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2010/01/08 (Fri.)

Calpella 正式発表

ラスベガスで開幕した CES にて、Intel の新プラットフォーム「Calpella」および関連プロセッサ製品群が正式発表されました。

Intel、32nmプロセス採用の新Coreプロセッサを発表 (PC Watch)
Nehalem系のデュアルコア「Clarkdale/Arrandale」のダイ (PC Watch:後藤弘茂のWeekly海外ニュース)

Core i7 というか Nehalem マイクロアーキテクチャ系 CPU としては 2008 年後半から Bloomfield/Lynnfield コアのものがリリースされていますが、これらはどちらかというと PC エンスージアスト向けの CPU だったので、メインストリーム向けの Core i7/i5/i3 としては今回の新 CPU 群が本命ということになります。

Core 2 シリーズとの違いとしては、

  • CPU パッケージ内にチップセットのうち GMCH が事実上統合されることによるフットプリント縮小、およびメモリアクセス/グラフィックパフォーマンスの向上
  • Hyper-Threading Technology 対応により、最大 8 スレッド(クアッドコア時)までの並列処理が可能
  • Turbo Boost Technology により、定格以上の高クロック動作が可能なモードを持っている
  • ノート PC 用プロセッサにもクアッドコア版が用意される
といったところですかね。CPU のつくりとしては 3 年続いた Core マイクロアーキテクチャ(つまり Core 2 系)から久しぶりに刷新されるプラットフォームで、性能的には従来の Core 2 シリーズより向上していることが期待されます。
が、CPU をよく見るとシリコンは Pentium D を彷彿とさせるデュアルダイ状態で、やや苦し紛れ感が漂う、過渡的なプロセッサに見えてしまうことも事実。それもそのはず、従来の Core マイクロアーキテクチャは Banias 等の電力対性能比の高い CPU を開発したことで知られる Intel のイスラエル・ハイファチームの設計なのに対して、Nehalem は Pentium 4 や Pentium D といった「性能・動作周波数至上主義」のオレゴン・ヒルズボロチームの設計。PC の進化を古くから見つめてきた立場からすると、歴史は繰り返すのか・・・と思わなくはありません。

また、今回の新 CPU のセールスポイントの一つである Turbo Boost は、Windows 環境で使う限りあまり有効活用される状況は発生しないと思われる(マルチスレッドを OS のバックグラウンドタスクやサービスで常に使用している状態のため、片方のコアを休ませる状況が発生しづらい)ので、このあたりは「Core 2 に対してそれほどクロックアップできなかったことに対する言い訳として、カタログスペック上高クロックなモードを用意した」という、Intel のマーケティング的な要求から生まれた機能なのでは?と穿った目で見てしまいたくなります。
また、CPU と GMCH を 1 パッケージにまとめたことで、システムとしての TDP は下がっていても CPU 周辺の局所的な TDP はむしろ上がってしまう可能性が高いので、例えば自作 PC なんかでは冷却システムに従来とは違ったアプローチが必要になりそうな気もします。まあオーバークロックが半ば当然になっている自作市場で、過剰なまでの高性能クーラーが出回っている現状では、既存のものでもう必要十分な気もしますが・・・。

と、なんか Nehalem に対してネガティブな内容になってしまい、これならイスラエル設計の次期 CPU「Sandy Bridge」が本命なんじゃね?という気もしてしまいますが、性能だけを考えれば Nehalem も案外悪くないと思います。使ってみるまでは実際の性能については何ともいえませんが、いくらなんでも Pentium 4/D のときのような高発熱低性能ということはないだろうし、CPU・メモリ・グラフィックが直結されるだけでも性能向上の恩恵には十分与れるはず。
とはいえ消費電力はそれなりに高そうなので、あまりモバイル PC に向いた CPU ではなさそうにも見えますが、モバイルは今となっては ULV CPU(こちらはまだ Penryn コアですが)や Atom Z(Silverthorne)という選択肢もあるので、SV/LV クラスの CPU については省電力よりもややパフォーマンス寄りの性格づけのほうが製品の選び甲斐、あるいは使い分けのし甲斐があるというもの。そりゃ Nehalem の性能で Silverthone 並みの省電力だったら最高ですが、それは現時点では非現実的なので。

個人的に、最近モチベーションが下がりまくりの自作 PC ですが、それでもそろそろリニューアルのしどきかな、と思ってまた少し情報を集め始めていたりします。CPU は、Core 2 時代以上にデュアルコアとクアッドコアの周波数のギャップが広がっていて、なおかつ HT のおかげでデュアルコアでも 4 スレッド並列処理できること、現時点での Windows はさすがに 4 スレッド以上の並列処理に最適化されたアプリがさほど多くないこと、などを考慮すると、クロック高めのデュアルコア版 Core i7 または i5(シリーズ名とコア数がひも付いてないのでこのあたりものすごく分かりづらい)が最良の選択肢かなと思います。もちろん、動画エンコードをバリバリやるような人なら、クアッドコア+CUDA あたりが最適なのは間違いないと思いますが。
うーん、でも今の Wolfdale ベースの自作機でもさほど不満はないし、Core i5 搭載で 10 万円台後半のノートに SSD 積んだだけでももう今の自作機より明らかに性能高そうなので、それで十分な気もしてきた(´д`)。

投稿者 B : 22:51 | PC | PC DIY | コメント (0) | トラックバック

2009/12/10 (Thu.)

suono のノート PC ケース

モバイルノートのキャリングケースを買ってみました。

suono / VAIO P ケース:FILO (ココア×ボルドー)
suono / VAIO X ケース:FILO (ココア×ボルドー)

suono FILO for VAIO

最近ノート PC やデジカメ、DAP などのキャリングケースでメジャーになりつつある suono のケースです。実は VAIO X 用のケースは少し前に V さんにいただいたものなのですが(ありがとうございます)、前々から欲しいと思っていた VAIO P 用のケースを同仕様でオーダーしてみました。

suono FILO for VAIO

X 用のケースはこんな感じ。suono オリジナルの既製品だとブラック×ボルドーがありますが、それだと ThinkPad ぽくなってしまうので、底面のカラーに合わせてココアカラーで。

suono FILO for VAIO

こちらが今回カスタムオーダーした P 用のケース。同じくココア×ボルドーですが、当初 P 用にこの組み合わせでオーダーしようかと思っていたところ、X 用をいただいてしまった次第です。
P のガーネットレッド×ダークブラウンの組み合わせに合うかな?と思っていたのですが、どちらの色も本体のほうが深めの色合いです。まあ、コットン素材でカジュアル寄りのデザインなので、このくらいでも似合わなくはないです。
ちなみに P 用のケースは L バッテリ装着状態でも何とか入ります。

あまり衒ったデザインではなく、耐衝撃性も機能性もあまり望めないキャリングケースなので、これに¥5,565 は正直ちょっと高い気はします。が、とにかく薄く軽くて、シンプルで飽きのこないデザインなので、長く使えそうな製品ではありますね。

とりあえず気に入った。

投稿者 B : 00:55 | PC | VAIO | コメント (0) | トラックバック

2009/12/03 (Thu.)

Google 日本語入力

Google Japan Blog: 思いどおりの日本語入力 - Google 日本語入力
Google 日本語入力 - ダウンロード

さっそく入れてみました。

Google 日本語入力

検索候補窓に Google ロゴが表示される以外は案外普通。通常の変換処理については、変換効率はインストール直後の状態だと MS-IME 以上 ATOK 未満といったところかな?(多少、ATOK ユーザーとしてのバイアスはかかっているかも)ちなみに当然のごとくキーアサインは MS-IME 風、ATOK 風などの選択が可能です。

Google 日本語入力の Google らしいところは、やはり辞書データの膨大さと、その膨大な辞書データが Web 上で使われている「生の」言葉である点にあります。

Google 日本語入力

かな 3 文字くらい入力したところ、あるいは [Tab] キーで変換候補が表示されます。ATOK にも似たような予測変換機能は実装されていますが、ATOK の予測変換は慣用句や自分自身の入力履歴から変換候補を提示するのに対して、Google 日本語入力では Web 上でよく使われている単語に対してインクリメントサーチ的に変換候補を表示してくれること。自分が入力したことがない単語についても出てくるので、例えば『しんがた』と入力するだけで『新型インフルエンザ』を提示してくれたりします。

基本的に Web 上の日本語をデータベースとして利用するわけなので、その変換候補は「確からしい」だけで正確性を保証されているわけではない(Web 上に誤ったまま記載された誤変換や「汚名挽回」などのようなありがちな間違いが引用されるリスクもある)のは意識しておかなくてはいけない気がしますが。それでも、少なくとも元 Microsoft の古川亨氏ですらその惨状を嘆いている MS-IME よりは遙かにマシでしょうね。MS-IME ユーザーで変換精度に不満があるけど ATOK にお金を払うつもりはない、という人には良い選択肢ではないでしょうか。
逆に(やや早計ではあるものの)これがジャストシステムに及ぼす影響を危惧する声も少なくないようです。前後の文脈なども考慮した変換を行ってくれる ATOK には日本語入力システムとしては一日はおろか 25 年の長があり、そう簡単に Google 日本語入力にシェアを奪われるとも思いませんが、今勢いのある Google から、かつ無償で精度の高い日本語入力システムが登場したことは、長期的には無視できないものになっていく可能性はあります。

ATOK も Google 日本語入力も得意分野が違う(ATOK も似たような分野では「はてな」との連携を行っていたりしますが)と思うので、一概にどっちが良いとは言えませんが、個人的には ATOK に Google 辞書が載ってくれるのが最強じゃないかと思ったりします(笑。

投稿者 B : 23:59 | PC | Software | コメント (0) | トラックバック

2009/11/28 (Sat.)

リトラクタブル LAN ケーブル

今回の出張、ついうっかり iPhone 用の巻き取り USB ケーブルを忘れてきてしまい、あわやバッテリ切れという目に遭ったので、バッテリ残量が 10% を切ったギリギリのところでヨドバシ梅田に駆け込み、同様のケーブルを確保しました。
ついでにホテルで使う LAN ケーブルも買っておこうと思い、こちらを購入。

エレコム / モバイル LAN ケーブル 1.5m LD-MCTU/BU (ブルー)

B0006ZEJ5Q

最近はたいていのビジネスホテルで全室 LAN 環境完備になってきていますが、LAN ケーブルまで部屋に備え付けてあるホテルは少なく、ロビーで借りる必要があるところのほうが多いです。面倒な上にケーブルの長さが微妙なことも少なくないので、この際買っておくことにしました。

エレコムのこのケーブルは最長 1.5m と比較的使いやすい長さで、巻き取り式。しかも巻き取りが掃除機のごとくボタン一発なので、とてもラクです。たいていの巻き取りケーブルはケーブル自体を引っ張ってから巻き取るタイプなので、ちょっとした一手間でもこれがあるとないとでは大違い。良い買い物だったと思います。

でも場合によってはベッドに寝転がりながら PC を使いたいときや複数台のデバイスを使いたいときもあるので、小型 WLAN ルータでも持ち歩くかなあ、と思っていたりするのですがね。

投稿者 B : 23:15 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2009/11/07 (Sat.)

Windows 7

もはや遅ればせながら、ですが、Windows 7 をインストールしました。

Microsoft / Windows 7 Professional アップグレード

B002NH4M48

とはいっても Win7 自体はパブリックベータ→RC2→RTM と使ってきたので個人的には目新しいところは全くないのですが。インストールしたのは VGN-TZ91S です。

Windows 7

インストールしたのは 32bit 版。メモリ最大 2GB のマシンに 64bit 版を入れるメリットはあまりないので・・・。自作機になら積極的に 64bit 版を入れるところですが。

OS をセットアップした時点で、ワンセグチューナと FeliCa ポート以外のデバイスは一通りドライバが当たっている状態だったので、セットアップはかなりラクでした。ワンセグチューナは「VAIO モバイル TV」の最新版(VCL からダウンロード可能)をセットアップすればドライバも自動的に当たり、FeliCa ポートは Vista 用のドライバ(Vista を削除する前に SSD の中からバックアップしておいた)を当てて Edy Viewer と SFCard Viewer をインストールすれば OK。あとはタッチパッドドライバをアルプス製のものに変更した程度(これもバックアップファイルからセットアップ)。
パワマネ系のユーティリティがちゃんと当たらなかったんですが、時間が取れない間に延期されていたアップデート情報提供予定(11/中旬)が近づいてきたので、このまま待とうかと・・・。当面このマシンをモバイルする予定がないので、パワマネが不十分でも HotKey さえ使えれば何とかなってしまうので。

というよりも、そもそも最近仕事上でいろんな PC を取っ替え引っ替え使う環境になっているので、プライベートでじっくり PC をいじる時間も気力もなくて(´д`)。Win7 はいずれ自作機にもインストールするつもりですが、そんな感じで最近自作機に火を入れる機会も激減していて、もうプライベートのメインマシンはもう自作しなくても VAIO Z シリーズiconあたりを買って+サブノート 1 台あれば十分かなと考えつつあります。数年前の自分からは考えられない・・・。

投稿者 B : 23:07 | PC | Software | コメント (0) | トラックバック

2009/11/06 (Fri.)

Realforce 91UBK ALL55g

久しぶりに気になるキーボードが登場。

ダイヤテック、「Realforce」の数量限定モデル5種類 ~無刻印や押下圧オール55g/30gモデルなど (PC Watch)

私が愛用している Realforce 91UBK の全キー荷重を 55g に統一したバージョン。以前出た 45g 統一バージョンの Realforce 91UDK-G も気になっていましたが、たぶん私は打鍵が強めなほうでタイプ音さえ気にならなければメカニカルスイッチのほうが好みなくらいなので、ALL55g のほうがよさげ。

今の 91UBK もだいぶ馴染んだとはいえ、やっぱり [A] キーで左手の小指を休ませるクセが治ってないようで、文章を考えながら気を抜くと「あああああ・・・」となることがしばしば(´д`)。91UBK を使い始めてそろそろ 4 年経つし、買い換えても良いんだけど、なかなか¥2 万もするキーボードをホイホイ買える身分でもないし、ロジクールの Darkfield な新マウスのほうも気になっていたりするので・・・。

思い切ってボーナスで買うかな?・・・支給されればだけど(´д`)。

投稿者 B : 23:55 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2009/10/22 (Thu.)

Windows 7 発売

マイクロソフト、Windows 7一般向け発売記念記者発表会 ~ウルトラセブンとウルトラマンゼロも登場 (PC Watch)
ヨドバシカメラ、マルチメディアakibaでWindows 7発売イベント ~矢口真里さんやモモーイが登場しカウントダウン実施 (PC Watch)
ビック有楽町店Windows 7発売カウントダウンレポート (PC Watch)
秋葉原Windows 7 DSP版発売レポート ~通りを埋め尽くすほどの行列 (PC Watch)

Windows 7 が発売に。

あちこちでやっていたイベントは空騒ぎっぽいのであまり興味はありませんが、それでもこれだけ盛り上がるとは予想外。リテールパッケージ版は売り切れている店舗も少なくないようで、いくら Vista の評判が悪かったとはいえ、イマドキ OS のバージョンアップひとつでここまで盛り上がるとは思っていませんでした。国内はどこの業界も苦しい中、エコカー減税とエコポイントの次の金づるなので必死なのかもしれませんが(特にエコポイントの煽りを受けて PC 業界は冷え込んでいたようだし)。

私はというとこの「祭り」の中、田舎に帰ってきているので全然そんな空気を感じることもできず。妻子のいる病院の近くにある某大手家電量販店を少しだけ覗いてきましたが、Win7 プリインストール PC は並んでいたものの、リテールパッケージは取り扱いなし。まあ売れ筋の商品を「吊るし」で買ってくるタイプのお店で OS の単品販売なんて需要がないのでしょうが、それにしても新 OS と新製品の発売日とは思えない静けさで、逆に心配になりました。平日だからかもしれませんが、PC 売り場には某プロバイダの販売応援の人がひとりだけという(´д`)。

私はとりあえず東京に戻ったらいろいろ試してみるつもり。

投稿者 B : 23:27 | PC | Software | コメント (0) | トラックバック

2009/09/13 (Sun.)

Buffalo WLI-UC-GN

奥さんが使っている VAIO type T(TX)の無線 LAN の調子があまり良くなく、たまに途切れるので、安定性を求めて外付けの無線 LAN アダプタを買ってみました。

バッファロー / AirStation NFINITI WLI-UC-GN

Buffalo WLI-UC-GN

無線 LAN の調子がおかしくなり始めたのはイマイチはっきりしませんが、WZR-AGL300NH/E を導入した頃からでしたかね。奥さん曰く「娘に触らせると調子悪くなる」とのことですが(たまに PC で DVD 見せたり、Web でキャラクターもののパズルゲームをやらせたりしている)、相関は不明。他の PC では特に問題も出ていないので、WZR-AGL300NH/E と TX 内蔵の Intel 2915ABG との相性かな?と思ったので、試しにコレを買ってみました。ヨドバシで千数百円なら、失敗してもあまり痛くないし。

Buffalo WLI-UC-GN

「世界最小クラスの .11n USB アダプタ」を自称しているだけあって、サイズはかなり小さいです。とはいえ超小型 Bluetooth アダプタやロジクールの "Plug-and-Forget" レシーバほどはさすがに小さくなく、USB ジャックからは 2cm くらい飛び出してしまいます。まあ BT やマウスに比べると通信距離が数倍は長いので仕方ないですが、やっぱり何かの拍子に引っかけたりぶつけたりして壊してしまう不安はありますね。アダプタが壊れる分には大したことありませんが、本体の USB 端子側を壊さないかと・・・。

VAIO TX にしてみれば .11a/b/g→.11b/g/n(1x1)へのアップグレードになるので、試しに JPerf でスループットを計測してみました。比較対象は TX 標準搭載の Intel 2915ABG(2.4GHz .11g モード)と、VAIO TZ 搭載の Intel 4965AGN(5GHz .11n モード)。

Intel 2915ABG 2.4GHz15501 Kbps
Buffalo WLI-UC-GN 2.4GHz19132 Kbps
Intel 4965AGN 5GHz35663 Kbps

あれ、2915ABG と比較しても約 30% 増のスピードしか出ておらず、5GHz とかなり速度差がある・・・と思って WZR-AGL300NH/E の設定を見直してみたら、そういえば AGL300NH/E は .11n では 5GHz/2.4GHz のどちらかしか使えないので、5GHz を .11n に割り当てて、2.4GHz は .11g モードで動かしていたんでした(;´Д`)ヾ。そうしてみると同じ .11g モードで 2915ABG の 30% 増というスピードは、上々ですかね。

まだあまり長時間使っていないのでこれで通信が安定したかどうかまだ分からないんですが、ぼちぼち使ってみます。

投稿者 B : 20:16 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2009/07/10 (Fri.)

Google Chrome OS

Windows 7 日本語版の発売日が正式発表された当日、かつ Netbook 向けの Google Chrome OS が発表される前日に Windows XP 搭載の Netbook を発表したメーカーもあるわけですが(ぉ、評価版もしくは正式版の OS そのものと実製品が出てくるまではとりあえず静観しておくつもりだった Google Chrome OS、なんか昨日から blog 界隈も Twitter 上もこの話題で持ちきり状態で、私も思うところが少々あったので、軽くエントリーしておきます。

Google、ネットブック向けOS「Google Chrome OS」を開発 ~Web利用に特化しx86/ARM双方で動作 (PC Watch)
Wintel帝国崩壊の第一歩となるか、Google Chrome OSの衝撃 (PC Watch:笠原一輝のユビキタス情報局)
Chrome OSはWindows市場を浸食するOSではない。新しい市場を掘り起こすためのOSだ (パースペクティブ・アイ)
Chrome OSでマイクロソフトはGoogleの調虎離山に成功したか、それとも。。。 (Azureの鼓動)
Google Chrome OS スクリーンショット&プレゼン内容流出? (Engadget Japanese)

Google Chrome OS って Linux ベースなので Android のサブセット的な位置づけなのかと思ったら、完全に別プロジェクトらしいですね。まあ、同じ Linux コアといってもメインターゲットに置いているデバイスがかなり違うので、別々でも問題ないのでしょうが。ただ、このご時世に開発リソースが分散するような体制で大丈夫なんだろうか、と他人事ながら心配になってしまいます。

Chrome OS 発表のニュースを聞いて、最初に思ったのは「これでようやく Netbook が本来の目的のために造られるようになるのでは」ということでした。現在の Netbook は、「Netbook」と言いながらもフル機能の Windows XP がプリインストールされ、「低性能だけど安価なパソコン」として販売されています。まあそれは経済状況とか市場原理から考えればそれほど不思議なことではないですが、MS や Intel が位置づけていた(というか、ASUS や Acer によって位置づけざるを得なくなった)「Netbook」とは異なるもの。Windows Vista のローンチ失敗や CPU 性能を必要とするアプリケーションを見つけられなかった Intel のマーケティング上の失策など、彼らが自分たちで招いてしまった要素もあるにせよ、ユーザーが低性能なハードウェアに引きこもって PC というプラットフォームが提供できる可能性を無視するような状況は、たとえ Netbook の旗手である ASUS や Acer ですら望んでいないのだろうと思います(だからこそ、ASUS S121 や Aspire Timeline のような Netbook の上位製品に最近力を入れ始めている)。

そういう状況において、Google が Chrome OS で提案しようとしていることは、「Netbook には XP ですら too much だよね。Netbook というならもっと高速に起動して、高速かつリッチなブラウザだけ快適に使えれば良いよね。ならこんな OS どう?」ということじゃないかと思います。確かに Netbook 製品にプリインストールする OS という意味では Windows と競合するけど、彼らが目指しているのはむしろ自分たちが提供する様々な Web アプリケーションへの導線を強くすることなので、OS の対価から直接収益を上げようとする Microsoft の目的とはちょっと違う(まあ、MS も最近は Windows Live のサービスには力を入れていますが)。
だから、OS が提供するリッチな基本機能というものを横に置いておいて、とりあえずブラウザに特化した OS を搭載するというのは、本来の Netbook が意図していたものなので、そこに回帰することなのだろうと考えた次第です。その結果、ロイヤリティフリーかそれに限りなく近いと思われる Chrome OS によって Netbook の価格がさらに下がることはあるでしょうし、そうなった場合には Chrome OS のライバルは Windows ではなくて Moblin とそれが搭載される MID(現状、全然流行ってないのでライバルになるかどうか判りませんが)ということになってくるのかもしれません。
もちろん同じ Netbook 市場に限って見るならば、Chrome OS が Netbook 向け Windows のパイを一部食うことはあるでしょうが、Netbook を「単に低性能で安いパソコン」として買う層が少なからずいる限り、かつデスクトップ OS として確立した Windows の市場基盤がある限り、そこがそう簡単になくなるとは思えません。

それでも多くのメディアや論壇で「Google 対 Microsoft」という構図で描かれてしまうのにはいささかウンザリですが、こないだも書いたとおり、特定市場において独占もしくは寡占状態にある企業に対してはどうしてもいろんなやっかみや野次馬根性がつきまとうもので、多少異なるカテゴリの製品や企業でも、他から話題性のあるものが出てきたら対抗軸で語られてしまいがちなものです。それによって筋違いな注目・期待を浴びてしまい、却って当初期待していた成果を上げられない製品やサービスも少なくなかったりするものですが、この Chrome OS もそういった悪意あるミスリードによっておかしな方向に流されかねないな、と若干危惧しています。もっとも、マイペースで計算高い Google のことなので、よほどのことがなければ落ち着いて対処するだろうとは思いますが。

さておき、この件で私が感じたのは、Win7 の先行予約キャンペーンが 1 日半で売り切れたこと(←これは MS の巧妙なバズメイクである可能性もあるけど)や、今回の Chrome OS に関するニュースや流出など、新しい OS のリリースだけでワクテカできる人がこんなに多いのならば、まだまだ PC 業界もそんなに捨てたもんじゃないのか?ということ(もちろん、その数万人はあくまでキャズムの遙か手前にいるエンスージアストばかりという可能性も高いけど)。閉塞感に支配されて久しい、と思っていたけど、もう少しポジティブに考えても良いのですかね。

投稿者 B : 00:57 | PC | Software | コメント (0) | トラックバック

2009/07/09 (Thu.)

MyTrashCan

デスクトップテーマを変更して以来、久々に Windows XP のカスタマイズに手を出しています。

今まではデスクトップツールとして Yahoo! ウィジェット(旧 Konfabulator)を愛用していましたが、画面解像度を変更するとウィジェットの表示位置が乱れてしまうのがどうも気に入らず、でもデカごみ箱は使いたいよなあ、と思って何気なく探してみたら、デカごみ箱だけを表示するフリーウェアがあるじゃないですか。

MyTrashCan

MyTrashCan

単にデカごみ箱を表示するだけでなく、マウスオーバーで画面上にごみ箱内の情報(ファイル数と占有ディスクス容量)を表示してくれる機能もああります。ついでにごみ箱のデザインも Vista 風にしてみました。

最近は便利なランチャがあったり、Windows 7 ではタスクバーが機能拡張されたりしてデスクトップにはアイコン置かずにスッキリさせておきたいですが、デカごみ箱は見た目も面白いし、意外と便利なので、気に入りました。とりあえず XP が退役するまではこれ使おうかな。

投稿者 B : 00:21 | PC | Software | コメント (0) | トラックバック