b's mono-log

2013/05/30 (Thu.)

カルガモの親子

先日、いつもの公園に写真撮りに行っててですね。まあ、毎回手応えのある一枚が撮れるというわけでもなくて、ちょっと今日は空振りだったかな...なんて帰りの道すがら、たまにしか寄り道しない小さい方の池のある公園を覗いてみようかな、と思ったわけですよ。
そっちはそっちで静かで落ち着いているものの、あまりいい被写体に巡り会うことがない場所なので、それほど期待せずにぐるっと一周回って帰ろうかな、と思っていたら、

カルガモの親子

[ Sony α77 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

なんかいる(笑!

カルガモだけならもう珍しくもなく、カメラを向けることも滅多にないくらいなんですが、雛鳥とは珍しい。このあたりでは初めて見ましたが、そういえばちょうど繁殖期ですねえ。

カルガモの親子

[ Sony α77 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

うーーーん、かわいい。

ファインダを覗き込みながら、自然と表情が綻んできます。

カルガモの親子

[ Sony α77 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

雛は全部で 9 羽いました。

私より先に撮っていた野鳥好きそうなおじさんの話では、去年もたくさん孵ったけど、ノラネコやカラスやスッポン(このあたりの池に棲んでいるようです)に喰われて 1 羽も成鳥になれなかった、とのこと。今年は 1 羽でも多くおとなになってほしいなあ。

カルガモの親子

[ Sony α77 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

母親が泳ぐ後をおとなしくついていくかと思えば、いつの間にかてんでばらばら、好き勝手に行動していたり。とにかく目に映るものが珍しくてしょうがないんでしょうね。まるで我が家族のことのように思えて微笑ましい一方で、親ガモの苦労が慮られるというか(笑

水滴を玉の状態で弾いてしまうふわっふわな羽毛の質感が、見ているだけで堪りません。

カルガモの親子

[ Sony α77 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

この無邪気さを見ているだけで、自分の中の汚れた部分が表れていくような気がします(笑。元気に育っていってほしいなあ。

たぶんあっという間に大きくなって飛びたって行っちゃうんでしょうが、休日のたびに、できるだけ様子を見に来ようと思います。

投稿者 B : 00:12 | Photograph | Sony 70-300/F4.5-5.6 G SSM | α77 | コメント (0) | トラックバック

2013/05/23 (Thu.)

I'll be back.

I'll be back.

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA ]

ふと、戦場に向かう兵士の後ろ姿に見えたので。

しょういちさんの写真を日々見るようになって、風景を撮るにも「ここでこうやって人を絡ませたら面白そうだな」と思うことが多くなりました。たぶん確実に影響を受けています(笑。

投稿者 B : 01:18 | NEX-5R | Photograph | Sonnar E 24/F1.8 ZA | コメント (0) | トラックバック

2013/05/22 (Wed.)

The Long and Winding Beach

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

先日、大磯に行ってきたときの写真をいくつか。

今回は初の大磯でしたが、海水浴場で有名とはいえ湘南あたりと比べればいくぶん寂れた港町なんだろうな、という先入観のもと(笑)現代のレンズよりも少し古いレンズで雰囲気を写し取ってみたい、と思って、CONTAX G レンズセットを携えて行きました。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

実際、漁船なんかはまさにイメージ通りで、現代のレンズの全くソツのない写りよりは、多少癖があったほうが面白いですね。

ただ、デザイン灯台の付近が立ち入り禁止で近づけなかったのは残念でした。広角系レンズで撮ってみたいイメージがあったんだけどなあ。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

大磯港のあたりはまるで縁日でもやっているかのような賑わいで、露店は出ているし、人はたくさんいるし、私が期待していた雰囲気とはずいぶん違って、戸惑いました。地元の人から、ちょっと遠くから来た人まで、かなりの賑わい。どうせみんな湘南や江ノ島に行くだろう、と高を括っていたのが甘かった(笑

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

広場ではライヴパフォーマンスもやっていて。もう完全にイベント会場のノリですね。

平日は静かなんでしょうから、改めて平日に静かな港を撮りに来てみたいなあ...。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

やっぱりちょっと落ち着いた場所とか、雰囲気があるものが撮りたくなって、港の外をうろうろしてみたり。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

砂浜に出てみたり。
ここが「ロングビーチ」の由来なんでしょうね。ちょっと砂利が多いけど、田舎の海の景色にちょっと似ているな。

写真は上の方にマゼンタかぶりが発生してしまいましたが、雰囲気は悪くないので、これはこれで。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

釣りをしている人もちらほら。

日本海と比べると、太平洋ってやっぱり青いなあ。この日は風も波もあったので、穏やかな太平洋、という雰囲気ではありませんでしたが。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

しばらくの間、波を撮るのに耽ってみたりして。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

刻々と表情を変える波は、なかなか構図が難しいし、撮っていて飽きませんね。

まあ、ずっとファインダだけを覗き込んでいたら、寄せてきた波に気がつかずに、脛までびしょ濡れになってしまいましたが(;´Д`)ヾ。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

この海岸には、朝早くにはアオバトの群れが飛来するそうですし、夕焼けもきっと美しいんだろうなあ。海水浴の季節の前に、一日じっくりとこの海を撮影して過ごすのも良さそうだなあ、なんて思います。都心からだとちょっと気合いを入れないと出られない距離ではありますが、そのうち計画してみようかな。

投稿者 B : 00:00 | Biogon 28/F2.8 G | NEX-5R | Photograph | Planar 35/F2 G | Sonnar 90/F2.8 G | コメント (2) | トラックバック

2013/05/20 (Mon.)

MONOCHROME

MONOCHROME

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA ]

たまにはモノクロ写真も。

ピクチャーエフェクトを使ったわけではありませんが、ちょっと「ハイコントラストモノクロ」風に仕上げてみました。

MONOCHROME

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA ]

最近、4K ディスプレイで写真を観る機会が増えてきたせいか、半端にぼかすよりもバチッと周辺まで解像した写真を撮りたくなる瞬間が増えました。

撮影機材からインスピレーションを得ることはときどきありますが、本来はそういう出力からイメージして逆算するような画作りのほうが写真の王道なのかもしれません。私は銀塩をほとんど知らないので、今になってそういうことを実感します。

MONOCHROME

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA ]

それから、テキストに逃げ道を作らずに、写真だけで語りきることの重要さ。私に対して言われたわけではありませんが、ある人のその言葉が耳に痛くて(笑。ここもちょっと意識しながら撮っていかないとなあ。

追いかけても、追いかけても、ゴールが見えない。だからこそ面白いわけですが。

投稿者 B : 00:30 | Photograph | Vario-Sonnar DT 16-80/F3.5-4.5 ZA | α77 | コメント (0) | トラックバック

2013/05/10 (Fri.)

GREEN GREEN

GREEN GREEN

[ FUJIFILM X-Pro1 / FUJIFILM FUJINON XF35mm F1.4 R ]

新緑の季節なので、気づけば緑ばかり撮っています。

ひとくちに「緑」と言っても、いろんな表情の緑があるもので。そして、それも光のとらえ方次第でまた微妙に変化がある。世の中が緑で覆われて他の色の存在感が薄くなる季節だからこそ、気がつけることかもしれません。

GREEN GREEN

[ FUJIFILM X-Pro1 / FUJIFILM FUJINON XF35mm F1.4 R ]

小判草なんかも久しぶりに見つけました。子どもの頃にはあちこちに生えていた雑草ですが、今見るととても懐かしい気持ちになります。

竹の表皮とか。シダの葉とか。5 月にはいろんな緑が溢れていて、息をしているだけでも自分が内部からきれいになっていくような感じ。
週末はどこに何を撮りに行こうかな。

投稿者 B : 23:11 | Photograph | コメント (0) | トラックバック

2013/05/08 (Wed.)

新緑の御苑

新宿御苑

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA ]

GW 中に新宿御苑に行って写真を撮ってきました。

御苑はかなり久しぶり。ここにはたまに写真を撮りに来たくなるのですが、タイミングが合わなかったり、いざ行こうと思うと天候が悪かったりでなかなか来れなかったんですよね。今回はタイミングも天候もこれ以上ないくらいにベスト。NEX-5R+単焦点レンズで数時間、じっくり攻めてみました。

新宿御苑

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA ]

ラクウショウ(落羽松)という木の「気根」と呼ばれる部分。湿地帯ではこの気根を通じて呼吸をしているようです。ラクウショウ自体はけっこうあちこちの公園等で見かけますが、これだけ立派な気根が広範囲にわたって立っていて、景観まで含めて見応えがある場所はそうそうありません。ちょっとしたファンタジーや SF の世界に迷い込んだような気分に浸れます。

新宿御苑

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA ]

最近、自分の写真の撮り方がワンパターンに陥っているような気がしたので、あの人やあの人だったらどう撮るだろう?というのを考えながら、構図や露出、現像を試行錯誤しています。

新宿御苑

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA ]

園内のバラ花壇は今が見ごろ。

モニタの性能によっては飽和してしまいそうなこの濃厚な赤を見事に再現してくれるのは、さすがツァイスレンズといったところでしょうか。

新宿御苑

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

逆光を NEX-5R の「ライトシャフト」アプリの星状効果を使って強調してみました。

エフェクトの使いすぎは邪道...かもしれませんが、効果的に使えるならこれはこれでアリ。

新宿御苑

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA ]

温室にて。

湿度が高い場所なので、カメラの扱いには気を遣います。

新宿御苑

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

快晴だけど多少の風があって、歩いているだけで気持ちがいい。雲の流れもダイナミックで、風景撮影には絶好の天候に恵まれました。
しばらく足が遠のいていた場所ではありますが、花の見ごろに合わせてまたちょいちょい撮りに来たいと思います。

投稿者 B : 21:00 | NEX-5R | Photograph | SIGMA 19/F2.8 DN A013 | Sonnar E 24/F1.8 ZA | コメント (0) | トラックバック

2013/04/28 (Sun.)

APS-C で 28mm(相当)街角スナップ

SIGMA 19mm F2.8 DN

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

シグマ 19mm F2.8 DN を買うだけ買って全然使えていなかったので、GW のお出かけのついでにスナップ撮影してきました。私は今年はできる限りカメラは買わないようにしようと思っているのでリコー GR は頭を低くして物欲が通り過ぎるのを待つつもりですが(ぉ)、同じく 28mm F2.8 相当になるこのレンズを使うことでお茶を濁そうかと(笑。

SIGMA 19mm F2.8 DN

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

でもここのところ 35mm 前後のレンズばかり使っていたせいか、28mm が微妙にしっくりこない。引いた構図で広角らしく切り取るか、思い切って一歩前に出てパースを活かすか。絞り開放でも周辺光量落ちの少ないとても現代的なレンズなので、なおのこと適当に撮ったら適当にしか写らない、ウデが試されるレンズだと思います。周辺光量が落ちるオールドレンズのほうが、却って絵作りしやすいかも、というのはオールドレンズ遣いの歪んだ視点なのでしょうが...。

SIGMA 19mm F2.8 DN

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

私らしくないテーブルフォト(笑)も、このレンズは最短撮影距離が短いので、苦もなくこなしてくれます。飲食店でのテーブルフォトって、24~35mm くらいのチョイ広角くらいのほうが撮影距離と画角からいって使いやすいんですよね。

SIGMA 19mm F2.8 DN

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

先代――といっても設計が同じなので同等品ですが――の 19mm F2.8 EX DN 同様、隅々までスキッと解像してくれるレンズなので、街並みとか風景とかを撮るのに安心して任せられるレンズです。シグマの DN シリーズでは、未発売の 60mm F2.8 はボディ内手ブレ補正のある OM-D あたりで使った方が活きるでしょうが、この 19mm は画角とパースを活かせる E マウント向きでしょうね。

SIGMA 19mm F2.8 DN

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

解像力があってディストーションも少ないレンズなので、個人的にはこのレンズは建築物など人工物の撮影に向いている印象。こないだのようにジャンクション萌え撮影とか、また行ってみたいなあ。

SIGMA 19mm F2.8 DN

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

モノクロもなかなか。

最近すっかり 35mm づいてしまっていましたが、GW はこのレンズを重点的に持ち歩いてスナップしてみようかな。

投稿者 B : 22:19 | NEX-5R | Photograph | SIGMA 19/F2.8 DN A013 | コメント (1) | トラックバック

2013/04/23 (Tue.)

原鉄道模型博物館

先週末、横浜の「原鉄道模型博物館」に行ってきました。

原鉄道模型博物館

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

私は鉄道にはあまり興味がないのですが...普段は撮影禁止な館内の一部を、期間限定(4/4(木)~4/26(金)まで)で撮影許可、併せてフォトコンテストも実施する「いちばんテツモパーク フォトウィーク」を開催中、ということで、誘われて行ってきました。

第3回いちばんテツモパーク フォトウィーク | イベント情報 | 原鉄道模型博物館

撮影した写真は Web 等への無断掲載は不可なのですが、事前に許諾を取っていれば(かつ、原鉄道模型博物館で撮影した写真であることを明記すれば)掲載 OK ということで、撮ってきた写真の一部を掲載します。

ちなみに撮影に使用したカメラは NEX-5R。薄暗い場所での動体撮影なので EOS 5D Mark III にしようかとも思ったんですが、NEX-5R も高感度性能は悪くないし、位相差 AF も使えるからどこまで撮れるか試してみよう、と。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

館内で撮影可能なコーナー「いちばんテツモパーク」はこんな感じ。巨大なジオラマの中を鉄道模型が疾走しています。鉄道模型といえば N ゲージくらいしか知らなかったんですが、これは「一番ゲージ」というカテゴリ。サイズも大きく、なかなか迫力があります。

撮影が許可されているのは 15~18 時の 3 時間限定。この時間帯には、大人から子どもまでカメラを持った鉄道好きで混み合っていて、撮影したいポジションを確保するのにも一苦労、という感じ。自分もあまり他の方々の邪魔にならないよう気をつけながら、カメラを構えます。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

ジオラマはこんな感じで、鉄道模型だけでなくフィギュアや電線、植え込みに至るまで非常に精巧に作り込まれています。自分もプラモデルは作るので、この大変さは分かるつもり。メインのモデルはまだしも、フィギュアとかジオラマ部まで作り込むモチベーションは自分にはないので、むしろそっちに圧倒されます(^^;;。

130423d.jpg

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

だってこのスケール、このクオリティですからね。「室内の一番ゲージジオラマとしては世界最大級」ということらしいですが、正直実際に行ってみるまではちょっと見くびっていました。何かのマニアが持っている熱意、というのは私も理解しているつもりですが、それにしてもこれはすごい。

130423e.jpg

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

細部まで精巧に作り込まれているので、構図や焦点距離によってはジオラマとは思えないほどのリアリティがあります。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

モータースポーツ撮りとしては、ついこんな感じや、

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

こんな感じで流し撮りを決めたくなりますが、サーキットよりも被写体が小さくて距離も短いので、背景を流しながら電車だけをキレイに止めるのがとても難しい。むしろサーキットでの撮影よりも打率は低いかもしれません。これは難易度高い...。

あと、クルマと違って電車は車両が長いので、どういう構図で撮るのがカッコイイのか?撮り慣れていないと、そのあたりのポイントがなかなか分かりません。これも難しい。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

というわけで、電車を主にするよりは、むしろ電車を情景の一部として絡めたほうが面白い写真になるのでは?と思って、むしろフィギュアやジオラマのほうに焦点を当ててみました。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

ジオラマが精巧なので、こういう写真もなかなか絵になりますね。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

これは何でしょうね?貨車が全てガラス瓶な蒸気機関車。調べてみたら、この模型のガラス瓶には実際にブランデーが入って売られていたそうです。さすがにこれは実写の模型ではないのでしょうが、面白いですね...。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

というわけで、原鉄道模型博物館でした。ジオラマの外周から自由に撮ることができたので(小上がりも用意されていて、ジオラマを見下ろすこともできる)、いろいろと試行錯誤しながら撮影でき、電車や鉄道模型にあまり興味がない私でも、時間を忘れて撮影に没頭してしまいました。今回は撮影メインだったので、他の通常展示はそれほどじっくり見て回ったわけではありませんが、国内外のさまざまな鉄道模型が展示されていて、これは詳しい人と一緒に見て回ったら楽しいだろうな、と思いました。この「いちばんテツモパーク フォトウィーク」は今回で 3 回目ですが、2~3 ヶ月に 1 回のペースで開催されているようなので、今度は鉄道マニアなあの人かあの人あたりを連れて(むしろ、連れられて)きたいかも。

投稿者 B : 23:14 | NEX-5R | Photograph | Sony E 18-200/F3.5-6.3 OSS | Sony E PZ 16-50/F3.5-5.6 OSS | コメント (0) | トラックバック

2013/04/13 (Sat.)

URARA

URARA

[ FUJIFILM X-Pro1 / FUJIFILM FUJINON XF35mm F1.4 R ]

気持ちのいい週末ですねえ。

こういう日は春眠暁を覚えず...といきたいところでもありますが、こういう日こそ写真を撮りに出かけなくてはもったいない。ということで、カメラを持って外に出てみました。

桜のあとにはタンポポ、チューリップ、ツツジ、といった鮮やかな花が増えてきますが、そこをあえて新緑を中心に撮る、というのも、初夏に向かっていく気候を感じられて気持ちがいいものです。

投稿者 B : 22:54 | Photograph | コメント (0) | トラックバック

2013/04/12 (Fri.)

アナログとデジタルと

最近、自分の写真のルーツについて書くのが流行っているようなので、私も何年か前に書こうとしてうまく文章にできなかったことを、改めてまとめてみたいと思う。

私がレンズ付きフィルム以外で初めて自分で買ったカメラは、Cyber-shot の DSC-F2。特にカメラや写真には興味がなかった当時(大学生だった)、ごく初期のデジタルカメラとして登場した DSC-F1 を目にして、カメラは欲しくないけどこれは欲しい、と思ってお金を貯めて半年後に DSC-F2 を買ったのが最初。レンズ部が回転するという、フィルムカメラの常識に囚われない斬新な発想にデジタルならではの大きな可能性を感じたのがきっかけだった。
余談だが、PC についても当時自作派でノートの必要性を感じていなかったのが、初代 VAIO 505 の登場に衝撃を受け、ノート PC は要らないけどこれは欲しい、と思って半年後に PCG-505EX/64 を買った。よくわからないけれど、これらは「デジタルの力でこれからの世の中を変えそうな何かをカタチで体現しているもの」だと感じた。結果的に、これらの買い物が自分の後の人生に大きく影響することになった。

というわけで、写真はほぼ完全にデジタルから入っておきながら、いっぽうでは Y/C マウントのツァイスレンズで撮られた del さんの写真に強く影響を受け、自分でもツァイスでこんな写真を撮ってみたいと思うようになった。そうなると、Y/C マウントのレンズが使えるボディという点で、初めて買う一眼レフも EOS になるのは必然と言って良かった。デジタルの可能性に魅入られて写真を始めておきながら、フィルム時代のレンズを使うというのは矛盾ではあったが、それも楽しいと思えた。

つまるところ私の写真のルーツは機材から入ったことになるが、レンズの選び方や撮り方次第で肉眼で見るのとは違う世界を切り取ったり、肉眼で見たままではない心象の部分まで一枚の画として表現できるのは、写真の素晴らしいところだと思う。「実をすもの」ではなく「で描く」。そう認識できれば写真はとても面白く、機材選びは楽しい。

アナログとデジタルと

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

私の尊敬する写真家の先生が、最近こんなことを仰っていた。

「銀塩での経験をもとにデジタルの写真を語る写真家は多いが、例えばデジタルの高感度特性を活かしたトワイライト写真のように、銀塩時代の常識の延長線上では撮れない写真が撮れるのがデジタル。これからの写真は、これからのデジタル世代の写真家たちのものだ」

確かに、デジタルカメラの技術はこの 15 年ほどの間で驚くべき進化を遂げ、もはや完全にフィルムの性能を超えたと言って良い。しかし、その進歩に比べれば、写真芸術、あるいは商業写真の撮り方そのものが大きく変わったとは思えない。もちろん、デジタルを活かす撮り方をするのが常に良い写真を撮る手法とは限らないが、技術の進歩ほどには、撮る側の意識や撮りたいと感じる瞬間には変化がない、ということなのかもしれない。

いっぽうで、アナログとデジタルという話で言うと、数年前にとあるベテランの電気系エンジニアとの会話でこんな話が出たことが、今でも印象に残っている。

「最近の若手エンジニアは、デジタルならば常に理論値が出ると思っているところがある。が、処理する情報量が増える(高周波にになる)と波形はむしろアナログのそれに近づいていく。そのときに品質の差を生むのは、アナログ回路を扱うためのノウハウだ」

私は電気設計の経験がないので正確にこういう言葉遣いであったかどうかは忘れてしまったが、言わんとすることは理解できた。

これらの二つの言葉は、相反することを言っているように聞こえるが、本質的には同じことを言っているのだと思う。既存の知識や経験がヒントをくれることもあれば逆に邪魔をすることもあるけど、大事なのは「自分の知識が世の中の全てかのように思い込んだり、自分で自分の立場を規定するのではなく、常に自分の外側に存在する可能性に目を向けること」なのだろう。アナログかデジタルかは問題ではなく、まだ誰もやったことがないことを実現できる可能性を、既存の自己に囚われずに見つけ出すことだ。

アナログとデジタルと

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

とはいえ、デジタルが拓いてくれた可能性というのももちろんあって。写真について言えば超高感度イメージセンサや HDR のような連写合成で実用的な暗所撮影を可能にしたことももちろんそのひとつだが、個人的にはデジタルがイメージングの世界を変えた最大の要素は「撮った後の使い方」に他ならないと思う。

例えば暗室やリニア編集機がなくても写真の現像や動画の編集が PC 一台あれば容易にできるようになったこと。つまり撮影後のワークフローを変えた、撮影後の作業を撮影者のものにして、そこでの表現の自由を撮影者自身に与えたこと。それによって個人レベルでもその気になれば専門業者の仕事に匹敵するクオリティの作品を作ることが可能になったことは、デジタル化の最大の恩恵の一つだろう。
そしてもう一つは、コミュニケーションを変えたこと。カメラがデジタル化されて、インターネットや携帯通信網が普及すれば、誰もがビジュアルコミュニケーションを使う時代が来る。それは 1990 年代後半には既に予想されていたことではあるが、個人間のリアルタイム通信がせいぜい電話と FAX だった時代に、今日のように写真や動画を誰もが当たり前にコミュニケーションに使う日が 20 年も経たずにやってくるとは、具体的にイメージできていた人は多くはないのではないだろうか。

だから、私は写真を撮る。芸術として、というよりはむしろ、誰かとの写真を通じたコミュニケーションを主な目的として。

投稿者 B : 23:59 | Biogon 28/F2.8 G | NEX-5R | Photograph | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック