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孤独のグルメ O.S.T.

スクリーントーンズ / 『孤独のグルメ』O.S.T.

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私はもはや自他ともに認めるこどグルフリークですが、O.S.T. が発売されたのでさっそく購入しました。O.S.T. は「俺・すぐ・食べる」の略ではなく(笑、オリジナルサウンドトラックのこと。

このサントラ、実は原作者である久住昌之氏自らが作曲し、自身もメンバーに含む「スクリーントーンズ」(漫画家らしいバンド名ですね)が演奏しています。ドラマのクレジットで作曲に久住氏本人の名前を見つけたときには驚いたものでしたが、それぞれの楽曲の力の抜け具合がちょうど良い感じにドラマにマッチしていて、サントラ買っても良いかなと思わせる出来でした。お洒落なだけじゃなく、コミカルなだけでもなく、こういう微妙なリラックス加減のサントラってなかなかないので、何かに流用が効きそうかな、という狙いもあり、購入。
ちなみに私は Amazon で購入しましたが、レーベル直だとおまけ CD!そういうのもあるのか状態なので、そっちも買ってみようかと思案中。

楽曲は、聴き慣れたオープニングテーマや「イ・ノ・ガシ・ラ フゥ~!」はもちろんのこと、各回のために特別に書き下ろされた曲も多数収録。『ウラヤス・フランス~小雪のテーマ』『人間火力発電所』『Arm”Rock”』など、原作でも特に人気の回や、ドラマ制作サイドも通常回より気合いが入っていたのが画面越しにも分かった回などは、特にオリジナル曲が多め(笑。曲を耳にしただけでどの話か思い出せるものもあれば、「これどの回だっけ?」みたいに何気なく聞き流してしまっていた曲もあって、サントラきっかけでもう一度録画を見直してみたくなります。

この久住昌之という人、漫画家でありながら『孤独のグルメ』の作画は自分ではやっていなかったり、このサントラのように音楽活動もやっていたり、エッセイ集も出していたりと、「マルチな才能」と言えば聞こえは良いですが、なんというか趣味の延長線上であらゆることをやっているという印象。ドラマのあの空気感とか、サントラに漂う独特の雰囲気とかいったものは、そういう文脈だからこそ生まれてきたものじゃないかと思います。マネしようと思ってできる生き方じゃないですが、「モノを食べるときはね 誰にも邪魔されず 自由でなんというか 救われてなきゃあ ダメなんだ 独りで静かで豊かで・・・」みたいなセリフは、日常やお金に追われたせせこましい生活をしていたら絶対出てこないと思いますよ・・・。


このサントラ、発売直前に久住氏ご本人のこのツイートが話題になっていました。

JASRAC の是非はさておき、こういう配慮は嬉しい。ご本人的には JASRAC は手続きが面倒な割に実入りがほとんどないから登録する意味がない、というのが著作権フリー化の理由の一つのようですが、パロディや二次創作との相性が良いこの作品のサントラをこういう形で提供してくれるというのが嬉しいですね。まあ、上記のようにご本人が趣味の延長線上でやっているようなことだからやれること、という気はしますが(笑

とりあえずウォークマンに突っ込んで、しばらく外出時の BGM になってもらおうと思っています。問題は、これを聴いているとお洒落な店じゃなくて地元の定食屋とか焼き鳥屋とかに入りたくなってしまうことでしょうか(笑。

孤独のグルメ DVD-BOX

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