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2009/06/19 (Fri.)

Tony Toni Tone / House Of Music

NW-X1060 を買って、久々に音楽を聴くのが楽しくなったのですが、改めて聴き込んで惚れ直したこのアルバム。

Tony Toni Tone / House Of Music

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Tony Toni Tone の 4th アルバム。10 年以上前の作品ですが、今聴いても全く古さを感じない完成度の高さと言えます。名作揃いのトニーズにあって、個人的にはこのアルバムが最高傑作じゃないかと思うほど。

#3 "Let's Get Down"・#5 "Lovin' You"・#9 "Annie May" のようなリズミカルなナンバーと、#6 "Still A Man"・#8 "Holy Smokes & Gee Whiz"・#16 "Say My Name" のようなスロー・バラードが偏りなく散りばめられていて、アルバムを通じてとても小気味よい時間を与えてくれます。特に "Holy Smokes & Gee Whiz" は超せつないピアノのイントロから、シンセサイザーパートが始まる瞬間の感覚がたまらない。さらにそこに甘く美しいコーラスが乗っかってくると、自然と涙が出てきそうになります。

絶妙なコーラスワークやリズム感、サウンドまで含めて、EW&F に代表される往年のソウルと 90 年代のネオソウル、ニュー・クラシック・ソウルをブリッジするような作品ですが、このあたりが自分にとっての音楽の普遍なのだろうなと思います。最近の R&B シーンが自分の好みからズレていっている今、やっぱりそろそろ '60~'70s のソウル/ファンク方面を深めてみる時期なのかな、と改めて思います。

投稿者 B : 00:23 | Music | コメント (0) | トラックバック

2009/03/10 (Tue.)

Angie Stone / The Art Of Love & War

Angie Stone / The Art Of Love & War

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新譜というわけではないですが、買い逃していた CD をようやく買って聴いてみました。
Angie Stone もますます円熟味を増して、さらに深い歌声を出すようになりましたね。

曲調はハッキリ言ってしまえば全般的に地味で、ものすごくヒットするような要素はないんですが、少しざらっとした手触りでありながらも落ち着く、心地よいミディアムが満載で「大人のソウル」としての完成度は非常に高いです。そんな中でも #8 "These Are The Reasons"・#9 "My People" のようなメリハリの効いた曲を交えて作品全体を引き締めているのはさすが。

ポータブルプレイヤーに圧縮フォーマットで入れて通勤中に流し聴く、のではなく、ちゃんとアンプ+スピーカを通して、ウィスキーでも飲みながら堪能したい作品だと思います。

投稿者 B : 22:37 | Music | コメント (0) | トラックバック

2009/03/02 (Mon.)

Musiq Soulchild / Onmyradio

Musiq Soulchild / Onmyradio

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Musiq Soulchild の 5th アルバム。ジャケット写真、年々痩せてない?大丈夫?というのが気になりますが(笑、内容的には毎回のとおり安定した良作に仕上がっています。

John Legend の "Evolver" 同様に打ち込み系の音が増えたのはトレンドですかね?でも、JL よりは最初の違和感がなく、すんなり入っていける気がします。また、#1 "Backagain"、#8 "Moneyright" のようなノリの良い曲から #3 "Ifuleave"、#4 "Deserveumore"、#6 "Dearjohn"、#7 "Loveofmylife"、#9 "Someone" に至る Musiq 的定番ミディアム~スローはやっぱり珠玉。なんとなく今の自分の気分に合っていることもあり、Musiq の作品の中では一番気に入ったかもしれません。

自分の音楽性にきっちり軸足を置きながら、その時々のトレンドを取り入れてマンネリ化をうまく避けている、というスタンスは徐々にあの Gerald Levert に近づいているような気すらします(音楽の方向性は全然違うけど)。楽曲的にも前作で Warner/Atlantic に移籍してからのほうが私の好みに近づいているし、今まで以上にもっと彼を聴きこんでみてもいいかなーと思っています。

投稿者 B : 23:30 | Music | コメント (0) | トラックバック

2009/02/14 (Sat.)

OutKast / Speakerboxxx/The Love Below

5~6 年前のアルバムなので今さらですが、最近のヘビーローテはこれ。

OutKast / Speakerboxxx/The Love Below

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ヒップホップ・デュオ OutKast の 2 枚組アルバムです。OutKast 名義でリリースされていますが、実際にはメンバーである Andre 3000 と Big Boi それぞれのソロアルバムをセットにしたようなもの。2003 年に高く評価されたアルバムで、私もレコード会社のキャンペーンか何かでたまたま入手したものなんですが、Big Boi の "Speakerboxxx" から聴いたのが間違いだった。私はヒップホップがあまり得意でないので、当時は途中まで聴いた時点でリタイアしてしまい、"The Love Below" のほうは聴いていませんでした。

でも先日 John Legend の "Evolver" を聴き、強烈なインパクトを残した #2 "Green Light" でフィーチャーされている Andre 3000 が OutKast のメンバーだったことを思い出し、改めて "The Love Below" のほうを聴いてみたところ、かなりイイ!ジャズ/ファンク風味のヒップホップという感じで楽曲のバリエーションも幅広く、何よりカッコイイので最後まで飽きずに一気に聴けます。歌詞がアレですが、久々にハマり系。

投稿者 B : 23:55 | Music | コメント (0) | トラックバック

2009/02/08 (Sun.)

Mary Mary / The Sound

Mary Mary / The Sound

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かなり久々にリリースされた女性ゴスペル・デュオのニューアルバム。懐かしい・・・と思い、買ってみました。

顔が老けてるのも、歌い回しがどこか演歌調に聞こえるのも前からでしたが、今回のジャケットはいくらなんでもオバサンになりすぎてないですかね(;´Д`)ヾ。

まあ、微妙なジャケ写とは違って、中身はなかなかに詰まってます。ゴスペルと聞くと信仰がなければ退屈なイメージもあるかもしれませんが、いわゆるゴスペルらしい温かさや明るさが根底に流れつつ、アップテンポやミディアムも散りばめられた良作。寒い冬に気持ちを温めてくれる音楽です。

投稿者 B : 23:42 | Music | コメント (0) | トラックバック

2009/01/07 (Wed.)

Dreamgirls / Music From The Motion Picture

Dreamgirls / Music From The Motion Picture

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こないだ観た『ドリームガールズ』のサントラ盤。やっぱり音楽が気に入ったので。

映画が映画だけに、サントラ盤としてではなく普通にソウルのアルバムとして聴ける良作です。全体的にテンション高めで元気になれる曲が多く、楽しめます。The Dreamets/The Dreams の曲だけかと思いきや、作中に登場したほかのシンガーたちの曲も含めてほぼ全曲網羅。Jimmy(エディ・マーフィ)のシャウトっぷりに、やっぱり自分はストレートな R&B だけじゃなくソウル/ファンク系のツボも持ってるんだということを再認識しました。

これはこれですごくいいアルバムだと思うんですが、もう少し掘り下げるという意味でブロードウェイミュージカル版のサントラも聴いてみたい気が。

投稿者 B : 23:16 | Music | コメント (0) | トラックバック

2008/12/12 (Fri.)

John Legend / Live From Philadelphia

John Legend / Live From Philadelphia

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John Legend のライヴアルバム。ノーマークだったんですが、昨年出ていたことを "Evolver" を買ったときに気づいて、買ってみました。

全般的にアルバムとはアレンジが違っていて、どの曲も生の良さを活かした雰囲気にまとまってます。"Get Lifted"、"Once Again" という若干方向性の違う 2 枚のアルバムを織りまぜた構成なのに、全体として 1 つの流れがちゃんとできている。音を聴いただけなのに、まるでライヴを観に行ったような気分にさせてくれました。これは "Evolver" と併せてしばらく聴きこむ価値がありそう。

DVD もついているので、時間を見つけて観てみたいと思います。ちょっと古いですが BD も出ているので、こっちも買ってみようかなー。

投稿者 B : 23:55 | Music | コメント (0) | トラックバック

2008/11/11 (Tue.)

John Legend / Evolver

John Legend / Evolver

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2000 年代に入ってからのブラックミュージックで、個人的には John Legend の右に出る者はないと思っています。そんな John Legend のオリジナルアルバムが 2 年ぶりに発売になりました。

いきなりのっけから打ち込み系の電子音満載で迫ってくる #2 "Green Light" に思い切り頭を殴られたような衝撃を受けました。今までの John Legend とだいぶ違う!でもなんか病みつきになりそうな音・・・リミックスを強く意識したような、今までの John Legendにはなかった類の音。そのまま #3 "It's Over" まで一気に流されますが、#4 "Everybody Knows" でホッと一息。こういうアコースティックでソウルフルな楽曲こそが John Legend らしいと思います。でもそこからまた電子音と耳に残るメロディに翻弄され、"Ordinary People" を彷彿とさせる #8 "This Time" に戻ってきて・・・と、まさに John の意図したとおりに泳がされるような、流れに呑まれるような。

2 作目にあたる前作 "Once Again" で既に完成されたかと思っていた John Legend の音楽ですが、まだまだこんな余地が残されていたとは、ものすごい驚きです。ある意味私の新しい音楽の扉まで開けてくれそうなパワーを感じました。まさに Evolver(進化する者)・・・私も、まだまだ進化する伸びしろがあるのかも、と信じさせてくれるような気すらします。

投稿者 B : 23:50 | Music | コメント (0) | トラックバック

2008/11/04 (Tue.)

Raphael Saadiq / The Way I See It

Raphael Saadiq / The Way I See It

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Tony Toni Tone の Raphael Saadiq の最新作。ジャケットデザインからして私のツボに入っているんですが、中身もそれに負けず劣らず良い仕事してます。

Raphael Saadiq のソロ作というと、トニーズ時代とは少し雰囲気が違って、クラシカルなソウルの香りを漂わせながらイマ風の音を絶妙に組み合わせたオサレな楽曲・・・というイメージがあったのですが、今作はトニーズ時代に戻ったような、むしろもっと以前の音を引っ張ってきたような、70's ソウルを彷彿とさせる名作。

最近の R&B シーンは徐々に私のツボから外れ始めているようで、新譜を聴いてもイマイチ気に入らないことが多くなってきているのですが、これは紛れもない名作だと思います。'80~'90 年代に遡ってまだ手に取っていない作品を発掘しに行くか、と思っていたら、こんなところにこんなに良い作品があったとは。しばらくはこれで心躍らせることができそうです。

投稿者 B : 00:55 | Music | コメント (0) | トラックバック

2008/10/20 (Mon.)

Eric Benet / Love & Life

Eric Benet / Love & Life

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前作 "Hurricane" から約 3 年ぶりのニューアルバム。前作は、泥沼の離婚劇の直後ということもあり、6 年ぶりの新作で期待していた割には、作風も変わりすぎていて、しかも全体的に本人の悩める姿ばかりが浮き彫りになるような作品で、個人的にはあまり聴き込めませんでした。初期の "True To Myself"、"A Day In The Life" という二作が掛け値なしに素晴らしい作品で、今聴いても全く色褪せることない名作と思っているだけに、特に。
で、前作で Eric Benet 自身に少し失望していたんですが、今作のジャケットを見てまた雰囲気が変わった?と思い、試しに買ってみました。

「ニュー・クラシック・ソウル」の代表格の一人と言われていた '90 年代の、ディープで少し錆びたような感触、でもって楽曲や詞にはちゃんとメッセージが込められている作風がすごく好きだったのですが、今作は大きなくくりで言えば "Hurricane" の延長線上にある音。これが R&B と呼べるのか?という疑問はあるものの、彼の声を聴いていると「ああ、この人はもう R&B という枠を超えてしまったんだな」と、不思議とそういう気持ちになってきます。それでいて、所々に散りばめられた厚いコーラスは、まさに Eric Benet の音そのもの。かつてのイメージからはかなり優しい感覚になってしまいましたが、ジャケット写真同様、まだどこか迷いながらも何か一つの「答え」を見つけられたのかな・・・と感じさせてくれる音楽に仕上がっていると言えます。

ちなみに邦題は「愛すること、生きること。」だそうですが、個人的には、いやそういう大げさな表現じゃなくて、もっとシンプルで本質的な "Love & Life" のことを歌いたかったんじゃないの?と思っています。

思わぬ再会でしたが、ある意味で私の中でも一つの新しい指標となってくれそうな音楽だと思います。これからもっと聴き込みたい。

投稿者 B : 23:59 | Music | コメント (0) | トラックバック