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2011/06/30 (Thu.)

USB 扇風機 その 5

なんか、しょっちゅう USB 扇風機を買っている気がしますが、また購入。

バッファロー / USB 扇風機 スタンドタイプ 風量調整&時計&温度計付 ホワイト BSOTOS07WH

B004TQ158W

職場で使っているエレコムの USB 扇風機のスイッチが壊れて回らなくなってしまい、止めたくなったら USB ケーブルを抜くしかなくなってしまいました(´д`)。節電で空調がほとんど効かないオフィスで働いているので、扇風機がないと死んじゃう・・・。
今まで使っていたものは、風量が多いのはいいんですが、常に最大速度でしか回らないので「涼しくしたいけど全力じゃなくていい」ときに調整がきかないのと、何よりうるさい(´д`)。ということで、音がそこそこ静か&風量調整可能なもので探したら、このあたりがちょうど良さそうだったので。

実際に使ってみたところ、最大にするとそこそこの風量(今までのと変わらないくらいか少し少ない程度)が得られつつ、風量は無段階調整可能で、良い感じ。低速でゆるゆる回しておいてやれば、エアコンが効いていない自席でもそれなりに快適に過ごせます。また、動作音はすごく静かというほどではありませんが、今まで使っていたのに比べれば全然マシだし、常に何かしらの音がしているオフィスなら、ほぼ気にしなくて良いレベルだと思います。
デザインや質感はハッキリ言って安っぽいですが、USB 扇風機も消耗品だということが最近分かってきたので、ここは妥協。ついでに台座には時計とカレンダー、温度計がついていますが、こんなもの飾りです(ぉ

¥1,000 前後で買える割に使用感がけっこう良かったので、もう一本買って自宅で使っているロアスの USB 扇風機も置き換えちゃいました。こっちはこっちで静かで風量調整もついていたんですが、絶対的な風量が少なく、上下に向きを変えられないので、あまり使い物になりませんでした(´д`)。似たような形状ですが、新しいバッファローのやつのほうが風が強くて気に入った。

そういえば数年前は職場で USB 扇風機を使っている人は珍しく、使っていると暑がり or ガジェ獣的な視線で見られたものでしたが(ぉ、震災に伴う節電の影響もあって、最近ではすっかり普通になりましたねー。ただ、オフィスでエアコンの設定温度を従来どおりにしておくのと、1~2℃上げてみんなが USB 扇風機を使っちゃうのとで、どちらが省電力なのかは、正直よく分かりません(´д`)。

投稿者 B : 00:29 | PC | PC Peripheral | コメント (1) | トラックバック

2011/06/08 (Wed.)

Lion と Windows 8 と

Mac OS X Lion の新機能詳細。App Store 専売で2600円、7月発売

今回の WWDC では iOS 5 とともに Mac OS X "Lion" も正式発表されました。私はあまり熱心な Mac ユーザーではないので、機能の詳細については触れませんが、今回の Lion はかなりモバイルデバイス(iOS デバイス)側からのフィードバックを強く受けて作り込まれているな、という印象です。
マルチタッチジェスチャやアプリのフルスクリーン表示、iOS デバイスライクなランチャである Launchpad など、ルック&フィールの多くで iOS 的な部分を取り込んでいますが、個人的にはそういう表面的な変化よりも、アプリのレジュームやドキュメントのオートセーブなどのように、「ハードウェアやアプリの起動/終了を意識しない」「ファイル操作という概念を意識しない」という、概念レベルでのスマートデバイス的なものの取り込みが意図されているあたりが非常に興味深い。このあたりの概念は、従来のコンピュータが本来はそうあるべきでありながら、ハードウェア/ソフトウェア/UI 的な制限により今までなかなか実現できなかったことを、スマートデバイス側からの投げかけによってようやくコンピュータでも実装しようということのように見えます。

スマートデバイスからのフィードバックを受けている、といえば連想されるのは Windows 8。別に Mac OS への対抗軸として引き合いに出すわけではありませんが、こちらも Windows Phone 7 の意匠を取り込んだ UI を使うことにより、主に操作性の面で従来の Windows とは一線を画すものとなっています。
が、Windows 8 の UI は、少なくとも現在開発中のバージョンのデモを見る限り(現時点のバージョンがどの程度製品版に近いか分かりませんが)、あくまで Windows 7 に WP7 的な皮を被せただけ、という印象が強く、Lion のようにスマートデバイス側に踏み込んだ印象は薄い。このあたりは、スマートフォンの上位デバイスであるスマートタブレットに iOS を搭載している Apple と、スマートタブレットに WP7 ではなく Windows 8 を搭載しようとしている Microsoft という軸足の違いに着目することで説明できるような気がします。

いずれにしても今後のデスクトップ OS はスマートデバイスからの影響を受けることは不可避ですし、いっぽうで様々な付加価値がクラウドに飲み込まれていくことで、リッチなデスクトップ OS 自体の重要性が相対的に下がっていっています。デスクトップ OS への期待値が下がったのは Windows Vista が失敗したことも一因でしょうが、クラウドの台頭によって、一部のコンテンツ生産層のユーザーを除けば、デスクトップ OS の価値は表面的な UX を除き、徐々に融けていくことになるでしょう。PC のポテンシャルに未来を感じ、今もそれを信じている私には寂しい話ではありますが、きっとそれは避けようのない変化なのではないかと思います。これからやってくるのは、モバイルデバイスを進化の原点とした、真のパーソナルデバイスの時代。
おそらくこれから 2~3 年の間に、デスクトップ OS のありようは従来とはガラッと変わったものになるでしょう。それはもしかすると 1998~2002 年くらいの OS の位置づけの変化に匹敵する大きさかもしれません。あるいは仕事以外で PC を使わない(スマートデバイスで全てを済ませる)ユーザー層の台頭かもしれません。でも、もしかしたら多くの一般的 PC ユーザーには、今まであまりにもオーバースペックすぎるコンピュータが与えられていた、むしろ大多数のユーザーには再生機器だけで十分だ、ということだとも言えます。

このあたりの流れを見極める意味では、Lion と Windows 8 という OS は、注目に値する「変化」をもたらすものになりそうです。

投稿者 B : 23:48 | Mac | PC | Software | コメント (0) | トラックバック

2011/05/30 (Mon.)

Sony BD-5300S

HDD を換装したら、久々に自作機を少しいじりたくなってきたので、こんなものを買ってきました。

ソニーオプティアーク / BD-5300S

Sony BD-5300S

PC 用の 5inch BD-RE ドライブ。5 年前に 10 万円していた BD ドライブも、ハーフハイトのバルク品ならその 1/10 の値段になり、ずいぶん買いやすくなりましたね。というか、最近あまりパーツ屋を覗かなくなったので、リテール品の値段でまだ¥2 万くらいするつもりでいたのが、バルク品の¥1 万ちょっとで買える値段を見たら、欲しくなったという。

PC 用の光学ドライブは長らくパイオニア派でしたが、今回かなり久しぶりにソニー(オプティアーク)に戻ってきました。といっても、ドライブ自体は台湾 LITE-ON の OEM 品のようですが、昔と違って CD のリッピング品質や書き込み品質にそれほどこだわっていないので、まあ十分かと。

Sony BD-5300S

これ、国内ではリテール品としての流通がなく、輸入代理店が独自にバルク品を扱っているもののようで、パッケージとしては「BD-5300S+S」という名前がついています。おそらく「+S」は「+ソフトウェア」の意なのでしょう、BD/DVD 再生ソフトウェアやライティングソフトウェアが同梱されています。
それ以外のスペックはラベルに記載されている通りで、SATA で LTH メディア対応の BD-RE ドライブです。最近は BDXL 対応ドライブも徐々に出始めていますが、このドライブは BDXL には非対応です。まあまだ XL メディアも高いですし、それほど必要性があるわけでもないので、BDXL が一般的になったら(ならない可能性もありますが)買い換えを考えるということで。

Sony BD-5300S

プチプチに包まれていたドライブはこんな感じ。外装には強度アップのための凹凸がつけられていますが、パイオニアのハニカム構造とかに比べるとまあ普通。

Sony BD-5300S

フロントベゼル。写真では判りにくいですが、トレイ部はややつやのある表面処理なのに周辺部は粗めの梨地になっています。珍しい仕上げですが、あえてこういうデザインにしているんでしょうか?安っぽくは感じませんが、そんなに高級感があるというほどではありません。

Sony BD-5300S

付属しているソフトウェアは CyberLink の Media Suite。BD/DVD 再生ソフトの PowerDVD 10(バンドル版)、BD/DVD ライティングソフト Power2Go、ビデオ編集ソフト PowerDirector、オーサリングソフト PowerProducer などが含まれています。PowerDVD 10 自体は Blu-ray 3D の再生にも対応したバージョンが入っていますが、私の環境ではディスプレイが 3D 非対応なので、あまり意味がありません。

Sony BD-5300S

これで自作機でも BD の再生が可能になりました。これなら子どもたちにリビングの BRAVIA を占領されているときでも BD を観ることができます。24inch とはいえ、我が家では 2 番目に大きなディスプレイですからね・・・。

ただ、ひとつ問題が。セル BD/DVD の再生は問題ないんですが、デジタル放送を録画した BD の再生時、画は出るんだけど音が出ない(;´Д`)ヾ。いろいろ調べてみたところ、バンドル版の PowerDVD には AAC デコーダが含まれていないため、録画 BD を音付きで再生したければ Ultra エディションにアップグレードしなくてはならず、アップグレード価格でも¥8,800 もすることが判明。これなら最初から WinDVD(こっちはバンドル版でも AAC 再生に対応している模様)がバンドルされたリテール品の BD ドライブを買ったのに・・・なんかあこぎな商売(´д`)。
私の場合は録画メディアよりもセルメディアを再生する機会が多いので困ることも少ないですが、AAC の再生に関してはちょっと考えよう・・・。

投稿者 B : 00:53 | PC | PC DIY | コメント (0) | トラックバック

2011/05/21 (Sat.)

