スポンサーリンク

下町ワイン酒場 MIYABIYA

先日、久しぶりにワインを飲みに行ってきました。

下町ワイン酒場 MIYABIYA

下町ワイン酒場 MIYABIYA

よく行っている幡ヶ谷の「みやび屋」さんが姉妹店としてつい 10 日ほど前にオープンしたばかりの店舗です。日本橋人形町エリアに、焼とんのみやび屋の姉妹店としてワインバーを開店、という文脈がよく分からない店舗(笑。しかし、オープン直後にも関わらず盛況で、このまま軌道に乗って人気店として続いてくれるといいなあ、という雰囲気。

私はお酒ならば好き嫌いなく何でも飲むほうですが、中でも特にワインが好き。でも、子どもが生まれてからは自宅でゆったりワイン、という余裕もないし、普段飲みに行く仲間はどちらかというとビール党が多いので、最近なかなかワインを飲みに行く機会がない。そんな中、最も気のおけないお店の姉妹店としてワインバー、いいじゃないかいいじゃないか(笑

下町ワイン酒場 MIYABIYA

店内はこんな感じ。そして厨房には我らが八子店長。ワイングラスと八子店長、という絵面は、店長の今までの店舗遍歴を思うとニヤニヤしてきますが(笑)、これはこれで意外と似合ってる。そして今回、八子店長と私が同い歳だったことが発覚(!)ずっとチョイ上だと思ってました…(むしろ八子さんも私のほうが上だと思っていたに違いない)。

下町ワイン酒場 MIYABIYA

ワインリストはこんな感じ。別途それぞれのワインについてもう少し詳しく解説したメニューもあります。超高級品はなく、そこそこいいワインをカジュアルに楽しめるお店、という感じのリストです。モエ・エ・シャンドンが ¥5,800 で飲めるというのはずいぶん良心的。「居酒屋メニューで、気軽にワインが飲める店を作りたかった」というのは店長のコメントですが、確かにフードメニューも 500 円前後の品が多くて、内容も幡ヶ谷の「みやび屋」の流れを汲んでいるのが分かります。女の子とのここぞというデートに、という雰囲気ではありませんが(笑、みんなでワインをワイワイ飲みたいとき(駄洒落じゃないよ)に真っ先に思い浮かべる店になりそう。

下町ワイン酒場 MIYABIYA

ま、でも乾杯はとりあえずビールからで(笑。まだまだ暑いですからね、ワインを飲むにも喉を潤してからでないと。


下町ワイン酒場 MIYABIYA

肴はいきなり大トロの刺身(数量限定)から。いきなりワインバーらしくないところから入りますが(笑、これがマジで「ウンマ~~~ッ!」級。そこいらの廻らない寿司屋でもこれだけうまい大トロが出てくるかどうかというとろけ具合の大トロで、しかもこれだけの量で ¥680 ですよ。しかもシャリがついていて自分で握ることもできるというあたりが、カレーつくね串にミニライスをつけてくるみやび屋らしい。「ありったけください」と注文しそうになったのは止められましたが、あとで一回おかわりしました(ぉ

下町ワイン酒場 MIYABIYA

醤油差しが「キッコーマン 特選丸大豆しょうゆ」!オサレな容器じゃなくてどこの家庭にもあるこの典型的な醤油差しに入れてくるのが、下町らしくていいじゃないか(笑

下町ワイン酒場 MIYABIYA

この生トマトも、真っ赤っかでドロッとしていて甘みが凝縮された濃厚なお味で、とてもうまい。

以下、いろいろ食べ過ぎたので料理は抜粋版でお送りします(ぉ

下町ワイン酒場 MIYABIYA

というわけで、ワインに移ります。まずはスペインのカヴァ(スパークリングワイン)で改めて乾杯。刺身、枝豆、トマト、ピクルスというよく分からない取り合わせですが、このカヴァの爽やかな酸味が実にいい HUB となって調和を生み出してくれます(笑

下町ワイン酒場 MIYABIYA

続いて牛肉のタタキ。焼き目がつけられた表面の香ばしさと、生の部分の脂身がとろける感覚がいい。生肉への風当たりが強い昨今ですが、美味しいものは美味しいんです。

下町ワイン酒場 MIYABIYA

肉が出てきたら赤ワインと決まっています。ちょっと重めの赤、ということでフランスの「ダム・ド・フランス・ルージュ」をセレクトしていただきました。

下町ワイン酒場 MIYABIYA

しっかりした赤ワインの、舌の奥から鼻に抜けるタンニンの風味っていいですよね…。

下町ワイン酒場 MIYABIYA

幡ヶ谷と同じく、カウンターにたたずむパンダのぬいぐるみ。後ろでポーズを取っているのは、一見若手の店員さんに見えますが、れっきとしたオーナーの石原さんです(笑。襟足長めのつやつやオールバックなので一見近寄りがたそうですが、むちゃくちゃ気さくな人です。このあと、「幡ヶ谷の店に行ってきます」と言って夜 9 時を過ぎてから移動されて行きました…ご苦労さまです。

下町ワイン酒場 MIYABIYA

ワインはこのように壁際の棚にズラリと並べられています。よく見るとボトルキープの札が下げられていたりして、「えっ、ワインでボトルキープ?」と思いましたが、まあ毎日のように仕事帰りに寄って一杯引っかけて帰る、ならあまり酸化しないうちに飲みきれるだろうし、そういうのもアリか。日本橋・茅場町のオフィス街から近いので、そういうお客さんも多そうです。私も昔はこのエリアで働いていたので、今でも勤めていたら日参していたに違いない(^^;;

内装はダウンライトを駆使してオシャレにまとめられているように見えて、ところどころに日本橋らしい和の要素が散りばめられていたり、幡ヶ谷のお店と同じコンセプトで小学校の学習机の廃材を再利用してテーブル等が誂えられていたり、独創性のある作りになっています。何の気なしに飲んでいると普通に小洒落たワインバーですが、細かいところが気になり始めるとすごく面白い内装。

下町ワイン酒場 MIYABIYA

お客さんの手荷物はこのワインシェルフの一段に収めるように作られています。「どうですか?こういうところがイイでしょう!blog に書いてくださいね!」とはオーナーの弁(ぉ

下町ワイン酒場 MIYABIYA

まだまだ飲み食いを続けるわけですが、こちらは明太じゃがバター。明太子とか塩辛とか、塩気のあるものとじゃがバターの相性って凶悪ですよね…。

下町ワイン酒場 MIYABIYA

そしてビーフシチュー!幡ヶ谷のみやび屋の煮込みはまるですじ肉で作ったビーフシチューのような濃厚なお味でしたが、それを洋風のレシピに逆輸入したらこうなった、みたいな煮込まれ具合で、これは間違いない。毎日でも食べたいです。

下町ワイン酒場 MIYABIYA

調子に乗ってワインをもう一本。冷えたドイツ産の白ワインに戻します。ドイツワインというと甘口のものが多く、辛党の私は途中で飲み飽きがちなのですが、これは中甘口でスッキリしていて、なかなかイケル。

ここで八子店長が「そろそろカレーですか!」というので、「えっあるの?」と思いつつ、迷わず発注(笑

下町ワイン酒場 MIYABIYA

オムカレーキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

確かメニューを見た限りではカレーは載っていなかったはずなんですが、これは裏メニューという理解でよろしいでしょうか。ランチ営業はカレーを中心にやっているようなので、それをわざわざ夜に作ってもらったという四谷精肉店方式ですかね。この、まんまるでふわとろの卵が見るからにシアワセです(*´Д`*)。

下町ワイン酒場 MIYABIYA

その卵を割ると、中にはちゃんとチキンライスが!スパイシーなカレーを卵のやさしさが中和して、なんともマイルドなお味。はー、シアワセ。

これはいつか何とかして昼間にこの界隈に用事を作って、ランチカレーを食べに来なくてはなるまい…!

下町ワイン酒場 MIYABIYA

これだけ飲み食いして、一人 ¥3,500 という驚異的なお会計。いやあ、本当にごちそうさまでした。個人的には幡ヶ谷よりもこちらのほうがアクセスしやすいし、またちょいちょい通うことになる予感。

関連ランキング:ワインバー | 小伝馬町駅人形町駅新日本橋駅

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました