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旧ニンテンドー 3DS LL の応急修理

長女が 4 年弱使ってきた旧型ニンテンドー 3DS LL が、壊れました。

3DS LL

壊れたのはヒンジ。まあ 3DS に限らずノート PC でも経年劣化(というかパーツ疲労)によるヒンジ故障は最も多い故障原因かと思います。
それでも「次に買い換えるまで」といってヒンジを気遣いながらダマシダマシ使っていたんですが、最近一度落下させたらしく、電源ランプは点くものの画面が一切映らなくなりました。

もともと買い換えるつもりだったので良いんですが、画面が写らないと買い換えてもデータの引っ越しができないのがちょっと問題です。ゲームソフトはパッケージで買ってるからいいとして、プリペイドカードを使ってホーム画面のテーマファイル等をいくつか購入していたので、それが移行できないと本人的にはちょっと悲しい。任天堂のサポートに送ればデータ移行くらいはやってもらえそうですが、往復の送料を考えたらダウンロードデータも再購入したほうが安いかもしれないし、どうする?と。

とりあえず、私が修理してみてダメだったらデータを買い直すことにしました。

3DS LL

ユーザーの多い 3DS LL ならばちょっとググればすぐに分解手順くらい出てくるので、参考にしつつサクッとバラします。
それほど複雑な構造ではありませんが、集積度の高まった最近のスマホの構造を見慣れていると、基板の空き地は広いしフレキシブルケーブルも多く、一世代前のデジタル機器という印象。


3DS LL

内部をよく見ると、ヒンジ付近にあるフレキケーブルがズレて抜けかかっていました。なるほど、落下時の衝撃でここが緩んでいたのが画面が映らなくなった原因か。
というわけで、このケーブルを挿し直して電源を入れ直してみたところ…、

やっぱり映りません(;´Д`)ヾ。

3DS LL

もう一度バラして細部までよーく見てみると、さっきのフレキケーブルの裏側にもう一本フレキがあり、それも抜けかかっていることが判明。ここは盲点だった。

3DS LL

基板の裏側はこのままでは作業できないので、いったんシャシーから基板を剥がした上で、裏側のケーブルを再接続。

すると、

3DS LL

映ったー!!

液晶が割れたわけでもないし、落下の弾みにどこかのケーブルが断線したのでもなければどこかの接触が悪くなってるんだろうと思っていましたが、正解でした。
とはいえ片側のヒンジがなくなっている状態では、このまま使っているとまた故障するのは時間の問題なので、取り急ぎデータの引っ越しを行います。

New 3DS

買い換え先は、New ニンテンドー 3DS(LL じゃないほう)。それもハローキティのきせかえプレートパックでした。普段はキティラーじゃないくせに、なぜ DS はキティにこだわるのか(笑

LL じゃないほうの New 3DS は先日生産完了の案内が出たところですが、まだ流通はしているようですね。このきせかえプレートパックも特にプレミアがつくこともなくネット通販で普通に買えました。

New 3DS

最近のスマホを見慣れていると、画面が小さくて額縁も広い通常版 3DS はもう古くさく見えてしまいますね。個人的にはもうスマホより小さい画面の端末でゲームをする気は起きないので、最低でも LL サイズは欲しいところですが、LL は電車内で遊ぶのがちょっと気が引けるんですよね…。

ともあれ何とか応急修理してデータ移行できて良かったです。新しい 3DS も大事に使ってください。

任天堂 / New ニンテンドー 3DS きせかえプレートパック ハローキティ

B016XIA2IC

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