b's mono-log

2019/04/09 (Tue.)

HEIF 形式の画像を Windows 環境で編集する

iPhone+Windows PC という環境で使っていると少し困るのが、iOS 11 以降で iPhone が標準の画像フォーマットとして採用した HEIF 形式。Apple 独自ではなく Moving Picture Experts Group(MPEG)によって定義された標準フォーマットの一つですが、Windows では標準ではサポートされていません。Android でもバージョン 9 以降は標準対応しているようなので今後状況は変わるかもしれませんが。
iOS の HEIF はデバイス外にデータを出力する際に自動的に JPEG に変換されるらしいですが、これが行われない経路もいくつかあるようです。私は iPhone と Windows PC 間でのデータの日常的なやりとりはケーブル接続ではなく Google ドライブ経由でやっているのですが、iPhone から Google ドライブに画像をアップロードする際は HEIF 形式のままコピーされます。

HEIF in Windows

Google ドライブから Windows 10 環境にファイルをダウンロードした直後の状態。.HEIC ファイル(HEIF 形式の画像ファイル)がフォルダに格納されていますが、サムネイルが表示されていません。
Windows 標準ではサポートしていなくてもさすがに Photoshop CC なら直接開けるでしょう、と試してみたところ、

HEIF in Windows

こんなメッセージが(´д`)。
標準規格ベースの画像ファイルが Photoshop で開けないなんて初めて見ました。ちなみに HEIF ファイルは Photoshop 本体ではなくて Camera RAW 経由で開こうとするんですね...。
試しに Lightroom Classic CC や Adobe Bridge CC でも試してみたけど NG。Mac 版の Photoshop や Lightroom では macOS(High Sierra 以降)自体が HEIF をサポートしているので、そちら側の仕組みを介して対応しているようですが、Windows ではできないんですね。

ここで Photoshop ではなく Windows 標準の「フォト」アプリで画像を開こうとすると、

HEIF in Windows

Microsoft Store からのコーデックのダウンロードを促されるため、なすがままに Microsoft Store へ。

HEIF in Windows

すると「HEIF and HEVC Media Extensions」(環境によっては「HEIF 画像拡張機能」と日本語で表示される場合もある)のダウンロードページが表示されます。

しかしこれもまた妙な感じで、PC によっては無償でダウンロードできる端末もあれば、¥120 の有償扱いになっている場合もあります。どうも MPEG 関係のコーデックが入っているかどうかで違うようで、私の場合は DVD 再生系のアプリが入っている PC であれば無償でした。

HEIF in Windows

この機能拡張を適用すると、Windows のエクスプローラに無事サムネイルが表示されるようになります。

が...、この状態でも Photoshop CC は HEIF 画像を直接開かせてくれません。
そこで何をするかというと、Windows 標準の「フォト」アプリの「編集」機能を使います。

HEIF in Windows

編集画面が表示されたら、何も加工せずに「コピーを保存」。こうすることで JPEG に変換して保存できるため、この JPEG を Photoshop に読み込ませる...というなんとも原始的なアプローチ(´д`)。数枚ならいいけど十枚単位の画像を編集したいときにはさすがにやってられません。iPhone のストレージを圧迫するのは心苦しいけど、Windows のサポート状況が変わるまでの間はカメラアプリの保存設定を JPEG に変更しておいたほうが良さそうです。

投稿者 B : 23:59 | PC | Software | コメント (0) | トラックバック

2018/12/18 (Tue.)

BenQ PD2700U

ベンキュー、約6万円で4K/HDR10対応のデザイナー向け27型液晶 - PC Watch

BenQ からまたしても新型の 27inch 4K ディスプレイが発売されます。

えっと半年前に出たモデルと何が違うんだっけ...?というくらい、BenQ は似たような機種出し過ぎでこんがらがってくるので、今回も近いスペックのモデルと比較してみました。

モデルSW271PD2700UBL2711U
サイズ27inch27inch27inch
解像度4K(3,840×2,160)4K(3,840×2,160)4K(3,840×2,160)
パネルIPSIPSIPS
輝度350cd/m2350cd/m2300cd/m2
HDR
色再現Adobe RGB 99%
sRGB/Rec.709 100%
sRGB/Rec.709 100%sRGB/Rec.709 100%
キャリブレーションハードウェアソフトウェアソフトウェア
遮光フード付属
インターフェースDVI×1/HDMI 1.4×1
/DP 1.2×1
HDMI 2.0×1/DP 1.4×1
/mini DP 1.4×1
DVI×1/HDMI 1.4×1
/HDMI 2.0×1/DP 1.2×1
価格(日本/米国)¥136,744/$1,099¥59,800?/$539.99¥54,800/$449
※国内価格は Amazon、米国価格は B&H より引用

