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2016/12/28 (Wed.)

ASUS RT-AC85U インプレッション (2)

ASUS RT-AC85U のレビューの続きです。
今回は電波強度と転送速度について計測してみました。

ASUS / RT-AC85U

ASUS RT-AC85U

我が家はオーソドックスな 3LDK のマンションで、玄関からみてリビングが最奥にあるレイアウトになっています。面積はさほど広くないものの、途中にある浴室が電波を減衰させやすいのか、無線 LAN ルータを玄関側に置くとリビング横にある書斎が、リビングに置くと玄関横にある寝室が電波の届きにくい状態に陥るという。今まで使ってきたバッファローや NEC のルータではそうでした。かといって家の中心近くには有線 LAN の口が来ていないのでルータの置きようがない。Wi-Fi リピータ(中継機)という選択肢もありますが、この広さの家で使うのもちょっとアホらしい。
ASUS のルータは電波の強さに定評があるようだったので、RT-AC85U ではそこに最も期待していました。

というわけで、Wifi Analyzer で電波強度を計測してみました。リビングに RT-AC85U を、玄関に AtermWG1800HP を設置して、リビング横の書斎と玄関横の寝室にて測ったそれぞれの電波強度は以下のとおり。
なお以下のグラフ中「ASUS***_5G」が RT-AC85U・5GHz、「ASUS***_2G」が同 2.4GHz、「aterm-*****c-a」が AtermWG1800HP・5GHz、「aterm-*****c-g」が同 2.4GHz になります。計測に使用した機器は Xperia Z5 Compact。

■5GHz 帯・書斎

ASUS RT-AC85U/5GHz

書斎の隣に設置されている RT-AC85U は当然強い電波が見えています。AtermWG1800HP も一応 SSID は見えていますが、強度は -80dBm を下回っており、クライアント機器とは接続が安定しない状態。ノート PC ならばある程度通信はできますが、スマホやタブレットだとまともに接続さえできません。

■5GHz 帯・寝室

ASUS RT-AC85U/5GHz

逆に玄関横の寝室に来ると、AtermWG1800HP はもちろんしっかり見えていますが、RT-AC85U もそれなりに健闘しています。これなら使い物になるレベル。高周波数帯だからもっと減衰するかと思いましたが、優秀ですね。

■2.4GHz 帯・書斎

ASUS RT-AC85U/2.4GHz

集合住宅だけあって 2.4GHz 帯はぐちゃぐちゃに電波が飛び交っています(それでもオフィス街なんかよりはまだマシ)。書斎隣の RT-AC85U は電波強度が強いのはもちろんのこと、チャンネル自動選択機能が優秀なのか他の SSID とのかぶりが少なく、安定感があります。一方の AtermWG1800HP は複数の SSID とチャンネルがもろにかぶっており、SSID がかろうじて見えているだけというレベルで使い物になりません。

■2.4GHz 帯・寝室

ASUS RT-AC85U/2.4GHz

寝室側に来ると AtermWG1800HP のほうが電波が強くなりますが、これまた他の SSID ともろかぶり状態。
RT-AC85U の 2.4GHz 帯は電波強度はかなり弱まっていますが、使用チャンネルが他とずれているおかげで使えなくはないレベル。

■通信速度

iPerf

通信速度も計測してみました。iPerf を使用して、それぞれの位置・ルータ経由で有線 LAN(1000BASE-T)接続の自作機とのデータ転送を計測しました。クライアント機器は VAIO Z(2016 年モデル、Intel Dual Band Wireless-AC 8260 搭載)を使用し、メインで使っている 5GHz 帯のみ計測。

ルータ場所UploadDownload
RT-AC85U書斎316Mbps343Mbps
寝室110Mbps197Mbps
AtermWG1800HP書斎33.7Mbps14.4Mbps
寝室231Mbps177Mbps

後発の RT-AC85U が速いのはもちろんですが、やはり遠くまで電波が減衰しないようで、寝室側でも安定して 100~200Mbps で通信ができています。逆に AtermWG1800HP は離れると極端に安定性・速度ともに落ち込み、書斎ではあまりスピードが出ていません。しばらくは移行期間のつもりで両方のアクセスポイントを生かし、寝室では AtermWG1800HP のほうに繋ぐようにしていましたが、これならもう AtermWG1800HP のほうは電波を切って有線専用ルータとして余生を送ってもらえばいいかな...。
ただちょっと気になるのは、INTERNET Watch での清水理史氏のレビューだと RT-AC85U は近距離での実測 600Mbps 超えという速度が出ているのに対して、我が家ではせいぜい 350Mbps 前後までしか出ていないこと。VAIO Z 側は 2x2 MIMO 対応で理論値 866Mbps までは出る仕様なので(PC 上のリンク速度も 780Mbps と認識されている)、もう少しスコアが伸びてもおかしくないところです。ルータ側も PC 側もデフォルト設定で計測したので、ここはもう少し設定を煮詰めてみる価値はあるかな...。

ともあれ、実際に電波強度・速度・安定性ともに AtermWG1800HP 比で明らかに改善された、というのが改めて確認できました。これは買って良かったなあ。

ASUS / RT-AC85U

B01LX0WM1U

投稿者 B : 23:23 | Home Network | PC | コメント (2) | トラックバック

2016/12/27 (Tue.)

ASUS RT-AC85U インプレッション (1)

先月購入した無線 LAN ルータ ASUS RT-AC85U、一ヶ月ほど使ってみましたがとても安定しています。今までに買ったルータ(といってもアクセスポイントモードで使っているけど)の中で一番快適じゃないかとさえ感じています。ここらでちょっと使用感や速度について書いておきたいと思います。

まずは設定周りから。

ASUS / RT-AC85U

ASUS RT-AC85U

PC からの設定画面へのアクセスはブラウザ経由になります。これ自体はまあ一般的ではありますが、国内メーカーのルータ設定画面がもう 10 年くらい UI いじってないだろ的な古くさいデザインなのに対して、RT-AC85U は画面構成こそオーソドックスなものの、現代的なアプリっぽいデザインになっています。イマドキ HTML で書かれた灰色のボタン UI とか見ると萎えますからね...(´д`)。ボタンも全体的に大きめになっており、PC よりはタブレット等のデバイスでブラウザアクセスされたときにも扱いやすいように配慮されています。正直こういうところは国内メーカーも見習ってほしい。

ASUS RT-AC85U

本機の USB ポートは多機能で、HDD を繋いで NAS 的に使えるのはもちろんのこと、プリントサーバにもなったり、Mac の Time Machine 用ストレージにもなったり、あるいは PC の電源を切った状態でもファイルのダウンロードをルータだけで完了させられる機能があったり、いろんな用途に使えます。私は Windows ユーザーですが、Time Capsule の開発が終了して困っている Mac ユーザーな方にもいいんじゃないですかね(最近のルータは標準で備えつつある機能ではありますが)。

ASUS RT-AC85U

クラウド連携系の機能もあり、ASUS の AiCloud 経由でインターネット側から RT-AC85U の USB ポートに接続されたストレージや LAN 内の PC にアクセスしたり、ルータ接続のストレージと ASUS のオンラインストレージを同期したりする機能を持っています。AiCloud といっても基本的にはダイナミック DNS+オンラインストレージサービス+α 程度のようですが。
私はオンラインストレージや自宅 PC とモバイルデバイスの連携は基本的に OneDrive+OneNote でやっていて特に不自由は感じていないのですが、自宅のファイルサーバに直接アクセスできるなら容量を気にしなくていい(むしろ通信データ量のほうが心配)というのはメリットかも。試しに使ってみようかなあ。

ASUS RT-AC85U

スマートフォンからの設定は専用アプリから行います。これがまた、ブラウザ版とはさらに一線を画す感じで洗練された UI。若干、中二っぽさはあるけど(笑

ASUS RT-AC85U

「デバイス」タブの中には、RT-AC85U に直接ぶら下がっているものに限らず、同一ネットワーク内に存在する機器の一覧が表示されます。機器名と IP アドレス、接続状態が表示されているだけですが、これだけでも管理しやすい。ときどき「あれ、この機器の IP アドレス何だっけ?」と思っても、機器ごとにバラバラな(かつモノによっては扱いづらい)UI を操作して確認するの、面倒ですからね...。

ASUS RT-AC85U

「ワイヤレス」タブ内には 2.4GHz/5GHz の電波オン/オフとそれぞれの SSID、暗号化キーの設定。これ自体はまあ普通。

ASUS RT-AC85U

それ以外の機能は「各種機能」タブの中に詰め込まれていて、他のタブよりも深い階層に機能がギッシリ。Wi-Fi ブロックリストの管理や AiCloud の設定まで可能で、ほぼブラウザ版と同等の機能を網羅しています。私がアプリ内で見つけられなかったのはルータモードと AP モードの切り替え機能くらい。私はルータモード(デフォルト)ではなく AP モードとして使いたかったので、ブラウザからアクセスして切り替えましたが、それ以外はもうスマホから操作した方が早いし分かりやすいと思います。

ASUS RT-AC85U

もう完璧かと思われたこのアプリの中で唯一の誤りを発見。英語版 UI で「About」と表記されていると思われる画面のタイトルが「について」。ここは「このルータについて」とか書くべきところでしょ(笑。

ASUS RT-AC85U

それから、設定適用中のプログレスバー画面が何故か野球をしている線画キャラのアニメーション表示(笑。ここまでクールにまとめた UI の中で、何故ここだけこんな脱力系なのか(;´Д`)ヾ。でもずっと見ていると「逆にこれがいい」と思えるようになってきました(ぉ。

というわけで RT-AC85U、なかなかよく作り込まれています。国内二大メーカーのルータがいかに進歩していないかが、海外製品を触って改めて判りました。もう買い換え需要くらいしかなくて利益が出しづらいカテゴリなのだとは思いますが、これは現在のシェアに胡座を掻いていたら出し抜かれるのでは...と思ってしまいますね。

ASUS / RT-AC85U

B01LX0WM1U

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2016/11/30 (Wed.)

ASUS RT-AC85U

新しい無線 LAN ルータを買いました。

ASUS / RT-AC85U

ASUS RT-AC85U

以前買った AtermWG1800HP が、我が家の環境ではアクセスポイントモードとして使うと不具合が出るということが判って、以来玄関近くのルート HUB の前段にルータモードで設置していたんですが、そうすると電波の飛びがイマイチ。リビングまでは電波が届くものの、その隣の自室にはほとんど電波が来ない状態でした。自室にある自作機は有線で繋いでいるからまあ良いんですが、それ以外の機器が自室で使いにくいことにイライラしていて、思い切って買い換えというか買い増し。

長年バッファローと NEC の機器を交互に使ってきて、どちらも普通に使う分にはあまり不満はないものの、ちょっと変わった使い方や環境で使おうとするとイマイチ。一方で近年は ASUS 製品の評判がかなり高まっているじゃないですか。最近の ASUS は、PC やスマホは無節操に売れてるものをパクっているのが好きになれませんが(製品としてのまとまりはさすがだな、と思うものの)、無線 LAN 製品や ASUSTOR ブランドの NAS などのネットワーク関連製品はエンスージアスト向けの尖った製品が多くてとても良さげ。ネットワーク製品を買うときに必ず参考にしている清水理史氏のレビューを読んで、私の用途的には十分そうかな、と思えたので、購入に踏み切りました。

【清水理史の「イニシャルB」】 マニアックさを少し削った廉価版 1734Mbps対応の無線LANルーターASUS「RT-AC85U」 - INTERNET Watch

ASUS RT-AC85U

モノリス然としたデザインのせいでサイズ感が分かりにくいですが、正面の投影面積はほぼ 8inch タブレットと同じ。ASUS のルータというと巨大な筐体にツノが何本も生えたいかつい印象がありましたが、これはアンテナ内蔵だし、この程度ならばリビングの片隅に置いておいてもそれなりに「なじむ」デザインと言えます。

ASUS RT-AC85U

インジケータは青色 LED。スリット状に入っているので、点灯/点滅していてもそれほど気になる感じはありません。

ASUS RT-AC85U

背面の接続端子は WAN×1、LAN×4、NAS やプリントサーバとして使える USB 3.0×1。上位機種だとさらにデュアル WAN 対応だったり USB ポートが複数あったりするのに比べると無難な構成ですが、とにかく高速で安定した通信ができる AP として使いたい私にとっては特に不足はありません。

ASUS RT-AC85U

薄さはこんな感じ。金属製のスタンド(取り外し不可)で縦置き前提ですが、あまり奥行きのない場所でも設置はしやすいかと。
側面には WPS ボタンもついています。

ASUS RT-AC85U

AC アダプタは特段コンパクトというほどではありませんが、NEC のこのクラスのルータについてくるアダプタはもっと大きいですからね。

ASUS RT-AC85U

とりあえずサイズ感や見た目はけっこう気に入りました。
まだ買ったばかりなので電波強度やスピード、使い勝手等についてはまた後日改めて書く予定です。

ASUS / RT-AC85U

B01LX0WM1U

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2015/01/07 (Wed.)

NEC AtermWG1800HP、その後

去年買った自宅用 Wi-Fi ルータ、AtermWG1800HP。年末に某氏に「アレ良いですか?」と訊かれて「実はちょっとイマイチ...」と曖昧に答えてそのままにしていたので、回答の意味も込めて改めてその後について書いておきます。

AtermWG1800HP

買い換えによって電波強度も通信速度も向上して満足はしていたんですが、使っているとちょくちょく途切れる症状が発生していました。切れたら切れっぱなしになるのではなく瞬断して直後に再接続する、という不可解な途切れ方だったんですが、再現性を確認してみると「5GHz の接続が安定しない」という結論に至りました。
しかも、5GHz(上の画面キャプチャだとリストの最上段に表示されている「aterm-******-a」がそれ)は、途切れるようになると再接続しようとしても IP アドレス取得段階から応答しなくなって、ルータ自体を再起動するまで 5GHz では繋がらない状態になります。どの端末から試しても同じ状況で、これはルータ側に何か問題があるに違いない。

さらに追い込んでいくと、ルータモードでは問題が発生せず、ブリッジ(アクセスポイント)モードだと発生することが判明。
もっというと、我が家の環境ではブリッジモードにするとルータのコントロールパネル(クイック設定 Web)にアクセスできなくなります。取説を調べてみると、ブリッジモードの場合はルータ自身の IP アドレスは末尾「210」に強制設定される(ネットワーク環境によっては 211~218 のいずれかになる場合もある)とのことですが、IP アドレス直打ちでもアクセスできず。

「我が家の環境では」と書いたのは、我が家のネットワークはマンションに付帯する「e-mansion」というサービスを利用しているから。このトラブルに遭遇するまで失念していたのですが、このマンションのネットワーク構成では、サブネットマスクが一般的な 24bit(255.255.255.0)ではなく 18bit(255.255.192.0)に設定されています(ウチのマンションだけなのか、e-mansion 全てがそうなのかは不明)。
これはもしかすると AtermWG1800HP のブリッジモードが 24bit のサブネットしか想定しない作りになっており、IP アドレスの取得に問題が生じているのではないか?と推測したわけです。ただ、それだと 2.4GHz 側は安定していて 5GHz だけ不安定なことの理由が説明できませんが...。

AtermWG1800HP

念のため、5GHz 帯の使用帯域を変更してみたり、ECO モード回りの設定を変更してみたりしましたが、改善する気配はなし。

いずれにしても、ブリッジモードではなくルータモードなら安定するので、今のところ考えられる解決策は...これしかありません。というわけで、お正月休みの間にネットワーク構成を変更しました。

AtermWG1800HP

今まではホームネットワークの末端にブリッジモードで AtermWG1800HP をぶら下げていましたが、我が家のルート HUB(玄関の配電盤の隣にある)の、HUB と上位ネットワークの間にルータを噛ませて、ルータモードで動かすことにしました。多段ルータになってしまうのが気持ち悪いですが、ホームネットワーク内の安定性だけを考えるとこれがベスト。
ルータの設置場所がリビングから玄関と、物理的にメインの使用場所からちょっと離れてしまいましたが、そもそもの電波出力自体がそれなりに強いので、電波強度的にはそれほど不都合を感じていません。

あまりスマートではない解決方法ですが、とりあえず安定したようなので、これで良し。
また問題が発生するようであれば、もう諦めて別メーカーのものに買い換えを検討するつもり。

一応 NEC の名誉のために補足しておくと、ネット上を調べてみても同じような環境・症状に悩まされている方は 1~2 人しか見あたらなかったので、一般的なネットワーク環境ではこういう問題は発生しないのではないか、とは思います。

NEC / AtermWG1800HP

B00C2FICNS

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2014/10/02 (Thu.)

NEC AtermWG1800HP (2)

先日購入した AtermWG1800HP の続きです。

NEC / AtermWG1800HP

AtermWG1800HP

えっと、買った直後に直接の後継機種が発表されてしまいましたが(;´Д`)ヾ、

NEC、下位モデルに先行投入された新機能を盛り込んだ11acルーター最上位機 - PC Watch

ハードウェア的には実質的に同じもので、ペアレンタルコントロール的なアクセス制御機能が追加されたことと、付属の NFC タグでスマートフォン等の接続設定ができるようになった程度の違いしかないので、気にしない方向で(泣。

とりあえず自宅のひととおりの機器を接続設定して、数日使ってみました。
電波強度は、それまで使っていた WZR-AGL300NH に比べて明らかに良いです。AGL300NH はリビングの中でこそ感度良好なものの、壁を一枚挟むと途端に電波が弱くなり、別室ではまともに通信できる場所を探すのが大変な状態でしたが、AtermWG1800HP に換えたら以前の状態が嘘のように、家じゅう(といってもそれほど広くもない 3LDK のマンションですけど)で快適に通信ができるようになりました。これで長風呂も、体調崩してベッドから起き上がれない日も怖くない(←寝てろ)。

じゃあ、スピードはどの程度出ているのか?ということで、ベンチマークを取ってみました。
とはいえ私が所有している機器で .11ac に対応しているのは Xperia Z2/Z2 Tablet しかないので、Android 版のローカル Wi-Fi 速度計測アプリとして使いやすそうだった「WiFi Speed Test」というアプリを Z2 Tablet にインストール(接続先の母艦が必要なので、PC 用サーバアプリを有線 LAN にぶら下がった自作機にもインストール)して計測。

WiFi Speed Test

WiFi Speed Test

無線通信の速度計測はけっこうバラツキがあるので、5 回計測して中央値を拾ってみるとこんな感じ。

ネットワーク上り下り
IEEE 802.11ac203.91Mbps205.84Mbps

おお、どちらも 200Mbps 超え。理論値 1,300Mbps のルータとしては物足りない値ですが、そもそも Z2 Tablet 側の .11ac が最大 433Mbps でしか通信できないスペックなので、その理論値の 50% 程度とすれば妥当な値でしょう。
今のところ .11ac で通信できる機器が自宅にはスマホとタブレットしかない、というのは残念ですが、.11n のルータとしても今までは最大 300Mbps だったのが最大 450Mbps に底上げされているので、全体的に快適にはなっています。

電波強度も通信速度も大きく改善したので、とりあえずは満足。最大 1,300Mbps の通信速度はこれから出てくる機器のために取っておくことにしましょう。

NEC / AtermWG1800HP

B00C2FICNS

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2014/09/28 (Sun.)

NEC AtermWG1800HP (1)

しばらく検討していた IEEE 802.11ac ルータ導入の件、観念してエイヤッと購入しました。

NEC / AtermWG1800HP

AtermWG1800HP

バッファローの最新モデルはユーザーからの評判が著しく悪いのがどうしても気になって、久々に NEC のルータに乗り換えてみました。

2.4/5GHz 両対応、理論値 1,300Mbps の Wi-Fi ルータです。とはいっても 1,300Mbps に対応した子機がまだ出ていないので、当面は最大 866Mbps が理論値の上限であり、それ以上は将来を見据えた投資、という位置づけになりますが。

AtermWG1800HP

筐体はかなりコンパクト。バッファローの AirStation は上位機種になると筐体が巨大でちょっと置き場所に困ることが多く、現行機種もけっこう大きいんですが、NEC の現行機種はハイエンドモデルに見えないくらいのコンパクトさ。アンテナの出っ張りもないのでリビングに置いておいても物々しくないのがありがたいです。

ただ、筐体表面がツヤツヤなのはどうも...特に黒は埃が目立つんですよね。つや消しブラックか、つや有りならホワイトが良かったのに。

AtermWG1800HP

設置方法は縦置き・横置きの両方に対応しています。面白いのが、スタンドを付け替えることで縦横に対応するわけですが、横置きしたときにスタンドが本体に一体化したデザインに見えるようになっています。まあ縦置きのほうが設置面積を取らないし、アンテナ感度も良さそう(あくまでイメージですが)なので、私は縦置きにして使います。

AtermWG1800HP

背面のコネクタは、4 ポートの Enternet HUB+アップリンクポート×1、加えて USB ポートが 1 つついています。この USB ポートは HDD や USB メモリを接続してファイルサーバ/DLNA サーバとして動作させることが可能。処理速度が足りていれば、わざわざ NAS を買わなくてもコイツを NAS 代わりにできちゃうんだよなあ。今度試してみたいと思います。
一番上についているスイッチは、Wi-Fi の動作モードの切り替え。ルータ/ブリッジ(アクセスポイント)/コンバータ(子機)として動作させることができ、ルータモード時はさらにローカルルータ/PPPoE ルータの選択が可能。家庭用としてであれば、どんなネットワーク環境にも対応できると言えます。ちなみに我が家はマンションの共有 FTTH 回線で、ルータはマンション側が持っているので、ブリッジモードで使用します。

AtermWG1800HP

付属の AC アダプタはそれほど大きなものでもありませんが、今どき珍しくコンセント側が脱着式のメガネケーブルではなく、はめ殺しのケーブルになっています。我が家の設置環境には十分な長さでしたが、足りない or 長すぎるから適当な長さのメガネケーブルに差し替えたい向きにはイマイチな仕様かも。

電波強度や通信速度などについては、また追ってレポートします。

NEC / AtermWG1800HP

B00C2FICNS

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2014/08/21 (Thu.)

