b's mono-log

2017/10/07 (Sat.)

EPSON EP-976A3 の故障と修理 (2)

先日、ウチの奥さんから「なんかプリンタでコピーがちゃんとできないんだけど」という相談が。

我が家のプリンタは三年半ほど前に購入したエプソン EP-976A3。プリンタとしての使用頻度もさほど高くないけど、子どもの学校関係の書類のコピー等に時々使っているんですよね。どんなものかと調べてみたら、プリンタ部ではなくてスキャナ部に問題がある様子。

EP-976A3

PC でスキャンしてみたところ、現行の半分に縞模様が入ってしまっています。スキャナユニットかケーブルに不具合があるっぽいですね。そういえば昔(複合機が一般化する前の時代)も一度スキャナのフレキケーブルがダメになったことがあったなあ。
そういえばこのプリンタ、二年前にも一度ディスクロード部の部品外れで修理に出しているんですよね。

例によって修理するか本体ごと買い換えるか検討したところ、買い換えの場合は 30,000 円程度。修理だとその半額の 15,000 円程度(+送料)の模様。複合機はここ数年大きな進化をしていないようで、型落ち品を探してもほとんど値段は変わらないようで。それなら修理かな、というわけでサポート窓口に電話しました。

EP-976A3

プリンタの集荷と配達はヤマトのパソコン宅急便。
一週間前の土曜日にサポートに電話→火曜夜に集荷→修理完了して土曜午後に配達、というリードタイムでした。急を要してはいなかったとはいえ(コピー程度なら近所のコンビニでも何とかなるし)集荷から中三日で戻してもらえるのはありがたい。

EP-976A3

修理内容は特別なこともなく、スキャナユニットの不具合→交換でした。ともあれ無事に直ってきて何より。

このプリンタも間もなく発売から四年が経つし、修理も二回したし、次何かあったらいよいよ買い換えかなあ。現状に不満があるわけでもないですが。
なんだかんだ言って A3 プリントもほぼ使う機会がないし(写真だって A3 でプリントしても狭い自宅には貼るスペースがない)、もう次はシンプルに A4 の複合機で十分かなという気がしています。A4 複合機なら型落ち品で 15,000 円程度、つまり今回の修理代とほぼ同額で買えてしまうわけですから(;´Д`)ヾ。

エプソン / Colorio EP-879AB

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投稿者 B : 22:30 | PC | PC Peripheral | コメント (2) | トラックバック

2017/09/22 (Fri.)

REALFORCE R2

REALFORCE

東京ゲームショーに行ってきました。
とはいっても二時間ほどしか滞在できなかったので、気になるブースをぐるっと回ってきただけで、ゲームの試遊はほとんどできず(;´Д`)ヾ。この物足りなさ。

その中でもこれは実機を見てこよう、と思っていた東プレ REALFORCE R2 の実機について軽くインプレ。

高級キーボードREALFORCEが世代交代。狭額縁設計採用、反応位置調整機能も搭載 - Engadget 日本版
東プレ、静電容量式キーボード"REALFORCE"を16年ぶりに刷新 ~キー反応位置を3段階で変更可能な「APC」モデルを投入 - PC Watch

ゲームショーまで行って書くことそれなのかよ!というツッコミは甘んじて受けます(ぉ
PC といえばノート型が常識となり、外付けキーボードでもストロークの浅いタイプが市民権を得る今、昔ながらのデスクトップキーボードはもはやマイノリティ。しかし自宅と職場の両方で Realforce 91UBK を愛用し、普段のテキストの大半をこのキーボードで書いてきた身としてはこれが最も快適に入力できるキーボードだし、その新型が出るとなれば黙っていられないわけです。二台の 91UBK は今もヘタる兆候もなく動いていますが、初めて買い換えのきっかけが訪れたと言えます。これまでに何度か Cherry 軸のキーボードに浮気しようかとも考えましたが、やっぱり REALFORCE の気持ちよさに慣れると移れないんですよね。

REALFORCE R2

こちらが新モデル、REALFORCE R2。4 シリーズある中で最上位の「R2SA-JP3-IV」(アイボリー)になります。現行モデルと比べると、ファンクションキー上側のスペースが削られてコンパクトになったことと、外装のエッジ部分が丸みを帯びていたのがシャープなデザインになったことで「今風」の印象になりました。まあノート PC の薄型アイソレーションキーボードが当たり前になった現在、この見た目でも「古くさい」と言われそうな気はしますが(笑。

REALFORCE R2

地味ながら大きな改良と言えるのがスペースキー。スペースキーの左右にある [Ctrl]~[無変換]・[変換]~[Ctrl] のキーピッチを少しずつ詰めることで、日本語 108 キーボードながら英字キーボード並みの幅広スペースキーを実現しています。この発想は目から鱗。これにより際下段のキー配置が微妙に変わることで誤操作の元になるのでは?と不安になりがちですが、個人的には普段は左側の [Ctrl][Alt] と [変換](これは ATOK のキーアサイン変更機能で日本語入力オン/オフに割り当てている)くらいしか使わないので多分大丈夫。左 [Alt] は誤差の範囲レベルでしかズレていないし、慣れが必要なのは [変換] キーの位置くらいでしょう。

