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2012/04/19 (Thu.)

信州の遅い春

信州の遅い春

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

3 泊で久しぶりに長野に出張してきました。

例によって、どころかいつも以上に時間的余裕のないスケジュールだったんですが、1 年以上ぶりに来たのでせっかくだから写真を撮ろう!と一念発起し、早起きして NEX と松本城周辺まで軽く写真散歩に行ってきました。なにげに、松本の街をゆっくり歩くのはこれが初めてな気がします。

信州の遅い春

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 45mm F2 G ]

東京はもうすっかり桜も終わってしまいましたが、長野はまだまだ梅が見頃、桜はこれからといったところ。結果的に春を追いかけて長野まで来たような格好になりましたが、今年はあまり梅も桜もゆっくり愛でる余裕が無かったので、却って良かったかな。

信州の遅い春

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 45mm F2 G ]

とはいえ、桜も日当たりの良い場所ではもう満開に近くて、梅と桜が一緒に楽しめる良いタイミングだったように思います。

早朝、朝 7 時前後だったにも関わらず、松本城周辺には首から一眼レフを提げたお爺さんが多数。三十代はたぶん私だけだったと思いますが、みなさん朝早いですね・・。

信州の遅い春

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

松本市の中心部、松本城のすぐ近くには女鳥羽川(めとばがわ)という小さいけれどきれいな川が流れていて、これがまたいい感じ。
この松本城~女鳥羽川周辺の雰囲気は、街並みまで含めて私が高校時代を過ごした富山市の中心部(富山城~松川周辺)をどことなく彷彿とさせて、和みます。だからといってこっちに転勤したいとは思わないのですが(笑。

信州の遅い春

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

新しすぎも、古すぎもせず、それほど規模が大きいわけでもないこの街で、たまにこういうレトロな風景に出会うのも、また富山の市街地と似ているような。

そういえば、最近こういうオーディオ専門店ってすっかり見なくなりましたね・・・。

信州の遅い春

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

女鳥羽川のすぐそばには「ナワテ通り」というこれまたフォトジェニックな雰囲気の通りがあって、ここのシンボルが何故かカエル。至る所にカエルが飾られています(笑。客観的に見てかなり滑稽な風景ではあるのですが、これはこれで和みます。

改めてこの界隈を散策してみて、もっとゆっくり写真を撮りながらこのあたりを歩いてみたくなりました。周辺には安曇野、穂高、白馬などこれまた撮影に向いた場所がたくさんあります。いつか仕事で直接関係することがなくなったら、休暇を取って観光に来てみたいと思っています。

投稿者 B : 00:12 | Biogon 28/F2.8 G | NEX-5 | Photograph | Planar 45/F2 G | コメント (0) | トラックバック

2012/04/15 (Sun.)

最後の幻想

最後の幻想

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

ここのところ桜の写真が続いていますが、連投もたぶんこれで最後になります(汗。

最後の幻想

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

桜といえば、淡いピンクの花と青空のコントラストが効いた写真を撮りたくなるものですが、曇天のときの、なんというかふわっとした幻想的な写りも、これはこれで好きです。
ホワイトバランスのちょっとした取り方でずいぶん雰囲気が変わるので、難しいですが。

最後の幻想

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

CONTAX G 用 Biogon は、周辺光量落ちが大きいので、レトロな印象の画が撮れます。でも、それでいて中央部はツァイスらしいシャープな描写なので、そのミスマッチがまた面白い。これでフルサイズだったら周辺部の描写がどのようになるかとても興味深いところですが、今のところこのレンズを 35mm 判サイズで使えるのは、事実上銀塩 CONTAX G ボディに限られるのが残念なところ。

最後の幻想

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

桜のシーズンが終わると、世の中には緑が増えてきて、一気に夏が近づいてくる印象です。今年は寒い時期が長かったので、まともに春を満喫しない間に終わってしまうようで、ちょっと寂しい。

とか言っているうちに、GW が近づいてきているんですよね。今年はどこでどんな写真を撮ろうかなあ。

投稿者 B : 00:09 | Biogon 28/F2.8 G | NEX-5 | Photograph | コメント (0) | トラックバック

2012/04/14 (Sat.)

夜桜

夜桜

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

夜桜。私には珍しいモチーフです。

いや、夜桜を眺めながら歩くのは好きなんですが、無理して撮っても明るさやノイズ的にまともな画にならないので、それならカメラしまって肉眼で楽しんだほうが良いよね、というのが持論。

・・・だったのですが、小林祐一郎さんのこのエントリーに触発されて、撮ってみたくなったので。

ソニーのミラーレス「NEX-5」の「手持ち夜景モード」で手軽に美しい夜桜写真 :Heartlogic

そういえば NEX にはそんな機能がついていたんでした。忘れてた(ぉ
手持ち夜景、HDR、スイングパノラマあたりの機能は RAW 撮りできないので、写真は飲み会も含め基本的に全て RAW 現像派(ぉ)な私としては、つい存在を忘れがちなんですよね・・・。でも、改めて撮ってみたら、これいいじゃないの。

夜桜

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

今まで馬鹿にしててごめん。これ凄いわ(笑。

「自動的に絞り開放にしつつ、ISO 感度を上げて高速シャッターで 5 枚連写。それをカメラ内合成することでストロボなし手持ちでもブレない写真が撮れる」のがこの機能の概要ですが、ISO 感度を上げている割に高感度ノイズはちゃんと処理されているし、合成のわりに細部までシャープさは確保できているし、馬鹿にできない。RAW で撮って現像で調整してもこうはいきません。
しかも、「自動的に開放絞りにする」という仕様はこのモードの短所と言えるでしょうが、この Biogon のような手動絞りレンズとの組み合わせであれば、絞りも自由。RAW で記録できないというデメリットは残りますが、ノンストロボで夜景を撮るだけでなく、照明条件が厳しいところで撮るなら、このモードを積極的に使っていったほうが良さそうです。

ちなみに、桜のように淡色な被写体は、光源の色によって大きく印象が変わるので、撮影時のホワイトバランスの設定次第でいろんな表現ができます。あえて AWB 以外のモードを使って遊んでみると面白いと思います。

NEX-5 を買ってもうすぐ 2 年になろうというのに、この機能についてほぼ完全に無視していたのは、失敗だったなあ(笑。

投稿者 B : 00:07 | Biogon 28/F2.8 G | NEX-5 | Photograph | コメント (1) | トラックバック

2012/04/13 (Fri.)

Full bloom

Full bloom

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

東京の桜も今年はほぼお終い、な感じですね。

結局、桜が満開のうちにじっくり写真を撮りに出ることができなかったのですが、NEX-5 を持ち歩いて、外に出ている時間に撮れるだけ撮っていました。
この半年くらいは、カメラを持って出かけるといえば EOS 7D+50-500OS だったり α77 だったり、一眼レフ(α77 はレフじゃないですが)に回帰していたので、飲み会とブツ撮り以外で NEX を使うのは久しぶり。

Full bloom

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 45mm F2 G ]

やっぱり NEX と CONTAX G レンズの組み合わせは素晴らしく、撮っていて楽しいし、撮れる写真もなかなか。この時期は風が強いことが多いので、MF できっちり合わせるのが難しいことだけが難点でしょうか。MF アシスト時の拡大ポイントがタッチパネルのフリック操作でできればもう文句はないんですが、NEX-5N の後継機種に期待かな。

Full bloom

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 45mm F2 G ]

こないだの日曜日に仕事で中目黒方面に行く用事があったので、帰りに目黒川沿いを歩いてみたのですが、ものすごい人出でゆっくり桜を楽しむ気分にはなれませんでした。私は桜の名所でどんちゃんやるのよりは、そのへんの桜並木の下を静かに歩くほうが好きかな。

投稿者 B : 00:30 | Biogon 28/F2.8 G | NEX-5 | Photograph | Planar 45/F2 G | コメント (0) | トラックバック

2012/04/10 (Tue.)

日本人でよかったと思う一週間

sakura

[ Sony NEX-5 / Sony E 30mm F3.5 Macro ]

桜の連投ですいませんが(^^;;、通勤途中に撮った桜の写真でもひとつ。

先日買った E 30mm F3.5 Macroブツ撮りに使って良し、ガンプラ撮って良し、食べ物撮って良し、とても良い描写で気に入っています。焦点距離的には屋外での草花の撮影には向かないだろうな、と思いつつも、とりあえず撮ってみないと気が済まないので(笑)試してみました。

sakura

[ Sony NEX-5 / Sony E 30mm F3.5 Macro ]

30mm という焦点距離、つまり 45mm 相当の画角は桜を撮るにはやっぱりちょっと短い。マクロ的に使おうとすると両腕を伸ばしてやっと構図が取れるといった感じで、こういう用途には 100mm 前後相当のレンズのほうが向いていますね。逆に、マクロであることにこだわらずに標準レンズ的な使い方をしたほうが面白いかもしれませんが、そうすると今度は F3.5 という暗さが物足りなくなってきます。

sakura

[ Sony NEX-5 / Sony E 30mm F3.5 Macro ]

このレンズ、被写体と背景が近いときにはとても自然なボケで良いんですが、背景が遠くて木の枝のようなわちゃっとしやすいものだと、絞り開放でもボケがちょっとうるさくなってしまいます。ピント面の描写は良いのですが、構図や背景は選びそうですね。ブツ撮り用マクロとしてはとても良好な描写をするだけに、惜しいところではあります。

E マウントレンズは NEX-5 と同時に出た 2 本のレンズはイマイチでしたが、その後発売された単焦点レンズ群はどれも評判が良いですよね。50mm F1.8、Sonnar 24mm ともにいずれ手に入れたいレンズです。さらにシグマからも先週~今週にかけて 30mm、19mm が続けざまに発売と、ようやくレンズがそれなりに揃ってきました。そろそろオールドレンズやマウントアダプタに頼らなくても、ある程度のシステムが組めるところまで来た、といったところでしょうか。

投稿者 B : 00:27 | NEX-5 | Photograph | Sony E 30/F3.5 Macro | コメント (2) | トラックバック

2012/04/09 (Mon.)

春爛漫

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[ Sony α77 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

桜が咲いたので、お花見に行ってきました。

土曜日は薄曇りで花見にはちょっと物足りない天気で、日曜日が快晴で花見日和という感じでしたが、私は残念ながら日曜出勤(´д`)。曇り空だと発色やコントラストが出ないから写真的にはちょっと寂しいんだよなあ・・・と思いつつも、α77 で出撃しました。

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[ Sony α77 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

α77 を買ってから初めての桜ですが、久しぶりに Planar 85mm を使ったらこれがまたいい感じで。今までのα700 だとこのレンズの真の実力が発揮できてなかったんじゃないかというくらい、ハッとする写真が撮れて驚きました。今まで十分いいと思っていた Planar の画質がまだ本気出してなかったとは・・・。

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[ Sony α77 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

いつもならそれほど混まないのでゆったり撮影できるいつもの公園も、この時期ばかりは露店もたくさん出るし、すごい人出でじっくり撮る余裕がありません。東京近郊の桜の名所なんてどこもこんなものかと思いますが、本当に気合い入れて撮影に来ようと思ったら、早朝に出てくるしかないか・・・。

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[ Sony α77 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

写真だけ見ているとほぼ満開のように見えますが、これでも場所や日当たりによって咲いている木と咲いていない木のギャップが激しく、土曜日時点では全体的に見て七分咲きといったところでしょうか。日曜日の快晴でずいぶん開いたとは思いますが、本当の見ごろは次の火~水曜日くらいな気がします。平日休んで花見に来るくらい、余裕のある生活をしたいものですが、とりあえず NEX 持って通勤途中に撮るくらいが関の山かなあ。

投稿者 B : 00:23 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZA | α77 | コメント (0) | トラックバック

2012/04/01 (Sun.)

邂逅と別離と

邂逅と別離と

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA ]

日曜日なのであまり実感が湧きませんが、今日から新年度ですね。

4 月 1 日といえば、昔はサイトにエイプリルフールネタを仕込むことに燃えていたこともありましたが、最近はあまりそういうことをしようと思わなくなりました(単にネタが思いつかなくなっただけとも言うか・・・)。かつて Web 上ではエイプリルフールネタの代名詞と言われていた円谷プロも、エイプリルフールネタの担当者が転職してそっちでやっているらしいですし、イソプレスうおっちも近年だんだんパワーがなくなってきて・・・と思ったら、萌え Watch とか(笑)。エイプリルフールを楽しもうとするネット上の一部の動きは変わらずですが、やはりバカなことを真剣にやろうとする勢いは昔ほどはなくなってしまったような気もします。

私はというと、仕事上は職務内容自体はあまり変わらないのですが、今年はいつも以上に異動や退職をする人が多かったりで周辺の環境がずいぶん変わってしまいました。まあ、それで自分の目的が変わるわけではないので、今まで通りやっていくだけなのですが。
一方で家族も長女の小学校入学で、今までとは生活サイクルが変わってくるでしょうし、この先にもうひとつ生活が変化することも見えているので、しばらくは適応のための時間がかかるかな。ともあれ、変化には強いほうだという自負はあるので、なんとかやっていきます。

日本的な年度の切り換えって面倒なことのほうが多くて私はあまり好きではなかったのですが、何でもそれなりにリセットして新しい気持ちで取り組めるという意味では、悪いことばかりではないのかもしれません。今年度も改めて、前向きな気持ちで。

投稿者 B : 10:30 | Photograph | Vario-Sonnar DT 16-80/F3.5-4.5 ZA | α77 | コメント (1) | トラックバック

2012/03/26 (Mon.)

Magic Resort

先週末、泊まりがけで東京ディズニーシー&ディズニーランドに行ってきました。

東京ディズニーシー

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA ]

まあ私は都内在住なのでじゅうぶん日帰りも可能な距離なんですが、今回は幼稚園の春休みに合わせて姪姉妹と両親が上京してきたので、一緒に。私は引率兼荷物持ち兼カメラマンなので、あまり自分が楽しむという感じではありませんが。しかも両日とも雨模様で、たいへん疲れました(´д`)。

東京ディズニーシー

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA ]

私は遊園地やテーマパークはそれほど好きでもないほうで、子ども騙しなアトラクションを見ると興ざめしてしまうほうなんですが、ディズニーのアトラクションは演出がうまくて感心させられるものが多い。今回、特にツボに入ったのはディズニーシーにあるこのコロンビア号内のアトラクション「タートル・トーク」。『ファインディング・ニモ』に登場するウミガメの「クラッシュ」と会話ができるというアトラクションで、入るまではどうせ子ども騙しの仕掛けなんだろう・・・と高を括っていたんですが、これがすごい面白い。映画館形式のアトラクションで、クラッシュはスクリーン上に表示される CG なんですが、あらかじめ録音された受け答えじゃなくて、「中の人」がちゃんといるので会話が成立します。基本的な台本はあるのでしょうが、やりとりは全てアドリブで、落とし方や間の取り方がそのへんの芸人なんかよりも全然面白い。
CG の動かし方やクラッシュの口の動きがやけにタイミングが合っていて自然なので調べてみたら、どうやらリップシンクまでやっているようで(!)これには驚きました。絶叫マシーン系とかディズニーのメインキャラが出てくる系ではないので地味に見えるかもしれませんが、これは一度体験する価値があると思います。子どもたちよりも私が一番ウケていた自信あり(笑。

東京ディズニーランド

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA ]

あと印象に残ったのはランド内のアトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」。これは 1 年ほど前にオープンしたアトラクションで、劇場内で 3D 映像と音楽を楽しむ・・・という話だけだと最近ありがちな 3D 立体視系アトラクションに過ぎないと思うでしょうが、想像していた以上のレベルで感動しました。

通常の映画だったらここまでやらないだろう、という飛び出し感の強い 3D 映像と、定位感を強調したサラウンド。これだけでも、3D やサラウンド未体験の人には「3D ってこんなに面白いんだ!」と感じさせるだけのインパクトがありますが(実際、3D 初体験のウチの親がそうでした)、それに加えてシアター内の照明が映像とシンクロしたり、映像に合わせて低音は響くわ、風は吹いてくるわ、水飛沫は飛んでくるわ、で画音だけでなくシアター全体をここまで演出に利用した例は他にないんじゃないでしょうか。このアトラクション専用のシアターだからできたことで、映画館でできることじゃないと思いますが、エンタテインメントとしての 3D の可能性を感じさせてくれるアトラクションだと思います。

東京ディズニーランド

シアター内で配布されていた 3D メガネ(要返却)はこんな感じ。 「キャプテン EO」や「マジックランプシアター」など、最近増えているランド/シー内の 3D 系アトラクションで共通のメガネのようです。パッシブ(偏光)式のメガネですが、後述する理由により円偏光方式(つまり、IMAX 方式ではない)だと思われます。RealD や MasterImage 社がバックアップしているかどうかは不明。

輝度低下や色味の変化などはちょうど先日観た『ファントム・メナス 3D』の RealD 上映と似たような感じでしたが、3D 映像の作り方や会場演出の仕方が根本的に違うので、3D 映像としてはこのアトラクションのほうが圧倒的に楽しめました。そして何より大きいのが、スクリーンが正面の 1 枚だけでなく、横に繋がった 3 枚分相当のスクリーンが全て 3D になっているということ!視界のほぼ全てが立体視という体験は、通常の映画館やテレビの 3D 立体視とは臨場感が段違いで、これには驚かされました。この 3 枚分相当のスクリーンは両端が曲面になっていて、おそらくこれは直線偏光方式では技術的に実現できないだろう、というのが円偏光方式だと推察した理由です。

東京ディズニーランド

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA ]

ということで、性格上どんなアトラクションでもついつい AV やテクノロジーの観点でチェックしてしまうのが我ながらイヤなんですが(笑)、ここ数年間でオープンしたアトラクションは軒並み新しい技術が使われていて、非常に興味深かったです。例えば今回初めて入ることができた(いつもは劇混みで入れない)「プーさんのハニーハント」でもトンネルの天井の曲面に映像が映し出されていたり(おそらく裏側はリアプロジェクションになっていると思われる)、小型の透明スクリーンに映像を映し出していたり、子ども騙しどころか「大人が最新技術を駆使して本気で驚かせ、楽しませようとしている」という姿勢にはものすごく共感します。

そういえばスター・ウォーズをモチーフにした「スター・ツアーズ」も、来年には3D 対応・マルチエンディング方式にリニューアルするということなので、来年また訪れる機会があったらぜひ行ってみたいと思います。

東京ディズニーシー

[ Sony α77 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

今回の撮影機材はα77+Vario-Sonnar 16-80+70-300G のみで全ての撮影を行いました。一応予備として DSC-HX9V も持って行っていたんですが、出番ナシ。
子ども連れでローアングル撮影が多かったり、人混みでハイアングル撮影をする必要があったりするシチュエーションでは、EOS 7D でも NEX-5 でもなくα77 の 3 軸バリアングル液晶が無類の機動性を発揮しますね。今回も EVF よりもライブビューで撮影したカットのほうが多かったくらいで、たいへん重宝しました。

しかし二日間ほぼずっと雨、しかも薄暗めの屋内アトラクションや夜のショーもある、という状況では、トランスルーセントミラーの弱点が露わになったのも事実です。やはりトランスルーセントミラーは部分的にとはいえ光を位相差 AF センサに分けて送っているため、CMOS センサが受ける光量が僅かに低下すること、およびピクセルサイズが極小な 2,400 万画素センサということもあって、EOS 7D や NEX-5 に比べると高感度ノイズはかなり多いです(上の写真は現像でかなりがんばった結果)。日中ではさほど気になりませんが、夜間撮影には正直向いていないことを痛感しました。ISO AUTO で撮るならシャッタースピードが落ちることを覚悟で上限を ISO1600 くらいまでの設定にしたほうが良いですね。
2,400 万画素もあると現像もマシンパワーも必要になってしまうので、α77 のボディでセンサだけα57 相当の画素数に抑えたカメラが欲しいんですが(α57 だと EVF の解像度が低かったり液晶が 2 軸チルトだったりで物足りない)、需要ないかな・・・。

東京ディズニーランド

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA ]

というわけで、1 年半ぶりのディズニーリゾートでした。行く前は「子どもはいいけど親は大変なんだよね、しかも雨みたいだし・・・」と本音ではそれほど乗り気ではありませんでしたが、自分の趣味の視点で行ってみると面白いものですね。ただ、春休みのしかも週末に行くもんじゃないなあ、とは改めて痛感しました(´д`)。

投稿者 B : 23:59 | Photograph | Sony 70-300/F4.5-5.6 G SSM | Vario-Sonnar DT 16-80/F3.5-4.5 ZA | α77 | コメント (2) | トラックバック

2012/03/21 (Wed.)

遅れてきた春

遅れてきた春

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA ]

今年は 3 月といってもなかなか暖かくならず、少し気温が上がったと思ってもまた寒くなる、といった日が続いています。でもここ 1 週間ほどでようやく春めいた気候になってきました。
いつもなら 2 月下旬~3 月上旬が見頃であるはずの梅も、今年の関東では 3 月後半になってようやく見頃を迎えたといったところ。春雨の晴れ間みたいなタイミングを見計らって、久々にα77 を持っていつもの梅園へ撮りに行ってきました。

遅れてきた春

[ Sony α77 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

この 1 ヶ月ほど、週末になると雨が降るか、晴れている日は何かしらの予定が入っているか、といった具合であまり写真を撮りに出られていませんでした。この日も前日まで雨で、当日も午後からパラついてくるといった天気。梅園も足下は少しぬかるみ、梅の花びらにも雨露が残っている状況でしたが、これはこれで絵になります。

遅れてきた春

[ Sony α77 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

バックは雪吊り。雪国の生まれだとこういうのは日本の冬の風物詩だと感じるのですが、あまり雪の降らない関東では珍しいですかね。雪の重みで樹木の枝が折れてしまうことを防ぐため、支柱から縄を張って枝を支える手法で、金沢の兼六園の雪吊りなんかはとても有名ですね。

ここの雪吊りは積雪対策というよりは美観目的で施されたものだと思いますが、私もこの梅園にはこの時期以外にはこないので、夏場にどうなっているかは知りません(笑。

遅れてきた春

[ Sony α77 / Carl Zeiss Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA ]

この日は休日ということもあり、梅園はかなりの人出でした。写真撮影にもそれなりに気を遣います。

遅れてきた春

[ Sony α77 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

この梅園で毎年遭遇しているメジロに、今年も会えました。ここのところカワセミを探してよく近所を徘徊しているので、以前に比べて野鳥の気配や声に敏感になった自覚があります(笑。
メジロは他の野鳥に比べれば警戒心が薄いので、300mm でも十分撮れますね。

遅れてきた春

[ Sony α77 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

こういう被写体は EOS 7D+シグマ 50-500OS の独壇場なのですが、α77 の AF 追従高速連写も侮れません。G レンズの柔らかいボケをこういう被写体に活かせるのは、表現上はとても大きいと思います。
ただ、いくら高精細な XGA OLED Tru-Finder といっても、こういうシビアな被写体でピントが合っているかどうかを確認するときには光学ファインダが欲しくなってしまいますね。EVF なら EVF らしく、MF アシスト的な部分拡大表示機能なんかをつけてほしいところ。

遅れてきた春

[ Sony α77 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]

梅は例年よりも半月遅れでの満開といったところでしたが、今年の桜はどうでしょうか。この調子で暖かくなっていっても、満開は 4 月中旬とかですかね?満開の桜に見守られての入学式、はちょっと難しいかもしれません。モクレンの蕾は綻びかけてきたようにも見えるので、早くもう少し暖かくなってきてほしいところです。

投稿者 B : 23:37 | Photograph | Sony 70-300/F4.5-5.6 G SSM | Vario-Sonnar DT 16-80/F3.5-4.5 ZA | α77 | コメント (0) | トラックバック

2012/03/14 (Wed.)

SIGMA 70-200mm F2.8 OS レビューのまとめ

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シグマ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM のレビュー、まとめ編をお送りします。

SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

このレンズ、写りはいいし使用感もなかなか良かったのですが、いかんせん作例を撮りに行く余裕がなく。レンズはもう返却してしまい、追加撮影ができないのですが、そういえば以前のイベントで撮影した未公開ショットがたくさんあったなと思い、NAS をひっくり返して(いや、ひっくり返したら壊れかねないので、言葉のアヤですが)みました。

そしたら、以前はほぼ JPEG 撮って出しに近い状態で掲載していたんですが、改めて RAW 現像してみたら以前よりも満足いく写真になったじゃないですか。しかも、今回借用して撮った写真よりもよく撮れてるものが多い(笑)。スタジオ撮りだったとかカメラとレンズの個体同士の相性とかいろいろ理由は考えられますが、今まで掲載した作例よりもこっちのほうがレンズの真の性能を表しているかもしれません(^^;;

SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM


[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]
80mm(128mm 相当)、F5.6、1/10 秒、ISO160

モデルは紗々さん。最近私の周囲で人気が高まってきているので、今回の作例は彼女で行きます。別にページビューを狙っているわけではありません(ぉ
しかし 1 年ちょっとの間にグッと大人っぽくなりましたね・・・、と先日の横浜で撮影した写真と見比べて気がつきました。

これは当時も掲載したカットですが、JPEG 撮って出しだとけっこう盛大に白飛びしていたのが、改めて RAW 現像してやるとずっと良くなりました。風景などの場合はコントラスト高めに現像することが多いですが、最近、ポートレート系の現像はコントラストをピクチャースタイルのポートレートモードよりもさらに 1~2 段下げたくらいの画質が好みです。
肌の滑らかな階調表現も良いですが、髪の毛や睫毛の繊細な描写の仕方がこのレンズらしいところかな、と一通りのレビューをしてみた今改めて思います。

SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]
80mm(128mm 相当)、F5.6、1/20 秒、ISO200

こういう描写を見るとやっぱりこのレンズは風景よりもポートレートに向いているんじゃないか、という気がしますね。シャープなんだけれど線が細くて柔らかい。色乗りはやや淡泊ですが、そのへんはカメラ側の設定や現像でどうにでもなるので、このくらいのレンズを買おうと思う人であればあまり問題にならないレベルだと思います。

SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]
91mm(145mm 相当)、F2.8、1/40 秒、ISO100

絞り開放で、手前側の睫毛にピントを合わせてみた写真。浅めのピント面から外れて行くに従ってなだらかにボケていく、クセのないボケ味です。
ちなみにここに掲載している作例は、基本的にピクチャースタイル「ポートレート」から 1~2 段アンシャープマスクを強めにかけて、あとは露出とコントラストを適宜補正して現像したものです。ポートレートモードに少しシャープネス強め、コントラスト低めの設定で現像することが多かったので、EOS でこのレンズを使ってポートレートを撮るなら、あらかじめカスタムピクチャースタイルを用意しておいても良いかな、と思いました。

SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]
76mm(121mm 相当)、F2.8、1/13 秒、ISO800

最初にこのレンズを触ったときの印象は「絞り開放から安心してズバッと撮れてしまうレンズ」というものでした。借用したレンズが開放ではピントが合いきらないことが多かったのは、レンズの個体差もあるかもしれませんが、野鳥や風景など静止していない被写体だったというのもありそうですね・・・。線が細いぶん、等倍で見たときに微妙なピンずれが気になるというのもあるかもしれません。でもピントが合った写真のゾクゾクするような立体感は、さすがナナニッパ。

SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]
91mm(145mm 相当)、F2.8、1/60 秒、ISO100

えっと、だんだん作例を意識してというよりも自分が気に入った写真を現像しているだけになってきました(ぉ。

SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]
157mm(251mm 相当)、F2.8、1/320 秒、ISO100

描写も良いんですが、やはり F2.8 のレンズはファインダを覗いているだけで楽しいもので、撮った写真を眺めていると、これを撮ったときのファインダの見え方を思い出してまた撮りたくなってくる魔力を秘めていると思います。F4 にはなかった、ファインダの中に主題がグッと浮き出てくる感覚。APS-C のボディでも十分感じられるくらいなので、このレンズをフルサイズで使ったらどんな感じなんだろうか?と想像せずにはいられません。あ、5D Mark III は少なくとも当面は買いませんよ(ぉ

SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]
86mm(137mm 相当)、F2.8、1/250 秒、ISO100

ということで、今 EF70-200mm F4L を持っていなかったとして、手元に 10 万円あったなら、私はこっちのナナニッパを買っていたかもしれません。スペック的にはキヤノンの EF70-200mm F2.8L IS II USM と比較すべきかもしれませんが、そういうレビューはあちこちにあるでしょうし、おそらく私のように「純正のナナニッパには手が出ないけど、レンズメーカーのものなら何とか。で純正の 70-200 F4 とどっちがいいか」という人は多いのではないでしょうか。性格の違うレンズなので一概にどちらを買うべき、という結論にはなりませんが、描写の傾向がハッキリと違うので、主に何をどう撮りたいかで自ずと答えは出るでしょう。
キヤノンにしろニコンにしろ 25 万円出せるなら迷わず純正の新型ナナニッパを買っておいた方が何かと後悔はしないでしょうが、そうでないならば、十分に検討に値するレンズです。シャープさや発色の傾向、全体的な扱いやすさまで含め、まさに「今のシグマを代表するレンズ」と呼べるのではないかと思います。

シグマ / APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM (キヤノン用)

B003HC8V9A

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投稿者 B : 00:28 | EOS 7D | Minpos Review | Photograph | コメント (0) | トラックバック