IEEE 802.11ac ルータ導入検討中

最近、自宅の Wi-Fi ルータの買い換えを検討しています。

というのも、今使っているルータはバッファローの WZR-AGL300NH。もう 6 年も前のモデルです。以前の住居で使っていたときにはそれほど不満もありませんでしたが、2 年前に今のマンションに引っ越してきてから、電波が弱いと感じることが多々あるようになりました。といっても、我が家は特別に広いわけでもないごく一般的な間取りの 3LDK のマンションなわけで、距離的なものというより壁を挟むと急激に電波が届かなく(2.4GHz/5GHz とも)なる模様。特に、寝室とバスルームで接続が安定しないので、けっこうイライラしています。
新しい Wi-Fi の規格、IEEE 802.11ac の正式版が確定したら買い換えようかな、とずっと考えてきて、今年ようやく規格が固まったので、そろそろ買い時かなと。IEEE 802.11ac 規格にはビームフォーミング機能(電波の指向性を高めて接続を安定化させる仕組み)も盛り込まれているので、電波強度についても旧規格より改善されるはず、という見立てもあり。

機種選定については、やはり定番バッファローかなあ...と思って調べてみたところ、

バッファロー / AirStation HighPower Giga WZR-1750DHP2/N (フラストレーションフリーパッケージ)

B00JWFB6CK

最新機種はどうにも評判が悪い。Amazon でも価格コムでも「繋がらない」「不安定」「感度が悪い」などボロクソ。クチコミサイトの評価だけを鵜呑みにするわけではありませんが、「とりあえずバッファローを買っとけば大丈夫」という時代ではもうないのですかね。

とすると、対抗はやっぱり NEC かな。

NEC / AtermWG1800HP

B00C2FICNS

こちらに関するクチコミは、絶賛というほどでもないけど悪くない感じ。
モバイルルータ系で NEC をしばらく使っていてイマイチだと思っていましたが、最近の製品ではずいぶん改善されたんですかね。

私の身の回りでは今のところ .11ac のルータに買い換えている人があまりいないので、参考になりそうな情報も特にないし。
比較記事を探してみたら、ASCII.jp でガチに速度比較している記事がありました。

ASCII.jp:理論値最大1300Mbps! 最速のIEEE 802.11acルーターを選ぶ!! (1/5)|どれが高速!? IEEE 802.11ac製品選び

スピードだけならエレコムが最速、という結果。
エレコムといっても以前ならロジテックブランドで展開していたのが、いつの間にかエレコムブランドに切り替わっていたので、品質的にはそれほど悪いものでもないんでしょうけど。ただ、自分も含め据置型の Wi-Fi ルータはバッファロー、NEC、Apple、あとまれにアイ・オーくらいしか使っている人を見かけないので、メイン用の機器としてはいきなり手を出しにくいところではあります。

まあ、Wi-Fi ルータ選びのポイントはスピードだけじゃなくて電波の安定性とかユーティリティの使いやすさとか、他にもいろいろ要素がありますからね...「使ったことがあるメーカーの安心感」っていうのも捨てがたい。
もうちょっと悩んでみて、来月くらいには買おうかなと。

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2013/11/12 (Tue.)

NAS の残り容量 5%(焦

CD プレイヤーが壊れたり新しいカメラバッグが欲しかったり、さらには年末に向けていろいろと物入りになるこの時期ですが、こんなタイミングで NAS の空き容量が逼迫してきました。

NAS

3 年前に購入した、バッファローの LS-WX2.0TL/R1。1TB×2 のドライブをミラーリングで 1TB 相当で運用していましたが、残り約 5% というところまで埋まってきてしまいました。まあ、買った時点で早ければ 2 年あまりでいっぱいになるだろうな、と思っていたので、むしろよくもったほうだとは思いますが。

NAS に入れているデータのおそらく 90% は写真。私は、写真は基本的に全て RAW+JPEG で撮影していて、現像後も RAW ファイルは残しているので(現像ソフトウェアの進化や自分自身の現像テクニックの向上で、後年より良い形で現像できることを期待して)、どうしても写真データは重くなりがち。一回撮影に行くと多いときは 5~10GB は貯まるので、必然的にアーカイブ用ディスクの容量を食ってしまいます。まあ、自分の写真の選択眼向上という意味ではセレクト時にもっと厳選すべきなんでしょうが、セレクトと現像に使える時間も限られているし。

ともかく、背に腹は替えられない。しばらく市場の動きをチェックしていなかった NAS の現行製品を、改めて調べてみました。

そしたらこんなのがあるんですね。

バッファロー / LinkStation DSD 配信対応 DLNA サーバ搭載 オーディオ向けネットワーク HDD 4TB LS421D0402P

B00DP7I3JA

最近のオーディオ界隈はもうハイレゾ全盛、という印象ですが、24bit/96Hz 対応にとどまらず、DSD 配信対応の DLNA サーバ機能搭載 NAS、という製品まであるとは。DSD ディスクを自作して PS3 で再生したりして遊んでいた 5~6 年前だったら飛びついていたに違いありませんが、最近は自宅のオーディオ環境にそこまで命賭けてないので(笑。
純粋に大容量/高性能な NAS として考えるなら、このへんなんでしょうけども。

バッファロー / LinkStation 4TB LS420D0402

B00D1QTAH4

今使っている NAS よりも高性能 CPU 搭載で、容量 2 倍。まあ順当な選択肢ですね。ただ、3 年前に 2TB を 2 万円ちょっとで買ったことを考えると、4TB で 3~4 万円、というのはコストパフォーマンスが当時とそれほど変わっていないので、ちょっと微妙。まあ最近 HDD の大容量化/低価格化も頭打ち/底打ち感があるので、今後はよほどのことがないかぎりここから状況は大きく変わらないような気もします。

ま、空きがなくなったところで今の NAS が使えなくなるわけでもないので、今のデータは今の NAS にそのまま入れておいて、さらに 2TB 買い足し、という対処法でもいいかな、とも思ってるんですけどね...。RAID 構成を修復したまま使っていない 1TB の NAS もあるので、当面のしのぎとしてはそれを引っ張り出してくる、でもいいんですが。

投稿者 B : 23:45 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2013/07/19 (Fri.)

フレッツ光に出戻り契約

昨年引っ越した後、e-mansion との速度比較をした結果、秋頃にフレッツ光を解約しました。自宅のネット回線は e-mansion に一本化して、電話はアナログ回線に戻し(!)自宅の電話番号を維持するためだけに最小限のコースで続けていました。
が、最近義父が病を患ったこともあり、田舎との電話連絡が増えて、毎月の電話代が ¥8,000~9,000 という規模になってしまいました。奥さんの実家にはネット回線もスマホもなく、IP 電話ベースの無料通話を利用することができません。ならばひかり電話あたりを導入して発信コストを下げれば、フレッツ光をひかり電話専用に契約しても、アナログ回線で通常の通話料を払うよりは安くなる、というのが試算の結果分かったので、結局フレッツ光に出戻り契約することにしました。

せっかく回線契約をするなら、So-net が最近提供開始した下り最大 2Gbps の FTTH サービス「NURO 光」を導入する...という案も考えたんですが、今の e-mansion で速度的に大きな不満はない(むしろインターネット側のスループットの問題で、ベンチ結果ほどのレスポンスが得られない場合がほとんど)こと、NURO 光では電柱から自宅への回線引き込み工事が発生して、壁のエアコン孔あたりからケーブルが這うという美観上の問題があること、月額のコストはアナログ回線で電話を使い続けたのと大差ないことから、今回は通話料の低減を主目的にフレッツ光を選択。

フレッツ光

届いたひかり電話ルータは RV-S340SE というモデル。以前使っていた RV-440NE よりも一つ古い型っぽいですが、まあひかり電話さえ使えれば困らないので。

フレッツ光

よく見るとリユース品のステッカーが貼ってありました。私が以前使っていたルータも、返却後は他の誰かの家で稼動しているのかなあ。

そういえば、去年は入居したてだったので e-mansion もかなり高速だったけど、今は状況が多少変わっているかな?と思い、久しぶりにスピードテストをやってみました。今回も speed.rbbtoday.comSpeedtest.net を使っています。rbbtoday のほうは近年バラツキが大きくなりすぎて信頼性が薄れてる気はしますが、Speedtest.net のほうはそれなりに信頼できる値かと。

環境フレッツ光e-mansion
speed.rbbtoday.com下り12.42Mbps95.77Mbps
上り1.51Mbps94.22Mbps
Speedtest.netPING41ms0ms
DOWNLOAD38.19Mbps92.13Mbps
UPLOAD22.20Mbps85.15Mbps

おおお、やっぱり e-mansion 速い。複数回計測した結果、フレッツは rbbtoday で下り 5~15Mbps、Speedtest.net でも下り 25~45Mbps という結果だったのが、e-mansion はどちらで測っても安定して下り 90Mbps 超えですからね。これは悩むまでもなく、今後もネット回線は e-mansion を使い続け、フレッツはひかり電話専用にする、という結論で良いでしょう。

本当は電話だけのためにフレッツを契約し続ける、というのはなんだかアホらしいので、もっとスマートな解決策があると良いんですが。e-mansion も IP フォンのサービスはやっているんですが、ナンバーポータビリティ非対応(050 始まりの番号になる)なのがちょっと。今の番号(03 始まり)、引っ越す前から使い続けているので、あれこれ切り替えるのが面倒なんですよね...。

投稿者 B : 00:33 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2012/10/09 (Tue.)

マンションの室内 LAN をギガビット化

以前にも書いたとおり、我が家には全室に Ethernet 端子がついています。

LSW3-TX-8NP

配線は玄関のシューズボックスの上に集約されていて、そこからブロードバンドサービス「e-mansion」のルータに接続されています。

シューズボックスの中に格納されていた HUB はバッファローの「LSW3-TX-8NP」。100BASE-TX の 8 ポート HUB です。が、イマドキ 100BASE-TX というのはどうも。まあ 100Mbps もあれば HD 映像も通せるし、一般的な用途でそれほど困ることはないと思いますが、我が家には NAS だったり nasne だったり、広帯域や大容量のデータ通信をする機器が揃っているので、快適に使いたければ 1000BASE-T には対応させておきたい。幸い、宅内の配線にはカテゴリ 5e のケーブルが使われていたので、HUB さえ入れ替えてやれば 1000BASE-T な家庭内 LAN が構築できることになります。

ということで、1000BASE-T 対応のスイッチング HUB を買ってきました。

バッファロー / LSW4-GT-8NS/WH (ホワイト)

LSW4-GT-8NS/WH

もともと入っていたものと同じくバッファロー製。まあ民生用のネットワーク機器として入手性と信頼性を兼ね備えているのはバッファローでしょう。それほどこだわりはなかったんですが、電源内蔵の 8 ポート HUB としては妥当な線かと。金属筐体なので、放熱性もそこそこ期待できます。

LSW4-GT-8NS/WH

ちなみにこのルータ、ループ検知機能がついていたり全ポート AUTO-MDIX(ストレート/クロスケーブル自動判別機能)対応だったりして、意外と高機能。まあ多少知識があればそれほど必要ない機能でもありますが。

LSW4-GT-8NS/WH

付属のマグネットを使って、ネットワークボックスの壁面に貼り付け。HUB を入れ替えただけで、特に設定をいじることもなくそのままギガビット対応になりました。

実際どの程度速くなったか?を、書斎の自作機とリビングのノート PC の間で測ってみました。計測には iperf を使用。

ネットワークBandwidth
LSW3-TX-8NP90.1Mbps
LSW4-GT-8NS628.0Mbps

おお、もともとの 100BASE-TX のネットワークでもかなり理論値近くまでのスピードが出ていたのは分かりましたが、やっぱり 1000BASE-T は文字通り桁違いの速さですね。理論値 1,000Mbps に対して 600Mbps 超えはまずまずの数字じゃないでしょうか。これなら別の部屋からネットワーク越しに NAS にアクセスしても十分な性能が出そうです。

ついでにリビングのテレビ周りの機器用に色違いの HUB をもうひとつ買いました。

バッファロー / LSW4-GT-8NS/BK (ブラック)

LSW4-GT-8NS/BK

テレビ周りは黒っぽい機器が多いので、ブラックで。以前のマンションでは配線は自分で引き回さなくてはならなかったので、ルータから遠いテレビ周りは泣く泣くバッファローの WLI-TX4-AG300N を使って Wi-Fi で繋いでいましたが、今は壁のアンテナ端子の隣に Ethernet 端子がついているので、有線で繋げるものは有線で。今のところテレビ、レコーダ、PS3、nasne を繋いでいますが(あとアップリンクポートとして 1 つ占有)、3 ポート空いているので今後機器が増えてきても大丈夫です。

そしてこうなってくると次のボトルネックは Wi-Fi。今使っているのは 4 年前の .11n ルータ(300Mbps)なので、そろそろ .11ae(600Mbps)のものに置き換えても良い頃なんですが、まだ .11ac 規格の正式版が発行されていないことと、機器側の対応がまだまだ進んでいないことなんですよね...。

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2012/08/28 (Tue.)

フレッツ光 vs. e-mansion

引越して一ヶ月が経過して、生活もある程度落ち着いてきたので、中途半端になっていた宅内のネットワーク環境の見直しを始めています。

ウチのマンションには、基本サービスとしてインターネット回線とプロバイダサービスが付帯しています。

マンションのためのブロードバンドインターネット e-mansion

以前のマンションは古かったのでこういうのも全然ありませんでしたが、今のマンションは新しいだけあって設備が整っています。各部屋には当然のごとく壁に Ethernet 端子がついているし、今まで自分でケーブルクリップ等を駆使して宅内配線を取り回していたことを考えれば、夢のようです。
この e-mansion というサービスは今まで全く知りませんでしたが、今回のマンションでは管理費にこの回線料・プロバイダ料が含まれている(外せない)ので、使わないのは損。

ただ、引越す前にいろいろ調べていたら、e-mansion の速度に不満を持っているユーザーも多いようで。
それならフレッツの方が速そうだし、とりあえずフレッツ光をメイン回線にしておいて、引越し後に使い比べてみて e-mansion の速度に不満がないようならフレッツを解約してもいいか、というつもりで、以前のマンションで契約していたフレッツ光をそのまま移設してきました。

フレッツ光

単なる移設のつもりだったのに、申し込んでみたら新しいひかり電話ルータが送られてきました。RV-440NE「S」という、どうやら NEC の OEM 品のようです。

で、引越してからしばらくはフレッツのほうをメイン回線として使っていましたが、なんか速くない。むしろ以前の住居で使っていたよりも遅いというか、スピードが不安定というか、通信が詰まるような印象もときどきあり、改めて e-mansion 回線とベンチで比較してみました。ついでに旧住居で以前取った結果とも比べてみます。ベンチマークは定番 speed.rbbtoday.comSpeedtest.net。時間帯は私が平日夜に自宅で PC を使い始めることの多い、テレホタイム(←死語)開始直後の 23 時過ぎ。

Speedtest.net

環境B フレッツ
(旧住居)
フレッツ光
(現住居)
e-mansion
(現住居)
speed.rbbtoday.com下り15.62Mbps5.06Mbps64.93Mbps
上り17.65Mbps20.74Mbps69.32Mbps
Speedtest.netPING10ms105ms16ms
DOWNLOAD16.11Mbps18.41Mbps91.61Mbps
UPLOAD17.56Mbps11.69Mbps53.55Mbps

e-mansion はっや!!!

フレッツ光は旧居の B フレッツよりも遅くなっている部分があり、ベンチマークもその時々で結果が安定しないくらいに波があるのに対して、e-mansion のほうは安定して速いです。というか私は今まで個人向けの回線でここまで速いのを使ったことがありません(笑。ま、回線の前提として「マンション全戸合計で 100Mbps/ベストエフォート」なので、全ての e-mansion 導入マンションで同じ回線品質というわけはないでしょうし、今後マンションの他の部屋にヘビーネットユーザーが多数入居してきたりしたらまた状況は変わるでしょうが、少なくとも現時点でこの状況は、フレッツを使う理由がないと言っても過言ではないでしょう。これは完全に嬉しい誤算。

ということで、フレッツはとりあえず近日中に解約して、いつか遅いと感じるようになるまでは e-mansion をメイン回線にしてやろうかなと。

投稿者 B : 23:59 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2012/03/30 (Fri.)

VULKANO FLOW を試してみた

ネットワーク経由でテレビ視聴ができるデバイス、「VULKANO FLOW」を試用する機会に恵まれたので、帰省のついでに試してみました。

Monsoon Multimedia / VULKANO FLOW

VULKANO FLOW

外出先で自宅のテレビ視聴ができるデバイスといえばソニーのロケーションフリーがありましたが、サポート外になって久しいし、今となっては Android や iOS に対応していないので、現実的ではありません。ロケフリに相当するデバイスは現在ではこの VULKANO FLOW か Slingbox かという状況ですが、価格的には VULKANO FLOW のほうが手を出しやすい。そんなわけで、自宅への導入も視野に入れて、試させていただきました。

VULKANO FLOW

かなり特徴的なデザインをしている筐体ですが、天面の網目は本当にメッシュになっていて、上から見ると向こう側が透けて見えます(笑。というか、よく見るとこの筐体、基板が入っているのは一部のみで、中身がスカスカ。後述する接続端子の設置スペースや稼動時の放熱を考慮してこう言う構造になっているんだと思いますが、それにしても驚きます。

VULKANO FLOW

背面には、ビデオ(RCA)およびコンポーネントの入出力端子がずらっと並んでいます。最近の国内の AV 機器はずいぶん HDMI 化が進んだので、これだけアナログ端子が並んだ機器は久しぶりに見たような気が。だってこれだけ端子があるのにそれぞれ 1 系統しかないんだぜ・・・?
私は手元にあったコンポーネント-D 端子ケーブルで BD レコーダに接続しました。

本機のネットワークは Wi-Fi(IEEE 802.11n/2.4GHz)にも対応していますが、1000BASE-T の Ethernet ポートも備えています。

VULKANO FLOW

側面には USB ポートと RSVD と書かれたボタン(Reserved だと思われる)がありますが、これらは何に使うのかは不明。サービス用途なのか、ファームアップで HDD を接続できるような予定があったのか・・・?

VULKANO FLOW

底面のプラスチックはこんな感じ。表面にはシボが入れられていますが、あからさまに「底面は体裁面ではない」という割り切りなのか、成型に気配りがありません。VULKANO FLOW は、こういうところからアメリカっぽさを強く感じる製品です。

VULKANO FLOW

これは付属の IR ブラスター(ソニーでいうところの AV マウス)。この発光部をレコーダの赤外線受光部の近くに置いてやることで、リモートでのリモコン操作(なんか言い方が矛盾している)が可能になります。2 個ついているのはどういうことでしょうか・・・

で、ここからがポイントなのですが、VULKANO FLOW の国内流通はアイ・オー・データが代理店を務めています。しかしアイ・オー・データブランドではなく、マニア向けの「挑戦者」ブランドとしての販売であり、基本的にはノーサポートでの販売となっています。で、クライアントアプリも英語版のみという。
ただ、並行輸入品ではなくアイ・オーからの正規購入品であれば、ioPLAZA の店員さんが作成された日本語マニュアルをダウンロードして読むことができます。手作り感満載ではありますが、分かりやすく親切なマニュアルなので、これならそれほどスキルが高くない人でも使えそうだと感じました。

VULKANO FLOW

英語のみといってもそれほど難解な UI ではないので、ロケフリを使ったことがある人であれば知っている単語と勘でだいたい使えてしまうんじゃないでしょうか。上の画像は映像の配信品質の設定画面で、ビットレートはローカルネットワークでの接続時、リモート(WAN)からの接続時で設定を分けておくことができます。また動画の解像度は D1(720×480)までの範囲で設定が可能。

VULKANO FLOW

ソフトウェアリモコンの設定画面。本体の赤外線受光部にレコーダのリモコンの信号を送って、それをソフトウェアリモコンのどのボタンに割り当てるか、を一つ一つ手作業で登録します。プリセットも一応あるんですが、米国の製品が中心なので日本のレコーダには非対応と考えたほうがいいでしょう。

ちなみに、マニュアルと同様に正規ユーザーであればアイ・オーが提供する国内メーカーのレコーダのリモコン設定ファイルをダウンロードして使うことができます。
が、これも対象機種が限られていて、ソニー製レコーダであれば 2010 年秋モデル以降の設定ファイルしか用意されていない模様。まあリモコンコードなんてそんなにしょっちゅう変わるものでもないので、ダメモトで BDZ-AX1000 の設定ファイルを読み込ませてみたところ、ウチの BDZ-X95(2008 年秋モデル)でも多くのボタンがそのまま使えました。ただ何故かカーソルキーの下ボタンにだけは反応しなかったので、個別に上書き登録が必要でした。

VULKANO FLOW

これがソフトウェアリモコンの UI。もうちょっとデザインなんとかならんかったものなのか・・・(´д`)。

VULKANO FLOW

これが実際の再生画面。VAIO Z1(13.1inch、フル HD パネル)で表示させた画面キャプチャを便宜上リサイズしたものです。コンポーネント接続で 720×480 の解像度なので、D1(480i)相当の画質だと思いますが、RCA ではなくコンポーネントで繋いだおかげか想像していた以上にキレイで驚きました。13inch クラスのモニタで見たからで、これが例えば 15inch クラスのノート PC だったらもう少し評価は違うかもしれませんが、ワイヤレスで、しかも家の外から観るのであれば十分すぎるくらいにキレイだと思います。

VULKANO FLOW

アニメだとこんな感じ。BS の HD 放送の映像で、SD に落とされてはいますがそれでもヘタな DVD より高画質です。これはいいわ。ロケフリだとビデオ/S ビデオ入力しかないので画質は正直厳しい部分もありましたが、こちらはコンポーネント接続すればほぼ不満がないと言っても良いレベル。

ちなみに外出先からの接続の場合、この手の機器だと一般的にはダイナミック DNS を使って自宅にアクセスするようなものが多いですが、VULKANO FLOW の場合はローカルネットワーク内で機器認証をしてしまえば、その機器の情報が Monsoon Multimedia が持っているサーバ(と思われる)に記憶されるので、以降はネットワークの設定さえ変更しなければ、外出先からでも機器名だけでアクセスできてしまいます(その代わり、機器名はおそらくインターネット上に存在する VULKANO の中で一意になっていなくてはならないと思われます)。この「ローカルで一度つなげておけば、外出先での接続設定をあまり気にしなくてもいい」というのは、ユーザビリティとしてはとてもよくできていて、感心しました。

VULKANO FLOW

ビットレートはだいたい 1.2~2.4Mbps くらいで、画質的にも外出先から観るには十分、それでいてコマ落ちもほぼなし、というなかなかの安定性。これはいいんじゃないでしょうか。ただ、私が使っている環境は基本的に WiMAX か外出先の Wi-Fi なので、3G 回線だったり海外のネットワーク環境ではまた状況は違うかもしれません。
また、西田さんも記事中で書かれていましたが、コマ落ちを防ぐためにバッファを大きめに取っているのか、ソフトウェアリモコンからの操作に対するレスポンスがよろしくおないのが残念です。ボタンを一つ押してから数秒のラグがあるので、せいぜいコンテンツの選択→再生くらいしか操作する気が起きません。観たいものが決まっていて、外出先からそれを観るだけであれば十分でしょうが、ザッピング的に使うのには向いていないでしょうね。

今回は短期間の使用に過ぎなかったので、無料で使える PC 用クライアントアプリしか使いませんでしたが、これがあればスマートフォンやタブレットで外出先から自宅の BD レコーダに録画した番組を観る、というのに重宝しそう。スマートフォン/タブレット用のクライアントアプリは有償ですが、本気で使うなら全然高い値段ではありません。
ソニーのロケフリは今やサポートの切れてしまった Windows 版アプリしか使えず、最近のスマートフォンやタブレットにはどうやっても対応できませんが、VULKANO FLOW はロケフリを置き換えて余りあるポテンシャルを秘めていると言えそうです。

アプリが英語しかなかったり操作のレスポンスが遅かったり、万人向けの製品とは言えませんが、そこを理解して使える人なら重宝するんじゃないかと思います。
ちなみに Amazon での取り扱い分は並行輸入品のようで、アイ・オーから日本語マニュアルやリモコン設定ファイルの提供が受けられないので、注意が必要です。

Monsoon Multimedia / VULKANO FLOW

B004M189OM

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2011/02/20 (Sun.)

Twonky Mobile for iOS

昨年秋にみんぽすでレビューした Android 用アプリ「Twonky Mobile」の、待望の iOS 版がリリースされました。

ニュースリリース:Twonkyによりメディア・ストリーミングがiPhoneへ

私のスマートフォンのメイン端末は iPhone なので、その後 iOS 用の DLNA アプリである Media Link Player LiteDiXiM DMC なども試用してきました。が、やっぱり全てが統合されているという点では Twonky Mobile は扱いやすかったので、iOS 版のリリースを心待ちにしていましたが、ようやく。

ちなみに今回はみんぽすの貸し出しレビューの対象範囲外なので、完全に個人的興味であり、アプリは iTunes Store で自腹購入(¥350)しています(笑。

Twonky Mobile for iOS

見慣れた Twonky Mobile の起動画面ですが、これがようやく iPhone で使えるようになった、ということには感慨深いものがあります。ちなみに現時点では iPad 版はリリースされていないので、iPad で使用する場合は iPhone 版をインストールして使うことになるのですが、解像度が合っていないので iPad での使用は(特に写真や動画用途では)厳しいものがあります。個人的には iPad 版のリリースも、というより iPad 版のリリースにこそ期待。

Twonky Mobile for iOS

初回起動時にはセットアップウィザードが表示されます。確か Android 版(の私が最初に使ったバージョン)では特にガイドもなしにいきなりアプリのメイン画面が表示されていましたが、今まであまりユーザーフレンドリーとは言い難かった Twonky も、ユーザビリティを重視し始めたということでしょうか。残念ながら、まだ日本語化はされていませんが・・・。

セットアップウィザードでは BEAM 機能を前面に出してアピールしているあたり、やはり Twonky Mobile は主に DMC としての用途をウリにしたいということでしょうね。

Twonky Mobile for iOS

参照するサーバ(DMS)はまずセットアップウィザード上で選択するようになりました。Twonky Mobile は DLNA 上の DMS や DMR を自動的に発見してくれるので、セットアップの手間はもともとあまりありませんが、やっぱりこうやってガイドしてくれるほうが「何やったらいいか分からない」状態に陥りにくいので、ありがたいですね。

サーバには自分(iPhone)自身を指定することができるので、iPhone 内に保存しているコンテンツをテレビ等に BEAM することも可能です。が、私が試してみた限りでは、iPhone 内のコンテンツは写真(iPhone の「写真」アプリで表示できるライブラリ)しか扱えず、動画や音楽ファイルについては Twonky Mobile 上からは参照できませんでした。このあたりはどちらかというと著作権に絡む iPhone 側の仕様が理由だと思われるので仕方がないのでしょうが、残念ではあります(もし扱える手順等をご存知の方がいたら、教えてください)。

Twonky Mobile for iOS

参照する DMS を指定したら、次は操作する DMR の選択画面に移ります。残念ながら AVeL Link Player はもう返却してしまったので、ウチには DMR 対応機器がありません(´д`)。

ちなみに、なんと Twonky Mobile の今回のバージョンでは AirPlay に対応しており、Apple TV を DMR として「BEAM」することができるようになったとのことです。AVeL Link Player は残念ながら購入する気にはなりませんでしたが、Apple TV なら安いし評判もいいので、DMR 機器として買ってみても良いかもしれません。でも AirPlay に対応してるのって iOS 版の Twonky Mobile だけで、Android や PC 版のアプリは対応していないんですよねきっと・・・?
また、パケットビデオ社のプレスリリースには「Twonkyソフトウェアのビーム転送テクノロジー(特許出願中)により、iPhoneのコンテンツを検索して、インターネットで接続されているテレビやデバイス(Roku、Xbox 360、Sony ブルーレイ・プレーヤ、PlayStation 3など)で楽しむことができます。」と書かれており、PS3 が DMR になるような表現がされているのですが、PS3 ってまだ DMR 機能は実装されてないですよね?

Twonky Mobile for iOS

初期設定が済んでしまえば、あとは Android 版と使い勝手はほぼ同じです。Android 版にあった「Copy to Phone」(DMS 上のコンテンツをスマートデバイス内のローカルストレージに保存する機能)はオミットされているようですが。

Twonky Mobile for iOS

あとは、ライブラリを辿っていってコンテンツを参照する手順は Android 版と同じ。特に迷うようなことはないと思います。

Twonky Mobile for iOS

再生画面の左下にあるアイコンをタップすると、「Set Player」画面が開いて再生するプレーヤー(DMR)を選択することができます。音楽/動画/写真の種類ごとに使用する DMR を分けられるのも、Android 版と同じ。まあ私はまだ DMR を持っていませんが(´д`)。

いくつかコンテンツを再生してみましたが、対応フォーマットや使い勝手(良い面も悪い面も含め)も Android 版とほぼ同じ印象。動画については、アプリ内のヘルプ(英語)には MPEG2、MPEG2-TS ともにサポートしていると書いてあるのですが、HDV で撮影した MPEG2-TS の動画はエラーが出て再生できませんでした。まあコンテナフォーマットに対応していても CODEC を持っていないからだと思われますが、そういうところまでちゃんと突っ込んで記載してほしいところです(Twonky のせいではありませんが、この関係が分かりにくいのも、DLNA が解りにくい一因だと思います)。
あとは、やはり残念ながら一眼レフで撮影した 1,000 万画素オーバーの写真は表示に時間がかかりすぎて実用できるレベルではありませんでした・・・。

この iOS 版 Twonky Mobile は、まだリリースされたばかりなのでやや動作が不安定な面があったり、Android 版同様に不親切な部分も見受けられますが、セットアップウィザードの導入で多少とっつきやすくなったことと、DiXiM や Media Link Player などと違って DMS/DMP/DMC を統合したアプリであることで、iOS 向け DLNA アプリの決定版となり得る可能性はあると思います。欲を言えば、というより本気で国内に普及させたければ、日本語版のリリース、詳細なスペックの開示、iPad 版の早期リリースは必須ではないかと思います。あとは、DiXiM DMC と Media Link Player Lite が無償提供されているところで Twonky は¥350 というのは、意外にハードルが高いのではないでしょうか・・・機器間の対応フォーマットの差異を吸収してくれる部分とか、BEAM の使い勝手を向上させるなどの長所を伸ばしつつ、それをもっと分かりやすく見せてほしいところです。

投稿者 B : 00:44 | Home Network | Mobile | PC | iPhone & iPad | コメント (0) | トラックバック

2011/01/27 (Thu.)

iPad で DLNA を操る (2) -DiXiM DMC 編

前回のエントリーでは iPad(iOS)用の DMP アプリを紹介しましたが、続いて同じく iOS 用の DMC アプリも試してみました。

DiXiM DMC--iOS用 Digital Media Controller --

PC 用統合型 DLNA ソフトウェアの草分けである「DiXiM」の iOS 版、と言えばいいでしょうか。DiXiM の技術自体は数多くの DLNA 機器で利用されているので、そこそこ知名度もあると思います(まあ、それ以前に DLNA の認知度自体が低いですが・・・)。
iOS 用「DiXiM DMC」は、その名のとおり DMC(Digital Media Controller)として動作するアプリになります。

DiXiM DMC

App Store からダウンロードして起動すると、デフォルトはレンダラー(DMR)の選択画面。DMR がないネットワーク環境では何のことか分からないというか、このアプリ自体が DMR にコンテンツを投げる DMC の役割を果たすもので、iPad 自体でコンテンツを再生するためのものではありません(一応、プレビュー機能はあります)。なので、DMR がないと使えないという、やや特殊なアプリです。
この画面では先日みんぽすでお借りしていた AVeL Link Player が認識されています。

DiXiM DMC

画面下のタブから「サーバー」をタップすると、DLNA サーバ(DMS)の選択画面に移行します。ネットワーク上のどの DMS のコンテンツを扱うか、をここで選択します。ここでは 2 台の LinkStation と、2 台の PC サーバ(同じ PC 上で TwonkyServer と Windows Media Player の共有機能を動かしているので、実際のハードウェアは 1 台)が認識されています。

DiXiM DMC

サーバを選択したら、このようにコンテンツの階層を辿っていきます。Media Link Player Lite では現在の階層だけが画面いっぱいに表示されていましたが、DiXiM DMC では画面を 3 分割して上下の階層も表示してくれるので、階層の位置関係が分かりやすい。こっちのほうが使いやすいです。

DiXiM DMC

コンテンツの一覧画面ではサムネイルも表示してくれます。一覧は上図のようなサムネイル+タイトルのリスト表示だけでなく、サムネイル画像のみのタイル表示も可能。

DiXiM DMC

再生するコンテンツを選択すると、ビューが「レンダラー」画面に切り替わり、DMR 側でコンテンツの再生が始まります。Twonky Mobile+DMR や Media Link Player Lite と同じく、音楽やファイルサイズの小さな写真であれば即時に再生が始まるのですが、1,000 万画素を超えるような写真だと、表示されるまでにかなりのタイムラグが発生してしまい、正直ちょっと使えたモノではありません。一眼レフの画像を扱わなければとても快適なんですが・・・。

ちなみに、コンテンツ一覧画面からは DMR へコンテンツを送信するだけでなく、iPad にコンテンツをダウンロードしてくる機能もあります。このへんは Twonky Mobile にも同じような機能がありましたね。

DiXiM DMC

DiXiM DMC は、その名の通りの DMC としての機能だけでなく、一応 iPad や iPhone を DMS として動作させる機能も持っているようで、「公開」タブの中には iPad 内の公開可能なコンテンツ一覧が表示されるようになっています。とはいっても、公開できるのは上記ダウンロード機能で iPad 内に保存したコンテンツ等に限られるようで、どうやら iPad/iPhone の iPod 機能で使用する音楽ライブラリにはアクセスができない模様。著作権保護上(?)仕方がないのかもしれませんが、これがこのアプリで最も残念な部分かもしれません。

DiXiM は DLNA 系アプリの中では最大の知名度を誇るだけあって作りはこなれており、扱いやすいとは感じましたが、やはり iPod 関連の制限と多画素の画像ファイルの扱いが重いのは、私的にはちょっと厳しいですね・・・。
まあ、多画素ファイルの扱いについては、むしろ DMS/DMR 側の性能に起因するところが大きいような気はしますが。やっぱり組み込み系の非力なプロセッサでは厳しいですかね・・・だから PS3 が早く DMR 対応してくれとあれほど(´д`)。

そういえば、以前 Twonky Mobile のレビューの中で『「DMS/DMP/DMR/DMC が全部入りであるからこその分かりにくさ」があると思うので、もしかしたら例えば思い切って初心者用にライト版のアプリを用意するとか、ソフトウェア自体に簡易モードと詳細モードを用意するとか、敷居を下げる工夫をしてみてもいいかも』ということを書きましたが、Media Link Player Lite と DiXiM DMC という二つのアプリを使ってみて、「iPad の画面で表示する場合は Media Link Player」「DMR に飛ばしたいときは DiXiM DMC」という使い分けは、同じサーバのライブラリを参照して同じような手順で使う以上、どうしても紛らわしいということがよく分かりました。そういう意味では、オールインワンで統合的に扱える Twonky Mobile は(アプリの不親切さを除けば)むしろよくまとまっていたのかなあ、と改めて思います。まあ、仮に iOS 版 Twonky Mobile が出たところで、上記の問題はおそらく解決できないのでしょうが・・・。

今年は iPhone/iPad だけでなく Android 端末も新しい世代になってこなれてきそうだし、Google TV など Android 端末と親和性の高そうな AV 機器も出てきそうだし、もう一度ホームネットワークや DLNA が注目される年になるんじゃないかなと思っています。なので、このあたりのアプリももっと進化して、扱いやすくなってほしいところ。現状でも「解ってる人」には十分使えるとは思いますが、それ以上には拡がらなさそうなのが、DLNA の悩ましいところなんですよね。

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2011/01/26 (Wed.)

iPad で DLNA を操る (1) -Media Link Player Lite 編

年末に Twonky Mobile をレビューして、Android 搭載のスマートデバイスを DLNA のコントローラとして使うのは非常に便利だということを実感しましたが、私が持っている Android 端末は Xperia のみ。リビングで使うならタブレット型が良いので、本当は iOS 版 Twonky Mobile を出してほしいんですが、無い物ねだりをしてもしょうがないので、代替になりそうなアプリをいくつか試してみました。

まずは「Media Link Player」から。

軽快に動くiOS用DLNAクライアント Media Link Player

Media Link Player

iOS 用の DLNA クライアントとしてはメジャーなアプリなので、改めて解説するまでもないかもしれませんが、一応。

Media Link Player

同一ネットワーク上に DLNA サーバが存在していれば、特にアプリ側の設定を行わなくても、アプリから DLNA サーバを参照することができます。
我が家の環境では現在、結果的に 2 台の DLNA 対応 NAS が存在しているので(笑)2 台見えています。

Media Link Player

サーバを選択したら、あとは DLNA のお作法に従ってフォルダや日付、アルバム等で改装をたどっていきます。Android ベースの Twonky と違い、iOS ベースのアプリなので、画面遷移が気持ちいいのはメリットですね。

Media Link Player

音楽の再生画面。私は iPad を音楽用には使っていないので、iPod に音楽データは保存していません。が、たまーに iPad で BGM 的に音出したいときもあるんですよね。そういうときに NAS に溜め込んである楽曲(1,000 枚くらいある手持ちの CD をほぼ全て入れてある)を直接再生できるというのは、非常に便利です。無線 LAN 経由でもさほどストレスを感じないレスポンスで操作ができるので、iPad の「iPod」アプリ(ややこしいな)がなくてもこれがあれば十分かも。

残念ながらジャケット画像が出ていませんが、設定がまずいんですかね・・・。私は現在は CD のリッピングには Media Go を使い、Media Go のリッピングデータ保存先を直接 NAS 内のディレクトリを指定する、というやり方をしていますが、もしかしたら他のソフトウェアでリッピングすると挙動が違うかもしれません。

Media Link Player

写真もこんな感じ↑で操作できます。一覧でサムネイルも表示してくれますが、さすがに一眼レフで撮ったような高解像度のデータでは、サムネイルの表示も遅くなりますね・・・。DLNA ってサーバ側であらかじめサムネイル生成しておいてくれるような機能はないものなんでしょうか。Twonky でも AVeL LinkPlayer でも、同じようなことでけっこうストレスを感じているのですが。

Media Link Player

あえてキャプチャを貼るまでもありませんが、写真の再生時には全画面表示してくれます。ちゃんと画面のローテート機能にも対応しているので、縦位置だろうと横位置だろうと直感的に表示を切り替えられます。
やっぱり iPad の IPS 液晶はこういう用途には活きてきますねー。ヘタな PC のディスプレイで表示するよりも発色が良く、高精細に見えます。

Media Link Player

が、残念なことに、このアプリでも 1,000 万画素を超えるような一眼レフの JPEG データは「通信エラーが発生しました」というエラーメッセージが表示され、再生することができません(サムネイルまでは遅いながらも表示できているのに・・・)。

原因がサーバ、ネットワーク、アプリのどこにあるのか分かりませんが、もはや手元にあるデジカメは軒並み 1,000 万画素以上なので、実質的に「昔撮った写真しか表示できない」という状態です(´д`)。サーバ(DMS)とクライアント(DMP)間でうまくネゴシエートしてクライアント側で出したい解像度を割り出し、サーバがそれに合わせた解像度で送ってくれれば多少貧弱なワイヤレスネットワーク経由でも快適に通信できそうな気がするんですが、DLNA がそこまで気のきいた仕組みになっていないということですかね・・・。
音楽の操作がかなり快適だったのに、写真がファイルサイズ次第でここまで重くなるというのは、正直かなり不満です。特に私が NAS に置いているデータはほとんどが写真と音楽なので、これでは DLNA としては半分程度しかマトモに使えないということに。

うーん、やっぱり DLNA で扱う写真データはあらかじめ解像度を落としておくようにしたほうが良いのかなあ・・・面倒だけど(´д`)。

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2011/01/09 (Sun.)

LinkStation mini の修復に挑戦

先日のエントリーの続きです。故障した LinkStation mini を修復すべく、本体を一度分解したところから。

※LS-WS1.0TGL/R1 のユーザーレベルでの分解・RAID 修復はメーカーサポート外です。あくまで自己責任で!当然この blog としても分解・修復を推奨するものではありません。

とりあえず壊れている HDD はどっちで、どういう状態になっているのか?を確認するために、LinkStation mini の内蔵 HDD を一つずつ USB で別の PC に接続し、状態を調べてみました。

LinkStation mini

LinkStation シリーズの HDD は出荷状態では XFS というファイルシステムでフォーマットされているので、Windows PC からでは中身までは覗けませんが、HDD 自体の生死とパーティションの状態くらいまでは確認できます。見てみると、HDD はいくつかのパーティションに区切られていて、システム(ファームウェア)用と思われる謎の領域があり、500GB 中でデータ領域に割り当てられているのは 458.22GB のもよう(ミラーリングに設定した場合)。
で、ここで驚いたのは、2 台の HDD ともに Windows PC 上では同じ状態に見えたこと。いや、ミラーリングなので同じ状態に見えるのが正解なのですが、つまりはディスククラッシュがトラブルの原因ではなかったらしい、ということが分かりました。

おそらく Twonky のテストで複数台の端末からアクセスしたり何度も DLNA のインデックスを作り直させたり他の PC からコンテンツアグリゲーションさせたり、と過度の負荷をかけたことで、ミラーリング設定している 2 台の HDD 間で整合性がとれなくなったとかそういうことだと思われます。通常ならここで RAID 1 の再構成をかければ復旧するところですが、LinkStation mini ではそもそもこの再構成自体ができないのが問題。

調べてみると、やはり同様にユーザーレベルでの修復を試みている先達が何人もいるようで、以下のサイトを参考にさせていただきました。

バッファロー NAS HDD換装まとめ ZQwoonetSNS-CoDE-
Linkstation miniのHDDを交換する | TrendCatcher.NET

まあ、ある程度スキルに自信があれば、RAID なら自分で復旧させたいですよね・・・。

さておき、復旧を試みます。HDD 内にファームウェアが残っていると、当然ながら従来の状態(RAID が壊れた状態)で起動してしまうので、HDD はいったんまっさらにしてやる必要があります。まあ、HDD 内のデータは既に新 NAS に移行済みなので、何の躊躇いもなく物理フォーマット。フォーマットには上記サイトで紹介されていた「Hard Disk Low Level Format Tool」(フリーウェア)を使用しました。

LinkStation mini

これで 2 台を順番にフォーマット。物理フォーマットなので、HDD 1 台あたり 6.5 時間ほどかかりました(´д`)。時間のある年末年始休みの間に作業して良かった・・・。
一応あらかじめディスクチェックをした際には HDD には問題は見つからなかったのですが、物理フォーマットはディスク上の不良セクタを回避するようにしてくれるので、万が一不良セクタが存在していた場合でも、これで改善していてくれるかも。

物理フォーマットが完了したら 2 台の HDD を LinkStation mini の筐体に戻し、元通りに電源と LAN ケーブルを接続します。

続いて、HDD 上のデータをまっさらにした=ファームウェアもきれいさっぱり消えている、ということなので、メーカーのドライバーダウンロードサイトから最新版のファームウェアをダウンロードし、解凍します。
余談ですが、最新版のファームウェアでは同梱されている TwonkyServer のバージョンが微妙に上がっているようで、DLNA 周りの動作が若干改善しているようです。

LinkStation mini

ファームウェアを解凍したら、この中の uImage.buffalo ファイルおよび initrd.img ファイル内に含まれる initrd.buffalo ファイルを取り出し、どこか適当なフォルダに置いておきます(詳細な手順は上記のリンク先を参照のこと)。
ちなみにこの段階ではまだファームウェアのファイルは削除してはいけません。

その後、フリーウェアの TFTPD をダウンロードし、PC 側の IP アドレスを 192.168.11.1 に変更。その後、TFTPD を起動し、設定画面上でアクセスパスに先ほど二つの .baffalo ファイルを保存したフォルダのパスを指定します。

LinkStation mini

ここで LinkStation mini の電源を入れると、何度かアクセスランプが点滅した後に、エラーランプ(赤いランプ)が点灯するので、本体上面の FUNCTION ボタンを長押しすると、ネットワーク経由で TFTPD 上のファームウェアファイルにアクセスが発生します。
その後、先ほどダウンロードしてきたファームウェアファイル内の LSUpdater.exe をダブルクリックで起動します。

LinkStation mini

ここまでの手順を踏んだことで、ファームウェアアップデータから LinkStation mini が見えるようになりました。
ここで、上記サイトの手順どおり、いったん PC 側の IP アドレスを「169.254.10.100」、サブネットマスクを「255.255.0.0」 に変更した上でファームウェア更新を実行します。

LinkStation mini

↑こういうメッセージが出ますが、気にせず「はい」。
しばらく待った後に、LinkStation mini を初めて買ったときと同じように、NAS が起動してきます。

LinkStation mini

何事もなかったかのように起動してくるので若干拍子抜け感を味わいつつ、念のため再度ディスクチェック。「正常に完了しました」とのこと。

LinkStation mini

デフォルトでは RAID 0(ストライピング)に設定されているので、私は RAID 1(ミラーリング)に変更します。RAID の設定変更にはまた待ち時間が発生するのですが、ここまででまる一日ほどかかっているので、もうなるようになれという心境(´д`)。

NASNavigator2 上でも警告マークが取れ、LS-WX2.0TL/R1 と仲良く並んで見えています。

LinkStation mini

ということで、予想外の幸運にも(?)HDD を交換しなくても LinkStation mini が復旧できてしまいました。ただしもう新しい NAS を導入してしまったので、復旧したところで何に使うかな、という新たな悩みは出てきましたが(´д`)。新しい NAS をデータ保存用に、LinkStation mini を DLNA サーバ用に、というように使い分けられるのが理想なんですが、そうすると新 NAS の特定のフォルダ以下のファイルのうち拡張子が jpg のものだけを 1920×1080 にリサイズして LinkStation mini にコピーするような定次バッチを仕込みたいところ。でもそんなちょっと凝ったことをやりたかったら、市販の NAS じゃなくて Linux ベースの NAS を自作してシェルスクリプト仕込まないと無理ですよね・・・。

まあ、使い道には迷いますが、とりあえず直ったので良し(´д`)。

投稿者 B : 23:00 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2011/01/05 (Wed.)

LinkStation mini をバラしてみる

RAID にトラブルが発生してしまった我が家の LinkStation mini ですが、LS-WX2.0TL/R1 に買い換えてとりあえずデータの待避はできたので、あとはダメモトで修復に挑戦してみることにしました。

ということで、まずは開腹から。分解手順は PC Watch の記事に掲載されていたとおりです。

※分解するとメーカーサポートが受けられなくなるので、あくまで自己責任で!当然この blog としても分解を推奨するものではありません。

LinkStation mini

分解は、まずプラスチックの外装を剥がすところから。外観からはビスが見当たらないので、外装はツメで固定されているようです。
背面にある電源スイッチと DC ジャック付近に微妙なスリットがあるので、そこにスクレイパーを差し込んでこじっていき、天面と底面にあるツメも外してやります。ここが最初にして最大の難関なので、慎重に作業してやる必要があります。

それにしてもスクレイパー・・・というか、百円ショップで買ったステンレス製のヘラ(ぉ)なんて、初代 Mac mini を買って自分でメモリ増設したとき以来、5 年ぶりに使ったよ(笑。

LinkStation mini

反対側は、バスタブ形状の筐体にはめ込まれているだけなので、スコッと抜けます。

LinkStation mini

HDD の両側には、写真のようなフレーム(金具)がついていて、この金具からリベット状に出ている突起が HDD のネジ穴に合うようになっています。

LinkStation mini

HDD 側。HDD は上述のフレームと SATA コネクタのみによって固定されています。ここまで分解してみて気がついたのですが、この NAS、アセンブリ(組み立て)工程でビスが一切使われていません!
この手の精密機器の製造プロセスにおいては、ビス留めの作業は部品のコストではなく製造コスト(工員の作業時間)に直結するため、ビスの数は極力減らすのが鉄則。それを完全ビスレスで作ってしまったこの設計には拍手を送りたいです。まあ、この構造のおかげでユーザー側での HDD 交換ができない仕様になってしまっているので、善し悪しですが・・・。個人的には、この設計は美しいと思う反面、あと一回り大きくても良いから HDD は交換可能にしておいてほしかった。

LinkStation mini

メイン基板。この手の NAS や HDD ケースではメイン基板も投げやりな設計になっていることが少なくないですが、この基板はけっこうちゃんと設計された、キレイな基板ですね。といっても、主にはプロセッサと DRAM、ネットワークコントローラのみが載ったシンプルな構成ではあります。

LinkStation mini

裏面はさらにシンプルで、ほぼフラッシュメモリのみ。

LinkStation mini

搭載されていた HDD は日立 GST の「HTS545050KTA300」が 2 基。12.5mm 厚、SATA(3Gbps)、8MB キャッシュ、5,400rpm のドライブです。12.5mm 厚の 2.5inch HDD 自体あまり出回っていないので、ユーザーレベルで交換するとすれば現在なら 9.5mm 厚の HDD を試用することになるでしょう。

ということで、全バラシに成功。復旧させるための下準備は整いました。で、ことの顛末は後日に続きます。

投稿者 B : 22:00 | Home Network | PC | コメント (2) | トラックバック

2011/01/03 (Mon.)

AVeL Link Player でテレビをレンダラー化する -DLNA アプリ「Twonky」レビュー番外編

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Twonky のレビュー、いったんまとめまで書きましたが、今回みんぽすよりレンダラー機能を備えた DLNA クライアント機器をお借りしたので、番外編としてレビューしたいと思います。
PS3 が最新ファームでも DMR(レンダラー)に対応していなかったという想定外の事態(というか、自分の勘違い)により、自宅に DMR 対応機器がなかったので、今までのレビュー記事では PC 用の TwonkyManager が持っている DMR 機能を使って動かしていましたが、このおかげでテレビを DMR 化できます。

アイ・オー・データ機器 / AVeL Link Player AV-LS700

AV-LS700

DLNA の機能の中でも DMR はまだまだマイナーな要素なのか、専用 DLNA クライアント機器でも DMR 機能を備えた製品はまだまだ上位機種のみに絞られますね・・・。この AVeL Link Player はこの手の機器の中ではメジャーな製品だと思うんですが、ほとんどは DMC 機器として認知されていると思います。
デザインが AV 機器然としているので、写真を見ただけではけっこう大きそうなイメージがありますが、実際にはかなりコンパクト。

AV-LS700

DVD のトールケースと比較するとどれくらいコンパクトか分かると思います。
まあ、他の AV 機器と違ってメディアデッキもアンプも内蔵しておらず、おそらく組み込み系のコンピュータと I/O ポートくらいしかついていないので、そんなに大きくなる要素もないのですが。

AV-LS700

背面の入出力端子は案外充実していて、D(D4)端子、黄白赤のアナログ映像/音声出力、光デジタル音声出力、HDMI 出力、USB 端子(外付け HDD の接続用)、そして 2 ポートの LAN 端子も備えています。この LAN 端子は HUB になっており、既にテレビ下の HDD レコーダやゲーム機が LAN に繋がっている場合には、別途 HUB を用意しなくても AV-LS700 を既存ネットワークに追加することができます。
ちなみに我が家では以前紹介したとおり、テレビ下の機器は一通り有線-無線 LAN コンバータ(バッファローの WLI-TX4-AG300N)を使って無線化しているため、AV-LS700 もこれに繋ぎました。

AV-LS700

付属のリモコンはけっこう大きいです。多機能タイプで、プリセットによりテレビの操作にも対応しています。が、十字キー周辺のキー(ホーム/メニュー/戻る など)が、私が自宅で使っているソニー製 BD レコーダのリモコン(テレビリモコンとしても使用)と全く違います。特に、「メニュー(オプション)」と「戻る」ボタンの配置が正反対なので、私にとっては非常に使いにくい。テレビのリモコンはメーカーによってボタン配置が全然違うので、仕方のないことだとは思いますが・・・。

AV-LS700

接続して電源を入れたところで、おもむろにファームアップの案内が。10 分ほどかかるということなので、「OK」を押してしばらく待ったところ、アップデートが完了して再起動がかかりました。

AV-LS700

こちらが AV-LS700 のホーム画面。DLNA クライアントとしての機能だけでなく、アクトビラや TSUTAYA TV、あと本体の SD カードスロットに挿入したメディアや USB ポートに接続した機器のコンテンツ再生などにも対応しています。最近では、テレビ本体にこれらの機能を備えたものが増えてきていますが、そうではない少し古めの機種へのアップグレードとして AV-LS700 のような多機能 DMC を追加するという選択肢もアリだと思います。

AV-LS700

ホーム画面で「ホームネットワーク」を選択すると、ネットワークに繋がっている DLNA サーバの一覧が表示されます。Twonky があらかじめ設定画面等でサーバを選択しておき、操作画面では最初からサーバ内のコンテンツ一覧が表示されるのに対して、AV-LS700 では毎度サーバ一覧から辿って行かなくてはならないので、一手間ではありますが操作が増えてしまいます。このあたりは家庭内に複数台の DLNA サーバがあり、ユーザー側もそれを意識しながら使う前提という上級者向けの AV-LS700、家庭内にはサーバは 1 台しかない前提 or TwonkyServer のアグリゲーション機能でホームネットワーク内のコンテンツを一括管理できる Twonky、という設計思想の違いでしょう。が、いったん TwonkyServer のアグリゲーション機能の利便性に慣れてしまうと、毎回一覧からサーバを選択するのはちょっと面倒に感じてしまいますね。

AV-LS700

サーバを選択した後は、サーバ内のコンテンツを辿っていきます。他の DLNA 機器同様、コンテンツの操作はフォルダ単位・日付単位・アルバム/プレイリスト単位などで行います。
フォルダやコンテンツの一覧が横並びでずらっと表示されるので、一覧性はあまり良くないですね。

AV-LS700

写真や動画などのコンテンツ一覧も横並び。コンテンツはサムネイル表示されず、アイコン表示のみらしく、ファイル名もしくはメタデータの中に記入されているタイトルを憶えていない限り、再生してみるまで中身が分かりません。
また、ファイルサイズ(写真の画素数や動画のビットレート、長さ等)によっては「再生準備中・・・」と表示されたまま数秒待たされることもしばしば。AV-LS700 かサーバ側の性能なのか、それともネットワーク速度が原因なのか分かりませんが、前者だとすると残念ながらレスポンスはあまり良くないと感じました。

AV-LS700

他にも、DLNA サーバのコンテンツ取得やフォルダ内のコンテンツ一覧表示をしようとすると「しばらくお待ちください・・・」で数秒~数分待たされるケースが何度もありました。私はデジタルカメラで撮った写真を全て NAS に保存しており、1,400 万~1,800 万画素のデジタル一眼レフで撮影した写真を一つのフォルダに百枚単位で入れていることも少なくないので、そういう環境だと一覧表示に時間がかかってしまうのかもしれません。が、他の機器(PC 等)の DLNA クライアント機能を使った場合には同じサーバを参照していてももっとレスポンスが良いので、AV-LS700 の性能もしくはソフトウェアの問題のような気がします。
いずれにしても、こうやってレスポンスが返ってくるのを待たされることが非常に多く、場合によっては「お待ちください」的なメッセージが表示されないまま画面が停止してしまうこともありました。その待ちが画面の表示待ちなのか AV-LS700 自体が固まっているのか分からず、ユーザーとしては非常にストレスが溜まってしまいますね。

AV-LS700

AV-LS700 の設定項目はあまり多くなく、DHCP のネットワーク(ほとんどの家庭内 LAN に該当すると思われる)では接続するだけで DLNA サーバを認識し、そのまま使用できると思います。
設定で変更すべき箇所があるとすれば、「映像・音声設定」の中の「HDMI リンク」のオプション。デフォルトでは無効になっていますが、これを「有効」に切り替えてやると、テレビと HDMI 接続した際に HDMI コントロール(HDMI-CEC。いわゆるブラビアリンクやビエラリンク等に相当)が有効になります。

AV-LS700

HDMI リンクを有効にして、BRAVIA(KDL-46X5050)の XMB で外部入力の状態を確認してみると、AV-LS700 に「HDMI コントロール」のマークが表示され、HDMI-CEC 対応機器として認識されているのが分かります。
この状態になっていると、たとえテレビ側の電源がオフになっていても、AV-LS700 の電源をオンにするだけでテレビの電源も連動してオンになるなど、テレビと接続機器があたかも一体になっているかのように、シンプルに操作することが可能です。ただ、AV-LS700 では HDMI コントロールによる連動が電源程度にすぎないのか(あるいはこの世代の BRAVIA では連動できる機能が限られているのか)、電源くらいしか連動しないようです。BRAVIA とソニー製 BD レコーダの組み合わせなら、BD レコーダの電源をオンにするとテレビの電源が入った上でテレビが自動的に BD レコーダの画面に切り替わってくれるので非常に便利なのですが、そういうことができないのはちょっと残念なところ。

さて、前置きが長くなりましたが、このエントリーは AV-LS700 ではなく Twonky のレビューが主目的なので、ここからが本題(笑。Twonky Mobile を DMC、AV-LS700 を DMR として DLNA を操ってみます。

Twonky Mobile

AV-LS700 をネットワークに参加させると、Twonky Mobile の「Settings」→「Set Player」の一覧に「AVeL Link Player」が表示されます。これが AV-LS700。ここで「AVeL Link Player」を選択すると、Twonky Mobile 上で AV-LS700 が DMR として設定されます。Player(DMR)はメディアの種類ごとに設定できるので、他にも DMR 対応機器を持っている場合には、写真と動画は AV-LS700 で、音楽は DMR 対応オーディオ機器で再生する、というような使い分けが可能です。

Twonky Mobile

Player を「My Phone」ではなく「AVeL Link Player」に設定しておくと、Twonky Mobile のコンテンツ一覧画面の左上に My Phone アイコンではなく DMR のアイコン(アイコンのデザインがノート PC になっているので、分かりづらいですが)が表示されます。この状態で再生したいコンテンツを選択すると、Android 端末上ではなく AV-LS700 に接続されたテレビで直接コンテンツが再生されます。スマートデバイスを DLNA のリモコンとして利用できる、Twonky Mobile の醍醐味を最大に活かせる使い方だと思います。
ただ、コンテンツの内容をサムネイルだけで判断しなくてはならず、かついきなりテレビ側で再生が始まってしまうので、慣れないとこの操作性には若干違和感があるかもしれません。

Twonky Mobile

Player が「My Phone」であっても、Android 端末上で写真や動画などを再生している画面上で「Beam」ボタンをタップすることで、AV-LS700 にコンテンツを BEAM して送ることができます。DLNA サーバ上に大量のコンテンツが溜まっている場合には、サムネイル画像を見ただけでは再生しようとしているコンテンツの中身が何なのか把握できない場合もあると思うので、いったん Android 端末側でコンテンツの中身を確認してから BEAM したほうが操作上のストレスは少ないでしょう。

ということで、やはり Twonky のメリットを最大限に活かすには、DMR 対応機器を利用したほうが良いということが AV-LS700 を使ってみてよく分かりました。逆に DMR と組み合わせた BEAM 機能を使わなければ、せいぜいコンテンツのアグリゲーション機能とフォーマットの自動変換機能くらいしか他の DLNA 対応ソフトウェアとの違いがなかったりするので、Twonky は DMR がある環境で使うのがベストと言えます。

また AV-LS700 に関しては、操作に対するレスポンスや UI など、単体の DMC 機器としては正直言って使いやすいとは言えず、けっこうストレスが溜まってしまう作りになっているのが非常に残念です。まあ、現時点での Linux ベースのデジタル家電の UI は、正直このレベルのものが非常に多いので、AV-LS700 が取り立てて悪いわけではないんですが、Apple 製品あたりの UI に慣れてしまうと、厳しいと言わざるを得ないのが本音です。DMC として使うだけであれば、PS3 の DLNA クライアント機能が UI もレスポンスも優れているので、PS3 のほうが良いかな。でも、このエントリーの本題である DMR 機能や、アクトビラ・TSUTAYA TV(といっても、個人的には TSUTAYA TV はともかくアクトビラには魅力を感じませんが・・・)対応などは PS3 にはない機能なので、そういった用途があれば AV-LS700 を使う意義はあると思います。
ただ、個人的には DMR のためだけに専用機を購入して、さらにテレビの貴重な HDMI 入力を 1 系統つぶしてしまうのはもったいないので、そのうち買い換えたいと思っている AV アンプの購入をなるべく前倒しして、DMR 対応機種を買うようにしたいですね(レビュー用に借用しておいてこういうのもなんだか申し訳ないですが)。あるいは、PS3 が早くアップデートで DMR に対応してくれれば、言うことはないんですが・・・。

結論としては、やっぱり Twonky Mobile(のようなスマートデバイスを DMC として使えるソフトウェア)と DMR の組み合わせはとても便利で楽しいものの、それに対応した DMR 機器の使い勝手はまだまだ発展途上、ということですかね。もし他の DMR 機器を試す機会があれば、またレビューしてみたいと思います。

アイ・オー・データ機器 / AVeL Link Player AV-LS700

B002Z9JWTE

■関連エントリー
ホームネットワークの敷居を下げる「Twonky」 -Twonky モノフェローズイベントレポート (1)
デジタルメディアに自由を! -Twonky モノフェローズイベントレポート (2)
私がホームネットワークでやりたかったこと -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (1)
PC 用「TwonkyManager」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (2)
Android 用「Twonky Mobile」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (3)
Twonky を使ってみて、とりあえずのまとめ -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (4)

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投稿者 B : 21:38 | Home Network | Minpos Review | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/12/12 (Sun.)

NAS を(結局)買い換え

NAS の RAID 構成にトラブルが出た件、自前で修理するか買い換えるか・・・と少し悩んでいたんですが、私と家族のパーソナルコンテンツが溜まっている貴重なディスクはやっぱり信頼性命だから、半端に修理するくらいならいっそのこと買ってまえ!と、思い切って買い換えました。

バッファロー / LinkStation LS-WX2.0TL/R1

LinkStation

2TB で 2 万円とちょっと。良い時代になったものです。まあ、アキバのバルクドライブの相場は 1TB で¥5,000 弱、2TB でも¥10,000 前後だから、それを考えればこんなもんという価格ですが、安くなったなあ・・・。
今まで使っていた LinkStation mini が 1TB だったので、容量は 2 倍になりました。RAID 1(ミラーリング)で使うので、実質 1TB のドライブとして使います。

LinkStation

LinkStation mini と比較するとこれだけ違います。デザインはほぼ相似形に近いですが、容積が段違い。内蔵している HDD が 3.5inch か 2.5inch かで、これだけ違ってくるんですね。

LinkStation

電源は AC アダプタ。3.5inch HDD×2 を駆動させるからにはけっこう大きいアダプタがついてくるかと思ったら、それほど大きくなくて安心しました。ちょっとしたモバイル PC の AC アダプタと大差ないくらいです。

LinkStation

内蔵されていた HDD は Western Digital の WD Caviar Green WD10EADS(500GB プラッタ、5,400rpm、32MB キャッシュ、SATA)でした。ネジ止めは一切なく、フロントパネルを外したらあとはレバーを押しながらレールを引っ張ってやるだけで簡単に外せます。

LinkStation mini のほうは HDD 換装はおろか RAID の再構成すらサポートしていない仕様で、何のための RAID だよという感じでしたが、この 3.5inch 版の LinkStation はもちろん HDD 換装をサポートしているので、自分でこうやって交換できます。いざというときの対処がしやすいという点では、特に私のように絶対に消えてほしくないデータを入れる用途に使う NAS では、こっちのほうが良いですね。
まあ LinkStation mini も HDD 換装と RAID 再構成の非サポートであることを除けば、省スペースだし省電力だし静かだし、容量さえ足りていれば良いことずくめなんですが、可用性に難アリでしたね・・・。

軽くスピードも測ってみました。自作機からネットワーク(1000BASE-T)越しに FTP で送受信した実測値です。

ドライブPUTGET
LS-WX2.0TL/R116.94MB/s19.81MB/s
LS-WS1.0TGL/R18.69MB/s12.37MB/s

LinkStation mini よりも確実に速くなってますね。3.5inch HDD 搭載なので当然ではありますが。でも、ネットワーク越しだと内蔵 HDD よりも段違いに遅いので、体感的にそんなに速くなった印象はありません。そういう意味では、家庭内で使う NAS であれば 2.5inch でも十分という私の考えは変わりませんが、これで LinkStation mini も HDD 交換可能だったらなあ・・・。

さておき、しばらく使ってみた感じでは、心配していた動作音は電源投入直後のスピンアップ時以外はそれほど気にならず、今までの LinkStation mini よりも少し音が聞こえるかな?という程度。私が NAS を設置しているのは書斎のデスクの上で、自分がいるときはたいてい自作機の電源が入っているので、そのせいで気にならないだけかもしれませんが、私にとっては十分です。
容量も実質 1TB になって、LinkStation mini から全データを移行してきた後でも 65% くらい空いているので、まだまだ余裕。少なくとも 2~3 年は買い換えなくてもディスクがいっぱいになるということはなさそうです。

とりあえずデータの心配がなくなったので一安心。引き続き片肺状態になっている mini のほうは、どうしようかな・・・。

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2010/12/07 (Tue.)

Twonky を使ってみて、とりあえずのまとめ -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (4)

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Twonky のレビュー、ひとまずここまでのまとめ編をお送りしたいと思います。

Twonky Mobile

Twonky の目指すところは、家庭内のネットワーク機器が従来は機器ごとの仕様や制限をユーザーが理解して、組み合わせや使い方でもって「使いこなして」やる必要があったのを、Twonky が各機器の仲介役になることで、それぞれの機器の仕様の違いを吸収し、機器間をフラットに繋ぐことで、ユーザーが複雑なことを意識しなくてもホームネットワークを「自然に使える」ような世界を作ること。
また、スマートフォンやタブレット端末をリモコン的に使うことで、ネットワーク上のコンテンツをより直感的に、扱いたいように扱えるというのも大きなメリットです。Twonky Mobile のおかげで、私が以前からやりたかったことが、ほぼそのままに近い形で実現できそうなことも分かりました。

ただ、残念なことに我が家にはレンダラー(DMR)機能に対応した機器がなく、「BEAM」機能に関しては PC 用の TwonkyManager のレンダラー機能を使って擬似的に体験しただけでした。
というのも、自宅にある PS3 なら当然バージョンアップ対応している機能だろうと高を括っていたところ、いざ使おうとしてみたら比対応だった、という・・・。1 年前のインタビュー記事で開発者の方が「技術的には可能だが、商品性やコストの観点で優先順位は低い」ということを話しているようですが、ぜひとも今後の対応に期待。そういう意味では、我々ががんばって DMR の認知度をもっと高めていく必要もあるかと思います。
DMR に対応したら、今よりも稼働率が上がるだろうし、爆音爆熱の初代 PS3 から現行型に買い換えても良いかなあ・・・と言ってみるテスト(^^;;

さておき、Twonky がサポートしている DMR 機器の一覧は以下のフォーラムに随時アップデートされているので(英語ですがメーカー名と型番くらいなのでそんなに難しくありません)、参考になるかと。

Twonky Digital Home Forum • View topic - Devices that work with Twonky software

最近の DLNA 対応テレビや AV アンプならばかなり幅広く対応している印象です。我が家の BRAVIA は残念ながらギリギリ外れていますが、ここ 2 年以内くらいに発売されたものの多くが対応しているので、アナログ停波に向けて最近テレビを買い換えた人は対象になっているんじゃないでしょうか。

でも、これらの対応機器情報をもとに「機器間の差異を吸収して、再生側で対応しているフォーマットでコンテンツを送り出す」というのが Twonky のキモではあるものの、私が使ってみた限りでは再生できないフォーマットがいくつかあったので(特に HDV 方式の MPEG-2 動画が再生できなかったのは痛い)、実際にはまだまだ発展途上なのかなという印象を受けました。このあたりは今後に期待ですかね。

話を元に戻すと、Twonky は PC 用の TwonkyManager、Android 用の Twonky Mobile ともに DLNA 用のソフトウェアとしては非常に多機能で面白いと思いました。が、活用するにはまだまだ「使いこなし」が必要なレベルで、パケットビデオ社が目指す「ネットワーク上のコンテンツを、誰でも、いつでも、どこでも、どんな機器ででも気軽に楽しむことができる」という世界には、まだまだ超えるべきハードルがいくつもあるな、と感じたのも事実です。
ソフトウェア自体の不安定な挙動や不親切さが散見される部分は言うまでもなく改善が必要だと思います。が、それ以上に「DMS/DMP/DMR/DMC が全部入りであるからこその分かりにくさ」があると思うので、もしかしたら例えば思い切って初心者用にライト版のアプリを用意するとか、ソフトウェア自体に簡易モードと詳細モードを用意するとか、敷居を下げる工夫をしてみてもいいかもしれません。機能が分かれていないから分かりやすい、という考えもアリだと思うので、このあたりは見せ方次第かもしれませんが。

あと、これはイベントでも出ていた話ですが、ホームネットワークを語るときにカタカナ語やアルファベットの略語を避けて通れないことも大きいでしょう(そもそも「DLNA」自体がアルファベットの略語だし)。近いところの成功事例を挙げると、無線 LAN は「親機」「子機」というコードレス電話機の概念を持ち込むことで理解のハードルを下げましたが、これと同様に既存の概念を持ち込んで解りやすい表現をすることはできるんじゃないでしょうか。さすがに無線 LAN よりも複雑な仕組みなのでパッとは思い浮かびませんが(笑)、「やりたいこと」自体はシンプルなので、やりようはありそうです。

さておき、Twonky Mobile は最近使用頻度の下がっていた Xperia を活用するいいアプリケーションになってくれそうなので、引き続きしばらく使ってみたいと思います(その前に DMR 対応機器を入手しないと・・・)。理想を言うと、リビングで使うなら iPad を DMC として利用できるのがベストなんですが、Twonky のようなソリューションは Apple の AirPlay と競合する部分もあるし、AppStore での配信は難しいかなあ。ただ、DMC 単体のアプリとしては「DiXiM DMC」が iOS 用に出ているので、DMS/DMP/DMC 統合アプリとしてでなく、DMP/DMC 専用アプリとしてであれば Twonky for iOS が出せる可能性はありそうです。まあ最近では Android 系のタブレット端末に選択肢が増えてきているので、そちらを選んだ方が手っ取り早いかもしれませんが。

ということで、今後の Twonky のさらなる進化と改善に期待しつつ、レビューをいったん終わりたいと思います。お付き合いいただきどうもありがとうございました。
また、イベントその他でお世話になったパケットビデオ・ジャパンの皆様、本田雅一さん、同席されたモノフェローズの方々、および WillVii(株)の皆様にもこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

最後に、本件に絡んで本田雅一さんの blog がエントリーされていたので、リンクを張っておきます。

面白いものが、広まるとは限らない:パースペクティブ・アイ:ITmedia オルタナティブ・ブログ

私も似たような考えでオンラインでの情報発信を始めた部分があるので、この記事には非常に共感できます。また、DLNA については私もこのまま諦めてしまうには惜しいソリューションだと感じているので、今後もいろいろと試行錯誤してみたいと思います。

■関連エントリー
ホームネットワークの敷居を下げる「Twonky」 -Twonky モノフェローズイベントレポート (1)
デジタルメディアに自由を! -Twonky モノフェローズイベントレポート (2)
私がホームネットワークでやりたかったこと -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (1)
PC 用「TwonkyManager」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (2)
Android 用「Twonky Mobile」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (3)

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投稿者 B : 00:03 | Home Network | Minpos Review | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/12/02 (Thu.)

NAS LinkStation mini の RAID トラブル発生

最近 NAS がいっぱいになって Mac mini Server に買い換えた人もいるようですが、新しい NAS いいなーと思っていたら、我が家の LinkStation mini(LS-WS1.0TGL/R1)がある日突然こんなこと↓に。

LinkStation mini

ちょ、NAS の RAID 構成に障害とか!!

我が家の LinkStation mini には基本的にこれまで撮ってきた写真や動画のほとんどを入れているので、RAID 1(ミラーリング)で万が一のディスククラッシュ時にもデータが救えるようにしています。
が、その RAID に障害とか。ディスク 2 を RAID アレイから外したというメッセージが出ているので、ディスク障害ですかね?

NAS LinkStation mini

NASNavigator(バッファローの NAS 管理ユーティリティ)上でも、冷や汗が出てきそうな赤い!マークが表示されています。

ここのところ Twonky のテストだ何だ、でディスクに負荷をかけたからですかね・・・?確かに、かなり頻繁に LinkStation 内のコンテンツ一覧を取得したり、TwonkyManager からコンテンツアグリゲーションをかけたりしていたので、この NAS を買って以来最も負荷が高い状態が続いていたのは事実です。
まあ、HDD を 2 年半常時稼動させ続けたら、そろそろ 1 台くらい壊れてもおかしくない時期ではありますが。

LinkStation mini

現在は RAID 1 設定ではあるものの、ディスク 1 台で動いている状況。ミラーリングなのでデータの消失はありませんでしたが、とりあえず大急ぎでバックアップ・・・。

エラーメッセージを読むと、「この製品ではユーザー自身での HDD 交換や RAID の再構成はサポートしていないので、サポート窓口に連絡を」とのこと。HDD 交換が公式にサポートされていないのは解っていて買ったんですが、ユーザーレベルで RAID の再構成をさせてくれない仕様とは(´д`)。私のように RAID 0 だとディスククラッシュ時にデータは守られるけど、修理はメーカー送りにしなくてはならない、というのでは、何のための RAID だよという気が・・・。3.5inch HDD 搭載の NAS は多くがユーザーレベルでの HDD 交換や RAID の構成変更に対応しているのに、2.5inch だけ不可、というのもちょっと解せません。

でも調べてみるとユーザー側で何とかする方法は(自己責任ながら)一応あるようなので、ちょっとがんばってみようかと思います。

ただ、3.5inch タイプで良ければ、2TB の NAS でも¥20,000 前後まで下がってきてるんですね・・・いっそのこと買い換えてしまったほうが手っ取り早いかも(´д`)。

バッファロー / LinkStation LS-WX2.0TL/R1

B002UD6CKW

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2010/11/29 (Mon.)

Android 用「Twonky Mobile」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (3)

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昨日に引き続き、今日は Twonky の Android 用アプリ「Twonky Mobile」についてレビューを書かせていただきます。

と思ったら、INTERNET Watch で清水理史氏が既にレビューを書かれていて、これがとても解りやすくまとまっているので、これを読めば十分かもしれません(ぉ。

【清水理史の「イニシャルB」】 第416回:待望のAndoroid向けDLNA対応プレーヤー登場~パケットビデオ「Twonky Mobile」を試す -INTERNET Watch

さておき(笑)、レビューを始めます。
なお、レビュー用端末としては Android 2.1 化した Xperia を使用しています。

Twonky Mobile は、Android Market からダウンロードできます。残念ながら、PC 版とは違い Android 版は現時点で英語版のみ。それほど難しい英単語が出てくるわけではありませんが、DLNA の概念が絡むとちょっと難解になってしまうので、早いうちの日本語化を期待します。

Twonky Mobile

Android Market で「Twonky」で検索すると、「Twonky Mobile」のほかに「TwonkyServer Mobile」の 2 つが見つかりますが、Twonky Mobile には TwonkyServer Mobile の機能が含まれるので、通常は Twonky Mobile をダウンロードすれば良いでしょう(TwonkyServer Mobile は DMS だけの機能なのに対して、Twonky Mobile は DMS/DMP/DMC に対応)。2 つを同時にインストールしても、Twonky Mobile の起動時に「TwonkyServer Mobile をアンインストールしてください」という意味のエラーメッセージが表示されて起動できないので、意味がありません。

Twonky Mobile

インストールが完了すると、アプリ一覧に Twonky Mobile のアイコンが表示されるので、必要に応じてホーム画面にコピーします。

Twonky Mobile

アイコンをタップすると、Twonky Mobile が起動します。

Twonky Mobile

なお、Twonky Mobile が起動すると、バックグラウンドで TwonkyServer が動きだし、ステータスバーに Twonky の通知アイコンが表示されます。これが起動していると、他の DMP(DLNA 対応のテレビやオーディオ機器等)から Android 端末内の共有コンテンツを表示し、再生することができるようになります。スマートフォンで撮影した写真なんかも見られてしまうので、接続するネットワークによっては注意が必要ですね。

Twonky Mobile

これが Twonky Mobile のメイン画面。DLNA クライアント(DMC)をそのまま Android 機器の画面に表示したような見栄えになっていて、ここから「Music」「Videos」「Photos」のメディア種別を選択し、一覧表示できるようになっています。

上の画面キャプチャは Xperia でネットワーク上の NAS に入っている写真を一覧表示しているところです。ここで、表示したい写真をタップすると、

Twonky Mobile

再生画面に切り替わります。残念ながら、PC 用の TwonkyManager 同様に画像の拡大表示機能はなく、画面サイズにちょうど収まるように自動リサイズして表示するモードのみ。

Twonky Mobile

ただし、Android の画面回転機能に対応しているので、横長の写真であればこのようにしてほぼ画面いっぱいに表示することは可能です。

ただ、写真に限らず音楽でも動画でも、たまに「Unable to start Playback」というエラーメッセージが出て再生できないファイルがあるようです。コーデックが対応していないのが主な原因だとは思いますが、「再生できない」だけじゃなくてせめてその理由まで表示してくれないと、何が悪いのか対処のしようもないんですけど・・・。

ちなみに、この画面上に「Beam」という大きなボタンが表示されているのが目につくと思いますが、これが TwonkyBeam と同様の BEAM 機能。後述の設定でレンダラーを指定しておくと、ここで表示しているコンテンツを対象機器に BEAM(飛ばす)することができます。

Twonky Mobile

イメージ的には、こんな感じで Android 端末をリモコンのようにして、テレビやオーディオ機器にコンテンツを表示させることが可能。残念ながら私が買った BRAVIA(KDL-46X5050)は BRAVIA が DMR に対応する直前の世代の機種なので、これはあくまでイメージです(笑。
また、「BEAM」というとテレビに向けて操作するリモコン的な印象が強いですが、通信は赤外線ではなく無線 LAN 経由で行うので、わざわざテレビに向けて操作する必要はありません。

Twonky Mobile

この BEAM 機能が面白いのは、単に Twonky Mobile 上だけでなく、Twonky Mobile をインストールしておけば他の Android アプリからも BEAM が使えるようになるところ。Xperia の Mediascape ではメールアイコンをタップ、Web ブラウザでは例えば YouTube の再生ボタンを押した際に、上記のような選択画面が表示され、ここで「Beam with Twonky」を選択すると対象機器に BEAM できます。スマートフォンで撮影した写真だったり、見つけた YouTube 動画だったりを簡単にテレビでみんなと共有することができるわけです。

Twonky Mobile

Twonky Mobile には、他の DMS 上にあるコンテンツを Android 端末上にコピーすることができる「Copy to Phone」という機能が搭載されています。
この機能は、Twonky Mobile のコンテンツ一覧上で Android 端末にコピーしたいファイル名を長押しすると、メニューから「Copy to Phone」が選択できます。

Twonky Mobile

Android 端末にコピーしてきたコンテンツは、Xperia であればもちろん Mediascape にも反映されます。

通常であれば、PC や NAS に保存されているデータをスマートフォンにコピーしようと思ったら、スマートフォンを PC に接続するかメモリーカード経由でコピーする必要があったのですが、この機能を使えばスマートフォン上の操作でコピーが完結できてしまうので、かなり手間が省けます。デジカメで撮った写真のうちいくつかをスマートフォンに入れていつでも見れるようにしたい、というような用途では、けっこう使えるんじゃないでしょうか?

最後に、設定周りから見ていきます。設定画面は Android 端末のメニューボタン(Xperia の場合はホームボタンの左隣)を押し、表示されるメニューの中から「Settings」をタップします。

Twonky Mobile

設定メニューに並ぶのは以下のとおり。

  • Set Player : Twonky Mobile で操作する DMR の指定
  • Set Library : 同じく Twonky Mobile で操作する DMS の指定
  • Media Sharing Setting : この Android 端末内のコンテンツを Twonky Mobile で DMS として共有するための設定
  • Copy to Phone Manager : 他の DLNA 機器からこの Android 端末にコンテンツファイルをコピーする「Copy to Phone」機能の管理(ちゃんと使っていないので分からないのですが、コピー中のタスクを中断することができる?)
  • Set Copy to Phone Folders : 「Copy to Phone」でコンテンツを Android 端末内のどのフォルダに保存するかの設定
順を追って解説していきましょう。

Twonky Mobile

設定メニューの並び順どおりだと逆に分かりにくいので(笑)、まずは「Media Sharing Setting」から。ここでは、この Android 端末自身を DLNA サーバとして、端末内のコンテンツをネットワーク上で共有するための設定が行えます。

まず「Server Name」は、この端末の DLNA サーバの名称。デフォルトは「TwonkyServer Mobile」で、このままでも特に問題はありませんが、もし同じネットワーク内に Twonky Mobile/TwonkyServer Mobile が入った Android 端末が複数台ある場合は、適宜変更したほうがいいでしょう。

画面下半分に表示されている「Music」「Photos」「Videos」のチェックボックスは、どのコンテンツを共有するかの設定。スマートフォンで撮影する写真や動画は比較的パーソナルなものが多いでしょうから、ネットワーク上で誰かに覗かれたくない、という場合には「Music」だけ共有する、ということが可能です。
どのフォルダのコンテンツを共有するか、といった設定はないようで、Android 標準の音楽・写真・動画フォルダが自動的に共有されるようです(違っていたらごめんなさい)。

Twonky Mobile

続いて「Set Library」。ネットワーク上の DMS のどのコンテンツを操作するかを選択します。操作できるサーバは TwonkyServer だけでなく、DLNA 規格に準拠した DMS ならば基本的になんでも OK で、NAS 内蔵の DLNA サーバ機能、Windows Media Connect や VAIO Media plus といったサーバも表示されます。1 台の PC で複数の DLNA サーバソフトを動かしている場合は複数のサーバとして見えるので、ちょっと混乱しがち。あまり 1 台で複数のサーバソフトを起動させないほうが良いでしょう。

また、昨日書いたとおり、PC 用の TwonkyManager にはコンテンツのアグリゲーション機能が搭載されているので、ネットワーク上に複数台の DMS がある場合は、サーバ側でアグリゲーションしてしまえば、いちいちここでサーバを切り替えなくてもホームネットワーク内のコンテンツを全て操作できるのでラクだと思います。ただ、あまりにもコンテンツの量が膨大になってくると目的のコンテンツを探しにくくなるので、用途に応じて設定するのが良いでしょう。

この一覧に表示されている「TwonkyServer Mobile」は、さっきの「Media Sharing Setting」で指定したサーバ名ですね。端末内のコンテンツを DLNA 対応のテレビやオーディオ機器等で再生したい場合は、これを選択します。

Twonky Mobile

「Set Player」では、Twonky Mobile で操作する DMR をどれにするか選択します。「My Phone」を選択すると動画や音楽などのコンテンツはこの Android 端末のディスプレイやスピーカから再生されます。つまり、Twonky Mobile 自身を DMP として使うモード、と理解して良いでしょう。

「My Phone」以外には同一ネットワーク上に存在する DMR の一覧が表示されています。PC 用の TwonkyManager がある場合は、もちろんそれも表示されます。ここで「My Phone」以外の機器を選択すると、Twonky Mobile 上で選択したコンテンツがこの Android 端末上ではなく、選択した機器のディスプレイ/スピーカから再生されます。つまり、Twonky Mobile を DMC として使用するモードになります。

Twonky Mobile

「Set Copy to Phone Folders」では、「Copy to Phone」機能におけるコンテンツの保存先フォルダを指定できます。デフォルトでは SD カード内の「twonkymedia」以下のフォルダにコンテンツの種類(ミュージック/フォト/ビデオ)ごとに保存されますが、これを変更することも可能です。

かなり長くなってしまいましたが、Twonky Mobile に関してはこんなところです。英語版なので少し敷居が高そうに見えますが、慣れればそんなに難しいこともない、DLNA 対応アプリとしては比較的シンプルな作りになっています(ひとつのアプリ内で DMS/DMP/DMC に対応しているので、概念の理解がちょっとややこしいですが)。

応用次第でいろんな使い方ができるのがこのアプリの特長でしょうが、ユニークなのはやはり「BEAM」機能ではないでしょうか。Android 機器のユーザーであれば、これを使いこなすことができれば DLNA が楽しくなることは間違いないと思います。
Twonky Mobile は年内いっぱいは Android Market で無料配布されているので(年明けから有料化とのこと)、Android ユーザーな方はとりあえずダウンロードして試してみてはいかが。

■関連エントリー
ホームネットワークの敷居を下げる「Twonky」 -Twonky モノフェローズイベントレポート (1)
デジタルメディアに自由を! -Twonky モノフェローズイベントレポート (2)
私がホームネットワークでやりたかったこと -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (1)
PC 用「TwonkyManager」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (2)

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投稿者 B : 23:49 | Home Network | Minpos Review | Mobile | PC | Smartphone & Tablet | コメント (0) | トラックバック

2010/11/28 (Sun.)

PC 用「TwonkyManager」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (2)

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Twonky のレビュー、第 2 回目です。

イベントで主に取り上げられたのは Android 版アプリでしたが、その前に PC 版アプリを見ておいたほうが理解が深まると思うので、まずは PC 版から。

さらに前提知識として、DLNA で使用する 4 種類のデバイスクラスについて、以下に簡単にまとめておきます。

  • デジタルメディアサーバー(DMS)
  • コンテンツを溜めておき、下記の DMP や DMR に配信する機器。文字通り「サーバ」。PC や NAS などの機器が該当。
  • デジタルメディアプレーヤー(DMP)
  • DMS のコンテンツを再生するための機器。テレビやゲーム機などが該当。
  • デジタルメディアレンダラー(DMR)
  • DMS のコンテンツを再生するという点では DMP と同じだが、DMP は自分で操作用の UI(画面など)を持っているのに対して、DMR の操作は外部から行う。最近のテレビや高機能な AV アンプに内蔵されている機能。
  • デジタルメディアコントローラー(DMC)
  • その DMR の操作を行うのが DMC。DMS のコンテンツを一覧表示して再生したいものを選び、DMR に送り込むことができる。今後はスマートフォンやタブレット PC が DMC の主流になっていく、かも・・・。
といったところで、アルファベットの 3 文字略語だらけでこんがらがってきそうですね(´д`)。DMS と DMP は今までの DLNA でも一般的だったので知っている人も多いでしょうが、DMR と DMC は比較的新しい概念なので、あまり知られていないと思います。

今回はまず、ホームネットワーク上で扱うコンテンツは多くの人が PC に溜めていると思うので、PC 用の Twonky アプリケーションを解説してみます。

TwonkyManager

まず最初に Twonky アプリのダウンロードから。といっても、ダウンロードサイトは日本語ではないので、いきなり敷居が高いです(´д`)。日本におけるホームネットワークの敷居を下げたかったら、まずこういうところから手をつけたほうがいいと思いますよ・・・>パケットビデオさん。
トップページから辿っていってもいいんですが、迷いそうなのでズバリ試用版のダウンロードページへのリンクを張っておきます(今後リンク先変更により繋がらなくなる場合があるかもしれないのでご注意を)。

Twonky Suite Media Manager :: Connected Home :: TwonkyManager: Try It

Twonky のアプリケーションにはいくつも種類があって分かりにくいですが、Windows 用であれば「TwonkyManager」を選んでおけば、DMS・DMP・DMR・DMC 全ての機能が入っています。残念ながら TwonkyManager は Windows 版だけのようですが、DMS 機能を持った TwonkyServer は Mac/Linux 版、DMC 機能を持った TwonkyBeam は Mac 版も存在しているようです。
TwonkyManager は有償(US$19.95)ですが、まずは 30 日の期限つきの試用版でいいでしょう。

TwonkyManager

ダウンロードサイトが英語でちょっとヒヤヒヤするかもしれませんが、インストールはちゃんと日本語対応。基本的には何も考えずに「次へ」をクリックしていけば OK です。

TwonkyManager

セットアップの完了画面で「Internet Explorer 用の TwonkyBeam をインストールする」のチェックボックスはオンにして、TwonkyBeam をインストールしたほうがいいでしょう。IE を使わない人であれば、Firefox 版や Chrome 版の TwonkyBeam を別途ダウンロードしてインストールすれば OK。

TwonkyManager

セットアップがひととおり完了したら、デスクトップ上に作成されている「Twonky Manager」のアイコンをダブルクリックすれば、TwonkyManager が起動します。
PC の環境によっては、起動時に何度かファイアウォールソフトが通信の許可を尋ねてくるので、許可してあげましょう(遮断すると TwonkyManager が正しく通信できないので注意!)。

TwonkyManager

TwonkyManager の画面右上あたりにある歯車のアイコンをクリックすると、設定画面が表示されます。いくつかのタブに分かれていますが、1 枚目は「製品」タブ。ここでライセンスキーを入力すると、フルバージョン(製品版)にグレードアップできるようです。
また、私が何台かのマシンにインストールしてみたところ、PC 環境によっては英語版でセットアップされてしまうことがありましたが、ここから言語を変更することができました。

TwonkyManager

「プレーヤー」タブでは、同一ネットワーク上に存在する DMR を自動認識して表示してくれます。「プレーヤー」というタブ名ではありますが、おそらくここに表示されるのはレンダラー。ここ、混乱しそうなので注意が必要です。
この画面上では 2 台の TM Player(TwonkyMedia Player)が認識されていますが、1 台はこの PC 自身の TwonkyManager を、もう 1 台は別の PC の TwonkyManager を指しています。

TwonkyManager

こちらが設定画面で最も重要であろう「サーバー」タブ。これも「プレーヤー」画面と同様に、ネットワーク上の DMS を自動認識してくれるので、手動で設定する必要がないのはラク。もし 1 台の PC に TwonkyServer だけでなく Windows Media Connect などの DLNA サーバ機能が設定されている場合は、1 台の PC に対して複数の DMS が表示されます。

この画面の下半分に表示されている「アドバンスト設定」もけっこう重要で、TwonkyManager を使いこなせるかどうかはここの設定にかかっています。
特に「アグリゲーションを有効にする」のチェックボックス。これはネットワーク上の DMS のコンテンツをアグリゲート(集める)して、あたかも 1 台の TwonkyServer(TwonkyManager のサーバ機能)の中にあるように見せてくれる機能です。これを使えば、「あの写真どの PC/NAS に入れたっけ?」というのをわざわざ探す必要がなくなります。
このチェックボックスをオンにして「サーバを表示する」ボタンをクリックすると、

TwonkyManager

ネットワーク上にある、どのサーバを収集対象にするか、収集対象から外すかを選択できます。「自動コピー」というのは、おそらく他のサーバからアグリゲーション(一覧だけ見せる)ではなく TwonkyServer に実際にコピーしてきてしまう設定だと思います。

TwonkyManager

設定が完了(といっても、アグリゲーション以外はほぼ自動設定で使えてしまう)すると、TwonkyManager 上のプルダウンメニューにネットワーク上の DMS の一覧が表示され、ここから操作する DMS を選択することができます。アグリゲーションの設定がしてあれば、TwonkyManager を選択するだけでネットワーク上のコンテンツが全て操作できてしまうので、さらにラクになります。

TwonkyManager

コンテンツの再生は、TwonkyManager 上のタブから「ミュージック」「フォト」「ビデオ」のカテゴリを選択した上で、それぞれアルバム別や日付別、フォルダ別などの一覧から探していきます(キーワード検索も可能)。
↑の画面はネットワーク上の NAS(LinkStation mini)に入っている音楽を再生しているところ。当たり前のようにアルバムジャケットの表示やプレイリストにも対応しています。

さらに、再生したいデータを右下の「再生先プレーヤーにコンテンツをドロップ」にマウスでドラッグ&ドロップすることで、DMR にコンテンツを送り込むことができます。

TwonkyManager

フォトモード。私は 10 年くらい前からの写真を NAS に溜め込んでいるので、この機能がいちばん使うかな。

TwonkyManager

TwonkyManager 内での写真の表示はこのサイズまでで、画面いっぱいに写真を表示したり、部分的に拡大したりできないのが残念。また、一眼レフ等で撮影した 1,000 万画素オーバーの写真はサイズが大きすぎるためか、表示には 5 秒くらい待たされてしまうのがちょっと辛い。これは私の環境(NAS に入っている写真を無線 LAN 経由で表示している)のせいで遅い、というのはあるかもしれませんが。

TwonkyManager

ビデオモードでは、再生できる映像フォーマットに制限があるようです。MPEG-1 や MPEG-4、WMV などのフォーマットは問題なく再生できるのですが、HDV Handycam から取り込んだ HDV(MPEG-2 TS)形式の動画が再生できませんでした。我が家では、今でこそ AVCHD の Handycam を使っていますが、去年までは HDV を使っていたので、溜め込んだ動画の再生という点ではこれは厳しい。「コーデックがインストールされていない」旨のエラーメッセージが表示されていますが、他のアプリでは同じ動画ファイルが問題なく再生できているんですけどね・・・。
パケットビデオ社としては「機器の仕様やコンテンツの形式を意識せずにホームネットワークが使えるようになる」ことを目指しているとのことなので、このあたりは今後の対応に期待です。

TwonkyManager

また、ビデオモードではネットワーク上のデジタルレコーダ内のデータも閲覧可能です。が、DTCP-IP(録画したデジタル放送をネットワーク上の他の機器で再生するための規格)に対応していないため、一覧には録画されているタイトルまでは表示できますが、その動画を再生することはできません。これができるならホームネットワークを使いたい、というユーザーは多いでしょうが、デジタル放送の著作権保護は日本独自規格なので、対応の望みは薄いかな・・・期待はしたいですが。

こういう感じで、確かにホームネットワークの扱いをラクにしてくれそうな統合型ソフトウェアではあるのですが、設定が分かりにくかったり、「不明なエラーが発生しました。」というような対処のしようが分からないメッセージが表示されたり、「もうちょっと気が利いてくれたらいいのに」と思ってしまう部分が散見されるのも事実です。
特に、設定や操作上で分からないことに対してヘルプで調べようと思っても、

TwonkyManager

ヘルプは情報量が少ない上に目次形式のみでキーワード検索もできず、そもそも日本語ヘルプの内容が旧バージョン(1.1。使っているバージョンは 2.0.4 なのに!)という時点で、全然親切じゃありません。
DLNA 自体が小難しい概念だし、TwonkyMedia はあまりにも多機能なアプリなので少し難解なのは仕方ないと思いますが、こういう周辺情報だったり、英語しかないダウンロードサイトだったり、そういう部分の整備がまずは重要だと思います。>パケットビデオさん

話を少し元に戻すと、PC 版 TwonkyManager に付属してくる「TwonkyBeam」は、こんな感じで Web ブラウザに機能を追加してくれます。

TwonkyBeam

ブラウザ上で再生している映像・静止画・音楽などをネットワーク上の MDR に「BEAM」(送り込むことをビーム送信に喩えている)することが可能。
ふつう、インターネット上のコンテンツを例えばテレビで表示したいと思ったら、テレビに内蔵されている Web ブラウザ(これがまた、操作性が悪かったり対応していないファイル形式があったりして、使い勝手が良くない)を使うか、PC でいったん保存してからメモリーカードなり DLNA なりを経由しないと表示できませんでした。が、TwonkyBeam を使えば「リアルタイムで変換しながら DMR に勝手に送ってくれる」ので手間が全然違います。ネット上のコンテンツを別にテレビで観たいとは思わないよ、という人もいるかと思いますが、YouTube で見つけた動画を家族や友だちにも見せたい(でも、スマートフォンや PC の小画面じゃちょっと)と思うことってけっこうありますよね?そういうときに活躍してくれそうな機能です。
DMS/DMP として見ると TwonkyManager と同等以上のアプリは他にも存在しますが、私はこの「BEAM」機能こそが Twonky の醍醐味だと思っています。

ということで、次回はこの「Beam」をよりそれらしく使えるスマートフォン用アプリ「Twonky Mobile」についてレビューしてみたいと思います。

■関連エントリー
ホームネットワークの敷居を下げる「Twonky」 -Twonky モノフェローズイベントレポート (1)
デジタルメディアに自由を! -Twonky モノフェローズイベントレポート (2)
私がホームネットワークでやりたかったこと -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (1)

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投稿者 B : 14:18 | Home Network | Minpos Review | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/11/24 (Wed.)

私がホームネットワークでやりたかったこと -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (1)

少し間が空いてしまいましたが、これから数回に分けて Twonky のレビューをエントリーしていきたいと思います。

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まずは前置きとして、私が以前からホームネットワーク(DLNA)でやりたいと思っていたことについて。

私は IEEE 802.11b 方式の無線 LAN が製品化され始めた 2000 年頃には、既に自宅に無線 LAN 環境を構築していました(それ以前にも有線 LAN 環境を作っていた)。でもその当時は PC 間でのファイル共有やルータを使った複数 PC のインターネット接続に使用していた程度。それが変わったのは、 2004 年に AirMac Express が出たときです。
AirMac Express を購入して、自宅のネットワークを以下のような構成にしました(図はかなり簡略化して描いています)。

2004 年頃

当時から、iTunes では「他のコンピュータの iTunes ライブラリを操作する」ことができたので、それと AirMac Express の AirTunes(現在は「AirPlay」に改称してますね)を利用して、「母艦である自作機の HDD にある iTunes のライブラリを、リビングのノート PC 上の iTunes で操作して、音は AirMac Express に繋がったステレオセットから出す」という使い方をしていました。
当時から、数千曲単位で音楽ファイルが溜まってきたら、操作はリモコンなんかよりも PC や PDA の画面を使ったほうが遙かに快適と信じていたので、この使い方はまさに「そう、こんな使い方がしたかった!」といった感じで、かなり愛用していました。この頃使っていたノート PC が VAIO U101 で、リビングでリモコン的に使うにはちょうど良いサイズ感だったから、というのもありました。

それが 5~6 年経って、現在のホームネットワークはこんな環境(こちらもかなり簡略化しています)。

現在

リビングで使用する AV 機器の大半が DLNA 対応になり、NAS も導入しました。ただ、子どもが産まれてから音楽は「主にポータブルオーディオで聴くもの」という生活になってしまったこともあって、引越した際に AirMac Express の配線はいったんやめ、音楽に関しては現在は DLNA ベース(楽曲データは NAS に入れてある)でごくたまに使う程度、になっています。
撮影した写真や動画は全て NAS に入れてあるので、リビングでは BRAVIA や PS3 の DLNA クライアント機能で再生することはできるんですが、画面表示までに時間がかかったり、特にデジタル一眼レフで撮った高画素数の写真はリサイズの処理がうまくいかないのか、ギザギザした表示になってしまって美しくないので、DLNA 自体が「年に数度」使う程度の機能になってしまっています。

でも、DLNA でやりたかったのはこんな現実じゃなくて、もっと快適に操作できるはずだったし、表示速度や画質ももっと満足のいくものになるはずと思っていました。そして、以前 AirTunes でやっていたような、「PC やスマートデバイスでコンテンツを操り、ワイヤレスでテレビやスピーカに飛ばす」ということを写真や動画でも同じように、もっと快適にやりたいと思っていました。

そういえば、同じようなコンセプトで「エアタクトシステム」という、世に出るのがあまりにも早すぎた製品もありましたね・・・。

Twonky を使うことによって、今度こそそんな世界が我が家にもやってくるのか?ホームネットワークには既に何度か「裏切られた」私としては、期待半分、不安半分ですが、これからしばらく試用してみたいと思います。

やや余談ですが、私が使用しているバッファローの NAS「LS-WS1.0TGL/R1」の設定画面に、今見ると見覚えのあるロゴがあることに気づきました。

LinkStation mini

この「PVConnect」というロゴは、間違いなくパケットビデオ社のもの。オフィシャルサイトの解説を見ても抽象的すぎて残念ながらよく解りませんが(笑)、おそらくは Twonky ベースのサーバソフトウェアが LinkStation にも採用されているということでしょう。そういえば、セミナーの中で「PV 社のソフトウェアは既に NAS をはじめ数多くのネットワーク機器で採用されている」という話を伺っていたのでした。

ちょっと調べてみると、「http://[NAS の IP アドレス]:9050/config」という URL に Web ブラウザからアクセスすると、LinkStation の TwonkyServer の設定画面に直接アクセスできるようです。

TwonkyMedia Server

これが設定画面。どうやら LS-WS1.0TGL/R1 には、TwonkyMedia Server(TwonkyServer の旧名)の Version 4.4.4 が搭載されているもよう。
これから試用するぞ!と思っていた Twonky でしたが、実は既に使っていた、というオチでした(笑)。でも Twonky には PC 用や Android 用アプリもあり、単に DLNA サーバとして以上に使えそうな機能が満載。今後、そのあたりを中心にレビューしていきたいと思います。

■関連エントリー
ホームネットワークの敷居を下げる「Twonky」 -Twonky モノフェローズイベントレポート (1)
デジタルメディアに自由を! -Twonky モノフェローズイベントレポート (2)

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投稿者 B : 22:04 | Home Network | Minpos Review | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/11/18 (Thu.)

デジタルメディアに自由を! -Twonky モノフェローズイベントレポート (2)

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昨日に続いて、パケットビデオ社の Twonky モノフェローズイベントのレポート記事をお送りします。

パケットビデオ / Twonky™

今回のイベントには一名、パケットビデオ社外からのゲストが招かれていました。この blog を読んでいる方であればもう説明の必要はないであろう、フリーランスジャーナリストの本田雅一氏。

フリーランスジャーナリスト 本田雅一氏

私が Twonky を知ったのも本田さんがきっかけなので、ご本人から Twonky やホームネットワークに関するお話が聞けるというのは、貴重な体験でした。
その本田さんから、『GET FREEDOM/メディアを楽しむ自由をその手に』というタイトルで、問題提起的なスピーチを伺ったので、私なりの解釈を交えながらレポートしていきます。

GET FREEDOM

「デジタルメディア楽しんでる??」・・・のっけから、大きな、だけどとても身近な問いかけ。

今や、動画も音楽も写真も、私たちが日常的に目や耳にするコンテンツは、ほとんどが当たり前のようにデジタル化されています。これによって高いクオリティのコンテンツを、地域や場所によらず誰でも楽しめるようになりました。この blog の読者層であれば、デジタルメディアやそれを表示/再生するデバイスのおかげで文化的に豊かな生活を送ることができている、という方は多いんじゃないでしょうか。もちろん、私もその一人です。

でも、「利便性」という観点では、アナログだった時代に比べて本当に便利になったのでしょうか?

GET FREEDOM

例えば、(今回は DRM の話は本質ではありませんが)「iPod からウォークマンに買い換えたら、iTunes Store で購入した DRM つきの楽曲が転送できなくなった」。物理的に CD というメディアでの楽曲販売が主流だった時代であれば、どのお店で買った CD でもテープや MD、iPod どんなメディアにでもダビングができたはずです。
「ハイビジョンの動画ファイル、同じ『.avi』という拡張子なのに、この機器で片方は再生できるけど、もう一方は再生できない」。よくよく調べてみたら、コンテナフォーマット(ファイル形式)は同じ AVI だけど、コーデックが違う。コンテナとコーデックって何?
「『DLNA』『HDMI』『i.LINK』。違うメーカーの機器同士を繋いでみたけどなぜか認識しない」。業界標準の方式のはずじゃなかったの?

デジタルメディアやデジタル機器にまつわるこんな話は枚挙にいとまがありません。世間一般から見ればこの手の知識をかなり持っているほうだと思われる私でさえも、こういう部分で困ったことは数知れず。しかも、年々新しい規格やフォーマットは増える一方、常に勉強していなければついていけない世界でもあります。

ここ 10 年のテクノロジーの進歩により、デジタル化、ネットワーク化、ワイヤレス化により、10 年前では想像もできなかったほど便利になった反面、上記のように逆に不便になったこともたくさんあります。
そして、そういうことに詳しくない人にとっては、それらは「よくわからないもの」というイメージで定着してしまい、一方で詳しい人にとってはそれらの技術や知識は「当たり前」というギャップが広がっているのが残念ながら現状。詳しい人からすると当たり前すぎて、それが使いづらいことに気づいていない部分もあるはずです。

本田さん曰く、そういう認識の格差が拡がって、「終わってしまった」のが現在の DLNA ではないか、と。確かに、DLNA という規格が起ち上がって 6 年、実は多くの機器に DLNA 機能が標準搭載されるようになった反面、DLNA といえば「ああ、あの繋がらないやつね」とか「あのなんだかよくわからないけどめんどくさいやつ」とか「できれば避けて通りたいもの/なくても困らないし」みたいな認識が多くの人についてしまっているのは事実でしょう。そして、既についてしまったネガティブイメージを今から覆すのは、ゼロから築き上げるよりもむしろ難しかったりします。
このあたりの歴史をずっと追いかけてきて、ご自宅にもホームネットワーク環境を構築されている本田さんにズバリこう言われてしまうと、非常に重いものがありますね・・・。

GET FREEDOM

でも、「デジタルメディアを自由に扱いたい」という欲求はきっと根源的にあって、本当はこの動画はテレビの大画面で観たい、この音楽はリビングのステレオで聴きたいけど、面倒だから/できないからネットワークに繋がっている PC やスマートフォンの画面や音質でガマンしてしまう、というのは誰もが一度は経験したことがあるはずです。
昔だったら、それは赤白黄色のケーブルで繋げばそれだけで(クオリティはさておき)映って音が出たものでしたが、それがデジタルとワイヤレスやネットワークに置き換わった瞬間、簡単にはできなくなりました。デジタルメディアもワイヤレスもネットワークも、目で見て物理的にわかる世界ではなくなったことが、大きな原因の一つでしょう。

でも「デジタル化、ネットワーク化で不便になった」で止まっていては進歩はありません。本来、アナログ時代よりも便利に、より豊かにしてくれるはずだったデジタル技術は、もう一度本来の役割を果たすべきです。

GET FREEDOM

「クオリティの高いコンテンツや情報を、もっと簡単に、便利に、自由に扱いたい」。この欲求はこれからもきっと萎むことはないでしょう。デジタル化でクオリティや伝達のスピードが向上することで、むしろ従来以上にその欲求は強くなるはずです。

デジタルメディアを楽しむ自由をもう一度、この手に。

この話は DLNA に限ったことではなく、コンテンツの互換性だったり DRM だったり、様々な分野に言えることではありますが、少なくともホームネットワークに関して言えば、DLNA は技術として悪いものではなく、ちゃんと使いこなすことさえできれば非常に便利な規格。ただ、規格書の解釈の違いやメーカー側の事情などによって、使いこなすにはユーザー側の努力が必要だったり、結局同一メーカーの機器で揃えなくてはならなかったりするのが現状です。
でも、DLNA を使いこなす上で最もハードルになる機器ごとの特性の違いを柔軟に吸収し、またネットワーク内で分散しがちなコンテンツをまとめて見せてくれる仕組みがあれば、ユーザー側の負担は軽減され、ホームネットワークのあるべき姿である「誰でも簡単に扱える」という状態に一歩近づくのでは?という発想でおそらく作られたのが、Twonky というソフトウェア。

ここで、本田さんからの提案。

GET FREEDOM

誰もがやりたいと思っていること(持っているいくつものデジタル機器を繋いで、自由にデジタルメディアを楽しむこと)を、シンプルに、当たり前のように実現できる未来。特別な知識やスキルを持っていなくても、それができる世界。それはハードウェアやソフトウェア、コンテンツの提供側だけではなく、もしかしたらこうやって blog でそれらの技術に言及する我々の意識も変えていく必要があるのかもしれません。

Twonky はまだまだ起ち上がったばかりのソフトウェアで、外野的な立場から各機器間の接続を仲介する、無名のソリューションかもしれません。でも、そういう小さなものであっても、それによっていろいろな機器が一度繋がり始めれば、世の中が変わってくるはず。全てのデジタルデバイスが対等な立場で繋がりあって、全てのデジタルメディアが普通に再生できるようになれば・・・今度こそ、私たちが思い描いていたような未来がやってくるかもしれません。

Twonky が将来的にそのような「誰でも当たり前に使える」世界を目指しているのであれば、私も誰にでも理解できるような表現を心がけてみようと思います。私は基本的に文章がクドいのでどこまで簡単にできるか分かりませんが(笑)、Twonky を自宅の環境で試してみた暁には、そういった観点で使用感をまとめてみるつもりです。

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投稿者 B : 23:35 | Home Network | Minpos Review | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/11/17 (Wed.)

ホームネットワークの敷居を下げる「Twonky」 -Twonky モノフェローズイベントレポート (1)

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先日、レビューサイト「みんぽす」のモノフェローズ(登録ブロガー)向けイベントに参加してきました。
この手のブロガーイベントに参加するのはかなり久しぶり。そしてみんぽすのイベントにモノフェローズとして参加するのは初めてです。私の友人にはモノフェローズに参加している人が多く、イベントレポートや商品レビュー記事もよく読みますが、いざ自分で書くとなると少し構えてしまいますね(笑。

さておき、本題。今回のイベントはこの企業で開催されました。

パケットビデオ / Twonky™

PacketVideo

とはいっても社名を聞いたこともないという人がほとんどではないでしょうか。私も、つい先月の CEATEC で、フリーランスジャーナリスト・本田雅一氏のパネルディスカッションで同社のソフトウェアが紹介されたことで初めて知ったくらい。で、このときからパケットビデオ社の「Twonky」というホームネットワーク(DLNA)用ソフトウェアが気になっていました。

パケットビデオ・ジャパン社長 高木和典氏

この方が、パケットビデオ・ジャパン(株)の代表取締役社長、高木和典氏。今回は主に高木氏からパケットビデオ社と「Twonky」について、お話を伺ってきました。

PacketVideo

まずはパケットビデオという会社の成り立ちから。

「パケット」というと多くの方は携帯電話のパケット通信を思い浮かべると思いますが、そのものズバリ、当初は MPEG-4 関連の技術を軸に携帯電話向けの動画プレイヤーアプリなどの開発を行っていたとのこと。MPEG-4 といえば今でこそ AVCHD に代表されるハイビジョン動画用圧縮フォーマットのイメージがありますが、昔はポータブル機器向けの規格でしたね。
この事業立ち上げを行うために、動画のネットワーク配信に耐える 3G 通信インフラが世界で最も整っていた日本市場に目を向けたのが、パケットビデオ・ジャパンの生い立ちだそうです。

ここで、勘のいい人ならそのケータイ用の動画再生ソフトのメーカーがなぜホームネットワーク?という疑問を持つと思いますが、話はここから。
その後、PV 社のソフトウェアはいくつかの国産携帯電話端末に採用されたそうですが、当時の携帯電話のソフトウェアは基本的に組み込み。機器間でのコンテンツの互換性も低く、これでは当初の「MPEG-4 ベースの動画コンテンツを誰でも気軽に楽しめるようにする」という目的を達成できない!ということで、「Twonky」の開発元である米 TwonkyVision 社を買収し、DLNA と携帯電話を中心とするモバイルデバイスを繋ぐことを考えました。

そして、この 10 月にリリースしたのが DLNA 対応の Android アプリ「Twonky Mobile」です。

PacketVideo

「Twonky」には Android アプリだけでなく PC 版もあり、また先日発表になった docomo のフィーチャーフォン冬モデルの一部にも(Twonky の名前は出てこないものの)搭載されているとか。
PV 社がこれらのソフトウェアで実現したいと考えているのは、視聴したいコンテンツが家の中のどこにあるかを(場合によってはインターネット上のどこにあるか、も)意識することなく、なおかつデバイスに縛られずに、その時々で最適な端末で楽しむことができる世界。例えばこないだ撮った写真は PC の HDD の中に保存したから PC で見よう、とか、録画したテレビ番組は BD レコーダに入っているからリビングのテレビで観よう、とかいうことを考えずに、PC の HDD の中に入っている写真をリビングのテレビで観たり、録画したテレビ番組を寝室のタブレット端末で観たりすることができる世界のことです。

ん?でもそれって PC や家電の世界ではもうずっと昔から言われてることですよね。
実は今でも、技術的にはほぼ実現できているんです。でも、手順が難しかったり、面倒くさかったり、制限事項がいろいろあったり、メーカー間で微妙に互換性がなかったり、とにかくもろもろの理由で、ごく限られた人々しかその利便性を享受できていないのが現実だと思います。

私も自宅にはネットワークを完備して DLNA の環境も構築してはいますが、コンテンツによっては特定機器の組み合わせで再生できなかったり、肝心の UI が使いにくかったりで、必ずしも日常的に活用できているとは言えない状況。

Twonky が「できること」も、

Twonky

とか、

Twonky

とかいった感じで、基本的には DLNA が示してくれた世界と何ら変わりはありません。

そりゃそうです、Twonky 自体は普通よりちょっと賢い、というか気がきく DLNA サーバ/クライアントソフトウェアに携帯電話やスマートフォンとの親和性を持たせたものにすぎないのだから。

Twonky

とか言ってしまうと全然たいしたことのないものに聞こえてしまうかもしれませんが、この「気がきく」というところが重要。というか、普通の DLNA 対応機器が気がきかなさすぎなわけですが(笑。

Twonky は DLNA 機器の仲介役、あるいは通訳のような位置づけで、Twonky 自身が持っている各 DLNA 機器の対応フォーマットデータベースを見ながら、普通であれば再生できないような組み合わせ(例えば WMA の動画を WMA 非対応のテレビで再生するなど)でも、Twonky が自動的に再生側で対応しているフォーマットに変換しながら送出してくれるため、ユーザーは各ネットワーククライアントの仕様を気にせずにコンテンツを再生すれば良いわけです。
また、コンテンツはホームネットワーク上に限らずインターネット上のものに対しても有効で、例えば YouTube のコンテンツをスマートフォンでストリーミングで受けながら、リアルタイムにプロトコル変換してテレビにストリーミング再配信するようなこともできます。つまり、分かりやすく言えばスマートフォンや PC があれば、YouTube に対応していないテレビが(DLNA のレンダラー機能に対応している必要がありますが)YouTube 対応になるようなもの。

また、複数の PC や NAS 等にコンテンツが分散しているような場合でも、Twonky がネットワーク上に存在するコンテンツを一覧表示してくれるため、あの動画どこに入れたっけ・・・と探す手間も省けます(最近は他の DLNA サーバソフトウェアでも同様のコンテンツコレクション機能を持っていることはありますが)。
今後、それほど PC・AV マニアでなくても自宅に PC やレコーダ、ゲーム機、NAS、無線ルータなど DLNA サーバ機能を持った機器を複数所有する家庭が増えていくでしょうから、こういった機能はそれらの機器を有効活用できる可能性を広げてくれそうです。

そして Twonky で最も面白いのは何と言っても「BEAM」機能。再生したいコンテンツをスマートフォンや PC の画面で選び、実際の再生はテレビやオーディオ機器に「BEAM」(まさにコンテンツがスマートフォンから再生機器にビーム送信されているイメージ)で送ることができるのです。

Twonky

↑の写真は、スマートフォンでまさにイベント会場の動画を撮影し、テレビ(レンダラー対応のもの)に BEAM して再生しているところ。今までならば、スマートフォンで撮ったビデオはスマートフォンをテレビに繋ぐなり、メモリーカードをテレビに挿すなりしないと再生できませんでしたが、そんな手順を踏まなくてもワイヤレスで瞬時に送れるというのは画期的。
技術的にはレンダラー機能を使っているのでそんなに目新しいわけではありませんが、コンテンツのフォーマットを意識しなくても良いことと、スマートデバイスをあたかもリモコンのようにして AV 機器を操れるのが面白いじゃないですか。こういう使いかた、やってみたいとずっと思ってました。

多くのユーザーにとって夢の世界を描いてくれていたはずの DLNA も、実際に使ってみるとなんだかんだで使い切れず、厳しい現実を見せつけられていたのが、Twonky によってようやくその夢が「現実」になるときが近づくのかもしれません。諦めていたホームネットワークが、ようやく一般ユーザーのものになる・・・かも。
とはいえ、正直なところ UI や操作性についてはパッと見でもまだまだこなれていない印象はありますが、少なくともその可能性は垣間見えた気がしました。実際のところどうなのか?簡単で便利で使いやすくて楽しいのか?は、追って自宅の環境で Twonky を使って評価してみたいと思います。

でもその前に、イベント後半のレポートに続きます。

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投稿者 B : 23:59 | Home Network | Minpos Review | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/11/02 (Tue.)

Buffalo WLI-UC-GNM

こんな USB 無線 LAN アダプタが出ていたので、買ってみました。

バッファロー / AirStation NFINITI WLI-UC-GNM

Buffalo WLI-UC-GNM

1 年ちょっと前に、内蔵無線 LAN の調子がいまいち良くない VAIO type T(TX)用に WLI-UC-GN を買って使っているんですが、この出っ張りがもう少し小さくなったらなあ、と常々思っていたので。

Buffalo WLI-UC-GNM

WLI-UC-GN と並べてみるとこんな感じ。出っ張りが 1/3 くらいに小型化されています。デザイン的にはさすがにコストダウンの印象が否めませんが、それでも小さいってことは便利ですよね。
本体があまりにも小さいために、MAC アドレスや二次元バーコードが USB コネクタの金属部分に刻印されていることに驚きました。

Buffalo WLI-UC-GNM

ほかの超小型 USB ドングル系製品とも並べてみました。バッファローのマイクロ USB メモリ(という名の microSD カードリーダ)、ロジクール VX Nano のレシーバとの比較。これらに比べると若干大きめですが、それでも十分に小さいと思います。

Buffalo WLI-UC-GNM

USB 端子についていたキャップに「USB 端子部は高温になる場合があります」という注意書きシールが貼られていて、ちょっとドキッとさせられます。が、これだけ小さい筐体の中に無線 LAN のチップとアンテナを内蔵していれば、確かにチップの放熱はコネクタの金属部分を使うしかないですよね・・・。

Buffalo WLI-UC-GNM

type T に装着してみたところ。type T の USB ジャックはコネクタの金属部分が少しだけ露出するタイプですが、それでも出っ張りは 1cm 弱程度。これならつけていても気になりませんし、最も心配していた「子どもが何かの拍子にぶつけたり引っかけたりして壊す」というリスクが従来よりも下がりました。最近、長女は毎日のように PC でブラウザゲームをやっているし、次女は動き回るようになって何でも触りたがるようになったし、で PC が心配なんですよね・・・(´д`)。

スピードも計測してみました。JPerf を使って同一ネットワーク上にある自作機との間の通信速度を計測。前回測った WLI-UC-GN、Intel 2915ABG、4965AGN の結果と比較します。

Intel 2915ABG 2.4GHz15501 Kbps
Buffalo WLI-UC-GN 2.4GHz19132 Kbps
Buffalo WLI-UC-GNM 2.4GHz17186 Kbps
Intel 4965AGN 5GHz35663 Kbps

うーん、WLI-UC-GN に比べると 10% ほど遅くなってしまいました。スペック的にはどちらも .11b/g/n ですが、小型化の影響が出ているのでしょうか。とはいえ、この PC は主にインターネット専用(家庭内 LAN で重いデータをやりとりすることが少ない)なので、この差を体感することはほとんどありません。むしろ壊れるリスクを軽減できるメリットのほうが遙かに大きいので、このまま使っていくつもり。

とはいえこの type T もそろそろ買い換え時かなー、とは思っているんですけどね・・・。

投稿者 B : 22:22 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/08/09 (Mon.)

Buffalo WHR-HP-GN

妹夫婦の家でも自分の PC や iPhone・iPad を快適に使いたい!ということで、自腹で無線ルータを買って設置してきました(笑。

妹夫婦はデジタル機器に関しては私と真逆の属性なので、PC も自宅に 1 台あるだけ(←一般家庭は大抵そう)。ネット環境は CATV で PC のネットワーク設定は CATV 業者に依頼したとのこと。
私が自分で使うことを目的に持ち込むルータなので安いのでいいや、と Amazon で適当に安くてそこそこ信頼性がありそうなものを選びました。

バッファロー / AirStation HighPower WHR-HP-GN

B002LSIXMG

自分ちで使ってるルータがバカでかいので、このルータもけっこう大きいのかな?と思っていたんですが、実物を見ると CD ジャケットサイズ(厚みもジャケット 3 枚分くらい)で、案外コンパクト。これなら例えば出張時にホテルの自室に設置する用にもう 1 台買っても良いかも。

CATV の ISP サービスって私はこれが初めてだったので、設定に 2~3 時間悩みましたが(´д`)、何とか設置完了。このルータはハイパワーがウリらしく、二世帯化を見越した広い家でもそれなりに電波が届きます。でもさすがに隅々とまではいかないので、いずれ二世帯になって接続する端末が増えてきたら、あと 1 台くらいアクセスポイントを増やしたほうが良いかなあ。

投稿者 B : 00:48 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2009/09/13 (Sun.)

Buffalo WLI-UC-GN

奥さんが使っている VAIO type T(TX)の無線 LAN の調子があまり良くなく、たまに途切れるので、安定性を求めて外付けの無線 LAN アダプタを買ってみました。

バッファロー / AirStation NFINITI WLI-UC-GN

Buffalo WLI-UC-GN

無線 LAN の調子がおかしくなり始めたのはイマイチはっきりしませんが、WZR-AGL300NH/E を導入した頃からでしたかね。奥さん曰く「娘に触らせると調子悪くなる」とのことですが(たまに PC で DVD 見せたり、Web でキャラクターもののパズルゲームをやらせたりしている)、相関は不明。他の PC では特に問題も出ていないので、WZR-AGL300NH/E と TX 内蔵の Intel 2915ABG との相性かな?と思ったので、試しにコレを買ってみました。ヨドバシで千数百円なら、失敗してもあまり痛くないし。

Buffalo WLI-UC-GN

「世界最小クラスの .11n USB アダプタ」を自称しているだけあって、サイズはかなり小さいです。とはいえ超小型 Bluetooth アダプタやロジクールの "Plug-and-Forget" レシーバほどはさすがに小さくなく、USB ジャックからは 2cm くらい飛び出してしまいます。まあ BT やマウスに比べると通信距離が数倍は長いので仕方ないですが、やっぱり何かの拍子に引っかけたりぶつけたりして壊してしまう不安はありますね。アダプタが壊れる分には大したことありませんが、本体の USB 端子側を壊さないかと・・・。

VAIO TX にしてみれば .11a/b/g→.11b/g/n(1x1)へのアップグレードになるので、試しに JPerf でスループットを計測してみました。比較対象は TX 標準搭載の Intel 2915ABG(2.4GHz .11g モード)と、VAIO TZ 搭載の Intel 4965AGN(5GHz .11n モード)。

Intel 2915ABG 2.4GHz15501 Kbps
Buffalo WLI-UC-GN 2.4GHz19132 Kbps
Intel 4965AGN 5GHz35663 Kbps

あれ、2915ABG と比較しても約 30% 増のスピードしか出ておらず、5GHz とかなり速度差がある・・・と思って WZR-AGL300NH/E の設定を見直してみたら、そういえば AGL300NH/E は .11n では 5GHz/2.4GHz のどちらかしか使えないので、5GHz を .11n に割り当てて、2.4GHz は .11g モードで動かしていたんでした(;´Д`)ヾ。そうしてみると同じ .11g モードで 2915ABG の 30% 増というスピードは、上々ですかね。

まだあまり長時間使っていないのでこれで通信が安定したかどうかまだ分からないんですが、ぼちぼち使ってみます。

投稿者 B : 20:16 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2008/12/16 (Tue.)

LinkStation mini の SSD 版が登場

バッファロー、小型NAS「LinkStation Mini」にSSD搭載モデル (PC Watch)
バッファローのSSD搭載NAS開発者インタビュー ~静音から無音への挑戦 (PC Watch:平澤寿康の周辺機器レビュー)

忙しくてニュースを見逃していましたが、私も愛用している「手のひらサイズ NAS」、LinkStation mini の SSD バージョンが登場。120GB の SSD を 2 枚使って合計 240GB、¥111,300 は正直まだ少ない&高いですが、こういう試みは歓迎です。なおかつ、こういうことができるのが今のバッファローの勢いなのかもしれません。
SSD ならミラーリングする必要はまずないので、ストライピングで倍速もしくは単純に 2 ドライブとして合計 240GB フルに使えるし、HDD と違って動作音も発熱も消費電力もかなり少ない上に信頼性も高いとあっては、容量と価格以外に SSD を使わない理由はないってもんです。まだまだ高価ですが、信頼性の必要な SOHO 向けファイルサーバとかなら、この価格でもむしろ安いんじゃないかと思います。ただ、バッファローのいうオーディオ用途というのがよく分からないですが。静かなのはいいとして、本物のオーディオファイルならもっと違うところ(Ethernet 経由で流れてくる音楽データの音質という意味で)がネックになりそうな気が。

私が今使っている HDD 版 LinkStation mini は普通に NAS として使っているぶんにはこれといって不満もないですし、発熱や騒音も気になるレベルではないんですが、ミラーリングによって実質 500GB しか使えていないうち、既に 60% くらいは使ってしまっています。最近の SSD の容量倍加ペースと価格下落を鑑みると、空き容量がなくなる頃には SSD 版の NAS が普通に買える時代になっているような気もして、期待する反面、価格容量バランスの変化が恐ろしくもなったりします。

投稿者 B : 02:04 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2008/08/18 (Mon.)

WZR-AGL300NH/E

ねんがんの .11n ルータをてにいれたぞ!

バッファロー / AirStation NFINITI GIGA WZR-AGL300NH/E

B0017ZI3PG

ということで、以前から狙っていたバッファローの WZR-AGL300NH/E を購入しました。ルータの WZR-AGL300NH に、.11n ワイヤレス LAN コンバータである WLI-TX4-AG300N をセットにした商品です。コンバータのほうはテレビ周りの機器をまとめて WLAN 化(PS3 は WLAN 内蔵だけど .11b/g で遅いので、Ethernet をこれに繋いで .11n 化)しました。
ワイヤレス LAN のアクセスポイントはソニーの PCWA-A520・A320 をずっと使っていたので、(途中で購入したけど最近使っていない AirMac Express を除けば)かれこれ 5~6 年ぶりの購入。隔世の感があります。

バッファローの WLAN 製品を個人で購入するのは初めてなんですが、けっこうクセがありますね。ルータの設定画面は何か設定するたびにルータ自体を再起動(30 秒~1 分くらいかかる)ため、初期設定にはけっこう時間がかかったし(もしかしたらやり方次第でまとめて設定して再起動することができたかもしれませんが)。
この製品のセールスポイントの一つである「マルチセキュリティ」も、実際に使ってみると AOSS モードじゃないと複数の SSID を設定できないみたいだし、微妙・・・(´д`)。しかも、いったん指定したワイヤレス LAN の環境が、子機(WLI-TX4-AG300N)をつなぐために後から AOSS を有効にしたら、前に指定した SSID が無効になって自動設定の SSID に強制設定されるし。AOSS って何も考えずに繋ぐには便利かもしれないけど、手動設定したい人には分かりにくくてしょうがないですね。とりあえず AOSS ベースでネットワークを再構築しちゃいましたが、気持ち悪いので全部手動設定にしてしまおうかな・・・。

さておき、ひととおりネットワークが設定できたので、どのくらい速くなったか iperf を使って計測してみました。自作機(Marvell Yukon 88E8056 PIC-E GbE)をサーバ、VAIO TZ91S(Marvell Yukon 88E8055 PCI-E GbE/Intel Wireless WiFi Link 4965AGN)をクライアントとして、以下の経路で速度を計測しました。

  • .11n ... AP:WZR-AGL300NH、Client:WLI-TX4-AG300N(40MHz 幅有効)
  • .11n ... AP:WZR-AGL300NH、Client:Intel 4965AGN(40MHz 幅有効)
  • .11a ... AP:PCWA-A520、Client:Intel 4965AGN
  • .11g ... AP:WZR-AGL300NH、Client:Intel 4965AGN
  • 1000BASE-T ... 2 台の PC を Ethernet 接続

ネットワークアップロードダウンロード
.11n(WZR-AGL300NH 5GHz+WLI-TX4-AG300N)16.0Mbps26.1Mbps
.11n(WZR-AGL300NH 5GHz+Intel 4965AGN)37.2Mbps35.9Mbps
.11a(PCWA-A520+Intel 4965AGN)22.9Mbps22.6Mbps
.11g(WZR-AGL300NH 2.4GHz+Intel 4965AGN)19.3Mbps18.4Mbps
1000BASE-T105Mbps152Mbps

なんか本体セットの WLAN コンバータ(WLI-TX4-AG300N)はそれほど速度が出ていないみたいですが、VAIO 本体内蔵の Intel 製コントローラのほうは確かにスピードアップしていますね。とはいえ、.11a の理論速度と .11n の理論速度の差ほどは向上していませんが、体感で分かるくらいに速くなっています。特に、WLAN 経由での NAS へのアクセスが目に見えて速くなりました。
また、WLI-TX4-AG300N のほうも、ベンチ上は .11a とそれほど差が出ていないというかアップロード方向はむしろ遅くなっているように見えますが、NAS からの HD 動画再生で .11a ではコマ落ちが顕著だったのが、WLI-TX4-AG300N 経由だとコマ落ちなく再生できたので、アプリケーションレイヤーまで含めると必要十分な速度が出ているのだと思われます。

設定周りが微妙な製品ではありますが、とりあえず、最近ときどき不安定になっていた PCWA-A520・A320 と違って(当然だけど)安定しているし、速くもなったので、満足。来年と言われている .11n の正式版がリリースされたら 450Mbps 対応の製品も出てくるでしょうが、当面はこれを使い続けるつもり。

投稿者 B : 23:58 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2008/05/18 (Sun.)

LSW3-GT-5NS

無線 LAN を .11n にするかなと考えていたんですが、とりあえず自作機は有線 LAN で繋ぐことにしました。メインで使う PC はやっぱり NAS と可能な限り高速に繋いであげないと、もったいない。
ということで、HUB を買ってきました。

バッファロー / LSW3-GT-5NS

B0012SCZ2K

有線の HUB なんて買うのもかなり久々だなー。前に買ったのは確か 2000 年頃(笑。
GbE・Jumbo Frame 対応・8 ポートは持て余すので 5 ポートで、ってそんなに選択肢多くないんですかね?とりあえず、最も無難そうだったバッファローのを買ってみました。使わないポートの消費電力を抑える機能も持っているようだったし。

自宅のネットワーク環境は、今まではルータに LinkStation mini を直接ぶら下げ、PC からは .11a 経由で繋いでいたのに対し、今度はルータから自宅まで長い Ethernet ケーブルを引っ張ってきて、HUB の下に PC と LinkStation mini を繋ぐ形に。リンク速度が「1.0 Gbps」と表示されるのって、気持ちいいですね(笑。

これでどのくらい NAS へのアクセスが高速化されるか。最近ベンチばっかり取ってる気がしますが(笑、CrystalDiskMark で測ってみました。
Jumbo Frame の効果のほども見てみるため、デフォルト(1.5KB)・4KB・9KB それぞれのフレームサイズに設定して計測。PC 側(Marvell 製 Ethernet コントローラ)と LinkStation mini で厳密にはフレームサイズが一致しませんが、最も近い値に設定。

ネットワーク1000BASE-T
(1.5KB)
1000BASE-T
(4KB)
1000BASE-T
(9KB)
.11aSATA HDD
(ST3320620AS)
Sequential Read16.772MB/s26.681MB/s33.689MB/s2.145MB/s69.936MB/s
Sequential Write19.313MB/s24.488MB/s25.102MB/s2.633MB/s64.978MB/s
Random Read 512KB16.918MB/s26.421MB/s32.612MB/s2.081MB/s35.677MB/s
Random Write 512KB19.834MB/s24.564MB/s24.295MB/s2.505MB/s37.554MB/s
Random Read 4KB6.701MB/s4.837MB/s6.112MB/s1.357MB/s0.525MB/s
Random Write 4KB4.483MB/s3.741MB/s4.622MB/s1.328MB/s1.133MB/s

こうして見ると、PC Watch のレポートにほぼ準ずる結果に。デフォルトのフレームサイズではイマイチパッとしませんが、Jumbo Frame にするとけっこういいパフォーマンスになりますね。シーケンシャルリード 33MB/s というのはもう少し速くてもいい気がしますが、3.5inch SATA HDD の約半分なら健闘しているほうでしょうか。これならちょっと遅い HDD くらいの感覚で、内蔵 HDD とさほど変わらない感覚で使えそうです。
逆にワイヤレス LAN 経由がいかに遅く、NAS 本来のパフォーマンスを無駄にしていたかというのがよく分かりました。ワイヤレス LAN 側も早めに .11n に替えたいところ。

ついでにインターネット接続の速度向上も計測してみました。ひかり電話を導入してから機器の関係で Super A/G が使えなくなってしまい、B フレッツの回線速度を引き出し切れていなかったんですが、有線なら 100% 使い切れます。
speed.rbbtoday.com で計測してみたところ、

■IEEE 802.11a:
下り(ISP→PC): 14.85Mbps
上り(PC→ISP): 21.49Mbps

■1000BASE-T:
下り(ISP→PC): 42.78Mbps
上り(PC→ISP): 18.9Mbps

おー。というか、B フレッツ開通当時と同じ回線速度が出るようになっただけだけど、画像多めのサイトだと表示のレスポンスが確かに違う感じ。サーバ側のネットワーク性能や通信経路の回線の太さにもよるので全般的にとは言いませんが、インターネットが自前のボトルネックなしで繋がっているというのは少なくとも精神衛生上は良いですね(´ー`)。

いずれ持ち家に住むときには、各部屋に Ethernet を引こうと決意しました(ぉ。

投稿者 B : 21:21 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2008/05/16 (Fri.)

やっぱりそろそろワイヤレスルータを買うかなあ

LinkStation mini を買って、ワイヤレス LAN でのパフォーマンスが非常に悪いことに気づき、なおかつ Ramdisk や 3.5inch HDD とパフォーマンスを比較して悲しくなったので(;´Д`)ヾ、いよいよワイヤレス LAN 環境のリプレースをマジメに検討中。

今買うなら 2.4GHz/5GHz 同時使用で .11n 対応は最低条件なので、マルチセキュリティとかの付加価値も考えると選択肢はここかなあと。

バッファロー / AirStation NFINITI GIGA WZR-AGL300NH/E

B0017ZI3PG

.11n は 2.4GHz か 5GHz のどちらかでしか使えませんが、それ以外は特に弱点なし。ついでだからテレビ周りの機器もまとめて繋いでしまいたいので、ブリッジつきのこれかなー。
子機セットは発売まであと少し、で親機単体のほうもまだあまり買った人のクチコミが出揃ってないので、様子を見ながら買ってみようかと考えてます。

投稿者 B : 23:59 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2008/05/04 (Sun.)

LS-WS1.0TGL/R1 とりあえずインプレ

LinkStation mini を購入して一週間あまり、正直まだ使い込めているとは言えませんが、多少使ってみた時点でのインプレを。

バッファロー / LinkStation mini LS-WS1.0TGL/R1

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2.5inch HDD 搭載でファンレスなだけあって、音は本当に静かです。ウチは今のところ LDK のルータの脇に置いてあるんですが、冷蔵庫の音のほうが遙かに大きくて NAS を置いていることを忘れるくらい気になりません。プリントサーバ機能も使いたいのでいずれ自室に移すかもしれませんが、そしたらもう少し気になるようになるのかも。

とりあえず自作機の My Pictures に入っていた過去のデジカメ画像全てと、昔から書き溜めてきた Web や blog の記事/素材周りを一通り NAS 側に移しました。全部で 150GB あまり、既に総容量(ミラーリングモードで)の 1/3 を使っている計算になりますが、ウチのネットワークはほとんど全ての PC で IEEE 802.11a ベースだから遅いのなんの。ネットワーク越しのファイルコピーでほぼ一晩かかりました(;´Д`)ヾ。

じゃあ実際どれだけ転送速度が出てるの?ということで、FTP ベースで計測してみました。FTP クライアントは VGN-TX90PS で、IEEE 802.11a と Ethernet(100BASE-TX)での比較。α700 で撮った RAW 画像を TIFF で現像した約 12.1MB のデータの PUT と GET を調べました。

ネットワークPUTGET
WLAN(IEEE 802.11a)2.59MB/s2.27MB/s
Ethernet(100BASE-TX)11.08MB/s11.23MB/s

おそぉ・・・(´д`)。100BASE-TX での結果は PC Watch のレビューに載っていた 1000BASE-T(非 Jumbo Frame 時)のデータからすると悪くない値ですが、やっぱり無線 LAN が遅すぎですね。これを IEEE 802.11n ドラフト(300Mbps)に置き換えたら実効で 100BASE-TX と同じくらいになるんでしょうか。それでも正直速いとは言えないので、自作機だけでも GbE にしたいところ。体感的には、画像 1 枚を開くのに一呼吸待つ程度で大きなストレスは感じないんですが、スライドショーや大量のファイルコピーではさすがにイライラしますね。

あと、DLNA サーバ機能も使ってみましたが、こちらも IEEE 802.11a/g ベースなので非常に遅いです。しかも、一眼レフで撮った画像をそのまま BRAVIA の DLNA クライアント機能で見ようとしたら、レンダリングにやたら時間がかかった挙げ句、VGA くらいのサイズで画面中央に小さく表示されるシマツ(;´Д`)ヾ。これじゃ使い物になりませんが、どんな DLNA サーバ/クライアントでもこうなんですかね・・・?設定次第で何とかなるんでしょうか。

それほど広くない家ですが、それでも宅内に Ethernet ケーブルを這わすのがイヤだったので今まではワイヤレス LAN でガマンしてきましたが、少なくとも自室の自作機とリビングのテレビ周りだけでも GbE に変更するかなあ・・・。

投稿者 B : 21:42 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2008/04/26 (Sat.)

LinkStation mini を購入

買ったー。

バッファロー / LinkStation mini LS-WS1.0TGL/R1

B0015B9J96

結局これにしました。Amazon で¥55,000 前後と格安だったし、3.5inch HDD タイプに対する割高感も年間電気代¥10,000 ダウンという触れ込みが本当ならば 1 年使えばモトは取れるし。RAID 1、低消費電力、静音(ファンレス)、DLNA サーバ、iTunes サーバという機能面での個人的な要件を満たしていてかつコンパクトという付加価値まであるので、現時点ではこれが最も理想の製品でした。RAID 1 にしてしまうと記憶容量が 500GB になってしまうのは残念だけど、冗長性には代えられない。

「手のひらサイズ」ってどれくらいコンパクトかというと、実際にはこれくらい。

厚みは通常の文庫本の 2 倍強ありますが・・・。

まだ使い始めたところなので、使用感等は追い追い。ウチは自作機まで含めてほぼ全てワイヤレス LAN 環境なので、NAS はさすがにけっこう重いですね。有線にするか早く .11n を導入したいところ。

投稿者 B : 22:58 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2008/04/16 (Wed.)

WZR-AGL300NH

バッファロー、11a/b/gの同時利用が可能な11n ドラフト2.0ルータ (BB Watch)

ワイヤレスルータの買い換えに決め手を欠いていますが、ぼちぼち今年の新製品も出始めました。上記は、ある意味本命といえるバッファローから .11n 対応の新製品。
.11a と .11b/g の同時使用可能というのが私の要件を満たしていますが、.11n は 2.4GHz/5GHz 同時使用できないというのが非常に残念。.11a/b/g 同時使用対応の .11n ルータとしては比較的安価だし、今のところ手元には 2.4GHz 限定の .11n 機器はないので、5GHz→.11n、2.4GHz→.11b/g で使うので問題はないんですが、将来性を考えるとどちらも .11n で使いたいなあ。

とはいえ .11n も間もなく 450Mbps の足音が聞こえてきそうなので、もう少し待った方が良いのかなあ。

投稿者 B : 23:59 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2008/04/02 (Wed.)

LS-WS1.0TGL/R1 に傾き中

ここのところ悩んでいる NAS ですが、バッファローの手のひらサイズ NAS「LS-WS1.0TGL/R1」に俄然傾き中。最近少しずつレビュー記事も上がり始めました。

第287回:2.5インチHDD採用で「手の平サイズ」を実現 小型ながらも多機能なバッファローの新型NAS「LinkStation Mini」 (BB Watch:清水理史の「イニシャルB」)
バッファロー「LinkStation Mini」を試す ~手のひらに載るテラバイトNAS (PC Watch:槻ノ木隆のPC実験室)

メディアの記事だから悪いことが書いてないだけかもしれませんが、それにしてもよさげ。基本的にバッファローの HDD×2 型 LinkStation でできることはほぼできて、小型・省電力・低騒音。パフォーマンスはそれほど期待できないようですが、それは 2.5inch HDD だからというよりもコントローラの性能によるもののよう。Jumbo Frame に設定すればそこそこのスピードは出るようですし、そもそも NAS なのでローカル HDD ほどのレスポンスは最初から期待できないわけだし、許容範囲かと。なんたってファンレスなのがイイ。ネックと言えば故障時は自分で HDD を買ってきて・・・というわけにはいかず修理に出すしかなさそうなのが、ちょっと心配。

とりあえずこれを買ってミラーリングで運用するかなあ。ミラーリングだと 500GB になるのがちょっと物足りないけど、今の容量消費ペースなら 2 年はもつ見込み。DLNA サーバを別途立てるかどうかは別に考えよう(DLNA 用と割り切るなら RAID でなくても良いので、さほどコストはかからないはず)。いつの間にか Amazon ではさらに安くなって¥55,800 になっているので、ついポチッと逝ってしまいそう(;´Д`)ヾ。

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2008/03/30 (Sun.)

LS-WS1.0TGL/R1

バッファロー、手のひらサイズの1TB NASを発売と同時に値下げ (PC Watch)
手のひらサイズ、容量1TBのNASが登場 (AKIBA PC Hotline!)

最近悩ましい NAS の新製品、バッファローの「LS-WS1.0TGL/R1」が発売に。発売と同時に値下げされて実売¥69,800 とけっこう良い値段になっています。これに搭載されていると思われる HDD「HTS545050KTA300」が実売¥32,000 前後であることを考えると、かなりお買い得。
スペック的にも RAID 0 or 1、DLNA サーバ機能、iTunes サーバ機能と個人的に欲しい機能は網羅していて、かつコンパクトで低消費電力なのが良い。消費電力は年間換算したら 3.5inch HDD タイプの NAS を買うよりコストパフォーマンス良くなっちゃうんじゃないでしょうか。残念なのは、ミラーリングモードで使うと 500GB しかなくなってしまうところですかね。でも(絶対に残しておきたいデータだけを入れる運用にして)消費ペースを計算して 2~3 年使えそうならこの選択肢はアリ。

しかもなんか Amazon で¥58,000 とかやけに安くなってるんですけど(;´Д`)ヾ。思わずポチりそうになりましたが、もう少しだけ悩んでから決めたい。

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2008/03/26 (Wed.)

HDL4-G1.0/2D

アイ・オー、NAS「LANDISK Home」でHDD2台を内蔵した低価格モデル (Broadband Watch)

今年の春モデルが出たらいよいよ NAS を買おうと思っていましたが、アイ・オーの NAS の新製品が登場。と思ったら、従来の HDL4 のマイナーチェンジですか。2 ドライブ仕様の 1TB 版 HDL4 自体は今までも ioPLAZA 限定で売ってましたが、これを(微妙に型番を変えて)通常販路でも扱うようになるということですかね。今までの ioPLAZA では特価販売時で最安値¥49,800 でしたが、今後はこれがほぼ通常価格となるようです。
容量は 1TB ですが、4 本あるベイのうち 2 本が空いていて 2TB まで増設可能。500GB HDD はもうアキバで¥8,000 を切ってきているし、自前で 500GB×2 を増設して 2TB(RAID 5 で運用して実質 1.5TB)なら当面使えるな-。

自作機の HDD に溢れかえっている写真データ(といくらかの HD カムコーダの動画)の保存先+HDTV での閲覧用として、1TB 以上の容量に RAID 5、DLNA サーバ対応はマストと考えています。アイ・オーやバッファローでこれ以外の(RAID 5+DLNA 対応)はいくつか出ていますが、他のはホットスワップ対応で高いものばかりで(家庭用で HDD 換装時に電源が落とせないシチュエーションは考えにくいのでそこまでは不要)、価格容量比では HDL4 シリーズが群を抜いてコストパフォーマンスが良いと思っています。
ただ、シロッコファン 2 基内蔵でそれなりにうるさいらしい、筐体はけっこう熱くなるらしい、設定周りの動作がけっこうもっさりしているらしい、という話も聞くので、多少高くても高級なもののほうが信頼性は高そうですが、コンパクトでリビングの片隅に置いておいても違和感がない NAS ってほかにあまり選択肢がないんですよねー。

もうけっこう買うつもりでいるんですが、実際のところどうなんでしょ。

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2008/01/30 (Wed.)

ワイヤレスルータの買い換え検討中

どうも少し前から自宅の IEEE 802.11g アクセスポイントの調子が良くない気がするので、そろそろルータの買い換えを検討中。自宅の PC はすべて .11a で繋いでいるので .11g の使用頻度は高くないんですが、ゲーム機やロケフリ等の機器は .11g 経由なので、.11g が不安定だと不便なことがあります。
昨年末に発売された NEC の AtermWR8500N が、スペック・サイズ・デザイン的に本命っぽいのでチェックしてたんですが、最近レビューが出そろってきました。

802.11nドラフト2.0無線LANルータの本命か!?――「AtermWR8500N」実力診断(前編) (ITmedia)
802.11nドラフト2.0無線LANルータの本命か!?――「AtermWR8500N」実力診断(後編) (ITmedia)
第273回:コンパクトになったIEEE 802.11n ドラフト2.0無線LANルータ 有線LANもギガ化したNECアクセステクニカの「AtermWR8500N」 (Broadband Watch:清水理史の「イニシャルB」)

小さくなってアンテナの出っ張りもなくなったので感度が落ちてるんじゃないかと心配していたんですが、全然そんなことはないどころかむしろ性能は上がってるみたいですね。とりあえず安心。
ただ、最近気づいたんですが、2.4GHz/5GHz は切り替え使用なのかorz。.11n は 5GHz 帯で使いたいけど調子が悪いのは 2.4GHz 帯なので、これじゃ用を足しません(´д`)。.11a を WR8500N で置き換えつつ、.11g 用に別のアクセスポイントを買い直すのも本末転倒な気がするし、どうしたものか。
その点バッファローの WZR-AMPG300NH は両周波数帯の同時使用ができて最強っぽいけど、高価い・デカい・ゴツいの三重苦だからなあ(´д`)。かといってこの 2 社以外の製品だと何かしら不満が出てきそうだし、悩みどころ。WZR-AMPG300NH はまだ出て半年だから、もうしばらくモデルチェンジしなさそうだし・・・。

ホームネットワーク系で言えば NAS もそろそろいよいよ導入したいけど、本命視している Landisk Home が時期的にあと 2~3 ヶ月の間にモデルチェンジしそうな気がするので、こちらも待ち状態。NAS を入れると無線 LAN も高速化したくなりそうなので、併せて考えます。

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2007/11/23 (Fri.)

WN-G54/R3 ファームアップ

今回は購入後初めての遠出ということで、VAIO TZ91S を持ってきてみたんですが、いきなり実家のワイヤレス LAN 環境にまともにつながらない(;´Д`)ヾ。Vista のネットワーク設定って XP から画面構成が変わりすぎていていまだに馴染まないので、どこか見落としがあるんじゃないかと疑ってみたんですが、どうも間違っていないようす。.11a と .11g の違いがあるとはいえ、東京の自宅で問題なく繋がっていたので、もしかしたらルータ側の問題?と疑ってみることに。

ワイヤレスルータは夏休みに実家に設置したアイ・オーの WN-G54/R3 で、XP のノートとは問題なく繋がっていたので問題はないような気もしたんですが、更新版ファームウェアが出ていたので念のため当ててみました。そしたら、更新履歴にはそれらしい内容が全く書かれていなかったにも関わらず、ファームウェアを最新版に変えたとたんスカッと安定して接続・・・。もしかしたら Vista 系あるいは Intel 4965AGN との接続に難ありだったのが最新ファームウェアで解決されたのかもしれませんが、これで一安心。

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2007/08/15 (Wed.)

I-O DATA WN-G54/R3-S

実家の ADSL ですが、さすがに無線 LAN が WEP なしじゃまずかろうということで、近場のヤマダ電機で適当にワイヤレスルータを物色してきました。

アイ・オー・データ機器 / WN-G54/R3-S

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地方のヤマダだけあってあまり品揃えも期待できないのですが、要件としては IEEE 802.11g 対応・WAN ポート 100Mbps 対応・VPN 対応(これは私が帰省中も一応仕事のメールを取れるように)程度なので、イマドキのルータであればほぼどれでも用をなすかと。東京の自宅のルータを .11n 対応に置き換えて、古いほうを実家に回しても良かったんですが、そうすると次の帰省のときまで WEP なし状態が続くことになるし・・・。ということで、コレガとプラネックスを除いて(ぉ)一番安かったのがアイ・オーのこれ。.11g のカードが一枚ついて実売¥6,980 と、なぜかルータのみの他製品より圧倒的に安かったんですが、何か問題あったりしないですよね・・・?単にモデル末期で投げ売り状態だったというだけならいいけど。

という心配がちょっとありつつも、設定は何の問題もなくサクッと完了。筐体がかなりコンパクトなのが良いですね。

speed.rbbtoday.com で計測したスループットはこんな感じ。

下り(ISP→PC): 7.94Mbps
上り(PC→ISP): 1.82Mbps

Ethernet でモデム直結時のスピードと比べると、.11g の実効値を考えても下りはもう少し速くても良いような気がするけど、体感的にももう十分な感じ。スピードテスト自体、時間帯やそのときの回線状況によって結果がまちまちだったりするし、これで良しとするかな。とりあえず、帰省中もストレスなくつながれる環境が確保できたということで、満足です。これで PHS カードを買い換える理由がまた一つ減ったけど、どうしようかな(´д`)。

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2007/08/13 (Mon.)

実家に ADSL を(ようやく)導入

帰省中の実家にようやく ADSL を導入しました。今までは回線速度よりも音声通話品質を重視して(ADSL にすると音声通話がノイズっぽくなるので)長らく ISDN のまま(!)引っぱってきましたが、さすがに遅さに耐えかねてきた(親がというより私が)のと、音声通話はケータイの比重が高くなってきたこと、金沢に住む妹夫婦が IP フォンにして実家との電話をタダにしたいと言ってきたことから、重い腰を上げました。
選択したコースはフレッツ・ADSL モアスペシャル。局から近いわけではないのでどの程度スループットが出るかは分かりませんが、少なくとも ISDN より遅いってことはないでしょう(笑。工事日を私の帰省に合わせて設定してもらい、今朝開通。届いた機器は「モデム」と書いてありましたが、実際には有線 LAN を 1 ポートのみ備えたルータでした。

とりあえず speed.rbbtoday.com でスピードテスト。ルータに有線 LAN 直結して計測。

下り(ISP→PC): 12.05Mbps
上り(PC→ISP): 2.12Mbps

イマドキのブロードバンドとしては決して速くないけど、ISDN と比べれば十分でしょ。FTTH ほどじゃないけど、体感的にもそんなに悪くない感じ。

ただ問題は、ワイヤレスにしたときの値。
今まではヤマハのワイヤレス ISDN ルータ(RT60w)という年代物(2000 年頃の品)を使っていて、これが LAN ポートを WAN ポートとして設定することでそのまま流用できるはずだったんですが、どうもワイヤレス LAN が不調で全然つながらず。私が昔々使っていた IBM の「高速ワイヤレス LAN ゲートウェイ」という古い古いルータ(2001 年頃の品)を引っぱりだしてきてワイヤレス LAN 経由で計ったのが、下の値。

下り(ISP→PC): 3.76Mbps
上り(PC→ISP): 759kbps

さすがにここまで遅くなるともったいないですねえ。ワイヤレス LAN が IEEE 802.11b のみだし、WAN ポートは 10BASE-T だし、仕方ないか(´д`)。しかも、ルータ側で WEP を設定するとクライアント機器によってはなぜかワイヤレスに接続できなくなるので、WEP なしで接続(;´Д`)ヾ。田舎だからタダ乗りされる心配もまずないでしょうが、さすがに問題だと思うので、別途新しめ(で安め)のルータでも買ってこようかなと。

それにしても参ったのが、局側の工事が始まるのに合わせてこちらもモデムをセットアップしているときのこと。スプリッタをモデムと電話に接続した直後、モデムとルータを Ethernet ケーブルで接続しているとき、局からの工事完了の電話よりも先にかかってきた最初の電話。

「こちら NTT 西日本代理店の●●●と申しますが、フレッツ光のおすすめを・・・」

ADSL の工事が終わった直後にかけてくるなんて、ネタですか(;´Д`)ヾ。しかも、このへんはまだ光が来てないことを確認して ADSL を申し込んだはずなのに・・・。

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2007/02/04 (Sun.)

2007 年の家庭内 LAN

前々から何度か書いていますが、今年は家庭内ネットワーク関連のハードウェア市場がひさびさに熱そうな年なので、ウチも早めの移行を考えています。自作機を無線 LAN 接続しているせいで、B フレッツのスピードが活かせてないというのもあるし。
ターゲットにしているのはもちろん .11n と PLC のどちらか。両方とも去年からぼちぼち製品が出てきているものの、本格普及はこれからといったところ。

PLC のほうは、昨年末に松下から製品が出た途端に売り切れ、というブレイクぶりが報道されていますが、「ノイズが酷い」「期待ほど速くない」「意外と簡単には繋がらない」などネガティブな話もちらほら出ていますね。「PLC ノイズ」でググったらそれこそ山ほど関連記事が見つかるほど。短波ラジオへの影響が大きくて行政訴訟にまで発展しているようですが、個人的には家庭用電源の質への影響が気になります。オーディオ・ビジュアル的な影響はまださほど取り沙汰されていないものの、対応電源アクセサリも出てきていますし、オーディオ機器への PLC ノイズ対策は近い将来当たり前になりそうな気もします。
PLC 自体は、ワイヤレス LAN では適さないフロア間のネットワーク接続に向いていたり、将来的にはテレビをコンセントに繋ぐだけでネットワークに接続できるような仕組みも考えられたり、面白い方式であるとは思うのですが、まだまだこれからかな、という雰囲気。

一方で私が今年の本命と考えているのは .11n。既に枯れている .11a/g の上位互換なので、強みも弱みもだいたい想像できるのがメリットでしょうか。製品的にはまだドラフト版 .11n 対応のものばかりですが、今出ているものならばほぼそのまま正式版 .11n にも対応できそうだし、ルータだけ先に買っておいてもいいかなと思っていたり。ただ、まだ PC カードタイプ以外のクライアント機器(とりあえず自作機のネットワークを高速化するのが先決なので、Ethrenet-WLAN コンバータが欲しい)があまり出ていないんですよね。ルータ側は現時点で選ぶなら NEC の AtermWR8200N か Apple の AirMac Extreme か、といったところだけど、NEC のは 5GHz 帯に対応していないので、本命は AirMac Extreme かなあ、と。まあ、どちらにしても AirMac Extreme もまだ発売したばかりで評価もされていないので、もう少し見極めてからにするつもりですが、Santa Rosa 以降は PC 内蔵のワイヤレス LAN も .11n がほぼ標準になってきそうですし、夏ごろまでにはルータ側だけでも準備しておこうかな、と考えています。

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2007/01/10 (Wed.)

AirMac Extreme

アップル、IEEE 802.11nドラフトに準拠した「AirMac Extreme」 (Broadband Watch)

なんだか同時開催されている CES の陰をすっかり薄くしてしまった今年の MacWorld ですが、とどめの新製品はドラフト版 .11n に対応した AirMac Extreme。私も .11n の正式版が発行されたらいち早く導入しようかと思っているので、非常に気になっていたところです。
同時発表の Apple TV がメインアプリケーションかと思いきや、なんと現行のほぼ全ての Intel Mac がアップデータにより .11n に対応するという仕込みの周到さ。むー、やられました・・・。

ドラフト版といってもいずれアップデータで正式版にも対応できるだろうから、先行投資してみても良いんですが、最もよく使う自作機のネットワーク(現在は Ethernet-.11a コンバータで無線接続している)に使いたいので、Ethernet コンバータが出てくるまでは、少なくとも待ちかな。

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2006/12/27 (Wed.)

LocationFree LF-PK20

自宅にロケーションフリーを導入してみました。

ソニー / ロケーションフリーベースステーション LF-PK20
ソニー / ロケーションフリープレーヤー PC 用 LFA-PC20

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ロケフリを入れてまで観たいほどテレビっこじゃないんですが、リビングのテレビは最近ずっと子どもに占領されていて、ほとんど一日じゅうと言っていいくらい NHK 教育テレビの録画が流れている感じで、自分としてはちょっとノイローゼになりそう(´д`)。テレビ自体はいつもあまり真剣に観ないんで良いんですが、せめて朝くらいはニュースを見てから出勤しないと世の中で何が起こってるか全然分からなくなりそう。ということで、ダイニングで PC+ロケフリを使ってトーストをかじりながらニュースを見る、というのが朝の日課になりました。

旧型ロケフリ(LF-PK1)は使ったことがあるのでだいたい知ってるんですが、PK20 は画質や使い勝手(ワイヤレスは Ad Hoc かサーバにはなれるけど、ルータには有線で繋がないといけないとか、外部機器を 2 台繋ぐときには AV マウスは分岐ケーブルが別途必要とか)が確実に向上してかなり使いやすくなっています。画質は AVC に対応しただけでなく、表示される色味もだいぶくっきりはっきりチューニングされている感じ。まあ、ソースがアナログ放送なので元の画質がアマいのは避けようもないけど、ニュースを見るくらいならこれで十分。本当は外部入力にスゴ録を繋いでデジタル放送を観たり録画番組を観たりもできるんですが、あいにくスゴ録は子どもに占領されているので無理orz。

せっかくのロケフリを自宅内だけで使うのももったいないので、外出先で楽しめるようにしてみたりもしたいですが、あいにくそこまでしてテレビを観たいシチュエーションもないので、追い追い。

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2006/11/20 (Mon.)

ひかり電話

引っ越しのタイミングで B フレッツに切り替えたせいで、 So-net フォンが使えなくなってたんですが、しばらく検討の結果 NTT のひかり電話を導入。固定電話自体はあまり使わないんですが、実家との連絡はやっぱり固定電話だし、基本料金は安くなるし。今なら 050 番号は使わなくても良いんですね。

ただ、NTT から届いたルータを見て閉口。

RT-200NE という機種で、どうやら NEC 製らしいんですが、イマドキこのデカい・安っぽいルータはないでしょ・・・。NEC 製のルータは今までいくつか使ったことがありますが、リテール販売されている製品や So-net からレンタルされるルータは多機能かつスリムな筐体で信頼のおけるルータのひとつだったのに、これはいかにも NTT からコスト優先で OEM させた感がにじみ出てます。今使っている B フレッツの VDSL モデムとか、昔使っていたフレッツ ADSL のモデムもそうでしたが、これに年額数千円もレンタル料を払うのか・・・と思うと悲しくなります。
今のところ特に不具合は発生していなくて、スループットもそこそこ出ているので問題はないものの、調べてみるとやっぱりダメダメな仕様らしく、このルータをブリッジモードにして PC ネットワークには別途ルータを噛ませている人も少なくないみたい。まあ、もうちょっと使ってみますが、そろそろ IEEE 802.11n ドラフト対応の無線ルータも出てきていることだし、そのうちルータ機能だけ別のルータを使うことにするかもしれません。

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2006/07/10 (Mon.)

IEEE 802.11n

ドラフト版IEEE 802.11n対応の高速無線ルータ登場 (AKIBA PC Hotline!)

.11n のドラフト版に対応した製品が早くも登場。
Super A/G でもスピードが出ない、と悩んでいる私には今最も適した製品な気がします。ファームウェアアップデートで正式規格に対応するか明記されていないところが不安だけど、ちょっと先物買い的にでも試してみたい気が。

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2006/07/04 (Tue.)

Super A/G

自作機を LAN にどう繋ぐか悩んでいたんだけど、手持ちの機器が Super A/G に対応していることを思い出しました。Super A/G なら実効 40Mbps オーバーも夢じゃない、ならば今の B フレッツの 45Mbps を有効に使えるかな、と思い、試してみました。
無線機器は自作機にワイヤレス LAN コンバータ「PCWA-DE80」、ルータには So-net フォン用にレンタルしている VoIP ルータ「AtermWR7610HV」+ワイヤレス LAN カード「AtermWL54AG」を使用。Super A モードで試しました。

で、speed.rbbtoday.com でスピードテストを・・・。

下り(ISP→PC): 19.98Mbps
上り(PC→ISP): 22.01Mbps

うーん、実効 30Mbps 出れば御の字かなー、と思っていたけど、全然届いてないじゃん(´д`)。
ちなみに、Super A/G 非対応のノート PC(VGN-TX90PS)だと、

下り(ISP→PC): 12.06Mbps
上り(PC→ISP): 21.48Mbps

確かに下りは高速化されてるみたいだけど・・・。

って、そうこうしているうちに So-net から「VoIP ルータを返却してください」って案内が。調べてみたら、B フレッツだと So-net フォン使えないのね(;´Д`)ヾ。

ルータはとりあえず返却して前に使ってたのを引っ張り出してくるとして、そうするとまた Super A/G が使えなくなるし、ケーブル引き回すのも面倒だし、どうしたものか・・・。

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2006/06/17 (Sat.)

B フレッツ

引っ越しを機に、自宅のネットワークインフラを変更。マンションなので従来の TEPCO ひかり(エアコンの穴から光ファイバーケーブルを直接引き込んでた)が使えないため、B フレッツマンションタイプに変更しました。マンションタイプなので、ラストワンマイルは VDSL ですね。4 年前からずっと TEPCO 光(ファイバーから MDI で Ethernet に変換)だったので、DSL モデムなんて使ったの相当久しぶり。

TEPCO ひかりの回線撤去工事を申し込んだら、なんか工事が立て込んでるとかで最速で退去から 3 週間後になるとか(;´Д`)ヾ。とりあえず、旧居の不動産屋に申し送ってきたけど、不動産屋の対応がかなりずさんだったので、なんか後でトラブルになりそうな気がしなくもない(´д`)。まあ、いいけど・・・。

とりあえず speed.rbbtoday.com でスピードテストを・・・。

下り(ISP→PC): 44.94Mbps
上り(PC→ISP): 25.79Mbps

意外に良いじゃないですか。B フレッツのしかもマンションタイプなんて ADSL と同じくらいしか出ないんじゃ、と思っていたので、約 45Mbps も出れば御の字です。30Mbps 出なかったら使い勝手重視で宅内ネットワークはワイヤレス LAN オンリーでいいかな、と思っていたけど、これだけ出るならもったいないからデスクトップ PC だけでも Ethernet ケーブルを引き回すかなあ。

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