自作機をようやく Windows 7 化

HDD を換装した自作機に Windows 7 をインストールしました。

Windows 7

壁紙は以前シグマの 50-500OS で撮ったカワセミの写真です。

自作機の OS は 2 年版前に Seagate の HDD を買ったときにセットアップして以来再インストールしていなかったので、久々にクリーンな環境を構築できました。自作機では 2001 年から今までずっと Windows XP を使っていたので、実に 10 年ぶりの新 OS になります。とはいえ、自作機以外の PC はほぼ全て Windows 7 なんですが。

Windows 7 は SP1 適用済みの DSP 版が出たら買うつもりでいたんですが、Win7 のリリース当初に VAIO type T(TZ)にリテール版を入れて以降、TZ 自体をほとんど使わなくなっていたので、結局 TZ を Vista に戻して Win7 のライセンスを自作機に移行してしまいました。TZ は今後何かあったときのバックアップ機兼 VAIO 10 周年記念オブジェとしての余生を過ごすことになるでしょう・・・。

自宅の PC 環境としてはもう 32bit 版じゃないと困ることもなくなったので、迷わず 64bit 版をインストール。今まで 32bit 版だったが故に使い切れず、Ramdisk を入れたり試行錯誤していたメインメモリをようやく 4GB 全て使える環境になりました(´д`)。

まあそろそろ Windows 8 の足音も聞こえ始めているので、もしかしたらこの環境も 1 年くらいしか使わないかもしれませんが・・・。

Microsoft / Windows 7 Professional

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投稿者 B : 23:07 | PC | PC DIY | コメント (0) | トラックバック

2011/05/20 (Fri.)

HGST Deskstar 7K3000

自作 PC 用の HDD を買い換えました。

HGST / Deskstar 7K3000 2TB (0S03191)

Deskstar 7K3000

容量的には 2 年前に買った Seagate の 1TB で全く不足していないんですが、日立 GST が Western Digital に HDD 事業を売却するにあたり、なくなってしまうかもしれない Deskstar ブランドの HDD を一本確保しておこうと思って。本当は GW 頃に買おうとしていたんですが、なぜか GW 前後に秋葉原から忽然とこの HDD の在庫が姿を消してしまい、今まで買えなかったのでした。
しかし 2TB の HDD が¥9,000 を切ってるって、すごい時代になったものですね・・・まあ容量的には今までの 1TB でもかなり余らせていた(ほとんどのデータは NAS に入れているし)ので、2TB になっても半分も使わないと思いますが(笑、日立への餞別ということで。

購入したのはリテールパッケージ。ちょっと前までなら内蔵用 HDD の流通はバルクが一般的で、リテールパッケージはバッファロー等のサードパーティが手がけている程度で HDD メーカー純正のリテール品は滅多に見かけることもなかったんですが、現在は日立製の HDD はリテールパッケージのほうが流通量が多いようです。
リテール品の HDD なんて、15 年前に IBM の Deskstar 3.2GB を(国内ではなく海外で)買ったとき以来じゃないですかね・・・当時と比べて容量は 600 倍以上という(笑。

Deskstar 7K3000

リテールパッケージだけあって、箱の中にはしっかりした緩衝材が入り、HDD を護ってくれています。アキバあたりでバルク HDD を買うとアルミ製の防湿パックを「プチプチ」で巻いただけ、それをスーパーの袋に入れて手渡されるので(´д`)、「ちゃんとした HDD を買った感」がものすごくあります。かといってバルク品よりも高いわけでなく。

Deskstar 7K3000

中の HDD 自体には「HDS723020BLA642」という型番がついているようです。素性としては、SATA III(6Gbps)、667GB プラッタ、7,200rpm、64MB キャッシュという製品。3TB のモデルもありますが、現時点でコストパフォーマンスがいいのは 2TB のモデルじゃないでしょうか。

Deskstar 7K3000

IBM 時代から長らく続いた Deskstar の名も、これが最後(あとは事業売却の前に 1TB プラッタの製品が出るかどうかというところ)ですかね・・・。ここ 4~5 年は Seagate に浮気してましたが、それまでは 10 年近く Deskstar ブランドを指名買いしてきた常連客だったので、寂しい限りです。事業を継承する WD には IP だけ吸い上げて終わり、じゃなくて、HGST のラインを使って HDD の製造を継続してほしいところ。

さっそく自作機に取り付けて CrystalDiskMark をかけてみました。

機種HGST 0S03191Seagate ST31000333AS
Sequential Read152.542 MB/s113.765 MB/s
Sequential Write152.365 MB/s105.268 MB/s
Random Read 512KB56.978 MB/s38.162 MB/s
Random Write 512KB56.384 MB/s60.409 MB/s
Random Read 4KB (QD=1)0.711 MB/s0.453 MB/s
Random Write 4KB (QD=1)1.644 MB/s1.034 MB/s
Random Read 4KB (QD=32)0.793 MB/s0.601 MB/s
Random Write 4KB (QD=32)1.140 MB/s1.020 MB/s

おー速い。ほとんどの項目で旧 HDD の 1.5 倍のスコアですか。体感でもハッキリと分かるくらいに速くなっています(旧 HDD は長らく使い込んだ Windows 環境なので、体感パフォーマンスが落ちているのもあるでしょうが)。
ということで旧型の Seagate はバックアップ用に回そう・・・。

今回久しぶりに自作機の中を開けたら、かなり埃が溜まっていて、そろそろ何とかしないとなー・・・と思いましたとさ。

投稿者 B : 23:20 | PC | PC DIY | コメント (0) | トラックバック

2011/05/11 (Wed.)

