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LUMIX CM10

パナソニック、Android搭載カメラ新機種「LUMIX CM10」 – デジカメ Watch
パナソニックLUMIX CMシリーズ専用の通信プランが発表 – デジカメ Watch

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パナソニックが Android 搭載コンデジ「CM1」の後継となる「CM10」を発表しました。

私は普段からスマホの内蔵カメラよりも単品カメラで撮ってスマホ経由でシェアをすることが多いので、「プロ向けだから」とかいう言い訳はせずに全てのカメラには Wi-Fi(とタッチパネル)を標準装備すべきだと考えています。最近はもう、Wi-Fi がついていないカメラはそれだけで使用頻度が下がっているくらい。
でも、Wi-Fi 経由でスマホに送るのもだんだん面倒になってきて、かといってスマホのカメラでは(かなりキレイに撮れるようになったとはいえ)物足りず。ここ半年くらいは、定期的に「CM1 値下がってないかな~」と価格をチェックしたりしていました。そういう意味では、その後継たる CM10 発表のニュースにはときめいたわけですよ。

ただ、中身は CM1 とほぼ同じで、実質的には CM1 から通話機能を省いただけのモデル。まあこれは通信機能つきカメラだから Android としてのスペックは重要ではないし、通話しないだろうから通話機能省略もいいとしても、前機種から一年後にほぼ同等機種を大して変わらない値段(10 万オーバー)で、というのはちょっとないなあ。一年前の 1inch センサ搭載単焦点コンデジ相当のカメラ(通信機能つき)と考えれば、6~7 万円ならば食指が動いたところですが。
まあ、一眼・コンデジを問わずに低価格モデルがほぼなくなって、どのメーカーも「ミドルクラス以上でクラシック寄りデザインの高級外装モデル」ばかりになってしまった今、個人的には純然たるカメラよりもこういう LTE 搭載とかリコー THETA のような全天球カメラとか、そういうコミュニケーション寄りのアプローチで作られたカメラに最近面白みを感じます。

あとは CM10 本体そのものよりも、パナソニックが運営する MVNO が CM10 向けの SIM を用意してきたことが興味深いですね。写真をアップロードするためのカメラとして上り無制限のプランを用意した、というのが目新しい。確かに下りは帯域が逼迫しているけど、上りは全然余裕があるのが今のモバイル通信の実情なわけで、回線供給サイドに自由度がある部分をうまく活かしています。単なる格安 SIM ではなく、使う機器の特性に基づいたサービスを実現できることこそが、大手キャリアとは違う MVNO 本来のあり方。こういうのは応援したいですね。


パナソニック、1型センサー+10倍ズームの「LUMIX TX1」 – デジカメ Watch

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それから TX1。コンデジはもう 1inch 未満のセンサで新製品が出てくること自体珍しくなってしまいました。逆に、少し前までならコンデジの差異化要素と言われていた高倍率ズームが、小型センサ機ではなく 1inch センサ機に搭載されるのが当たり前の時代が始まる、ということでしょう。これまでは 1inch センサ搭載ならば比較的薄型ボディで 3~4 倍、ネオ一眼タイプで 10~20 倍、という世界だったのが、薄型で 10 倍(ただしテレ端は暗いよ)というのは他社も追随してきそうな気がします。1inch ならば ISO 感度を上げてもそれなりに撮れるので、作品ではなく記録写真ベースで使いたい人にとっては使い勝手が良いはず。私も、RX100 III で「もうちょっと寄れたら…!」と思う瞬間は年に三度くらいあるので(笑)、ひとつ持っていたら重宝するんだろうなあ。

いやいや、今年こそカメラは買わないつもりですよ(できない約束)。

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