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UQ WiMAX UD01SS

抽選に外れてから一ヶ月。結局別途申し込んでいた USB 端末が届きました。もうあちこちにレビューが上がっているので今さらではありますが、軽く書いてみます。

UQ WiMAX / UD01SS

UQ WiMAX UD01SS

やや過剰包装気味(まあ、新サービス立ち上げでもあるし、OOBE:Out-Of-Box Experience のもてなしとしてはアリか)のカートンに、シンプルな USB 端末がちんまり入っていました。あとは取説とセットアップ CD-ROM くらいのもので、送られてきた外箱(一回り大きい段ボール)に「ごあいさつ」「最初にお読みください」「納品書」の 3 枚が同梱されているだけ。試験サービス期間に UQ コミュニケーションズが提供する端末は、出荷時点でネットワーク登録が済んでいるのでここまでシンプルに済ませられるのでしょうが、本サービスでは複数の MVNO がサービスを展開する見込みなので、そうなると登録手順とか回線プランとか、いろいろややこしくなるんじゃないかと思います。

UQ WiMAX UD01SS

端末は一回り大きい USB メモリといった風情でとてもコンパクト。ブルーに光る LED が若干うっとおしいですが、デザインもそんなに悪くないです。

EMONSTER+WMWifiRouter でモバイル PC データ通信をしている私ですが、最近は仕事柄それほど使用頻度が高くないこともあって、いざ使おうと思ったときに EMONSTER のバッテリが切れている or 切れかかっていることが多く(´д`)、USB タイプの白ロム端末でも買うかーと思っていたのですが、WiMAX が本当に使い物になりそうなら、この端末をメインにして EMONSTER の解約も考えるかも。それで代わりに iPho(ry


ネットワークに接続してみました。

UQ WiMAX UD01SS

コネクションユーティリティの画面は↑のような感じ。電波強度表示のアンテナは 6 本(かな?)ありますが、私が試してみた限り 1~3 本程度の表示がせいぜい。基地局はまさに現在鋭意増設中といったところで、これから都内はどんどん増えていくと思いますが、現時点ではまだまだ「使えるところを探す」といった感覚です。また、電波が届く場所であっても、ちょっとした場所移動や端末の角度によってもけっこう電波状況が変わるらしく、例えば端末を 90°に立てていれば 3 本入るところ、少し傾けると急に 2 本に下がる、という塩梅。なんかワンセグのサービス開始当初にあちこちで試していたときのような感覚です(笑。

UQ コミュニケーションズは JR 資本が入っていることもあってか、都内の JR の駅周辺は既にひととおり敷設完了しているようです。が、街によっては駅ビルを離れると途端に電波が見あたらなくなり、住宅街もダメ。少なくとも私の自宅には電波は届いていませんが、私の通勤圏・生活圏の JR 駅舎は良い感じに入っています。あと、先に当選した人たちに聞いてみたところ、新宿・池袋あたりはだいぶ整備されてきているみたいですね。

回線スピードも一応測ってみました。いつもの speed.rbbtoday.com で、場所は大森駅北口のマクドナルド店内。

下り(ISP→PC): 6.38Mbps
上り(PC→ISP): 1.03Mbps

おー。理論値 7.2Mbps のイー・モバイル(EMONSTER では 3.6Mbps まで対応)と比べると明らかに速いです。自宅で FTTH を使っているとさすがに「速い」と体感できるには至りませんが、ADSL を使っていた頃の体感はそういえばこんなもんだったなーという感じ。ただ、先述のように電波状況が現時点では変わりやすいので、少し PC を移動させて測り直すとガクンとスループットが落ちたり、場所や時間帯を少し変えると一気に 10Mbps くらい出たりもするので、まだまだ(カバーエリア的な意味で)そんなに安定していないのかなと思います。

それでも、端末を挿しっぱなしにしておけば、PC を起動するだけで自動的にネットワークに接続してくれる使い勝手はワイヤレス LAN 並みで非常に快適。3G ネットワークよりも遙かに使いやすいと感じます。いずれ PC には標準的に内蔵されてくると思うので、そうなると出っ張りもなくなってさらに快適なはずです。
これであとはカバーエリアさえちゃんとしてくれれば、モバイルデータ通信の本命になり得ると思うんですが、UQ コミュニケーションズにはがんばってもらいたいですね。

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