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2016/11/22 (Tue.)

森口博子 / 宇宙の彼方で

森口博子 / 宇宙の彼方で

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV』のイベント上映から帰ってきてそのままハイレゾ版を購入しました。

ガンダムシリーズの主題曲というと『UC』でさえ途中まではレコード会社の都合から逃れられませんでしたが(でも劇伴の澤野弘之氏が作曲して Aimer が歌った『RE:I AM』『StarRingChild』はとても良かった)、『THE ORIGIN』では一貫して服部隆之氏が本編に沿ったテーマの楽曲を提供し続けていて、かつどれも非常に完成度が高くて素晴らしいと思います。
でもこの回の『宇宙(そら)の彼方で』はその中でも白眉の出来。個人的には、ガンダムシリーズの主題曲でこんなに感動したのは『∀』の『月の繭』(作曲:菅野よう子、歌:奥井亜紀)以来じゃないでしょうか。

森口博子がガンダム(アニメ版)の主題歌を歌うのは『Ζ』『F91』に続いて三度目ですが、過去二作の楽曲では作中のヒロインに近い立ち位置での歌だったのが、この『宇宙の彼方で』はよりスケールの大きな視点での詞になっています。関連インタビュー等では「この宇宙の女神になったつもりで歌って」というオーダーを受けたとの話ですが、『THE ORIGIN IV』がシャアとララァの出会いの物語であったことを考えると、のちに「刻が見える」存在へと到達したララァが、時空の果てから宇宙世紀の人類の争いの悲しさを歌っている曲のようにも思えます。
森雪之丞氏による詞も、比喩をあまり使わずに強い言葉でストレートに戦争を表現しています。特に最後の

宇宙の彼方で 争いが始まる
星が静かに 瞬くように...

という一節は、確かに宇宙の神の視点であり、と同時に宇宙の戦火を「星の一つ」として見えたどこかのコロニーの少女のような視点でもあり、人間の営みの儚さが重く伝わってきます。

直近の活動を追いかけておらず、1980 年代後半の森口博子のイメージが今でも強い私としては、これだけの曲を歌える大人のシンガーになったんだなあ、としみじみしますね。過去二作の主題歌は今でもサントラでたまに聴きますが、当時から確かに「アイドルにしては上手い」というレベルにはあったものの、所々に音程の不安定さとか、若さを感じる部分はありました(まあ、今みたいにレコーディング後のピッチ修正が当たり前でなかった時代の録音としてはレベルが高いと思いますが)。
それが今やシンガーとして巧い、いや、オニ巧いレベルに到達していて、30 年歌い続けるというのはこういうことか、と改めて実感します。途中を知らないだけに、余計に。『ETERNAL WIND』のセルフカバー版をオリジナル版と聴き比べると同一人物とは思えない進化に驚きます。が、一方で『ETERNAL WIND』はあの若さがあったから良かったんだろうなあ、とも思います(笑。

『THE ORIGIN』は今後ルウム編を経て、おそらく一年戦争編まで映像化されるはず。それらの作品にはどんな楽曲がつくことでしょうか。一年戦争編では当時のやしきたかじん・井上大輔の楽曲をリマスター、あるいはカバー版で復活させてほしいところですが、森口博子による主題曲ももう一つくらい聴いてみたいと思っています。

投稿者 B : 22:59 | Music | コメント (0) | トラックバック

2016/04/27 (Wed.)

孤独のグルメ Season5 O.S.T.

「途切れることのない幸せの輪唱が、耳に心地いい」

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ Season5』O.S.T.

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ドラマ『孤独のグルメ Season5』のオリジナルサウンドトラックがようやく発売されました。

今シーズンは韓国に始まってモロッコ、ブータン、旭川、果てはリアル台湾と、今まで以上に料理の多国籍化が進んで、それに合わせて楽曲の多彩さも広がっています。まあタイトルバックで流れる #2『ンマヤ・ンマヤ』からしてアフリカ風ですからね(笑。
そんな感じで世界中あっちこっちを旅するかのようなアルバムですが、それでいてどの曲もちゃんと『孤独のグルメ』と判るというのがスクリーントーンズの持ち味なんだろうなあ。でもコミックバンド風でありながらも、音楽的なバックグラウンドの広さを感じさせる引き出しの多さ。

個性的な楽曲揃いですが、個人的には中でも #24『Snow Light』が好きかな。正月の旭川出張スペシャルで、雪の中のほっと落ち着く温かい店の空気感を見事に表現した一曲。このドラマシリーズの食事シーンには今まであまりなかった種類の楽曲です。
でも、Season3 の『レガートワルツ』なんかもそうですが、スクリーントーンズでフクムラサトシ氏が吹くソプラノサックスの美しくて優しいメロディは毎度素晴らしい。こういう楽曲が毎回何曲か混ざっているから、単なるドラマのサントラじゃなくて、アルバムとして聴きたくなるんだと思います。

孤独のグルメ Season5 O.S.T.

購入は今回も地底レコードの直販を利用しました。オマケ CD-R に含まれる楽曲を合わせて、ようやく完成する作品だと思っています。特に今回はブータン編の楽曲がこの CD-R にしか収録されていませんからね。

というか同梱のチラシ、「初の海外」とか書いてるけど Season4 O.S.T. のときも「ついに海外進出」(ただし日間賀島)って書いとったやんけ!(ぉ

CD を聴いたら久しぶりにスクリーントーンズのライヴも聴きに行きたくなってきました。近いうちにタイミングの合う予定はないですかね...。

孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/10/07 (Wed.)

SawanoHiroyuki[nZk] / o1 [Hi-Res]

SawanoHiroyuki[nZk] / o1

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作曲家・澤野弘之の [nZk] 名義のアルバムが先月発売されていたことを今頃知り、慌てて買ってみました。

澤野弘之氏と言えば、私にとっては『機動戦士ガンダム UC』の劇伴の印象が圧倒的なんですが、一般的には『進撃の巨人』(アニメ版)とかドラマ『医竜』シリーズあたりが有名なんですかね。最近では NHK の連続テレビ小説『まれ』の楽曲も担当しているらしいですが、私は普段テレビをほとんど観ないのでどれもちゃんとは知らないという...。いずれにしても、近年はほぼ毎クール何かの番組で澤野氏の楽曲が採用されている、というくらい売れっ子になっています。

私の持つ澤野氏の劇伴音楽のイメージは「オーケストラを使ったスケールの大きな、かつメロディの印象的な楽曲が多い」というもの。しかしヴォーカル曲に関しては『機動戦士ガンダム UC』における Aimer とのコラボレーションではそのイメージとは真逆な、パワフルなロックを聴かせてくれました。基本的に SawanoHiroyuki[nZk] 名義の楽曲はこの路線のようで、本アルバムも『UnChild』と似た手触りの、ギターと電子音を駆使した力強い楽曲で満たされています。
収録曲は多くが何かしらのアニメでタイアップ採用されているだけに、粒が揃っています。が、(『ガンダム UC』での印象が強すぎるのかもしれませんが)個人的には Aimer 以外のヴォーカリストは楽曲の持つパワーに対して声の線がやや細い印象。やはり Aimer が歌う #7 『Song of ..<AM>』(これ、『まれ』劇中歌の別バージョンらしいですね)と #13 『s-AVE』の存在感が圧倒的ですね。逆に、Aimer の個人名義の楽曲もいくつか試聴してみましたが、声質に対して楽曲がおとなしすぎる印象で、澤野弘之×Aimer の組み合わせが私にとってのツボなのだ、と改めて実感しました。

アルバム全体を通して、何かを始める前にテンションを高めていくのにちょうどいいので、しばらく出勤時に聴いていこうと思います(笑。

投稿者 B : 22:40 | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/08/05 (Wed.)

久住昌之 & THE SCREENTONES Live at 吉祥寺 Strings

漫画『孤独のグルメ』の原作者である久住昌之さんと、ドラマ版のサウンドトラックを手がけている久住さんのバンド「THE SCREENTONES」のライヴを聴きに、吉祥寺のジャズバーに行ってきました。

Strings Live Bar & Italian Restaurant

吉祥寺 Strings

今までにも一度は生演奏を聴いてみたいと思いつつ、なかなかスケジュールが合いませんでしたが、今回は前日になって「あれ明日行けるんじゃね?」という状況に気づき、当日飛び入りで訪店。20 席あまりしかない店内はほぼ満席でしたが、たまたま二、三空いていた席があったので、当日券扱いで入場しました。

吉祥寺 Strings

ジャズバーなんて随分来ていなかったけど、ここは程良く洒落ていつつ、程良く手作り感があって、落ち着きます。

吉祥寺 Strings

このお店、楽屋がないらしく、さすがに久住さんは出てこないものの、他のメンバーの皆さんは開演前からステージ近辺をうろうろしつつ準備中という緊張感のなさ(笑

吉祥寺 Strings

ドリンクをいただきつつ待っていたら、ほどなくして始まりました。

久住昌之 & THE SCREENTONES

生久住さん&スクリーントーンズ登場!いきなりのドラマテーマ曲連チャンで、一気にテンションが高まります。生久住さん、初めて見たけどテレビと変わんないなあ。

久住昌之 & THE SCREENTONES

メンバーは左から順にパーカッションの栗木健さん、サックスのフクムラサトシさん、ギター&ヴォーカルの久住さん、ギターの河野文彦さん、ピアノの Shake(シャケ)さん。この写真の栗木さんは別に竹筒から水を飲んでいるわけではなく(ぉ)、列車の汽笛の効果音を鳴らす楽器を吹いているところ。サントラを聴いているだけだと打ち込みだと思い込んでいたような音も、実際にはこうやって鳴らしてたのか!という発見多数。まあ、実際に音を出すまでは出番がないから竹筒で水を飲もうとしているものとばかり思っていましたが(笑

久住昌之 & THE SCREENTONES

途中、久住さんほか三名が休憩のため引っ込んで、フクムラさんと河野さんのお二人で演奏するシーンもありました。このお二方は「Pick & Lips(ピクリプ)」というユニットを組んでいて、お二人でのライヴもよくやっているとのこと。『孤独のグルメ』のサントラの中でも名曲と言える作品を多数書いている美メロ担当の河野さんと、それを美しいサックスの音で聴かせてくれるフクムラさんのコンビ、いいなあ。今度別口で聴きに行きたくなりました。

久住昌之 & THE SCREENTONES

途中休憩を挟みながらも 3 時間近く演奏していたにも関わらず、最初から最後まで本当に楽しそうに演奏されていたのが印象的でした。久住さんの姿勢が一貫して緩く、ダンドリや歌詞を間違えまくるのはデフォな感じ(笑。音楽を聴きに行ってこれだけ笑ったのも、初めての経験かもしれません。

久住昌之 & THE SCREENTONES

そして全曲が終わったら早速麦スカッシュで乾杯ですよ!久住さんだから当然ですよ(笑。楽屋がないので、アンコールが終わった後も舞台袖にはけず、そのままその場で打ち上げが始まってしまうという。

一応セットリストも書いておきます。最初のほうは取るつもりでいなかったので、もしかしたら間違っているかもしれませんが。
ビデオ録画もされていたようなので、後日公式サイトにセットリストが掲載されたり、YouTube の栗木健チャンネルに動画が公開されたりするかもしれません。

  1. タテブエ Alone (Season1)~Stay Alone (Season1)
  2. 荒野のグルメ (Season2)
  3. 孤独のツンドラ (Season3)
  4. Alone In The Dark (Season2)
  5. グルメ探検隊 (Season2)
  6. ペコちゃんブルース (Season3)
  7. Swing56 (Season4)
  8. 荒野の笛レレ (Season2)
  9. C 列車で行こう (Season2)
  10. Leave Him ALOHA (Season4)
  11. 落ち武者 (オリジナル)
  12. 聖☆銭湯 (食の軍師)*1
  13. レガートワルツ (Season3)
  14. GINZA (Season4)
  15. 伊豆 Q のテーマ(Season3)
  16. -Intermission-
  17. Still Alone (Season3)
  18. Leave Him Alone (Season4)
  19. Oriental Goro (Season4)
  20. Music&Manga (オリジナル)
  21. ショベルカーブルース (オリジナル)
  22. 燕のワルツ (Season2) by Pick & Lips
  23. ラピスラズリ (オリジナル) by Pick & Lips
  24. 江ぐちの歌 (オリジナル)*2
  25. 茜雲の帰り道 (Season4)
  26. そよ風 (Season4)
  27. 城門を開け! (食の軍師)
  28. 力石のテーマ (食の軍師)
  29. 本郷 GoHome (食の軍師)
  30. あまちゃんブルース (あまちゃん)*3
  31. ピクニック (童謡)*4
  32. 一皿にかけて! (Season4)
  33. 渋い店見つけた (オリジナル)~Jiro'sTitle (Season1)
  34. -Encore-
  35. 黒い瞳 (ロシア民謡)
  36. 自由の筈 (オリジナル)
  37. *1:もともと『食の軍師』のサントラ向けに『酔い醒めのブルース』として作曲されたものに、銭湯をテーマとした歌詞をつけた曲。読みは「セイント☆せんとう」
    *2:久住さんの小説『孤独の中華そば「江ぐち」』に登場するラーメン店の勝手テーマソング。Strings のマスターのリクエストにより演奏
    *3:何故か NHK ドラマ『あまちゃん』のメインテーマのパロディ曲
    *4:「♪丘を越え行こうよ~」の童謡を全部ネガティブにした替え歌

グッズも買ってきてみました。

久住昌之 & THE SCREENTONES

オリジナル手ぬぐい。メンバー全員がその場で書いてくれたサイン入り!これは嬉しい。

あと、単行本にもサインが欲しいと思い、あらかじめ単行本を持って行っていたので、こちらにも書いていただきました。

孤独のグルメ

これもすごく嬉しい!「ドラマと漫画のお店、全部行きました(ただし病院とパリは除く)」とお伝えしたら、ちゃんとメッセージまで...感激です。
Season1 から数えて足かけ三年半の聖地巡礼、まだ行けていなかったスクリーントーンズのライヴを聴いて、久住さんに巡礼完了のご報告までしたところで、ようやく真に完結できた(ただし Season4 までの時点として)気がします。

ドラマ版のファン、特に「ふらっと QUSUMI」コーナーのファンであれば絶対楽しいライヴだと思います。私もまた機会があれば足を運びたいと思うので、もし一緒に行きたい方がいれば是非(笑。

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ Season4』O.S.T

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投稿者 B : 23:58 | Gourmet | KODOGURU | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/04/28 (Tue.)

JODECI / The Past, The Present, The Future

R&B 界隈では最近 D'Angelo だったり Le'Jit だったり、まさかまた彼らの新作が聴けるとは思っていなかった系のリリースが続いていますが、これはもうその極めつけと言えるんじゃないでしょうか。

JODECI / The Past, The Present, The Future

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1990 年代に一世を風靡したヴォーカル・グループ「JODECI」の、実に 20 年ぶりとなるニューアルバム。活動休止後はそれぞれソロ活動に専念し、私も主に K-Ci & JoJo を中心に追いかけてきていました。この 20 年、幾度も再結成の噂が出ては消えを繰り返し、結局このまま再結成することはないのかな...と思っていたら、最後のアルバムが発売されてから 20 年というこのタイミングで突如現実のものとなりました。

ヴォーカル・グループ全盛期の頃は、ど真ん中王道・優等生的な Boyz II Men に対をなす存在として、ややダーティでイケイケな JODECI、という位置づけだったように思います。その「俺らってかっこいいだろ?」的な側面が鼻につきながらも、圧倒的な歌唱力に打ちのめされ、二十代の前半は JODECI と K-Ci & JoJo ばかり聴いていました。

あれから月日が過ぎて、JODECI のメンバーも全員が四十代半ば。どう変わってくるかと思ったら、いきなり冒頭から当時を思わせる勢いあるサウンドに頭を殴られるような気分です。でも、全体を通して聴いてみると、当時の勢い任せに叫びまくりだった歌い回しに比べれば随分落ち着いて、大人でも聴きやすい音になった印象。まあ、そりゃあみんな歳を取っていますからね...。中でも白眉は #5 "Every Moment"、これは明らかにセカンドアルバム収録の "My Heart Belongs To U" あたりを狙ってやっているんだろうと思いますが、いかにも JODECI らしさに溢れる曲で「これを聴きたかったんだ」と思わせてくれます。全体的には JODECI のコーラスワークに K-Ci & JoJo でやってきたことを織り交ぜて現在の JODECI らしくまとめた、という内容。ただし昔に比べるとコーラスの押しはおとなしく、もっと分厚いコーラスでガンガン押してきてもいいのよ的な物足りなさは感じますね。

まあ、それでも 20 年の時を経て彼らの新作が聴けるとは思っていなかったので、それだけでも満足。時の流れによって変わったものと、変わらなかったもの。タイトルのとおり「過去、現在、未来」の JODECI を包括するような作品に仕上がっていると思います。

投稿者 B : 23:00 | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/03/24 (Tue.)

久保田 利伸 / L.O.K [Hi-Res]

久保田 利伸 / L.O.K [Hi-Res]

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※↑画像は Amazon の CD 販売ページのものです

久保田利伸の三年半ぶりとなるオリジナルアルバムが発売されたので、ハイレゾで買って聴いてみました。

初めて聴くアルバムなのに妙に耳馴染みのある曲が多い...と思ったら、#9『Upside Down』・#13『Bring me up!』はフォルクスワーゲンの、#7『Loving Power』はヨコハマタイヤの、#3『Free Style』はシュウェップスのそれぞれ CM タイアップ曲なんですね。普段あまりテレビを観ない私でさえ聞き覚えがあるくらいよく流れる CM にコンスタントに採用されるというのも、それはそれですごいこと。気がつけば、久保田もなにげに来年はデビュー 30 周年(!)ですよ。今や押しも押されぬ大ベテランになった、ということですね...。

個人的な印象として、米国で 3 枚のアルバムを発表して以降の日本向けアルバムはとても安定感があって、全体的に高いクオリティを維持しています。ただ往年の名曲『Missing』のように胸を衝つ強さを持つ楽曲は減っていて(聴く側の私が年をとったということでもあるのでしょうが)、今回のアルバムも 120 点の飛び抜けた一曲はないけど、全部の曲が 80 点以上、という感想。それだけに、すぐに飽きることはなく聴き込めば聴き込むほど深みを増すアルバムっぽいな、という印象を持っています。

私的ベストソングは #5『Squeeze U』。真夜中の恋人同士の曲で、タイトルの通り、絞り出すようなコーラスがいかにもな久保田節。日本人でこういう曲が歌える人はそうそういません。欲を言えば彼の持ち味が最も出る(と個人的に思っている)片想い系・失恋系の楽曲がもう少しあってほしかったかな、という気はしますが、それでも長く聴き込むに値する良作に仕上がっていると思います。

投稿者 B : 23:44 | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/02/22 (Sun.)

