b's mono-log

 1 |  2 | all

2018/11/28 (Wed.)

晩秋 #1

晩秋

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZS ]

鎌倉へ一人旅に行ってきました。

鎌倉へはちょうど九年前に紅葉を撮りに来たことがあって、チャンスがあればもう一度行きたいと思っていましたが、ようやく時間を作ることができました。
一人旅でじっくり写真や自分と向き合いたい気分だったので、MF レンズ縛りで。誰かと一緒のときは AF でサクッと撮っておしまいにしがちという反省もあったし、古都はあまり端正に写りすぎない機材で雰囲気を切り取りたかったというのもあり。

晩秋

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Distagon T* 35mm F2.8 MM ]

完全に外国人観光客と修学旅行のための場と化してしまった鎌倉駅前~鶴岡八幡宮はそこそこに、長谷寺から建長寺~円覚寺を中心に回ってきました。なにげに江ノ電に乗車したのもこれが初めて。一人気ままな鎌倉散策を楽しみました。北鎌倉や長谷あたりのあまり観光地化してない感じ、いいですね。

晩秋

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

しかし鎌倉はまだ少し時期が早かったのか、さらに今年の台風による塩害で樹勢が衰えた影響もあるのか、以前来たときのような見事な紅葉という感じではありませんでした。くすんでいたり葉の一部が変色してしまったものも多く、典型的な紅葉写真というわけにはいかず。

晩秋

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZS ]

それでも探せば鮮やかに色づいている樹はあるし、むしろ少し控えめな紅葉のほうが禅寺のストイックな空気感には似つかわしいとさえ感じます。立派なだけの紅葉なら他にも見られるところはあるし、これはこれで良かったのかもしれません。

晩秋

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZS ]

夢の中にいるかのような柔らかい描写の中に、主題だけが急激に浮かび上がってくる Planar というレンズが、鎌倉の禅寺という神秘的な空間とは相性が良かったようで。何本かレンズを持って行ったのですが、結局ほとんど Planar 50/1.4 か Distagon 35/2.8 で撮っていたような。しかも、現代のレンズではこういう描写にはならないんですよね。

たくさん写真を撮ってきたので、もう少し続きます。

投稿者 B : 22:51 | Distagon 35/F2.8 MM | Photograph | Planar 50/F1.4 ZS | Planar 85/F1.4 ZE | α7 III | コメント (0) | トラックバック

2018/11/12 (Mon.)

次第に色づく秋

次第に色づく秋

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

11 月も中旬に入り、都内の木々も徐々に色づいてきました。紅葉の見頃にはまだ遠いものの、風景がすっかり秋になったことを実感します。
銀杏が真っ先に黄色に染まり、他の種類の木が後を追いかけている感じ。

次第に色づく秋

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

毎年恒例のカワセミの時季にはまだ少し早いし、葉の色づきもやや中途半端でカメラを持って出かけてもイマイチ撮るものが見当たらない。
そこでこの微妙な紅葉具合こそ今撮るべきものでは?と発想を変えてレンズを向けてみました。

次第に色づく秋

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

都心の見頃はあと二週間後といったところでしょうか。今年は暖冬らしく、本格的な紅葉にはもう少し時間が必要なのかもしれません。

いっぽうで今年は久しぶりに紅葉を撮りに遠出してみたい気分にもなっています。さて、どこに行こうかな。

投稿者 B : 23:40 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | α7 III | コメント (0) | トラックバック

2018/09/23 (Sun.)

spider lily #2

spider lily

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

先日に続いて彼岸花を撮りに行ってきました。

巾着田なんかにも一度行ってみたいと思いつつも、彼岸花は割とどこにでも咲いているのが良いところでもあります。そんなわけで、生活圏の中にある彼岸花がよく咲いている場所にて撮影。今年は意図的に白やピンクの彼岸花が植えられている場所を見つけられました。何とも運がいい。

spider lily

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

彼岸花って特別じゃない場所にも咲いていつつ、一年のうちにほんの 1~2 週間しか咲かないという点で、日本人にとっては桜によく似た性質を持つ花なんじゃないかと思います。秋の桜と書く花は他にあるけど、実質的に彼岸花こそが秋の桜なのかもしれません。

spider lily

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

この花が萎れると共に気温も下がってきて、いよいよ季節は秋を迎えます。あれだけ暑かった夏も、終わってしまうと少し寂しいような。大変だった何かが終わって新しい何かを迎えようとするときの、表現しがたい気分を味わっています。

投稿者 B : 22:33 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | α7 III | コメント (0) | トラックバック

2018/06/08 (Fri.)

梅雨入りの報

梅雨入りの報

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

関東は今週梅雨入りしましたね。

六月六日に雨ザーザー、という絵描き歌のような出来過ぎた梅雨入りですが(笑)、これからしばらくあのジメジメ、ムシムシした日々が続くのかと思うと憂鬱です。9 月末くらいまで在宅勤務したい勢い。

梅雨入りの報

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

一方で、紫陽花はまさに今が見頃という感じで咲き乱れていて、美しい。
今年は見頃の間に雨に濡れる紫陽花を撮りに行きたいなあ。

梅雨入りの報

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZS ]

例えば桜は見頃でも基本的にソメイヨシノばかりですが、紫陽花は種類も色も豊富で、見ていて飽きないし撮り甲斐のある花だと思います。

梅雨入りの報

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZS ]

これでジメジメしてなければ最高なんだけどなあ。
でもジメジメがこの美しさをもたらしているのも事実なわけで。雨ニモマケズ、カメラを持って外に出ろということか。

投稿者 B : 23:45 | Photograph | Planar 50/F1.4 ZS | Planar 85/F1.4 ZE | α7 II | コメント (0) | トラックバック

2018/06/03 (Sun.)

初夏

初夏

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

関東はまだ梅雨入りもしていませんが、その前に軽く夏が来てしまったかのような週末でした。
とはいえ気温はそこまで高くなく、日陰さえ確保することができれば過ごしやすい気候。まさに気持ちの良い初夏といった感じで、気分的にもリフレッシュできました。

初夏

[ Sony α7 II | Sony FE 70-200mm F4 G OSS ]

そういえば例のカルガモの親子はどうなっただろう?と見に行ってみたら、ちょっと見ない間にすっかり大きくなってしまっていて驚きました。もふもふした羽毛や鳴き声なんかはまだ子どもらしくはあるものの、体つきはもう完全に成鳥のそれ。久しぶりに会ったら中学生になって声変わりしていた親戚の子を見たときのような何とも言えない気分になりました(笑。それでも、ある程度の数がちゃんと育つことができたようで何より。

初夏

[ Sony α7 II | Sony FE 70-200mm F4 G OSS ]

...と思ったら、同じ池の別の場所にさらに新しいカルガモの家族が二つも(!)誕生していました。こちらはまだ生後間もないようで、まるでひよ子まんじゅうのような丸っこい体つきが愛らしい。

今年は例年になく繁殖しているのか、ちょっとずつ過程の異なる子ガモをまとめて観察できて楽しいですね。予想もつかない動きをするところがどれだけ見ていても飽きません。

初夏

[ Sony α7 II | Sony FE 70-200mm F4 G OSS ]

ちょっと早い夏休み気分を味わえた週末でした。

今年の夏休みは、いつもよりゆっくりできるといいなあ...。

投稿者 B : 22:25 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | Sony FE 70-200/F4 G OSS | α7 II | コメント (0) | トラックバック

2018/04/01 (Sun.)

春が来てぼくら

春が来てぼくら

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA ]

本当の見頃は平日のうちに過ぎてしまった感のある今年の桜ですが、今週末はまだギリギリ花が残っていた感じ。天気も良かったので、のんびりとお花見に行ってきました。
こういうゆったりとした休日を過ごせたのも久しぶりです。

春が来てぼくら

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA ]

ソメイヨシノはピークを過ぎたけど、ソメイヨシノだけが桜じゃない。八重桜、枝垂桜、そういった桜たちはむしろこれからが本番という感じ。そういう桜が植えてあるところを見つけると、少し嬉しくなってしまいます。

春が来てぼくら

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

桜って毎年撮っていてもなかなか「モノにできた」実感のない被写体です。満開は寄っても引いても画になるけど、どう撮ってもありきたりになってしまう気がして。
でも、春っぽいふわっとした写真が撮れればそれはそれで、それなりに満足。

春が来てぼくら

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Distagon T* 24mm F2 ZA SSM ]

桜も散り、新しい年度が始まります。
我が家は私以外みんな少しずつ生活環境が変わるので、つられて私の生活リズムも変わるに違いない。

新しい年が、希望に満ちた一年でありますように。

投稿者 B : 21:00 | Distagon 24/F2 ZA SSM | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | Sonnar FE 55/F1.8 ZA | α7 II | コメント (0) | トラックバック

2017/11/29 (Wed.)

