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2019/06/30 (Sun.)

S85 の世界

Batis 1.8/85

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Batis Sonnar T* 85mm F1.8 ]

この週末はあいにくの天候でしたが、ついに手に入れた Batis 85mm を試すべく外に出てきました。雨に濡れた紫陽花を撮りたいと思いつつこれまで撮れずじまいだったから却って良かったかな。
85mm は花を被写体にするには寄り切れないことが多いんですが、紫陽花くらいのサイズならマクロ的に撮らなければなんとかなります。むしろまだ撮影に堪える状態の花を探す方が大変でした。

Batis 1.8/85

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Batis Sonnar T* 85mm F1.8 ]

Batis 85mm は EVF を覗いた時点で既に画質がいいことが判る、撮っていて気持ちの良いレンズです。フォーカスはビシッと合っているのにボケが硬くなったり暴れたりせず、画全体のまとまりが良い。Planar のとろけるけど構図次第では暴走もするボケよりも御しやすい感があります。

Batis 1.8/85

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Batis Sonnar T* 85mm F1.8 ]

ピント面からなだらかに溶けていくボケが心地良い。2015 年発売のレンズのはずなのに描写があまり現代のレンズっぽすぎないのは、現行レンズにしては珍しく非球面レンズ不使用という設計によるところが大きいのではないでしょうか。個人的には小型軽量化やシャープさの追求のために非球面レンズを使うこと自体は否定するつもりはありませんが、Batis のこのナチュラルな描写を見てしまうと無理してないレンズっていいなあ、と思いますね。

Batis 1.8/85

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Batis Sonnar T* 85mm F1.8 ]

中望遠の定番 85mm F1.4 のレンズの多くは、絞り開放付近で撮ることで世界から被写体だけを浮かび上がらせるような、特別な存在感を発する画を撮ることができます。いっぽう開放 F1.8 なこの Batis はその次元までは行けませんが、ツァイスらしいコントラストとヌケの良さも相まって力のある画を出してくれる。丸一日でもこれ一本であちこち撮りに行きたい気にさせてくれるレンズだと思います。もっとガッツリ撮りに行ける晴れの日が待ち遠しくなりました。

投稿者 B : 21:58 | Batis 85/F1.8 | Photograph | α7 III | コメント (0) | トラックバック

2019/06/29 (Sat.)

ZEISS Batis 85mm F1.8

今年のセルフ誕生日プレゼントは念願のこれにしました。

ZEISS / Batis 85mm F1.8 E-mount

ZEISS Batis 85mm F1.8

カメラ関係で三脚やストラップ以外の機材を買ったのは去年の α7 III 以来一年ぶり。レンズに至ってはシグマ Art 85/F1.4 以来二年ぶりという、いかに最近カメラ買っていないかということですね。写真は相変わらず撮ってますが。

85mm 前後の焦点距離のレンズは既に何本か持っているものの、F1.4 級のものは重くて。シグマなんかは本当にここぞという場面でないと持ち出すのさえ億劫になります。娘たちが大人しく撮らせてくれるのもあと何年だろうと考えると、旅行等に気兼ねなく持っていける 85mm がずっと欲しかった。
E マウント用のコンパクトな 85mm というとソニー純正の FE85/F1.8 も比較的安価で高画質と評判ですが、ツァイス信者としては Batis しか眼中にありませんでした(笑

ZEISS Batis 85mm F1.8

ソニーから出てくるレンズは近年めっきり G/G MASTER 銘ばかりになり、ツァイスブランドのものは久しく登場していません。これはツァイス社との共同開発になるソニーツァイスレンズでは新しい硝材や機構の採用が一部制限されるため、自社判断だけで開発できる G/G MASTER の比率が高まっているという話を聞いたことがあります(もちろんツァイスが近年自社販売のレンズに注力しているというビジネス上の関係性によるところもあるでしょうが)。
ともあれ、純正 FE レンズの高くてデカくて重いレンズばかりになってきた状況をみると、必然的に α7 用レンズとしての Batis のバランスの良さが光って見えてくるわけです。

ZEISS Batis 85mm F1.8

手持ちの AF 対応 85mm レンズ群。シグマ Art 85/F1.4 は規格外の大きさ重さなので置いといて(笑、Batis は A マウント用 Planar 85/F1.4 とほぼ同じ大きさ。まあ Planar のほうは AF モーターも光学手ブレ補正も搭載していない時代のレンズです。Planar はピントが薄くて収差も多く扱いが難しいレンズでしたが、対する Batis は若干暗いけどその代わり軽いし収差も少ないし、活躍の場は多いはず。Planar もすごく好きなレンズではあるので今後も使うつもりですが。

ZEISS Batis 85mm F1.8

α7 III に装着するとサイズ感といい重さといい、とてもバランスが良い。他マウントとの共通設計ではなく最初から α7 シリーズとの組み合わせを前提に作られたレンズならではのマッチングの良さを感じます。やっぱり個人的な感覚としてはこのくらいのサイズ感が日常的なスナップカメラの限度だと思います。

レンズ構成としては Sonnar タイプで、Planar の柔らかさとは対照的なシャープでコントラストの高い画質が期待できます。

ZEISS Batis 85mm F1.8

Batis シリーズはレンズの距離指標窓にアナログメーターではなく OLED を搭載しています。今でこそキヤノン EF70-300 F4-5.6 II に液晶表示が搭載されていたりしますが、ここにデジタル表示を持ち込んだのは Batis が初めてだったはず。カメラの起動時にこの窓に一瞬だけ「ZEISS」と表示されるのが、ツァイス信者的には心躍ります(笑

ZEISS Batis 85mm F1.8

OLED には MF/DMF 時に被写体との距離および被写界深度が表示されます。実際使ってみるとアナログ式よりも一目瞭然で良いですねこれ。
まあ EVF 撮影時にはピントと被写界深度は目測で合わせてしまいますが、ライブビューを使ってウエストレベル撮影時なんかはチルト液晶とこの OLED の療法を確認しながら撮れて良さげです。

ZEISS Batis 85mm F1.8

標準~中望遠域好きな私としては念願のレンズを手に入れられて満足です。おそらくこれと Sonnar FE 55mm が私の α7 III で最も稼動率の高いレンズになるでしょう。なんかそれ以外のレンズは大幅に見直しても良いような気がしてきました...。
しかし一方で、純正レンズ以上に α7 III との組み合わせがしっくり来る様子を見ていると、同シリーズの 40mm F2 あたりも揃えたくなってきてしまいました。やばいやばい(汗

投稿者 B : 21:42 | Camera | My Equipment | コメント (0) | トラックバック

2019/06/28 (Fri.)

TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD

タムロン、フルサイズEマウントレンズ「17-28mm F/2.8 Di III RXD」を正式発表 - デジカメ Watch

TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD

タムロンがフルサイズ E マウント向けの大口径広角ズームレンズ「17-28mm F/2.8 Di III RXD」を発表しました。

既発売の「28-75mm F/2.8 Di III RXD」と同シリーズとも言えるレンズで、ズーム域を控えめにする代わりに F2.8 の大口径と軽量化を両立しています。光学は物理学なだから明るさ・重さ・価格(ズームレンズの場合はさらにズーム域も)を全て並び立たせることは難しいわけですが、このシリーズはズーム域をそこそこに抑えてその他の要素を優先するという思想。まあ光学手ブレ補正なし・デジタル補正前提といったトレードオフはありますが、28-75mm の評価を参考にするならば α7 II 以降ならボディ内補正は使えるし画質も一般的な用途ならこれで十分以上、というレンズに仕上がっていそうです。

タムロンはサードパーティレンズメーカーという性質上シグマと比較されがちですが、近年のシグマがとにかく画質重視で重さは三の次という方向に尖っていったのに対して、タムロンはこのシリーズで「軽い大口径ズーム」というポジションを得ることに成功しそうです。個人的にはちょっと前のタムロンはリブランディングや外装デザインの変更の方向性がシグマの後追い感が強くてあまり好きになれなかったんですが、こうしてちゃんと独自の立ち位置を築こうとする姿勢には好感が持てます。特にフルサイズ E マウントレンズに関してはソニー純正も画質重視のデカくて重いレンズばかりなので(ある意味シグマとキャラが被っている)、そうではない選択肢としてはよく考えられた商品企画。17-28/F2.8+28-75/F2.8 の二本を合わせても 1kg 未満という軽さはかなり魅力的です。

私は今までタムロン製レンズは買ったことがないんですが、E マウントレンズとしては以前から 24-70/F4 を買い換えたいし、ネイティブの広角ズームレンズは持っていないし、この二本にはけっこう惹かれるところ。とりあえず 17-28mm が店頭に並んだら触りに行きますかね。

投稿者 B : 22:28 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2019/06/27 (Thu.)

Sony MDR-M1ST

ソニー、新たなスタジオモニターヘッドフォン「MDR-M1ST」。中域に骨太感 - AV Watch

MDR-M1ST

ソニーのスタジオモニターヘッドホンに新型が発表されました。

スタジオモニターというとハウジングに赤帯が入ったソニー MDR-CD900ST が代名詞的存在で、今でも PV 等でさまざまなアーティストがこのヘッドホンを掛けている姿を見ることができます。しかし最初にこのヘッドホンが作られたのは型番にもあるとおり CD 全盛の 1989 年のことで、実に三十年前(一般販売されたのは 1995 年)。しかし今や音源は CD フォーマットを超える情報量をもつものも一般化していますし、そもそもデジタル音源が当たり前になった今「for DIGITAL」表記もないでしょう。こういう環境下でようやく CD900ST を置き換える(CD900ST も併売されるようなので正確には上位機種になるのかな)モニターヘッドホンが出てきたことになります。

外観は全体的な印象としては MDR-CD900ST のそれを踏襲しながらも、やや古臭くなっていたディテールに現代的なアレンジを施して再構成されています。またケーブルも着脱式になり、そういう点でも現代的なスペックになっていると言えます。ドライバは CCAW ボイスコイル採用の 40mm ユニット+ネオジウムマグネットということで、詳細は明かされていませんが MDR-1A シリーズと共通の部材を使っている可能性が高そうですね。同じユニットを使っていても MDR-1A シリーズと MDR/WH-1000X シリーズとでは音の味付けが違ったりするので、この M1ST もまた違った方向性に仕上げられているのではないでしょうか。

私は MDR-CD900ST とその海外向けモデルである MDR-7506 を持っているのでこの M1ST もすごく気になるところ。でも自宅でのリスニング用としては MDR-1A を気に入っているので、ストイックな出音が想定される M1ST が入り込む余地はないだろうなあ...。とはいえ、ソニーのスタジオモニターシリーズユーザーとしてはどこかで一度試してみたいところです。e イヤホンに並んだら試聴しに行こうかな。

投稿者 B : 22:01 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2019/06/26 (Wed.)

渋谷 麺飯食堂 なかじま

渋谷駅の東口と新南口の間に、いい店を見つけました。

麺飯食堂 なかじま

麺飯食堂 なかじま

渋谷周辺で何か食べようと考えつつ歩いていたときに、うまい店オーラを発していたのがここ。ビルの外装改修中でもいい店っぽい雰囲気と流行ってる感じの活気が溢れ出しています。
「麺飯食堂」という、飲みメインではなくあくまで食事を出す店と主張しているのもいい。これはちょっと入ってみようじゃないですか。

麺飯食堂 なかじま

なるほど、担々麺がオススメなのか。しかも辛めとまろやかの二種類。
担々麺好きとしては、ここまで前面に出されると試さざるを得ません。

他にも「ホイコーロー」「カニレタス炒飯」...心惹かれる中華ワードが目白押し。

麺飯食堂 なかじま

渋谷の駅近にありながらほとんどのメニューが 800 円前後というのはちょっと信じられない安さ。
そして担々麺以外も見るからに美味しそう。

麺飯食堂 なかじま

店内はカウンター席中心でテーブルが三つほど。それほど広いわけではありません。
お客さんは一人〜二人連れが多く、男女比も年齢構成も幅広い感じ。この近くで働くたくさんの人に愛されているのが伺えます。

カウンター越しの厨房ではさまざまな料理が手際良く仕上げられていきます。
「この店に来たお客さんにうまいものを食べさせたい」という意気込みが伝わってきます。

麺飯食堂 なかじま

今回頼んだのはもちろん担々麺(辛め)。
ゴマとラー油の対比に、盛り付けまで美しい。これは見るからにうまそうです。

麺飯食堂 なかじま

胡麻をたっぷり使った香りのいい、深いコクのあるうまさ。「辛め」の名の通り辛すぎない、けど食べていくうちに身体が内側から燃えてくるような芯のある辛さ。
麺はやや太めの縮れ麺。スープをしっかり受け止めつつ麦の味も感じられる、私好みの麺。

この担々麺、すごく美味しい。気に入りました。

麺飯食堂 なかじま

サイドメニューで餃子も頼んでみました。

見た目どおりオーソドックスな味ながら、皮を破ると中からスープがジュワッ。この旨み。
本当に美味しいものは変にアレンジしなくても、王道のまま熱々で食べるのが一番うまい。そう主張しているかのようです。

麺飯食堂 なかじま

期待していた以上に美味しかったので、何度か通って他のメニューもいろいろ試してみました(笑

こちらは担々麺(まろやか)。
え、これが担々麺...?と訊き返したくなるような見た目。まるでとんこつラーメンのような白濁したスープ。
でもスープ以外は確かに「辛め」の担々麺と同じ構成に見えます。

麺飯食堂 なかじま

なるほど...胡麻の風味を生かした濃厚塩ラーメンスープ、という感じ。コクがあって、辛味抜きでも十分うまい。
これは辛いのが苦手な人でも楽しめる担々麺だし、なんなら辛いもの好きだけど食べると汗かいちゃって困るような日はこっちも良いかも。

他の店ではなかなか出会えないマイルド担々麺、面白い。

麺飯食堂 なかじま

そしてさらに担々麺。続いて季節限定の冷やし担々麺です。
通常の担々麺とは全然違う見た目、むしろサラダっぽい盛り付けで出てきたこれが冷やし担々麺?

しかしこの野菜の下に冷たい担々麺が隠されています。

麺飯食堂 なかじま

よーく混ぜていただきます。

冷たいけれどけっこうしっかり辛め&濃い胡麻風味、確かにこれはあの担々麺の系譜。それにいろんな野菜のシャキシャキ感が体に良さそう。
食欲減衰しがちな夏場はこういう冷やし麺が嬉しいんですよ。

麺飯食堂 なかじま

麺類以外もいってみよう。こちらはおつまみメニュー扱いの鶏の香味揚げ。これが ¥500 ってちょっと反則級じゃないでしょうか。

竜田揚げっぽくカリッと仕上がった衣から、焦がし醤油っぽい香りが漂ってきて食欲をそそります。
これはビールが欲しくなる味だけど、おかずとしても秀逸。

麺飯食堂 なかじま

それをおかずにいただくのはカニレタス炒飯。
カニはあくまで風味付け程度ながら、街中華らしい王道の炒飯にレタスの食感が変化を生んでイイ。
変化球よりもこういうど真ん中の炒飯が食べたい日ってあるよね。

麺飯食堂 なかじま

炒飯には当然のように中華スープつき。

こういうスープがうまい店の中華に外れなし。

麺飯食堂 なかじま

それから好きなご飯もの+麺を組み合わせて注文できる日替わり定食。今回はホイコーロー丼を選んでみました。

これもまた、期待に違わぬ濃い味付け。豚バラに白い飯、最強。
レンゲでワシワシ食べずにはいられないおいしさ。

でも隣のお客さんが食べてたスタミナ丼(豚バラ+ニンニクの芽)もめちゃくちゃ美味しそうだったなあ。今度はあれ食べてみよう...。

麺飯食堂 なかじま

ホイコーロー丼とバディを組ませるミニ麺は醤油ラーメンをチョイス。
担々麺とは打って変わって、中華料理ではなく東京の「中華そば」っぽい素朴さが好き。そう、この店の中華は本場のじゃなくて日本人に最適化されたうまさで、逆にそれが私の琴線に触れるんです。

本当にどの料理も外れなし。もし近くで働いていたら、ランチは週二でここに来ちゃうだろうなあ。
通いつめて全メニュー制覇したい勢いで気に入りました。今後、渋谷で一人飯する際は選択肢の第一位に置いておきたいお店です。

ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:30 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

F1 フランス GP 2019

F1フランスGP決勝:ハミルトン、"貫禄の"4連勝。レッドブル・ホンダのガスリー、繰り上がりで10位

この前のモナコとカナダが接近戦だった反動もありますが、今回のフランス GP は今シーズン最も退屈なレースだったと言って良いでしょう。

予選からメルセデスの二台が圧倒。まあこれ自体はいつものことですが、今回はいつも以上にフェラーリとレッドブルがメルセデスについていけておらず、メルセデスだけが別カテゴリ状態。フェラーリに至ってはヴェッテルが予選 7 番手に沈んで決勝が始まる前から勝負になっていなかった感が強いです。決勝でもメルセデスの二台、特にハミルトンが大差をつけて優勝し、波乱らしい波乱もナシ。
今季のメルセデスはどのサーキットでも一定以上に速く、また全 10 チーム中で最もピレリタイヤとの相性がいいマシンを持っています。一方でフェラーリはカナダまでは毎戦何らかの形でチームやドライバーがミスを犯して勝利を逃してきましたが、今回はミスらしいミスもない中での完敗。ドライバーズランキングではヴェッテルがハミルトンに 70pt 以上の差をつけられ、コンストラクターズに至っては 140pt 差ということでシーズン 1/3 を過ぎた時点でもはやチャンピオンシップ終了のお知らせが聞こえてきそうな状況です。メルセデスのチーム内バトルに関してもハミルトン 6 勝 vs. ボッタス 2 勝で、ボッタスにシーズン序盤の勢いが感じられないのが残念。もう少し拮抗しないと夏休み前にタイトルが事実上決まってしまいそうな差がついていて、もはやタイトル争いを軸に今季の F1 を見る意味はないですね...。

一方で中団争いはまた戦況が変わり、今回は地元ルノー PU 勢の躍進が目立ちました。なんたってマクラーレンが予選 4・5 番手からの 5・9 位、ルノーワークスが 8・13 番手からの 8・10 位フィニッシュ(ただし 10 位のリカルドはレース後のペナルティで 11 位降格)ですからね。シーズン序盤に好調だったアルファ/レーシングポイント/ハースが徐々に勢いを失いつつあり(アルファは今回ライコネンが入賞したけど)、対照的にルノー勢が台頭してきて勢力図がまた分からなくなってきました。その中でトロロッソ・ホンダは常に入賞圏前後のレースを続けてはいるものの、なかなか大量得点できていないのがちょっと辛い。STR14 のポテンシャルは高いはずなので、うまく使いこなしていってほしいところです。

そのトロロッソも含めたホンダ勢ですが、このフランスへは「スペック 3」PU をアルボン車以外の 3 台に持ち込んできました。これは ICE とターボの両方をアップグレードしたもので、ターボに至っては IHI との協業に基づき航空機向けエンジンの技術を応用した改良版とのことで期待されました。またレッドブルのほうは車体側にもアップデートを施したとのこと。
が、これが期待されたような結果には結びつかず、フェルスタッペンの 4 位フィニッシュがやっと。ガスリーは 11 位フィニッシュ(リカルドのペナルティに伴い繰り上がりで 10 位入賞)、トロロッソは 14-15 位フィニッシュというのはあまりにも残念。スペック 3 が本当にどこまでのパフォーマンス向上を果たしているのか?という疑問もありますが、両チームともまだ新 PU のマッチングが進んでいないこと、ガスリーは未だに RB15 に乗り切れていないことが原因かと思われます。こうしてみると常にマシンから 100% 以上のものを引き出して走れるフェルスタッペンは別次元のドライバーだなあ...としみじみ感じます。

今週末はもう次のオーストリア GP。レッドブルのホームレースだから両チームにはがんばってもらいたいところですが、パワーユニット性能とダウンフォースの両方が求められるサーキットだからどこまで結果に結びつけられるか。天候が変わりやすいサーキットでもあるので、雨がらみで面白い展開になってくれることを期待します。

投稿者 B : 22:00 | F1 | Season 2019 | コメント (0) | トラックバック

2019/06/25 (Tue.)

WALKMAN 40th

ウォークマン40周年イベントが銀座で。歴代機登場、限定ブックレットも - AV Watch

来週の 7 月 1 日でソニーのウォークマンが 40 周年を迎えるとのこと。それに合わせて Ginza Sony Park(ソニービル跡地)でイベントが開催されるそうです。

ついに 40 周年ですか。それは即ち「外でイヤホン/ヘッドホンで音楽を聴く」という文化が生まれて 40 年経つことを意味するわけで、考えようによってはその後の iPod のヒットから続く Apple の復活も、ハイレゾや Bluetooth オーディオの流行もウォークマンなしには生まれなかったと言えるのかもしれません。特に私を含む現代人は自宅でゆっくり音楽に聴き入るよりも外出時にスマホや DAP で聴いている時間のほうが圧倒的に長いわけで、ウォークマンがなかったら音楽そのものをほとんど聴かない生活を送っていた可能性すらあります。そういう意味ではウォークマンには敬意と感謝しかありません。
しかし最近家電量販店の DAP コーナーに行っても iPod touch さえも存在感がなくなっていて、ほとんどウォークマンコーナー+Astell&Kern や FiiO などの大陸勢(A&K は韓国系だけど)がちらほらという状況なのが本当に寂しい限り。もはや一部マニア以外は専用機では聴かなくなってしまったんでしょうね。特にスマホからヘッドホンジャックがなくなり Bluetooth 接続がメジャーになってきて、音質を BT レシーバやトゥルーワイヤレスイヤホン側が司るようになればさらにその傾向が加速するのは仕方のない話だと思います。

それでも私はまだまだ専用機派。現在使っているのはウォークマン NW-A35 と Shanling M0 で、ウォークマンのほうはそろそろ二年半ほど経ちますが、去年「来年 40 周年なので今年はスルー」というコメントをいただいて以来一年間待っていた身としてはウォークマン 40 周年記念モデルの登場を期待するわけです。こんなイベントまでやるくらいだから出さないわけはないですよね?ただ、最近のソニーの傾向からして記念モデルは WM1 シリーズだけで発売、みたいなことをやりかねないのが怖い(;´Д`)ヾ。一般人でも買えるクラスのやつでよろしく頼む...。

とか Twitter で呟いていたら、こんなツイートを見かけて首がもげそうなほど同意してしまいました。

初代 TPS-L2 をメモリ内蔵タイプでミニサイズの DAP にする、というのはアリ。というかそれ出たら買います(笑。

私はあまりこの blog で懐古ネタをするのは好きじゃないんですが今回は敢えて書くと、私の人生初ウォークマンはうろ覚えながら確か「WM-101」。当時小学生だったから自分で買ったものではなく、当時 AV 機器オタクだった叔父が持っていたものをねだって譲ってもらったものだったと記憶しています。その後自分で買ったのはパナソニックやケンウッドの製品だったので、カセットタイプのウォークマンで持っていたのは唯一これだったなあ。

それ以降の CD/MD 時代のものはまだ捨てずに持っているものが多いので、いくつか引っ張り出してきてみました。

D-E01

まずはウォークマン 20 周年モデルとして発売された CD ウォークマン「D-E01」。まじかこれもう 20 年前なのか...。

ジャスト CD サイズの真円型デザイン、かつポータブルなのにスロットローディングという近未来感に惹かれて買わざるを得ませんでした。メカメカしいデザインとかイジェクトレバーを押したときに程良い重さを伴って CD が排出される感触とか、今でも触っていてワクワクする機種です。

MZ-E10

MD ウォークマン 10 周年というちょっと微妙なアニバーサリー(笑)で発売された「MZ-E10」。ほぼ MD ジャケットサイズという当時の(そして多分その後破られていない)世界最小・最軽量モデル。この薄さを実現するために本体にヘッドホンジャックはなく、平形の端子から繋がるリモコン経由でしかヘッドホンが接続できないという大胆な仕様でした。
しかし我が家の MZ-E10 はリモコンが行方不明(ぉ。たぶん家の中を探せばどこかにあるとは思いますが、そもそも MD のディスク自体かなり処分してしまったこともあってリモコンを捜索するモチベーションはありません...。

D-EJ2000

これは記念モデルではありませんが、当時の世界最薄・最軽量を記録した CD ウォークマン「D-EJ2000」。
真円ではないものの D-E01 よりもかなり薄く軽かったので D-E01 からの乗り換え先として使っていました。当時はハイエンドモデルはなんでもマグネシウム外装でしたね。E01 ほどの高揚感はなかったけどスーツのポケットに入れられるほど薄く軽かったのが重宝しました。

MZ-E900

高圧縮フォーマット MDLP に初対応しつつ、ウォークマンロゴを「W.」に刷新した初号機「MZ-E900」。社会人一年目に職場近くの川崎ヨドバシで買って帰ったのを今でも覚えてます。
これは本当に気に入っていて、内蔵モーターが一度壊れても修理して使い続けていました。私はこういうシンプルで象徴的なデザインの機器に強く惹かれる傾向にあるんだと思います。

MZ-R55

これは大学時代にメインで使っていた「MZ-R55」。高校時代に使っていたケンウッドから久しぶりにウォークマンに戻ってきた機種です。
当時は音楽をやっていてマイク録音必須だったから録再機。それまでソニーの録再機は横長デザインだったのが、この機種で大幅に小型化されてほぼスクエア形状になりました。それまで使っていたケンウッド機よりもかなり小型軽量になったことと、Cyber-shot や VAIO、PlayStation の影響で自分自身がソニー寄りになっていたため乗り換えました(笑。

MC-P10

あとこれはウォークマンではありませんが、私が初めて使ったメモリタイプの DAP である「VAIO Music Clip」。内蔵メモリが 64MB しかなくて使い勝手は悪かったけど、初代メモリースティックウォークマンとほぼ同時期にメモリ内蔵にすることでこれだけコンパクトかつスタイリッシュになる、という点で私はメモリースティックウォークマンよりもこちらが好きでした。当時はまだデジタル音楽データのコピーガードがかなり厳しい時代で特に転送ソフトの使い勝手が悪かったのがネックだったなあ。この後登場した iPod にウォークマンがシェアを急激に奪われていくことになるわけですが、それはまた別の話。

これらの機器はもう使わなくなってしまった今でもどうしても手放せずに取っておいてあるものですが、40 周年記念モデルが出るとしたら、それもこれらのように思い出に残る機種であることを願っています。

投稿者 B : 23:40 | Audio & Visual | WALKMAN | コメント (2) | トラックバック

2019/06/24 (Mon.)

ガールズ&パンツァー 最終章 第 2 話 [極爆] @シネマシティ

立川方面に行く用事があったので、ついでにシネマシティでガルパン最新作を観てきました。私もいつの間にかすっかりガルパンおじさんです。

ガールズ&パンツァー 最終章

ガールズ&パンツァー 最終章

ガルパンはいいぞ、で済ませるのもアレなので、あまりネタバレになりすぎない範囲でちょっと感想を書いておきます。

今回は第 1 話の続きで BC 自由学園との後半戦。前作では BC 自由学園の芝居に完全に翻弄されていた大洗女子が難局を乗り切り反攻に出る局面です。騙し討ちには騙し討ちを...という具合に得意のゲリラ的戦法で攪乱に出るのが大洗らしいところ。終盤はガチンコの撃ち合いもある激しい戦車戦が繰り広げられます。戦闘終盤のやり合いはかなりケレン味があって良かったなあ。
また BC 自由学園の隊長マリーが第 1 話では鷹揚な態度でケーキを食べているだけだったのが、第 2 話ではいろんな意味で見せ場が多い。キャラ立ちという意味ではあのダージリン様を超えてきたんじゃないでしょうか(笑。戦車戦パートで時折見せるリーダーらしい動きとギャグパートでのとぼけぶりの対比がすごくて、最終章からの新キャラでありながらガルパンが持つ「甘じょっぱい」世界観を凝縮したようなポジションだと思います。

大洗 vs. BC 自由学園の後は二回戦。第 2 話でも二回戦の途中までで「つづく」になります。どこと戦うかは劇場でのお楽しみということで伏せておきますが、対戦相手の名前を聞いたときに想像したのとは全く違う試合になっていて手に汗握る。シリーズ初の夜戦、かつ登場する戦車にも新機軸があって、今までのパターンとはまた違います。
二回戦の途中まで観て気付いたのは、テレビシリーズは無名の弱小校である大洗が奇策や奇襲を駆使して強豪校をどう倒すかでドラマを作っていたのに対して、最終章では既に王者である大洗がライバル校の挑戦を受けて立つ構図にすることで、ライバル校側の成長を描いているということです。まあ一度上り詰めてしまったらもう一度同じ構造の物語は作れないのがスポーツものの宿命だからこういう作りになるのは分かりますが、本作のラストシーンであの学校が見事なまでに変わることができた描写には、ちょっと感動してしまいました。

なお第 3 話については公開時期も含めまだ何も発表されていませんが、二回戦の決着が付いた後の三回戦の相手は継続高校では?と予想しておきます。

シネマシティ

なお今回視聴したハコはシネマ・ツーの b studio。G 列中央ちょい右というポジションで、スクリーンは見上げずに済む位置だけどあと 1~2 列前のほうが映像の迫力はあるかなあという印象。ただ音響的には G 列の方が中央に近い分サラウンド感は自然でしょう。
前作鑑賞時に利用した a studio とは機材の構成が違っていて、席数が少ない分 b studio のほうがスピーカは大人しめ。代わりにサブウーファはなんと 6 発(!)もあり、a studio に負けない勢いの重低音が腹底に響きました。

シネマシティの極上爆音上映は戦闘シーンは本当に迫力で、まるで戦車の主砲の口径がそれぞれ 1~2 段階ずつ上がったかのようなパワフルさがあります。また爆音なのに台詞等はボワつかずクリアに聞こえていいですね。やっぱり立川は遠いけどわざわざ観に来る価値がある。第 3 話上映の際にもなんとか機会を見つけて立川まで来れればと思います。

投稿者 B : 23:59 | Anime | Movie | コメント (0) | トラックバック

2019/06/23 (Sun.)

TRN BT20 左右チャンネルの再ペアリング手順

左右独立型 Bluetooth アダプタ TRN BT20 ですが、ある日突然左右チャンネルのペアリングが解除されてしまうという現象に遭遇しました。

TRN BT20

あるとき鞄から取り出して音楽を再生してみると、何故か左側からしか音が出ない。どうやら鞄の中でボタンが何かに押されて左チャンネルだけ電源が入り、独立して DAP と接続されてしまった模様。
電源オフオンや DAP 側で Bluetooth ペアリングのリセットを何度かやり直してみましたが、どうやっても左右のペアリングが復活しない。スマホ/DAP 側から Bluetooth デバイスをスキャンしてみるとデバイス名「TRN」が二つ発見されます。この状態で使うとそれぞれ片耳用の Bluetooth レシーバとして使えるようで、それはそれで使い道がありそうにも思えます(笑。

TRN BT20

しかしこのままでは音楽用途の BT レシーバとして使うことができず都合が悪い。ググってみたところ同様の症状に悩まされている人は少なくないようですが、少なくとも取説や Amazon の販売ページに書かれている手順ではどうやっても接続できないようです。

手順を変えながら何度も試してみても左右が再ペアリングされません。それでも諦めずに調べた結果、こちらのサイトの記述を参考にやってみたところ、うまくいきました!

【中華イヤホン】TRN BT20 ペアリング - Fascinated with Tofu

TRN BT20

補足含めまとめておくと手順は以下の通り。

  1. 電源オン状態から両側のマルチファンクションボタンを 10 秒ほど長押し。「テン・テン・テテン↓」という下降音階系のビープ音が一度鳴る。このタイミングでスマホ/DAP とのペアリング設定や音量設定などがリセットされる
  2. そのままボタンから手を離さずに 3 秒ほど押し続けるともう一度「テン・テン・テテン↓」が鳴る。この段階で左右のペアリング設定がリセットされ、電源がオフになる
  3. 電源オフ状態から両側のマルチファンクションボタンを 5 秒ほど長押し、「Power on」→「Pairing」という音声アナウンスが流れ、BT20 本体の LED が青赤に交互に点滅する
  4. この状態で両側のマルチファンクションボタンをシングルクリック。そうすると左右チャンネルの再ペアリングが行われる。本体 LED は右側が 1~2 秒青点滅して消灯(このタイミングで再ペアリング完了)、左側が青赤点滅(スマホ/DAP とのペアリング待機状態)になる
  5. スマホ/DAP から Bluetooth デバイスをスキャンし再接続する

TRN BT20

左右の再ペアリングが完了するとホスト側デバイスからは「TRN」のデバイス名は一つだけ見えるようになります。
いやー、手こずったけど再設定できて良かった。一回目の「テン・テン・テテン↓」で左右ペアリングまで含めてリセットされると思い込んでいたので、その後さらに押し続ける必要があるというのは盲点でした。最初に情報をまとめてくださった上記サイトの方には本当に感謝しかありません。あのまま再設定できなかったら自棄になって BT20S のほうを買ってしまうところでした(ぉ

トゥルーワイヤレスイヤホンといえばソニー WF-1000X 後継機種に関する信憑性の高い噂も出てきていますが、正式に発売されるまでは BT20 でいこうと思います。

投稿者 B : 20:20 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2019/06/22 (Sat.)

million dollar flower

million dollar flower

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

天候的には今まさに梅雨のピークという感じですが、その梅雨の象徴である紫陽花の花はそろそろ見頃を過ぎつつあります。
それでも 6 月生まれとしては親近感がある花だけに、性懲りもなく撮ってしまうわけです。

million dollar flower

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G ]

紫陽花は英語圏では「million dollar flower」と俗称されるらしいですね。
花がたくさんつく様子を札束に見立てているとか。なんとも豪勢な発想ですが、日本の梅雨時のスッキリしない感覚からはちょっと出てこないネーミングだと思います。

million dollar flower

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 45mm F2 G ]

紫陽花って昔はどこにでも咲いている代わりにいわゆる球状に房をつける青や紫の種類しか見かけなかった記憶がありますが、近年はそこらじゅうにいろんな種類の紫陽花を見ることができます。それだけ多くの人に愛されている花なのでしょう。

million dollar flower

[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 45mm F2 G ]

そろそろ気温 30℃ を超える日も出始めて休日に写真を撮りに出かけるのも億劫になりがちなので、本格的な夏が来る前にできるだけカメラを持って外出しておこうと思います。

投稿者 B : 22:42 | Photograph | Planar 45/F2 G | Sonnar 90/F2.8 G | α7 III | コメント (0) | トラックバック

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