b's mono-log

2017/12/05 (Tue.)

ATOK が完全月額制に移行へ

【速報】新ATOK、パッケージ版廃止で月額制のみに ~新バージョンは2018年2月1日提供開始 - PC Watch
「しょうらひあ」も「将来は」にきちんと変換できる、ATOKのディープラーニング - PC Watch

ATOK Passport

今日ちょっと驚いたニュース。ジャストシステムが毎年恒例の一太郎および ATOK の最新バージョンを発表したわけですが、今回から ATOK のパッケージ販売を廃止し、今後は月額料金制の ATOK Passport に移行することが明らかになりました。

PC ソフトウェアの販売はダウンロード型が一般的になり、旧来のパッケージ販売はとうの昔に斜陽になっています。MS Office や Adobe Creative Cloud の例を見るまでもなく、大規模な PC ソフトウェアは多くがサブスクリプション(月額課金)モデルに移行してきていますが、ついに ATOK もその流れに乗りました。ATOK Passport 自体は随分前から存在しますが、今後はそちらに一本化されることになります。

ベーシック版で ¥286/月 という料金は、年額換算で ¥3,432 となり、パッケージ版 ATOK を毎年買い換えることを考えれば確かにお得。しかも 1 ライセンスで Windows/Mac/Android を問わず最大 10 台までインストールできる(パッケージ版は同時使用をしない条件付きで 3 台まで)というのは太っ腹とさえ言えます。
ただ、私は ATOK のバージョンアップは 2 年に一度ペースで、近年のバージョンアップによる変換効率向上の実感の薄さ(場合によっては悪化しているとも感じる)を考えるともう 3~5 年スパンでも良いのでは、とすら思っています。でもそれでジャストシステムの資金繰りが悪化して ATOK がなくなってしまうのは困るからお布施のつもりでバージョンアップし続けている...というユーザーはかなり多いのではないでしょうか。そういう隔年でバージョンアップしてきたユーザーから見ると、年額 ¥3,432 というのは今よりもちょっとだけ割高になることになり、悩ましい料金設定です。

さらに、(自分で経験したわけではありませんが)Passport 版 ATOK では定期的なライセンス認証時にオフラインだと再認証できるまで ATOK が無効になるという当初からの仕様が直近でも変更されていないというのが困りもの。例えば新幹線で長いトンネル通過中や機内 Wi-Fi のない飛行機に乗っているときに仕事をしなくてはならないシチュエーションというのは往々にして切羽詰まっているもので、そういうときにライセンス認証エラーで MS-IME に切り替わったりしたら PC を投げつけたくなるに違いありません。これに目途さえつけば、ジャストシステムの収益安定化に協力することはやぶさかではないのですが。

とりあえず「一太郎のバンドルソフトウェアとしての ATOK」は引き続きパッケージ流通するようなので、ライセンス認証問題が解決するまでは一太郎を購入することにしようと思います。バージョンアップ版のダウンロード購入であれば、パッケージ販売時代の ATOK 単体も一太郎もほとんど価格が変わらないので。
まあ順番的に来年はスキップする年なので、様子を見て再来年までにどうするか決めようと思います。

投稿者 B : 23:28 | PC | Software | コメント (0) | トラックバック

2017/10/23 (Mon.)

Windows 10 Fall Creators Update

先週リリースされた Windows 10 の「Fall Creators Update」を適用してみました。

Windows 10 Fall Creators Update

まだ Windows Update での配信は始まっていないので、Media Creation Tool(手動アップデータ)をダウンロードして、サブ機の VAIO Pro 11 にインストール。前回は Windows MR のシミュレータを試したかったからいきなりメインマシンに入れてしまいましたが(笑)、今回は慎重を期してみました。

Fall Creators Update での主な変更点については以下の記事が詳しいです。

どこが変わる? 「Windows 10 Fall Creators Update」の新機能を徹底解説(前編:UI、OneDrive、スマホ連携) | できるネット
【西田宗千佳のRandomTracking】Fall Creators Updateで生まれ変わるWindows 10。MRやフォトなど進化 - AV Watch

上記の西田宗千佳氏の記事にもある通り、大規模アップデートとはいえ最近の傾向としてはスケジュール優先で本丸の機能は後追い提供、手今日してみても何が変わったかイマイチ分からない...というのが常態化しています。だから前回の Creators Update 以上に見た目上の違いが分かりにくい。

追加された機能リストを見ても自分にメリットがありそうなものはあまり多くなく、せいぜい OneDrive のファイルオンデマンド機能くらいでしょうか。今までは全部同期するかしないかしか選択肢がなく、特にモバイル環境での使用ではローカルストレージ容量や通信容量的に使いづらかったのが、ようやく解決されました。

それから私が一番気になっていたのはこの機能。

Windows 10 Fall Creators Update

設定に「電話」の項目が増えていて、Windows 10 PC とスマートフォンとの連携が可能になりました。

「Web ブラウズやメール作成、写真などスマホで行っていた作業の続きが即座に PC で行えるようになる」という触れ込みで、それをどう実現しているのか、どれくらいスムーズにできるのか、に興味がありました。
これまで Windows 10 のスマホ連携機能といえば、Windows 10 Mobile 搭載スマホとの MS-TCC(スマホを触らずに PC からの操作のみでテザリングのオンオフができる機能)くらいしかありませんでした。それが W10M が事実上のメンテナンスモードに入ったタイミングで、Android や iOS とのまともな連携機能が追加されるというのは何とも皮肉ですね...。

Windows 10 Fall Creators Update

実際に使ってみました。
設定の「電話」を開くと、スマートフォンとの連携設定が行えます。連携を行うにはまず「電話の追加」をクリックします。

Windows 10 Fall Creators Update

すると「電話と PC をリンクするから電話番号を教えろ」とのこと。スマホに SMS を送ることで設定を開始できるようです。
なおここでは電話番号を国番号から入力する必要があるため、日本国内の場合はプレフィクスに「JP(+81)」を選択した上で、携帯電話番号が例えば「090」始まりだった場合はここに最初のゼロを取って「90」から入力します。

Windows 10 Fall Creators Update

そうするとスマホに SMS でリンクが送信され、それを開くと(Android の場合)Google Play ストアにある「Microsoft Launcher」のダウンロード画面に遷移します。
SMS で送られるのは単なるダウンロード画面へのリンクだけで、認証は結局この Microsoft Launcher を使って Microsoft アカウントで行うだけなので、例えばデータ専用 SIM しか挿していないスマホであっても Microsoft Launcher さえインストールすれば PC と連携させることができます。

Windows 10 Fall Creators Update

Microsoft Launcher をインストールして驚いたのは、Android のホーム画面自体が Microsoft Launcher に置き換わってしまっていたこと!「Launcher」というのはそういうことか(;´Д`)ヾ。画面上の検索窓も Google ではなく Bing だし、もう W10M は出さないけど他 OS のフロントエンドを乗っ取ってしまえという戦略なんですかね。デフォルトブラウザが Edge に置き換わっていないのがせめてもの救いです。

Windows 10 Fall Creators Update

ホーム画面の構成こそ Android のデフォルトと似たような感じですが、アプリ一覧はまさに Windows 10 ベース。Android デフォルトと違ってアルファベット順にアイコンが並ぶので逆に探しやすいとも思いましたが(笑)、自分のスマホが MS に乗っ取られたようで癪なので(ぉ)いつもの Xperia ホームに速攻戻しました。

Windows 10 Fall Creators Update

Microsoft Launcher を MS アカウントで認証すると、PC 側からも該当のスマホが認識されました。
この状態で、スマホ側のブラウザ(Chrome)で見ている Web サイトを PC でも開いてみます。

Windows 10 Fall Creators Update

ブラウザのインテント(共有機能)を使うと、共有先に「PC で続行」というアイコンが追加されていることが分かります。この場合、ホーム画面を Microsoft Launcher に設定している必要はなく、他のホーム画面を使っていてもインテント先に「PC で続行」は表示されます。なので安心してホーム画面は切って良いです(ぉ

Windows 10 Fall Creators Update

「PC で続行」を選択すると、続行先の PC のリストが表示されます。同一の MS アカウントに紐付いている PC が複数ある場合、任意の PC で開くことができます。次の瞬間に、選択した PC で自動的に Edge が起動し、さっきまでスマホで見ていたページが開きます。

あるいは「後で続行」を選択すると紐付いている全ての PC のアクションセンターに通知が届き、任意のタイミングで続行することも可能。

こういう「後で読む」系のアプリやサービスは他にもありますが、OS 標準で機能が入っていると確かに楽ではあります。

Windows 10 Fall Creators Update

写真の共有はどんな感じなのかも試してみました。
Google の「フォト」アプリでも、インテント先に「PC で続行」が追加されていました。

Windows 10 Fall Creators Update

選択すると「リンクを作成」「共有アルバム」の選択肢が出現。どうやら PC に画像を直接送れるわけではなく、いったん Google フォトに画像をアップロードした上で、そのリンクを PC に送るという仕組みになっているようです(PC 側ではブラウザ上でそのアップロードされた URL が開く)。つまりここでは MS アカウントが仲介できるのは URL 情報だけで、どんなアプリだろうと URL を通じて PC にデータが渡されるということ。だからクラウドサービスと一体化された Google フォトであれば PC に共有できるけど、例えば単なるローカルアプリである Xperia 標準のアルバムアプリでは「PC で続行」のインテントは現れません。
えー、結局クラウド経由でしか遅れないなら、画像を PC に送りたい場合は自分でスマホから Google ドライブなり OneDrive に突っ込んでも手間的には大差ないじゃん。ちょっと期待外れだなあ...。Web ブラウズの続きを PC で読むのには便利だからそれは使うと思いますが、この機能については現状の実装よりも将来の発展のほうに期待かな。

上記西田氏の記事にある「Timeline」と「Cloud-powered Clipboard」の機能が使えるようになれば飛躍的に便利になるはずなので、とりあえずは今の機能を使いつつ今後のアップデートを楽しみに待ちたいと思います。ただかなり複雑な機能であることは間違いないので、来春予定の RS4(?)での提供も怪しいものじゃないか、とは思っているのですが...。

Microsoft / Windows 10 Pro

B01JNAVHJA

投稿者 B : 22:10 | PC | Software | コメント (0) | トラックバック

2017/10/19 (Thu.)

