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FULL MECHANICS ガンダムバルバトスルプスレクス

GW を利用してガンプラを組み立てた方がいるようですが、奇遇ですね。私もガンプラ作ってました。

1/100 フルメカニクス ASW-G-08 ガンダム・バルバトスルプスレクス

FULL MECHANICS ガンダムバルバトスルプスレクス

『鉄血のオルフェンズ』終盤の主役機、ガンダムバルバトスルプスレクスです(長い)。
制作発表時にデザインが公開されたときには「なんだこのコレジャナイガンダム」と思ってたんですが、実際に放送が始まって動いている画を見ると滅茶苦茶カッコイイ。しかもビームに頼らず質量で殴るガンダムとか大好物です。マスターグレードが出るのを待っていたんですがいつまで経っても出てこず、と思ったら鉄血ではこの「フルメカニクス」シリーズが MG 相当という位置づけらしく、買ってみました。

FULL MECHANICS ガンダムバルバトスルプスレクス

数あるバルバトスのバリエーションの中では、二期の前半に登場した「バルバトスルプス」のほうがデザイン的なまとまりとしては好みなんですが、せっかく立体物を作るならば最も異形であるルプスレクスのほうが、いつものガンプラとは違った趣があって面白いかと思って選択。実際に組んでみると、主役機というより悪役機と呼んだ方が相応しそうなデザインバランスで、新鮮な楽しさがありました。


FULL MECHANICS ガンダムバルバトスルプスレクス

「フルメカニクス」の所以は、装甲を外して内部フレームだけでも成立する構造になっていること。劇中の「ガンダムフレーム」の設定を再現した状態が作れます。まあ MG も基本的には内部フレーム+外装という構成なのでほとんど同じではありますが、外装装着時には差替となるフレーム状態時のためのブレードアンテナが付属していたり、装甲に隠れてしまう部分にも金色のホイルシールで色分けが再現されていたり、凝っています。

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そういえば劇中でも時折「ガンダムフレームだけの状態」というのが晒されていましたね。半分は玩具を売るための演出と解っていても(笑)、まんまと乗せられてしまいます。

ちなみにガンダムフレーム自体はその設定通り、バエルやヴィダールといった他のガンダムフレーム機と共通になっています。ルプスレクスのみ、腕と脚のフレームが専用のものになっているのが差分。

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腕と脚は、まるで 1/100 スケールの胴体に 1/60 スケールの手足をつけたかのようなアンバランス感。でもそれが今までのモビルスーツとは違う、その名の通り獣のような、悪魔のようなシルエットを作り出していて、面白い。

FULL MECHANICS ガンダムバルバトスルプスレクス

こういうアングルで見るとアメフト選手のようでもあったりして、いろんなところからモチーフを持ってきてデザインされているんだなあ、というのが分かります。

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キットに付属する武器らしい武器といえばこれだけ。これもスケール感を無視したような巨大なメイスで、殴るというより「叩き潰す」ためのデバイス。プラモデル的にはほぼ 2 パーツ+グリップで構成されているのに、ほぼ合わせ目もヒケやウェルドラインも出ずに成型されているのがすごいと思いました。

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成型色でほぼ完璧な色分けがなされたキットですが(胸元の鉄華団のエンブレムさえも色分けされている!)、唯一マニピュレータの指先だけ、黄色で塗装する必要があります。これ塗らないとこの手のボリューム感が半減するので、塗装は必須と言えます。私は隠蔽力が高いという Mr. カラー GX のキアライエローで筆塗りしました。成型色に比べて微妙に赤みが足りないような気もしますが、まあじっくり見なければ許容範囲。重ね塗りしなくてもキレイに発色してくれるし、良い塗料でした。

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ルプスレクスはモビルアーマー「ハシュマル」から奪取した尻尾のような武器を装備しており、これをインコムのような形で操ることができます。このプラモでも針金が仕込まれたチューブによって自由な形に保持が可能。アニメでも終盤の主兵装の一つとして扱われていましたが、それを再現するように展示できます。

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これはなかなか組み応えのあるキットでした。だからこそ、アニメ終盤のストーリーの収束っぷりだけが残念。途中まであんなに面白かったのになあ。
他のガンダムフレーム機に手を出すのもなんだかなあ、という気がするので、鉄血はこの一体で満足することにしようと思います。

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