なるほど、BL2711U を HDR 対応にした上位機種的な位置づけですね。グラフィック作業向け 4K ディスプレイとしてのトレンドを網羅しつつ、Adobe RGB やハードウェアキャリブレーションに対応しない代わりにコストを抑えたモデルという感じ。アメリカでは既に PD2700U が発売済みで、代わりに BL2711U は早くもディスコン扱いになっているようなので、日本でも PD2700U が BL2711U の後継機種として導入されるのではないでしょうか。

私も自宅の PC ディスプレイを買い換えたいと長年言いつつ実行に移せていませんが、そろそろ買う買う詐欺からは卒業したいところ。写真をプリントしないならば Adobe RGB はまあ妥協できるし、PD2700U は PC 向け 4K ディスプレイの決定版と言って良いでしょう。この製品に狙いを定めつつ、来年こそ 4K ディスプレイを購入しようと思います。

投稿者 B : 22:27 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/12/13 (Thu.)

MacGuard マグネット式プライバシーフィルム

新しい職場でのメイン PC は MacBook Pro 13" でした。

MacGuard MBG13PF

まさかこの私が仕事で Mac を使う日が来るとは自分でも思っていませんでした。

機種は残念ながら前任者のお下がりなので Mid 2014 というちょっと古いモデル。スペック的にはちょっと物足りないけど Touch Bar がなくて HDMI がついているので現行モデルよりは扱いやすい。個人的には Windows よりも macOS のほうが優れているとは必ずしも思わないけれど、タッチパッドと Retina Display は素晴らしいですね。Windows PC はいまだに FHD 止まりの製品が多すぎる...。
私が Mac をまともに使うのは初代 Mac mini を買って以来 13 年ぶり。キー配列やショートカットキーの扱いにはまだ混乱しますが、もうだいたい慣れました。

外で使うときに画面が丸見えになるのはさすがにまずいので、プライバシーフィルタを自腹で買ってきました。

UNiQ / MacGuard マグネット式プライバシーフィルム MBG13PF

MacGuard MBG13PF

もう 2016 年以降の機種向けのプライバシーフィルタしか扱っていないお店が大半のようですが、ヨドバシにはまだ在庫がありました。現行機種とパッケージも型番もよく似ているから誤購入しないよう気を遣いました...。

MacGuard MBG13PF

この MacGuard を選んだのは、マグネット式で付け外しが可能だったから。吸着式で貼り付けてしまうタイプは見た目は美しいんですが、仕事 PC だと画面を人に見せる場面が少なくないので、取り外しできることを重視しました。フィルタ上部の黒いバーの部分が MacBook のベゼルにくっつくようになっています。
また、グレア(光沢あり)とノングレア(光沢なし)のリバーシブル仕様になっていて、好みに応じて使い分けられます。

MacGuard MBG13PF

製品には一応吸着シールもついていて、フィルタ下部が浮いてこないように固定することも可能ですが、これだとマグネット式を買った意味がなくなってしまうから私は使わないかな。

MacGuard MBG13PF

MBP に装着してみました(ノングレア面を表にした状態)。ミヤビックスの液晶保護フィルムみたいに四隅までピッチピチとはいきませんが、まあ MacBook Air とも共用できるようになっている以上仕方ありません。

画面はさすがに何も貼っていない状態に比べると少し輝度が下がってしまうけど、セキュリティには代えられない。

MacGuard MBG13PF

肝心の覗き見防止性能については、ノングレア面で画面輝度 MAX だと↑こんな感じ(左斜め 45° から撮影)。画面の左側 1/4 くらいはけっこう見えちゃってます。

MacGuard MBG13PF

が、画面輝度を 50% にまで下げると、左端(右側から覗き込んだ場合は右端)はさすがにちょっと見えてしまいますが、それ以外はほぼ見えない。アプリを全画面表示にさえしなければ外出先でも周囲の目を気にすることなく作業ができそうです。

MacGuard MBG13PF

グレア面で画面輝度 100% の状態。同じくけっこう見えちゃってますが、それ以上にフィルタ表面への映り込みが激しいせいでノングレア面よりは覗き込みにくいです(笑。

MacGuard MBG13PF

グレア面で輝度 50%。画面端の透けて見える部分も、映り込みでマスクされて内容が判別できないレベル(笑。

「画面の見られにくさ」という意味ではグレア面のほうが効果が高いと言えますが、作業をしている自分自身も映り込みの影響で見づらくなってしまうので、正直オススメはできません。同じグレアといっても Retina Display の表面にはけっこう高性能な AR(反射防止)コーティングが施されているのに対して、MacGuard の表面にはほぼコートがされていないようです。私はアンチグレア面で常用することにします。

MacGuard MBG13PF

ちなみにこの MacGuard、マグネット部が MacBook Pro 液晶周囲のゴムクッションよりも 0.5mm ほど厚いため、MacBook Pro を閉じても完全には閉じきりません。まあ 0.5mm 程度だから実使用上は何の問題もないんですが、閉じたときに「パタンと気持ちよく閉じた感覚」がないのが微妙に気持ち悪い(´д`)。

でもまあグレア面を除けば扱いやすいプライバシーフィルタだと思うので、このまま使っていきます。

投稿者 B : 23:45 | Mac | PC | コメント (0) | トラックバック

2018/12/12 (Wed.)

Airpad Pro III 薄タイプ

職場と自宅で長年愛用してきたマウスパッド、パワサポの Airpad Pro シリーズがヘタッてきたので、転職を機に両方とも買い換えました。

Airpad Pro III

長年の使用によりマウスパッドのコーティングフィルムが端の方からめくれてきてしまいました。写真は自宅用の Airpad Pro(初代)ですが、後から買ったはずの職場用 Airpad Pro III のほうが使用時間が長いせいかめくれが激しく、さすがに使い物にならなくなったので買い換えを決意。
とはいえずっと使っているとこれ以外のマウスパッドは使う気が起きなくなってくるもので、結局また同シリーズのものを買ってしまったわけです。

パワーサポート / Airpad Pro 究極セット III (薄タイプ/マットブラック) PAQ-61
パワーサポート / Airpad Pro 究極セット III (薄タイプ/ダークグラファイト) AK-67

Airpad Pro III

知らない間に「薄タイプ」というモデルが追加されていたので、今回はそれを買ってみました。

話題の PayPay 払いを試してみようと思ってビックカメラに行ったら薄タイプはマットブラックとダークグラファイトが一枚ずつしかなく、仕方なく色違いで購入。公式にはマットブラックが「よりレーザーマウス特化仕様」、ダークグラファイトの方が「より光学式マウス特化仕様」ということになっていますが、私の経験上近年のロジクールの上位系マウスならば違いを気にする必要はないと思ったので。

Airpad Pro III

自宅で使っていた初代 Airpad Pro の標準サイズモデル(左)と比べるとフットプリントが一回り小さくなっています。とはいえ横幅は 7~8mm 縮んだだけなので、横長の PC ディスプレイで使っている限りはあまり小さくなった感覚はありません。むしろ限りある机上のスペースを有効活用できるようになったことのほうがありがたい。
この薄タイプは今のところ Airpad Pro シリーズの中で最小モデルになります。近年はゲーミング PC ブームに乗って高性能を謳うマウスパッドが多数発売されていますが、どれもゲーム特化のために面積が大きすぎて一般用途で使うには邪魔なんですよね。私はコンパクトで高性能なマウスパッドが欲しかったので、従来よりもコンパクトな Airpad Pro III が出てきてくれたのはありがたい。

それにしても初代 Airpad Pro、長年の使用によって表面の劣化がすごいことになっています。十年以上使ったからなあ...。

Airpad Pro III

マウスパッドって元々薄いから「薄タイプ」と言われてもピンとこないかもしれませんが、通常モデルの厚みが 2mm だったのに対して薄タイプは 1.2mm と大幅に薄型化されています。実は従来タイプの 2mm の厚みが長時間作業していると手首が段差に擦れて不快に感じることがままあったので、薄型化で段差がほぼ気にならなくなったのは地味に嬉しい。ただ薄くなったということは軽くたわみやすくなったということでもあるので、従来であれば机上に置くだけでピシッと机に貼り付いてくれたのが、薄タイプでは若干の端浮きを感じてしまうのがデメリット。数日使ううちに馴染んで真っ直ぐになるかもしれませんが。