Adobe Lightroom CC クラウド版とクラシック版

アドビ、Lightroomをクラウドベースアプリに - デジカメ Watch

Adobe がプライベートカンファレンス「Adobe MAX」において、Creative Cloud 製品のアップデートを発表しました。多くのソフトウェア群で同日最新バージョンが配信開始されていますが、中でも話題になっているのは RAW 現像ソフトウェアである Lightroom でしょう。

Adobe Creative Cloud

従来の Lightroom は「Lightroom Classic CC」と改称され、デスクトップアプリとしては継続するものの徐々にメンテナンスモードに入っていくものと思われます。その一方でモバイルアプリをベースに進化してきたクラウド版が代わって「Lightroom CC」を名乗ることとなり、今後の進化の方向性がこちらであることが明示されました。Adobe は当面は二つのバージョンが併存していくと公式には説明していますが、クラウド版が機能的にクラシック版の機能をほぼ吸収したタイミングで本格移行が行われるものとみられます。

両バージョンの位置づけや機能差分などは PC Watch の笠原一輝氏の記事で詳細に解説されています。

【笠原一輝のユビキタス情報局】新名称になったAdobeの写真編集アプリ「Lightroom Classic CC」と「Lightroom CC」を速攻レビュー ~プロの写真管理もクラウドストレージ時代に突入 - PC Watch

クラシック版は名称が変わってマイナーアップデートが施された程度であまり違いが感じられませんが、クラウド版(新 Lightroom CC)のほうはどんなものか、少しだけ使ってみました。

Adobe Lightroom CC

起動直後の画面。ファイルの取り込みから始めるわけですが、クラシック版とは違ってフォルダ単位での取り込みができず、ファイル単位か外部メディアからの取り込み、あるいはスマートデバイスとの同期が選べます。一応ファイル単位での取り込みダイアログでフォルダ内の画像を全選択すればフォルダ単位の取り込みとほぼ同じことはできますが、クラウド同期が前提なのでフォルダ単位の大量のデータ取り込みはまだ想定されていない感覚があります。

Adobe Lightroom CC

編集画面はこんな感じ。調整項目はクラシック版とほぼ同じですが、UI がスマホアプリ的というか Web アプリ的というか。このほうが PC だけでなくスマホやタブレット版のアプリと機種依存なく共通の UI にできるということでしょうが、クラシック版の超細かい UI に慣れた身としては調整項目の一覧性がなくなってしまったのが残念。それからクラウド版ではトーンカーブがいじれないのが、けっこうトーンカーブ多用派としては惜しい。階調補正でもある程度までは追い込めるけど、トーンカーブも併用できたほうが痒いところに手が届くんですよ...。

また右クリックメニューの内容も相当少なくなっています。これが発展途上ゆえのものなのか、マルチデバイス対応にあたって意図的に減らしたものなのかは分かりませんが、右クリックから現像設定を細かく指定して JPEG 出力、という今まで使い慣れたワークフローから外れてしまうのは使いにくい。

Adobe Lightroom CC

でもそれ以上にクラウド版の致命的な弱点は「クラウド版である」ということに尽きるでしょう。私が使っている Creative Cloud フォトプランだと 20GB のクラウドストレージが付属してくるのですが、RAW データで 20GB なんてあっという間ですよ。例えば先日撮ってきた全日本モトクロス選手権の写真なんて、明らかな失敗写真を削除して粗く整理した状態でも 40GB 近くある。試しにフォルダ内の写真を全部読み込ませてみたところ、全てクラウドストレージに同期し始めたので途中で容量がいっぱいになってしまいました(´д`)。
大容量のプランを契約すれば最大 1TB のクラウドストレージが使用可能になりますが、それでもローカルにある全ての RAW 画像が収まる容量では全くなく、空き容量が減ってきたら削除して新しい作業用データを同期させる、という作業スペース的な使い方をするのであればクラウドである意味も半減します。当然未来の姿はこっちなんだろうけど、現実はまだまだ環境が追いついてきていないな、というのが正直な感想です。

私もイベントで撮った写真をすぐに SNS 等に共有したいけど少し編集してからにしたい、かといって Instagram ではいじれる幅が狭いし画質も落ちるし...という欲求はあって、そういうときにモバイル版でもフル機能に近い Lightroom が使えるのは確かに便利。で、外で軽く編集した状態のまま自宅で続きの本編集ができるのであれば、クラウド版は確かに「アリ」なんだと思います。でもまだ道半ば感が強いかな。
私は当面 Lightroom Classic CC をメインに使うのは変わらないと思います。来たるべきクラウド版への完全移行が必要な時点で、Lightroom CC が期待したような完成度でなければ、そのときは SILKYPIX なり Capture One Pro への転向も考えるかもしれません。

Adobe / Creative Cloud フォトプラン(Photoshop+Lightroom)

B00M3X5STU

投稿者 B : 23:54 | Camera | PC | Software | コメント (0) | トラックバック

2017/10/07 (Sat.)

EPSON EP-976A3 の故障と修理 (2)

先日、ウチの奥さんから「なんかプリンタでコピーがちゃんとできないんだけど」という相談が。

我が家のプリンタは三年半ほど前に購入したエプソン EP-976A3。プリンタとしての使用頻度もさほど高くないけど、子どもの学校関係の書類のコピー等に時々使っているんですよね。どんなものかと調べてみたら、プリンタ部ではなくてスキャナ部に問題がある様子。

EP-976A3

PC でスキャンしてみたところ、現行の半分に縞模様が入ってしまっています。スキャナユニットかケーブルに不具合があるっぽいですね。そういえば昔(複合機が一般化する前の時代)も一度スキャナのフレキケーブルがダメになったことがあったなあ。
そういえばこのプリンタ、二年前にも一度ディスクロード部の部品外れで修理に出しているんですよね。

例によって修理するか本体ごと買い換えるか検討したところ、買い換えの場合は 30,000 円程度。修理だとその半額の 15,000 円程度(+送料)の模様。複合機はここ数年大きな進化をしていないようで、型落ち品を探してもほとんど値段は変わらないようで。それなら修理かな、というわけでサポート窓口に電話しました。

