b's mono-log

2014/03/11 (Tue.)

3 years after

瑞巌寺の庭園

[ Sony α700 | Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

あれからもう三年が経とうとしています。

普段の生活で震災の影響を感じることはほとんどなくなってきましたが、今日ばかりは「あの日」の恐怖や不安を思い出さずにはいられません。

今、こうやって無事に生きていることに感謝。そして、日本をもう一度元気にするために、少しでも力になれたらいい、と思いながら、日々生きています。

投稿者 B : 03:11 | Photograph | Soliloquy | α700 | コメント (0) | トラックバック

2013/03/11 (Mon.)

2 years later

松島

[ Sony α700 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

「あの 3 月 11 日」から今日でまる 2 年が経過しました。

あの日起こったこと、そしてその後 1 週間くらいの生活や心境は今でも昨日のことのように思い出せます。覚悟のいっぽうでの諦観...と言えばいいのか、私の人生観にも大きな影響を与えた出来事。

松島

[ Sony α700 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

首都圏に暮らす限りにおいては、最近はもうすっかり震災前の日常が戻ってきたように感じますが、産業や行政といった視点で見ると、やはりあの震災は今でも我々の国に大きな傷痕を残しています。喪ったものは残念ながらもう同じ形で戻ってくることはありませんが、少なくとも我々はあの震災とその前後の政治によって何をどう喪ったか、そしてそれを今後どう埋め合わせていくべきか、については、誰もが自覚的である必要があると思います。

松島

[ Sony α700 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

写真は 5 年前に訪れた宮城県は松島・瑞巌寺。再訪したいと思いつつ、なかなか機会がありませんが、そろそろ娘たちを連れ回しても以前ほどは手間がかからなくなってきたし、1~2 年のうちには訪れたいなあ...と考えていたりします。

投稿者 B : 14:46 | Photograph | Soliloquy | α700 | コメント (0) | トラックバック

2012/03/11 (Sun.)

3.11

松島

[ Sony α700 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

あの「2011 年 3 月 11 日」から、今日でまる 1 年が経ちました。

写真は 1 年前にも貼った、2008 年の春に訪れた宮城県の松島。津波の大きな被害を受けた場所の一つです。当時の松島の風景がとても美しくて心に残っていたので、観光でお金を落とすことで少しでも復興支援になれば、とまた行きたいのですが、まだなかなか子どもを連れて遠出できるような歳でもなく。写真だけでも見直してみるか、と当時のデータを引っ張り出してきて、改めて RAW 現像してみたりしました。

松島

[ Sony α700 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

松島のこれらの風景は今、どうなっているのでしょうか。松島には自衛隊基地があるため、1 年前は松島自体の被害に加えて対応の拠点としての松島の映像も何度か目にしましたが、この風景が少しでも以前に近づいていることを願うばかりです。

松島

[ Sony α700 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

今日はテレビも震災特集ばかりな感じで。亡くなった方々への追悼や今も避難生活を送っている方々への気遣いも重要だと思いますし、今日くらいは静かに過ごしたいとは思いますが、私はどちらかというと明日の日本のために生きていたいと思っています。私個人には小さな力しかないけれど、それでももう一度日本に活力をもたらすために、できることをしたい。

松島

[ Sony α700 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

必要なのは「復旧」ではなく「復興」。以前ならば、「グローバル化とボーダーレス化が進んでいるんだから、そろそろ日本だけにこだわっていてもしょうがない」というように考えていましたが(もちろん仕事上はそう考えなくてはならないこともたくさんありますが)、震災によって改めて東北地方が日本にとってとても重要な役割を持っていたこと(いや、経済的な意味ではむしろ日本に不要な地域なんてないこと)を痛感しました。日本の産業や雇用を守る、という近視眼的なことじゃなくて、日本の持つリソースをもっと活かして国力を高めることが、こういう時代だからこそ重要になっているんじゃないかと思います。

松島

[ Sony α700 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

東海以東の地域では今でも震度 3~4 前後の地震が頻発していて、相変わらず全く安心して暮らせる状態ではありませんが、良い意味でも悪い意味でもこの程度の地震には慣れてしまった感もあり。1 年前の震災と原発事故をきっかけに、残念ながら精神面の弱さが露呈してしまった人も少なくないように思いますが、個人的にはそれをきっかけに人の多様性を知ったり、多くのことを学んで、以前よりも少し強くなれたんじゃないかという気がします。

この松島の海は、もう美しさを取り戻せているかな?次女がもう少し大きくなったら、必ずそれを確かめに行こうと思っています。

投稿者 B : 14:46 | Photograph | Soliloquy | α700 | コメント (0) | トラックバック

2011/05/05 (Thu.)

世界に輝く一面の花

フラワーガーデン 2011

[ Sony α700 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

GW だけどあまり遠出していない我が家ですが、昨日はちょっとレクリエーションがてら横浜に出かけてきました。山下公園でのピクニックがメインだったんですが、仕事と飲み会以外でこの界隈に来るのも去年桜を撮りに来たとき以来 1 年ぶり。

ついでに立ち寄った赤レンガ倉庫では、「『フラワーガーデン 2011』がんばろう!日本 ~つながる・みらいへ~」と題したイベントをやっていました。

フラワーガーデン 2011

[ Sony α700 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

この手の被写体はマクロか広角と相場が決まっているものですが、最近の私は Planar 85mm の再評価中。中望遠で構図を決めるのもけっこう苦労するものですが、被写体深度を浅めにして雰囲気を出してみました。

フラワーガーデン 2011

[ Sony α700 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

ウチは子どもが二人とも女の子なので、こういうイベントはけっこう喜びますね。男の子だときっとこうはいかない(^^;;
まあ、花より団子なのか、長女がまず最初に露店が出ていたアイスクリームに反応していたのは内緒です(笑。

フラワーガーデン 2011

[ Sony α700 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

現在新宿で開催されているチャリティー写真展なんかもそうですが、最近こういうイベントがチャリティーを絡め、震災からの復興をメッセージに開催されるのはとても良いことだと思います。実際にボランティアに行っている方々(頭が下がります)の現地レポートを読む限り、現地ではまだまだ物質的なサポートのほうが必要なのは間違いないでしょうが、状況がある程度落ち着いてきたら次に必要になるのは精神面でのサポート。また、私たちのように直接被災していなくても日本全体が落ち込んだムードにある現在、こういった文化的な活動で心の充足と前向きな気持ちを得ることは非常に重要ではないかと思うのです。
私の写真はそんなことの一助にすらならないかもしれませんが、少なくともこれを目にした誰かの気持ちにわずかでも影響を与えられたらいいな、と思う今日この頃。

投稿者 B : 23:00 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZA | α700 | コメント (0) | トラックバック

2011/04/10 (Sun.)

Planar 85mm と桜

桜 2011

[ Sony α700 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

この週末は都内の桜が見ごろを迎えていました。土曜日は残念ながら悪天候で出かけられませんでしたが、日曜はこれ以上ない花見日和。もうカメラを持って出かけるしかありません。

桜 2011

[ Sony α700 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

最近、私の周囲では 85mm F1.4(というか シグマの 85mm F1.4 EX DG HSM)のブームが来ているようで、85mm で桜を撮っている人ばかり。そうすると私も 85mm(APS-C のボディしかないから 1.5 倍相当にはなるけど)で撮りたくなってくるじゃないですか!ということで、久々に Planar 85mm F1.4 を持ち出しました。このレンズとても気に入っているんですが、EOS 7D と NEX-5 を買ってからα700 自体の出番が減り気味で(汗。

桜 2011

[ Sony α700 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

85mm という中望遠クラスの焦点距離だと、絞り開放(F1.4)ではボケの量が多すぎて写真としてまとめるのが難しいですが、開放 F 値が小さいというのはそれだけ表現の幅が取れるということです。F2 くらいでもこれだけとろけるような描写なので、ふんわりした画が撮りたければこういう使い方もあり。ちょっと私の好みではありませんが、一眼レフを買って初めて単焦点レンズを手に入れたときはこんな写真ばかり撮っていたほほえましい自分を思い出しました(笑。

桜 2011

[ Sony α700 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

でも F4 くらいまで絞ると主題がグッと浮き上がってきて、何気ない構図でもハッとするような画になります。このへんが Planar の力のひとつなんだろうなあ。このレンズは F2.8~5.6 あたりが一番美味しい部分だと思うので、私はこのあたりばかり使ってます。

桜 2011

[ Sony α700 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

人物と桜を絡めて一枚。今回は一年ぶりに大岡山に行ったんですが、ちょうど新歓時期ということで、ビッグバンド系のジャズサークルが桜の下でライヴをやっていました。

最近 NEX ばかりでしたが、ひさびさに使い慣れた中望遠でファインダ覗いてみたらやっぱりいいですねー。ちょっとしばらく NEX は封印して一眼レフに回帰しようかなと思っちゃいました。暖かくなってきたことだし、また写真の季節。

投稿者 B : 23:30 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZA | α700 | コメント (0) | トラックバック

2011/03/23 (Wed.)

旅立ちの春

旅立ちの春

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

あと一週間ほどで 3 月も終わり。暦の上では新しい年度が始まります。例に漏れず、今年もいくつかの出会いと別れを迎える季節になってしまいました。かくいう私も転勤こそしませんが、仕事内容はちょっと変わるかな。

写真は先日、いつもの公園で撮ったジョウビタキのオス。日本には冬に飛来する渡り鳥ですが、ここ一ヶ月くらいはわりとよく顔を出してきてくれました。おそらく、繁殖のために北に渡る時期が近いのでしょう。まるでお別れの挨拶をするかのように顔を見せてくれたジョウビタキ君、来年はきみの子どもになるのかもしれないけど、また会える日を楽しみにしています。

投稿者 B : 23:23 | Photograph | Sony 70-300/F4.5-5.6 G SSM | α700 | コメント (0) | トラックバック

2011/03/13 (Sun.)

Don't forget 11.MAR.11

瑞巌寺

[ Sony α700 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM ]

震災発生から 2 日あまりが経過しました。

まだ余震は続いているものの、目立った被害もなく少しずつ日常が戻りつつある東京にいる身としては、できる範囲で通常の生活に戻していっています。
昨日、あわや炉心溶融か、という福島第一原発のひとまずの安全が確認されるまではもうテレビとネット上の情報に釘付け状態でしたが、余震も収まらない中で被災地の惨状や原発の状況を四六時中見続けていると気が滅入ってくるので、できるだけ違うテレビ番組を観たり外に出たりするよう心がけています。明日からは一応通常勤務ですしね。

この日のことを我々は決して忘れちゃいけない。でも、五体満足な我々がすべきは、今必要とされていることをやりながら、未来のために何ができるかを考え、一つずつ実践していくことだと思います。

写真は 3 年前に訪れた松島。残念なことに、この松島もまさに被災の中心地のひとつになってしまいました。
結婚した当時、仕事の都合その他で新婚旅行をしなかった私は、3 年前に元同僚の結婚式で招かれた松島が(帰省を除き)事実上初めて夫婦(+長女)での旅行となりました。このとき松島の風景の美しさに心打たれ、次に旅行する機会があればまた松島に来たい、というのが夫婦二人の思いでしたが、あの松島がまさかこんなことになるとは。復興を見届け、また復興を応援する意味でも、現地の状況がある程度落ち着いて観光が可能な状態になったら、必ずここをまた訪れようと改めて心に決めました。

投稿者 B : 20:11 | Photograph | Soliloquy | α700 | コメント (0) | トラックバック

2010/12/21 (Tue.)

シャープな描写とボケ味の両立 -シグマ モノフェローズイベントレポート (3)

SIGMA

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]

シグマのイベント、プレゼンの後はシグマ製レンズを使っての撮影会でした。

このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・ゲームレビューサイト「みんぽす」のモノフェローズイベントに参加して書かれています。本レビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。レビューの内容につきましてはみんぽすやメーカーからの関与なく完全に中立な立場で書いています。(唯一事実誤認があった場合のみ修正を行います)「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。(WillViii株式会社みんぽす運営事務局)
みんぽす

撮影アドバイスはプロカメラマンの斎藤巧一郎先生、モデルは馬琴さん(赤いジャケットの方)と紗々さん(白いニットの方)。撮影には桜新町のハウススタジオ・HUDSON を利用しました。私はスタジオでの撮影は立ち会ったことはあるけど自分で撮るのは初めてなので、ちょっと緊張。

何本かレンズを試用させていただいたので、順を追って簡単なレビューを。
ちなみに、私が持参したボディは EOS 7D とα700。αマウントのほうがレンズの競争率は低いかと思って(ぉ

APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

SIGMA

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]

いやー、このレンズには驚きました。さすが「他社の新型 70-200/F2.8 の出来があまりにも良かったから設計をやり直した」という逸話を持つだけはあるというレンズです。この写真はレンズを EOS 7D につけてとりあえず一発撮ってみただけの写真ですが、それだけでズバンとこの画(ちょっと露出が失敗気味ですが)が撮れてしまうんだもの。
柔らかくボケた背景の中に、被写体だけをピシッと描き出す。そんな表現が相応しいレンズだと思います。これは気持ちいい。

SIGMA

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]

70-200mm というのはポートレートに使ってよし、イベントやスポーツに使ってよし、風景(広角にはなりませんが)を撮ってよし、というスナップ写真以外には万能なレンズで、私もキヤノンの EF70-200mm F4L USM を非常に愛用しています。これもシャープで発色が良くてボケも素直、かつ軽くて扱いやすいので、私が最も使っているレンズと言っても良いですが、それと比べても(レンズのグレードが一段違うので、この比較はフェアではありませんが)このシグマの 70-200/F2.8 は明らかにレベルが一つ、いや二つ違う描写をします。被写体と背景の分離や暗部の描写などはさすが F2.8 といったところで、撮った写真を PC のディスプレイに表示した瞬間にハッと息を呑んでしまったほど。
キヤノンのほうの新型 70-200/F2.8 を使ったことがないので、比較してどうか、というのは分かりませんが、単体の性能として十分に魅力的だと感じました。これなら、プロスポーツ等の撮影でなければ十分検討に値するように思います。

SIGMA

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]

F2.8・・・なので、開放で撮るとそれなりにピントはシビアですが、光学ファインダを覗くだけで違いが分かるこのレンズ。もし撮影会の後にカメラ屋巡りが予定されていたら、かなり危なかったかもしれません(ぉ。
「いい 70-200」を使ったときの良さは、ある程度カメラ経験のある人ほど共感してもらえるんじゃないですかね・・・。

30mm F1.4 EX DC HSM

SIGMA

[ Sony α700 / 30mm F1.4 EX DC HSM ]

私の中では「ダカフェレンズ」と呼んでいるこのレンズ。一度試してみたいと思っていました。このレンズはその名の通り、あの有名な『ダカフェ日記』でもよく使用されているレンズ(というか、ダカフェ日記がシグマとタイアップしてますね)で、独特の柔らかく優しい描写をしてくれます。私もスペックがかぶる EF28mm F1.8 USM を持っていなければ、このレンズを買っていたと思います。

とりあえず被写体に寄り気味になり、F1.4~1.8 くらいの設定にしてシャッターを切れば誰でも「ダカフェ風」のふんわり優しい雰囲気の写真が撮れてしまう魔法のレンズで、これからデジタル一眼レフを買ってお子さんを撮りたい新米ママにカメラの購入相談をされたら、私はまずキットレンズ(標準ズーム)の次にこのレンズを推しますね。

SIGMA

[ Canon EOS 7D / 30mm F1.4 EX DC HSM ]

ただ、そこは 30mm という広角気味のレンズ(APS-C 専用なので、実質的には 45~48mm 相当の標準画角になりますが)なので、良くも悪くもポートレートを撮ろうと思ったら、かなり寄らなくてはなりません。家族の距離感ならば手を伸ばせば触れるくらい近いのが普通でしょうが、今回のようにモデルさんの撮影の場合、懐に入り込むくらいの気持ち(なんの格闘技だよ)で近寄らないと、凡庸な構図になってしまいます。
私は家族や友人以外の被写体にこうやって正対して撮るようなシチュエーションが初めてだったので、モデルさんに目線をもらうだけで照れてしまうというか、なんか勘違いしてしまいそうになるほどで(汗)このレンズを使ってモデルさんに近寄るのにはかなり勇気が要りました・・・。

SIGMA

[ Sony α700 / 30mm F1.4 EX DC HSM ]

APS-C 用の標準単焦点という位置づけのレンズなので、近接ポートレート以外にもスナップやブツ撮りにも使える、とても使い勝手の良いレンズじゃないでしょうか。F1.4 なので絞り開放時の非常に浅い被写界深度も楽しめます。
描写に関しては、上の 70-200/F2.8 が被写体の輪郭を鋭く描写したのに対して、この 30mm は大きなボケの中に被写体がふわっと浮き上がってくる、とでも言えばいいのでしょうか。写真全体が柔らかい印象になり、人肌も滑らかに描写してくれるので、スナップ用途なら若干ハイキー寄りのセッティングで撮れば良い雰囲気に仕上がると思います。

MACRO 70mm F2.8 EX DG

SIGMA

[ Sony α700 / MACRO 70mm F2.8 EX DG ]

別名「カミソリマクロ」と呼ばれるこのレンズ。シグマ社内でも「描写のシャープさで言えばシグマレンズの中で最高」と作っている人たちが言うほどですから、性能は折り紙付きです。
しかしマクロレンズでありながら接写以外でも良好な描写で、普通にブツ撮りや中望遠レンズとしても使えてしまいそうな印象。

SIGMA

[ Sony α700 / MACRO 70mm F2.8 EX DG ]

マクロ撮影のセオリーとして、植物を接写してみました。拳大よりも二回りほど小さなサイズのサボテンですが、これだけ大写しにすることができます(これでもまだ等倍まで寄っていないので、実際にはもっと大きく撮れる)。しかしこれだけ寄って開放だとピントが非常にシビアで、この写真も微妙にピントの芯がよく見えませんね・・・。

SIGMA

[ Sony α700 / MACRO 70mm F2.8 EX DG ]

接写のサンプルをもう一枚。カミソリマクロの本領発揮とでも言うべき作例です。
接写時のピント合わせは手ブレもさることながら、呼吸をしたときの微妙な身体の揺れでもピントが外れてしまうので、三脚を使用するか、デジタルであることを活かしてとにかく枚数を撮るなり高感度にしてシャッタースピードを稼ぐなり、という工夫は必要ですね。

このレンズ、私は EF-S60mmEF100mm(初代)という二つのマクロレンズを持っているので持て余しそうですが、使いようによってはこの中間の焦点距離というのは使い勝手が良いかもしれません。APS-C ならば 105~112mm 相当の画角なので、100mm マクロの感覚で使えるでしょうし、1 本目のマクロとしては良い選択肢になると思います。

■オフショット編

SIGMA

[ Sony α700 / 30mm F1.4 EX DC HSM ]

撮影会の本来の主旨とは少しずれますが、この怪しげなオジサン(ぉ)はサイカ先生。先日の友の会でも持ち込んでいた、ikan の一眼レフ用グリップとフォローフォーカス装置(今のところ、まだ国内に 1 台もしくは数台しかないそうです)を使って動画を撮影しているところですが、すごい画ですね・・・。

SIGMA

[ Sony α700 / 30mm F1.4 EX DC HSM ]

この装置は、撮影中は常に「俺撮影業者だから!」オーラを出していないと間違いなく職質される危険なグッズだと思います(ぉ。でも、傍から見ているだけでも滑らかな動作で、普段一眼ムービーをあまり撮らない私ですら、ちょっと使ってみたくなりますね。




ところで、ここまで健全な写真ばかりでちょっと飽きましたかね?

ということで、最後に一枚だけ、サービスショットを貼っておきます。






いいですか?会社で見てませんか?









では、いきますよ?











SIGMA

[ Sony α700 / 30mm F1.4 EX DC HSM ]

(ぉ

モデルは今回の撮影会の準備にいろいろと骨を折ってくださった、しょういちさん。黙ってればけっこう二枚目なのに、基本的に面白いことしかしない人です(注:褒めてます)。
こんなネタ写真でも、背景をほどよくボカしてくれる、シグマの 30mm は化け物か!(ぉ

オチがついたところで(笑)、撮影会のレポートを締めたいと思います。シグマの山木社長をはじめスタッフの皆さん、斎藤先生、モデルのお二方、そして WillVii スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。

■関連エントリー
山木社長が自ら語る、シグマの歴史と今 -シグマ モノフェローズイベントレポート (1)
SD1:Foveon X3 センサの解像感の秘密 -シグマ モノフェローズイベントレポート (2)

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投稿者 B : 23:59 | EOS 7D | Minpos Review | Photograph | α700 | コメント (4) | トラックバック

2010/08/03 (Tue.)

大空に 羽ばたく鳥(もの)のように

羽田空港に行ってなにもガンダムジェットだけ撮ってきたわけじゃありません。普通に飛行機も撮ってきました(笑。

羽田空港

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

まずは定番ポケモンジェット。もうポケモンにハマる歳でもないですが、やっぱりこれくらい気合いの入ったペイントがされていると、撮り甲斐もあるというものです。天気が良いとコントラストも鮮やかで、映えますね。

羽田空港

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

ANA の機体のエンジン部にイルカのイラストが。「スーパードルフィン」の愛称をもつボーイング 737-500 ですね。この機体のカタチ、けっこう好き。
今まで航空機ってあまり興味がなかったのですが、こうやっていろんな機体を比べてみるのも面白いです。

羽田空港

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

搭乗中の機体。70-300mm G はこれだけ遠い被写体でもシャープに描いてくれるので、気に入っています。EOS で使っている EF70-300mm IS はここまでシャープじゃないので、テレ端で使うなら 70-300mm G かなあと思います。
あ、EF70-300mm IS の名誉のために言っておくと、こちらは比較的安価でコンパクトなのに IS つきで使い勝手の良いレンズではあるので、G とか L とかのレンズと比べるのは酷というだけの話です。

羽田空港

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

荷下ろし中のところを激写。

こういう構図だと最近流行りのティルトレンズでミニチュア風に撮ってみたくなりますね。

羽田空港

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

AIR DO 機はカラーリングが爽やかで好きかも。

2003 年頃に札幌に長期出張に行っていた頃のつらい印象が強くて、しばらく北海道には行きたくなかったのですが、自分の中でそろそろ時効になりつつあるので、今度は旅行で訪れてみたいと最近少し思っています。

羽田空港

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

滑走路で妙に目立っていたのはスカイネットアジア航空の機体。アジア方面に旅行したことがないので機体をまじまじと見たのは初めてかも。(※注:スカイネットアジア航空は九州方面の航空会社だそうです)

そういえば羽田空港の新国際ターミナルの開業ももうすぐ。羽田は自宅からそう遠くないので、羽田の利便性が上がるのは個人的には歓迎です。

羽田空港

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

このインパクトのあるペイントはポケモンジェット。色違いバージョンもあるんですね・・・。

このへんの写真、着陸滑走路(第 2 ターミナル側)で流し撮りにチャレンジしているのですが、やっぱり着陸だとスピードが乗っていないのでイマイチ流れてくれませんね。

羽田空港

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

ということで、離陸用滑走路(第 1 ターミナル側)に移動して、ひたすら流し撮りの練習。

SKY ってどこの機体かと思ったら、スカイマークですね。私は通常 ANA しか乗らないので(羽田-富山便が ANA しかないので)それ以外の航空会社のことはよく分かっていなかったりします。

羽田空港

[ Sony α700 / Sony DT 18-250mm F3.5-6.3 ]

JAL の機体は白い部分が多すぎて、撮っててイマイチ面白くないですね。
でもこの機体はウィングレットがついていてカッコイイ。上のスカイマークの機体も同型のようですが、調べてみたらボーイング 737-800 のウィングレットオプションつきみたいです。クルマと違って電車や飛行機にはあまり興味がなかったんですが、この機会に飛行機も少し勉強してみようかな。

ちなみにこの写真だけ借り物の DT 18-250mm で撮影しました。構図は 70-300mm と遜色なく作れるし、単体で見ている分にはそんなに悪くないのですが、(借り物にこういうのも失礼ですが)70-300G と比較するとシャープさ、階調表現、光量の均一さ、どれをとってもさすがに見劣りしてしまいますね。やはり良いレンズにはそれだけの価値があるということを実感。

羽田空港

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

躍動感を出そうと思って、思い切ってシャッタースピードを 1/40 秒に落としつつ、手前に被写体を入れてブレを大きめに出してみた写真。これはかなりうまくいった。

流し撮りはサーキットでそれなりに経験を積んだつもりでいたんですが、去年は鈴鹿に行かなかったので 2 年ぶりの流し撮り。最初はちょっと苦労したけど、多少コツがつかめてきた気がします。またサーキットに行きたいなー。

羽田空港

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

暗くなってきたので、夜景を入れて・・・とやってみたのですが、これがまた難しい。暗いので単に適正露出を得るだけでも苦労しますが、機体によって踏み切り位置や発射角度が違うので、狙ったとおりに夜景に被ってくれません(´д`)。これはもっと練習しないとだなー・・・。

羽田空港

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

陽が傾き始めたらあとはあっという間に日没。三脚を立ててスローシャッターで機体を撮る、というのもオツなものです。左上の光の線は、離陸のために加速する飛行機の軌跡。これはこれでけっこうお気に入りの一枚です。

普段はどうしても近場で風景や植物写真ばかり撮ってしまうので、たまにはこういう目先を変えた被写体を狙ってみるのも面白いものですね。ただ、飛びモノ撮りは本格的にやり始めると、機材費が大変なことになるので、注意が必要です(´д`)。

投稿者 B : 23:20 | Photograph | Sony 70-300/F4.5-5.6 G SSM | α700 | コメント (0) | トラックバック

2010/08/02 (Mon.)

GUNDAM JET

先週の土曜日、羽田空港まで飛行機撮りに行ってきました。

目的?これに決まってるじゃないですか(笑。

「ANA×GUNDAM SKYプロジェクト」を開始!│航空券│ANA国内線

オフィシャルサイトに運航ダイヤまで明記されていたので、iPhone でそれを頼りにガンダムジェットの到着を待ちました(定期運航は 7/31 までだったようで、本日時点では不定期運航になっているのでご注意を)。

・・・でも真夏の午後、陽を遮るものが何もないところでただ待っているのはつらい(;´Д`)ヾ。時刻表をもとに涼しいところでお茶をしながら過ごしつつ、気がついたらガンダムジェットが着陸しているじゃないですか!
しかも、展望デッキから微妙に死角になる搭乗口に停まってる(´д`)。でもそこは意地で撮ってみました。

GUNDAM JET

[ Sony NEX-5 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

初ガンダムジェットとご対面。珍しいことに、隣に『坂の上の雲』のペイントが施された機体が停まっていますね。

これ、どうやって撮ったかというと、

NEX-5 + 70-300mm F4.5-5.6 G

こんな感じ。通常、一眼レフだとフェンスからレンズしか出せないので、ある程度以上の角度がある被写体は撮りようがないのですが、NEX ならば小さくて薄いボディのおかげでボディごとフェンス外に出して、無理そうな角度であっても撮影ができます。十分な明るさがある昼間であればテレ端であっても手ブレの心配も少ないし、距離的にピントは無限遠に合わせて少し絞り目にしてやれば OK。NEX の新しい活用法を見つけた気分です。

しばらく待っていると、定刻を過ぎて機体が離陸準備に入ったので、改めて一眼レフを構えてみました。

GUNDAM JET

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

ガンダムジェットの全景。こうやって見ると、機体の全長に対してガンダムのサイズが思ったより小さく感じます。というか、白×青の機体に白×青×赤のガンダムを描いても印象が薄くて、そう思って見ないと「珍しい機体が来た」ということに気がつかないかもしれません。

GUNDAM JET

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

そもそもガンダム自体、実際には全体が描かれているわけではなくて、膝下が省略されています。

GUNDAM JET

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

で、反転すると今度はガンダムの右半身が・・・描かれているわけではなくて、こちらにはガンダムの顔と「ANA×GUNDAM」ロゴが描かれている程度で、ちょっと寂しい。
羽田ではむしろ離陸時にこちらの面がデッキ側から見えることになるので、これじゃちょっとつまらないんじゃないですかね?まさに「左舷、何やってんの!」と言いたくなります(ぉ。

GUNDAM JET

[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

キャラクターものの飛行機といえば全身ペイントされたポケモンジェットのイメージが強すぎて、ちょっとインパクトに欠けるきらいはありますが、でもこの夏限定の機体なので、見に行った価値はあったかな。

投稿者 B : 23:59 | NEX-5 | Photograph | Sony 70-300/F4.5-5.6 G SSM | α700 | コメント (2) | トラックバック