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2015/02/18 (Wed.)

VAIO meeting 2015

VAIO の新製品発表に伴うユーザーイベント「VAIO meeting 2015」に参加してきました。

VAIO meeting 2015

ユーザー側の参加人数は 150 人程度、といった感じでした。倍率は十数倍あったということなので、2,000 名の中から選ばれるという狭き門だったようですね...。私は VAIO のイベントに参加するのはおよそ 10 年ぶりなので、いろんな意味で感慨深いものがあります。
既にあちこちのサイトでイベントレポートが掲載され始めていて、同じような記事を書いてもあまり意味がないと思うので、私はちょっと違う切り口でまとめてみようと思います。

VAIO meeting 2015

イベントが始まるや否や、経営陣の挨拶と新製品説明もそこそこに、いきなり生分解ショーから始まるという乱暴なまでのマニアックさ(笑。まあこのイベントに参加するくらいの VAIO ファンであれば事前に製品情報は読み込んできているでしょうし、これくらいがちょうど良いのかもしれません。分解を担当したのはメカ設計リーダーの原田氏、解説はプロジェクトリーダーの笠井氏。いずれも VAIO Z シリーズを長年担当されてきた方々です。そしてツッコミ役はおなじみテクニカルライターの笠原一輝氏。分解記事といえば笠原氏か ITmedia の前橋氏かというところなので、安心感のある人選と言えます。

この後のイベントの流れについては他サイトに任せるとして、気になる新 VAIO Z を見ていきます。

VAIO meeting 2015

新 VAIO Z。今まで Z シリーズと言えば直線的でメカメカしいデザインを身上としてきたので、こういうシンプルでプレーンなデザインなのが気にくわない、という人もいるでしょう。特に、かつてエントリー寄りのモデルであった Fit A シリーズで先に使われたデザインラインを踏襲しているため、そのイメージが嫌だという要因が強いはずです。しかし、VAIO は Fit A シリーズを登場させたときから、Windows 8 以降はマルチフリップデザインを主力にしようとしていた節があり、この流れは以前から計画されていたものであった可能性が高いと思います(シリーズ名を「Z」にするつもりだったかはさておき)。
特に近年は多くのデジタル機器で「基本デザインを長く使う」という考え方が定着しつつあります。Apple 製品はもちろんのこと、カメラ製品でもむやみにデザインを変えないことは一般化していますし、今回の VAIO も「デザインに継続性を持たせることでブランドアイデンティティを確立しつつ、金型コストも抑える」という考え方で、現在のデザインラインを数年使い続けるつもりなのではないでしょうか。

VAIO meeting 2015

まあ、パッと見が Fit A シリーズと大差ないように見えるのは事実ですが、個人的には自宅に Fit 11A があることもあり、愛着のあるデザインではあります。Fit A シリーズは「ヘアラインアルミさえ使っときゃありがたがってくれるんだろ?」という押しつけがましさがあまり好きになれませんでしたが、新 Z の天板は無地。こちらのほうが落ち着きます。

VAIO meeting 2015

上から見ると Fit A ですが、横から見ると薄さは段違い。「MacBook Air よりも薄いのに、MacBook Pro よりもパワフル」は伊達ではありません。ボトムシャシーのカーボン素材が効いているのか、持った感じも MBA より軽いばかりか、VAIO Z2 よりも軽く感じるほど(実際には Z2 のほうが軽い)。
マルチフリップ機構のおかげで液晶側がちょっと厚くなってしまっているので、「マルチフリップなしでもっと薄く軽いのが欲しかった」という声があることには同意せざるを得ません。実際、我が家の Fit 11A でもクラムシェルモード以外で使うことなんて数えるほどしかないし...。

VAIO meeting 2015

シルバーのカラバリモデル。見た目から感じる軽さ、という意味では私はシルバーの方が好みかな。ブラックは天板についた指紋がけっこう目立つ感じ。

VAIO meeting 2015

スケルトンモデルの展示もありました。近年の VAIO ではスケルトンモデルが作られることはかなり少なくなっていたので、久しぶりに見ました。こういうのは萌えますね...。

各パーツのところに協力メーカー名が明記されています。ソニー時代は部品メーカーといってもカーボン素材の東レくらいしか名前が出てきませんでしたが、新会社になってからは積極的にメーカー名を公表することで協力会社のプロモーションを代行し、販売数以上のメリットを協力会社にもたらそうという意図でしょう。自ずとライバルメーカーに技術が盗まれるリスクも高まりますが、裏を返せばパーツだけ盗んでも同等クオリティの製品は他社には作れない、という絶対の自信の表れでもあるはずです。新会社の設立時に「いくつかのメーカーとは販売数量よりも技術開発をメリットに感じてもらい、協力関係を築くことができた」というコメントがありましたが、それはこういうことだったのだと思われます。

VAIO meeting 2015

底面からは独自の殻なし構造で大容量化したリチウムポリマーバッテリが見えます。メインボードや冷却機構のレイアウトも美しい。

それではここから中身の話ということで、生分解ショーのようすを交えながら見ていきましょう。

VAIO meeting 2015

まずはメインボード。手前の Fit 13A のメインボードと比べると、Z は面積で約半分に抑えられ、かつ基板のレイアウトもスッキリしています。
汎用品の組み合わせで作られている Fit 13A に対して、Z の基板は特殊部品のオンパレード。さらに、基板上のシルク印刷まで省いてスペースを削っています。

VAIO meeting 2015

特にこのプロセッサ脇にある超小型の部品が密集したエリアの細かさといったら。おそらく PC 用ではなくスマートフォン用のセラミックコンデンサを使っているのだと思いますが、こういうのは Intel から出ている Ultrabook 用のデザインガイドラインベースでは絶対に作れない部分。電子回路や各部品の特性を知り尽くし、どこまで攻められるかを把握していなければ、ここまでの高密度実装はできません。

VAIO meeting 2015

こちらは SSD ですが、PCI Express 規格でありながら Instant Go に対応した SSD はこれが世界初ではないでしょうか(VAIO Duo 13 では Instant Go 対応のために PCI Express を諦めて SATA SSD を採用していた)。
型番を見ると「MZ」で始まっているので、SAMSUNG 製の SSD を採用しているものと思われます。

VAIO meeting 2015

冷却ファンは 2 発搭載されていますが、静音化のためにフィン数の異なる(おそらくどちらも素数枚)ファンを採用して共振を抑えているとのこと。この考え方は以前の VAIO Z2 でも採用されていたもので、この新 VAIO Z が紛れもなく VAIO Z シリーズの系譜に連なるものであることの証左です。
また、ヒートパイプにも協力メーカーが現在特許申請中の新技術が用いられているとのこと。

VAIO meeting 2015

Wi-Fi アンテナのスペックは 2×2 MIMO ですが、設計を最適化することで他社の 3×3 MIMO アンテナよりも高いスループットを実現。VAIO 株式会社本社には世界各国の電波法に対応した試験が行える EMC サイトがあり、そこで徹底的なテストと試行錯誤を繰り返すことで、この性能に結びつけています。
このあたりの詳細は 6 年前の PC Watch に掲載された笠原一輝氏の記事に詳しいです。

【笠原一輝のユビキタス情報局】 モバイルVAIOの故郷、ソニーイーエムシーエス 長野テック見学記

新 VAIO Z は見た目の新しさこそありませんが、これまでの VAIO の歴史をふまえて作られた、現時点の VAIO の一つの完成形であることは間違いありません。個人的には Z Canvas よりもオーソドックスな PC スタイルの Z のほうが欲しいですね。

VAIO meeting 2015

一方、Z Canvas のほうは Z 以上に人だかりがすごくて、結局閉館時間までに触ることができませんでした...。
まあ、こちらは既に数多くのイベントで試作機が展示されてきましたし、イベント内でもあまり多く語られることがなかったので、今回改めて語ることもないでしょう。

VAIO meeting 2015

とにかく、イベント中を通じて社員のみなさんが終始にこやかな表情だったのが印象的でした。新体制下で創り上げた初めての製品がようやく日の目を見て、ほっとしたことでしょう。
それでも PC 市場そのものが停滞していることには変わりなく、これからも厳しい状況は続くでしょうが、引き続き我々をあっと驚かせるような製品を作り続けていってほしいものです。私も影ながら応援しています。

VAIO / VAIO Z VJZ13A1icon

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2015/02/08 (Sun.)

ATOK 2015

ATOK 2015 が発売されたので、私もさっそく購入しました。

日本語入力システム ATOK 2015 for Windows - ジャストシステム

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といっても最近はすっかり隔年でしか買わないようになってしまいました。機能的には今でも 2013 で十分ながら、今年は秋に Windows 10 のリリースも控えているので、最新バージョンを買っておいたほうが良いだろうな、という判断で。ちなみに年賀状の宛名印刷にしか使っていない一太郎もついでにバージョンアップしておこうと思い、一太郎 2015 のバージョンアップ版をダウンロード購入しました。

ATOK 2015 の目玉機能は「ナントカ変換サービス」で、確かに面白いんですが、これは厳密には ATOK 2015 の新機能ではなく ATOK 向けのサービスなので通常版には提供されず、プレミアム版を購入(ナントカ変換を 1 年間使用可能)するか ATOK Passport を契約しなくては使えません。興味はあるものの、実際にどれくらい使うか?と言われると微妙なので、とりあえず ATOK 単体で十分です。
それ以外はあまり大きな機能追加はありませんが、推測変換機能が強化されたのが嬉しい。今までの推測変換は文節単位でしか推測候補を表示してくれず、文字入力が細切れになってしまって逆に効率が落ちてしまうように感じていましたが、今回のバージョンからは連文節に対して推測候補を表示してくれるようになったので、途切れずにどんどん文字入力していけるようになったのが気持ちいいですね。

ATOK 2015

でも、近年の ATOK はソフトウェア単体での機能追加よりもクラウドサービス側に付加価値をつけるようになってきました。これ自体は業界全体の流れなので仕方ありませんが、魅力的な新機能を使いたいと思ったら月額でサービスを契約せざるを得ず、今までのように隔年でバージョンアップするということができなくなるのはちょっと痛し痒しですね。長年の ATOK ユーザーとしては ATOK になくなってもらっては困るので、そろそろ ATOK Passport に移行しても良いかな...とは思い始めていますが、使い方によってはオフライン時にライセンス認証が走って(認証ができずに)ATOK が使えなくなるというケースもあるようなのが困りもの。現在は改善していたりするんですかね...?

一太郎 2015 バージョンアップ版

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2015/01/07 (Wed.)

NEC AtermWG1800HP、その後

去年買った自宅用 Wi-Fi ルータ、AtermWG1800HP。年末に某氏に「アレ良いですか?」と訊かれて「実はちょっとイマイチ...」と曖昧に答えてそのままにしていたので、回答の意味も込めて改めてその後について書いておきます。

AtermWG1800HP

買い換えによって電波強度も通信速度も向上して満足はしていたんですが、使っているとちょくちょく途切れる症状が発生していました。切れたら切れっぱなしになるのではなく瞬断して直後に再接続する、という不可解な途切れ方だったんですが、再現性を確認してみると「5GHz の接続が安定しない」という結論に至りました。
しかも、5GHz(上の画面キャプチャだとリストの最上段に表示されている「aterm-******-a」がそれ)は、途切れるようになると再接続しようとしても IP アドレス取得段階から応答しなくなって、ルータ自体を再起動するまで 5GHz では繋がらない状態になります。どの端末から試しても同じ状況で、これはルータ側に何か問題があるに違いない。

さらに追い込んでいくと、ルータモードでは問題が発生せず、ブリッジ(アクセスポイント)モードだと発生することが判明。
もっというと、我が家の環境ではブリッジモードにするとルータのコントロールパネル(クイック設定 Web)にアクセスできなくなります。取説を調べてみると、ブリッジモードの場合はルータ自身の IP アドレスは末尾「210」に強制設定される(ネットワーク環境によっては 211~218 のいずれかになる場合もある)とのことですが、IP アドレス直打ちでもアクセスできず。

「我が家の環境では」と書いたのは、我が家のネットワークはマンションに付帯する「e-mansion」というサービスを利用しているから。このトラブルに遭遇するまで失念していたのですが、このマンションのネットワーク構成では、サブネットマスクが一般的な 24bit(255.255.255.0)ではなく 18bit(255.255.192.0)に設定されています(ウチのマンションだけなのか、e-mansion 全てがそうなのかは不明)。
これはもしかすると AtermWG1800HP のブリッジモードが 24bit のサブネットしか想定しない作りになっており、IP アドレスの取得に問題が生じているのではないか?と推測したわけです。ただ、それだと 2.4GHz 側は安定していて 5GHz だけ不安定なことの理由が説明できませんが...。

AtermWG1800HP

念のため、5GHz 帯の使用帯域を変更してみたり、ECO モード回りの設定を変更してみたりしましたが、改善する気配はなし。

いずれにしても、ブリッジモードではなくルータモードなら安定するので、今のところ考えられる解決策は...これしかありません。というわけで、お正月休みの間にネットワーク構成を変更しました。

AtermWG1800HP

今まではホームネットワークの末端にブリッジモードで AtermWG1800HP をぶら下げていましたが、我が家のルート HUB(玄関の配電盤の隣にある)の、HUB と上位ネットワークの間にルータを噛ませて、ルータモードで動かすことにしました。多段ルータになってしまうのが気持ち悪いですが、ホームネットワーク内の安定性だけを考えるとこれがベスト。
ルータの設置場所がリビングから玄関と、物理的にメインの使用場所からちょっと離れてしまいましたが、そもそもの電波出力自体がそれなりに強いので、電波強度的にはそれほど不都合を感じていません。

あまりスマートではない解決方法ですが、とりあえず安定したようなので、これで良し。
また問題が発生するようであれば、もう諦めて別メーカーのものに買い換えを検討するつもり。

一応 NEC の名誉のために補足しておくと、ネット上を調べてみても同じような環境・症状に悩まされている方は 1~2 人しか見あたらなかったので、一般的なネットワーク環境ではこういう問題は発生しないのではないか、とは思います。

NEC / AtermWG1800HP

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投稿者 B : 23:18 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2014/10/04 (Sat.)

Logicool ワイヤレスマウスのチャタリング対策

職場で愛用しているロジクールのマウス G700 が、この夏くらいからかな、右クリックボタンがチャタリングを起こすようになってきました。

Logicool G700

左ボタンと違って右ボタンはチャタリングが発生しても気がつきにくいものです。左はシングルクリックがダブルクリックになってしまうのですぐに判るけど、右の場合は「右クリックメニューが出ないことがある」という症状なので、マウスの不調なのか、アプリの反応が鈍いだけなのか判りにくい。でも不便を感じながらしばらく使っているうちに「これはチャタリングではないか」ということに思い至りました。

ロジクールのマウスは長期間使ううちにチャタリングが出やすい、というのが持病のようで、以前も当時使っていた MX Revolution でチャタリングが発生。当時は「ChatteringCanceler」というユーティリティをインストールすることでしばらく凌いでいたこともあります。
そういう持病があるいっぽうで、ロジクールのマウスはメーカー保証が 3 年と長いことでも有名。もしかしたら新品に無償交換してもらえるんじゃね?と思って購入履歴を辿ってみたら、3 年半経ってましたorz。

仕方ない、まあ 3 年半も使ったら十分モトは取れただろうし、特に職場ではマウスは酷使してるから、そろそろ買い換えるか...と思いつつ、諦めきれずに対処法をググってみたところ、ありました(!)。

ワイヤレスマウスのシングルクリックのつもりが勝手にダブルクリックになって困る ~ チャタリング解決法を調べてみた! | 76bit Cafe

なるほど、チャタリングの原因はマウス内に溜まった静電気、と。ケーブルマウスと違ってワイヤレスマウスは静電気を逃がす術がないからチャタリングが起きやすい、と。
で、静電気を逃がすには電池を抜いて 10 秒ほどマウスボタンをクリックしまくればいい、と。

半信半疑で試してみたところ...なんか、見事直ったんですけど\(^o^)/。

こんな単純なことだったとはねえ。
私はロジクールのワイヤレスマウスは大量に持っているので(笑、他のマウスでも症状が出たらこれで対処してみることにします。

新しいマウスを試す口実がなくなってしまったのは少し残念ですが(ぉ、最近じゃロジクールのマウスもマイナーチェンジ(ハードは変えずにデザインやドライバのみのアップデート、ひどい場合は実質的なリネームだけでモデルチェンジしている場合もある)が多くなっているので、試してみたいマウスもあんまりないんですよねえ。

ロジクール / G700s Rechargeable Gaming Mouse

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2014/10/02 (Thu.)

NEC AtermWG1800HP (2)

先日購入した AtermWG1800HP の続きです。

NEC / AtermWG1800HP

AtermWG1800HP

えっと、買った直後に直接の後継機種が発表されてしまいましたが(;´Д`)ヾ、

NEC、下位モデルに先行投入された新機能を盛り込んだ11acルーター最上位機 - PC Watch

ハードウェア的には実質的に同じもので、ペアレンタルコントロール的なアクセス制御機能が追加されたことと、付属の NFC タグでスマートフォン等の接続設定ができるようになった程度の違いしかないので、気にしない方向で(泣。

とりあえず自宅のひととおりの機器を接続設定して、数日使ってみました。
電波強度は、それまで使っていた WZR-AGL300NH に比べて明らかに良いです。AGL300NH はリビングの中でこそ感度良好なものの、壁を一枚挟むと途端に電波が弱くなり、別室ではまともに通信できる場所を探すのが大変な状態でしたが、AtermWG1800HP に換えたら以前の状態が嘘のように、家じゅう(といってもそれほど広くもない 3LDK のマンションですけど)で快適に通信ができるようになりました。これで長風呂も、体調崩してベッドから起き上がれない日も怖くない(←寝てろ)。

じゃあ、スピードはどの程度出ているのか?ということで、ベンチマークを取ってみました。
とはいえ私が所有している機器で .11ac に対応しているのは Xperia Z2/Z2 Tablet しかないので、Android 版のローカル Wi-Fi 速度計測アプリとして使いやすそうだった「WiFi Speed Test」というアプリを Z2 Tablet にインストール(接続先の母艦が必要なので、PC 用サーバアプリを有線 LAN にぶら下がった自作機にもインストール)して計測。

WiFi Speed Test

WiFi Speed Test

無線通信の速度計測はけっこうバラツキがあるので、5 回計測して中央値を拾ってみるとこんな感じ。

ネットワーク上り下り
IEEE 802.11ac203.91Mbps205.84Mbps

おお、どちらも 200Mbps 超え。理論値 1,300Mbps のルータとしては物足りない値ですが、そもそも Z2 Tablet 側の .11ac が最大 433Mbps でしか通信できないスペックなので、その理論値の 50% 程度とすれば妥当な値でしょう。
今のところ .11ac で通信できる機器が自宅にはスマホとタブレットしかない、というのは残念ですが、.11n のルータとしても今までは最大 300Mbps だったのが最大 450Mbps に底上げされているので、全体的に快適にはなっています。

電波強度も通信速度も大きく改善したので、とりあえずは満足。最大 1,300Mbps の通信速度はこれから出てくる機器のために取っておくことにしましょう。

NEC / AtermWG1800HP

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2014/09/28 (Sun.)

NEC AtermWG1800HP (1)

しばらく検討していた IEEE 802.11ac ルータ導入の件、観念してエイヤッと購入しました。

NEC / AtermWG1800HP

AtermWG1800HP

バッファローの最新モデルはユーザーからの評判が著しく悪いのがどうしても気になって、久々に NEC のルータに乗り換えてみました。

2.4/5GHz 両対応、理論値 1,300Mbps の Wi-Fi ルータです。とはいっても 1,300Mbps に対応した子機がまだ出ていないので、当面は最大 866Mbps が理論値の上限であり、それ以上は将来を見据えた投資、という位置づけになりますが。

AtermWG1800HP

筐体はかなりコンパクト。バッファローの AirStation は上位機種になると筐体が巨大でちょっと置き場所に困ることが多く、現行機種もけっこう大きいんですが、NEC の現行機種はハイエンドモデルに見えないくらいのコンパクトさ。アンテナの出っ張りもないのでリビングに置いておいても物々しくないのがありがたいです。

ただ、筐体表面がツヤツヤなのはどうも...特に黒は埃が目立つんですよね。つや消しブラックか、つや有りならホワイトが良かったのに。

AtermWG1800HP

設置方法は縦置き・横置きの両方に対応しています。面白いのが、スタンドを付け替えることで縦横に対応するわけですが、横置きしたときにスタンドが本体に一体化したデザインに見えるようになっています。まあ縦置きのほうが設置面積を取らないし、アンテナ感度も良さそう(あくまでイメージですが)なので、私は縦置きにして使います。

AtermWG1800HP

背面のコネクタは、4 ポートの Enternet HUB+アップリンクポート×1、加えて USB ポートが 1 つついています。この USB ポートは HDD や USB メモリを接続してファイルサーバ/DLNA サーバとして動作させることが可能。処理速度が足りていれば、わざわざ NAS を買わなくてもコイツを NAS 代わりにできちゃうんだよなあ。今度試してみたいと思います。
一番上についているスイッチは、Wi-Fi の動作モードの切り替え。ルータ/ブリッジ(アクセスポイント)/コンバータ(子機)として動作させることができ、ルータモード時はさらにローカルルータ/PPPoE ルータの選択が可能。家庭用としてであれば、どんなネットワーク環境にも対応できると言えます。ちなみに我が家はマンションの共有 FTTH 回線で、ルータはマンション側が持っているので、ブリッジモードで使用します。

AtermWG1800HP

付属の AC アダプタはそれほど大きなものでもありませんが、今どき珍しくコンセント側が脱着式のメガネケーブルではなく、はめ殺しのケーブルになっています。我が家の設置環境には十分な長さでしたが、足りない or 長すぎるから適当な長さのメガネケーブルに差し替えたい向きにはイマイチな仕様かも。

電波強度や通信速度などについては、また追ってレポートします。

NEC / AtermWG1800HP

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2014/09/15 (Mon.)

EIZO FlexScan EV2455

EIZO、ベゼル1mmを実現しマルチディスプレイ機能を強化した液晶2機種 ~フルHD 23.8型とWUXGA 24.1型 - PC Watch
EIZO / FlexScan EV2455

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EIZO から気になる液晶ディスプレイが発表されています。なんとベゼル 1mm!ほぼベゼルレス、全面が画面というのはかなりインパクト強し。シャープのスマホ「AQUOS CRYSTAL」なんかも出ていますし、こういう超狭額縁ディスプレイは今後のトレンドになる可能性がありますね。まあ、液晶テレビでもそうだったように、ベゼルレスデザインは最初のインパクトは強いけど、メーカーごとにデザインの差異がなくなってしまってつまらない、という側面もありますが。でも、デザイン以上に「同じ設置面積なら一回り大きいディスプレイが置ける」というメリットは何物にも代え難いものです。

私が現在使っている PC 用ディスプレイは FlexScan SX2461W で、気がつけばもう 6 年以上使ってきています。Adobe RGB カバー率 96%・12bit-LUT という表示系のスペックは今回の EV2455 よりも上ですが、ベゼルは厚いし蛍光管バックライトだし、ちょっと古さが目立ってきているのは事実。
ただ、買い換えるなら

  • 今(24.1inch)よりもインチサイズが大きい
  • オーバーフル HD
  • 写真現像用途に堪える色再現性(できれば Adobe RGB カバー率 95% 以上)
  • できればハードウェアキャリブレーション対応
のうち、二つくらいの要素は満たしておいてほしいところ。このベゼルレスデザインでもう少しスペックが高ければ良かったんだけどなあ...。 狭額縁にこだわらなければ ColorEdge シリーズが要件を満たしているんですが、今 10 万を超える PC ディスプレイはちょっと買えない(´д`)。

まあ、前述したとおり今後はベゼルレスデザインの機種も増えてくる可能性はあるので、様子を見ながら買い換え時を探りたいと思います。

投稿者 B : 17:55 | PC | PC DIY | コメント (0) | トラックバック

2014/08/21 (Thu.)

IEEE 802.11ac ルータ導入検討中

最近、自宅の Wi-Fi ルータの買い換えを検討しています。

というのも、今使っているルータはバッファローの WZR-AGL300NH。もう 6 年も前のモデルです。以前の住居で使っていたときにはそれほど不満もありませんでしたが、2 年前に今のマンションに引っ越してきてから、電波が弱いと感じることが多々あるようになりました。といっても、我が家は特別に広いわけでもないごく一般的な間取りの 3LDK のマンションなわけで、距離的なものというより壁を挟むと急激に電波が届かなく(2.4GHz/5GHz とも)なる模様。特に、寝室とバスルームで接続が安定しないので、けっこうイライラしています。
新しい Wi-Fi の規格、IEEE 802.11ac の正式版が確定したら買い換えようかな、とずっと考えてきて、今年ようやく規格が固まったので、そろそろ買い時かなと。IEEE 802.11ac 規格にはビームフォーミング機能(電波の指向性を高めて接続を安定化させる仕組み)も盛り込まれているので、電波強度についても旧規格より改善されるはず、という見立てもあり。

機種選定については、やはり定番バッファローかなあ...と思って調べてみたところ、

バッファロー / AirStation HighPower Giga WZR-1750DHP2/N (フラストレーションフリーパッケージ)

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最新機種はどうにも評判が悪い。Amazon でも価格コムでも「繋がらない」「不安定」「感度が悪い」などボロクソ。クチコミサイトの評価だけを鵜呑みにするわけではありませんが、「とりあえずバッファローを買っとけば大丈夫」という時代ではもうないのですかね。

とすると、対抗はやっぱり NEC かな。

NEC / AtermWG1800HP

B00C2FICNS

こちらに関するクチコミは、絶賛というほどでもないけど悪くない感じ。
モバイルルータ系で NEC をしばらく使っていてイマイチだと思っていましたが、最近の製品ではずいぶん改善されたんですかね。

私の身の回りでは今のところ .11ac のルータに買い換えている人があまりいないので、参考になりそうな情報も特にないし。
比較記事を探してみたら、ASCII.jp でガチに速度比較している記事がありました。

ASCII.jp:理論値最大1300Mbps! 最速のIEEE 802.11acルーターを選ぶ!! (1/5)|どれが高速!? IEEE 802.11ac製品選び

スピードだけならエレコムが最速、という結果。
エレコムといっても以前ならロジテックブランドで展開していたのが、いつの間にかエレコムブランドに切り替わっていたので、品質的にはそれほど悪いものでもないんでしょうけど。ただ、自分も含め据置型の Wi-Fi ルータはバッファロー、NEC、Apple、あとまれにアイ・オーくらいしか使っている人を見かけないので、メイン用の機器としてはいきなり手を出しにくいところではあります。

まあ、Wi-Fi ルータ選びのポイントはスピードだけじゃなくて電波の安定性とかユーティリティの使いやすさとか、他にもいろいろ要素がありますからね...「使ったことがあるメーカーの安心感」っていうのも捨てがたい。
もうちょっと悩んでみて、来月くらいには買おうかなと。

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2014/07/04 (Fri.)

Canon DPP 4.0

ちょっと出遅れてしまいましたが、キヤノン純正の RAW 現像ソフト「Digital Photo Professional」のバージョン 4.0 を試してみました。

キヤノン:一眼レフカメラ EOS|Digital Photo Professional 4.0

Digital Photo Professional 4.0

私は昨年 Photoshop 写真業界向けプログラムに申し込んで以来、メインの RAW 現像ソフトは Lightroom に移行してしまいました(全くの余談だけど、期間限定の延長を繰り返した挙げ句に「フォトグラフィプラン」と改名してレギュラーメニュー化した Adobe のやり口は酷いと思う)。なので、カメラメーカー製の RAW 現像ソフトはあくまでサブ的にしか使っていません。
それ以前は、純正現像ソフトでカメラプリセットの色モードをベースに微調整する程度の現像でしたが、フルサイズセンサ搭載カメラをメインに使うようになってから、センサが持つダイナミックレンジの広さを活かして現像で追い込むことで仕上がりが全然違ってくることを実感し、また Lightroom でのワークフローがカメラ側の画作りを意識させず、かつ大胆にいじれることもあって、この 1 年ほどで自分の画作りがだいぶ変わってきたことを自覚しています。

そんな、すっかり Lightroom ユーザーになってしまった私が久しぶりに戻ってきた DPP の新バージョンはどうか。

Digital Photo Professional 4.0

うお、デザインからしてガラッと変わった。

DPP は長い間キヤノンの RAW 現像ソフトとして提供されてきたためか、旧バージョンは改築と増築を繰り返してきた家みたいな状況になっていて、画面デザインには古くささを感じる部分もありました。それが全くの新規デザインに作り直され、黒ベースになったことも相まって、かなり Lightroom を意識してきたのかな、というデザインになっています。また、ようやく 64bit 版が登場したことで、高性能な PC の恩恵を受けられるようになりました。3.4GHz クアッドコア・16GB メモリ・SSD な私の自作機だと、確かに 3.x 系よりも動作のひとつひとつがキビキビして感じます。

Digital Photo Professional 4.0

調整画面。

ツールパレットの配置がやはり Lightroom っぽくなってはいますが、ツールの並び順やスライダーの使い勝手は DPP らしい扱いやすさを保っています。具体的には、Lightroom ではスライダーの調整幅が無段階なのが、DPP ではスライダーは整数値ごとの大雑把な調整で、微調整は数値パラメータとして入力するようになっています。あまり細かくいじれすぎてしまうと次第に訳が分からなくなってしまうので、これくらい大雑把なほうが最初は扱いやすいと思います。

また、プレビューウィンドウはワンクリックで全体表示/ピクセル等倍表示を切り替えられるようになりました。ここも Lightroom を意識したんでしょうね。個人的には、表示倍率を直接指定するキーボードショートカットが旧バージョンから変えられてしまったので、最初戸惑いました。キーボードショートカットは作業効率向上に欠かせない部分なので、無闇に変えないでほしかった...。
ただ、プレビューはメインウィンドウの他にセカンドウィンドウを 4 つまで表示させることができ、部分拡大を複数同時に見ながら作業できるのは、Lightroom にはない機能ですよね。大画面やマルチディスプレイが活きる機能で、これはありがたい。

Digital Photo Professional 4.0

色調整もかなり細かくできるようになりました。個別の色域ごとに微調整できるので、特定の色味だけをいじることが Photoshop なしでもできるようになりました。それほど多用する機能ではありませんが、画質劣化を抑えるという意味では現像時に調整できるのはありがたい。

まだそれほど使い込めていませんが、Lightroom に慣れると DPP では物足りないと感じていた部分がいろいろと改善されていて、これはまた改めて Lightroom と併用してもいいかなと思います。ただ、今のところフルサイズ EOSにしか対応していないため、7D では使えないのと、メーカー混在させて使う私の環境ではメーカー依存のない Lightroom のほうが何かとラクだったりもするので、あくまでサブという位置づけですが。Adobe CC は 2 台までにしかインストールできないので、PC がたくさんある我が家(ぉ)ではメインマシン以外は DPP 中心、という使い方でもいいかもしれません。

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2014/07/01 (Tue.)

Reboot

Reboot

2014.7.1

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