EP-976A3

プリンタの集荷と配達はヤマトのパソコン宅急便。
一週間前の土曜日にサポートに電話→火曜夜に集荷→修理完了して土曜午後に配達、というリードタイムでした。急を要してはいなかったとはいえ(コピー程度なら近所のコンビニでも何とかなるし)集荷から中三日で戻してもらえるのはありがたい。

EP-976A3

修理内容は特別なこともなく、スキャナユニットの不具合→交換でした。ともあれ無事に直ってきて何より。

このプリンタも間もなく発売から四年が経つし、修理も二回したし、次何かあったらいよいよ買い換えかなあ。現状に不満があるわけでもないですが。
なんだかんだ言って A3 プリントもほぼ使う機会がないし(写真だって A3 でプリントしても狭い自宅には貼るスペースがない)、もう次はシンプルに A4 の複合機で十分かなという気がしています。A4 複合機なら型落ち品で 15,000 円程度、つまり今回の修理代とほぼ同額で買えてしまうわけですから(;´Д`)ヾ。

エプソン / Colorio EP-879AB

B01LAAHA2O

投稿者 B : 22:30 | PC | PC Peripheral | コメント (2) | トラックバック

2017/09/22 (Fri.)

REALFORCE R2

REALFORCE

東京ゲームショーに行ってきました。
とはいっても二時間ほどしか滞在できなかったので、気になるブースをぐるっと回ってきただけで、ゲームの試遊はほとんどできず(;´Д`)ヾ。この物足りなさ。

その中でもこれは実機を見てこよう、と思っていた東プレ REALFORCE R2 の実機について軽くインプレ。

高級キーボードREALFORCEが世代交代。狭額縁設計採用、反応位置調整機能も搭載 - Engadget 日本版
東プレ、静電容量式キーボード"REALFORCE"を16年ぶりに刷新 ~キー反応位置を3段階で変更可能な「APC」モデルを投入 - PC Watch

ゲームショーまで行って書くことそれなのかよ!というツッコミは甘んじて受けます(ぉ
PC といえばノート型が常識となり、外付けキーボードでもストロークの浅いタイプが市民権を得る今、昔ながらのデスクトップキーボードはもはやマイノリティ。しかし自宅と職場の両方で Realforce 91UBK を愛用し、普段のテキストの大半をこのキーボードで書いてきた身としてはこれが最も快適に入力できるキーボードだし、その新型が出るとなれば黙っていられないわけです。二台の 91UBK は今もヘタる兆候もなく動いていますが、初めて買い換えのきっかけが訪れたと言えます。これまでに何度か Cherry 軸のキーボードに浮気しようかとも考えましたが、やっぱり REALFORCE の気持ちよさに慣れると移れないんですよね。

REALFORCE R2

こちらが新モデル、REALFORCE R2。4 シリーズある中で最上位の「R2SA-JP3-IV」(アイボリー)になります。現行モデルと比べると、ファンクションキー上側のスペースが削られてコンパクトになったことと、外装のエッジ部分が丸みを帯びていたのがシャープなデザインになったことで「今風」の印象になりました。まあノート PC の薄型アイソレーションキーボードが当たり前になった現在、この見た目でも「古くさい」と言われそうな気はしますが(笑。

REALFORCE R2

地味ながら大きな改良と言えるのがスペースキー。スペースキーの左右にある [Ctrl]~[無変換]・[変換]~[Ctrl] のキーピッチを少しずつ詰めることで、日本語 108 キーボードながら英字キーボード並みの幅広スペースキーを実現しています。この発想は目から鱗。これにより際下段のキー配置が微妙に変わることで誤操作の元になるのでは?と不安になりがちですが、個人的には普段は左側の [Ctrl][Alt] と [変換](これは ATOK のキーアサイン変更機能で日本語入力オン/オフに割り当てている)くらいしか使わないので多分大丈夫。左 [Alt] は誤差の範囲レベルでしかズレていないし、慣れが必要なのは [変換] キーの位置くらいでしょう。

REALFORCE R2

上位機種に当たる APC(Acutuation Point Changer:キースイッチの反応位置をカスタマイズできる機能)モデルでは、テンキーの上側に APC の切り替えキーとボリューム操作キーが追加されています。
私はキーボードにマルチメディアキーは要らない派なんですが、ボリュームキーだけはあると便利。堅実な REALFORCE シリーズらしい取捨選択と言えます。

REALFORCE R2

こちらは標準モデルの R2-JP4-BK。APC モデルではないのでテンキーの上は空いています。
アイボリーカラーはどんなに形が変わっても「1990 年代の事務パソコン感」から脱却できない印象がありますが、ブラックになると急激に精悍な印象になりますね。

ちなみに本体カラーによって変わるのは外観だけでなく、キーボードとしての仕様も違ってきます。
アイボリーモデルはキーによって加重が 30g/45g/55g と変更されている変加重キーなのに対して、ブラックモデルは ALL45g。キートップの印字もアイボリーはかなあり、ブラックはかななし。私は今の 91UBK では 30g のキーがちょっと軽すぎる印象があり、キーを打つ手を止めて文章を考えているときに左小指が落ちて勝手に「あああああ...」と入力されていることが時々あるので、次買い換えるときには ALL45g モデルにしようと思っていました。なのでブラックがかななし・ALL45g 仕様というのは願ったり叶ったり。人によってはブラックで変加重がよかったとかアイボリーでかななしがよかったとか悩ましいでしょうが、個人的にはジャストな仕様です。

REALFORCE R2

APC モデルのブラックカラー版。標準モデルとはキートップの刻印の色が違いますが、実際に標準モデルはレーザー刻印、APC モデルは昇華印刷となっているようです(アイボリーはどちらのモデルも昇華印刷)。印字の消えにくさは体感上はレーザーも昇華印刷も大きく変わらないと思いますが、タイピング時にはキートップなんてまず見ないし、シックにまとまっている APC モデルのほうがカッコイイですね...。

時間がなくて APC モデルのスイッチ位置を切り替えた感じなどは試せなかったんですが、毎日触れている 91UBK の感触そのままによりコンパクトになるのはいいですね。私の 91UBK は二本ともキートップがテカテカになってきてしまったので、久しぶりにザラザラ感のあるキートップに触れると気持ちいい(笑。あとやっぱり私には変加重よりも ALL45g のほうが合っているように感じました。

まあ、私は普段はテンキー要らない派なので、買うとしてもテンキーレスモデルが出てからにします。今後は無線(Bluetooth?)版も計画にあるという話ですが、使わないときにサッと片付けてデスクを広く使える無線キーボードいいなあ、と思っていたこともあり、無線版のバッテリ寿命やスリープ復帰時のレスポンス次第では、無線テンキーレスモデルが出たら間違いなく買うと思います。

投稿者 B : 22:22 | PC | PC DIY | コメント (0) | トラックバック

2017/09/09 (Sat.)

GPD Pocket のカスタマイズ

GPD Pocket

GPD Pocket、なんか買って満足してしまった部分があってあまり活用できていないのですが(ぉ、扱いにくさをある程度解消できればもう少し活躍させてやれるのではないかと思い、いろいろといじってみました。自分用のメモ的意味合いも含めてメモしていきます。

■キーバインドの変更

この PC の最大の不満点はキーボード、それに尽きると言えます。物理的なキー配置はどうしようもないので、キーバインドを変更してやることである程度は改善できるはず。というわけで、AutoHotkey を使って下記の通りアサインを入れ替えました。

  • [Caps Lock] キーを [A] キーに
  • [Caps Lock] は普段ほとんど使わない上に、キー配置とサイズ的に [A] と押し間違えがち。
  • [Backspace] キーと [Delete] キーを入れ替え
  • 使用頻度を考慮して、キートップの大きな [Delete] に [Backspace] を割り当て。
  • アプリケーションキーをマウスの中央ボタンに
  • ブラウザのスクロールを少しでも快適にしたい。アプリケーションキーは普段使わないし、同じ役割を持つスティックポインタの右ボタンも近隣にある。
  • 右 [Alt] キーを [漢字] キーに
  • 私が英字キーボードを使う際にはいつも入れている設定。普段は「秀 Caps」でやっているけど今回は AutoHotkey でまとめて設定。

具体的には、AutoHotkey 向けの設定ファイルを以下の通り記述しました。

CapsLock::a
Backspace::Delete
Delete::Backspace
AppsKey::MButton
RAlt::Send, {vkF3sc029}
作成した設定ファイル(実質的にはテキストファイル)に適当な名前(例:GPDpocket.ahk)をつけて保存。Windows を再起動しても自動実行されるように、スタートアップフォルダに .ahk ファイルを格納してやります。Windows 10 ではスタートメニュー内にスタートアップフォルダが配置されていないので、エクスプローラーから下記のパスを指定してそこに突っ込みます。
%AppData%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
なお、マウスの中央ボタン設定は ThinkPad 等のようなスクロールキーに割り当てられるわけではなくて、

GPD Pocket

↑のようにフリースクロールモードになるだけ。以前書いた通り GPD Pocket のスティックポインタは人差し指ではなく親指で操作したほうが合理的なので、アプリケーションキーを中央ボタンに割り当てるのは親指ポインタではやや扱いづらいのですが、それでも何もない状態よりは幾分マシになります。まあ、実際は画面タッチでスクロールさせてしまうことのほうが多いですが。

■休止状態の有効化

GPD Pocket はデフォルトでは休止状態が無効になっています。が、大手メーカー製品でないこともあるのか、スリープ状態の電源管理がうまくなく、スリープ中にもけっこうバッテリが減ってしまいます。初期ロットはディスプレイの開閉センサに不具合があって勝手にスリープ解除されてしまう問題もあったようです。そこで休止状態を手動で有効化してやります。

GPD Pocket

まずはコマンドプロンプトを管理者モードで起動して、休止状態を有効化。

GPD Pocket

その上で、コントロールパネルの「システム設定」から「シャットダウン設定」の「休止状態」チェックボックスをオンに。こうすると、スタートメニューのシャットダウンボタンの選択肢に休止状態が表示されるようになります。
休止状態は実メモリと同容量の領域をストレージ(SSD)に必要とするので、128GB 中の 8GB を休止状態のためだけに占有してしまうことになりますが、まあメインマシンではないのでストレージ容量はなんとかなるし、電源管理の方が重要です。

GPD Pocket

カスタマイズ、特にキー配列の変更によってミスタイプが減って快適になりました。まだ完璧とは言えないけど、これならある程度常用できそうかな...。
平日はプライベート用 PC を持ち歩くことがないのですが、休日の外出時にはもっと積極的に持ち歩いて活用していこうと思います。

なお、今回のカスタマイズにあたっては以下のサイトを参考にさせていただきました。

GPD Pocket使用開始から1か月、使いやすくするためにやったカスタマイズあれこれ - Engadget 日本版
【GPD Pocket】カスタマイズ備忘録。いじりがいのある楽しい端末 - 伊藤浩一のモバイルライフ応援団

人によってカスタマイズしたいポイントは違うと思いますが、このエントリーも少しでも参考になれば幸いです。

GPD / GPD Pocket

B073FVGP5Z

投稿者 B : 21:00 | PC | コメント (0) | トラックバック

2017/08/11 (Fri.)

GPD Pocket のケース、決定

深い悩みに陥っていた GPD Pocket のケース選びの件ですが、読者の方からコメントをいただき遂に決定しました。
(ちなみにこのエントリー自体もテキスト部分は GPD Pocket を使って執筆しています。だんだん慣れてきた)

リヒトラブ / SMART FIT キャリングポーチ A6 A7574-4 (オレンジ)

SMART FIT キャリングポーチ A6

今まで 7~8inch タブレットや Kindle 向けのケースを中心に探していたのですが、そもそもミニタブレット市場が壊滅的で周辺機器の選択肢が少ない/あってもバックカバーやフリップカバータイプのものばかりでキャリングケースタイプのがない/8inch タブレット用だと微妙にブカブカ、という感じで決定打に欠けていました。
そこに上記リヒトラブのポーチを紹介いただいたのですが、これ文具店とかでもたまに見かけるものです。普段利用している文具店に置いてないので存在を忘れていましたが、安価だしカラバリも豊富だし、言われてみれば最適っぽい。というわけで速攻で購入しました。'

SMART FIT キャリングポーチ A6

実売 ¥1,500 程度(Amazon ではカラーによっては数百円で売られている)わりにコーデュラナイロン製でしっかりしています。私はカバンの中でも見つけやすいよう、発色が鮮やかなオレンジを選択しました。

SMART FIT キャリングポーチ A6

GPD Pocket を入れてみると、まるで専用品かのようにジャストサイズ!本当はすこーしだけはみ出していますが、上蓋で隠れるので実用上問題はありません。これこれ、こういうピッタリ感のあるやつを探していたんですよ。

ポーチ内部には最低限だけどクッション材も使われていて、あまり厚みが増えない程度に衝撃を吸収してくれます。

SMART FIT キャリングポーチ A6

フリップタイプの蓋の内側にはポケットが備えられており、モバイルマウスや USB バッテリ程度ならば一緒に持ち歩くことができます。

SMART FIT キャリングポーチ A6

GPD Pocket にジャストサイズのケース、かなり気に入りました。これでもし GPD Pocket が私の主力モバイルマシンになり得るならばもっとお金をかけて PORTER のポーチが欲しい気もしていますが、当面の間は必要にして十分なこのポーチで生きていこうと思います。

リヒトラブ / SMART FIT キャリングポーチ A6 A7574-4 (オレンジ)

B00B7WWBOI

投稿者 B : 23:00 | PC | コメント (2) | トラックバック

2017/08/03 (Thu.)

GPD Pocket の液晶保護シートとスティックポインタ

GPD Pocket 用の液晶保護シートはこれにしました。

ミヤビックス / OverLay Brilliant for GPD Pocket OBGPDPOCKET/6

OverLay Brilliant for GPD Pocket

まあ私的にはもう取り立てて書くことがないほど定番中の定番ですが(笑)、現時点では GPD Pocket 用の液晶保護シートは OverLay シリーズしか国内向けには販売されていないはずです。
何種類かある OverLay シリーズの中から、今回は王道の Brilliant を選択しました。あまりに高 PPI なディスプレイにアンチグレア系のフィルムを貼ると表示が滲んで見えることがあるからですが、GPD Pocket ではアンチグレア系の OverLay Plus を選んでいる人が少なくない模様。私もこれがくたびれたら次は Plus にしてみようかな。

OverLay Brilliant for GPD Pocket

例によってマージンは四隅コンマ 5mm ずつくらいしかないジャストサイズ。キワに寄せて貼ればズレないので貼りやすくもあるわけですが、ヒンジ部分の凸部にフィルムを引っかけるとフィルムが曲がって少し浮いてきてしまうので、それだけ注意が必要です。私はカドの部分がちょっとだけ浮きました(泣

それから、GPD Pocket のハードウェアカスタマイズネタで外せないのがこちら。

Lenovo / ThinkPad Low Profile TrackPoint Caps 0A33908

ThinkPad Low Profile TrackPoint Caps

スティックポインタのキャップ交換です。スティックポインタは ThinkPad のい TrackPoint と互換性があるため、TrackPoint のキャップが流用できます。昔からあるキャップは少し高さがありすぎるので、最近の薄型モデル向けに出ているロープロファイル品が適合します。
が、Lenovo からは 10 個セットしか販売されていないようですね(;´Д`)ヾ。私が買ったときには Amazon にも在庫がなく(これも Lenovo 正規品は 10 個セットしかなかった模様)、Lenovo の直販サイトから購入しました。ThinkPad のオプション品を直販で買ったのって IBM 時代以来ですが、今 ThinkPad の直販って国内発送じゃなくて深セン発なんですね...。

GPD Pocket

両者ともに高さはほぼ同じですが、GPD Pocket 付属のキャップはほぼストレートな円柱形なのに対して、TrackPoint キャップは先端がドーム状になっています。ゴムの素材も TrackPoint のほうがしなやかで、そうそう私もかつて愛用していた ThinkPad ってこんな感触だったよなあ、というのを思い出させてくれます。