黄紅に染まる

黄紅に染まる

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

急に寒くなって、このままだと紅葉の写真もまともに撮らないうちに冬が来てしまいそうだったので、今年初の紅葉写真を撮ってきました。
この時季は SNS に素晴らしい紅葉写真があふれていて、自分でつたない写真を撮るのも億劫になりますが、撮れば撮ったで楽しい。

黄紅に染まる

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

べつに景勝地の紅葉じゃなくたって、最新の機材じゃなくたって、いいじゃないか。某写真展を見に行って、自分も好きなものを好きなように撮ると決めたんだった。
何かに追われるように撮るのは自分の趣味のありようじゃないし、自分のペースで撮るのがいいんだと思います。

でもせっかくだから、今週か来週の土日にでも、紅葉の見事な場所に行ってこようかなあ。

投稿者 B : 23:33 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | α7 II | コメント (0) | トラックバック

2017/05/03 (Wed.)

つつじまつりと千本鳥居 #2

根津神社

[ Canon EOS 5D Mark III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

今年もつつじまつりのために根津神社へ行ってきました。昨年初めて行って、とても良かったので。
しかし去年より一週間遅く行っただけで見頃は過ぎていたようで、半分くらいは散ってしまっていたのが残念。自宅の近所のツツジとか、むしろ今が満開という感じなんですが、ここ根津神社のツツジは少し早いんですかね。

根津神社

[ Canon EOS 5D Mark III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

それでもツツジと千本鳥居の組み合わせは画になります。ここが東京の真ん中であることを忘れる風流さ。

根津神社

[ Canon EOS 5D Mark III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

淡い色の桜もいいけど、ツツジの濃いピンク色と新緑のコントラストも実にいい。暑くなり始める前のこの季節、私は一年で一番好きな時季かもしれません。

根津神社

[ Canon EOS 5D Mark III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

根津の千本鳥居は、伏見稲荷の千本鳥居の圧倒的な荘厳さとは違うこぢんまりとした佇まいがあって、これはこれでいい。

根津神社

[ Canon EOS 5D Mark III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

レンズや距離の取り方、鳥居の重ね方で全く表情の違う写真になるのが面白い。本当は人がいない時間帯を狙って神秘的な雰囲気を出したかったけど、人を入れて撮るのもそれはそれでいい。

根津神社

[ Canon EOS 5D Mark III | SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014 ]

見頃を過ぎていてもすごい人出。でも、都内の有名な観光地と違って外国人観光客が少なく、ローカルなお祭り感があるのは悪くない。

根津神社

[ Canon EOS 5D Mark III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

ツツジよりも鳥居よりもこっちが大半の人にとってメインなんじゃないか、と思えるほど盛況な露店。ぎゅうぎゅう詰めってくらいにお店とお客さんが入り乱れているのがいい感じ。

根津神社

[ Canon EOS 5D Mark III | SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014 ]

根津神社のつつじまつり、見て良し・撮って良し・食べて良しのとても楽しいお祭りです。神社の周辺も、根津の古き良き下町とちょっとお洒落なお店が入り組んでいて、そちらも歩いて楽しい。今回で二回目だけど、今後も GW の定番お散歩コースにしようかと思っています。

投稿者 B : 21:55 | EOS 5D Mark III | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | SIGMA 50/F1.4 DG HSM A014 | コメント (0) | トラックバック

2017/04/03 (Mon.)

APRIL #2

APRIL

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

週が明けて、都内の桜も一気に開き始めた感があります。相変わらず大気の状態は不安定ですが、明日以降は気候も落ち着くようで、いよいよ今週後半にかけて本格的な見頃を迎えそうですね。

APRIL

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

とはいえ私はまだ 85mm で切り取っています。もう少し開いたら、標準~広角域のレンズで圧巻の並木を撮るんだけどなあ。

APRIL

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

明日明後日は快晴のようで。青空バックの桜を撮るなら休みを取りたいところだけど、先週休んじゃったしなあ(笑。週末はまた曇ってきそうな気配。なんか毎年私が桜を撮りに行ける日に限って曇ってる気がしなくもない(´д`)。それはそれで神秘的で良いんですが、たまには青と薄紅のコントラスト、撮りたいんだよなあ...。

投稿者 B : 22:59 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | α7 II | コメント (0) | トラックバック

2017/04/01 (Sat.)

APRIL

APRIL

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

4 月になりました。

いよいよ桜も咲き始めて今週末は花見&撮影日和...かと思ったら、関東は開花し始めたところで週末にかけて天候が崩れ、まだまだ二分咲きといったところ。妙に寒くなっちゃったし、あんまりお花見という気分でもありませんが、ちょっと久しぶりに α7 II と Planar を持って撮りに出かけてみました。

APRIL

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

広角だとまだ全然まばらな咲き具合が見えてしまうため、あえて中望遠で寄りの構図ばかり撮っていきます。
桜の花びらにビシッとピントを合わせるのは AF でも難しいので、あえて MF レンズと納得いくまで格闘。ま、EVF で合った瞬間にシャッターを切っても、ちょっとした風でズレてしまうので、これがまた難しい。

APRIL

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

本当の見頃は来週末かなあ。
でもこれから二週間ほどは、通勤といえどいつもよりちょっといいレンズをカバンに入れて出かけようと思います。

投稿者 B : 23:59 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | α7 II | コメント (0) | トラックバック

2016/10/15 (Sat.)

EOS M5 レビュー (8):EF マウントアダプタを使って撮る

17914-2969-296759

EOS M5

[ Canon EOS M5 | Canon EF28mm F1.8 USM ]
28mm(45mm 相当)、F2.8、1/4000 秒、ISO100、-1EV

キヤノン EOS M5 のテスト撮影、先週までは悪天候が多くてあまり腰を据えて撮影できませんでしたが、今週末は気持ちの良い秋晴れ。改めて撮りに行ってきました。今回は EF マウントアダプタを使って一眼レフ用レンズを中心に撮ってみました。

まずは昔から愛用している EF28mm F1.8 USM。だいぶ古い設計のレンズですが、収差はそれなりにありながらも現在でも十分通用する描写をしてくれます。弱点の色収差はボディ内蔵のレンズデータを使って補正してくれることもあり、安心してガンガン使っていけます。

EOS M5

[ Canon EOS M5 | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]
85mm(136mm 相当)、F8、1/400 秒、ISO100、+1/3EV

続いて他社レンズ。コシナの Planar 85/1.4 ZE です。F8 まで絞り込めばクラシックな構成のレンズとは思えない解像度の高さを発揮します。

EOS M5

[ Canon EOS M5 | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]
85mm(136mm 相当)、F1.4、1/4000 秒、ISO100、+1/3EV

絞り開放だと合焦部でも少し緩めの描写になりますが、それが Planar の味。

ピント面が紙のように薄くて扱いの難しいレンズでも、EVF ならではのピント拡大機能のおかげで EOS 5D よりも撮りやすい。ピント拡大の操作(フォーカスエリア選択ボタン→タッチで拡大箇所選択→ダイヤルで拡大率選択)は α のピント拡大機能よりも使いやすいと思います。が、あえて言うならば拡大表示時にいちいち SET ボタンを押さなくてもシャッターボタン半押しで全体表示に戻って欲しいし、コシナ ZE レンズのように電磁絞り式のレンズだと、絞り優先 AE 時に絞り選択ダイヤルが拡大率選択ダイヤルに変わってしまうので、MF するよりも先に絞り値を決めておく必要がある、というのが面倒。オールドレンズを使い慣れていると絞り開放で MF→レンズ側の絞りリングで絞り変更という手順を踏むので、これと手順が違うと扱いづらいんですよね。EOS M シリーズ自体があまりオールドレンズ遊びを重視していないカメラなのだと思いますが、せっかく EVF がついたのならここの操作性にはこだわってほしかったところです。

EOS M5

[ Canon EOS M5 | SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014 ]
50mm(80mm 相当)、F2.8、1/1600 秒、ISO100、+1/3EV

シグマ [Art] 50/1.4。超音波モーター搭載の EF マウントレンズで、キャノン純正の USM レンズと同じ操作感で使えます。
こういうスポーツ撮影でも十分な AF 性能を発揮してくれました。先日も書いたとおり、タッチ&ドラッグ AF で被写体を選択してからカメラ側の動体追尾機能に任せて追っかける、という撮り方がむちゃくちゃ使いやすい。これに慣れると他のカメラで動体を撮る気がしなくなりそうです。

EOS M5

[ Canon EOS M5 | SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014 ]
50mm(80mm 相当)、F2.8、1/3200 秒、ISO100、+1/3EV

解像度もボケも素晴らしいレンズ。EOS M5 と組み合わせると完全にフロントヘビーになってしまう点だけが惜しい(笑。

EOS M5

[ Canon EOS M5 | Canon EF28mm F1.8 USM ]
28mm(45mm 相当)、F2.8、1/400 秒、ISO100、-2/3EV

ふたたび EF28mm F1.8 USM。けっこう寄っても使え、APS-C だと 45mm 相当になる標準レンズとして扱いやすい一本。
EF-M レンズでは今のところ大口径レンズと言えるのが 22mm F2 しかなく、せっかくの APS-C センサの大きなボケ(マクロフォーサーズ機と比較した場合)を作画に活かせないのがもったいないところ。かといって F1.4 級のレンズをつけるとバランスが悪くなってしまいますが、この EF28mm F1.8 は EOS M5 の標準単焦点レンズとして許容できるサイズ感で、キットズームからのステップアップにオススメです。

EOS M5

[ Canon EOS M5 | Canon EF28mm F1.8 USM ]
28mm(45mm 相当)、F8、1/2500 秒、ISO100、-1/3EV

けっこう長らく EOS 5D/7D 系と α7 シリーズばかり使ってきたので、久しぶりに流儀の違うボディを使うと、このカメラのポテンシャルをどうやって引き出してやろうか?と逆に自分の普段開けない引き出しを開かせてくれるように感じます。これはなかなかいい刺激になりました。

操作性に不満がないわけではないけれど、撮れる画はやっぱり EOS の流れを汲む安定感があり、安心してカメラにディテールを委ねられますね。全部自分でこだわるのもいいけど、ある程度は機械に任せながら一点だけ自分のこだわりを入れる、というのが大人の趣味というやつなのかも。そういう意味では、とてもよくできたカメラだと思います。

キヤノン / EOS M5

B01LYTH7FZ

■関連リンク
EOS M5 レビュー (1):ハードウェア編
EOS M5 レビュー (2):タッチ&ドラッグ AF 編
EOS M5 レビュー (3):実写編
EOS M5 レビュー (4):新機構の付属ストラップ
EOS M5 レビュー (5):ボディとレンズのバランスを見る
EOS M5 レビュー (6):スナップ撮影に持ち出してみる
EOS M5 レビュー (7):動体撮影性能を試す

17914-2969-296759

投稿者 B : 22:25 | EF28/F1.8 USM | Minpos Review | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | SIGMA 50/F1.4 DG HSM A014 | コメント (0) | トラックバック

2016/09/23 (Fri.)

lycoris

lycoris

[ Canon EOS 5D Mark III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

お彼岸、ということで曼珠沙華が見頃を迎えています。

一年のうちでほんの短い期間しか咲かないという意味では、桜に通じるところもあるのが彼岸花。漢字で「秋桜」と当てるコスモスは見頃が全然長いので、儚さという点では彼岸花こそ「秋の桜」に相応しいと思っています。

lycoris

[ Canon EOS 5D Mark III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

去年ようやく咲いている場所を見つけた白彼岸は、今年はもう散ってしまっていました。白彼岸のほうは赤いのよりも少しだけ見頃が早いようです。
ここのところ土日は忙しいか天気が悪いかだったからなあ。楽しみにしていたから残念だけど、来年はもう少し早めに探しに来よう。

lycoris

[ Canon EOS 5D Mark III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

彼岸花って実は撮るのが難しい花なんですよね。立体的に咲くので、花弁にピントを合わせようとすると蕊がぼけ、蕊にピントを合わせると花弁がぼける。毎年撮っている割に、なかなかうまく撮れる気がしません。桜とか紅葉もそうですが、定番の被写体だけに却って難しいのかもしれません。

最近あまり写真を撮りに出かけられていませんでしたが、これから撮影に向いたシーズンがやってくることだし、ちょっと気合いを入れ直しますかね。

投稿者 B : 00:12 | EOS 5D Mark III | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | コメント (0) | トラックバック

2016/08/01 (Mon.)

Le Soleil

Le Soleil

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

8 月になりました。暑いのがニガテな私にとって、一年で最も辛い季節です。
ちょっと前までは、ちょうど今くらいの時期から 2~3 ヶ月が毎年最も多忙なシーズンだったので、そういうのもあってどうも苦手意識がありますね。

Le Soleil

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

でも、こういう季節にしか撮れない写真もあるわけで。
カンカン照りの中、カメラを持って出かけるのは案外嫌いじゃなかったりします。湿度さえ高くなければなあ。

投稿者 B : 22:08 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | α7 II | コメント (0) | トラックバック

2016/07/10 (Sun.)

Planar #4

Planar

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

久しぶりに MF のレンズをいじっていたら楽しくなっちゃったので(笑)、引き続き Planar 85/1.4 ZE で撮り続けています。

そういえば蓮が花を咲かせる季節でしたね。
蓮の花はこんなに神秘的で美しいのに、どうして散った後の姿はあんなに気持ちが悪いんだろう(笑

Planar

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

このカッチリしすぎない、緩さをもった描写。
あえて現代の設計ではなく Classic レンズを買って良かった、と感じます。

Planar

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

雨模様か、溶けそうなほどのカンカン照りかの二択みたいな日々が続いています。
外に出るのが億劫になりますが、雨が上がった後の気温がまだ落ち着いている時間帯を狙ってカメラを持って出かけます。

Planar

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

学校はあと十日ほどで夏休みに入りますが、大人もちょっとまとまった休みを取って涼しいところに避難したいなあ。

投稿者 B : 21:14 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | α7 II | コメント (0) | トラックバック

2016/07/06 (Wed.)

Planar #3

Planar

[ Canon EOS 5D Mark III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

Planar 85/F1,4 の試し撮りの続きです。

今回はあえて EOS 5D Mark III で撮ってみました。が、予想通り OVF で MF するのが超難しい(;´Д`)ヾ。
これでも昔は 30D とか Kiss X で MF やってたんだけどなあ。人間、便利に慣れてしまうと退化しますね...。

Planar

[ Canon EOS 5D Mark III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

しかし、この大きく滑らかなボケ味は EVF よりも OVF のほうがファインダ越しに感じられる気がします。
ただ EVF には拡大フォーカスという圧倒的なメリットがあるので、積極的に使いたいのは α7 II のほうですが。

Planar

[ Canon EOS 5D Mark III | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

それでも久しぶりに OVF をつかって MF で撮っていると、一眼レフを操っている実感があっていいですね。
最近稼動率が下がりがちな 5D3 だけど、もっとあちこち持ち出してやろうかな。

投稿者 B : 21:14 | EOS 5D Mark III | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | コメント (0) | トラックバック

2016/07/05 (Tue.)

Planar #2

Planar

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

先週末は Planar 85/F1.4 ZE の試し撮りをしていました。

この滑らかなボケ。最近、新しい設計のレンズばかり使っていたので、ここまで濁りのない、柔らかいボケは久しぶり。非球面レンズを使っていない往年のレンズ設計ならではの描写です。

Planar

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

F1.4 の開放付近でないと出てこない、この被写体が浮き上がるかのような描写。そうそう、こういうのが撮りたかったんですよ。

ピカピカの金属よりも、こういう少し古びたものを撮った方がこのレンズの味とマッチすると思います。

Planar

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

85mm F1.4 というとポートレートの超王道レンズだけど、さすがに MF で動く人物を撮るのは難しい。
仮にモデルさんを撮るにしても、大人数で撮る撮影会じゃなくて、一対一でじっくり向き合うべきレンズです。

Planar

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

開放のピントはまさに髪の毛一本、紙一枚というレベル。
このシロツメクサの花のような立体感ある被写体だと花全体にピントが合わないだけでなく、そよ風が吹いた程度でもピントが外れるのですごく難しい。P50/1.4 も難しいレンズでしたが、P85/1.4 はさらにその上を行く難しさです。

Planar

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

それでも何とか写真になるのは、EVF で拡大フォーカスができるからですね。
5D3 しか持っていなかったら、このレンズを使う自信は持てなかったと思います(笑

Planar

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

何気なく撮った被写体でも絵にしてしまう、レンズの力。

MF のレンズなのに電磁絞りという操作感はちょっと戸惑うけど、面白いですね。
オールドレンズなら基本的には実絞りでしか AE できないのに、MF なのに開放測光というのはなかなか新鮮な体験。

Planar

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZE ]

絞り開放だとフォーカス面でもピントは甘さが残っているし、色収差やヴィネットもそれなりにあるけど、現像時にレンズ補正をかけずにあえてこの味を残して表現したくなるレンズです。

手持ちのレンズの中でも特に難しい一本。でも、これである程度狙って撮れるようになれば、私の実力も少しは上がるかな(笑。

投稿者 B : 22:58 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZE | α7 II | コメント (0) | トラックバック

 1 |  2 | all