b's mono-log

2019/07/16 (Tue.)

VAIO SX12 を見てきた

ソニーストア銀座へ WF-1000XM3 を見に行ったついでに、VAIO SX12 の先行展示も見てきました。

VAIO / VAIO SX12icon

VAIO SX12

今のところ買うつもりはない、というより先立つものがありませんが、長年の 10-11inch VAIO ユーザーとしては見ておかないわけにはいきません。

ベースの筐体デザインが S11 と同じだからパッと見ではあまり登場感がありませんが、それでも一回り大きくなったディスプレイは目を引きます。

VAIO SX12

画面は一回り大きい 12.5inch になったけど、解像度は 1,920x1,080 で据え置き。これだけが本当に惜しい。
それでもベゼルをギリギリまで削って 11inch クラスの筐体に 12.5inch を押し込んだことは歓迎したい。一年後でも良いから WQHD パネル搭載モデル出してくれませんかね...。

なお液晶上側のベゼルの太さは旧態依然としていますが、ここにはワイヤレス系のアンテナを搭載して通信安定性を確保することを優先したとのこと。他社の狭額縁モデルはボディ側にアンテナを搭載していることが多いようですが、やはり物理的に高い位置かつ不要輻射の多い本体から離した場所にアンテナを設置した方が性能は出るわけです。

VAIO SX12

キーボードはピッチが広くなりました。私は長年 11inch ユーザーでしたが、ここ 3~4 年ほど 13inch を使う機会の方が増えてきて 11inch のキーピッチだと少し物足りなく感じていたので、これは歓迎。

なおこの展示機材は勝色特別仕様モデルということで、パームレストは一見ブラックっぽいですがよく見ると青紫っぽいニュアンスが入っています。

VAIO SX12

キーボードを筐体幅ギリギリまで攻めた分、側面のコネクタ部に余裕がなくなって厚みが増えるんじゃ...と危惧しましたが、S11 と比べても薄さはほとんど変わりません。
コネクタ周りのパーツの新規開発、部品の重ね方の見直し、コネクタ周辺の筐体の肉を削る(!)など目には見えない部分の努力に VAIO の昔から変わらぬこだわりを感じます。「薄くするためにパーツを新しく起こす」というのは近年の VAIO ではあまりやっていなかったと思うので、そういうところに以前よりはコスト掛けられるようになってきたのかなあ、と想像。

VAIO SX12

勝色特別仕様モデルの天板。16 年前の 505 EXTREME 以来カーボン目出し天板モデルを愛用し続けてきた私としては、カーボンで勝色、しかもグロス仕上げというだけで涎が出てくるわけです。VAIO ロゴとオーナメントがゴールド系というのはちょっとクドいかなと思っていたんですが、実物は紫系の天板色と相まってとても上品な感じ。これは欲しくなりますね。

出来が良いのが分かっているだけに FHD 止まりの液晶がつくづく惜しい。どちらにしても私は今年はちょっと買えないので、来年くらいには是非解像度の選択肢も持たせてほしいところです。

VAIO / VAIO SX12icon

iconicon

投稿者 B : 22:12 | PC | VAIO | コメント (0) | トラックバック

2019/07/09 (Tue.)

VAIO SX12 発表

13.3型偏重なモバイル界に一石を投じる12.5型の「VAIO SX12」 - PC Watch
【Hothotレビュー】性能と操作性に妥協なし。900g切りの12.5型メインマシン「VAIO SX12」 - PC Watch

iconicon

VAIO の独立 5 周年モデル(もうそんなに経つのか...)として新シリーズ「SX12」が発表されました。

中身は既発売の SX14 シリーズとほぼ共通で、Whiskey-Lake U 世代の 4 コア 8 スレッド CPU(下位機種は 2 コア)・最大 16GB RAM・最大 1TB の PCIe/NVMe SSD(下位機種は SATA SSD)・LTE モデル選択可能など、モバイルでありながらメインを張れるスペック。我が家の自作機あたりはもはや GPU 以外は置き去りにされるような性能です。でも今回の目玉はディスプレイベゼルを狭額縁化することで 11inch クラスの筐体に一回り大きな 12.5inch の液晶を搭載してきたことでしょう。
DELL XPS 13 シリーズがモバイルノート PC に狭額縁のトレンドをもたらしてからもう数年が経ちますが、盛り上がるのは 13inch クラスばかりで 11inch クラスのモバイル PC はあまり盛り上がってきませんでした。まあ B2B 市場で主に導入されるのが 13inch だからというのもありますが、初代 VAIO 505 から長年 10~11inch クラスのモバイルノートを愛用してきた身としては寂しかったのも事実。それが今回旧 S11 とほぼ同クラスの筐体に 12inch のディスプレイを押し込み、さらにキーボードも一回り大きなピッチのものを搭載してきたとあっては俄然気になるわけです。

ただ、唯一惜しいのがその解像度。せっかく画面サイズが大きくなったのに、解像度は FHD(1,920x1,080)で据え置き。個人的に、前職では VAIO Z(WQHD: 2,560x1,440)、現職では MacBook Pro 13(WQXGA: 2,560x1,600)というオーバー FHD のマシンを使い続けてきたので、今さら FHD 以下の PC には戻りたくないんですよね...。せめて WQHD の選択肢を用意してほしかったところですが、ソニー時代のように機種ごとにディスプレイパネルから開発していた頃とは違い、今の VAIO はパネルメーカーが提供する既製品から調達しているわけで、選択肢がなかったんでしょうね。
そんなわけで、サイズ感としては SX12 がしっくりくるとは思うものの、製品バランスとしては SX14 の 4K モデルのほうが完成度が高いというのが私の感想です。

私はそろそろ個人用のモバイルノート PC を買い換えたいとは思っていますが、最近はほぼタブレット+BT キーボードがあれば事足りてしまうので、プライベートなら三泊以上の旅行でもなければ PC 自体を持たずに出かけるようになってしまいました。一昔前ならとても考えられなかったことですが、それくらい個人でモバイル PC を使うことがなくなっているんですよね。今回の SX12 がもし WQHD か 4K パネルだったら、後先考えず発注してしまっていたと思いますが(笑
あるいは、そろそろ自宅用も自作機ではなくて SX14 あたりをメイン機にしてしまったほうがスッキリしそうな気もします。サイクル的には今年か来年あたりマザーボードから入れ替えるタイミングなんですよね。でも必要に応じてストレージや GPU を差し替えられる自作機の自由度はやっぱり捨てがたい...。

むしろ奥さんがそろそろ PC を買い換えたがっていたり、長女が自分専用の PC を欲しがっていたりするので、その選択肢として SX12 をそこそこのスペックで買うというのはあるかもしれません。

VAIO / VAIO SX12icon

iconicon

投稿者 B : 21:05 | PC | VAIO | コメント (0) | トラックバック

2019/07/01 (Mon.)

MICROVAULT USM32W3

高速な USB メモリが必要になったので、久しぶりに新しいものを購入しました。

ソニー / MICROVAULT 32GB USM32W3

USM32W3

数年前に VAIO のリカバリメディア作成のために買った USM16W の後継機種です。外観はほぼ変わらずに USB 3.1 Gen1 に対応したマイナーチェンジモデル。
以前の USM-W シリーズは海外向けにしか販売されていませんでしたが、今回の USM-W3 シリーズは正式に国内販売もされています。でも Amazon で見たところ並行輸入品のほうが 2/3 くらいの値段で売られていたため、私は今回も海外モデルを購入。メーカー保証が付きませんが、USB メモリはデータ保存用ではなくあくまで一時的なコピー用なのであまり気にしません。

USM32W3

USB Type-A のオスコネクタをそのまま延ばしたような形状でとてもコンパクト。ソニー製 USB メモリというとノックスライド式のイメージが強いですが、それに比べても大幅に小型化されています。ノックスライドタイプは端子が保護される安心感やアクセス LED などの利便性があって良いんですけどね。

USM32W3

外観は USM-W シリーズと全く同じで、コネクタ内部が USB 3.x を表す青色になっている点だけが異なります。

公称 160MB/s というスペックだけど実際のところどうなのか?というのを CrystalDiskMark で計測してみました。比較対象は今までメインで使っていた USM32GT、USB 3.x 世代同士での比較です。

ドライブUSM32W3USM32GT
Sequential Read (Q32T1)216.32990.453
Sequential Write (Q32T1)67.20712.581
Random Read 4KiB (Q8T8)12.86910.071
Random Write 4KiB (Q8T8)0.0080.031
Random Read 4KiB (Q32,T1)13.0029.643
Random Write 4KiB (Q32T1)0.0050.178
Random Read 4KiB (Q1T1)10.8657.717
Random Write 4KiB (Q1T1)0.0090.093

おお、思っていた以上に速い。シーケンシャルリードは公称スペック以上だし、USM32GT に比べても倍以上速い。シーケンシャルライトに至っては USM32GT の 5 倍高速です。外付け SSD や UHS-II SDXC ほどではありませんが、ちょっとしたファイルコピーでも違いが体感できるほど高速化されています。

この満足度で二千円ちょっと、これはいい買い物をしました。USB メモリってそんなに頻繁に買い換えるものではありませんが、これだけ違うというのが判ると定期的に買い換えたくなりますね。

投稿者 B : 22:32 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2019/06/03 (Mon.)

I-O DATA EC-PHU3W3D

自宅 PC のバックアップディスクがいっぱいになったので買い足し。

アイ・オー・データ機器 / EC-PHU3W3D (3TB)

EC-PHU3W3D

私にしては珍しくアイ・オーの製品です。

外付け HDD としては以前購入した WD Elements Portable のコストパフォーマンスが非常に良かったので今回も Elements Portable か My Passport シリーズにしようかと思っていたんですが、これらのシリーズって内蔵ディスクにそのまま USB 3.0 端子が生えている仕様だということを今回調べて初めて知りました。一般的にポータブル HDD って SATA HDD をケースに内蔵し、SATA-USB 変換基板を使って USB 化するものですが、Western Digital はディスクを自社製造する強みを活かして HDD そのものを USB インターフェース化しているとは(実際は HDD の基板上に SATA-USB ブリッジチップを載せているんでしょうが)。
ディスクが直接 USB インターフェースを持つことは部品点数が減るわけで、変換チップやコネクタ部分の故障率低減と低コスト化というメリットはもちろんありますが、万が一故障したときにデータをサルベージする手段が限定されることも意味します。SATA HDD が内蔵されていれば殻割りして PC に SATA で繋いで故障箇所の診断やデータ救出ができる可能性があるわけで。

というわけで、今回はあえて SATA-USB 変換を内蔵していそうなポータブル HDD を選んでみました。アイ・オーやバッファロー等のサプライメーカーであっても USB 直付けのディスクを内蔵している可能性もありますが、筐体サイズ(長辺が長め)を見てこれは変換基板内蔵だろうと判断し、えいやっと購入(笑。先週末の Amazon タイムセール祭りで WD Elements Portable シリーズに匹敵する安さになっていたこともあり。

EC-PHU3W3D

Amazon から届いた商品カートンは化粧箱ではなく茶箱でした。調べてみたらアイ・オーの通常ラインとしてのポータブル HDD は既にモデルチェンジしてデザインが変わっていますが、これは旧製品の継続販売なのか旧筐体の使い回しなのか分かりませんが、ネット通販などに販路を限定して安価なシリーズとして販売しているモデルのようです。近年はバッファローなんかも同様の手法で旧型をネット通販中心に売っている模様。

筐体はかなり分厚く、ポータブル HDD としては嵩張る部類に入りますが、私は主に自宅でのバックアップ用途に使うので問題ありません。3.5inch の外付け HDD を使うことを考えれば外部電源不要だしコンパクトだし価格差もほとんどないし、もう今後バックアップ HDD はポータブルタイプで良いかと。
ゴム脚はついていませんが筐体の下半分がラバー塗装風で若干滑りにくくなっています。それでも USB ケーブルのテンション等で簡単に動いてしまうため、設置場所には気をつけたい。

EC-PHU3W3D

CrystalDiskInfo で内蔵ディスクの情報を調べてみました。搭載しているのは東芝の「MQ03ABB300」というモデルで、筐体の分厚さからオールインワンノート PC 等に搭載されている 12.7mm 厚 HDD を採用しているのかと思ったらさらに分厚い 15mm 厚・750GB プラッタ・5,400rpm のドライブのようです。これ自体は四年ほど前に出荷開始されたドライブらしいですが、最近このあたりも進化が止まってますからね...。

とりあえず、USB 直付けではなく SATA ドライブが内蔵されているようで安心しました(笑。

EC-PHU3W3D

ベンチマークによるとシーケンシャルアクセスは R/W ともに 145MB/s 前後。SATA ベースの 2.5inch HDD ならこんなもんでしょう。少なくとも去年買った WD Elements Portable よりは 10% ほど速いし、バックアップ用ディスクなら十分でしょう。

可もなく不可もなしといったところですが、大事なデータのバックアップ用としては逆にこういう大きな減点がない製品ってとても大事だと思います。タイムセール祭りのおかげでちょっと安く買えたし、いい買い物でした。

投稿者 B : 23:39 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2019/04/09 (Tue.)