REALFORCE R2

上位機種に当たる APC(Acutuation Point Changer:キースイッチの反応位置をカスタマイズできる機能)モデルでは、テンキーの上側に APC の切り替えキーとボリューム操作キーが追加されています。
私はキーボードにマルチメディアキーは要らない派なんですが、ボリュームキーだけはあると便利。堅実な REALFORCE シリーズらしい取捨選択と言えます。

REALFORCE R2

こちらは標準モデルの R2-JP4-BK。APC モデルではないのでテンキーの上は空いています。
アイボリーカラーはどんなに形が変わっても「1990 年代の事務パソコン感」から脱却できない印象がありますが、ブラックになると急激に精悍な印象になりますね。

ちなみに本体カラーによって変わるのは外観だけでなく、キーボードとしての仕様も違ってきます。
アイボリーモデルはキーによって加重が 30g/45g/55g と変更されている変加重キーなのに対して、ブラックモデルは ALL45g。キートップの印字もアイボリーはかなあり、ブラックはかななし。私は今の 91UBK では 30g のキーがちょっと軽すぎる印象があり、キーを打つ手を止めて文章を考えているときに左小指が落ちて勝手に「あああああ...」と入力されていることが時々あるので、次買い換えるときには ALL45g モデルにしようと思っていました。なのでブラックがかななし・ALL45g 仕様というのは願ったり叶ったり。人によってはブラックで変加重がよかったとかアイボリーでかななしがよかったとか悩ましいでしょうが、個人的にはジャストな仕様です。

REALFORCE R2

APC モデルのブラックカラー版。標準モデルとはキートップの刻印の色が違いますが、実際に標準モデルはレーザー刻印、APC モデルは昇華印刷となっているようです(アイボリーはどちらのモデルも昇華印刷)。印字の消えにくさは体感上はレーザーも昇華印刷も大きく変わらないと思いますが、タイピング時にはキートップなんてまず見ないし、シックにまとまっている APC モデルのほうがカッコイイですね...。

時間がなくて APC モデルのスイッチ位置を切り替えた感じなどは試せなかったんですが、毎日触れている 91UBK の感触そのままによりコンパクトになるのはいいですね。私の 91UBK は二本ともキートップがテカテカになってきてしまったので、久しぶりにザラザラ感のあるキートップに触れると気持ちいい(笑。あとやっぱり私には変加重よりも ALL45g のほうが合っているように感じました。

まあ、私は普段はテンキー要らない派なので、買うとしてもテンキーレスモデルが出てからにします。今後は無線(Bluetooth?)版も計画にあるという話ですが、使わないときにサッと片付けてデスクを広く使える無線キーボードいいなあ、と思っていたこともあり、無線版のバッテリ寿命やスリープ復帰時のレスポンス次第では、無線テンキーレスモデルが出たら間違いなく買うと思います。

投稿者 B : 22:22 | PC | PC DIY | コメント (0) | トラックバック

2017/09/09 (Sat.)

GPD Pocket のカスタマイズ

GPD Pocket

GPD Pocket、なんか買って満足してしまった部分があってあまり活用できていないのですが(ぉ、扱いにくさをある程度解消できればもう少し活躍させてやれるのではないかと思い、いろいろといじってみました。自分用のメモ的意味合いも含めてメモしていきます。

■キーバインドの変更

この PC の最大の不満点はキーボード、それに尽きると言えます。物理的なキー配置はどうしようもないので、キーバインドを変更してやることである程度は改善できるはず。というわけで、AutoHotkey を使って下記の通りアサインを入れ替えました。

  • [Caps Lock] キーを [A] キーに
  • [Caps Lock] は普段ほとんど使わない上に、キー配置とサイズ的に [A] と押し間違えがち。
  • [Backspace] キーと [Delete] キーを入れ替え
  • 使用頻度を考慮して、キートップの大きな [Delete] に [Backspace] を割り当て。
  • アプリケーションキーをマウスの中央ボタンに
  • ブラウザのスクロールを少しでも快適にしたい。アプリケーションキーは普段使わないし、同じ役割を持つスティックポインタの右ボタンも近隣にある。
  • 右 [Alt] キーを [漢字] キーに
  • 私が英字キーボードを使う際にはいつも入れている設定。普段は「秀 Caps」でやっているけど今回は AutoHotkey でまとめて設定。

具体的には、AutoHotkey 向けの設定ファイルを以下の通り記述しました。

CapsLock::a
Backspace::Delete
Delete::Backspace
AppsKey::MButton
RAlt::Send, {vkF3sc029}
作成した設定ファイル(実質的にはテキストファイル)に適当な名前(例:GPDpocket.ahk)をつけて保存。Windows を再起動しても自動実行されるように、スタートアップフォルダに .ahk ファイルを格納してやります。Windows 10 ではスタートメニュー内にスタートアップフォルダが配置されていないので、エクスプローラーから下記のパスを指定してそこに突っ込みます。
%AppData%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
なお、マウスの中央ボタン設定は ThinkPad 等のようなスクロールキーに割り当てられるわけではなくて、

GPD Pocket

↑のようにフリースクロールモードになるだけ。以前書いた通り GPD Pocket のスティックポインタは人差し指ではなく親指で操作したほうが合理的なので、アプリケーションキーを中央ボタンに割り当てるのは親指ポインタではやや扱いづらいのですが、それでも何もない状態よりは幾分マシになります。まあ、実際は画面タッチでスクロールさせてしまうことのほうが多いですが。

■休止状態の有効化

GPD Pocket はデフォルトでは休止状態が無効になっています。が、大手メーカー製品でないこともあるのか、スリープ状態の電源管理がうまくなく、スリープ中にもけっこうバッテリが減ってしまいます。初期ロットはディスプレイの開閉センサに不具合があって勝手にスリープ解除されてしまう問題もあったようです。そこで休止状態を手動で有効化してやります。

GPD Pocket

まずはコマンドプロンプトを管理者モードで起動して、休止状態を有効化。

GPD Pocket

その上で、コントロールパネルの「システム設定」から「シャットダウン設定」の「休止状態」チェックボックスをオンに。こうすると、スタートメニューのシャットダウンボタンの選択肢に休止状態が表示されるようになります。
休止状態は実メモリと同容量の領域をストレージ(SSD)に必要とするので、128GB 中の 8GB を休止状態のためだけに占有してしまうことになりますが、まあメインマシンではないのでストレージ容量はなんとかなるし、電源管理の方が重要です。

GPD Pocket

カスタマイズ、特にキー配列の変更によってミスタイプが減って快適になりました。まだ完璧とは言えないけど、これならある程度常用できそうかな...。
平日はプライベート用 PC を持ち歩くことがないのですが、休日の外出時にはもっと積極的に持ち歩いて活用していこうと思います。

なお、今回のカスタマイズにあたっては以下のサイトを参考にさせていただきました。

GPD Pocket使用開始から1か月、使いやすくするためにやったカスタマイズあれこれ - Engadget 日本版
【GPD Pocket】カスタマイズ備忘録。いじりがいのある楽しい端末 - 伊藤浩一のモバイルライフ応援団

人によってカスタマイズしたいポイントは違うと思いますが、このエントリーも少しでも参考になれば幸いです。

GPD / GPD Pocket

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投稿者 B : 21:00 | PC | コメント (0) | トラックバック

2017/08/11 (Fri.)

GPD Pocket のケース、決定

深い悩みに陥っていた GPD Pocket のケース選びの件ですが、読者の方からコメントをいただき遂に決定しました。
(ちなみにこのエントリー自体もテキスト部分は GPD Pocket を使って執筆しています。だんだん慣れてきた)

リヒトラブ / SMART FIT キャリングポーチ A6 A7574-4 (オレンジ)

SMART FIT キャリングポーチ A6

今まで 7~8inch タブレットや Kindle 向けのケースを中心に探していたのですが、そもそもミニタブレット市場が壊滅的で周辺機器の選択肢が少ない/あってもバックカバーやフリップカバータイプのものばかりでキャリングケースタイプのがない/8inch タブレット用だと微妙にブカブカ、という感じで決定打に欠けていました。
そこに上記リヒトラブのポーチを紹介いただいたのですが、これ文具店とかでもたまに見かけるものです。普段利用している文具店に置いてないので存在を忘れていましたが、安価だしカラバリも豊富だし、言われてみれば最適っぽい。というわけで速攻で購入しました。'

SMART FIT キャリングポーチ A6

実売 ¥1,500 程度(Amazon ではカラーによっては数百円で売られている)わりにコーデュラナイロン製でしっかりしています。私はカバンの中でも見つけやすいよう、発色が鮮やかなオレンジを選択しました。

SMART FIT キャリングポーチ A6

GPD Pocket を入れてみると、まるで専用品かのようにジャストサイズ!本当はすこーしだけはみ出していますが、上蓋で隠れるので実用上問題はありません。これこれ、こういうピッタリ感のあるやつを探していたんですよ。

ポーチ内部には最低限だけどクッション材も使われていて、あまり厚みが増えない程度に衝撃を吸収してくれます。

SMART FIT キャリングポーチ A6

フリップタイプの蓋の内側にはポケットが備えられており、モバイルマウスや USB バッテリ程度ならば一緒に持ち歩くことができます。

SMART FIT キャリングポーチ A6

GPD Pocket にジャストサイズのケース、かなり気に入りました。これでもし GPD Pocket が私の主力モバイルマシンになり得るならばもっとお金をかけて PORTER のポーチが欲しい気もしていますが、当面の間は必要にして十分なこのポーチで生きていこうと思います。

リヒトラブ / SMART FIT キャリングポーチ A6 A7574-4 (オレンジ)

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投稿者 B : 23:00 | PC | コメント (2) | トラックバック

2017/08/03 (Thu.)