GPD Pocket

本体に取り付けてみると、シルバーのシャシーに黒いキートップ、クリックボタンは青いのにスティックは赤、という配色にはちょっとチグハグ感があります。が、不思議なことにこれをつけるだけでスティックポインタの操作感が随分違う。純正のキャップだとカーソル動き出しのスピードが速すぎる印象だったのが、TrackPoint キャップにすると指の押し圧を最初はゴムの弾性が吸収するためか、カーソルの動き出しに加速感があって、ThinkPad の操作感に近づいた印象。まあメインはマウス操作にしたいことには変わりないですが、これならこのスティックもそこそこ使えそうです。

問題は予備のキャップがあと 9 個もあることなんですよね(´д`)...。私とリアルで会う機会があって TrackPoint のキャップが欲しい方がいたら、ひとつ ¥100 でお譲りしますよ(ぉ

ミヤビックス / OverLay Brilliant for GPD Pocket OBGPDPOCKET/6

B071SDTK36

投稿者 B : 23:58 | PC | コメント (0) | トラックバック

2017/08/02 (Wed.)

GPD Pocket 購入後インプレッション

GPD Pocket

GPD Pocket が届いて一週間、まだそれほど使い込んだとは言えない状況ですが、ぼちぼち使ってみてのインプレッションを書いておきます。ちなみにこのエントリーもテキストの大部分は実際に GPD Pocket のキーボードを使って書いています。
キーボード、ピッチとストロークはそれなりにあるので配列にさえ慣れればある程度何とかなる印象。日本語変換も ATOK あたりを使っていれば予測変換や訂正サジェストも使えるし、必ずしも全文字タイプしなくても良くなった、という PC 環境が一昔前とは違っているのも理由の一つだとは思います。

GPD Pocket

ただしキーボードは辛いことには変わりありません。[Del] のつもりで電源ボタン押しちゃうし、記号キーが超変則配列で [.][/][-] あたりはキートップを見ながらでないと押せないし、[Tab] の配置が違うのもショートカットキーでウィンドウ切り替えをする私には誤操作のもとだし、キーボード左下のキーが [Ctrl] ではなく [Fn] なのも超つらい。これは ThinkPad ユーザーならば馴染みやすいところかもしれませんが。
それから、指をホームポジションに置こうとすると記号キーが変な位置に移されているせいで、右手の小指が [Enter] に乗ってしまうのもつらい。何かの拍子に押してしまわないように、つい小指を浮かせてしまうのが疲れます。

あとこれは実際に使ってみて気がついたのですが、一般的なノート PC はホームポジションが画面に対して中央よりやや左にオフセットして配置されているのに対して、GPD Pocket では完全にセンターになるので、タイプしているうちに無意識に指が少しずつ左に寄ろうとしてしまう(汗。微妙なことではあるんですが、慣れてる環境と違うというのはストレスが大きいですね...。

GPD Pocket

また、スティックポインタは ThinkPad や VAIO type P のように人差し指で操作して親指でボタンをクリックしようとすると、指先がすごく窮屈だし、親指が筐体の縁に当たってすごく押しづらい。そもそもクリックボタンもキーと同じスイッチだからクリック感がないんですが、それ以前にまともに押し込めません。
しかし、発想を変えて「なぜ一般的でないこの位置にスティックが配置されているのか」を考えてみたところ、

GPD Pocket

そもそもキーボード自体が変則配列なのだから、ThinkPad のようにではなくこのキーボードに適した使い方にすればいいんじゃないかということに気がつきました。左右四本ずつの指はホームポジションに置いたまま、右手の親指でスティックを、左手の親指で左クリックボタンを操作すればそれほどストレスを感じずに使えます。まあ慣れは必要だし私はマウスを一緒に持ち歩くつもりですが、この気づきはけっこう大きかったかな。

でもキー配列が変則であるという前提を受け入れずに普通の PC として使おうとするから疲れてしまうわけで、そこそこまともだけど変則キー配列の小型 PC と割り切ってユーザー側が慣れる必要があるんじゃないか?と発想を変えて見てみていたところ、同じく GPD Pocket ユーザーであるさぶらふさんがこんなことをつぶやいていました。

そうそう、それですよ。なまじっか VAIO type P の再来を期待させるような見た目だからそれっぽく使おうとしてしまうわけで、別物だと思えばいい。
そう思ってかつての VAIO U を引っ張り出してみたところ、

GPD Pocket

横幅、ピッタリ同じ。ちなみにこれは日本国内に数台とないであろう英語キーボード換装済みの VAIO U101 です。昔はこのキーボード使ってテキスト打ってたんだよなあ(とおいめ

VAIO U だと思えばキー配列が変則であることも理解できるし、机の上でキータイプするための PC ではなくて別の使い方をすべき端末なのではないかと思えてきます。
ただ、VAIO U は初代 U1・U3 でこそ変則配列でしたが、上記の U101 ではキーピッチを狭めつつほぼ通常通りの配列に変えてきた歴史を持つだけに、配列よりもピッチ重視という GPD Pocket の思想は個人的にはちょっと違うんじゃないの?と思っています。

ま、ここまで書いている間にもじわじわとこの配列に適応しつつある自覚があるわけですが。

さて、あまり性能を期待した PC ではないとはいえ、一応ベンチマークを取ってみました。比較対象は VAIO Pro 11(2013 年モデル)と高性能すぎてフェアじゃないけど VAIO Z(2016 年モデル)。本来ならば ASUS TransBook T90 Chi あたりと比較すべきなんでしょうが、T90Chi は Win10 Creators Update を当てようとしたときから調子が悪く、まともに起動しないかうまくいっても CPU と RAM の使用率が 100% 付近に張り付いてしまって使い物にならなかったので、除外しました。一応互換性のために PCMark 8 のベンチもとってあるので、PC Watch のレビュー記事あたりの数値と比較していただければ。

機種GPD PocketVAIO Pro 11 (2013)VAIO Z (2016)
CPUAtom x7-Z8750Core i7-4500UCore i7-6567U
RAM8GB4GB8GB
SSDSAMSUNG
DJNB4R (eMMC)
SAMSUNG
MZNTD128HAGM (SATA)
SAMSUNG
MZVPV256 (NVMe)
PCMark 10
Overall1,1081,4803,273
Essentials3,0403,2036,787
Productivity1,6333,1285,461
Digital Content Creation7458802,567
PCMark 8
Home Accelerated 3.01,6061,9783,416
Creative Accelerated 3.01,9862,1424,317
Work Accelerated 2.01,2013,2854,158
CrystalDiskMark 5.2.2
Sequential Read (Q=32,T=1)141.642539.9502,129.729
Sequential Write (Q=32,T=1)95.297124.9411,156.643
Random Read 4KB (Q=32,T=1)34.641296.366362.814
Random Write 4KB (Q=32,T=1)31.062117.127221.044
Sequential Read (T=1)131.708481.5331,330.337
Sequential Write (T=1)90.379125.6261,123.291
Random Read 4KB (Q=1,T=1)16.37823.64145.870
Random Write 4KB (Q=1,T=1)23.73450.220112.827

用途にもよりますが、通常の Web ブラウズ+α くらいの用途であれば VAIO Pro 11 の 20% 落ちくらいの性能で、それなりに使い物になる感じ。体感的なパフォーマンス上もそんな印象です。ただしグラフィックが絡むようなベンチでは途端にスコアが落ちるし、SSD の性能も高くないのでディスクアクセスを伴う操作は微妙にもっさり感じることもあります。でも Photoshop を使うのは VAIO Pro 11 でもつらかったし、できることの範囲がほぼ同じであれば、GPD Pocket のほうが持ち歩く機会が多い分役に立つと言えそうです(あくまで私のプライベートユースで、仕事用と考えたら全く逆の答えになると思いますが)。

もうちょっと手に馴染んで手放せなくなるか、あるいはやっぱり投げ出すことになるか、もう少し付き合ってみようと思います。

投稿者 B : 23:59 | PC | コメント (0) | トラックバック

2017/07/27 (Thu.)

GPD Pocket のケース選び

GPD Pocket ですが、平日はなかなかいじっている時間もないので、とりあえず持ち運び用のケースを探索中です。

GPD Pocket

今暫定的に使っているのは TransBook T90 Chi を入れていた TOGAKURE の S サイズ。まあ T90Chi でさえ若干ブカブカだったので、GPD Pocket には二回りくらい大きい。試しに店頭で XS サイズも見てみたんですが、これは GPD Pocket に対して一回りくらい小さい。帯に短したすきに長し、という感じです。このケース使いやすいんだけどなー。

他にも手持ちのケース類で入りそうなのがないか、いろいろ試してみました。

GPD Pocket

ニンテンドー 3DS LL のケースも微妙に小さい。3DS LL サイズの Windows ゲームマシンとして開発された GPD WIN のほうだったらジャストサイズだったようですが。これも残念。

GPD Pocket

先日買ったばかりの Nintendo Switch キャリングケース。これは奥行き方向がキツキツではありますが、入ることは入ります。ただし横幅が余ってるのでちょっともったいない感じ。
ちなみに Switch とほぼ同サイズな VAIO type P 用ケースも同様に、奥行きはジャストだけど幅が余ります。AC アダプタやモバイルマウスを一緒に持ち運ぶのならこのへんでもちょうど良いかもしれません。

GPD Pocket

いろいろ探していたら、いつ買ったのかも定かではない VAIO のキャリングポーチ(確か 14inch クラスのポーチの付属品で、VAIO U あたりを入れるのに使ってた記憶が)が出てきたので入れてみたところ、これが惜しい...!幅があと 2cm くらい長ければ完璧でした。でもこの状態だと側面に傷がついてしまうから使えない。残念...。

とかやっているところにクマデジさんがコメントをくれました。

おお、吉田カバンの TANKER!以前なら真っ先に探してたところですが、最近 PORTER 買ってないから忘れてました。

これ本当に専用設計したんじゃないかってくらいジャストサイズ。どこかで実物を見てみて良かったらそのまま買って良いレベルです。
ただ、自分にとって GPD Pocket という PC が(主にキーボードとポインティングデバイスの点で)本当に馴染むかどうかまだ確証が持てていないので、現時点で ¥7,000 近くするポーチを買う勇気はないなあ...確信ができたなら即買いモノですが。

GPD Pocket

他に調べてみたところ、iPad mini などの 7inch 級タブレット等のケースを流用している人が多いようです。まあ画面サイズ的にはそうなりますよね...。
まずは安価でそこそこのケースで凌ぎつつ、メインのサブ PC(なんだそれ)として使っていけそうと判断できたら PORTER に買い換えようかと思案中です。

PORTER / TANKER ポーチ 622-07327

B00IHPPO60

投稿者 B : 23:58 | PC | コメント (2) | トラックバック