HEIF 形式の画像を Windows 環境で編集する

iPhone+Windows PC という環境で使っていると少し困るのが、iOS 11 以降で iPhone が標準の画像フォーマットとして採用した HEIF 形式。Apple 独自ではなく Moving Picture Experts Group(MPEG)によって定義された標準フォーマットの一つですが、Windows では標準ではサポートされていません。Android でもバージョン 9 以降は標準対応しているようなので今後状況は変わるかもしれませんが。
iOS の HEIF はデバイス外にデータを出力する際に自動的に JPEG に変換されるらしいですが、これが行われない経路もいくつかあるようです。私は iPhone と Windows PC 間でのデータの日常的なやりとりはケーブル接続ではなく Google ドライブ経由でやっているのですが、iPhone から Google ドライブに画像をアップロードする際は HEIF 形式のままコピーされます。

HEIF in Windows

Google ドライブから Windows 10 環境にファイルをダウンロードした直後の状態。.HEIC ファイル(HEIF 形式の画像ファイル)がフォルダに格納されていますが、サムネイルが表示されていません。
Windows 標準ではサポートしていなくてもさすがに Photoshop CC なら直接開けるでしょう、と試してみたところ、

HEIF in Windows

こんなメッセージが(´д`)。
標準規格ベースの画像ファイルが Photoshop で開けないなんて初めて見ました。ちなみに HEIF ファイルは Photoshop 本体ではなくて Camera RAW 経由で開こうとするんですね...。
試しに Lightroom Classic CC や Adobe Bridge CC でも試してみたけど NG。Mac 版の Photoshop や Lightroom では macOS(High Sierra 以降)自体が HEIF をサポートしているので、そちら側の仕組みを介して対応しているようですが、Windows ではできないんですね。

ここで Photoshop ではなく Windows 標準の「フォト」アプリで画像を開こうとすると、

HEIF in Windows

Microsoft Store からのコーデックのダウンロードを促されるため、なすがままに Microsoft Store へ。

HEIF in Windows

すると「HEIF and HEVC Media Extensions」(環境によっては「HEIF 画像拡張機能」と日本語で表示される場合もある)のダウンロードページが表示されます。

しかしこれもまた妙な感じで、PC によっては無償でダウンロードできる端末もあれば、¥120 の有償扱いになっている場合もあります。どうも MPEG 関係のコーデックが入っているかどうかで違うようで、私の場合は DVD 再生系のアプリが入っている PC であれば無償でした。

HEIF in Windows

この機能拡張を適用すると、Windows のエクスプローラに無事サムネイルが表示されるようになります。

が...、この状態でも Photoshop CC は HEIF 画像を直接開かせてくれません。
そこで何をするかというと、Windows 標準の「フォト」アプリの「編集」機能を使います。

HEIF in Windows

編集画面が表示されたら、何も加工せずに「コピーを保存」。こうすることで JPEG に変換して保存できるため、この JPEG を Photoshop に読み込ませる...というなんとも原始的なアプローチ(´д`)。数枚ならいいけど十枚単位の画像を編集したいときにはさすがにやってられません。iPhone のストレージを圧迫するのは心苦しいけど、Windows のサポート状況が変わるまでの間はカメラアプリの保存設定を JPEG に変更しておいたほうが良さそうです。

投稿者 B : 23:59 | PC | Software | コメント (0) | トラックバック

2018/12/18 (Tue.)

BenQ PD2700U

ベンキュー、約6万円で4K/HDR10対応のデザイナー向け27型液晶 - PC Watch

BenQ からまたしても新型の 27inch 4K ディスプレイが発売されます。

えっと半年前に出たモデルと何が違うんだっけ...?というくらい、BenQ は似たような機種出し過ぎでこんがらがってくるので、今回も近いスペックのモデルと比較してみました。

モデルSW271PD2700UBL2711U
サイズ27inch27inch27inch
解像度4K(3,840×2,160)4K(3,840×2,160)4K(3,840×2,160)
パネルIPSIPSIPS
輝度350cd/m2350cd/m2300cd/m2
HDR
色再現Adobe RGB 99%
sRGB/Rec.709 100%
sRGB/Rec.709 100%sRGB/Rec.709 100%
キャリブレーションハードウェアソフトウェアソフトウェア
遮光フード付属
インターフェースDVI×1/HDMI 1.4×1
/DP 1.2×1
HDMI 2.0×1/DP 1.4×1
/mini DP 1.4×1
DVI×1/HDMI 1.4×1
/HDMI 2.0×1/DP 1.2×1
価格(日本/米国)¥136,744/$1,099¥59,800?/$539.99¥54,800/$449
※国内価格は Amazon、米国価格は B&H より引用

なるほど、BL2711U を HDR 対応にした上位機種的な位置づけですね。グラフィック作業向け 4K ディスプレイとしてのトレンドを網羅しつつ、Adobe RGB やハードウェアキャリブレーションに対応しない代わりにコストを抑えたモデルという感じ。アメリカでは既に PD2700U が発売済みで、代わりに BL2711U は早くもディスコン扱いになっているようなので、日本でも PD2700U が BL2711U の後継機種として導入されるのではないでしょうか。

私も自宅の PC ディスプレイを買い換えたいと長年言いつつ実行に移せていませんが、そろそろ買う買う詐欺からは卒業したいところ。写真をプリントしないならば Adobe RGB はまあ妥協できるし、PD2700U は PC 向け 4K ディスプレイの決定版と言って良いでしょう。この製品に狙いを定めつつ、来年こそ 4K ディスプレイを購入しようと思います。

投稿者 B : 22:27 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/12/13 (Thu.)

MacGuard マグネット式プライバシーフィルム

新しい職場でのメイン PC は MacBook Pro 13" でした。

MacGuard MBG13PF

まさかこの私が仕事で Mac を使う日が来るとは自分でも思っていませんでした。

機種は残念ながら前任者のお下がりなので Mid 2014 というちょっと古いモデル。スペック的にはちょっと物足りないけど Touch Bar がなくて HDMI がついているので現行モデルよりは扱いやすい。個人的には Windows よりも macOS のほうが優れているとは必ずしも思わないけれど、タッチパッドと Retina Display は素晴らしいですね。Windows PC はいまだに FHD 止まりの製品が多すぎる...。
私が Mac をまともに使うのは初代 Mac mini を買って以来 13 年ぶり。キー配列やショートカットキーの扱いにはまだ混乱しますが、もうだいたい慣れました。

外で使うときに画面が丸見えになるのはさすがにまずいので、プライバシーフィルタを自腹で買ってきました。

UNiQ / MacGuard マグネット式プライバシーフィルム MBG13PF

MacGuard MBG13PF

もう 2016 年以降の機種向けのプライバシーフィルタしか扱っていないお店が大半のようですが、ヨドバシにはまだ在庫がありました。現行機種とパッケージも型番もよく似ているから誤購入しないよう気を遣いました...。

MacGuard MBG13PF

この MacGuard を選んだのは、マグネット式で付け外しが可能だったから。吸着式で貼り付けてしまうタイプは見た目は美しいんですが、仕事 PC だと画面を人に見せる場面が少なくないので、取り外しできることを重視しました。フィルタ上部の黒いバーの部分が MacBook のベゼルにくっつくようになっています。
また、グレア(光沢あり)とノングレア(光沢なし)のリバーシブル仕様になっていて、好みに応じて使い分けられます。

MacGuard MBG13PF

製品には一応吸着シールもついていて、フィルタ下部が浮いてこないように固定することも可能ですが、これだとマグネット式を買った意味がなくなってしまうから私は使わないかな。

MacGuard MBG13PF

MBP に装着してみました(ノングレア面を表にした状態)。ミヤビックスの液晶保護フィルムみたいに四隅までピッチピチとはいきませんが、まあ MacBook Air とも共用できるようになっている以上仕方ありません。

画面はさすがに何も貼っていない状態に比べると少し輝度が下がってしまうけど、セキュリティには代えられない。

MacGuard MBG13PF

肝心の覗き見防止性能については、ノングレア面で画面輝度 MAX だと↑こんな感じ(左斜め 45° から撮影)。画面の左側 1/4 くらいはけっこう見えちゃってます。

MacGuard MBG13PF

が、画面輝度を 50% にまで下げると、左端(右側から覗き込んだ場合は右端)はさすがにちょっと見えてしまいますが、それ以外はほぼ見えない。アプリを全画面表示にさえしなければ外出先でも周囲の目を気にすることなく作業ができそうです。

MacGuard MBG13PF

グレア面で画面輝度 100% の状態。同じくけっこう見えちゃってますが、それ以上にフィルタ表面への映り込みが激しいせいでノングレア面よりは覗き込みにくいです(笑。

MacGuard MBG13PF

グレア面で輝度 50%。画面端の透けて見える部分も、映り込みでマスクされて内容が判別できないレベル(笑。

「画面の見られにくさ」という意味ではグレア面のほうが効果が高いと言えますが、作業をしている自分自身も映り込みの影響で見づらくなってしまうので、正直オススメはできません。同じグレアといっても Retina Display の表面にはけっこう高性能な AR(反射防止)コーティングが施されているのに対して、MacGuard の表面にはほぼコートがされていないようです。私はアンチグレア面で常用することにします。

MacGuard MBG13PF

ちなみにこの MacGuard、マグネット部が MacBook Pro 液晶周囲のゴムクッションよりも 0.5mm ほど厚いため、MacBook Pro を閉じても完全には閉じきりません。まあ 0.5mm 程度だから実使用上は何の問題もないんですが、閉じたときに「パタンと気持ちよく閉じた感覚」がないのが微妙に気持ち悪い(´д`)。

でもまあグレア面を除けば扱いやすいプライバシーフィルタだと思うので、このまま使っていきます。

投稿者 B : 23:45 | Mac | PC | コメント (0) | トラックバック

2018/12/12 (Wed.)

