックの 90% 以上は網羅しているというような楽曲の充実ぶりで、音源のクオリティやディスク/ジャケットのコレクション性さえ考えなければもしかして CD から移行してしまえるかも?という状況です。ディスコグラフィは全て持っているつもりだったアーティストにもまだ買い逃していた CD があることを発見したり、買うほどではないけど聴きたかった楽曲もこれで躊躇なく聴けるようになったり、あーこれは音楽の聴き方が今までとは変わるかもしれんね、と感じました。
現時点では機器によって利用できる機能に微妙に差があることと、1 年半前の海外向けサービスとスペックが変わっていないならば HE-AAC 48kbps というコーデック/ビットレートはポータブル機器ならともかくピュアオーディオで聴くにはちょっと物足りなさそう、というあたりが不満かな。あと、欲を言えば本当は ¥980/月 くらいで利用させてほしいところですが、毎月 1 枚の CD を買うより安い、ということを考えると、それほどコストパフォーマンスが悪いサービスではない、という考え方もできます。まあ、私自身は 10~20 代の頃とは音楽に対する向き合い方がずいぶん変わってしまって、外出時には常にポータブルプレイヤーを持ち歩きこそすれ、月に何枚も CD を買ってどんどん聴いていくような聴き方ではなく、最近は古い楽曲であっても長期間じっくり聴き込むようなスタイルになっているので、ランニングコストという点では微妙なラインではあります。ただ、セレンディピティ、つまり思いもかけなかった良い楽曲との出会いのチャンスが与えられる、という点は魅力的。そういう意味では、技術的には面白くてもアプリケーション的になかなか日の目を見なかった「SensMe」という機能が、ようやく本領を発揮できる日が来たのかもしれません。

もうこれで本格的にウォークマンを棄てて音楽プレイヤーをスマートフォンに一本化できるかも、と思ったのですが、私の Xperia acro にはメモリ空き容量不足で Music Unlimited アプリがインストールできず(;´Д`)ヾ。とにかく早く Xperia SX 発売してください・・・。

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2012/06/21 (Thu.)

孤独のグルメ O.S.T. オマケ CD

孤独のグルメ O.S.T.』を買ったときに、おまけ CD!そういうのもあるのか、ということに気づいたのですが、私が買ったのは Amazon だったので、付属していませんでした。が、
またオマケのCD−Rだけが欲しいと言われる方もOKですのでご応募ください。1枚、送料込みで500円を送っていただければ、郵送いたします。

ということで、申し込んでみました。

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ』O.S.T. OUT TAKES

『孤独のグルメ』O.S.T. OUT TAKES

本当はもっと早く申し込みたかったんですが、決済方法が郵便為替しかなく。普段からゆうちょを利用していないと、なかなか郵便局に行く機会もないじゃないですか。なので、ちょっと時間がかかってしまいましたが、申し込みました。商品は即日発送だったので、助かりました。

収録曲は 8 曲。元のサウンドトラック自体、ほとんどの曲がドラマのオープニングテーマである『Jiro'sTitle』か、本編のあらゆる場面で使われているメインテーマ『Stay Alone』のどちらかのメロディのバリエーションで作られた楽曲で、このオマケ CD に収録されているものそれらのバリエーション的なもの。「CD からは泣く泣く落とした」というだけあって、確かに入っていなくても成立するけど、これがあることで奥深さが増す、という微妙な位置づけの楽曲ばかりです。でも、ジャズバージョンやワルツバージョンなど、久住氏の音楽の懐の広さと遊びゴコロが感じられて、気に入りました。
ただ、CD-R には全て合わせて 1 トラックとして収録されていて、リッピングした後に自力で波形編集ツールを使って分割しなくてはならなかったのはちょっと面倒だったかな。ま、そのあたりもご愛敬ということで。

さて、このサントラを BGM に、今度はどこに何を入れに行こうか。

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ』O.S.T.

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2012/05/28 (Mon.)

Jiro'sTitle

サウンドトラック『孤独のグルメ O.S.T.』ですが、著作権フリーということで、こんな動画を作ってみました。

今までのマイ孤独のグルメツアーで撮ってきた写真を、PlayMemories Home for VAIO(旧 PMB VAIO Edition)のショートムービー作成機能を使って簡単にムービー化してみたものです。やっぱりこのテーマ曲がつくと雰囲気が出ますね。全然違う店の写真でも、この曲を組み合わせるとこどグルっぽくなりそうな気もしますが(笑。

著作権フリーだけどこの音源を使った映像を YouTube 等にアップするが OK かどうかはちょっと違うんじゃないか、というのを心配していたんですが、クマデジタルさんによると「久住氏に個人的に確認したところ、CD音源であってもBGM等として二次利用可能、YouTube公開可能とのこと」なので、安心して公開させていただくことにした次第。ありがとうございました>久住さん、クマデジさん

さあて・・・次はどの店に行ってみようか。

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ』O.S.T.

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投稿者 B : 00:43 | Music | コメント (0) | トラックバック

2012/05/27 (Sun.)

孤独のグルメ O.S.T.

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ』O.S.T.

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私はもはや自他ともに認めるこどグルフリークですが、O.S.T. が発売されたのでさっそく購入しました。O.S.T. は「俺・すぐ・食べる」の略ではなく(笑、オリジナルサウンドトラックのこと。

このサントラ、実は原作者である久住昌之氏自らが作曲し、自身もメンバーに含む「スクリーントーンズ」(漫画家らしいバンド名ですね)が演奏しています。ドラマのクレジットで作曲に久住氏本人の名前を見つけたときには驚いたものでしたが、それぞれの楽曲の力の抜け具合がちょうど良い感じにドラマにマッチしていて、サントラ買っても良いかなと思わせる出来でした。お洒落なだけじゃなく、コミカルなだけでもなく、こういう微妙なリラックス加減のサントラってなかなかないので、何かに流用が効きそうかな、という狙いもあり、購入。
ちなみに私は Amazon で購入しましたが、レーベル直だとおまけ CD!そういうのもあるのか状態なので、そっちも買ってみようかと思案中。

楽曲は、聴き慣れたオープニングテーマや「イ・ノ・ガシ・ラ フゥ~!」はもちろんのこと、各回のために特別に書き下ろされた曲も多数収録。『ウラヤス・フランス~小雪のテーマ』『人間火力発電所』『Arm"Rock"』など、原作でも特に人気の回や、ドラマ制作サイドも通常回より気合いが入っていたのが画面越しにも分かった回などは、特にオリジナル曲が多め(笑。曲を耳にしただけでどの話か思い出せるものもあれば、「これどの回だっけ?」みたいに何気なく聞き流してしまっていた曲もあって、サントラきっかけでもう一度録画を見直してみたくなります。

この久住昌之という人、漫画家でありながら『孤独のグルメ』の作画は自分ではやっていなかったり、このサントラのように音楽活動もやっていたり、エッセイ集も出していたりと、「マルチな才能」と言えば聞こえは良いですが、なんというか趣味の延長線上であらゆることをやっているという印象。ドラマのあの空気感とか、サントラに漂う独特の雰囲気とかいったものは、そういう文脈だからこそ生まれてきたものじゃないかと思います。マネしようと思ってできる生き方じゃないですが、「モノを食べるときはね 誰にも邪魔されず 自由でなんというか 救われてなきゃあ ダメなんだ 独り静かで豊かで・・・」みたいなセリフは、日常やお金に追われたせせこましい生活をしていたら絶対出てこないと思いますよ・・・。

このサントラ、発売直前に久住氏ご本人のこのツイートが話題になっていました。

JASRAC の是非はさておき、こういう配慮は嬉しい。ご本人的には JASRAC は手続きが面倒な割に実入りがほとんどないから登録する意味がない、というのが著作権フリー化の理由の一つのようですが、パロディや二次創作との相性が良いこの作品のサントラをこういう形で提供してくれるというのが嬉しいですね。まあ、上記のようにご本人が趣味の延長線上でやっているようなことだからやれること、という気はしますが(笑

とりあえずウォークマンに突っ込んで、しばらく外出時の BGM になってもらおうと思っています。問題は、これを聴いているとお洒落な店じゃなくて地元の定食屋とか焼き鳥屋とかに入りたくなってしまうことでしょうか(笑。

孤独のグルメ DVD-BOX

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投稿者 B : 00:43 | Music | コメント (0) | トラックバック

2012/04/13 (Fri.)

Jagged Edge / The Remedy

Jagged Edge / The Remedy

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現存する数少ない男声 R&B メジャーヴォーカルグループ、Jagged Edge の最新アルバム。といっても出たの 1 年前なんですけどね。男声グループがほぼ絶滅状態に等しい現状、コンスタントに作品を発表し続ける希有なグループ・・・と書こうと思ったら、なにげに 4 年ぶりだったことに今さら気がつきました。私の音楽の聴き方自体、昔のように手当たり次第どんどん吸収していくというより 1 枚のアルバムにじっくり向き合い、ある程度消化できたら通勤中にシャッフルリピート・・・という聴き方になっているので、昔に比べるとリリース間隔に対する意識がルーズになっているのだと思います。

分厚く切ないコーラスワークにどっぷり浸れる 44 分。コーラスは無茶苦茶美しいのですが、何年経っても都会に染まりきらないというか、どこか泥臭さが残っているのがこの Jagged Edge というグループなんだと思います。良く言えば地に足の付いた、悪く言えば変わり映えのしない作品を安定してリリースし続けていて、お子様向けではなく大人がゆったり向き合うためのヴォーカルグループ。ただ、イントロが流れてきただけで溜め息が漏れ出てしまうセカンドアルバム "J.E. Heartbreak" ほどの熱い切なさが最近感じられないのは、彼らも私もいろんな意味で大人になってしまったということかもしれません。

派手な曲、目新しい曲が少なく、ともすると「マンネリ」とも言われかねないアルバムではありますが、Joe が変化を求めた結果年々私の好みから逸れていっていることを考えると、この安定感は歓迎すべきなのでしょう。このアルバムも私の通勤中の定番になるでしょうが、引き続き変わらずにいてほしいグループです。

投稿者 B : 00:00 | Music | コメント (0) | トラックバック

2012/01/16 (Mon.)

John Legend with the Roots / Wake Up!

John Legend with the Roots / Wake Up!

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私の大好きな John Legend が、フィラデルフィア出身のヒップホップ・バンド the Roots とのコラボアルバムをリリースしていた(もう 1 年以上前ですが)ことを知り、買ってみました。

内容的にはカヴァーアルバムで、1970 年代のソウルミュージックから選曲されています。Marvin Gaye の "Wholy Holy"、Donny Hathaway の "Little Ghetto Boy"、Harold Melvin & The Blue Notes の "Wake Up Everybody" など、当時を代表するソウルアーティスト達の名曲が粒ぞろい。反戦や社会問題などをテーマにした楽曲が中心で、メッセージとしては重めですが、純粋なソウルアルバムとしても非常に完成度の高い出来になっています。

John Legend と言えば、数年前に BRAVIA の CM で Louis Armstrong の誰でも知ってるであろう名曲 "What A Wonderful World" をカヴァーしていたことがあり、あの曲もまるで自分がオリジナルかのような違和感のなさでしたが、このアルバムも全体を通してそんな感じ。昔からこんなレコードが売られていたようにも思えるし、逆に John Legend が最初から歌っている曲のようにも思えます。要するに、John Legend の声や音そのものがクラシックソウルらしい、ということなのかもしれません。

ともかく、このアルバムは素晴らしい。もともと名曲を集めたわけだから良いのは当然といえば当然ですが、それが John Legend と the Roots にすごく馴染んでいるのがポイント高いです。アルバムタイトルにも引用されている Harold Melvin & The Blue Notes の "Wake Up Everybody" は私がとても好きな曲の一つだったので、これをカヴァーしてくれたというのもとても嬉しい。
また、個人的にもともとヒップホップが苦手なこともあって the Roots の音はあまり好きではなかったんですが、このアルバムでのハマり具合を聴いて、ちょっと見直しました。

これは飽きずに長らく聴けるアルバムになりそうです。ソウル好きならば必聴の一枚。

投稿者 B : 00:41 | Music | コメント (0) | トラックバック

2011/12/15 (Thu.)

Joe / The Good, The Bad, The Sexy

Joe / The Good, The Bad, The Sexy

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ここのところすっかり新しい音楽に手を出さなくなり、ウォークマンに入っている曲をランダムリピートする毎日。新しいものに感動できない歳になっちゃったのかな・・・と自らを嘆きつつ、逆に目新しい音楽に触れたくなったので、久々に新譜を物色中です。といっても今まで聴いたことのないアーティストを開拓するのも骨が折れるので、昔から聴いているアーティストのニューリリース系から手をつけています。1 年あまりほとんど CD を買わなかった間に、けっこうリリースされているものですね・・・。

Joe は故 Gerald Levert、Brian McKnight と並び、新譜を継続的に買っている数少ない男性ソロヴォーカリストの一人です。この人のミディアム~スローの歌い上げるバラードは本当に溜息が出るほど、身体の芯に突き刺さるものがあります。が・・・、数年前に Kedar に移籍してからは徐々に音楽性が私の好みから離れてきているようで、そのあたり微妙だなあ・・・と思いつつ、惰性で買い続けている面は否定できません(´д`)。
このアルバムもそんな前作 "Signature" の流れの延長線上にあるような印象で、サウンド的には最近の流行りに迎合した感じの音。まあカッコイイし歌は相変わらず上手いんだけど、耳にスッと入ってくる代わりに強く印象に残る曲がこれといってない、という・・・。

アーティストはブレイクした時代の拡大再生産を続けていれば良いとは思わないので、変化し続けることは重要だと思うんですが、出世作 "All That I Am" の頃のような、魂が震えるような歌唱をもう一度聴きたいんですよね。
でももしこの路線が今後も続くようなら、次はもう聴かないかもしれません。結局私はサウンドよりも歌重視なんだろうなあ。

投稿者 B : 00:38 | Music | コメント (0) | トラックバック

2011/12/07 (Wed.)

TOKYO No.1 SOUL SET / Beyond The World

TOKYO No.1 SOUL SET / Beyond The World

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最近、某 CM がきっかけで実に 15 年ぶりに TOKYO No.1 SOUL SET の音楽に再会しました。高校時代、特に高 3 の頃はかなりヘビーローテーションで聴いていたグループ。当時は今と違って音楽に関してはかなりの雑食で、手当たり次第に聴いてましたが、サウンドがかっこいいグループ、特にこの TOKYO No.1 SOUL SET とコーネリアスあたりを聴き込んでました。

この TOKYO No.1 SOUL SET というグループ。ヒップホップに分類されるグループではありますが、一般的なヒップホップとはテイストが随分違います。ラップというよりリズムのある朗読、と言いたくなるような独特の、かつシリアスでニヒルな詩を伴うライム。そしてサウンドがいちいちカッコイイ。これは言葉で説明するのが難しいので、興味があれば YouTube あたりで探してみてください(著作権的に問題がありそうなので、リンクは自粛)。

ということで 15 年ぶりに聴いた TOKYO No.1 SOUL SET。オリジナルアルバムとしての最新は 2 年前の作品のようですが、久々に聴いてみたら昔と少し雰囲気変わった?と感じました。以前は、BIKKE のライムは自らが唄っていながらもどこか楽曲そのものから一歩引いたスタンスのようなものが見えて、相対的に自分が楽曲の詩のさなかに置かれるような感覚を持ったものでしたが、今のは以前に比べると唄い手が楽曲に入り込んでいる印象で、聴き手の立ち位置がちょっと変わったな、と感じました。まあ、今も変わらずカッコイイことには変わりないのですが、昔あったニヒリズム的なものは薄まったかな。

個人的には初期のフルアルバム『TRIPLE BARREL』の音が好きなんですが、久々にこの世界観にいろいろと触発されました。しばらく新旧織り交ぜて聴いてみたいと思います。

投稿者 B : 00:32 | Music | コメント (0) | トラックバック

2011/06/16 (Thu.)

久保田利伸 / LOVE&RAIN

ひさしぶりに CD の紹介でも。

久保田利伸 / LOVE&RAIN ~LOVE SONGS~

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去年発売されたアルバムですが、まさに今の季節向けと言いましょうか。文字通り「恋と雨」をテーマにしたコンピレーションアルバムです。最近の邦楽は(私自身あまり邦楽を聴かないので、ときどき CD ショップでランキングを目にする程度ですが)ベストアルバム商法やカヴァーアルバム商法がまかり通っていて、なんだかなあ、という印象を受けます。このアルバムもちょっとそういう匂いは感じますが、それらとは少しアプローチが違うかな。

久保田利伸のベストアルバムといえば『THE BADDEST』シリーズですが、これは基本的に既発のシングルをまとめたもの。それに対して、このアルバムには「雨」にまつわる(シングルにとどまらない)名曲が網羅されています。特に、久保田の過去作の中でもかなりの名曲だと思っている『雨音』(もう 20 年も前の曲ですよ!)が今のコンピレーションアルバムに再録されるとは思っていなかったので、これは嬉しい驚きでした。まあ、あくまでリミックス/リマスタリングの範疇で、新録されたものではないのがちょっと残念ではありますが。
久保田のコンピレーションアルバムといえば、以前あった『THE BADDEST ~Only for lovers in the mood』もそうでしたが、単なる寄せ集めではなくアルバム全体に一本共通した空気感が漂っていて、通しで聴きたくなる高い完成度を持っていますね。梅雨明けまではしばらくこれを聴いて過ごしたいと思います。

投稿者 B : 21:54 | Music | コメント (0) | トラックバック

2010/10/04 (Mon.)

L.V. / Hustla 4 Life

L.V. / Hustla 4 Life

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これまた久々のリリース系。前作からなんと 10 年ぶりの新作となる L.V. の最新作が出ていました。

L.V. との出会いは 10 年前。前作 "How Long" を今はなきヴァージン・メガストアの店頭で見かけ、ジャケットの存在感に圧されて試聴してみたら、ハートをグッと掴まれてそのままお買い上げ。以来、今でもときおり聴き返すほど、私のヘビーローテーションとなっていた名作でした。

L.V. はもともと、アメリカ西海岸のヒップホップにルーツを持つため、今作もサウンド的にはヒップホップに寄り添いながらも本人はガッツリ歌で勝負、というスタイルを取っています。R&B/ソウルは好きだけどヒップホップはちょっと苦手な私でもすんなり受け入れられるこの歌声からは、音楽への向き合い方の真摯さが伝わってくるよう。Gerald Levert 亡き今、歌の巧いソウルフルなおっさん好きな私の心のスキマを埋めてくれる、数少ないシンガーの一人です。
どこか愁いを含んだ深みのある歌声に加えて、スロー系のディープな楽曲が揃っているので、通勤中にポータブルプレイヤーで・・・じゃなく、夜に濃いめのお酒を飲みながら、あるいはナイトドライブしながら(クルマ持ってないけど)聴きたい、大人向けの作品に仕上がっています。10 年前の前作と、手触りが変わっていないのがとても嬉しい。

前作から 10 年経ってもちゃんと地続きな音楽を作ってきてくれたことに感謝しながらも、私も 10 年分の歳をとって、少しは L.V. に近い立ち位置から聴けるようになったのか、当時の憧れが今は共感に変わったような、自分の変化を実感させてくれるアルバムです。末永く聴いていきたい。

投稿者 B : 00:04 | Music | コメント (0) | トラックバック