GPD Pocket の液晶保護シートとスティックポインタ

GPD Pocket 用の液晶保護シートはこれにしました。

ミヤビックス / OverLay Brilliant for GPD Pocket OBGPDPOCKET/6

OverLay Brilliant for GPD Pocket

まあ私的にはもう取り立てて書くことがないほど定番中の定番ですが(笑)、現時点では GPD Pocket 用の液晶保護シートは OverLay シリーズしか国内向けには販売されていないはずです。
何種類かある OverLay シリーズの中から、今回は王道の Brilliant を選択しました。あまりに高 PPI なディスプレイにアンチグレア系のフィルムを貼ると表示が滲んで見えることがあるからですが、GPD Pocket ではアンチグレア系の OverLay Plus を選んでいる人が少なくない模様。私もこれがくたびれたら次は Plus にしてみようかな。

OverLay Brilliant for GPD Pocket

例によってマージンは四隅コンマ 5mm ずつくらいしかないジャストサイズ。キワに寄せて貼ればズレないので貼りやすくもあるわけですが、ヒンジ部分の凸部にフィルムを引っかけるとフィルムが曲がって少し浮いてきてしまうので、それだけ注意が必要です。私はカドの部分がちょっとだけ浮きました(泣

それから、GPD Pocket のハードウェアカスタマイズネタで外せないのがこちら。

Lenovo / ThinkPad Low Profile TrackPoint Caps 0A33908

ThinkPad Low Profile TrackPoint Caps

スティックポインタのキャップ交換です。スティックポインタは ThinkPad のい TrackPoint と互換性があるため、TrackPoint のキャップが流用できます。昔からあるキャップは少し高さがありすぎるので、最近の薄型モデル向けに出ているロープロファイル品が適合します。
が、Lenovo からは 10 個セットしか販売されていないようですね(;´Д`)ヾ。私が買ったときには Amazon にも在庫がなく(これも Lenovo 正規品は 10 個セットしかなかった模様)、Lenovo の直販サイトから購入しました。ThinkPad のオプション品を直販で買ったのって IBM 時代以来ですが、今 ThinkPad の直販って国内発送じゃなくて深セン発なんですね...。

GPD Pocket

両者ともに高さはほぼ同じですが、GPD Pocket 付属のキャップはほぼストレートな円柱形なのに対して、TrackPoint キャップは先端がドーム状になっています。ゴムの素材も TrackPoint のほうがしなやかで、そうそう私もかつて愛用していた ThinkPad ってこんな感触だったよなあ、というのを思い出させてくれます。

GPD Pocket

本体に取り付けてみると、シルバーのシャシーに黒いキートップ、クリックボタンは青いのにスティックは赤、という配色にはちょっとチグハグ感があります。が、不思議なことにこれをつけるだけでスティックポインタの操作感が随分違う。純正のキャップだとカーソル動き出しのスピードが速すぎる印象だったのが、TrackPoint キャップにすると指の押し圧を最初はゴムの弾性が吸収するためか、カーソルの動き出しに加速感があって、ThinkPad の操作感に近づいた印象。まあメインはマウス操作にしたいことには変わりないですが、これならこのスティックもそこそこ使えそうです。

問題は予備のキャップがあと 9 個もあることなんですよね(´д`)...。私とリアルで会う機会があって TrackPoint のキャップが欲しい方がいたら、ひとつ ¥100 でお譲りしますよ(ぉ

ミヤビックス / OverLay Brilliant for GPD Pocket OBGPDPOCKET/6

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投稿者 B : 23:58 | PC | コメント (0) | トラックバック

2017/08/02 (Wed.)

GPD Pocket 購入後インプレッション

GPD Pocket

GPD Pocket が届いて一週間、まだそれほど使い込んだとは言えない状況ですが、ぼちぼち使ってみてのインプレッションを書いておきます。ちなみにこのエントリーもテキストの大部分は実際に GPD Pocket のキーボードを使って書いています。
キーボード、ピッチとストロークはそれなりにあるので配列にさえ慣れればある程度何とかなる印象。日本語変換も ATOK あたりを使っていれば予測変換や訂正サジェストも使えるし、必ずしも全文字タイプしなくても良くなった、という PC 環境が一昔前とは違っているのも理由の一つだとは思います。

GPD Pocket

ただしキーボードは辛いことには変わりありません。[Del] のつもりで電源ボタン押しちゃうし、記号キーが超変則配列で [.][/][-] あたりはキートップを見ながらでないと押せないし、[Tab] の配置が違うのもショートカットキーでウィンドウ切り替えをする私には誤操作のもとだし、キーボード左下のキーが [Ctrl] ではなく [Fn] なのも超つらい。これは ThinkPad ユーザーならば馴染みやすいところかもしれませんが。
それから、指をホームポジションに置こうとすると記号キーが変な位置に移されているせいで、右手の小指が [Enter] に乗ってしまうのもつらい。何かの拍子に押してしまわないように、つい小指を浮かせてしまうのが疲れます。

あとこれは実際に使ってみて気がついたのですが、一般的なノート PC はホームポジションが画面に対して中央よりやや左にオフセットして配置されているのに対して、GPD Pocket では完全にセンターになるので、タイプしているうちに無意識に指が少しずつ左に寄ろうとしてしまう(汗。微妙なことではあるんですが、慣れてる環境と違うというのはストレスが大きいですね...。

GPD Pocket

また、スティックポインタは ThinkPad や VAIO type P のように人差し指で操作して親指でボタンをクリックしようとすると、指先がすごく窮屈だし、親指が筐体の縁に当たってすごく押しづらい。そもそもクリックボタンもキーと同じスイッチだからクリック感がないんですが、それ以前にまともに押し込めません。
しかし、発想を変えて「なぜ一般的でないこの位置にスティックが配置されているのか」を考えてみたところ、

GPD Pocket

そもそもキーボード自体が変則配列なのだから、ThinkPad のようにではなくこのキーボードに適した使い方にすればいいんじゃないかということに気がつきました。左右四本ずつの指はホームポジションに置いたまま、右手の親指でスティックを、左手の親指で左クリックボタンを操作すればそれほどストレスを感じずに使えます。まあ慣れは必要だし私はマウスを一緒に持ち歩くつもりですが、この気づきはけっこう大きかったかな。

でもキー配列が変則であるという前提を受け入れずに普通の PC として使おうとするから疲れてしまうわけで、そこそこまともだけど変則キー配列の小型 PC と割り切ってユーザー側が慣れる必要があるんじゃないか?と発想を変えて見てみていたところ、同じく GPD Pocket ユーザーであるさぶらふさんがこんなことをつぶやいていました。

そうそう、それですよ。なまじっか VAIO type P の再来を期待させるような見た目だからそれっぽく使おうとしてしまうわけで、別物だと思えばいい。
そう思ってかつての VAIO U を引っ張り出してみたところ、

GPD Pocket

横幅、ピッタリ同じ。ちなみにこれは日本国内に数台とないであろう英語キーボード換装済みの VAIO U101 です。昔はこのキーボード使ってテキスト打ってたんだよなあ(とおいめ

VAIO U だと思えばキー配列が変則であることも理解できるし、机の上でキータイプするための PC ではなくて別の使い方をすべき端末なのではないかと思えてきます。
ただ、VAIO U は初代 U1・U3 でこそ変則配列でしたが、上記の U101 ではキーピッチを狭めつつほぼ通常通りの配列に変えてきた歴史を持つだけに、配列よりもピッチ重視という GPD Pocket の思想は個人的にはちょっと違うんじゃないの?と思っています。

ま、ここまで書いている間にもじわじわとこの配列に適応しつつある自覚があるわけですが。

さて、あまり性能を期待した PC ではないとはいえ、一応ベンチマークを取ってみました。比較対象は VAIO Pro 11(2013 年モデル)と高性能すぎてフェアじゃないけど VAIO Z(2016 年モデル)。本来ならば ASUS TransBook T90 Chi あたりと比較すべきなんでしょうが、T90Chi は Win10 Creators Update を当てようとしたときから調子が悪く、まともに起動しないかうまくいっても CPU と RAM の使用率が 100% 付近に張り付いてしまって使い物にならなかったので、除外しました。一応互換性のために PCMark 8 のベンチもとってあるので、PC Watch のレビュー記事あたりの数値と比較していただければ。

機種GPD PocketVAIO Pro 11 (2013)VAIO Z (2016)
CPUAtom x7-Z8750Core i7-4500UCore i7-6567U
RAM8GB4GB8GB
SSDSAMSUNG
DJNB4R (eMMC)
SAMSUNG
MZNTD128HAGM (SATA)
SAMSUNG
MZVPV256 (NVMe)
PCMark 10
Overall1,1081,4803,273
Essentials3,0403,2036,787
Productivity1,6333,1285,461
Digital Content Creation7458802,567
PCMark 8
Home Accelerated 3.01,6061,9783,416
Creative Accelerated 3.01,9862,1424,317
Work Accelerated 2.01,2013,2854,158
CrystalDiskMark 5.2.2
Sequential Read (Q=32,T=1)141.642539.9502,129.729
Sequential Write (Q=32,T=1)95.297124.9411,156.643
Random Read 4KB (Q=32,T=1)34.641296.366362.814
Random Write 4KB (Q=32,T=1)31.062117.127221.044
Sequential Read (T=1)131.708481.5331,330.337
Sequential Write (T=1)90.379125.6261,123.291
Random Read 4KB (Q=1,T=1)16.37823.64145.870
Random Write 4KB (Q=1,T=1)23.73450.220112.827

用途にもよりますが、通常の Web ブラウズ+α くらいの用途であれば VAIO Pro 11 の 20% 落ちくらいの性能で、それなりに使い物になる感じ。体感的なパフォーマンス上もそんな印象です。ただしグラフィックが絡むようなベンチでは途端にスコアが落ちるし、SSD の性能も高くないのでディスクアクセスを伴う操作は微妙にもっさり感じることもあります。でも Photoshop を使うのは VAIO Pro 11 でもつらかったし、できることの範囲がほぼ同じであれば、GPD Pocket のほうが持ち歩く機会が多い分役に立つと言えそうです(あくまで私のプライベートユースで、仕事用と考えたら全く逆の答えになると思いますが)。

もうちょっと手に馴染んで手放せなくなるか、あるいはやっぱり投げ出すことになるか、もう少し付き合ってみようと思います。

投稿者 B : 23:59 | PC | コメント (0) | トラックバック

2017/07/27 (Thu.)