Airpad Pro III 薄タイプ

職場と自宅で長年愛用してきたマウスパッド、パワサポの Airpad Pro シリーズがヘタッてきたので、転職を機に両方とも買い換えました。

Airpad Pro III

長年の使用によりマウスパッドのコーティングフィルムが端の方からめくれてきてしまいました。写真は自宅用の Airpad Pro(初代)ですが、後から買ったはずの職場用 Airpad Pro III のほうが使用時間が長いせいかめくれが激しく、さすがに使い物にならなくなったので買い換えを決意。
とはいえずっと使っているとこれ以外のマウスパッドは使う気が起きなくなってくるもので、結局また同シリーズのものを買ってしまったわけです。

パワーサポート / Airpad Pro 究極セット III (薄タイプ/マットブラック) PAQ-61
パワーサポート / Airpad Pro 究極セット III (薄タイプ/ダークグラファイト) AK-67

Airpad Pro III

知らない間に「薄タイプ」というモデルが追加されていたので、今回はそれを買ってみました。

話題の PayPay 払いを試してみようと思ってビックカメラに行ったら薄タイプはマットブラックとダークグラファイトが一枚ずつしかなく、仕方なく色違いで購入。公式にはマットブラックが「よりレーザーマウス特化仕様」、ダークグラファイトの方が「より光学式マウス特化仕様」ということになっていますが、私の経験上近年のロジクールの上位系マウスならば違いを気にする必要はないと思ったので。

Airpad Pro III

自宅で使っていた初代 Airpad Pro の標準サイズモデル(左)と比べるとフットプリントが一回り小さくなっています。とはいえ横幅は 7~8mm 縮んだだけなので、横長の PC ディスプレイで使っている限りはあまり小さくなった感覚はありません。むしろ限りある机上のスペースを有効活用できるようになったことのほうがありがたい。
この薄タイプは今のところ Airpad Pro シリーズの中で最小モデルになります。近年はゲーミング PC ブームに乗って高性能を謳うマウスパッドが多数発売されていますが、どれもゲーム特化のために面積が大きすぎて一般用途で使うには邪魔なんですよね。私はコンパクトで高性能なマウスパッドが欲しかったので、従来よりもコンパクトな Airpad Pro III が出てきてくれたのはありがたい。

それにしても初代 Airpad Pro、長年の使用によって表面の劣化がすごいことになっています。十年以上使ったからなあ...。

Airpad Pro III

マウスパッドって元々薄いから「薄タイプ」と言われてもピンとこないかもしれませんが、通常モデルの厚みが 2mm だったのに対して薄タイプは 1.2mm と大幅に薄型化されています。実は従来タイプの 2mm の厚みが長時間作業していると手首が段差に擦れて不快に感じることがままあったので、薄型化で段差がほぼ気にならなくなったのは地味に嬉しい。ただ薄くなったということは軽くたわみやすくなったということでもあるので、従来であれば机上に置くだけでピシッと机に貼り付いてくれたのが、薄タイプでは若干の端浮きを感じてしまうのがデメリット。数日使ううちに馴染んで真っ直ぐになるかもしれませんが。

Airpad Pro III

今回は「究極セット」を購入したので例によってマウスの滑りをさらに向上させるソールが付属してきました。ただ最近のロジクール製マウスは最初からソールの滑性が高いため、これを使わなくても十分「エアホッケーのような」操作感が得られます。まずはソールなしで使ってみて、さらに軽い操作感が欲しくなったらまた考えよう。

Airpad Pro III

MX MASTER 2S を置くとちょっと小さいかな?と感じるくらいのサイズ感。ですが、マウスパッド表面の微妙な凹凸がセンサの読み取り性能を助けるのか、MX MASTER 2S であればデフォルト設定でも 1 ストロークで WUXGA の画面の端から端までポインタを移動させることが可能。狭い面積で高効率なマウス操作ができるマウスパッドだと思います。

Airpad Pro III

ちなみにマットブラックとダークグラファイトの使用感を MX MASTER 2S で比較してみたところ、少なくともこのマウスで使う限りは有意な性能差はないと感じました。デザイン的には製品ロゴがマウスパッド越しに透けて見えるダークグラファイトのほうがちょっとだけカッコイイ。でも使い勝手は変わらないので、デスクが木目な自宅ではマットブラック、ホワイト系の職場デスクではダークグラファイトを使うことにします。

REALFORCE(キーボード)と MX MASTER(マウス)、それに Airpad Pro は私の商売道具と言っても過言ではないくらい長年お世話になっている製品。Airpad Pro シリーズに至っては自宅と職場で計 5~6 枚は使ってきたほど気に入っています。ゲームではない作業向けの高機能マウスパッドって近年選択肢が減ってきていますが、個人的には末永く売り続けてほしいもののひとつです。

投稿者 B : 23:00 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/09/20 (Thu.)

GPD Pocket 2 実機インプレッション

今日から開催されている東京ゲームショーに行ってきました。

まあ私はヘビーゲーマーではないからゲーム関連で役に立つ記事も書けないので、今日は会場で見てきたゲームとはあまり関係ないこれについて。

GPD / GPD Pocket 2

GPD Pocket 2

そういえば去年もゲームショーに行ってきて書いた記事が REALFORCE R2 でしたが、まあ気にしない(笑。

一見初代 GPD Pocket によく似ていますが、ちょっと見ただけでも先代より洗練されているのが分かります。
液晶は初代と同じものを使っているようで、基本的なフォームファクタは変わっていません。

GPD Pocket 2

本体厚みは根本的には変わっていませんが、少しだけ薄くなったかな?実際の薄さ以上に薄く見せるための面取りが上手くなって、それが見た目の洗練さに繋がっているように思います。
左側面にあるのは USB Type-A、ヘッドホンジャック、microSD スロット。反対側にはもう一つの USB Type-A と電源コネクタを兼ねた USB Type-C があり、先代と比較して microHDMI こそオミットされたものの、拡張性は高まっています。

GPD Pocket 2

底面。この時点で既に技適マークが入っています。まあ来月には出荷予定なので量産試作機を持ってきたということでしょう。
大きく取られているスリットは冷却用でしょうか。先代はけっこう熱処理に苦労している感があったので、吸排気に余裕を持たせているということだと思われます。ただ側面等には特にスリットがなく、この底面のスリットに吸排気の両方を担わせるのはちょっと無理があるんじゃないか?という気もします。

GPD Pocket 2

刷新されたキーボード。このサイズに詰め込んでいるのでまだまだ無理している配列ではありますが、横幅を強引に詰めたキーがほぼなくなり、これでようやく現実的に使えそうなキーボードになってきました。右 [Shift][Ctrl][Alt] を諦めたのは英断と言えるでしょう。

GPD Pocket 2

光学式のポインティングデバイス。とにかく押していればカーソルが動いていったスティックポインタとは違って極小のタッチパッドみたいなデバイスなので、この小さい四角の上を何度も指先でなぞってやる必要があり、お世辞にも使いやすいとは言えません。でも初代のスティックポインタの使い勝手も ThinkPad のトラックポイントとは雲泥の差で結局モバイルマウスを持ち歩く羽目になっていたので、そういう意味では先代同様「あまり重要ではないデバイス」という位置づけになりそう。

GPD Pocket 2

キー配列は基本的に英字ながら、[半/全] キーがついているのが目につきます。これは日本のユーザーの要望に応えて日本仕向けに追加したキーとのことで、他国版では別のキーにアサインされているようです。初代は日本向けのキー配列は存在していなかったので、GPD 社がこの製品で日本市場を重視していることが分かります。

GPD Pocket 2

本体の薄型化に伴ってキーストロークも浅くなりました。体感的には初代の 2/3 くらいになっている感覚ですが、キートップの横ブレが少なくメイク(押下)時のクリック感が強いため、明らかに初代よりも撃ちやすくなっています。初代はキートップの小ささに比してストロークが深すぎ、またキートップがグラつく感じもあったのが劇的に改善されました。このキーボードなら使い物になる、そう感じられる仕上がり。

GPD Pocket 2

CPU は初代の Atom x7-Z8750 から Core m3-7Y30 へと大きくグレードアップしました。ちょっと触ってみた感じでもキビキビ動いており、CPU 性能向上の恩恵は大きそうです。あとはストレージが eMMC なのが日々のもっさり感に繋がりそうな不安はありますが、少なくとも初代よりは全然いい。CPU 性能に関しては Surface Go(Pentum Gold 4415Y)よりもベンチマークベースで 50% 程度高いはずなので、少なくとも Surface Go の安い方(eMMC)のモデルよりは快適になりそうです。ちなみにスタッフの方の話によると、CPU 制御については謎の性能向上機能的なものを入れていて、できるだけピークパフォーマンスを維持できるよう工夫しているとのこと。

正直なところ、初代があんまりな完成度だったので今回ばかりはスルーしようと思っていたのですが、実物が想像よりずっと良い出来だったので、少し気持ちが傾いてしまいました。ただ、自社ユーザーも読んでいる媒体で、バリバリの現行製品について社長自ら「失敗」「妥協してしまった製品」と断言してしまうようなメーカーは信頼できないなあ...という思いもあり、ちょっと悩みます。総合的にはなんだかんだで Surface Go を買った方が満足度が高いような気もするし。
まあ最近はモバイルでもスマホと小型タブレットで用が済んでしまうことも多いので、買ったところで用途もあまりないんですが、こればっかりはこういうのが欲しくなってしまうのが私のカルマみたいなものだからなあ...。

GPD / GPD Pocket 2

B07GZHQ58L

投稿者 B : 22:22 | PC | コメント (0) | トラックバック

2018/09/03 (Mon.)

MX Vertical を見てきました

ロジクールの縦型マウス「MX Vertical」ですが、国内でも正式発表され、発売日を前にして既に店頭での先行展示が始まっているとのことで触りに行ってきました。

ロジクール初の縦型マウス「MX Vertical」誕生。従来型マウスよりも負担が10%軽減 - PC Watch

MX Vertical

どの規模の店に出ているか分からなかったので、とりあえずヨドバシ新宿西口本店地下のマウス売り場へ。目立つところに置いてありました。

上から見ると「ちょっと変わった形のマウス」くらいにしか見えませんが、

MX Vertical

横から見ると、確かに縦。
カタログ写真を見て理解しているつもりではいても、実物の縦っぷりを見るとちょっと驚きます。

MX Vertical

一般的な形状のマウス(M705m)と比較するとさらに驚くべき縦。津波のような曲線に、なんとなく葛飾北斎の息吹を感じます(ぉ。

側面は触感の追いラバー塗装になっていますが、三年使った私の MX MASTER のラバー塗装は最近ちょっとベタついてきました。長く使うことを考えると普通のシボ加工か塗装で良かったのではないかと思います。

MX Vertical

握ってみました。公式には「握手をするような感覚」となっていますが、確かにマウスというよりはジョイスティックを握りこむような感じ。
ただ店頭展示では自分が立った状態で低い位置に置いてあるマウスを握ることになるので、実際の机上で使うよりも手首を曲げて握り込むことになるので、これでは手首も痛いし使用感はイマイチ分かりません。中腰気味になって動かしてみると「これは確かに手首の負担が少し軽減されているな」と感じられます。

MX Vertical

マウスの形状的に「親指・人差し指・中指を伸ばしてマウスにかぶせ、腕と手首を使って動かす」という使い方になります。
私は大型のハイエンドマウスであっても「指を軽く曲げて親指と薬指でつまみ、アームレストに載せた手首を支点としつつ左右方向は手首の動きで、前後方向は二本指の伸縮で動かす」という使い方をしています(いわゆる三種類のマウスの持ち方のうち、つかみ持ち(Claw Grip)とつまみ持ち(Fingertip Grip)の中間くらいの持ち方)。こうすると手首より上の腕は動かす必要がないし、画像処理のような細かい作業でも精密に操作できます。しかし MX Vertical の持ち方ではそれができないため精密な操作に自信が持てないし、却って腕が疲れそう。MX Vertical で今までのような持ち方・使い方ができないか少し試してみたのですが、それも難しそうです。

MX Vertical

難点をもう一つ挙げるとすれば、スクロールホイールから「フリースピン」機能が省かれていること。近年のロジクール製ハイエンドマウスに標準搭載されている機能ですが、MV Vertical と MX ERGO(トラックボール)というハイエンド系のモデルに軒並み非搭載となっていて、もしかして今後廃止の方向なのかもしれません。私はガンガン使っていて、ロジクール製マウスの選択理由の一つになっているので、これがないのは厳しい。

そんなわけで、個人的に「これはないな」という点がいくつかあったので、MX Vertical に乗り換えるのはいったん保留。もう一回りくらい軽くて小さければ「つかみ持ち」のような持ち方ができたのかもしれませんが。
とりあえず、今職場で使っている初代 MX MASTER がヘタッてきたら買い換え先は MX MASTER 2S が順当かなあ。

ロジクール / MX Vertical

B07GPZBVZT

投稿者 B : 22:30 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック