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2011/01/26 (Wed.)

iPad で DLNA を操る (1) -Media Link Player Lite 編

年末に Twonky Mobile をレビューして、Android 搭載のスマートデバイスを DLNA のコントローラとして使うのは非常に便利だということを実感しましたが、私が持っている Android 端末は Xperia のみ。リビングで使うならタブレット型が良いので、本当は iOS 版 Twonky Mobile を出してほしいんですが、無い物ねだりをしてもしょうがないので、代替になりそうなアプリをいくつか試してみました。

まずは「Media Link Player」から。

軽快に動くiOS用DLNAクライアント Media Link Player

Media Link Player

iOS 用の DLNA クライアントとしてはメジャーなアプリなので、改めて解説するまでもないかもしれませんが、一応。

Media Link Player

同一ネットワーク上に DLNA サーバが存在していれば、特にアプリ側の設定を行わなくても、アプリから DLNA サーバを参照することができます。
我が家の環境では現在、結果的に 2 台の DLNA 対応 NAS が存在しているので(笑)2 台見えています。

Media Link Player

サーバを選択したら、あとは DLNA のお作法に従ってフォルダや日付、アルバム等で改装をたどっていきます。Android ベースの Twonky と違い、iOS ベースのアプリなので、画面遷移が気持ちいいのはメリットですね。

Media Link Player

音楽の再生画面。私は iPad を音楽用には使っていないので、iPod に音楽データは保存していません。が、たまーに iPad で BGM 的に音出したいときもあるんですよね。そういうときに NAS に溜め込んである楽曲(1,000 枚くらいある手持ちの CD をほぼ全て入れてある)を直接再生できるというのは、非常に便利です。無線 LAN 経由でもさほどストレスを感じないレスポンスで操作ができるので、iPad の「iPod」アプリ(ややこしいな)がなくてもこれがあれば十分かも。

残念ながらジャケット画像が出ていませんが、設定がまずいんですかね・・・。私は現在は CD のリッピングには Media Go を使い、Media Go のリッピングデータ保存先を直接 NAS 内のディレクトリを指定する、というやり方をしていますが、もしかしたら他のソフトウェアでリッピングすると挙動が違うかもしれません。

Media Link Player

写真もこんな感じ↑で操作できます。一覧でサムネイルも表示してくれますが、さすがに一眼レフで撮ったような高解像度のデータでは、サムネイルの表示も遅くなりますね・・・。DLNA ってサーバ側であらかじめサムネイル生成しておいてくれるような機能はないものなんでしょうか。Twonky でも AVeL LinkPlayer でも、同じようなことでけっこうストレスを感じているのですが。

Media Link Player

あえてキャプチャを貼るまでもありませんが、写真の再生時には全画面表示してくれます。ちゃんと画面のローテート機能にも対応しているので、縦位置だろうと横位置だろうと直感的に表示を切り替えられます。
やっぱり iPad の IPS 液晶はこういう用途には活きてきますねー。ヘタな PC のディスプレイで表示するよりも発色が良く、高精細に見えます。

Media Link Player

が、残念なことに、このアプリでも 1,000 万画素を超えるような一眼レフの JPEG データは「通信エラーが発生しました」というエラーメッセージが表示され、再生することができません(サムネイルまでは遅いながらも表示できているのに・・・)。

原因がサーバ、ネットワーク、アプリのどこにあるのか分かりませんが、もはや手元にあるデジカメは軒並み 1,000 万画素以上なので、実質的に「昔撮った写真しか表示できない」という状態です(´д`)。サーバ(DMS)とクライアント(DMP)間でうまくネゴシエートしてクライアント側で出したい解像度を割り出し、サーバがそれに合わせた解像度で送ってくれれば多少貧弱なワイヤレスネットワーク経由でも快適に通信できそうな気がするんですが、DLNA がそこまで気のきいた仕組みになっていないということですかね・・・。
音楽の操作がかなり快適だったのに、写真がファイルサイズ次第でここまで重くなるというのは、正直かなり不満です。特に私が NAS に置いているデータはほとんどが写真と音楽なので、これでは DLNA としては半分程度しかマトモに使えないということに。

うーん、やっぱり DLNA で扱う写真データはあらかじめ解像度を落としておくようにしたほうが良いのかなあ・・・面倒だけど(´д`)。

投稿者 B : 00:58 | Home Network | Mobile | PC | iPhone & iPad | コメント (0) | トラックバック

2011/01/25 (Tue.)

玄人志向の 2.5inch SATA HDD 外付けケース

LinkStation mini を修復したときに、こんな 2.5inch HDD ケースを購入しました。

玄人志向 / GW2.5DA-SU2/RR

GW2.5DA-SU2/RR

LinkStation mini の内蔵 HDD を物理フォーマットするのに PC に接続する必要があったんですが、最近 1.8inch HDD 搭載マシンばかりいじっていたので手元にある HDD ケースは 1.8inch 用ばかりで、2.5inch 用は古い PATA のモデルしかない(´д`)。ということで、慌てて買ってきました。

HDD の外付けケースも今やピンキリ、だけどピンのほうが圧倒的に多いような状況。こういうのは高価いものを買ってもあまり意味がないので¥1,000~2,000 前後のものを、と考えていましたが、その中で最も質感がマトモそうなのがコレでした。

GW2.5DA-SU2/RR

外装はアルミ(だと思われる)にスピン加工(ヘアラインというよりは、触ってみると明らかに凹凸を感じるほど深い加工)を施した上に塗装をかけた、手の込んだもの。といっても限られたコストの中でやっているせいか、スピン加工にちょっとムラッぽい跡が見られたりはしますが、同価格帯の製品の中では最も高級感があると思います。だってヨドバシで¥980 ですよこれ・・・。

GW2.5DA-SU2/RR

ということで、両面のアルミカバーは凝っていますが、側面のフレームは樹脂製(ABS と思われる)。かなりペラペラで、アルミカバーがないとグラグラ歪むほどの薄さです。黒い部分はシールで、遠目から見ると高級感がありますが、近くで見るとかなり安っぽい(笑。

GW2.5DA-SU2/RR

カバーの固定はツメで引っかけるだけのネジレス構造になっています。頻繁に中のディスクを入れ替えるような用途には、こっちのほうが良いですね。(まあそういう用途がメインなら裸族シリーズのような製品がありますが)。USB コネクタを含む変換基板すらネジ止めされていません。

GW2.5DA-SU2/RR

SATA-USB 変換はこの極小基板で実現しています。アクセスランプ用の LED も当然のように基板直付け。チップや配線も極端に少なく、極限までコストダウンされているのがよく分かる作りですね・・・。
ちなみにこのケースは 9.5mm 以下の厚さの HDD に対応しています。LinkStation mini に内蔵の HDD は 12.5mm 厚なので、どうやって使ったかというと・・・ケースからこの基板だけを外して使いました(笑。ヘタに変換基板を買うより、ケースごと買ってバラしたほうが安上がりなので(´д`)。

ちなみに USB バスパワーで動作しますが、通常の USB 給電では電力が足りないので、分岐した USB ケーブルを使って 2 ポートの USB から給電するようになっています。まあ、2.5inch HDD の外付けとしてはもう一般的な仕様ですね。

GW2.5DA-SU2/RR

LinkStation mini の HDD 復旧に使用した後は、とりあえず手元に余っていた 2.5inch HDD(東芝の MK3265GSX)を内蔵して外付け HDD として使うことにしました。日常的にはもうほとんど NAS を使っているし、USB メモリですら 16GB もあるので、外付け HDD の出番もほとんどないんですけどね。

投稿者 B : 00:25 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2011/01/09 (Sun.)

LinkStation mini の修復に挑戦

先日のエントリーの続きです。故障した LinkStation mini を修復すべく、本体を一度分解したところから。

※LS-WS1.0TGL/R1 のユーザーレベルでの分解・RAID 修復はメーカーサポート外です。あくまで自己責任で!当然この blog としても分解・修復を推奨するものではありません。

とりあえず壊れている HDD はどっちで、どういう状態になっているのか?を確認するために、LinkStation mini の内蔵 HDD を一つずつ USB で別の PC に接続し、状態を調べてみました。

LinkStation mini

LinkStation シリーズの HDD は出荷状態では XFS というファイルシステムでフォーマットされているので、Windows PC からでは中身までは覗けませんが、HDD 自体の生死とパーティションの状態くらいまでは確認できます。見てみると、HDD はいくつかのパーティションに区切られていて、システム(ファームウェア)用と思われる謎の領域があり、500GB 中でデータ領域に割り当てられているのは 458.22GB のもよう(ミラーリングに設定した場合)。
で、ここで驚いたのは、2 台の HDD ともに Windows PC 上では同じ状態に見えたこと。いや、ミラーリングなので同じ状態に見えるのが正解なのですが、つまりはディスククラッシュがトラブルの原因ではなかったらしい、ということが分かりました。

おそらく Twonky のテストで複数台の端末からアクセスしたり何度も DLNA のインデックスを作り直させたり他の PC からコンテンツアグリゲーションさせたり、と過度の負荷をかけたことで、ミラーリング設定している 2 台の HDD 間で整合性がとれなくなったとかそういうことだと思われます。通常ならここで RAID 1 の再構成をかければ復旧するところですが、LinkStation mini ではそもそもこの再構成自体ができないのが問題。

調べてみると、やはり同様にユーザーレベルでの修復を試みている先達が何人もいるようで、以下のサイトを参考にさせていただきました。

バッファロー NAS HDD換装まとめ ZQwoonetSNS-CoDE-
Linkstation miniのHDDを交換する | TrendCatcher.NET

まあ、ある程度スキルに自信があれば、RAID なら自分で復旧させたいですよね・・・。

さておき、復旧を試みます。HDD 内にファームウェアが残っていると、当然ながら従来の状態(RAID が壊れた状態)で起動してしまうので、HDD はいったんまっさらにしてやる必要があります。まあ、HDD 内のデータは既に新 NAS に移行済みなので、何の躊躇いもなく物理フォーマット。フォーマットには上記サイトで紹介されていた「Hard Disk Low Level Format Tool」(フリーウェア)を使用しました。

LinkStation mini

これで 2 台を順番にフォーマット。物理フォーマットなので、HDD 1 台あたり 6.5 時間ほどかかりました(´д`)。時間のある年末年始休みの間に作業して良かった・・・。
一応あらかじめディスクチェックをした際には HDD には問題は見つからなかったのですが、物理フォーマットはディスク上の不良セクタを回避するようにしてくれるので、万が一不良セクタが存在していた場合でも、これで改善していてくれるかも。

物理フォーマットが完了したら 2 台の HDD を LinkStation mini の筐体に戻し、元通りに電源と LAN ケーブルを接続します。

続いて、HDD 上のデータをまっさらにした=ファームウェアもきれいさっぱり消えている、ということなので、メーカーのドライバーダウンロードサイトから最新版のファームウェアをダウンロードし、解凍します。
余談ですが、最新版のファームウェアでは同梱されている TwonkyServer のバージョンが微妙に上がっているようで、DLNA 周りの動作が若干改善しているようです。

LinkStation mini

ファームウェアを解凍したら、この中の uImage.buffalo ファイルおよび initrd.img ファイル内に含まれる initrd.buffalo ファイルを取り出し、どこか適当なフォルダに置いておきます(詳細な手順は上記のリンク先を参照のこと)。
ちなみにこの段階ではまだファームウェアのファイルは削除してはいけません。

その後、フリーウェアの TFTPD をダウンロードし、PC 側の IP アドレスを 192.168.11.1 に変更。その後、TFTPD を起動し、設定画面上でアクセスパスに先ほど二つの .baffalo ファイルを保存したフォルダのパスを指定します。

LinkStation mini

ここで LinkStation mini の電源を入れると、何度かアクセスランプが点滅した後に、エラーランプ(赤いランプ)が点灯するので、本体上面の FUNCTION ボタンを長押しすると、ネットワーク経由で TFTPD 上のファームウェアファイルにアクセスが発生します。
その後、先ほどダウンロードしてきたファームウェアファイル内の LSUpdater.exe をダブルクリックで起動します。

LinkStation mini

ここまでの手順を踏んだことで、ファームウェアアップデータから LinkStation mini が見えるようになりました。
ここで、上記サイトの手順どおり、いったん PC 側の IP アドレスを「169.254.10.100」、サブネットマスクを「255.255.0.0」 に変更した上でファームウェア更新を実行します。

LinkStation mini

↑こういうメッセージが出ますが、気にせず「はい」。
しばらく待った後に、LinkStation mini を初めて買ったときと同じように、NAS が起動してきます。

LinkStation mini

何事もなかったかのように起動してくるので若干拍子抜け感を味わいつつ、念のため再度ディスクチェック。「正常に完了しました」とのこと。

LinkStation mini

デフォルトでは RAID 0(ストライピング)に設定されているので、私は RAID 1(ミラーリング)に変更します。RAID の設定変更にはまた待ち時間が発生するのですが、ここまででまる一日ほどかかっているので、もうなるようになれという心境(´д`)。

NASNavigator2 上でも警告マークが取れ、LS-WX2.0TL/R1 と仲良く並んで見えています。

LinkStation mini

ということで、予想外の幸運にも(?)HDD を交換しなくても LinkStation mini が復旧できてしまいました。ただしもう新しい NAS を導入してしまったので、復旧したところで何に使うかな、という新たな悩みは出てきましたが(´д`)。新しい NAS をデータ保存用に、LinkStation mini を DLNA サーバ用に、というように使い分けられるのが理想なんですが、そうすると新 NAS の特定のフォルダ以下のファイルのうち拡張子が jpg のものだけを 1920×1080 にリサイズして LinkStation mini にコピーするような定次バッチを仕込みたいところ。でもそんなちょっと凝ったことをやりたかったら、市販の NAS じゃなくて Linux ベースの NAS を自作してシェルスクリプト仕込まないと無理ですよね・・・。

まあ、使い道には迷いますが、とりあえず直ったので良し(´д`)。

投稿者 B : 23:00 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2011/01/06 (Thu.)

Sandy Bridge が正式発表に

ASCII.jp:Sandy Bridgeこと第2世代Core i7/i5/i3、ついに発表 ASCII.jp:内蔵GPUの存在を大きく変える「Sandy Bridge」の性能とは?

ラスベガスで開催されている International CES にて、Intel が新 CPU「Sandy Bridge」(コードネーム)ファミリーを正式発表しました。昨年 Calpella が発表されたときにエントリーしたとおり、ここ数年の PC プラットフォームの中では最も本命と言える CPU で、デスクトップにしろノートにしろ優れた製品が数多く期待できる、とても素性の良いものと言えます。

Calpella 世代からの大きな変更点は以下の通り。

  • CPU アーキテクチャの見直しによる処理効率の向上。同クロックならば従来よりも性能向上しつつ、低消費電力化
  • CPU の動作周波数の底上げによる性能向上
  • CPU パッケージ内に CPU とメモリコントローラ・GPU をオンダイにした構成から、CPU・GPU・メモリコントローラを 1 つのダイに統合し SoC(System-on-a-Chip)化。これによりさらに高性能・省電力化
  • 内蔵 GPU 性能の大幅な向上。従来のディスクリート GPU のローエンドを凌駕する性能
  • MMX・SSE に続く新たな SIMD 演算命令「AVX」に対応。これにより 3D Blu-ray などの再生にネイティブ対応
  • 内蔵 GPU が GPGPU(General Purpose GPU)に対応。MPEG のデコードが内蔵 GPU でハードウェアアクセラレート可能に
CPU の性能向上は従来の延長線上にあるので驚きはありませんが、トータルでの消費電力の低減と GPU 性能の大幅な向上は Intel プラットフォームとしては完全に新世代と言えるもの。今年は PC の買い換え時と言って良さそうです。

ちょっと昔話をすると、この Sandy Bridge は Intel のメインストリーム PC 向けプラットフォームとしてはようやく SoC 化にこぎつけたもの(初の PC 向け SoC としては、Silverthorne=Atom Z が既にリリース済み)。2000 年に Intel の PC 向け SoC として大きな期待を寄せられていた「Timna」(コードネーム)がキャンセルされて以来、10 年の刻を超えて現代に甦った Timna ということができるかもしれません。
とはいえ、Timna は元来モバイル Celeron を置き換える SoC と言われていたので、その位置づけを考えれば(Sandy Bridge はハイエンドから Atom を除くローエンドまでほぼ全ての製品ラインをカバーするので)、低価格 PC 向けの SoC として一足だけ先に発表された AMD の Fusion APU こそが現代の Timna と言えるのかもしれませんが、いずれにしても感慨深いものがあります。それだけ、当時のヘビーモバイラーとしては、RDRAM の失敗に引きずられた Timna のキャンセルには、落胆させられたものです。

古い PC ユーザーの戯言はさておき(笑)、自作 PC ユーザーとしては、2 年前に HDD 交換して以来いじっていない自作機(使ってはいるけど)もそろそろ更新のしどきですかね。性能的には現在の Core 2 Duo E8400(3.60GHz にオーバークロックして常用)でも特に不満はないのですが、消費電力が下がる恩恵を受けられるのと、EOS 7D の RAW 現像を少しでも軽くしたいので・・・。RAW 現像に関しては、キヤノンの DPP の現像処理が他の現像ソフトに比べて遅いようなので、CPU だけが悪いわけではなさそうですが。また、グラフィックももう Sandy Bridge 内蔵 GPU のほうが、今使っている GeForce 8600GT より高性能っぽいなあ・・・。
とはいえその前に、Win7 SP1 が出たらかれこれ 10 年弱使っている WinXP をいい加減入れ替えようと思っているのと、長年後回しにし続けている PC ケースの買い換えを先に実行したいですが。

私の周りではそろそろデスクトップ PC を棄てて VAIO Z あたりをメインマシンにする人がちらほら出てきているので、私もそうしたい考えもあるんですが、自作機をちまちまパワーアップするほうが懐も痛みにくいし、何よりもバr(ry

投稿者 B : 22:30 | PC | PC DIY | コメント (0) | トラックバック

2011/01/05 (Wed.)

LinkStation mini をバラしてみる

RAID にトラブルが発生してしまった我が家の LinkStation mini ですが、LS-WX2.0TL/R1 に買い換えてとりあえずデータの待避はできたので、あとはダメモトで修復に挑戦してみることにしました。

ということで、まずは開腹から。分解手順は PC Watch の記事に掲載されていたとおりです。

※分解するとメーカーサポートが受けられなくなるので、あくまで自己責任で!当然この blog としても分解を推奨するものではありません。

LinkStation mini

分解は、まずプラスチックの外装を剥がすところから。外観からはビスが見当たらないので、外装はツメで固定されているようです。
背面にある電源スイッチと DC ジャック付近に微妙なスリットがあるので、そこにスクレイパーを差し込んでこじっていき、天面と底面にあるツメも外してやります。ここが最初にして最大の難関なので、慎重に作業してやる必要があります。

それにしてもスクレイパー・・・というか、百円ショップで買ったステンレス製のヘラ(ぉ)なんて、初代 Mac mini を買って自分でメモリ増設したとき以来、5 年ぶりに使ったよ(笑。

LinkStation mini

反対側は、バスタブ形状の筐体にはめ込まれているだけなので、スコッと抜けます。

LinkStation mini

HDD の両側には、写真のようなフレーム(金具)がついていて、この金具からリベット状に出ている突起が HDD のネジ穴に合うようになっています。

LinkStation mini

HDD 側。HDD は上述のフレームと SATA コネクタのみによって固定されています。ここまで分解してみて気がついたのですが、この NAS、アセンブリ(組み立て)工程でビスが一切使われていません!
この手の精密機器の製造プロセスにおいては、ビス留めの作業は部品のコストではなく製造コスト(工員の作業時間)に直結するため、ビスの数は極力減らすのが鉄則。それを完全ビスレスで作ってしまったこの設計には拍手を送りたいです。まあ、この構造のおかげでユーザー側での HDD 交換ができない仕様になってしまっているので、善し悪しですが・・・。個人的には、この設計は美しいと思う反面、あと一回り大きくても良いから HDD は交換可能にしておいてほしかった。

LinkStation mini

メイン基板。この手の NAS や HDD ケースではメイン基板も投げやりな設計になっていることが少なくないですが、この基板はけっこうちゃんと設計された、キレイな基板ですね。といっても、主にはプロセッサと DRAM、ネットワークコントローラのみが載ったシンプルな構成ではあります。

LinkStation mini

裏面はさらにシンプルで、ほぼフラッシュメモリのみ。

LinkStation mini

搭載されていた HDD は日立 GST の「HTS545050KTA300」が 2 基。12.5mm 厚、SATA(3Gbps)、8MB キャッシュ、5,400rpm のドライブです。12.5mm 厚の 2.5inch HDD 自体あまり出回っていないので、ユーザーレベルで交換するとすれば現在なら 9.5mm 厚の HDD を試用することになるでしょう。

ということで、全バラシに成功。復旧させるための下準備は整いました。で、ことの顛末は後日に続きます。

投稿者 B : 22:00 | Home Network | PC | コメント (2) | トラックバック

2011/01/03 (Mon.)

AVeL Link Player でテレビをレンダラー化する -DLNA アプリ「Twonky」レビュー番外編

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Twonky のレビュー、いったんまとめまで書きましたが、今回みんぽすよりレンダラー機能を備えた DLNA クライアント機器をお借りしたので、番外編としてレビューしたいと思います。
PS3 が最新ファームでも DMR(レンダラー)に対応していなかったという想定外の事態(というか、自分の勘違い)により、自宅に DMR 対応機器がなかったので、今までのレビュー記事では PC 用の TwonkyManager が持っている DMR 機能を使って動かしていましたが、このおかげでテレビを DMR 化できます。

アイ・オー・データ機器 / AVeL Link Player AV-LS700

AV-LS700

DLNA の機能の中でも DMR はまだまだマイナーな要素なのか、専用 DLNA クライアント機器でも DMR 機能を備えた製品はまだまだ上位機種のみに絞られますね・・・。この AVeL Link Player はこの手の機器の中ではメジャーな製品だと思うんですが、ほとんどは DMC 機器として認知されていると思います。
デザインが AV 機器然としているので、写真を見ただけではけっこう大きそうなイメージがありますが、実際にはかなりコンパクト。

AV-LS700

DVD のトールケースと比較するとどれくらいコンパクトか分かると思います。
まあ、他の AV 機器と違ってメディアデッキもアンプも内蔵しておらず、おそらく組み込み系のコンピュータと I/O ポートくらいしかついていないので、そんなに大きくなる要素もないのですが。

AV-LS700

背面の入出力端子は案外充実していて、D(D4)端子、黄白赤のアナログ映像/音声出力、光デジタル音声出力、HDMI 出力、USB 端子(外付け HDD の接続用)、そして 2 ポートの LAN 端子も備えています。この LAN 端子は HUB になっており、既にテレビ下の HDD レコーダやゲーム機が LAN に繋がっている場合には、別途 HUB を用意しなくても AV-LS700 を既存ネットワークに追加することができます。
ちなみに我が家では以前紹介したとおり、テレビ下の機器は一通り有線-無線 LAN コンバータ(バッファローの WLI-TX4-AG300N)を使って無線化しているため、AV-LS700 もこれに繋ぎました。

AV-LS700

付属のリモコンはけっこう大きいです。多機能タイプで、プリセットによりテレビの操作にも対応しています。が、十字キー周辺のキー(ホーム/メニュー/戻る など)が、私が自宅で使っているソニー製 BD レコーダのリモコン(テレビリモコンとしても使用)と全く違います。特に、「メニュー(オプション)」と「戻る」ボタンの配置が正反対なので、私にとっては非常に使いにくい。テレビのリモコンはメーカーによってボタン配置が全然違うので、仕方のないことだとは思いますが・・・。

AV-LS700

接続して電源を入れたところで、おもむろにファームアップの案内が。10 分ほどかかるということなので、「OK」を押してしばらく待ったところ、アップデートが完了して再起動がかかりました。

AV-LS700

こちらが AV-LS700 のホーム画面。DLNA クライアントとしての機能だけでなく、アクトビラや TSUTAYA TV、あと本体の SD カードスロットに挿入したメディアや USB ポートに接続した機器のコンテンツ再生などにも対応しています。最近では、テレビ本体にこれらの機能を備えたものが増えてきていますが、そうではない少し古めの機種へのアップグレードとして AV-LS700 のような多機能 DMC を追加するという選択肢もアリだと思います。

AV-LS700

ホーム画面で「ホームネットワーク」を選択すると、ネットワークに繋がっている DLNA サーバの一覧が表示されます。Twonky があらかじめ設定画面等でサーバを選択しておき、操作画面では最初からサーバ内のコンテンツ一覧が表示されるのに対して、AV-LS700 では毎度サーバ一覧から辿って行かなくてはならないので、一手間ではありますが操作が増えてしまいます。このあたりは家庭内に複数台の DLNA サーバがあり、ユーザー側もそれを意識しながら使う前提という上級者向けの AV-LS700、家庭内にはサーバは 1 台しかない前提 or TwonkyServer のアグリゲーション機能でホームネットワーク内のコンテンツを一括管理できる Twonky、という設計思想の違いでしょう。が、いったん TwonkyServer のアグリゲーション機能の利便性に慣れてしまうと、毎回一覧からサーバを選択するのはちょっと面倒に感じてしまいますね。

AV-LS700

サーバを選択した後は、サーバ内のコンテンツを辿っていきます。他の DLNA 機器同様、コンテンツの操作はフォルダ単位・日付単位・アルバム/プレイリスト単位などで行います。
フォルダやコンテンツの一覧が横並びでずらっと表示されるので、一覧性はあまり良くないですね。

AV-LS700

写真や動画などのコンテンツ一覧も横並び。コンテンツはサムネイル表示されず、アイコン表示のみらしく、ファイル名もしくはメタデータの中に記入されているタイトルを憶えていない限り、再生してみるまで中身が分かりません。
また、ファイルサイズ(写真の画素数や動画のビットレート、長さ等)によっては「再生準備中・・・」と表示されたまま数秒待たされることもしばしば。AV-LS700 かサーバ側の性能なのか、それともネットワーク速度が原因なのか分かりませんが、前者だとすると残念ながらレスポンスはあまり良くないと感じました。

AV-LS700

他にも、DLNA サーバのコンテンツ取得やフォルダ内のコンテンツ一覧表示をしようとすると「しばらくお待ちください・・・」で数秒~数分待たされるケースが何度もありました。私はデジタルカメラで撮った写真を全て NAS に保存しており、1,400 万~1,800 万画素のデジタル一眼レフで撮影した写真を一つのフォルダに百枚単位で入れていることも少なくないので、そういう環境だと一覧表示に時間がかかってしまうのかもしれません。が、他の機器(PC 等)の DLNA クライアント機能を使った場合には同じサーバを参照していてももっとレスポンスが良いので、AV-LS700 の性能もしくはソフトウェアの問題のような気がします。
いずれにしても、こうやってレスポンスが返ってくるのを待たされることが非常に多く、場合によっては「お待ちください」的なメッセージが表示されないまま画面が停止してしまうこともありました。その待ちが画面の表示待ちなのか AV-LS700 自体が固まっているのか分からず、ユーザーとしては非常にストレスが溜まってしまいますね。

AV-LS700

AV-LS700 の設定項目はあまり多くなく、DHCP のネットワーク(ほとんどの家庭内 LAN に該当すると思われる)では接続するだけで DLNA サーバを認識し、そのまま使用できると思います。
設定で変更すべき箇所があるとすれば、「映像・音声設定」の中の「HDMI リンク」のオプション。デフォルトでは無効になっていますが、これを「有効」に切り替えてやると、テレビと HDMI 接続した際に HDMI コントロール(HDMI-CEC。いわゆるブラビアリンクやビエラリンク等に相当)が有効になります。

AV-LS700

HDMI リンクを有効にして、BRAVIA(KDL-46X5050)の XMB で外部入力の状態を確認してみると、AV-LS700 に「HDMI コントロール」のマークが表示され、HDMI-CEC 対応機器として認識されているのが分かります。
この状態になっていると、たとえテレビ側の電源がオフになっていても、AV-LS700 の電源をオンにするだけでテレビの電源も連動してオンになるなど、テレビと接続機器があたかも一体になっているかのように、シンプルに操作することが可能です。ただ、AV-LS700 では HDMI コントロールによる連動が電源程度にすぎないのか(あるいはこの世代の BRAVIA では連動できる機能が限られているのか)、電源くらいしか連動しないようです。BRAVIA とソニー製 BD レコーダの組み合わせなら、BD レコーダの電源をオンにするとテレビの電源が入った上でテレビが自動的に BD レコーダの画面に切り替わってくれるので非常に便利なのですが、そういうことができないのはちょっと残念なところ。

さて、前置きが長くなりましたが、このエントリーは AV-LS700 ではなく Twonky のレビューが主目的なので、ここからが本題(笑。Twonky Mobile を DMC、AV-LS700 を DMR として DLNA を操ってみます。

Twonky Mobile

AV-LS700 をネットワークに参加させると、Twonky Mobile の「Settings」→「Set Player」の一覧に「AVeL Link Player」が表示されます。これが AV-LS700。ここで「AVeL Link Player」を選択すると、Twonky Mobile 上で AV-LS700 が DMR として設定されます。Player(DMR)はメディアの種類ごとに設定できるので、他にも DMR 対応機器を持っている場合には、写真と動画は AV-LS700 で、音楽は DMR 対応オーディオ機器で再生する、というような使い分けが可能です。

Twonky Mobile

Player を「My Phone」ではなく「AVeL Link Player」に設定しておくと、Twonky Mobile のコンテンツ一覧画面の左上に My Phone アイコンではなく DMR のアイコン(アイコンのデザインがノート PC になっているので、分かりづらいですが)が表示されます。この状態で再生したいコンテンツを選択すると、Android 端末上ではなく AV-LS700 に接続されたテレビで直接コンテンツが再生されます。スマートデバイスを DLNA のリモコンとして利用できる、Twonky Mobile の醍醐味を最大に活かせる使い方だと思います。
ただ、コンテンツの内容をサムネイルだけで判断しなくてはならず、かついきなりテレビ側で再生が始まってしまうので、慣れないとこの操作性には若干違和感があるかもしれません。

Twonky Mobile

Player が「My Phone」であっても、Android 端末上で写真や動画などを再生している画面上で「Beam」ボタンをタップすることで、AV-LS700 にコンテンツを BEAM して送ることができます。DLNA サーバ上に大量のコンテンツが溜まっている場合には、サムネイル画像を見ただけでは再生しようとしているコンテンツの中身が何なのか把握できない場合もあると思うので、いったん Android 端末側でコンテンツの中身を確認してから BEAM したほうが操作上のストレスは少ないでしょう。

ということで、やはり Twonky のメリットを最大限に活かすには、DMR 対応機器を利用したほうが良いということが AV-LS700 を使ってみてよく分かりました。逆に DMR と組み合わせた BEAM 機能を使わなければ、せいぜいコンテンツのアグリゲーション機能とフォーマットの自動変換機能くらいしか他の DLNA 対応ソフトウェアとの違いがなかったりするので、Twonky は DMR がある環境で使うのがベストと言えます。

また AV-LS700 に関しては、操作に対するレスポンスや UI など、単体の DMC 機器としては正直言って使いやすいとは言えず、けっこうストレスが溜まってしまう作りになっているのが非常に残念です。まあ、現時点での Linux ベースのデジタル家電の UI は、正直このレベルのものが非常に多いので、AV-LS700 が取り立てて悪いわけではないんですが、Apple 製品あたりの UI に慣れてしまうと、厳しいと言わざるを得ないのが本音です。DMC として使うだけであれば、PS3 の DLNA クライアント機能が UI もレスポンスも優れているので、PS3 のほうが良いかな。でも、このエントリーの本題である DMR 機能や、アクトビラ・TSUTAYA TV(といっても、個人的には TSUTAYA TV はともかくアクトビラには魅力を感じませんが・・・)対応などは PS3 にはない機能なので、そういった用途があれば AV-LS700 を使う意義はあると思います。
ただ、個人的には DMR のためだけに専用機を購入して、さらにテレビの貴重な HDMI 入力を 1 系統つぶしてしまうのはもったいないので、そのうち買い換えたいと思っている AV アンプの購入をなるべく前倒しして、DMR 対応機種を買うようにしたいですね(レビュー用に借用しておいてこういうのもなんだか申し訳ないですが)。あるいは、PS3 が早くアップデートで DMR に対応してくれれば、言うことはないんですが・・・。

結論としては、やっぱり Twonky Mobile(のようなスマートデバイスを DMC として使えるソフトウェア)と DMR の組み合わせはとても便利で楽しいものの、それに対応した DMR 機器の使い勝手はまだまだ発展途上、ということですかね。もし他の DMR 機器を試す機会があれば、またレビューしてみたいと思います。

アイ・オー・データ機器 / AVeL Link Player AV-LS700

B002Z9JWTE

■関連エントリー
ホームネットワークの敷居を下げる「Twonky」 -Twonky モノフェローズイベントレポート (1)
デジタルメディアに自由を! -Twonky モノフェローズイベントレポート (2)
私がホームネットワークでやりたかったこと -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (1)
PC 用「TwonkyManager」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (2)
Android 用「Twonky Mobile」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (3)
Twonky を使ってみて、とりあえずのまとめ -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (4)

13075-2969-195740

投稿者 B : 21:38 | Home Network | Minpos Review | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/12/12 (Sun.)

NAS を(結局)買い換え

NAS の RAID 構成にトラブルが出た件、自前で修理するか買い換えるか・・・と少し悩んでいたんですが、私と家族のパーソナルコンテンツが溜まっている貴重なディスクはやっぱり信頼性命だから、半端に修理するくらいならいっそのこと買ってまえ!と、思い切って買い換えました。

バッファロー / LinkStation LS-WX2.0TL/R1

LinkStation

2TB で 2 万円とちょっと。良い時代になったものです。まあ、アキバのバルクドライブの相場は 1TB で¥5,000 弱、2TB でも¥10,000 前後だから、それを考えればこんなもんという価格ですが、安くなったなあ・・・。
今まで使っていた LinkStation mini が 1TB だったので、容量は 2 倍になりました。RAID 1(ミラーリング)で使うので、実質 1TB のドライブとして使います。

LinkStation

LinkStation mini と比較するとこれだけ違います。デザインはほぼ相似形に近いですが、容積が段違い。内蔵している HDD が 3.5inch か 2.5inch かで、これだけ違ってくるんですね。

LinkStation

電源は AC アダプタ。3.5inch HDD×2 を駆動させるからにはけっこう大きいアダプタがついてくるかと思ったら、それほど大きくなくて安心しました。ちょっとしたモバイル PC の AC アダプタと大差ないくらいです。

LinkStation

内蔵されていた HDD は Western Digital の WD Caviar Green WD10EADS(500GB プラッタ、5,400rpm、32MB キャッシュ、SATA)でした。ネジ止めは一切なく、フロントパネルを外したらあとはレバーを押しながらレールを引っ張ってやるだけで簡単に外せます。

LinkStation mini のほうは HDD 換装はおろか RAID の再構成すらサポートしていない仕様で、何のための RAID だよという感じでしたが、この 3.5inch 版の LinkStation はもちろん HDD 換装をサポートしているので、自分でこうやって交換できます。いざというときの対処がしやすいという点では、特に私のように絶対に消えてほしくないデータを入れる用途に使う NAS では、こっちのほうが良いですね。
まあ LinkStation mini も HDD 換装と RAID 再構成の非サポートであることを除けば、省スペースだし省電力だし静かだし、容量さえ足りていれば良いことずくめなんですが、可用性に難アリでしたね・・・。

軽くスピードも測ってみました。自作機からネットワーク(1000BASE-T)越しに FTP で送受信した実測値です。

ドライブPUTGET
LS-WX2.0TL/R116.94MB/s19.81MB/s
LS-WS1.0TGL/R18.69MB/s12.37MB/s

LinkStation mini よりも確実に速くなってますね。3.5inch HDD 搭載なので当然ではありますが。でも、ネットワーク越しだと内蔵 HDD よりも段違いに遅いので、体感的にそんなに速くなった印象はありません。そういう意味では、家庭内で使う NAS であれば 2.5inch でも十分という私の考えは変わりませんが、これで LinkStation mini も HDD 交換可能だったらなあ・・・。

さておき、しばらく使ってみた感じでは、心配していた動作音は電源投入直後のスピンアップ時以外はそれほど気にならず、今までの LinkStation mini よりも少し音が聞こえるかな?という程度。私が NAS を設置しているのは書斎のデスクの上で、自分がいるときはたいてい自作機の電源が入っているので、そのせいで気にならないだけかもしれませんが、私にとっては十分です。
容量も実質 1TB になって、LinkStation mini から全データを移行してきた後でも 65% くらい空いているので、まだまだ余裕。少なくとも 2~3 年は買い換えなくてもディスクがいっぱいになるということはなさそうです。

とりあえずデータの心配がなくなったので一安心。引き続き片肺状態になっている mini のほうは、どうしようかな・・・。

投稿者 B : 23:49 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/12/07 (Tue.)

Twonky を使ってみて、とりあえずのまとめ -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (4)

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Twonky のレビュー、ひとまずここまでのまとめ編をお送りしたいと思います。

Twonky Mobile

Twonky の目指すところは、家庭内のネットワーク機器が従来は機器ごとの仕様や制限をユーザーが理解して、組み合わせや使い方でもって「使いこなして」やる必要があったのを、Twonky が各機器の仲介役になることで、それぞれの機器の仕様の違いを吸収し、機器間をフラットに繋ぐことで、ユーザーが複雑なことを意識しなくてもホームネットワークを「自然に使える」ような世界を作ること。
また、スマートフォンやタブレット端末をリモコン的に使うことで、ネットワーク上のコンテンツをより直感的に、扱いたいように扱えるというのも大きなメリットです。Twonky Mobile のおかげで、私が以前からやりたかったことが、ほぼそのままに近い形で実現できそうなことも分かりました。

ただ、残念なことに我が家にはレンダラー(DMR)機能に対応した機器がなく、「BEAM」機能に関しては PC 用の TwonkyManager のレンダラー機能を使って擬似的に体験しただけでした。
というのも、自宅にある PS3 なら当然バージョンアップ対応している機能だろうと高を括っていたところ、いざ使おうとしてみたら比対応だった、という・・・。1 年前のインタビュー記事で開発者の方が「技術的には可能だが、商品性やコストの観点で優先順位は低い」ということを話しているようですが、ぜひとも今後の対応に期待。そういう意味では、我々ががんばって DMR の認知度をもっと高めていく必要もあるかと思います。
DMR に対応したら、今よりも稼働率が上がるだろうし、爆音爆熱の初代 PS3 から現行型に買い換えても良いかなあ・・・と言ってみるテスト(^^;;

さておき、Twonky がサポートしている DMR 機器の一覧は以下のフォーラムに随時アップデートされているので(英語ですがメーカー名と型番くらいなのでそんなに難しくありません)、参考になるかと。

Twonky Digital Home Forum • View topic - Devices that work with Twonky software

最近の DLNA 対応テレビや AV アンプならばかなり幅広く対応している印象です。我が家の BRAVIA は残念ながらギリギリ外れていますが、ここ 2 年以内くらいに発売されたものの多くが対応しているので、アナログ停波に向けて最近テレビを買い換えた人は対象になっているんじゃないでしょうか。

でも、これらの対応機器情報をもとに「機器間の差異を吸収して、再生側で対応しているフォーマットでコンテンツを送り出す」というのが Twonky のキモではあるものの、私が使ってみた限りでは再生できないフォーマットがいくつかあったので(特に HDV 方式の MPEG-2 動画が再生できなかったのは痛い)、実際にはまだまだ発展途上なのかなという印象を受けました。このあたりは今後に期待ですかね。

話を元に戻すと、Twonky は PC 用の TwonkyManager、Android 用の Twonky Mobile ともに DLNA 用のソフトウェアとしては非常に多機能で面白いと思いました。が、活用するにはまだまだ「使いこなし」が必要なレベルで、パケットビデオ社が目指す「ネットワーク上のコンテンツを、誰でも、いつでも、どこでも、どんな機器ででも気軽に楽しむことができる」という世界には、まだまだ超えるべきハードルがいくつもあるな、と感じたのも事実です。
ソフトウェア自体の不安定な挙動や不親切さが散見される部分は言うまでもなく改善が必要だと思います。が、それ以上に「DMS/DMP/DMR/DMC が全部入りであるからこその分かりにくさ」があると思うので、もしかしたら例えば思い切って初心者用にライト版のアプリを用意するとか、ソフトウェア自体に簡易モードと詳細モードを用意するとか、敷居を下げる工夫をしてみてもいいかもしれません。機能が分かれていないから分かりやすい、という考えもアリだと思うので、このあたりは見せ方次第かもしれませんが。

あと、これはイベントでも出ていた話ですが、ホームネットワークを語るときにカタカナ語やアルファベットの略語を避けて通れないことも大きいでしょう(そもそも「DLNA」自体がアルファベットの略語だし)。近いところの成功事例を挙げると、無線 LAN は「親機」「子機」というコードレス電話機の概念を持ち込むことで理解のハードルを下げましたが、これと同様に既存の概念を持ち込んで解りやすい表現をすることはできるんじゃないでしょうか。さすがに無線 LAN よりも複雑な仕組みなのでパッとは思い浮かびませんが(笑)、「やりたいこと」自体はシンプルなので、やりようはありそうです。

さておき、Twonky Mobile は最近使用頻度の下がっていた Xperia を活用するいいアプリケーションになってくれそうなので、引き続きしばらく使ってみたいと思います(その前に DMR 対応機器を入手しないと・・・)。理想を言うと、リビングで使うなら iPad を DMC として利用できるのがベストなんですが、Twonky のようなソリューションは Apple の AirPlay と競合する部分もあるし、AppStore での配信は難しいかなあ。ただ、DMC 単体のアプリとしては「DiXiM DMC」が iOS 用に出ているので、DMS/DMP/DMC 統合アプリとしてでなく、DMP/DMC 専用アプリとしてであれば Twonky for iOS が出せる可能性はありそうです。まあ最近では Android 系のタブレット端末に選択肢が増えてきているので、そちらを選んだ方が手っ取り早いかもしれませんが。

ということで、今後の Twonky のさらなる進化と改善に期待しつつ、レビューをいったん終わりたいと思います。お付き合いいただきどうもありがとうございました。
また、イベントその他でお世話になったパケットビデオ・ジャパンの皆様、本田雅一さん、同席されたモノフェローズの方々、および WillVii(株)の皆様にもこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

最後に、本件に絡んで本田雅一さんの blog がエントリーされていたので、リンクを張っておきます。

面白いものが、広まるとは限らない:パースペクティブ・アイ:ITmedia オルタナティブ・ブログ

私も似たような考えでオンラインでの情報発信を始めた部分があるので、この記事には非常に共感できます。また、DLNA については私もこのまま諦めてしまうには惜しいソリューションだと感じているので、今後もいろいろと試行錯誤してみたいと思います。

■関連エントリー
ホームネットワークの敷居を下げる「Twonky」 -Twonky モノフェローズイベントレポート (1)
デジタルメディアに自由を! -Twonky モノフェローズイベントレポート (2)
私がホームネットワークでやりたかったこと -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (1)
PC 用「TwonkyManager」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (2)
Android 用「Twonky Mobile」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (3)

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投稿者 B : 00:03 | Home Network | Minpos Review | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/12/02 (Thu.)

NAS LinkStation mini の RAID トラブル発生

最近 NAS がいっぱいになって Mac mini Server に買い換えた人もいるようですが、新しい NAS いいなーと思っていたら、我が家の LinkStation mini(LS-WS1.0TGL/R1)がある日突然こんなこと↓に。

LinkStation mini

ちょ、NAS の RAID 構成に障害とか!!

我が家の LinkStation mini には基本的にこれまで撮ってきた写真や動画のほとんどを入れているので、RAID 1(ミラーリング)で万が一のディスククラッシュ時にもデータが救えるようにしています。
が、その RAID に障害とか。ディスク 2 を RAID アレイから外したというメッセージが出ているので、ディスク障害ですかね?

NAS LinkStation mini

NASNavigator(バッファローの NAS 管理ユーティリティ)上でも、冷や汗が出てきそうな赤い!マークが表示されています。

ここのところ Twonky のテストだ何だ、でディスクに負荷をかけたからですかね・・・?確かに、かなり頻繁に LinkStation 内のコンテンツ一覧を取得したり、TwonkyManager からコンテンツアグリゲーションをかけたりしていたので、この NAS を買って以来最も負荷が高い状態が続いていたのは事実です。
まあ、HDD を 2 年半常時稼動させ続けたら、そろそろ 1 台くらい壊れてもおかしくない時期ではありますが。

LinkStation mini

現在は RAID 1 設定ではあるものの、ディスク 1 台で動いている状況。ミラーリングなのでデータの消失はありませんでしたが、とりあえず大急ぎでバックアップ・・・。

エラーメッセージを読むと、「この製品ではユーザー自身での HDD 交換や RAID の再構成はサポートしていないので、サポート窓口に連絡を」とのこと。HDD 交換が公式にサポートされていないのは解っていて買ったんですが、ユーザーレベルで RAID の再構成をさせてくれない仕様とは(´д`)。私のように RAID 0 だとディスククラッシュ時にデータは守られるけど、修理はメーカー送りにしなくてはならない、というのでは、何のための RAID だよという気が・・・。3.5inch HDD 搭載の NAS は多くがユーザーレベルでの HDD 交換や RAID の構成変更に対応しているのに、2.5inch だけ不可、というのもちょっと解せません。

でも調べてみるとユーザー側で何とかする方法は(自己責任ながら)一応あるようなので、ちょっとがんばってみようかと思います。

ただ、3.5inch タイプで良ければ、2TB の NAS でも¥20,000 前後まで下がってきてるんですね・・・いっそのこと買い換えてしまったほうが手っ取り早いかも(´д`)。

バッファロー / LinkStation LS-WX2.0TL/R1

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投稿者 B : 00:30 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/11/29 (Mon.)

Android 用「Twonky Mobile」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (3)

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昨日に引き続き、今日は Twonky の Android 用アプリ「Twonky Mobile」についてレビューを書かせていただきます。

と思ったら、INTERNET Watch で清水理史氏が既にレビューを書かれていて、これがとても解りやすくまとまっているので、これを読めば十分かもしれません(ぉ。

【清水理史の「イニシャルB」】 第416回:待望のAndoroid向けDLNA対応プレーヤー登場~パケットビデオ「Twonky Mobile」を試す -INTERNET Watch

さておき(笑)、レビューを始めます。
なお、レビュー用端末としては Android 2.1 化した Xperia を使用しています。

Twonky Mobile は、Android Market からダウンロードできます。残念ながら、PC 版とは違い Android 版は現時点で英語版のみ。それほど難しい英単語が出てくるわけではありませんが、DLNA の概念が絡むとちょっと難解になってしまうので、早いうちの日本語化を期待します。

Twonky Mobile

Android Market で「Twonky」で検索すると、「Twonky Mobile」のほかに「TwonkyServer Mobile」の 2 つが見つかりますが、Twonky Mobile には TwonkyServer Mobile の機能が含まれるので、通常は Twonky Mobile をダウンロードすれば良いでしょう(TwonkyServer Mobile は DMS だけの機能なのに対して、Twonky Mobile は DMS/DMP/DMC に対応)。2 つを同時にインストールしても、Twonky Mobile の起動時に「TwonkyServer Mobile をアンインストールしてください」という意味のエラーメッセージが表示されて起動できないので、意味がありません。

Twonky Mobile

インストールが完了すると、アプリ一覧に Twonky Mobile のアイコンが表示されるので、必要に応じてホーム画面にコピーします。

Twonky Mobile

アイコンをタップすると、Twonky Mobile が起動します。

Twonky Mobile

なお、Twonky Mobile が起動すると、バックグラウンドで TwonkyServer が動きだし、ステータスバーに Twonky の通知アイコンが表示されます。これが起動していると、他の DMP(DLNA 対応のテレビやオーディオ機器等)から Android 端末内の共有コンテンツを表示し、再生することができるようになります。スマートフォンで撮影した写真なんかも見られてしまうので、接続するネットワークによっては注意が必要ですね。

Twonky Mobile

これが Twonky Mobile のメイン画面。DLNA クライアント(DMC)をそのまま Android 機器の画面に表示したような見栄えになっていて、ここから「Music」「Videos」「Photos」のメディア種別を選択し、一覧表示できるようになっています。

上の画面キャプチャは Xperia でネットワーク上の NAS に入っている写真を一覧表示しているところです。ここで、表示したい写真をタップすると、

Twonky Mobile

再生画面に切り替わります。残念ながら、PC 用の TwonkyManager 同様に画像の拡大表示機能はなく、画面サイズにちょうど収まるように自動リサイズして表示するモードのみ。

Twonky Mobile

ただし、Android の画面回転機能に対応しているので、横長の写真であればこのようにしてほぼ画面いっぱいに表示することは可能です。

ただ、写真に限らず音楽でも動画でも、たまに「Unable to start Playback」というエラーメッセージが出て再生できないファイルがあるようです。コーデックが対応していないのが主な原因だとは思いますが、「再生できない」だけじゃなくてせめてその理由まで表示してくれないと、何が悪いのか対処のしようもないんですけど・・・。

ちなみに、この画面上に「Beam」という大きなボタンが表示されているのが目につくと思いますが、これが TwonkyBeam と同様の BEAM 機能。後述の設定でレンダラーを指定しておくと、ここで表示しているコンテンツを対象機器に BEAM(飛ばす)することができます。

Twonky Mobile

イメージ的には、こんな感じで Android 端末をリモコンのようにして、テレビやオーディオ機器にコンテンツを表示させることが可能。残念ながら私が買った BRAVIA(KDL-46X5050)は BRAVIA が DMR に対応する直前の世代の機種なので、これはあくまでイメージです(笑。
また、「BEAM」というとテレビに向けて操作するリモコン的な印象が強いですが、通信は赤外線ではなく無線 LAN 経由で行うので、わざわざテレビに向けて操作する必要はありません。

Twonky Mobile

この BEAM 機能が面白いのは、単に Twonky Mobile 上だけでなく、Twonky Mobile をインストールしておけば他の Android アプリからも BEAM が使えるようになるところ。Xperia の Mediascape ではメールアイコンをタップ、Web ブラウザでは例えば YouTube の再生ボタンを押した際に、上記のような選択画面が表示され、ここで「Beam with Twonky」を選択すると対象機器に BEAM できます。スマートフォンで撮影した写真だったり、見つけた YouTube 動画だったりを簡単にテレビでみんなと共有することができるわけです。

Twonky Mobile

Twonky Mobile には、他の DMS 上にあるコンテンツを Android 端末上にコピーすることができる「Copy to Phone」という機能が搭載されています。
この機能は、Twonky Mobile のコンテンツ一覧上で Android 端末にコピーしたいファイル名を長押しすると、メニューから「Copy to Phone」が選択できます。

Twonky Mobile

Android 端末にコピーしてきたコンテンツは、Xperia であればもちろん Mediascape にも反映されます。

通常であれば、PC や NAS に保存されているデータをスマートフォンにコピーしようと思ったら、スマートフォンを PC に接続するかメモリーカード経由でコピーする必要があったのですが、この機能を使えばスマートフォン上の操作でコピーが完結できてしまうので、かなり手間が省けます。デジカメで撮った写真のうちいくつかをスマートフォンに入れていつでも見れるようにしたい、というような用途では、けっこう使えるんじゃないでしょうか?

最後に、設定周りから見ていきます。設定画面は Android 端末のメニューボタン(Xperia の場合はホームボタンの左隣)を押し、表示されるメニューの中から「Settings」をタップします。

Twonky Mobile

設定メニューに並ぶのは以下のとおり。

  • Set Player : Twonky Mobile で操作する DMR の指定
  • Set Library : 同じく Twonky Mobile で操作する DMS の指定
  • Media Sharing Setting : この Android 端末内のコンテンツを Twonky Mobile で DMS として共有するための設定
  • Copy to Phone Manager : 他の DLNA 機器からこの Android 端末にコンテンツファイルをコピーする「Copy to Phone」機能の管理(ちゃんと使っていないので分からないのですが、コピー中のタスクを中断することができる?)
  • Set Copy to Phone Folders : 「Copy to Phone」でコンテンツを Android 端末内のどのフォルダに保存するかの設定
順を追って解説していきましょう。

Twonky Mobile

設定メニューの並び順どおりだと逆に分かりにくいので(笑)、まずは「Media Sharing Setting」から。ここでは、この Android 端末自身を DLNA サーバとして、端末内のコンテンツをネットワーク上で共有するための設定が行えます。

まず「Server Name」は、この端末の DLNA サーバの名称。デフォルトは「TwonkyServer Mobile」で、このままでも特に問題はありませんが、もし同じネットワーク内に Twonky Mobile/TwonkyServer Mobile が入った Android 端末が複数台ある場合は、適宜変更したほうがいいでしょう。

画面下半分に表示されている「Music」「Photos」「Videos」のチェックボックスは、どのコンテンツを共有するかの設定。スマートフォンで撮影する写真や動画は比較的パーソナルなものが多いでしょうから、ネットワーク上で誰かに覗かれたくない、という場合には「Music」だけ共有する、ということが可能です。
どのフォルダのコンテンツを共有するか、といった設定はないようで、Android 標準の音楽・写真・動画フォルダが自動的に共有されるようです(違っていたらごめんなさい)。

Twonky Mobile

続いて「Set Library」。ネットワーク上の DMS のどのコンテンツを操作するかを選択します。操作できるサーバは TwonkyServer だけでなく、DLNA 規格に準拠した DMS ならば基本的になんでも OK で、NAS 内蔵の DLNA サーバ機能、Windows Media Connect や VAIO Media plus といったサーバも表示されます。1 台の PC で複数の DLNA サーバソフトを動かしている場合は複数のサーバとして見えるので、ちょっと混乱しがち。あまり 1 台で複数のサーバソフトを起動させないほうが良いでしょう。

また、昨日書いたとおり、PC 用の TwonkyManager にはコンテンツのアグリゲーション機能が搭載されているので、ネットワーク上に複数台の DMS がある場合は、サーバ側でアグリゲーションしてしまえば、いちいちここでサーバを切り替えなくてもホームネットワーク内のコンテンツを全て操作できるのでラクだと思います。ただ、あまりにもコンテンツの量が膨大になってくると目的のコンテンツを探しにくくなるので、用途に応じて設定するのが良いでしょう。

この一覧に表示されている「TwonkyServer Mobile」は、さっきの「Media Sharing Setting」で指定したサーバ名ですね。端末内のコンテンツを DLNA 対応のテレビやオーディオ機器等で再生したい場合は、これを選択します。

Twonky Mobile

「Set Player」では、Twonky Mobile で操作する DMR をどれにするか選択します。「My Phone」を選択すると動画や音楽などのコンテンツはこの Android 端末のディスプレイやスピーカから再生されます。つまり、Twonky Mobile 自身を DMP として使うモード、と理解して良いでしょう。

「My Phone」以外には同一ネットワーク上に存在する DMR の一覧が表示されています。PC 用の TwonkyManager がある場合は、もちろんそれも表示されます。ここで「My Phone」以外の機器を選択すると、Twonky Mobile 上で選択したコンテンツがこの Android 端末上ではなく、選択した機器のディスプレイ/スピーカから再生されます。つまり、Twonky Mobile を DMC として使用するモードになります。

Twonky Mobile

「Set Copy to Phone Folders」では、「Copy to Phone」機能におけるコンテンツの保存先フォルダを指定できます。デフォルトでは SD カード内の「twonkymedia」以下のフォルダにコンテンツの種類(ミュージック/フォト/ビデオ)ごとに保存されますが、これを変更することも可能です。

かなり長くなってしまいましたが、Twonky Mobile に関してはこんなところです。英語版なので少し敷居が高そうに見えますが、慣れればそんなに難しいこともない、DLNA 対応アプリとしては比較的シンプルな作りになっています(ひとつのアプリ内で DMS/DMP/DMC に対応しているので、概念の理解がちょっとややこしいですが)。

応用次第でいろんな使い方ができるのがこのアプリの特長でしょうが、ユニークなのはやはり「BEAM」機能ではないでしょうか。Android 機器のユーザーであれば、これを使いこなすことができれば DLNA が楽しくなることは間違いないと思います。
Twonky Mobile は年内いっぱいは Android Market で無料配布されているので(年明けから有料化とのこと)、Android ユーザーな方はとりあえずダウンロードして試してみてはいかが。

■関連エントリー
ホームネットワークの敷居を下げる「Twonky」 -Twonky モノフェローズイベントレポート (1)
デジタルメディアに自由を! -Twonky モノフェローズイベントレポート (2)
私がホームネットワークでやりたかったこと -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (1)
PC 用「TwonkyManager」を試す -DLNA アプリ「Twonky」レビュー (2)

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