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2011/02/24 (Thu.)

Mother Father Brother Sister

Mother Father Brother Sister

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

妹より、本日第三子誕生との報せ。

ひとまず母子ともに順調とのことで一安心。さすがに 3 人目となると落ち着いた気持ちで受け容れられるものですが、つい先日祖父が亡くなったところでもあり、喜びはそのぶん大きいですね。
なんか、身近で短期間に生命に関わることがこれほど立て続けに起きたことがないので、自分が生き物であることを今までにないほど実感しています。

ちなみに、生まれてきた赤ちゃんは女の子。上の 2 人も女児で、かつウチも女児 2 人なので、今後帰省するときには 0~5 歳の女児が 5 人集まることになります。今までの 4 人ですら騒がしくて大変だったのに、これからもっと大変になると思うと、嬉しいやら困ったやら(^^;;

投稿者 B : 23:59 | EOS 7D | Photograph | コメント (2) | トラックバック

2011/02/06 (Sun.)

冬の散歩道

冬の散歩道

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

Time,
Time,
Time, see what's become of me
While I looked around for my possibilities.
I was so hard to please.
Look around,
Leaves are brown,
And the sky is a hazy shade of winter.

Simon and Garfunkel "A Hazy Shade Of Winter"

投稿者 B : 01:01 | Biogon 28/F2.8 G | NEX-5 | Photograph | コメント (0) | トラックバック

2011/01/31 (Mon.)

SIGMA APO 70-300mm DG MACRO を再評価する

レビュー用にお借りしていたシグマの 50-500OS はもう返却してしまいましたが、あのレンズはかなり欲しい。でも、欲しいからといって簡単に買える値段のものではないので、手に入るまでは手持ちのレンズで何とかしなくてはなりません。
手持ちの望遠レンズの中で最も長い玉は、何本か持っている 70-300mm。その中ではα用の 70-300G が一番よく撮れるのは分かっているんですが、EOS で使うのに APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO を改めて評価してみようと思い立ちました。もともとこのレンズ、安い割にけっこうシャープに撮れるんですが、手ブレ補正・超音波モーター無しというちょっと古いスペックのものなので、使用頻度が下がっていたんですよね・・・。

SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ]

いきなりカワセミから。毎年この時期は遭遇率が高く、よく会えます。でもちょっと遠めだったので 300mm では結構厳しく、カワセミであることが判る程度の写真に過ぎませんね・・・こないだ 50-500OS で会心の一枚が撮れてしまったので、全然満足できる写りではありません。まるで初めてカワセミを撮ったときくらいの印象。

SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ]

安定していつも撮れる野鳥の一種、コサギ。これは 50-500OS の画を知らなければ十分満足していたレベルでしょう。RAW 現像時に少しアンシャープマスクをかけてやるだけで、かなりシャープな画像を得ることができます。

ちなみに DPP は最近のバージョンからアンシャープマスクに対応しましたね(以前はシャープネスしかいじれなかった)。最近の DPP のバージョンアップは私的に嬉しい機能追加が多く、後処理で Photoshop に渡す必要性が減って助かってます。

SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ]

獲物を探してうろついていたシロハラ(ツグミの仲間)。

被写体との距離がこれくらい近ければ十分な画質と言えそうです。

SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ]

木の低いところに来てくれたコゲラ。一生懸命樹皮をつついていたので頭が微妙にブレ気味ですが、体はキレイに撮れました。
やっぱりこのレンズ、ある程度近くで撮る分には満足のいく画質ですが、遠くの被写体はちょっと苦手のような。

ただ EOS 30D との組み合わせで使っていたときにはそこまで不満を感じなかったので、もしかしたらボディとの相性があるのかもしれません。EOS-D-SLR.net の EOS 7D レビュー記事に「高級・高価格 L レンズのクォリティーを極限まで引き出すカメラ」だけど「普及価格レンズでは等倍がいまいちシャンとしない写りのカメラ」という表現がありましたが、まさにそんな感じ。7D では L レンズやツァイスを使うことが多いので、今まであまり気がついていませんでしたが、7D はけっこうレンズを選ぶカメラのようです。
それでも、どうもスキッと撮れない EF70-300mm F4-5.6 IS USM よりはシャープな描写ではありますが、EF70-200mm F4L USM をトリミングして使うのとどっちが良い?と言われると、微妙なところではあります。私は(70-200L を持っているので)70-300mm はテレ端で使うことが圧倒的に多いので、遠くの被写体をテレ端でバシッと撮れる、が超望遠レンズの要件なんですよね・・・。

なんか 50-500OS が余計に欲しくなってしまっただけの結果でした(´д`)。

投稿者 B : 00:37 | EOS 7D | Photograph | SIGMA APO 70-300/F4-5.6 DG MACRO | コメント (0) | トラックバック

2011/01/22 (Sat.)

SIGMA APO 50-500mm OS HSM レビューのまとめ

5542-2969-199411

1 ヶ月にわたりお届けしてきたシグマ 50-500OS のレビューですが、機材もとうとう今週返却してしまったので、ここらでいったんまとめといきたいと思います。

が、その前に、コメント欄で「絞った作例も見てみたい」というリクエストをいただいたので、絞りめで撮った作例をいくつか。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

このレンズでは野鳥(と言えるかどうか(笑))ばかり撮っていたので、鳥から。柿の実をついばんでいたムクドリです。500mm F10 での撮影。

シグマのレンズって色ノリが淡泊な印象があったんですが、このレンズはキレイに発色しているように感じます。「塗り絵」と揶揄される DIGIC の絵作りによるところも大きいかもしれませんが、いずれにしても発色に不満はないですね。ちなみにクリエイティブスタイルは「スタンダード」で撮影しています。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

こちらは早咲きの梅に来ていたシジュウカラ。500mm F8。若干ピントが怪しいのはご容赦を(汗。
警戒心が強い野鳥でも、離れたところから狙えるのは超望遠の大きなメリットですね。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

ハクセキレイ。500mm F6.3(開放)です。絞り開放でも十分シャープなんですよねこのレンズ。シャープさだけで言えば、ひょっとしてキヤノンの L レンズにも負けてないんじゃないかと思ってしまうほど。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

描写の評価には野鳥ばかりでなく静物のほうが良いかな、と思って駐車中のクルマも撮ってみました。450mm F11。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

こちらは 413mm F11。なんてことないボートでも、このレンズで超望遠から狙うとフォトジェニックに見えてくるから不思議です。そして絞るとさらにシャープさが増しますね。

まとめ、以前の問題として、一眼レフ用の交換レンズとしては、500mm の超望遠となるとほとんど単焦点レンズしか選択肢がなく、ズームレンズでは私の知る限りシグマとタムロンしか製品化していないという現状があります。単焦点の 500mm レンズでも、先日惜しまれながら生産終了した、α用の 500mm F8 Reflex はコンパクトで軽く、しかもリーズナブルな価格なので「いざというときの一本」として持っておいても良いかもと思っていますが、他は L レンズのような高級品ばかりで、基本的にはプロ用、もしくはハイアマチュア用(そもそも 500mm のレンズを買おうとする時点で初心者ではないでしょうが・・・)。
そんな中にあって、利便性の高いズームレンズであり、画質も十分満足できるレベルでありながら、なおかつアマチュアでも何とか手が出せる価格帯(安い値段ではありませんが、スペックを考えれば)であるこのレンズは、300mm クラスでは物足りないアマチュア望遠レンズユーザーにとって、非常に良い選択肢と言えるでしょう。

私はこれまでキヤノンの 100-400L と同じシグマの 150-500mm とこのレンズのどれを買うかずっと迷っていましたが、100-400L は後継がまだしばらく出てこないという噂があり、150-500mm は 50-500mm に比べると画質が物足りないという評価が多いので、50-500mm が現時点では最有力。やっぱり自分で画質を確認して合格点を出せるレベルだと分かったので、安心感があります。あとは、まだちょっとお金を貯めないと買えないので(泣)それまでに 100-400L の後継が出なければ、という前提ではありますが(100-400 はリニューアルしたらまた高価くなりそうなので、出たら買うかというとそれはまた別の話)。

あとはやっぱり重さだけがネックですねー。レンズだけで 2kg、というのはさすがにちょっと躊躇してしまう重さです。このレンズに限らず、最近のシグマは多少大きく重くても画質を優先しているようなので(50mm F1.4 とか 85mm F1.4 も他社の同スペックのレンズより大きく重い)、この画質はこの重さの賜物と考えれば、致し方ない部分ではあります。私の愛するツァイスも基本的に軽さより画質優先ですし(笑。
500mm を持ち出すようなシチュエーションはそれなりに気合いを入れて撮影したいときだと思うので、あくまで勝負レンズと考えれば、むしろ重さはガマンするべきなのかもしれません。クルマを持っていない私は、それでも撮影が終わった帰り道でその重さを痛感することになりますが(´д`)。

ともあれ私はこのレンズ、具体的に購入の算段を考え始めています。とにかく貯金だ貯金ー。

シグマ / APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM (キヤノン用)

B003980YK6

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SIGMA APO 50-500mm OS HSM でカワセミに迫る

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投稿者 B : 00:50 | EOS 7D | Minpos Review | Photograph | SIGMA APO 50-500/F4.5-6.3 DG OS HSM | コメント (2) | トラックバック

2011/01/17 (Mon.)

SIGMA APO 50-500mm OS HSM でカワセミに迫る

みんぽすからお借りしているシグマ APO 50-500mm DG OS HSM、けっこうレビュー記事が溜まってきましたが、そろそろ返却期限が迫ってきました。なので最後にもう少し作例を撮ろう、と思っていつもの公園に向かったら、運のいいことにカワセミに出会うことができました!ので、撮りまくってきました。

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カワセミ

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

この公園、カワセミがいることはいるんですが、必ず出会えるというわけではなく、私の場合はなぜか望遠レンズを持っていないときに限ってカワセミに遭遇するという、近所なのに私は相性があまりよくないようです(´д`)。遭遇率で言えば野鳥公園などにあるバードサンクチュアリのほうが確実かもしれませんが、ああいった場所は観察小屋から野鳥までがかなり遠く、500mm でも厳しいことも珍しくありません。が、この公園はカワセミまでの距離が近いので、肉眼でもハッキリ見ることができます。

私が今までもっとも鮮明にカワセミを撮影できたのは一年ちょっと前に鎌倉に行ったときでしたが、今回はそれとは比較にならないくらい大きくクッキリと撮ることができました。ちなみに、今回の掲載画像はキヤノンの RAW 現像ソフト Digital Photo Professional で現像時にリサイズしているのみで、原則としてトリミングはしていません。カワセミを撮ったことがある人であれば、ここまで寄れることのすごさ(場所とレンズの両方の条件が揃ったからこそ、ですが)が分かるのではないでしょうか?

カワセミ

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

捕食シーンも激写。ここのカワセミは池に棲む小魚を捕って食べているようで、わりと頻繁にダイブしていました。が、残念ながらウデがないのでダイブシーンは撮れず・・・。ダイブシーンはズームアップしてレンズで追いかけようとせずに、少し広めの構図+置きピンで飛び立ったら連写で撮れていることを祈る、のほうが良いですね。

カワセミ

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

レンズの解像力を確認するため、一つ上の写真をピクセル等倍で切り出してみました(写真はテレ端です)。DPP での現像時に少しアンシャープマスクをかけていますが、それだけでピクセル等倍でも見れる写真になっています。これが 10 倍ズームのテレ端とはとても思えない解像力。

カワセミ

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

背景のボケも自然でなかなかイイですね。ピント面のシャープさとの対比がとても良く、主題が明確に表現できます。使えば使うほど良いレンズであることを感じます。

カワセミ

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

少し陰っぽい位置だったので、カワセミからは少し離れますが順光の位置に移動してみました。
ここのカワセミ出現ポイントは葦が群生している桟橋(というのかな)付近、先日コサギがいた場所の近くです。

ひとしきり撮影して満足したので、公園内を散策していたら・・・なんと!もう一羽、カワセミに出会ってしまいました。

カワセミ

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

ここは公園の入り口側(裏手から入ってきたので)、ここももう一つのカワセミ遭遇ポイントです。一羽めの撮影ポイントよりも少しだけカワセミとの距離がありますが、十分に近い。

ちなみに先ほどの子もこの子も雌ですね。見分けるポイントは下嘴、これが朱色なのは雌で黒いのが雄です。

カワセミ

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

この子はなかなか「狩り」に飛んでくれず、お腹がいっぱいだったかな。水面よりもむしろ空ばかり見上げていたので、高い木の上に天敵でもいたか、天気が気になっていたのかな(笑。

日が翳ってきたので一羽めに比べて少し暗くなってしまいましたが、かれこれ 4~5 年通っているこの公園で、一日に二羽に出会えたのは今回が初めて。これはもうレンズ返却前ぎりぎりになって写真の神様が引き合わせてくれたとしか思えません(笑。

うーん、返却直前になってますますこのレンズの威力を思い知ってしまった(´д`)。だんだん返したくなくなってきたんですけど・・・。

シグマ / APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM (キヤノン用)

B003980YK6

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投稿者 B : 00:00 | EOS 7D | Minpos Review | Photograph | SIGMA APO 50-500/F4.5-6.3 DG OS HSM | コメント (0) | トラックバック

2011/01/11 (Tue.)

