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2010/11/18 (Thu.)

デジタルメディアに自由を! -Twonky モノフェローズイベントレポート (2)

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昨日に続いて、パケットビデオ社の Twonky モノフェローズイベントのレポート記事をお送りします。

パケットビデオ / Twonky™

今回のイベントには一名、パケットビデオ社外からのゲストが招かれていました。この blog を読んでいる方であればもう説明の必要はないであろう、フリーランスジャーナリストの本田雅一氏。

フリーランスジャーナリスト 本田雅一氏

私が Twonky を知ったのも本田さんがきっかけなので、ご本人から Twonky やホームネットワークに関するお話が聞けるというのは、貴重な体験でした。
その本田さんから、『GET FREEDOM/メディアを楽しむ自由をその手に』というタイトルで、問題提起的なスピーチを伺ったので、私なりの解釈を交えながらレポートしていきます。

GET FREEDOM

「デジタルメディア楽しんでる??」・・・のっけから、大きな、だけどとても身近な問いかけ。

今や、動画も音楽も写真も、私たちが日常的に目や耳にするコンテンツは、ほとんどが当たり前のようにデジタル化されています。これによって高いクオリティのコンテンツを、地域や場所によらず誰でも楽しめるようになりました。この blog の読者層であれば、デジタルメディアやそれを表示/再生するデバイスのおかげで文化的に豊かな生活を送ることができている、という方は多いんじゃないでしょうか。もちろん、私もその一人です。

でも、「利便性」という観点では、アナログだった時代に比べて本当に便利になったのでしょうか?

GET FREEDOM

例えば、(今回は DRM の話は本質ではありませんが)「iPod からウォークマンに買い換えたら、iTunes Store で購入した DRM つきの楽曲が転送できなくなった」。物理的に CD というメディアでの楽曲販売が主流だった時代であれば、どのお店で買った CD でもテープや MD、iPod どんなメディアにでもダビングができたはずです。
「ハイビジョンの動画ファイル、同じ『.avi』という拡張子なのに、この機器で片方は再生できるけど、もう一方は再生できない」。よくよく調べてみたら、コンテナフォーマット(ファイル形式)は同じ AVI だけど、コーデックが違う。コンテナとコーデックって何?
「『DLNA』『HDMI』『i.LINK』。違うメーカーの機器同士を繋いでみたけどなぜか認識しない」。業界標準の方式のはずじゃなかったの?

デジタルメディアやデジタル機器にまつわるこんな話は枚挙にいとまがありません。世間一般から見ればこの手の知識をかなり持っているほうだと思われる私でさえも、こういう部分で困ったことは数知れず。しかも、年々新しい規格やフォーマットは増える一方、常に勉強していなければついていけない世界でもあります。

ここ 10 年のテクノロジーの進歩により、デジタル化、ネットワーク化、ワイヤレス化により、10 年前では想像もできなかったほど便利になった反面、上記のように逆に不便になったこともたくさんあります。
そして、そういうことに詳しくない人にとっては、それらは「よくわからないもの」というイメージで定着してしまい、一方で詳しい人にとってはそれらの技術や知識は「当たり前」というギャップが広がっているのが残念ながら現状。詳しい人からすると当たり前すぎて、それが使いづらいことに気づいていない部分もあるはずです。

本田さん曰く、そういう認識の格差が拡がって、「終わってしまった」のが現在の DLNA ではないか、と。確かに、DLNA という規格が起ち上がって 6 年、実は多くの機器に DLNA 機能が標準搭載されるようになった反面、DLNA といえば「ああ、あの繋がらないやつね」とか「あのなんだかよくわからないけどめんどくさいやつ」とか「できれば避けて通りたいもの/なくても困らないし」みたいな認識が多くの人についてしまっているのは事実でしょう。そして、既についてしまったネガティブイメージを今から覆すのは、ゼロから築き上げるよりもむしろ難しかったりします。
このあたりの歴史をずっと追いかけてきて、ご自宅にもホームネットワーク環境を構築されている本田さんにズバリこう言われてしまうと、非常に重いものがありますね・・・。

GET FREEDOM

でも、「デジタルメディアを自由に扱いたい」という欲求はきっと根源的にあって、本当はこの動画はテレビの大画面で観たい、この音楽はリビングのステレオで聴きたいけど、面倒だから/できないからネットワークに繋がっている PC やスマートフォンの画面や音質でガマンしてしまう、というのは誰もが一度は経験したことがあるはずです。
昔だったら、それは赤白黄色のケーブルで繋げばそれだけで(クオリティはさておき)映って音が出たものでしたが、それがデジタルとワイヤレスやネットワークに置き換わった瞬間、簡単にはできなくなりました。デジタルメディアもワイヤレスもネットワークも、目で見て物理的にわかる世界ではなくなったことが、大きな原因の一つでしょう。

でも「デジタル化、ネットワーク化で不便になった」で止まっていては進歩はありません。本来、アナログ時代よりも便利に、より豊かにしてくれるはずだったデジタル技術は、もう一度本来の役割を果たすべきです。

GET FREEDOM

「クオリティの高いコンテンツや情報を、もっと簡単に、便利に、自由に扱いたい」。この欲求はこれからもきっと萎むことはないでしょう。デジタル化でクオリティや伝達のスピードが向上することで、むしろ従来以上にその欲求は強くなるはずです。

デジタルメディアを楽しむ自由をもう一度、この手に。

この話は DLNA に限ったことではなく、コンテンツの互換性だったり DRM だったり、様々な分野に言えることではありますが、少なくともホームネットワークに関して言えば、DLNA は技術として悪いものではなく、ちゃんと使いこなすことさえできれば非常に便利な規格。ただ、規格書の解釈の違いやメーカー側の事情などによって、使いこなすにはユーザー側の努力が必要だったり、結局同一メーカーの機器で揃えなくてはならなかったりするのが現状です。
でも、DLNA を使いこなす上で最もハードルになる機器ごとの特性の違いを柔軟に吸収し、またネットワーク内で分散しがちなコンテンツをまとめて見せてくれる仕組みがあれば、ユーザー側の負担は軽減され、ホームネットワークのあるべき姿である「誰でも簡単に扱える」という状態に一歩近づくのでは?という発想でおそらく作られたのが、Twonky というソフトウェア。

ここで、本田さんからの提案。

GET FREEDOM

誰もがやりたいと思っていること(持っているいくつものデジタル機器を繋いで、自由にデジタルメディアを楽しむこと)を、シンプルに、当たり前のように実現できる未来。特別な知識やスキルを持っていなくても、それができる世界。それはハードウェアやソフトウェア、コンテンツの提供側だけではなく、もしかしたらこうやって blog でそれらの技術に言及する我々の意識も変えていく必要があるのかもしれません。

Twonky はまだまだ起ち上がったばかりのソフトウェアで、外野的な立場から各機器間の接続を仲介する、無名のソリューションかもしれません。でも、そういう小さなものであっても、それによっていろいろな機器が一度繋がり始めれば、世の中が変わってくるはず。全てのデジタルデバイスが対等な立場で繋がりあって、全てのデジタルメディアが普通に再生できるようになれば・・・今度こそ、私たちが思い描いていたような未来がやってくるかもしれません。

Twonky が将来的にそのような「誰でも当たり前に使える」世界を目指しているのであれば、私も誰にでも理解できるような表現を心がけてみようと思います。私は基本的に文章がクドいのでどこまで簡単にできるか分かりませんが(笑)、Twonky を自宅の環境で試してみた暁には、そういった観点で使用感をまとめてみるつもりです。

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投稿者 B : 23:35 | Home Network | Minpos Review | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/11/17 (Wed.)

ホームネットワークの敷居を下げる「Twonky」 -Twonky モノフェローズイベントレポート (1)

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先日、レビューサイト「みんぽす」のモノフェローズ(登録ブロガー)向けイベントに参加してきました。
この手のブロガーイベントに参加するのはかなり久しぶり。そしてみんぽすのイベントにモノフェローズとして参加するのは初めてです。私の友人にはモノフェローズに参加している人が多く、イベントレポートや商品レビュー記事もよく読みますが、いざ自分で書くとなると少し構えてしまいますね(笑。

さておき、本題。今回のイベントはこの企業で開催されました。

パケットビデオ / Twonky™

PacketVideo

とはいっても社名を聞いたこともないという人がほとんどではないでしょうか。私も、つい先月の CEATEC で、フリーランスジャーナリスト・本田雅一氏のパネルディスカッションで同社のソフトウェアが紹介されたことで初めて知ったくらい。で、このときからパケットビデオ社の「Twonky」というホームネットワーク(DLNA)用ソフトウェアが気になっていました。

パケットビデオ・ジャパン社長 高木和典氏

この方が、パケットビデオ・ジャパン(株)の代表取締役社長、高木和典氏。今回は主に高木氏からパケットビデオ社と「Twonky」について、お話を伺ってきました。

PacketVideo

まずはパケットビデオという会社の成り立ちから。

「パケット」というと多くの方は携帯電話のパケット通信を思い浮かべると思いますが、そのものズバリ、当初は MPEG-4 関連の技術を軸に携帯電話向けの動画プレイヤーアプリなどの開発を行っていたとのこと。MPEG-4 といえば今でこそ AVCHD に代表されるハイビジョン動画用圧縮フォーマットのイメージがありますが、昔はポータブル機器向けの規格でしたね。
この事業立ち上げを行うために、動画のネットワーク配信に耐える 3G 通信インフラが世界で最も整っていた日本市場に目を向けたのが、パケットビデオ・ジャパンの生い立ちだそうです。

ここで、勘のいい人ならそのケータイ用の動画再生ソフトのメーカーがなぜホームネットワーク?という疑問を持つと思いますが、話はここから。
その後、PV 社のソフトウェアはいくつかの国産携帯電話端末に採用されたそうですが、当時の携帯電話のソフトウェアは基本的に組み込み。機器間でのコンテンツの互換性も低く、これでは当初の「MPEG-4 ベースの動画コンテンツを誰でも気軽に楽しめるようにする」という目的を達成できない!ということで、「Twonky」の開発元である米 TwonkyVision 社を買収し、DLNA と携帯電話を中心とするモバイルデバイスを繋ぐことを考えました。

そして、この 10 月にリリースしたのが DLNA 対応の Android アプリ「Twonky Mobile」です。

PacketVideo

「Twonky」には Android アプリだけでなく PC 版もあり、また先日発表になった docomo のフィーチャーフォン冬モデルの一部にも(Twonky の名前は出てこないものの)搭載されているとか。
PV 社がこれらのソフトウェアで実現したいと考えているのは、視聴したいコンテンツが家の中のどこにあるかを(場合によってはインターネット上のどこにあるか、も)意識することなく、なおかつデバイスに縛られずに、その時々で最適な端末で楽しむことができる世界。例えばこないだ撮った写真は PC の HDD の中に保存したから PC で見よう、とか、録画したテレビ番組は BD レコーダに入っているからリビングのテレビで観よう、とかいうことを考えずに、PC の HDD の中に入っている写真をリビングのテレビで観たり、録画したテレビ番組を寝室のタブレット端末で観たりすることができる世界のことです。

ん?でもそれって PC や家電の世界ではもうずっと昔から言われてることですよね。
実は今でも、技術的にはほぼ実現できているんです。でも、手順が難しかったり、面倒くさかったり、制限事項がいろいろあったり、メーカー間で微妙に互換性がなかったり、とにかくもろもろの理由で、ごく限られた人々しかその利便性を享受できていないのが現実だと思います。

私も自宅にはネットワークを完備して DLNA の環境も構築してはいますが、コンテンツによっては特定機器の組み合わせで再生できなかったり、肝心の UI が使いにくかったりで、必ずしも日常的に活用できているとは言えない状況。

Twonky が「できること」も、

Twonky

とか、

Twonky

とかいった感じで、基本的には DLNA が示してくれた世界と何ら変わりはありません。

そりゃそうです、Twonky 自体は普通よりちょっと賢い、というか気がきく DLNA サーバ/クライアントソフトウェアに携帯電話やスマートフォンとの親和性を持たせたものにすぎないのだから。

Twonky

とか言ってしまうと全然たいしたことのないものに聞こえてしまうかもしれませんが、この「気がきく」というところが重要。というか、普通の DLNA 対応機器が気がきかなさすぎなわけですが(笑。

Twonky は DLNA 機器の仲介役、あるいは通訳のような位置づけで、Twonky 自身が持っている各 DLNA 機器の対応フォーマットデータベースを見ながら、普通であれば再生できないような組み合わせ(例えば WMA の動画を WMA 非対応のテレビで再生するなど)でも、Twonky が自動的に再生側で対応しているフォーマットに変換しながら送出してくれるため、ユーザーは各ネットワーククライアントの仕様を気にせずにコンテンツを再生すれば良いわけです。
また、コンテンツはホームネットワーク上に限らずインターネット上のものに対しても有効で、例えば YouTube のコンテンツをスマートフォンでストリーミングで受けながら、リアルタイムにプロトコル変換してテレビにストリーミング再配信するようなこともできます。つまり、分かりやすく言えばスマートフォンや PC があれば、YouTube に対応していないテレビが(DLNA のレンダラー機能に対応している必要がありますが)YouTube 対応になるようなもの。

また、複数の PC や NAS 等にコンテンツが分散しているような場合でも、Twonky がネットワーク上に存在するコンテンツを一覧表示してくれるため、あの動画どこに入れたっけ・・・と探す手間も省けます(最近は他の DLNA サーバソフトウェアでも同様のコンテンツコレクション機能を持っていることはありますが)。
今後、それほど PC・AV マニアでなくても自宅に PC やレコーダ、ゲーム機、NAS、無線ルータなど DLNA サーバ機能を持った機器を複数所有する家庭が増えていくでしょうから、こういった機能はそれらの機器を有効活用できる可能性を広げてくれそうです。

そして Twonky で最も面白いのは何と言っても「BEAM」機能。再生したいコンテンツをスマートフォンや PC の画面で選び、実際の再生はテレビやオーディオ機器に「BEAM」(まさにコンテンツがスマートフォンから再生機器にビーム送信されているイメージ)で送ることができるのです。

Twonky

↑の写真は、スマートフォンでまさにイベント会場の動画を撮影し、テレビ(レンダラー対応のもの)に BEAM して再生しているところ。今までならば、スマートフォンで撮ったビデオはスマートフォンをテレビに繋ぐなり、メモリーカードをテレビに挿すなりしないと再生できませんでしたが、そんな手順を踏まなくてもワイヤレスで瞬時に送れるというのは画期的。
技術的にはレンダラー機能を使っているのでそんなに目新しいわけではありませんが、コンテンツのフォーマットを意識しなくても良いことと、スマートデバイスをあたかもリモコンのようにして AV 機器を操れるのが面白いじゃないですか。こういう使いかた、やってみたいとずっと思ってました。

多くのユーザーにとって夢の世界を描いてくれていたはずの DLNA も、実際に使ってみるとなんだかんだで使い切れず、厳しい現実を見せつけられていたのが、Twonky によってようやくその夢が「現実」になるときが近づくのかもしれません。諦めていたホームネットワークが、ようやく一般ユーザーのものになる・・・かも。
とはいえ、正直なところ UI や操作性についてはパッと見でもまだまだこなれていない印象はありますが、少なくともその可能性は垣間見えた気がしました。実際のところどうなのか?簡単で便利で使いやすくて楽しいのか?は、追って自宅の環境で Twonky を使って評価してみたいと思います。

でもその前に、イベント後半のレポートに続きます。

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投稿者 B : 23:59 | Home Network | Minpos Review | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/11/02 (Tue.)

Buffalo WLI-UC-GNM

こんな USB 無線 LAN アダプタが出ていたので、買ってみました。

バッファロー / AirStation NFINITI WLI-UC-GNM

Buffalo WLI-UC-GNM

1 年ちょっと前に、内蔵無線 LAN の調子がいまいち良くない VAIO type T(TX)用に WLI-UC-GN を買って使っているんですが、この出っ張りがもう少し小さくなったらなあ、と常々思っていたので。

Buffalo WLI-UC-GNM

WLI-UC-GN と並べてみるとこんな感じ。出っ張りが 1/3 くらいに小型化されています。デザイン的にはさすがにコストダウンの印象が否めませんが、それでも小さいってことは便利ですよね。
本体があまりにも小さいために、MAC アドレスや二次元バーコードが USB コネクタの金属部分に刻印されていることに驚きました。

Buffalo WLI-UC-GNM

ほかの超小型 USB ドングル系製品とも並べてみました。バッファローのマイクロ USB メモリ(という名の microSD カードリーダ)、ロジクール VX Nano のレシーバとの比較。これらに比べると若干大きめですが、それでも十分に小さいと思います。

Buffalo WLI-UC-GNM

USB 端子についていたキャップに「USB 端子部は高温になる場合があります」という注意書きシールが貼られていて、ちょっとドキッとさせられます。が、これだけ小さい筐体の中に無線 LAN のチップとアンテナを内蔵していれば、確かにチップの放熱はコネクタの金属部分を使うしかないですよね・・・。

Buffalo WLI-UC-GNM

type T に装着してみたところ。type T の USB ジャックはコネクタの金属部分が少しだけ露出するタイプですが、それでも出っ張りは 1cm 弱程度。これならつけていても気になりませんし、最も心配していた「子どもが何かの拍子にぶつけたり引っかけたりして壊す」というリスクが従来よりも下がりました。最近、長女は毎日のように PC でブラウザゲームをやっているし、次女は動き回るようになって何でも触りたがるようになったし、で PC が心配なんですよね・・・(´д`)。

スピードも計測してみました。JPerf を使って同一ネットワーク上にある自作機との間の通信速度を計測。前回測った WLI-UC-GN、Intel 2915ABG、4965AGN の結果と比較します。

Intel 2915ABG 2.4GHz15501 Kbps
Buffalo WLI-UC-GN 2.4GHz19132 Kbps
Buffalo WLI-UC-GNM 2.4GHz17186 Kbps
Intel 4965AGN 5GHz35663 Kbps

うーん、WLI-UC-GN に比べると 10% ほど遅くなってしまいました。スペック的にはどちらも .11b/g/n ですが、小型化の影響が出ているのでしょうか。とはいえ、この PC は主にインターネット専用(家庭内 LAN で重いデータをやりとりすることが少ない)なので、この差を体感することはほとんどありません。むしろ壊れるリスクを軽減できるメリットのほうが遙かに大きいので、このまま使っていくつもり。

とはいえこの type T もそろそろ買い換え時かなー、とは思っているんですけどね・・・。

投稿者 B : 22:22 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/10/26 (Tue.)

Defraggler で SSD の空き領域をデフラグする

私は基本的に今稼動しているノート PC は一通り SSD 化しています。もう一度慣れてしまうと HDD には戻れない(笑。でも、SSD 搭載のノートを使うようになってかれこれ 3 年あまりが経つけど、最近 SSD にもデフラグしたほうが良いという説も耳にするようになりました。ということで、ちょっと調べてみました。

「Defraggler」でSSDの空き領域のデフラグを行う|HDD NAVI
SSDの性能低下とTrimの効き具合を大検証! | SSDパーフェクトガイド | DOS/V POWER REPORT

SSD のデータ領域へのデフラグはあまり意味がない(むしろ頻繁にやりすぎると SSD の劣化を早める可能性があるので、OS の定期デフラグ機能はオフにしたほうが良い)とはよく言われますが、「空き領域」に関してはデフラグしてやったほうが良いようですね。

ここで紹介されている「Defraggler」というユーティリティを試してみました。

Defraggler

なんだ、このツール私が愛用している HDD クリーニングソフト「CCleaner」と同じ Piriform 製じゃないですか・・・。
最近の Windows 標準のデフラグ機能は UI 的にあまり面白いものではないですが、このツールのようにディスクの状態をリアルタイムに表示しながら動いてくれると、ついじーっと見ちゃいますね(笑。

Defraggler

SSD に対して空き領域のデフラグを行う場合は、メニューから「アクション」→「拡張」→「空き領域のデフラグ」を選択します。データ領域のデフラグに比べればかなり短い時間(ディスクの状態にもよるけど数分程度)で完了します。

じゃあどのくらいパフォーマンスが改善するものなのか?ということで、2 年前に SSD 化したまま特にメンテナンスもせずに使い続けている VAIO type T(TX)で動かしてみました。SSD は SAMSUNG の「MCBQE64GKMPQ-M1A」です。通常のデフラグ(データ領域のデフラグ)とどれくらい違うか、を比較するために、デフラグ前→通常のデフラグ後→空き領域のデフラグ後、で CrystalDiskMark で計測してみたのがこちら。

状態デフラグ前デフラグ後空き領域の
デフラグ後
Sequential Read57.246 MB/s57.096 MB/s57.180 MB/s
Sequential Write26.679 MB/s27.364 MB/s27.203 MB/s
Random Read 512KB56.969 MB/s56.689 MB/s56.847 MB/s
Random Write 512KB7.430 MB/s7.650 MB/s7.697 MB/s
Random Read 4KB (QD=1)13.366 MB/s12.630 MB/s12.918 MB/s
Random Write 4KB (QD=1)0.105 MB/s0.105 MB/s0.103 MB/s
Random Read 4KB (QD=32)15.491 MB/s15.366 MB/s15.509 MB/s
Random Write 4KB (QD=32)0.108 MB/s0.107 MB/s0.103 MB/s

うーん・・・誤差?(´д`)
残念ながらほとんど有意な差が出ていませんね。フラグメンテーション自体はかなり進行していたので、何かしら意味のある結果が出るかと思っていたんですが。まあ、今はもう妻子のメインマシンになっていて、Web とメールくらいにしか使われていないので、それほど速度低下するような使い方もされていないのは事実ですが。

これじゃああまりにも寂しいので(笑)もう 1 台試してみました。私が去年 1 年ほど仕事でメインモバイルとして使っていた VAIO type P(初代)です。WinXP 化してから半年ほどはあまりメンテナンスしていなかったので、これなら SSD は type T 以上に酷使されているはず。
搭載している SSD は SAMSUNG の「MMCQE28GFMUP-MVA」。SATA のドライブですが、チップセットが PATA 専用なので内部的に SATA-PATA 変換が入っているものです。
ちなみにこちらはデフラグ前→空き領域のデフラグ後→通常のデフラグ後、という順番で計測してみました。

状態デフラグ前空き領域の
デフラグ後
デフラグ後
Sequential Read68.86 MB/s69.77 MB/s69.02 MB/s
Sequential Write47.20 MB/s50.15 MB/s48.88 MB/s
Random Read 512KB67.27 MB/s67.57 MB/s67.10 MB/s
Random Write 512KB24.33 MB/s26.80 MB/s29.36 MB/s
Random Read 4KB (QD=1)11.29 MB/s10.71 MB/s10.61 MB/s
Random Write 4KB (QD=1)5.52 MB/s5.66 MB/s5.55 MB/s
Random Read 4KB (QD=32)15.14 MB/s13.98 MB/s14.30 MB/s
Random Write 4KB (QD=32)2.19 MB/s2.74 MB/s2.56 MB/s

あっ、小数点以下二桁までしかデータをとっていなかった(汗。

でもこちらは空き領域のデフラグ後に誤差とは思えない程度に数値が向上しているので、効果はあったと言っていいんでしょうか?ただ、その後通常のデフラグをかけたら数値が悪化したので、デフラグによって逆に空き領域側のフラグメンテーションが発生してしまった可能性はあります。さらに空き領域にデフラグをかけるとまた改善するのかもしれません。
まあ、それでも 10% にも満たない程度の改善にすぎないので、体感速度に違いが出たかと言われれば、正直あまり効果はないというのが正直なところですが・・・。解説サイトのほうでは明らかに速度が向上しているのは、効果が出やすいタイプの SSD だったか、ツールを使って強引にフラグメンテーションを発生させているので極端に差が出たか、ということなのかもしれません。

うーん、搭載している SSD の質にもよりますが、メインマシンとして毎日バリバリ使っている PC でもない限り、SSD のフラグメンテーションによる速度低下はあまり気にしなくても良いのかもしれませんね・・・。

投稿者 B : 23:59 | PC | Software | コメント (0) | トラックバック

2010/10/21 (Thu.)

MacBook Air 11.6"

【PC Watch】 アップル、11型液晶/1.06kgで88,800円の「MacBook Air」 ~13型モデルは118,800円から
Apple / MacBook Air 11.6inch MC505J/A

Apple / MacBook Air 11.6inch MC505J/A

MacBook Air の新製品が発表されています。もうほぼほぼ事前の噂どおり。かなり大規模で EMS に生産委託している以上、リークは止めようもないのでしょうか。

これについてはいろいろ思うところがあった・・・のですが、言いたかったことはあこすたむさんがだいたい書いてくれてしまったので、そのあたりは省略(ぉ。

MacBook Airに見るAppleの"演出力"と日本の"肥大化癖":It's a ...

先日読んだ西田さんの新書の感想でも書きましたが、やはり「少品種大量生産」と「最新のテクノロジーは少ないけど、組み合わせの巧さと価格設定(というか価格の見せ方)でイノベーティブな印象を与えること」で、非常に絶妙なバランスの製品に仕上がっていると思います。逆に言えば、技術的にはそれほど見るところはなかったりもしますが、「欲しい」と思わせるに十分だなと。
私は 13.3inch の初代 MBA にはそんなに惹かれなかったんですが、今まで買ってきたノート PC はかつての仕事用だった ThinkPad T40p を除き全て 12inch 未満というモバイル偏執狂なので、11.6 というサイズはけっこうスイートスポット(笑)。とりあえず Web ストアでカスタマイズして価格まで見たところで、「自宅にも会社にもこのクラスのモバイルノートが死ぬほどあって、さらに iPad まであるのに、コイツの入り込む隙なんてないじゃないか」と思い直しました(´д`)。でも型番が「MC505J/A」だったり、微妙に私のツボを突いてきてることも事実(ぉ。

今日、某所で少しだけ実物を触ってきましたが、確かによくできてますね。カテゴリ的には CULV ノートと競合することになると思いますが、同じ値段なら台湾メーカー(ASUS・Acer など)の CULV ノートよりも MBA のほうが所有欲を満たしてくれるのは確かだと思います。ただ、アルミユニボディは軽量化には向いていないので、約 1.06kg という質量以上にズシッとした重さを感じました。普段持ち歩いているのが約 765g の VAIO X なので、余計にそう感じるのかもしれませんが。

しかし今年のモバイルノートの面白いところは、今までならばどのメーカーも横並びで最新の ULV プロセッサを使った製品をリリースしていたところが、Let'snote J9 のように SV(通常電圧版)の CPU を採用してきたり、この MBA のように一世代前の Penryn コアの Core 2 Duo を使ったり、消費電力/発熱/パフォーマンス/コストのバランスをよく考えてそれぞれの製品に相応しいものを採用している、というところ。現行の Arrandale コアは消費電力が大きく、おそらく MBA のパッケージには収まらないのでしょう(かつ現行コアなのでコスト的に合わない可能性もあります)。逆に Let's J9 は半端な ULV CPU を使わずに力業で SV を入れてきました。が、どちらも消費電力が下がる(と言われている)来年の Sandy Bridge 世代の CPU が搭載されれば、モバイル PC として性能と消費電力のバランスが良くなり、製品の完成度としては一段上がるはず。個人的には、MBA は来年の Sandy Bridge 版のほうが魅力的だろうな、と予想しています(現時点で、捕らぬ狸の・・・であることは事実ですが)。
また、時期 Mac OS X "Lion" で標準対応する App Store は PC のビジネスモデルを変えてしまう可能性もあり、Lion 世代の Mac は勉強がてら 1 台買ってみようかと思っているので、来年のモデルを狙ってみるかもしれません。

投稿者 B : 23:45 | Mac | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/08/09 (Mon.)

Buffalo WHR-HP-GN

妹夫婦の家でも自分の PC や iPhone・iPad を快適に使いたい!ということで、自腹で無線ルータを買って設置してきました(笑。

妹夫婦はデジタル機器に関しては私と真逆の属性なので、PC も自宅に 1 台あるだけ(←一般家庭は大抵そう)。ネット環境は CATV で PC のネットワーク設定は CATV 業者に依頼したとのこと。
私が自分で使うことを目的に持ち込むルータなので安いのでいいや、と Amazon で適当に安くてそこそこ信頼性がありそうなものを選びました。

バッファロー / AirStation HighPower WHR-HP-GN

B002LSIXMG

自分ちで使ってるルータがバカでかいので、このルータもけっこう大きいのかな?と思っていたんですが、実物を見ると CD ジャケットサイズ(厚みもジャケット 3 枚分くらい)で、案外コンパクト。これなら例えば出張時にホテルの自室に設置する用にもう 1 台買っても良いかも。

CATV の ISP サービスって私はこれが初めてだったので、設定に 2~3 時間悩みましたが(´д`)、何とか設置完了。このルータはハイパワーがウリらしく、二世帯化を見越した広い家でもそれなりに電波が届きます。でもさすがに隅々とまではいかないので、いずれ二世帯になって接続する端末が増えてきたら、あと 1 台くらいアクセスポイントを増やしたほうが良いかなあ。

投稿者 B : 00:48 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2010/07/08 (Thu.)

ハンドメイドフェルトケース for VAIO X with X バッテリ

VAIO X シリーズで愛用しているバズハウスデザインのフェルトケースについて質問のコメントをいただいたので、X バッテリ装着時の写真をアップしてみます。

バズハウスデザイン / ハンドメイドフェルトケース for VAIO X シリーズ

ハンドメイドフェルトケース with X バッテリ

こんな感じで入ります。

ハンドメイドフェルトケース with X バッテリ

X バッテリ装着時には本体がくさび形になってしまうので、フェルトケースに入れても片側が膨らんでしまい、S/L バッテリのように「中に書類でも入ってる」という雰囲気が崩れてしまうのはちょっと残念です。が、「VAIO X 用」として出ている薄型・軽量のキャリングケースの多くは X バッテリでの使用を想定していないので、一つのケースでどのバッテリにも対応できるのは助かります。
私もほとんどの場合は L バッテリで用が足りてしまうので、X バッテリは意外と出番が少ないんですよね。

ハンドメイドフェルトケース with X バッテリ

裏返すとこんな感じに、どうしても膨らみが出てしまうのは仕方のないところ。「下腹ぽっこり」とか言ってるのは誰ですか(´д`)。

ちなみにこのケース、バズハウスデザインの商品ページには「X バッテリ対応」と明記していないので、もしかしたら正式には X バッテリ対応ではないかもしれません。そのあたりはあくまで自己責任でお願いします。

投稿者 B : 00:10 | PC | VAIO | コメント (0) | トラックバック

2010/06/18 (Fri.)

ファイナルファンタジー XIV オフィシャルベンチマーク

FFXIV の公式ベンチがリリースされていたので、私も早速試してみました。

ファイナルファンタジー XIV オフィシャルベンチマーク

キャラクターの種族があらかじめ選べたので、とりあえずミコッテ(≒ミスラ)で。

ファイナルファンタジー XIV オフィシャルベンチマーク

うわあ、さすがに 8 年前の FFXI とはクオリティの違うグラフィック。少し前までならオフゲーでしか楽しめなかった画質がオンラインでプレイできるとは。

見るからに重そうなので、、無理は承知で自宅の自作機と最近仕事マシンにした某モバイルモンスターiconでベンチマークを取ってみました。

一応両マシンのスペックはこちら。


自作機VPCZ11ALJ
OSWindows XP Professional SP3 (32bit)Windows 7 Professional (64bit)
CPUIntel Core 2 Duo E8400 (3 GHz @3.60 GHz)Intel Core i7-620M (2.66 GHz)
RAMPC2-6400 DDR2 SDRAM 4GBPC3-8500 DDR3 SDRAM 8GB
HDD/SSDHDD Seagate ST31000333AS (1TB)SSD 512GB (RAID 0: 128GBx4)
GPUASUS EN8600GT SILENT/HTDP/256MNVIDIA GeForce GT 330M 1GB
LCDEIZO FlexScan 2461WFull HD 1920x1080

この 2 機で、FFXIV のベンチマーク向けの解像度 2 種(Low:1280×720、High:1920×1080)および比較用に FFXI Bench ver.3-H で計測してみました。


自作機VPCZ11ALJ
FFXI Bench-H89008239
FFXIV Bench-L663960
FFXIV Bench-H308501

えっと・・・。

どちらも「動作困難」つまり FFXI Bench でいうところの「練習相手にもならない」状態です。自作機のほうは GeForce 8600GT という今となってはどうということのない GPU ですが、VAIO Z のほうは GeForce GT 330M というノート PC 用としてはパフォーマンスクラスの GPU。しかもデュアルコアとはいえ Core i7 ですよ。これで「動作困難」レベルだとすると、もうゲーム用に奢ったタワー型 PC くらいじゃないとまともに楽しめる性能とは言えないのでは(実際のゲームではグラフィックオプションの変更等で、動作必須条件には達するでしょうが)。
これはもう当初は Windows 版でプレイできるユーザーが事実上かなり限られてしまうことが確定したようなもの。PC なのでハードウェア性能の向上でいずれはメインストリームクラスの PC でも楽しめるようにはなるでしょうが、当分の間は一部の PC ゲーマー以外はパフォーマンスが画一化されている PS3 版のほうが現実的な性能で楽しめるんじゃないでしょうか。

ちなみに FFXI Bench のほうでは自作機のほうが高いスコアをたたき出していますが、これはおそらく FFXI のエンジン自体が古く、GPU の性能が FFXI の要求を遙かに超えてしまったため、スコアのプロセッサ周波数に対する依存度が大きくなったからだと思われます。

私は FFXI をやめてからもう 5~6 年経ちますが、XIV でもう少しライトユーザーでも楽しめる道が用意されるならまたプレイしてみたいかも、という気持ちはありました。でも手持ちの PC で満足いくパフォーマンスが得られないからといって簡単に環境を整えられる状況でもなくなってしまったので、これはちょっと様子見せざるを得ないかなあ・・・。

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2010/04/19 (Mon.)

Airpad Pro III

久々に職場のマウスパッドを買い換えました。

パワーサポート / Airpad Pro 究極セット III (マットブラック) 標準サイズ PAQ-71

Airpad Pro III

今までは id east end の「NuPad 2」を気に入って使ってたんですが、かれこれ 5 年使ってくると革の表面が傷んできて、ソールを貼っていても滑りが悪くなってきました。
本革製のマウスパッドって質感はすごく良いんですが、ちゃんと手入れしてないと滑りが悪くなりがちなので、自宅でも使っている Airpad Pro を職場用にも買うことに。でも、知らない間にだいぶ世代交代してもう「III」になってるんですね。

どのへんが「III」なのかというと、初代 Airpad が出た頃はまだボールマウスの時代だったのが、光学式~レーザー(最近だと BlueTrack とか Darkfield とかも)とセンサの主流も変わってきているので、それらに最適化させるよう表面処理を変えているんだとか。

ということで表面をよく見てみると、

Airpad Pro III

自宅で使っている初代 Airpad Pro と比べて表面が明らかにざらざらした感じになりました。結果、マウスを動かしたときの感触は従来の「エアーホッケーのごとき」滑るような感触は低減し、動作音も従来より大きくなってしまいました
ちなみに自宅で使っている初代 Airpad Pro の表面はこんな感じ。

Airpad Pro

スムーズさが全然違います。
初代 Airpad Pro を初めて使ったときはその軽い操作感と静かさに感動したものですが、それと比べてしまうとさすがにちょっと残念な印象。もちろんマウスの動きは軽いし正確ですが、指先を通じてパッド表面の微妙な凹凸による振動が伝わってきてしまうのと、手のひらがマウスパッドに触れる感触が違ってしまっているのがもったいないです。

考えようによっては、マウスパッド表面のざらざら処理が EOS 7D のボディの仕上げにちょっと似ているので、仕事中であっても趣味のカメラを触っているような感覚が味わえる、という見方もあるのですが(ぉ。

ちなみに私はマウス側にソールも貼っているんですが、以前からこんな感じで貼っています。

Airpad Sole

メーカー推奨では「純正のソールを剥がして代わりに貼ってください」らしいですが、このソール自体の入手性があまり良くないので消耗したときに困ることがありそうだし、小さいソールを貼ることで設置面積を小さくしたほうが、摩擦係数も減ってよりスムーズな動きが得られるので。

Airpad III もそんなに悪くないマウスパッドですが、正式にはレーザーマウスに対応していない初代 Airpad でも MX Revolution との組み合わせで使う限りは誤動作もまずなかったので、一部高感度センサーのみの動作保証でいいから、初代 Airpad Pro を復活させてくれないかなー。自宅の初代 Airpad Pro もかれこれ 7~8 年使っていて、パッドのエッジがぼろぼろになってきているので、ついでに買い換えたかったりしますが、ちょっと躊躇。

投稿者 B : 23:00 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2010/03/21 (Sun.)

VAIO E Series

あたらしい VAIO。

ソニー / VAIO E シリーズ VPCEB1AGJ (マットホワイト)icon

VAIO VPCEB1AGJ

といっても、私のではありません。親が今まで使っていた VGN-FS30B がついに再起不能になった(電源ボタンを押しても全く反応しなくなった。電源周りが逝ったっぽい)ので、買い換え。もともと「今年の夏くらいには欲しい」と言われていたのでそれが数ヶ月前倒しになった格好です。
同じオールインワンノートなら F シリーズのほうが作りが良いのは分かっているんですが、予定外のタイミングでの出費ということもあって条件は「コスト優先」。E シリーズはハードウェアスペックだけ考えれば F シリーズよりもコストパフォーマンスが高いので、もう一択状態でした。

先月末に発注して、当初納期が「4 月上旬」と表示されてさすがにヒキましたが、2 週間近く前倒しで納品されたことになります。
ちなみに選択したスペックはこんな感じ。

  • マットホワイト
  • Windows 7 Professional 64bit
  • Core i5-430M (2.26 GHz)
  • 4GB RAM
  • 1366×768 LCD+Intel HD Graphics
  • HDD 320GB (5400rpm)
  • BD-RE
  • Office Personal 2007

できるだけコストは抑えましたが、ストレスが溜まらないように CPU とメモリだけは少し上げてみました。あと、BD-RE ドライブを選択したのは私の個人的なこだわりです。実家にはまだ BD レコーダがないので、HDMI でテレビにつないでプレイヤー代わりにも使えるように。本当はフル HD 液晶も積みたかったところですが、老眼だし、そこはグッとがまん。最近はこれより小さいサイズのフル HD 液晶を使っているので、15.5 型ワイドで 1366×768 の解像度だと、さすがにピクセルの角が気になりますね(´д`)。

ちなみに OS が Professional なのは、いざというときに東京からリモートデスクトップでつなぐため(笑。

カラーはマットホワイトを選びましたが、

VAIO VPCEB1AGJ

ご覧のとおり、天板はシルバー。パームレストはクリアホワイトなので、正確には「マットホワイト」な部分はキーボードくらいしかありません(´д`)。分かりにくい・・・。
E シリーズは鮮やかなカラーバリエーションがセールスポイントなので、自分が使うならばブルーあたりを選んだところですが、母親が使うのでおとなしめにしました。

VAIO VPCEB1AGJ

CPU-Z で CPU 情報を表示させてみました。
いろいろ割引率クーポン等を当て込んだとはいえ、このスペックで BD ドライブつきで¥10 万円ちょっと(Office 抜きの場合)というのは、本当に良い時代になったものです。もう自作機を組むのがアホらしくなってきます(´д`)。
液晶の色再現性が今ひとつで視野角も狭めだったり、キーボードは QWERTY キーについては不満はないけどテンキーがパシャパシャした感触だったり、値段相応な部分はありますが、必要十分という感覚。

一応 CrystalMark 2004R3 でもベンチを取ってみました。


VPCEB1AGJ
Mark108080
ALU31261
FPU31368
MEM23369
HDD7947
GDI10503
D2D1526
OGL2106

ノートなのに自作機(もうスペック的に古いけど)ともそこそこ良い勝負。もうエンコードしたりゲームしたりしなければ、私でも日常用途には不満が出なさそうな気がします。
私は最近ノート PC といえば SSD 搭載機種しか使わなくなって久しいので、触ってみた感じではディスクアクセスの発生する処理でちょっと待たされる感じがするのと、シーク音が却って新鮮なので(笑)、仮に自分で使うにしても SSD には換装したいですが。

とりあえずこの連休を使って自宅でセットアップ中。壊れた PC から HDD を引っこ抜き、データを吸い出して環境移行したら、実家に送り出します。前の PC が古い上に満身創痍状態でしばらく使っていたので、大幅スペックアップに驚くだろうな・・・。

投稿者 B : 22:22 | PC | VAIO | コメント (2) | トラックバック