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SIGMA APO 50-500mm OS HSM で撮る、迫力のよこはまズーラシア (2)

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昨日に引き続き、よこはまズーラシアで撮影してきた写真を掲載します。ここからは作例というよりも自分で気に入った写真になりますが。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

ポピュラーな被写体の一種、ペンギン。これは 138mm(220mm 相当)です。私はけっこうこういう構図で撮りがち。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

グッと寄って 332mm(530mm 相当)。ペンギンは警戒心が薄いのか、撮りやすいイチに近づいてきてくれることが多いですが、300mm 前後のレンズだと寄ってもせいぜいこの程度だと思いますが、500mm だと以下のような感じ。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

この通り。300mm までだと白黒の 2 色、もしくはグラデーション程度にしか見えていなかったペンギンの羽毛が、実際は独特のパターンを描いていることが分かります。

このレンズ、決して F 値は明るくないのですが、背景が大きくぼける超望遠域になると、ピント面の描写がシャープなので、被写体がグッと浮き上がってきますね。


SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

ズーラシアの見どころの一つはカンガルーでしょう。かなり広いスペースに、たくさんのカンガルーが動き回っています。
が、スペースが広すぎるあまり、タイミングによっては近くに全然来てくれないこともあります。今回はこの跳躍シーンを撮るのにちょっと苦労しました。この写真は 373mm(600mm 相当)。

ちなみにズーラシア最大の見どころである珍獣オカピ(キリンの仲間で、シマウマやシカのような見た目の動物)はコースに入れるのをすっかり忘れていました(;´Д`)ヾ。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

カンガルーは一般的に警戒心が非常に強い動物らしいのですが、ここのカンガルーは人に慣れきっているのか、全然そんなそぶりを見せません。ということでカンガルーの授乳シーンを激写。332mm(530mm 相当)。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

で、もっとひどいのがこいつ(笑。仰向けに寝そべって、だらけきっています。今にもお腹をボリボリ掻きはじめかねない勢い。373mm(600mm 相当)。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

そのまま観察していたら背伸びしながら欠伸をしはじめました(´д`)・・・。もう完全にオヤジです。本当にありがとうござ(ry

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

さらに奥では、カンガルー同士が取っ組み合いのケンカをしていましたが、カンガルーパンチの応酬で子どものケンカ状態(笑。373mm(600mm 相当)。

こういうカンガルーの素の生態を生々しく写せるのも、超望遠ズームレンズの特長です(ぉ。というか、このカンガルーたち展示物の自覚ないだろ(´д`)。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

ちなみに今回の撮影会にはこんな装備で望みました(撮影:クマデジタルさん)。EOS 7D+重量バランスを取るためのバッテリグリップ BG-E7、一脚は Manfrotto の 679B+484RC2 です。50-500OS の光学式手ブレ補正はかなり強力ですが、それでもテレ端でブレを完全に止めることはできないので、三脚なり一脚なりを使ったほうが安心です。一脚は縦ブレを抑える効果しかないので、今回は一脚を使った上でレンズ側の手ブレ補正をオンにしています。

一脚は身長が 180cm ある私でも少し余裕があるくらいの長さ(ボール雲台を 90°倒して縦位置撮影するとギリギリの長さですが)。ただ、三段式なので縮長がちょっと長く、持ち歩き時には少し邪魔になります。
一脚につけている 484RC2 ボール雲台は耐荷重 4kg。小ぶりな割にはしっかりしているので、50-500OS+EOS 7D+バッテリグリップで 3.5kg 弱という装備にも対応してくれます。個人でこれ以上重い装備を使うことは滅多にないと思うので、これで十分かな(なお、現在では後継機種の 494RC2 にモデルチェンジしています)。

SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

でも一脚まで含めた機材の重さは 4.5kg 弱。けっこうズッシリくる重さですが、一脚をつけたまま上の写真(撮影:しょういちさん)のように肩に担いでしまえば、それほど重さを感じません。私はサーキットに撮影に行くときには、大抵こんな感じで担いで移動しています。振り返るときにレンズを人にぶつけないようにだけ、注意は必要ですが(笑。
ただ、バラしてカメラバッグに入れると正直辛い重さではありますね・・・やる気満々の行きは良いんですが、疲れて帰るだけの帰路は本当に厳しい(´д`)。クルマが欲しくなります・・・。

さておき、持て余すかと思っていた 500mm でこんなに楽しめるとは、正直嬉しい誤算でした。帰る頃には「むしろ動物園にこそ 500mm レンズが必要」と思っていたほど(ぉ。これはいよいよ具体的に購入の算段を考え始めたいかもしれませんよ・・・!

シグマ / APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM (キヤノン用)

B003980YK6

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5542-2969-197056

コメント

  1. b's mono-log より:

    SIGMA APO 50-500mm OS HSM でカワセミに迫る

    みんぽすからお借りしているシグマ APO 50-500mm DG OS HSM、…

  2. b's mono-log より:

    SIGMA APO 50-500mm OS HSM レビューのまとめ

    1 ヶ月にわたりお届けしてきたシグマ 50-500OS のレビューですが、機材も…

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