GPD Pocket のケース選び

GPD Pocket ですが、平日はなかなかいじっている時間もないので、とりあえず持ち運び用のケースを探索中です。

GPD Pocket

今暫定的に使っているのは TransBook T90 Chi を入れていた TOGAKURE の S サイズ。まあ T90Chi でさえ若干ブカブカだったので、GPD Pocket には二回りくらい大きい。試しに店頭で XS サイズも見てみたんですが、これは GPD Pocket に対して一回りくらい小さい。帯に短したすきに長し、という感じです。このケース使いやすいんだけどなー。

他にも手持ちのケース類で入りそうなのがないか、いろいろ試してみました。

GPD Pocket

ニンテンドー 3DS LL のケースも微妙に小さい。3DS LL サイズの Windows ゲームマシンとして開発された GPD WIN のほうだったらジャストサイズだったようですが。これも残念。

GPD Pocket

先日買ったばかりの Nintendo Switch キャリングケース。これは奥行き方向がキツキツではありますが、入ることは入ります。ただし横幅が余ってるのでちょっともったいない感じ。
ちなみに Switch とほぼ同サイズな VAIO type P 用ケースも同様に、奥行きはジャストだけど幅が余ります。AC アダプタやモバイルマウスを一緒に持ち運ぶのならこのへんでもちょうど良いかもしれません。

GPD Pocket

いろいろ探していたら、いつ買ったのかも定かではない VAIO のキャリングポーチ(確か 14inch クラスのポーチの付属品で、VAIO U あたりを入れるのに使ってた記憶が)が出てきたので入れてみたところ、これが惜しい...!幅があと 2cm くらい長ければ完璧でした。でもこの状態だと側面に傷がついてしまうから使えない。残念...。

とかやっているところにクマデジさんがコメントをくれました。

おお、吉田カバンの TANKER!以前なら真っ先に探してたところですが、最近 PORTER 買ってないから忘れてました。

これ本当に専用設計したんじゃないかってくらいジャストサイズ。どこかで実物を見てみて良かったらそのまま買って良いレベルです。
ただ、自分にとって GPD Pocket という PC が(主にキーボードとポインティングデバイスの点で)本当に馴染むかどうかまだ確証が持てていないので、現時点で ¥7,000 近くするポーチを買う勇気はないなあ...確信ができたなら即買いモノですが。

GPD Pocket

他に調べてみたところ、iPad mini などの 7inch 級タブレット等のケースを流用している人が多いようです。まあ画面サイズ的にはそうなりますよね...。
まずは安価でそこそこのケースで凌ぎつつ、メインのサブ PC(なんだそれ)として使っていけそうと判断できたら PORTER に買い換えようかと思案中です。

PORTER / TANKER ポーチ 622-07327

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投稿者 B : 23:58 | PC | コメント (2) | トラックバック

2017/07/26 (Wed.)

GPD Pocket、ようやく到着

2 月に出資していたクラウドファンディング製品がようやく届きました。

GPD / GPD Pocket

GPD Pocket

当初は初期出資者には 6 月に出荷予定で、実際に初期ロットは予告通り出荷されていたんですが、初回出荷直後に不具合が発覚して出荷停止。その後一ヶ月あまりの遅延を経て、ようやく出荷再開されました。まあクラウドファンディング案件なのでちょっとくらいの遅れは想定していましたが(それでも GPD WIN の出荷実績があるメーカーだから極端な遅延はないだろうと踏んでいた)、初回出荷まではマメに進捗状況のメールを送ってきていたのが、出荷停止後は一ヶ月近くも一切の公式アナウンスなし(Indiegogo のコメントに担当者が返信はつけていたっぽい)、というのは対応としてちょっとどうなの、と。

通関で数日足止めを喰らっていたようですが、関空経由で昨日着荷しました。

GPD Pocket

GPD Pocket とほぼ同時期に Android ベースの Gemini PDA、Windows on Snapdragon ベースの KS-PRO というようにいわゆる UMPC 系製品のクラウドファンディングが立て続けに始まりましたが、個人的にはキーボード主体のマシンに Android はあまり求めておらず、また Windows on Snapdragon なんていう新プラットフォームを新興メーカーが手がけたって地雷しかないだろうという予想もあって、枯れた Atom ベースの Windows 10 マシンである GPD Pocket にバックしました。

化粧箱は黒地の正方形に金の箔押しロゴ。ZTE もこんな化粧箱でしたが、最近の中国系メーカーで高級感ある箱といったらこの路線のようです。

GPD Pocket

蓋を開いてカバーを一枚剥がすと、いきなり製品とご対面。

GPD Pocket

AC アダプタは USB PD(Power Delivery)ベース。5V/3A、9V/2.67A、12V/2A の規格で給電できます。
USB Type-C 給電の機器もじわじわ増えてきましたが、電源の互換性が難しいんですよね。そのうち Xperia XZ や Nintendo Switch とどこまで互換性があるか試してみようと思います。

GPD Pocket

何故か化粧箱の外に梱包されていたヘッドホン。入れ忘れなのか、おまけ扱いなのか。まあ私は多分これ使いませんけど。

例によって最近の中国メーカーにありがちな Apple EarPods インスパイアなデザイン。しかもよく見るとあちこちにプラスチックのバリが立ちまくっていて、あまり作りのいいものだとは思えません。まあ私は多分これ使いませんけど。

GPD Pocket

デザインは見るからに MacBook を意識した感じ。アルミ切削によるユニボディという作りも同じ。
個人的には、中国メーカーのこう何でも Apple にデザインを寄せたがる風潮はあまり好きじゃない。オリジナリティの出しようはあると思うんですが。

天板に林檎マークもなくのっぺりしているので、ここは(私は普段やらないけど)ステッカーで多少デコレーションすべきところでしょうか。

GPD Pocket

底面もかなり MacBook テイスト。
各国の法的認証マークに並んで日本の技適マークもレーザー刻印されています。

GPD Pocket

外部インターフェースは必要最小限という感じ。USB Type-A と Type-C(給電兼用)があるのである程度ツブシはききそうです。
反対側面にはインターフェースは一切なし。

側面から見ると、開発当初のデザインモックからは随分もっさりとしたデザインになってしまったとは感じますが、それでもできる限り薄くシャープに見せようと努力した跡が見えます。

GPD Pocket

液晶を開いてみました。

そうそう、この感じ。ある程度まともなキーボードがついた極小サイズのクラムシェル PC、こういうの久しぶり。
ちいちゃい PC を使い続けてそろそろ 20 年になろうかという私としては、帰ってきた感があります。

GPD Pocket

ただ、キー配列はかなり無理して詰め込んだレイアウトになっていて、初見でミスなくタイプすることはまず無理(´д`)。
個人的には、ファンクションキーが [Fn] キー同時押しなこと、[Backspace] キーの小ささ、[Del][Tabl] キーの配置、[,][.][/] キーの窮屈さあたりが厳しい。またこれも Mac に倣ったんでしょうが、キーボードの右上が電源ボタンというのもやめてほしい(;´Д`)。[Backspace] と押し間違えそうで...。
それからスティックポインターの位置、クリックボタンの配置とスイッチ(クリック感のあるものではなくキーボードと同じ構造のボタン)も激しく使いづらい。キーボード以上にポインティングデバイスの操作が辛そうです。まあ画面タッチが使えるので、そっちがメインになりそうですが。

GPD Pocket

私がかつて愛用していた VAIO type P(初代)、ASUS TransBook T90 Chi と並べてみました。GPD Pocket は奥行きと厚みは VAIO type P とほぼ同じで、横幅だけが寸詰まったような形状になっています。

GPD Pocket

キーボードを VAIO type P と比べてみるとこんな感じ。横方向のキーピッチは 16mm で type P(16.5mm)とほぼ同じ。type P は縦ピッチを詰める代わりに数字キーを通常サイズで入れ込んでいたので、アルファベットキーのサイズを優先した GPD Pocket とは思想が異なります。
でもキーピッチ自体はこんなに近いのに、GPD Pocket のほうが窮屈な印象を受けます。やっぱりこれは横幅が狭いために両端のほうのキーにしわ寄せが行っているのが大きいでしょう。本体サイズを液晶の横幅に合わせずに、少しベゼルに余白ができてもいいからキー配列優先のサイズにしてほしかったなあ...。

GPD Pocket

8inch 級タブレットより一回り小さく、Nintendo Switch より半回りくらい大きいサイズ。現時点では純正品くらいしかケースは出ていませんが、本体厚みを考慮すると 8inch タブレット用ケースあたりがちょうど良さそう。適合しそうなのをちょっと探索してみようと思います。

GPD Pocket

キーボードとポインティングデバイス周りに予想通り不満と不安はあるけど、ハードウェアの作りとしては思っていたよりは「マトモ」な印象。あとは自分がこのキー配列に慣れられるかどうか、ですが、かつて VAIO U101 や type U の極小キーボードも日常的に使えていた私ならば何とかなるに違いない(まあ、あれらのキーボードは配列はそこまで変則的ではありませんでしたが...)。うまく手に馴染ませることができれば、普段持ちのモバイル PC やタブレットを代替できる可能性もあるので、何とかモノにしたいところです。

GPD / GPD Pocket

B073FVGP5Z

投稿者 B : 21:00 | PC | コメント (0) | トラックバック

2017/07/01 (Sat.)

