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2019/02/23 (Sat.)

祖母を送った日

祖母を送った日

何年も寝たきりだった母方の祖母が一昨日、他界した。享年 85。
私は昨日の朝から通夜と告別式のために金沢に戻り、ついさっき東京に帰ってきたところ。

祖父が亡くなったのがあの震災の直前だったから、あれから八年が経ったことになる。
母方の実家で実質的な独居老人になった後、徐々に認知症が始まり、翌年夏にアクシデントで脚を骨折してから、あんなに元気だった祖母が車椅子から寝たきりへとどんどん動けなくなっていった。
それでも、両親が金沢で妹夫婦と同居を始める際に祖母も近くの施設に移し、両親や妹、姪たちが頻繁に顔を見に行っていたようだ。私もせいぜい年に一、二度ながら顔を見に行った際には、運が良かったのか、二人しかいない孫の顔だけは忘れないのか分からないけど、認知症が進んでいるにも関わらずほぼ毎回元気で時折笑顔さえ見せてくれていたのは本当に嬉しかった。昨年末、別件で帰省した際に病院に行ったときにはぐっすり眠っていて声がかけられず、結局それが最後の機会になった。母から「あと数日もつかどうか」という連絡が来て翌日昼には亡くなったというから、最期に苦しむ時間があまり長くなかったことは却って良かったんだろうと思う。寝たきりになり、最後の数ヶ月は嚥下もできなくなって点滴だけだった祖母の身体は、自分の想像よりもずっと小さくなっていた。

元気だった頃は畑仕事で日に灼けたイメージが強かったのに、棺に収まった顔はずいぶん白かった。死化粧のせいでもあるんだろうけど、数年間屋外に出ない生活で本来の肌の色が戻ったのだろう。自由に歩けない生活は不便だっただろうけど、働きづめだった生活から静かな生活に移り、孫やひ孫まで日々顔を見せに来た最後の数年間はきっと幸せだったに違いない。

祖母は自身が 44 歳のときに私の「おばあちゃん」になり、以来 40 年以上ずっと「おばあちゃん」だった。自分があと二年半で「おじいちゃん」だ、と言われても全くピンとこないけど、どんな感覚だったんだろうか。孫は私たち兄妹二人だけだったこともあって本当にかわいがってもらったし、自分自身も「おばあちゃんっ子」だった自覚がある。父方の祖父母が早くに亡くなってしまったため、当時は「自分たちだけ孫の成長をこんなに見せてもらって(父方の祖父母に)申し訳ない」というようなことを言っていたそうだ。

施設に入って数年、毎回「これが最後かもしれない」というつもりで顔を見に行っていたから、今回はついに来るべきものが来た、と落ち着いて受け止めているつもりでいた。それにごく近い親戚だけが参列する実質的な家族葬で、あまり誰かに気を遣う必要もなかったけれど、通夜の翌朝一番で告別式という慌ただしいスケジュールだったせいであまりしんみりしている暇がなかった。でも自宅に帰ってきた今ようやく「淋しい」という気持ちが湧いてきている。

投稿者 B : 23:59 | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック

2019/01/21 (Mon.)

シンガポール MRT に乗る

Singapore MRT

シンガポール国内の移動は、今回は仕事ということもあってタクシーが中心でした。シンガポールは国土全体でも東京 23 区とほぼ同じ広さだからタクシーでもかなりあちこち行けてしまうのですが、せっかく来たからには公共交通機関も利用してみたい。今まで台北ソウルで地下鉄に乗ってそれぞれの国ごとの違いが感じられて面白かったので、今回も MRT(地下鉄)に乗ってみました。

シンガポールの MRT の駅は東京の地下鉄よりも入口が綺麗なことが多いです。東京ほど出口が複数あるわけではありませんが、その代わり分かりやすい。
ちなみにこの↑写真は F1 シンガポール市街地コースの最寄りにある Promenade 駅。

Singapore MRT

切符は券売機で購入します。が現地の人たちは EZ-link カードという Suica 的なプリペイドカードを持つのが普通らしく、券売機を利用している人はほとんど見かけません。券売機の台数そのものもかなり少なく、あくまで旅行者向けという印象。

タッチパネルを操作して路線図または行き先の駅名から選択し、お金(シンガポールドル)を投入すれば購入完了。

Singapore MRT

出てきたのは「Standard Ticket」と書かれたチケットでした。
ペラペラの紙だけどちゃんと IC カードが入っていて、非接触で決済できるものです。

デポジットは 10 セントなので運賃に 10 セントを加えた金額を払う必要がありますが、この Standard Ticket 自体は使い回しが可能で、これを使って 3 回乗車すればデポジット分が割引きになり、6 回乗るとさらに 10 セント割引きになるというシステム。毎回デポジットの払い戻しを受けなくてはならない韓国の地下鉄よりはラクですね。

Singapore MRT

二回目以降の乗車の際には、券売機の IC カードトレイに Standard Ticket を載せて運賃を投入すると入金されます。

券売機の指示に従って目的地までの運賃しか投入しませんでしたが、余分に投入すると Suica のように残高としてチャージできたりするんですかね?できなさそうな気はしますが...。

Singapore MRT

なお券売機の隣には Top-up(継ぎ足し)機が設置されていて、EZ-link カードを持っている人はこの機械でチャージが可能。運賃も EZ-link カードは Standard Ticket よりも安く設定されているようです。
この Top-up マシンでは Standard Ticket への入金はできないようです。

Singapore MRT

改札機はごく普通の非接触式自動改札。

Singapore MRT

ホームは私が利用した駅では全てソウルと同様フルハイトタイプのホームドアがついていました。シンガポールは季節問わず暑いので、ホームも車両もこうやってガンガン冷房が効いています。東京の地下鉄はホームが暑いから羨ましい。
駅構内の表示は英語、漢字(中国語)に加えてタミル語(南インドの言語)が併記されているのがシンガポールっぽい。街を歩いていても中華系とインド系と思われる人がかなり多いですからね。こういう人種や文化がいろいろ混じり合って存在している感覚は日本にはあまりなく、新鮮です。

なおシンガポール MRT の運賃はけっこう安く、初乗り料金が SGD1.50、Promenade 駅からチャンギ空港まで行っても $2.40 という値段(いずれも Standard Ticket 価格)。日本だと山手線から羽田空港までこんな運賃じゃ行けないし、地方空港だって市街地から空港まで直通バスで千円、みたいなのが普通ですからね。

ところで日本に帰ってきてから知ったんですが、旅行者向けにはシンガポールツーリストパスという乗り放題パスがあるようです。乗車回数によっては Standard Ticket や EZ-link よりもお得になりそうだし、今度行く機会があれば電車移動の頻度次第で買ってみようと思います。

投稿者 B : 21:21 | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック

2018/12/08 (Sat.)

TURNING POINT

TURNING POINT

事後報告になりますが、私は実は先月末をもって転職しました。

退職エントリー的なものを書く趣味はありませんが、前前職~前職を通じて応援してくださった方も多いので、簡単にご報告まで。

この期に及んで職を変えようと思ったのは、前職に移る際にやりたかったこと、やれるはずだったことがその後の状況の変化でほぼ実現できないことがハッキリしたから。そのまま働くという選択肢もあったけど、理想と現実のギャップに自分自身が耐えられなくなったことと、四十歳を超えて自分だけでなく家族の将来を考えたときに仕事と生活のバランスを見直した方が良いと判断しました。
今まではバカみたいに自分のやりたいことだけを 100% 優先して職を選んできたけど、人生における優先順位が自分の今よりも子どもたちの将来に入れ替わりつつある中で、新しい仕事はやりたいことの優先度は多少抑えつつ、今の自分がやれること、心身の健康を保って働けること、年収、といったもののバランスの良い落としどころを選んだつもり。今までは縁故での転職しかしたことがなかったからまともに転職エージェントを使ったのも初めてだったし、四十歳を過ぎての転職は(多少覚悟していたとはいえ)いろいろと難しい部分はありましたが。

先日読んだ『マーケティングの仕事と年収のリアル』を読んだタイミングは転職先がほぼ決まってからでしたが、転職活動において自分が悩み苦労したポイントがまさに書かれていて、答え合わせをしているような感覚で読んでいました。あと半年早くこの本が出版されていたら、私の転職活動ももう少し余裕をもって進められたのかもしれません。マーケティング(特に B2C 方面の)は年齢的な賞味期限があると私も思っていて、35 を過ぎたあたりから自分の肌感覚を過信するのは危ないと意識していたけど、その上で次にどういうキャリアを築くべきなのかは現場だけを見ているうちにはなかなか俯瞰するのが難しいものです。

新しい仕事に就いてまだ一週間ほどしか経っていないので、この仕事で本当にずっとやっていけるのか、どれくらいの成果を挙げて達成感を得られるのかは分かりませんが、今までとは少し違う立場から世の中の役に立つ仕事ができればいい。その上で、それなりの達成感を得つつ落ち着いた日々が過ごせればいい、と思っています。今の日本では、それさえ贅沢な望みなのかもしれませんが。

投稿者 B : 21:30 | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック

2018/08/08 (Wed.)

SEOUL TRAIN

先日の韓国滞在中、ソウル市内の移動は基本的に地下鉄を利用していました。ソウルでは電車はほぼ地上を走っておらず(地下鉄の一部区間が地上というのはある)、地上は路面電車の代わりにバスが優先道を走るというスタイルのようです。以前台湾で MRT に乗ってみて、国ごとに切符の買い方が違ったりして面白かったので、今回のソウル地下鉄についても記録しておきます。

SEOUL TRAIN

ソウル地下鉄の駅の案内板や路線図にはハングルに加えて英語/中国語/日本語の表示があることが多い。日本でも公共交通機関で日本語以外に英語/中国語/ハングルの表示があることが多くて、人口比からいって英語と中国語は分かるけどハングルまでは要らないのでは...と思っていましたが、自分が逆の立場になってみるとありがたいものですね。まあ、英語(アルファベット)と中国語(漢字)の表記があればある程度何とかなりますが、「Chungjeongno」(忠正路/チュンジョンノ)とか咄嗟には読めませんからね...。

ただ電車内は車両によって表記の親切さには差があって、新しめの車両でなければハングル+英語表記くらいしかなく、2~3 回乗り間違えたり乗り過ごしたりしてしまいました。

SEOUL TRAIN

券売機は台北のものによく似ています。
とはいえ現地の人はもうほとんどが T-money カード(Suica のようなチャージ式交通カード)を使っているようで、券売機で買っている人はあまり多くないようです。

SEOUL TRAIN

この券売機の素晴らしいところは、日本語設定があるところ!海外にいながら母国語で生活の用を足せるありがたさ。この手厚さは隣国である以上に、一時期より落ち着いたとはいえ日本人観光客の多さから来るものなのでしょうか。

ここでは「一回用交通カード」を購入します。ソウル地下鉄の切符は日本のような磁気切符でも台北のようなトークンでもなく、一回使い切り式の IC カードを購入する形になるようです。

SEOUL TRAIN

チケットは路線→駅名で検索するか、駅番号を入力することでも購入できます。駅番号は旅行ガイド等にも記載されていて、日本では馴染みの薄いハングルの駅名を憶えなくても買えるのは助かりますね。

「海外では...」みたいなことを言うのはあまり好きではないし私も今まで意識したことはありませんでしたが、掲示されている路線図から行き先と運賃を確認して運賃指定で切符を買う日本の券売機よりはこういう買い方の方が圧倒的に親切ですね。特に交通系 IC カードが普及して切符を買うのが電車に乗り慣れない人ばかりになってしまった現代では、なおさらそう思います。

SEOUL TRAIN

行き先と枚数を指定すると最後に金額が表示されて、ここで料金を投入します。運賃に加えて表示されている「保証金」はいわゆるデポジット。Suica や PASMO を買うときに一枚 500 円かかっているアレです。この一回用交通カードでは、カード一枚ごとに 500 ウォン(約 50 円)のデポジットを払う必要があります。

ちなみに行き先の「高速ターミナル駅」がカタカナで「コソクターミナル」とちょっと卑怯なイメージになっているのはご愛嬌(笑

SEOUL TRAIN

こちらが一回用交通カード。Suica と同じような IC カードです。
一回用といっても使い捨てではなく使い回しているようで、印刷が少し剥げていたり表面のデザインが違うものが混ざっていたりします。

SEOUL TRAIN

自動改札機に交通カードをタッチして通過するのは日本の鉄道と同じ。自動改札機は日本と同じフラッパー式と日本では見かけない回転バー式が駅によって混在しています。

SEOUL TRAIN

ソウル地下鉄のホームは、ほとんどの駅で日本のホームドアよりも背が高く、天井まで続いているフルハイトタイプの採用が主流。撮り鉄泣かせの構造ですが、このおかげでホーム内まで冷房が効いている駅が多いのがありがたい(空調の効きが悪い駅も時々ある)。なお冷房といえば電車内の冷房は日本とは比べものにならないほどガンガンで、ソウルの弱冷房車でも東京の通常冷房車より涼しいレベル(笑。暑がりとしては、日本もせめてラッシュ時間帯だけでもこのレベルで冷やしてほしいところです。

構内の広告は東京以上にスマホゲーに席巻されている印象。ここに掲示されている中国産の「Forever 7th Capital」というゲームは舞台は東京だし日本の有名声優を多数起用しているし、近いうちに日本にも入ってきますねきっと...。

SEOUL TRAIN

駅で驚いたのがこれ。どの駅のホームにも必ずと言って良いほどガスマスクが常備されています。日本でいう AED くらいの重要度で用意されている感覚。そういえば地下鉄に乗っていてもそれなりの頻度で迷彩服を着た軍人さんを見かけたし(日本の電車で制服自衛官を見かける機会って基地周辺でもなければそんなにないと思う)、日本との環境や危機意識の違いを感じます。

SEOUL TRAIN

というわけで下車すると、自動改札を出るときに改札機から「保証金をお受け取りください」というアナウンスが日本語で流れて驚きます。購入時の券売機の言語設定がカードに記録されていて、それに応じた言語のアナウンスが流れる仕組みなんですね。
保証金は自動券売機の横にある払い戻し機にカードを入れることで戻ってきます。でもこれは毎回払い戻しの作業が必要になる上に、電車に乗るごとに 500 ウォン硬貨(約 50 円)が手元に溜まっていくのがちょっとめんどくさい。かといって一日乗車券的なものもないようですし、複数日滞在して地下鉄メインで移動するなら、一回用カードではなく T-money カードを買ってしまった方が断然ラクでしょう。もし今後ソウルに来る機会があれば、次は T-money カードを利用しようと思います。

投稿者 B : 22:22 | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック

2018/08/05 (Sun.)

JAL 羽田ファーストクラスラウンジに入ってきた

韓国に行った際に、羽田空港のファーストクラスラウンジを利用してきました。

JAL国際線 - 羽田空港「ファーストクラスラウンジ」

JAL ファーストクラスラウンジ

まあ私は無資格者だし乗ったのもエコノミーなので、同行した某氏の権利に便乗させてもらっただけなんですが。ラウンジは以前国内線のダイヤモンド・プレミアラウンジに入って以来。普段の出張等では空路を利用すること自体が少ないので、ちょっとドキドキします。

JAL ファーストクラスラウンジ

ラウンジ内はファーストクラスだけあって非常にゆったりとしたスペース。まだ早朝だからというのもあるかもしれません。
国際便だと出国手続きから搭乗までちょっと間が空くことが多いので、こういう場所で寛げるのはいいですね。

JAL ファーストクラスラウンジ

ラウンジということで期待してしまうのが飲食関係のサービスです。
パンだけでも何種類もあって目移りしてしまいますが、

JAL ファーストクラスラウンジ

サンドイッチやサラダラップまであってすごく嬉しい。
朝食にしてもいいけど、こういうのがあればお酒のつまみになっちゃうじゃないですか(ぉ

JAL ファーストクラスラウンジ

ピンチョス類発見!
一般的にはこれから朝食という時間帯だけど、ここはあまり時間帯を気にしない場所のようです。まあ海外行きだと時差調整のために軽く飲んで機内では寝ていくという人も少なくないからでしょうが。

JAL ファーストクラスラウンジ

アルコール類。安物じゃなくてタンカレーとかバランタイン 17 年とか「分かってる感じ」のものが置いてあるのが嬉しい。これが夜出発でここに来ていたら、小躍りしているところです(笑。

が、これらに迂闊に手を出してしまうのは賢明ではないと同行の某氏に制止され、連れて行かれたのがこちら。

JAL ファーストクラスラウンジ

ラウンジの奥のほうにある「RED Suite」。ファーストクラスラウンジの中にさらにラグジュアリーな空間がありました。
ここから先はちょっと雰囲気が違う。

JAL ファーストクラスラウンジ

VIP しか入ってはいけないような重厚な空間。ポロシャツ・ハーフパンツにスニーカーで上がり込んですみません(ぉ
時間帯によっては靴磨きのサービスまでやっているようです。

JAL ファーストクラスラウンジ

RED Suite の中には航空機の計器や古いパイロットの制服など、飛行機にまつわる様々なものが展示されていて、飛行機好きにはたまらないのではないでしょうか。私はあまりそういうのには興味がないのですが、それでもしげしげと見入ってしまいました。

しかし、ここまで入ってきた目的はそれではありません。

JAL ファーストクラスラウンジ

ローランペリエ!(歓喜

奥にこれがあるならもうここまで来るしかないでしょう。手前のドリンクコーナーでスパークリングワインとか取らなくてよかった(笑。

JAL ファーストクラスラウンジ

日本酒もいいのが揃って、しかもちゃんと冷やされています。

なんかもうここで半日くらい飲んでいられそうな気がしてきましたが、これから出発だから自制しないと。

JAL ファーストクラスラウンジ

とりあえず好みで取ってきたフード類とローランペリエで朝食を。
料理の内容がほぼつまみなのは気にしないでください(ぉ

JAL ファーストクラスラウンジ

食べている間に、フードコーナーでライ麦ガレットのサービスが始まりました。
ガレットが焼ける香ばしい匂いが伝わってきて、これはもらいに行くしかありません。

JAL ファーストクラスラウンジ

じゃーん。これ焼きたてですごくおいしい。
他の料理も良かったけど、やっぱりできたては別格ですね。

そして、ラウンジといえば絶対に外せないのがカレー!

JAL ファーストクラスラウンジ

国内線のラウンジだとカレーまではなかったので、国際線ラウンジで食べられるのをずっと楽しみにしていたのでした。
このカレー、コクの深い欧風カレーでとてもおいしい。私好みのカレーです。朝なのにペロッと平らげてしまいました...。

初体験の国際線ファーストクラスラウンジ、堪能しました。
これが人生で最初で最後の国際線ファーストクラスラウンジになるかもしれないので、しっかりと心に刻んでおこうと思います(´д`)。

投稿者 B : 22:30 | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック

2018/05/29 (Tue.)

レッドブル・エアレース千葉 2018 観戦記

毎年書いているレッドブル・エアレース千葉の観戦記を今年も書いておきます。毎年少しずつ状況は違うし、翌年行く自分のためのメモでもあったりします。
特に今年は初めて一般エリアで観戦したので、スタートエリア/カメラマンエリアで観戦していた昨年までとは随分違いました。

レッドブル・エアレース千葉 2018

エアレース千葉の会場はエリアによって入口が異なります。一般エリアは千葉マリンスタジアム側からの入場。私は最初間違えてラウンジ側の入口を目指してしまいましたが(途中で気がついて修正した)、他にも実際に並んでから入場時に入口を間違えていたお客さんもちらほら見かけました。入口の案内は県道 15 号線付近まで行かないと出ていないのですが、これ入口を間違うとリカバリーが大変なので、本来なら海浜幕張駅あたりから順路案内出しておくべきなんじゃないですかね。

ちなみに私は例年より少し遅く 8:15 頃にゲート付近に到着しましたが、その時点でこの行列ができていました。もうちょっと早く来るべきだったかと思いましたが、開場時刻前になると全員立って 6 列に並び直すため、行列はこれよりもグッと圧縮されます。

レッドブル・エアレース千葉 2018

一般エリアのエントランス。もろにマリンスタジアム敷地を経由して入場するんですね。
スタートエリア付近に比べるとこぎれいだし、中ではイベントをやっていたり出店も多かったりして、こっちがエアレースのメイン会場という雰囲気が漲っています。逆に言えば去年までは地味な方のエリアで観戦していたわけです(´д`)。

レッドブル・エアレース千葉 2018

ただ、エントランス付近(マリンスタジアム脇のイベントゾーン)から実際のエアレース会場である幕張海浜公園は少し離れていて、防砂林の中を 3~5 分ほど歩く必要があります。会場にはドリンクの販売店くらいしかなく、フードやグッズを買うにはマリンスタジアムまで戻る必要があるため、食料の調達は少し面倒。

さておき、入場にちょっと出遅れた上に距離があるので、どれくらいいい席が確保できるか焦りながらやや小走りで会場に向かいます。

レッドブル・エアレース千葉 2018

会場に到着したところまだ場所には余裕があり、私は運良く最前列が確保できました。エントランス付近の物販コーナーで時間を取られるお客さんが少なくなかったのかもしれません。

ただし、一般エリアは完全に砂浜地帯。最前列の前には多少の段差があって見通しはきくものの、砂まみれになるし一脚はあまり安定しないし、なかなか厳しい。カメラのことだけを考えると舗装がされているスタートエリアのほうが苦労は少ないです。
また最前列には立入制限用のテープが張られているんですが、これが風に煽られてバタバタするからめちゃくちゃ観戦・撮影の邪魔になる(;´Д`)。せめてもう少し低い位置に設置するとかしてほしかったです。

レッドブル・エアレース千葉 2018

観客席はこんな感じで、砂浜にレジャーシートを敷いて完全に海水浴状態。ちなみに去年まではレジャーシートは会場で販売しているもの以外持ち込み不可となっていましたが(実際には持ち込んでいる人が多かった)、今年の FAQ を見たら条項が削除されていました。私は過去に買ったものを持ち込みましたが、来年からはもう少し大きいのを持ち込もうと思います。砂浜に敷くのでペグで固定できるやつが良さそうです。

カメラ的にはとにかく砂との戦いですね。現場でのレンズ交換はすべきではないし、防塵防滴対応レンズでなければズームリング付近からの砂の侵入も気になります。来年はレンズ用のレインカバーを用意していこうかと思いました。
あと足は靴の中まで、むしろ靴下の中まで砂まみれになるので、靴よりも裸足にスポーツサンダルとかで行った方がラクだったかも。

レッドブル・エアレース千葉 2018

10 時に開場して、プレショーが始まる 12 時までちょっと時間があるので、いったんイベントゾーンに戻って時間つぶし。FMX(フリースタイルモトクロス)や BMX といったレッドブルが誇るエクストリームスポーツのショーがいろいろ行われていて盛り上がっています。こういうのはスタートエリア付近ではなかったので、大規模スポーツイベントに来た実感が得られて嬉しい(笑。

レッドブル・エアレース千葉 2018

FMX は初めて見ましたが、いつも観戦しているモトクロスレースとは全く違って、ザ・エクストリームスポーツという感じ。ちょっとしたサーカスを見ている感覚ですごく楽しい。スタートエリアよりチケット代は高いけど、これだけいろいろ楽しめるならばむしろお得感さえあります。
それにしてもこうやってイベント全体の盛り上げ方のうまさはさすがレッドブルだよなあ。

レッドブル・エアレース千葉 2018

屋台エリアにはスタートエリアとは比較にならないほど様々なお店が並んでいます。スタートエリアはほぼ肉串とステーキ丼とケバブばかりという状況だったからなあ(少なくとも去年までは)。まあ、そこで無難に金沢カレーとか買ってしまう自分もどうなの、とは思いますが(ぉ

なお屋台エリアにはテーブルと椅子が並べられていてフードコート状態になっています。会場までちょっと距離があるので、買ったものはここで食べていくのが良いでしょう。

レッドブル・エアレース千葉 2018

今年は例年に比べれば過ごしやすい気候だったとはいえ、これだけ暑いとついかき氷に並んでしまうというもの。

レッドブル・エアレース千葉 2018

初めての一般エリア観戦、すごくイベント感があって楽しめました。

ただ今年はスケジュールの合う人がおらず、単独観戦だったのがちょっと寂しかったかな。独りだとちょっとトイレに行くにも荷物を持って歩かなくてはならなかったり、けっこう制約もあるんですよね。あと(今年は負けちゃいましたが)室屋選手が勝ったときに一緒に喜べる仲間がいるとさらに嬉しい(笑。

というわけで、来年一緒に行きたい人を今から募集します(笑。

投稿者 B : 23:15 | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック

2018/01/01 (Mon.)

2018

2018

あけましておめでとうございます。

今年は自分にとって本厄にあたる年だった、ということに親からの指摘で初めて気づきました(;´Д`)ヾ。信心深くはないほうだけど、休みのうちにお祓い行ってこよう...。
宗教的なものを置いておいても、肉体的には三十代までとは変わってくる年代だけに、自分自身いろいろと気をつけていかなくてはならないと思っています。そういえば近年は初詣に行っても願い事のメインは自分じゃなくなったなあ。そういうのも含め、変わりつつアルのを実感しています。

それ以外はまあ、マイペースで。
とりあえず昨夜の『孤独のグルメ 大晦日スペシャル』の録画を観て、いつどうやって巡礼に行こうかと思案しているところです。

改めまして、本年もよろしくお願いいたします。

投稿者 B : 20:18 | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック

2017/12/31 (Sun.)

2017 年の終わりに

2017 年の終わりに

[ Canon EOS 5D Mark III | SIGMA 85mm F1.4 DG HSM A016 ]

2017 年の大晦日も終わりに近づいています。

今年は忙しかったなあ。昔のような滅茶苦茶な忙しさではないですが、仕事の方は精神的なストレスが多く、プライベートでも子ども関係の用事が多くて、平日も休日も休まらずに一年が終わってしまった感じ。ここから先、来年は春頃までは相変わらず忙しいこと確定で、それから夏くらいにかけて少し落ち着くかどうかといったところです。

今年は近年稀に見るレベルでカメラ関係の買い物をしませんでしたね。ボディは一台も買わず、レンズもシグマのキャッシュバックキャンペーンに合わせて 85mm F1.4 Art を買ったのみ。自分の撮影に必要な機材はほぼ一通り揃ってしまっているし、あと欲しいのはせいぜい E マウントの広角系が一本あるといいかな、くらい。むしろ今は手持ちの機材を使っていかに自分が満足できる写真を撮るかが重要だと思っています。
来年はまず間違いなく α7 III が出てくるでしょうから、それに手を出すかどうかくらいかなあ。α7R III ベースの普及機だとすると良いことは間違いないでしょうが、II でも実際それほど不満もないんですよね。

あと今年は去年からの流れでゲームが面白かった。ハードは Switch とミニスーファミを買ったし、ソフトも多数。結婚してからこんなにゲームをやった年もないように思いますが、ひとえに「子どもと一緒に遊べる」ことで今までとはゲームに対する姿勢が変わったことが大きかった。
でも実際やり込んだのはゼルダ、スプラトゥーン 2、ドラクエ XI/I/II/III くらいであとは積み気味になってしまっているのがもったいないところ。次に買う予定のゲームタイトルもないし、当面は手持ちのゲームタイトルを消化していくことに専念しようと思います。

世の中が「モノを所有すること」に満たされて、その上で/あるいは所有せずとも「どう楽しめるか」にシフトして数年が経ちますが、モノにこだわってきた私の価値観も遅ればせながら変わってきたように感じています。それを自覚することで、消費行動も仕事に対する姿勢も徐々に変えていかざるを得ないのかなあ...。

さておき、今年も一年お付き合いいただきありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

投稿者 B : 18:00 | EOS 5D Mark III | Photograph | SIGMA 85/F1.4 DG HSM A016 | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック

2017/11/04 (Sat.)

東京モーターショーに行ってきました (2)

昨日に引き続き、東京モーターショーの話です。

今年のモーターショーは、業界では「東京 VR ショー」と言われているというくらいに VR での展示で溢れていました。あまりに多くて全部は見て回れないくらいだったのですが、代表的なところをかいつまんでご紹介します。

東京モーターショー 2017

フォルクスワーゲンブースでは三種類の VR 展示を行っていました。私が体験したのは「I.D. CROZZ」というコンセプトカーの VR 展示。HMD(HTC Vive)をかぶると目の前に実寸大の I.D. CROZZ が表示され、周囲をぐるりと周りながら見たり、ドアの開閉を操作することができます。
その後、シートに座ると(立って見る用の Vive と座って見る用の Vive がある)今度は I.D. CROZZ の車内に移動。助手席に乗り込んできた女性(VR キャラクター)と一緒にドライブを楽しむわけですが、VR 空間内にあるボタンを押すとステアリングは自動で格納され、自動運転が始まります。車内の操作は全てタッチベース。

Vive にはモーションコントローラ「Leap Motion」が取り付けられていて、VR 空間内で自分の両手が認識され、タッチ操作が可能になる仕組み。確かにハンドコントローラを持って操作するよりは直感的ですが、Leap Motion ってまだまだ実験的なデバイスで、ベンチャー系の展示ならまだしもこういう(IT 系ではない)大企業の通常展示に使われるというのは他に見たことがなく、驚きました。

東京モーターショー 2017

日立オートモーティブシステムズ。8 人掛けのモーションシートと Gear VR を使って自動運転のイメージデモが見られました。自動運転車が渋滞情報を検知し、迂回ルートを自動設定した上で他車や障害物をうまく避けながら自宅までオート走行し、ガレージにも自動で入れておいてくれるまでをドライバー視点(自分では運転しなくなっても「ドライバー」と言うんだろうか)で体験することができます。少なくとも五年後十年後の世界という感じではありますが、こういう未来を制御部品や電装部品で支える会社であることのアピールのようです。

東京モーターショー 2017

日立オートモーティブはスーパーフォーミュラの公式スポンサーであり、鈴鹿サーキットにおいてはシケイン(1989 年の F1 でセナとプロストが接触事件を起こしたあのシケイン)に「日立オートモーティブシステムズシケイン」という命名権も保有しているとのことで、モータースポーツに縁の深い企業。コーポレートカラーに塗ったスーパーフォーミュラのショーカーも展示されていました。

東京モーターショー 2017

その隣では、実際のスーパーフォーミュラのモノコックに収まって鈴鹿サーキットの一周を VR 体験できるコーナーも。フォーミュラカーのコクピットには初めて座りましたが、座っているというよりもほとんど「寝転がった状態で頭だけ起こしてステアリングを握っている状態」なんですね。これで二時間近いレースを走り続けるというのはかなり厳しい(;´Д`)ヾ。

VR 映像は CG ベースではなく一世代前の Gear VR を使った 180° 動画(後ろ半分はブラックアウトしている)にすぎないんですが、自分自身でもゲーム内で走り慣れている鈴鹿をスーパーフォーミュラのシートに収まった状態でドライブできる(まあ、映像に合わせてステアリングを切り、ペダル(実際にはない)を踏んでいるだけですが)というのは燃えるものですね。

東京モーターショー 2017

そういえば日立はインディカーにおけるチーム・ペンスキーとエリオ・カストロネベスのスポンサーでしたね。以前のインディジャパンの際にもマシンに大きく HITACHI のロゴが掲げられていました。エリオ・カストロネベスと言えばこれまでにインディ 500 を三度制覇し、今年もファイナルラップまで佐藤琢磨と激しい優勝争いを繰り広げた偉大なドライバー。来季は活動の場を IMSA(スポーツカーレース)に移すとのことですが、日立のパーソナルスポンサーは継続するのでしょうか。

東京モーターショー 2017

日立の隣、デンソーブースでも VR。こちらはフリーローム(動き回れる)型の VR を使って、自動運転のためのセンサ技術や制御技術の訴求を行っていました。訴求内容自体は日立オートモーティブとよく似ていて VR を使っている点でも共通だけど、こちらはゲーム風の演出で全くイメージが違う。こちらも少し先の未来の技術の話ではありますが、同じような題材でも対照的な展示をしているのが興味深い。

東京モーターショー 2017

こちらは東京モーターショー公式がやっている VR アトラクション「THE MAZE」。30 台の PSVR をネットワーク接続し、自動運転を使ってゴールまでの到達を競うゲームです。TMS の公式アプリで予約する必要があったんですが、二時間先までの枠が常に満席。私もちょっと待って枠が解放された瞬間に確保しました。
しかし PSVR をかぶった人が 30 人並んで座っている光景というのもなかなかすごいものがありますね...。

東京モーターショー 2017

遊び方はこんな感じ。進行方向を視線(頭の向き)で入力して選ぶだけ、あとは自動運転が全てやってくれます。道中、他車や路上の様々なステーションと通信することで交通情報を入手したり、電力をチャージしたりしながらゴールを目指します。ゲームという体裁を取った自動運転・AI・EV・コネクテッドカーの啓発コンテンツになっています。

東京モーターショー 2017

THE MAZE で使われている PSVR は新型(CUH-ZVR2)でした。まあ自宅にある初代とはケーブルとヘッドホン端子の位置くらいしか違わないし、特にスタッフの方に手伝ってもらわなくても楽勝で装着できる...と思ったら、ディスプレイの位置調整ボタンが見当たらない!よく見たら新型ではボタンがディスプレイの下部ではなく上部についているんですね(;´Д`)。新型の実機には初めて触ったので、意外にも戸惑ってしまいました。

また PSVR にはサードパーティ製の専用ヘッドホンである「MANTIS」が装着されていました。これちょっと気になっていたんですよね。Oculus Rift についているヘッドホンのように装着や位置決めがしやすいヘッドホンですが、密閉性はないし 1 万円するヘッドホンの音質とは言えないし、ちょっと微妙。使いやすさという利点はあるんですが、価格がなあ...3,000 円くらいだったら買っていたと思いますが。

東京モーターショー 2017

あとこちらは VR ではありませんが、これまた TMS 公式の展示「THE FUTURE」。ドーム型スクリーンを使った近未来のクルマ社会を感じさせてくれる映像展示でした。事前にスマホアプリを使って参加者が「自分のクルマとの付き合い方」のアンケートに答えることで、TMS の来場者がこれからのクルマ社会に対してどういう傾向の考え方をもっているかと合わせて提示してくれます。

東京モーターショー 2017

テーマは自動運転、コネクテッドカー、カーシェアリングといった自動車業界のキーワードについて、それぞれ起こりえる未来像が描かれています。技術的にどう実現するかではなく「こういう未来がきっと来ますよ」という話。各メーカーのブースも自動運転関連はこういう内容のものが多く、自動車業界が今後数年をかけて世の中に導入していく新たな仕組みに関して、業界を挙げて社会的コンセンサスを取っていきたい、今回の TMS はその始まりなのだ、という強い意志が感じられました。

東京モーターショー 2017

モーターショーには『グランツーリスモ SPORT』も出展していました。今回のモーターショーに合わせて発表されたコンセプトカー「イソリヴォルタ ザガート ビジョン グランツーリスモ」のモックアップが展示。今後ゲーム内にも追加コンテンツとして登場するとのことですが、フェラーリやランボルギーニとはまた違ったダイナミックなデザインがカッコイイ。ゲーム内で走らせてみたいですね。

東京モーターショー 2017

ブース内には GT SPORT の試遊台もあり。ステアリングコントローラとバケットシートを使った試遊台の他に、VR モードの試遊台もありました。が、VR の試遊台だけパイプ椅子というね...いかに GT SPORT 内での VR の扱いがオマケにすぎないかを改めて実感しました(;´Д`)ヾ。

以上、東京モーターショーのレポートでした。見に行ったのは実に十年ぶりでしたが、以前に比べるとコンセプト寄りの展示が大幅に増え、本当にクルマを取り巻く業界構造や社会構造が変わろうとしているんだなあ、ということを強く感じました。また「まだ実現していないけどこれから向かう未来」の提示に VR はやはり適していることもよく分かりました。数年後に振り返ったときに、2017 年のモーターショーが一つの転機だったと思うようになるのかもしれません。

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2017/11/03 (Fri.)

東京モーターショーに行ってきました (1)

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

東京モーターショーに行ってきました。

クルマにこだわりのある方と違って運転しない私が市販車について書いてもあまり価値のある記事にもならないので、ちょっと違う視点でレポートしようと思います。

とりあえずホンダブースから。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

ホンダブースの一番奥にはレース部門である Honda Racing のコーナーが大々的に展開されていました。中でも目玉と言えるのが、今年日本人で初めてインディ 500 を制覇した佐藤琢磨のアンドレッティ・ホンダの実車展示。ここにはさすがに人だかりができていました。あのサーキットを走ったクルマそのものが目の前にあると思うと、確かに高揚します。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

インディカーは以前インディジャパンで実車走行を見たことがありますが、当時とはシャシーも大きく変わり、現行マシンを見るのはこれが初めて。究極のエアロマシンである F1 と比べるとかなりシンプルな形状をしていますが、それでも 7 年前からすると空力付加物が増えました。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

サイドポンツーンはタイヤを覆うような形で大きく張り出し、リヤタイヤの後ろにもフェアリングが追加されています。リヤウィングも実質的に車幅いっぱい使っていて、車体の後半部分だけを見るとオープンホイールなのに LMP1 マシンのような形状になっています。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

シャシーはダラーラ製のワンメイクということもあり、マシン性能よりもドライバーとチームの力が物を言うインディカー。F1 とは全く違う論理のもとに進化してきたマシンをまじまじと眺めると、新鮮な発見がありますね。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

しかし琢磨の在籍したアンドレッティ・オートスポーツは来季ホンダエンジンからシボレーにスイッチ。ホンダドライバーである琢磨はインディ 500 覇者でありながらチームを放出され、来季は古巣であるレイホールに復帰することになります。レイホールはかつて琢磨自身がインディ 500 で優勝の一歩手前までいったチームだけに、来年のインディ 500 連覇とシリーズチャンピオン獲得への期待は高まります。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

インディアナポリスで琢磨が優勝した際に飲んだミルク瓶(伝統的に、インディ 500 勝者にはシャンパンではなくミルクが振る舞われる)まで展示されていました。トロフィーではなくミルク瓶というのが逆にインディ 500 らしいところ(笑。それにしてもこの瓶にもちゃんとロゴが刻印されているんですね。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

当然ながらマクラーレン・ホンダの F1 マシンも展示されていました。今年のカラーリングになっていますが、形状からして昨年の MP4-31 を塗り直したものでしょう。
しかもお子さん限定でコクピットに収まれるサービスをやっていて、超羨ましい!決して速くなかったマシンであっても F1 のシートに座れるというのは羨ましいです。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

今季のカラーリングを施したショーカーは初めて見ました。オレンジ部は光沢で、ブラック部はつや消しで塗装されているんですね。つや消しはロゴの視認性が高まることもあって近年のレースカーではトレンドになっている塗装手法です。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

スーパーフォーミュラのピエール・ガスリー車も展示されていました。来シーズンの F1 ではトロロッソ・ホンダのマシンを駆ることがほぼ確定しているだけに、要注目です。今季スーパーフォーミュラではラインキング首位に 0.5 ポイント差まで迫りながら、最終戦鈴鹿が台風のため中止、惜しくもランキング 2 位でシーズンを追えることになりましたが、この鬱憤は来季の F1 で是非とも晴らしてほしい。そして再来年はこのカラーリングのレッドブル・ホンダで走る姿を見せてほしいですね。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

よく見るとコクピット付近にソニー(アクションカム)と日立のロゴが。どちらもチームではなくカテゴリ全体のスポンサーとしてロゴが掲出されているようですが、一昔前ならこうしてロゴが並ぶこともまずなかったんだろうなあ、と考えると感慨深いものがあります。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

各カテゴリのエンジンも展示されていました。通常なら極秘事項でしょうが、どのシリーズもシーズン終盤だからこその展示と言えます。
こちらはインディカー用エンジン。V6 ターボという構造自体は F1 とほぼ同じですが、インディ用は見慣れた形状をしています。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

で、こちらが F1 用のパワーユニット。インディとは全く違う、複雑なデザインであることが一目で分かります。
V6 ターボエンジンの上下にエネルギー回生システムである MGU-K・MGU-H とエナジーストア(バッテリ)を抱えた大がかりなシステム。通常のエンジンとは桁違いのコストがかかることはもちろんのこと、この構造を空力優先で小型化した結果ホンダの三年間がどうなったか...ということを、実物の PU を見て改めて痛感しました。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

二輪車も展示されていました。こちらは MotoGP チャンピオンのマルク・マルケス車。傾けて展示した実車に跨がって MotoGP レベルのリーンインを体験できるというもの(笑。バイクに乗り慣れない女性なんかはまともに跨がっていられない角度でした。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

そして全日本モトクロス選手権のホンダワークス、山本鯨選手の実車。山本選手は先日のオフビで築いたリードを最終戦まで守り発の IA1 年間チャンピオンに輝いたとのことで、このモーターショーでは凱旋展示となりました。
私は今までほぼ四輪にしか興味がなかったので二輪展示はスルーしていましたが、今では二輪もまじまじと見るようになりました(笑。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

バイクをよく見ると、カウルには細かい擦り傷が無数にあり、エキパイには泥がこびりついています。先日の菅生での最終戦はどろんこ祭りのようなコンディションだったようですが(笑)、激闘ぶりがこのマシンの状態からも伝わってきます。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

続いてルノーブース。こちらにも F1 マシンが展示されていました。
ノーズ先端には「R.S.17」と書かれていますが、こちらもホンダブース同様昨年の R.S.16 をリカラーしてショーカー化したもの。カーナンバー「30」となっていますが、当のジョリオン・パーマーは既に更迭されてレースに出ていないのが哀しいところ。

あ、そういえばメルセデスブースを見てくるのを忘れた...あそこにも F1 マシンが展示されていたらしいんですが。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

ブリヂストン/ファイアストンブースにもインディの琢磨車がありました。こちらはモックアップのようです。
琢磨のインディ 500 優勝はモータースポーツファンくらいにしか話題になっていないように感じていましたが、やっぱり日本の自動車業界的には大ニュースだったことを実感しますね。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

ファルケンブースにはエアレースの室屋義秀のジブコ・エッジ 540 V3 が展示されていました!
佐藤琢磨と並び、今年のモータースポーツで大きなニュースとなったシリーズチャンピオン獲得。車の展示会でもこれだけ大きく扱われるとは。

東京モーターショー 2017

[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]

しかしよくみるとキャノピーは黒塗りだし、エアインテークは閉じられているし、これは実機ではなくモックですね...。タイトルスポンサーであっても実機を手配するのは難しかったということでしょうか。
まあ、エアレースは実機を間近で見る機会はそうそうないので、実機のサイズ感が分かるというだけでも貴重ではあります。

というわけで、モーターショーレポートはもうちょっとだけ続きます。

投稿者 B : 23:17 | F1 | Photograph | Soliloquy | Vario-Tessar E 16-70/F4 ZA OSS | α6000 | コメント (0) | トラックバック