Jagged Edge / J.E. Heartbreak II

Jagged Edge / J.E. Heartbreak II

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男声ヴォーカルグループ Jagged Edge の最新作。前作から三年ぶりのリリース、昨秋に発売されていたのを今さら捕獲しました。

タイトルが示すとおり、本作は大ヒットしたセカンドアルバム "J.E. Heartbreak" の続編に位置づけられています。かつ、彼らがデビューした So So Def レーベルとジャーメイン・デュプリのプロデュースに復帰してのアルバムとあれば、期待するなというほうが間違っています。まあ、いったんレーベルを離れても彼らの音楽性に変化は見られなかったので、そういう意味ではデビュー当時から強い一貫性を持ち続けているのは確か。

彼らの持ち味は厚みのあるコーラスとその上に被せる力強い、けどどこかナイーブさを感じさせるリードが効いたミディアム~スローバラード。#2 "Future"、#6 "Love Come Down"、#9 "Getting Over You" あたりに特にその本領を発揮しています。往年のチキチキ・サウンドを今でも使い続けているのも、いい意味で変わらない。相変わらず金太郎飴のような、安心感のある作品に仕上がっています。
捨て曲がない、とても完成度の高いアルバムですが、オリジナルの "J.E. Heartbreak" にあった #3 "He Can't Love U"、#7 "Let's Get Married" のように胸の底を抉ってくるほど「せつな系」の楽曲はさすがにないかなあ。まあ、あの切なさは歌い手も聴き手もせいぜい二十代まででしか発露できない「若気の至り」に違いない。Jagged Edge も私も、お互いに成熟したということで。

個人的なお気に入りは、あまり多くの音を使わずに歌声で勝負した #7 "It's Been You"。ベテラン・ヴォーカルグループの本領発揮とも言える一曲で、アルバムの中でも特に浸れる一曲です。

投稿者 B : 00:22 | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/02/06 (Fri.)

Le'Jit / New Beginning

Le'Jit / New Beginning

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"Black Messiah" を買ったときに、久しぶりに R&B の CD を物色していたら発見してしまい、反射的に買ったアルバム。D'Angelo の新譜が 2015 年に聴けるとは思っていませんでしたが、それ以上にこれは出てくると思わなかった。

Le'Jit は1990 年代終盤にデビューした、男性三人組のヴォーカルグループ。兄弟で結成したグループなので、コーラスの美しさには間違いがありません。
当時もインディーズレーベルからの発売で、かつ早いうちに廃盤になってしまいましたが、マニアの間で熱狂的な支持を受け、CD にはプレミアがついたという「知る人ぞ知る」グループです。私も R&B マニアの友人から CD を借りてツボにハマったものの、結局 CD は入手できずじまいでした(ちなみにデビューアルバムには今でも Amazon で 2 万円近い値段がついています)。

もはやもう聴くことはできないと思っていた彼らの音楽が、かれこれ 15 年の時を経て復活していたとは。「新しい始まり」というタイトルに、何か決意めいたものを感じます。

CD を再生すると、もう冒頭のベースラインから「エロい」音。続く音楽は、ほとんどがミディアム~スローナンバーですが、だからこそ腰を据えてじっくり聴ける内容。全般的に、現代的な音というよりは 1970~80 年代、せいぜい 90 年代までの R&B を基盤にしたような、非常にオーソドックスな楽曲、アレンジ揃い。まさに R&B 好きのど真ん中にストレートを投げ込んでくるような作品です。
#9 "It Won't Work" なんてその結晶とも言える楽曲で、これは Marvin Gaye の "Sexual Healing" へのオマージュですね。作り手自身が R&B が好きで仕方がない、というのがそれぞれの曲の端々から伝わってきます。R&B マニアの R&B マニアによる R&B マニアのためのアルバム、と言っても良いかもしれません。

楽曲、アレンジ、コーラスワーク、シャウト、どれを取っても隙がない。2010 年代のアルバムにもかかわらず、往年の名作を聴いているかのような、骨太な王道感。いつまでも浸っていたい深さを持った作品だと思います。これは長く聴き続けられる傑作と言えるでしょう。

投稿者 B : 01:00 | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/01/30 (Fri.)

D'Angelo And The Vanguard / Black Messiah

D'Angelo And The Vanguard / Black Messiah

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1 年ぶりくらいに R&B の CD を購入。まさかこの人の新譜が発売される日が来るとは思っていませんでした。

D'Angelo は、私が学生時代に大きな影響を受けた R&B アーティスト。私のかつてのハンドルネームは、もともとはこの人のファーストアルバムに由来しています。音楽好きな人からは、よく「ストーンズですか?」と聞かれますが、こっちです。

前作 "Voodoo" が発売されたのが 2000 年。約 15 年ぶり(!)のオリジナルアルバムです。"Voodoo" の次が "Black Messiah" だと完全に宗教っぽいイメージですが、中身はそういうのとは関係なく、どちらも黒い、本当に黒い、アルバム。

個人的な D'Angelo の聴きどころは主にリズムセクションとベースライン、あとはうっとりと溶けそうになるコーラスワーク。それは本作でも健在なわけですが、過去作よりも音作りが生々しくなったことと、さすがに 15 年という月日がそうさせるのか、歌詞に放送禁止用語が出てこなくなったこと(笑。一聴しただけで間違いなく D'Angelo と判る音だけど、より大人びた音楽に仕上がっています。中でも私は #4 "Sugah Daddy" と #9 "Betray My Heart" が気に入った。

マニアックだから解ってくれる人は少ないだろうけど、私がヘッドホンじゃなくてスピーカで聴きたい音楽は特にこういうのですよ。部屋を薄暗くして、濃いめのお酒を口にしながら感じたいサウンドです。

投稿者 B : 23:50 | Music | コメント (0) | トラックバック

2015/01/21 (Wed.)

孤独のグルメ Season4 O.S.T.

「下戸よ、尻込みするなかれ。敵陣に御馳走あり、だ」

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ Season4』O.S.T.

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ドラマ『孤独のグルメ Season4』のサウンドトラックがついに発売になりました。

一般発売は 25(日)の予定ですが、いつもどおり地底レコードの直販を利用したところ、発売日前に届きました。
実はもともとの発売日は 12 月予定だったところ、ジャケット画像の権利問題(?)でいったん発売延期となって今に至ったわけで、けっこう首を長くして待たされた感があります。そのへんの事情をふまえ、今回のジャケット写真は松重五郎ではなく初の久住さんバージョン(笑。

さすがに Season4 ともなると製作サイドもこなれてきたのか、楽曲のバリエーションもクオリティもさらに高まった印象です。録音やマスタリングも従来より音のセパレーションが良くなって感じたのは、単に先日私が再生環境をグレードアップさせたから、というわけではないでしょう。
ただ改めて楽曲だけで聴いてみると、『孤独のグルメ』にしては洗練されすぎてきたというか(笑)、もうちょっと手作り感が出ててもいいんじゃないか、という贅沢な感想が出てきてしまいます。前作のほうが『孤独のツンドラ』や通称『孤独のグルメ・勝利のテーマ』(正式タイトル『エレキのツンドラ』)といった突き抜けたインパクトのある曲がひしめいていたような。Season2~3 あたりの「ワルノリ感」に対して、今作は責任感が前面に出てきた、と言えばいいんですかね。

それでもメインテーマ『Oriental Goro』にボイスパーカション(たぶん久住さんの声)が入っていたことはテレビ放送の音では判らなかったし、フクムラサトシ氏が管楽器を一人多重録音したという野球場シーンの応援曲『真夏のツンドラ』は必聴だし、とても完成度の高いサントラに仕上がっています。

ちなみに Season3 のサントラは総務省の広報ビデオにまで採用されたようですし(笑)、今回もさらなる展開を期待したいところ。

また、地底レコード直販特典のオマケ CD-R は今回も健在でした。

孤独のグルメ Season4 O.S.T.

オマケ CD-R のほうには日間賀島編で使われた楽曲のいくつかと、食事シーン向けの新たなクライマックス曲『すべて食いつくせ!』が収録されていて、これまた必聴。
しかしオビの「ついに海外進出」って、日間賀島のことかー!(ぉ

そういえば Blu-ray BOX の特典映像に収録されていたんですが、「スクリーントーンズ」というバンド名の由来。漫画家が使うスクリーントーンにちなんでというのは分かっていましたが、「スクリーン(画面)にトーン(音)をつけるバンド」というダブルミーニングだったことを初めて知りました。あー、初めて聞いたときに妙にしっくりくるバンド名だと思ったら、そういうことだったのか。

残念ながらこれまでのところスクリーントーンズのライヴに足を運ぶ機会がなかったのですが、今年はチャンスを見つけて一度聴きに行きたいと思っています。

孤独のグルメ Season4 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 23:58 | Music | コメント (0) | トラックバック

2014/11/29 (Sat.)

ゴスペラーズ / The Gospellers Now [Hi-Res]

ゴスペラーズ / The Gospellers Now [Hi-Res]

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※mora は現在アフィリエイトを実施していないため、↑のジャケット画像は Amazon の CD 販売のものです。

ハイレゾ音源をもうちょっと何か買ってみようと思って漁っていたら、ゴスペラーズの最新アルバムがハイレゾ配信されていたので、買ってみました。

ゴスペラーズはデビュー当時によく聴いていました。むしろ、私の R&B/ソウル好きは久保田利伸とゴスペラーズにルーツがあると言って良いくらい、影響を受けたグループでもあります。社会人になってから次第に聴かなくなっていましたが、気がつけば今年は彼らのデビュー 20 周年にあたるんですね。ちなみに、このアルバムは彼ら自身のメジャーデビューアルバム『The Gospellers』をタイトルとジャケットの両面でオマージュしています。

1 曲目は某ラジオ局で夏頃にパワープレイされていた『SING!!!!!』。ライヴの冒頭にメンバー紹介がてら歌われるテーマソング的な曲ですが、曲調とかアレンジが今までのゴスペラーズっぽくない。調べてみたら作詞作曲は前山田健一(ヒャダイン)氏なんですね。ヒャダインといえばももクロやアニソンの作曲の人、というイメージしかなかったけど、実はけっこういろんなアーティストとコラボしているんですね...。

タイトルに『The Gospellers Now』とつけるからには、20 年経った彼らの「今」の音楽性が反映されたアルバムだろう、ヒャダインの音楽性も取り込んで...と思ったら、明確にテイストが違うのはオープニング曲のみ。それ以外の楽曲は、良くも悪くもゴスペラーズらしい作風で、アレンジは '80s ディスコサウンドや '60s のグループサウンズを彷彿とさせるものも多く、これが「Now」?という疑問も湧いてきます。が、ある意味デビュー当時から連綿と続く音楽性が今のゴスペラーズそのものだと考えれば、それほど違和感がないのも事実。

私のお気に入りはノリノリの #1『SING!!!!!』、ヒット曲『ひとり』を思い出させる#8『Looking for your love』、ゴスペラーズらしいハーモニーで聴かせる #9『reborn』あたり。そして今までのアルバムでも収録されてきたカヴァー曲は、今回はフォー・シーズンズの名曲 "Sherry"。これはつい先日映画化された『ジャージー・ボーイズ』でもフィーチャーされていた楽曲で、これを意識してかどうかは分かりませんが、タイムリーな収録と言えます。

今改めてデビューアルバムと比べながら聴いてみると、コーラスグループとしての彼らの成長ぶりがよく分かります。逆に、デビュー当時の荒削りな唄い方も、それはそれでアカペラ愛に溢れていて良いものですが。過去のアルバムも引っ張り出してきて、最初から順番に聴きたくなりました。

投稿者 B : 22:20 | Music | コメント (0) | トラックバック

2014/11/12 (Wed.)

機動戦士ガンダム UC オリジナルサウンドトラック [Hi-Res]

ハイレゾの再生環境が整ってきたら当然音源もハイレゾで聴きたいよね、と思って、ハイレゾ音源を買ってみました。

[5/28]『機動戦士ガンダム UC』サントラ ハイレゾ3作品遂に揃いました!1と2も本日より配信開始です! - mora トピックス

機動戦士ガンダム UC オリジナルサウンドトラック

何を聴こうかと思っていろいろ探してみたんですが...まだまだハイレゾ音源のラインアップは多いとは言えません。最新の楽曲については積極的にハイレゾ配信も行われていますが、ちょっと前の作品となると K2HD によるアップサンプリングでハイレゾ化しただけのものも多く、それに高いお金を払うのもなんだかなあ...という感じ。業界側の、ハイレゾ楽曲のカタログ数を増やしたい都合もあるんでしょうが、あまりに拙速に進めすぎると Blu-ray の初期にあった「アプコンしただけ or 既存マスターから録り直しただけで画質イマイチ」みたいなことが音楽の世界でも繰り返されるだけで、結局誰も幸せになりません。

その辺の話も含め、書こうと思っていたことの多くをクマデジさんに先に書かれてしまったので、丸投げ(ぉ

アーティストが増えてきたので今一度ハイレゾ音源を聴いてみる : [クマデジ]

「iPodが築いた『手持ちの曲が全部ポケットに入るのなら出かける前の選曲作業という呪縛から解放される』というパラダイムは、ハイレゾによってiPod登場以前まで戻されてしまうのかも知れません」というのはまさにその通りで、ハイレゾ音源に関しては多くがアルバムのバラ売りをしない方針を採っている現状にも顕れているように思います。業界が 1990 年代以前の体質に戻ってしまったというか、むしろ音楽のユースケースを巻き戻せる機会を業界が虎視眈々と狙っていたのではないか...とさえ思えてきます。

話が壮大に逸れてしまいましたので元に戻すと(笑、今回購入したハイレゾ音源は『機動戦士ガンダム UC』のサウンドトラック。mora で販売されているハイレゾ音源に私が聴きたい作品がほとんどなかったのと(元々私が聴くジャンルの音楽はハイレゾとの相性が良いとも思えないので仕方ありませんが)、オーケストラ系ならハイレゾの恩恵を受けやすそうなこと、既に CD を持っていてかなり聴き込んでもいるので音質の比較をしてみようかな、という三点でこれにしました。とはいえ勢い余ってサントラ 1~3 までまとめ買いしちゃったぜ(ぉ
ちなみにサントラ 4 だけは某ガンダムウォークマンに先行プリインされているものの、一般発売はまだ。これも早く出てくれませんかね。

ともあれ、聴き比べてみました。再生環境はウォークマン A17、Olasonic NANO-D1 に MDR-1A。

まずは CD 音源から。
...うん、聴き慣れた安定の音。プレイヤーとヘッドホンが以前より高性能になったことで、クリアさ、高域の伸び、音場感いずれも向上し、さらに聴いていて楽しく高揚するのを感じます。

で、ハイレゾ音源。
...音作りは CD とほぼ同じだけど、よく聴いてみるとそれぞれの音の形がハッキリしているというか、楽器ごとの音の分離がいい感じ。また、CD のほうはボリュームを上げていくと音が飽和する感覚がありましたが、ハイレゾは音量を上げてもサチらずにダイナミックレンジが維持されている印象。

印象論だけで語るのもなんなので、ちょっと波形を比べてみました。波形表示用のソフトウェアは Audacity を使用。サントラ 3 の #4『[SYMPHONIC SUITE "UC2012"] 4TH MOV.:NEO ZEON』での比較です。

■CD
CD の波形

■ハイレゾ
ハイレゾ音源の波形

あー、マスタリング段階での音圧のかけ方がこれだけ違うんですね。CD は圧縮してやや平たい音になっちゃってますが、ハイレゾは音圧を上げずにダイナミックレンジを確保しているように見えます。聴いたときの印象の通りですね。

ただ...静かな環境でじっくり聴き比べれば判るけど、これを外出時にウォークマンで聴いて違いが判るか、と言われると微妙です。もっというと外なら AAC 320kbps と区別するのも難しいかも。
少なくともこの音源に関して言えば、ハイレゾ対応機器で CD→ハイレゾ音源へのグレードアップよりも、CD 音源で非ハイレゾ機器→ハイレゾ対応機器に取り替えたときの音質向上のほうが大きいように思います。

でもこれはもしかすると音源のサンプリングレート/量子化ビット数が原因かもしれません。UC のサントラはハイレゾでも 48kHz/24bit という、ハイレゾとしては高いスペックとは言えません。まあ、サンプリングレートや量子化ビット数が高くなるとデータ量も大きくなってしまうので高ければいいとは言いませんが、96/24 ならもっと差が出たんじゃないか?とも思うわけです。
そこで、レーベルとしても力の入っているこのサントラがなぜ 48/24 なのか?と思って調べてみたら、e-onkyo のレビュー記事に答えがありました。

連載『辛口ハイレゾ・レビュー 太鼓判ハイレゾ音源はこれだ!』第10回 - ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

そもそもの録音自体が 48/24 で行われていた、ということのようですね。澤野弘之氏監修のもとレコーディングを担当した相澤光紀氏自身がマスタリングを行ったということで、このハイレゾ音源がまさに「製作者の意図」ということになります。記事にもあるとおり、「音の塊感」が CD でもハイレゾでも同様に担保されているので、音場感よりは劇伴として音の筋を通すことを重視した結果、ということなのかもしれません。

ちなみに、ウォークマン A17 に搭載されているアップサンプリング機能「DSEE HX」で CD 音源(FLAC でリッピングしたもの)をアップサンプリング再生してみたところ、ハイレゾ音源との区別がさらに難しいレベルまで音質向上したように感じました。DSEE HX の詳細は以下 AV Watch のインタビュー記事に詳しいですが、

【藤本健のDigital Audio Laboratory】第575回:ウォークマンNW-ZX1/F880の「DSEE HX」で"MP3もハイレゾ相当"の理由を聞く - AV Watch

確かに「音の消え際の表現」とか「生っぽさ」という部分において、ハイレゾ音源のクオリティに近づいているように感じます。今のところウォークマンでしか使えない機能なので PC 再生時には効きませんが、これがあるなら 48/24 レベルや K2HD でアプコンされたハイレゾ音源はわざわざ買わなくても、DSEE HX 再生で十分な気はします。

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2014/06/26 (Thu.)

SawanoHiroyuki[nZk]:Aimer / UnChild

SawanoHiroyuki[nZk]:Aimer / UnChild

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ガンダム UC ep7 の主題歌『StarRingChild』に続いて、澤野弘之×Aimer のタッグによる企画モノアルバムが発売されたので、買ってみました。ジャケットが『貴婦人と一角獣』というところからもう胸熱なアルバム。

あまり事前にチェックしないで買ったので、知ってる曲は『RE:I AM』と『StarRingChild』くらいかと思ったら、逆にこの 2 曲は英語版が収録されていて、他の曲も既存のサントラで他のシンガーが歌っていた『A LETTER』『But still...』(ドイツ語曲『Sternengesang』の英語版)『REMIND YOU』『EGO』といった名曲のカヴァー、そして UC に登場する各キャラクターをイメージした新曲、と多彩。新曲の中には、サントラの『MOBILE SUIT』(ep1 の冒頭、クシャトリアとジェガンの戦闘シーンの曲)をヴォーカル曲に再構成したものや、アンジェロをイメージした『bl∞dy F8』あたりはロックしていて本当にカッコイイ。

この熱量があってパワフルな唄い方、独特だし、英語の唄い回しも巧いよなあ...と思っていたら、Aimer 自身がアヴリル・ラヴィーンの影響を受けているんですね。確かに、納得するところがあります。この歌唱力と、澤野弘之(今年からヴォーカリストを手がける際には「SawanoHiroyuki[nZk]」名義で活動するとのこと)の「感動するツボ」を押さえた楽曲の組み合わせは、本当に破壊力がありますね...。

このアルバムは UC のサントラとしてではなくアルバムとして秀逸なので、しばらくヘビロテになりそうです。でも、同時発売された Aimer 名義のセカンドアルバムのほうも妙に気になってきました。でもこちらは UC の主題歌 2 曲以外は澤野弘之作曲ではなさそうなので、ちょっと視聴してみてから考えようかな...。

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2014/05/22 (Thu.)

Aimer / StarRingChild

Aimer / StarRingChild EP

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UC7 を観た流れで購入。まあ今までの ep1~6 もサントラ含め買ってきていますが。

エピソードごとに異なる主題歌を採用するのが『UC』のスタイルでしたが、いろいろとレコード会社も含めた大人の事情というものもあるのでしょう。作品に合っているのもあればイマイチなのもあるなあ、と思っていたら、ep6 と ep7 に採用された Aimer の楽曲が、作品との一体感という意味では異彩を放っていました。それもそのはず、作詞・作曲・編曲・プロデュースまで、UC の音楽を手がける澤野弘之氏の手によるものというから、作品の世界観に合うわけです。
パワフルなサウンドとドラマチックなメロディに、力強い歌声。本編で熱量の高いドラマとアクションを見せられた後に、余韻に浸るのにこれ以上ない楽曲だと思います。

前作の『RE:I AM』と併せ、とても良かったので Aimer の他の楽曲も試聴してみたんですが...歌唱力はとても良いのに、手触りが微妙に違う。やっぱりこの楽曲の力は澤野弘之×Aimer という組み合わせだからこそ生まれたものなんでしょう。
この二人のタッグであれば UC 関係なく買うのになあ、と思っていたら、来週開催される UC のライヴイベント『UnChild』では、これ用の書き下ろし曲も用意されるんだとか。これを契機に、コンビを続けてくれると嬉しいなあ。

機動戦士ガンダム UC オリジナルサウンドトラック 4

B00J7VB7OQ

サントラももちろん購入。

私はあまりサントラって買わないんですが、このシリーズのサントラは買う価値あると思います。澤野弘之氏のドラマチックな作風が UC の世界観に見事に合っていて、これらの楽曲が欠けていたら UC はここまでの完成度になっていなかったのでは、と思うほど。

ガンダムシリーズの音楽って、三枝茂彰(『Ζ』『ΖΖ』『逆シャア』)、千住明(『V』)、菅野よう子(『∀』)など、のちに日本の現代音楽を代表することになる作曲家が手がけていることが多いわけですが、UC の音楽は彼らの作品に全くひけを取っていません。澤野弘之氏もいずれ日本を代表する作曲家になるのだろうな、と思っていたら、既に直近の大ヒット作として『進撃の巨人』のアニメ版の音楽も担当されているようじゃないですか。作曲家としてはまだ若く、UC1 の公開時にはまだ二十代だったというから、今後のさらなる活躍にも期待です。

最近、各音楽配信サービスで UC のサントラのハイレゾ版の配信が始まっている(このサントラ 4 は未配信)ので、これをじっくり聴き込むためにまともなハイレゾの再生環境を整えたい今日この頃。

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2014/01/09 (Thu.)

孤独のグルメ Season3 O.S.T.

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ Season3』O.S.T.

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ドラマ『孤独のグルメ Season3』のオリジナルサウンドトラックがいよいよ発売されました。一般向けの発売日は 1/19 なのですが、地底レコードさんでの直販と、久住さんのライヴ会場など限定で先行発売されています。年末に、以前の直販購入者向けに地底レコードさんからメールで案内が来ていたので、そのままオーダー。一足早く手に入れることができました。

今回のサントラは Season1、Season2 と比べてもさらに音楽性の幅が広がっています。ドラマ自体、うなぎに中華ホルモン、わさび丼、焼肉、サンドイッチから果てはアフガニスタン料理...という幅広さですが、音楽も負けてない。元がドラマのサントラなので 1 曲あたりは短いのが多いけど、バリエーションが豊かで楽しい。相変わらず、業師だなぁ~っ。
全体的に、久住さんらしく肩の力が抜けているのになぜかパワフル、という不思議なサントラです。そして、今までのアルバムと違うのは、歌モノが何曲か含まれていること。従来は、『Stay Alone』での「ゴロ~ォ」というあのコーラスだったり、『五郎さん祭り』での「ゴロサン!ゴロサン!」という掛け声(笑)だったり、そういう楽器代わり、サンプリング的な使われ方でしか声が入っていませんでしたが、今回は歌入り。これはこれで、面白い。中でも Season3 のテーマ『孤独のツンドラ』における「ローロロロー、ローローロロロー」のコーラスは耳に残ります。

孤独のグルメ Season3 O.S.T.

ジャケット写真は第一亭ですね。

今回も地底レコード直販での購入特典はおまけ CD。例によってなくてもサントラとして成立するけど、確かに劇中で聞き覚えのあるちょっとした 5 曲が収録されています。個人的には、このおまけ CD まで含めての O.S.T. です。

さあ、今後の聖地巡礼はこのサントラがおかずだ。

孤独のグルメ Season3 Blu-ray BOX

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2013/12/14 (Sat.)

K-Ci & JoJo / My Brother's Keeper

K-Ci & JoJo / My Brother's Keeper

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よもや出ると思っていなかった K-Ci & JoJo のニューアルバムが発売されていたので、買ってみました。

K-Ci & JoJo は、 1990 年代を風靡した R&B ヴォーカルグループ "JODECI" のうち二人、K-Ci と JoJo の Hailey 兄弟が結成した R&B デュオ。兄 K-Ci の野太いバリトンによるシャウトと、弟 JoJo の透明感あるハイテナーに分厚いコーラスの組み合わせに魅了されて、私が 2000~2005 年くらいに最も聴き込んだアーティストのひとつです。

K-Ci 名義では 2006 年にソロアルバムをリリースしているものの、兄弟でのリリースは実に 11 年ぶり。調べてみたら、その間に JoJo のほうが薬物中毒やアルコール依存症にかかってしまい、活動できなくなっていたようですね。K-Ci がソロ作をリリースしたのには、そういう経緯もあったのか...。そう考えると、アルバムタイトルの "My Brother's Keeper" って深い意味を含んでいるんだなあ、と。

さておき、ニューアルバム。イントロからいつもの「K-Ci 節」のシャウトで始まり、ついジーンと来てしまいました。JODECI 時代からよく使われるリズムや節回しなど、懐かしさを呼び起こしてくれます。コーラスも美しい。だけど...この何か物足りない感触は何なんだろう?音楽的に随分丸くなってしまったというか、かつての作品にあった、聴いているだけでため息がもれてしまうような、魂の奥を直接掴まれるような熱さがない。そりゃあ考えてもみれば K-Ci が 44 歳、JoJo が 41 歳だっけ?二十代の男女の間にある熱情を求めるのはちょっと酷だろうけど、良くも悪くも大人になった K-Ci & JoJo のアルバム、という印象。

ただ、自分も自分で歳を取ったのか、当時の K-Ci & JoJo を聴くにはちょっとパワーが要るようになってしまって、最近あまり聴いていなかったのも事実です。とはいえウォークマンには常に入っているし、この新作との聴き比べも含め、久しぶりに過去から順に聴き込んでみようかな。

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2013/08/11 (Sun.)

久保田利伸 / KUBOSSA

久保田利伸 / Parallel World II KUBOSSA (初回生産限定盤)

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私はかれこれ二十年来の久保田利伸ファンですが、無視できないコンセプトのニューアルバムが発売されていたので、期待して購入。

『Parallel World II』というタイトルがつけられていますが、前作と位置づけられるレゲエ・アルバム『Parallel World I KUBOJAH』は実に 22 年前。いつもの久保田とは違うサウンドを集めたコンセプトアルバムという企画に、22 年の時を経て続編が制作されたということになります。前作『KUBOJAH』は通常の久保田とは異なるラインながら、『雨音』『Honey B』『Just the 2 of us』(ジャズサックス奏者 Grover Washington, Jr. のカヴァー)、それに久保田自身の往年のヒット曲『You were mine』のレゲエ・アレンジ、という名曲揃いで、私は久保田利伸のオリジナルアルバムの中では実はこの作品がいちばん好き。なので、この新作にも期待せずにはいられないというものです。

本作はタイトルにもあるとおり全編ボサノヴァで構成された企画アルバムですが、これがまたいい。オリジナル曲から自身の過去作のボサ・バージョン、あと近年多い名曲のカヴァーなど、実にバリエーションが豊富。過去作のアレンジも『雨音』『a Love Story』など名曲揃いですが、『Dance If You Want It』がすごい。オリジナルはデビュー当時、マイケル・ジャクソンの影響を強く受けていた久保田らしいアレンジのダンス・ナンバーでしたが、これがボサ・アレンジされることで見事に情熱的なブラジリアンの踊りになる、というのには驚かされます。しかし全編を通してとてもいい塩梅に肩の力が抜けた、「大人」なアルバムに仕上がっているのは、ここ数年の作品を通じて到達した極致といえるのではないでしょうか。

ここのところ厳しい暑さが続いていますが、このアルバムは空調の効いた部屋で外の強い日差しを眺めながら、昼間からモヒートでも飲みながら聴きたい、そんな作品だと思います。

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2013/04/20 (Sat.)

孤独のグルメ Season2 O.S.T.

孤独のグルメ Season2』のサントラ!そういうのも当然あるんですよ、というわけですかさず購入。

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ Season2』O.S.T.

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前回『孤独のグルメ O.S.T.』とは別におまけ CD を購入したところ、地底レコードさんから直接発売の案内メールをいただいたので、今回は本編もまとめて地底レコードに発注。おまけ CD つきでしかも税抜き価格・送料代引き手数料無料、ということなので、地底レコードから直接購入するのが最もおトクです。

本来の発売日は来週の土曜日なのですが、地底レコードで予約した人にだけ先行で発送開始されていたようで。チェックしていなかったので、予定より早い代引荷物の到着に、ちょっと焦りました(;´Д`)ヾ。

孤独のグルメ Season2 O.S.T.

おまけ CD に収録されているのは 7 曲。なくてもサントラとしては成立するけど入っているとちょっと嬉しい、という 7 曲です。

Season1 と比べても曲のバリエーションもパワーも増していて、聴いていて飽きないサントラに仕上がっていると思います。最初、ドラマでオープニング曲の『荒野のグルメ』を聴いたときには、「ウエスタン!そういうのもあるのか」と思わず吹き出してしまいましたが(笑)、確かにロケも大学の学食あり、一人ちゃんこあり、房総半島あり、ブラジル群馬遠征あり、と多彩。前作のサントラが和風創作料理だったとすれば、今回は和食にクリームシチューとシュラスコを合わせて出してくるような何でもあり感(笑)が、逆にこのドラマらしくていいじゃないか。

というわけで、前作に続いて今回も聖地巡礼で行ってきたお店の写真を使ってショートムービーを作ってみました。

うーむ、どうにもうまくまとまらない(;´Д`)。『荒野のグルメ』のロングバージョンとか収録しておいてもらえると、行ったお店の写真ももう少し網羅できるんだけどな...。

ともあれ、これからはこのサントラを携えて、またうまい店を探しに歩きたいと思います。行ってみたいと思いつつなかなか行けない店、とか、通りすがりに気になったけどタイミングが合わずに入れていない店、とか、けっこうあるんですよね。

孤独のグルメ Season2 Blu-ray BOX

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2013/03/14 (Thu.)

L.V. / Still L.V.

L.V. / Still L.V.

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最近、新ウォークマンでヘビーローテ中なのはもっぱらレミゼのサントラかこのアルバムです。

6 年前に Gerald Levert が亡くなって以来、私が好きなおっさん系 R&B シンガーの筆頭はこの L.V. になりました。もともと Hip-Hop 系出身で一見コワモテ風なので構えてしまいそうになりますが、なんというか真摯な曲風と優しく暖かいテナー系の歌声で、聴いているだけで癒やされるような心地さえします。おっさんだけどトレンドは踏まえた音作りをしつつ、でも表面的にならず芯を持っている。そういう軸のぶれなさが良い。

久しぶりに買った CD という意味では、先日の Tamia "Beautiful Surprise" とどうしても比較してしまうわけですが、L.V. も Tamia も私が最初に聴き始めたのは 2000 年頃。そこから 13 年ほどの間にずいぶん変わってしまった Tamia と、変化の位相が大きくない L.V.。まあ女の 25 歳からの 13 年と男の 40 歳からの 13 年とでは意味合いが全然違いますが、こうも対照的なものなのだなあ...というのを、両者を聴き比べて実感しました。そういえば、アルバムタイトルも "Beautiful Surprise" と "Still L.V." では、なんとも対照的ではないですか。

話をこのアルバムに戻すと、全体的にミディアム~スロウでしっとりした「L.V. らしい」楽曲で満たされていて、捨て曲が一曲もないと言っても過言ではありません。最近の私の音楽との向き合い方からいって、どうしても通勤中にウォークマンで...となってしまってはいますが、どちらかというと夜に灯りを暗めにして、お酒でも飲みながら浸りたい作品です。

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2013/02/17 (Sun.)

レ・ミゼラブル ~ サウンドトラック

レ・ミゼラブル ~ サウンドトラック

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丁稚さんに触発されてサントラを購入。劇場まで足を運んで深く感銘を受けたにも関わらず、どうして今までこのサントラを買おうという発想に至らなかったのか。いかに最近自分が CD(音楽配信も含む)離れしていたか、と反省しきりです。

劇場で味わった感動をもう一度体感したくて、PC に突っ込んでリッピングではなくて、リビングのオーディオシステムで鑑賞。これはヘッドホンで鼓膜を直接振動させるんじゃなくて、スピーカが震わせる空気に身を包まれてナンボだと思います。CD プレイヤーにセットして、スピーカセットの前に鎮座して音楽が始まるのを待つ...という儀式もずいぶん久しぶり。最近はめっきり映画の BD のサラウンドか、音楽用に使っても休日の BGM 程度にしか使っていなかったからなあ。

スピーカから流れてきたオープニング『Look Down(囚人の歌)』から、いきなり映画の世界に引き込まれます。レミゼと言えばスーザン・ボイルによって『I Dreamed a Dream(夢やぶれて)』はあまりにも有名になりましたが、個人的にはバルジャンやジャベールの曲が好きですね。『ラ・マンチャの男』の名曲『The Impossible Deram(見果てぬ夢)』を思わせるジャベールの独唱『Stars(星よ)』なんかはかなりツボだし、『The Confrontation(対決)』や『One Day More』のような掛け合いの構成の曲もとても好き。サントラのわりに劇中に登場した全曲を網羅しているわけではないのが残念なところですが、それでもレミゼの世界にどっぷり浸れる 66 分であることは間違いないです。そして、一度映画を観たら BD 買わなくてもこのサントラを聴くだけで映像が鮮明に脳裏に蘇ってくる。やはり、この作品は映像や芝居もさることながら、この楽曲と歌唱こそが主役なのだろうな、と改めて思いました。

しばらくはこのサントラに浸って生きようと思います(ぉ。映画はまだまだ絶賛上映中ですが、早く BD 出ないかなあ。でもやっぱりその前に、上映してるうちにあと一回は時間作って観に行きたいなあ。

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2013/02/14 (Thu.)

Tamia / Beautiful Surprise

Tamia / Beautiful Surprise

B008BSM20Y

ここのところ年々 CD を買う頻度が減ってきている今日この頃。こういうのって歳を取ってきた証拠だよなあ...と良くないと思いつつ、どうしても最近音楽方面に対するモチベーションが昔ほどではなくなってきていることは自覚しています。街中からレコードショップがどんどんなくなっていき、自分で追っかけていない方面での新しい出会いがなくなったのにつれて、普段聴く音楽も手持ち音源のループで満足してしまっているというか。でも自分がよく聴くアーティストのここ一年くらいの間にリリースされた新譜を、久々に Amazon で漁って聴いてみました。

この Tamia というシンガーは、1990 年代に Quincy Jones に見出されてデビューしました。私が出会ったのは Eric Benet とのデュエットで歌っていた "Spend My Life With You" で、その天使か妖精のような澄み切った歌声に魅了され、女声をほとんど聴かない私が選んで聴く珍しい女性シンガーとなりました。が、前作 "Between Friends" の際にインディーズレーベル落ちしてからすっかり名前を聞かなくなり、もしかしてそのまま退場してしまったのか...と思っていたところ、昨年 6 年ぶりの新作をリリースしていたようです。

が...聴いてみて、ちょっとがっかり。決して楽曲も歌声も悪くないんですが、声の質が以前とはすっかり変わっていて(まあ、その傾向は前作から少しずつ見えてはいましたが)女性 R&B シンガーによくある「歌い上げる」系の歌唱になってしまっていました。あの心に直接触れかけてくるような透明な歌声に惚れていた私としては、まるで恋が醒めてしまったかのよう。1999 年にデビューしてから 10 年あまりの間に結婚と二度の出産を経験、そして多発性硬化症を発症するという人生を過ごしてきたわけですから、年齢的なものも加味するとデビュー当時の歌声から変わらないというほうが不自然なわけですが、なんだか「同窓会で残酷な現実を見せつけられてしまった」かのような気分ではあります。
まあ、でも人が歳を取るってこういうことだよなあ...とも思えるわけで。楽曲も歌声も決して悪いわけではないですし、現時点での彼女の歌を味わう、という意味で、このアルバムにしばらく付き合ってみたいと思います。

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2012/07/19 (Thu.)

Music Unlimited for iOS

Music Unlimited の iPhone/iPod touch 向けアプリがリリースされたので、さっそく試してみました。

ソニー、「Music Unlimited」がiPhone/touch対応に -AV Watch
App Store - Music Unlimited

Music Unlimited

おお・・・iOS の UI の中にこの画面が出てくるというのは、なんとも言えない感慨がありますね。

サービスそのものに対する感想は、基本的には Music Unlimited のサービス開始時に書いたので、そこから大きくは変わっていませんが、iOS 版アプリの観点で長所/短所がとてもよくまとまっている記事を見つけたので、貼っておきます。

ソニーがアイフォーンに送り込んだアイチューンズキラーの破壊力:CloseBox and OpenPod:ITmedia オルタナティブ・ブログ

確かにおっしゃるとおり。改善してほしいポイントもたくさんありますが、洋楽好きであれば第一印象はとても良いです。

Music Unlimited

操作性に関しては、OS の素性がいいせいか、Android 版に比べても明らかにレスポンスが良いと感じられるのに驚きました。フリック系の操作に対するレスポンスも、Android に比べるとフレームレートが違うように感じられるほど挙動が気持ちいい。むしろ iOS デバイスにこそ合ってるんじゃないでしょうかこれは・・・。
あ、ちなみに私が使っているのは iPod touch 4G です。シングルコア機でもほとんど不満は感じないレベル。

音に関しては、MDR-EX800ST でじっくり聴きこむと、高域・低域はともかく中域がちょっと痩せ気味かな、というのが気になるので、ピュアオーディオ的には厳しいでしょうが、屋外での移動中にヘッドホンで聴くとか、例えば PC 作業中に BGM 的に聴くには十分だと感じます。あまりビットレートを上げすぎると、スマートフォン等での 3G/4G 経由でのサービスレベルに問題が出る可能性もあるので、サービス提供側から見るとバランスが難しいところでしょうね。ただ、利用機器や接続回線に応じてもっとビットレートの高い音源なりサービスプランが用意されていても良いのに、とは思います。

Music Unlimited

ちょっとがっかりしたのは、「マイライブラリー」機能は現時点では選択・再生のみで編集ができないこと。マイライブラリーを作成していない状態でアクセスしたら、何も操作できないという(´д`)。※追記:チャンネル等の再生画面から曲/アルバム単位でマイライブラリーに追加することはできました。
まあ PC(ブラウザ)版であらかじめ編集しておけば良い(そのほうが操作性も良い)という話ではありますが、今後のアップデートに期待。Android および PS3 向けアプリではサービス開始から 2 週間にして早速アップデートで機能追加され、不満点は着実に解消されつつあるので、iOS 版の今後の開発にも期待です。

Music Unlimited

もともと音楽プレイヤーではなく iOS アプリの実験機として買った iPod touch 4G も、最近は防水ポーチに入れてお風呂 Twitter 専用機と化していましたが(笑、iOS デフォルトの「ミュージック」アプリの位置を Music Unlimited アイコンに置き換えて、しばらく音楽専用機として使ってみようと思います。ストリーミングだからストレージ容量は小さくても問題ないし、案外使わなくなった旧 iPhone の再利用用途にいいかも(^^;;
本当は Xperia で利用したいところなんですが、arc も acro もストレージの空きが足りなくてインストールすらできないし(;´Д`)ヾ、Xperia SX 発売はよ・・・。

投稿者 B : 23:07 | Music | コメント (0) | トラックバック

2012/07/03 (Tue.)

Music Unlimited

ソニー、「Music Unlimited」を日本で開始 -AV Watch

Music Unlimited

たいへん長らく待たされた Music Unlimited の国内サービスがようやく正式スタート。

とはいえ国内レーベルとの交渉がまだまだ途上ということなのか、現時点では邦楽のラインアップは貧弱で洋楽中心のサービスになっていますが、邦楽にはほとんど興味のない私には、レコチョク運営の LISMO Unlimited あたりよりもむしろこっちのほうが歓迎です。
ということで、さっそく使ってみました。

Music Unlimited

楽曲のラインアップはかなりマイナーな楽曲ばかり聴いている自覚のある私(基本的に R&B やソウル中心)でも、自宅の CD ラックの 90% 以上は網羅しているというような楽曲の充実ぶりで、音源のクオリティやディスク/ジャケットのコレクション性さえ考えなければもしかして CD から移行してしまえるかも?という状況です。ディスコグラフィは全て持っているつもりだったアーティストにもまだ買い逃していた CD があることを発見したり、買うほどではないけど聴きたかった楽曲もこれで躊躇なく聴けるようになったり、あーこれは音楽の聴き方が今までとは変わるかもしれんね、と感じました。
現時点では機器によって利用できる機能に微妙に差があることと、1 年半前の海外向けサービスとスペックが変わっていないならば HE-AAC 48kbps というコーデック/ビットレートはポータブル機器ならともかくピュアオーディオで聴くにはちょっと物足りなさそう、というあたりが不満かな。あと、欲を言えば本当は ¥980/月 くらいで利用させてほしいところですが、毎月 1 枚の CD を買うより安い、ということを考えると、それほどコストパフォーマンスが悪いサービスではない、という考え方もできます。まあ、私自身は 10~20 代の頃とは音楽に対する向き合い方がずいぶん変わってしまって、外出時には常にポータブルプレイヤーを持ち歩きこそすれ、月に何枚も CD を買ってどんどん聴いていくような聴き方ではなく、最近は古い楽曲であっても長期間じっくり聴き込むようなスタイルになっているので、ランニングコストという点では微妙なラインではあります。ただ、セレンディピティ、つまり思いもかけなかった良い楽曲との出会いのチャンスが与えられる、という点は魅力的。そういう意味では、技術的には面白くてもアプリケーション的になかなか日の目を見なかった「SensMe」という機能が、ようやく本領を発揮できる日が来たのかもしれません。

もうこれで本格的にウォークマンを棄てて音楽プレイヤーをスマートフォンに一本化できるかも、と思ったのですが、私の Xperia acro にはメモリ空き容量不足で Music Unlimited アプリがインストールできず(;´Д`)ヾ。とにかく早く Xperia SX 発売してください・・・。

投稿者 B : 23:18 | Music | コメント (0) | トラックバック

2012/06/21 (Thu.)

孤独のグルメ O.S.T. オマケ CD

孤独のグルメ O.S.T.』を買ったときに、おまけ CD!そういうのもあるのか、ということに気づいたのですが、私が買ったのは Amazon だったので、付属していませんでした。が、
またオマケのCD−Rだけが欲しいと言われる方もOKですのでご応募ください。1枚、送料込みで500円を送っていただければ、郵送いたします。

ということで、申し込んでみました。

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ』O.S.T. OUT TAKES

『孤独のグルメ』O.S.T. OUT TAKES

本当はもっと早く申し込みたかったんですが、決済方法が郵便為替しかなく。普段からゆうちょを利用していないと、なかなか郵便局に行く機会もないじゃないですか。なので、ちょっと時間がかかってしまいましたが、申し込みました。商品は即日発送だったので、助かりました。

収録曲は 8 曲。元のサウンドトラック自体、ほとんどの曲がドラマのオープニングテーマである『Jiro'sTitle』か、本編のあらゆる場面で使われているメインテーマ『Stay Alone』のどちらかのメロディのバリエーションで作られた楽曲で、このオマケ CD に収録されているものそれらのバリエーション的なもの。「CD からは泣く泣く落とした」というだけあって、確かに入っていなくても成立するけど、これがあることで奥深さが増す、という微妙な位置づけの楽曲ばかりです。でも、ジャズバージョンやワルツバージョンなど、久住氏の音楽の懐の広さと遊びゴコロが感じられて、気に入りました。
ただ、CD-R には全て合わせて 1 トラックとして収録されていて、リッピングした後に自力で波形編集ツールを使って分割しなくてはならなかったのはちょっと面倒だったかな。ま、そのあたりもご愛敬ということで。

さて、このサントラを BGM に、今度はどこに何を入れに行こうか。

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ』O.S.T.

B007VYE6TO

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2012/05/28 (Mon.)

Jiro'sTitle

サウンドトラック『孤独のグルメ O.S.T.』ですが、著作権フリーということで、こんな動画を作ってみました。

今までのマイ孤独のグルメツアーで撮ってきた写真を、PlayMemories Home for VAIO(旧 PMB VAIO Edition)のショートムービー作成機能を使って簡単にムービー化してみたものです。やっぱりこのテーマ曲がつくと雰囲気が出ますね。全然違う店の写真でも、この曲を組み合わせるとこどグルっぽくなりそうな気もしますが(笑。

著作権フリーだけどこの音源を使った映像を YouTube 等にアップするが OK かどうかはちょっと違うんじゃないか、というのを心配していたんですが、クマデジタルさんによると「久住氏に個人的に確認したところ、CD音源であってもBGM等として二次利用可能、YouTube公開可能とのこと」なので、安心して公開させていただくことにした次第。ありがとうございました>久住さん、クマデジさん

さあて・・・次はどの店に行ってみようか。

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ』O.S.T.

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2012/05/27 (Sun.)

孤独のグルメ O.S.T.

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ』O.S.T.

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私はもはや自他ともに認めるこどグルフリークですが、O.S.T. が発売されたのでさっそく購入しました。O.S.T. は「俺・すぐ・食べる」の略ではなく(笑、オリジナルサウンドトラックのこと。

このサントラ、実は原作者である久住昌之氏自らが作曲し、自身もメンバーに含む「スクリーントーンズ」(漫画家らしいバンド名ですね)が演奏しています。ドラマのクレジットで作曲に久住氏本人の名前を見つけたときには驚いたものでしたが、それぞれの楽曲の力の抜け具合がちょうど良い感じにドラマにマッチしていて、サントラ買っても良いかなと思わせる出来でした。お洒落なだけじゃなく、コミカルなだけでもなく、こういう微妙なリラックス加減のサントラってなかなかないので、何かに流用が効きそうかな、という狙いもあり、購入。
ちなみに私は Amazon で購入しましたが、レーベル直だとおまけ CD!そういうのもあるのか状態なので、そっちも買ってみようかと思案中。

楽曲は、聴き慣れたオープニングテーマや「イ・ノ・ガシ・ラ フゥ~!」はもちろんのこと、各回のために特別に書き下ろされた曲も多数収録。『ウラヤス・フランス~小雪のテーマ』『人間火力発電所』『Arm"Rock"』など、原作でも特に人気の回や、ドラマ制作サイドも通常回より気合いが入っていたのが画面越しにも分かった回などは、特にオリジナル曲が多め(笑。曲を耳にしただけでどの話か思い出せるものもあれば、「これどの回だっけ?」みたいに何気なく聞き流してしまっていた曲もあって、サントラきっかけでもう一度録画を見直してみたくなります。

この久住昌之という人、漫画家でありながら『孤独のグルメ』の作画は自分ではやっていなかったり、このサントラのように音楽活動もやっていたり、エッセイ集も出していたりと、「マルチな才能」と言えば聞こえは良いですが、なんというか趣味の延長線上であらゆることをやっているという印象。ドラマのあの空気感とか、サントラに漂う独特の雰囲気とかいったものは、そういう文脈だからこそ生まれてきたものじゃないかと思います。マネしようと思ってできる生き方じゃないですが、「モノを食べるときはね 誰にも邪魔されず 自由でなんというか 救われてなきゃあ ダメなんだ 独り静かで豊かで・・・」みたいなセリフは、日常やお金に追われたせせこましい生活をしていたら絶対出てこないと思いますよ・・・。

このサントラ、発売直前に久住氏ご本人のこのツイートが話題になっていました。

JASRAC の是非はさておき、こういう配慮は嬉しい。ご本人的には JASRAC は手続きが面倒な割に実入りがほとんどないから登録する意味がない、というのが著作権フリー化の理由の一つのようですが、パロディや二次創作との相性が良いこの作品のサントラをこういう形で提供してくれるというのが嬉しいですね。まあ、上記のようにご本人が趣味の延長線上でやっているようなことだからやれること、という気はしますが(笑

とりあえずウォークマンに突っ込んで、しばらく外出時の BGM になってもらおうと思っています。問題は、これを聴いているとお洒落な店じゃなくて地元の定食屋とか焼き鳥屋とかに入りたくなってしまうことでしょうか(笑。

孤独のグルメ DVD-BOX

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2012/04/13 (Fri.)

Jagged Edge / The Remedy

Jagged Edge / The Remedy

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現存する数少ない男声 R&B メジャーヴォーカルグループ、Jagged Edge の最新アルバム。といっても出たの 1 年前なんですけどね。男声グループがほぼ絶滅状態に等しい現状、コンスタントに作品を発表し続ける希有なグループ・・・と書こうと思ったら、なにげに 4 年ぶりだったことに今さら気がつきました。私の音楽の聴き方自体、昔のように手当たり次第どんどん吸収していくというより 1 枚のアルバムにじっくり向き合い、ある程度消化できたら通勤中にシャッフルリピート・・・という聴き方になっているので、昔に比べるとリリース間隔に対する意識がルーズになっているのだと思います。

分厚く切ないコーラスワークにどっぷり浸れる 44 分。コーラスは無茶苦茶美しいのですが、何年経っても都会に染まりきらないというか、どこか泥臭さが残っているのがこの Jagged Edge というグループなんだと思います。良く言えば地に足の付いた、悪く言えば変わり映えのしない作品を安定してリリースし続けていて、お子様向けではなく大人がゆったり向き合うためのヴォーカルグループ。ただ、イントロが流れてきただけで溜め息が漏れ出てしまうセカンドアルバム "J.E. Heartbreak" ほどの熱い切なさが最近感じられないのは、彼らも私もいろんな意味で大人になってしまったということかもしれません。

派手な曲、目新しい曲が少なく、ともすると「マンネリ」とも言われかねないアルバムではありますが、Joe が変化を求めた結果年々私の好みから逸れていっていることを考えると、この安定感は歓迎すべきなのでしょう。このアルバムも私の通勤中の定番になるでしょうが、引き続き変わらずにいてほしいグループです。

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2012/01/16 (Mon.)

John Legend with the Roots / Wake Up!

John Legend with the Roots / Wake Up!

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私の大好きな John Legend が、フィラデルフィア出身のヒップホップ・バンド the Roots とのコラボアルバムをリリースしていた(もう 1 年以上前ですが)ことを知り、買ってみました。

内容的にはカヴァーアルバムで、1970 年代のソウルミュージックから選曲されています。Marvin Gaye の "Wholy Holy"、Donny Hathaway の "Little Ghetto Boy"、Harold Melvin & The Blue Notes の "Wake Up Everybody" など、当時を代表するソウルアーティスト達の名曲が粒ぞろい。反戦や社会問題などをテーマにした楽曲が中心で、メッセージとしては重めですが、純粋なソウルアルバムとしても非常に完成度の高い出来になっています。

John Legend と言えば、数年前に BRAVIA の CM で Louis Armstrong の誰でも知ってるであろう名曲 "What A Wonderful World" をカヴァーしていたことがあり、あの曲もまるで自分がオリジナルかのような違和感のなさでしたが、このアルバムも全体を通してそんな感じ。昔からこんなレコードが売られていたようにも思えるし、逆に John Legend が最初から歌っている曲のようにも思えます。要するに、John Legend の声や音そのものがクラシックソウルらしい、ということなのかもしれません。

John Legend - What a Wonderful World - YouTube

ともかく、このアルバムは素晴らしい。もともと名曲を集めたわけだから良いのは当然といえば当然ですが、それが John Legend と the Roots にすごく馴染んでいるのがポイント高いです。アルバムタイトルにも引用されている Harold Melvin & The Blue Notes の "Wake Up Everybody" は私がとても好きな曲の一つだったので、これをカヴァーしてくれたというのもとても嬉しい。
また、個人的にもともとヒップホップが苦手なこともあって the Roots の音はあまり好きではなかったんですが、このアルバムでのハマり具合を聴いて、ちょっと見直しました。

これは飽きずに長らく聴けるアルバムになりそうです。ソウル好きならば必聴の一枚。

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2011/12/15 (Thu.)

Joe / The Good, The Bad, The Sexy

Joe / The Good, The Bad, The Sexy

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ここのところすっかり新しい音楽に手を出さなくなり、ウォークマンに入っている曲をランダムリピートする毎日。新しいものに感動できない歳になっちゃったのかな・・・と自らを嘆きつつ、逆に目新しい音楽に触れたくなったので、久々に新譜を物色中です。といっても今まで聴いたことのないアーティストを開拓するのも骨が折れるので、昔から聴いているアーティストのニューリリース系から手をつけています。1 年あまりほとんど CD を買わなかった間に、けっこうリリースされているものですね・・・。

Joe は故 Gerald Levert、Brian McKnight と並び、新譜を継続的に買っている数少ない男性ソロヴォーカリストの一人です。この人のミディアム~スローの歌い上げるバラードは本当に溜息が出るほど、身体の芯に突き刺さるものがあります。が・・・、数年前に Kedar に移籍してからは徐々に音楽性が私の好みから離れてきているようで、そのあたり微妙だなあ・・・と思いつつ、惰性で買い続けている面は否定できません(´д`)。
このアルバムもそんな前作 "Signature" の流れの延長線上にあるような印象で、サウンド的には最近の流行りに迎合した感じの音。まあカッコイイし歌は相変わらず上手いんだけど、耳にスッと入ってくる代わりに強く印象に残る曲がこれといってない、という・・・。

アーティストはブレイクした時代の拡大再生産を続けていれば良いとは思わないので、変化し続けることは重要だと思うんですが、出世作 "All That I Am" の頃のような、魂が震えるような歌唱をもう一度聴きたいんですよね。
でももしこの路線が今後も続くようなら、次はもう聴かないかもしれません。結局私はサウンドよりも歌重視なんだろうなあ。

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2011/12/07 (Wed.)

TOKYO No.1 SOUL SET / Beyond The World

TOKYO No.1 SOUL SET / Beyond The World

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最近、某 CM がきっかけで実に 15 年ぶりに TOKYO No.1 SOUL SET の音楽に再会しました。高校時代、特に高 3 の頃はかなりヘビーローテーションで聴いていたグループ。当時は今と違って音楽に関してはかなりの雑食で、手当たり次第に聴いてましたが、サウンドがかっこいいグループ、特にこの TOKYO No.1 SOUL SET とコーネリアスあたりを聴き込んでました。

この TOKYO No.1 SOUL SET というグループ。ヒップホップに分類されるグループではありますが、一般的なヒップホップとはテイストが随分違います。ラップというよりリズムのある朗読、と言いたくなるような独特の、かつシリアスでニヒルな詩を伴うライム。そしてサウンドがいちいちカッコイイ。これは言葉で説明するのが難しいので、興味があれば YouTube あたりで探してみてください(著作権的に問題がありそうなので、リンクは自粛)。

ということで 15 年ぶりに聴いた TOKYO No.1 SOUL SET。オリジナルアルバムとしての最新は 2 年前の作品のようですが、久々に聴いてみたら昔と少し雰囲気変わった?と感じました。以前は、BIKKE のライムは自らが唄っていながらもどこか楽曲そのものから一歩引いたスタンスのようなものが見えて、相対的に自分が楽曲の詩のさなかに置かれるような感覚を持ったものでしたが、今のは以前に比べると唄い手が楽曲に入り込んでいる印象で、聴き手の立ち位置がちょっと変わったな、と感じました。まあ、今も変わらずカッコイイことには変わりないのですが、昔あったニヒリズム的なものは薄まったかな。

個人的には初期のフルアルバム『TRIPLE BARREL』の音が好きなんですが、久々にこの世界観にいろいろと触発されました。しばらく新旧織り交ぜて聴いてみたいと思います。

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2011/06/16 (Thu.)