20

20th

あれから 20 年が経ちました。

あまり誰も祝っていないようなので、せめて私くらいはと思ってここでひっそりお祝いしようと思います。

20th

あの頃、20 年後がこうなっているなんて想像できていた人はいないでしょうが、どんな形であれ、時間は経ったわけです。
自分にとっては人生のちょうど半分にあたる時間。

20th

いろんなことがあったし、いろんな人と出会えました。
これは間違いなく現在の自分を作ってきたと言っていい。

20th

20 年ありがとう。

そして、これからもよろしく。

投稿者 B : 22:20 | PC | VAIO | コメント (0) | トラックバック

2017/06/26 (Mon.)

タブブラウザを Vivaldi に乗り換え

最近 PC のメインブラウザを Firefox から Vivaldi へ移行した方がいらっしゃるようですが、奇遇にも私も最近 Vivaldi に乗り換えたのでした。

Vivaldi Browser | Fast & Flexible Web Browser

Vivaldi

私は長年 Sleipnir を愛用していたのですが、どうも ver.5 以降の機能性よりデザインを優先した作りに馴染めず(ver.4 までの機能がなかなか ver.5 以降に移植されなかったのも大きい)、ver.4 系をずっと使い続けていました。4.x 向けにもバグフィックス系のアップデートは提供されていたので何とかなっていたんですが、高 dpi 環境に対応しておらず高解像度ディスプレイで使いづらかったのと、ここ半年くらい JavaScript が使われているページでハングすることが増えてきて、特にこの blog を書いているときに Movable Type の編集画面で固まるようになってしまい、さすがに使い物にならなくなってきました。
しばらくは Chrome や Firefox 併用でやっていたんですが、拡張機能を入れてみても使い勝手がどうもしっくりこない。何か他の選択肢はないかと探していたところ、Opera Software の元 CEO が立ち上げた Vivaldi というブラウザがいいらしいというのを見つけたので試してみた次第。2~3 週間ほど試用してみて、これなら Sleipnir から完全移行しても支障ないと判断できたので、このほど本格的に環境を切り替えました。

それにしても Opera とは懐かしい。ここ数年は組み込み系ブラウザとしてしか名前を聞かなくなっていましたが、まさかこんな形で Opera の流れを汲むブラウザを使う日が来るとは。

Vivaldi

個人的に Vivaldi を気に入った点としては、

  • マウスジェスチャーが使える
  • キーボードショートカットがカスタマイズ可能
  • タブをピン留め(Sleipnir でいう「Tablet」化)できる
  • Chrome 向けの拡張機能が利用可能
  • タブを休止(読み込み停止してメモリ解放)できる
というあたり。Vivaldi 自体にはもっと様々な機能が搭載されていますが、私としては Sleipnir でよく使っていた機能がほぼあり、ユーザビリティも大きく買えずに移行できるポイントこそが重要でした。上記のうち最初の三つは Sleipnir で(もっと言えばその前に使っていた Donut シリーズで)愛用していた機能であり、まずはそこがポイント。 あと Chromium ベースのブラウザ最大の弱点は「とにかくメモリを食うこと」に尽きますが、それに関しても Vivaldi では「タブの休止」機能を使うことで使っていないタブを停止してメモリを解放してやることができ、非力なマシンや他にメモリが必要な作業を並行してやっている際には重宝しそうです。

Vivaldi

一方で不満点としては、

  • マウスジェスチャーやショートカットキーに「ウィンドウを最小化」への割り当てができない
  • 右クリックメニューに一部ショートカットキーが設定されていない機能がある
という三点。マウスジェスチャーでウィンドウを最小化する機能は昔から Donut/Sleipnir で多用してきた機能なので、これがないのは不便。また右クリックメニューのショートカットキー(例えばリンクを右クリックしたときに「新しいウィンドウで開く(W)」のようなメニューが出て、ここでキーボードの [W] キーを押すと別ウィンドウで開く)が一部だけついていないのは、Chromium の機能をそのまま使っているところだけショートカットキー設定があって、Vivaldi が独自実装している機能(Chromium で同名称の機能があっても挙動が違う場合、も含む)にはない、という仕様になっている模様。私はとにかくショートカットキーやマウスジェスチャーを使って最小のストロークで操作したい派なので、こういうマウス操作前提で痒いところに手が届かない仕様はとにかくもどかしい。まあ自分がごく少数派だというのも自覚していますが...。

私の場合はマウス/キーボード操作周りを好みにカスタマイズしたいというだけで、特に派手な新機能もあまり使っていないので、このくらい。逆に言えば上記二点の不満が解消されれば自分にとっては現時点で最も使いやすいブラウザだと思います。仕事環境も含め、そろそろ Vivaldi に全面移行するつもり。

投稿者 B : 23:49 | PC | Software | コメント (0) | トラックバック