SetPointPlus

職場のメインマシンのマウスは春先に G700 に買い換えましたが、自宅の自作機のマウスはまだ MX Revolution を使い続けています。

が、最近 SetPoint(ロジクールのマウス用ユーティリティ)をアップデートしたら、SetPoint の拡張ツールである uberOptions が使えなくなってしまいました。

SetPoint

uberOptions はここ 1 年半ほどアップデートされておらず、最新のバージョンの SetPoint には対応していません。が、「スクロールモードのシフト」や「中央ボタン」の機能を任意のボタンに割り当てられる機能は私的には必須で(SetPoint 単体ではこれらの機能は割り当てられるボタンが限られており、かつそれでは私にとってはすこぶる使い勝手が悪い)、最新版の SetPoint で使える同様のユーティリティがないか・・・と探してみたら、見つけました。

SetPoint を拡張する「SetPointPlus」でコマンドを自由に選択 - さよならストレス

「SetPointPlus」はほぼ uberOptions と同等のカスタマイズ性を備える SetPoint 用ユーティリティ。バッチファイルを実行するだけで(コマンドライン方式なのでちょっと面倒ではありますが)SetPoint のボタン割り当てを拡張することができます。もともとが日本語のツールなのでわざわざ日本語化パッチを当てる必要もなく、導入も uberOptions よりラク。

SetPointPlus

通常では割り当てられる機能が限られている「One-Touch Search」ボタンにも、任意の機能を割り当てることができます。私はこのボタンを中央ボタンに、ホイールクリックを「スクロールモードのシフト」に割り当て。この状態だとこないだ買った M515 のデフォルトと同じなので、ラクなんですよね。

まあ MX-R もいい加減ヘタッてきているので、そろそろこちらも G700 に買い換えてやりたいところではあるんですが、それはまた別の話。

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2011/04/27 (Wed.)

Internet Explorer 9

【PC Watch】 日本マイクロソフト、Internet Explorer 9日本語版を本日0時から公開 ~ぐるなびやニコニコ動画などが対応を実装

震災の影響で日本語版のリリースが延期になっていた IE9 がようやく公開されたので、さっそく入れてみました。正直なところそんなに注目もしていなかったんですが、最近 Firefox や Chrome もまたブラウザのレンダリング速度訴求をしているので、それに対抗できるという IE9 はどんなもんだ?というのが最近急に気になってきて。

Internet Explorer 9

UI は、なんというか IE のくせに Firefox やら Chrome っぽい意匠を取り込んできて、妙に媚びているというか、いやらしいな(笑。でもブラウザの頭の部分が薄くなって、表示領域が広がっているのは良い傾向だと思います。
見た目はともかく、レンダリングは IE8 に比べて体感で分かるほど高速。非力な Atom Z のマシンでも一段軽くなったと感じるほどの差はあります(もちろん回線状況や表示するページの作りにもよるけど)。今まで、非力なマシンで重いページを開くときにはわざわざ Chrome を起ち上げたりしていましたが、これなら IE で十分かな、と思います。

IE って HTML の解釈が独自だったり、必ずしも誉められたブラウザではないのですが、業務システムとかの互換性を考えるとどうしてもメインは IE になっちゃうので、この高速化は素直に歓迎です。実は何度か Firefox に乗り換えようとしたことがあるんですが、Firefox は自分が気に入った状態にカスタマイズしようとするとプラグインがたくさん必要になって、結果重くなったり PC 乗り換え時の再設定が面倒だったりするので、私が使っている Sleipnir(IE のエンジンを使ったタブブラウザ)の「アドインは最初からだいたい入っていて、あとは設定ファイルをいじるだけ」という状態に比べると、いろいろとハードルが高いんですよね。

その Sleipnir も、現在テストされている RC 版が妙に Firefox に媚びたデザインなのが気に入らないんですが(´д`)、私はまだしばらく IE+Sleipnir 派でいようと思います。

投稿者 B : 02:09 | PC | Software | コメント (0) | トラックバック

2011/04/21 (Thu.)

Seagate が SAMSUNG の HDD 事業を買収

【PC Watch】 Seagate、SamsungのHDD部門を統合

おお・・・。

先日の日立 GST の Western Digital への HDD 事業売却に続き、ストレージ市場関連での大きなニュース。
これで HDD のメーカーは事実上 Western Digital、Seagate、東芝(2.5inch 以下の小型ドライブのみ)の 3 社に絞られたことになります。競争市場においては「トップ 3 以外のプレイヤーはまともな利益を上げられない」という経験則があるので、このくらいまでの再編はある程度予想できた範囲ではありました。

HDD はパーツの塊なので製造原価が高い割に価格が下がりやすく、利益が出ないメーカーにとってはお荷物の部門になりがち。特に SAMSUNG あたりは NAND フラッシュ関連の事業もやっているので、そちらに注力したいという狙いもあるでしょう。しかし HDD も当分の間は需要がなくなるわけではないので(いずれ SSD が価格・容量ともに HDD を凌駕するようになれば別ですが)、寡占状態になれば安定した事業規模は見込めます。逆に HDD を採用するセットメーカーからすると、リスク分散のために複数ベンダーからの供給を受けたい(一社採用だと、以前あったように例えば Seagate の HDD にリコールが発生したら搭載製品が販売できなくなる)側面もあるはずなので、これ以上の再編は HDD 自体の将来性がなくならない限りは起きないでしょうね。

それにしても 10 年前の HDD 市場には IBM、Seagate、Western Digital、Maxtor、日立、東芝、富士通、SAMSUNG という 8 社もいたことを考えると、厳しい市場になったものだなあと思います。10 年前よりも HDD を搭載した製品の出荷総数は増えているはずなので(コンピュータだけでなくレコーダやテレビ等にも搭載されるようになったので)、それだけコスト競争が激しくなったということでしょうか。

個人的には SAMSUNG の HDD は(最近の製品がどうなのかは知りませんが)あまり信頼していませんし、Seagate も一昨年の不具合騒動があってから当分買いたくないと思っているので影響はありませんが、HGST が WD に売却されてしまうのはちょっと悲しい。ということで、なくなってしまう前に HGST ブランドの HDD は 1 台買っておかないと、と思っています。

投稿者 B : 00:11 | PC | コメント (0) | トラックバック

2011/04/14 (Thu.)

Logicool G700

新学期(?)になると道具新しくしたくなるよねー、ということで、職場用のマウスを新調しました。

ロジクール / Wireless Mouse G700

Logicool G700

今まで長らく愛用していた MX Revolution が、随分前にチャタリングを起こすようになってからも騙し騙し使ってきましたが、4 年も使ってると最近だんだんバッテリがヘタッてきたので。MX-R の後継なら M950 にするところなんでしょうが、高いし別にガラスの上で使わないし(笑)ということで、ロジクールのマウスの中ではハイエンドに属しながらもそこそこ安い(あくまで価格性能比という意味でね)G700 にしてみました。

Logicool G700

ロジクールのハイエンドマウスだけあって、最近の私の必須条件になっているフリースピンマウスは当然装備。M515 のようにコストダウン版ではなく、ちゃんと高級感ある仕上げになっています。

異様にたくさんあるボタンは合計 13 個。左右クリックとホイールクリック+左右チルトもカウントして 13 個なので、通常のホイールマウスよりも多いボタン数という意味では 8 個ですが、それでも多すぎるというくらい多い。私は基本的に左右中クリックとホイールスクロールくらいしか使わないのでほとんどは無駄なボタンということになりますが(笑)、フリースピンホイール、精度の高いセンサ、扱いやすい形状といった特長を重視するとどうしてもハイエンド系のマウスになっちゃうんですよねえ。

ホイールの一つ手前にあるボタンはホイールモード切替スイッチ。機械式なので、このボタンだけはアサイン不可です。で、以前も書いたようにホイールモードの切り替えは G700 をはじめとするデスクトップ系マウスは専用ボタン、M515 のようなモバイル系マウスはホイールの押し込みなので、両方使っているととても混乱します。サイズの制約による機構的な事情はあるのでしょうが、同じメーカーのマウスなら統一してほしい。

Logicool G700

内蔵バッテリのインジケーターは本体側面に。このインジケーターがマウスの解像度(DPI 値)の設定状況の表示も兼ねていて、デフォルトでは左クリックボタン脇についている 3 つのボタンでバッテリ状況表示/解像度アップダウンを操作するようになっています。
マウス脇の親指が当たる部分には 4 つのボタンが備えられていますが、私はほぼ押すことはありません(笑。一応ページ送り/戻しを割り当てたりしていますが、私はブラウザの操作はほとんどマウスジェスチャーかキーボードショートカットでやっちゃうので、マウスのボタンって使わないんですよね・・・。

マウスの側面はラバー塗装風に見えますが、おそらくこれは塗装ではなくシボ風の成型ですね。ラバー塗装に比べると触ったときの高級感はないですが、だからといってそんなに安っぽいわけでもなく、剥げにくくもあるのでこれはこれで良いんじゃないでしょうか。
ただ、まあ細かい部分を見ると全体的にけっこうコストを絞って作ってあるなという印象はあって、MX-R などのように「俺ってば今高級なマウス使ってるぜ」という優越感(ぉ)はありません。サブボタンも樹脂の打ちっ放しで、使っていくうちに簡単にテカッてきそうな雰囲気ではあります。まあ私はサブボタン使わないけど(ぉ

Logicool G700

底面。ロジクールの G シリーズというと通常は「ゲーミングマウス」と位置づけられるものですが、このマウスには「DESIGN GRADE」と刻印されていて、デザイン用途であることを主張しています。まあデザイン用といっても根拠は高精度ということくらいでしょうが(※実際には後述するようにキーボードマクロ等にも対応しているのが理由か)仕事で画像いじったり PowerPoint や Excel を使う程度でも、高精度なマウスは作業効率を高めてくれるので、助かります。
マウスの底面にあるソールは剥がして貼り替えられるように切り欠きが施されています。といっても純正のスペアソールが用意されているわけでもないので、エアーパッドソールのフリーサイズを自分で切って貼ったりするのでしょうね。ちなみに私は標準のソールの上からエアーパッドソールの丸形をぽちぽち貼って使っています。

バッテリは交換可能で、標準では eneloop が 1 本入っていました。単三 1 本で使えるというのはこのサイズからするとちょっと驚きますが、充電・交換可能ならばそれほど寿命を気にすることもないですしね。ついでに電池室にはワイヤレスレシーバ(Unifying ではない)が収納できますが、モバイル用マウスじゃないのであまり意味はありません(笑。

Logicool G700

このマウスには充電用のケーブルがついています。MX-R などのように充電用クレイドルではないのもコスト削減の一環でしょうが、ロジクールのクレイドルは代々電気接点の接触がイマイチという持病を持っていて、ちゃんと通電するように何度も挿し直してイライラすることも多いので、確実に充電できるならこれはこれで良いかと。

Logicool G700

ケーブル装着時にはこんな感じで、充電しながら有線マウスのように使うことができます。が、このケーブルが(マウスのケーブルとしては)妙に太くて固いので、マウスの操作をかなり妨げる感じ。ちょっとこれをつけた状態でマウス操作はしたくありません(´д`)。デバイス側の端子は USB MicroB なので、有線で使いたければ一般的な MicroUSB ケーブルを使ったほうが良いと思います。
私はこのケーブルはほぼ充電専用ということにして、USB AC アダプタに挿しっぱなしにしておくことにします。最近他にも MicroUSB な機器が増えてきているので、多目的充電ケーブルとして使わせてもらおう。

Logicool G700

マウス本体の形状やサイズはかなり MX-R に似ていて、見る角度によっては G700 のほうが大きく見えたりもしますが、実際に握ってみた感じだと薬指の付け根あたりが当たる位置が低めなので、MX-R よりも半回りほど小さく感じます。もう長年自宅でも職場でも MX-R がメインマウスだったので最初はちょっと違和感がありましたが、すぐ慣れました(笑。

Logicool G700

マウスの設定はいつも通り SetPoint・・・なんですが、G700 の専用バージョンを使用するようです。13 ボタン全てのアサインを変更可能なのはもちろんのこと、キーボードショートカットやマクロの登録なども可能な多機能ユーティリティになっています。Photoshop や Illustrator などのアプリはキーボードショートカットを多用するユーザーも多いと思いますが、単純なショートカットだけでなく複数の操作の組み合わせをマクロとして登録し、ボタン一発で実行できるのは、デザイン業の人であればかなり便利なのではないでしょうか。なおかつ、これらの設定はプロファイルとして保存し、プロファイルを切り替えながら使うこともできるので、Photoshop 用のプロファイルや Illustrator 用のプロファイルなどを用意しておき、アプリによって切り替えながら使うということも可能。

さらに(これは私はほぼ使わない機能だと思いますが)作成したプロファイルを 5 個までなら PC ではなくマウス本体に記憶しておくことができるので、他の PC に接続しても設定し直したり設定ファイルのインポートを行ったりしなくても自分の設定でそのまま使い始められる、という特長も持っています。ここまで来るともう誰がこの機能を使いこなせるのか分かりませんが(´д`)、ハマる人にはハマるマウスではないでしょうか。そう考えると、やっぱりこれはデザイン用途というよりも、本来の G シリーズの客層である PC ヘビーゲーマー向けなんだろうな、と感じます。

まあそこまでディープに使わなくても、実売価格を考えれば通常の高性能マウスとしてもコストパフォーマンスは十分に高いと思います。しばらく使ってみた感覚としては、MX-R からもさほど違和感なく乗り換えられたこともあり、個人的にはなかなか気に入りました。自宅の MX-R も買い換えたくなってきた。

投稿者 B : 23:57 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2011/03/17 (Thu.)

ノート PC(VAIO)の節電運用のススメ

東京電力の計画停電は昨日あたりから本格的に始まっているようですね。我が家はどうやら現時点では対象地域を外れているようですが、せめて計画停電対象地域の方々の力になれるような情報を出せればと思います。できるだけ計画停電を回避できるように、また普段から節電できるように、これまでも Twitter で断片的に述べてきた PC の省電力運用について、ちょっとまとめてみます。私はノート PC は VAIO を使っているので VAIO 中心になりますが、できるだけ他社製品でも応用が利くように書いてみます(すいませんいつもながらとても長いです)。
※VAIO は基本的に最近の Windows 7 モデルを前提に書いていますが、Vista モデルでもだいたい同じです。機種によって多少機能的な差異はあるかも。

■そもそも発電所というものは

基本的に発電所で作った電気は貯めておくことができません。直流電源であれば電池に蓄えておくことができますが、交流電源は現時点では技術的に蓄えておくことが困難です。なので、発電所は「それぞれの時間帯に必要とされる電力を予測し、その需要に合わせて発電量を調整する」ということをやっています。
なので、特に電力会社の発電キャパシティが落ち込んでいる現在では、電力消費が発電キャパを上回ってしまうと発電所がダウンし、管内の電力供給がストップ(停電)してしまう可能性があります。これを防ぐために、地域ごとに人為的に停電を起こしてトータルの電力消費を抑えよう、というのが計画停電です。
また、計画停電以外にも、電力消費が大きくなる時間帯(多くの人が夕食の準備をしたりお風呂に入ったりする 18~20 時頃と言われている)の電力消費をできるだけ抑える必要があります。料理を昼間のうちに済ませてしまう、とか、お風呂に入る時間帯をずらす、とか、その時間帯はテレビや PC の電源を切る、とかいろいろ方法はあります。

■「ピークシフト」という考え方

でも、こういう非常時にテレビや PC を消して世の中の情報をシャットアウトしてしまうのは、リスクでもあります。そこで、ノート PC にはまず間違いなく搭載されているバッテリの出番です。電力消費ピークの時間帯には PC をバッテリ駆動し、それ以外の時間帯(深夜とか)に充電することで、できるだけ一日の電力消費を平準化する「ピークシフト」という考え方です。PC の消費電力は電子レンジや大型テレビに比べると小さいですが、台数がまとまると無視できない電力量になります。

ちなみに、ThinkPad では IBM 時代から同様のピークシフト機能を搭載しています(基本的に A4 ノートのみ。バッテリ駆動する率が高いモバイルでやると、モバイル時にバッテリが減っていることがあるため)。もともとは環境と電力コストに配慮した考え方で、クライアント PC を一括管理できる企業向けに出てきたソリューションですが、これを個人レベルで(しかもできるだけ大勢で)かつ手動でやることで一日の電力消費を平準化し、今求められている節電に貢献しようという話です。
さておき ThinkPad のピークシフトについて、詳しくは以下。

Lenovo 環境トピックス
【PC Watch】 パソコン電源もオフピーク。IBMの新しい電源制御プロジェクト
【PC Watch】 深夜電力で充電できるように進化したピークシフト

■省電力な PC とは

PC において、消費電力の大きさは基本的に筐体の大きさに比例すると考えて良いでしょう。
なので、消費電力が大きい順に

3 ピースデスクトップ > 液晶一体型デスクトップ > A4 ノート PC > B5 モバイル PC > ウルトラモバイル PC

という認識で構いません。
PC の消費電力は CPU だけで決まるわけではありませんが、基本的にはどんな CPU を使うかで PC の商品性は決まってくる(例えば省電力 CPU には小画面(≒省電力)ディスプレイを採用することがほとんど)ので、CPU を軸に考えると、

デスクトップ用 CPU > ノート用標準電圧版 CPU > 低電圧版 CPU > 超低電圧版 CPU > 超々低電圧版 CPU(Atom Z など)

となります。VAIO の現行モデルで言うと公称の消費電力は L シリーズ:約 28W、C シリーズ:約 17W、S シリーズ:約 12W、X シリーズ:約 7W と、かなり違います(※L シリーズは形状こそ液晶一体型ですがノート用 CPU なので、デスクトップ PC としてはそれでもかなり省電力なほうです)。
つまり、AC アダプタに繋いだまま使う場合でも、デスクトップよりはノート、ノートの中でもモバイル PC やウルトラモバイル PC のほうが消費電力は小さくなります。人によって使いやすい画面サイズやキーボードサイズなどは違うので、無理して使いにくいウルトラモバイル PC を常用する必要はありませんが、例えばデスクトップとノートを持っているなら、深夜などの電力に余裕がある時間帯以外はできるだけノート PC を使いたいですね。

■電源プランについて

上記のとおり、省電力な PC を使えばそれだけで大きな節電になるわけですが、モバイル PC を持っていなくても少しでも節電できる、あるいはモバイル PC をさらに節電仕様にできる方法があります。PC の電源プランを変更することで消費電力を抑えるやり方です。
VAIO では、コントロールパネルの「VAIO の設定」の中に「VAIO 省電力ビューアー」というものがあります。

VAIO の設定

多くの機種でデフォルトは「バランス」になっているはずですが、これを「省電力」というモードに切り替えることで、多少パフォーマンスは下がるものの、電力消費を抑えることができます。
まあ「バランス」モードももともとパフォーマンスと省電力のバランスが取れた設定になっているので、そこまで気にする必要もないといえばないのですが。

電源オプション

VAIO 以外の PC では、コントロールパネルの「電源オプション」から設定します(実は「VAIO 省電力ビューアー」も、この電源オプションを「VAIO の設定」内で分かりやすく変更できるようになっているだけなので、実体は同じものです)。
この電源オプションでは、省電力に関する PC のふるまいをかなり細かく指定することができます。バッテリ駆動/電源接続時それぞれに CPU を最小~最大で何%まで使うかまで指定できます。まあ、あまりパフォーマンスを落としすぎると処理に時間がかかってしまい、結果的に逆に消費電力が大きくなってしまうこともあり得るので、プリセットの「省電力」または「バランス」を選ぶだけで十分だと思いますが。

■要らないデバイスは切る

節電のキホンですね。USB は上記「電源オプション」で設定が可能ですし、特に電力を消費する無線通信系は VAIO なら「VAIO Smart Network」で WLAN/WWAN/WiMAX/Bluetooth を個別にオンオフできます。自宅で使うなら無線 LAN は必須だと思いますが、意外と Bluetooth を使っていないのに電波だけ出している人は多いと思うので、この際切ってしまっても良いんじゃないでしょうか。

あと、デバイスではありませんが、タスクトレイに常駐しているアプリやサービス(コントロールパネルの「管理ツール」内にある)で使わないものは切ってしまっても良いでしょう。ただ、他のアプリと連動していたりするものもあるので、判断にはそれなりにスキルが必要です。
ちょっと主旨は違いますが、要らないものを切る(ついでにパフォーマンスも上げる)という意味では以下の記事が参考になると思います。

VAIO X 高速化& カスタマイズ その1:とあるソニー好きなエンジニアの日記
VAIO X 高速化 & カスタマイズ その2:とあるソニー好きなエンジニアの日記

■起動と終了について

PC(に限らず、多くの電気製品に言えることですが)はコールドブート(起動)時に大きな電力を必要とするものが多いです。一概には言えませんが、機種や使い方によってはコールドブートやハイバネーション(休止状態)・レジュームを使うよりも、スリープ(スタンバイ)で運用したほうがトータルの消費電力が抑えられることも少なくありません。また、起動にも 1~2 分、機種や使用状況によってはそれ以上かかるため、その消費電力の積み重ねを勘案すると、数秒で使用可能になるスリープ運用にも大きなメリットがあります。
目安としては、1 日に 2~3 度以上 PC を使うのであれば、スリープ運用にしたほうが、消費電力と使い勝手のトータルとしては良いような気がします。最近の OS は安定しているので、再起動は週に 1 度もあれば十分。

■ディスプレイの明るさについて

使用環境にあわせて最適なディスプレイ輝度に自動調整

↑にあるとおり、最近の PC のディスプレイ輝度は一般的な使用環境(オフィスや家庭)には十分すぎるスペックを持っています。輝度最大よりも 2 段階ほど落としたくらいの明るさでも十分実用的で、目が疲れにくいということもあるようです。また、LED バックライトのディスプレイは(機種によっては)輝度最大から 2 段階落とすだけで消費電力が半分ほどに下がることがあります。
なお、LED はその特性として明るさと消費電力はほぼ比例しますが、ちょっと前まで主流だった CCFL(蛍光管)バックライトは電力の一部が熱として発散されてしまうため、明るさを下げても消費電力はそこまでリニアには下がりません(ある程度は下がりますが)。

VAIO では照度センサ搭載機種であれば周囲の明るさに応じて自動的にディスプレイ輝度を調整してくれる機能がついていますが、こういう時期なので自動調整よりも少し落とし気味にしても良いような気がします。節電のためオフィスや自宅の照明を暗めにしている方も多いと思うので、多少暗めのディスプレイでも視認性は十分確保されるはずです。

■省エネ壁紙について

VAIO には、けっこう昔の機種から「VAIO Long Battery Life Wallpaper」という壁紙がプリインストールされています。最近の機種では「VAIO の設定」の中にある「スタミナ壁紙設定」から設定することができます。

VAIO の設定

この壁紙は、ほぼ真っ白な壁紙の真ん中にごくうっすらと「VAIO」のロゴが入ったもの。
VAIO では多くの機種にプリインストールされていますが、VAIO 以外でも真っ白な壁紙を自作したり、壁紙なしでデスクトップの背景色を真っ白に指定しても、同様の効果が得られます。

VAIO Long Battery Life Wallpaper

常識的な感覚だと「えっ、白い壁紙だと逆に電力使っちゃうんじゃないの!?」と思うかもしれませんが、実はノート PC の液晶は白を表示しているときが最も消費電力が低いのです。

液晶ディスプレイの方式にはいくつかありますが、3D 対応など特殊なものを除くほぼ全てのノート PC の液晶パネルは TN 方式。この方式は「ノーマリーホワイト」と言って、パネルに電圧がかかっていないときは白、電圧をかけると黒を表示する仕組みになっています。なので、黒を表示すると逆に電力を消費することになります。
ただ、液晶ならば何でも白表示が省電力というわけではなくて、VA 方式(AV やゲーム用途の PC 用液晶ディスプレイに多い)、IPS 方式(広色域系の PC 用液晶ディスプレイに多い)は逆の「ノーマリーブラック」なので、黒表示が最も省電力になります。例えば iPad は IPS 液晶なので、ノート PC とは逆に黒を表示させたときが最も省電力です。
このあたりの技術的な話は miyahan.com の解説が詳しいです。

miyahan.com | WUXGA 高解像度ワイド液晶ディスプレイ選び P.2

なので、ノート PC では白い壁紙のほうが低消費電力なのですが、それでもバッテリが 8~10 時間もつような機種で 10~20 分違うかどうかくらいの差。しかも、アプリを起動して壁紙が見えなくなってしまったら意味がないので、一般的な用途ではそれほど大きな効果はないでしょう。私も、仕事で移動時間が長いときや長時間電源が取れない会議とかで一分一秒でもバッテリを持たせたいときくらいしかこの壁紙は使いません(笑。

ちなみに、ここ数日 Twitter 界隈で流行っている「セツデナー」なんかも、この原理でいくとノート PC にとってはむしろ消費電力が大きくなってしまうため逆効果なんですが、そもそも PC 画面に占める Twitter アイコンのサイズなんてごく小さいので、影響もまあ誤差範囲。むしろ節電を自分のフォロワーさんに啓発する効果のほうが大きいかと思います。

ということで、ここまで長々とノーマリーホワイトとノーマリーブラックの話をしてきましたが、まあ実質そんなに気にしなくてもいいです(ぉ。

■まとめ

だいたいこんなところですかね。できるだけ消費電力の小さいノート PC を使うこととバッテリを使ってピークシフトすることだけ心がければ、あとはやれる範囲で良いと思います。
そういえばテレビの省電力設定についても、ソニーの中の人が分かりやすくまとめた記事があったので、ご参考までにリンクを張っておきます。

ソニー製TVの節電設定について | 自由奔放な社長の反省日記

計画停電は 4 月いっぱいと言われていますが、そもそも福島第一原発があんなことになってしまった以上、既存発電所のキャパを何らかの形で向上させるか、新しい発電所が建設されない限り、電力不足は根本的には解決されません(あるいは我々が消費する電力が継続的に数十%単位で下がるか)。とすると、5 月から計画停電が解除される保証はないわけですし、冷房の使用で現在よりも電力需要が増す夏期ではより深刻な状況となる可能性が非常に高いです(現在は 1 日あたりの電力需要は 3,000~4,000 万 kW 程度ですが、真夏では最大で 6,000 万 kW になると言われている)。
そういう意味では、これらの節電術は当面、少なくとも 1~2 年の間は有効なテクニックになると思います。うまく節電できれば電気代の節約にもなるので、我々にとってもメリットのある話。いろんな機器や機能をうまく活用して、みんなのメリットに繋がるようにしたいですね。

投稿者 B : 01:55 | PC | VAIO | コメント (0) | トラックバック