久保田利伸 / LOVE&RAIN

ひさしぶりに CD の紹介でも。

久保田利伸 / LOVE&RAIN ~LOVE SONGS~

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去年発売されたアルバムですが、まさに今の季節向けと言いましょうか。文字通り「恋と雨」をテーマにしたコンピレーションアルバムです。最近の邦楽は(私自身あまり邦楽を聴かないので、ときどき CD ショップでランキングを目にする程度ですが)ベストアルバム商法やカヴァーアルバム商法がまかり通っていて、なんだかなあ、という印象を受けます。このアルバムもちょっとそういう匂いは感じますが、それらとは少しアプローチが違うかな。

久保田利伸のベストアルバムといえば『THE BADDEST』シリーズですが、これは基本的に既発のシングルをまとめたもの。それに対して、このアルバムには「雨」にまつわる(シングルにとどまらない)名曲が網羅されています。特に、久保田の過去作の中でもかなりの名曲だと思っている『雨音』(もう 20 年も前の曲ですよ!)が今のコンピレーションアルバムに再録されるとは思っていなかったので、これは嬉しい驚きでした。まあ、あくまでリミックス/リマスタリングの範疇で、新録されたものではないのがちょっと残念ではありますが。
久保田のコンピレーションアルバムといえば、以前あった『THE BADDEST ~Only for lovers in the mood』もそうでしたが、単なる寄せ集めではなくアルバム全体に一本共通した空気感が漂っていて、通しで聴きたくなる高い完成度を持っていますね。梅雨明けまではしばらくこれを聴いて過ごしたいと思います。

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2010/10/04 (Mon.)

L.V. / Hustla 4 Life

L.V. / Hustla 4 Life

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これまた久々のリリース系。前作からなんと 10 年ぶりの新作となる L.V. の最新作が出ていました。

L.V. との出会いは 10 年前。前作 "How Long" を今はなきヴァージン・メガストアの店頭で見かけ、ジャケットの存在感に圧されて試聴してみたら、ハートをグッと掴まれてそのままお買い上げ。以来、今でもときおり聴き返すほど、私のヘビーローテーションとなっていた名作でした。

L.V. はもともと、アメリカ西海岸のヒップホップにルーツを持つため、今作もサウンド的にはヒップホップに寄り添いながらも本人はガッツリ歌で勝負、というスタイルを取っています。R&B/ソウルは好きだけどヒップホップはちょっと苦手な私でもすんなり受け入れられるこの歌声からは、音楽への向き合い方の真摯さが伝わってくるよう。Gerald Levert 亡き今、歌の巧いソウルフルなおっさん好きな私の心のスキマを埋めてくれる、数少ないシンガーの一人です。
どこか愁いを含んだ深みのある歌声に加えて、スロー系のディープな楽曲が揃っているので、通勤中にポータブルプレイヤーで・・・じゃなく、夜に濃いめのお酒を飲みながら、あるいはナイトドライブしながら(クルマ持ってないけど)聴きたい、大人向けの作品に仕上がっています。10 年前の前作と、手触りが変わっていないのがとても嬉しい。

前作から 10 年経ってもちゃんと地続きな音楽を作ってきてくれたことに感謝しながらも、私も 10 年分の歳をとって、少しは L.V. に近い立ち位置から聴けるようになったのか、当時の憧れが今は共感に変わったような、自分の変化を実感させてくれるアルバムです。末永く聴いていきたい。

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2010/09/09 (Thu.)

Dru Hill / InDRUpendence Day

Dru Hill / InDRUpendence Day

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Dru Hill の新作が知らない間にリリースされていたので、買ってみました。前作 "Dru World Order" から実に 8 年振りの新作、というか、解散したものとばかり思っていましたが、最近活動再開してたのね・・・。

Dru Hill は学生時代にかなり聴き込んだヴォーカルグループで、デビュー作の "Dru Hill" と 2 作目の "Enter The Dru" あたりは傑作と言って良い完成度でした。力強くも洗練されたコーラスと Sisqo のシャウトの組み合わせが絶妙で、当時は聴き込んだだけでなく何曲かスコアを起こしてみたほど。でも一部メンバー入れ替え等の紆余曲折を経て出した前作は全くと言って良いほど私の印象に残っておらず、R&B シーンからもそのまま退場したような記憶がありました。

久々に登場した本作は、コーラス&シャウトの組み合わせは健在ながらも、トーキングモジュレータを多用したサウンドや、ロック系アレンジの楽曲まであり、「あれ?これ本当に私が好きだった Dru Hill?」という印象で、個人的にはちょっと求めている方向性と違うなあ。まあ Sisqo のソロ作の「やんちゃ」な方向性なんかも鑑みると、むしろこっちが Dru Hill 本来の音楽であり、ブレイク当時の音楽性はむしろポスト Boyz II Men・JODECI としてレーベル側に担ぎ出されたものだったのかも、という気がしてきました。

「自分たちのやりたい音楽」と「自分たちの持ち味」って必ずしも両立しない良い例がこの作品、なのかなという気がします。でも、#10 "Back To The Future" や #12 "Away"、Tears For Fears のカヴァーである #13 "Rule The World" のように彼らの持ち味がキラリと光る楽曲も要所要所に入れ込まれていて、サウンドだけで毛嫌いするんじゃなくて、じっくり聴き込むほどにスルメのように味が出てくるアルバムに仕上がっているとも言えます。
正直言ってヒットする作品ではないと思いますが、絶滅の危機に瀕している実力派男性ヴォーカルグループの生きる道を示すという意味でも、まだまだがんばってもらいたいところ。

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2010/07/29 (Thu.)

Brian McKnight / Evolution Of A Man

Brian McKnight / Evolution Of A Man

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なんか買い時を逃していた、去年出ていた Brian McKnight の最新作。"Evolution Of A Man"(ある男の進化)というタイトルにあるとおり、従来のマクナイトさんとは一線を画して次のステージに向かおう・・・という姿勢が見られるアルバムです。
まずはインディーズレーベルに移籍してのリリースであること。ここ数年、私が贔屓にするアーティストが軒並みインディーズに移っていますが、日本の音楽シーン同様の「『インディーズ』という『メジャー』の 1 カテゴリ」という状況に、ある程度ポジションが確立されてくるとセールスよりも表現の自由を求めるアーティストの状況とがマッチして起きていることなのかもしれません。

楽曲のほうは、イントロの #1 "The Brian McKnight Show" からいつもと少し違う印象を受けますが、16 ビートの #8 "Next 2 U" や今までの BM では考えられなかったようなサウンドの #9 "I Miss You" あたりのインパクトは強烈。この部分だけ聴いたら「どうしちゃったの」と突っ込みたくなるところですが、全体を通してメロウなミディアム/スロートラック満載、そして終盤にジャズ風味の #12 "While"、ピアノに合わせて歌い上げる「マクナイト節」炸裂の #13 "Another You" を持ってくるあたり、やっぱり分かってるなあ、と。「進化」は「変節」にあらず、今までの自分と地続きだからこそ「進化」であることを体現したアルバムにまとまっていると思います。

そしてこのアルバムでの彼の最大の変化は「前向きであること」。前作 "TEN" あたりから感じられた傾向ではありますが、過去の作品では「どこかに悲痛さが垣間見える優しさ」だったものが、最近は「強さに裏打ちされた優しさ」に変わってきたような気がします。それが、ポジティブな楽曲ばかりで揃えられた曲目であり、今回初めて本人が中央で真正面を向いたジャケット写真だったり、というところに表れていると思います。

これが彼の最高傑作、とは言わないまでも、深く聴き込むに足る名作になると感じました。

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2010/03/22 (Mon.)

Take 6 / The Standard

少し前にある人が「音が良い CD」として勧めていたので試しに買ってみました。

Take 6 / The Standard

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Take 6 といえば学生時代にやっていた音楽がこっち方面だったので、よく聴いてました。ハーモニーの厚さと美しさなら彼らの右に出るグループはないと思います。音楽的に研究していくとマニアックでとてもカヴァーしきれないのですが、それくらい奥深いグループでもあります。日本国内じゃそれほど認知度高くないですが、もう 15 年くらい前かな?スバルインプレッサの CM で Whitney Houston の "I Will Always Love You" のカヴァーが使われていたのを覚えている人もいるのでは。

さておき、このアルバム。そんな Take 6 がほとんどの楽曲でゲストを招いて数多くのスタンダードナンバーをカヴァーしたアルバムです。スタンダードというと古くさくて若者(私もそういう年齢でもなくなってきましたが)には楽しめないイメージがありますが、それぞれの楽曲が彼らなりの解釈とアレンジがなされていて、かつ基本的にアカペラにも関わらずグルーヴに満ちていて、最初から最後までハッピーな気分で楽しめるアルバムに仕上がっています。アカペラ/ゴスペル/ジャズヴォーカルといったジャンルは馴染みのない人にとっては敷居が高いでしょうが、この作品ならわりとスッと入り込めるんじゃないでしょうか。

もちろん録音状態も良く、オーディオ機器試聴の際に歌モノのリファレンスとして使えるポテンシャルも十分に秘めている CD だと思います。おすすめ。

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2010/03/10 (Wed.)

久保田利伸 / Timeless Fly

久保田利伸 / Timeless Fly

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久々に邦楽の CD を買いました。

前作から実に 4 年ぶりのフルアルバム。最近は邦楽の新譜をぜんぜん追っかけてないので、たまたまテレビで観たとか Amazon のおすすめで見たとかじゃないときっかけがないんですが、今回も運良く知ることができたので買いました。MJ からの流れで、久々に(MJ の影響を強く受けている)初期のアルバムを引っ張り出して聴いてみるかなー、と思っていたタイミングもちょうど良かった。

4 年溜めただけあってしっかり練られているというか、個人的にはアメリカに渡る前の久保田利伸とアメリカに渡ってからの Toshi Kubota の間には何かギャップがあるように感じていたのが、デビューから実に四半世紀(!)が経とうとしているこの時期に総決算、全てを融合させてきたような印象の、非常に濃いアルバムに仕上がっていると思います。新しいチャレンジもしていながら、どこを切っても久保田節としか言いようがない。(最近はあまり聴かなくなりましたが)20 年近く彼の音楽に触れてきて、私をハイにさせるのも、この上なくせつなくさせるのも、彼の歌声とグルーヴなんだなというのを改めて思い知りました。

〆の #15 "Moondust" なんて、聴く前は何で小泉今日子?と思っていたのが、聴いてみたらやばいほどキュンとなりました。そしてなぜかこちらも高校生ぶりくらいに TOKYO No.1 SOUL SET とか聴きたくなってきた・・・。

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2010/02/25 (Thu.)

Michael Jackson / KING OF POP

"THIS IS IT" からの一連の流れで買ってきました。

Michael Jackson / KING OF POP -JAPAN EDITION

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"THIS IS IT" のサントラ CD(という名のベストアルバム)も良かったんですが、"Bad" "Heal The World" "We Are The World" が入ってない!ということで、全部入ってたのがこれ。

元々は一昨年に生誕五十周年企画のファン投票の結果から選曲されたベスト盤らしく、"THIS IS IT" とは半分くらい曲目がかぶってるのでコストパフォーマンス(?)はあまり良くないですが、それはそれ。MJ やっぱり良いわー。

今このタイミングで MJ を聴くというのはいかにもミーハーでどうかと思いつつ(´д`)、良いものは良いので、他のアルバムにも手を出してみるか思案中です。

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2010/02/13 (Sat.)

Michael Jackson / THIS IS IT

映画を観たら改めてちゃんとした音源を聴きたくなったので、買ってきました。

Michael Jackson / THIS IS IT - The Music That Inspired The Movie

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まあ MJ に関しては既にポップスの古典と言っても過言ではないので、今さら私なぞが評価しなくても語り尽くされているでしょうが、改めて聴くとやっぱり良いですね。
MJ がこれだけ支持された理由がサウンドやリズムだけだったとしたら、きっとブームで終わってしまったでしょうが、メロディの美しさと半端ない歌唱力が、Marvin Gaye や Stevie Wonder のように時を経てもスタンダードとして認められる所以だと思います。私にとっては自分の音楽のルーツになった人のまたルーツだったりするので、そのあたりもスッと入り込める理由かも。

映画 "THIS IS IT" は基本的にリハーサルの映像を編集したものなので、ダンスも歌もフルパフォーマンスではないのですが、CD はオリジナル音源なのでそのへんの食い足りなさは解決。でも、改めて CD を聴き、映画の映像を思い返してみると、彼の真髄はライヴパフォーマンスにこそあるということがよく解ったのも事実でした。他の映像作品も観てみるかなあ。

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2010/01/25 (Mon.)

Angie Stone / Unexpected

Angie Stone / Unexpected

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私が聴いている数少ない女性ヴォーカリスト Angie Stone の新譜。といっても去年出たやつですが。

"Unexpected" のタイトルが示すとおり、予想を裏切った内容のアルバムです。なんたってジャケット写真からしてスゴイ。前作までの雰囲気からするとどうしちゃったの?と言いたくなるほど(笑。

内容としては従来のややオールドファッションな「ネオソウル」的な音作りから脱却し、今風アレンジの楽曲も織り交ぜた非常にバラエティに富んだアルバムになっています。従来作がどちらかというと「アルバム通しで聴いて味わう」方向性だったのに対して、本作は楽曲が粒揃いで起伏に富んでいる感じ。音作りは変わっていますが、それも流行に迎合した印象ではなく「ああ、Angie の曲だ」と分かるのは、彼女らしいヴォーカルやコーラスワークだけでなく、音楽に対する軸足の置き方がブレてないからなんだろうなと思います。

私がその歌声をこよなく愛する Tamia とは全く方向性の違うアーティストですが、相変わらず少しざらっとした手触りでハートに触れてくるこの声は良い。楽曲の良さもあって、本作は今まで以上にじっくり聴きこむ価値のある作品に仕上がっていると思います。
個人的には #4 "Maybe" が白眉。私はやっぱりこういう胸の内を吐き出したような、切ない三拍子系のバラードに弱いようです。ふう。

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2010/01/12 (Tue.)

R. Kelly / Untitled

R. Kelly / Untitled

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R. Kelly の最新作を買ってみました。

なんか各所のレビューを見る限りでは概ね絶賛みたいですが・・・個人的にはどうもなあ。

歌の力、という点では初期の作品ほどのパワーを感じず、中毒系ループサウンドという点では 4~5 年前の作品のほうが強かったような。そして詞が直接的すぎる(;´Д`)ヾ。
同じエロさでも初期の作品は荒削りな感じと突き抜けたアホっぽさ(ぉ)でむしろ清々しかったですが、いい歳してどこに向かってるんだろう感が否めず。

世間一般の評価と私の志向がズレてきているのかなあ・・・ということで、もう少し歌力寄りの作品を模索してみます。

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2009/12/29 (Tue.)

Coop Deville / Showroom Floor

Coop Deville / Showroom Floor

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男性ヴォーカルデュオ Coop Deville の、約 2 年ぶりとなるセカンドアルバム。ファーストアルバム "Truth, Lies, and Relations" が素晴らしい出来で、去年のヘビーローテーションの一角を担っていたんですが、往々にしてこういうグループって 2 枚目を出せずに退場してしまうことが多いので、セカンドが出てくることは期待していませんでした(;´Д`)ヾ。だから、嬉しい誤算というか。

相変わらず JODECI や Dru Hill あたりを彷彿とさせるブ厚いコーラスは健在で、このハーモニーを聴くだけで悦に入ってしまうのですが、ジャケット写真同様、楽曲も少し大人しく、優等生的になってしまったような。もっと心に掘りこんでくれるようなアツさが欲しいところですが、それでもとても気持ちが良く、浸れてしまうアルバムです。

久々にコーラスグループもののライブラリを掘り返してみるかなー、と思わせてくれる作品でした。

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2009/10/06 (Tue.)

Joe / Signature

Joe / Signature

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Joe の一年ぶりのニューアルバム。私も久々に CD 買いました。

印象としては去年の "New Man" から変わらないなあ・・・と思ったら、アルバムの前半は前作の日本盤のボーナストラックに入ってた曲そのまま(´д`)。ボーナストラックを奢るのは良いですが、ネタの先出しは良くないよなあ・・・。
アルバムの雰囲気はその通り前作からの流れを受けて、わりと流行に迎合したようなというか何というか・・・私は Joe に Ne-Yo を求めているわけじゃないんだけどなあ。

それでも Joe の声と音は聞き心地が良いので、つい聴いちゃうんですが(´д`)。

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2009/06/19 (Fri.)

Tony Toni Tone / House Of Music

NW-X1060 を買って、久々に音楽を聴くのが楽しくなったのですが、改めて聴き込んで惚れ直したこのアルバム。

Tony Toni Tone / House Of Music

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Tony Toni Tone の 4th アルバム。10 年以上前の作品ですが、今聴いても全く古さを感じない完成度の高さと言えます。名作揃いのトニーズにあって、個人的にはこのアルバムが最高傑作じゃないかと思うほど。

#3 "Let's Get Down"・#5 "Lovin' You"・#9 "Annie May" のようなリズミカルなナンバーと、#6 "Still A Man"・#8 "Holy Smokes & Gee Whiz"・#16 "Say My Name" のようなスロー・バラードが偏りなく散りばめられていて、アルバムを通じてとても小気味よい時間を与えてくれます。特に "Holy Smokes & Gee Whiz" は超せつないピアノのイントロから、シンセサイザーパートが始まる瞬間の感覚がたまらない。さらにそこに甘く美しいコーラスが乗っかってくると、自然と涙が出てきそうになります。

絶妙なコーラスワークやリズム感、サウンドまで含めて、EW&F に代表される往年のソウルと 90 年代のネオソウル、ニュー・クラシック・ソウルをブリッジするような作品ですが、このあたりが自分にとっての音楽の普遍なのだろうなと思います。最近の R&B シーンが自分の好みからズレていっている今、やっぱりそろそろ '60~'70s のソウル/ファンク方面を深めてみる時期なのかな、と改めて思います。

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2009/03/10 (Tue.)

Angie Stone / The Art Of Love & War

Angie Stone / The Art Of Love & War

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新譜というわけではないですが、買い逃していた CD をようやく買って聴いてみました。
Angie Stone もますます円熟味を増して、さらに深い歌声を出すようになりましたね。

曲調はハッキリ言ってしまえば全般的に地味で、ものすごくヒットするような要素はないんですが、少しざらっとした手触りでありながらも落ち着く、心地よいミディアムが満載で「大人のソウル」としての完成度は非常に高いです。そんな中でも #8 "These Are The Reasons"・#9 "My People" のようなメリハリの効いた曲を交えて作品全体を引き締めているのはさすが。

ポータブルプレイヤーに圧縮フォーマットで入れて通勤中に流し聴く、のではなく、ちゃんとアンプ+スピーカを通して、ウィスキーでも飲みながら堪能したい作品だと思います。

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2009/03/02 (Mon.)

Musiq Soulchild / Onmyradio

Musiq Soulchild / Onmyradio

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Musiq Soulchild の 5th アルバム。ジャケット写真、年々痩せてない?大丈夫?というのが気になりますが(笑、内容的には毎回のとおり安定した良作に仕上がっています。

John Legend の "Evolver" 同様に打ち込み系の音が増えたのはトレンドですかね?でも、JL よりは最初の違和感がなく、すんなり入っていける気がします。また、#1 "Backagain"、#8 "Moneyright" のようなノリの良い曲から #3 "Ifuleave"、#4 "Deserveumore"、#6 "Dearjohn"、#7 "Loveofmylife"、#9 "Someone" に至る Musiq 的定番ミディアム~スローはやっぱり珠玉。なんとなく今の自分の気分に合っていることもあり、Musiq の作品の中では一番気に入ったかもしれません。

自分の音楽性にきっちり軸足を置きながら、その時々のトレンドを取り入れてマンネリ化をうまく避けている、というスタンスは徐々にあの Gerald Levert に近づいているような気すらします(音楽の方向性は全然違うけど)。楽曲的にも前作で Warner/Atlantic に移籍してからのほうが私の好みに近づいているし、今まで以上にもっと彼を聴きこんでみてもいいかなーと思っています。

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2009/02/14 (Sat.)

OutKast / Speakerboxxx/The Love Below

5~6 年前のアルバムなので今さらですが、最近のヘビーローテはこれ。

OutKast / Speakerboxxx/The Love Below

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ヒップホップ・デュオ OutKast の 2 枚組アルバムです。OutKast 名義でリリースされていますが、実際にはメンバーである Andre 3000 と Big Boi それぞれのソロアルバムをセットにしたようなもの。2003 年に高く評価されたアルバムで、私もレコード会社のキャンペーンか何かでたまたま入手したものなんですが、Big Boi の "Speakerboxxx" から聴いたのが間違いだった。私はヒップホップがあまり得意でないので、当時は途中まで聴いた時点でリタイアしてしまい、"The Love Below" のほうは聴いていませんでした。

でも先日 John Legend の "Evolver" を聴き、強烈なインパクトを残した #2 "Green Light" でフィーチャーされている Andre 3000 が OutKast のメンバーだったことを思い出し、改めて "The Love Below" のほうを聴いてみたところ、かなりイイ!ジャズ/ファンク風味のヒップホップという感じで楽曲のバリエーションも幅広く、何よりカッコイイので最後まで飽きずに一気に聴けます。歌詞がアレですが、久々にハマり系。

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2009/02/08 (Sun.)

Mary Mary / The Sound

Mary Mary / The Sound

B001C94CSO

かなり久々にリリースされた女性ゴスペル・デュオのニューアルバム。懐かしい・・・と思い、買ってみました。

顔が老けてるのも、歌い回しがどこか演歌調に聞こえるのも前からでしたが、今回のジャケットはいくらなんでもオバサンになりすぎてないですかね(;´Д`)ヾ。

まあ、微妙なジャケ写とは違って、中身はなかなかに詰まってます。ゴスペルと聞くと信仰がなければ退屈なイメージもあるかもしれませんが、いわゆるゴスペルらしい温かさや明るさが根底に流れつつ、アップテンポやミディアムも散りばめられた良作。寒い冬に気持ちを温めてくれる音楽です。

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2009/01/07 (Wed.)

Dreamgirls / Music From The Motion Picture

Dreamgirls / Music From The Motion Picture

B000J103YI

こないだ観た『ドリームガールズ』のサントラ盤。やっぱり音楽が気に入ったので。

映画が映画だけに、サントラ盤としてではなく普通にソウルのアルバムとして聴ける良作です。全体的にテンション高めで元気になれる曲が多く、楽しめます。The Dreamets/The Dreams の曲だけかと思いきや、作中に登場したほかのシンガーたちの曲も含めてほぼ全曲網羅。Jimmy(エディ・マーフィ)のシャウトっぷりに、やっぱり自分はストレートな R&B だけじゃなくソウル/ファンク系のツボも持ってるんだということを再認識しました。

これはこれですごくいいアルバムだと思うんですが、もう少し掘り下げるという意味でブロードウェイミュージカル版のサントラも聴いてみたい気が。

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2008/12/12 (Fri.)

John Legend / Live From Philadelphia

John Legend / Live From Philadelphia

B00159Z8XY

John Legend のライヴアルバム。ノーマークだったんですが、昨年出ていたことを "Evolver" を買ったときに気づいて、買ってみました。

全般的にアルバムとはアレンジが違っていて、どの曲も生の良さを活かした雰囲気にまとまってます。"Get Lifted"、"Once Again" という若干方向性の違う 2 枚のアルバムを織りまぜた構成なのに、全体として 1 つの流れがちゃんとできている。音を聴いただけなのに、まるでライヴを観に行ったような気分にさせてくれました。これは "Evolver" と併せてしばらく聴きこむ価値がありそう。

DVD もついているので、時間を見つけて観てみたいと思います。ちょっと古いですが BD も出ているので、こっちも買ってみようかなー。

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2008/11/11 (Tue.)

John Legend / Evolver

John Legend / Evolver

B001F6QIRW

2000 年代に入ってからのブラックミュージックで、個人的には John Legend の右に出る者はないと思っています。そんな John Legend のオリジナルアルバムが 2 年ぶりに発売になりました。

いきなりのっけから打ち込み系の電子音満載で迫ってくる #2 "Green Light" に思い切り頭を殴られたような衝撃を受けました。今までの John Legend とだいぶ違う!でもなんか病みつきになりそうな音・・・リミックスを強く意識したような、今までの John Legendにはなかった類の音。そのまま #3 "It's Over" まで一気に流されますが、#4 "Everybody Knows" でホッと一息。こういうアコースティックでソウルフルな楽曲こそが John Legend らしいと思います。でもそこからまた電子音と耳に残るメロディに翻弄され、"Ordinary People" を彷彿とさせる #8 "This Time" に戻ってきて・・・と、まさに John の意図したとおりに泳がされるような、流れに呑まれるような。

2 作目にあたる前作 "Once Again" で既に完成されたかと思っていた John Legend の音楽ですが、まだまだこんな余地が残されていたとは、ものすごい驚きです。ある意味私の新しい音楽の扉まで開けてくれそうなパワーを感じました。まさに Evolver(進化する者)・・・私も、まだまだ進化する伸びしろがあるのかも、と信じさせてくれるような気すらします。

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2008/11/04 (Tue.)

Raphael Saadiq / The Way I See It

Raphael Saadiq / The Way I See It

B001CY2EL6

Tony Toni Tone の Raphael Saadiq の最新作。ジャケットデザインからして私のツボに入っているんですが、中身もそれに負けず劣らず良い仕事してます。

Raphael Saadiq のソロ作というと、トニーズ時代とは少し雰囲気が違って、クラシカルなソウルの香りを漂わせながらイマ風の音を絶妙に組み合わせたオサレな楽曲・・・というイメージがあったのですが、今作はトニーズ時代に戻ったような、むしろもっと以前の音を引っ張ってきたような、70's ソウルを彷彿とさせる名作。

最近の R&B シーンは徐々に私のツボから外れ始めているようで、新譜を聴いてもイマイチ気に入らないことが多くなってきているのですが、これは紛れもない名作だと思います。'80~'90 年代に遡ってまだ手に取っていない作品を発掘しに行くか、と思っていたら、こんなところにこんなに良い作品があったとは。しばらくはこれで心躍らせることができそうです。

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2008/10/20 (Mon.)

Eric Benet / Love & Life

Eric Benet / Love & Life

B001B9ZVWQ

前作 "Hurricane" から約 3 年ぶりのニューアルバム。前作は、泥沼の離婚劇の直後ということもあり、6 年ぶりの新作で期待していた割には、作風も変わりすぎていて、しかも全体的に本人の悩める姿ばかりが浮き彫りになるような作品で、個人的にはあまり聴き込めませんでした。初期の "True To Myself"、"A Day In The Life" という二作が掛け値なしに素晴らしい作品で、今聴いても全く色褪せることない名作と思っているだけに、特に。
で、前作で Eric Benet 自身に少し失望していたんですが、今作のジャケットを見てまた雰囲気が変わった?と思い、試しに買ってみました。

「ニュー・クラシック・ソウル」の代表格の一人と言われていた '90 年代の、ディープで少し錆びたような感触、でもって楽曲や詞にはちゃんとメッセージが込められている作風がすごく好きだったのですが、今作は大きなくくりで言えば "Hurricane" の延長線上にある音。これが R&B と呼べるのか?という疑問はあるものの、彼の声を聴いていると「ああ、この人はもう R&B という枠を超えてしまったんだな」と、不思議とそういう気持ちになってきます。それでいて、所々に散りばめられた厚いコーラスは、まさに Eric Benet の音そのもの。かつてのイメージからはかなり優しい感覚になってしまいましたが、ジャケット写真同様、まだどこか迷いながらも何か一つの「答え」を見つけられたのかな・・・と感じさせてくれる音楽に仕上がっていると言えます。

ちなみに邦題は「愛すること、生きること。」だそうですが、個人的には、いやそういう大げさな表現じゃなくて、もっとシンプルで本質的な "Love & Life" のことを歌いたかったんじゃないの?と思っています。

思わぬ再会でしたが、ある意味で私の中でも一つの新しい指標となってくれそうな音楽だと思います。これからもっと聴き込みたい。

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2008/10/16 (Thu.)

JOE / New Man

JOE / New Man

B001DOBGUU

前作から約 1 年半ぶり、JOE のニューアルバム。長年在籍した JIVE から Kedar に移籍して初めての作品になります。

んー、なんというか音の雰囲気変わりましたかね?打ち込みっぽい音が増えて、良く言えば今っぽい、悪く言えばちょっと薄っぺらい雰囲気になってしまったような気がします。曲もどれも聴きやすくはあるんですが、あまり印象に残るようなものもなく・・・。唄は相変わらずパワフルですが、かつての "All the Things (Your Man Won't Do)" や "Good Girls" のような、心をふるわすような切ないバラードやミディアムがないのが非常に残念です。個人的には、流行りの音楽シーンを追うよりも「らしさ」を追求してほしいんですが・・・、レーベルの方針なんですかね?

無い物ねだりだとは分かっているんですが、やはり "All That I Am" や "My Name Is Joe" といった名作の再来を期待してしまうんですよ。R&B シンガーの中でも特に好きな一人なだけに、ちょっと悲しい。

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2008/09/27 (Sat.)

BUMP OF CHICKEN / orbital period

最近のジョギング BGM は、このあたり。

BUMP OF CHICKEN / orbital period

B000ZGSQQE

私が邦楽って本当に珍しいですが、いつも聴いてるような R&B だとまったりしちゃって走るにもテンションが上がらないし、ジョギング中は風景か音楽くらいしか意識に入ってくるものがないので、あえて日本語のアップテンポな音楽のほうが良かったりします(あとこの季節は気分盛り上げ的に T-SQUARE とかもアリ)。

BUMP OF CHICKEN もあまり私が聴くタイプのアーティストではないんですが、以前 FFXI をやっていたとき(YouTube やニコ動が流行るずっと前)によく FFXI を題材にした MAD ムービーで使われていたのが出会いのきっかけです。独特のストーリー性のある詩が良い。三十路の男が聴くような音楽じゃないのかもしれませんが、何故か気に入ってしまったんですよね。FFXI をやめてから聴かなくなっていたんですが、ジョギング用の音楽を選んでいるときにふと思い出して、久々に聴いてみました。
詩はどの曲も逆境やネガティブなシチュエーションにある誰かを描いたものが多いんですが、それで決してネガティブにならず前向きに生きようとする姿(全てがハッピーエンドではないけれども)がやけに心に響きます。ジョギングという自己を過酷な状況に置くトレーニングに向いているのかも(ぉ。欲を言うならば、最近の楽曲は完成度こそ上がっているものの、初期の頃のほうがハングリーさみたいなものが曲に現れていて、より好きだったかなあ。

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2008/03/04 (Tue.)

Coop Deville / Truth, Lies, and Relations

Coop Deville / Truth, Lies, and Relations



久々にツボにハマッた CD。友人の勧めで買ったものですが、これが私の好みにもろに当たってました。インディーズのデュオなんですが、JODECI のような厚いコーラスにスウィートなメロディが超私好み。
JODECI というと Hailey 兄弟の(というか K-Ci の)太いシャウトに支えられた、刹那的で爆発的なソウルが魅力ですが、Coop Deville にはそういう瞬発力は少ない代わりに、(グループ名に似合わず)ひたすら優しさと幸せな感じが満ちていて、聴いていてとても幸せな気持ちになれます。作品のところどころに JODECI からの引用がみられるのも、彼らの後に聴くべき音を失っている私のようなリスナーには嬉しい演出。

これは当面のヘビーローテ決定という感じ。インディーズなので国内での入手性は良くないですが、最近こういう音楽に飢えていたので、もっとこういう路線のを発掘したいところです。

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2008/01/12 (Sat.)

The O'Jays / Imagination

The O'Jays / Imagination

B000666R32

Gerald Levert の作品が、新作として発売されなくなってしまってからかれこれ 1 年。2000 年以降、秋~冬にかけて毎年 1 作ずつリリースしてきたアルバムをきっちり買い続けてきたファンとしては、この時期になるとどうしても彼の作品が聴きたくなってしまうのですが、出てきようもないので、代わりに・・・と買ったのがこれ。もう 3 年あまり前の作品ではありますが、Gerald の父・Eddie Levert がリードヴォーカルを務める The O'Jays の最新作。

#1 "Made It Back" にはじまり、#4 "Imagination"、#6 "Separate Ways" とソウルフルな展開が続きます。Gerald に受け継がれた熱いバリトンで、こちらのほうがいくらか懐かしさを感じさせる曲調ではあるものの、しっかりと今の音になっているあたりはさすが。結成から 50 年近く経っているにもかかわらず、錆びないグループといったら彼らと The Isley Brothers くらいのものじゃないでしょうか。
私にとっては「自分の居場所」を感じさせてくれる心地よい音楽だと思います。彼らの作品は何枚か持っていますが、もっとさかのぼって集めてみようかなあ。

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2007/12/19 (Wed.)

Rahsaan Patterson / Wines & Spirits

Rahsaan Patterson / Wines & Spirits

B000V8MR52

ちょっと Raphael Saadiq っぽい雰囲気を漂わせる Rahsaan Patterson の最新作。

前作もなかなか良い出来だと思ったんですが、今作は傑作に相応しい出来ではないですかね?中毒性すらある洗練されたサウンドが、やみつきになります。

好みという意味ではもっとソウルフルなヴォーカリストが私の本流なんですが、別の意味でもろに R&B っぽさが漂っているこういう方向性も、ときには良いもので。

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2007/12/17 (Mon.)

Jagged Edge / Baby Makin' Project

Jagged Edge / Baby Makin' Project

B000TSIK1E

久々に CD 買った・・・。ダメですね、最近ゆっくり音楽聴く余裕もなくて。

ヴォーカルグループ不毛の現代にあって、唯一シーンの最前線に留まり続ける彼らの 1 年半ぶりの最新作。
タイトルからしてアマアマっぽい雰囲気が漂ってますが、冒頭の #1 "Intro" でこれまでの自分たちの代表曲を繋いできたあたりからも「今までの延長線上にある」ことは変わらないスタンスを明らかにしているよう。全編通して目新しさはあまりないですが、得意のミディアム~スローバラード満載で安心して聴けるというか。ほぼ唯一無二の存在になってしまった今、逆に変わらないことに意味があるのかもしれません。

Ahmir も確かにイイんですが、やっぱりこちらのほうが筋金入り。年末はこのコーラスに浸りたいと思います。

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2007/08/31 (Fri.)

L.V. / I Am L.V.

L.V. / I Am L.V.

B00005G8YS

昨日、職場の近くの新星堂で購入。
昼休みや仕事帰りにときどき立ち寄っていたお店なんですが、たまたまお店の前を通りかかったら「閉店セール」の看板が出ていて、8/31 で閉店なんだとか。商品はもう半分以上引き上げられてはいたけど、数少ない在庫の中でこれを見つけました。なんと 1 枚で 50% 引き、2 枚以上で 70% 引き。L.V. はもう一枚持っているんですが、日本ではかなりマイナーで、なかなか出回っているのを見かけず、他の作品も欲しいと思いつつ入手できなかったので、これも一期一会でしょうか。

Gerald Levert なんかもそうなんですが、私はどうやらシブくてファンキーなオジサンが好きなんです。この L.V. も、ハスキーながら優しさと愛嬌のある歌声で、Gerald Levert とはまた違った魅力を持っています。
聴いてみた感じ、全体的な雰囲気は、彼らしくメロウだけどちょっと軽めで、濃厚なソロ 2 作目 "How Long" のほうが好みだったかなー、とも思います。とはいえ、亡くなって以来このところほとんど Gerald Levert ばかり聴いていたので、少し気分を変えてこの作品と向き合ってみるのもいいかな。

それにしても、日常的に利用できるレコード店がまたひとつなくなってしまったのは本当に残念です。ここ数年、そこらじゅうでレコード屋が閉店したり規模縮小したりしていて、なかなか今回みたいな「出会い」が減っていて、寂しいんですよね。ネット販売や EMD も良いんですが、それだとなかなか偶発的な「出会い」がない(たとえどんなに Web 上でリコメンドなどの仕組みが発展しても)というのは、非常にもったいないことだと思います。ああ今後はどこで CD を買おう。

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2007/07/30 (Mon.)

Gerald Levert & Eddie Levert, Sr. / Something to Talk About

Gerald Levert & Eddie Levert, Sr. / Something to Talk About

B000PSJDDM

Gerald Levert と Eddie Levert 親子のデュエットアルバム。Gerald の追悼企画盤かな、と思っていたんですが、どうやらほとんどが新録のもよう。お蔵入りにならずに出てきてくれたのは、ファンにとってはこの上なく嬉しいのです。親子名義としては前作からかなり時間が空いてしまいましたが、それが最後の作品になろうとは、誰が想像したでしょうか。

お互いに太くてどこか優しさのこもったバリトンの競演。さすがに声質が似ていてときどきどちらがどちらか分からなくなりますが、それだけ声の相性が良いことの証でもあり、心地良く聴かせてくれます。Gerald のソロ作よりも落ち着いた作風が多いのも、ゆったりと聴ける要因なんじゃないでしょうか。遺作としてのオリジナルアルバムのリリースもこれが最後になると思うと本当に悲しいのですが、ソロ最後の作品 "In My Songs" と併せて、まだまだ当分聴き続けたい会心の作であると思います。

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2007/07/22 (Sun.)

V.A. / Gerald Levert Smooth Jazz Tribute

Various Artists / Gerald Levert Smooth Jazz Tribute

B000LRZ0IE

Gerald Levert・Eddie Levert 親子のデュオアルバム第二弾が出るというので探していたら、こんなトリビュートアルバムを発見したので買ってみました。"Smooth Jazz Tribute" というタイトルどおり、ノンヴォーカルのジャズで Gerald Levert の名作をカヴァーしています。こうやって聴いてみると、Gerald Levert の曲ってジャズ向きのが多いですね。
まあ、自宅でゆっくりお酒を飲むときに BGM として流すには良いけど、買うほどではなかったかな(´д`)。

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2007/07/03 (Tue.)

R. Kelly / Double Up

R. Kelly / Double Up

B000P29B44

R. Kelly の通算 13 作目となる最新作。Billboard で全米 1 位を取ったみたいですね・・・。
タイトルやジャケットからも分かるように全体的にテンションは高め。ヒップホップ方面の曲が多くて、個人的な好みからいえばもっとスローも交えてほしかったところ。この人、しっとりした曲には JOE とかとはまた違った切なさがあるのになあ・・・。全体的には前作
"TP.3 Reloaded" のほうが良かったかな。

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2007/06/28 (Thu.)

Ahmir / The Gift

Ahmir / The Gift

インディーズレーベルから登場した驚異のヴォーカルグループ "Ahmir" のデビュー作。人の薦めで買ってみたんですが、これすごいです。言われなければ Jagged Edge?と思うくらい、熱いヴォーカルと厚いコーラスで攻めたててくるアルバム。ジャケットのデキに騙されてはいけない(ぉ。
前半アップ、後半スローという一頃のヴォーカルグループの王道のようなつくりで、節々に私が大好きな Jagged Edge を彷彿とさせるポイントがある(やっぱり意識してるのかな・・・)ものの、全体的には Jagged Edge よりもアップは多めですかね。

ここのところ力のあるヴォーカルグループに久しく出会っていませんでしたが、これはキタかも。とりあえず当面のヘビーローテ決定です。

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2007/05/09 (Wed.)

Musiq Soulchild / Luvanmusiq

Musiq Soulchild / Luvanmusiq

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この人もけっこう久しぶり?な、Musiq Soulchild のニューアルバム。セカンド以降「Musiq」名義で活動していましたが、今回レーベルを移籍して再び「Musiq Soulchild」を名乗ったようです。
この人みたいなタイプはもともと私の引き出しにない(私の好みの方向性とはちょっと違うし、歌声も特別に良いとは思わない)のですが、この音楽性がまた私の引き出しにない(私が今までなかなか出会ったことがない)タイプでやたらかっこよく、耳に残るんですよね。なので、リリースがある度にきっちり買ってしまうわけですが。
今回も、例によってインパクトのあるサウンドではあるものの、むしろ聴きこむたびに味が出てくる作品。私にとって Musiq とは、そんなアーティストですね。

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2007/05/07 (Mon.)

JOE / Ain't Nothin' Like Me

JOE / Ain't Nothin' Like Me

B000NDJGE0

現代 R&B 界随一のシンガーのひとり、JOE のニューアルバム。昨年の JAPAN TOUR にて、「8/29 発売」と本人自ら言っていたのから半年以上遅れて、ようやくリリースになりました。
JOE のアルバムは毎度ハズレがないというのが私の印象ですが、今作も例に漏れず良い出来になっていると思います。#2 "If I Was Your Man"、#8 "It's Me"、#10 "Feel for You" あたりのバラードはいつもの JOE 節をたっぷりと聴かせてくれるミディアムだし、その他の曲は現代のトレンドをうまく取りこんだダンサブルなナンバーが多いし、捨て曲がなく密度の濃いアルバムに仕上がっているなあ、という感想。それでもやはりブレイク期だったセカンド~サードアルバムの頃ほどの「魂が焦がれるような」スローは最近はなりを潜めていますが、JOE に限らず最近没頭できる作品になかなか出会えていないので、音楽シーンが変わったのでなければ単に私が最近音楽に対して以前ほど感動しなくなってしまっただけ・・・かもしれません。

このアルバム自体の出来は非常に良く、8/末の再来日の内容も楽しみではあるのですが、JOE の来日公演は(個人的感想として)かなり当たり外れのギャップが大きく、今まで 3 度観に行って 1 勝 2 敗なので、今年はちょっと見送ろうかどうしようか、悩み中。

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2007/02/21 (Wed.)

Gerald Levert / In My Songs

Gerald Levert / In My Songs

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昨年急逝した Gerald Levert の遺作がついにリリース。"Teddy" のニックネームを持つ彼のことをどこか他人とは思えないものを持つ私としては(笑)、心待ちにしていた思いと、リリースされてしまうのが怖いという思いの混ざった複雑な気持ちで購入しました。
ここ数年の Gerald Levert の作品は、コンスタントにリリースを重ねていたせいか、毎年のアップデートを重ねてサウンドやメッセージを変えながらも、良くも悪くも「金太郎飴」的な作品が続いていたと思います。そういうことで、今作も同じような心持ちで聴き始めたところ、最近の作品とは明らかに「どこか違う」雰囲気にズシンとやられてしまいました。
なんというか、ソウルとグルーヴの塊感というか、この歳でもまだこんなに挑戦を続けていられるのか・・・というのが率直な感想。どの曲も確かに Gerald Levert テイストではあるものの、近年のしっとりとした熱さではなく、絞り出すようなソウルを感じます。もしかしたら、彼は魂のどこかでこの作品が最後になることを知っていたんじゃないだろうか?と思ってしまったほど。

ほぼ毎回のようにフィーチャーしている父 Eddie Levert のイントロから始まって、勢いを保ったまま駆け抜ける 12 曲。そして、ラストのタイトルが "Is This Way To Heaven?"・・・なんだか鳥肌が止まらないような作品です。この音楽がもう作られなくなってしまうことが、限りなく惜しい。

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2007/02/03 (Sat.)

Nivea / Animalistic

Nivea / Animalistic

B000J10DDY

小池栄子Nivea のサードアルバムが出ていたので買ってみた。以前買ったセカンドがけっこう良かったので、その後ファーストも買っていたのでした。
なんか知らない間にインディーズレーベルに移っていたらしく、国内発売はこないだソロリリースした K-Ci と同じレーベルだった・・・。で、米国でのレーベルは自ら立ち上げたもので、今作は自身と夫である T. "Dream" Nash との共同プロデュース。うう、JIVE レーベルじゃなくなっちゃったのね(´д`)。

なんとなーく予想はついていたとおり、内容的にはあまり好みとは言えない方向性に行っている感じがします。同じくアイドル路線ではあるものの、R&B 作品という意味では Lil Jon、JD、R. Kelly らもプロデュースした前作のほうが良かったような。

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2007/01/28 (Sun.)

Brian McKnight / TEN

Brian McKnight / TEN

B000LZ53BA

新作が出るらしい、という噂はあったものの、レーベルのサイトを見ても全然情報がなかったんですが、いつのまにか Universal から Warner に移籍してたらしい(;´Д`)ヾ。
次第に流行を追わされて「らしさ」が薄れつつあった前作までと違い、歌うことを再度見直した、落ち着いた作風に仕上がっていると言えます。自身の 10 作目ということで "TEN" らしいですが、派手さこそないものの 10 作目の記念に相応しい出来ではないでしょうか。本人も寛いで歌っている感じがよく出ているし・・・。
同じブラック系といってもヒップホップがあまり肌に合わない私には、今作はじっくり聴きこめる佳作だと思います。

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2006/12/20 (Wed.)

Gerald Levert & Eddie Levert, Sr. / Father And Son

Gerald Levert & Eddie Levert, Sr. / Father And Son

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こないだ、無邪気にも「今年は新作出さないんでしょうか」とか書いてしまった Gerald Levert ですが・・・なんと、11/10 に心臓発作で急逝していた、との訃報が・・・。
私が最も敬愛するシンガーの一人だっただけに、かなり落ち込みました。最近だと、Ray Charles が亡くなったときも確かにショックでしたが、Gerald Levert はまさにリアルタイムで私の音楽の趣味の核の一人だったので、本当にしばらく呆然としてしまったほど。40 歳という若すぎる歳で、しかも父 Eddie Levert よりも先に逝ってしまうとは・・・。どうやら、年明けに発売される新作のレコーディングも完了したところだったようです。

ということで、追悼というわけでもないですが、Amazon で Gerald の作品(ソロ作はだいたい揃ってますが)を買い漁っています。この "Father And Son" は、父親でもある The O'Jays のリード・Eddie Levert とのデュオでリリースした唯一のアルバム。この親子(と Gerald の弟、Sean Levert)はかなり頻繁に互いの作品にゲスト出演していますが、アルバムとして出したのはこの一枚くらいでしょう。1995 年の作品ということは、今の私と同じ歳のときにこのアルバムをリリースしていたことになりますが、自分だったらまだこうやって父親と素直に仲良く歌う・・・なんてことは簡単にはできないだろうなあ。まあ、このジャケットの写真(奥が Gerald)も、20 代には見えませんが(笑。
この作品は、確かに Gerald っぽくはあるものの、その一方で The O'Jays っぽい雰囲気も持ちつつ、かなりストレートなソウル・アルバムに仕上がっていると言えます。Gerald のソロ作にある、ただ音がカッコイイだけでも歌がウマイだけでもない、どこか暖かみのあるソウルは、この父子・家族の関係にルーツがあるのかもしれません。二人の迫力ある歌声と熱いコーラスは、つい一緒に歌いたくなるほど。これは長くじっくり付き合いたい、名作だと思います。

二人の歌声を聞いて、そして CD のブックレット裏表紙にあった、若き日の Eddie が生まれた頃の Gerald を抱き上げようとしている写真を見て、号泣・・・。ご冥福をお祈りします。素晴らしい音楽を、ありがとう。

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2006/11/23 (Thu.)

Tamia / Between Friends

Tamia / Between Friends

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私が好んで聴く数少ない女性シンガーの一人、Tamia の最新作。最近私の好きなアーティストが軒並みインディーズ落ちしていますが、Tamia も同様にインディーズレーベルに移ってのリリースとなりました。前作 "More" の制作を巡ってレーベルと紆余曲折あり、内容やタイトルを変更せざるを得なかった(当初 "Still" だったはずのアルバム名がリリース時には "More" になっていた、というのが最も象徴的なエピソードじゃないでしょうか)のが原因らしいですが。
インディーズに移って好きな歌が歌えているのか、このアルバムは今までにない Tamia の伸び伸びとした姿勢が歌声からも感じられる作品になっています。前作 "Still"(="More")に収録されずお蔵入りとなっていた #5 "Me" あたりは以前の Tamia とは若干雰囲気が違って、以前のアルバムには入らなかったのも確かに、という印象は受けるものの、これはこれで良いんじゃないでしょうか。透明感があって爽やかなだけの従来のイメージと違い、「強い」ところをはじめいろんな側面を見せてくれる作品になっていると思います。
まあ、アップ系というか流行りモノを意識した楽曲のいくつかはちょっと微妙(似合ってない)だし、Eric Benet との数年ぶりのデュエット #13 "Have To Go Through It" もあるけど、かつての "Spend My Life With You" が素晴らしすぎたせいか、これも添え物程度。でも、従来の Tamia の作品よりいろんなことに挑戦している分、全体としては伝わってくるものがあるアルバムに仕上がっていると思います。

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2006/11/07 (Tue.)

John Legend / Once Again

John Legend / Once Again

B000I6BM3U

満を持してリリースしたファースト "Get Lifted" で一気にスターダムにのし上がった John Legend の、2 年ぶりのセカンドアルバム。
前作の評価があまりに高かっただけに、「前作的なもの」を求められすぎて無難な作品になってしまうんじゃないか、と心のどこかで危惧していたんですが、そこは 2 年暖めただけあって十分な出来。John Legend+Kanye West コンビの持ち味とも言える、今の音+オールドソウル的な音に、今作はどこかスマートでニュークラシックソウル的なテイストが混ざっているな、と思ったら、やっぱりプロデューサーの一人に Raphael Saadiq(Tony Toni Tone)の名が。

街中にグランドピアノというジャケット写真もなかなか好みですが、前作同様本人が横顔なんですよね。なんとなく、ですが、このアングルが暗示するようにこの人の音楽には真正面から向き合うだけの本質的な部分が、まだまだ残っているような気がします。買ってから 1 年半近くローテーションし続けた前作と同じように聴きこめそうな作品だからこそ、じっくりと対峙して掘り下げつつ、次の作品も楽しみにしたいと思います。

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2006/10/25 (Wed.)

Gerald Levert / Voices

Gerald Levert / Voices

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日本ではあまり知名度は高くないけど、私が最も敬愛する R&B シンガーの一人、Gerald Levert。
2000 年頃からほぼ毎年秋に新作をリリース(しつつ LSG などのグループ活動やプロデュース活動なども精力的に)していたんですが、去年は私自身が忙しかったせいで新作のリリースをチェックしてませんでした。で、今年も 10 月で Levert の季節だなあ、と思って調べてみたら、去年もちゃんとリリースしてたんですね。しかも、その間道交法違反で逮捕されてたらしいし(;´Д`)ヾ。

この作品は主に今までに数多く行ってきた他シンガーとのデュエット集(デュエットといっても女性だけでなく、男性シンガーとのデュエットや LSG の曲も含む)で、半分以上はもう持っている曲だったんですが、改めてこの人の作品には名曲が多い。常に最新の音を取りこみつつ、必ず自分なりに解釈して「Levert 節」に仕上げてしまう力があることを、こういったダイジェスト作を聴くことで再確認しました。数少ないけど、新曲も良い。

今年は新作出さないんでしょうか。

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2006/10/20 (Fri.)

Grand Prix ~SUPER COLLECTION 2004~

オムニバス / Grand Prix ~SUPER COLLECTION 2004~

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この週末で、今年の F1 も終わりなので。

2004 年発売の F1 コンピレーションだけど、買ってみたら T-SQUARE の曲はほとんど持ってたという・・・。他のミュージシャンの曲といっても、EUROGROOVE とか はたけ とか、ビミョ(´д`)。

持ってる曲以外で良かったのって、Robin Zander の "IN THIS COUNTRY" くらいでした・・・でも、これはやっぱり名曲。

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2006/10/05 (Thu.)

TRUTH ~20th ANNIVERSARY~

オムニバス / TRUTH ~20th ANNIVERSARY~

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去年と同様、鈴鹿に向けて気分を盛り上げるために。いよいよ明日開幕ですからねー。

今年で 20 周年を迎えるフジテレビの F1 中継を記念した、『TRUTH』オンリーのアルバム。ほぼ T-SQUARE・T-SQUARE plus・RESONANCE-T 名義の演奏ですが、安藤まさひろソロなんかもあり。
買うまでは全曲『TRUTH』だと飽きそうだな、と思ったけど、曲ごとにそれぞれ当時の F1 の思い出が不思議と蘇ってくるものですね。去年や今年のアレンジも、けっこうドラマチックで好きだったり。いやあ、やっぱり日本の F1 の歴史はこの曲とともにある、と言っても過言じゃないと思います。個人的には、T-SQUARE の曲では『Knight's Song』『FACES』『夜明けのビーナス』 といったギターとウィンドシンセが前面に出て、ウィンドシンセが切れまくっている「T-SQUARE らしい」曲のほうが好きなんですが、よくよく考えれば『TRUTH』も王道なんですよね。
ちなみに、以前書いていた「サックス版の『TRUTH』」って、『TRUTH 1991』でやってたんでした。

ちなみに、同梱のブックレットも過去 20 年の鈴鹿をサマリーしてあって、なかなか良かったです。

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2006/09/19 (Tue.)

K-Ci / My Book

K-Ci / My Book

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たまたまレコード屋を覗いたときに見つけたので購入。CD 買うなんて意外と久しぶり。
JODECI のフロントマンでもある K-Ci Hailey 初のソロアルバム。弟 JoJo とのデュオ・K-Ci & JoJo で本家 JODECI を超えるくらいのヒットを飛ばしていたり、様々なアーティストの作品にゲスト出演していたりはするものの、ソロ名義では意外にも初の作品となります。
もうメジャーレーベルは実力はのヴォーカリストが自由に作品作りができない音楽シーンになっているのか、あるいはインディーズ自体がブランド化しているのかは分かりませんが、Aaron Hall のソロ第 3 作に続き、この K-Ci のソロ作もインディーズレーベルからのリリース。

音楽的には JODECI 時代より当然落ち着き、K-Ci & JoJo 時代よりもソウル寄りの傾向になったのが見て取れますが、半分くらいは JoJo とのデュオでもおかしくない(というより JoJo がいないことが不思議なくらい)メロウなバラードだったりしています。ソロ名義でこの曲やるくらいなら兄弟名義でいいような・・・という感じは確かにありますが、久しくリリースのなかった K-Ci の声がこうして聴けるだけでもありがたいのかも。まあ、コーラスに "JODECI" と歌うくらいなら、出る出ると言われ続けている JODECI の復活作を早く出してほしい、というのが本音だけども。
LV もカバーしている Bobby Womanck の名曲 #7 "Woman's Gotta Have It" をソウルフルに歌い上げていたり、1 年前の "Adults Only" にゲスト出演したのに対するリプライとも言える Aaron Hall のゲストコーラスがある #9 "Much Too Soon" など、嬉しい構成であることも確か。

最近久しく CD を買っていなかったけど、久々にまたヴォーカリスト系の音楽に触れたくなってきました。

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2006/05/31 (Wed.)

HANAH

HANAH

昨日のライヴのオープニングアクト(いわゆる前座)。このへんの R&B アーティストの国内ツアーを主催してるプロダクション付きのシンガーで、前にも 2 度ほど見たことがあったんだけど、当時は中途半端にアイドル風だったのが、ひさびさに見たらしっとり歌えるシンガーになってたんでびっくり。
以前から素養はあるのに方向性(たぶんプロダクションの)で失敗してるな、と思っていたんだけど、今は歌いたい歌を歌っているんだなーと感じました。

同プロダクションの以前のシンガーたちに比べればかなり芽はありそうだけど、まだまともに作品リリースや自分のライヴもできてないみたいだし、相変わらずイベントのオープニングアクトじゃまだまだ厳しいのかなー。日本じゃなかなかちゃんとした R&B がメジャーになるのは難しいから、このへんのシンガーも広くは受け入れられないのかも。でも、そもそもプロダクションにまともにプロモーションしてもらえていない(公式サイトも Under Construction だし・・・)あたりが不憫でなりません。
昨日の歌を聴いて、一枚買ってみてもいいかなーと思ったので、残念・・・。

投稿者 B : 23:59 | Music

2006/05/30 (Tue.)

JOE JAPAN TOUR 06 @恵比寿 LIQUID ROOM

JOE JAPAN TOUR 06

今日は自主的にノー残業デーを設定(さっさと帰っただけともいう)して、久々に海外アーティストのライヴ。私が最も好きな R&B シンガーの一人、JOE の 2 年ぶりの来日公演でした。
私もライヴ自体久しぶりで、最後に行ったのは確かやはり JOE の前回の来日公演だったような・・・。ハコはこれもしばらく行かないうちに新宿から移転していた恵比寿の LIQUID ROOM。場所は変わっても雰囲気は相変わらず(入り口が分かりやすくなったけど)で、そこそこ小さいハコでステージから近い場所で楽しめるのも昔のままで良かったです。

今回は前回から新作が出ていないので、曲目は前回とあまり変わらずという感じだったけど、そこは JOE ということで定番曲でシビれさせてくれました。"All The Things (Your Man Won't Do)" や "Good Girls"、"No One Else Comes Close" での大合唱はやっぱり感動モノ。今日来日したばかりということでお疲れなのか、正味 1 時間という短めのライヴではあったけど、濃い内容で十分に楽しませてくれました。
どうやら 8/29 には久々のニューアルバムもリリース予定ということで、こちらも楽しみです。

・・・残念だったのは、一緒に行くはずだった人々がことごとく都合悪くなって、結局仕方なく一人で行ったことですかねε=(~Д~;)。

投稿者 B : 23:57 | Music | コメント (0) | トラックバック

2006/05/19 (Fri.)

Jagged Edge / Jagged Edge

Jagged Edge / Jagged Edge

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Jagged Edge の最新作。何度か延期してようやく発売になりました。

いつもの感じで「泣ける」「厚い」コーラスは健在。現存する唯一の(成功している)男性ヴォーカルグループだけに、完成度が高いです。
安心感はあるし切なくなるコーラスはやっぱり特筆モノだけど、いろんな意味で作風が安定してしまっている気もするなあ。5 作目にして初のセルフタイトルだけに、かなり期待していたんだけど・・・近年の R&B アルバムの中でもベストのひとつといえる 2 作目 "J.E. Heartbreak" を超える作品が出てこないのは、やや残念なところです。っていうか、ジャケットのセンスが・・・(´д`)。

まあ、でも、これはヘビーローテ入り決定。

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2006/04/13 (Thu.)

Jamie Foxx / Unpredictable

Jamie Foxx / Unpredictable

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『Ray』『コラテラル』と、ハリウッドではまさに飛ぶ鳥を落とす勢いの Jamie Foxx がリリースした 2nd アルバム。ずっと気になっていたんですが、最近音楽を聴く余裕もないなーと思い、あえて音楽を聴こうと思って手に取った作品です。

『Ray』での熱演から、Ray Charles ばりのソウルを勝手にイメージしていたんですが、いろんな意味で見事に裏切られました。ものすごく現代的な R&B で、R. Kelly 的なバラードあり、Jagged Edge 風のメロウコーラスあり、かなり「どストレート」に私の好みな感じです。確かにクレジットを見ると、ゲストに Mary J. Blige や Kanye West、プロデューサーに Timbaland・・・これは好みのはずだ・・・。
自分の中での定番に入るかどうかはもう少し聴き込んでみないと分かりませんが、予想通り歌唱力はあるし、普通に楽しめる R&B なので、「ハリウッドスターが出した CD」というくくりで敬遠するにはもったいない作品であることは確かです。

投稿者 B : 23:50 | Music | コメント (0) | トラックバック

2006/03/15 (Wed.)

Ne-Yo / In My Own Words

Ne-Yo / In My Own Words

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久々に店頭で試聴して気に入って買った CD。
元々ソングライターとして Mary J. Blige や Faith Evans、Musiq などに楽曲を提供していただけあって、メロディが美しい。#2 "So Sick" をはじめとする脳内無限ループ系の美メロで、久しぶりにハマれるメロディラインを見つけた気がします。

が、歌がそこまで上手いわけじゃないんですよね・・・せっかくのメロディがどうもちょっと軽く聴こえてしまう感じの声質というか、単に私の好みの声じゃないからかもしれないけど、メロディは耳に残るものの歌が心に残らない感じ。いや、普通にいいアルバムなんだけど、ソウルが足りないというか、何というか。

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2006/03/09 (Thu.)

久保田利伸 / FOR REAL?

久保田利伸 / FOR REAL?

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気がついたらかなり長い間 CD 買ってなかった(;´Д`)ヾ。

数年ぶりの国内向け盤最新作。ここ数年の映画/ドラマ主題歌を網羅しつつ、かなり久々のフル国内レコーディングというある意味力作になってます。間に米国向け第 3 作を挟んでのリリースで、私自身かなり期待してました。既に J-POP の CD をほとんど買わなくなって久しいけど、私が Soul/R&B に触れるようになったきっかけは中~高校生の頃に聴いた久保田利伸が最初だったからなあ。

本作は、久々の国内作ということもあってある意味ここ数年の久保田利伸の集大成的な作品になっているけど、逆に言えばここ数年の久保田作品で聴いたことのあるフレーズも多く、シングルカットされた楽曲を除けば目新しさに欠けるかな、という印象が強いです。US で "Toshi Kubota" が Angie Stone らのプロデュースを受けて一つの方向性が出てきたことと比較すれば、若干「少し前の久保田でストップしてる」という印象すらあるかも。
まとまり、という意味では確かに良く出来ていて、聴き疲れしない、スムースにローテーションできる作品ではあるけど、もっとこう新しい発見が欲しかった気がするのは、久々に日本語の楽曲をまともに聴いたからでしょうか。

ま、それはそうと、5 月から始まる久々の国内ツアー(毎度チケットを取ろうとするんだけど、全然取れない)はデビュー 20 年の全てが詰まったモノになりそうなだけに、是非とも聴きに行きたいところ。取れるかな・・・。

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2006/01/08 (Sun.)

Soul Train / Hall Of Fame

Soul Train / Hall Of Fame - 20th Anniversary

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こないだ帰省したときに発掘した CD。10 年以上前、米国の音楽番組「Soul Train」の 20 周年を記念してリリースされたコンピレーションアルバムです。

大学に入る直前くらいに、当時ブラックミュージックの世界に入りかけていた私が手当たり次第に買っていたもののうちの一枚。なんだけど、まだよく分からず Babyface ファミリーくらいしか聴いていなかった私には、ちょっとクラシカルすぎてあまり聴き込まないうちにお蔵入りになってそのまま忘れていたもの。実家の私の部屋に眠っていた(あまつさえベルベットの装丁の表面に少しカビが生えかけていた)のを発見して、今ならこの CD の真の価値が分かる、と思って持ち帰ってきました。

3 枚組の豪華装丁で、中身も James Brown、EW&F、Isleys、Marvin Gaye、Stevie Wonder、B.B. King、etc... といった超豪華なラインアップ。これぞ Soul Train といった選曲で、改めて 70~80's ソウルを俯瞰するに相応しい内容になっています。ある程度古いソウルに遡って聴くようになった今、まだ断片的にしか理解できていない当時のソウル・シーンを整理するのにもうってつけ。まだあまりちゃんと聴いたことのない Al Green や O'Jays、Luther Vandross あたりにも手を出してみたくなりました。

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2005/11/09 (Wed.)

John Legend / Get Lifted

John Legend / Get Lifted

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昨年末に発売されて以来、その名の通りまさに「伝説」となりそうなブラックミュージックの傑作。私も年明け早々に購入し、それから半年以上もヘビーローテーションしていた本当に素晴らしい作品です。
前半のアップな展開も引き込まれるモノがありますが、どちらかというと後半のアコースティックな、ゴスペルチックな展開のほうがこの人本来の持ち味なんだろうな。ヘタにカニエカニエ(Kanye West: プロデューサー)した曲よりも、ピアノ+コーラスのみのシンプルなスタイルのほうが、心に響きます。

最近、ソニー BRAVIA の CM で、Louis Armstrong の往年の名曲 "What A Wonderful World" が流れていて、ああ、なんかいいなー、と思ってテレビ画面をよく見てみたらクレジットに "John Legend" の文字が。何気なくオリジナルだと思って聴いていたら JL のカヴァーだったんですね(;´Д`)ヾ。あまりに自然すぎて気づかなかったよ・・・。

というわけで、約 1 年ぶりに新作が出るのか、と調べてみたら、旧譜にボーナストラックを 6 曲追加("What A Wonderful World" 含む)+PV やメイキング映像を収録した DVD つきで再リリースされたんですね。なんか、ブレイクしたアーティストが売れているうちに小手先で売り上げ伸ばしておこう、的なレコード会社の思惑が見えるようでいやらしいなあ、と思いつつ、買ってしまいました(ぉ。
ボーナストラックは Lauryn Hill をフィーチャーしたリミックスなんかもあって一見豪華ですが、件の "What A Wonderful World" 以外は、まあ、どってことない(´д`)。

まあ、これはこれとして、早く新作出ないかな。・・・で、かぶってしまった輸入盤のほう、どうしよ(´д`)。

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2005/10/06 (Thu.)

T-SQUARE plus / TRUTH 21century

4 年も前の作品ですが、自分盛り上げ施策第 2 弾。

T-SQUARE plus / TRUTH 21century

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『TRUTH』で言わずと知れた T-SQUARE(正確には海外の著名ミュージシャンを加えた「T-SQUARE plus」)のアルバム。B'z の松本孝弘や小室哲哉によるオープニング/エンディングテーマの時代を経て、再び T-SQUARE がオープニングテーマを担当したリメイク作『TRUTH 21c』を中心としたセルフカヴァーアルバムです。

ベースが印象的な 16 ビートに生まれ変わった『TRUTH 21c』を始め、『Knight's Song』『CHASE』など感涙もののラインナップ。F1 関連に限らず、T-SQUARE のヒット曲中心に組まれているので、F1 ファン以外でも楽しめそう(聞き覚えのあるフレーズが多い)。フジの TV 中継で A. セナのウィニング曲だった『THE FACE』なんかは個人的に『TRUTH』よりも好きな曲ではあるんですが、本作のアレンジはちょっと哀愁が強すぎて(セナへの哀悼をイメージしてる?)どちらかというとオリジナルのほうが好きかな。

T-SQUARE といえばどうしてもウィンドシンセのイメージが強いですが、サックス/ウィンドシンセの伊東たけし氏が脱退していた時期に安藤まさひろ氏がユニットを引っ張っていたせいか、昨今はギターの存在感のある曲/アレンジが増えていますね。
ウィンドシンセの電子音はスーパーの有線でかかっている音に似ているせいか(ぉ、今聴くとちょっと古い音に聞こえてしまうのですが、アレンジとミックスの妙で(楽器や録音技術自体も進歩しているのでしょうが)かなり新しい音にリニューアルしていますね。ただ、年々生音志向が強くなっているワタシ的には、サックス版の『TRUTH』とかも聴いてみたい気がします。

ともあれ、鈴鹿、だんだん楽しみになってきました。

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2005/10/05 (Wed.)

The BElle / THE BELLE

The BElle / THE BELLEB0009G3IE0

Amazon だとジャケット画像がなかったのでタワーレコードでも。

先日の某イベントでデモ機に入っていたサンプル曲が、ずっと聴いていたら妙に耳に残ったというか、おお、なんだこの '70 年代ソウルっぽいというかジャジーな曲は・・・と気になっていたアーティストでした。英語詞でシブめの音作りだったので、北米のネオソウルの亜流のアーティストかな、でも The BElle って聞いたことないし、と調べてみたら、日本人の、しかもインディーズレーベルの、2 年も前にリリースされた作品なんですね。こんなマニアックな曲をサンプルに選ぶ人のセンスって・・・と思いつつ、取り寄せてみた(ぉ

うるさい展示会場でなく自分の環境でちゃんと聴いてみたら、日本人のそれから大きく逸脱していない発声のせいか、英語の歌い回しがそこまで突き詰められていなかったり、サックスをはじめとするサウンドの自己主張が強すぎなかったりするせいか、非常に中庸な感じというかスムーズなムードを醸し出してはいるものの、ディープさというか独特の空気感は確かに「それ系」の音が好きな人には癖になりそう。
こういう音作りをするアーティストはなかなか日本の音楽シーンじゃメジャーにはなれないだろうけど、ちゃんと着実にやってる人たちはいるんですね。


そういえば、あの頃一緒に自分たちの音楽を求めていた仲間たちは、今ではどこでそれぞれの音を求めているんだろう。

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2005/09/17 (Sat.)

Aaron Hall / Adults Only

偶然レコード屋で見つけて反射的に確保したシリーズ。

Aaron Hall / Adults Only

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知る人ぞ知る元 "Guy" のメインヴォーカル・Aaron Hall のソロ 3rd アルバム。前作からはなんと 7 年ぶりのリリースで、しかもインディーズレーベルからの発売となります。なんかジャケットは何種類かあるみたいですが、私が買ったのは HMV のサイトに出ている写真と同じバージョン。

相変わらずの漢(おとこ)らしい歌いっぷりで、勢いのあるパートではかなりビリビリくる感じは健在。ただ、ちょっとインディーズ臭いアレンジが若干散見したり、そのジャケットのセンスどうよ(´д`)というのは思いましたが、全体的に今っぽい雰囲気をちゃんと取り入れていて聴き応えはある作品に仕上がっていると思います。序盤のギターの泣きっぷりは Aaron Hall のソロ作のそれにちゃんと通ずるものがあるし、かといって Guy~ソロデビュー時の NJS(New Jack Swing)からはちゃんと脱却しているし(個人的には今 NJS を聴くとこっぱずかしい気がしてあまり好きじゃない)。

トドメはなんと言っても #14 "Tears In Heaven"(言わずもがな、Eric Crapton の名曲)のカヴァーでしょう。K-Ci Hailey(元 JODECI のフロントメンバー、というか今では K-Ci & JoJo のお兄ちゃんの方というべきか)とのデュエットをコーラス付きでゴスペルチックに歌い上げ。二人とも強烈なシャウトを持つバリトンでありながら、お互いの個性がぶつかり合わずによりパワフルな曲に仕上げているあたり、共に最近落ち目とはいえ決して実力が衰えたわけではないことを知らしめてくれる一曲です。ハッキリ言って、この曲を聴くためだけに買っても損はしないかも(特に二人あるいはゴスペルが好きなら)。
インディーズなので入手性は良くないけど、Aaron Hall の新作が聴きたいけどあまり期待できないんだろうなあ・・・と 2000 年頃から思っていただけに、偶然見つけられてラッキーな作品でした。

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2005/09/15 (Thu.)

Nivea / Complicated

昨日紹介した R. Kelly つながりで購入した CD。

Nivea / Complicated

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"TP.3 Reloaded" の #9 "Touchin'" でデュエットしていた Nivea の最新作。なんとなーく、声が Tamia と似ているように感じて気になったので、ご購入。

声質は確かに Tamia に似て透明感がある癒し系(?)だけど、かたや Quincy Jones の秘蔵っ子というだけあって曲調はわりと落ち着いてるのに対し、Nivea は Lil Jon、Jermaine Dupri、R. Kelly あたりがプロデューサーなのでそういう曲調(ぉ。"SUKIYAKI"(坂本九)とか "You Are Everything"(The Stylistics)とか、もはや「大ネタ使い」のレベルですらないネタの使い方とかもまた・・・(笑。

今まで R&B 系の CD ってほとんど男性ヴォーカル系のものばかりで、意志を持って女性ヴォーカルものを買ったのは Aaliyah、Angie Stone、Tamia くらいだったんですけど、久々にちょっとじっくり聴いてみたいと思える女性ヴォーカルに出会えた感じ。
1st アルバムの方では Jagged Edge をフィーチャーしてたりなんかもするので、こっちも買ってみようかなと。


関係ないけど、どっかで「Nivea って小池栄子に似てる」と書いてあるのを見たら、それ以来小池栄子にしか見えなくなった(´д`)。

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2005/09/14 (Wed.)

R. Kelly / TP.3 Reloaded

最近買った CD その 2。

R. Kelly / TP.3 Reloaded

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これは買ってからちょっと時間経ってるんですが・・・R. Kelly の最新作です。

R. Kelly のデビュー作にして最高傑作との誉れ高い "12 Play" の続編として作られたシリーズの 3 作目。前作 "TP-2.COM" といい、微妙にブームが去った後にそういうタイトルをつけるネーミングセンスってどうなのよ(´д`)とは感じるものの(ぉ、タイトルとは裏腹にデキがいいこのシリーズ。最近では "Chocolate Factory" や "Happy People / U Saved Me" など耳に残るローテーション系の甘々系作品が続いていたので、ある意味原点に戻るこの作品が出てくれてちょっと安心かな、みたいな。

"Playa's Only"~"Happy Summer Time" と続くテンション高めな展開といい、全体に漂うウェットだけどあまり深く考えてなさげな(ぉ)ストレートな内容(特に詩がね)といい、やっぱり御大 R. Kelly はヘンにオサレ路線を行くよりもエロ路線(笑)でストレートに攻めた方が本来の味が出るんじゃないかと思います。"Chocolate~" とか "Happy~" も嫌いじゃないけど、けっこう飽きが早いというか。歌唱法にしろ音作りにしろ巧いにもかかわらず決して球種が多いタイプではないのは、たぶん本人の懐の深さの問題だと思うんですが(笑)、これはこれでスタイルとして確立しているんでしょうね。

でも今作はさすがに水の滴る音使いすぎだと思います(´д`)。

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2005/09/13 (Tue.)

Babyface / Grown & Sexy

最近買った CD。

Babyface / Grown & Sexy

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8 月に輸入盤を買おうと思ったら、今さら CCCD(´д`)だったので国内版が出るのを待ってました。しかも、なぜか会社の売店で 2 割引(;゜д゜)。
あえて紹介するまでもないほど有名な、ブラックミュージック界(に限らずアメリカ音楽全体)で最も有名なプロデューサーの一人、Babyface のソロ最新作です。もう何枚目かすらわからない・・・。

内容的にはとっても堅いつくりでした。全体通してとても良くて、聴きやすくて、いわゆる捨て曲みたいなものもなくて、すごくよくまとまっているんだけど、その代わり強烈なインパクトもない、みたいな。でも美メロの歌モノが多くてコーラスもキレイだから心地良いというか。
音は打ち込みも多く、流行としては少し古いんじゃないの?という音も混ざってますが(Angie Stone と組む前の久保田利伸がよく使っていそうな音とか)、逆に言えばこれが「Babyface 節」なのかなあ。Dru Hill なんかは新作が出ても「まだこのノリでいくのか・・・」という感じだったけど、Babyface とか Gerald Levert みたいな定番になってくると、変わらない安心感というのもウリになるのでしょうかね。

良くも悪くもアクがない作品なので、しばらく通勤のお供ローテーションに加えることになりそう。

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