SIGMA APO 50-500mm OS HSM で撮る、迫力のよこはまズーラシア (2)

5542-2969-197056

昨日に引き続き、よこはまズーラシアで撮影してきた写真を掲載します。ここからは作例というよりも自分で気に入った写真になりますが。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

ポピュラーな被写体の一種、ペンギン。これは 138mm(220mm 相当)です。私はけっこうこういう構図で撮りがち。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

グッと寄って 332mm(530mm 相当)。ペンギンは警戒心が薄いのか、撮りやすいイチに近づいてきてくれることが多いですが、300mm 前後のレンズだと寄ってもせいぜいこの程度だと思いますが、500mm だと以下のような感じ。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

この通り。300mm までだと白黒の 2 色、もしくはグラデーション程度にしか見えていなかったペンギンの羽毛が、実際は独特のパターンを描いていることが分かります。

このレンズ、決して F 値は明るくないのですが、背景が大きくぼける超望遠域になると、ピント面の描写がシャープなので、被写体がグッと浮き上がってきますね。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

ズーラシアの見どころの一つはカンガルーでしょう。かなり広いスペースに、たくさんのカンガルーが動き回っています。
が、スペースが広すぎるあまり、タイミングによっては近くに全然来てくれないこともあります。今回はこの跳躍シーンを撮るのにちょっと苦労しました。この写真は 373mm(600mm 相当)。

ちなみにズーラシア最大の見どころである珍獣オカピ(キリンの仲間で、シマウマやシカのような見た目の動物)はコースに入れるのをすっかり忘れていました(;´Д`)ヾ。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

カンガルーは一般的に警戒心が非常に強い動物らしいのですが、ここのカンガルーは人に慣れきっているのか、全然そんなそぶりを見せません。ということでカンガルーの授乳シーンを激写。332mm(530mm 相当)。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

で、もっとひどいのがこいつ(笑。仰向けに寝そべって、だらけきっています。今にもお腹をボリボリ掻きはじめかねない勢い。373mm(600mm 相当)。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

そのまま観察していたら背伸びしながら欠伸をしはじめました(´д`)・・・。もう完全にオヤジです。本当にありがとうござ(ry

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

さらに奥では、カンガルー同士が取っ組み合いのケンカをしていましたが、カンガルーパンチの応酬で子どものケンカ状態(笑。373mm(600mm 相当)。

こういうカンガルーの素の生態を生々しく写せるのも、超望遠ズームレンズの特長です(ぉ。というか、このカンガルーたち展示物の自覚ないだろ(´д`)。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

ちなみに今回の撮影会にはこんな装備で望みました(撮影:クマデジタルさん)。EOS 7D+重量バランスを取るためのバッテリグリップ BG-E7、一脚は Manfrotto の 679B+484RC2 です。50-500OS の光学式手ブレ補正はかなり強力ですが、それでもテレ端でブレを完全に止めることはできないので、三脚なり一脚なりを使ったほうが安心です。一脚は縦ブレを抑える効果しかないので、今回は一脚を使った上でレンズ側の手ブレ補正をオンにしています。

一脚は身長が 180cm ある私でも少し余裕があるくらいの長さ(ボール雲台を 90°倒して縦位置撮影するとギリギリの長さですが)。ただ、三段式なので縮長がちょっと長く、持ち歩き時には少し邪魔になります。
一脚につけている 484RC2 ボール雲台は耐荷重 4kg。小ぶりな割にはしっかりしているので、50-500OS+EOS 7D+バッテリグリップで 3.5kg 弱という装備にも対応してくれます。個人でこれ以上重い装備を使うことは滅多にないと思うので、これで十分かな(なお、現在では後継機種の 494RC2 にモデルチェンジしています)。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

でも一脚まで含めた機材の重さは 4.5kg 弱。けっこうズッシリくる重さですが、一脚をつけたまま上の写真(撮影:しょういちさん)のように肩に担いでしまえば、それほど重さを感じません。私はサーキットに撮影に行くときには、大抵こんな感じで担いで移動しています。振り返るときにレンズを人にぶつけないようにだけ、注意は必要ですが(笑。
ただ、バラしてカメラバッグに入れると正直辛い重さではありますね・・・やる気満々の行きは良いんですが、疲れて帰るだけの帰路は本当に厳しい(´д`)。クルマが欲しくなります・・・。

さておき、持て余すかと思っていた 500mm でこんなに楽しめるとは、正直嬉しい誤算でした。帰る頃には「むしろ動物園にこそ 500mm レンズが必要」と思っていたほど(ぉ。これはいよいよ具体的に購入の算段を考え始めたいかもしれませんよ・・・!

シグマ / APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM (キヤノン用)

B003980YK6

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5542-2969-197056

投稿者 B : 21:07 | EOS 7D | Minpos Review | Photograph | SIGMA APO 50-500/F4.5-6.3 DG OS HSM | コメント (0) | トラックバック

2011/01/10 (Mon.)

SIGMA APO 50-500mm OS HSM で撮る、迫力のよこはまズーラシア (1)

昨日は、シグマ APO 50-500mm DG OS HSM の作例撮りのために、よこはま動物園ズーラシアまで行ってきました。

5542-2969-196848

私が前回ズーラシアに行ったのは約 3 年半前。当時は 70-300mm を持っていって、もうちょっと寄れたらいいな・・・と感じるシチュエーションが何度かありました。それでも動物園なら 300~400mm もあればほぼ十分、500mm だとちょっと長すぎるだろうと思っていたのですが、なんのなんの。500mm×APS-C(1.6 倍)=800mm 相当の超望遠レンズを使うと、そこには違う世界が広がっていました。

ちなみに冬場の動物園ならそんなに混まないだろう・・・と思っていたのですが、横浜市内の幼稚園・小学校に 1 月いっぱいまでのズーラシア無料チケットを配布していたらしく、当日は激混み。駐車場渋滞に巻き込まれて通常 15 分と言われる最寄り駅からのバスが 1 時間かかってようやく到着という、酷い目に遭いました(´д`)。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

まずは動物園の定番中の定番、ゾウ(インドゾウ)から。一般的に、ゾウを撮るときはこのくらいのサイズで撮ることが多いかと思います。これで 60mm 強(約 100mm 相当)。動物園のゾウ写真としてはごくごく普通ですが、ここから一気にテレ端まで寄せると、

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

この大迫力!ゾウの皮膚のシワのひとつひとつや穏やかな目つきまでしっかりと見て取ることができます。私はゾウに人間と同じような睫毛が生えていることを、この写真を撮ってみて初めて知りました。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

続いてオランウータン。人間の大人よりも少し小さいくらいの体長ですが、ズーラシアの展示スペースは檻が広く、居場所によってはかなり小さくしか写せません。この写真は 200mm 前後(320mm 相当)で撮影したもので、APS-C 一眼レフだとこのくらいまでの望遠レンズ(18-200mm とか 70-200mm とか)までしか持っていない人は多いんじゃないでしょうか。
これが 500mm があれば以下のとおり。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

これで 450mm(720mm 相当)です。皮膚の質感や毛並み、黒目がちな瞳など、肉眼で見る以上の情報量で動物たちを捉えることができます。

動物たちもサービス精神旺盛な子ばかりではなく、檻の隅っこのほうであまり動かないことも多いですし、動物園では大人はやっぱり子どもたちを優先してあげるべきだと思うので、柵の前にへばりついて・・・というのはあまり感心しません。そんなとき、多少離れたところからでも問題なく被写体を狙えるのも、メリットと言えるでしょう。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

そしてトラ。こちらもテレ端(800mm 相当)です。他の動物と違って活発に動き回っていたので止めて撮るのが難しかったですが、最も近寄りがたい種類の動物でも 800mm 相当だとここまで寄れるというのが分かりやすい例かと思います。
毛並みや髭までしっかり描写してくれていて、かなり迫力が出ています。動物園ではありますが、ちょっとしたナショナル ジオグラフィックや PS3 のゲーム「AFRIKA」のカメラマン気分を味わえるレンズかもしれません(笑。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

こちらは「フランソワルトン」というオナガザルの一種。偶然にも、光の当たり具合によってフォトジェニックに撮れた一枚です。373mm(約 600mm 相当)。子ザルを抱いた母ザルの強さが表現できたのではないでしょうか。
動物園は自然の様子を装ってあってもけっこう人工的なもので、写真に背景が入ると途端に野暮ったくなってしまいがちですが、思い切って被写体に寄ることで動物園っぽさを消し、野生動物を撮ったかのようなリアリティを出すことができるのは、超望遠ズームならではだと思います。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

このレンズが良いのはテレ端だけでなくどの焦点距離でもシャープなところ。写真はゴールデンターキン(高山に棲むウシの一種)で、焦点距離は 138mm(約 220mm 相当)ですが、このあたりの描写も悪くない。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

でもやっぱり醍醐味は望遠側でしょうね。85mm では小さくしか撮れずトリミング必須なレッサーパンダも、ノートリミングでここまで寄れます。これで 373mm(600mm 相当)。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

こちらは 287mm(460mm 相当)。動物にこれだけ寄って、まるで観察でもするかのように撮れると、動物園の楽しみかたがちょっと変わってくるような気がします。私もひさびさに図鑑が好きだった子ども時代を思い出しました。

作例はまだたくさんあるので、明日に続きます。

シグマ / APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM (キヤノン用)

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SIGMA APO 50-500mm OS HSM で野鳥を狙う

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投稿者 B : 20:05 | EOS 7D | Minpos Review | Photograph | SIGMA APO 50-500/F4.5-6.3 DG OS HSM | コメント (3) | トラックバック

2011/01/01 (Sat.)

一年の計

謹賀新年

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

2011 年、明けましておめでとうございます。

ここ数年なかなか明るいニュースがなくて厳しい情勢が続いていますが、世の中のせいにするのではなく自分で切り拓いていきたいと思う今日この頃です。自分が世の中に与えられる影響なんて微々たるもの以下でしかありませんが、現状に甘んじず、少しでも前に進むためにもがいていきたい一年。
去年はそれなりにいろいろと勉強もできたので、今年はアウトプットしていけると良いな・・・と思っています。

写真は今年の初詣に行った本門寺。初詣なのに神社じゃないんですが(笑)、それでも参詣には大行列ができていたほど。神道も仏教もどちらでも良い、むしろ信心がなくても受け入れる、という日本人の寛容さというか柔軟さというか適当さというか(ぉ)、こういう感性は大切にしたいと思う。

さておき、改めまして本年もよろしくお願いします。

投稿者 B : 20:11 | Biogon 28/F2.8 G | Photograph | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック

2010/12/27 (Mon.)

いとしのうなじ

このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・ゲームレビューサイト「みんぽす」のモノフェローズイベントに参加して書かれています。本レビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。レビューの内容につきましてはみんぽすやメーカーからの関与なく完全に中立な立場で書いています。(唯一事実誤認があった場合のみ修正を行います)「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。(WillViii株式会社みんぽす運営事務局)
みんぽす

いとしのうなじ

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]

先日の撮影会での一枚。普段、女性のうなじってまず撮ることはないんですが、たまにはこういうアングルの写真も良いですよね。偶然、モデルさんがポーズと表情を作ってくれたので、顔はほとんど写っていないながらも良い雰囲気に仕上がりました。

それにしてもこの 70-200OS は良いレンズだなー。自分で撮った写真(それもレンズを使いこなせているとは言えない状況で撮った写真)なのに、見れば見るほどこのレンズが欲しくなってきてしまいます。色ノリなんかはキヤノンの L レンズに比べるとちょっと淡白な印象もありますが、それくらいカメラの設定や現像で何とでもなるし・・・。

ちなみにタイトルは THE SQUARE の同名の楽曲。有名な曲が多い THE SQUARE/T-SQUARE の中でも定番曲のひとつです。この写真を撮りながら、タイトルをつけるならこれだな・・・とこの曲のことを思い浮かべていました。私はけっこう写真を撮るときに似た情景の音楽や詩を想像しながら、これに合わせるならこういう構図や設定がいいかな・・・という撮り方をすることが多いです。個人的には、明るくふわっとしたこの写真と EWI の爽やかな音色がうまくマッチしたかな、と思っていますが、どうでしょう。

THE SQUARE / STARS AND THE MOON

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投稿者 B : 23:59 | EOS 7D | Photograph | コメント (0) | トラックバック

2010/12/21 (Tue.)

シャープな描写とボケ味の両立 -シグマ モノフェローズイベントレポート (3)

SIGMA

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]

シグマのイベント、プレゼンの後はシグマ製レンズを使っての撮影会でした。

このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・ゲームレビューサイト「みんぽす」のモノフェローズイベントに参加して書かれています。本レビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。レビューの内容につきましてはみんぽすやメーカーからの関与なく完全に中立な立場で書いています。(唯一事実誤認があった場合のみ修正を行います)「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。(WillViii株式会社みんぽす運営事務局)
みんぽす

撮影アドバイスはプロカメラマンの斎藤巧一郎先生、モデルは馬琴さん(赤いジャケットの方)と紗々さん(白いニットの方)。撮影には桜新町のハウススタジオ・HUDSON を利用しました。私はスタジオでの撮影は立ち会ったことはあるけど自分で撮るのは初めてなので、ちょっと緊張。

何本かレンズを試用させていただいたので、順を追って簡単なレビューを。
ちなみに、私が持参したボディは EOS 7D とα700。αマウントのほうがレンズの競争率は低いかと思って(ぉ

APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

SIGMA

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]

いやー、このレンズには驚きました。さすが「他社の新型 70-200/F2.8 の出来があまりにも良かったから設計をやり直した」という逸話を持つだけはあるというレンズです。この写真はレンズを EOS 7D につけてとりあえず一発撮ってみただけの写真ですが、それだけでズバンとこの画(ちょっと露出が失敗気味ですが)が撮れてしまうんだもの。
柔らかくボケた背景の中に、被写体だけをピシッと描き出す。そんな表現が相応しいレンズだと思います。これは気持ちいい。

SIGMA

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]

70-200mm というのはポートレートに使ってよし、イベントやスポーツに使ってよし、風景(広角にはなりませんが)を撮ってよし、というスナップ写真以外には万能なレンズで、私もキヤノンの EF70-200mm F4L USM を非常に愛用しています。これもシャープで発色が良くてボケも素直、かつ軽くて扱いやすいので、私が最も使っているレンズと言っても良いですが、それと比べても(レンズのグレードが一段違うので、この比較はフェアではありませんが)このシグマの 70-200/F2.8 は明らかにレベルが一つ、いや二つ違う描写をします。被写体と背景の分離や暗部の描写などはさすが F2.8 といったところで、撮った写真を PC のディスプレイに表示した瞬間にハッと息を呑んでしまったほど。
キヤノンのほうの新型 70-200/F2.8 を使ったことがないので、比較してどうか、というのは分かりませんが、単体の性能として十分に魅力的だと感じました。これなら、プロスポーツ等の撮影でなければ十分検討に値するように思います。

SIGMA

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM ]

F2.8・・・なので、開放で撮るとそれなりにピントはシビアですが、光学ファインダを覗くだけで違いが分かるこのレンズ。もし撮影会の後にカメラ屋巡りが予定されていたら、かなり危なかったかもしれません(ぉ。
「いい 70-200」を使ったときの良さは、ある程度カメラ経験のある人ほど共感してもらえるんじゃないですかね・・・。

30mm F1.4 EX DC HSM

SIGMA

[ Sony α700 / 30mm F1.4 EX DC HSM ]

私の中では「ダカフェレンズ」と呼んでいるこのレンズ。一度試してみたいと思っていました。このレンズはその名の通り、あの有名な『ダカフェ日記』でもよく使用されているレンズ(というか、ダカフェ日記がシグマとタイアップしてますね)で、独特の柔らかく優しい描写をしてくれます。私もスペックがかぶる EF28mm F1.8 USM を持っていなければ、このレンズを買っていたと思います。

とりあえず被写体に寄り気味になり、F1.4~1.8 くらいの設定にしてシャッターを切れば誰でも「ダカフェ風」のふんわり優しい雰囲気の写真が撮れてしまう魔法のレンズで、これからデジタル一眼レフを買ってお子さんを撮りたい新米ママにカメラの購入相談をされたら、私はまずキットレンズ(標準ズーム)の次にこのレンズを推しますね。

SIGMA

[ Canon EOS 7D / 30mm F1.4 EX DC HSM ]

ただ、そこは 30mm という広角気味のレンズ(APS-C 専用なので、実質的には 45~48mm 相当の標準画角になりますが)なので、良くも悪くもポートレートを撮ろうと思ったら、かなり寄らなくてはなりません。家族の距離感ならば手を伸ばせば触れるくらい近いのが普通でしょうが、今回のようにモデルさんの撮影の場合、懐に入り込むくらいの気持ち(なんの格闘技だよ)で近寄らないと、凡庸な構図になってしまいます。
私は家族や友人以外の被写体にこうやって正対して撮るようなシチュエーションが初めてだったので、モデルさんに目線をもらうだけで照れてしまうというか、なんか勘違いしてしまいそうになるほどで(汗)このレンズを使ってモデルさんに近寄るのにはかなり勇気が要りました・・・。

SIGMA

[ Sony α700 / 30mm F1.4 EX DC HSM ]

APS-C 用の標準単焦点という位置づけのレンズなので、近接ポートレート以外にもスナップやブツ撮りにも使える、とても使い勝手の良いレンズじゃないでしょうか。F1.4 なので絞り開放時の非常に浅い被写界深度も楽しめます。
描写に関しては、上の 70-200/F2.8 が被写体の輪郭を鋭く描写したのに対して、この 30mm は大きなボケの中に被写体がふわっと浮き上がってくる、とでも言えばいいのでしょうか。写真全体が柔らかい印象になり、人肌も滑らかに描写してくれるので、スナップ用途なら若干ハイキー寄りのセッティングで撮れば良い雰囲気に仕上がると思います。

MACRO 70mm F2.8 EX DG

SIGMA

[ Sony α700 / MACRO 70mm F2.8 EX DG ]

別名「カミソリマクロ」と呼ばれるこのレンズ。シグマ社内でも「描写のシャープさで言えばシグマレンズの中で最高」と作っている人たちが言うほどですから、性能は折り紙付きです。
しかしマクロレンズでありながら接写以外でも良好な描写で、普通にブツ撮りや中望遠レンズとしても使えてしまいそうな印象。

SIGMA

[ Sony α700 / MACRO 70mm F2.8 EX DG ]

マクロ撮影のセオリーとして、植物を接写してみました。拳大よりも二回りほど小さなサイズのサボテンですが、これだけ大写しにすることができます(これでもまだ等倍まで寄っていないので、実際にはもっと大きく撮れる)。しかしこれだけ寄って開放だとピントが非常にシビアで、この写真も微妙にピントの芯がよく見えませんね・・・。

SIGMA

[ Sony α700 / MACRO 70mm F2.8 EX DG ]

接写のサンプルをもう一枚。カミソリマクロの本領発揮とでも言うべき作例です。
接写時のピント合わせは手ブレもさることながら、呼吸をしたときの微妙な身体の揺れでもピントが外れてしまうので、三脚を使用するか、デジタルであることを活かしてとにかく枚数を撮るなり高感度にしてシャッタースピードを稼ぐなり、という工夫は必要ですね。

このレンズ、私は EF-S60mmEF100mm(初代)という二つのマクロレンズを持っているので持て余しそうですが、使いようによってはこの中間の焦点距離というのは使い勝手が良いかもしれません。APS-C ならば 105~112mm 相当の画角なので、100mm マクロの感覚で使えるでしょうし、1 本目のマクロとしては良い選択肢になると思います。

■オフショット編

SIGMA

[ Sony α700 / 30mm F1.4 EX DC HSM ]

撮影会の本来の主旨とは少しずれますが、この怪しげなオジサン(ぉ)はサイカ先生。先日の友の会でも持ち込んでいた、ikan の一眼レフ用グリップとフォローフォーカス装置(今のところ、まだ国内に 1 台もしくは数台しかないそうです)を使って動画を撮影しているところですが、すごい画ですね・・・。

SIGMA

[ Sony α700 / 30mm F1.4 EX DC HSM ]

この装置は、撮影中は常に「俺撮影業者だから!」オーラを出していないと間違いなく職質される危険なグッズだと思います(ぉ。でも、傍から見ているだけでも滑らかな動作で、普段一眼ムービーをあまり撮らない私ですら、ちょっと使ってみたくなりますね。




ところで、ここまで健全な写真ばかりでちょっと飽きましたかね?

ということで、最後に一枚だけ、サービスショットを貼っておきます。






いいですか?会社で見てませんか?









では、いきますよ?











SIGMA

[ Sony α700 / 30mm F1.4 EX DC HSM ]

(ぉ

モデルは今回の撮影会の準備にいろいろと骨を折ってくださった、しょういちさん。黙ってればけっこう二枚目なのに、基本的に面白いことしかしない人です(注:褒めてます)。
こんなネタ写真でも、背景をほどよくボカしてくれる、シグマの 30mm は化け物か!(ぉ

オチがついたところで(笑)、撮影会のレポートを締めたいと思います。シグマの山木社長をはじめスタッフの皆さん、斎藤先生、モデルのお二方、そして WillVii スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。

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投稿者 B : 23:59 | EOS 7D | Minpos Review | Photograph | α700 | コメント (4) | トラックバック