Airpad Pro III

今回は「究極セット」を購入したので例によってマウスの滑りをさらに向上させるソールが付属してきました。ただ最近のロジクール製マウスは最初からソールの滑性が高いため、これを使わなくても十分「エアホッケーのような」操作感が得られます。まずはソールなしで使ってみて、さらに軽い操作感が欲しくなったらまた考えよう。

Airpad Pro III

MX MASTER 2S を置くとちょっと小さいかな?と感じるくらいのサイズ感。ですが、マウスパッド表面の微妙な凹凸がセンサの読み取り性能を助けるのか、MX MASTER 2S であればデフォルト設定でも 1 ストロークで WUXGA の画面の端から端までポインタを移動させることが可能。狭い面積で高効率なマウス操作ができるマウスパッドだと思います。

Airpad Pro III

ちなみにマットブラックとダークグラファイトの使用感を MX MASTER 2S で比較してみたところ、少なくともこのマウスで使う限りは有意な性能差はないと感じました。デザイン的には製品ロゴがマウスパッド越しに透けて見えるダークグラファイトのほうがちょっとだけカッコイイ。でも使い勝手は変わらないので、デスクが木目な自宅ではマットブラック、ホワイト系の職場デスクではダークグラファイトを使うことにします。

REALFORCE(キーボード)と MX MASTER(マウス)、それに Airpad Pro は私の商売道具と言っても過言ではないくらい長年お世話になっている製品。Airpad Pro シリーズに至っては自宅と職場で計 5~6 枚は使ってきたほど気に入っています。ゲームではない作業向けの高機能マウスパッドって近年選択肢が減ってきていますが、個人的には末永く売り続けてほしいもののひとつです。

投稿者 B : 23:00 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/09/20 (Thu.)

GPD Pocket 2 実機インプレッション

今日から開催されている東京ゲームショーに行ってきました。

まあ私はヘビーゲーマーではないからゲーム関連で役に立つ記事も書けないので、今日は会場で見てきたゲームとはあまり関係ないこれについて。

GPD / GPD Pocket 2

GPD Pocket 2

そういえば去年もゲームショーに行ってきて書いた記事が REALFORCE R2 でしたが、まあ気にしない(笑。

一見初代 GPD Pocket によく似ていますが、ちょっと見ただけでも先代より洗練されているのが分かります。
液晶は初代と同じものを使っているようで、基本的なフォームファクタは変わっていません。

GPD Pocket 2

本体厚みは根本的には変わっていませんが、少しだけ薄くなったかな?実際の薄さ以上に薄く見せるための面取りが上手くなって、それが見た目の洗練さに繋がっているように思います。
左側面にあるのは USB Type-A、ヘッドホンジャック、microSD スロット。反対側にはもう一つの USB Type-A と電源コネクタを兼ねた USB Type-C があり、先代と比較して microHDMI こそオミットされたものの、拡張性は高まっています。

GPD Pocket 2

底面。この時点で既に技適マークが入っています。まあ来月には出荷予定なので量産試作機を持ってきたということでしょう。
大きく取られているスリットは冷却用でしょうか。先代はけっこう熱処理に苦労している感があったので、吸排気に余裕を持たせているということだと思われます。ただ側面等には特にスリットがなく、この底面のスリットに吸排気の両方を担わせるのはちょっと無理があるんじゃないか?という気もします。

GPD Pocket 2

刷新されたキーボード。このサイズに詰め込んでいるのでまだまだ無理している配列ではありますが、横幅を強引に詰めたキーがほぼなくなり、これでようやく現実的に使えそうなキーボードになってきました。右 [Shift][Ctrl][Alt] を諦めたのは英断と言えるでしょう。

GPD Pocket 2

光学式のポインティングデバイス。とにかく押していればカーソルが動いていったスティックポインタとは違って極小のタッチパッドみたいなデバイスなので、この小さい四角の上を何度も指先でなぞってやる必要があり、お世辞にも使いやすいとは言えません。でも初代のスティックポインタの使い勝手も ThinkPad のトラックポイントとは雲泥の差で結局モバイルマウスを持ち歩く羽目になっていたので、そういう意味では先代同様「あまり重要ではないデバイス」という位置づけになりそう。

GPD Pocket 2

キー配列は基本的に英字ながら、[半/全] キーがついているのが目につきます。これは日本のユーザーの要望に応えて日本仕向けに追加したキーとのことで、他国版では別のキーにアサインされているようです。初代は日本向けのキー配列は存在していなかったので、GPD 社がこの製品で日本市場を重視していることが分かります。

GPD Pocket 2

本体の薄型化に伴ってキーストロークも浅くなりました。体感的には初代の 2/3 くらいになっている感覚ですが、キートップの横ブレが少なくメイク(押下)時のクリック感が強いため、明らかに初代よりも撃ちやすくなっています。初代はキートップの小ささに比してストロークが深すぎ、またキートップがグラつく感じもあったのが劇的に改善されました。このキーボードなら使い物になる、そう感じられる仕上がり。

GPD Pocket 2

CPU は初代の Atom x7-Z8750 から Core m3-7Y30 へと大きくグレードアップしました。ちょっと触ってみた感じでもキビキビ動いており、CPU 性能向上の恩恵は大きそうです。あとはストレージが eMMC なのが日々のもっさり感に繋がりそうな不安はありますが、少なくとも初代よりは全然いい。CPU 性能に関しては Surface Go(Pentum Gold 4415Y)よりもベンチマークベースで 50% 程度高いはずなので、少なくとも Surface Go の安い方(eMMC)のモデルよりは快適になりそうです。ちなみにスタッフの方の話によると、CPU 制御については謎の性能向上機能的なものを入れていて、できるだけピークパフォーマンスを維持できるよう工夫しているとのこと。

正直なところ、初代があんまりな完成度だったので今回ばかりはスルーしようと思っていたのですが、実物が想像よりずっと良い出来だったので、少し気持ちが傾いてしまいました。ただ、自社ユーザーも読んでいる媒体で、バリバリの現行製品について社長自ら「失敗」「妥協してしまった製品」と断言してしまうようなメーカーは信頼できないなあ...という思いもあり、ちょっと悩みます。総合的にはなんだかんだで Surface Go を買った方が満足度が高いような気もするし。
まあ最近はモバイルでもスマホと小型タブレットで用が済んでしまうことも多いので、買ったところで用途もあまりないんですが、こればっかりはこういうのが欲しくなってしまうのが私のカルマみたいなものだからなあ...。

GPD / GPD Pocket 2

B07GZHQ58L

投稿者 B : 22:22 | PC | コメント (0) | トラックバック

2018/09/03 (Mon.)

MX Vertical を見てきました

ロジクールの縦型マウス「MX Vertical」ですが、国内でも正式発表され、発売日を前にして既に店頭での先行展示が始まっているとのことで触りに行ってきました。

ロジクール初の縦型マウス「MX Vertical」誕生。従来型マウスよりも負担が10%軽減 - PC Watch

MX Vertical

どの規模の店に出ているか分からなかったので、とりあえずヨドバシ新宿西口本店地下のマウス売り場へ。目立つところに置いてありました。

上から見ると「ちょっと変わった形のマウス」くらいにしか見えませんが、

MX Vertical

横から見ると、確かに縦。
カタログ写真を見て理解しているつもりではいても、実物の縦っぷりを見るとちょっと驚きます。

MX Vertical

一般的な形状のマウス(M705m)と比較するとさらに驚くべき縦。津波のような曲線に、なんとなく葛飾北斎の息吹を感じます(ぉ。

側面は触感の追いラバー塗装になっていますが、三年使った私の MX MASTER のラバー塗装は最近ちょっとベタついてきました。長く使うことを考えると普通のシボ加工か塗装で良かったのではないかと思います。

MX Vertical

握ってみました。公式には「握手をするような感覚」となっていますが、確かにマウスというよりはジョイスティックを握りこむような感じ。
ただ店頭展示では自分が立った状態で低い位置に置いてあるマウスを握ることになるので、実際の机上で使うよりも手首を曲げて握り込むことになるので、これでは手首も痛いし使用感はイマイチ分かりません。中腰気味になって動かしてみると「これは確かに手首の負担が少し軽減されているな」と感じられます。

MX Vertical

マウスの形状的に「親指・人差し指・中指を伸ばしてマウスにかぶせ、腕と手首を使って動かす」という使い方になります。
私は大型のハイエンドマウスであっても「指を軽く曲げて親指と薬指でつまみ、アームレストに載せた手首を支点としつつ左右方向は手首の動きで、前後方向は二本指の伸縮で動かす」という使い方をしています(いわゆる三種類のマウスの持ち方のうち、つかみ持ち(Claw Grip)とつまみ持ち(Fingertip Grip)の中間くらいの持ち方)。こうすると手首より上の腕は動かす必要がないし、画像処理のような細かい作業でも精密に操作できます。しかし MX Vertical の持ち方ではそれができないため精密な操作に自信が持てないし、却って腕が疲れそう。MX Vertical で今までのような持ち方・使い方ができないか少し試してみたのですが、それも難しそうです。

MX Vertical

難点をもう一つ挙げるとすれば、スクロールホイールから「フリースピン」機能が省かれていること。近年のロジクール製ハイエンドマウスに標準搭載されている機能ですが、MV Vertical と MX ERGO(トラックボール)というハイエンド系のモデルに軒並み非搭載となっていて、もしかして今後廃止の方向なのかもしれません。私はガンガン使っていて、ロジクール製マウスの選択理由の一つになっているので、これがないのは厳しい。

そんなわけで、個人的に「これはないな」という点がいくつかあったので、MX Vertical に乗り換えるのはいったん保留。もう一回りくらい軽くて小さければ「つかみ持ち」のような持ち方ができたのかもしれませんが。
とりあえず、今職場で使っている初代 MX MASTER がヘタッてきたら買い換え先は MX MASTER 2S が順当かなあ。

ロジクール / MX Vertical

B07GPZBVZT

投稿者 B : 22:30 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/08/22 (Wed.)

Logitech MX Vertical

ロジクール、握手するように使えるエルゴノミクスマウス「MX Vertical」 - PC Watch

B07FNJB8TT

米 Logitech がハイエンドマウスの新製品「MX Vertical」を発表しました。

ロジのハイエンド機はマイナーチェンジを除けば「MX MASTER」以来約三年半ぶり。今回の特長は「Vertical」の名が示すとおり、縦に握るようにして持つ形状にあります。

従来のマウスはほぼ全てが「手のひらを下に向け、手首を左右に動かす」ことで操作する前提になっていました。しかしこれは人間の腕の構造からすると理想的とは言えず、手首に負担がかかりやすいのがずっと昔から指摘されてきました。それに対してロジクールのハイエンド機や MS のIntelliMouse などを筆頭に、マウスの形状を手のひらのカーブに合わせることで軽減しようというのが定着してきましたが、ここまで大胆に傾けたマウスはほぼ初めてではないでしょうか。
しかしこの形状であれば机上に手を自然に出した状態で、手首を左右ではなく上下方向(手首のメイン可動軸からみて)に動かすことになるため、長時間作業においても負担軽減に繋がりそうに見えます。一見ヘンテコなようで、実はかなり理にかなった形状と言えます。ただ、マウス操作中心の作業ならば快適でしょうが、右手をキーボードとマウスで行ったり来たりするような作業においては、キーボードとマウスを持ち帰る際に腕をスライドさせた上で手首を回転させる動作が必要になるわけで、やや煩雑になりそうな印象も受けます(すぐに慣れるのかもしれませんが)。

こればかりは試してみないと何とも言えないけど、ちょっと試すには躊躇する価格でもあります。ただ、私が職場で毎日使っている初代 MX MASTER のラバー塗装が最近ちょっとずつベタつき始めていて、そろそろ買い換え検討かな...とは思っていたところ。国内発表されたら改めて考えようと思います。

投稿者 B : 22:35 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/08/04 (Sat.)

Surface Go を見てきました

昨日から一部量販店で先行展示が開始された Surface Go を見に行ってきました。

Microsoft / Surface Go

Surface Go

まあ 11inch クラス以下のサブ/ミニノート好きとしては気になるわけです。

サイズ感的には、私が使ってきた PC で言うと VAIO Pro 11/S11 よりは若干小さく、TransBook T90 Chi よりは一回り大きい。ミニタブレット代わりとして持ち歩くにはちょっと大きいけど、タブレット的にも使えるサブノートとしてであればしっくりくるサイズ。3:2 のアスペクト比も使い勝手が良さそうです。

Surface Go

重量は本体のみで 522g、Type Cover 込みでも 765g。Android タブレットよりは重いけど、Windows PC のユーザビリティが得られるならば十分許容範囲と言えます。

Surface Go

外部インターフェースは USB Type-C×1、ヘッドホンジャック×1、microSD×1、Surface Connect(電源ジャック)×1。USB Type-C からの充電にも対応しているので、ここは Surface Connect を捨てて USB Type-C×2 くらいにしてほしかったところですが、サブノート/タブレット代わりとして割り切って使うならこれでも大きな不満はありません。まあ実際使うとなったら SD カードリーダ機能つきの USB ハブくらいは一緒に持ち運ぶことになるでしょう。

Surface Go

キーピッチは公称 17mm。キーボード右側の記号キーや [Enter] キーが寸詰まり気味ながら、さほど違和感はありません。軽くタイプしてみた感じでは、日々の blog エントリー程度であればそれほどストレスなく打てそうな印象。Surface の初期の Type Cover はどうにも好きになれませんでしたが、キートップの形状やキータッチなども含めブラッシュアップが進んでいるようです。Surface Pro に比べて縦幅が短いこともたわみの少なさに貢献しているのかもしれません。

パフォーマンスに関しては店頭で数分触ってみただけでは断定できないものの、ブラウザやオフィスアプリを使う分には特に不便を感じないくらい快適。操作中にちょっとした引っかかりを感じる瞬間もあるけど、GPD Pocket や TransBook Chi などの Atom 系 UMPC に比べれば全然快適です。さすがに Photoshop を使うのは厳しいでしょうが、プライベート用のサブノートとしては十分アリだなー。
いろいろとカスタマイズした GPD Pocket もなんだかんだで馴染めなかったし、これは Surface Go に買い換えても良いかも。ただ、プライベート用なら MS Office は必要ないんですよね。Office なし・保証なしでよければ Amazon.com で米国版を買うのが最もお買い得だし、自分で買うならこっちかな。

久しぶりにグッと来るサブノート PC でした。ちょっと悩みつつも買ってしまうかもしれません。

Microsoft / Surface Go (Intel Pentium Gold, 8GB RAM, 128GB SSD)

B07FDKZQTY

投稿者 B : 21:50 | PC | コメント (0) | トラックバック

2018/07/11 (Wed.)

UHS-II 対応メモリカードリーダを導入

先日の UHS-II 対応 SD カードを買った話の続きです。

とりあえず α7 III 自体が UHS-II に対応しているので、USB 3.1(Type-C)ケーブルを買ってきて α7 III を PC に接続してみたんですが、ベンチを取ってみたところリード 60MB/s 程度しか出ず(´д`)。まあ、カメラを PC に接続した場合カメラのファームウェア側での処理も入るんだろうし多少遅くなるよね(それにしても遅い気はするけど)、本来のスピードで転送したければカードリーダを使った方がいいはずと思い、買い換えました。

SanDisk / ImageMate Pro Reader SDDR-489-J47

ImageMate Pro

SanDisk 製のカードリーダを買ったのは今回が初めて。新しい規格のカードのポテンシャルを引き出すなら、メモリカードを熟知したメーカーの製品がいいだろうと思って。バッファロー等のサプライメーカー品との価格差もそれほどないようですし。

ImageMate Pro

箱から出してみてびっくり、本体そのものがラミネートされてました(笑。

ImageMate Pro

対応メディアは CF、SD、microSD の三種という割り切った仕様。他社製品では今でもメモリースティックや xD 等のメディアに対応した機種も少なくないですが、個人的にはもうこの三種にさえ対応していれば不自由はありません。

ImageMate Pro

接続端子は USB 3.0 microB。このあたりの機器が USB Type-C に対応するようになるのはもう少し先のことでしょうか。

ImageMate Pro

他社製品だとロゴは印刷で済ませてしまうところを、ちゃんとエンブレムを貼ってくるのがトップメーカーの矜持といったところ。
ちなみにこのカードリーダ、中にウェイトが入っているのかややズッシリとしていて、カードの抜き差しの際に本体が滑りにくいようになっています。今まで使っていたリーダは軽すぎてすぐに動いてしまい、両面テープで固定していたくらいだったので(笑)、これはありがたい。地味ながらちゃんと工夫されています。

というわけでベンチマークを取ってみました。比較対象は旧カードリーダのバッファロー BSCR09U3、カードは UHS-II 対応のソニー SF-G32 と UHS-I の SanDisk Extreme PRO

リーダ/カードSequential Read
(Q= 32,T= 1)
Sequential Write
(Q= 32,T= 1)
ImageMate Pro/Sony SF-G32 (UHS-II)270.983 MB/s228.576 MB/s
ImageMate Pro/SanDisk Extreme PRO (UHS-I)96.103 MB/S84.704 MB/s
Buffalo BSCR09U3/Sony SF-G32 (UHS-II)91.598 MB/s88.611 MB/s
Buffalo BSCR09U3/SanDisk Extreme PRO (UHS-I)92.545 MB/s85.071 MB/s

おー、UHS-II はまさに UHS-I の三倍速い。リード 300MB/s、ライト 299MB/s という公称値には届いていませんが、それでも今まで使っていたメモリカードとは雲泥の差です。実際に撮影した画像を PC に転送する時間も従来の 1/3 くらいになっていて、これは取り込みが捗りますね。
スチルしか撮らなければ UHS-I の転送速度でも十分だと思っていたけど、これを知ってしまうと UHS-I を使う気が薄れてきてしまいます。まだまだ高い UHS-II カードですが、またちょっとずつ揃えていこうかな...いや、手元に対応するカメラは α7 III しかないし、とっておきの 1~2 枚のカードがあれば十分なはずだ(物欲と自制心の葛藤)。

SanDisk / ImageMate Pro Reader SDDR-489-J47

B07B55KNWD

投稿者 B : 23:59 | Camera | Camera Accessory | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2018/06/13 (Wed.)

BenQ BL2711U

ベンキュー、Rec.709カバーのデザイナー向け27型4K液晶 - PC Watch

BenQ BL2711U

BenQ から 27inch 4K ディスプレイの新製品が発表されました。

近年の積極的な製品展開で注目を浴びている BenQ ですが、積極的すぎて製品ごとのスペックの違いが把握しきれない(;´Д`)ヾ。自分の理解のために、同じ BenQ の 27inch モデルと比較してみました。

モデルSW271BL2711USW2700PT
サイズ27inch27inch27inch
解像度4K(3,840×2,160)4K(3,840×2,160)WQHD(2,560×1,440)
パネルIPSIPSIPS
輝度350cd/m2300cd/m2350cd/m2
HDR
色再現Adobe RGB 99%
sRGB/Rec.709 100%
sRGB/Rec.709 100%Adobe RGB 99%
sRGB/Rec.709 100%
キャリブレーションハードウェアソフトウェアハードウェア
遮光フード付属付属
インターフェースDVI×1/HDMI 1.4×1
/DP 1.2×1
DVI×1/HDMI 1.4×1
/HDMI 2.0×1/DP 1.2×1
DVI×1/HDMI 1.4×1
/DP 1.2×1
価格(日本/米国)¥138,000/$1,099未発表/$449¥69,800/$599
※国内価格は Amazon、米国価格は B&H より引用

こうして見ると、ハイエンドの SW271 は SW2700PT をベースに 4K/HDR 化したモデルであることが分かります。一方今回の BL2711U はスペックこそ近いものの、Adobe RGB 対応とカラーマネジメント機能を割り切って「4K 対応でそこそこ色再現性の高いモデル」というバランスを目指しているようです。プロフォトグラファーではなくハイアマチュアのスチル/ビデオ編集用途やグラフィックデザイナー向けという感じ。そういう意味では、SW271 にはさすがに手が出ないけどそろそろ 4K ディスプレイが欲しい私のようなユーザーにど真ん中ストライクと言えます。

価格は発売日(22 日)が近づくまで公表されないでしょうが、米国 B&H での価格を参考にすると日本では ¥54,800~59,800 あたりのセンではないでしょうか。少し前に調べたところによると、4K で 6~8 万円のモデルは Adobe RGB&ハードウェアキャリブレーション非対応なのが相場でしたが、まさにそこよりも少しお買い得な価格で出てくることでしょう。またサイカ先生によると「使っているカメラの価格の 1/3 をディスプレイに投資するのがバランス良い」とのことなので、α7 シリーズユーザー的にはちょうど良いグレードであると言えそうです。あ、オマエの持ってるカメラの価格を合計して三で割ったら EIZO でも買えるだろ、というツッコミは受け付けません(ぉ

欲張るとどんどん上を見てしまうのが写真編集用 PC ディスプレイの世界ですが、BL2711U は落としどころとしては最適な選択肢っぽい印象。今すぐにとは言いませんが、近い将来の買い換え候補筆頭に置いておこうと思います。あとは BenQ のディスプレイは実機に触れる機会が少ないのがネックなんだよなあ...。

投稿者 B : 23:11 | Camera | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック