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2013/10/31 (Thu.)

そうだ 京都、行こう (3)

祇園

[ Sony RX1 ]

錦市場からは、祇園~鴨川~先斗町エリアへ。祇園は去年もちょっとだけ行きましたが、あまりにも仕事の合間すぎて食い足りなかったので、改めてこの界隈の町家をスナップショット的に撮ってみたいと思っていました。

ただ、実際に行ってみると観光客がとても多く(自分もその一人だったので文句を言う筋合いはないのですが)、どうもいい雰囲気に撮るのが難しい。去年来たときは早朝の、あまり人がいない時間帯だったからなあ...。そんなわけで、ついついメインの通りよりも一本入った小路や路地に足が向いてしまいます。

祇園

[ Sony RX1 ]

辿り着いたのはちょうどお昼時。せっかく来たからには、ここで何か入れていこう...と思ったんですが、さすが祇園、どの店も高価い。雰囲気が良くて入りたくなる感じの暖簾を見つけては、掲げられている値段を見て引く、という繰り返しで、なかなか店が決まりません。安い店でもランチ 1,500 円は下らず、昼から 5,000 円以上する店もざら。さすがは京都の観光地の中心。とりあえず目で楽しむだけにして、店は鴨川を渡って探すことにしました。

先斗町

[ Sony NEX-7 / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

そんなわけで、鴨川を渡って先斗町(ぽんとちょう)へ。去年来たときにも、このあたりで軽く飲みつつ食べられるお店を探してここをうろついてみましたが、雰囲気のいいお店が多くて、歩いているだけで楽しかったのを憶えています。鴨川に沿うように走っている小路なので、鴨川の景色を眺めながら食事が楽しめる店が多いのもポイント。
でも、この町自体の雰囲気がとてもいい。地元の人だろうと、観光客だろうと、あまねく受け入れる懐の深さのようなものを感じます。

先斗町

[ Sony NEX-7 / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

先斗町は、祇園に比べると年齢層が若く、それほど気取らずに歩ける印象。歴史は感じるけど気安く楽しめる場所だと思います。昼間の雰囲気もいいけど、たくさんの提灯が灯った夜の雰囲気がまたいいんだ。

今の時期はさすがに夜は肌寒いですが、初秋に京都を訪れて先斗町で一杯引っかけて鴨川で夕涼み、とかやってみたい。

先斗町

[ Sony NEX-7 / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

こういう、ちっちゃな路地がたくさんあって、その路地の向こう側にも気になる店が軒を連ねている光景、私の大好物。いいじゃないか。

ほうら、ちゃあんと腹が、減ってきた。
というわけで(ぉ)ランチに選んだ店は、こちら。

鮨くいじーぬ しゃり

鮨くいじーぬ しゃり

[ Sony RX1 ]

町家を利用した店舗の二階で、寿司と京料理を中心に楽しめる、雰囲気のいいお店。安いわけではないけれど、このへんの相場からすると高くない。ランチはサーロインステーキと握り五貫が楽しめるコースでいただきました。

京都駅からここまで 3 時間ほどたっぷり歩いたところなので、このボリューム感が嬉しい。しかも、ちゃんと美味しい。

鮨くいじーぬ しゃり

[ Sony RX1 ]

ほんの短時間ではあったけど、孤独の京都小旅行、堪能しました。
本当はシーズンオフに泊まりがけで来たいところではあるけれど、これはこれで楽しい。

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投稿者 B : 00:12 | Gourmet | Lunch | NEX-7 | Photograph | Planar 35/F2 G | Sony RX | コメント (0) | トラックバック

2013/05/22 (Wed.)

The Long and Winding Beach

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

先日、大磯に行ってきたときの写真をいくつか。

今回は初の大磯でしたが、海水浴場で有名とはいえ湘南あたりと比べればいくぶん寂れた港町なんだろうな、という先入観のもと(笑)現代のレンズよりも少し古いレンズで雰囲気を写し取ってみたい、と思って、CONTAX G レンズセットを携えて行きました。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

実際、漁船なんかはまさにイメージ通りで、現代のレンズの全くソツのない写りよりは、多少癖があったほうが面白いですね。

ただ、デザイン灯台の付近が立ち入り禁止で近づけなかったのは残念でした。広角系レンズで撮ってみたいイメージがあったんだけどなあ。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

大磯港のあたりはまるで縁日でもやっているかのような賑わいで、露店は出ているし、人はたくさんいるし、私が期待していた雰囲気とはずいぶん違って、戸惑いました。地元の人から、ちょっと遠くから来た人まで、かなりの賑わい。どうせみんな湘南や江ノ島に行くだろう、と高を括っていたのが甘かった(笑

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

広場ではライヴパフォーマンスもやっていて。もう完全にイベント会場のノリですね。

平日は静かなんでしょうから、改めて平日に静かな港を撮りに来てみたいなあ...。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

やっぱりちょっと落ち着いた場所とか、雰囲気があるものが撮りたくなって、港の外をうろうろしてみたり。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

砂浜に出てみたり。
ここが「ロングビーチ」の由来なんでしょうね。ちょっと砂利が多いけど、田舎の海の景色にちょっと似ているな。

写真は上の方にマゼンタかぶりが発生してしまいましたが、雰囲気は悪くないので、これはこれで。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

釣りをしている人もちらほら。

日本海と比べると、太平洋ってやっぱり青いなあ。この日は風も波もあったので、穏やかな太平洋、という雰囲気ではありませんでしたが。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

しばらくの間、波を撮るのに耽ってみたりして。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

刻々と表情を変える波は、なかなか構図が難しいし、撮っていて飽きませんね。

まあ、ずっとファインダだけを覗き込んでいたら、寄せてきた波に気がつかずに、脛までびしょ濡れになってしまいましたが(;´Д`)ヾ。

大磯

[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

この海岸には、朝早くにはアオバトの群れが飛来するそうですし、夕焼けもきっと美しいんだろうなあ。海水浴の季節の前に、一日じっくりとこの海を撮影して過ごすのも良さそうだなあ、なんて思います。都心からだとちょっと気合いを入れないと出られない距離ではありますが、そのうち計画してみようかな。

投稿者 B : 00:00 | Biogon 28/F2.8 G | NEX-5R | Photograph | Planar 35/F2 G | Sonnar 90/F2.8 G | コメント (2) | トラックバック

2013/03/31 (Sun.)

桜流し

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[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

開いたばかりの花が散るのを
「今年も早いね」と
残念そうに見ていたあなたは
とてもきれいだった

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[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

もし今の私を見れたなら
どう思うでしょう
あなた無しで生きている私を

Everybody finds love
In the end

宇多田 ヒカル 『桜流し』

投稿者 B : 22:53 | NEX-5R | Photograph | Planar 35/F2 G | コメント (0) | トラックバック

2012/10/28 (Sun.)

人形町の新参者

「水天宮は...あっちだな」

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

というわけで、先日行った人形町~水天宮~日本橋エリアで撮ってきた写真をいくつか載せていきたいと思います。最近あまりカメラを持ってうろうろできていませんでしが、今回はひさびさに CONTAX G レンズ群を持っての写真散歩。人形町周辺は、先日のドラマ『孤独のグルメ Season2』で登場したこともありますが、どちらかというとドラマ/映画『新参者』を観て以来、写真撮りに行きたいなあ、と思っていた場所だったので、ようやく念願かないました。

昔、この界隈で働いていた時期があるんですが、当時はまったく周辺を散策することもなく。今思えば、もう少しぶらついてみるべきだったかなあ、と悔やんでいます。

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

水天宮は安産と子宝の神様、として知られる神社。『孤独のグルメ』でも『新参者』でも、主要人物が安産を祈願するシーンに使われるほど有名です。この日もこんな時期なので、七五三のお参りに訪れた家族連れでごった返していました。

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

なかなか気合いの入った着物の子もちらほら。いいですねえ。私もこのくらいの頃に着物で撮ってもらった記念写真が、まだ実家にあります。

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

千歳飴とか。風物詩です。

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

水天宮からちょっとだけ歩いて人形町へ。江戸時代から続いていそうな、昔ながらのお店が軒を連ねています。ジャパニーズカルチャー。

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

甘酒横町...ぐっとくるじゃないか。

その名の通り甘酒を扱っているお店から、先日抹茶ぜんざいをいただいた森之園から、特に飲食店が多い通りです。しかもどのお店もいかにもうまそうな雰囲気を醸し出していて、中には行列ができているお店も少なくありません。TBS の『新参者』ロケ地マップによると、ロケに使われたお店のほとんどが人形町通りとこの甘酒横町にあるようです。

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

煎餅の「草加屋」の店先には、こんな貼り紙が。『新参者』の第一話「煎餅屋の娘」で、市原悦子が煎餅を焼いていたのがこの店です。手焼きの古い設備がいい味を出していて、いいじゃないか。

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

こちらは鯛焼きの「柳屋」。『新参者』の作中ではいつも行列ができていて、毎回加賀恭一郎の直前で売り切れる、という人気店でしたが、実際にもやっぱり行列ができていました。なんか見るからに美味しそうで食べてみたかったんですが、抹茶ぜんざいと抹茶ビールで満腹だったので見合わせ(笑。

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

手ぬぐいの「ちどり屋」。ジャパニーズレトロモダン、という感じで、いい雰囲気です。

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

甘酒横町にある駄菓子バー。周辺の老舗に比べるといかにも狙いすぎな感が強いですが、これはこれでアリか。

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

刃物の「うぶけや」。「赤ちゃんの産毛まで剃れる」というのが店名の由来らしく、日本の職人のわざ、そのものと言いたくなるような商品が陳列されていて、つい見入ってしまいます。この刃物たちからはすごいオーラを感じます。

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G ]

街角で見かけたポスト。新しいポストと古いポスト、赤と碧、古いほうが速達郵便とか、なんかいろいろなコントラストが効いていて面白いモチーフ。ここは街として古いものを大切にしているんだろうな、というのを象徴していますね。

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[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 45mm F2 G ]

そして、ちょっと足を伸ばして日本橋の麒麟像まで来ました。これは映画『麒麟の翼』の起点、そして終点となった場所。五街道の起点、日本の道の始まりと言っても過言ではないこの地点のシンボルですが、実物は初めて見ました。ここから世に飛び立つという願いが込められた麒麟像ですが、何かに迷ったとき、自分の起点を思い出すために訪れてみるのも悪くない。

なんだか『新参者』と『孤独のグルメ』の聖地巡礼ツアーのようになってしまった写真散歩でしたが、これら以外にもフォトジェニックな場所やモノにあふれた街ですね。完全に観光地化している浅草あたりに比べると、名所と生活感が絶妙なバランスで混在しているのがいい。美味しそうなお店もたくさんあるし、定期的に訪れてお店を開拓しつつ、自分なりの被写体を見つけてみたいと思いました。

また来よう。

投稿者 B : 00:00 | Biogon 28/F2.8 G | NEX-5 | Photograph | Planar 35/F2 G | Planar 45/F2 G | Sonnar 90/F2.8 G | コメント (0) | トラックバック

2012/07/01 (Sun.)

ソフトタッチの魅惑

Planar T* 35mm F2 G

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

買ったばかりの Planar 35mm F2 G のテストを兼ねて軽く作例を撮りに行ってきました。

Planar T* 35mm F2 G

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

35mm 判換算で 52.5mm 相当、というと標準レンズのほぼど真ん中の画角になりますが、逆に私はあまり取り慣れていないのがこのあたりの画角。むしろ APS-C に 50mm レンズをつけた 80mm 相当(EOS の場合)あたりからが「自分の距離」という感じがして、自分で見ていてもフレームの切り取り方にまだ迷いが見えます。もっと思い切り良く行かないと。

Planar T* 35mm F2 G

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

このレンズ、同じ CONTAX G 用の Planar でも 45mm F2 とは性格の違うレンズで、45mm のほうはピント面はけっこうカリッとしながらも背景が柔らかくボケるのに対して、この 35mm はピント面でもどこか柔らかさを残した描写をします(それでいてピントが来ていないわけではない)。いつもの Planar のつもりで使うと良くも悪くも少し肩透かしを食らう描写ですが、これはこれでこのレンズの味でしょう。

また、被写体と背景との距離が近いと、少し二線ボケが出る傾向があるようです。

Planar T* 35mm F2 G

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

でも、このコントラストの高さ、暗部の落ち方、そして落ちていった暗部にもしっかりと階調を残しているあたりが、紛れもなくツァイスレンズであることを主張しています。

いつも使っているレンズとは傾向が違うので少し戸惑いがちですが、これなら 35mm と 45mm で使い分けができそう。ピントが合っているかどうか不安になるソフトタッチも、オリジナルの CONTAX G ボディではどうにもなりませんが、NEX なら MF アシストでしっかり合わせてやれるので、単にピンボケで甘くなるのではなく、レンズの味として表現に利用しやすいというものです。

Planar T* 35mm F2 G

[ Sony NEX-5 / Carl Zeiss Planar T* 35mm F2 G ]

このレンズでひとつ気になったのは、絞り開放付近で微妙なグルグルボケが出がちなことでしょうか。必ず出るわけではなく、背景との距離や背景のパターンにもよるのですが、近くの被写体を開放で撮るときには少し気をつけたほうが良さそうです。このクセは 45mm のほうにはなかったので、35mm 固有の性格だと思われます。

私は基本的にピントがビシッと来ていてスッキリシャッキリした写真が好きなので、このレンズはそれとは少し違った性格のようですが、これはこれで使いこなせれば面白そう。先日買った EF40mm といい、個人的には中途半端な焦点距離のレンズが相次いで手元に来てしまったので、この機会に苦手を克服するつもりで使い込んでいきたいと思います。

投稿者 B : 22:08 | NEX-5 | Photograph | Planar 35/F2 G | コメント (2) | トラックバック